JP2009050426A - 商品管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 商品の陳列及び検品を容易に行うことの可能な商品管理システムを提供する。
【解決手段】 ショーケース200に陳列されている商品10をコンピュータ100を用いて管理する商品管理システムにおいて、ショーケース200には、商品10を収納したパレット20を載置可能な商品棚201と、商品棚201に載置されたパレット20内の商品10に付されたRFIDタグ11と通信可能に設けられたループアンテナ210と、パレット20が商品棚201に載置されると、ループアンテナ210を介してRFIDタグ11と通信を行いRFIDタグ11に記憶された商品情報を読み出すリーダライタ220とを備え、コンピュータ100には、リーダライタ220によって読み出されたRFIDタグ11の商品情報に基づき商品10を管理する制御部110を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】 ショーケース200に陳列されている商品10をコンピュータ100を用いて管理する商品管理システムにおいて、ショーケース200には、商品10を収納したパレット20を載置可能な商品棚201と、商品棚201に載置されたパレット20内の商品10に付されたRFIDタグ11と通信可能に設けられたループアンテナ210と、パレット20が商品棚201に載置されると、ループアンテナ210を介してRFIDタグ11と通信を行いRFIDタグ11に記憶された商品情報を読み出すリーダライタ220とを備え、コンピュータ100には、リーダライタ220によって読み出されたRFIDタグ11の商品情報に基づき商品10を管理する制御部110を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばスーパーマーケット等の店舗においてショーケースに陳列された商品をコンピュータを用いて管理する商品管理システムに関する。
従来、この種の商品管理システムとして、商品棚上の商品に付されたRFIDタグと通信を行うためのアンテナを商品棚に設け、該アンテナを介してRFIDタグに記憶された商品情報を読み出すことにより商品管理を行うものが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような商品管理システムでは、RFIDタグを識別するための識別情報が該RFIDタグを付した商品と対応付けられた状態で所定の記憶部に予め記憶されており、該記憶部に記憶された識別情報とアンテナを介して読み出された識別情報とを照合することにより該商品の在庫管理を行うようになっている。
特開2001−225921号公報
ところで、店舗で販売される商品は、一般に複数の商品がパレットに収納された状態で店舗に納品され、検品処理が行われた後にそれぞれ商品棚に陳列される。しかし、従来の商品管理システムでは、店舗の従業員が目視することにより商品の検品処理を行っているので、処理に時間がかかるとともに正確さに欠けるという問題点があった。また、商品を商品棚に陳列する際には、パレットから商品を取り出すという手間のかかる作業が必要となることから、店舗の運用コストが増大するおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、商品の陳列及び検品を容易に行うことの可能な商品管理システムを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、ショーケースに陳列されている商品をコンピュータを用いて管理する商品管理システムにおいて、前記ショーケースは、商品を収納したパレットを載置可能な商品棚と、商品棚に載置されたパレット及び該パレット内の商品の少なくとも一方に付されたRFIDタグと通信可能に設けられたアンテナと、パレットが商品棚に載置されると、アンテナを介してRFIDタグと通信を行いRFIDタグに記憶された商品情報を読み出す読取手段とを備え、前記コンピュータは、読取手段によって読み出されたRFIDタグの商品情報に基づき商品を管理する商品管理手段を備えている。
