JP2015070319A - 移動検知センサを用いて非移動状態と判定された際に無線リンクを接続する方法、携帯端末及びプログラム - Google Patents

移動検知センサを用いて非移動状態と判定された際に無線リンクを接続する方法、携帯端末及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】できる限り消費電力を抑制しつつ、データオフロード先となる無線ネットワークを検知して無線リンクを接続する方法、携帯端末及びプログラムを提供する。【解決手段】ユーザインタフェースが起動された時、無線通信部及び移動検知センサの両方を起動する第1のステップと、無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2のステップと、真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第3のステップと、真と判定された際、無線通信部が、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する第4のステップとを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末における無線LAN(Local Area Network)インタフェースを自動的に起動する技術に関する。
近年、スマートフォンの普及に伴って大量のデータ通信が発生し、携帯電話網におけるトラヒックが急増し、輻輳の増大や通信品質の低下が問題となっている。これを解決する技術として、データオフロードがある。データオフロードとは、一方の通信網に転送すべきデータトラフィックを、他方の通信網へ迂回させる技術である。
従来、携帯端末が、無線LANエリアに近づいていることを検知した際、無線LANインタフェースを起動して通信品質を監視し、その通信品質が良い場合に、接続先を携帯電話網から無線LANに切り替える技術がある(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、携帯端末は、無線LANのエリア情報を予め保持しており、現在位置と比較することによって、無線LANインタフェースの起動タイミングを決定している。携帯端末は、その無線LANのエリア情報を、ネットワークを介してサーバから予めダウンロードする。
また、他の技術として、スマートフォン用のアプリケーションツールであって、加速度センサを常時起動しており、停止状態が所定時間継続した場合、無線LANインタフェースを自動的に起動する技術がある(例えば非特許文献1参照)。
尚、加速度センサを用いた他の技術として、ユーザの移動状態(歩行、走行、停止、自転車、自動車、バス、電車)を推定する技術もある(例えば非特許文献2参照)。この技術によれば、携帯端末を鞄の中で所持するだけで、加速度データから移動状態を推定し、ライフログを自動的に生成して蓄積することができる。但し、当該携帯端末に対するユーザの操作等の移動と異なる動きがノイズとなって、移動状態を正確にする推定することまでは難しい。
特開2012−5036号公報
「京セラ インテリジェントWi-Fi」、[online]、[平成25年8月24日検索]、インターネット<URL:http://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/consumer/202k/function3/index.html> 小林亜令、岩本健嗣、西山智、「携帯電話を用いたユーザ移動状態推定方式」、情報処理学会論文誌、Vol.50, No.1, pp.193-208, 2009、[online]、[平成25年8月24日検索]、インターネット<URL:http://ci.nii.ac.jp/naid/10021819284>
無線LANに自動的に接続する場合、携帯端末は、携帯電話網の接続中であっても、アクセスポイントを常時サーチする必要がある。当該携帯端末の現在位置の周辺にアクセスポイントが存在しない場合であっても、無線LANインタフェースを起動しておく必要があり、バッテリに対する無駄な消費電力を要する。
これに対して、特許文献1に記載の技術によれば、携帯端末が予め無線LANエリア情報を記憶しておくことによって、無線LANエリアを常時サーチする必要がない。しかしながら、無線LANエリア情報は、実際の状況に対応して常時更新されなければならない。また、携帯端末は、測位部を常時起動し、現在位置と無線LANエリア情報とを常に比較しなければならず、バッテリに対する無駄な消費電力を要する。
また、非特許文献1に記載の技術によれば、無線LANインタフェースを常時起動させておく必要は無いが、移動状態の判定のために、加速度センサを常時起動させておく必要がある。バッテリに対する消費電力の観点からは、加速度センサ自体の消費電力は、無線LANインタフェースの消費電力と比較して少ない。しかしながら、加速度センサから得られた加速度データから、移動状態を推定するための演算処理のために、CPUの処理負荷によって消費電力が高くなる。
そこで、本発明は、できる限り消費電力を抑制しつつ、データオフロード先となる無線ネットワークを検知して無線リンクを接続することができる方法、携帯端末及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、アクセスポイントと通信する無線通信部と、移動検知センサと、ユーザインタフェースとを備えた携帯端末の無線リンク接続方法において、
ユーザインタフェースが起動された時、無線通信部及び移動検知センサの両方を起動する第1のステップと、
