JP2015080928A - 電子装置、印刷装置及び点滅制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる電子装置を提供する。
【解決手段】第1モードと、第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作する制御ユニット100であって、発光部210の点滅を制御する演算処理部110と、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、発光部210の点滅を制御する駆動制御回路120とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】第1モードと、第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作する制御ユニット100であって、発光部210の点滅を制御する演算処理部110と、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、発光部210の点滅を制御する駆動制御回路120とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子装置、印刷装置及び点滅制御方法に関する。
電子装置には、動作要求が発生することなく予め設定された待ち時間が経過すると、電子装置の一部の機能を停止させて消費電力を削減させるモードを備えているものがある(例えば、特許文献1及び2参照)。
消費電力を削減させるモードにおいて、電子装置本体を制御する演算処理部へのクロックの供給を停止させて演算処理部を停止させ、電力消費量をさらに削減する場合がある。しかしながら、演算処理部の停止に伴い、電子装置の状態を表示するLEDの点滅まで停止させてしまうと、電子装置の状態を操作者に通知することはできなかった。このため、操作者は操作パネルを操作して、消費電力を削減させるモードから復帰してからでないと、電子装置の状態の把握が難しかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる電子装置、印刷装置及び点滅制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる電子装置、印刷装置及び点滅制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子装置は、第1モードと、前記第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作する電子装置であって、発光部の点滅を制御する演算処理部と、動作モードが前記第1モードから前記第2モードに移行して、前記演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、前記発光部の点滅を制御する駆動制御回路と、を備えることを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部の点滅を駆動制御回路により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、電子装置の状態を操作者に通知することができる。このため、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部の点滅を駆動制御回路により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、電子装置の状態を操作者に通知することができる。このため、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
また、本発明は、上記電子装置において、前記動作モードが前記第1モードである場合、前記演算処理部が前記駆動制御回路を制御して、前記発光部を点滅させる点滅パターンを変更することを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第1モードである場合に、演算処理部の制御によって発光部の点滅パターンを制御することができる。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第1モードである場合に、演算処理部の制御によって発光部の点滅パターンを制御することができる。
また、本発明は、上記電子装置において、前記動作モードが前記第1モードである場合、前記演算処理部が前記電子装置本体の状態監視を行い、前記電子装置本体の動作状態に応じた点滅パターンで前記発光部を点滅させるように前記駆動制御回路を制御することを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第1モードである場合には、電子装置本体を制御する演算処理部の制御によって発光部の点滅パターンを変更することができる。このため、電子装置本体の稼働状態に応じて発光部の点滅パターンを変更することができる。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第1モードである場合には、電子装置本体を制御する演算処理部の制御によって発光部の点滅パターンを変更することができる。このため、電子装置本体の稼働状態に応じて発光部の点滅パターンを変更することができる。
また、本発明は、上記電子装置において、前記動作モードが前記第1モードである場合、前記演算処理部により前記発光部の点滅を制御し、前記動作モードが前記第2モードである場合、前記駆動制御回路により前記発光部の点滅を制御することを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、演算処理部への電力供給が抑制されていない状態では、演算処理部が電子装置本体の制御と共に発光部の点滅を制御することができる。また、演算処理部への電力供給が抑えられた第2モードでは、駆動制御回路により発光部の点滅を制御することができる。
本発明の電子装置によれば、演算処理部への電力供給が抑制されていない状態では、演算処理部が電子装置本体の制御と共に発光部の点滅を制御することができる。また、演算処理部への電力供給が抑えられた第2モードでは、駆動制御回路により発光部の点滅を制御することができる。
また、本発明は、上記電子装置において、前記演算処理部は、前記第1モードから前記第2モードへの移行に際して、前記駆動制御回路に対し、前記発光部を点滅させる点滅パターンの切り換えを指示することを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第2モードに切り替わった場合に、発光部を点滅させる点滅パターンを切り換えることができる。従って、動作モードに応じた点滅パターンで発光部を点滅させることができる。
