JP2015077727A - 検査装置、検査方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】枚葉印刷機における被印刷物の角折れの有無を検査することができる検査装置等を提供すること。
【解決手段】被印刷物の搬送中にカメラが当該被印刷物の角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得し、当該取得した画像に基づいて被印刷物に角折れが発生しているか否かを検査する。
【選択図】図6
【解決手段】被印刷物の搬送中にカメラが当該被印刷物の角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得し、当該取得した画像に基づいて被印刷物に角折れが発生しているか否かを検査する。
【選択図】図6
Description
本発明は、枚葉印刷機における被印刷物を検査する検査装置等の技術分野に関する。
枚葉印刷機は、一定の大きさに断裁された被印刷物(例えば、枚葉紙)を搬送しながら、被印刷物に印刷を行う。例えば、オフセット枚葉印刷機では、色毎に、版胴、ブランケット胴及び圧胴を含む印刷手段が設けられており、被印刷物は各印刷手段に順次搬送される。こうした枚葉印刷機において印刷の完成度を高めるためには被印刷物を適切に搬送することが重要となる。
特許文献1には、枚葉印刷機における被印刷物を検査するために、1枚目に印刷された被印刷物の絵柄を中間胴周面上で撮影した基準画像と、2枚目以降の被印刷物について同様に撮影した画像とをパターンマッチングすることにより用紙の向きを判別して天地逆刷りの検出を行う技術が開示されている。ここで、図1を用いて天地逆刷りについて説明すると、天地逆刷りとは、本来であれば「ABC」を表す画像を図1(A)に示す向きに印刷すべきところ、図1(B)に示す向きに印刷してしまい表面と裏面で天地(上下)が逆になってしまうことをいう。
しかしながら、上述した技術では、被印刷物(例えば、枚葉紙)の角が折れてしまう事象(いわゆる、角折れ)の有無を検査できないという問題がある。本発明は、このような問題に鑑みて為されたもので、枚葉印刷機における被印刷物の角折れの有無を検査することができる検査装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、枚葉印刷機における被印刷物の角折れ検査を行う検査装置であって、前記被印刷物の搬送中にカメラが当該被印刷物の角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段が取得した画像に基づいて前記被印刷物に角折れが発生しているか否かを検査する角折れ検査手段と、を備えることを特徴とする。
当該発明によれば、被印刷物(例えば、枚葉紙)の角折れの有無を検査することができる。また、1枚目を撮影した基準画像と比較により検査を行うわけではないため、1枚目から検査を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の検査装置であって、前記角折れ検査手段が、角折れが発生していると判定した場合に警告情報を出力する警告情報出力手段、を更に備えることを特徴とする。
当該発明によれば、警告情報に基づいて印刷を中断することができ、角折れの状態のまま印刷が続行されることを防ぐことができる。
更に、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の検査装置であって、前記カメラにより撮影される前記被印刷物の何れかの角にマークが設けられ、前記画像取得手段が取得した画像に前記マークが写っているか否かに基づいて天地逆刷りの検査を行う天地検査手段、を更に備えることを特徴とする。
当該発明によれば、角折れの検査をするために撮影した画像に基づいて、天地逆刷りについても検査をすることができる。
また、請求項4に記載の発明は、枚葉印刷機における被印刷物の角折れ検査を行う検査装置による検査方法であって、前記被印刷物の搬送中にカメラが当該被印刷物の角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得する画像取得工程と、前記画像取得工程で取得した画像に基づいて前記被印刷物に角折れが発生しているか否かを検査する角折れ検査工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、被印刷物(例えば、枚葉紙)の角折れの有無を検査することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、オフセット枚葉印刷機(以下、「印刷機」と記載する。)において本発明を適用した場合の実施形態である。また、本実施形態では、被印刷物が枚葉紙である場合について説明する。
