JP2012175686A - 無線通信装置、無線通信接続方法および無線通信接続プログラム - Google Patents

無線通信装置、無線通信接続方法および無線通信接続プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】車両の走行速度によらずにインターネットに接続可能な無線通信装置を提供すること。
【解決手段】車載無線通信装置101は、無線LAN通信部201、車内無線LAN検出部203、公衆無線LAN検出部204、車速情報取得部205および通信媒体管理部206を有し、検出される無線LAN信号強度および車速により、公衆無線LANもしくは通信機102を選択しインターネットへ接続する。これにより車載無線通信装置は適切な通信媒体によりインターネットに接続することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線LAN経由で接続された機器を他のネットワーク経由でインターネットに接続可能な通信機を用いてインターネット接続を行う、車両に搭載された無線通信装置、無線通信接続方法および無線通信接続プログラムに関する。
無線LAN(Local Area Network)は、IEEE802.11等の規格に適合し、公衆網や私設網として広く利用されている。当該無線LANに対応した通信端末が無線LANを介してインターネットに接続するという利用がされている。車両に搭載される通信装置の中には、公衆無線LANへの接続機能を有する他、端末自体がインターネットへの接続機能を備えた通信装置があり、当該通信装置によって、車内の無線LAN端末がインターネットに接続できる場合がある。また、車両に携帯電話等の移動通信機を利用者が持ち込み、当該移動通信機が、インターネットに接続可能な他の通信装置とBluetooth(登録商標)等での近距離無線通信が可能であれば、移動通信機はインターネットに接続可能である。なお、Bluetooth(登録商標)には、従来の通信方式に加え、IEEE802.11を通信媒体とするBluetooth3.0+HS(登録商標)が公表されている。
車両で移動する無線LAN端末が、車両外の無線LANネットワークに接続する方法として、無線LANの位置と車両の位置を知り、列車の走行速度を監視し、無線LAN接続が可能な速度になった場合に無線LANにアクセスして接続する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
また、車両内または車両近傍に存在する通信機器を介して車両外部の通信ネットワークに接続する車載無線通信装置として、いくつか存在する通信手段から、受信電波状態、呼状態および電源状態より適切な通信手段を選択して、当該選択された通信手段を介して、車載無線通信装置が車両外部のネットワークに接続する方法が知られている(例えば特許文献2参照)。
特許第4210287号明細書 特開2007−214756号公報
しかしながら、無線LAN端末の移動速度が十分に低速度であるとき無線LANに接続可能な従来技術では、特に高速移動中の車内における無線LAN端末は、無線LANに対応した通信機経由でインターネットに接続することはできない。
また、Bluetooth3.0+HS(商標登録)規格を利用して、車内において受信電波状態等が最も優れている通信機と無線LAN上でBluetooth(登録商標)のデータを送受信している状態では、無線LAN端末の移動速度によらず、当該無線LAN端末は、車外に構築された無線LANを介してインターネットに接続することができない。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、車両の走行速度によらずにインターネットに接続可能な無線通信装置、無線通信接続方法および無線通信接続プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、無線LAN経由で接続された機器を他のネットワーク経由でインターネットに接続可能な通信機を用いてインターネット接続を行う、車両に搭載された無線通信装置であって、無線LANを介した通信を行う無線LAN通信部と、他の機器とTCP/IPでの通信を行うTCP/IP通信部と、前記車両内に構築された車内無線LANを検出する車内無線LAN検出部と、当該無線通信装置が利用可能な公衆無線LANを検出する公衆無線LAN検出部と、前記車両の走行速度を示す車速情報を取得する車速情報取得部と、当該無線通信装置がインターネットに接続するネットアクセスルートを管理する通信媒体管理部と、を備え、前記通信媒体管理部は、前記車速情報が示す前記車両の走行速度がしきい値を超えた状態のとき、前記無線LAN通信部が前記車内無線LAN経由で前記通信機と接続して、前記通信機を介してインターネットに接続する第1のネットアクセスルートを選択する、という構成を有する。