本発明の電子装置によれば、動作モードが第2モードに切り替わった場合に、発光部を点滅させる点滅パターンを切り換えることができる。従って、動作モードに応じた点滅パターンで発光部を点滅させることができる。
また、本発明は、上記電子装置において、前記演算処理部は、前記動作モードが前記第2モードである場合に、電子装置本体の状態を監視する監視手段から割込信号を入力すると、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに移行させ、前記電子装置本体の状態に応じた点滅パターンで前記発光部を発光させるように前記駆動制御回路に指示し、指示した後に、前記動作モードを前記第2モードに変更することを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態であっても、電子装置本体の状態に応じた点滅パターンで発光部を点滅させることができる。
本発明の電子装置によれば、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態であっても、電子装置本体の状態に応じた点滅パターンで発光部を点滅させることができる。
また、本発明は、上記電子装置において、前記演算処理部は、前記第2モードでは、動作クロックの供給を停止された停止状態であることを特徴とする。
本発明の電子装置によれば、第2モードにおける電力消費をさらに削減することができる。
本発明の電子装置によれば、第2モードにおける電力消費をさらに削減することができる。
本発明の印刷装置は、印刷データの印刷を行う印刷部と、請求項1から7のいずれか一項に記載の電子装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の点滅制御方法は、第1モードと、前記第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作する電子装置の備える発光部の点滅制御方法であって、前記第1モードにおいて、前記発光部の点滅を演算処理部によって制御するステップと、動作モードが前記第1モードから前記第2モードに移行して、前記演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、前記発光部の点滅を駆動制御回路で制御するステップと、を有することを特徴とする。
本発明の点滅制御方法によれば、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部の点滅を駆動制御回路により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、電子装置の状態を操作者に通知することができる。このため、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
本発明の点滅制御方法によれば、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部の点滅を駆動制御回路により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、電子装置の状態を操作者に通知することができる。このため、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
本発明によれば、電子装置の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
[第1実施形態]
添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1に、プリンター(印刷装置)1の構成の一例を示す。プリンター1は、制御ユニット100と、表示部200と、印刷部300と、電源制御回路410と、クロック発生回路510と、割込信号発生回路520とを備える。また、プリンター1は、動作モードとして、通常動作モードである第1モードと省電力モードである第2モードとを備えている。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1に、プリンター(印刷装置)1の構成の一例を示す。プリンター1は、制御ユニット100と、表示部200と、印刷部300と、電源制御回路410と、クロック発生回路510と、割込信号発生回路520とを備える。また、プリンター1は、動作モードとして、通常動作モードである第1モードと省電力モードである第2モードとを備えている。
電子装置としての制御ユニット100は、演算処理部110と駆動制御回路120とを備え、SOC(System-on-a-Chip)として1つの半導体チップに実装されている。演算処理部110は、CPU111(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)112と、RAM(Random Access Memory)113と、インターフェース部(以下、I/Fと略記する)114とを備える。CPU111、ROM112、RAM113及びI/F部114は、システムバス115に接続している。ROM112及びRAM113には、CPU111の制御用ソフトウェア(ファームウェアを含む)及びデータが記憶されている。CPU111、RAM113等のハードウェアと、制御用ソフトウェアとの協働によって実現される処理については後述する。演算処理部110は、I/F部114を介して駆動制御回路120と印刷部300とに接続している。また、I/F部114は、不図示のホスト装置にも接続している。ホスト装置は、プリンター1の上位装置として、プリンター1に印刷要求及び印刷データを送信する。
駆動制御回路120は、I/F部114に接続すると共に、表示部200の備える発光部210に接続している。駆動制御回路120は、演算処理部110からの指示に従って発光部210の備えるLED(Light Emitting Diode)211を点灯させる。
表示部200は、複数のLED211を備える発光部210を備え、印刷状態や待機状態といったプリンター1の状態情報を表示する。発光部210は、駆動制御回路120の制御により、複数のLED211をプリンター1の稼働状態に応じた点滅パターンで点滅させる。
印刷部300は、印刷駆動回路301と、印刷駆動回路301に接続された印刷ヘッド302、モーター303及び紙送り装置304とを備える。印刷駆動回路301は、演算処理部110の指示に基づき印刷ヘッド302、モーター303及び紙送り装置304の各部を駆動する。