これにより、パレットが商品棚に載置されると、パレット及び該パレット内の商品の少なくとも一方に付されたRFIDタグの商品情報が検出され、検出されたRFIDタグの商品情報に基づき商品が管理されるので、商品をパレットから取出すことなく該商品の陳列及び検品を行うことが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、商品をパレットから取出すことなく該商品の陳列及び検品を行うことができるので、商品の陳列及び検品を極めて容易に行うことができ、商品の陳列及び検品に係る運用コストを低減させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る商品管理システムについて図面を参照して説明する。本実施形態の商品管理システムでは、例えば紙パックやペットボトル入りの飲料等の商品を販売する店舗において、ショーケースに陳列された商品の在庫状況や賞味期限をコンピュータを用いて管理するようになっている。
図1に商品管理システムの全体構成図を示す。この商品管理システムは、図1に示すように、店舗に設けた店舗コンピュータ100により商品10の在庫状況や賞味期限を管理する。商品10にはRFIDタグ11が貼付されており、RFIDタグ11には、RFIDタグ11の識別情報としての固有番号と、商品10の賞味期限と、商品10の価格と、JANコード等の商品識別コードとから構成された商品情報が予め記憶されている。なお、上記構成では賞味期限及び価格をRFIDタグ11に記憶するようにしたが、これに限られることではなく、賞味期限及び価格を店舗コンピュータ100に予め記憶させ、必要に応じて読出し可能に構成してもよい。
この商品管理システムでは、店舗内に無線LAN900が構築されている。該無線LAN900には、前記店舗コンピュータ100のほか、商品10を冷却した状態で陳列するショーケース200が接続されている。
まず、ショーケース200について説明する。ショーケース200は、図1に示すように、商品10を陳列するための複数段の商品棚201と、商品10を冷却するための冷却機構とを備えている。冷却機構については従来周知のものと同様なのでここでは説明を省略する。各商品棚201には、それぞれ陳列されている商品10のRFIDタグ11と通信するためのループアンテナ210が設けられている。また、最下段の商品棚201は、複数の商品10を収納したパレット20を載置可能に形成されており、該商品棚201の上面には、パレット20の開口部20aを前方に向けた状態で、パレット20を着脱可能に保持する保持枠202が設けられている。なお、最下段の商品棚201のループアンテナ210は、図2に示すように保持枠202の周面に沿って前後方向に2つ設けられている。即ち、各アンテナ201は、保持枠202内において前後方向に重なるように挿入された2つのパレット20の周方向に沿ってパレット20内の商品10を囲むように設けられており、各パレット20内の商品10に付されたRFIDタグ11と通信可能となっている。
図3にショーケース200の機能ブロック図を示す。なお、図3は説明の簡略化のため商品管理システムに関するもののみを記載し、冷却機構など他の構成要素は省略した。このショーケース200は、図3に示すように、各商品棚201毎に設けた複数の読取手段としてのリーダライタ220と、各リーダライタ220と店舗コンピュータ100との間に介在し各リーダライタ220を集中制御する集中制御装置230と、パレット20が商品棚201に載置されたことを検知するためのスイッチ240とを備えている。
各リーダライタ220には、それぞれ対応する商品棚201に設けた2つのループアンテナ210が接続されている。また、各リーダライタ220は、商品10のRFIDタグ11とループアンテナ210を介して非接触通信を行うためのRF回路部221と、リーダライタ220全体を制御する制御部222と、集中制御装置230に接続するための通信インタフェイス223とを備えている。
RF回路部221は、周知のAD/DA変換器、整流回路及びインピーダンス整合回路等から構成されており、制御部222からデジタル信号を受信すると、該デジタル信号をアナログ信号に変換してループアンテナ210に送信し、ループアンテナ210からアナログ信号を受信すると、該アナログ信号をデジタル信号に変換して制御部222に送信する。
制御部222は、集中制御装置230からのタグ検出要求を受信すると、一方のループアンテナ210を用いてRFIDタグ11に対して所定の商品情報取得信号を送信することにより該RFIDタグ11に記憶された商品情報を順次取得した後に、同様に他方のループアンテナ210を用いてRFIDタグ11に記憶された商品情報を順次取得する。そして、制御部222は、検出したRFIDタグ11の商品情報を、通信インタフェイス223を介して集中制御装置230に送信する。
