JP2015072787A - 多芯ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】複数本の同軸電線と複数本の絶縁電線とを有する多芯ケーブルであって、高速信号伝送を実現できるとともに、同軸電線対間のクロストークを減少させることができる多芯ケーブルを提供する。
【解決手段】多芯ケーブル10は、2本一組の同軸電線11から構成される少なくとも二対の同軸電線対11A,11Bと、複数本の絶縁電線21と、少なくとも二対の同軸電線対11A,11Bと複数本の絶縁電線21との周囲を覆うシース30と、を備えている。ケーブル10の長さ方向に垂直な断面において、二対の同軸電線対11A,11Bの間に複数本の絶縁電線21または他の介在31,32が配置されていることで、二対の同軸電線対11A,11Bが同一円周上において互いに同軸電線11の外径の1/3以上の距離離間して配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数本の同軸電線と複数本の絶縁電線とを有する多芯ケーブルに関する。
多芯ケーブルとして、ケーブル内に同軸電線と絶縁電線とが混在して配置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−006443公報
上記のような多芯ケーブルにおいて、さらなる高速信号伝送への要求が高まっている。
本発明は、複数本の同軸電線と複数本の絶縁電線とを有する多芯ケーブルであって、高速信号伝送を実現できるとともに、同軸電線対間のクロストークを減少させることができる多芯ケーブルを提供することを目的とする。
本発明の多芯ケーブルは、
2本一組の同軸電線から構成される少なくとも二対の同軸電線対と、
複数本の絶縁電線と、
前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線との周囲を覆うシースと、を備え、
ケーブルの長さ方向に垂直な断面において、前記少なくとも二対の同軸電線対の間に前記複数本の絶縁電線または他の介在が配置されていることで、前記少なくとも二対の同軸電線対が同一円周上において互いに前記同軸電線の外径の1/3以上の距離離間して配置されている。
本発明によれば、高速信号伝送を実現できるとともに、同軸電線対間のクロストークを減少させることができる多芯ケーブルを提供することができる。
本発明の実施形態に係る多芯ケーブルの一例を示す断面図である。 図1の多芯ケーブルを構成する集合体の一例を示す断面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施形態の内容を列記して説明する。
本願発明の実施形態に係る多芯ケーブルは、
(1)2本一組の同軸電線から構成される少なくとも二対の同軸電線対と、
複数本の絶縁電線と、
前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線との周囲を覆うシースと、を備え、
ケーブルの長さ方向に垂直な断面において、前記少なくとも二対の同軸電線対の間に前記複数本の絶縁電線または他の介在が配置されていることで、前記少なくとも二対の同軸電線対が同一円周上において互いに前記同軸電線の外径の1/3以上の距離離間して配置されている。
この構成によれば、二対の同軸電線対を含んでいるため、高速信号伝送を実現できる。また、二対の同軸電線対同士が複数本の絶縁電線または介在により同軸電線の外径の1/3以上の距離離間して配置されているため、同軸電線対間のクロストークを減少させることができる。
(2)前記少なくとも二対の同軸電線対同士が前記同一円周上においてケーブル中心について対称な位置に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、二対の同軸電線対同士の電気的な干渉を最小限に抑えて、伝送特性を維持することができる。
(3)前記同軸電線対を構成する2本の同軸電線同士は撚られることなく、前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線または前記介在が一括で撚り合わされていることが好ましい。
この構成によれば、クロストークをより確実に減少させることができるとともに、従来の多芯ケーブルよりも高い柔軟性および屈曲性を得ることができる。
(4)一括で撚り合わされている前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線または前記介在により構成される集合体の集合ピッチは、前記集合体の集合外径の15倍以上30倍以下であることが好ましい。
集合ピッチが集合外径の15倍よりも小さいとクロストークを減少させる効果を得られにくく、集合ピッチが集合外径の30倍よりも大きいとケーブルの外観が損なわれる。
[本願発明の実施形態の詳細]
