JP2015072582A - ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム - Google Patents

ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015072582A
JP2015072582A JP2013207599A JP2013207599A JP2015072582A JP 2015072582 A JP2015072582 A JP 2015072582A JP 2013207599 A JP2013207599 A JP 2013207599A JP 2013207599 A JP2013207599 A JP 2013207599A JP 2015072582 A JP2015072582 A JP 2015072582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pointing
posture
operated
imaging
light sources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013207599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6200756B2 (ja
Inventor
エドワード 村上
Edward Murakami
エドワード 村上
好章 奥野
Yoshiaki Okuno
好章 奥野
平澤 宏祐
Hirosuke Hirasawa
宏祐 平澤
相彦 崔
Sang-On Choi
相彦 崔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to JP2013207599A priority Critical patent/JP6200756B2/ja
Priority to PCT/KR2014/009273 priority patent/WO2015050380A1/ko
Priority to US15/027,108 priority patent/US9910507B2/en
Priority to EP14850816.1A priority patent/EP3054693B1/en
Priority to KR1020140132316A priority patent/KR102207256B1/ko
Publication of JP2015072582A publication Critical patent/JP2015072582A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6200756B2 publication Critical patent/JP6200756B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

【課題】相対的な測定量に基づいてポインティング位置を推定する相対ポインティング方式であっても、自動的に基準姿勢がキャリブレーションされて、常にユーザが指示したい点と推定されるポインティング点とが略一致し続けさせることができるポインティング装置を提供する。
【解決手段】被操作体R又はポインティング対象Tのいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構Mと、前記複数の光源1を撮像可能となるように前記ポインティング対象T又は前記被操作体Rのいずれか一方に設けられたカメラCと、前記カメラCにより撮像された画像中における前記光源1の個数又は位置に基づいて、前記被操作体Rの撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定部と、前記基準姿勢を、前記撮像時姿勢推定部により推定された撮像時姿勢にキャリブレーションするキャリブレーション部とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、相対ポインティング方式のポインティング装置等に関するものである。
例えばマウス等を用いずにテレビ画面上のカーソルをユーザが自由に動かせるようにするために、テレビ及びリモコンによってポインティング装置を構成したものがある。
このようなリモコンは、加速度計や角速度センサといったモーションセンサを内部に備えており、ユーザによってリモコンの指示方向が変更された場合のリモコンの姿勢変化量を測定できるよう構成されている(特許文献1等を参照)。
さらに、テレビ内に設けられた演算機構は、予め設定されたリモコンの基準姿勢と、測定される姿勢変化量とからリモコンの現在の姿勢を算出し、算出したリモコンの現在の姿勢から、リモコンの指示方向とテレビ画面の交点であると推定されるポインティング位置を算出するように構成されている。そして、前記演算機構は算出したポインティング位置にカーソルを適宜表示していく。
言い換えると、このようなモーションセンサを用いたポインティング方法は、リモコンの指示方向が実際にテレビ画面上を指している絶対的な位置を直接測定するのではなく、モーションセンサから得られる相対的な測定量である姿勢変化量からポインティング位置を算出している。
このため、テレビとリモコンの位置関係が変化すると、ユーザがリモコンの指示方向によって実際にテレビ画面に対して指示している点と、前記基準姿勢と測定される姿勢変化量に基づいて算出されたポインティング位置とが大きくずれてしまう。こうなると、ユーザはリモコンを動かすことでカーソルは移動させられるものの、リモコンによって実際に指示している点と乖離することになるので、ユーザの使用感が悪化してしまう。また、テレビとリモコンの位置関係が変化しなかったとしても、前記演算機構がモーションセンサにより測定される姿勢変化量からリモコンの姿勢を推定する際に発生する推定誤差が累積するため、リモコンが実際に指示している点と推定されるポインティング位置には乖離が発生してしまう。
そこで、従来、ユーザがリセットボタンを押したり、リモコンを激しく振ったりする等の特殊動作をキャリブレーション開始動作として前記演算機構に予め設定しておき、そのような特殊動作がユーザによって入力されるごとに基準姿勢のキャリブレーションが行われて、リモコンの指示している場所と推定されるポインティング位置のズレが解消されるようにしている。なお、このキャリブレーションを開始する際に、ユーザはリモコンの指示方向をテレビ画面の中央部に予め向けておかなくてはならない等の制約もある。
