JP2015070769A - 保護制御システムおよびマージングユニット - Google Patents

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Wakana Takeuchi
和香奈 竹内
道彦 犬飼
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道彦 犬飼
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Abstract

【課題】MU内のハードウェアの不良が発生した場合でも、不要動作する可能性を低減することができる保護制御システムおよびマージングユニットを提供するものである。【解決手段】実施形態に係る保護制御システムは、電気量を第1電気量情報としてディジタル変換する第1アナログ情報入力部と、電気量を第2電気量情報としてディジタル変換する第2アナログ情報入力部と、第1電気量情報を取得し、電流要素あるいは電圧要素のいずれか一方のリレー特性に基づいてメイントリップ情報を出力する保護制御装置と、メイントリップ情報を取得する伝送処理部と、第2電力量情報と、電流要素あるいは電圧要素のうち、保護制御装置のリレー特性とは異なるリレー特性とに基づいてFDトリップ情報を出力するリレー演算部と、FDトリップ情報およびメイントリップ情報を取得した場合にトリップ指令を出力するトリップ指令出力部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、保護制御システムおよびマージングユニットに関する。
従来、電力系統の保護制御には保護制御装置が用いられている。この保護制御装置は、電力系統の電気量に基づいて、電力系統内に事故が発生したと判定した場合、遮断器を開放するなどの制御を行っている。
また、保護制御装置のハードウェアおよびソフトウェアの一部に不良が発生した場合にも、保護制御装置が遮断器に対して誤った制御を行わないように、2以上のハードウェアを用いて保護制御動作を行うように冗長化されている。冗長化された保護制御装置は、主検出リレー(以下、メインと呼ぶ)と事故検出リレー(以下、FDと呼ぶ)と呼ばれ、それぞれ別のハードウェアで構成することによって、一方のハードウェアに不良が発生した場合にも、誤った制御(誤動作)することなく、適正な電力系統の保護制御を実現している。
さらに近年、電力系統に設置された変流器(以下、CTと呼ぶ)や計器用変圧器(以下、VTと呼ぶ)といった変成器の電気量を検出するマージングユニット(以下、MUと呼ぶ)と、検出された電気量に基づいて事故の有無を判定する保護制御装置とを、プロセスバスと呼ばれるネットワークで接続する保護制御システムが考えられている。ここで、MUは電気量を検出し、プロセスバスを介して電気量情報を保護制御装置に伝送する。また、保護制御装置は、プロセスバスを介してMUから電気量情報を受信し、受信した電気量情報に基づいて保護対象区間に系統事故が発生したか否かを判定する。
ここで、MUは保護制御装置により系統事故が発生したと判定された場合、接続する遮断器または開閉器を開放する。
特開2013−106420号公報
しかし、MU内のハードウェアの不良が発生した場合、保護制御システムが不要動作する可能性がある。
そこで、本発明の実施形態はこれらの課題を解決するために、MU内のハードウェアの不良が発生した場合でも、不要動作する可能性を低減することができる保護制御システムおよびマージングユニットを提供するものである。
上記課題を達成するために、実施形態の保護制御システムは、電力系統の保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、前記電力系統に接続された遮断器あるいは開閉器を開放するトリップ信号を出力する保護制御システムにおいて、前記電力系統に設置された第1変成器が検出する電気量を取得し、第1電気量情報としてディジタル変換する第1アナログ情報入力部と、前記電力系統に設置された第2変成器が検出する電気量を取得し、第2電気量情報としてディジタル変換する第2アナログ情報入力部と、前記第1電気量情報を取得し、予め定められる電流要素あるいは電圧要素のいずれか一方のリレー特性に基づいて、前記保護対象区間内に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定された場合に、メイントリップ情報をネットワークに出力する保護制御装置と、前記保護制御装置から出力された前記メイントリップ情報を前記ネットワークを介して取得する伝送処理部と、前記第2電力量情報と、前記保護制御装置の事故検出リレーとして予め定められ、電流要素あるいは電圧要素のうち、前記保護制御装置の前記リレー特性とは異なるリレー特性とに基づいて、前記保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定した場合にFDトリップ情報を出力するリレー演算部と、前記リレー演算部から前記FDトリップ情報を取得し、かつ前記伝送処理部から前記メイントリップ情報を取得した場合に、前記遮断器あるいは前記開閉器を開放するトリップ指令を出力するトリップ指令出力部とを備える。