無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2のステップと、
第2のステップについて真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第3のステップと、
第3のステップについて真と判定された際、無線通信部が、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の無線リンク接続方法における他の実施形態によれば、
ユーザインタフェースは、ユーザによって視認されるディスプレイであって、
第1のステップについて、ユーザインタフェースが起動された時とは、当該携帯端末に対するユーザ操作によってスリープ状態から復帰した時であることも好ましい。
本発明の無線リンク接続方法における他の実施形態によれば、
当該携帯端末は、所望接続先のアクセスポイント識別子を予め記憶しており、
第2のステップ及び第3のステップは、
無線通信部によって検知されたアクセスポイントが、予め記憶されたアクセスポイント識別子と一致するか否かを判定し、
所定検知時間の間に移動検知センサから収集したデータによって、非移動状態にあるか否かを判定するものであることも好ましい。
本発明の無線リンク接続方法における他の実施形態によれば、
移動検知センサは、加速度センサであり、
当該携帯端末は、加速度データからFFT(Fast Fourier Transform)によって算出された所定次元のモデル特徴ベクトルに、移動確率piを対応付けたモデルデータを予め記憶しており、
第2のステップ及び第3のステップにおける非移動状態の判定について、
加速度センサから出力された加速度データに対して、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元の現ベクトルを算出し、
現ベクトルとの間の距離が最も近いモデル特徴ベクトルを検索し、
モデル特徴ベクトルに対応付けられた移動確率piを取得し、
単位時間毎の移動確率p(t)を所定時間取得し、複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定することも好ましい。
本発明の無線リンク接続方法における他の実施形態によれば、
第3のステップの所定検知時間は、第2のステップの所定検知時間よりも短く、且つ、複数回繰り返されるものであり、
第3のステップの非移動状態の判定は、所定検知時間の経過毎に、
過去の複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定すると共に、繰り返し処理を停止することも好ましい。
本発明の無線リンク接続方法における他の実施形態によれば、
モデルデータは、
多数の異なる移動状態で予め計測された加速度データから、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元のモデルベクトルを算出し、
複数のモデルベクトルをクラスタリングによって所定個数のクラスタに分類し、
クラスタ毎に、代表となるモデル特徴ベクトルを算出し、
モデル特徴ベクトルに、当該クラスタの移動状態に対応する移動確率piを対応付ける
ことによって作成されたものであることも好ましい。
本発明によれば、アクセスポイントと通信する無線通信部と、移動検知センサと、ユーザインタフェースとを備えた携帯端末において、
ユーザインタフェースが起動された時、無線通信部及び移動検知センサの両方を起動する起動開始制御手段と、
無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第1の判定手段と、
第1の判定手段について真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2の判定手段と、
第2の判定手段について真と判定された際、無線通信部を用いて、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する無線リンク接続手段と
を有することを特徴とする。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
ユーザインタフェースは、ユーザによって視認されるディスプレイであって、
起動開始制御手段について、ユーザインタフェースが起動された時とは、当該携帯端末に対するユーザ操作によってスリープ状態から復帰した時であることも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
所望接続先のアクセスポイント識別子を予め記憶しており、
第1の判定手段及び第2の判定手段は、
無線通信部によって検知されたアクセスポイントが、予め記憶されたアクセスポイント識別子と一致するか否かを判定し、
所定検知時間の間に移動検知センサから収集したデータによって、非移動状態にあるか否かを判定するものであることも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
移動検知センサは、加速度センサであり、
加速度データからFFTによって算出された所定次元のモデル特徴ベクトルに、移動確率piを対応付けたモデルデータを予め記憶したモデルデータ記憶手段を更に有し、
第1の判定手段及び第2の判定手段における非移動状態の判定について、
加速度センサから出力された加速度データに対して、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元の現ベクトルを算出し、
現ベクトルとの間の距離が最も近いモデル特徴ベクトルを検索し、