本発明によれば、車両の走行速度によらずにインターネットへの接続を開始又はインターネットの接続を継続することができる。
実施の形態1におけるネットワーク構成図 実施の形態1の車載無線通信装置101の内部構成を示すブロック図 実施の形態1の実施例1を説明する無線接続方法のシーケンス図 実施の形態1の実施例2説明する無線接続方法のシーケンス図 実施の形態2における受信信号強度の時間による変化図 実施の形態3におけるネットワーク構成図 実施の形態4におけるブロック図
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1における車載無線通信装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施の形態1におけるネットワーク構成図である。図1に示すように、車両100には、車載無線通信装置101と、通信機102とが設けられている。車両100が公衆無線LANエリア103の中に存在するとき、車載無線通信装置101は、公衆無線LANエリア103を提供する公衆無線LAN事業者のアクセスポイント111と公衆無線LAN通信105を行うことによりインターネット104にアクセス可能である。通信機102は、車載機器又は携帯電話等の移動通信端末である。通信機102は、車両100の内部に構築された車内無線LAN112を介して、車載無線通信装置101を移動通信事業者網120を介してインターネット104にアクセス可能とする。
図1に示すように、車載無線通信装置101がインターネット104に接続するルートには、公衆無線LAN事業者網110を介した第一のネットアクセスルート108と、車内無線LAN112、通信機102および移動通信事業者網120を介した第二のネットアクセスルート109とがある。なお、本実施形態では、通信機102は、移動通信網の端末として説明されているが、インターネットへの接続手段として、走行中に使用可能な他の通信(路車間通信、車車間通信等)を利用したものであっても良い。また、通信機102の車内での位置づけは、車載機器であっても、携帯電話のように車内に持ち込まれた機器であっても良い。通信機102は、車内における無線LANのアクセスポイントとして機能するが、車内にアクセスポイントが存在する場合、通信機102はアクセスポイント機能を有していなくても良い。
車載無線通信装置101が、インターネット104に接続する場合、その接続ルートの候補として、第一のネットアクセスルート108と第二のネットアクセスルート109が存在する。車載無線通信装置101が第一のネットアクセスルート108を利用するためには、車両100は、公衆無線LANエリア103の中に在圏し続けることが必要である。このとき、車両100は、停止中または無線LAN通信が可能な程度に十分低い速度で走行中であることが求められる。一方、車載無線通信装置101が第二のネットアクセスルート109を利用する場合、車載無線通信装置101は、通信機102と車内無線LAN通信106を行って接続するが、通信機102は移動体通信107を行ってインターネット104に接続する。そのため、移動体通信107の通信速度は、インターネットアクセス速度を決める要因の一つとなる。
車載無線通信装置101は、二つのネットアクセスルートが利用可能な場合、テストツール等でインターネットへの実効通信速度を検証した上で高速の方を採用する。市場における公衆無線LANサービスや移動体通信サービスにより提供されるデータサービスの通信速度を考えた場合、公衆無線LANサービスの方が高速である場合が多い。一方で、車両100が移動時のインターネット104への接続可能性は、上述の理由より、通信機102経由の第二のネットアクセスルート109の方が高い。
図2は、実施の形態1の車載無線通信装置101の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、車載無線通信装置101は、無線LAN通信部201と、TCP/IP通信部202と、車内無線LAN検出部203と、公衆無線LAN検出部204と、車速情報取得部205と、通信媒体管理部206と、車両位置情報取得部207と、公衆無線LAN位置情報取得部208と、公衆無線LAN接続履歴生成部209と、セッション切り替え部210とを備える。なお、車載無線通信装置101の構成要素の全ては、所定のプログラムを実行するマイコンによって実現可能である。