しかしながら、このようなものではユーザはリモコンで指示している点とカーソルが表示される推定されたポインティング点との誤差が大きく、不便等を感じて初めてキャリブレーションを開始させることになる。したがって、ユーザはリモコンの操作について定期的に不快になってしまうことは避けられない。また、このようなキャリブレーションを開始させるための動作を定期的にユーザが行わなくてはならないことも操作がめんどうであるといった使用感の低下につながってしまう。
特表2007−509448号公報
そこで、本発明は上述したような問題を鑑みてなされたものであり、相対的な測定量に基づいてポインティング位置を推定する相対ポインティング方式であっても、自動的に基準姿勢がキャリブレーションされて、常にユーザが指示したい点と推定されるポインティング点とを略一致し続けさせることができるポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明のポインティング装置は、ユーザによって指示方向が変更される被操作体と、前記被操作体に設けられており、当該被操作体の姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構と、前記被操作体の基準姿勢と、前記姿勢変化量測定機構で測定される姿勢変化量と、に基づいて前記被操作体がポインティング対象上において指し示す位置であるポインティング位置を推定するポインティング位置推定部と、前記ポインティング対象上の前記ポインティング位置にオブジェクトを表示する表示部と、を備えたポインティング装置であって、前記被操作体又は前記ポインティング対象のいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構と、前記複数の光源を撮像可能となるように前記ポインティング対象又は前記被操作体のいずれか一方に設けられたカメラと、前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定部と、前記基準姿勢を、前記撮像時姿勢推定部により推定された撮像時姿勢にキャリブレーションするキャリブレーション部とを備えたことを特徴とする。
このようなものであれば、前記撮像時姿勢推定部が、前記カメラにより撮像される画像中における複数の光源の個数や位置に基づいて、前記被操作体の撮像時姿勢を推定し、前記キャリブレーション部が前記基準姿勢を推定された撮像時姿勢にキャリブレーションするので、ユーザが前記被操作体を所定の基準姿勢に保った状態でキャリブレーションを開始させるといった操作を行わずに自動で定期的にキャリブレーションを実行することができる。
より具体的には、ユーザに把持されている前記被操作体の輪郭線そのものをカメラにより撮像された画像中から抽出して、その撮像時姿勢を推定することは非常に難しく、演算負荷等も大きいものになる。一方、本発明は画像中における前記複数の光源の個数又は位置に基づいて前記被操作体の撮像時姿勢を推定するので、例えばパターン判定等により比較的簡単に撮像時姿勢を得ることができる。このことから、従来であれば被操作体の姿勢を直接取得することが難しく、ユーザに被操作体を基準姿勢に保ってもらった上でキャリブレーションを開始しなくてはならなかったところを、本発明は撮像時姿勢に基づいて基準姿勢を適宜自動的にキャリブレーションできる。
したがって、本発明であれば従来のようにユーザによるキャリブレーション開始動作を省略できる。また、自動で定期的に基準姿勢をキャリブレーションすることができるので、ユーザが使用している間に前記被操作体の指示方向が指示している点と、推定されるポインティング点とが大きく乖離するのを防ぎ、各点を常に略一致した状態に保つことができる。したがって、ユーザが指示したい点と推定されるポインティング点が大きく異なることがなくなり、ユーザの使用感を常に良いものに保つことができる。
前記カメラにより撮像された画像中の光源の個数及び位置から、前記被操作体の複数のそれぞれ異なる撮像時姿勢を判定できるようにするとともに、各撮像時姿勢を明確に区別して判定できるようにするには、前記マーカ機構が前記被操作体に設けられており、前記カメラが前記ポインティング対象に設けられており、ポインティング対象上に複数区成されたエリアと、各エリアに対して前記被操作体の指示方向が交差した状態でそれぞれ撮像された各画像中における光源の数及び位置が、それぞれ異なるように構成されていればよい。
前記カメラにより撮像された画像中の光源の個数及び位置から、前記被操作体の撮像時姿勢を簡易なパターン判定によって判定できるようにするには、前記撮像時姿勢推定部が、画像中における前記光源の個数数及び位置と、その画像が撮像された時の撮像時姿勢との対応関係を記憶する対応関係記憶部と、前記対応関係記憶部を参照し、前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数及び位置と対応する撮像時姿勢を出力する撮像時姿勢出力部と、を備えたものであればよい。
各エリアと、各エリアに対して前記被操作体の指示方向が交差した状態で撮像される画像中の光源の数及び位置とが、固有の関係性を有するようにし、各エリアを指示している状態での被操作体の撮像時姿勢を一意に決定できるようにするためには、交差前記マーカ機構が、前記複数の光源と同数の開口部を有する遮光体をさらに有し、前記遮光体が前記複数の光源の光射出側に所定距離離間しているとともに、各開口部が各光源の光軸上に配置されていればよい。このようなものであれば、前記被操作体の姿勢によって前記光源から射出された光がどの開口部を通って前記カメラに入射し撮像されるかを変化させることができ、前記被操作体の姿勢によって画像中の光源の個数及び位置を変化させることができる。したがって、撮像される画像中の光源の個数及び位置と、前記被操作体の姿勢を一意に関連付けることができ、撮像される画像から被操作体の複数の撮像時姿勢をそれぞれ判定することができる。
前記被操作体が、鉛直軸回り及び水平軸回りに傾きを有する姿勢を取っていたとしても撮像時姿勢を判別できるようにするには、前記複数の光源が、それぞれの光軸が平行となるように正方形状に配置された4つのLEDであり、前記遮光体が正方形状に配置された4つの前記開口部を有するものであればよい。このようなものであれば、4つの光源に対して4つの開口部が存在するので、各光源がどの開口部を通過して主に射出されるかについて9つのパターンを作ることができ、各軸回りにプラスの傾きがある、傾きがない、マイナスの傾きがある、の3×3=9パターンの撮像時姿勢を過不足無く判定できる。