電源制御回路410は、CPU111と、駆動制御回路120とに接続している。電源制御回路410は、CPU111の制御に従って、商用電源400から供給される電力をCPU111と、駆動制御回路120とに供給する。なお、図示を省略するが商用電源400から供給される電力は、ROM112、RAM113、印刷部300、表示部200等にも供給される。
クロック発生回路510は、CPU111のクロックを生成して、CPU111に供給する。また、クロック発生回路510は、CPU111から停止命令があると、クロックの生成を停止して、クロックのCPU111への供給を停止する。
監視手段として機能する割込信号発生回路520、スイッチ押下センサー531、カバーオープンセンサー532について説明する。
割込信号発生回路520は、スイッチ押下センサー531、カバーオープンセンサー532等の各種センサーから出力されるセンサー信号が入力される。スイッチ押下センサー531は、CPU111が第2モードにある場合に、不図示の操作部の操作パネルに設けられた操作ボタンが押下された際に、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。カバーオープンセンサー532は、CPU111が第2モードにある場合に、プリンター1の本体のカバー(不図示)が開放された際に、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。なお、第2モードについては後述する。
割込信号発生回路520は、センサー信号が入力されると、CPU111に出力する割込信号を生成し、生成した割込信号をCPU111の割込ポート(不図示)に出力する。
第2モードにあるCPU111の割込ポートに割込信号が入力されると、CPU111は、ROM112から所定の割込処理プログラムを読み出して割込処理を実行する。割込処理プログラムには、割込条件に応じて所定の処理が予め決められており、例えば、第2モードから第1モードに復帰のための処理、すなわち、電源の投入及びクロックの供給を受けて稼働可能な状態に復帰する。
割込信号発生回路520は、スイッチ押下センサー531、カバーオープンセンサー532等の各種センサーから出力されるセンサー信号が入力される。スイッチ押下センサー531は、CPU111が第2モードにある場合に、不図示の操作部の操作パネルに設けられた操作ボタンが押下された際に、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。カバーオープンセンサー532は、CPU111が第2モードにある場合に、プリンター1の本体のカバー(不図示)が開放された際に、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。なお、第2モードについては後述する。
割込信号発生回路520は、センサー信号が入力されると、CPU111に出力する割込信号を生成し、生成した割込信号をCPU111の割込ポート(不図示)に出力する。
第2モードにあるCPU111の割込ポートに割込信号が入力されると、CPU111は、ROM112から所定の割込処理プログラムを読み出して割込処理を実行する。割込処理プログラムには、割込条件に応じて所定の処理が予め決められており、例えば、第2モードから第1モードに復帰のための処理、すなわち、電源の投入及びクロックの供給を受けて稼働可能な状態に復帰する。
ここで第1モードと第2モードについて説明する。第1モードは、通常動作モードともいい、プリンター1の装置全体への通電を維持してプリンター1を稼働可能な状態とする動作モードである。すなわち、第1モードは、印刷要求を受け付けると、直ちにプリンター1が印刷処理を実行するモードである。また、第2モードは、省電力モードともいい、プリンター1のうち消費電力の大きい構成部分への通電を停止して、プリンター1を消費電力の少ない状態にするモードである。第2モードでは、CPU111への動作クロックの供給も停止され、CPU111が動作を停止する。
次に、駆動制御回路120による発光部210の制御について説明する。駆動制御回路120は、駆動信号を生成して発光部210に出力することで、発光部210の点滅を制御する。駆動制御回路120は、点滅パターン信号と調光パターン信号とを生成し、生成した両信号の論理積(AND)を演算する。駆動制御回路120は、論理積演算によって得られた信号を駆動信号として発光部210に出力する。点滅パターン信号は、発光部210のLED211を点滅させる点滅パターンを規定する信号である。また、調光パターン信号は、発光部210のLED211を点灯させる際の輝度を調整する信号である。
まず、図2を参照しながら点滅パターン信号について説明する。図2に、点滅パターン信号の一例を示す。点滅パターン信号には、LED211の点滅パターンを指示する情報と、点滅パターンの点灯及び消灯時間の情報と、点滅パターンの1周期を規定する情報と、点滅パターンの繰り返し回数を示す情報とが含まれる。
点滅パターンを指示する情報は、LED211の点滅、すなわち点灯と消灯とを制御する情報である。例えば、点滅パターン信号のハイレベルに対応させてLED211を点灯させ、点滅パターン信号のローレベルに対応させてLED211を消灯させる。短時間の間に点灯と消灯とを繰り返すことで、LED211が点滅する。
点滅パターンの点灯及び消灯時間の情報は、点滅パターン信号の1ビットに対応させて、LED211を点灯又は消灯させる時間を規定した情報である。1ビットあたりの点灯又は消灯時間は、例えば、0[μsec]〜65535[μsec]で設定することができる。例えば、図2に示す点滅パターン信号が発光部210に供給されたとする。図2に示す点滅パターン信号は、信号レベルが3ビット連続でハイレベルになった後、2ビット連続でローレベルとなっている。例えば、1ビットあたりの点灯又は消灯時間が10[msec]であるとすると、LED211は、30[msec]点灯した後に、20[msec]消灯するパターンで点滅する。なお、消灯時間を0に設定することにより、所定の期間、点灯させるパターンも、点滅パターンに含まれる。
点滅パターンの1周期を規定する情報は、1周期あたりの点滅パターン信号のビット数で規定される。例えば、1周期あたりの点滅パターン信号のビット数が20ビットで、1ビットあたりの点灯時間と消灯時間とが10[msec]である場合、LED211の点滅パターン周期は200[msec]となる。
点滅パターンの繰り返し回数を示す情報は、駆動制御回路120から指示された点滅パターンを繰り返す回数の情報である。例えば、繰り返し回数が3回であれば、発光部210は、同一の点滅パターンによる点滅を3回繰り返す。
点滅パターンを指示する情報は、LED211の点滅、すなわち点灯と消灯とを制御する情報である。例えば、点滅パターン信号のハイレベルに対応させてLED211を点灯させ、点滅パターン信号のローレベルに対応させてLED211を消灯させる。短時間の間に点灯と消灯とを繰り返すことで、LED211が点滅する。
