JP2015081114A - セミオートロック式コンテナ連結具の解除治具 - Google Patents

セミオートロック式コンテナ連結具の解除治具 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテナ連結具の解除用ハンドルが破損している場合であっても、コーナ金具とコンテナ連結具との係合を容易に解除でき、解除した状態を保持することができる。【解決手段】セミオートロック式コンテナ連結具10の解除治具30は、コーナ金具2aの側面に形成された長孔3aに配置される治具本体部31と、治具本体部31に設けられ、軸線方向が係合コーン14a、14bの回転中心軸Oと交差しない方向に指向する雌ネジ部32と、雌ネジ部32に螺合され、進行方向に回動することで係合コーン14aを付勢に抗して押圧する押しボルト35と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、コンテナ船にコンテナを積載する際のコンテナ積み重ねに用いられるセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具に関するものである。
コンテナ船に多数のコンテナを積載し海上輸送する際、上下複数段に積み重ねたコンテナ同士をコンテナ連結具により連結し、船体の揺れ(ローリング、ピッチング)に対して荷崩れしないように積載することで、航海中のコンテナ流出事故を防いでいる。
積み重ねたコンテナを連結するコンテナ連結具は様々な種類があり、現在は積載時に自動的に係合され、荷卸時は作業員がその係合を解除してコンテナ同士の連結を外すセミオートロック式コンテナ連結具が一般的に用いられている(特許文献1を参照)。
このようなコンテナ連結具を用いてコンテナ同士を連結しながら積み重ねていく場合(積載時)、積み重ねる側のコンテナの下部の4箇所のコーナ金具にコンテナ連結具を予め取り付け、クレーンなどを操作して既に積載されたコンテナの上部の4箇所のコーナ金具に位置合わせしながら降ろす。すると、コンテナ連結具の係合コーンがコーナ金具の長孔に接触して積み重ねるコンテナの自重によって係合コーンが付勢に抗して回転することで、長孔を通してコンテナの上部のコーナ金具と自動的に係合し、上下のコンテナ同士が連結される。
一方、積み重ねたコンテナを降ろす場合(荷卸時)、降ろすコンテナの直下に位置するコンテナの上部の4箇所のコーナ金具とコンテナ連結具との係合を解除させる必要がある。具体的には、作業者がコンテナ連結具の解除用ハンドルを引張り、引張った状態でコンテナ連結具に係止する。解除用ハンドルを引張った状態に係止することで、係合コーンが付勢に抗して回転され上部のコーナ金具の長孔と同方向で保持され、コンテナの上部のコーナ金具とコンテナ連結具との係合を解除できる。作業者は4つ全てのコンテナ連結具の係合を解除させた状態で、クレーンなどを操作して積み重ねたコンテナを吊り上げることで、コンテナの連結を解除する。
特開2004−18025号公報
ところで、上述したコーナ金具とコンテナ連結具との係合を解除させるための解除用ハンドルはワイヤによってコンテナ連結具に接続されている。ワイヤは海水などが付着して劣化しやすく破断してしまうことがあるために、コンテナを降ろす際に作業者が解除用ハンドルを引張ったときにワイヤが破断したり、既にワイヤが破断され解除用ハンドルがなかったりする場合がある。このような場合、作業者は解除用ハンドルを用いてコンテナの上部のコーナ金具とコンテナ連結具との係合を解除することができないため、ゴンドラに乗ったり隣接するコンテナに上がったりした状態で、係合コーンを強制的に回転させなければならなかった。しかしながら、コンテナ連結具の係合コーンはコーナ金具内に位置しているために、係合コーンを回転させるのは容易ではない。更に、付勢に抗して係合コーンを回転させた状態を保持するには、コーナ金具内に木片やウエスなどの介在物を無理に詰め込むなどの作業をしなければならなかった。このように、ワイヤが破断するなどで解除用ハンドルが破損した場合にはコンテナの荷卸の作業が大幅に遅延してしまうという問題が生じていた。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、コンテナ連結具の解除用ハンドルが破損している場合において、コーナ金具とコンテナ連結具との係合を容易に解除でき、解除した状態を保持することができるセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具を提供することを目的とする。
