JP2015074854A - ヘルメットの洗浄乾燥装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
洗浄後のヘルメットを効率よく乾燥させることが可能であり、またヘルメットの帽体の内外部を洗浄液、すすぎ水の使用量を抑えて衛生的に洗浄することが可能なヘルメットの洗浄乾燥装置を提供する。
【解決手段】
洗浄槽内のヘルメットを洗浄する手段と洗浄後のヘルメットを乾燥する手段とを有するヘルメットの洗浄乾燥装置において、乾燥手段6がブロワノズル18から噴出する空気をヘルメットH内面に吹き付けるものであって、且つブロワノズルが回転するようにした。洗浄後のヘルメットを乾燥する前工程として、水を吸収したヘルメット内装部材を、内装部材の概形状で形成した部材13に押し当てることにより、内装部材の水分を搾り出す搾水手段12を有する。乾燥手段において、ブロワからブロワノズルへ空気を送る給気管に、ブロワへの水の浸入を防止する水浸入防止手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ヘルメットの洗浄乾燥装置に係わり、更に詳しくはヘルメットの帽体の内外部を洗浄し、吸水性の内装部材がある場合でも効率良く乾燥できるヘルメットの洗浄乾燥装置に関するものである。
従来から土木建設作業現場や重量物や危険物を扱う工場では作業員がヘルメットを着用し、あるいは二輪車の乗員もヘルメットを着用している。ヘルメットの基本構造は、帽体の内面に緩衝体若しくはハンモックを設けて頭部への衝撃を和らげ、またヘルメットが容易に外れないように、顎紐が設けられている。更に、ヘルメットには、頭部の接触部に汗を吸収する機能を備えた吸汗体等の内装部材を設けることも多い。
吸汗機能を備えたヘルメットは使用感に優れている反面、何日も使用していると、汗臭さや、雑菌が繁殖して悪臭を放つようになり、却って不快となる。そこで、定期的にヘルメットを洗浄することが求められ、各種のヘルメット洗浄装置が提供されている。
例えば、特許文献1には、洗浄槽内に作業用ヘルメットを立てて配置し、洗浄槽に洗剤を混入した洗浄水を満たした状態で、側壁に設けた羽根車等の機械的な手段で洗浄水を帽体内部に流動させて洗浄し、その後、洗浄水を排水して側壁から帽体内部に50〜70℃の加熱空気を吹き付けて乾燥させることができるヘルメットの洗浄装置が開示されている。この特許文献1の洗浄装置は、ヘルメットが全て浸かる量の洗浄水を必要とし、ヘルメットの洗浄の度に全量排水するので、洗浄水の使用量が多くなる。
そこで、特許文献2に開示されたヘルメット洗浄装置は、上方開放した洗浄本体箱の上部に開閉可能な洗浄箱蓋を設け、本体箱の内部を上下に区画し、下部を洗浄液用タンクとし、上部を洗浄槽とし、洗浄槽には垂直軸で回転可能なメッシュ状のヘルメット受け回転籠を配置し、該回転籠に複数のヘルメットを伏せて(開口部が下向き)配置し、洗浄液用タンクからポンプで汲み上げた洗浄液を帽体の上下から洗浄・すすぎ用配管より吹き付け、洗浄後の洗浄液は洗浄液用タンクに戻して循環させ、その後、洗浄・すすぎ用配管をすすぎ水に切り替えて帽体に吹き付け、すすぎ水は外部に排水する洗浄構造であり、また洗浄箱蓋の上に乾燥ファンと駆動モータを設け、乾燥空気を洗浄本体箱に送り、回転籠のヘルメットを乾燥する構造である。この洗浄装置は、洗浄液の使用量を減らし、且つ洗浄液をすすぎ水で薄めることがないという特徴を有しているが、乾燥能力は低いと推測できる。
また、異なる方式として、特許文献3には超音波洗浄によるもの、特許文献4にはイオンを含む空気を吹き付けて乾燥と除菌を図るものも提供されている。あるいは、ヘルメットを洗浄液で洗浄した後、ヘルメットに残った水滴を高圧ノズルから噴射したエアーで飛ばす方式の洗浄装置も市販されている。
また、特許文献5には、ヘルメット載置台の上部に格子状の送気グリルを設け、その下方に電動ファンを設け、洗浄後のヘルメットを送気グリルに伏せて(開口部が下向き)配置し、電動ファンで帽体の内部に外気を吹き付けて乾燥させるヘルメットの乾燥装置が開示されている。
特開平10−192798号公報 特開2002−254043号公報 特開2003−311225号公報 特開2012−159206号公報 実用新案登録第3093354号公報