無線LAN通信部201は、認証等の所定の通信手順により無線LANのアクセスポイントに接続し、無線LAN通信を行う。TCP/IP通信部202は、車載無線通信装置101が無線LAN通信部201により無線LANに接続した後、インターネット104上または無線LAN内の機器等とTCP/IPでの通信を行う。
車内無線LAN検出部203は、車内に構築された無線LAN(以下「車内無線LAN」という)112内の機器からのビーコン、または、車内無線LAN112内の機器への接続要求に対する応答を受信する。車内無線LAN検出部203は、ビーコン又は応答に含まれる車内無線LAN112内の機器の各識別子(SSID等)及び各機器からの受信信号強度に応じて、車載無線通信装置101が利用可能な車内無線LAN112を検出する。
公衆無線LAN検出部204は、公衆無線LANからのビーコン、または、公衆無線LAN内のアクセスポイントへの接続要求に対する応答を受信する。公衆無線LAN検出部204は、ビーコン又は応答に含まれる公衆無線LAN内の各アクセスポイントの各識別子(ESSID等)及び各アクセスポイントからの受信信号強度に応じて、車載無線通信装置101が利用可能な公衆無線LANおよびそのアクセスポイントを検出する。
車速情報取得部205は、車両100の走行速度(以下「車速」という)を検出するセンサー又は車両100の他システムから、車速に関する情報(車速情報)を取得する。
通信媒体管理部206は、車載無線通信装置101がインターネット104に接続する際に使用する通信部およびネットワークをアクセスルートとして管理する。また、通信媒体管理部206は、車載無線通信装置101がインターネット104へのアクセスを開始する際に、第一のネットアクセスルート108又は第二のネットアクセスルート109を選択する。
車両位置情報取得部207は、車両100の位置情報を取得するセンサー又は車両100の他のシステムから、車両の位置情報を取得する。
公衆無線LAN位置情報取得部208は、車両に搭載された他のシステムから、または、車両に搭載された他のシステムを経由した車外のシステムから、車両100の位置から車載無線通信装置101が接続可能な公衆無線LANエリア103の位置情報又はアクセスポイント111の位置情報を取得する。
公衆無線LAN接続履歴生成部209は、車載無線通信装置101が公衆無線LANに接続した際の車両位置と公衆無線LANの無線LAN種別を履歴(公衆無線LAN接続履歴)として生成する。なお、公衆無線LAN接続履歴生成部209は、生成した公衆無線LAN接続履歴を図示しない内部メモリに記録する。なお、公衆無線LAN接続履歴は、公衆無線LAN検出部204により参照される。
セッション切り替え部210は、インターネット接続を維持するために、TCP/IP通信のセッションを、利用していたネットアクセスルートから新たに構築したネットアクセスルートに切り替える。
以下、本実施の形態の車載無線通信装置101の処理動作について説明する。
車載無線通信装置101がインターネット104に接続する際、車速情報取得部205は、車速情報を取得する。通信媒体管理部206は、所望の通信速度での公衆無線LANとの接続を実現する車速の上限値Vmaxと車速情報が示す車速Vとを比較する。車速Vが上限値Vmaxを超えている(V>Vmax)場合、通信媒体管理部206は、第二のネットアクセスルート109を構築するための処理を行う。すなわち、車内無線LAN検出部203は車内無線LAN112を検出し、無線LAN通信部201が車内無線LAN112経由で通信機102に接続する。このとき、通信機102は、車内無線LAN112経由で接続した車載無線通信装置101を、移動体通信107を介してインターネット104に接続させる。最終的に、TCP/IP通信部202が、インターネット104上の機器とTCP/IP層での通信を行う。このように、車速Vが上限値Vmaxを超えている場合、車載無線通信装置101は通信機102を介してインターネット接続を行う。