モデル特徴ベクトルに対応付けられた移動確率piを算出し、
単位時間毎の移動確率p(t)を所定時間取得し、複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定することも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
第2の判定手段の所定検知時間は、第1の判定手段の所定検知時間よりも短く、且つ、複数回繰り返されるものであり、
第2の判定手段の非移動状態の判定は、所定検知時間の経過毎に、
過去の複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定すると共に、繰り返し処理を停止することも好ましい。
本発明の携帯端末における他の実施形態によれば、
モデルデータは、
多数の異なる移動状態で予め計測された加速度データから、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元のモデルベクトルを算出し、
複数のモデルベクトルをクラスタリングによって所定個数のクラスタを分類し、
クラスタ毎に、代表となるモデル特徴ベクトルを算出し、
モデル特徴ベクトルに、当該クラスタの移動状態に対応する移動確率piを対応付ける
ことによって作成されたものであることも好ましい。
本発明によれば、アクセスポイントと通信する無線通信部と、移動検知センサと、ユーザインタフェースとを備えた携帯端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
ユーザインタフェースが起動された時、無線通信部及び移動検知センサの両方を起動する起動開始制御手段と、
無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第1の判定手段と、
第1の判定手段について真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2の判定手段と、
第2の判定手段について真と判定された際、無線通信部を用いて、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する無線リンク接続手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の無線リンク接続方法、携帯端末及びプログラムによれば、できる限り消費電力を抑制しつつ、データオフロード先となる無線ネットワークを検知して無線リンクを接続することができる。
本発明における携帯端末の移動に応じた無線ネットワークの接続制御を表す説明図である。 本発明における携帯端末の機能構成図である。 本発明における携帯端末の処理を表すフローチャートである。 本発明における移動に応じた携帯端末の処理を表す説明図である。 本発明における加速度データに基づく非移動状態の判定を表す説明図である。 本発明におけるモデルデータの生成を表す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明における携帯端末の移動に応じた無線ネットワークの接続制御を表す説明図である。
図1のシステムによれば、2つの無線ネットワークが配置されている。
(1)第1の無線ネットワーク:無線WAN(Wide Area Network)(例えば携帯電話網やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)網)
(2)第2の無線ネットワーク:無線LAN(Local Area Network)
尚、以下では、無線WANは携帯電話網であるとして説明する。
携帯端末1は、ハードウェアとして、少なくとも以下の4つの機能部を備えている。
(1)無線WANに接続する第1の無線通信部
(2)無線LANに接続する第2の無線通信部
(3)ディスプレイのようなユーザインタフェース
(4)加速度センサのような移動検知センサ
ユーザに所持された携帯端末1は、当該ユーザと共に移動する。また、携帯端末1は、いずれに移動しても、無線WANに常時接続されている。
図1によれば、本発明の携帯端末は、以下のようなステップで無線ネットワークの接続が制御される。
(S11)ユーザの移動に伴って、携帯端末1は、所望接続先のアクセスポイントの無線LANエリアに入ったとする。そして、ユーザが、携帯端末1のスイッチを押下して、スリープ状態から復帰させ、ディスプレイのバックライトがオンになったとする。このとき、携帯端末1は、移動検知センサ及び第2の無線通信部の電源を起動する。
次に、ユーザが立ち止まった際、携帯端末1の移動検知センサからのデータによって「非移動状態」が検知される。
また、携帯端末1の第2の無線通信部は、無線LANのアクセスポイントをサーチする。図1によれば、所望接続先のアクセスポイントが発見されたとする。そうすると、携帯端末1は、その後のデータ通信についてデータオフロードを実行するべく、携帯電話網に接続された第1の無線通信部から、無線LANに接続された第2の無線通信部へ切り替える。携帯端末1は、その無線LANエリアに入っている限り、データオフロードを継続する。
(S12)その後、再びユーザが移動し、携帯端末1は、非所望接続先のアクセスポイントの無線LANエリアに入ったとする。そして、ユーザが、携帯端末1のスイッチを押下して、スリープ状態から復帰させたとする。このとき、携帯端末1は、移動検知センサ及び第2の無線通信部の電源を起動する。
次に、ユーザが立ち止まった際、携帯端末1の移動検知センサからのデータによって「非移動状態」が検知される。