第1の実施形態に係る保護制御システムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおける保護制御装置の構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUのトリップ回路図。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおける保護制御装置の動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る保護制御システムにおける保護制御装置の構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの構成を示すブロック図。 第3の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUのトリップ回路図。
以下、実施形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る保護制御システムの構成を示すブロック図である。
保護制御システム100は、マージングユニット(MU)101、プロセスバス102、保護制御装置103,104,105を有する。
MU101は、電力系統に設置されたCTやVTといった変成器106,107の電気量を検出し、電気量情報としてプロセスバス102に出力する。
また、プロセスバス102からトリップ情報を受信し、トリップ条件が成立した場合に、図示しない遮断器や開閉器を開放するためのトリップ指令を出力する。
プロセスバス102は、MU101と保護制御装置103,104,105に接続される。プロセスバス102を介してMU101および保護制御装置103,104,105間の情報伝送が行われる。
保護制御装置103は、CPU、メモリなどを備えるコンピュータにより構成され、プロセスバス102に接続される。MU101からプロセスバス102を介して受信した電気量情報に基づいて、保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定する。保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、87トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
ここで、保護制御装置103は送電線保護を目的として保護対象区間の系統事故の有無を判定しており、電流要素のリレー特性が用いられる。例えば電流差動継電方式(87)である。
保護制御装置104は、保護制御装置103と同様の構成であり、電流要素のリレー特性が用いられる。例えば過電流継電方式(51)であり、保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、51トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
保護制御装置105は、保護制御装置103と同様の構成であるが、保護対象が母線である点が異なる。リレー特性としては電流差動継電方式(87)が用いられる。
保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、87トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
なお、ここで記した継電方式の末尾にはそれぞれに対応する制御器具番号を括弧書きにて記している。
また、保護制御装置103,104,105から出力される87トリップ情報および51トリップ情報をメイントリップ情報と呼ぶ。
次に保護制御装置103の構成について図2を用いて説明する。図2は、第1の実施形態に係る保護制御システムにおける保護制御装置の構成を示すブロック図である。
保護制御装置103は、伝送処理部201、受信処理部202、リレー演算部203、送信処理部204を備える。
伝送処理部201は、プロセスバス102、受信処理部202、送信処理部204に接続される。
伝送処理部201は、MU101からプロセスバス102を介して第1電気量情報を取得し、受信処理部202に出力する。また伝送処理部201は、送信処理部204から出力された87トリップ情報を取得し、プロセスバス102に出力する。
受信処理部202は、伝送処理部201から取得した第1電気量情報を変換し、リレー演算部203に出力する。ここでの変換は、プロセスバス102にて伝送された第1電気量情報をリレー演算部203が処理可能な形式に変換する。
リレー演算部203は、主にCPUによって動作されるプログラムによって実現され、HDD、SSD、RAM等の図示しない記憶媒体に保存される。リレー演算部203は、87演算部205を備える。
87演算部205は、受信処理部202から取得した第1電気量情報に基づいて、87トリップ情報を伝送処理部201に対して出力するか否かを判定する。
送信処理部204は、リレー演算部203および伝送処理部201に接続される。
送信処理部204は、リレー演算部203から取得した87トリップ情報を変換し、伝送処理部201に出力する。ここでの変換は、リレー演算部203から取得した87トリップ情報をプロセスバス102にて伝送可能な形式に変換する。
