JP2011255648A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011255648A
JP2011255648A JP2010134284A JP2010134284A JP2011255648A JP 2011255648 A JP2011255648 A JP 2011255648A JP 2010134284 A JP2010134284 A JP 2010134284A JP 2010134284 A JP2010134284 A JP 2010134284A JP 2011255648 A JP2011255648 A JP 2011255648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
electronic device
power saving
printer
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010134284A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kato
康二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2010134284A priority Critical patent/JP2011255648A/ja
Publication of JP2011255648A publication Critical patent/JP2011255648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】機器が稼動不可能な状態であっても、消費電力を削減する。
【解決手段】通常動作モードより消費電力を低減させる省電力モードを有する電子機器において、機器の状態を表示する第1の表示部と、前記第1の表示部より消費電力が小さい第2の表示部と、機器の状態を監視し、その監視結果を出力するとともに該監視結果に基づいて通常動作モードから省電力モードへの移行指示を出力する主制御部と、前記移行指示に基づいて前記主制御部および前記第1の表示部への電力の供給を停止し、前記監視結果に応じて前記第2の表示部の表示状態を変化させる省電力制御部とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、消費電力を低減させるスリープモード機能を有する電子機器に関する。
従来の電子機器は、ホスト装置またはオペレータからの要求があったとき、すぐに動作を開始することができるように、動作可能な状態を維持した状態で動作要求を待機する通常動作モードと、非動作の状態が一定時間継続したときに消費電力を抑制するため、最低限の一定の機能だけを動作させておき、他の機能を停止させるスリープモード(省電力モード)とを有し、機器が稼動不可能なときはアラーム状態を表示してスリープモードへ移行することなく通常動作モードを維持するようにしていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−103755号公報(段落「0023」〜段落「0037」、図1)
しかしながら、上述した従来の技術においては、機器が稼動不可能なアラーム状態では、スリープモードへ移行することなく通常動作モードを維持するため、無駄に電力を消費してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、機器が稼動不可能な状態であっても、消費電力を削減することを目的とする。
そのため、本発明は、通常動作モードより消費電力を低減させる省電力モードを有する電子機器において、機器の状態を表示する第1の表示部と、前記第1の表示部より消費電力が小さい第2の表示部と、機器の状態を監視し、その監視結果を出力するとともに該監視結果に基づいて通常動作モードから省電力モードへの移行指示を出力する主制御部と、前記移行指示に基づいて前記主制御部および前記第1の表示部への電力の供給を停止し、前記監視結果に応じて前記第2の表示部の表示状態を変化させる省電力制御部とを有することを特徴とする。
このようにした本発明は、機器が稼動不可能な状態であっても、消費電力を削減することができるという効果が得られる。
第1の実施例におけるプリンタの構成を示すブロック図 第1の実施例におけるスリープモードへの移行処理を示すフローチャート 第1の実施例におけるスリープモードからの復帰処理を示すフローチャート 第1の実施例におけるプリンタの動作を示すタイミングチャート 第2の実施例におけるプリンタの構成を示すブロック図 第2の実施例におけるプリンタ制御部のスリープモードへの移行処理を示すフローチャート 第2の実施例におけるプリンタ制御部のスリープモードからの復帰処理を示すフローチャート 第2の実施例におけるプリンタの動作を示すタイミングチャート
以下、図面を参照して本発明による電子機器の実施例を説明する。
以下の実施例では、本発明による電子機器を電子写真方式のプリンタとして説明するものとする。図1は第1の実施例におけるプリンタの構成を示すブロック図である。