一方、車速Vが上限値Vmax以下(V≦Vmax)の場合、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108を構築するための処理を行う。すなわち、公衆無線LAN検出部204は、無線LAN通信部201が接続すべき公衆無線LANおよびそのアクセスポイントを検出する。次に、無線LAN通信部201は、公衆無線LAN検出部204が検出した公衆無線LANに接続する。最終的に、TCP/IP通信部202が、インターネット104上の機器とTCP/IP層での通信を行う。このように、車速Vが上限値Vmaxを下回っている場合、車載無線通信装置101は公衆無線LANを介してインターネット接続を行う。
同じく、車速Vが上限値Vmax以下(V≦Vmax)の場合、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108を構築する際に次の処理を行っても良い。すなわち、車両位置情報取得部207が車両の位置情報を取得し、さらに、公衆無線LAN位置情報取得部208が、車両位置から無線LAN通信部201が接続可能な公衆無線LANの位置情報を取得しても良い。次に、無線LAN通信部201は、公衆無線LAN位置情報取得部208が取得した公衆無線LANの位置情報に基づいて、最適な公衆無線LANに接続する。最終的に、TCP/IP通信部202が、インターネット104上の機器とTCP/IP層での通信を行う。このように、車速Vが上限値Vmaxを下回っている場合、車両位置が公衆無線LANの位置に近接していれば、車載無線通信装置101は、検出した公衆無線LANを介してインターネット接続を行っても良い。
また、公衆無線LAN接続履歴生成部209は、公衆無線LANへの接続時に車両100の位置と公衆無線LAN上での通信に関わる情報を公衆無線LAN接続履歴として保存する。したがって、車両100が走行中にインターネット接続を行う際、車両位置情報取得部207で得られた現在の車両位置が、過去に接続した公衆無線LAN通信の履歴として公衆無線LAN接続履歴に含まれている場合は、公衆無線LAN検出部204は、接続可能な公衆無線LANを効率良く検出できる。このように、車速Vが上限値Vmaxを下回っている場合、車両位置が過去に公衆無線LANへ接続した位置に近接していれば、車載無線通信装置101は、検出した公衆無線LANを介してインターネット接続を行うことができる。
車載無線通信装置101では、通信機102を介したインターネット接続中に車速Vが上限値Vmaxを下回った場合、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108を構築するための処理を行う。すなわち、公衆無線LAN検出部204は、無線LAN通信部201が接続可能な公衆無線LANを検出し、無線LAN通信部201がその公衆無線LANに接続後、公衆無線LAN経由でのインターネット接続に切り替えられる。このとき、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108にTCP/IP通信のセッションを切り替えるようセッション切り替え部210に指示する。これに伴い、第二のネットアクセスルート109のTCP/IP通信をTCP/IP通信部202が終了し、無線LAN通信部201は、通信機102との車内無線LAN通信106を終了する。このように、車載無線通信装置101では、通信機102を介してインターネット接続を行っているときに車速Vが上限値Vmax以下となったときには、公衆無線LANを検出し、当該検出した公衆無線LANに接続してインターネットに接続した後に、セッションの切り替えを行う。さらに、車載無線通信装置101では、通信機102を介した車内無線LAN通信106を終了する。
逆に、車載無線通信装置101では、公衆無線LANを介したインターネット接続中に車速Vが上限値Vmaxを超えた場合、通信媒体管理部206は、第二のネットアクセスルート109を構築するための処理を行う。すなわち、車内無線LAN検出部203は、車内無線LAN112およびそのアクセスポイントを検出し、無線LAN通信部201がその車内無線LAN112に接続した後、通信機102を介したインターネット接続に切り替えられる。このとき、通信媒体管理部206は、第二のネットアクセスルート109にTCP/IP通信のセッションを切り替えるようセッション切り替え部210に指示する。これに伴い、第一のネットアクセスルート108のTCP/IP通信をTCP/IP通信部202が終了し、無線LAN通信部201は、公衆無線LAN通信を終了する。このように、車載無線通信装置101では、公衆無線LANを介したインターネット接続を行っているときに車速Vが上限値Vmaxを超えたときには、通信機102を介した車内無線LAN接続してインターネットに接続した後に、セッションの切り替えを行う。さらに、車載無線通信装置101では、公衆無線LAN通信105を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、車両の走行速度に応じて車内又は車外の適切な無線LANに接続し、その接続した無線LAN経由でインターネットに接続することができる。
