JP2015070885A - 吊掛装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、使用不可能な状態になってしまった場合でも、簡単に使用可能な状態に戻すことができることを課題としている。【解決手段】本発明の吊掛装置は、天井に取り付けられる支持具1に、吊掛具7を着脱可能に取り付けて使用するものであり、支持具1は、略円盤状で上面を開口させて収納部8を設けてあり、その底面中央に円形の挿入孔9を設け、さらにその外側に円形で小さい操作孔10を設けてある。また、支持具1の外周縁内面には、当受部29・30及び取付孔23・23をそれぞれ相対向するように設けてある。支持具1の収納部8には、抜止用具2、駆動具3及び振り分けばね6が収納されている。抜止用具2には、プラスドライバーDが係合する操作部22を設け、支持具1の操作孔10が、抜止用具2の操作部22に対応するようになっている。【選択図】図6
Description
本発明は、主に、室内の天井に取り付けて、物干具や観葉植物等を吊り下げて使用する吊掛装置に関するものである。
従来より、天井に取り付けられる支持具に吊掛具を着脱可能に取り付けて成る吊掛装置は、特公平7−110254号公報(従来例)に記載された発明等多数提案されているし、市販もされている。
上記従来例においては、いずれの実施例も吊掛具の挿入部を支持具の挿入孔に挿入して、吊掛具を回動し抜止具を直接又は間接的に動かして、吊掛具を抜止具によって支持具に支持させることできるものであるが、輸送中の振動や支持具を取付前に落下する等して、その衝撃で抜止具が移動して吊掛具の挿入部を挿入していない状態で挿入孔の一部が塞がれて、挿入部が挿入できなくなる場合があった。
上述したように、支持具の挿入部を挿入していない状態で挿入孔の一部が塞がれてしまった場合には、吊掛具の挿入部を支持具の挿入孔に挿入することができず、使用不可能な状態となってしまうという問題があり、本発明は、簡単に使用可能な状態に戻すことができるよう改良することを課題としている。
本発明は、上記課題を解決するものであり、支持具と吊掛具を有し、支持具は、収納部を有し下面に挿入孔を設け、収納部には抜止用具を回動可能に設け、吊掛具は、一端部に挿入孔から挿入可能な挿入部を設けると共に他端部に引掛部を設けて成り、吊掛具の挿入部を挿入孔に挿入し、抜止用具を直接又は間接的に一方向に回動することによって吊掛具の挿入部を支持具に支持させることができると共に、他方向に回動することによって吊掛具の挿入部を支持具から外すことができるように成し、抜止用具には、ドライバー等の工具で回動操作可能な操作部を設けると共に、支持具には、抜止用具の操作部に対応する位置に操作孔を設けて、操作孔から工具で操作部を回動操作して抜止用具を両方向に回動できるように構成したことを特徴とする吊掛装置である。
以上のように本発明によれば、支持具に設けた操作孔からドライバー等の工具で操作部を操作して抜止用具を両方向に回動できるように構成したので、万一支持具を取付前に落下する等して、その衝撃で抜止用具が移動して、吊掛具の挿入部が支持具の挿入孔に挿入できなくなって使用不可能な状態になってしまった場合でも、簡単に使用可能な状態に戻すことができるという効果がある。
本発明の吊掛装置は、天井に取り付けられる支持具1に、吊掛具7を着脱可能に取り付けて使用するものであり、支持具1は、略円盤状で上面を開口させて収納部8を設けてあり、その底面中央に円形の挿入孔9を設け、さらにその外側に円形で小さい操作孔10を設けてある。また、支持具1の外周縁内面には、当受部29・30及び取付孔23・23をそれぞれ相対向するように設けてある。支持具1の収納部8には、抜止用具2、駆動具3及び振り分けばね6が収納されている。
抜止用具2は、略扇型で、扇のかなめ部に軸部14を設け、先端には、円弧状部を立ち上げてその内側に歯車状の従動部13を設け、中間部には、大きい直径寸法の円形状の通過孔11を設け、この通過孔11に続いて小さい直径寸法の円形状の係合孔12を連設してだるま状の孔を設けてある。また、従動部13の外側には、振り分けばね6の一端が取り付けられるようになっている。さらに、軸部14の下面には、操作孔10に対応する位置に、プラスドライバーDが係合するプラス孔である操作部22を設けてある。抜止用具2は、その側面が支持具1の当受部29・30にそれぞれ当接する範囲内で、軸部14を中心として回動できるようになっている。
駆動具3は、略円筒状で上部に鍔部26を設け、中央の円形の貫通孔を受入孔部15とし、その受入孔部15の上部内周には凹凸状の係受部16を設け、鍔部26下部の外周の一部に従動部13と噛み合う歯車状の主動部17を設けてある。さらに、鍔部26の一部を切り欠いて、その両端面を当接面27・28としてある。
カバー4は、支持具1の挿入孔9に対応するところに円形孔(符号なし)が設けられており、支持具1に下面から操作孔10を含めて全体を覆うように取り付けられる。
裏蓋5は、取付孔23・23に対応する部分を切り欠いた略円板状で、内面側に、駆動具3を回動可能に遊嵌する円筒状の回動受部24と、抜止用具2を回動可能に遊嵌する円筒状の軸受部25を設け、さらに、回動受部24の内周面には、内方に突出する当受突起31を設けてあり、4本の取付脚(符号なし)で支持具1の開口に被せて取り付けられるものである。当受突起31には駆動具3の当接面27・28が当接する。
吊掛具7は、シャフト18の上端部に略半球状の挿入部20を、下端部にリング状の引掛部19を設けて成り、挿入部20の上部円周には、駆動具3の係受部16と係合する凹凸状の係動部21を設けてある。
組立方を説明する。抜止用具2を支持具1の収納部8に収納して、軸部14を操作孔10に遊嵌して操作部22を操作孔10から操作可能に設け、通過孔11が挿入孔9に対応するよう一方の当受部29に当接する角度にして、振り分けばね6を支持具1と抜止用具2にそれぞれ取り付ける。その後、駆動具3を、主動部17が従動部13に噛み合うようにして抜止用具2の上に配置し、裏蓋5を、軸受部25を抜止用具2の軸部14に遊嵌すると共に、回動受部24を駆動具3の鍔部26に遊嵌し、当接突起31が一方の当接面27に当接するようにして取付脚(符号なし)で被着し、取付孔23・23から取付ねじで天井に取り付けて、カバー4を支持具1の表面に被着すれば完了である。