図1において、電子機器としてのプリンタ1は、低圧電源102、メイン基板108、オペパネ(操作表示)基板115、画像形成部124、トナーセンサ126、および用紙走行センサ127を有し、図示しない給紙カセットに収容された用紙を1枚ずつ搬送し、搬送された用紙上に画像形成部124が現像剤としてのトナーで現像剤像を形成して印刷を行うものである。なお、本発明に直接関係しない部分の説明は省略する。
また、プリンタ1には、交流電力101が接続され、またLAN(Local Area Network)やUSB(Universal Serial Bus)等の通信回線で接続されたホストPC(パーソナルコンピュータ)112から印刷を指示する印刷データが入力される。
低圧電源102は、交流電力101に接続され、その交流電力を直流電力に変換して出力するAC/DC変換回路103と、スイッチング機能を有するリレー回路105と、そのリレー回路105を介して交流電力101に接続され、その交流電力を直流電力に変換して出力するAC/DC変換回路106とを有している。
メイン基板108は、省電力制御部109と、プリンタ制御部110とを有し、またオペパネ基板115は、スリープスイッチとしてのSW116と、プリンタ1の状態を表示する第1の表示部としての液晶型表示装置であるLCD(Liquid Crystal Display)122と、プリンタ1の状態を表示する第2の表示部としてのLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)120と、そのSW116、LED120、およびLCD122を制御するオペパネ(操作表示)制御部118とを有している。なお、LED120は、LCD122より消費電力が小さい表示部である。
交流電力101は、低圧電源102のAC/DC変換回路103とリレー回路105に接続されており、AC/DC変換回路103は入力された交流電力101を直流の3.3Vであるサブ電力に変換して省電力制御部109へ供給する。
また、リレー回路105は、省電力制御部109が出力する信号(Powersave-N信号)が入力され、その信号によりAC/DC変換回路106への交流電力101の供給と供給の停止とを切替える。このリレー回路105は、HighレベルのPowersave-N信号が入力されたとき、AC/DC変換回路106へ交流電力101を供給し、LowレベルのPowersave-N信号が入力されたとき、AC/DC変換回路106への交流電力101の供給を停止する。
リレー回路105に接続されたAC/DC変換回路106は、供給された交流電力101を直流の24Vと5Vであるメイン電力に変換してプリンタ制御部110へ供給する。
したがって、省電力制御部109は、リレー回路105に出力するPowersave-N信号を切り替えることにより、通常動作モードと省電力モードとしてのスリープモードとを切り替えることができるようになっている。
ここで、通常動作モードとは、AC/DC変換回路106へ交流電力101を供給し、メイン電力をプリンタ制御部110へ供給するとともに、サブ電力を省電力制御部109へ供給している状態であり、ホストPC112等から動作指示を検知すると直ちに動作を行うことができるように画像形成部124や図示しない定着装置等に電力を供給しているモードである。
一方、スリープモードとは、AC/DC変換回路106へ交流電力101の供給を停止し、メイン電力をプリンタ制御部110へ供給せず、サブ電力のみを省電力制御部109へ供給している状態であり、プリンタ1の消費電力を低減させているモードである。
このように電子機器としてのプリンタ1は、通常動作モードより消費電力を低減させる省電力モードとしてのスリープモードを有している。
省電力制御部109は、AC/DC変換回路103から供給されるサブ電力で動作する制御部であり、ホストPC112およびプリンタ制御部110と接続され、ホストPC112より入力された印刷データを画像データに変換してプリンタ制御部110に出力する。
また、プリンタ制御部110は、AC/DC変換回路106から供給されるメイン電力で動作する主制御部であり、省電力制御部109から入力した画像データに基づいて印刷動作を行うとともにその印刷動作が終了してから所定の時間を経過すると通常動作モードからスリープモードへ移行する指示等を状態通知信号で省電力制御部109へ出力する。
オペパネ基板115のSW116は、省電力制御部109およびオペパネ制御部118と接続され、SW116が押下されたことを省電力制御部109およびオペパネ制御部118を介してプリンタ制御部110へ通知する。スリープモードにおいてSW116が押下されたことを検知した省電力制御部109は、スリープモードから通常動作モードへ移行するための信号をリレー回路105へ出力する。また、通常動作モードにおいてSW116が押下されたことを検知したプリンタ制御部110は、通常動作モードからスリープモードへ移行するための信号を状態通知信号で省電力制御部109へ出力する。
LED120は、省電力制御部109とLED_ON信号で接続され、サブ電力が供給されている省電力制御部109の制御により、点灯(ON)および消灯(OFF)が可能になっている。したがって、LED120は、スリープモードのときであっても省電力制御部109の制御により点灯および消灯が可能になっている。