以下、本発明に係る多芯ケーブルの例を、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る多芯ケーブル10は、最外層である外被30(シースの一例)の内側に、高速信号伝送用である複数本の同軸電線11と、低速信号伝送用または電力供給用の複数本の絶縁電線21とを有している。
この多芯ケーブル10は、差動伝送用途に適したものとするために、同軸電線11が2本一組で収容されている。本例の多芯ケーブル10における一対の同軸電線11を偶数対含む偶数の同軸電線対として、同軸電線対11Aおよび同軸電線対11Bの二対が収容されている。それぞれの対となった同軸電線11同士(例えば同軸電線対11Aの同軸電線11同士)は近接して配置されていることが好ましい。なお、一対を構成する同軸電線11同士は撚られていないことが好ましい。
各同軸電線11は、中心導体12を絶縁体13で覆い、絶縁体13の外周に外部導体14を配し、その外側を外被15で覆って保護した構成である。高速伝送用として、本実施形態においては、5Gbps以上、例えば10Gbpsの高速デジタル伝送を行う同軸電線11が用いられる。この同軸電線11としては、AWG(American Wire Gauge)30番より細いものであることが好ましく、本例では、例えばAWG30番〜34番の細径同軸電線を用いている。
中心導体12としては、例えば、銀メッキ軟銅線を複数本撚った撚線が用いられる。本例においては、AWG34番の同軸電線11を構成する中心導体12として、例えば外径が0.064mmの銀メッキ軟銅線を7本撚り合わせた撚線を用いることができる。撚線からなる中心導体12の外径は、例えば0.19mmである。
絶縁体13には、例えば、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)からなるフッ素樹脂が用いられ、絶縁体13は、このフッ素樹脂を押出成形することにより形成される。絶縁体13の外径は、例えば0.47mmである。
外部導体14は、例えば、外径0.05mmの錫メッキ軟銅線を絶縁体13の外周に横巻きで配して形成される。外部導体14を構成する錫メッキ軟銅線の巻き角度(同軸電線11の中心軸となす角度)は、例えば5〜10度である。
また、外被15は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなる樹脂テープを外部導体14の外周に巻き付けて形成されている。外被15の外径は、例えば0.60mmである。
また、多芯ケーブル10には、複数本(ここでは、4本)の絶縁電線21が収容されている。多芯ケーブル10に含まれる絶縁電線21の本数は2本から6本程度が好ましい。
絶縁電線21は、何れも導体22を外被23によって覆った電線である。
絶縁電線21を低速信号伝送用として用いる場合、導体22は、例えば、外径0.10mmの錫メッキ軟銅線を7本撚り合わせた撚線から形成されている。撚線からなる導体22の外径は、例えば0.30mmである。また、このときの外被23の材料としては、FEP等のフッ素樹脂を用いることが好ましく、外被23の外径は、例えば、0.62mmである。
なお、絶縁電線21を電力供給用として用いる場合、導体22は、例えば、外径0.102mmの錫メッキ軟銅線を19本撚り合わせた撚線から形成され、導体22の外径は、例えば0.51mmとされる。また、このときの外被23の材料としては、耐熱性、耐薬品性、非粘着性、自己潤滑性などに優れたパーフルオロアルコキシ樹脂(PFA)等のフッ素樹脂を用いることが好ましく、外被23の外径は、例えば、0.65mmである。
2本一組の同軸電線11により構成された少なくとも2対の同軸電線対11A,11Bと絶縁電線21とを有する多芯ケーブル10では、ケーブルの長さ方向に垂直な断面(図1の断面)において、二対の同軸電線対11A,11Bが同一円周上において互いに一定距離離間して配置されている。そして、このように配置された二対の同軸電線対11A,11Bの間に複数本の絶縁電線21が配置されている。例えば、二対の同軸電線対11A,11B同士は、同軸電線11の外径の1/3以上(本例では、例えば0.2mm以上)の距離離間して配置されている。二対の同軸電線対11A,11B同士が同軸電線11の外径の1/3よりも小さい距離で配置されている場合は、互いに影響し合ってクロストークが増大してしまう。
同軸電線対11A,11B同士は、図1の断面において、円形として観察される多芯ケーブル10の中心に対して、できるだけ対称な位置に配置されていることが好ましい。これにより、同軸電線対11A,11B同士の電気的な干渉を最小限に抑えることが可能となる。絶縁電線21は1本ずつ離して配置せずともよい。例えば絶縁電線21が4本ある場合は、1本をケーブル中心に配置して、残りの3本はケーブル断面において同軸電線対11A,11Bと同一円周上に配置することができる。なお、これらの同軸電線対11A,11Bと絶縁電線21との隙間には、多数本のアラミド繊維からなる抗張力繊維31(他の介在の一例)やスフ糸等からなるフィラー32(他の介在の一例)が配置されている。