従来のようにユーザにキャリブレーション開始操作を定期的に強いることがなく、常に前記被操作体の指示方向の指示している点と推定されるポインティング点が略一致し続けるようにするには、ユーザによって指示方向が変更される被操作体と、前記被操作体に設けられており、当該被操作体の姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構と、前記被操作体又は前記ポインティング対象のいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構と、前記複数の光源を撮像可能となるように前記ポインティング対象又は前記被操作体のいずれか一方に設けられたカメラと、を備えたポインティング装置を用いたポインティング方法であって、前記被操作体の基準姿勢と、前記姿勢変化量測定機構で測定される姿勢変化量と、に基づいて前記被操作体がポインティング対象上において指し示す位置であるポインティング位置を推定するポインティング位置推定ステップと、前記ポインティング対象上の前記ポインティング位置にオブジェクトを表示する表示ステップと、前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定ステップと、前記基準姿勢を、前記筐体の指示方向が前記エリア推定ステップで推定されたエリアを指示する姿勢にキャリブレーションするキャリブレーションステップと、を備えたことを特徴とするポインティング方法を用いればよい。
既存の相対ポインティング方式のポインティング装置に対して、自動で定期的にポインティング位置を推定するための基礎となる基準姿勢のキャリブレーションが行われるように機能を追加するには、ユーザによって指示方向が変更される被操作体と、前記被操作体に設けられており、当該被操作体の姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構と、前記被操作体又は前記ポインティング対象のいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構と、前記複数の光源を撮像可能となるように前記ポインティング対象又は前記被操作体のいずれか一方に設けられたカメラと、を備えたポインティング装置に用いられるポインティング装置用プログラムであって、前記被操作体の基準姿勢と、前記姿勢変化量測定機構で測定される姿勢変化量と、に基づいて前記被操作体がポインティング対象上において指し示す位置であるポインティング位置を推定するポインティング位置推定部と、前記ポインティング対象上の前記ポインティング位置にオブジェクトを表示する表示部と、前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定部と、前記基準姿勢を、前記エリア推定部で推定されたエリアを指示する姿勢にキャリブレーションするキャリブレーション部とを備えたことを特徴とするポインティング装置用プログラムをインストールすればよい。例えばポインティング装置用プログラムは、当該ポインティング装置用プログラムが記録された記録媒体を用いてインストールされるものである。記録媒体としてはCD、DVD、USBメモリ等様々なものが考えられる。
このように本発明のポインティング装置によれば、前記カメラで撮像される画像中の光源の数及び位置に基づいて、前記被操作体の撮像時姿勢を推定し、その撮像時姿勢に基づいてポインティング位置の推定の基礎となる基準姿勢をキャリブレーションするので、キャリブレーション動作を全て自動化する事が可能となる。すなわち、キャリブレーション前にユーザが前記被操作体を基準姿勢に保ったり、適宜、キャリブレーションの開始のためのトリガーとして特殊動作を行ったりする必要をなくすことができる。また、定期的に基準姿勢をキャリブレーションすることができるので、前記被操作体の指示方向が指示する位置と、推定されるポインティング位置とが大きく乖離する前に再び一致させられるので、相対ポインティング方式であっても実質的に各点を一致させ続けることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るポインティング装置を示す模式的斜視図。 同実施形態におけるポインティング装置の機能ブロック図。 同実施形態における基準姿勢と操作角度の関係を示す模式図。 同実施形態におけるリモコンが各エリアを指し示した際に撮像されるLEDの個数と位置の関係を示す模式図。 同実施形態におけるリモコンが各エリアを指し示した状態で実際に撮像した実験結果。 同実施形態においてテレビ画面に対してリモコンが正対している場合に撮像されるLEDを示す模式的斜視図。 同実施形態においてテレビ画面に対してリモコンが水平軸回りに上側へ回転している場合に撮像されるLEDを示す模式的斜視図。 同実施形態においてテレビ画面に対してリモコンが水平軸回りに上側へ回転しているとともに、鉛直軸回りに反時計回りに回転している場合に撮像されるLEDを示す模式的斜視図。
本発明の一実施形態に係るポインティング装置100について図1乃至8を参照しながら説明する。
図1の斜視図に示すように本実施形態のポインティング装置100は、ポインティング対象であるテレビTと、前記テレビTに設置されたカメラCと、被操作体である前記テレビTを操作するためのリモコンRとを用いて構成してあり、テレビ画面中の任意の点をユーザがリモコンRでポインティングする目的で使用されるものである。
より具体的には、このポインティング装置100は前記リモコンR内に加速度センサ32、角速度センサ33といったモーションセンサを備えたものであり、ユーザによるリモコンRの指示方向PL(仮想指示直線)の変化を前記モーションセンサから測定するよう構成してある。そして、当該ポインティング装置100は、測定値から現在リモコンRによって指示されていると推定されるポインティング点にテレビ画面上の点にオブジェクトを表示、移動させるように構成してある。
また、本実施形態のポインティング装置100は、いわゆる相対ポインティング方式のものであるが、ポインティング位置の推定の基礎となる前記リモコンRの基準姿勢のキャリブレーションが自動的に行われるようにしてあり、キャリブレーション開始のためにユーザが特殊な動作を行う必要がないようにしてある。
本実施形態のポインティング装置100を構成する各部について図2の機能ブロック図を参照しながら説明する。なお、テレビT及びリモコンR本来の機能に関する構成については説明を省略している。
