JP2015079658A - 蓄電装置、および蓄電方法 - Google Patents

蓄電装置、および蓄電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電池の保存劣化を抑制する。【解決手段】蓄電装置10は、第1電池11と、第2電池12と、電力変換機13と、制御装置14とを備える。第1電池11は、第1負荷に電力を供給する。第2電池12は、第2負荷に電力を供給する。電力変換機13は、第1電池11に蓄積されている電力を第2電池12に供給する。制御装置14は、各電池から第1負荷および第2負荷への電力の供給が停止されたとき、電力変換機13を制御して、第1電池11に蓄積されている電力を第2電池12に供給させる。【選択図】図2

Description

本発明は電池を蓄電する技術に関する。
ターボ機能を搭載した車両において、ターボチャージャのコンプレッサが機能するまでの間、モータによりコンプレッサを駆動するスーパーチャージャでエンジンを過給する電動アシストターボシステムが用いられている。
そして、電動アシストターボシステムでは、補機を駆動する低電圧の鉛電池と、スーパーチャージャのコンプレッサを駆動する高電圧のリチウムイオン電池とを備える蓄電装置が搭載される。
関連する技術として、並列に接続されたキャパシタおよび鉛蓄電池を接続または切断可能な開閉スイッチと、キャパシタに蓄電されている電気エネルギーを鉛蓄電池に充電可能な充電器とを備える電源装置がある。そして、電源装置は、ハイブリッド車両の停止時等のシステム停止時において、予め、相対的に自己放電し易いキャパシタに蓄電されている電気エネルギーを相対的に自己放電し難い鉛蓄電池に充電する(例えば、特許文献1)。
特開2005−160271号公報
前述した蓄電技術の蓄電装置は、例えば、車両の停止中に、充電率が高い状態でリチウムイオン電池が放置されると、リチウムイオン電池の保存劣化が促進されるという問題がある。
本発明は、一側面として、電池の保存劣化を抑制する技術を提供する。
本明細書で開示する蓄電装置のひとつに、第1電池と、第2電池と、電力変換機と、制御装置とを備える蓄電装置がある。第1電池は、内燃機関を過給する電動過給機を駆動する第1負荷に電力を供給する。第2電池は、第2負荷に電力を供給する。電力変換機は、第1電池に蓄積されている電力を第2電池に供給する。制御装置は、各電池から第1負荷および第2負荷への電力の供給が停止されたとき、電力変換機を制御して、第1電池に蓄積されている電力を第2電池に供給させる。
1実施態様によれば、電池の保存劣化を抑制することができる。
電動アシストターボシステムの一実施例を示す図である。 蓄電装置の一実施例を示す図である。 システム停止時の蓄電処理を説明する図である。 システム起動時の蓄電処理を説明する図である。 システム停止時の蓄電処理を示すフローチャートである。 システム起動時の蓄電処理を示すフローチャートである。
[実施形態]
実施形態の蓄電装置について説明する。
図1は、電動アシストターボシステムの一実施例を示す図である。
図1を参照して、実施形態の蓄電装置10が搭載された電動アシストターボシステム100の一実施例を示す図である。電動アシストターボシステム100は、例えば、車両に搭載される。
電動アシストターボシステム100は、例えば、蓄電装置10と、インバータ20と、電動過給機30と、オルタネータ40と、エンジン50(内燃機関)と、配管70、72、73、76と、駆動輪80とを備える。
蓄電装置10は、リチウムイオン電池11(第1電池)と、鉛電池12(第2電池)と、電力変換機13と、制御装置14とを備える。
リチウムイオン電池11は、インバータ20を介してモータ31(電動機:第1負荷)に電力を供給することにより、コンプレッサ32を動作させ、電動過給機30を駆動させるための電源として用いられる。そして、リチウムイオン電池11は、鉛電池12よりも高い電圧を有する。また、リチウムイオン電池11は、複数のセルを直列に組み合わせることにより高い電圧を出力する組電池でも良い。なお、リチウムイオン電池11の電圧は、例えば、200[V]である。
リチウムイオン電池11は、充電率(SOC:State of Charge)が高い状態で放置されると、充電率が低いときと比較して保存劣化が促進されるという特性がある。なお、充電率が高い状態とは、所定の電力量よりも、リチウムイオン電池11の残電力量が多い状態のことを言う。また、蓄電装置10では、リチウムイオン電池11に代えて、鉛電池12よりも高い電圧を有し、充電率が高い状態で放置されると保存劣化が促進されるという特徴を有する他の種類の電池を用いても良い。なお、充電率とは、例えば、電池に蓄積されている電力量を示す残電力量を、電池が満充電状態のときの残電力量を示す電池容量で除算した値に対して、100%を乗算した値である。