[1.印刷機及び検査装置の概要]
図2に示すように、印刷機には、版胴504、ブランケット胴505及び圧胴506を含んで構成される印刷部がインキの色毎に設けられており(図2では、印刷部を2色分示しているが、インキの色が4色であれば4つの印刷部が設けられる)、印刷部間には紙渡し胴507が設けられている。また、印刷機には、枚葉紙Pを給紙するための給紙部501が設けられており、給紙部501に積まれた枚葉紙Pは1枚ずつ取り出され、フィーダーボード502及び図示しないスイング装置(回転速度の速い胴に設けられた爪に枚葉紙Pを咥えさせるための受け渡し装置)を介して印刷部へと搬送される。
図2に示すように、印刷機には、版胴504、ブランケット胴505及び圧胴506を含んで構成される印刷部がインキの色毎に設けられており(図2では、印刷部を2色分示しているが、インキの色が4色であれば4つの印刷部が設けられる)、印刷部間には紙渡し胴507が設けられている。また、印刷機には、枚葉紙Pを給紙するための給紙部501が設けられており、給紙部501に積まれた枚葉紙Pは1枚ずつ取り出され、フィーダーボード502及び図示しないスイング装置(回転速度の速い胴に設けられた爪に枚葉紙Pを咥えさせるための受け渡し装置)を介して印刷部へと搬送される。
給紙部501には枚葉紙Pが一枚一枚積み重ねられた状態の束でセットされており、上から1枚ずつ供給可能に構成されている。枚葉紙Pにはすでに片面(既印刷面)の印刷が行われており、それぞれの枚葉紙Pは既印刷面が下側となるようにセットされている。また、これから印刷する印刷面の絵柄と既印刷面の絵柄との天地方向が印刷見本の反対(天地逆刷り)とならないように枚葉紙Pがセットされる。また、枚葉紙Pを積み重ねる際、積み重ねた枚葉紙Pの給紙部501へセットする際、又は印刷機内を搬送されている際に枚葉紙Pの角が折れることがある。これは、印刷不良、ダブり印刷、枚葉紙Pのしわ及び枚葉紙Pの破れ等の原因になることがある。枚葉紙Pの角の折れは片面・両面印刷機にかかわらず枚葉印刷において起こりうる不良である。
フィーダーボード502には枚葉紙Pを搬送する搬送ベルト(図示しない)が設けられており、給紙部501から給紙された枚葉紙Pを印刷部へと搬送可能となっている。なお、フィーダーボード502の最下流側には見当部(図示しない)が設けられており、見当部において枚葉紙Pの見当あわせが行われるようになっている。見当部により見当合わせが行われた枚葉紙Pはスイング装置のスインググリッパ(枚葉紙Pを咥えるための部材)により第1紙渡し胴503の近傍へと搬送され、スインググリッパから第1紙渡し胴503の爪へ咥え換えを行うことで印刷部へと枚葉紙Pを供給するようになっている。第1紙渡し胴503、圧胴506及び紙渡し胴507には、枚葉紙Pを咥えて搬送するための爪が設けられており、枚葉紙Pの先頭(前端)側を爪で咥えて搬送し、次の胴に設けられた爪に受け渡すという流れで順次、枚葉紙Pを搬送する。印刷部においては、ブランケット胴505と圧胴506の接点において枚葉紙Pの上面(表面)に印刷が行われる。
紙渡し胴507の下方にはカメラCが設けられている。カメラCは、紙渡し胴507上を搬送される枚葉紙Pを撮影する。カメラCは検査装置1と有線又は無線により接続されており、撮影した画像を検査装置1に送信する。検査装置1はカメラCから受信した画像を元に、枚葉紙Pに角折れが発生していないか、天地逆刷りが発生していないか検査する。
図3(搬送される枚葉紙Pを下側から見た図)に示すように、枚葉紙Pの裏面(既印刷面)の咥え尻(搬送方向と反対側)側の角近傍(どちらの角でもよい)にはベタマークBが印刷されている。ベタマークBは裏面(既印刷面)の画像を印刷する工程において印刷することとしてもよいし、別途印刷することとしてもよい。カメラCは、枚葉紙Pの裏面(既印刷面)の搬送方向(咥え)側の角が撮影範囲に含まれるように撮影する。
図4に示すように、カメラCは枚葉紙Pの両方の角をそれぞれ撮影するために2台設置される。カメラCには、紙幅検出センサ601、照明602、駆動装置603が設けられている。2台のカメラCはそれぞれ、紙幅検出センサ601と駆動装置603の連携により、枚葉紙Pの咥え側の角部(搬送方向側の両端部)が撮影範囲610に含まれるように移動する。具体的には、位置調整前の2台のカメラCは、2台のカメラCの光軸間を枚葉紙Pが搬送されるように枚葉紙Pの最大幅よりも離されて配置されている。そして、テスト印刷用の枚葉紙Pが搬送され始めると、2台のカメラはそれぞれ個別に紙幅検出センサ601が枚葉紙Pの幅方向の端部(エッジ)を検出するまで互いに近づく方向に移動する。これにより、枚葉紙Pの咥え側の両端部をカメラCの撮影範囲610とすることができる。なお、カメラCは、圧胴506及び紙渡し胴507の回転量に応じて出力される信号に基づいて、枚葉紙Pの咥え側の両端部が撮影範囲610に入ったタイミングでシャッターを切るようになっている。