点滅パターンの点灯及び消灯時間の情報は、点滅パターン信号の1ビットに対応させて、LED211を点灯又は消灯させる時間を規定した情報である。1ビットあたりの点灯又は消灯時間は、例えば、0[μsec]〜65535[μsec]で設定することができる。例えば、図2に示す点滅パターン信号が発光部210に供給されたとする。図2に示す点滅パターン信号は、信号レベルが3ビット連続でハイレベルになった後、2ビット連続でローレベルとなっている。例えば、1ビットあたりの点灯又は消灯時間が10[msec]であるとすると、LED211は、30[msec]点灯した後に、20[msec]消灯するパターンで点滅する。なお、消灯時間を0に設定することにより、所定の期間、点灯させるパターンも、点滅パターンに含まれる。
点滅パターンの1周期を規定する情報は、1周期あたりの点滅パターン信号のビット数で規定される。例えば、1周期あたりの点滅パターン信号のビット数が20ビットで、1ビットあたりの点灯時間と消灯時間とが10[msec]である場合、LED211の点滅パターン周期は200[msec]となる。
点滅パターンの繰り返し回数を示す情報は、駆動制御回路120から指示された点滅パターンを繰り返す回数の情報である。例えば、繰り返し回数が3回であれば、発光部210は、同一の点滅パターンによる点滅を3回繰り返す。
次に、図3及び図4を参照しながら調光パターン信号について説明する。図3に、調光パターン信号の一例を示す。調光パターン信号には、調光周期を規定する情報と、調光の有効と無効とを設定する情報と、調光レベルを規定する情報とが含まれる。調光周期を規定する情報は、調光パターン信号の1周期で規定される。すなわち、調光パターン信号がハイレベルになってからローレベルとなり、さらにハイレベルになるまでの時間で調光周期が規定される。調光周期は、0[μsec]〜65535[μsec]で規定することができる。
調光の有効と無効とを設定する情報は、LED211を点灯させる際に、LED211の輝度の調整を行うか否かを設定する信号である。また、調光レベルを規定する情報は、LED211を点灯させる際の輝度を規定する情報である。調光パターン信号のオンデューティが100%、すなわち、調光パターン信号の信号レベルがハイレベルのまま、この信号レベルを継続していれば、調光は無効となり、LED211は100%の輝度で点灯する。また、調光パターン信号のオンデューティが0%、すなわち、調光パターン信号の信号レベルがローレベルのまま、この信号レベルを継続していれば、LED211は点灯しない。また、調光パターン信号のオンデューティによってLED211の調光レベルが規定される。図3には、調光パターン信号のデューティ比が50%の場合を示す。デューティ比が50%の調光パターン信号を発光部210に供給することで、LED211の点灯時間が50%に削減され、LED211の輝度も50%に削減される。
図4(A)に、駆動制御回路120によって生成された点滅パターン信号の一例を示し、図4(B)に、駆動制御回路120によって生成された調光パターン信号の一例を示す。また、図4(C)に、駆動制御回路120が発光部210に出力する駆動信号の一例を示す。図4(C)に示す駆動信号は、図4(A)に示す点滅パターン信号と、図4(B)に示す調光パターン信号とを論理積演算した信号となる。
調光の有効と無効とを設定する情報は、LED211を点灯させる際に、LED211の輝度の調整を行うか否かを設定する信号である。また、調光レベルを規定する情報は、LED211を点灯させる際の輝度を規定する情報である。調光パターン信号のオンデューティが100%、すなわち、調光パターン信号の信号レベルがハイレベルのまま、この信号レベルを継続していれば、調光は無効となり、LED211は100%の輝度で点灯する。また、調光パターン信号のオンデューティが0%、すなわち、調光パターン信号の信号レベルがローレベルのまま、この信号レベルを継続していれば、LED211は点灯しない。また、調光パターン信号のオンデューティによってLED211の調光レベルが規定される。図3には、調光パターン信号のデューティ比が50%の場合を示す。デューティ比が50%の調光パターン信号を発光部210に供給することで、LED211の点灯時間が50%に削減され、LED211の輝度も50%に削減される。
図4(A)に、駆動制御回路120によって生成された点滅パターン信号の一例を示し、図4(B)に、駆動制御回路120によって生成された調光パターン信号の一例を示す。また、図4(C)に、駆動制御回路120が発光部210に出力する駆動信号の一例を示す。図4(C)に示す駆動信号は、図4(A)に示す点滅パターン信号と、図4(B)に示す調光パターン信号とを論理積演算した信号となる。
次に、発光部210の備えるLED211の点滅制御について説明する。
プリンター1の動作モードが第1モードである場合、演算処理部110が駆動制御回路120を制御して、発光部210の備えるLED211の点滅パターンを変更する。すなわち、演算処理部110がプリンター1本体(例えば、印刷部300)の状態監視を行い、プリンター1本体の動作状態に応じた点滅パターンでLED211を点滅させるように駆動制御回路120を制御する。
プリンター1の動作モードが第1モードである場合、演算処理部110が駆動制御回路120を制御して、発光部210の備えるLED211の点滅パターンを変更する。すなわち、演算処理部110がプリンター1本体(例えば、印刷部300)の状態監視を行い、プリンター1本体の動作状態に応じた点滅パターンでLED211を点滅させるように駆動制御回路120を制御する。
また、プリンター1の動作モードが、第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた状態では、駆動制御回路120が発光部210の点滅を制御する。演算処理部110は、第1モードから第2モードへの移行の際に、LED211を点滅させる点滅パターンの指示と、点滅パターンの繰り返し回数の指示とを駆動制御回路120に通知する。駆動制御回路120は、演算処理部110から通知された点滅パターンによるLED211の点滅を、通知された繰り返し回数繰り返す。駆動制御回路120は、演算処理部110から通知された点滅パターンで、通知された繰り返し回数LED211を点滅させ、演算処理部110が停止状態にある場合には、LED211の点滅を終了させる。また、駆動制御回路120は、演算処理部110が動作している状態にある場合には、通知された点滅パターンによる点滅を終了した旨を演算処理部110に通知する。