しかしながら、洗浄液を循環させる方式は、洗浄液の節約にはなるが、他人が使用したヘルメットを洗浄した後の洗浄液が混ざるため、人によっては抵抗感があり、客観的にも不衛生であることは否めない。また、ヘルメットの洗浄後、クッション体に含まれた水分をそのままにして乾燥すると、乾燥時間が多くかかり過ぎるので、何らかの脱水工程が必要であるが、高圧エアーを吹き付けると水分が飛散するので衛生的でなく、また十分に水分を除去することができない。通常は、ヘルメットのクッション体の水分をタオル等で吸い取るが、その後のタオルの洗濯を考慮すれば効率的とは言えない。また、乾燥のためのブロワを洗浄槽内に設ける場合、ブロワに水が浸入して故障することが多かった。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、洗浄後のヘルメットを効率よく乾燥させることが可能であり、またヘルメットの帽体の内外部を洗浄液、すすぎ水の使用量を抑えて衛生的に洗浄することが可能なヘルメットの洗浄乾燥装置を提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、洗浄槽内のヘルメットを洗浄する手段と洗浄後のヘルメットを乾燥する手段とを有するヘルメットの洗浄乾燥装置において、前記乾燥手段がブロワノズルから噴出する空気をヘルメット内面に吹き付けるものであって、且つブロワノズルが帽体の開口部に沿って回転することを特徴とするヘルメットの洗浄乾燥装置を構成した。
ここで、前記ブロワノズルは、歯車、ベルトなど動力伝達手段を介して外部動力によって回転する構造、あるいはノズル自身から噴出する空気の反力によって自転する構造とする。
また、洗浄後のヘルメットを乾燥する前工程として、水を吸収したヘルメット内装部材を、内装部材の概形状で形成した部材に押し当てることにより、内装部材の水分を搾り出す搾水手段を有することがより好ましい。ここで、前記内装部材の概形状で形成した部材が、プラスッチック、竹など弾性変形に優れる素材で形成されていること、更には網目状であることが好ましい。
また、前記洗浄手段が、ヘルメットの帽体の内外部に洗浄ノズルから洗浄液を循環式として、すすぎ水を非循環式で吹き付けるものである。
そして、前記乾燥手段において、ブロワからブロワノズルへ空気を送る給気管に、ブロワへの水の浸入を防止する水浸入防止手段を有することがより好ましい。ここで、前記水浸入防止手段が、電磁弁の開閉による水抜き手段であるもの、あるいはS字トラップによる水浸入防止手段であるもの、あるいはノズル先端に設けた逆流防止弁であるものを採用可能である。
以上にしてなる本発明のヘルメットの洗浄乾燥装置は、洗浄槽内のヘルメットを洗浄する手段と洗浄後のヘルメットを乾燥する手段とを有するヘルメットの洗浄乾燥装置において、前記乾燥手段がブロワノズルから噴出する空気をヘルメット内面に吹き付けるものであって、且つブロワノズルが帽体の開口部に沿って回転するので、ノズルから噴出する空気が帽体内部に360度満遍なく当たるため、ヘルメットを効率よく乾燥させることができる。
また、ブロワノズルをノズル自身から噴出する空気の反力によって自転する構造とすれば、機構が簡単になり、安価に構成できる。
乾燥手段による乾燥前に、搾水手段によって水を吸収したヘルメット内装部材の水分を搾り出すことができるので、スポンジなど保水性を有する内装部材の乾燥も効果的である。
また、前記洗浄手段がヘルメットの帽体の内外部に洗浄ノズルから洗浄液を循環式として、すすぎ水を非循環式で吹き付けることとすれば、ヘルメットの帽体の内外部を洗浄後に、すすぎ水の使用量を抑えて衛生的に洗浄することができる。
そして、前記乾燥手段において、ブロワからブロワノズルへ空気を送る給気管に、ブロワへの水の浸入を防止する水浸入防止手段を有することにより、ブロワノズルからの水の浸入を防止することでブロワの故障(漏電など)を防止できる。
本発明に係るヘルメットの洗浄乾燥装置の全体斜視図である。 ヘルメットの洗浄乾燥装置の内部構造を示す部分破断斜視図である。 ヘルメット保持台を示す斜視図である。 ヘルメットの洗浄乾燥装置の内部構造を示す簡略平面図である。 洗浄手段と乾燥手段の配置を示す部分破断斜視図である。 洗浄手段を構成する洗浄ノズルの斜視図である。 ヘルメットを洗浄手段にて洗浄する様子を示す部分説明図である。 ヘルメット帽体の内装部材の水分を搾り出す様子を示す説明用断面図である。 ヘルメット帽体と乾燥手段のブロワノズルの位置関係を示す部分断面図である。 他の実施形態のヘルメットの洗浄乾燥装置の内部構造を示す簡略平面図である。 同じく洗浄手段と乾燥手段の配置を示す部分破断斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1は本発明に係るヘルメットの洗浄乾燥装置を示し、図2〜図9はその詳細を示し、図中符号Hはヘルメット、1は本体部、2は開閉蓋、3は載置台、4はヘルメット保持台、5は洗浄手段、6は乾燥手段をそれぞれ示している。