本発明のセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具は、回転軸の上下に設けられ回転方向に付勢される係合コーンを有し、前記係合コーンが上下のコンテナにそれぞれ配設されたコーナ金具の対向する係合孔を通して係合されることで、前記上下のコンテナを連結するセミオートロック式コンテナ連結具において、前記連結具と前記コーナ金具との係合を解除するセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具であって、前記コーナ金具の側面に形成された長孔に配置される治具本体部と、前記治具本体部に設けられ、軸線方向が前記係合コーンの回転中心軸と交差しない方向に指向する雌ネジ部と、前記雌ネジ部に螺合され、進行方向に回動することで前記係合コーンを付勢に抗して押圧する押しボルトと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、コンテナ連結具の解除用ハンドルが破損している場合において、コーナ金具とコンテナ連結具との係合を容易に解除でき、解除した状態を保持することができるので、コンテナの荷卸の作業時間を大幅に短縮させることができる。
コーナ金具およびコンテナ連結具を示す斜視図である。 コンテナ連結具の断面図である。 第1の実施形態の解除治具の構成を示す図である。 解除治具の構成を示す斜視図である。 解除治具を長孔に配置した状態を示す斜視図である。 係合コーンとコーナ金具との係合を解除する前の状態を示す断面図である。 係合コーンとコーナ金具との係合を解除した状態を示す断面図である。 第2の実施形態の解除治具の構成を示す図である。 第3の実施形態の解除治具の構成を示す図である。 第4の実施形態の解除治具の構成を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1および図2を参照して、本実施形態の解除治具を適用することができるセミオートロック式コンテナ連結具(以下、コンテナ連結具10という)の一例について説明する。図1は、コンテナ1a、1bのコーナ金具2a、2bおよびコンテナ連結具10の斜視図である。図2は、上下のコンテナ1a、1bを連結したコンテナ連結具10の断面図であり、コンテナ連結具10の一部を図1に示すI−I線を通る上下方向に切断し矢印方向から見た断面図である。
コンテナ1a、1bのコーナには、上下に対向するコーナ金具2a、2bが配設されている。コーナ金具2a、2bは内部に空間が形成されている。コーナ金具2aの隣接する側面にはそれぞれ長孔方向を上下方向とする長孔3a、4aが形成されている。また、コーナ金具2bの隣接する側面にもそれぞれ長孔方向を上下方向とする長孔3b、4bが形成されている。また、コーナ金具2a、2bの対向する面にもそれぞれ長孔5a、5bが形成されている。長孔5a、5bは、コンテナ連結具10が係合される係合孔を構成し、各長孔方向が同方向に形成されている。
コンテナ連結具10は、コーナ金具2aとコーナ金具2bとの間に配置されるフランジ11を有し、フランジ11の上下に一対の突出部12a、12bが設けられている。
突出部12a、12bは、コーナ金具2a、2bの長孔5a、5b内に嵌まり込む形状に形成されている。
また、フランジ11および突出部12a、12bには、上下方向に沿って回転軸13が回転中心軸O回りに回転自在に挿通されている。回転軸13の上下端には略同形状の係合コーン14a、14bが一体的に形成されている。係合コーン14a、14bは、水平方向から見たときに、基端(回転軸13に近接する側)の長手寸法が大きく、先端に至るにしたがって小さくなる略三角形状あるいは略台形状に形成されている。また、係合コーン14a、14bは、回転中心軸O方向から見たときに、中央部の幅寸法が大きく両端に至るにしたがって小さく形成されている。したがって、係合コーン14a、14bは先端に向かうにしたがって略先細りとなるように側面15を傾斜状とする山形状に形成されている。
また、係合コーン14a、14bは、回転中心軸O方向から見たときに、長手寸法が上述した長孔5a、5bの長辺寸法(長孔方向の寸法)よりも小さく、長孔5a、5bの短辺寸法(長孔方向と直交する方向の寸法)よりも大きく形成されている。したがって、係合コーン14a、14bの長手方向と長孔5a、5bの長手方向とを略一致させることにより、係合コーン14a、14bが長孔5a、5b内を挿通可能である。なお、係合コーン14aには、上下方向の中央に、係合コーン14aの長手方向に対して直交する方向に沿って貫通孔16が形成されている。なお、コンテナ連結具10によっては係合コーン14aに貫通孔16が形成されていないものがある。
また、回転中心軸O方向から見たときに、係合コーン14aの長手方向と係合コーン14bの長手方向との角度は一致せず、例えば30°〜90°位でズレている。一方、上述したように長孔5aの長孔方向と長孔5bの長孔方向とは同方向に形成されているので、係合コーン14aが長孔5aに挿通するタイミングと、係合コーン14bが長孔5bに挿通するタイミングが同時に発生しないようになっている。