また、携帯端末1の第2の無線通信部は、無線LANのアクセスポイントをサーチするが、所望接続先のアクセスポイントが発見されなかったとする。そうすると、携帯端末1は、データオフロードを実行することなく、携帯電話網とのデータ通信を継続する。
尚、本発明によれば、利用用途として、携帯端末が、固定型アクセスポイントへの接続シーケンスの開始タイミングを図ることを想定しており、モバイルルータのような移動型アクセスポイントへの接続までは想定していない。
図2は、本発明における携帯端末の機能構成図である。
図3は、本発明における携帯端末の処理を表すフローチャートである。
図4は、本発明における移動に応じた携帯端末の処理を表す説明図である。
携帯端末1は、ハードウェアとして、携帯電話網に接続する第1の無線通信部101と、無線LANに接続する第2の無線通信部102と、ディスプレイのようなユーザインタフェース103と、移動検知のための加速度センサ104とを有する。尚、加速度センサ104は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)技術によって形成された、例えば静電容量方式又はピエゾ抵抗方式の3軸タイプの加速度計測計であってもよい。
また、携帯端末1は、通信切替部110と、起動開始制御部111と、第1の判定部112と、第2の判定部113と、無線リンク接続部114と、モデルデータ記憶部115とを有する。これら機能構成部は、携帯端末1に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、このプログラムは、スマートフォンにインストール可能な、「WiFi接続ツール」アプリケーションであってもよい。
最初に、ユーザ操作によって、ユーザインタフェース103が起動されたとする。これは、当該携帯端末に対するユーザ操作によってスリープ状態から復帰した時である。このとき、ディスプレイのバックライトがオンになる。本発明におけるデータオフロードは、ユーザインタフェース103が起動された時から、データオフロードの判定処理が開始される。
[起動開始制御部111]
(S311)起動開始制御部111は、ユーザインタフェース103が起動された時、無線LANインタフェースの第2の無線通信部102を起動する。
(S321)また、起動開始制御部111は、加速度センサ104も同時に起動する。
[第1の判定部112]
(S312)第1の判定部112は、第2の無線通信部102の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知する。所望接続先のアクセスポイントの識別子は、携帯端末1に予めリスト化して記憶されている。アクセスポイントの識別子は、具体的にはSSID(Service Set IDentifier)であり、勿論、BSSID(Basic SSID)であってもよい。例えば携帯電話網の通信事業者が、自ら設置するアクセスポイントの全てに、同一文字列を含むSSIDを設定することも好ましい。この場合、自社の携帯電話網におけるデータ通信を、自社の無線LANにデータオフロードすることができる。
尚、RSSI(Received Signal Strength Indication、Received Signal Strength Indicator)の受信感度が、所定閾値以下となるアクセスポイントは、検知できなかったものとすることも好ましい。
(S313)第1の判定部112は、第2の無線通信部102によって検知されたアクセスポイント識別子が、予め記憶されたアクセスポイント識別子と一致するか否かを判定する。所望接続先のアクセスポイント識別子と一致しなかった場合、その処理を終了する。図4のS313によれば、アクセスポイントの検知に、一般に3〜5秒程度を要する。
(S322)第1の判定部112は、所定検知時間、加速度センサ104からのデータを収集する。
(S323)第1の判定部112は、モデルデータ記憶部115を用いて、加速度センサ104から収集した加速度データから「非移動状態」にあるか否かを判定する。図4のS323によれば、所定検知時間として、5秒程度を要する。
モデルデータ記憶部115は、加速度データからFFT(Fast Fourier Transform)によって算出された所定次元(例えば16次元)のモデル特徴ベクトルに、移動確率を対応付けたモデルデータを予め記憶したものである。
モデル特徴ベクトルx <-> 移動確率p
<-> p
<-> p
・・・ <-> ・・・
16 <-> p16
図5は、本発明における加速度データに基づく非移動状態の判定を表す説明図である。
第1の判定部112は、以下のステップで「非移動状態」にあるか否かを判定する。
(ステップ1)加速度センサから出力された加速度データに対して、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元の現ベクトルを算出する。例えば以下のような数値例で実現することできる。
加速度センサから出力される加速度データのサンプリングレート: 16Hz
FFTの所定時間窓幅: 2秒
FFTの実行時間間隔: 1秒
これによって、16次元の現ベクトルが算出される。
(ステップ2)現ベクトルとの間の距離が最も近いモデル特徴ベクトルを検索する。
現ベクトル及び複数のモデル特徴ベクトルも、16次元ベクトルであって、両ベクトル間の距離を算出することができる。FFTの実行時間毎(1秒毎)に、現ベクトルに最も近いモデル特徴ベクトルが検索される(パターンマッチング)。
(ステップ3)モデル特徴ベクトルに対応付けられた、時刻tにおける移動確率p(t)を算出する。移動確率p(t)は、FFTが実行される毎に導出される。