前記ポインティング装置100の物理的な構成としては、前記リモコンRと、前記カメラCと、前記テレビT内に付加された演算機構Eとからなる。前記演算機構Eは、前記リモコンRで測定された当該リモコンRの動き、姿勢変化に基づいてポインティング位置を推定し、テレビ画面中に表示されるオブジェクトであるカーソルの位置を移動及び表示させるものである。また、当該演算機構Eは、前記カメラCで撮像される画像に基づいて、ポインティング位置の推定の基礎となる前記リモコンRの基準姿勢をキャリブレーションする。
各部の詳細について説明する。前記リモコンRは、内部に姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構3を備え、その先端部に前記カメラCで前記リモコンRを撮像する際のマーカとなるマーカ機構Mを備えたものである。前記姿勢変化量測定機構3は、地磁気センサ31と、モーションセンサたる加速度センサ32及び角速度センサ33とからなる。また、当該リモコンRは概略細直方体形状を有しており、その一側面にチャンネル選択等にも用いられる操作ボタンが配列してあり、その先端面が向く方向を指示方向PLとして各センサにより検出されるようにしてある。
前記地磁気センサ31は、地磁気に基づいて前記リモコンRが水平面内において指示している方向を検出するためのものである。本実施形態では、この地磁気センサ31が示している方向を水平面内の回転を検出するための基準として取得するようにしてある。なお、ユーザが前記リモコンRの指示方向PLを変化させた際の姿勢変化についてはこの地磁気センサ31ではなく、時間分解能の高い前記モーションセンサによって測定するようにしてある。
前記加速度センサ32は、前記リモコンRがユーザにより動かされた際の加速度を測定するためのものである。この加速度は前記角速度センサ33で測定された角速度を補償するために用いられる。
前記角速度センサ33は、前記リモコンRの両端面を通る中心軸をロール軸、操作ボタンの配列されていない対向する二側面に垂直な軸をピッチ軸(水平軸)、操作ボタンの配列された側面に垂直な軸をヨー軸(鉛直軸)として定義した場合、ピッチ軸回りの角速度(ピッチング)と、ヨー軸回りの角速度(ヨーイング)を測定するものである。すなわち、この角速度センサ33はピッチ軸及びヨー軸回りの角速度を検出できるように2つの検出素子を備えたものである。
前記マーカ機構Mは、前記リモコンRの先端部において概略直方体状の内部空間内に収容された4つの光源であり、それぞれ発光色の異なるLED1と、前記複数のLED1と同数の開口部21を有する遮光体2とからなる。
前記4つのLED1は、リモコンRの先端面に垂直な方向から見た場合に概略正方形をなすように配置してある。なお、本実施形態では4色のLED1を用いているが全て同色の物を用いても構わない。
前記遮光体2は、前記複数のLED1の光射出側に所定距離離間しているとともに、各開口部21が各LED1の光軸上に配置してある。すなわち、各開口部21もリモコンRの先端面に垂直な方向から見た場合に概略正方形をなすように配置してある。後述するようにこのマーカ機構Mは、テレビ画面に対して正対している場合には4つのLED1からの光が前記カメラCで撮像され、リモコンRがテレビ画面に対して所定の角度を持って傾斜した姿勢を有している場合には、その傾斜方向に応じて前記カメラCによって撮像されるLED1の個数及び位置が変化する。
前記カメラCは、前記テレビTの上部ベゼル中央部に配置してあり、テレビ画面に対して垂直な方向に向かって撮像するようにしてある。すなわち、このカメラCは所定の撮像範囲を立体角で有しており、主にテレビ画面に対して垂直な方向に進行する光のうちカメラC内に入射するものだけが明るく撮像されることになる。
前記演算機構Eは、CPU、メモリ、入出力機器、A/D、D/Aコンバータ等を備えたいわゆるコンピュータであって、各種機器が協業し、前記メモリに格納されているポインティング装置100用プログラムが実行されることによって少なくとも、ポインティング位置推定部4、表示部5、撮像時姿勢推定部6、キャリブレーション部7としての機能を発揮するように構成してある。
まず、基本的なポインティング位置の算出に関連する各部について説明する。
前記ポインティング位置推定部4は、前記リモコンRの基準姿勢と、前記地磁気センサ31、前記加速度センサ32、前記角速度センサ33で測定される前記リモコンRの姿勢変化量と、に基づいてテレビ画面上のポインティング位置を算出するものである。当該ポインティング位置推定部4は、前記リモコンRが基準姿勢の場合の指示方向PLを基準指示方向BPLとし、この基準指示方向BPLに対して現在の指示方向PLがなすピッチ角及びヨー角であるポインティング角度θを算出するポインティング角度算出部41と、前記ポインティング角度算出部41で算出されたポインティング角度θに基づいて現在の指示方向PLと前記テレビ画面とが交差する点であるポインティング点を算出する座標算出部42とから構成してある。
前記ポインティング角度算出部41におけるポインティング角度θの算出について詳述する。前記リモコンRには、図3(a)に示すように前記基準姿勢の場合の基準指示方向BPLを中心とする立体角によって角度変化を操作入力として受け付ける操作角度範囲ORが予め設定してある。例えば、リモコンRがテレビ画面に対して正対しており、基準指示方向BPLがテレビ画面の中央を指している場合には、その基準姿勢からヨー角又はピッチ角を変化させて指示方向PLの指す点がベゼルの上下左右の近傍となる角度をもとにして操作角度範囲ORを設定してある。
なお、図3(a)に示す基準姿勢は一例であって、後述するキャリブレーション部7によって前記リモコンRの指示方向PLに応じて9種類の基準姿勢にキャリブレーションされるようにしてある。
そして、このポインティング角度算出部41は、図3(b)に示すように操作角度範囲OR内において現在の指示方向PLが基準姿勢時の基準指示方向BPLに対してなす角度を算出する。具体的には、前記基準姿勢の状態から前記角度変化量測定機構3により得られる補正後の角速度を累積的に積分していくことにより逐次、現在の指示方向PLと基準指示方向BPLとがなす角度であるポインティング角度θを算出する。
前記座標算出部42は、前記基準指示方向BPLがテレビ画面上において指していると推定される基準点と、現在のポインティング角度θに基づいて、現在の指示方向PLがテレビ画面上において指していると推定されるポインティング点の座標を算出するものである。