本実施形態のヘルメットの洗浄乾燥装置は、上方開放した箱状の本体部1と、該本体部1の上面部を開閉する開閉蓋2と、本体部1の側方に設けた載置台3とを備え、前記本体部1の内部は上下中間位置にヘルメット保持台4を設けるとともに、ヘルメットHを洗浄する洗浄手段5と洗浄後のヘルメットHを乾燥する乾燥手段6を設けた構造である。
具体的には、図2に示すように、前記本体部1の内部は、上部が前記ヘルメット保持台4、洗浄手段5及び乾燥手段6を設けた洗浄槽7となっており、下部が洗浄液タンクとすすぎ水タンク(図示せず)となっている。尚、すすぎ水タンクは省略して外部から水道水を引き込むようにしても良い。
前記ヘルメット保持台4は、図2及び図3に示すように、格子状の透水性プレート8の4箇所にヘルメットHを伏せた(帽体の開口部が下向き)状態で保持できる部分を設け、その部分は開口9,…となっており、二つの並んだ開口9,9に対応する位置にはそれぞれ上方へ第1支持フレーム部10を突設し、洗浄時に該第1支持フレーム部10にヘルメットHを被せて保持できるようにしている。前記第1支持フレーム部10は、洗浄液とすすぎ水の通過を妨げない程度の十分な開口率を有している。また、前記透水性プレート8の残りの二つの開口9,9の内、一方の開口9に対応する位置には第2支持フレーム部11を突設し、乾燥時に該第2支持フレーム部11にヘルメットHを被せて保持できるようにしている。前記第2支持フレーム部11は、後述のブロワノズルから噴出させた空気の通過を妨げない程度の十分な開口率を有している。
前記第1支持フレーム部10及び第2支持フレーム部11は、ヘルメットHを所定位置に静置し、開口9を通して供給される洗浄液やすすぎ水、あるいは乾燥用空気の流動を妨げなければ、他の構造のものに置き換えることが可能であり、例えば開口9の周囲に上方へ向けて支持棒を突設し、該支持棒でヘルメットの帽体周囲を当止しても良い。
更に、前記透水性プレート8の残りの一つの開口9に対応する位置には、水を吸収したヘルメット内装部材H1の水分を搾り出す搾水手段12を設けている。具体的には、前記搾水手段12は、ヘルメットHの内装部材H1の概形状で形成した部材13を前記開口9に対応する位置に突設して構成し、該部材13は、プラスッチック、竹など弾性変形に優れる素材で網目状に形成されている。
前記洗浄手段5は、図2、図4〜図7に示すように、前記ヘルメット保持台4より下方の洗浄槽7の底部に設けた垂直な回転軸によって水平回転可能な洗浄ノズル14と、前記ヘルメット保持台4より上方の洗浄槽7の開口縁部に添設した固定ノズル15とから構成されている。前記洗浄ノズル14は、洗浄液ノズル14Aとすすぎ水ノズル14Bとを十文字状に配置した構造を有している。本実施形態では、前記洗浄槽7の略全域にわたって洗浄ノズル14が移動してカバーするようになっている。そして、前記洗浄ノズル14は、回転しながら洗浄液ノズル14Aから洗浄液が上方へ噴出して、前記ヘルメット保持台4の第1支持フレーム部10に保持されたヘルメットHの内部及び外部を洗浄する。ここで、前記洗浄液ノズル14AがヘルメットHの下方からずれた位置にあるときには、洗浄液はヘルメットHの側方から上方へ吹き上がり、ヘルメットHの上面にも洗浄液がかかるようになる。それから、前記洗浄液ノズル14Aへの洗浄液の供給を止めて、すすぎ水ノズル14Bからすすぎ水を上方へ噴出させて洗浄液を洗い流すのである。ここで、洗浄液は循環式として必要に応じ交換するようにすれば節水につながり、すすぎ水は非循環式として衛生を保持する。
下方からのすすぎ水の噴出だけでもヘルメットHの外部の洗浄液を流すことが可能であるが、より洗浄効果を高めるために、前記固定ノズル15からすすぎ水を下方へ向けて噴出させることにより、ヘルメットHの外部も確実に洗い流すことが可能となる。ここで、前記固定ノズル15は、前記洗浄槽7の開口縁部に、前記ヘルメット保持台4に保持されたヘルメットHを取り囲むように配管した平面視コ字形のノズル管16に所定間隔毎にスリット17,…を設けて構成した。