鉛電池12は、図示しない補機(第2負荷)を駆動する電源として用いられる。そして、鉛電池12は、リチウムイオン電池11よりも低い電圧を有する。鉛電池12は、オルタネータ40に接続され、エンジン50が駆動すると、オルタネータ40から発電された電力により充電される。なお、鉛電池12の電圧は、例えば、14[V]である。また、オルタネータ40の出力電圧は、例えば、14[V]であるものとする。したがって、オルタネータ40は、出力電圧の変換をすることなく、鉛電池12に電力を供給することができる。
なお、鉛電池12の電圧と、オルタネータ40の出力電圧とが異なる場合には、電力変換機13を用いてオルタネータ40の出力電圧を鉛電池12の電圧に変換し、オルタネータ40で発電された電力を鉛電池12に供給しても良い。なお、電力変換機13は、例えば、DCDCコンバータである。
鉛電池12は、充電率が低い状態で放置されると、充電率が高いときと比較して保存劣化が促進されるという特性がある。なお、充電率が低い状態とは、所定の電力量よりも、鉛電池12の残電力量が少ない状態のことを言う。また、蓄電装置10では、鉛電池12に代えて、鉛電池12よりも低い電圧を有し、充電率が低い状態で放置されると保存劣化が促進されるという特徴を有する他の種類の電池を用いても良い。
電力変換機13は、リチウムイオン電池11と鉛電池12との間に接続される。そして、電力変換機13は、リチウムイオン電池11の出力電圧を鉛電池12の電圧に変換(降圧)し、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給する。また、電力変換機13は、鉛電池12の出力電圧をリチウムイオン電池11の電圧に変換(昇圧)し、鉛電池12に蓄積されている電力をリチウムイオン電池11に供給する。
また、電力変換機13は、スイッチ42を介してオルタネータ40と接続される。オルタネータ40の出力電圧を変換(昇圧)し、オルタネータ40で発電された電力をリチウムイオン電池11に供給する。
制御装置14は、リチウムイオン電池11から電動過給機30を駆動するモータ31、および鉛電池12から補機への電力の供給が停止されたとき、電力変換機13を制御して、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給させる。なお、リチウムイオン電池11から電動過給機30および鉛電池12から補機への電力の供給が停止されたときとは、例えば、ユーザにより車両のイグニッションオフ操作がされ、車両のシステムが停止したときである。また、以下の説明では、リチウムイオン電池11と鉛電池12とをまとめて、各電池とも言う。
制御装置14は、各電池から負荷への電力の供給が停止されたとき、リチウムイオン電池11の充電率が第1閾値以下の場合、電力変換機13を制御して、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力の鉛電池12への供給を停止する。ここで、負荷とは、例えば、インバータ20を介してリチウムイオン電池11から電力を供給されるモータ31、および鉛電池12から電力を供給される補機のことである。
制御装置14は、例えば、鉛電池12から電力が供給されることにより動作する。また、制御装置14は、各電池から負荷への電力の供給が停止されている間も、鉛電池12から電力が供給される。したがって、制御装置14は、車両のシステムが停止したときにも動作することができる。なお、制御装置14に対する電力の供給元は、鉛電池12に限定されるものではなく、車両のシステムが停止したときにおいても制御装置14に電力を供給し、制御装置14を動作させることができる電源であれば良い。
ここで、第1閾値とは、例えば、決められた条件でモータ31を駆動することができる電力量以上の第1電力量が蓄積されていることを示すリチウムイオン電池11の充電率を示す値である。また、第1閾値には、リチウムイオン電池11の保存劣化が促進される充電率よりも低い充電率を示す値が設定される。決められた条件とは、例えば、イグニッションオンにより車両が駆動され、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域になるまでの間、モータ31を駆動することができるという条件である。これにより、蓄電装置10は、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域に達し、ターボチャージャ60のコンプレッサ61が機能するまでの間、電動過給機30によりエンジン50を過給することができる。高回転域とは、例えば、ターボチャージャ60での過給が始まる回転数以上の回転域のことを言う。
さらに、制御装置14は、鉛電池12から補機への電力の供給が開始されたとき、電力変換機13を制御して、鉛電池12に蓄積されている電力をリチウムイオン電池11に供給させる。なお、鉛電池12から補機への電力の供給が開始されたときとは、例えば、ユーザにより車両のイグニッションオン操作がされ、車両のシステムが起動したときである。
また、制御装置14は、鉛電池12から補機への電力の供給が開始されたとき、リチウムイオン電池11の充電率が第2閾値未満のとき、電力変換機13を制御して、鉛電池12に蓄積されている電力をリチウムイオン電池11に供給させる。