本実施形態においては、それぞれの同軸電線対11A,11Bを構成する同軸電線11同士は撚り合わされずに、二対の同軸電線対11A,11Bと複数本の絶縁電線21とが、抗張力繊維31等とともに一括して螺旋状に撚り合わされて集合されている。従来のように同軸電線同士が撚り合わされたいわゆる対撚り方式により同軸電線対が構成されると、同軸電線11間のクロストークが増加しやすいためである。
このように一括撚りにて集合された同軸電線対11A,11Bと複数本の絶縁電線21を集合体M(図2参照)と呼ぶ。集合体Mは、いわゆる層撚り方式で構成されている。
層撚り方式で構成された集合体Mの周囲には、押さえ巻41が巻き付けられており、これにより、集合体Mは、同軸電線対11A,11Bおよび絶縁電線21の配置が崩れることなく束ねられている。
また、集合体Mは、その周囲が押さえ巻41を介してシールド層42によって覆われている。そして、このシールド層42のさらに外周側が、外被30によって覆われている。
押さえ巻41としては、例えば、導電性樹脂テープが用いられている。この導電性樹脂テープを構成する樹脂テープは、耐熱性、耐摩耗性などに優れたポリテトラフルオロエチレン(PTFE)樹脂等のフッ素系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂等のポリエステル系樹脂またはポリエチレン(PE)等から形成されている。この押さえ巻41として用いられる導電性樹脂テープは、導電性を持たせるために、樹脂テープを構成する樹脂にカーボン等の導電性物質が分散するように混入されている。この押さえ巻41は、所定の厚さを有するフィルム状に形成されている。押さえ巻41の巻方向は、同軸電線対11A,11Bと絶縁電線21とを一括撚りにて集合するときの撚り方向と同一方向でも、逆方向でもよい。
シールド層42は、例えば、外径0.05mmの錫メッキ軟銅線を編組して構成されている。シールド層42により、同軸電線対11A,11Bを伝搬する信号にノイズが乗らないので、ノイズの影響によるエラーのない正確な高速信号伝送が実現される。
また、外被30は、例えば厚さ0.50mmのポリ塩化ビニル(PVC)やポリオレフィン系樹脂等から形成されている。
本例のようにAWG34番の同軸電線11を4本含む二対の同軸電線対11A,11Bを有する本例の多芯ケーブル10では、外被30の外径は例えば3.4mm±0.2mmである。なお、AWG32番の同軸電線11(中心導体12を構成する銀メッキ軟銅線の外径が例えば0.08mm)を用いる多芯ケーブル10の外径は、例えば3.6mm±0.2mmとなり、AWG30番の同軸電線11(中心導体12を構成する銀メッキ軟銅線の外径が例えば0.102mm)を用いる多芯ケーブル10の外径は、例えば4.1mm±0.2mmとなる。
図2に、二対の同軸電線対11A,11Bおよび絶縁電線21の集合体の斜視図を示す。
図2に示されるように、二対の同軸電線対11A,11Bおよび絶縁電線21は抗張力繊維31等(図2における図示は省略)とともに一括撚りにて集合されることで、集合体Mとして形成される。この集合体Mにおいて、集合体Mの撚りピッチ(集合ピッチ)Pは、集合体Mの外径(集合外径)Dの15倍以上30倍以下となるように設定される。ここで、集合ピッチPとは、同軸電線11および絶縁電線21のうち1本の電線が集合体Mの軸方向に沿って一回転する間に進む距離のことを示す。集合外径Dは、二対の同軸電線対11A,11Bおよび絶縁電線21が一括して撚り合わされたときの集合体Mの外径を示す。集合ピッチPが集合外径Dの15倍よりも小さいと二対の同軸電線対11A,11B間のクロストークを減少させる効果を得られにくい。集合ピッチPが集合外径Dの30倍よりも大きいと多芯ケーブル10の外観が損なわれてしまう。具体的には、集合ピッチPは、例えば2mm以上4mm以下であることが好ましい。
このように構成された本実施形態の多芯ケーブル10を製造するには、まず、ケーブルの横断面中心部に少なくとも1本の絶縁電線21を配置する。そして、この絶縁電線21を挟んで、二対の同軸電線対11A,11Bを同一円周上に配置する。これにより、二対の同軸電線対11A,11B同士を、同軸電線11の外径の1/3以上の距離離間して配置することができる。次に、残り3本の絶縁電線21を同軸電線対11A,11Bと同一円周上に配置する。そして、同軸電線対11A,11Bおよび絶縁電線21の隙間に抗張力繊維31あるいはフィラー32を配置する。その後、同軸電線対11A,11Bと絶縁電線21とを一括して撚り合わせて集合体Mを形成する。そして、集合体Mの周囲に押さえ巻41を巻き付け、さらにその外周にシールド層42を形成する。最後に、このシールド層42の外周に、外被30を押し出し被覆する。