保護制御装置104は、過電流継電演算(51)を行う演算部を備え、51トリップ情報を出力するか否かを判定する点が保護制御装置103と異なる。保護制御装置105は、保護制御装置103と同様の構成である。
次に、MU101の構成について図3を用いて説明する。図3は、第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの構成を示すブロック図である。
MU101は、第1入力変換器301、第2入力変換器302、第1アナログフィルタ303、第2アナログフィルタ304、第1AD変換器305、第2AD変換器306、送信処理部307、リレー演算部308、伝送処理部309、受信処理部310、トリップ指令出力部316を備える。
リレー演算部308は、電圧要素のリレー特性を有する27演算部313,314、44演算部315を備え、トリップ指令出力部316は、第1指令出力部311、第2指令出力部312を備える。
第1入力変換器301、第1アナログフィルタ303、第1AD変換器305をまとめて第1アナログ情報入力部317と呼び、第2入力変換器302、第2アナログフィルタ304、第2AD変換器306をまとめて第2アナログ情報入力部318と呼ぶ。
第1入力変換器301は、第1変成器106および第1アナログフィルタ303に接続され、第1変成器106により測定された電力系統の電気量を取得し、第1アナログフィルタ303に出力する。
同様に第2入力変換器302は、第2変成器107および第2アナログフィルタ304に接続され、第2変成器107により測定された電力系統の電気量を取得し、第2アナログフィルタ304に出力する。
第1アナログフィルタ303は、第1入力変換器301および第1AD変換器305に接続され、第1入力変換器301から取得した電気量のノイズや高調波成分を除去し、第1AD変換器305に出力する。
同様に第2アナログフィルタ304は、第2入力変換器302および第2AD変換器306に接続され、第2入力変換器302から取得した電気量のノイズや高調波成分を除去し、第2AD変換器306に出力する。
第1AD変換器305は、第1アナログフィルタ303、送信処理部307に接続され、第1アナログフィルタ303から取得したアナログデータの電気量をディジタル化し、第1電気量情報として送信処理部307に出力する。
第2AD変換器306は、第2アナログフィルタ304、リレー演算部308に接続され、第2アナログフィルタ304から取得したアナログデータの電気量をディジタル化し、第2電気量情報としてリレー演算部308に出力する。
送信処理部307は、第1AD変換器305および伝送処理部309に接続され、第1AD変換器305から取得したディジタルデータの第1電気量情報を変換し、伝送処理部309に出力する。ここでの変換は、第1電気量情報をプロセスバス102にて伝送可能な形式に変換する。
リレー演算部308は、主にCPUによって動作されるプログラムによって実現され、HDD、SSD、RAM等の図示しない記憶媒体に保存される。
また、リレー演算部308は、第2AD変換器306および第2指令出力部312に接続される。
27演算部313は、保護制御装置103のFDとして機能し、不足電圧継電方式(27)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。27演算部313が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、27トリップ情報を第2指令出力部312に出力する。
27演算部314は、保護制御装置105のFDとして機能し、不足電圧継電方式(27)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。27演算部314が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、27トリップ情報を第2指令出力部312に出力する。
44演算部315は、保護制御装置104のFDとして機能し、距離継電方式(44)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。44演算部315が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、44トリップ情報を第2指令出力部312に出力する。
27演算部313,314、44演算部315から出力される27トリップ情報および44トリップ情報をFDトリップ情報と呼び、上述したメイントリップ情報と、FDトリップ情報を合わせてトリップ情報と呼ぶ。
伝送処理部309は、送信処理部307、受信処理部310、プロセスバス102と接続され、送信処理部307から取得した第1電気量情報をプロセスバス102に出力する。また、プロセスバス102から取得したメイントリップ情報を取得し、受信処理部310に出力する。
受信処理部310は、伝送処理部309と第1指令出力部311に接続され、伝送処理部309から取得したメイントリップ情報を変換し、第1指令出力部311に出力する。
トリップ指令出力部316は、図4に示すように第1指令出力部311、第2指令出力部312およびコイル400のトリップ回路にて構成される。