(ステップ4)移動確率p(t)を所定時間(直近のTact秒)取得し、複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出する。例えばTact=5秒とすると、移動判定値は、以下のように積算される。
P(t)=p(t-4)×p(t-3)×p(t-2)×p(t-1)×p(t)
t:現在時刻
前述の例では、5秒間の積算値を算出する必要がある。但し、例えばp(t-2)=0となった場合、その時点で積算処理を終了させることもできる。この場合、3秒間分のみで処理を終了させることができる。
(ステップ5)移動判定値P(t)が所定閾値Thact以下である場合に、「非移動状態」にあると判定する。例えば5秒間計測した移動判定値P(t)=0.15であって、所定閾値Thact=0.25である場合、非移動状態にあると判定される。
[第2の判定部113]
(S33)第2の判定部113は、第1の判定部112について真と判定された際、所定時間だけ待機する。図4のS33によれば、5秒程度、待機する。
(S341)第2の判定部113は、再度、第2の無線通信部102の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知する。
(S342)第2の判定部113は、第2の無線通信部102によって検知されたアクセスポイント識別子が、先のS313で検知した所望接続先と同一のアクセスポイント識別子と一致するか否かを判定する。先に検知した所望接続先のアクセスポイント識別子と一致しなかった場合、その処理を終了する。
(S352)第2の判定部113は、再度、加速度センサ104からのデータによって「非移動状態」にあるか否かを判定する。ここで、第2の判定部113の所定検知時間は、第1の判定部112のTact秒と同じである。第1の判定部112に比べて、第2の判定部113は、図4のS33の5秒の間も移動状態判定が継続して動作しているため、早く検知することができる。無線LANスキャンが完了したタイミングの、最新の移動状態判定結果が、S352の結果として利用される。
第2の判定部113の非移動状態の判定は、所定検知時間(例えば1秒)の経過毎に、以下のステップを繰り返す。
(ステップ1)第2の判定部113は、過去の複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出する。
(ステップ2)第2の判定部113は、移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に、「非移動状態」にあると判定すると共に、繰り返し処理を停止する。
[無線リンク接続部114]
(S36)無線リンク接続部114は、第2の判定部113について真と判定された際、無線LANの第2の無線通信部102を用いて、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクの接続シーケンスを開始する。図4のS36によれば、無線LANの接続シーケンスの実行に、約10秒程度を要する。
図4によれば、第1の判定時間(5秒)+待機時間(5秒)+第2の判定時間(5秒)の合わせて15秒程度で、非移動状態を判定し、無線LANの接続シーケンスを開始する。また、第2の判定時間は、1秒毎に非移動状態が判定されるために、最初の1秒で「非移動状態」と判定される場合もある。そうすると、本発明によれば、最短でおよそ11秒(5秒+5秒+1秒)程度で、非移動状態を判定し、無線LANの接続シーケンスを開始することができる。
[モデルデータ記憶部115]
モデルデータ記憶部115は、加速度データからFFTによって算出された所定次元のモデル特徴ベクトルに、移動判定値を対応付けたモデルデータを予め記憶したものである。
図6は、本発明におけるモデルデータの生成を表す説明図である。
図6によれば、モデルデータを、以下のステップで作成する。
(S61)多数の異なる移動状態(例えば徒歩、走行、自転車、停止、自動車、バス、電車の7つの移動状態)で計測された加速度データを入力する。このとき、加速度データ毎に、移動状態のラベルが付与されていていることも好ましい。そして、その加速度データから、所定時間窓幅(例えば2秒)で単位時間(例えば1秒)毎にFFTを実行することによって所定次元(例えば16次元)のモデルベクトルを算出する。所定時間窓幅を2秒とすることによって、1個の16次元のモデルベクトルが導出される。
(S62)複数のモデルベクトルをクラスタリングによって所定個数のクラスタを分類する。クラスタリング方法は、k個のクラスタに分類する非階層型クラスタリングのk-means法であってもよい。クラスタリングによって、多数のモデルベクトルは、例えば徒歩、走行、自転車、停止、自動車、バス、電車の7つの移動状態毎に、およそ分類される。
(S63)クラスタ毎に、代表となるモデル特徴ベクトルを算出する。代表のモデル特徴ベクトルは、1つのクラスタ内の複数のモデルベクトルにおける重心となるベクトルを算出する。
(S64)モデル特徴ベクトルに、当該クラスタの移動状態に対応する移動確率piを対応付ける。各クラスタに含まれる複数のモデルベクトルには、個々に対応する移動状態がある。その移動状態の内訳から、移動確率piを算出する。
例えば、クラスタ1に、徒歩100個、走行150個、自転車10個、停止0個、自動車1個、バス2個、電車3個のベクトルを含む場合、以下のように移動確率piを算出する。
1=(100+150+10)/(100+150+10+0+1+2+3)
分子は常に、徒歩、走行、自転車の和となる。
以上、詳細に説明したように、本発明の無線リンク接続方法、携帯端末及びプログラムによれば、できる限り消費電力を抑制しつつ、データオフロード先となる無線ネットワークを検知して無線リンクを接続することができる。
