JP2015074510A - 後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像を形成する画像形成装置から受け取った記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、モータの回転による駆動力で束を綴じ合わせる綴じ処理を行う複数種のステープラが装着される装着部と、複数種のステープラから選択された一のステープラの予め定められた綴じ処理機能に応じて、選択された一のステープラが綴じ処理を行う際のモータに供給する電力を調整する電力供給部とを備えた。
【選択図】図5
Description
画像を形成する画像形成装置から受け取った記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
モータの回転による駆動力で前記束を綴じ合わせる綴じ処理を行う複数種のステープラが装着される装着部と、
前記複数種のステープラから選択された一のステープラの予め定められた綴じ処理機能に応じて、前記選択された一のステープラが前記綴じ処理を行う際の前記モータに供給する電力を調整する電力供給部と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記電力供給部は、前記選択された一のステープラの予め定められた最大綴じ処理能力が小さいほど前記モータに供給する電力を少なくする、
ことを特徴とする。
前記電力供給部は、前記画像形成装置で行う画像形成処理に要する時間が長いほど前記モータに供給する電力を少なくする、
ことを特徴とする。
前記電力供給部は、前記モータに供給する電力をパルス幅変調を行って調整する、
ことを特徴とする。
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部から受け取った記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
モータの回転による駆動力で、前記束を綴じ合わせる綴じ処理を行う複数種のステープラが装着される装着部と、
前記複数種のステープラから選択された一のステープラの予め定められた綴じ処理機能に応じて、前記選択された一のステープラが前記綴じ処理を行う際の前記モータに供給する電力を調整する電力供給部と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、選択された各々のステープラの綴じ処理の生産性を確保しつつ動作音の増大を抑制することができることができる。
請求項3に記載の発明によれば、接続される画像形成装置の生産性に応じて選択された各々のステープラの綴じ処理の生産性を確保しつつ動作音の増大を抑制することができることができる。
請求項4に記載の発明によれば、モータへの電力供給を正確にかつ容易に制御することができる。
請求項5に記載の発明によれば、綴じ処理の生産性を確保しつつ動作音の増大を抑制することができることができる。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
図1は本実施形態に係る後処理装置200が適用される画像形成システム1を示す概略構成図である。図1に示す画像形成システム1は、電子写真方式によって画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置2と、画像形成装置2によってトナー像が形成された用紙Pに後処理を施す用紙処理装置3とを備えている。以下、図面を参照しながら、画像形成システム1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置2は、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60を備えて構成されている。画像形成装置2の上面(Z方向)には、搬送装置100が配置され、画像が記録された用紙Pが後処理装置200へと導かれる。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
転写装置50においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送される。定着装置60に搬送された用紙Pは、一対の定着ローラ61と加圧ローラ62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ガイド65a、65bによってガイドされ、排出ローラ対69から画像形成装置2上面に配置された搬送装置100へ排出される。
用紙処理装置3は、画像形成装置2から出力された用紙Pを更に下流側に搬送する搬送装置100と、用紙Pを複数枚重ねて用紙束PBを形成するコンパイルトレイ210や用紙束PBを綴じ合わせる針綴じ処理を行うステープラ220などを含む後処理装置200とを備えている。
第1の後処理搬送路S1は、トップトレイTR1に接続されており、この第1の後処理搬送路S1からは排出ローラ202により後処理がなされない用紙Pが排出される。
さらにまた、後処理装置200は、コンパイルトレイ210にて集積された用紙Pを押さえ、かつ回転することにより、綴じられた用紙束PBを搬送するイジェクトローラ(用紙束搬送ローラ)209を備えている。
図2(a)はステープラ220を含むコンパイルトレイ210周辺の構成を示す断面模式図、図2(b)は平面模式図、図3(a)はステープラ220の駆動力伝達機構を示した模式図、図3(b)及び図3(c)はステープラ220に備えられた押え部材の動作機構の説明図である。以下、図面を参照しながら、コンパイルトレイ210周辺の全体構成と動作について説明する。
パドル207は、図2の矢印R方向に回転することで、第1の進行方向F1方向(図2中に図示)に沿って搬送された用紙Pを、コンパイルトレイ210上で第2の進行方向F2(図2中に図示)に押し込むよう構成されている。
遮光板229は駆動軸226の回転と同期して回転し、HPセンサSにより、駆動軸226の回転位置、特に、駆動軸226の初期位置が検出される。
そして、第1イジェクトローラ209aが用紙Pに接触した状態で第2イジェクトローラ209bが回転駆動され、用紙束PBを上昇(第3の進行方向S3方向)させてスタッカトレイTR2上へ搬送する。
図4は一連のステープル動作を構成する各工程における動作音波形を示した図、図5(a)、(b)は後処理装置200におけるステープラ220の制御構成ブロック図、図6はステープラ220の制御概念図、図7は紙種と枚数とによって用紙束PBを群に分類する第1群テーブルを示す図、図8は分類された群とステープル動作の各工程のデューティとの関係を割り付けた第2群テーブルを示す図、図9は選択されるステープラ、接続される画像形成装置の生産性及びステープル枚数に対応してPWM電力パターンを割り付ける第3群テーブルを示す図、図10は選択されるステープラごとにステープルミスを起こさない下限のPWM電力パターンを割り付ける第4群テーブルを示す図である。
以下、図面を参照しながらステープラ220のステープル動作及び制御について説明する。
図4に示すように、一連のステープル動作は、起動工程T1と、綴じ工程T2と、復帰工程T3とに分けられている。本実施形態では起動工程T1の時間長t1は、t1=50msecに固定されている。また、綴じ工程T2と復帰工程T3との境界は、HPセンサSの出力の変化で検知することができ、復帰工程T3の終了タイミング(すなわち初期状態)もHPセンサSの出力変化により検知することができる。