第1指令出力部311は、受信処理部310からメイントリップ情報を取得すると回路を閉じ、第2指令出力部312は、リレー演算部108からFDトリップ情報を取得すると回路を閉じる。
第1指令出力部311および第2指令出力部312が閉じると、コイル400が通電され、遮断器401あるいは遮断器401に代わる開閉器を開放するトリップ指令を出力する。
次に、保護制御システム100の動作について図5乃至図8を用いて説明する。
MU101が第1変成器106から電気量を取得して、プロセスバス102を介して保護制御装置103,104,105に対して第1電気量情報を出力するまでの動作について図5を用いて説明する。図5は、第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの動作を示すフローチャートである。
第1入力変換器301は、第1変成器106から電気量を取得する(S401)。
第1アナログフィルタ303は、第1入力変換器301から取得した電気量からノイズおよび高調波成分を除去する(S402)。
第1AD変換器305は、第1アナログフィルタ303から取得した電気量を第1電気量情報にディジタル変換する(S403)。
送信処理部307は、第1AD変換器305から取得した第1電気量情報を、伝送可能な形式に変換する(S404)。
伝送処理部309は、送信処理部307から取得した第1電気量情報をプロセスバス102に出力する(S405)。
次に、MU101が第2変成器107から電気量を取得して、保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定する動作について図6を用いて説明する。図6は、第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの動作を示すフローチャートである。
第2入力変換器302は、第2変成器107から電気量を取得する(S501)。
第2アナログフィルタ304は、第2入力変換器302から取得した電気量からノイズおよび高調波成分を除去する(S502)。
第2AD変換器306は、第2アナログフィルタ304から取得した電気量を第2電気量情報にディジタル変換する(S503)。
リレー演算部308を構成する27演算部313,314、44演算部315は、第2AD変換器306から取得した第2電気量情報および各々のリレー特性に基づいて、保護対象区間の系統事故が発生しているか否か判定する(S504)。
系統事故が発生していると判定された場合(S504 YES)、リレー演算部308がFDトリップ情報を保持する(S505)。
次に、保護制御装置103,104,105がプロセスバス102を介してMU101から第1電気量情報を取得して、保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定し、系統事故が発生していると判定された場合にプロセスバス102を介してMU101に対してメイントリップ情報を出力するまでの動作について図7を用いて説明する。図7は、第1の実施形態に係る保護制御システムにおける保護制御装置の動作を示すフローチャートである。
伝送処理部201は、プロセスバス102から第1電気量情報を取得する(S60
1)。
受信処理部202は、伝送処理部201から取得した第1電気量情報をリレー演算可能な形式に変換する(S602)。
リレー演算部203を構成する87演算部205は、リレー特性および受信処理部202から取得した第1電気量情報に基づいて、保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定する(S603)。
系統事故が発生していると判定された場合(S603 YES)、リレー演算部203は、送信処理部204にメイントリップ情報を出力し、送信処理部204が、リレー演算部203から取得したメイントリップ情報を伝送可能な形式に変換する(S604)。
伝送処理部201は、送信処理部204から取得したメイントリップ情報をプロセスバス102に出力する(S605)。
なお、図7では保護制御装置103の動作について説明したが、保護制御装置104、105の動作も同様であり、(S603)において、それぞれのリレー特性に応じたメイントリップ情報を出力する点が異なる。
次に、MU101がプロセスバス102を介して保護制御装置103,104,105からメイントリップ情報を取得して、遮断器や開閉器に対してトリップ指令を出力するまでの動作について図8を用いて説明する。図8は、第1の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの動作を示すフローチャートである。
伝送処理部309がプロセスバス102からメイントリップ情報を取得する(S701)。
受信処理部310は、伝送処理部309からメイントリップ情報を取得し、トリップ指令出力部316に出力する(S702)。
トリップ指令出力部316は、リレー演算部308により保持されたFDトリップ情報を取得し、かつ受信処理部310からメイントリップ情報を取得した場合(S703 YES)に、トリップ指令を図示しない遮断器あるいは開閉器に対して出力する(S704)。