また、回転軸13は、フランジ11内に固定されたバネ17により常に回転中心軸O回りに付勢されることで、外力が加わらない限り所定の角度に保持される。バネ17によって保持される角度は、係合コーン14aの長手方向および係合コーン14bの長手方向の何れもが、長孔5a、5bの長手方向と略一致しない角度に設定されている。
また、回転軸13の外周には、ワイヤ18の一端が結合されている。ワイヤ18は、フランジ11内に形成されたワイヤ挿入孔19内に沿って延出している。ワイヤ18の他端には、ワイヤ挿入孔19の開口縁近辺に解除用ハンドル20が結合されている。解除用ハンドル20は、ワイヤ挿入孔19から離れる方向に引張られることで、ワイヤ18を介して回転軸13をバネ17の付勢に抗して回転させることができる。したがって、回転軸13に一体的に形成された係合コーン14a、14bも同方向に回転する。
このとき解除用ハンドル20を所定の量(ここでは第1引張量という)、引張ることにより下側の係合コーン14bの長手方向を長孔5bの長手方向に略一致させる角度まで回転させることができる。ワイヤ挿入孔19の開口縁の下部には、解除用ハンドル20を第1引張量、引張った状態に保持する切欠状の保持部21が形成されている。解除用ハンドル20を第1引張量、引張った状態から下方に屈曲させ保持部21に係止させることで解除用ハンドル20をバネ17の付勢に抗して引張った状態に保持することができる。
また、解除用ハンドル20を第1引張量よりも大きい第2引張量、引張ることにより上側の係合コーン14aの長手方向を長孔5aの長手方向に略一致させる角度まで回転させることができる。ワイヤ挿入孔19の開口縁の上部には、解除用ハンドル20を第2引張量、引張った状態に保持する切欠状の保持部22が形成されている。解除用ハンドル20を第2引張量、引張った状態から上方に屈曲させ保持部22に係止させることで解除用ハンドル20をバネ17の付勢に抗して引張った状態に保持することができる。
上述したコンテナ連結具10を用いてコンテナ1a、1b同士を連結する場合には、まずコーナ金具2aの長孔5aを通してコーナ金具2aにコンテナ連結具10を予め係合させる。具体的には、図1に示す状態のように、コーナ金具2aの下方からコンテナ連結具10の係合コーン14aを長孔5aに挿入することにより、係合コーン14aの傾斜状の側面15が長孔5aの開口縁に接触する。したがって、係合コーン14aは側面15の傾斜に案内され、バネ17の付勢に抗しながら、係合コーン14aの長手方向と長孔5aの長手方向とが略一致する方向に回転する。係合コーン14aが長孔5aを挿通して、コーナ金具2a内にまで至ることで係合コーン14aに対する外力が除荷される。このとき、コンテナ連結具10の突出部12aと長孔5aとが嵌まり合うと共に、係合コーン14aがバネ17の付勢によって長孔5aの長手方向と略一致しない角度まで再び戻ることで、係合コーン14aがストッパとなって、コンテナ連結具10とコーナ金具2aとが係合される。
次に、コーナ金具2aとコーナ金具2bとを位置合わせしながらコンテナ1aをコンテナ1b上に降ろすことで、コーナ金具2aに係合されたコンテナ連結具10をコーナ金具2bに自動的に係合させて、上下のコンテナ1a、1b同士を連結させる。具体的には、コンテナ1aを降ろしコーナ金具2bの上方からコンテナ連結具10の係合コーン14bを長孔5bに挿入することにより、係合コーン14bの傾斜状の側面15が長孔5bの開口縁に接触する。したがって、係合コーン14bは側面15の傾斜に案内され、バネ17の付勢に抗しながら、係合コーン14bの長手方向と長孔5bの長手方向とが略一致する方向に回転する。係合コーン14bが長孔5bを挿通して、コーナ金具2b内にまで至ることで係合コーン14bに対する外力が除荷される。このとき、コンテナ連結具10の突出部12bと長孔5bとが嵌まり合うと共に、係合コーン14bがバネ17の付勢によって長孔5bの長手方向と略一致しない角度まで再び戻ることで、係合コーン14bがストッパとなって、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとが自動的に係合される。
このように上下のコンテナ1a、1bはコンテナ連結具10を介して自動的に連結される。