図2に示される前記表示部5は、前記座標算出部42で算出されたポインティング位置のテレビ画面上の座標に、カーソルを移動表示させるものである。
次に前記ポインティング位置の推定の基礎となっている基準姿勢のキャリブレーションに関連する各部について図2及び図4等を参照しながら説明する。
前記撮像時姿勢推定部6は、前記カメラCにより撮像された画像中における前記LED1の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定するものである。より具体的には、前記撮像時姿勢推定部6は、前記テレビ画面の中央部に区成された9つの正方形状のエリアAについて何れをリモコンRの指示方向PLが指示しているかを判別し、そのエリアAを指示するために必要な姿勢を推定する。前記9つのエリアAは、図1等に示されるように上下方向に3個分、左右方向に3個分、正方形状に並んでいるものである。なお、図1の各エリアAについて付した番号は以下の説明及び図において登場する番号と対応させてある。そして、各エリアAを前記リモコンRの指示方向PLが指示している状態で前記カメラCが撮像した画像中に表れる前記LED1の個数及び位置は、図4に示すようそれぞれが固有となる。このような指示されているエリアAと、画像中のLED1の個数及び位置との間に固有の関係が表れるのは、前記マーカ機構Mの構成によってもたらせるものであるが詳細については後述する。
前記撮像時姿勢推定部6の構成について詳述すると、画像中における前記LED1の個数数及び位置と、その画像が撮像された時の撮像時姿勢との対応関係を記憶する対応関係記憶部61と、前記対応関係記憶部61を参照し、前記カメラCにより撮像された画像中における前記LED1の個数及び位置と対応する撮像時姿勢を出力する撮像時姿勢出力部62と、から構成してある。
前記対応関係記憶部61は、図4に示すようなリモコンRが指し示しているエリアAと、そのエリアAを指している場合に撮像された画像をそれぞれ基準画像として記憶しているものである。さらに、各基準画像が撮像されたときにリモコンRの姿勢についても各画像に紐づけて記憶している。例えばリモコンRがテレビ画面中央部の5番のエリアAを指している場合には、リモコンRはテレビ画面と正対しているので、5番のエリアAを指している場合の画像に紐づけて、ピッチ角及びヨー角をゼロとして記憶している。また、前記対応関係記憶部61は、2番、8番のエリアAをリモコンRが指している場合の画像に紐づけて、ピッチ角が所定値、ヨー角がゼロとして記憶しており、4番、6番のエリアAをリモコンRが指している場合の基準画像に対しては、ピッチ角がゼロ、ヨー角が所定値として記憶している。その他、1番、3番、7番、9番の対角エリアAの基準画像についてもそれぞれ、固有のピッチ角及びヨー角をリモコンRの姿勢として紐づけて記憶している。
前記撮像時姿勢出力部62は、撮像された画像中のLED1の数及び画像中の位置とパターンが一致するものを前記対応関係記憶部61から取得し、その画像に紐づけられている姿勢を前記撮像時姿勢として出力するようにしてある。例えば、前記対応関係記憶部61に記憶されている基準画像と、現在撮像されている画像とが完璧にマッチングしていない場合は、最も近い基準画像に紐づけられている姿勢をそのまま撮像時姿勢として使用してもよい。基準画像中のLED1の位置と、現在撮像されているLED1の位置に基づいて紐づけられている姿勢を補正して撮像時画像としてもよい。
前記キャリブレーション部7は、前記基準姿勢を、前記撮像時姿勢推定部6により推定された撮像時姿勢にキャリブレーションするよう構成してある。このキャリブレーション部7によるキャリブレーションは所定時間ごとに行われるようにしてある。
次に、本実施形態の前記マーカ機構Mを用いることにより各エリアAを指し示した状態で撮像される画像中のLED1の個数及び位置が固有になる理由について説明する。なお、本実施形態のポインティング装置100で実際に各エリアAを指し示した状態で撮像したときの写真を図5に示してある。以降の説明では、各LED1について区別がつくように、テレビT側からリモコンRの先端面を見た場合に左上に配置されているLED1をLED1(緑)、右上に配置されているLED1をLED(白)、左下に配置されているLED1をLED(赤)、右下に配置されているLED1をLED(青)とも呼称する。
まず、前記リモコンRがテレビ画面に正対しており、中央の5番のエリアAを指している場合について図6を参照しながら説明する。この場合、各色のLED1から射出された光は、自身の光軸上にある開口部21を通って出ていくことになるため、4色とも前記カメラCにより撮像されることになる。
次に、前記リモコンRが5番のエリアAを指している状態からピッチ角が上向きに変化して2番のエリアAを指している場合について図7を参照しながら説明する。この場合、前記リモコンRが傾斜しているため、4つのLED1のうち左上にあるLED(緑)から射出された光は、左下にあるLED(白)の光軸上にある左下の開口部21を通って2番のエリアAに到達し、右上にあるLED(白)から射出された光は、右下にあるLED(青)の光軸上にある右下の開口部21を通って2番のエリアAに到達する。一方、左下と右下にあるLED(赤)、LED(青)はいずれの開口部21を通っても2番のエリアAに到達することはできず、すべて前記遮光体2により遮光されることになる。したがって、図4、図5に示されるように画像中の下側に2つのLED1のみが撮像されることになる。この2番のエリアAを指している場合に生じている現象は、5番のエリアAに対して上下左右方向にある4番、6番、8番のエリアAについても同様に成り立ち、それぞれ2個のLED1のみが撮像される点で共通している。より具体的には、2番については画像中の下半分、4番については画像中の右半分、6番については画像中の左半分、8番については画像中の上半分の位置にLED1が2個撮像されるので、5番のエリアAに対して上下左右方向のエリアAをリモコンRで指した場合にそれぞれを個別に判別できることが分かる。