(実施例1)
以下、車載無線通信装置101におけるネットワーク経由でのインターネット接続の実施例1について、図3参照して説明する。図3は、車載無線通信装置101における実施例1での無線接続を示すシーケンス図である。
アクセスポイントAは、車両100内の車内無線LAN112のアクセスポイントである。アクセスポイントB及びアクセスポイントCは、公衆無線LANのアクセスポイントである。車内無線LAN検出ステップS1では、無線LAN通信部201が、車内無線LAN112のアクセスポイントAからのビーコンを受信する、または、接続要求に対するアクセスポイントAからの応答を受信して、車内無線LAN検出部203が車内無線LAN112を検出する。このとき、車内無線LAN検出部203は、車内無線LAN112を検出した際のアクセスポイントAからの受信信号強度を計測する。
次に、車速検出ステップS2では、車速情報取得部205は、車速情報を取得する。次に、公衆無線LAN検出ステップS3では、無線LAN通信部201が、公衆無線LANのアクセスポイントBおよびアクセスポイントCからのビーコンを受信する、または、接続要求に対するアクセスポイントBおよびアクセスポイントCからの各応答を受信して、公衆無線LAN検出部204が、車載無線通信装置101が利用可能な公衆無線LANを検出する。このとき、公衆無線LAN検出部204は、公衆無線LANを検出した際のアクセスポイントBおよびアクセスポイントCからの各受信信号強度を計測する。次に、車内無線LAN接続ステップS4では、無線LAN通信部201が車内無線LAN112に接続し、車載無線通信装置101は通信機102を介してインターネット接続を開始する。
以下、車速Vが上限値Vmaxを超えたときの各ステップにおける動作の詳細について説明する。
車内無線LAN検出ステップS1では、無線LAN通信部201が車内無線LAN112を検出し、車内無線LAN検出部203が、アクセスポイントAからの受信信号強度a1を計測する。車速検出ステップS2では、車速情報取得部205は、車速情報が示す車速Va1を検出する。公衆無線LAN検出ステップS3では、公衆無線LAN検出部204が公衆無線LANを検出し、アクセスポイントBからの受信信号強度b1およびアクセスポイントCからの受信信号強度c1を計測する。その際、車速検出ステップS2おいて、車速情報取得部205は、車速情報がそれぞれ示す車速Vb1,Vc1を検出する。
アクセスポイントBおよびアクセスポイントCが同時に検出される場合もあるが、同時でない場合は、車速情報取得部205は、それぞれが検出された後に車速検出ステップS2により車速を検出する。なお、車両100から検出できる各無線LANの受信信号強度の測定と信号測定時の車速の検出といった一連の流れを一定期間(Nサイクル)繰り返す。
車内無線LAN接続ステップS4では、通信媒体管理部206が、各サイクルで測定された車速と、所望の通信速度での公衆無線LANとの接続を実現する車速の上限値Vmaxとを比較する。また、通信媒体管理部206は、測定された無線LANの受信信号強度RSSIと、無線LANがある通信速度で機能するための最小の受信信号強度RSSIminとを比較する。車内無線LAN接続ステップS4では、Vai>Vmax、Vbi>Vmax、Vci>Vmax(1≦i≦N)、かつ、RSSIi>RSSImin(1≦i≦N)の条件を満たすときに車載無線通信装置101が車内無線LAN112のアクセスポイントAに接続し、通信機102を介してインターネットに接続を開始する。
このように、車内無線LAN検出ステップS1、車速検出ステップS2、公衆無線LAN検出ステップS3および車内無線LAN接続ステップS4を行うことにより、インターネット接続に際して車速Vが上限値Vmaxを超えた場合には、車内無線LAN112を検出して接続し、通信機102を介したインターネット接続を開始できるため、適切なネットアクセスルートを選択できる。
(実施例2)
以下、車載無線通信装置101におけるネットワーク経由でのインターネット接続の実施例2について、図4を参照して説明する。図4は、車載無線通信装置101における実施例2でのシーケンス図である。なお、ステップS1〜S3は図3に示した実施例1と同様であるため説明を省略する。