LCD122は、オペパネ制御部118とLCD制御信号で接続され、メイン電力が供給されているオペパネ制御部118の制御により、文字や記号等を表示することができるようになっている。したがって、LCD122は、通常動作モードではオペパネ制御部118の制御により、文字や記号等を表示することができるが、スリープモードのときは表示することができない。これは、LCD122の消費電力がLED120の消費電力よりも大きいためである。
このようにSW116およびLED120はサブ電力で動作可能であり、LCD122はメイン電力で動作可能である。したがって、通常動作モードではオペパネ基板115のSW116、LED120およびLCD122のすべてが動作可能であり、スリープモードではSW116およびLED120が動作可能であり、LCD122は動作不可能である。
主制御部としてのプリンタ制御部110は、印刷媒体上に画像を印刷する電子写真方式の印刷を行う画像形成部124、画像形成部124のトナーの残量の有無を検知する光学式センサのトナーセンサ126、印刷タイミングを決定し、また搬送する印刷媒体の紙詰まりの検出を行う用紙走行センサ127と接続され、省電力制御部109から入力した画像データに基づいて印刷媒体上に画像を印刷する。
また、プリンタ制御部110は、オペパネ制御部118とオペパネ制御信号で接続され、オペパネ制御部118を介してSW116が押下されたことを示す信号が通知され、またオペパネ制御部118を介して装置の状態を示す文字や記号等で構成された画面やオペレータの操作を誘導する文字や記号等で構成された画面をLCD122に表示する。
さらに、プリンタ制御部110は、計時手段としてのタイマ128を有し、画像形成部124での印刷動作が終了してからの経過時間を計測することができるようになっている。
プリンタ制御部110は、トナーセンサ126、用紙走行センサ127、およびタイマ128でプリンタ1の状態を監視し、その監視結果を省電力制御部109へ状態通知信号で通知する。
なお、スリープモードにおいて動作可能な部位は、低圧電源102、省電力制御部109、SW116およびLED120であり、低圧電源102のリレー回路105によりAC/DC変換回路106への交流電力の供給を切断し、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を停止しているため、プリンタ制御部110、オペパネ制御部118、LCD122、画像形成部124、トナーセンサ126、用紙走行センサ127、およびタイマ128は動作不可能になる。
このように構成されたプリンタ1は、図示しないメモリ等の記憶手段を備え、その記憶手段に記憶された制御プログラム(ソフトウェア)に基づいて演算手段および制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)等により装置全体の動作が制御される。
上述した構成の作用について図2、図3および図4に基づいて説明する。
まず、プリンタ1の通常動作モードとスリープモードとの移行契機およびアラーム状態の検知について説明する。
プリンタ1が通常動作モードからスリープモードへ移行する契機は、通常動作モードにおいてSW116の押下を検知したとき、または印刷動作が終了した後、タイマ128により所定の時間(例えば、30分間)の経過を計測したときである。この契機を検知したプリンタ制御部110は、省電力制御部109へ状態通知信号により通常動作モードからスリープモードへの移行指示を通知する。このようにプリンタ制御部110は、プリンタ1の状態の監視結果に基づいて省電力制御部109へ状態通知信号により通常動作モードからスリープモードへの移行指示を通知する。
一方、プリンタ1がスリープモードから通常動作モードへ移行する契機は、スリープモードにおいてSW116の押下を検知したとき、またはホストPC112から印刷データを入力したときである。この契機を検知した省電力制御部109は、スリープモードから通常動作モードへ復帰する。
また、プリンタ制御部110は、通常動作モードにおいて、トナーセンサ126により画像形成部124に収容された消耗品であるトナーがなくなったことを検知した場合、状態通知信号によりプリンタ1が稼動不可能なアラーム状態であることを省電力制御部109へ通知する。このとき、プリンタ制御部110は、LCD122にトナー交換を促すメッセージを表示させる指示をオペパネ制御部118へ通知する。
なお、本実施例では、プリンタ1が稼動不可能なアラーム状態を消耗品としてのトナーがなくなったときとして説明するが、給紙カセットに収容された用紙がなくなったときや感光体ドラムの寿命に到達したとき、センサの故障を検知したとき等としても良い。
次に、省電力制御部が行う通常動作モードからスリープモードへの移行処理を図2の第1の実施例におけるスリープモードへの移行処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。
S201:省電力制御部109は、プリンタ制御部110から状態通知信号で通知されるスリープモードへの移行指示を待機し、その移行指示が通知されたと判定すると処理をS202へ移行する。
S202:移行指示が通知されたと判定した省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をLowレベルに切り替えてリレー回路105をオフにし、プリンタ制御部110(およびLCD122)へのメイン電力の供給を停止する。