さらに演算処理部110は、動作モードが第2モードである場合において、スイッチ押下センサー531やカバーオープンセンサー532からセンサー信号が出力されると、動作モードを第2モードから第1モードに移行させる。センサー信号が入力された割込信号発生回路520は、CPU111に出力する割込信号を生成して、CPU111の割込ポートに出力する。演算処理部110は、割込信号が入力されると、印刷部300の状態情報を取得する。そして、演算処理部110は、取得した印刷部300の状態情報に応じた点滅パターンを駆動制御回路120に通知する。点滅パターンを駆動制御回路120に通知し、他の処理要求を受け付けていない場合、演算処理部110は、再度、第2モードに移行する。
次に、図5に示すフローチャートを参照しながら演算処理部110の処理手順を説明する。
第1モードで動作中のプリンター1の演算処理部110は、まず、処理要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。例えば、演算処理部110は、ホスト装置から印刷データと印刷命令とを受信したか否かを判定する。処理要求を受け付けた場合(ステップS1/YES)、演算処理部110は、受け付けた処理要求に応じた処理を印刷部300に指示する(ステップS2)。例えば、演算処理部110は、受信した印刷データを2値形式のイメージデータに変換して、RAM113に展開する。演算処理部110は、RAM113に展開したイメージデータを印刷部300に順次出力して、印刷部300に印刷を実行させる。次に、演算処理部110は、印刷部300で印刷処理を実行中である旨を表示する点滅パーンを駆動制御回路120に通知して、駆動制御回路120に発光部210のLED211を点滅させる(ステップS3)。
第1モードで動作中のプリンター1の演算処理部110は、まず、処理要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS1)。例えば、演算処理部110は、ホスト装置から印刷データと印刷命令とを受信したか否かを判定する。処理要求を受け付けた場合(ステップS1/YES)、演算処理部110は、受け付けた処理要求に応じた処理を印刷部300に指示する(ステップS2)。例えば、演算処理部110は、受信した印刷データを2値形式のイメージデータに変換して、RAM113に展開する。演算処理部110は、RAM113に展開したイメージデータを印刷部300に順次出力して、印刷部300に印刷を実行させる。次に、演算処理部110は、印刷部300で印刷処理を実行中である旨を表示する点滅パーンを駆動制御回路120に通知して、駆動制御回路120に発光部210のLED211を点滅させる(ステップS3)。
次に、演算処理部110は、印刷部300を監視して、印刷部300の状態に変更があるか否かを判定する(ステップS4)。印刷部300の状態に変更がある場合(ステップS4/YES)、演算処理部110は、変更された状態に応じた点滅パターンを駆動制御回路120に通知する(ステップS5)。例えば、印刷処理の実行中に、印刷済みの用紙が用紙の排出口で詰まるジャムが発生した場合、演算処理部110は、ジャムが発生している旨を表示する点滅パターンを駆動制御回路120に通知する。点滅パターンの変更を指示した演算処理部110は、ステップS4に戻り、印刷部300の状態に変更があるか否かを再度監視する(ステップS4)。また、印刷部300の状態に変更がない場合(ステップS4/NO)、演算処理部110は、印刷部300の印刷処理が終了したか否かを判定する(ステップS6)。印刷部300の印刷処理が終了した場合(ステップS6/YES)、演算処理部110は、処理を待機する待機状態を表す点滅パターンを駆動制御回路120に通知し(ステップS7)、ステップS1の処理に移行する。また、印刷部300の印刷処理が終了していない場合(ステップS6/NO)、演算処理部110は、ステップS4に戻り印刷部300を監視して印刷部300の状態に変更があるか否かを判定する(ステップS4)。
また、ステップS1において、処理要求を受け付けていない場合(ステップS1/NO)、演算処理部110は、前回、処理要求を受信してから所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS8)。前回の処理要求の受信から所定時間を経過していない場合(ステップS8/NO)、演算処理部110は、ステップS1の判定に戻る。また、前回の処理要求の受信から所定時間を経過した場合(ステップS8/YES)、演算処理部110は、第2モードを表す点滅パターンを駆動制御回路120に通知する(ステップS9)。第2モードの点滅パターンを駆動制御回路120に通知すると、演算処理部110は、クロック発生回路510にクロックの供給を停止するように指示し、クロックの停止により動作を停止して第2モードに移行する(ステップS10)。
次に、図6に示すフローチャートを参照しながら、プリンター1の動作モードが第1モードから第2モードに移行した後の演算処理部110の処理手順を説明する。
プリンター1の動作モードが第2モードにある場合に、操作パネル(不図示)に設けられた操作ボタンが押下されると、スイッチ押下センサー531は、割込信号発生回路520にセンサー信号を出力する。また、プリンター1の動作モードが第2モードにある場合に、プリンター1の本体カバー(不図示)が開放されると、カバーオープンセンサー532は、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。
プリンター1の動作モードが第2モードにある場合に、操作パネル(不図示)に設けられた操作ボタンが押下されると、スイッチ押下センサー531は、割込信号発生回路520にセンサー信号を出力する。また、プリンター1の動作モードが第2モードにある場合に、プリンター1の本体カバー(不図示)が開放されると、カバーオープンセンサー532は、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。
演算処理部110は、割込ポートに割込信号を入力すると(ステップS11/YES)ROM112から所定の割込処理プログラムを読み出して、第2モードから第1モードに復帰するための処理を実行する。すなわち、演算処理部110は、クロック発生回路510にクロックの生成を開始させ、クロック発生回路510からクロックの供給を受ける。また、演算処理部110は、電源制御回路410に電源の供給を開始させる。
プリンター1の動作モードが第2モードから第1モードに移行すると、演算処理部110は、印刷部300の状態情報を取得する(ステップS12)。そして、演算処理部110は、取得した印刷部300の状態情報に応じた点滅パターンを駆動制御回路120に通知する(ステップS13)。例えば、カバーオープンセンサー532が割込信号発生回路520にセンサー信号を出力している場合、プリンター1の本体カバーが開放されている。この場合、演算処理部110は、プリンター1の本体カバーが開放されている旨を表示する点滅パターンを駆動制御回路120に通知する。