公衆無線LAN接続ステップS5では、無線LAN通信部201が公衆無線LANとして検出されたアクセスポイントに接続し、車載無線通信装置101はインターネットへの接続を開始する。
以下、車速Vが上限値Vmax以下となったときの各ステップにおける動作の詳細について説明する。なお、なお、ステップS1〜S3は図3に示した実施例1と同様であるため説明を省略する。
公衆無線LAN接続ステップS5は、通信媒体管理部206が、各サイクルで測定された車速と、所望の通信速度での公衆無線LANとの接続を実現する車速の上限値Vmaxとを比較する。また、通信媒体管理部206は、測定された無線LANの受信信号強度RSSI(アクセスポイントBの受信信号強度RSSIbi、アクセスポイントCの受信信号強度RSSIci)と、無線LANがある通信速度で機能するための最小の受信信号強度RSSIminとを比較する。公衆無線LAN接続ステップS5では、Vai≦Vmax、Vbi≦Vmax、Vci≦Vmax(1≦i≦N)、かつ、RSSIi>RSSImin(1≦i≦N)の条件を満たすときに車載無線通信装置101が公衆無線LANであるアクセスポイントBに接続し、インターネットに接続を開始する。この例で、さらにRSSIci>RSSImin(1≦i≦N)であれば、直近の受信号強度の測定結果の大きいアクセスポイントCに接続し、インターネット接続を開始する。
このように、車内無線LAN検出ステップS1、車速検出ステップS2、公衆無線LAN検出ステップS3および公衆無線LAN接続ステップS5を行うことにより、インターネット接続に際して車速Vが上限値Vmax以下の場合には、公衆無線LANを検出して、当該公衆無線LANを介したインターネット接続を開始できるため、適切なネットアクセスルートを選択できる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における車載無線通信装置について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態1で示した図1のネットワーク構成および図2の車載無線通信装置の内部構成は、実施の形態1とほぼ同じである。
実施の形態1で、車載無線通信装置101が車内無線LAN112に接続する際に、車内無線LAN検出部203が車内無線LAN112の識別子(SSID等)を知らない場合がある。無線LAN通信部201は、無線LANをスキャンすることにより、複数の無線LANアクセスポイント(AP)を捕捉する。図5は、無線LAN通信部201が捕捉したアクセスポイントA、B、Cの各受信信号強度の時間による変化例である。図5中、アクセスポイントAの受信信号強度の各プロットには符号a1、a2等を付した。また、アクセスポイントBの受信信号強度の各プロットには符号b1、b2等を付した。また、アクセスポイントCの受信信号強度の各プロットには符号c1、c2等を付した。
車内無線LAN112は、車外の公衆無線LANエリア103と比べて、車両100が移動中であったとしても車載無線通信装置101との距離や遮蔽物等の無線環境は時間に依存する変化が少ない。したがって、車内無線LAN検出部203は、各アクセスポイントについて直近の複数回の受信信号強度RSSIが規定の変動量(D)以下で、かつ、無線LANがある通信速度で機能するための最小の受信信号強度RSSIminを上回っているアクセスポイントを選択する。本実施の形態では、引数i、kが判定する測定の任意の番号であるとして、|RSSIi−RSSIk|<D かつ RSSIi>RSSIminを満たすアクセスポイントを車内無線LAN112のアクセスポイントと見なす。
このように、車載無線通信装置101は、インターネット接続に際し、車速Vが上限値Vmaxを超えた場合には、接続可能な無線LANで、受信信号強度RSSIの時間変化が一定時間内で一定量(D)以下であるものに接続するため、実施の形態1の実施例1と同様の手順でインターネット104に接続することができる。また、車載無線通信装置101が公衆無線LANを介してインターネット接続を行っている際に、車速Vが上限値Vmaxを超えた場合には、接続可能な無線LANで、受信信号強度RSSIの時間変化が一定時間内で一定量(D)以下であるものに接続ため、実施の形態1の実施例1と同様の手順でインターネット接続後にセッションの切り替えを行い、公衆無線LANとの接続を切断することで、インターネット接続を継続できる。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3におけるネットワーク構成図である。実施の形態3のネットワーク構成が実施の形態1のネットワーク構成と異なる点は、車載無線通信装置301が、通信機102とBluetooth(商標登録)による通信(以下「Bluetooth通信」という)401を行うことができる点である。この点以外は実施の形態1と同様であり、図6において、図1と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。