S203:省電力制御部109は、通常動作モードにおいてプリンタ制御部110から通知されていた状態通知信号に基づいて、プリンタ1がアラーム状態であるか否かを判定し、アラーム状態である場合は処理をS204へ移行し、一方アラーム状態でない場合は処理をS205へ移行する。なお、省電力制御部109は、通常動作モードにおいてプリンタ制御部110から通知された状態通知信号を記憶素子により記憶しているものとする。
S204:アラーム状態であると判定した省電力制御部109は、LED_ON信号を0.5秒周期、50%ディーティでLED120へ出力し、LED120を周期0.5秒の50%である0.25秒間点灯させ、残りの50%である0.25秒間消灯させる動作を繰り返す。このようにして省電力制御部109は、短い周期でLED120を点滅させる。
S205:アラーム状態でないと判定した省電力制御部109は、LED_ON信号を2.0秒周期、50%ディーティでLED120へ出力し、LED120を周期2.0秒の50%である1.0秒間点灯させ、残りの50%である1.0秒間消灯させる動作を繰り返す。このようにして省電力制御部109は、長い周期でLED120を点滅させる。
以上の処理を行うことにより、プリンタ1は、省電力制御部109およびLED120のみの僅かな電力消費を行うことになり、省電力な状態であるスリープモードへ移行する。また、省電力制御部109は、プリンタ制御部110によるプリンタ1の状態の監視結果に応じてLED120の表示状態を変化させて使用者にプリンタ1の状態を報知すること、すなわちLED120の点滅により、プリンタ1がスリープモードへ移行したことを報知することができ、LED120の点滅周期の長短の違いによりプリンタ1が稼動不可能なアラーム状態にあるか否かを報知することができる。
次に、省電力制御部が行うスリープモードから通常動作モードへの移行処理を図3の第1の実施例におけるスリープモードからの復帰処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図1を参照しながら説明する。
S301:省電力制御部109は、スリープモードから通常動作モードへの復帰条件を満たすまで待機し、復帰条件を満たすと判定すると処理をS302へ移行する。
S302:復帰条件を満たすと判定した省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をHighレベルに切り替えてリレー回路105をオンにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を開始する。
S303:省電力制御部109は、LED_ON信号をLowレベルとしてLED120へ出力し、LED120を消灯する。
以上の処理を行うことにより、プリンタ1は、通常動作モードに復帰し、印刷可能な状態となる。
次に、プリンタのスリープモードへの移行動作および通常動作モードへの復帰動作を図4の第1の実施例におけるプリンタの動作を示すタイミングチャートの図中T0〜T6で表すタイミングに基づいて図1を参照しながら説明する。なお、本説明では、通常動作モードからスリープモードへの移行条件を印刷動作終了から所定の時間の経過とし、スリープモードから通常動作モードへの移行条件をホストPC112から印刷データの入力とする。
T0:初期状態において、プリンタ1は通常動作モードである。この状態では、省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をHighレベルで出力してリレー回路105をオンにし、プリンタ制御部110へメイン電力を供給している状態である。また、省電力制御部109は、LED_ON信号をLowレベルとしてLED120へ出力し、LED120を消灯している状態である。さらに、トナーセンサ126はトナーありを検知し、アラーム状態でなく、ホストPC112から受信した印刷データによる画像データがプリンタ1内に存在しない状態である。
T1:印刷データがホストPC112より入力され、省電力制御部109は入力された印刷データを画像データに変換してプリンタ制御部110に出力する。プリンタ制御部110は、入力した画像データに基づいて画像形成部124で印刷を行う。
T2:ホストPC112から入力した印刷データによる画像データがなくなり、プリンタ制御部110は印刷動作を終了する。このとき、プリンタ制御部110のタイマ128は印刷動作を終了してからの経過時間の計測を開始する。
T3:タイマ128により印刷動作を終了してからの経過時間が所定の時間(例えば、30分間)を経過したことを検知したプリンタ制御部110は、状態通知信号により省電力制御部109へスリープモードへの移行指示を通知する。スリープモードへの移行指示が通知された省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をLowレベルに切り替えてリレー回路105をオフにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を停止する。
このとき、プリンタ1はアラーム状態でないものとし、省電力制御部109は、LED_ON信号(Highレベル、Lowレベル)を2.0秒周期、50%ディーティでLED120へ出力し、LED120を周期2.0秒の50%である1.0秒間点灯させ、残りの50%である1.0秒間消灯させる動作を開始する。