一方、上下のコンテナ1a、1bの連結を解除するには、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に保持したまま、上側のコンテナ1aを上方に吊り上げる。具体的には、作業者がコーナ金具2aとコーナ金具2bとの間から突出している解除用ハンドル20を第1引張量、引張った状態から下方に屈曲させ保持部21に保持させる。この状態では、下側の係合コーン14bの長手方向が長孔5bの長手方向と略一致している。したがって、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に保持することができ、上側のコンテナ1aを上方に吊り上げることにより、コンテナ連結具10の係合コーン14bをコーナ金具2b内から長孔5bを通して外部に抜き出すことができる。なお、吊り上げたコンテナ1aが所定の搬送位置に接地される直前に、作業者が解除用ハンドル20を第2引張量、引張ることで、上側の係合コーン14aの長手方向を長孔5aの長手方向と略一致させることができ、コンテナ連結具10の係合コーン14aをコーナ金具2a内から長孔5aを通して外部に抜き出すことができる。
このように上下のコンテナ1a、1bは作業者による解除用ハンドル20を介した操作により連結が解除される。
次に、コンテナ連結具10の解除用ハンドル20が破損した場合について説明する。上述したように解除用ハンドル20はワイヤ18を介して回転軸13に結合されている。海水などが付着してワイヤ18が劣化している場合にはワイヤ18が破断することがあり、この場合には解除用ハンドル20を引張ることができず、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に保持できない。
そこで、解除用ハンドル20が破損した場合であってもコンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に保持することができる本実施形態に係る解除治具30について説明する。
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態に係る解除治具30の構成を示す図である。図3(a)は解除治具30の断面図であり、図3(b)は解除治具30を図3(a)に示す矢印A方向から見た図である。なお、必要に応じて図3(a)に示す矢印F側を前側(挿入側)といい、矢印R側を後側(反対側)というものとする。図4は、解除治具30の構成を示す斜視図である。
本実施形態の解除治具30は、治具本体部31と、雌ネジ部32と、押しボルト35とを有している。
治具本体部31は、矢印A方向から見たときに円形の略筒状に形成されている。治具本体部31は、コーナ金具2aの長孔3aに挿入できる大きさであり、具体的には外径がコーナ金具2aの長孔3aの短辺寸法S(図4を参照)よりも小さく形成されている。
雌ネジ部32は、治具本体部31に設けられている。具体的には、雌ネジ部32はナット33によって構成され、ナット33が治具本体部31内に架け渡された複数の支持部材34によって溶接などによって結合されることで治具本体部31の内部に固定される。また、雌ネジ部32は、その軸線方向が治具本体部31の軸線方向に対して傾斜した状態で固定されている。
押しボルト35は、雌ネジ部32に螺合され、前側(先端)が球状に形成され、後側に操作部36が設けられている。押しボルト35を一方向に回動させることで治具本体部31に対して前側に進行し、他方向に回動させることが治具本体部31に対して後側に後退する。
操作部36は、作業者が押しボルト35を容易に回動させるために押しボルト35の軸線方向に直交する方向に延出すると共にスライドできるように構成されている。
押しボルト35には、治具本体部31と操作部36との間に位置するロックナット37が螺合されている。ロックナット37は雌ネジ部32まで回動させることで、押しボルト35の自由な回動をロックさせ、治具本体部31から突出する押しボルト35の長さを固定することができる。
また、治具本体部31は、前側の端部の外周縁から径方向の両側に突出する一対の鍔部38a、38bが形成されている。本実施形態では、一対の鍔部38a、38bは、円板状の一部であって治具本体部31の外周面に溶接などによって固定されている。また、一対の鍔部38a、38bは、押しボルト35が傾斜する方向(図4では上下方向)と同方向(上下方向)に突出している。ここで、一対の鍔部38a、38bを合わせた外形寸法D1(図3(b)を参照)は、コーナ金具2aの長孔3aの長辺寸法L(図4を参照)よりも小さく、短辺寸法S(図4を参照)よりも大きく形成されている。
更に、治具本体部31は、後側の端部の外周縁から径方向に突出する一対のフランジ部39a、39bが形成されている。本実施形態では、一対のフランジ部39a、39bは、矩形板状であって治具本体部31の開口端に溶接などによって固定されている。また、一対のフランジ部39a、39bは、一対の鍔部38a、38bの突出方向と直交する方向に突出している。ここで、一対のフランジ部39a、39bを合わせた外形寸法D2(図3(b)を参照)は、コーナ金具2aの長孔3aの長辺寸法L(図4を参照)よりも大きく形成されている。