以上説明した第1の実施形態に係る保護制御システムによれば、トリップ指令出力部316は、第1電気量情報に基づいて出力されるメイントリップ情報と第2電気量情報に基づいて出力されるFDトリップ情報の両方を取得した場合にトリップ指令を出力する。
MU101が、第1電気量情報を出力する第1アナログ情報入力部317と第2電気量情報を出力する第2アナログ情報入力部318とを有することにより、例えば第1アナログ情報入力部317に不良が発生し、誤った第1電気量情報に基づいてメイントリップ情報が出力されたとしても、正常な第2電気量情報に基づいてFDトリップ情報が出力されなければトリップ指令は出力されない。そのため、誤って不要動作してしまう可能性を低減することができる。
同様に、誤った第2電気量情報に基づいてFDトリップ情報が出力されたとしても、正常な第1電気量情報に基づいてメイントリップ情報が出力されなければトリップ指令は出力されない。
また、保護制御装置103,104,105は、電流要素のリレー特性に基づきメイントリップ情報を出力し、MU101のリレー演算部308は、電圧要素のリレー特性に基づきFDトリップ情報を出力する。
そのため、例えば変成器106,107の不良やMU101内の第1アナログ情報入力部317の不良により、保護制御装置103,104,105が誤った電流値を取得し、その電流値に基づいてメイントリップ情報が出力されたとしても、正常な電圧値に基づいてFDトリップ情報が出力されなければトリップ指令は出力されない。そのため、誤って不要動作してしまう可能性を低減することができる。
同様に、変成器106,107の不良やMU101内の第2アナログ情報入力部318の不良により、リレー演算部308が誤った電圧値を取得し、その電圧値に基づいてFDトリップ情報が出力されたとしても、正常な電流値に基づいてメイントリップ情報が出力されなければトリップ指令は出力されない。
また、図4に示すように複数の保護制御装置103,104,105が存在する場合でもそれぞれに対応させたトリップ回路を設ける必要がなく、ハードウェア量を抑えることができる。
なお、保護制御装置103,104,105が、電圧要素のリレー特性に基づきメイントリップ情報を出力し、MU101のリレー演算部308が、電流要素のリレー特性に基づきFDトリップ情報を出力するように構成してもよく、同様の効果を得ることができる。
また、第1入力変換器301と第2入力変換器302、第1アナログフィルタ303と第2アナログフィルタ304および第1AD変換器305と第2AD変換器306のうち、信頼性の高いものについては共通した1つの入力変換器、アナログフィルタおよびAD変換器として構成されてもよい。
第1変成器106と第2変成器107とが共通した1つの変成器である場合、第1入力変換器301と第2入力変換器302とは共通した1つの入力変換器として構成される。また、第1AD変換器305と第2AD変換器306とが共通した1つのAD変換器として構成される場合、第1電気量情報と第2電気量情報とが共通する。
また、FDトリップ情報を出力するリレー演算部308は、MU101の外部に設けられてもよい。
本実施形態において、保護制御装置103,104,105は、一例として送電線保護および母線保護を責務としているが、変圧器保護等の保護制御装置を用いてもよい。また、本実施形態で記したリレー特性は一例であり、キルヒホッフの法則に基づいて各回線の電流バランスを監視する電流平衡保護制御装置等でもよい。
さらに、27演算部313,314のように同一のリレー特性を有するものについては、共通した1つの演算部として構成されてもよい。
また、図4は、第1指令出力部311と第2指令出力部312の組が1つである例を示しているが、第1指令出力部311と第2指令出力部312の組は1つでなくてもよい。例えば各保護制御装置103,104,105にそれぞれ対応させ、第1指令出力部311と第2指令出力部312の組を3つ設けてもよいし、保護制御装置103,104用に1組、保護制御装置105用に1組設けるといったように、第1指令出力部311と第2指令出力部312の組を2つ設けてもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、第1の実施形態の静止誘導電器の各部と同一部分は同一符号で示す。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
この第2の実施形態が、第1の実施形態と異なる点は保護制御装置103,104,105およびMU101のリレー演算部308にある。
保護制御装置103は、リレー特性として電流差動継電方式(87)および不足電圧継電方式(27)が用いられる。電流差動継電方式(87)と不足電圧継電方式(27)とのAND条件により保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、保護制御装置103は87・27トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