このようにしてプリンタ1は通常動作モードからスリープモードへ移行する。
T4:スリープモードから通常動作モードへの復帰条件である印刷データの入力を検知した省電力制御部109は、通常動作モードへの復帰処理を行い、画像データを生成するとともにリレー回路105へ出力するPowersave−N信号をHighレベルに切り替えてリレー回路105をオンにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を開始し、LED_ON信号をLowレベルとしてLED120へ出力し、LED120を消灯する。このようにしてプリンタ1は、スリープモードから通常動作モードへ移行し、印刷可能状態になる。
T5:ホストPC112から入力した印刷データによる画像データがなくなり、プリンタ制御部110は印刷動作を終了する。このとき、プリンタ制御部110のタイマ128は印刷動作を終了してからの経過時間の計測を開始する。
なお、T5においてトナーセンサ126は、トナーなしを検知しており、その旨の信号がプリンタ制御部110に入力されているものとし、プリンタ制御部110は、状態通知信号でアラーム状態を省電力制御部109へ通知しているものとする。また、プリンタ制御部110は、LCD122にトナー交換を促すメッセージを表示させる指示をオペパネ制御部118へ通知しているものとする。
T6:タイマ128により印刷動作を終了してからの経過時間が所定の時間(例えば、30分間)を経過したことを検知したプリンタ制御部110は、状態通知信号により省電力制御部109へスリープモードへの移行指示を通知する。スリープモードへの移行指示が通知された省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をLowレベルに切り替えてリレー回路105をオフにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を停止する。
このとき、プリンタ1はアラーム状態であるため、省電力制御部109は、LED_ON信号(Highレベル、Lowレベル)を0.5秒周期、50%ディーティでLED120へ出力し、LED120を周期0.5秒の50%である0.25秒間点灯させ、残りの50%である0.25秒間消灯させる動作を開始する。
このようにしてプリンタ1は通常動作モードからスリープモードへ移行する。
なお、本実施例では、プリンタのアラーム状態の場合と非アラーム状態の場合とにおいてLEDの点灯と消灯を繰り返す点滅周期を変更することによりアラーム状態または非アラーム状態を報知するようにしたが、LEDを点灯(ON)させる信号と消灯(OFF)させる信号を出力する時間の比を変更することにより、またLEDの明るさに違いをもたせることによりアラーム状態または非アラーム状態を報知することも可能である。
さらに、2色のLEDを備え、アラーム状態の場合と非アラーム状態の場合とにおいて表示色を変更することでアラーム状態または非アラーム状態を報知することも可能である。
以上説明したように、第1の実施例では、プリンタのアラーム状態であってもスリープモードへ移行して消費電力の低減を図ることができるという効果が得られる。
また、LEDの点滅周期を変更することにより、プリンタのアラーム状態と非アラーム状態を報知することができるという効果が得られる。
第1の実施例の構成では、印刷用紙の紙詰まりが発生した場合、メイン電力の供給が停止されるとプリンタ制御部では画像データを保持することができないため、スリープモードへ移行できず、消費電力を低減させることができない。そこで、第2の実施例の構成は、プリンタ制御部に不揮発性の記憶手段を備えた構成としている。
図5は第2の実施例におけるプリンタの構成を示すブロック図である。なお、上述した第1の実施例と同様の部分は、同一の符号を付してその説明を省略する。
図5において、主制御部としてのプリンタ制御部110に不揮発性の記憶部151を備えている。この記憶部151は、フラッシュメモリやハードディスク等の不揮発性の記憶部であり、プリンタ制御部110にメイン電力が供給されていなくても画像データを記憶・保持することができるものである。
上述した構成の作用について説明する。なお、省電力制御部の動作は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
以下に、プリンタ制御部の動作を図6〜図8に基づき図5を参照しながら説明する。
まず、プリンタ制御部が行うスリープモードへの移行処理を図6の第2の実施例におけるプリンタ制御部のスリープモードへの移行処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図5を参照しながら説明する。
なお、プリンタ1の通常動作モードとスリープモードとの移行契機は第1の実施例と同様である。
S601:通常動作モードにおいてSW116の押下を検知し、または印刷動作が終了した後、タイマ128により所定の時間(例えば、30分間)の経過を計測したプリンタ制御部110は、未印刷の画像データが図示しない記憶手段に記憶されているか否かを判定し、記憶されていると判定すると処理をS602へ移行し、一方記憶されていないと判定すると処理をS603へ移行する。