次に、演算処理部110は、処理要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS14)。例えば、演算処理部110は、ホスト装置から印刷データと印刷命令とを受信したか否かを判定する。処理要求を受け付けた場合(ステップS14/YES)、演算処理部110は、ステップS2の処理に移行する。また、処理要求を受け付けていない場合(ステップS14/NO)、演算処理部110は、第1モードに移行してからの経過時間が所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS15)。所定時間を経過した場合(ステップS15/YES)、演算処理部110は、クロック発生回路510にクロックの供給を停止するように指示し、クロックの停止により動作を停止して第2モードに移行する(ステップS16)。また、所定時間を経過していない場合(ステップS15/NO)、演算処理部110は、ステップS14の処理に移行する。
プリンター1の動作モードが第2モードから第1モードに移行すると、演算処理部110は、印刷部300の状態情報を取得する(ステップS12)。そして、演算処理部110は、取得した印刷部300の状態情報に応じた点滅パターンを駆動制御回路120に通知する(ステップS13)。例えば、カバーオープンセンサー532が割込信号発生回路520にセンサー信号を出力している場合、プリンター1の本体カバーが開放されている。この場合、演算処理部110は、プリンター1の本体カバーが開放されている旨を表示する点滅パターンを駆動制御回路120に通知する。
次に、演算処理部110は、処理要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS14)。例えば、演算処理部110は、ホスト装置から印刷データと印刷命令とを受信したか否かを判定する。処理要求を受け付けた場合(ステップS14/YES)、演算処理部110は、ステップS2の処理に移行する。また、処理要求を受け付けていない場合(ステップS14/NO)、演算処理部110は、第1モードに移行してからの経過時間が所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS15)。所定時間を経過した場合(ステップS15/YES)、演算処理部110は、クロック発生回路510にクロックの供給を停止するように指示し、クロックの停止により動作を停止して第2モードに移行する(ステップS16)。また、所定時間を経過していない場合(ステップS15/NO)、演算処理部110は、ステップS14の処理に移行する。
次に、図7に示すフローチャートを参照しながら駆動制御回路120の処理手順を説明する。
駆動制御回路120は、まず、LED211を点滅させる点滅パターンの通知を演算処理部110から入力されたか否かを判定する(ステップS21)。点滅パターンの通知が入力された場合(ステップS21/YES)、駆動制御回路120は、入力された通知に従ってLED211の点滅を制御する(ステップS22)。次に、駆動制御回路120は、演算処理部110から通知された点滅パターンで、通知された繰り返し回数、LED211を点滅させたか否かを判定する(ステップS23)。点滅パターンでの点滅を演算処理部110から通知された繰り返し回数、繰り返していないと判定すると(ステップS23/NO)、駆動制御回路120は、ステップS22からの処理を繰り返す。また、点滅パターンでの点滅を、演算処理部110から通知された繰り返し回数繰り返したと判定すると(ステップS23/YES)、駆動制御回路120は、プリンター1の動作モードが第2モードであるか否かを判定する(ステップS24)。例えば、駆動制御回路120は、通知された点滅パターンでの点滅が終了した旨を演算処理部110に通知して、演算処理部110からの応答を待機する。演算処理部110からの応答がない場合には、駆動制御回路120は、プリンター1の動作モードが第2モードであると判定する。駆動制御回路120は、動作モードが第2モードであると判定すると(ステップS24/YES)、LED211の点滅を終了させ、処理を終了する(ステップS26)。また、駆動制御回路120は、動作モードが第2モードではなく第1モードであると判定した(ステップS24/NO)、CPU111は稼働状態にあるので、指示された点滅パターンでの点滅が終了した旨を演算処理部110に通知する(ステップS25)。
駆動制御回路120は、まず、LED211を点滅させる点滅パターンの通知を演算処理部110から入力されたか否かを判定する(ステップS21)。点滅パターンの通知が入力された場合(ステップS21/YES)、駆動制御回路120は、入力された通知に従ってLED211の点滅を制御する(ステップS22)。次に、駆動制御回路120は、演算処理部110から通知された点滅パターンで、通知された繰り返し回数、LED211を点滅させたか否かを判定する(ステップS23)。点滅パターンでの点滅を演算処理部110から通知された繰り返し回数、繰り返していないと判定すると(ステップS23/NO)、駆動制御回路120は、ステップS22からの処理を繰り返す。また、点滅パターンでの点滅を、演算処理部110から通知された繰り返し回数繰り返したと判定すると(ステップS23/YES)、駆動制御回路120は、プリンター1の動作モードが第2モードであるか否かを判定する(ステップS24)。例えば、駆動制御回路120は、通知された点滅パターンでの点滅が終了した旨を演算処理部110に通知して、演算処理部110からの応答を待機する。演算処理部110からの応答がない場合には、駆動制御回路120は、プリンター1の動作モードが第2モードであると判定する。駆動制御回路120は、動作モードが第2モードであると判定すると(ステップS24/YES)、LED211の点滅を終了させ、処理を終了する(ステップS26)。また、駆動制御回路120は、動作モードが第2モードではなく第1モードであると判定した(ステップS24/NO)、CPU111は稼働状態にあるので、指示された点滅パターンでの点滅が終了した旨を演算処理部110に通知する(ステップS25)。