集中制御装置230は、各リーダライタ220から受信したRFIDタグ11の商品情報を集計して店舗コンピュータ100に送信する制御部231と、該制御部231において集計された商品情報を記憶する記憶部232と、各リーダライタ220と接続するための通信インタフェイス233と、無線LAN900と接続するための通信インタフェイス234とを備えている。
制御部231は、接続する各リーダライタ220に対してタグ検出要求を送信し、各リーダライタ220からRFIDタグ11の商品情報を受信すると、図4に示すように、送信元のリーダライタ220が設置されている商品棚201を識別する棚番号とRFIDタグ11の商品情報(図では固有番号を「UID」と表示している。)とからなる商品リスト232aを生成する。そして、制御部231は、商品リスト232a及び商品情報の検出日時を通信インタフェイス234及び無線LAN900を介して店舗コンピュータ100に送信する。また、制御部231は、最初に生成した商品リスト232aを記憶部232に記憶し、在庫リスト232aを生成する毎に記憶部232の在庫リスト232aの内容を更新する。
スイッチ240は、保持枠202の内部に設けられており、保持枠202内に挿入されたパレット20によって押下されると、集中制御装置230の制御部231に所定の検知信号を送信するようになっている。なお、パレット20が商品棚201に載置されたことを検知する手段として、他に赤外線センサや重量センサ等を用いることができる。
次に、店舗コンピュータ100について図5を参照して説明する。図5は店舗コンピュータ100の機能ブロック図である。店舗コンピュータ100は、図5に示すように、店舗コンピュータ100全体を制御する制御部110と、種々の情報を記憶するリレーショナル型のデータベース120と、無線LAN900に接続するための通信インタフェイス130とを備えている。
制御部110は、ショーケース200から送信された商品リスト232a及び商品情報の検出日時を通信インタフェイス130を介して受信すると、データベース120の各種情報の読取・更新処理を行う。この場合、商品リスト232a及び商品情報の検出日時が所定時間毎にショーケース200から送信されることから、制御部110は、商品情報の経時的検出状況に基づき商品10の在庫状況や賞味期限までの残り時間を判別することが可能となる。なお、制御部110の詳細な動作については後述する。
データベース120に記憶されているデータについて説明する。データベース120には、図6に示す商品発注情報121、図7に示す商品管理情報122、図8に示す棚在庫情報122が記憶されている。
商品発注情報121は、図6に示すように、商品10のJANコードと、該商品10の発注数を記録している。なお、商品10の商品名も商品発注情報121に記録するようにしてもよい。この商品発注情報121は、商品発注時に更新されるようになっている。
商品管理情報122は、図7に示すように、RFIDタグ11の固有情報と、該固有情報に対応する商品10のJANコードと、該固有情報に対応する商品10の賞味期限と、当該商品10の販売価格とを記録している。本実施形態では、期限情報として商品10の賞味期限を用いているが、商品10の消費期限または販売期限等を用いてもよい。また、商品10の商品名も商品管理情報122に記録するようにしてもよい。この商品管理情報122は、ショーケース200から商品リスト232aが送信されたときに更新されるようになっている。
棚在庫情報123は、各商品棚201上の商品10の在庫状況を記憶したものであり、図8に示すように、RFIDタグ11の固有番号と、固有番号を初めて取得した日時(初回検知日時)と、固有番号を取得した最新の日時(最新検知日時)とを記憶している。これらの情報は、商品リスト232a及び商品情報の検出日時に基づき更新されるようになっている。具体的に説明すると、商品10が商品棚201に陳列されている場合、即ち商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号が商品リスト232aに含まれている場合には、在庫リスト232aとともに送信された該固有番号の検出日時が最新検知日時として更新される。また、商品10のRFIDタグ11とリーダライタ220との間の通信が不能となった場合、例えば商品10が商品棚201から取り出された場合には、RFIDタグ11の固有番号が商品リスト232aに含まれなくなることから、該固有番号の最新検知日時が更新されなくなる。なお、商品棚201から一旦取り出された商品10が商品棚201に戻されると、該商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号がリーダライタ220によって検出可能になることから、該固有番号の最新検知日時が再び更新されるようになる。