本発明によれば、携帯端末の移動中に、固定設置されたアクセスポイントに接続してしまうことを避けるために、アクセスポイントの検知と非移動状態の判定との処理を、複数回繰り返している。また、本発明によれば、ユーザ操作によってユーザインタフェースが起動されるまでは、無線LANの無線通信部も移動検知センサも起動していないために、消費電力の観点からも有効である。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 携帯端末
101 第1の無線通信部
102 第2の無線通信部
103 ユーザインタフェース
104 加速度センサ
110 通信切替部
111 起動開始制御部
112 第1の判定部
113 第2の判定部
114 無線リンク接続部
115 モデルデータ記憶部
2 無線LANのアクセスポイント
3 無線WANの基地局

Claims (13)

  1. アクセスポイントと通信する無線通信部と、移動検知センサと、ユーザインタフェースとを備えた携帯端末の無線リンク接続方法において、
    前記ユーザインタフェースが起動された時、前記無線通信部及び前記移動検知センサの両方を起動する第1のステップと、
    前記無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、前記移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2のステップと、
    第2のステップについて真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、前記無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先の前記アクセスポイントを検知し、且つ、前記移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第3のステップと、
    第3のステップについて真と判定された際、前記無線通信部が、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する第4のステップと
    を有することを特徴とする無線リンク接続方法。
  2. 前記ユーザインタフェースは、ユーザによって視認されるディスプレイであって、
    第1のステップについて、前記ユーザインタフェースが起動された時とは、当該携帯端末に対するユーザ操作によってスリープ状態から復帰した時である
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線リンク接続方法。
  3. 当該携帯端末は、所望接続先のアクセスポイント識別子を予め記憶しており、
    第2のステップ及び第3のステップは、
    前記無線通信部によって検知されたアクセスポイントが、予め記憶された前記アクセスポイント識別子と一致するか否かを判定し、
    所定検知時間の間に前記移動検知センサから収集したデータによって、非移動状態にあるか否かを判定するものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の無線リンク接続方法。
  4. 前記移動検知センサは、加速度センサであり、
    当該携帯端末は、加速度データからFFT(Fast Fourier Transform)によって算出された所定次元のモデル特徴ベクトルに、移動確率piを対応付けたモデルデータを予め記憶しており、
    第2のステップ及び第3のステップにおける非移動状態の判定について、
    加速度センサから出力された加速度データに対して、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元の現ベクトルを算出し、
    前記現ベクトルとの間の距離が最も近いモデル特徴ベクトルを検索し、
    前記モデル特徴ベクトルに対応付けられた移動確率piを取得し、
    単位時間毎の移動確率p(t)を所定時間取得し、複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
    前記移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の無線リンク接続方法。
  5. 第3のステップの所定検知時間は、第2のステップの所定検知時間よりも短く、且つ、複数回繰り返されるものであり、
    第3のステップの非移動状態の判定は、所定検知時間の経過毎に、
    過去の複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
    前記移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定すると共に、繰り返し処理を停止する
    ことを特徴とする請求項4に記載の無線リンク接続方法。
  6. 前記モデルデータは、
    多数の異なる移動状態で予め計測された加速度データから、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元のモデルベクトルを算出し、
    複数のモデルベクトルをクラスタリングによって所定個数のクラスタに分類し、
    クラスタ毎に、代表となるモデル特徴ベクトルを算出し、
    前記モデル特徴ベクトルに、当該クラスタの移動状態に対応する移動確率piを対応付ける
    ことによって作成されたものであることを特徴とする請求項4又は5に記載の無線リンク接続方法。