保護制御装置104は、リレー特性として距離継電方式(44)および過電流継電方式(51)が用いられる。距離継電方式(44)と過電流継電方式(51)とのAND条件により保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、保護制御装置104は44・51トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
保護制御装置105は、リレー特性として電流差動継電方式(87)および不足電圧継電方式(27)が用いられる。電流差動継電方式(87)と不足電圧継電方式(27)とのAND条件により保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、保護制御装置105は87・27トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
ここで、保護制御装置103,104,105から出力される87・27トリップ情報および44・51トリップ情報をメイントリップ情報と呼ぶ。
次に、保護制御装置103の構成について図9を用いて説明する。図9は、第2の実施形態に係る保護制御システムにおける保護制御装置の構成を示すブロック図である。
リレー演算部203は、主にCPUによって動作されるプログラムによって実現され、HDD、SSD、RAM等の図示しない記憶媒体に保存される。リレー演算部203は、87・27演算部206を備える。87・27演算部206は、受信処理部202から取得した第1電気量情報に基づいて、87・27トリップ情報を伝送処理部201に対して出力するか否かを判定する。
保護制御装置104は、距離継電演算(44)および過電流継電演算(51)を行う演算部を備え、44・51トリップ情報を出力するか否かを判定する点が保護制御装置103と異なる。保護制御装置105は、保護制御装置103と同様の構成である。
次に、MU101の構成について図10を用いて説明する。図10は、第2の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの構成を示すブロック図である。
リレー演算部308は、27演算部319および51演算部320を備える。
27演算部319は、保護制御装置103,104,105のFDとして機能し、不足電圧継電方式(27)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。27演算部319が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、27トリップ情報を第2指令出力部312に出力する。
51演算部320は、保護制御装置103,104,105のFDとして機能し、過電流継電方式(51)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。51演算部320が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、51トリップ情報を第2指令出力部312に出力する。
ここで、27演算部319、51演算部320から出力される27トリップ情報および51トリップ情報をFDトリップ情報と呼ぶ。
以上説明した第2の実施形態に係る保護制御システムによれば、保護制御装置103,104,105が複数のリレー特性のAND条件により、メイントリップ情報を出力するか否かを判定するため、不要動作する可能性を低減することができる。
また、メイントリップ情報が複数のリレー特性のAND条件により出力されるため、リレー演算部308の27演算部319および51演算部320については整定値に裕度を持たせることが可能となり、第2アナログ情報入力部318に不良が生じた場合でも適切に制御することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、第1の実施形態の静止誘導電器の各部と同一部分は同一符号で示す。以下、第1の実施形態と異なる点について説明する。
この第3の実施形態が、第1の実施形態と異なる点は保護制御装置103,104,105、MU101のリレー演算部308、トリップ指令出力部321にある。また、MU101はさらに判定部322を有する。
保護制御装置103は、リレー特性として電流差動継電方式(87)が用いられ、保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、87トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
保護制御装置104は、リレー特性として距離継電方式(44)が用いられ、保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、44トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
保護制御装置105は、リレー特性として電流差動継電方式(87)が用いられ、保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、87トリップ情報をプロセスバス102に出力する。
ここで、保護制御装置103,104,105から出力される87トリップ情報および44トリップ情報をメイントリップ情報と呼ぶ。