また、フランジ部39aは、治具本体部31から突出する長さがフランジ部39bの突出する長さよりも短く、幅がフランジ部39bよりも幅広に形成されている。
次に、上述したように構成される解除治具30を用いて、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に保持する方法について説明する。
図4は、解除治具30をコーナ金具2aに配置する前の状態を示す斜視図である。図5は、解除治具30をコーナ金具2aに配置した状態を示す斜視図である。
解除用ハンドル20が破損して係合を解除することができないコンテナ連結具10があった場合、作業者はコーナ金具2aの長孔3aに対し、図4に示すように、解除治具30を外側から対面させる。具体的には、解除治具30の一対の鍔部38a、38bが上下方向になり、解除治具30の治具本体部31の軸線方向が水平になるように維持する。この状態から、解除治具30を長孔3a内に挿入する。このとき、一対の鍔部38a、38bを合わせた外形寸法は長孔3aの長辺寸法よりも小さいので、一対の鍔部38a、38bが長孔3aに干渉することなく、治具本体部31を長孔3a内に挿入できる。治具本体部31を長孔3a内にある程度挿入すると、一対のフランジ部39a、39bがコーナ金具2aの側面に当接する。したがって、治具本体部31が長孔3aを通してコーナ金具2a内に没入されることが防止される。
次に、作業者は、解除治具30を治具本体部31の軸線回りに90°回転させる。したがって、図5に示すように、一対の鍔部38a、38bはコーナ金具2a内で上下方向から水平方向に向きが変わり、一対のフランジ部39a、39bは水平方向から上下方向に向きが変わる。ここで、一対の鍔部38a、38bの外形寸法は長孔3aの短辺寸法よりも大きく、一対のフランジ部39a、39bの外形寸法は長孔3aの長辺寸法よりも大きいので、治具本体部31はコーナ金具2a内への没入および長孔3aから外部への離脱が防止された状態で、長孔3a内に配置される。
図6(a)は、解除治具30を長孔3a内に配置した状態を示す断面図であり、図2に示すII−II線の断面図に対応する。図6(a)では、係合コーン14aの長手方向が長孔5aの長孔方向と略一致しておらず、係合コーン14aとコーナ金具2aとが係合している。
図6(b)は、解除治具30を長孔3a内に配置したときの、コーナ金具2b内の状態を示す断面図であり、図2に示すIII−III線の断面図に対応する。図6(b)では、係合コーン14bの長手方向が長孔5bの長孔方向と略一致しておらず、係合コーン14bとコーナ金具2bとが係合している。
図6(a)に示すように、治具本体部31を90°回転させて長孔3aに配置した状態では、雌ネジ部32の軸線方向が水平方向に傾斜している。ここでは、雌ネジ部32の軸線方向は、コーナ金具2aに係合している係合コーン14aの回転中心軸Oと交差しない方向に指向している。したがって、雌ネジ部32に螺合する押しボルト35も同様に水平方向に傾斜すると共に回転中心軸Oと交差しない方向に指向し、押しボルト35の先端は係合コーン14aの傾斜状の側面15と対面する。
図6(a)に示す状態から、作業者は操作部36を用いて押しボルト35を進行方向に回動させることで、押しボルト35の先端が雌ネジ部32の軸線方向に沿って進行し、係合コーン14aの側面15に当接する。更に、作業者は押しボルト35を進行方向に回動させることで、係合コーン14aの側面15を押圧する。このとき、押しボルト35は回転中心軸Oと交差しない状態で係合コーン14aの側面15を押圧することで、係合コーン14aがバネ17の付勢に抗して回転中心軸Oを中心に回転する。このとき、係合コーン14aの回転に伴ってコーナ金具2b内の係合コーン14bも同方向に回転中心軸Oを中心に回転する。なお、押しボルト35が係合コーン14aの側面を押圧すると、逆に係合コーン14aから押し返す力が働くが、この押し返す力は治具本体部31の一対の鍔部38a、38bを介してコーナ金具2aが受けることができる。
作業者は、例えばコーナ金具2bの長孔3bなどを通して確認し、係合コーン14bの長手方向が長孔5bの長孔方向と略一致した場合に、押しボルト35の回動を停止する。
図7(a)は、図6(a)から押しボルト35を回動し、押しボルト35の回動を停止した状態を示す断面図である。図7(b)は、図6(b)から係合コーン14bが回転し、係合コーン14bの長手方向が長孔5bの長孔方向と略一致した状態を示す断面図である。