以上のように構成された商品管理システムでは、店舗コンピュータ100の制御部110が、商品棚201上の商品10に付されたRFIDタグ11の商品情報に基づき該商品10の検品処理を行うとともに在庫情報や賞味期限を管理するようになっている。
ここで、商品10の検品処理を行う場合及び在庫情報や賞味期限を管理する場合におけるショーケース200及び店舗コンピュータ100の動作を図9及び図10を参照して説明する。
まずショーケース200の動作について説明する。まず、保持枠202にパレット20が挿入されることによりスイッチ240が押下され、スイッチ240から検知信号が送信されると(図9のステップS1)、集中制御装置230の制御部231は、各リーダライタ220に対してデータ送信を順次要求し、各リーダライタ220からRFIDタグ11の商品情報を受信することにより、RFIDタグ11の商品情報を検出する(図9のステップS2)。また、制御部231は、商品情報を検出した後に商品リスト232aを生成し(図9のステップS3)、商品情報の検出日時及び商品リスト232aを、通信インタフェイス234及び無線LAN900を介して店舗コンピュータ100に送信する(図9のステップS4)。そして、制御部231は、所定時間(例えば1分)が経過する毎に(図9のステップS5)、ステップS2以降の処理を繰り返し行う。
一方、店舗コンピュータ100の制御部110は、ショーケース200から送信された商品情報の検出日時及び商品リスト232aを無線LAN900及び通信インタフェイス130を介して受信すると(図10のステップS11)、商品リスト232a及び商品発注情報121を用いて商品10の検品処理を行う(図10のステップS12)。具体的には、制御部110は、商品リスト232aのJANコードと商品発注情報121のJANコードとの照合を行い、該JANコードに対応する商品10の個数が互いに等しいか否か、または商品発注情報121に含まれていないJANコードが商品リスト232aから新たに抽出されたか否かを判別する。そして、商品10の個数が互いに一致しない場合または商品発注情報121に含まれていないJANコードが抽出された場合には、制御部110は、所定の異常メッセージを通知する。メッセージの通知手段は種々のものが選択でき、例えば、店舗コンピュータ100の画面上に表示するようにしてもよいし、管理者の携帯電話に携帯電話網を介してメールを送信するようにしてもよい。
次に、制御部110は、商品リスト232a及び商品情報の検出時間を用いて商品管理情報122及び棚在庫情報123の更新処理を行う(図10のステップS13,S14)。この場合、制御部110は、商品管理情報122及び棚在庫情報123に基づき商品10の在庫管理及び賞味期限管理を行うことができる。商品10の在庫管理について説明すると、制御部110は、棚在庫情報123をショーケース200毎に集計することにより在庫数を算出し、該在庫数と所定の最低在庫数とを比較判定する。そして、在庫数が最低在庫数以下である場合には、制御部110は、上記ステップS12と同様に異常メッセージを通知する。また、商品10の賞味期限管理について説明すると、制御部110は、棚在庫情報123の最終検知日時が商品管理情報122内の賞味期限まで所定時間(例えば1時間)に迫った固有番号を抽出する。そして、制御部110は、該固有番号が抽出されると、上記ステップS12と同様に異常メッセージを通知する。
このように本実施の形態に係る商品管理システムによれば、パレット20が商品棚201に載置されると、パレット20内の商品10に付されたRFIDタグ11の商品情報が検出され、検出されたRFIDタグ11の商品情報に基づき商品10が管理されるので、商品10をパレット20から取出すことなく該商品10の陳列及び検品を行うことができる。従って、商品10の陳列及び検品を極めて容易に行うことができ、商品10の陳列及び検品に係る運用コストを低減させることができる。
また、ショーケース200は、パレット20が商品棚201に載置されたことを検知するスイッチ240を備え、リーダライタ220は、パレット20が商品棚201に載置されたことがスイッチ240によって検知されると、ループアンテナ210を介してRFIDタグ11と通信を行いRFIDタグ11に記憶された商品情報を読み出すので、商品10が商品棚201に載置されたことを確実に検知することができ、商品10の陳列及び検品を確実に行うことができる。