S602:未印刷の画像データが図示しない記憶手段に記憶されていると判定したプリンタ制御部110は、その記憶手段に記憶されている未印刷の画像データを記憶部151へ保存する。
S603:プリンタ制御部110は、省電力制御部109へ状態通知信号により通常動作モードからスリープモードへの移行指示を通知して処理を終了する。
次に、プリンタ制御部が行うスリープモードからの復帰処理を図7の第2の実施例におけるプリンタ制御部のスリープモードからの復帰処理を示すフローチャートの図中Sで表すステップにしたがって図5を参照しながら説明する。
S701:プリンタ制御部110は、記憶部151に保存した未印刷の画像データの存否を判定し、未印刷の画像データが保存されていると判定した場合、処理をS702へ移行し、一方未印刷の画像データが保存されていないと判定した場合、処理を終了する。
S702:未印刷の画像データが記憶部151に保存されていると判定したプリンタ制御部110は、記憶部151に保存された未印刷の画像データを他の画像データに優先して印刷して本処理を終了する。
次に、プリンタのスリープモードへの移行動作および通常動作モードへの復帰動作を図8の第2の実施例におけるプリンタの動作を示すタイミングチャートの図中T0〜T7で表すタイミングに基づいて図5を参照しながら説明する。なお、本説明では、通常動作モードからスリープモードへの移行条件を印刷動作終了から所定の時間の経過とし、スリープモードから通常動作モードへの移行条件をホストPC112から印刷データの入力とする。
T0:初期状態において、プリンタ1は通常動作モードである。この状態では、省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をHighレベルで出力してリレー回路105をオンにし、プリンタ制御部110へメイン電力を供給している状態である。また、省電力制御部109は、LED_ON信号をLowレベルとしてLED120へ出力し、LED120を消灯している状態である。さらに、用紙走行センサ127は通常状態、すなわち用紙の詰まり検知していない非アラーム状態であり、ホストPC112から受信した印刷データによる画像データがプリンタ1内に存在しない状態である。
T1:印刷データがホストPC112より入力され、省電力制御部109はその印刷データを画像データに変換してプリンタ制御部110に出力する。プリンタ制御部110は、入力した画像データに基づいて画像形成部124で印刷を行う。
T2:プリンタ制御部110は印刷動作において用紙走行センサ127により紙詰まりを検知して印刷動作を終了する。このとき、プリンタ制御部110のタイマ128は印刷動作を終了してからの経過時間の計測を開始する。紙詰まりを検知したプリンタ制御部110は、印刷が完了していない画像データを記憶部151に記憶・保存するとともに状態通知信号でアラーム状態を省電力制御部109へ通知する。また、プリンタ制御部110は、LCD122に紙詰まりの解除を促すメッセージを表示させる指示をオペパネ制御部118へ通知する。
T3:タイマ128により印刷動作を終了してからの経過時間が所定の時間(例えば、30分間)を経過したことを検知したプリンタ制御部110は、未印刷の画像データが図示しない記憶手段に記憶されていると判定した場合、その未印刷の画像データを記憶部151へ保存した後、状態通知信号により省電力制御部109へスリープモードへの移行指示を通知する。スリープモードへの移行指示が通知された省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をLowレベルに切り替えてリレー回路105をオフにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を停止する。
このとき、プリンタ1は紙詰まりのアラーム状態であるため、省電力制御部109は、LED_ON信号(Highレベル、Lowレベル)を0.5秒周期、50%ディーティでLED120へ出力し、LED120を周期0.5秒の50%である0.25秒間点灯させ、残りの50%である0.25秒間消灯させる動作を開始する。
このようにしてプリンタ1は通常動作モードからスリープモードへ移行する。
T4:使用者の操作により、プリンタ1の紙詰まりが解除されたものとする。
T5:使用者の操作により、スリープモードから通常動作モードへの復帰条件であるSW116が押下され、省電力制御部109はSW116が押下されたことを検知する。
SW116の押下を検知した省電力制御部109は、通常動作モードへの復帰処理を行い、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をHighレベルに切り替えてリレー回路105をオンにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を開始し、LED_ON信号をLowレベルとしてLED120へ出力し、LED120を消灯する。
このとき、プリンタ制御部110は、用紙走行センサ127により紙詰まりが解除されていることを検知し、アラーム状態でないことを状態通知信号で省電力制御部109へ通知する。また、プリンタ制御部110は、LCD122に印刷可能である旨のメッセージを表示させる指示をオペパネ制御部118へ通知する。さらに、プリンタ制御部110は、記憶部151に保存された画像データの印刷を再開する。このようにしてプリンタ1は、スリープモードから通常動作モードへ移行し、印刷可能状態になる。