作業者は、図7(a)に示すように、押しボルト35の回動を停止させた後に、ロックナット37を雌ネジ部32まで回動させ、押しボルト35の回動をロックさせる。したがって、係合コーン14aは押しボルト35によって押圧された状態で回転角度が保持される。一方、図7(b)に示すように、係合コーン14bも同様に回転角度が保持される。このように、係合コーン14bの長手方向が長孔5bの長孔方向に略一致しているために、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に保持することができる。
図7に示す状態から、作業者はコンテナ1aを吊り上げることにより、コンテナ連結具10の係合コーン14bをコーナ金具2b内から長孔5bを通して外部に抜き出すことができる。したがって、解除用ハンドル20が破損している場合であって、上下のコンテナ1a、1bの連結を解除することができる。作業者は、その後吊り上げたコンテナ1aが所定の搬送位置に接地される直前に解除治具30を回収して、次の解除用ハンドル20が破損している場合に再利用する。
このように本実施形態によれば、解除用ハンドル20が破損しているコンテナ連結具10を介してコーナ金具2a、2bが係合している場合であっても、係合コーン14bを容易に回転させて、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に確実に保持することができる。したがって、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除する時間が短縮するので、コンテナ1a、1bの荷卸の作業時間を大幅に短縮させることができる。
また、係合コーン14aは、押しボルト35によって押圧されると共にバネ17によって付勢された状態であるために、コンテナ連結具10とコーナ金具2bとの係合を解除した状態に確実に保持される。したがって、コーナ金具2a内に木片やウエスなどの介在物を無理に詰め込む必要がない上、詰め込んだ介在物が外れて落下することもないために、解除用ハンドル20が破損しているコンテナ連結具10が用いられたコンテナ1a、1bの荷役の遅延を最小限に抑えることができる。
また、本実施形態は、治具本体部31を略筒状に形成し、治具本体部31の内部に軸線方向が治具本体部31の軸線方向に対して傾斜した状態で雌ネジ部32を固定したことから、解除治具30を容易に製造することができる。
また、本実施形態は、一対の鍔部38a、38bを合わせた外形寸法が長孔3aの長辺寸法よりも小さく長孔3aの短辺寸法よりも大きく形成されている。したがって、治具本体部31を長孔3aに挿入した後、90°回転させることで治具本体部31が長孔3aから離脱することを防止することができる。
また、本実施形態は、一対のフランジ部39a、39bの外形寸法が長孔3aの長辺寸法よりも大きく形成されている。したがって、治具本体部31を長孔3aに挿入した後、90°回転させた場合でも、治具本体部31がコーナ金具2a内に没入することを防止することができる。また、一対のフランジ部39a、39bにより、作業者は治具本体部31が90°回転したか否かを容易に確認することができる。
また、本実施形態は、押しボルト35の軸線方向に直交する方向に延出され、押しボルト35を回動させる操作部36を有している。したがって、作業者は操作部36を介して押しボルト35を容易に回動させることができる。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態に係る解除治具40の構成を示す図である。本実施形態の解除治具40のうち、第1の実施形態の解除治具30と同様の構成は同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の解除治具40は、第1の実施形態の解除治具30の構成に、押しボルト35の先端に取り付けられる押圧部材41を加えたものである。押圧部材41は、係止部42と、取付け部44とを有している。
係止部42は、係合コーン14aの貫通孔16に挿入される係止突起43が先端に形成されている。取付け部44は、押しボルト35の先端が嵌入される嵌入孔45が形成されている。係止部42と取付け部44は、回動部46を介して水平方向に回動可能に連結されている。押圧部材41は取付け部44の嵌入孔45に押しボルト35の先端を嵌入させることで、押しボルト35に取り付ける。押圧部材41が押しボルト35に取り付けられた状態では、嵌入孔45と押しボルト35との間は押しボルト35の軸線回りに回転自在である。