次に、MU101の構成について図11を用いて説明する。図11は、第3の実施形態に係る保護制御システムにおけるMUの構成を示すブロック図である。
リレー演算部308は、27演算部323、51・64演算部324、および27・64演算部325を備える。
27演算部323は、保護制御装置103のFDとして機能し、不足電圧継電方式(27)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。27演算部323が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、27トリップ情報を判定部322に出力する。
51・64演算部324は、保護制御装置104のFDとして機能し、過電流継電方式(51)および地絡過電圧継電方式(64)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。51・64演算部324が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、51・64トリップ情報を判定部322に出力する。
27・64演算部325は、保護制御装置105のFDとして機能し、不足電圧継電方式(27)および地絡過電圧継電方式(64)を用いて遮断器や開閉器を開放するか否かを判定する。27・64演算部325が遮断器や開閉器を開放すると判定した場合は、27・64トリップ情報を判定部322に出力する。
ここで、27演算部323、51・64演算部324および27・64演算部325から出力される27トリップ情報、51・64トリップ情報および27・64トリップ情報をFDトリップ情報と呼ぶ。
受信処理部310は、伝送処理部309から取得したメイントリップ情報を変換し、判定部322に出力する。
判定部322は、リレー演算部308、受信処理部310およびトリップ指令出力部321に接続され、判定部322は、リレー演算部308により保持されたFDトリップ情報を取得し、かつ受信処理部310からメイントリップ情報を取得したか否かを判定する。
判定部322は、リレー演算部308により保持されたFDトリップ情報を取得し、かつ受信処理部310からメイントリップ情報を取得した場合に、制御信号をトリップ指令出力部321に出力する。
これらの判定部322における動作は、例えばCPUによって動作されるプログラムによって実現される。
トリップ指令出力部321は、判定部322に接続され、図示しない遮断器あるいは開閉器とも接続される。
トリップ指令出力部321は、判定部322から制御信号を取得した場合に、図示しない遮断器あるいは開閉器に対してトリップ指令を出力する。
以上説明した第3の実施形態に係る保護制御システムによれば、判定部322がFDトリップ情報とメイントリップ情報との両方を取得した場合に、制御信号をトリップ指令出力部321に出力する。
そのため、FDトリップ情報とメイントリップ情報の片方のみでは制御信号が出力されず、不要動作する可能性を低減することができる。
図12に示すように、トリップ指令出力部321は、判定部322から制御信号を取得すると回路を閉じる。トリップ指令出力部321が閉じると、コイル400が通電され、遮断器401あるいは遮断器401に代わる開閉器を開放するトリップ指令を出力する。トリップ指令出力部321は、メインとFDとを合わせて1つのトリップ回路として構成することが可能となり、ハードウェア量を抑えることができる。
なお、判定部322における動作は、受信処理部310やリレー演算部308で行われてもよい。
本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…保護制御システム
101…MU(マージングユニット)
102…プロセスバス
103,104,105…保護制御装置
106…第1変成器
107…第2変成器
201…伝送処理部
202…受信処理部
203…リレー演算部
204…送信処理部
205…87演算部
206…87・27演算部
301…第1入力変換器
302…第2入力変換器
303…第1アナログフィルタ
304…第2アナログフィルタ
305…第1AD変換器
306…第2AD変換器
307…送信処理部
308…リレー演算部
309…伝送処理部
310…受信処理部
311…第1指令出力部
312…第2指令出力部
313,314,319,323…27演算部
315…44演算部
316,321…トリップ指令出力部
317…第1アナログ情報入力部
318…第2アナログ情報入力部
320…51演算部
322…判定部
324…51・64演算部
325…27・64演算部
400…コイル
401…遮断器

Claims (4)

  1. 電力系統の保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、前記電力系統に接続された遮断器あるいは開閉器を開放するトリップ信号を出力する保護制御システムにおいて、
    前記電力系統に設置された第1変成器が検出する電気量を取得し、第1電気量情報としてディジタル変換する第1アナログ情報入力部と、