さらに、ループアンテナ210をパレット20内の商品10の周囲を囲むように設けたので、商品10に付されたRFIDタグ11を磁界内に配置することができ、RFIDタグ11の商品情報を確実に読み取ることができる。
さらにまた、商品棚201にパレット20を着脱可能に保持する保持枠202を設け、ループアンテナ210を保持枠202に設けたので、パレット20内の商品10に付されたRFIDタグ11が、パレット20の移動に伴ってループアンテナ210と通信可能な範囲外に移動するのを確実に防止することができる。
なお、前記実施形態では、ループアンテナ210をパレット20内の商品10の周囲を囲むように設けたものを示したが、パレット20の開口部20aと直交する面に設けるようにしてもよい。即ち、ループアンテナ210を、図11に示すように保持枠202の上面や、図12に示すように左右側面に設けることにより、保持枠202内のパレット20と隣接するように配置された他のパレット20´内の商品10´のRFIDタグ11´と該ループアンテナ210を介して通信することができる。従って、一つのループアンテナ210で通信可能なRFIDタグ11の数を増加させることができ、ショーケース200に設けられるループアンテナ210の総数を削減してショーケース200の製造コストを低減させることができる。
以下に、本発明の第2の実施形態に係る商品管理システムについて説明する。本実施形態が第1の実施形態と異なる点は、図13に示すように、パレット30にループアンテナ210を設けるとともに、該パレット30にループアンテナ210とリーダライタ220とを接続するための第1のコネクタとしての下面コネクタ32を設け、該パレット30に他のパレット30´のループアンテナ210とリーダライタ220とを接続するための第2のコネクタとしての上面コネクタ31を設けた点にある。他の構成及び動作については第1の実施形態と同様なので、ここでは相違点のみを説明する。
図13及び図14を参照して本実施形態のパレット30について説明する。図13はパレットの外観図である。パレット30は、図13に示すように上面に開口部30aを有した箱型形状をなしている。また、パレット30の上面の四隅には、凹型形状をなす上面コネクタ31が設けられており、パレット30の下面の四隅には、下方に突出するように形成された下面コネクタ32が設けられている。上面コネクタ31と下面コネクタとは、図14に示すように切替制御部33を介して互いに接続されており、切替制御部33には、図13に示すようにパレット30の外周に沿うように設けられたループアンテナ210がインピーダンス整合回路34を介して接続されている。
上面コネクタ31は、他のパレット30´の下面コネクタ32と嵌合可能に形成されており、他のパレット30´の下面コネクタ32を上面コネクタ31に嵌合させることによりパレット30と他のパレット30´を上下方向に積み重ねることができるようになっている。また、積み重ねられた各パレット30,30´のうち最下部に位置するパレット30の下面コネクタ32は、商品棚201上に設けられたコネクタ(図示省略)を介してリーダライタ220に接続されている。即ち、リーダライタ220から送信された信号がパレット30を介して他のパレット30´のループアンテナ210に伝わるようになっている。
切替制御部33は、自身の識別番号を記憶した記憶部又は自身の識別番号を設定するスイッチ等の設定手段を備えており、下面コネクタ32を介してリーダライタ220から受信した後述のアンテナ切替用の制御信号に自身の識別番号が含まれている場合には、切替制御部33に接続された整合回路34に対してリーダライタ220の送信信号を送信する。また、アンテナ切替用の制御信号に自身の識別番号が含まれていない場合には、上面コネクタ31を介して他のパレット30´にアンテナ切替用の制御信号、インピーダンス調整用の制御信号及び商品情報取得信号を送信する。
整合回路34は、所定のインピーダンス素子とトランジスタやリレースイッチ等のスイッチ素子との直列回路を1つ又は複数設けたものからなり、インピーダンス調整用の制御信号に基づきスイッチ素子のオン・オフを切替えることにより定数を切替えることができるようになっている。なお、インピーダンス調整方法については出願人が提案した特願2007−78874号記載の技術を用いることも可能である。