本実施形態の解除治具40を用いて係合コーン14aを回転させる場合、第1の実施形態とほぼ同様であるが、第2の実施形態では押しボルト35の先端に取り付けた押圧部材41の係止突起43を係合コーン14aの貫通孔16に挿入する。係止突起43を貫通孔16に挿入した状態で、押しボルト35を回動させることで係止部42と取付け部44との間の回動部46が係合コーン14aの傾斜状の側面15を押圧する。このとき、回動部46は回転中心軸Oと交差しない状態で係合コーン14aの側面15を押圧することで、係合コーン14aをバネ17の付勢に抗して回転中心軸Oを中心に回転させることができる。
このように、本実施形態は、係合コーン14aの貫通孔16に係止する係止部42と、係止部42との間で回動可能であって押しボルト35の挿入側に取り付けられる取付け部44とを有する押圧部材41を介して、係合コーン14aを回転させる。したがって、押圧部材41を介して係合コーン14aを押圧することができるので、係合コーン14aを確実に回転させることができる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態に係る解除治具50の構成を示す断面図であり、解除治具50を長孔3aに挿入した後、治具本体部31の軸線回りに90°回転させたときの図5に示すIV−IV線断面図に対応する。なお、本実施形態の解除治具50のうち、第1の実施形態の解除治具30と同様の構成は同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態の解除治具50は、第1の実施形態の解除治具30の構成に固定部材を追加したものである。固定部材は、治具をコーナ金具内に固定することで安定させ、押しボルト35を回転させたときに、治具本体部31が共回りすることを防止する等、解除作業を容易にする。本実施形態の固定部材にはボルト51a、51bが用いられる。ボルト51a、51bは、一対のフランジ部39a、39bに螺合される。また、ボルト51a、51bは、作業者が手動で回動させることができるように大径状の頭部52が一体的に形成されている。
上述したボルト51a、51bを用いて、治具本体部31をコーナ金具内部に固定するには、作業者は、解除治具50を長孔3aに挿入し、治具本体部31の軸線回りに90°回転させた後、ボルト51a、51bが前側に進行する方向に回転させる。したがって、ボルト51a、51bの先端が長孔3aの上下に隣接した側面に当接する。このとき、一対の鍔部38a、38bとボルト51a、51bとにより側面が前後から挟み込まれる状態になり、治具本体部31が長孔3a内に固定される。この状態から、作業者が押しボルト35を進行方向に回動させたとしても、治具本体部31が共回りすることなく、押しボルト35のみを回動させることができる。
また、本実施形態の解除治具50は、押しボルト35の先端に軸線回りに回動可能に取り付けられた当接部材53を有している。当接部材53は、先端に係合コーン14aの側面15と当接する当接部としてのゴム54が固定されている。
作業者は押しボルト35を進行方向に回動させることで、当接部材53を介して係合コーン14aの側面15が押圧される。このとき、押しボルト35の先端と当接部材53との間で回転するだけで、係合コーン14aの側面15と当接部材53との間では回転することがないために、確実に係合コーン14aの側面15を押圧することができる。また、係合コーン14aの側面15と当接部材53とはゴム54を介して固定されるために、係合コーン14aの側面15と当接部材53との間での滑りを防止することができる。
(第4の実施形態)
図10は、第4の実施形態に係る解除治具60の構成を示す断面図であり、本実施形態の解除治具60は、第3の実施形態の固定部材としてのボルト51a、51bをプランジャー61a、61bに代えたものであり、第3の実施形態と同様の構成は同一符号を付してその説明を省略する。なお、図10では、プランジャー61aを断面図で示し、プランジャー61bを摘み64が後退した外形図で示している。
プランジャー61a、61bは、本体部62、軸部63、バネ65を有している。本体部62は、一対のフランジ部39a、39bに固定される。軸部63は摘み64が一体で形成され、本体部62内で所定のストローク内で前後方向に摺動される。バネ65は本体部62内で軸部63の先端を本体部62の前側に突出させるように付勢する。したがって、プランジャー61a、61bは、バネ65によって付勢され軸部63が前側に突出した状態になっている。
上述したプランジャー61a、61bを用いて、治具本体部31をコーナ金具内部に固定するには、作業者は、バネ65の付勢に抗して摘み64を後退させた状態で各プランジャー61a、61bを保持し、解除治具60を長孔3aに挿入する。その後、作業者は、治具本体部31の軸線回りに90°回転させてから、摘み64の後退を解除させることで軸部63がバネ65の付勢によって前側に突出する。したがって、軸部63の先端が長孔3aの上下に隣接した側面に当接する。このとき、一対の鍔部38a、38bと軸部63とにより側面が前後から挟み込まれる状態になり、治具本体部31が長孔3a内に固定される。この状態から、作業者が押しボルト35を進行方向に回動させたとしても、治具本体部31が共回りすることなく、押しボルト35のみを回動させることができる。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