以上のように本実施形態は、プリンター1の動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部210の点滅を駆動制御回路120により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、プリンター1の状態を操作者に通知することができる。このため、プリンター1の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と共通する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態のプリンター1の構成の一例を図8に示す。本実施形態は、第1モードでは、演算処理部110が、駆動制御回路120を介さずに発光部210の点滅を制御し、第2モードでは、駆動制御回路120が発光部210の点滅を制御する。このため、本実施形態では、図8に示すように制御ユニット150内にドライバー回路130を新たに設けている。
本発明の第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と共通する部分については同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施形態のプリンター1の構成の一例を図8に示す。本実施形態は、第1モードでは、演算処理部110が、駆動制御回路120を介さずに発光部210の点滅を制御し、第2モードでは、駆動制御回路120が発光部210の点滅を制御する。このため、本実施形態では、図8に示すように制御ユニット150内にドライバー回路130を新たに設けている。
ドライバー回路130は、演算処理部110のCPU111と、電源制御回路410と、発光部210に接続している。ドライバー回路130は、CPU111の出力する、LED211の制御信号を入力する。また、ドライバー回路130は、電源制御回路410から電力供給を受ける。ドライバー回路130は、CPU111から入力した制御信号に応じたLED211の駆動電流を発光部210の各LED211に供給する。
プリンター1の動作モードが第1モードである場合、演算処理部110は、ドライバー回路130に制御信号を出力して、発光部210の点滅を制御する。また、演算処理部110は、動作モードが第1モードから第2モードに移行する際に、駆動制御回路120に対してLED211を点滅させる点滅パターンを通知する。駆動制御回路120は、動作モードが第2モードとなり、演算処理部110が停止した状態において、発光部210のLED211の点滅を制御する。すなわち、駆動制御回路120は、演算処理部110から通知された点滅パターンの点滅を、演算処理部110から通知された回数繰り返す。
以上のように本実施形態は、演算処理部110への電力供給が抑制されていない第1モードでは、演算処理部110がプリンター本体の制御と共に発光部210の点滅を制御する。また、演算処理部110への電力供給が抑えられた第2モードでは、駆動制御回路120により発光部210の点滅を制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、プリンター1の状態を操作者に通知することができる。このため、プリンター1の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
以上説明したように、本発明に係る制御ユニット100(150)は、第1モードと、第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作し、演算処理部110と駆動制御回路120とを備えている。演算処理部110は、発光部210の点滅を制御する。駆動制御回路120は、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、発光部210の点滅を制御する。上記構成を備える制御ユニット100(150)は、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部210の点滅を駆動制御回路120により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、プリンター1の状態を操作者に通知することができる。このため、制御ユニット100(150)の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
また、動作モードが第1モードである場合、演算処理部110が駆動制御回路120を制御して、発光部210を点滅させる点滅パターンを変更する。
従って、動作モードが第1モードである場合に、演算処理部110の制御によって発光部210の点滅パターンを制御することができる。
従って、動作モードが第1モードである場合に、演算処理部110の制御によって発光部210の点滅パターンを制御することができる。
また、動作モードが第1モードである場合には、演算処理部110がプリンター1の状態監視を行い、プリンター1の動作状態に応じた点滅パターンで発光部210を点滅させるように駆動制御回路120を制御する。
従って、動作モードが第1モードである場合には、印刷部300を制御する演算処理部110の制御によって発光部210の点滅パターンを変更することができる。このため、印刷部300の状態に応じて発光部210の点滅パターンを変更することができる。
従って、動作モードが第1モードである場合には、印刷部300を制御する演算処理部110の制御によって発光部210の点滅パターンを変更することができる。このため、印刷部300の状態に応じて発光部210の点滅パターンを変更することができる。
また、動作モードが第1モードである場合には、演算処理部110により発光部210の点滅を制御し、動作モードが第2モードである場合には、駆動制御回路120により発光部210の点滅を制御する。
従って、演算処理部110への電力供給が抑制されていない状態では、演算処理部110が印刷部300の制御と共に発光部210の点滅を制御することができる。また、演算処理部110への電力供給が抑えられた第2モードでは、駆動制御回路120により発光部210の点滅を制御することができる。
従って、演算処理部110への電力供給が抑制されていない状態では、演算処理部110が印刷部300の制御と共に発光部210の点滅を制御することができる。また、演算処理部110への電力供給が抑えられた第2モードでは、駆動制御回路120により発光部210の点滅を制御することができる。
また、演算処理部110は、第1モードから第2モードへの移行に際して、駆動制御回路120に対し、発光部210を点滅させる点滅パターンの切り換えを指示する。
従って、動作モードが第2モードに切り替わった場合に、発光部210を点滅させる点滅パターンを切り換えることができる。従って、動作モードに応じた点滅パターンで発光部210を点滅させることができる。
従って、動作モードが第2モードに切り替わった場合に、発光部210を点滅させる点滅パターンを切り換えることができる。従って、動作モードに応じた点滅パターンで発光部210を点滅させることができる。