図5(a)に示すように、後処理装置200におけるステープラ220の動作制御を担う制御部230は、CPU231、ROM232、RAM233、モータ駆動部234、発振器235、入力インタフェース236、出力インタフェース237からなる。ROM232には、ステープラ動作制御プログラム、後述する群テーブル等が予め格納されている。
また、CPU231には出力インタフェース237を介して、HPセンサSの出力信号も入力され、CPU231ではステープラ220が初期状態にあること、また綴じ工程T2から復帰工程T3への切り替わりのタイミングにあることが認識される。
尚、DCモータ222は、供給されたPWM電力のデューティに概ね沿った回転数で回転するが、ステープラ220の個体差や綴じ対象の用紙Pの紙種や枚数等に応じて変化し、デューティとDCモータ222の回転数とは必ずしも一対一には対応しない。
以上のように構成された後処理装置200におけるステープラ220においては、以下のような特質がある。
すなわち、DCモータ222の回転速度を大きくするとステープル動作が速くなるが、ステープル処理を施す際の動作音が大きくなる。他方、DCモータ222の回転速度を小さくするとステープル動作が遅くなるが、ステープル処理を施す際の動作音は小さくなる。
しかるに、ステープル処理速度を必要以上に小さくすると、例えば、綴じ針を用紙束PBに貫通させる貫通力を確保することが不可能になったり、貫通させた綴じ針の脚部を折り曲げる(クリンチ)ことが不可能になったりしてステープル処理を完了することができなくなる虞がある。
ステープル機能の異なる複数のステープラとしては、最大針綴じ処理能力が異なる複数のステープラからなるマルチ・ステープラユニット、綴じ針の脚部を切断する切断機能を備えたステープラ、金属製の綴じ針を使用しない針無しステープル機能を備えたステープラ、最大針綴じ処理能力が小さい低コストのステープラ等が挙げられる。
しかるに、それぞれのステープラが備えるステープル機能に応じて必要な駆動電力が定まり、用紙束PBを構成する用紙Pの紙種、一束あたりの用紙枚数に応じて駆動電力を供給するのみでは、ステープルミスを回避しつつ動作音を抑制することができなくなる虞がある。
復帰工程T3についても、デューティが、ステープル動作が正常に行なわれる範囲内で100%から低減されて動作音の抑制が図られる。
その結果、第1群テーブルは、どのような種類の用紙Pが何枚束ねられたらどの群に属することになるかを示している。
尚、第1群テーブルの情報は、制御部230のROM232に格納されており、動作に先立ってRAM233にロードされる。
この第2群テーブルの情報も制御部230のROM232に格納されており、動作に先立ってRAM233にロードされる。
尚、生産性(PPM)は、画像形成装置2が選択された用紙Pに画像形成し後処理装置200へ搬送するのに要する時間から算出される1分間当たりの画像形成可能枚数と定義される。
そして、モータ駆動部234が、複数種のステープラ220A、220B、220Cから選択された一のステープラに対応して、第3群テーブル及び第4群テーブルを参照して選択されたステープラのDCモータ222に供給するPWM電力パターンを選択して綴じ針の移動速度を含めた綴じ処理速度を変化させる。
そのために、後処理装置200は選択されたステープラが備えるステープル機能に応じて適切なPWM電力パターンで制御されステープルミスを回避しつつ動作音を抑制することができる。また、異なる生産性(PPM)の画像形成装置2に接続されたときであっても、生産性(PPM)に応じた適切なPWM電力パターンで制御されステープルミスを回避しつつ動作音を抑制することができる。
2・・・画像形成装置
3・・・用紙処理装置
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
40・・・現像装置
50・・・転写装置
60・・・定着装置
69・・・排出ローラ(画像形成装置2)
100・・・搬送装置
200・・・後処理装置
210・・・コンパイルトレイ
220、220A、220B、220C・・・ステープラ
230・・・制御部
234・・・モータ駆動部
Claims (5)
- 画像を形成する画像形成装置から受け取った記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
モータの回転による駆動力で前記束を綴じ合わせる綴じ処理を行う複数種のステープラが装着される装着部と、
前記複数種のステープラから選択された一のステープラの予め定められた綴じ処理機能に応じて、前記選択された一のステープラが前記綴じ処理を行う際の前記モータに供給する電力を調整する電力供給部と、を備えた、
ことを特徴とする後処理装置。 - 前記電力供給部は、前記選択された一のステープラの予め定められた最大綴じ処理能力が小さいほど前記モータに供給する電力を少なくする、
ことを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。 - 前記電力供給部は、前記画像形成装置で行う画像形成処理に要する時間が長いほど前記モータに供給する電力を少なくする、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の後処理装置。 - 前記電力供給部は、前記モータに供給する電力をパルス幅変調を行って調整する、
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の後処理装置。 - 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部から受け取った記録媒体を複数枚重ねて束を形成する束形成部と、
モータの回転による駆動力で、前記束を綴じ合わせる綴じ処理を行う複数種のステープラが装着される装着部と、
前記複数種のステープラから選択された一のステープラの予め定められた綴じ処理機能に応じて、前記選択された一のステープラが前記綴じ処理を行う際の前記モータに供給する電力を調整する電力供給部と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2013210653A JP2015074510A (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 後処理装置及び画像形成装置 |
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JP2013210653A JP2015074510A (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 後処理装置及び画像形成装置 |
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JP2013210653A Pending JP2015074510A (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 後処理装置及び画像形成装置 |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0286554A (ja) * | 1988-09-22 | 1990-03-27 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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2013
- 2013-10-08 JP JP2013210653A patent/JP2015074510A/ja active Pending
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