例えば、解除治具を長孔3aに挿入した後、90°回転させる方向は上述した実施形態の回転方向に限られず係合コーン14aの角度に応じ、係合コーン14aの側面15を押圧しやすい側に応じて回転方向を変更することができる。
また、上述した実施形態では解除用ハンドル20を引張ることによりコンテナ連結具10の係合コーン14a、14bとコーナ金具2a、2bとの係合を解除できるコンテナ連結具10について説明したが、この場合に限られない。例えば、解除用ハンドル20を水平方向に揺動させて、係合コーン14a、14bとコーナ金具2a、2bとの係合を解除できるコンテナ連結具であってもよい。すなわち。本実施形態の解除治具は、このようなコンテナ連結具の解除用ハンドルが破損した場合にも用いることができる。
1a、1b:コンテナ 2a、2b:コーナ金具 3a、3b、4a、4b:長孔 5a、5b:長孔(係合孔) 10:コンテナ連結具 13:回転軸 14a、14b:係合コーン 15:側面 16:貫通孔 17:バネ 18:ワイヤ 20:解除用ハンドル 30:解除治具 31:治具本体部 32:雌ネジ部 33:ナット 35:押しボルト 36:操作部 37:ロックナット 38a、38b:鍔部 39a、39b:フランジ部 40:解除治具 41:押圧部材 42:係止部 44:取付け部 50:解除治具 51a、51b:ボルト(固定部材) 60:解除治具 61a、61b:プランジャー(固定部材)

Claims (5)

  1. 回転軸の上下に設けられ回転方向に付勢される係合コーンを有し、前記係合コーンが上下のコンテナにそれぞれ配設されたコーナ金具の対向する係合孔を通して係合されることで、前記上下のコンテナを連結するセミオートロック式コンテナ連結具において、前記連結具と前記コーナ金具との係合を解除するセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具であって、
    前記コーナ金具の側面に形成された長孔に配置される治具本体部と、
    前記治具本体部に設けられ、軸線方向が前記係合コーンの回転中心軸と交差しない方向に指向する雌ネジ部と、
    前記雌ネジ部に螺合され、進行方向に回動することで前記係合コーンを付勢に抗して押圧する押しボルトと、を有することを特徴とするセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具。
  2. 前記治具本体部は、前記長孔に挿入できる大きさの略筒状に形成され、
    前記雌ネジ部は、軸線方向が、前記治具本体部の軸線方向に対して傾斜した状態で前記治具本体部の内部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具。
  3. 前記治具本体部は、挿入側の端部の外周縁から径方向の両側に突出する一対の鍔部を有し、
    前記一対の鍔部を合わせた外形寸法は、前記長孔の長辺寸法よりも小さく前記長孔の短辺寸法よりも大きく、
    更に、前記治具本体部は、前記挿入側の反対側の端部の外周縁から、前記一対の鍔部の突出方向と直交する方向に突出する一対のフランジ部を有し、
    前記一対のフランジ部の外形寸法は、前記長孔の長辺寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載のセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具。
  4. 前記係合コーンの長手方向に対して直交する方向に沿って形成された貫通孔に係止する係止部と、前記係止部との間で回動可能であって前記押しボルトの挿入側の先端に取り付けられる取付け部とを備えた押圧部材を有することを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具。
  5. 前記治具本体部は、挿入側の反対側の端部の外周縁から径方向の両側に突出する一対のフランジ部を有し、
    前記一対のフランジ部には前記コーナ金具の側面に当接する固定部材を有することを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のセミオートロック式コンテナ連結具の解除治具。
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