また、動作モードが第2モードである場合に、スイッチ押下センサー531又はカバーオープンセンサー532がプリンター1の状態を監視して、センサー信号を割込信号発生回路520に出力する。割込信号発生回路520は、センサー信号を入力すると割込信号を演算処理部110に出力する。演算処理部110は、割込信号を入力すると、動作モードを第2モードから第1モードに移行させ、プリンター1の状態に応じた点滅パターンで発光部210を発光させるように駆動制御回路120に指示する。また、演算処理部110は、指示した後に、動作モードを第2モードに変更する。
従って、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態であっても、プリンター1の状態に応じた点滅パターンで発光部210を点滅させることができる。
従って、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態であっても、プリンター1の状態に応じた点滅パターンで発光部210を点滅させることができる。
また、演算処理部110は、第2モードでは、動作クロックの供給を停止された停止状態である。従って、第2モードにおける電力消費をさらに削減することができる。
本発明に係るプリンター1は、制御ユニット100(150)と、印刷部300とを備えている。制御ユニット100(150)は、演算処理部110と駆動制御回路120とを備える。演算処理部110は、印刷部300を制御する。駆動制御回路120は、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、発光部210の点滅を制御する。上記構成を備える制御ユニット100(150)は、動作モードが第1モードから第2モードに移行して、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後に、発光部210の点滅を駆動制御回路120により制御する。従って、動作モードが第2モードに移行し、演算処理部110への電力供給が抑えられた省電力状態に移行しても、プリンター1の状態を操作者に通知することができる。このため、制御ユニット100(150)の電力削減を実現しつつ、利用者の利便性の低下を抑制することができる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更実施が可能である。
1…プリンター、100…制御ユニット、110…演算処理部、120…駆動制御回路、130…ドライバー回路、210…発光部、211…LED、300…印刷部、520…割込信号発生回路(監視手段)、531…スイッチ押下センサー(監視手段)、532…カバーオープンセンサー(監視手段)。
Claims (9)
- 第1モードと、前記第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作する電子装置であって、
発光部の点滅を制御する演算処理部と、
動作モードが前記第1モードから前記第2モードに移行して、前記演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、前記発光部の点滅を制御する駆動制御回路と、
を備えることを特徴とする電子装置。 - 前記動作モードが前記第1モードである場合、前記演算処理部が前記駆動制御回路を制御して、前記発光部を点滅させる点滅パターンを変更することを特徴とする請求項1記載の電子装置。
- 前記動作モードが前記第1モードである場合、前記演算処理部が電子装置本体の状態監視を行い、前記電子装置本体の動作状態に応じた点滅パターンで前記発光部を点滅させるように前記駆動制御回路を制御することを特徴とする請求項2記載の電子装置。
- 前記動作モードが前記第1モードである場合、前記演算処理部により前記発光部の点滅を制御し、前記動作モードが前記第2モードである場合、前記駆動制御回路により前記発光部の点滅を制御することを特徴とする請求項1記載の電子装置。
- 前記演算処理部は、前記第1モードから前記第2モードへの移行に際して、前記駆動制御回路に対し、前記発光部を点滅させる点滅パターンの切り換えを指示することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電子装置。
- 前記演算処理部は、前記動作モードが前記第2モードである場合に、電子装置本体の状態を監視する監視手段から割込信号を入力すると、前記動作モードを前記第2モードから前記第1モードに移行させ、前記電子装置本体の状態に応じた点滅パターンで前記発光部を発光させるように前記駆動制御回路に指示し、指示した後に、前記動作モードを前記第2モードに変更することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の電子装置。
- 前記演算処理部は、前記第2モードでは、動作クロックの供給を停止された停止状態であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の電子装置。
- 印刷データの印刷を行う印刷部と、
請求項1から7のいずれか一項に記載の電子装置と、を備えることを特徴とする印刷装置。 - 第1モードと、前記第1モードよりも電力消費量の少ない第2モードとで動作する電子装置の備える発光部の点滅制御方法であって、
前記第1モードにおいて、前記発光部の点滅を演算処理部によって制御するステップと、
動作モードが前記第1モードから前記第2モードに移行して、前記演算処理部への電力供給が抑えられた省電力状態に移行した後、前記発光部の点滅を駆動制御回路で制御するステップと、
を有することを特徴とする点滅制御方法。
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---|---|---|---|
JP2013220872A JP2015080928A (ja) | 2013-10-24 | 2013-10-24 | 電子装置、印刷装置及び点滅制御方法 |
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CN111324316A (zh) * | 2020-02-04 | 2020-06-23 | 北京猿力教育科技有限公司 | 一种打印机控制方法及装置 |
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2013
- 2013-10-24 JP JP2013220872A patent/JP2015080928A/ja active Pending
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