検査装置1は、カメラCから受信した画像に基づいて、角折れが発生していないか検査する。また、角折れが発生していない場合には、次いで、同じ画像にベタマークBが写っているか否かにより、天地逆刷りが発生していないか検査する。具体的には、ベタマークBが写っていた場合には、天地逆刷りが発生していると判断する。検査装置1は、角折れ又は天地逆刷りが発生している場合には、警告情報を出力する。
[2.検査装置1の構成]
次に、図5を用いて、検査装置1の構成について説明する。
次に、図5を用いて、検査装置1の構成について説明する。
図5に示すように、検査装置1は、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、表示部14と、操作部15とを備えている。
記憶部12は、例えば、ハードディスクドライブ等により構成されており、オペレーティングシステムや、サーバ用のプログラム等の各種プログラムを記憶する。特に本実施形態の記憶部12は、後述する検査処理に関するプログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークNWを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されてドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている。そして、CPUが、ROMや記憶部12に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
通信部13は、カメラCや他の装置との通信を制御するようになっている。表示部14は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ等により構成されており、文字や画像等の情報を表示するようになっている。操作部15は、例えば、キーボード、マウス等により構成されており、オペレータからの操作指示を受け付け、その指示内容を指示信号として制御部11に出力するようになっている。
[3.検査装置1の動作]
次に、図6を用いて、検査装置1による検査処理について説明する。なお、検査処理開始前までに、カメラCの幅方向の位置決めが完了しているものとする。また、カメラCは、枚葉紙Pの咥え側の両端部(角部)を撮影する度に、画像を検査装置1に送信する。
次に、図6を用いて、検査装置1による検査処理について説明する。なお、検査処理開始前までに、カメラCの幅方向の位置決めが完了しているものとする。また、カメラCは、枚葉紙Pの咥え側の両端部(角部)を撮影する度に、画像を検査装置1に送信する。
まず、検査装置1の制御部11は、枚葉紙Pの角部を撮影した画像をカメラCから取得する(ステップS1)。
次に、制御部11は、ステップS1の処理で取得した画像を参照し、角折れが発生しているか否かを判定する(ステップS2)。具体的には、制御部11は、画像に枚葉紙Pの角部に該当する直角部分を示す像が含まれていれば、角折れが発生しておらず、直角部分を示す像が含まれていなければ、角折れが発生していると判定する。このとき、制御部11は、角折れが発生していると判定した場合には(ステップS2:YES)、角折れエラー情報を出力し(ステップS3)、検査処理を終了する。一方、制御部11は、角折れが発生していないと判定した場合には(ステップS2:NO)、次いで、ステップS1の処理で取得した画像を参照し、ベタマークBを示す像が写っているか否かを判定する(ステップS4)。
制御部11は、ベタマークBを示す像が写っていると判定した場合には(ステップS4:YES)、天地逆刷りエラー情報を出力し(ステップS5)、検査処理を終了する。一方、制御部11は、ベタマークBを示す像が写っていないと判定した場合には(ステップS4:NO)、次いで、検査終了であるか否かを判定する(ステップS6)。制御部11は、検査終了であるか否かについて、オペレータによる操作部15に対する検査終了操作の入力が検出されたか否かに基づいて判定する。制御部11は、検査終了ではないと判定した場合には(ステップS6:NO)、ステップS1に移行する。一方、制御部11は、検査終了であると判定した場合には(ステップS6:YES)、検査処理を終了する。