次に前記リモコンRが5番のエリアAを指している状態からピッチ角が上向きに変化し、さらにヨー角が反時計まわりに変化して3番のエリアAが指示されている場合について図8を参照しながら説明する。この場合、図7に示すよう4つのLED1のうち右上にあるLED(白)がその対角線上にあるLED(赤)の光軸上に開口する開口部21を通って3番のエリアAに到達することができる。一方、その他の3つのLED1についてはいずれの開口部21を通っても3番のエリアAに到達することができず、前記遮光体2により遮光されることになる。したがって、図4、図5に示されるように画像中の左下に1個のLED1のみが撮像されることになる。この3番のエリアAを指している場合に生じる現象は、1番、7番、9番のエリアAについても同様に成り立ち、それぞれ1個のLED1のみが撮像される点で共通する。より具体的には、1番については画像中の右下部分、3番については左下部分、7番については右上部分、9番については左上部分にLED1が1個撮像されるので、各エリアAをリモコンRで指した場合にそれぞれを個別に判別することができる。
これらのことから、本実施形態のマーカ機構Mによれば各エリアAをリモコンRで指した場合に撮像される画像中のLED1の個数及び位置が固有となるため、その撮像された画像に基づいて、前記撮像時姿勢を前記撮像時姿勢推定部6において推定することができる。
つまり、画像に基づいて現在のリモコンRの絶対的な姿勢をパターン判別から推定することができるので、ユーザが指定された姿勢にリモコンRを動かさなくてもこの推定された撮像時画像に基づいてポインティング位置を推定する基礎となる基準姿勢をキャリブレーションすることができる。
したがって、本実施形態のポインティング装置100であれば従来のようにユーザによるキャリブレーション開始動作を必要としないようにでき、自動で定期的に基準姿勢をキャリブレーションすることができる。このことから、ユーザが使用している間に前記リモコンRの指示方向PLが指示している点と、推定されるポインティング点とが大きく乖離するのを防ぎ、各点を常に略一致した状態に保つことができる。
また、上述したような画像中のLED1の個数と位置によるパターンマッチングによってリモコンRの撮像時姿勢を推定するので、演算負荷を低くしつつ、姿勢の推定精度を高めることができる。
その他の実施形態について説明する。
前記実施形態では、テレビとリモコンを用いたポインティング装置について説明したが、プロジェクターやパソコン等を利用したその他の相対ポインティング方式のポインティング装置にも本発明を同様に用いることができる。
前記実施形態では、テレビにカメラが設けられており、リモコンにマーカ機構が設けられていたが、この関係は逆であっても構わない。また、マーカ機構の光源は4つに限られるものではなく、複数であればよい。すなわち、カメラで撮像される画像中の光源の個数及び位置が、前記被操作体の指示方向によって固有の関係にあるように設定されていればよい。
前記実施形態では、現在リモコンが指示しているエリアに応じてそれぞれ異なる基準姿勢にキャリブレーションされているが、例えば、現在リモコンが指示しているエリアに応じて合わせて操作可能範囲について同様に適宜変更するようにしてもよい。
その他、本発明の趣旨に反しない限りにおいて様々な変形や実施形態の組み合わせを行っても構わない。
100・・・ポインティング装置
T ・・・テレビ(ポインティング対象)
C ・・・カメラ
R ・・・リモコン(被操作体)
M ・・・マーカ機構
1 ・・・LED(光源)
2 ・・・遮光体
21 ・・・開口部
3 ・・・姿勢変化量測定機構
31 ・・・地磁気センサ
32 ・・・加速度センサ
33 ・・・角速度センサ
4 ・・・ポインティング位置推定部
41 ・・・ポインティング角度算出部
42 ・・・座標算出部
5 ・・・表示部
6 ・・・撮像時姿勢推定部
61 ・・・対応関係記憶部
62 ・・・撮像時姿勢出力部
7 ・・・キャリブレーション部
PL ・・・指示方向
BPL・・・基準指示方向

Claims (7)

  1. ユーザによって指示方向が変更される被操作体と、
    前記被操作体に設けられており、当該被操作体の姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構と、
    前記被操作体の基準姿勢と、前記姿勢変化量測定機構で測定される姿勢変化量と、に基づいて前記被操作体がポインティング対象上において指し示す位置であるポインティング位置を推定するポインティング位置推定部と、
    前記ポインティング対象上の前記ポインティング位置にオブジェクトを表示する表示部と、を備えたポインティング装置であって、
    前記被操作体又は前記ポインティング対象のいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構と、
    前記複数の光源を撮像可能となるように前記ポインティング対象又は前記被操作体のいずれか一方に設けられたカメラと、
    前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定部と、
    前記基準姿勢を、前記撮像時姿勢推定部により推定された撮像時姿勢にキャリブレーションするキャリブレーション部とを備えたことを特徴とするポインティング装置。
  2. 前記マーカ機構が前記被操作体に設けられており、前記カメラが前記ポインティング対象に設けられており、
    ポインティング対象上に複数区成されたエリアと、各エリアに対して前記被操作体の指示方向が交差した状態でそれぞれ撮像された各画像中における光源の数及び位置が、それぞれ異なるように構成されている請求項1記載のポインティング装置。
  3. 前記撮像時姿勢推定部が、
    画像中における前記光源の個数数及び位置と、その画像が撮像された時の撮像時姿勢との対応関係を記憶する対応関係記憶部と、
    前記対応関係記憶部を参照し、前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数及び位置と対応する撮像時姿勢を出力する撮像時姿勢出力部と、を備えた請求項1又は2記載のポインティング装置。
  4. 前記マーカ機構が、前記複数の光源と同数の開口部を有する遮光体をさらに有し、
    前記遮光体が前記複数の光源の光射出側に所定距離離間しているとともに、各開口部が各光源の光軸上に配置されている請求項1乃至3いずれかに記載のポインティング装置。
  5. 前記複数の光源が、それぞれの光軸が平行となるように正方形状に配置された4つのLEDであり、
    前記遮光体が正方形状に配置された4つの前記開口部を有する請求項4記載のポインティング装置。