T6:記憶部151に保存された画像データやホストPC112から入力した印刷データによる画像データがなくなり、プリンタ制御部110は印刷動作を終了する。このとき、プリンタ制御部110のタイマ128は印刷動作を終了してからの経過時間の計測を開始する。
T7:タイマ128により印刷動作を終了してからの経過時間が所定の時間(例えば、30分間)を経過したことを検知したプリンタ制御部110は、状態通知信号により省電力制御部109へスリープモードへの移行指示を通知する。スリープモードへの移行指示が通知された省電力制御部109は、リレー回路105へ出力するPowersave−N信号をLowレベルに切り替えてリレー回路105をオフにし、プリンタ制御部110へのメイン電力の供給を停止する。
このとき、プリンタ1はアラーム状態でないため、省電力制御部109は、LED_ON信号(Highレベル、Lowレベル)を2.0秒周期、50%ディーティでLED120へ出力し、LED120を周期2.0秒の50%である1.0秒間点灯させ、残りの50%である1.0秒間消灯させる動作を開始する。
このようにしてプリンタ1は通常動作モードからスリープモードへ移行する。
以上説明したように、第2の実施例では、プリンタ制御部に不揮発性の記憶部を備えたことにより、未印刷の画像データを保持したアラーム状態である紙詰まりが発生した場合においても動作モードからスリープモードへ移動させることができ、消費電力をさらに低減させることができるという効果が得られる。
このとき、未印刷の画像データを記憶部に記憶させることができるので画像データを失うことがないという効果が得られる。
なお、第1の実施例および第2の実施例において、電子機器をプリンタとして説明したが、それに限られることなく、インクジェットプリンタ、複合機(MFP)、ファクシミリ装置等の省電力モードとしてのスリープモード機能を有する電子機器に本発明を適用することが可能である。
1 プリンタ
102 低圧電源
103、106 AC/DC変換回路
105 リレー回路
108 メイン基板
109 省電力制御部
110 プリンタ制御部
115 オペパネ基板
116 SW(スリープスイッチ)
120 LED
122 LCD
124 画像形成部
126 トナーセンサ
127 用紙走行センサ
128 タイマ
112 ホストPC

Claims (10)

  1. 通常動作モードより消費電力を低減させる省電力モードを有する電子機器において、
    機器の状態を表示する第1の表示部と、
    前記第1の表示部より消費電力が小さい第2の表示部と、
    機器の状態を監視し、その監視結果を出力するとともに該監視結果に基づいて通常動作モードから省電力モードへの移行指示を出力する主制御部と、
    前記移行指示に基づいて前記主制御部および前記第1の表示部への電力の供給を停止し、前記監視結果に応じて前記第2の表示部の表示状態を変化させる省電力制御部とを有することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1の電子機器において、
    前記省電力制御部は、前記第2の表示部の表示状態を変化させて機器が稼動不可能な状態にあることを報知することを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または請求項2の電子機器において、
    前記第1の表示部は、液晶型表示装置であり、
    前記第2の表示部は、発光ダイオードであることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3の電子機器において、
    前記表示状態は、点灯および消灯を繰り返す周期であることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項の電子機器において、
    前記表示状態は、点灯時間と消灯時間との比であることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項の電子機器において、
    前記表示状態は、表示色であることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項の電子機器において、
    前記主制御部は、不揮発性の記憶部を備え、
    前記移行指示を出力するとき、未印刷の画像データを前記記憶部に記憶させることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項7の電子機器において、
    前記主制御部は、前記省電力制御部により電力が供給されて省電力モードから通常動作モードへ復帰したとき、前記記憶部に記憶させた未印刷の画像データを印刷することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項7または請求項8の電子機器において、
    前記記憶部は、ハードディスクであることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項7または請求項8の電子機器において、