以上説明したように、本実施形態の多芯ケーブル10によれば、ケーブル内に同軸電線対11A,11Bを含むことにより、例えば10Gbpsの高速信号伝送を行うことができる。また、二対の同軸電線対11A,11B同士が絶縁電線21を介して同軸電線11の外径の1/3以上の距離離間されて配置されているため、同軸電線対11A,11B間のクロストークを減少させることができる。
また、本実施形態の多芯ケーブル10によれば、二対の同軸電線対11A,11B同士が同一円周上においてケーブル中心について対称な位置に配置されている。そのため、同軸電線対11A,11B同士の干渉を最小限に抑えて、伝送特性を維持することができる。
また、本実施形態の多芯ケーブル10によれば、同軸電線対11A,11Bを構成する2本の同軸電線11同士は撚られることなく、同軸電線対11A,11Bと複数本の絶縁電線21が一括で撚り合わされている。これにより、同軸電線対11A,11B間のクロストークをより確実に減少させることができるとともに、従来のように2本の同軸電線同士が撚り合わされた対撚り方式で構成される同軸電線対を含む多芯ケーブルよりも高い柔軟性および屈曲性を得ることができる。
さらに、本実施形態の多芯ケーブル10によれば、一括で撚り合わされている同軸電線対11A,11Bと複数本の絶縁電線21より構成される集合体Mの集合ピッチPは、集合体Mの集合外径Dの15倍以上30倍以下である。そのため、多芯ケーブル19の外観を損なうことなく、同軸電線対11A,11B間のクロストークを十分に減少させることができる。
図1に示す多芯ケーブルを用いて、同軸電線対間のクロストークの評価試験を行った。一方、比較例として、二対の同軸電線対同士が近接して配置された多芯ケーブルを用いて、同様に同軸電線対間のクロストークの評価試験を行った。
その結果、実施例において周波数10Ghz付近でのクロストークは−50〜−80dB程度であった。一方、比較例において周波数10Ghz付近でのクロストークは−30〜−50dB程度であった。このように、上記の実施形態に係る多芯ケーブルを用いることで、同軸電線対間のクロストークが低減できることが確認された。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
上記実施形態の多芯ケーブル10における同軸電線対11A,11Bおよび絶縁電線21の本数や配置は、本実施形態に限定されない。多芯ケーブル内に三対以上の同軸電線対が含まれる構成としてもよい。
また、上記実施形態においては、同軸電線対11A,11Bの間に絶縁電線21を配置して同軸電線対11A,11B同士を離間させた構成としているがこの例に限られない。例えば、絶縁電線21の代わりに抗張力繊維31あるいはフィラー32(介在の一例)を配置して同軸電線対11A,11B同士を一定距離離間させた構成であっても良い。
10:多芯ケーブル
11:同軸電線
11A,11B:同軸電線対
12:中心導体
13:絶縁体
14:外部導体
15:外被
21:絶縁電線
22:導体
23:外被
30:外被(シースの一例)
31:抗張力繊維(介在の一例)
32:フィラー(介在の一例)
41:押さえ巻
42:シールド層
M:集合体
P:集合ピッチ
D:集合外径

Claims (4)

  1. 2本一組の同軸電線から構成される少なくとも二対の同軸電線対と、
    複数本の絶縁電線と、
    前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線との周囲を覆うシースと、を備え、
    ケーブルの長さ方向に垂直な断面において、前記少なくとも二対の同軸電線対の間に前記複数本の絶縁電線または他の介在が配置されていることで、前記少なくとも二対の同軸電線対が同一円周上において互いに前記同軸電線の外径の1/3以上の距離離間して配置されている、多芯ケーブル。
  2. 前記少なくとも二対の同軸電線対同士が前記同一円周上においてケーブル中心について対称な位置に配置されている、請求項1に記載の多芯ケーブル。
  3. 前記同軸電線対を構成する2本の同軸電線同士は撚られることなく、前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線または前記他の介在とが一括で撚り合わされている、請求項1または請求項2に記載の多芯ケーブル。
  4. 一括で撚り合わされている前記少なくとも二対の同軸電線対と前記複数本の絶縁電線または前記他の介在により構成される集合体の集合ピッチは、前記集合体の集合外径の15倍以上30倍以下である、請求項3に記載の多芯ケーブル。
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