    前記電力系統に設置された第2変成器が検出する電気量を取得し、第2電気量情報としてディジタル変換する第2アナログ情報入力部と、
    前記第1電気量情報を取得し、予め定められる電流要素あるいは電圧要素のいずれか一方のリレー特性に基づいて、前記保護対象区間内に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定された場合に、メイントリップ情報をネットワークに出力する保護制御装置と、
    前記保護制御装置から出力された前記メイントリップ情報を前記ネットワークを介して取得する伝送処理部と、
    前記第2電力量情報と、前記保護制御装置の事故検出リレーとして予め定められ、電流要素あるいは電圧要素のうち、前記保護制御装置の前記リレー特性とは異なるリレー特性とに基づいて、前記保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定した場合にFDトリップ情報を出力するリレー演算部と、
    前記リレー演算部から前記FDトリップ情報を取得し、かつ前記伝送処理部から前記メイントリップ情報を取得した場合に、前記遮断器あるいは前記開閉器を開放するトリップ指令を出力するトリップ指令出力部と
    を備える保護制御システム。
  2. 電力系統に設置された第1変成器が検出する電気量を取得し、第1電気量情報としてディジタル変換する第1アナログ情報入力部と、
    前記電力系統に設置された第2変成器が検出する電気量を取得し、第2電気量情報としてディジタル変換する第2アナログ情報入力部と、
    前記第1電気量情報をネットワークに出力し、予め定められる電流要素あるいは電圧要素のいずれか一方のリレー特性を持つ保護制御装置から出力されたメイントリップ情報を前記ネットワークを介して取得する伝送処理部と、
    前記第2電力量情報と、前記保護制御装置の事故検出リレーとして予め定められ、
    電流要素あるいは電圧要素のうち、前記保護制御装置の前記リレー特性とは異なるリレー特性とに基づいて、前記電力系統の保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定した場合にFDトリップ情報を出力するリレー演算部と、
    前記リレー演算部から前記FDトリップ情報を取得し、かつ前記伝送処理部から前記メイントリップ情報を取得した場合に、前記電力系統に接続された遮断器あるいは開閉器を開放するトリップ指令を出力するトリップ指令出力部と
    を備えるマージングユニット。
  3. 電力系統の保護対象区間に系統事故が発生していると判定された場合に、遮断器あるいは開閉器を開放するトリップ信号を出力する保護制御システムにおいて、
    前記電力系統に設置された第1変成器が検出する電気量を取得し、第1電気量情報としてディジタル変換する第1アナログ情報入力部と、
    前記電力系統に設置された第2変成器が検出する電気量を取得し、第2電気量情報としてディジタル変換する第2アナログ情報入力部と、
    前記第1電気量情報を取得し、予め定められる複数のリレー特性に基づいて、前記保護対象区間内に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定された場合に、メイントリップ情報をネットワークに出力する保護制御装置と、
    前記保護制御装置から出力された前記メイントリップ情報を前記ネットワークを介して取得する伝送処理部と、
    前記第2電力量情報と、前記保護制御装置の事故検出リレーとして予め定められるリレー特性とに基づいて、前記保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定した場合にFDトリップ情報を出力するリレー演算部と、
    前記リレー演算部から前記FDトリップ情報を取得し、かつ前記伝送処理部から前記メイントリップ情報を取得した場合に、前記遮断器あるいは前記開閉器を開放するトリップ指令を出力するトリップ指令出力部と
    を備える保護制御システム。
  4. 電力系統に設置された第1変成器が検出する電気量を取得し、第1電気量情報としてディジタル変換する第1アナログ情報入力部と、
    前記電力系統に設置された第2変成器が検出する電気量を取得し、第2電気量情報としてディジタル変換する第2アナログ情報入力部と、
    前記第1電気量情報をネットワークに出力し、予め定められる複数のリレー特性を持つ保護制御装置から出力されたメイントリップ情報を前記ネットワークを介して取得する伝送処理部と、
    前記第2電力量情報と、前記保護制御装置の事故検出リレーとして予め定められるリレー特性とに基づいて、前記電力系統の保護対象区間に系統事故が発生しているか否かを判定し、前記系統事故が発生していると判定した場合にFDトリップ情報を出力するリレー演算部と、
    前記リレー演算部から前記FDトリップ情報を取得し、かつ前記伝送処理部から前記メイントリップ情報を取得した場合に、前記電力系統に接続された遮断器あるいは開閉器を開放するトリップ指令を出力するトリップ指令出力部と
    を備えるマージングユニット。
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