  7. アクセスポイントと通信する無線通信部と、移動検知センサと、ユーザインタフェースとを備えた携帯端末において、
    前記ユーザインタフェースが起動された時、前記無線通信部及び前記移動検知センサの両方を起動する起動開始制御手段と、
    前記無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、前記移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第1の判定手段と、
    第1の判定手段について真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、前記無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先の前記アクセスポイントを検知し、且つ、前記移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2の判定手段と、
    第2の判定手段について真と判定された際、前記無線通信部を用いて、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する無線リンク接続手段と
    を有することを特徴とする携帯端末。
  8. 前記ユーザインタフェースは、ユーザによって視認されるディスプレイであって、
    前記起動開始制御手段について、前記ユーザインタフェースが起動された時とは、当該携帯端末に対するユーザ操作によってスリープ状態から復帰した時である
    ことを特徴とする請求項7に記載の携帯端末。
  9. 所望接続先のアクセスポイント識別子を予め記憶しており、
    第1の判定手段及び第2の判定手段は、
    前記無線通信部によって検知されたアクセスポイントが、予め記憶された前記アクセスポイント識別子と一致するか否かを判定し、
    所定検知時間の間に前記移動検知センサから収集したデータによって、非移動状態にあるか否かを判定するものである
    ことを特徴とする請求項7又は8に記載の携帯端末。
  10. 前記移動検知センサは、加速度センサであり、
    加速度データからFFTによって算出された所定次元のモデル特徴ベクトルに、移動確率piを対応付けたモデルデータを予め記憶したモデルデータ記憶手段を更に有し、
    第1の判定手段及び第2の判定手段における非移動状態の判定について、
    加速度センサから出力された加速度データに対して、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元の現ベクトルを算出し、
    前記現ベクトルとの間の距離が最も近いモデル特徴ベクトルを検索し、
    前記モデル特徴ベクトルに対応付けられた移動確率piを算出し、
    単位時間毎の移動確率p(t)を所定時間取得し、複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
    前記移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の携帯端末。
  11. 第2の判定手段の所定検知時間は、第1の判定手段の所定検知時間よりも短く、且つ、複数回繰り返されるものであり、
    第2の判定手段の非移動状態の判定は、所定検知時間の経過毎に、
    過去の複数の移動確率p(t)を乗算した移動判定値P(t)=Πp(t)を算出し、
    前記移動判定値P(t)が所定閾値以下である場合に非移動状態にあると判定すると共に、繰り返し処理を停止する
    ことを特徴とする請求項10に記載の携帯端末。
  12. 前記モデルデータは、
    多数の異なる移動状態で予め計測された加速度データから、所定時間窓幅で単位時間毎にFFTを実行することによって所定次元のモデルベクトルを算出し、
    複数のモデルベクトルをクラスタリングによって所定個数のクラスタを分類し、
    クラスタ毎に、代表となるモデル特徴ベクトルを算出し、
    前記モデル特徴ベクトルに、当該クラスタの移動状態に対応する移動確率piを対応付ける
    ことによって作成されたものであることを特徴とする請求項10又は11に記載の携帯端末。
  13. アクセスポイントと通信する無線通信部と、移動検知センサと、ユーザインタフェースとを備えた携帯端末に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
    前記ユーザインタフェースが起動された時、前記無線通信部及び前記移動検知センサの両方を起動する起動開始制御手段と、
    前記無線通信部の周辺スキャンによって所望接続先のアクセスポイントを検知し、且つ、前記移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第1の判定手段と、
    第1の判定手段について真と判定された際、所定待機時間経過後、再度、前記無線通信部のスキャンによって先に検知した所望接続先の前記アクセスポイントを検知し、且つ、前記移動検知センサからのデータによって非移動状態にあるか否かを判定する第2の判定手段と、
    第2の判定手段について真と判定された際、前記無線通信部を用いて、所望接続先のアクセスポイントに対して無線リンクを接続する無線リンク接続手段と
    してコンピュータを機能させることを特徴とする携帯端末用のプログラム。
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