JP2015072529A - クーポン提供装置、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラム - Google Patents

クーポン提供装置、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者が望む組合わせの商品に対するクーポンを提供すること。【解決手段】クーポン提供装置は、第1の商品と、前記第1の商品との同時選択がクーポンの適用条件となる第2の商品とを対応付けて記憶する記憶部と、利用者が選択した複数の商品に、前記第1の商品が含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けられた複数の前記第2の商品のいずれかが含まれるか否かを判定する判定部と、前記判定部により、前記利用者が選択した複数の商品に前記第1の商品と前記第2の商品が含まれると判定された場合は、前記クーポンを適用する適用部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、クーポン提供装置、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラムに関する。
従来、利用者にクーポンを提供することで、利用者の購買意欲を促進させるクーポン提供システムが知られている。このようなクーポン提供システムの一例として、複数の商品を同時に購入することが適用条件となるクーポンを提供するクーポン提供システムが知られている。
例えば、このようなクーポン提供システムは、同時に購入することが適用条件となる複数の商品が、クーポンの企画者によって予め設定される。また、クーポン提供システムは、利用者がクーポンを選択すると、かかるクーポンの適用条件として予め設定された複数の商品を利用者の仮想的な買い物カゴに追加する。そして、クーポン提供システムは、買い物カゴに追加された複数の商品について利用者が決済を行う場合は、クーポンを適用し、商品の割引やポイントの付与を行なう。
特開2013−077230号公報
しかしながら、従来の技術では、企画者が予め設定した複数の商品を同時に購入することがクーポンの適用条件となるので、利用者が望む組合わせの商品に対するクーポンを提供できないという問題がある。また、例えば、従来の技術では、予め設定された商品の組み合わせと利用者が望む商品の組み合わせとが異なる場合には、クーポンが適用されないので、販売機会を逃す場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者が望む組合わせの商品に対するクーポンを提供することを目的とする。
本願に係るクーポン提供装置は、第1の商品と、前記第1の商品との同時選択がクーポンの適用条件となる第2の商品とを対応付けて記憶する記憶部と、利用者が選択した複数の商品に、前記第1の商品が含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けられた複数の前記第2の商品のいずれかが含まれるか否かを判定する判定部と、前記判定部により、前記利用者が選択した複数の商品に前記第1の商品と前記第2の商品が含まれると判定された場合は、前記クーポンを適用する適用部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、利用者が望む組合わせの商品に対するクーポンを提供することができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムが発揮する機能の一例を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る電子取引サーバの機能構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る商品情報テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係るクーポン情報管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る獲得クーポン情報管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る買い物カゴ管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る設定登録画面の一例を示す図である。 図8は、同時購入商品の設定を行う設定登録画面の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る電子取引サーバが生成するWebページの一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る設定登録画面の変形例を示す図である。 図11は、実施形態に係るクーポン情報管理テーブルに格納される情報の一例を示す図である。 図12は、実施形態に係る電子取引サーバが生成するWebページの変形例を説明する図である。 図13は、実施形態に係る電子取引サーバがクーポンの設定を受け付ける処理の流れを示すフローチャートである。 図14は、実施形態に係る電子取引サーバがクーポンを適用するか否かを判定する処理を示すフローチャートである。 図15は、クーポン提供プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係るクーポン提供装置、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係るクーポン提供装置、クーポン提供方法およびクーポン提供プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.情報処理システム]
まず、図1を用いて、実施形態に係るクーポン提供装置の一例である電子取引サーバ10を有する情報処理システム1について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理システムが発揮する機能の一例を示す説明図である。図1に示す例では、情報処理システム1は、店舗端末2、ネットワーク3、利用者端末4、電子取引サーバ10を有する。なお、情報処理システム1は、他にも複数の店舗端末2および利用者端末4を有するものとする。
店舗端末2は、電子取引サーバ10が提供する電子商店街の店舗が利用する端末装置であり、電子商店街に出品する商品の登録及びクーポンの設定を行なうことができる端末装置である。例えば、店舗端末2は、PC(Personal Computer)やPDA(Personal Data Assistance)、タブレット端末等の情報処理装置が適用される。また、店頭端末2は、無線LAN(Local Area Network)や有線LAN等を用いて、ネットワーク3に接続し、電子取引サーバ10と通信することができる。
利用者端末4は、電子取引サーバ10が提供する電子商店街のサービスを利用する利用者が使用する端末装置であり、例えば、タブレット端末、PC、PDA、スマートフォン等の情報処理装置が適用される。また、利用者端末4は、3G(Generation)、4G、LTE(Long Term Evolution)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)等の無線通信網や、bluetooth(登録商標)、無線LANなどの近距離無線通信を介してネットワーク3に接続し、電子取引サーバ10と通信することができる。
電子取引サーバ10は、商品の紹介、購入、決済等をウェブ画面上で実現する電子商店街を提供することができるサーバ装置である。例えば、電子取引サーバ10は、電子商店街に店舗を構える運営者が店舗端末2を介して登録した商品の写真、商品の説明、価格等の商品データを記憶する。また、電子取引サーバ10は、利用者端末4からの要求に応じて、電子商店街の各店舗を表示するWebページ、各店舗の商品を表示するWebページ、各店舗が出品する商品を横断的に表示するWebページ等を、記憶した商品データを用いて作成する。そして、電子取引サーバ10は、作成したWebページを利用者端末4に送信し、表示させる。
また、電子取引サーバ10は、利用者端末4が購入する商品を選択した場合は、利用者が選択した商品を仮想的な買い物カゴに入れる。そして、電子取引サーバ10は、利用者が決済を要求した場合は、かかる利用者の仮想的な買い物カゴに入れられた商品の決済を実行する。
ここで、電子取引サーバ10は、運営者が設定したクーポンを利用者に提供する場合がある。例えば、電子取引サーバ10は、商品の購買意欲を促進させるため、運営者が設定したクーポンの一覧を含むWebページを作成し、作成したWebページを利用者端末4に送信する。そして、電子取引サーバ10は、利用者端末4から利用者の識別子である利用者IDと利用者が選択したクーポンの識別子であるクーポンIDを受信すると、かかる利用者IDとクーポンIDとを対応付けて記憶する。すなわち、電子取引サーバ10は、利用者が獲得したクーポンを記憶する。
そして、電子取引サーバ10は、利用者が決済を行なう場合は、かかる利用者が獲得したクーポンを適用する。例えば、電子取引サーバ10は、商品の決済を行なった利用者の利用者IDと対応付けられたクーポンIDを識別し、識別したクーポンIDが示すクーポンを特定する。また、電子取引サーバ10は、特定したクーポンの適用可否を問い合わせるWebページを作成し、利用者端末4へ送信する。そして、電子取引サーバ10は、利用者端末4からクーポンの利用する旨を受信した場合は、特定したクーポンを適用する。詳細な例を挙げると、電子取引サーバ10は、クーポンが商品の価格を3割引にするクーポンである場合は、商品の価格を3割引にして決済処理を実行する。
また、電子取引サーバ10は、クーポンに適用条件を設定することができる。例えば、電子取引サーバ10は、適用対象となる商品が固定されたクーポン、利用者端末4がスマートフォンである場合にのみ適用可能なクーポン、店舗が発行するメールマガジンの購読者のみが利用可能なクーポン等を設定することができる。かかる適用条件が設定されている場合、電子取引サーバ10は、利用者が決済を行った際に、仮想的な買い物カゴに入れられた商品の種別、利用者端末4の種別、利用者の属性等からクーポンの適用条件を満たすか否かを判定する。そして、電子取引サーバ10は、クーポンの適用条件が満たされると判定した場合は、利用者にクーポンの利用可否を問い合わせるWebページを作成し、利用者端末4へ送信する。
なお、クーポンの適用内容は、商品価格の割引だけではなく、例えば、ポイントの付与やポイントの付与率の増加、送料の無料化等任意の内容を採用することができる。以下の説明では、クーポンの適用内容として、商品価格の割引が行われる例について説明する。また、電子取引サーバ10が提供する商品には、食品、被服、アクセサリー等の物品以外にも、例えば、飲食店、スポーツジム、マッサージ店等のサービスの提供が含まれるものとする。
ここで、クーポンは、運営者が店舗端末2を介して、必要事項を入力することで設定される。例えば、電子取引サーバ10は、店舗端末2に対し、クーポンの対応商品、割引率、クーポンの適用条件等のクーポン情報を設定するためのクーポン設定画面を表示させる。そして、電子取引サーバ10は、店舗端末2を介して利用者が入力したクーポン情報をクーポンIDと対応付けて記憶する。その後、電子取引サーバ10は、決済処理を行う際に、利用者が獲得したクーポンのクーポンIDと対応付けられたクーポン情報を用いて、適用条件を満たすか否か判定し、適用条件を満たすと判定した場合は、クーポン情報が示すクーポンの内容を適用させる。
ここで、従来の技術では、予め設定された複数の商品を仮想的な買い物カゴに入れた状態で決済を行なった場合、すなわち、運営者により予め設定された組み合わせの複数の商品を同時購入した場合にクーポンを適用した。しかしながら、従来の技術では、運営者が予め設定した商品の組合せが、利用者が望む商品の組合せと異なる場合には、クーポンが設定されているにも係らず、利用者が商品の購買を躊躇し、販売機会を失う場合があった。
そこで、電子取引サーバ10は、以下の処理を実行する。まず、電子取引サーバ10は、クーポンの適用対象となる商品(以下、クーポン対象商品と記載する)の商品IDの設定を受け付ける。また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品との同時購入がクーポンの適用条件となる商品(以下、同時購入商品と記載する)の商品IDの設定を受け付ける。そして、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品の商品IDと複数の同時購入商品の商品IDとを対応付けて記憶する。
また、電子取引サーバ10は、利用者が決済を行なった場合は、利用者が選択した商品にクーポン対象商品が含まれ、かつ、利用者が選択した商品に同時購入商品のいずれかが含まれているか否かを判定する。そして、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品にクーポン対象商品が含まれ、かつ、利用者が選択した商品に同時購入商品のいずれかが含まれている場合は、クーポンの適用条件を満たすと判定し、クーポンの適用を行なう。
すなわち、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と、複数の同時購入商品とを対応付けて記憶し、クーポン対象商品といずれかの同時購入商品とを同時購入した場合に適用されるクーポンを利用者に提供する。このため、利用者は、クーポンの適用を得るために、複数の同時購入商品の中から望む商品を選択することができる。このように、電子取引サーバ10は、利用者が望む組み合わせの商品に対するクーポンを提供することができる。また、電子取引サーバ10は、利用者が望む組み合わせの商品に対するクーポンを提供できる結果、販売機会の損失を軽減することができる。
例えば、従来の技術では、プリンタをクーポン対象商品とし、同時購入商品が黒色のインクであるクーポンが設定されていた。かかるクーポンは、文章を頻繁に印刷する利用者等、黒色のインクを多く用いる利用者にとっては魅力的であるが、写真を頻繁に印刷する利用者等、各色のインクを多く用いる利用者にとっては、クーポンの内容があまり魅力的とは言えず、販売機会を損失する恐れがある。また、同時購入商品ごとにクーポンを設定すると、1つの商品に対して多数のクーポンが設定されることとなるので、クーポンの管理が困難になる。
一方、電子取引サーバ10は、プリンタをクーポン対象商品とし、黒色のインク、赤色のインク、青色のインク、黄色のインク、各色のインクセットを同時購入商品とすることができる。かかる場合、文章を頻繁に印刷する利用者は、プリンタと黒色のインクとを選択することができ、写真を頻繁に印刷する利用者は、プリンタと各色のインクセットとを選択することができる。このように、電子取引サーバ10は、利用者に、クーポンの適用を受けるために選択する商品を選択させることができ、販売機会の損失を防ぐことができる。
なお、電子取引サーバ10は、クーポンを適用する場合には、クーポン対象商品に対してクーポンの適用を行なう。例えば、電子取引サーバ10は、クーポンの内容が商品価格を3割引にする内容である場合は、クーポン対象商品の価格を3割引にした額と同時購入商品の価格との和を決済額とする。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、電子取引サーバ10は、クーポンの内容が全商品の商品価格を3割引にする内容である場合は、クーポン対象商品の価格と同時購入商品の価格との和を3割引にした額を決済額としてもよい。
なお、電子取引サーバ10は、複数のクーポン対象商品を設定可能としてもよい。例えば、電子取引サーバ10は、複数のクーポン対象商品と、複数の同時購入商品とを対応付けて記憶し、いずれかのクーポン対象商品と、いずれかの同時購入商品とを利用者が選択したと判定した場合に、クーポンを適用しても良い。かかる場合、電子取引サーバ10は、利用者に提供する組み合わせの数を増やすことができるので、販売機会の損失をさらに軽減することができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と同時購入商品とを選択した際に適用されるクーポンを、利用者が獲得済みであるかを判定してもよい。例えば、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と複数の同時購入商品とクーポンIDとを対応付けて記憶する。また、電子取引サーバ10は、利用者が決済を要求した場合は、かかる利用者の利用者IDと対応付けられたクーポンIDを特定し、特定したクーポンIDと対応付けられたクーポン対象商品と複数の同時購入商品とを特定する。
また、電子取引サーバ10は、利用者の仮想的な買い物カゴに入れられた商品に、特定したクーポン対象商品と、特定した複数の同時購入商品のうちのいずれかが含まれているか否かを判定する。そして、電子取引サーバ10は、利用者の仮想的な買い物カゴに入れられた商品に、特定したクーポン対象商品と、特定した複数の同時購入商品のうちのいずれかが含まれている場合には、クーポンを適用すると判定する。この結果、電子取引サーバ10は、利用者がクーポンを獲得しているか否かに応じて、クーポンの適用を判定することができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と複数の同時購入商品とを並べて利用者に提示することで、クーポンの適用をうけることができる商品の組み合わせを利用者が容易に選択できるようにしてもよい。例えば、電子取引サーバ10は、対応付けて記憶されたクーポン対象商品と複数の同時購入商品とを並べて表示するWebページを作成し、利用者端末4に送信する。かかる場合、利用者端末4は、作成されたWebページから、クーポンの適用対象となる商品と、複数の同時購入商品とを表示する。
そして、電子取引サーバ10は、端末装置4を介して、利用者がクーポンの適用対象となる商品と、複数の同時購入商品のうちのいずれかとを選択し、決済を行った場合は、クーポンを適用する。このため、電子取引サーバ10は、利用者に対し、クーポンの適用対象となる同時購入商品を容易に選択させることができる。
[2.電子取引サーバ10が実行する処理の流れの一例]
次に、図1を用いて、電子取引サーバ10が実行する処理の流れの一例について説明する。まず、電子取引サーバ10は、店舗端末2にクーポン対象商品と同時購入商品との設定画面を表示させ、クーポン対象商品となる商品を識別する商品IDと同時購入商品となる商品の商品IDとの入力を受け付ける。
例えば、利用者は、図1中(A)に示すように、クーポン対象商品の商品ID「商品#1」〜「商品#5」を入力し、図1中(B)に示すように同時購入商品の商品ID「商品#11」〜「商品#15」を入力する。かかる場合、電子取引サーバ10は、図3中(C)に示すように、クーポンID「クーポン#1」と、利用者が入力したクーポン対象商品の商品ID「商品#1」〜「商品#5」と、同時購入商品の商品ID「商品#11」〜「商品#15」とを対応付けて記憶する。
また、電子取引サーバ10は、クーポンの獲得を行なうためのクーポン獲得ボタンと、かかるクーポンの適用対象となるクーポン対象商品と、かかるクーポン対象商品との同時購入がクーポンの適用条件となる同時購入商品とを表示するWebページを生成する。そして、電子取引サーバ10は、生成したWebページを利用者端末4に送信する。この結果、利用者端末4は、図1中(D)に示す画面を表示する。
詳細には、利用者端末4は、図1中(E)に示すように、クーポンID「クーポン#1」が示すクーポンの獲得ボタンを表示する。また、利用者端末4は、図1中(F)に示すように、商品ID「商品#1」〜「商品#5」が示す商品の写真や情報をクーポン対象商品として表示する。また、利用者端末4は、図1中(G)に示すように、商品ID「商品#11」〜「商品#15」が示す商品の写真や情報を同時購入商品として表示する。このため、利用者は、クーポン対象商品と同時購入商品との選択を容易に行なうことができる。
また、利用者端末4は、利用者がクーポン獲得用のボタンを押下すると、画面遷移を行なうことなく、利用者ID「利用者#1」とクーポンID「クーポン#1」とを電子取引サーバ10に送信する。かかる場合、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」とクーポンID「クーポン#1」とを対応付けて記憶する。すなわち、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」が示す利用者が、クーポンID「クーポン#1」が示すクーポンを獲得した旨を記憶する。そして、利用者端末4は、クーポン獲得用のボタンの色を変更し、クーポン獲得済みである旨を表示する。このため、利用者は、クーポンを獲得した後で、クーポンが適用される商品の選択を自然に開始することができる。
また、利用者端末4は、クーポン対象商品や同時購入商品の写真や説明文を利用者が選択した場合は、電子取引サーバ10から利用者が選択した商品のWebページを取得して表示する。そして、利用者端末4は、利用者が商品を購入する商品として選択した場合、例えば利用者が買い物カゴに入れるボタンを押下した場合には、図1中(H)に示すように、利用者IDと、利用者が選択した商品の商品IDを電子取引サーバ10に送信する。かかる場合、電子取引サーバ10は、受信した利用者IDと商品IDとを対応付けて記憶することで、利用者が買い物カゴに入れた商品を記憶する。
その後、利用者端末4は、利用者が決済を要求した場合は、決済要求を電子取引サーバ10へ送信する。かかる場合、電子取引サーバ10は、利用者が獲得したクーポンのクーポンIDと対応付けられたクーポン対象商品の商品IDと同時購入商品の商品IDとを特定する。また、電子取引サーバ10は、利用者の買い物カゴに入れられた商品の商品IDに、特定したクーポン対象商品の商品IDのいずれかが含まれ、かつ、特定した同時購入商品の商品IDのいずれかが含まれているか否かを判定する。そして、電子取引サーバ10は、利用者の買い物カゴに入れられた商品の商品IDに、特定したクーポン対象商品の商品IDのいずれかが含まれ、かつ、特定した同時購入商品の商品IDのいずれかが含まれている場合は、クーポンを適用すると判定する。
例えば、利用者ID「利用者#1」が示す利用者がクーポンID「クーポン#1」が示すクーポンを獲得した場合は、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」とクーポンID「クーポン#1」とを対応付けて記憶する。また、利用者ID「利用者#1」が示す利用者が商品ID「商品#1」が示す商品を選択して買い物カゴに入れるボタンを押下した場合は、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」と商品ID「商品#1」とを対応付けて記憶する。
また、利用者ID「利用者#1」が示す利用者が商品ID「商品#11」が示す商品を選択して買い物カゴに入れるボタンを押下した場合は、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」と商品ID「商品#11」とを対応付けて記憶する。この結果、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」と商品ID「商品#1」「商品#11」とを対応付けて記憶することとなる。
そして、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」が示す利用者が決済を要求した場合は、利用者ID「利用者#1」と対応付けられたクーポンID「クーポン#1」を抽出する。そして、電子取引サーバ10は、抽出したクーポンID「クーポン#1」に対応付けられたクーポン対象商品の商品ID「商品#1」〜「商品#5」と、同時購入商品の商品ID「商品#11」〜「商品#15」を特定する。
そして、電子取引サーバ10は、利用者ID「利用者#1」と対応付けられた商品ID「商品#1」「商品#11」に、クーポン対象商品の商品ID「商品#1」〜「商品#5」のいずれかと、同時購入商品の商品ID「商品#11」〜「商品#15」のいずれかとが含まれているか否かを判定する。かかる例では、利用者ID「利用者#1」と対応付けられた商品ID「商品#1」「商品#11」にクーポン対象商品の商品ID「商品#1」と、同時購入商品の商品ID「商品#11」とが含まれている。このため、電子取引サーバ10は、クーポンを適用すると判定する。そして、電子取引サーバ10は、商品ID「商品#3」が示す商品に対し、クーポンID「クーポン#1」が示すクーポンを適用して決算処理を実行する。
[3.電子取引サーバの機能構成]
次に、図2を用いて、実施形態に係る電子取引サーバ10の機能構成について示す。図2は、実施形態に係る電子取引サーバの機能構成の一例を示す図である。図2に示す例では、電子取引サーバ10は、通信部11、制御部12、記憶部13を有する。また、記憶部13は、商品情報テーブル14、クーポン情報管理テーブル15、獲得クーポン情報管理テーブル16、買い物カゴ管理テーブル17を記憶する。また、制御部12は、商品情報提供部18、設定登録部19、クーポン管理部20、受付部21、判定部22、決済部23を有する。
まず、記憶部13が記憶する商品情報テーブル14、クーポン情報管理テーブル15、獲得クーポン情報管理テーブル16、買い物カゴ管理テーブル17に格納された情報の一例について説明する。商品情報テーブル14には、電子取引サーバ10が提供する電子商店街に出品された商品の情報が格納されている。
例えば、図3は、実施形態に係る商品情報テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図3に示す例では、商品情報テーブル14には、出品された商品ごとに、商品IDと、商品の名称である商品名と、商品を出品した店舗を示す店舗IDと、商品の価格とが対応付けて格納されている。なお、図3に示す例では、記載を省略したが、商品情報テーブルに14には、商品を紹介するWebページを作成するために用いられる他の情報や、商品の管理を行うために用いられる他の情報も格納されているものとする。
例えば、図3に示す例では、商品情報テーブル14には、商品ID「商品#1」と商品名「ワンピース」と店舗ID「店舗#1」と価格「14000円」が対応付けて記憶され、商品ID「商品#2」と商品名「ワンピース」と店舗ID「店舗#1」と価格「15000円」が対応付けて記憶されている。また、図3に示す例では、商品情報テーブル14には、商品ID「商品#3」と商品名「スカート」と店舗ID「店舗#1」と価格「8900円」が対応付けて記憶され、商品ID「商品#4」と商品名「トラウザー」と店舗ID「店舗#1」と価格「10000円」が対応付けて記憶されている。
図2に戻り、説明を続ける。クーポン情報管理テーブル15には、運営者が設定したクーポンの内容が格納されている。例えば、図4は、実施形態に係るクーポン情報管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図4に示す例では、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンごとに、クーポンIDと、クーポンを設定した店舗の店舗IDと、クーポンの適用対象となる商品の商品IDと、同時購入商品の商品IDと、クーポンが適用される際の割引率とが対応付けて格納されている。
例えば、図4に示す例では、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#1」、店舗ID「店舗#1」、クーポン対象商品「商品#1」「商品#2」「商品#3」…、同時購入商品「商品#11」「商品#12」「商品#13」…、割引率「3割引」が対応付けて格納されている。また、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#2」、店舗ID「店舗#1」、クーポン対象商品「商品#4」、同時購入商品「商品#4」「商品#11」、割引率「1割引」が対応付けて格納されている。
また、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#3」、店舗ID「店舗#2」、クーポン対象商品「商品#1」「商品#2」「商品#3」…、同時購入商品「商品#11」「商品#13」、割引率「3割引」が対応付けて格納されている。また、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#4」、店舗ID「店舗#3」、クーポン対象商品「商品#3」、同時購入商品「商品#11」「商品#14」、割引率「2割引」が対応付けて格納されている。
なお、クーポン情報管理テーブル15には、他にもクーポンの情報が格納されているものとする。例えば、クーポン情報管理テーブル15には、ユーザーごとの利用可能回数、全ユーザーの利用可能回数、クーポンを利用可能な端末、利用条件等が格納されているものとする。
図2に戻って、説明を続ける。獲得クーポン情報管理テーブル16には、利用者が獲得したクーポンのクーポンIDが格納されている。例えば、図5は、実施形態に係る獲得クーポン情報管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図5に示すように、獲得クーポン情報管理テーブル16には、利用者IDと、かかる利用者IDが示す利用者が獲得したクーポンのクーポンIDとが対応付けて格納されている。
例えば、図5に示す例では、獲得クーポン情報管理テーブル16には、利用者ID「利用者#1」とクーポンID「クーポン#1」とが対応付けて格納され、利用者ID「利用者#2」とクーポンID「クーポン#2」とが対応付けて格納されている。また、獲得クーポン情報管理テーブル16には、利用者ID「利用者#3」とクーポンID「クーポン#3」とが対応付けて格納され、利用者ID「利用者#4」とクーポンID「クーポン#4」とが対応付けて格納されている。
図2に戻って、説明を続ける。買い物カゴ管理テーブル17は、各利用者の買い物カゴに入れられた商品を記憶する。例えば、図6は、実施形態に係る買い物カゴ管理テーブルに格納された情報の一例を示す図である。図6に示すように、買い物カゴ管理テーブル17には、利用者IDと、かかる利用者IDが示す利用者の買い物カゴに入れられた商品の商品IDとが対応付けて格納されている。
例えば、図6に示す例では、買い物カゴ管理テーブル17には、利用者ID「利用者#1」と商品ID「商品#1」「商品#13」とが対応付けて格納されている。また、買い物カゴ管理テーブル17には、利用者ID「利用者#2」と商品ID「商品#1」と「商品#11」とが対応付けて格納されている。
図2に戻って説明を続ける。通信部11は、電子取引サーバ10と店舗端末2との間の通信、および、電子取引サーバ10と利用者端末4との間の通信を制御する。例えば、通信部11は、商品情報提供部18からWebページのデータを受信すると、受信したWebページのデータを利用者端末4に出力する。また、通信部11は、設定登録部19からクーポンの設定登録画面のデータを受信すると、受信したデータを店舗端末2に出力する。
また、通信部11は、店舗端末2からクーポン情報を受信すると、受信した設定情報を設定登録部19に出力する。また、通信部11は、利用者端末4から、利用者IDとクーポンIDとを対応付けたクーポン獲得情報を受信すると、受信したクーポン獲得情報をクーポン管理部20に出力する。また、通信部11は、利用者端末4から、利用者が選択した商品の商品IDとかかる利用者の利用者IDとを対応付けた選択情報や、決済を要求した利用者の利用者IDを含む決済要求を受信すると、受信した商品IDや決済要求を受付部21に出力する。
商品情報提供部18は、利用者に対し商品の情報を提供する。例えば、商品情報提供部18は、利用者端末4からの要求に応じて、特定店舗が出品した商品、特定のキーワードに合致する商品、または、所定の商品IDが示す商品の情報を利用者端末4に表示させるWebページを生成する。また、商品情報提供部18は、利用者端末4からの要求に応じて、図1中(D)に例示したWebページを生成する。
詳細には、商品情報提供部18は、商品情報テーブル14とクーポン情報管理テーブル15に格納された情報を用いて、クーポンの獲得ボタンと、かかる獲得ボタンにより獲得可能なクーポンの適用対象となるクーポン対象商品と、かかるクーポンの適用条件となる同時購入商品との表示が含まれるWebページを生成する。そして、商品情報提供部18は、生成したWebページを通信部11に出力する。
設定登録部19は、各運営者によって設定されるクーポンの受付を行なう。例えば、設定登録部19は、クーポン情報の入力を行う設定登録画面のデータを生成し、生成したデータを通信部11に出力する。そして、設定登録部19は、通信部11から、店舗端末2を用いて利用者が入力したクーポンの情報を受信すると、受信したクーポン情報をクーポン情報管理テーブル15に格納する。なお、設定登録部19が生成する設定登録画面の詳細な例については、後述する。
クーポン管理部20は、利用者が獲得したクーポンの管理を行う。例えば、クーポン管理部20は、クーポン獲得情報を通信部11から受信すると、受信したクーポン獲得情報から利用者IDとクーポンIDとを抽出する。そして、クーポン管理部20は、抽出した利用者IDを含むエントリを獲得クーポン情報管理テーブル16から検索し、検索したエントリに抽出したクーポンIDを格納する。
なお、クーポン管理部20は、クーポン情報管理テーブル15に格納された情報を用いて、クーポンの管理を行っても良い。具体的には、クーポン管理部20は、抽出したクーポンIDをキーとして、クーポン情報管理テーブル15からクーポン情報を抽出し、抽出したクーポン情報に応じて、利用者によるクーポン獲得の可否を判断してもよい。例えば、クーポン管理部20は、各利用者がクーポンを利用可能な回数や全利用者がクーポンを取得可能な数等が設定されている場合には、獲得クーポン情報管理テーブル16に格納されたクーポンIDの数に基づいて、クーポン獲得の可否を判断してもよい。
受付部21は、利用者が選択した商品の商品IDを受け付ける。例えば、受付部21は、通信部11から選択情報を受信すると、受信した選択情報から利用者IDと商品IDとを抽出する。そして、受付部21は、抽出した利用者IDを含むエントリを買い物カゴ管理テーブル17から検索し、検索したエントリに抽出した商品IDを格納する。そして、受付部21は、通信部11から決済要求を受信した場合は、決済要求に含まれる利用者IDを抽出し、抽出した利用者IDを判定部22に出力する。
判定部22は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品のいずれかと、同時購入商品のいずれかとが含まれているか否かを判定する。具体的には、判定部22は、受付部21から利用者IDを受信すると、受信した利用者IDと対応付けられた商品IDを買い物カゴ管理テーブル17から読み出す。また、判定部22は、受付部21から利用者IDを受信すると、受信した利用者IDと対応付けられたクーポンIDを獲得クーポン情報管理テーブル16から読み出す。
そして、判定部22は、読み出したクーポンIDが示すクーポンの適用可否を判定する。例えば、判定部22は、読み出したクーポンIDと対応付けられた各種情報をクーポン情報管理テーブル15から読み出す。そして、判定部22は、読み出した情報のうち、クーポン対象商品の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれているか否かを判定する。
また、判定部22は、クーポン対象商品の商品IDのいずれかが買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれている場合は、クーポン情報管理テーブル15から読み出した情報のうち、同時購入商品の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれているか否かを判定する。そして、判定部22は、同時購入商品の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれている場合には、クーポンを適用すると判定する。すなわち、判定部22は、利用者が選択した商品にクーポン対象商品のいずれかと同時購入商品のいずれかとが含まれる場合は、クーポンを適用すると判定する。
また、判定部22は、クーポン対象商品の商品IDのいずれかが買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれていない場合、または、同時購入商品の商品IDのいずれかが買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれていない場合には、クーポンを適用しないと判定する。
そして、判定部22は、クーポンを適用すると判定した場合は、適用するクーポンのクーポンIDに対応付けられたクーポンの情報と、買い物カゴ管理テーブル17から抽出した商品IDと、利用者IDとを決済部23に出力する。
決済部23は、判定部22が適用すると判定したクーポンを適用して決済を実行する。例えば、決済部23は、適用すると判定されたクーポンの情報と、商品IDと、利用者IDとを受信する。かかる場合、決済部23は、受信した商品IDと対応付けられた価格を商品情報テーブル14から抽出する。そして、決済部23は、受信したクーポンの情報から割引率の値を抽出し、抽出した割引率をクーポン対象商品の価格に対して適用し、決済額を算出する。
例えば、決済部23は、受信した情報に含まれる割引率の値が「3割引」である場合には、クーポン対象商品の価格を3割引にして決済額を算出する。また、決済部23は、受信した情報に含まれる割引率の値が「5割引」である場合には、クーポン対象商品の価格を5割引にして決済額を算出する。その後、決済部23は、受信した利用者IDが示す利用者を請求先とする決済処理を実行する。なお、決済部23が実行する決済処理の詳細については、従来と同様の決済処理が実行されるものとして、説明を省略する。
なお、決済部23は、利用者がクーポンの適用条件を設定している場合には、かかる適用条件が満たされている場合にのみクーポンを適用しても良い。例えば、決済部23は、受信したクーポンに、適用条件として商品の合計金額が設定されている場合は、判定部22から受信した商品IDと対応付けられた価格を商品情報テーブル14から読出し、読み出した価格の合計額を算出する。
そして、決済部23は、算出した合計額が、クーポンの適用条件として設定された商品の合計金額を上回っているか否かを判定し、算出した合計額が、クーポンの適用条件として設定された商品の合計金額を上回っている場合には、クーポンを適用した決済を行う。一方、決済部23は、算出した合計額が、クーポンの適用条件として設定された商品の合計金額を下回る場合は、クーポンを適用しないで決済を行う。
[4.設定登録画面の例]
次に、図7、図8を用いて、設定登録部19が店舗端末2に表示する設定登録画面の一例について説明する。まず、図7を用いて、クーポンを運営者が設定する際に表示される設定登録画面の初期画面について説明する。
図7は、実施形態に係る設定登録画面の一例を示す図である。設定登録部19は、図7に示す設定登録画面を店舗端末2に表示させ、クーポン情報の入力を受け付ける。詳細な例を説明すると、設定登録部19は、図7中(I)に示すように、各ユーザーがクーポンを利用可能な回数を入力するテキストボックスと、図7中(J)に示すように、全ユーザーがクーポンを利用可能な回数を入力するテキストボックスとを表示させる。また、設定登録部19は、図7中(K)に示すように、クーポンを利用可能な端末をPCまたはスマートフォンに限定するか否かを選択するチェックボックスを表示させる。
また、設定登録部19は、図7中(L)に示すように、クーポンの適用条件を入力する画面を表示させる。詳細には、設定登録部19は、図7中(M)に示すように、適用条件を指定しない旨を示すラジオボタン、注文金額による適用条件を指定するラジオボタン、注文個数による適用条件を指定するラジオボタンを表示させる。そして、設定登録部19は、注文金額による適用条件を指定するラジオボタン、または、注文個数による適用条件を指定するラジオボタンが選択された際に、注文金額がいくら以上でクーポンを利用可能とするか、または、注文個数が何個以上でクーポンを利用可能とするかを設定するテキストボックスを表示させる。
また、設定登録部19は、図7中(N)に示すように、クーポンの適用対象となる商品の入力を受け付ける画面を表示させる。詳細には、設定登録部19は、図7中(O)に示すように、ストア(店舗)内の全ての商品をクーポンの適用対象とする旨を示すラジオボタン、クーポン対象商品を指定する旨を示すラジオボタン、クーポン対象商品と同時購入商品とを指定する旨を示すラジオボタンを表示させる。そして、設定登録部19は、図7中(P)に示すように、クーポン対象商品を指定する旨を示すラジオボタンが選択された際に、クーポン対象商品の商品IDを入力するためのテキストボックスを表示させる。
利用者は、図7に例示した画面上で、ラジオボタンやチェックボックスの選択、クーポン対象商品の商品ID等各種クーポン情報の入力を行うことで、クーポンの設定を行うことができる。そして、設定登録部19は、図7に示す画面上で、利用者がクーポンの各種情報を入力した場合は、かかる情報を取得し、取得した情報をクーポン情報管理テーブル15に格納する。
ここで、設定登録部19は、図7中(O)に示すラジオボタンのうち、クーポン対象商品と同時購入商品とを指定する旨を示すラジオボタンを選択した場合は、同時購入商品の商品IDを入力するテキストボックスを表示させる。
例えば、図8は、同時購入商品の設定を行う設定登録画面の一例を示す図である。設定登録部19は、図8中(Q)に示すように、クーポン対象商品と同時購入商品とを指定する旨を示すラジオボタンが選択された場合は、図8中(R)に示すように、同時購入商品の商品IDを入力するためのテキストボックスを表示させる。また、設定登録部19は、利用者がクーポン情報の登録を指示した場合は、同時購入商品の商品IDを入力するためのテキストボックスに、複数の商品IDが入力されたか否かを判断し、複数の商品IDが入力されていない場合は、利用者に複数の商品IDを入力するよう促す。
そして、設定登録部19は、同時購入商品の商品IDを入力するためのテキストボックスに、複数の商品IDが入力された場合は、クーポン対象商品を入力するためのテキストボックスに入力された商品IDと、同時購入商品を入力するためのテキストボックスに入力された商品IDとを対応付けてクーポン情報管理テーブル15に格納する。この結果、設定登録部19は、同時購入商品を利用者が選択可能なクーポンを設定できる。
なお、設定登録部19は、図7、図8に示す設定登録画面以外にも、クーポンの有効期間、クーポンの内容、クーポンの利用条件、クーポンの利用可能回数等、クーポンの情報を登録するための設定登録画面を店舗端末2に表示させる。そして、利用者が各情報を入力した場合は、設定登録部19は、入力された各情報をクーポン情報管理テーブル15に格納する。
[5.商品情報提供部が生成するWebページの一例]
次に、図9を用いて、商品情報提供部18が生成するWebページの一例について示す。図9は、実施形態に係る電子取引サーバが生成するWebページの一例を示す図である。例えば、商品情報提供部18は、商品情報テーブル14とクーポン情報管理テーブル15に格納された情報を用いて、図9中(S)に示すように、クーポンの獲得ボタンと、かかる獲得ボタンにより獲得可能なクーポンの適用対象となるクーポン対象商品と、かかるクーポンの適用条件となる同時購入商品との表示が含まれるWebページを生成する。
詳細には、商品情報提供部18は、図9中(T)に示すクーポン獲得ボタンを配置する。かかるクーポン獲得ボタンが押下された場合は、クーポン獲得ボタンと紐付けられたクーポンIDと利用者IDとを含むクーポン獲得情報が利用者端末4から電子取引サーバ10に送信される。また、利用者端末4は、クーポン獲得ボタンが押下された場合は、画面遷移を行うことなく、クーポン獲得ボタンの色を反転させ、クーポン獲得ボタンを押下できない状態に遷移させる。また、図9中(U)に示すクーポンを使うボタンを強調表示する。
また、商品情報提供部18は、図9中(V)に示すように、クーポン情報の表示が含まれるWebページを作成する。詳細には、商品情報提供部18は、クーポンの有効期間、クーポンの内容、クーポンの利用条件、クーポンの利用可能回数、クーポンを発行したストアの表示が含まれるWebページを作成する。詳細な例を説明すると、図9中(V)に示す例では、商品情報提供部18は、クーポンの有効期間が「2013/10/1 18:00〜2013/10/31 18:00」である旨を表示するWebページを作成する。
また、商品情報提供部18は、クーポンの内容が「対象商品の価格から30%OFF」である旨を表示し、利用条件が「PC、スマートフォンからの購入」である旨を表示するWebページを作成する。また、商品情報提供部18は、クーポンの内容が「お一人様3回まで」であり、発行ストアが「店舗#1」である旨を表示するWebページを作成する。
また、商品情報提供部18は、図9中(W)に示すように、クーポン対象商品となる商品の写真や商品名を並べて表示する。詳細な例を挙げると、商品情報提供部18は、クーポン対象商品の商品IDが「商品#1」〜「商品#5」である場合は、商品ID「商品#1」〜「商品#5」と対応付けられた商品の写真や商品名等を商品情報テーブル14から読出し、読み出した商品の写真や商品名を表示するWebページを作成する。
また、商品情報提供部18は、図9中(X)に示すように、同時購入商品となる商品の写真や商品名を並べて表示する。詳細な例を挙げると、商品情報提供部18は、同時購入商品の商品IDが「商品#11」〜「商品#15」である場合は、商品ID「商品#11」〜「商品#15」と対応付けられた商品の写真や商品名を商品情報テーブル14から読出し、読み出した商品の写真や商品名を表示するWebページを作成する。
なお、図9に示す例では、クーポン対象商品や同時購入商品の商品名に変えて商品IDを表示する例について記載した。また、かかる写真や商品名は、対応する商品を購入するためのWebページを表示するためのリンクが設定されているものとする。すなわち、かかる商品や商品名を利用者が押下した場合には、対応する商品を購入するためのWebページが表示され、かかるWebページに含まれる買い物カゴに入れるボタンを押下した場合には、利用者IDと商品IDとが対応付けて電子取引サーバ10へ送信される。
利用者は、図9に示すWebページ上から、クーポンの獲得を行い、その後、クーポン対象商品と同時購入商品とからそれぞれ1つずつ商品を選択し、買い物カゴに入れる。そして、利用者が決済を要求した場合は、電子取引サーバ10が買い物カゴに入れられた商品にクーポン対象商品と同時購入商品のいずれかとが含まれるか否かを判定し、クーポン対象商品と同時購入商品のいずれかとが含まれる場合には、クーポンを適用した決済処理を実行する。
[6.変形例]
上記した実施形態に係る情報処理システム1は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報処理システム1の他の実施形態について説明する。
[6−1.電子取引サーバ10が提供するクーポンの変形例]
上述した例では、電子取引サーバ10は、複数のクーポン対象商品と複数の同時購入商品とを対応付けて記憶し、利用者が選択した商品に複数のクーポン対象商品のいずれかと同時購入商品のいずれかとが含まれるか否かを判定した。しかしながら、実施例は、これに限定されるものではない。例えば、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品となる商品の数を1つに限定しても良い。また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と同時購入商品とに同一の商品を含める設定を許容しても良い。かかる場合、電子取引サーバ10は、同一の商品を2つ購入した場合は、1つめの商品の価格を割り引くといったクーポンの設定を行うことができる。
[6−2.同時購入商品の組を複数設定可能なクーポンの変形例]
また、電子取引サーバ10は、同時購入商品の組である同時購入商品郡を複数設定し、利用者が選択した商品に含まれる同時購入商品がどの同時購入商品群に含まれるかに応じて、異なる割引率を適用しても良い。
例えば、電子取引サーバ10は、複数の同時購入商品を同時購入商品群とし、1組のクーポン対象商品に対し、複数の同時購入商品群を対応付けて記憶する。また、電子取引サーバ10は、第1の同時購入商品群と第1の割引率「3割引」とを対応付けて記憶し、第2の同時購入商品群と第2の割引率「5割引」とを対応付けて記憶する。また、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品にクーポン対象商品が含まれ、かつ、利用者が選択した商品に第1の同時購入商品群または第2の同時購入商品群に含まれるいずれかの同時購入商品が含まれているか否かを判定する。
そして、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品にクーポン対象商品が含まれ、かつ、利用者が選択した商品に第1の同時購入商品群に含まれる同時購入商品が含まれる場合は、クーポン対象商品の価格に対して第1の割引率「3割引」を適用する。また、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品にクーポン対象商品が含まれ、かつ、利用者が選択した商品に第2の同時購入商品群に含まれる同時購入商品が含まれる場合は、クーポン対象商品の価格に対して第2の割引率「5割引」を適用する。
以下、図面を用いて、同時購入商品群を複数設定可能なクーポンを設定する例について説明する。まず、図10を用いて、同時購入商品群を複数設定する場合に、電子取引サーバ10が店舗端末2に表示される設定登録画面の一例について説明する。
図10は、実施形態に係る設定登録画面の変形例を示す図である。例えば、設定登録部19は、クーポン対象商品と複数の同時購入商品群とを指定させる場合には、図10に示すように、複数の同時購入商品群の商品IDを入力するテキストボックスを表示させる。
詳細には、設定登録部19は、図10中(Y)に示すように、第1の同時購入商品群の商品IDを入力するためのテキストボックスを表示させる。また、設定登録部19は、図10中(Z)に示すように、クーポン対象商品と第1の同時購入商品群に含まれるいずれかの同時購入商品とが利用者によって選択された際に、クーポン対象商品に対して適用される割引率を入力するためのテキストボックスを表示させる。
また、設定登録部19は、図10中(a)に示すように、第2の同時購入商品群の商品IDを入力するためのテキストボックスを表示させる。また、設定登録部19は、図10中(b)に示すように、クーポン対象商品と第2の同時購入商品群に含まれるいずれかの同時購入商品とが利用者によって選択された際に、クーポン対象商品に対して適用される割引率を入力するためのテキストボックスを表示させる。
上述したクーポンの設定が行われた結果、設定登録部19は、クーポン情報管理テーブル15に、図11に示す情報を格納する。図11は、実施形態に係るクーポン情報管理テーブルに格納される情報の一例を示す図である。図11に示すように、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID、店舗ID、クーポン対象商品、第1の同時購入商品群、第2の同時購入商品群、第1の割引率、第2の割引率が対応付けて格納される。
ここで、第1の割引率とは、クーポン対象商品と第1の同時購入商品群に含まれる商品とを利用者が選択した際に、クーポン対象商品に対して適用される割引率である。また、第2の割引率とは、クーポン対象商品と第2の同時購入商品群に含まれる商品とを利用者が選択した際に、クーポン対象商品に対して適用される割引率である。
例えば、図11に示す例では、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#1」、店舗ID「店舗#1」、クーポン対象商品「商品#1」「商品#2」「商品#3」…、第1の同時購入商品群「商品#11」「商品#12」「商品#13」…、第2の同時購入商品群「商品#21」、「商品#22」、「商品#23」…、第1の割引率「3割引」、第2の割引率「5割引」が対応付けて格納されている。また、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#2」、店舗ID「店舗#1」、クーポン対象商品「商品#4」、第1の同時購入商品群「商品#4」「商品#11」、第2の同時購入商品群「商品#21」「商品#22」「商品#23」、第1の割引率「1割引」、第2の割引率「2割引」が対応付けて格納されている。
また、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#3」、店舗ID「店舗#2」、クーポン対象商品「商品#1」「商品#2」「商品#3」…、第1の同時購入商品群「商品#11」「商品#13」、第2の同時購入商品群「商品#21」、第1の割引率「3割引」、第2の割引率「5割引」とが対応付けて格納されている。また、クーポン情報管理テーブル15には、クーポンID「クーポン#4」、店舗ID「店舗#3」、クーポン対象商品「商品#3」、第1の同時購入商品群「商品#11」「商品#14」、第2の同時購入商品群「商品#22」、第1の割引率「2割引」、第2の割引率「3割引」が対応付けて格納されている。
図11に示す情報がクーポン情報管理テーブル15に格納されている場合、商品情報提供部18は、図12に示すWebページを作成する。図12は、実施形態に係る電子取引サーバが生成するWebページの変形例を説明する図である。なお、図12には、商品情報提供部18が、図11に示すクーポンの情報のうち、クーポンIDが「クーポン#1」であるクーポンの情報を用いて作成したWebページの一例について記載した。
例えば、商品情報提供部18は、図12に示すように、クーポンの獲得ボタンと、かかる獲得ボタンにより獲得可能なクーポンの適用対象となるクーポン対象商品と、かかるクーポンの適用条件となる第1の同時購入商品群と、第2の同時購入商品群との表示が含まれるWebページを生成する。詳細には、商品情報提供部18は、表示対象となるクーポンのクーポンIDと対応付けられた第1の割引率が「3割引」であり、第2の割引率が「5割引」であるため、図12中(c)に示すように、同時購入商品を同時購入すると、対象商品を3割から5割引にする旨を表示するWebページを作成する。また、商品情報提供部18は、図12中(d)に示すように、商品ID「商品#11」〜「商品#15」が示す商品、すなわち第1の同時購入商品群を、クーポン対象商品が3割引となる同時購入商品として表示するWebページを作成する。
また、商品情報提供部18は、図12中(e)に示すように、商品ID「商品#21」〜「商品#25」が示す商品、すなわち第2の同時購入商品群を、クーポン対象商品が5割引となる同時購入商品として表示するWebページを作成する。かかるWebページを作成することで、電子取引サーバ10は、利用者に対し、それぞれ割引率が異なる複数の同時購入商品群から、希望する同時購入商品を選択させることができるので、利用者の選択の幅を広げ、販売機会を伸ばすことができる。
また、図12に示すWebページ上で、利用者が商品を選択し、決済を要求した場合は、判定部22は、以下の処理を実行する。まず、判定部22は、決済を要求した利用者IDと対応付けられた商品IDを買い物カゴ管理テーブル17から読み出し、決済を要求した利用者IDと対応付けられたクーポンIDを獲得クーポン情報管理テーブル16から読み出す。
そして、判定部22は、読み出したクーポンIDと対応付けられたクーポンの情報をクーポン情報管理テーブル15から読み出す。そして、判定部22は、読み出したクーポンの情報に含まれるクーポン対象商品の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれているか否かを判定する。
また、判定部22は、クーポン対象商品の商品IDが買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれている場合は、以下の処理を実行する。まず、判定部22は、読み出したクーポンの情報に含まれる第1の同時購入商品群の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれているか否かを判定する。また、判定部22は、第1の同時購入商品群の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれている場合は、第1の割引率を適用すると判定する。
一方、判定部22は、第1の同時購入商品群の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれていない場合は、読み出したクーポンの情報に含まれる第2の同時購入商品群の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれているか否かを判定する。そして、判定部22は、第2の同時購入商品群の商品IDのいずれかが、買い物カゴ管理テーブル17から読み出した商品IDに含まれている場合は、第2の割引率を適用すると判定する。
例えば、判定部22は、クーポンID「クーポン#1」が示すクーポンを利用者が獲得しており、買い物カゴに商品ID「商品#3」「商品#12」が含まれる場合には、図11に示したクーポン情報管理テーブル15の情報より、利用者が選択した商品にクーポン対象商品と第1の同時購入商品とが含まれていると判断する。この結果、判定部22は、クーポンの適用内容が第1の割引率「3割引」であると判定する。一方、判定部22は、クーポンID「クーポン#1」が示すクーポンを利用者が獲得しており、買い物カゴに商品ID「商品#3」「商品#23」が含まれる場合には、利用者が選択した商品にクーポン対象商品と第2の同時購入商品とが含まれていると判断する。この結果、判定部22は、クーポンの適用内容が第2の割引率「5割引」であると判定する。
その後、判定部22は、適用するクーポンのクーポンIDに対応付けられたクーポンの情報と、買い物カゴ管理テーブル17から抽出した商品IDと、利用者IDと、適用する割引率の通知とを決済部23に出力する。この結果、決済部23は、クーポン対象商品と、第1の同時購入商品群のいずれかとを利用者が選択した場合は、第1の割引率をクーポン対象商品に適用し、クーポン対象商品と、第2の同時購入商品群のいずれかとを利用者が選択した場合は、第2の割引率をクーポン対象商品に適用する。
このように、電子取引サーバ10は、それぞれ異なる割引率が設定された複数の同時購入商品群から、クーポンの適用条件となる商品を利用者に選択させることができる。この結果、電子取引サーバ10は、利用者の選択の幅を広げ、販売機会を向上させることができる。なお、電子取引サーバ10は、1つまたは1組のクーポン対象商品に対し、任意の数の同時購入商品群を設定することができる。かかる処理を実行することで、電子取引サーバ10は、利用者がクーポンの適用を受けるための選択の幅を広げ、販売機会の損失を防ぐことができる。
[6−3.同時購入商品について]
上述した例では、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と複数の同時購入商品との商品IDを対応付けて記憶した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、電子取引サーバ10は、同時購入商品の商品IDに店舗IDを付加することで、他店舗の商品を同時購入商品とする設定を許容しても良い。
例えば、運営者は、クーポン対象商品の商品ID「商品#1」に対応付けて、同時購入商品の商品IDと店舗IDとの組「商品#11(店舗#1)」「商品#12(店舗#2)」を対応付けて登録する。かかる場合、電子取引サーバ10は、商品ID「商品#1」の商品と、店舗ID「店舗#1」が示す店舗に出品された商品のうち商品ID「商品#11」が示す商品とを利用者が選択した場合には、クーポンを適用する。また、電子取引サーバ10は、商品ID「商品#1」の商品と、店舗ID「店舗#2」が示す店舗に出品された商品のうち商品ID「商品#12」が示す商品とを利用者が選択した場合には、クーポンを適用する。一方、電子取引サーバ10は、商品ID「商品#1」の商品と、店舗ID「店舗#1」が示す店舗に出品された商品のうち例えば商品ID「商品#12」が示す商品とを利用者が選択した場合には、クーポンを適用しない。
このように、電子取引サーバ10は、同時購入商品と同時購入商品を出品する店舗とを対応付けた組を、クーポン対象商品に対応付けて記憶する。そして、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と、かかるクーポン対象商品と対応付けられた同時購入商品であって、かかる同時購入商品と対応付けて記憶された店舗が出品する同時購入商品とが、利用者の選択した商品に含まれる場合は、クーポンの適用を行う。このため、電子取引サーバ10は、同時購入商品として設定される商品の幅を広げることができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポンを設定する運営者が自店の商品をクーポン対象商品とし、他店の人気商品を同時購入商品とするクーポンの設定を行わせることができる。この結果、電子取引サーバ10は、クーポンを設定した運営者の販売機会を向上させることができる。
[6−4.処理の主体について]
上述した実施形態では、クーポンの設定、クーポン対象商品と同時購入商品とのWeb表示、利用者が獲得したクーポンの管理、クーポン適用の可否判定、および、判定結果に応じた決済処理を実行する電子取引サーバ10について説明した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、電子取引サーバ10が実行する処理の全て、若しくは一部は、任意の粒度で分割し、分割した各処理をそれぞれ異なるサーバが実行することで実現されてもよい。まだ、電子取引サーバ10が発揮する機能は、いわゆるクラウドシステムによって実現されても良い。
例えば、情報処理システム1は、商品情報提供部18と同様の機能を発揮するWebサーバ、設定登録部19およびクーポン管理部20と同様の機能を発揮するクーポン管理サーバ、受付部21、判定部22、および決済部23と同様の機能を発揮する決済サーバを有する。また、情報処理システム1は、商品情報テーブル14、クーポン情報管理テーブル15、獲得クーポン情報管理テーブル16、および買い物カゴ管理テーブル17と同様の情報を記憶するデータベースサーバを有する。そして、Webサーバ、クーポン管理サーバ、決済サーバ、およびデータベースサーバが連携して動作することで、電子取引サーバ10と同等の機能を発揮することとしてもよい。
また、他の例では、商品情報提供部18、設定登録部19、クーポン管理部20、受付部21、判定部22、決済部23が発揮する各機能をそれぞれ異なるサーバが発揮することとしてもよい。
[6−5.クーポンの適用判定について]
上述した実施形態では、電子取引サーバ10は、利用者がクーポン対象商品と同時購入商品とのいずれかを選択したか否かに応じて、クーポンの適用を判定した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。すなわち、電子取引サーバ10は、上述した判定処理以外の処理をさらに実行しても良い。例えば、電子取引サーバ10は、上述したように、利用者がクーポン対象商品と同時購入商品とのいずれかを選択したか否かを判定する。
そして、電子取引サーバ10は、利用者がクーポン対象商品と同時購入商品とのいずれかを選択したと判定した場合は、以下の処理を実行する。例えば、電子取引サーバ10は、利用者が有する電子商店街のポイント残高や店舗の広告メールを利用者が受け取っているか受け取っていないか等、運営者によって設定される任意の適用条件、現存する商品の数、決済方法等に応じて、クーポンの適用を判断する。このように、電子取引サーバ10は、利用者がクーポン対象商品と同時購入商品とを選択し、かつ、利用者が選択した商品やかかる利用者がかかるクーポンの適用条件を満たしているか否かを判定する。かかる処理を実行した場合、運営者は、クーポンの内容をより細かく設定することができる。
[6−6.その他]
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。また、例えば、各図に示したアプリケーションのUI(User Interface)は、これに限定されるものではない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
[7.電子取引サーバ10が実行する処理の流れ]
次に、図13、図14を用いて、電子取引サーバ10が実行する処理の流れについて説明する。まず、図13を用いて、電子取引サーバ10がクーポンの設定を受け付ける処理の流れについて説明する。
図13は、実施形態に係る電子取引サーバがクーポンの設定を受け付ける処理の流れを示すフローチャートである。例えば、電子取引サーバ10は、図7、図8、図10に示す設定登録画面を用いて運用者がクーポンの情報を入力した場合は、入力されたクーポンの情報のうち、クーポン対象商品の商品IDを登録する(ステップS101)。次に、電子取引サーバ10は、入力されたクーポンの情報のうち、同時購入商品の商品IDとかかる同時購入商品を購入した際の割引率とをステップS101にて登録したクーポン対象商品の商品IDと対応付けて登録する(ステップS102)。
次に、電子取引サーバ10は、登録していない同時購入商品のグループが存在するか否かを判定し(ステップS103)、存在すると判定した場合は(ステップS103:Yes)、ステップS102を実行する。一方、電子取引サーバ10は、登録していない同時購入商品のグループが存在しない場合は(ステップS103:No)、処理を終了する。
次に、図14を用いて、電子取引サーバ10がクーポンを適用するか否かを判定する処理の流れについて説明する。図14は、実施形態に係る電子取引サーバがクーポンを適用するか否かを判定する処理を示すフローチャートである。まず、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品の商品IDを取得し(ステップS201)、かかる利用者が獲得したクーポンのクーポン対象商品と同時購入商品との商品IDを取得する(ステップS202)。
そして、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品の商品IDと同時購入商品の商品IDのいずれかとが、利用者が選択した商品の商品IDに含まれているか否かを判定する(ステップS203)。電子取引サーバ10は、クーポン対象商品の商品IDと同時購入商品の商品IDのいずれかとが、利用者が選択した商品の商品IDに含まれていると判定した場合は(ステップS203:Yes)、クーポンを適用して決済処理を実行し(ステップS204)、処理を終了する。また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品の商品ID、または、同時購入商品の商品IDが、利用者が選択した商品の商品IDに含まれていないと判定した場合は(ステップS203:No)、クーポンを適用せずに決済処理を実行し(ステップS205)、処理を終了する。
[8.効果]
上述したように、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と同時購入商品とを対応付けて記憶する。また、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品が含まれ、かつ、同時購入商品のいずれかが含まれているか否かを判定する。そして、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品が含まれ、かつ、同時購入商品のいずれかが含まれている場合は、クーポンを適用する。このため、電子取引サーバ10は、利用者が同時購入商品を複数の商品から選択することを可能とし、利用者が望む組合わせの商品に対するクーポンを提供することができる。
また、電子取引サーバ10は、複数のクーポン対象商品と複数の同時購入商品とを対応付けて記憶し、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品のいずれかが含まれ、かつ、同時購入商品のいずれかが含まれているか否かを判定する。このため、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と同時購入商品とを、それぞれ複数の商品から選択することができるクーポンを提供することができる。この結果、電子取引サーバ10は、利用者の選択の幅を広げ、販売機会を向上させることができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と、同時購入商品との登録を店舗端末2から受け付ける。そして、電子取引サーバ10は、受け付けたクーポン対象商品と、同時購入商品とを対応付けて記憶する。このため、電子取引サーバ10は、運営者にクーポンの設定を行わせることができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と、同時購入商品と、割引率等のクーポンの適用内容とを対応付けて記憶する。そして、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品が含まれ、かつ、同時購入商品のいずれかが含まれている場合には、かかるクーポン対象商品および同時購入商品に対応付けられたクーポンの内容を適用させる。このため、電子取引サーバ10は、クーポンごとに異なる適用内容を設定することができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品に対し、第1の同時購入商品群と第1の適用内容との組、および、第2の同時購入商品群と第2の適用内容との組を対応付けて記憶する。また、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品が含まれ、かつ、第1の同時購入商品群または第2の同時購入商品群に含まれるいずれかの商品が含まれるか否かを判定する。そして、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品が含まれ、かつ、第1の同時購入商品群のいずれかの商品が含まれる場合は、第1の適用内容を反映させる。また、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品が含まれ、かつ、第2の同時購入商品群のいずれかの商品が含まれる場合は、第2の適用内容を反映させる。
このため、電子取引サーバ10は、同時購入商品群ごとに、異なる適用内容を設定することができる。例えば、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品と第1の同時購入商品群のいずれかとが含まれる場合は、クーポン対象商品を3割引にし、利用者が選択した商品に、クーポン対象商品と第2の同時購入商品群のいずれかとが含まれる場合は、クーポン対象商品を5割引にする。このため、電子取引サーバ10は、利用者の選択の幅を広げ、販売機会を向上させることができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と、同時購入商品と、クーポンIDとを対応付けて記憶する。そして、電子取引サーバ10は、利用者が選択した商品に、利用者が獲得したクーポンIDと対応付けられたクーポン対象商品が含まれ、かつ、利用者が獲得したクーポンIDと対応付けられた複数の同時購入商品のいずれかが含まれているか否かを判定する。このため、電子取引サーバ10は、利用者がクーポンを獲得しているか否かに応じて、クーポンの適用を判定することができる。
また、電子取引サーバ10は、クーポン対象商品と、同時購入商品とを並べて表示するWebページを利用者端末4に出力し、利用者端末4を介して利用者が選択した商品に、クーポン対象商品と、複数の同時購入商品のいずれかが含まれているか否かを判定する。このため、利用者は、クーポンの適用を受ける組み合わせを容易に選択することができる。
以上、本願の実施形態を図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、特許請求の範囲に記載した「手段」は、「部(section、module、unit)」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、収集手段は、収集部や収集回路に読み替えることができる。
[9.プログラム]
なお、上述した実施形態における電子取引サーバ10は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ70がクーポン提供プログラムを実行することによって実現される。図15は、クーポン提供プログラムを実行するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ70は、CPU(Central Processing Unit)71、RAM(Random Access Memory)72、ROM(Read Only Memory)73、HDD(Hard Disk Drive)74、通信インターフェイス(I/F)75、入出力インターフェイス(I/F)76、およびメディアインターフェイス(I/F)77を備える。
CPU71は、ROM73またはHDD74に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM73は、コンピュータ70の起動時にCPU71によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ70のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD74は、CPU71によって実行されるクーポン提供プログラム、および、クーポン提供プログラムによって使用されるデータ等を格納する。例えば、HDD74は、図2に記載した商品情報テーブル14、クーポン情報管理テーブル15、獲得クーポン情報管理テーブル16、および買い物カゴ管理テーブル17等と同様のデータを記憶する。通信インターフェイス75は、ネットワーク3を介して他の機器からデータを受信してCPU71へ送り、CPU71が生成したデータを、ネットワーク3を介して他の機器へ送信する。
CPU71は、入出力インターフェイス76を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU71は、入出力インターフェイス76を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU71は、生成したデータを、入出力インターフェイス76を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス77は、記録媒体78に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM72を介してCPU71に提供する。CPU71は、当該プログラムを、メディアインターフェイス77を介して記録媒体78からRAM72上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体78は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ70が上述した実施形態に係る電子取引サーバ10として機能する場合、コンピュータ70のCPU71は、RAM72上にロードされたプログラムを実行することにより、商品情報提供部18、設定登録部19、クーポン管理部20、受付部21、判定部22、決済部23の各機能を実現する。
コンピュータ70のCPU71は、クーポン提供プログラムを、記録媒体78から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワーク3を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 情報処理システム
2 店舗端末
3 ネットワーク
4 利用者端末
10 電子取引サーバ
11 通信部
12 制御部
13 記憶部
14 商品情報テーブル
15 クーポン情報管理テーブル
16 獲得クーポン情報管理テーブル
17 買い物カゴ管理テーブル
18 商品情報提供部
19 設定登録部
20 クーポン管理部
21 受付部
22 判定部
23 決済部

Claims (9)

  1. 第1の商品と、前記第1の商品との同時選択がクーポンの適用条件となる第2の商品とを対応付けて記憶する記憶部と、
    利用者が選択した複数の商品に、前記第1の商品が含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けられた複数の前記第2の商品のいずれかが含まれるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部により、前記利用者が選択した複数の商品に前記第1の商品と前記第2の商品が含まれると判定された場合は、前記クーポンを適用する適用部と
    を有することを特徴とするクーポン提供装置。
  2. 前記記憶部は、複数の前記第1の商品と、複数の前記第2の商品とを対応付けて記憶し、
    前記判定部は、前記利用者が選択した複数の商品に、複数の前記第1の商品のうちのいずれかが含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けて前記記憶部に記憶された複数の第2の商品のうちのいずれかが含まれるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1に記憶のクーポン提供装置。
  3. 前記第1の商品と、前記第2の商品との登録を前記クーポンの発行店舗側から受け付ける受付部を有し、
    前記記憶部は、前記受付部が受け付けた前記第1の商品と前記第2の商品とを対応付けて記憶する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のクーポン提供装置。
  4. 前記記憶部は、前記第1の商品と、前記第2の商品と、前記クーポンの適用内容とを対応付けて記憶し、
    前記適用部は、前記判定部により、前記利用者が選択した商品に前記第1の商品と前記第2の商品が含まれると判定された場合は、前記記憶部により当該第2の商品と対応付けて記憶されたクーポンの適用内容を反映させる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のクーポン提供装置。
  5. 前記記憶部は、前記第1の商品、前記第2の商品と前記クーポンの第1の適用内容との組、および、前記第1の商品との同時選択が前記クーポンの適用条件となる商品である第3の商品と前記クーポンの第2の適用内容との組、を対応付けて記憶し、
    前記判定部は、前記利用者が選択した複数の商品に、前記第1の商品が含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けられた前記第2の商品または前記第3の商品のうちのいずれかが含まれるか否かを判定し、
    前記適用部は、前記判定部により、前記利用者が選択した商品に前記第1の商品と前記第2の商品とが含まれると判定された場合は、前記クーポンの第1の適用内容を反映させ、前記判定部により、前記利用者が選択した商品に前記第1の商品と前記第3の商品とが含まれると判定された場合は、前記クーポンの第2の適用内容を反映させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のクーポン提供装置。
  6. 前記記憶部は、前記第1の商品と前記第2の商品と前記クーポンの識別子とを対応付けて記憶し、
    前記判定部は、前記利用者が選択した複数の商品に、当該利用者が獲得したクーポンの識別子と対応付けて前記記憶部が記憶する第1の商品が含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けて前記記憶部が記憶する第2の商品のうちのいずれかが含まれるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のクーポン提供装置。
  7. 前記記憶部が対応付けて記憶する前記第1の商品と前記第2の商品との情報を前記利用者が使用する端末に出力する出力部を有し、
    前記判定部は、前記端末を介して前記利用者が選択した複数の商品に、前記第1の商品が含まれ、かつ、当該第1の商品と対応付けられた前記第2の商品のうちのいずれかが含まれるか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のクーポン提供装置。
  8. 利用者にクーポンを提供するクーポン提供装置が、
    前記利用者が選択した複数の商品に、第1の商品が含まれ、かつ、前記第1の商品との同時選択が前記クーポンの適用条件となる複数の第2の商品のいずれかが含まれるか否かを判定し、
    前記利用者が選択した商品に前記第1の商品と前記第2の商品とが含まれると判定した場合は、前記クーポンを前記第1の商品に適用する
    処理を実行することを特徴とするクーポン提供方法。
  9. コンピュータに、
    利用者が選択した商品に、第1の商品が含まれ、かつ、前記第1の商品との同時選択がクーポンの適用条件となる複数の第2の商品のいずれかが含まれるか否かを判定し、
    前記利用者が選択した商品に前記第1の商品と前記第2の商品とが含まれると判定した場合は、前記クーポンを前記第1の商品に適用する
    処理を実行させることを特徴とするクーポン提供プログラム。
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