    前記記憶部は、フラッシュメモリであることを特徴とする電子機器。
JP2010134284A 2010-06-11 2010-06-11 電子機器 Pending JP2011255648A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010134284A JP2011255648A (ja) 2010-06-11 2010-06-11 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010134284A JP2011255648A (ja) 2010-06-11 2010-06-11 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011255648A true JP2011255648A (ja) 2011-12-22

Family

ID=45472364

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010134284A Pending JP2011255648A (ja) 2010-06-11 2010-06-11 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011255648A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013158956A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Sharp Corp 画像データの退避機能を備えた画像処理装置
JP2014030971A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Brother Ind Ltd 印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013158956A (ja) * 2012-02-02 2013-08-19 Sharp Corp 画像データの退避機能を備えた画像処理装置
JP2014030971A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Brother Ind Ltd 印刷装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9800750B2 (en) Power saving control method and apparatus employing the same
KR102048334B1 (ko) 화상 형성 장치 및 화상 형성 장치의 절전 모드 제어 방법
JP5995524B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP2011197494A (ja) 画像形成装置
US8938632B2 (en) Setting power saving modes based on ambient light and user set time periods
US8971750B2 (en) Image forming apparatus for discharging electric charge charged to a capacitor and discharge device for discharging electric charge charged to a capacitor
JP2006195253A (ja) 画像形成装置
US7437092B2 (en) Image forming device
US9291983B2 (en) Image forming apparatus, control method and program
JP5391977B2 (ja) 操作表示装置
JP2011191958A (ja) 省電力管理装置
JP2013166311A (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP2011255648A (ja) 電子機器
JP2004248047A (ja) 画像形成装置及び電子装置
JP2002120443A (ja) 画像形成装置
JP2017019282A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、および記録媒体
JP6014361B2 (ja) 表示システム、電気装置及び画像形成装置
JP2011133515A (ja) 電圧供給装置
JP2015142459A (ja) 情報処理装置および情報処理装置の制御方法
CN112105508B (zh) 用于从具有第一和第二周期的时钟信号提取功率的crum装置
JP4439247B2 (ja) 画像形成装置
JP2011194749A (ja) 画像形成装置
JP5938913B2 (ja) 電子機器、および、電子機器の制御方法
JP2014073640A (ja) 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2008260130A (ja) プリンタ装置