  6. ユーザによって指示方向が変更される被操作体と、前記被操作体に設けられており、当該被操作体の姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構と、前記被操作体又は前記ポインティング対象のいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構と、前記複数の光源を撮像可能となるように前記ポインティング対象又は前記被操作体のいずれか一方に設けられたカメラと、を備えたポインティング装置を用いたポインティング方法であって、
    前記被操作体の基準姿勢と、前記姿勢変化量測定機構で測定される姿勢変化量と、に基づいて前記被操作体がポインティング対象上において指し示す位置であるポインティング位置を推定するポインティング位置推定ステップと、
    前記ポインティング対象上の前記ポインティング位置にオブジェクトを表示する表示ステップと、
    前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定ステップと、
    前記基準姿勢を、前記筐体の指示方向が前記エリア推定ステップで推定されたエリアを指示する姿勢にキャリブレーションするキャリブレーションステップと、を備えたことを特徴とするポインティング方法。
  7. ユーザによって指示方向が変更される被操作体と、前記被操作体に設けられており、当該被操作体の姿勢変化量を測定する姿勢変化量測定機構と、前記被操作体又は前記ポインティング対象のいずれか一方に設けられており、所定の配置パターンを有する複数の光源を具備するマーカ機構と、前記複数の光源を撮像可能となるように前記ポインティング対象又は前記被操作体のいずれか一方に設けられたカメラと、を備えたポインティング装置に用いられるポインティング装置用プログラムであって、
    前記被操作体の基準姿勢と、前記姿勢変化量測定機構で測定される姿勢変化量と、に基づいて前記被操作体がポインティング対象上において指し示す位置であるポインティング位置を推定するポインティング位置推定部と、
    前記ポインティング対象上の前記ポインティング位置にオブジェクトを表示する表示部と、
    前記カメラにより撮像された画像中における前記光源の個数又は位置に基づいて、前記被操作体の撮像時の姿勢である撮像時姿勢を推定する撮像時姿勢推定部と、
    前記基準姿勢を、前記エリア推定部で推定されたエリアを指示する姿勢にキャリブレーションするキャリブレーション部とを備えたことを特徴とするポインティング装置用プログラム。
JP2013207599A 2013-10-02 2013-10-02 ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム Expired - Fee Related JP6200756B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207599A JP6200756B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム
PCT/KR2014/009273 WO2015050380A1 (ko) 2013-10-02 2014-10-01 화상 표시 장치 및 그의 포인팅 방법
US15/027,108 US9910507B2 (en) 2013-10-02 2014-10-01 Image display apparatus and pointing method for same
EP14850816.1A EP3054693B1 (en) 2013-10-02 2014-10-01 Image display apparatus and pointing method for same
KR1020140132316A KR102207256B1 (ko) 2013-10-02 2014-10-01 화상 표시 장치 및 그의 포인팅 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013207599A JP6200756B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015072582A true JP2015072582A (ja) 2015-04-16
JP6200756B2 JP6200756B2 (ja) 2017-09-20

Family

ID=53014906

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013207599A Expired - Fee Related JP6200756B2 (ja) 2013-10-02 2013-10-02 ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6200756B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020518902A (ja) * 2017-04-27 2020-06-25 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 発光ユーザ入力デバイス
US11625090B2 (en) 2018-03-07 2023-04-11 Magic Leap, Inc. Visual tracking of peripheral devices
USD984982S1 (en) 2018-07-24 2023-05-02 Magic Leap, Inc. Totem controller having an illumination region

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1091324A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Katsuaki Yasui ポインティング装置
JP2006155345A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sharp Corp 遠隔制御装置及び表示装置
US7102616B1 (en) * 1999-03-05 2006-09-05 Microsoft Corporation Remote control device with pointing capacity