本実施形態のリーダライタ220は、第1の実施形態において説明した制御部222及び通信インタフェイス223のほか、通信回路部224を備えている。制御部223は、集中制御装置230からのタグ検出要求を受信すると、インピーダンス調整用の制御信号、アンテナ切替制御用の制御信号及び商品情報取得信号を生成し、通信回路部224に送信する。アンテナ切替制御用の制御信号には、各パレット30,30´の切替制御部33の識別番号が含まれており、1つのタグ検出要求につき切替制御部33の識別番号を順次切替えた状態で各信号を送信することにより、各パレット30,30´の商品10のRFIDタグ11に記憶された商品情報を取得することができる。
通信回路部224は、周知の混合器等から構成されており、制御部223から受信した商品情報取得信号にインピーダンス調整用の制御信号及びアンテナ切替制御用の制御信号を重畳させたものをパレット30に送信する。
このように、本実施形態の商品管理システムによれば、ループアンテナ210をパレット30に設け、パレット30にループアンテナ210とリーダライタ220とを接続するための下面コネクタ32を設けたので、パレット30を商品棚201に載置するだけでパレット30内の商品10に付されたRFID11の商品情報を読み出すことができる。従って、商品10の陳列及び検品を極めて容易に行うことができ、商品の陳列及び検品に係る運用コストを低減させることができる。
また、パレット30に他のパレット30´のループアンテナ210とリーダライタ220とを接続するための上面コネクタ31を設けたので、複数のパレット30,30´で1つのリーダライタ200を共用することができ、製造コストを低減することができる。
なお、上記実施形態は本発明の具体例に過ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定されることはない。例えば、RFIDタグ11を商品10ではなくパレット20,30に付すようにしてもよい。この場合、RFIDタグ11にはパレット20,30内の全商品10の商品情報が記憶されており、該RFIDタグ11から1回の読出し処理を行うだけで1つのパレット20,30内の全商品10の商品情報を取得することができる。
10…商品、11…RFIDタグ、20,30…パレット、20a,30a…開口部、31…上面コネクタ、32…下面コネクタ、100…店舗コンピュータ、110…制御部、120…データベース、121…商品情報、200…ショーケース、201…商品棚、202…保持枠、210…ループアンテナ、220…リーダライタ、232a…在庫リスト
Claims (7)
- ショーケースに陳列されている商品をコンピュータを用いて管理する商品管理システムにおいて、
前記ショーケースは、商品を収納したパレットを載置可能な商品棚と、商品棚に載置されたパレット及び該パレット内の商品の少なくとも一方に付されたRFIDタグと通信可能に設けられたアンテナと、パレットが商品棚に載置されると、アンテナを介してRFIDタグと通信を行いRFIDタグに記憶された商品情報を読み出す読取手段とを備え、
前記コンピュータは、読取手段によって読み出されたRFIDタグの商品情報に基づき商品を管理する商品管理手段を備えた
ことを特徴とする商品管理システム。 - 前記ショーケースは、パレットが商品棚に載置されたことを検知する検知手段を備え、
読取手段は、パレットが商品棚に載置されたことが検知手段によって検知されると、アンテナを介してRFIDタグと通信を行いRFIDタグに記憶された商品情報を読み出す
ことを特徴とする請求項1記載の商品管理システム。 - 前記アンテナを、パレットの周方向に沿ってパレット内の商品を囲むように設けた
ことを特徴とする請求項1または2記載の商品管理システム。 - 前記アンテナを、パレットの開口部と直交する面に設けた
ことを特徴とする請求項1または2記載の商品管理システム。 - 前記アンテナをパレットに設け、
パレットにアンテナと読取手段とを接続するための第1のコネクタを設けた
ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の商品管理システム。 - 前記パレットに他のパレットのアンテナと読取手段とを接続するための第2のコネクタを設けた
ことを特徴とする請求項5記載の商品管理システム。 - 前記商品棚にパレットを着脱可能に保持する保持部材を設け、
前記アンテナを保持部材に設けた
ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の商品管理システム。
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Cited By (2)
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