尚、前記水平回転可能な洗浄ノズル14は、食器洗い機の洗浄ノズルと同じ構造であり、垂直回転軸にロータリージョイントを介して二系列の流路が接続され、それぞれの流路に洗浄液ノズル14Aとすすぎ水ノズル14Bを構成するパイプを接続したものである。前記パイプには噴出孔が、上向きで回転方向とは反対側に若干傾斜させて設け、噴出孔から噴出する流体の反力でそれ自体が回転駆動するような構造である。しかし、本発明では、洗浄ノズル14の構造は限定されない。
前記乾燥手段6は、図2、図4、図5及び図9に示すように、ブロワノズル18から噴出する空気をヘルメットHの内面に吹き付けるものであって、且つブロワノズル18が帽体の開口部に沿って回転する構造である。具体的には、前記乾燥手段6は、前記ヘルメット保持台4より下方で洗浄ノズル14の上位に給気管19を水平に設け、前記第2支持フレーム部11に対応する開口9の直下に位置した前記給気管19の先端部上面に、前記ブロワノズル18をロータリージョイント20を介して垂直な回転軸周りに回転可能に設けられ、更に前記ブロワノズル18の先端は絞った状態で側方へ屈曲した形状であり、該ブロワノズル18の先端部は前記開口9を通して第2支持フレーム部11の内部に位置した構造である。そして、図示しないブロワから給気管19を通して供給された乾燥用空気をブロワノズル18の先端から第2支持フレーム部11に保持したヘルメットHの内面に向けて噴出させて、ヘルメットHの内部、特に水分を含んだ内装部材H1を乾燥させるのである。
ここで、前記ブロワノズル18を回転させるには、歯車、ベルトなど動力伝達手段を介して外部動力によって回転する構造でも良いが、好ましくはノズル自身から噴出する空気の反力によって前記ブロワノズル18が自転する構造が好ましい。それには、図4に示すように、ブロワノズル18の回転中心に対してノズル先端18Aを偏心させれば良い。
更に、前記乾燥手段6において、ブロワからブロワノズル18へ空気を送る給気管19に、ブロワへの水の浸入を防止する水浸入防止手段を設けることがより好ましい。具体的には、前記水浸入防止手段が、電磁弁の開閉による水抜き手段であり、あるいはS字トラップによる水浸入防止手段であり、あるいはノズル先端に設けた逆流防止弁である。これら何れかの水浸入防止手段を採用することで、ブロワの故障の原因となる洗浄中にブロワに水が浸入することを防止できる。図5、図9及び図11には、給気管19にS字トラップを設けた例を示している。
そして、前記洗浄手段5による洗浄後のヘルメットHは、吸水性素材からなる内装部材H1に水分を飽和状態で含んでおり、そのまま乾燥することは効率的でない。そのため、本発明では、図9に示すように、洗浄後のヘルメットHを前記搾水手段12の部材13に被せ、ヘルメット内装部材H1を前記部材13に押し当てることにより、内装部材H1の水分を搾り出すのである。搾り出した水分は、透水性プレート8を通して洗浄槽7の底部に滴下し、排水される。このように予め内装部材H1の水分を搾水手段12で搾り取って減水した状態で前記乾燥手段6で乾燥させるのである。
本実施形態では、前記開閉蓋2を開いて一つ又は二つのヘルメットHを前記ヘルメット保持台4の第1支持フレーム部10,10に被せてセットし、それから開閉蓋2を閉じて、前記洗浄手段5を駆動して洗浄する。それから、開閉蓋2を開いて洗浄後のヘルメットHを搾水手段12を構成する部材13に内面を押し付けて内装部材H1の水分を搾り取り、第2支持フレーム部11に置き換える。二つ同時にヘルメットHを洗浄した場合には、二つとも水分を搾り取った後、余分の一つは載置台3に載せて置く。前記開閉蓋2を開いたまま、前記乾燥手段6によって乾燥させる。乾燥させたヘルメットHは載置台3に移し、未だ乾燥させてないヘルメットHを再度第2支持フレーム部11に置いて前記乾燥手段6によって乾燥させる。ヘルメットHを乾燥手段6で完全に乾燥させなくても、前記載置台3に載せて自然乾燥させることが可能である。
人の皮脂の溶融温度は約50℃以下であり、牛や豚の脂肪も40〜50℃で軟化して流動化するので、洗浄液及びすすぎ水の温度は50℃以上必要である。一方、ヘルメットの帽体の内面には発泡スチロール等の緩衝体が設けられているものも多く、これら発泡スチロール等の発泡体はおよそ70〜80℃を超えると二次発泡するので、洗浄液及びすすぎ水の温度は二次発泡を生じない程度の温度にする必要がある。従って、洗浄液及びすすぎ水の温度は50〜60℃が最適である。また、乾燥温度も上述の理由によって50℃前後の温度、好ましくは40〜50℃に設定する。