JP2011145744A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Nintendo Co Ltd 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理システム、および、選択対象の選択方法
WO2011122214A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 株式会社カプコン プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1091324A (ja) * 1996-09-17 1998-04-10 Katsuaki Yasui ポインティング装置
US7102616B1 (en) * 1999-03-05 2006-09-05 Microsoft Corporation Remote control device with pointing capacity
JP2006155345A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Sharp Corp 遠隔制御装置及び表示装置
JP2011145744A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Nintendo Co Ltd 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理システム、および、選択対象の選択方法
WO2011122214A1 (ja) * 2010-03-30 2011-10-06 株式会社カプコン プログラム及びそのプログラムを記録した記録媒体

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020518902A (ja) * 2017-04-27 2020-06-25 マジック リープ, インコーポレイテッドMagic Leap,Inc. 発光ユーザ入力デバイス
US11573677B2 (en) 2017-04-27 2023-02-07 Magic Leap, Inc. Light-emitting user input device for calibration or pairing
JP7231556B2 (ja) 2017-04-27 2023-03-01 マジック リープ, インコーポレイテッド 発光ユーザ入力デバイス
US11625090B2 (en) 2018-03-07 2023-04-11 Magic Leap, Inc. Visual tracking of peripheral devices
US11989339B2 (en) 2018-03-07 2024-05-21 Magic Leap, Inc. Visual tracking of peripheral devices
USD984982S1 (en) 2018-07-24 2023-05-02 Magic Leap, Inc. Totem controller having an illumination region

Also Published As

Publication number Publication date
JP6200756B2 (ja) 2017-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7856172B2 (en) Jiggle measuring system and jiggle measuring method
EP3054693B1 (en) Image display apparatus and pointing method for same
US8350896B2 (en) Terminal apparatus, display control method, and display control program
US9405384B2 (en) Computer system and control method for same
JP6316663B2 (ja) 座標測定装置
US9557159B2 (en) Optical coordinate measuring device
KR20210010437A (ko) 광학 위치 추적 장치를 위한 전력 관리
US11015930B2 (en) Method for 2D picture based conglomeration in 3D surveying
JP2008269616A (ja) 画像表示装置のカーソル制御装置及び制御方法、ならびに画像システム
JP6200756B2 (ja) ポインティング装置、ポインティング方法、及び、ポインティング装置用プログラム
JP2017528714A (ja) 3次元座標の光学測定のための方法および3次元測定デバイスの制御
TWI468997B (zh) 具有較大可操作範圍的指向系統及影像系統
JP5319478B2 (ja) カメラ装置の位置算出方法
JP2020039082A (ja) 表示装置、表示システムおよび表示装置の制御方法
JP2015224947A (ja) 光学式座標測定装置
JP2008107886A (ja) 情報表示システム、及び、ポインティング制御方法
JP6285244B2 (ja) 光学式座標測定装置
TWI471757B (zh) 懸浮及點擊手勢偵測裝置
JP5167881B2 (ja) 距離測定装置及びそのプログラム
KR102207256B1 (ko) 화상 표시 장치 및 그의 포인팅 방법
US20130328772A1 (en) Handheld Pointing Device
JP2008032496A (ja) 光学式測定装置
KR100708875B1 (ko) 표시화면을 가리키는 포인터의 포인팅 위치를 산출하는장치 및 방법
JP2008065511A (ja) 情報表示システム、及び、ポインティング制御方法
TW201430617A (zh) 懸浮及點擊手勢偵測裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170822

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170828

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6200756

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees