JP2015072143A - 温度履歴監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】コストを抑えた簡易な構成で商品の温度履歴を監視することができる温度履歴監視システムを提供すること。
【解決手段】商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサ31と、複数の温度センサ31の温度計測値を送信する送信部32と、前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、複数の温度センサ31の位置と前記商品の位置との間の距離をもとに前記温度計測値を線形補間して前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出部21と、を備える。
【選択図】図5

Description

この発明は、コストを抑えた簡易な構成で商品の温度履歴を監視することができる温度履歴監視システムに関する。
現在、物品の流通履歴を管理する、いわゆるトレーサビリティシステムの構築が進められている。これは、消費者が購入する個々の物品について、その流通経路を遡り、生産者や生産地までを特定できるようにするものである。その一例として、食品の安全性確保のために導入された、食品のトレーサビリティシステムがある。これは、例えば、個々の肉牛に個体を一意に識別するID番号を記したタグを付して、そのID番号を、その肉牛が加工され、流通し、消費者の手に渡るまで伝達するものである。これによって、消費者が購入する個々の食肉の生産地を特定することができる。
この従来のトレーサビリティシステムは、上記のように、物品の流通経路や生産地を特定することを目的とするものであるため、個々の物品について、それが経てきた環境の履歴を知ることはできなかった。このため、これらの環境は、流通経路の各段階で個別に管理され、ある物品が、流通の途中のある段階で劣悪な環境に置かれていたとしても、人がその環境を計測してその結果を次の段階に伝達しない限り、その次の段階以降で置かれていた環境を知ることは不可能であった。このように、従来は、流通段階での品質管理に多大な人手を要した。また、物品の環境を連続的に監視して、そのデータをリアルタイムで集中管理することは、事実上不可能であった。
このため、特許文献1では、物品の流通段階における環境をセンサによって自動的に計測し、この計測値の履歴を物品に付随して伝達するようにしているため、個々の物品について、流通経路の各段階で経てきた環境の履歴が容易に把握され、確実に品質を管理することができる。
特開2005−284341号公報
ところで、特許文献1に記載されたものは、1つの温度センサをパッケージに取り付けて商品の温度を測定している。このパッケージは商品とともに移動するものであり、温度センサの数が膨大となり、コストアップや大型化を招来する。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストを抑えた簡易な構成で商品の温度履歴を監視することができる温度履歴監視システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる温度履歴監視システムは、商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサと、前記複数の温度センサの温度計測値を送信する送信部と、前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとに前記温度計測値を線形補間して前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる温度履歴監視システムは、商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサと、前記複数の温度センサの温度計測値を送信する送信部と、前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとに前記温度計測値をスプライン補間して前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる温度履歴監視システムは、商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサと、前記複数の温度センサの温度計測値を送信する送信部と、前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとにした分布定数系モデルを用いて前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、複数の温度センサが、商品が保管される冷熱閉空間内に配置され、送信部が、前記複数の温度センサの温度計測値を送信し、温度履歴算出手段が、前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとに前記温度計測値を線形補間、スプライン補間、あるいは分布定数系モデルを用いて前記商品の温度履歴を算出するようにしているので、コストを抑えた簡易な構成で商品の温度履歴を監視することができる。
図1は、この発明の実施の形態である温度履歴監視システムを含む商品管理システムの概要構成を示す模式図である。 図2は、関連付け情報の一例を示す図である。 図3は、場所IDタグを用いた商品連結情報の一例を示す図である。 図4は、温度履歴から部分温度履歴を抽出する内容を説明する説明図である。 図5は、温度履歴監視システムの構成を示す模式図である。 図6は、冷熱閉空間に配置される温度センサと商品との位置関係と各温度センサの温度測定履歴を示す図である。 図7は、線形補間処理によって商品の温度を求める内容を説明する説明図である。 図8は、冷熱閉空間内に配置される温度センサの他の配置例を示す模式図である。 図9は、商品の集合処理を説明する説明図である。 図10は、商品の分解処理を説明する説明図である。 図11は、商品の加工処理を説明する説明図である。 図12は、商品の集合、分解、加工時における商品連結情報の一例を示す図である。 図13は、人IDタグと商品の移動との関係を示す模式図である。 図14は、人IDタグを用いた商品連結情報の一例を示す図である。 図15は、作業IDタグと商品の移動との関係を示す模式図である。 図16は、作業IDタグを用いた商品連結情報の一例を示す図である。 図17は、スプライン補間処理時における温度センサと商品位置との関係を示す図である。 図18は、スプライン補間処理によって商品の温度を求める内容を説明する説明図である。 図19は、分布定数系モデルを用いて商品の温度を求める内容を説明する説明図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態である温度履歴監視システムを含む商品管理システムの概要構成を示す模式図である。図1では、一般的な物流の一部を示したものである。図1の上部に示すように、商品Aは、生産場所から出荷され、車Aによって運送され、運送された商品Bは、工場Aに納品される。さらに工場Aから出荷される商品Cは、車Bによって運送され、商品Dとして倉庫Aに納品される。
ここで、流通する各商品には、電気的記憶部のない、バーコードなどの商品を識別する商品IDタグT1〜T4が付されている。また、生産場所、運送する車A、工場A、車Bなどには、商品IDタグと同様な、場所を識別する場所IDタグT10〜T13が付されている。
各商品に付された商品IDタグT1〜T4は、商品が移動する出荷時あるいは納品時に商品ID読取部10によって読み取られ、管理サーバ1に送られる。また、商品が移動する出荷時あるいは納品時の時間である出荷時間t1,t3、納品時間t2,t4は管理サーバ1に送られるとともに、出荷時の車などへの商品の積込位置や納品時の工場や倉庫などの保管庫内での商品の保管位置である商品位置E1〜E4は管理サーバ1に送られる。また、出荷や納品が行われた場所を示す場所IDタグT10〜T13も管理サーバ1に送られる。
一方、出荷や納品が行われる場所の車の冷温庫や工場、倉庫の保管庫である冷熱閉空間には、複数の温度センサが配置される。この温度センサが検出した計測値は、管理サーバ1に送られる。管理サーバ1内の温度履歴算出部21は、冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報(商品位置E1〜E4)と時間情報とを用い、複数の温度センサの位置と商品位置との間の距離をもとに計測値を線形補間して商品の温度履歴を算出する。算出された商品の温度履歴は、温度履歴情報D10として格納される。
管理サーバ1内の関連付け部13は、例えば、商品Aに関し、場所時間情報取得部12が取得した場所情報(場所IDタグT11)及び時間情報(出荷時間t1,納品時間t2)をもとに商品Aが移動した場所と時間における温度履歴である部分温度履歴を温度履歴から抽出し、商品Aが移動した経歴を、場所、時間、部分温度履歴に関連付け、記憶部14内に関連付け情報D1として保存する。
この関連付け情報D1は、図2に示すように、場所IDタグが示す場所での商品情報である。例えば、商品Aは、車Aの場所、この場所における出荷時間t1、納品時間t2、この時間内かつ場所での部分温度履歴情報がそれぞれ関連付けられる。さらに、商品Bでは、工場Aの場所、この場所における納品時間t2、出荷時間t3、この時間内かつ場所での部分温度履歴情報が関連付けられる。
一方、商品移動連結部15は、場所IDタグが示す場所間を移動する商品を、移動前後の場所IDタグを用いて商品の移動を連結する。この移動前後の場所で移動する商品を連結する情報は、商品連結情報D2として記憶部14に保持される。この商品連結情報D2は、例えば、図3に示すように、商品Aの移動前の場所が生産場所であり、移動後の場所が車Aであることを示している。また、商品Bの移動前の場所が車Aであり、移動後の場所が工場Aであることを示している。さらに、商品Cの移動前の場所が工場Aであり、移動後の場所が車Bであることを示している。この結果、図3の下段に示すように、商品の移動が場所IDタグによって連結されることになる。すなわち、個々の場所での商品情報は、関連付け情報D1によって示され、各商品の移動は、商品連結情報D2によって連結される。
なお、関連付け部13による部分温度履歴の抽出は、図4に示すように、場所IDタグ及び商品位置をもとに、温度履歴情報D10から、例えば、車Aの場所における商品Aの温度履歴を取得し、この温度履歴に対して、出荷時間t1及び納品時間t2間の温度履歴を部分温度履歴としている。
また、記憶部14には、関連付け情報D1を構成する場所情報、時間情報、部分温度履歴などに対して、商品IDタグが示すIDに加えて、それぞれID番号が付与され、このID番号には、対応する情報の格納アドレスが関連付けられている。このため、検索処理が容易となる。なお、検索処理では、商品IDタグ、場所、時間、温度履歴などをキーとして関連付けられたデータを得ることができる。
[温度履歴監視システム]
図5は、温度履歴監視システムにおける車Aなどの場所と管理サーバ1との接続関係を示した模式図である。図5に示すように、車Aは、商品が配置される冷熱閉空間EA内に複数の温度センサ31が配置される。図5では、四角柱空間である冷熱閉空間EAの8つの角にそれぞれ温度センサ31が配置されている。冷熱装置30は、冷熱閉空間EA内を所定温度に保つための冷熱制御を行う。送信部32は、各温度センサ31に有線あるいは無線で接続され、各温度センサ31が取得した計測値とともに時間情報を管理サーバ1側に送信する。各場所における複数の温度センサの計測値を送信する各送信部32は、ネットワークNを介して管理サーバ1に接続されている。なお、図1に示した各場所と管理サーバ1との間も、ネットワークNを介して接続される。
管理サーバ1の温度履歴算出部21には、例えば車A内の商品Aの商品位置E1及び時間情報TAが入力される。温度履歴算出部21は、複数の温度センサ31の位置と商品位置E1との間の距離をもとに計測値を線形補間して商品Aの温度履歴を算出し、時間情報TAをもとに温度履歴情報D10として保持する。このような線形補間を行うことによって、少ない温度センサ数であっても計測精度が極端に低くない温度履歴情報を得ることができる。なお、温度履歴算出部21は、関連付け部13から部分温度履歴情報の生成要求があった場合に、対応する商品と時間の温度履歴情報を線形補間によって算出するようにしてもよい。
[温度履歴の線形補間処理]
ここで、温度履歴算出部21による線形補間処理の概要について説明する。なお、この説明では、図6に示すように、冷熱閉空間EA内に4つの温度センサ31A〜31Dが配置された状態を前提とする。図6において、各温度センサ31A〜31Dは、冷熱閉空間EAの4角に配置され、冷熱閉空間EA内に1つの商品40が配置されている。この状態での各温度センサ31A〜31Dの計測値履歴は、図6の下段に示すように、それぞれ異なっている。
線形補間処理では、まず、図7に示すように温度センサ31A,31Bを結ぶ直線上であって、商品位置E1に対応する位置の補間温度TABを求める。温度センサ31Aと補間温度TABの位置との距離と、温度センサ31Bと補間温度TABの位置との距離との比が2:1であって、温度センサ31A,31Bの計測値がそれぞれ6℃と3℃である場合、距離比に対応して内分した計測値が補間温度TABとなり、この場合、4℃となる。同様にして、温度センサ31C,31Dを結ぶ直線上の補間温度TCDを求める。さらに、補間温度TABの位置と商品位置E1との距離と、補間温度TCDの位置と商品位置E1との距離との距離比に応じて、商品位置E1における補間温度を求める。
なお、上述した実施の形態1では、冷熱閉空間内に8つの温度センサ31を配置していたが、これに限らず、さらに多くの温度センサを配置するようにしてもよい。例えば、図8に示すように、冷熱閉空間を形成する面の中心にさらに温度センサ31a,31bを設けるようにしてもよい。また、冷熱装置30も1つに限らず、複数の冷熱装置30a,30bによって冷熱閉空間内を冷熱制御するようにしてもよい。
(実施の形態2)
ところで、場所が工場Aなどでは、図9に示すように、同じ商品Aを複数集合させて1つの商品Bを生成する場合がある。また、図10に示すように、1つの商品Cを複数の商品Dに分解する場合がある。さらに、図11に示すように、複数の商品E,Fを加工して1つの商品Gを生成する加工を行う場合がある。
このような場合、商品の移動の連結が複雑になるため、この実施の形態2では、移動する場所で商品を集合、分解、あるいは加工した製品に新たな商品IDタグを付加し、この新たな商品IDタグを用いて商品移動連結部15が商品の移動を連結するようにしている。
すなわち、商品移動連結部15は、図12に示すように、商品連結情報D2を生成して商品の移動を連結するようにしている。具体的には、図9に示した商品の集合では、商品Aと商品Bとを連結している。また、図10に示した商品の分解では、商品Cと商品Dとを連結している。さらに、図11に示した商品の加工では、商品Eと商品Gとを連結するとともに、商品Fと商品Gとを連結している。
(実施の形態3)
上述した実施の形態1では、商品が移動する場所に場所IDタグを付加し、商品移動連結部15が場所IDタグを用いて商品の移動を連結するようにしていたが、この実施の形態3では、商品の移動を担当する人に人IDタグを付加し、商品移動連結部15が人IDタグを用いて商品の移動を連結するようにしている。
すなわち、図13に示すように、生産場所において商品Aの移動を担当する生産者に人IDタグT21を付与し、車Aの場所において商品Aの移動を担当する宅配者Aに人IDタグT22を付与し、人IDタグT21,T22を介して商品Aの移動を連結する。また、車Aの場所において商品Bの移動を担当する宅配者Aの人IDタグT22と、工場Aにおいて商品Bの移動を担当する工場受入者Aに付与した人IDタグT23とを用いて、商品Bの移動を連結する。
この実施の形態3の商品連結情報D2は、例えば、図14に示すようになる。すなわち、商品Aは、生産者と宅配者Aの各人IDタグでの連結を示し、商品Bは、宅配者Aと工場受入者Aの各人IDタグでの連結を示している。
(実施の形態4)
上述した実施の形態1では、商品が移動する場所に場所IDタグを付加し、商品移動連結部15が場所IDタグを用いて商品の移動を連結するようにしていたが、この実施の形態4では、商品の移動を担当する作業に作業IDタグを付加し、商品移動連結部15が作業IDタグを用いて商品の移動を連結するようにしている。
すなわち、図15に示すように、生産場所において商品Aの移動を担当する納品作業Aに作業IDタグT31を付与し、車Aの場所において商品Aの移動を担当する出荷作業Aに作業IDタグT32を付与し、作業IDタグT31,T32を介して商品Aの移動を連結する。また、車Aの場所において商品Bの移動を担当する納品作業Bに作業IDタグT33を付与し、工場Aにおいて商品Bの移動を担当する受取作業Aに作業IDタグT34を付与し、作業IDタグT33,T34を介して商品Bの移動を連結する。
この実施の形態4の商品連結情報D2は、例えば、図16に示すようになる。すなわち、商品Aは、納品作業Aと出荷作業Aの各作業IDタグでの連結を示し、商品Bは、納品作業Bと受取作業Aの各作業IDタグでの連結を示している。
(実施の形態5)
上述した実施の形態1では、線形補間によって商品位置E1での温度を求めていたが、この実施の形態5では、スプライン補間によって商品位置E1での温度を求めるようにしている。
このスプライン補間では、まず、図17に示すように、温度センサ31A〜31Dと商品位置E1との間の距離DA〜DDを、距離センサなどを用いて求めておく。その後、図18に示すように、距離DA〜DDに対する温度センサ31A〜31Dの温度を、距離に対する温度座標上にプロットする。その後、このプロットした点PA〜PDに対するスプライン補間によって滑らかな曲線近似を行う。そして、商品位置E1の距離が0であるので、この曲線近似によるスプライン曲線Lの距離が0のときの点P1の温度を補間温度として求める。
(実施の形態6)
上述した実施の形態1では、線形補間によって商品位置E1での温度を求めていたが、この実施の形態6では、有限要素法などのように、冷熱閉空間EAを小領域に分割し、図19に示した気流や熱伝導などをもとに分布定数系モデルを生成し、この分布定数系モデルを用いて商品位置E1における温度を算出する。
1 管理サーバ
10 商品ID読取部
12 場所時間情報取得部
13 関連付け部
14 記憶部
15 商品移動連結部
21 温度履歴算出部
30,30a,30b 冷熱装置
31,31A,31a,31b,31B,31C,31D 温度センサ
32 送信部
40 商品
D1 関連付け情報
D2 商品連結情報
D10 温度履歴情報
E1〜E4 商品位置
EA 冷熱閉空間
T1〜T4 商品IDタグ
T10〜T13 場所IDタグ
T21〜T23 人IDタグ
T31〜T34 作業IDタグ
t1,t3 出荷時間
t2,t4 納品時間

Claims (3)

  1. 商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサと、
    前記複数の温度センサの温度計測値を送信する送信部と、
    前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとに前記温度計測値を線形補間して前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出手段と、
    を備えたことを特徴とする温度履歴監視システム。
  2. 商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサと、
    前記複数の温度センサの温度計測値を送信する送信部と、
    前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとに前記温度計測値をスプライン補間して前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出手段と、
    を備えたことを特徴とする温度履歴監視システム。
  3. 商品が保管される冷熱閉空間内に配置される複数の温度センサと、
    前記複数の温度センサの温度計測値を送信する送信部と、
    前記冷熱閉空間内に保管された商品の位置情報と時間情報とを用い、前記複数の温度センサの位置と前記商品の位置との間の距離をもとにした分布定数系モデルを用いて前記商品の温度履歴を算出する温度履歴算出手段と、
    を備えたことを特徴とする温度履歴監視システム。
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