なお、ステップS3の処理により出力される角折れエラー情報、又は、ステップS5の処理により出力される天地逆刷りエラー情報は、検査装置と接続された印刷機、警告ブザー又は警告ランプの少なくとも何れか一方に送信される。印刷機がエラー情報を受信した場合には、印刷機は印刷を中止する。警告ブザーがエラー情報を受信した場合には警告音を出力する。警告ランプがエラー情報を受信した場合には点灯或いは点滅する。なお、エラー情報の種別に応じて、警告ブザーであればそれぞれ異なる警告音を出力させることとしてもよいし、警告ランプであればそれぞれ異なる点滅パターンで点滅させることとしてもよい。これにより、オペレータは何れのエラーが発生しているかを瞬時に把握することができる。
以上説明したように、本実施形態の検査装置1は、枚葉印刷機における枚葉紙P(「被印刷物」の一例)の角折れ検査を行う検査装置であって、制御部11(「画像取得手段」、「角折れ検査手段」の一例)が、枚葉紙Pの搬送中にカメラCが枚葉紙Pの角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得し、当該取得した画像に基づいて枚葉紙Pに角折れが発生しているか否かを検査する。
したがって、本実施形態の検査装置1によれば、枚葉紙Pの角折れの有無を検査することができる。
また、本実施形態の検査装置1の制御部11(「警告情報出力手段」の一例)は、角折れが発生していると判定した場合に角折れエラー情報(「警告情報」の一例)を出力する。
したがって、本実施形態の検査装置1によれば、角折れエラー情報に基づいて印刷を中断することができ、角折れの状態のまま印刷が続行されることを防ぐことができる。
また、本実施形態においては、カメラCにより撮影される枚葉紙Pの咥え尻側の角にベタマークB(「マーク」の一例)が設けられ、制御部11は、画像にベタマークBが写っているか否かに基づいて天地逆刷りの検査を行う。
したがって、本実施形態の検査装置1によれば、角折れの検査をするために撮影した画像に基づいて、天地逆刷りについても検査をすることができる。
また、本実施形態の2台のカメラCは、それぞれ独立して、枚葉紙Pの幅方向に駆動する紙幅検出センサを用いて枚葉紙Pの角を撮影するための撮影位置を決定する。したがって、枚葉紙Pのサイズや、枚葉紙Pが幅方向の何れの位置を搬送されるか(すなわち、見当あわせの位置)に制限されずに、好適な撮影位置を決定することができる。
[4.変形例]
次に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は適宜組み合わせることができる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下に説明する変形例は適宜組み合わせることができる。
[4.1.ベタマークBの位置]
上記実施形態では、ベタマークBを咥え尻側の角に設けることとしたが、ベタマークBを咥え側の角に設けることとしてもよい。この場合、制御部11は、ステップS4の処理において、ベタマークBを示す像が写っていたら場合には天地逆刷りが発生していないと判定して、ステップS6の処理に移行し、一方、ベタマークBを示す像が写っていなかった場合には天地逆刷りが発生していると判定して、ステップS5の処理に移行する。
上記実施形態では、ベタマークBを咥え尻側の角に設けることとしたが、ベタマークBを咥え側の角に設けることとしてもよい。この場合、制御部11は、ステップS4の処理において、ベタマークBを示す像が写っていたら場合には天地逆刷りが発生していないと判定して、ステップS6の処理に移行し、一方、ベタマークBを示す像が写っていなかった場合には天地逆刷りが発生していると判定して、ステップS5の処理に移行する。
[4.2.咥え尻側の撮影]
上記実施形態では、カメラCが、咥え側の角を撮影することとしたが、カメラCが咥え尻側の角も撮影するようにしてもよい。この場合、制御部11は、ステップS2の処理において、咥え側と咥え尻側の双方について角折れが発生していないかを判定することとする。これにより、枚葉紙Pの4つ角について角折れの検査をすることができる。
上記実施形態では、カメラCが、咥え側の角を撮影することとしたが、カメラCが咥え尻側の角も撮影するようにしてもよい。この場合、制御部11は、ステップS2の処理において、咥え側と咥え尻側の双方について角折れが発生していないかを判定することとする。これにより、枚葉紙Pの4つ角について角折れの検査をすることができる。
[4.3.両面印刷機への適用]
上記実施形態における枚葉印刷機は片面ずつ印刷する、いわゆる片面印刷機として説明したが、検査装置が、角折れのみを検査する場合には、両面印刷機にも適用することができる。
上記実施形態における枚葉印刷機は片面ずつ印刷する、いわゆる片面印刷機として説明したが、検査装置が、角折れのみを検査する場合には、両面印刷機にも適用することができる。
[4.4.カメラCの位置]
上記実施形態では、一色目の印刷が済んだ直後の枚葉紙Pを撮影するために、カメラCを紙渡し胴507の下方に設置することとしたが、他の位置に設置することもできる。例えば、第1紙渡し胴503の下方に設置することとしてもよいし、二色目の印刷が済んだ直後や全ての色の印刷が済んだ後の枚葉紙Pの裏面を撮影できる位置に設置することとしてもよい。なお、搬送中の何れの段階で角折れが発生しても検出することができるように、なるべく下流にカメラCを設置することが好ましい。また、途中で角折れが直ったりすることもまれにあるので、各工程にカメラCを設置することができればより好適である。
上記実施形態では、一色目の印刷が済んだ直後の枚葉紙Pを撮影するために、カメラCを紙渡し胴507の下方に設置することとしたが、他の位置に設置することもできる。例えば、第1紙渡し胴503の下方に設置することとしてもよいし、二色目の印刷が済んだ直後や全ての色の印刷が済んだ後の枚葉紙Pの裏面を撮影できる位置に設置することとしてもよい。なお、搬送中の何れの段階で角折れが発生しても検出することができるように、なるべく下流にカメラCを設置することが好ましい。また、途中で角折れが直ったりすることもまれにあるので、各工程にカメラCを設置することができればより好適である。
1 検査装置
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 表示部
15 操作部
501 給紙部
502 フィーダーボード
503 第1紙渡し胴
504 版胴
505 ブランケット胴
506 圧胴
507 紙渡し胴
C カメラ
P 枚葉紙
B ベタマーク
N 爪
601 紙幅検出センサ
602 照明
603 駆動装置
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 表示部
15 操作部
501 給紙部
502 フィーダーボード
503 第1紙渡し胴
504 版胴
505 ブランケット胴
506 圧胴
507 紙渡し胴
C カメラ
P 枚葉紙
B ベタマーク
N 爪
601 紙幅検出センサ
602 照明
603 駆動装置
Claims (4)
- 枚葉印刷機における被印刷物の角折れ検査を行う検査装置であって、
前記被印刷物の搬送中にカメラが当該被印刷物の角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段が取得した画像に基づいて前記被印刷物に角折れが発生しているか否かを検査する角折れ検査手段と、
を備えることを特徴とする検査装置。 - 請求項1に記載の検査装置であって、
前記角折れ検査手段が、角折れが発生していると判定した場合に警告情報を出力する警告情報出力手段、
を更に備えることを特徴とする検査装置。 - 請求項1又は2に記載の検査装置であって、
前記カメラにより撮影される前記被印刷物の何れかの角にマークが設けられ、
前記画像取得手段が取得した画像に前記マークが写っているか否かに基づいて天地逆刷りの検査を行う天地検査手段、
を更に備えることを特徴とする検査装置。 - 枚葉印刷機における被印刷物の角折れ検査を行う検査装置による検査方法であって、
前記被印刷物の搬送中にカメラが当該被印刷物の角を含む領域を撮影することにより得られた画像を取得する画像取得工程と、
前記画像取得工程で取得した画像に基づいて前記被印刷物に角折れが発生しているか否かを検査する角折れ検査工程と、
を含むことを特徴とする検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013216135A JP2015077727A (ja) | 2013-10-17 | 2013-10-17 | 検査装置、検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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2013
- 2013-10-17 JP JP2013216135A patent/JP2015077727A/ja active Pending
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