図10及び図11は本発明の他の実施形態を示し、本実施形態では、洗浄手段5が異なり、前記ヘルメット保持台4の各第1支持フレーム部10に対応する位置に、小型の回転可能な洗浄ノズル14をそれぞれ配置するとともに、両第1支持フレーム部10,10を取り囲むように平面視四角形状のノズル管16を洗浄槽7の開口部に設けたものである。その他の構成は、前述の実施形態と同様であるので、同一構成には同一符号を付してその説明は省略する。本実施形態の洗浄手段5は、洗浄液とすすぎ水をヘルメットHを保持した位置に制限して噴出させることができ、またヘルメットHを一つだけ洗浄する場合には、それに対応する洗浄ノズル14だけを使用すれば良く、洗浄液とすすぎ水を節約できる。
H ヘルメット
H1 内装部材
1 本体部
2 開閉蓋
3 載置台
4 ヘルメット保持台
5 洗浄手段
6 乾燥手段
7 洗浄槽
8 透水性プレート
9 開口
10 第1支持フレーム部
11 第2支持フレーム部
12 搾水手段
13 部材
14 洗浄ノズル
14A 洗浄液ノズル
14B すすぎ水ノズル
15 固定ノズル
16 ノズル管
17 スリット
18 ブロワノズル
18A ノズル先端
19 給気管
20 ロータリージョイント

Claims (11)

  1. 洗浄槽内のヘルメットを洗浄する手段と洗浄後のヘルメットを乾燥する手段とを有するヘルメットの洗浄乾燥装置において、前記乾燥手段がブロワノズルから噴出する空気をヘルメット内面に吹き付けるものであって、且つブロワノズルが帽体の開口部に沿って回転することを特徴とするヘルメットの洗浄乾燥装置。
  2. 前記ブロワノズルは、歯車、ベルトなど動力伝達手段を介して外部動力によって回転する請求項1記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  3. 前記ブロワノズルは、ノズル自身から噴出する空気の反力によって自転する請求項1記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  4. 洗浄後のヘルメットを乾燥する前工程として、水を吸収したヘルメット内装部材を、内装部材の概形状で形成した部材に押し当てることにより、内装部材の水分を搾り出す搾水手段を有する請求項1〜3何れか1項に記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  5. 前記内装部材の概形状で形成した部材が、プラスッチック、竹など弾性変形に優れる素材で形成されている請求項4記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  6. 前記内装部材の概形状で形成した部材が、網目状である請求項5記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  7. 前記洗浄手段がヘルメットの帽体の内外部に洗浄ノズルから洗浄液を循環式として、すすぎ水を非循環式で吹き付ける請求項1〜6いずれか1項に記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  8. 前記乾燥手段において、ブロワからブロワノズルへ空気を送る給気管に、ブロワへの水の浸入を防止する水浸入防止手段を有する請求項1〜7何れか1項に記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  9. 前記水浸入防止手段が、電磁弁の開閉による水抜き手段である請求項8記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  10. 前記水浸入防止手段が、S字トラップによる水浸入防止手段である請求項8記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
  11. 前記水浸入防止手段が、ノズル先端に設けた逆流防止弁である請求項8記載のヘルメットの洗浄乾燥装置。
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