使用方法を説明する。抜止用具2の一側面が支持具1の当受部29に当接すると共に、駆動具3の当接面27が裏蓋5の当受突起31の一側面に当接し、抜止用具2の通過孔11が支持具1の挿入孔9に位置している状態から、吊掛具7の挿入部20を支持具1の挿入孔9から駆動具3の受入孔部15に挿入し、それぞれの係動部21と係受部16を噛み合わせて、下面視で右に回動すると、駆動具3も右に回動し、その主動部17が抜止用具2の従動部13を動かして、抜止用具2が振り分けばね6の力に抗して右に回動し、抜止用具2の他側面が支持具1の当受部30に当接すると共に、駆動具3の当接面28が裏蓋5の当受突起31の他側面に当接し、抜止用具2の係合孔12が支持具1の挿入孔9に位置し、挿入孔9の一部が塞がれた状態になり、手を放すと、吊掛具7は少し下がって係動部21と係受部16の噛み合いが外れ、吊掛具7の挿入部20が係合孔12の周縁に当接して抜け止めされ、吊掛具7が支持具1に吊り下げられた使用状態となる。
そして、この使用状態から、吊掛具7を少し持ち上げて、係動部21と係受部16を噛み合わせ、下面視で上記と逆の左に回動すると、駆動具3も左に回動し、その主動部17が抜止用具2の従動部13を動かして、抜止用具2が振り分けばね6の力に抗して左に回動し、抜止用具2の一側面が支持具1の当受部29に当接すると共に、駆動具3の当接面27が裏蓋5の当受突起31の一側面に当接し、抜止用具2の通過孔11が支持具1の挿入孔9に位置し、吊掛具7を下方へ移動させて支持具1から取り外すことができる。
従動部13を動かす主動部17を設けた駆動具3が、支持具1に挿入孔9を挟んで抜止用具2の従動部13と反対側に回動可能に軸支されるように構成されているので、駆動具3を大きく回動して抜止用具2を小さく回動させることになり、直線摺動に比べて吊掛具7によって駆動具3を軽い力で回動させることができ、また、ほどよい回動角度を必要とし操作感が良好となる。なお、本実施例においては、駆動具3の回動角度は77度に対し、抜止用具2の角度は23度である。
そして、本発明の吊掛装置は、組み立てられた初期状態においては、抜止用具2の通過孔11が支持具1の挿入孔9に位置する状態としてあるが、輸送中の振動や落下する等して衝撃が加わって、万が一、抜止用具2が振り分けばね6の力に抗して回動して、抜止用具2の係合孔12が支持具1の挿入孔9に位置する状態となってしまった場合、吊掛具7の挿入部20が支持具1の挿入孔9から挿入できない事態となる。この時に、カバー4を外して、支持具1の操作孔10からプラスドライバーDを操作部22に係合させて(図6参照)、下面視で左に回動すれば、抜止用具2は左に回動し、抜止用具2の通過孔11が支持具1の挿入孔9に位置する初期状態に戻すことができるものである。この支持具1の操作孔10は、カバー4を支持具1の表面に被着すると見えなくなるようになっている。
また、冬期だけその下に石油ストーブを置き、支持具1に支持された吊掛具7に洗濯物を干すと危険である等、使用すると不都合である場合には、プラスドライバーDで操作部22を回動操作して、吊掛具7の挿入部20が支持具1の挿入孔9から挿入できない状態にし、意図的に使用不可能な状態にすることもできる。
1 支持具
2 抜止用具
7 吊掛具
8 収納部
9 挿入孔
10 操作孔
19 引掛部
20 挿入部
22 操作部
2 抜止用具
7 吊掛具
8 収納部
9 挿入孔
10 操作孔
19 引掛部
20 挿入部
22 操作部
Claims (1)
- 支持具と吊掛具を有し、支持具は、収納部を有し下面に挿入孔を設け、収納部には抜止用具を回動可能に設け、吊掛具は、一端部に挿入孔から挿入可能な挿入部を設けると共に他端部に引掛部を設けて成り、吊掛具の挿入部を挿入孔に挿入し、抜止用具を直接又は間接的に一方向に回動することによって吊掛具の挿入部を支持具に支持させることができると共に、他方向に回動することによって吊掛具の挿入部を支持具から外すことができるように成し、抜止用具には、ドライバー等の工具で回動操作可能な操作部を設けると共に、支持具には、抜止用具の操作部に対応する位置に操作孔を設けて、操作孔から工具で操作部を回動操作して抜止用具を両方向に回動できるように構成したことを特徴とする吊掛装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013206859A JP2015070885A (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | 吊掛装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013206859A JP2015070885A (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | 吊掛装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015070885A true JP2015070885A (ja) | 2015-04-16 |
Family
ID=53013758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013206859A Pending JP2015070885A (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | 吊掛装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015070885A (ja) |
-
2013
- 2013-10-02 JP JP2013206859A patent/JP2015070885A/ja active Pending
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