ここで、第2閾値とは、例えば、第1閾値以下であり、決められた条件でモータ31を駆動することができる電力量以上の第2電力量が蓄積されていることを示すリチウムイオン電池11の充電率を示す値である。決められた条件とは、例えば、イグニッションオンにより車両が駆動され、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域になるまでの間、モータ31を駆動することができるという条件である。これにより、蓄電装置10は、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域に達し、ターボチャージャ60のコンプレッサ61が機能するまでの間、電動過給機30によりエンジン50を過給するための電力をリチウムイオン電池11に供給することができる。
上記のように、第1電力量と第2電力量とは、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域になるまでの間、モータ31を駆動することができる電力量(以下、第3電力量とも言う。)以上の電力量であれば良い。さらに、第1電力量と第2電力量とは、以下の点を考慮して決定しても良い。そして、第1閾値と第2閾値とには、決定された第1電力量と第2電力量に対応する充電率を設定しても良い。
第1電力量は、例えば、車両のシステムが起動され、オルタネータ40からリチウムイオン電池11に供給される電力量が、リチウムイオン電池11からモータ31に供給する電力量を上回るまでの間、モータ31を駆動することができる電力量としても良い。オルタネータ40からリチウムイオン電池11に供給される電力量が、リチウムイオン電池11からモータ31に供給する電力量を上回るまでの間には、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域に複数回切り替わることがある。したがって、第1電力量は、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域に複数回切り替わる間、モータ31を駆動することができる電力量としても良い。
制御装置14は、オルタネータ40からリチウムイオン電池11に供給される電力量が、リチウムイオン電池11からモータ31に供給する電力量を上回るまでに消費される電力量を複数回測定し、測定された電力量の平均値を第1電力量としても良い。また、制御装置14は、例えば、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域に切り替わる頻度を測定し、測定した頻度に応じて第1電力量を決定しても良い。これにより、制御装置14は、車両を運転するユーザの環境に応じた第1電力量を決定することができる。
第2電力量は、例えば、第3電力量以上の電力量としても良い。これにより、蓄電装置10は、例えば、車両のシステムが起動されたとき、鉛電池12に蓄積されている電力と電力変換機13とを用いて、リチウムイオン電池11の残電力量を第3電力量以上となるように制御する。したがって、蓄電装置11を備える車両は、車両のシステムが起動したとき、リチウムイオン電池11の残電力量が第3電力量よりも少なくても、蓄電装置11がない車両と比較して早い段階から、エンジン50の低回転域時に電動過給機30を駆動できる。
また、制御装置14は、図示しない記憶装置を備えても良い。そして、制御装置14は、エンジン50の回転数が高回転域になるまでに消費される電力量を記憶装置に記憶させても良い。制御装置14は、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域になるごとに、消費された電力量を記憶装置に記憶させ、記憶装置に記憶させた電力量の平均値を、モータ31を駆動することができる電力量としても良い。
以下の説明では、記憶装置に記憶された電力量の平均値を、モータ31を駆動することができる電力量にすることについて説明する。また、ターボチャージャ60の構成を、コンプレッサ61が遠心式であるものとして説明するが、これに限定するものではなく、他の種類のコンプレッサ61を適用しても良い。
ターボチャージャ60では、エンジン50の回転数が低回転域のとき、エンジン50から供給されるタービン62のインペラを回転させるための排気が少なくなる。このため、ターボチャージャ60では、配管73から供給される空気を圧縮し、エンジン50を過給ための動力を、タービン62からコンプレッサ61に供給できない。すなわち、車両では、ターボが十分に機能しない(以下の説明では、ターボラグとも言う。)。なお、電動過給機30は、エンジン50の低回転域のときに起こるターボラグの期間において、エンジン50の過給を補うために搭載されている。
エンジン50が低回転域からターボチャージャ60での過給が始まる高回転域になるまでの期間は、ユーザのアクセルの踏み込みの差や温度環境などで異なる。したがって、ユーザごとに、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域になるまでの間、モータ31を駆動することができる電力量は、ユーザや温度環境により異なる。制御装置14は、各ユーザの運転の癖や温度環境などを、第1閾値や第2閾値に反映させるために、記憶装置に記憶させた電力量の平均値を、モータ31を駆動することができる電力量としている。なお、制御装置14は、エンジン50の回転数を監視し、エンジン50の回転数が低回転域から高回転域になるごとに消費された電力量を、エンジン50が低回転域から高回転域になるまでの時間に、電動過給機30の消費電力を乗算することにより求めても良い。
制御装置14は、例えば、蓄電装置10全体の制御をする。そして、制御装置14は、例えば、CPU、マルチコアCPU、FPGA(Field Programmable Gate Array)およびPLD(Programmable Logic Device)などである。CPU、FPGA、およびPLDのキャッシュには、第1閾値と、第2閾値と、後述する第3閾値とを記憶しても良い。
また、制御装置14は、前述した図示しない記憶装置を備えても良い。
記憶装置は、各種データを記憶する。そして、記憶装置は、例えば、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などのメモリや、HD(Hard Disk)などで構成される。記憶装置は、例えば、第1閾値と、第2閾値と、第3閾値とを記憶しても良い。
また、ROMは、ブートプログラムなどのプログラムを記憶している。RAMは、制御装置14のワークエリアとして使用される。HDは、OS、アプリケーションプログラム、ファームウェアなどのプログラム、および各種データを記憶している。さらに、記憶装置は、例えば、制御装置14に実施形態の蓄積処理の各種機能を実行させるための蓄積制御プログラムを記憶しても良い。
インバータ20は、リチウムイオン電池11の直流出力を交流出力に変換し、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力をモータ31に供給する。
電動過給機30は、例えば、モータ31と、コンプレッサ32と、シャフト33とを備える。以下の説明では、電動過給機30の構成を、コンプレッサ32が遠心式であるものとして説明するが、これに限定するものではなく、他の種類のコンプレッサ32を適用しても良い。
モータ31は、シャフト33を介してコンプレッサ32に接続される。そして、モータ31は、インバータ20を介してリチウムイオン電池11から供給される電力により動作し、シャフト33を介してコンプレッサ32に機械出力を供給する。
コンプレッサ32は、例えば、モータ31から供給される機械出力を利用して、インペラを回転させることにより、配管70を介してエンジン50に圧縮した空気を送り込む。すなわち、電動過給機30は、リチウムイオン電池11から供給される電力を用いて、エンジン50を過給する。また、電動過給機30とエンジン50との間には、コンプレッサ32から出力された圧縮空気を冷却するインタークーラー71が備えられ、電動過給機30からエンジン50に供給する圧縮空気を冷却する。すなわち、インタークーラー71は、圧縮により温度の上がった空気を冷やし、エンジン50を含む電動アシストターボシステム100全体の温度上昇を抑制するために備えられている。なお、インタークーラー74についても、用途は、インタークーラー71と同様である。
オルタネータ40は、ベルト41を介してエンジン50の機械出力が供給されると、供給された機械出力を電力に変換する。なお、オルタネータ40には、整流器が含まれているものとする。したがって、オルタネータ40の出力は、直流であるものとする。
また、オルタネータ40の出力電力は、鉛電池12に供給される。さらに、オルタネータ40の出力電力は、制御装置14によりスイッチ42がオン状態にされると、電力変換機13を介してリチウムイオン電池11に供給される。
エンジン50は、例えば、燃料を燃やすことにより出力軸51を回転させ、機械出力を他の装置に供給する。また、エンジン50は、配管70から空気を吸気し、配管72に燃料の燃焼に用いた空気を排気する。
エンジン50の出力軸51は、例えば、トランスミッション52を介して駆動輪80に接続される。トランスミッション52は、出力軸51を介して供給されるエンジン50からの機械出力を駆動輪80の動力に変換する。
また、エンジン50の出力軸51は、例えば、ベルト41を介して機械出力をオルタネータ40に供給する。
ターボチャージャ60は、コンプレッサ61と、タービン62と、シャフト63とを備える。
コンプレッサ61は、シャフト63を介してタービン62と接続される。そして、コンプレッサ61は、タービン62からシャフト63を介して供給される機械出力を利用して、配管73から吸気した空気を圧縮し、配管70を介してエンジン50に圧縮した空気を送り込む。
また、コンプレッサ61とエンジン50との間には、インタークーラー71、74と、逆止弁75とが接続される。インタークーラー71、74は、それぞれ、コンプレッサ61から出力され、エンジン50に供給される圧縮空気を冷却する。逆止弁75は、例えば、急にアクセルの踏み込みが弱められ、スロットルバルブが閉じられたときなどに、圧縮空気が行き場を失うことで、空気がターボチャージャ60に逆流するのを防止する。
タービン62は、配管72を介してエンジン50からの排気が供給されると、インペラが回転され、シャフト63を介してコンプレッサ61に機械出力を供給する。また、タービン62は、エンジン50から配管72を介して供給された排気を配管76から出力する。
図2は、蓄電装置の一例を示す図である。
図2を参照して、蓄電装置10の構成をより詳細に説明する。
蓄電装置10は、リチウムイオン電池11と、鉛電池12と、電力変換機13と、制御装置14とを備える。
リチウムイオン電池11は、スイッチ91とインバータ20とを介してモータ31と接続される。また、リチウムイオン電池11は、スイッチ92を介して電力変換機13と接続される。そして、リチウムイオン電池11と電力変換機13との間には、リチウムイオン電池11と直列に電流計93が接続される。さらに、リチウムイオン電池11には、電圧計94が並列に接続される。
鉛電池12は、スイッチ42を介してオルタネータ40と接続されている。また、鉛電池12は、スイッチ95を介して電力変換機13と接続される。そして、鉛電池12とオルタネータ40との間には、鉛電池12と直列に電流計96が接続される。さらに、鉛電池12には、電圧計97が並列に接続される。
制御装置14は、スイッチ42、91、92、95(以下の説明では、スイッチ42、91、92、95をまとめてスイッチ90とも言う。)、電流計93、96、および電圧計94、97と信号線で接続されている。そして、制御装置14は、各スイッチ90のオンオフを制御する。また、制御装置14は、電流計93、96から、電流計93、96で検出された電流値を取得する。さらに、制御装置14は、電圧計94、97から、電圧計94、97で検出された電圧値を取得する。
制御装置14は、例えば、リチウムイオン電池11の充電率を求めるとき、スイッチ91、92をオフ状態にし、リチウムイオン電池11の開放電圧値を取得しても良い。これにより、制御装置14は、図示しない記憶装置に記憶したリチウムイオン電池11の開放電圧値と充電率との関係から充電率を取得しても良い。そして、制御装置14は、取得した充電率をリチウムイオン電池11の電池容量に乗算することにより、リチウムイオン電池11の残電力量を求めても良い。
制御装置14は、例えば、スイッチ91をオン状態にし、リチウムイオン電池11からインバータ20に電力を供給しているとき、電流計93で検出された電流値を積算し、積算した電流値にリチウムイオン電池11の電圧値を乗算する。これにより、制御装置14は、リチウムイオン電池11から出力された電力量を求めても良い。さらに、制御装置14は、開放電圧値から求めた残電力量から、リチウムイオン電池11から出力された電力量を減算することにより、リチウムイオン電池11の残電力量を求めても良い。そして、制御装置14は、求められたリチウムイオン電池11の残電力量をリチウムイオン電池11の電池容量で除算することにより、リチウムイオン電池11の充電率を求めても良い。
制御装置14は、例えば、スイッチ92、95をオン状態にし、鉛電池12から電力変換機13を介してリチウムイオン電池11に電力を供給しているとき、電流計93で検出された電流値を積算し、積算した電流値に電力変換機13の出力電圧値を乗算する。これにより、制御装置14は、リチウムイオン電池11に供給された電力量を求めても良い。さらに、制御装置14は、開放電圧値から求めた残電力量に、リチウムイオン電池11に供給された電力量を加算することにより、リチウムイオン電池11の残電力量を求めても良い。そして、制御装置14は、求められたリチウムイオン電池11の残電力量をリチウムイオン電池11の電池容量で除算することにより、リチウムイオン電池11の充電率を求めても良い。なお、制御装置14は、例えば、スイッチ92、95をオン状態にし、オルタネータ40から電力変換機13を介してリチウムイオン電池11に電力を供給しているときにおいても、同様にリチウムイオン電池11の充電率を求めても良い。
制御装置14は、例えば、鉛電池12の充電率を求めるとき、スイッチ42をオフ状態にし、鉛電池12の開放電圧値を取得しても良い。これにより、制御装置14は、図示しない記憶装置に記憶した鉛電池12の開放電圧値と充電率との関係から充電率を取得しても良い。そして、制御装置14は、取得した充電率を鉛電池12の電池容量に乗算することにより、鉛電池12の残電力量を求めても良い。なお、制御装置14は、鉛電池12の充電率を開放電圧から求めるとき、周囲の温度や鉛電池12の温度の影響を考慮しても良い。制御装置14は、例えば、車両の停止時に鉛電池12の充電率を求めるとき、車両停止から数時間たったあとの開放電圧をもとに、充電率を求めても良い。
制御装置14は、例えば、鉛電池12から図示しない補機に電力を供給しているとき、電流計96で検出された電流値を積算し、積算した電流値に鉛電池12の電圧値を乗算する。これにより、制御装置14は、鉛電池12から出力された電力量を求めても良い。さらに、制御装置14は、開放電圧値から求めた残電力量から、鉛電池12から出力された電力量を減算することにより、鉛電池12の残電力量を求めても良い。そして、制御装置14は、求められた鉛電池12の残電力量を鉛電池12の電池容量で除算することにより、鉛電池12の充電率を求めても良い。
制御装置14は、例えば、スイッチ92、95をオン状態にし、リチウムイオン電池11から電力変換機13を介して鉛電池12に電力を供給しているとき、電流計93で検出された電流値を積算し、積算した電流値に電力変換機13の出力電圧値を乗算する。これにより、制御装置14は、鉛電池12に供給された電力量を求めても良い。さらに、制御装置14は、開放電圧値から求めた残電力量に、鉛電池12に供給された電力量を加算することにより、鉛電池12の残電力量を求めても良い。そして、制御装置14は、求められた鉛電池12の残電力量を鉛電池12の電池容量で除算することにより、鉛電池12の充電率を求めても良い。
図3は、システム停止時の蓄電処理を説明する図である。
図3を参照して、システム停止時の蓄電処理を説明する。図3には、図2に示すスイッチ92とスイッチ95とが省略されているが、スイッチ92とスイッチ95とがオン状態であることを示している。
制御装置14は、各電池から負荷への電力の供給が停止されたとき、例えば、リチウムイオン電池11の開放電圧から充電率を求める。また、制御装置14は、充電率が第1閾値よりも高いとき、図3に示すように、スイッチ92、95をオン状態にする。そして、制御装置14は、電力変換機13を制御して、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給させる。なお、矢印200は、このときに電流が流れる向きを示している。
また、制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第1閾値以下になると、電力変換機13を制御して、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力の鉛電池12への供給を停止する。そして、制御装置14は、図2に示すように、スイッチ92、95をオフ状態にする。
図4は、システム起動時の蓄電処理を説明する図である。
図4を参照して、システム起動時の蓄電処理を説明する。図3には、図2に示すスイッチ92とスイッチ95とが省略されているが、スイッチ92とスイッチ95とがオン状態であることを示している。
制御装置14は、鉛電池12から補機への電力の供給が開始されたとき、例えば、リチウムイオン電池11の開放電圧から充電率を求める。また、制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第2閾値未満とき、図4に示すように、スイッチ92、95をオン状態にする。そして、制御装置14は、電力変換機13を制御して、鉛電池12に蓄積されている電力をリチウムイオン電池11に供給させる。なお、矢印300は、このときに電流が流れる向きを示している。また、制御装置14は、イグニッションオンされたとき、各電池から負荷への電力の供給開始が指示されたと判定し、リチウムイオン電池11の開放電圧を取得したあと、スイッチ92、95とをオン状態にしても良い。
そして、制御装置14は、リチウムイオン電池11の残電力量が第2閾値以上になると、電力変換機13を制御して、鉛電池12に蓄積されている電力のリチウムイオン電池11への供給を停止する。
図5は、システム停止時の蓄電処理を示すフローチャートである。
図5を参照して、システム停止時の蓄積処理を説明する。以下の説明では、図5のフローチャートに示す第1電池は、リチウムイオン電池11であるものとして説明する。また、図5のフローチャートに示す第2電池は、鉛電池12であるものとして説明する。そして、図5のフローチャートの開始時には、各電池から負荷への電力の供給がされている状態とする。
制御装置14は、例えば、車両がイグニッションオフされて、各電池から負荷への電力の供給が停止(システム停止)されたか否かを判定する(S101)。
制御装置14は、各電池から負荷への電力の供給が停止されないとき(S101にてNo)、S101の処理を繰り返す。すなわち、制御装置14は、システムが停止されるまで待機する。
制御装置14は、各電池から負荷への電力の供給が停止されたとき(S101にてYes)、リチウムイオン電池11の充電率を取得する(S102)。
そして、制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第1閾値以下であるか否かを判定する(S103)。
制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第1閾値以下であるとき(S103にてYes)、蓄電処理を終了する。
制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第1閾値よりも高いとき(S103にてNo)、電力変換機13を制御して、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給させる。そして、制御装置14は、S102の処理を実行する。
以上により、実施形態の蓄電装置10は、車両の停止時において、リチウムイオン電池11を保存するとき、リチウムイオン電池11を、リチウムイオン電池11の保存劣化が促進される充電率よりも低い充電率(第1閾値以下)で保存する。したがって、蓄電装置10は、リチウムイオン電池11の保存劣化を抑制することができる。
また、制御装置14は、電力変換機13を制御して、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給させるとき、鉛電池12の充電率が第3閾値未満である場合、鉛電池12の残電力量が第3閾値以上となるようにしても良い。第3閾値とは、例えば、鉛電池12の保存劣化が起こらない下限の充電率であり、制御装置14が備える図示しない記憶装置に記憶される。これにより、蓄電装置10は、車両の停止時において、鉛電池12を保存するとき、鉛電池12の保存劣化を抑制することができる。
図6は、システム起動時の蓄電処理を示すフローチャートである。
図6を参照して、システム起動時の蓄積処理を説明する。以下の説明では、図6のフローチャートに示す第1電池は、リチウムイオン電池11であるものとして説明する。また、図6のフローチャートに示す第2電池は、鉛電池12であるものとして説明する。そして、図6のフローチャートの開始時には、各電池から負荷への電力の供給が停止されている状態とする。
制御装置14は、例えば、車両がイグニッションオンされて、鉛電池12から補機への電力の供給が開始(システム起動)されたか否かを判定する(S201)。
制御装置14は、鉛電池12から補機への電力の供給が開始されないとき(S201にてNo)、S201の処理を繰り返す。すなわち、制御装置14は、システムが起動されるまで待機する。
制御装置14は、鉛電池12から補機への電力の供給が開始されたとき(S201にてYes)リチウムイオン電池11の充電率を取得する(S202)。
そして、制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第2閾値未満であるか否かを判定する(S203)。
制御装置14は、リチウムイオン電池11の充電率が第2閾値以上であるとき(S203にてNo)、蓄電処理を終了する。
制御装置14は、リチウムイオン電池11の残電力量が第2閾値未満のとき(S203にてYes)、電力変換機13を制御して、鉛電池12に蓄積されている電力をリチウムイオン電池11に供給させる。そして、制御装置14は、S202の処理を実行する。
以上により、実施形態の蓄電装置10は、車両の起動時において、リチウムイオン電池11に、決められた条件でモータ31を駆動することができる電力量(第2閾値以上)が蓄積されていないとき、鉛電池12からリチウムイオン電池11に電力を供給する。したがって、蓄電装置10は、車両の起動時から、リチウムイオン電池11からモータ31に電力を供給し、電動過給機30を動作させることができる。
以上のように、実施形態の蓄電装置10は、車両の停止時において、リチウムイオン電池11の充電率が高い状態であるとき、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給する。これにより、蓄電装置10は、車両の停止中に、充電率が高い状態でリチウムイオン電池11が放置されるのを防止する。したがって、蓄電装置10は、リチウムイオン電池11の保存劣化を抑制することができる。
また、実施形態の蓄電装置10は、車両の停止時において、鉛電池12の充電率が低い状態であるとき、リチウムイオン電池11に蓄積されている電力を鉛電池12に供給する。これにより、蓄電装置10は、車両の停止中に、充電率が低い状態で鉛電池12が放置されるのを防止する。したがって、蓄電装置10は、鉛電池12の保存劣化を抑制することができる。
さらに、実施形態の蓄電装置10は、車両の起動時において、リチウムイオン電池11の充電率が低い状態であるとき、鉛電池12に蓄積されている電力をリチウムイオン電池11に供給する。したがって、蓄電装置10は、車両の起動時から、リチウムイオン電池11から電力を供給することにより、電動過給機30を動作させることができる。
実施形態の蓄電装置10は、鉛電池12からリチウムイオン電池11への電力の供給を、電力変換機13を介して行っているので、システム起動時のリチウムイオン電池11の電圧がシステム停止時と比較して低下しない。よって、蓄電装置10は、システム停止前とシステム起動時とで、リチウムイオン電池11からモータ31に供給する電流の大きさが同じとなる。したがって、蓄電装置10は、リチウムイオン電池11からモータ31に電力を供給するときに発生する電力損失の増加を抑制することができる。なお、特許文献1の蓄電技術では、鉛電池からキャパシタへの電力の供給を、スイッチを介して行うので、システム停止時と比較して、システム起動時にキャパシタの電圧が低下する。したがって、特許文献1の蓄電技術では、システム停止前と比較してシステム起動時におけるキャパシタからモータに供給する電流が大きくなり、電力損失が増加する。
なお、本実施形態は、以上に述べた実施形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
10 蓄電装置
11 リチウムイオン電池
12 鉛電池
13 電力変換機
14 制御装置
20 インバータ
30 電動過給機
31 モータ
32、61 コンプレッサ
33、63 シャフト
40 オルタネータ
41 スイッチ
41 ベルト
42、90〜92、95 スイッチ
50 エンジン
51 出力軸
52 トランスミッション
60 ターボチャージャ
62 タービン
70、72、73,76 配管
71、74 インタークーラー
75 逆止弁
80 駆動輪
93、96 電流計
94、97 電圧計
100 電動アシストターボシステム

Claims (8)

  1. 第1負荷に電力を供給する第1電池と、
    第2負荷に電力を供給する第2電池と、
    前記第1電池に蓄積されている電力を前記第2電池に供給する電力変換機と、
    各電池から前記第1負荷および前記第2負荷への電力の供給が停止されたとき、前記電力変換機を制御して、前記第1電池に蓄積されている電力を前記第2電池に供給させる制御装置と、
    を備えることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記第2負荷は、補機であり、
    前記電力変換機は、さらに、
    前記第2電池に蓄積されている電力を前記第1電池に供給し、
    前記制御装置は、さらに、
    前記第2電池から前記第2負荷への電力の供給が開始されたとき、前記電力変換機を制御して、前記第2電池に蓄積されている電力を前記第1電池に供給させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記制御装置は、さらに、
    前記第1電池の充電率が第1閾値以下のとき、前記電力変換機を制御して、前記第1電池に蓄積されている電力の前記第2電池への供給を停止する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の蓄電装置。
  4. 前記制御装置は、さらに、
    前記第1電池の充電率が第2閾値未満のとき、前記電力変換機を制御して、前記第2電池に蓄積されている電力を前記第1電池に供給させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の蓄電装置。
  5. 前記第1負荷は、
    内燃機関の回転数が低回転域のとき、内燃機関を過給する電動過給機を駆動する電動機であり、
    前記第1閾値は、
    前記内燃機関の回転数が高回転域になるまで、前記電動機を駆動することができる電力量以上の第1電力量が蓄積されていることを示す前記第1電池の充電率である
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の蓄電装置。
  6. 前記第2閾値は、
    前記第1閾値以下であり、かつ前記内燃機関の回転数が高回転域になるまで、前記電動機を駆動することができる電力量以上の第2電力量が蓄積されていることを示す前記第1電池の充電率である
    ことを特徴とする請求項5に記載の蓄電装置。
  7. 前記蓄電装置は、さらに、
    前記内燃機関の回転数が高回転域になるまでに消費される電力量を記憶する記憶装置を備え、
    前記制御装置は、
    前記内燃機関の回転数が低回転域から高回転域になるごとに、消費された電力量を前記記憶装置に記憶させ、前記記憶装置に記憶させた電力量の平均値を、前記電動機を駆動することができる電力量とする
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の蓄電装置。
  8. 制御装置によって実行される第1負荷に電力を供給する第1電池と第2負荷に電力を供給する第2電池とを備える蓄電装置の蓄電方法であって、
    前記制御装置は、
    各電池から前記第1負荷および前記第2負荷への電力の供給が停止されたとき、電力変換機を制御して、前記第1電池に蓄積されている電力を前記第2電池に供給させる
    ことを実行する蓄電方法。
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JP2018179710A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 株式会社デンソー 電源装置
JP2020031473A (ja) * 2018-08-21 2020-02-27 株式会社Subaru バッテリ管理システム

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