本実施の形態の車載無線通信装置301は、Bluetooth通信401と同時に車内無線LAN通信106も可能である。すなわち、Bluetooth3.0+HS(商標登録)のように、車載無線通信装置301は、Bluetoothのプロファイルの通信のために、Bluetoothの通信規格の手順に従い車内無線LAN通信106を使用する。通信機102は、車内無線LAN通信106で接続された車載無線通信装置301を移動通信事業者網を介してインターネット104にアクセスさせる。なお、車内無線LAN通信106を使用したBTデータ(Bluetoothのプロファイル)の通信を停止する際、車載無線通信装置301は、Bluetoothの通信規格の手順に従い車内無線LAN通信106を切断する。
図6に示すように、車載無線通信装置301がインターネット104に接続するルートには、実施の形態1で説明した第一のネットアクセスルート108および第二のネットアクセスルート109に加え、車内無線LAN通信106、通信機102および移動通信事業者網120を介した第三のネットアクセスルート139が含まれる。車載無線通信装置301と通信機102の通信が車内無線LAN112を介するため、インターネットアクセスの選択におけるアクセス実行速度、接続機会の良し悪しによる条件は実施の形態1と同様である。
図7は、実施の形態3の車載無線通信装置301の内部構成を示すブロック図である。図7に示すように、実施の形態3の車載無線通信装置301は、実施の形態1の車載無線通信装置101が備える構成要素に加えて、BT通信部501およびBT−IP通信接続切断部502を備える。なお、実施の形態1と同一又は同等部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
BT通信部501は、Bluetooth通信(商標登録)を行う。また、BT通信部501は、無線LAN通信部201を制御し、BTデータ(Bluetoothのプロファイル)を車内無線LAN112を経由して通信機102に送受信する。BT−IP通信接続切断部502は、BT通信部501を制御することにより、TCP/IP通信をBTデータとして車内無線LAN112上で通信させることを開始又は停止する。
以下、本実施の形態の車載無線通信装置301の処理動作について説明する。
車載無線通信装置301がインターネット104に接続する際に、車速情報取得部205は、車速情報を取得する。通信媒体管理部206は、所望の通信速度での公衆無線LANとの接続を実現する車速の上限値Vmaxと車速情報が示す車速Vとを比較する。車速Vが上限値Vmaxを超えていた(V>Vmax)場合には、通信媒体管理部206は第三のネットアクセスルート139を構築するための処理を行う。すなわち、BT通信部501は、通信機102とBluetooth通信を開始して、さらに、無線LAN通信部201を制御することにより、通信機102と車内無線LAN112を介して接続する。また、BT−IP通信接続切断部502は、BT通信部501を制御し、BTデータとしてTCP/IP通信を車内無線LAN112上で開始させる。TCP/IP通信部202は、Bluetooth通信により接続した通信機102を介してインターネット104上の各機器とTCP/IP層での通信を行う。このように、車速Vが上限値Vmaxを超えている場合、車載無線通信装置301は通信機102とBluetooth通信を行い、BTデータを無線LAN上で送受信するインターネット接続を行う。一方、車速Vが上限値Vmax以下(V≦Vmax)の場合は実施の形態1と同様である。
車載無線通信装置301は、通信機102を介したインターネット接続中に車速Vが上限値Vmaxを下回った場合、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108を構築するための処理を行う。すなわち、公衆無線LAN検出部204は、無線LAN通信部201が接続可能な公衆無線LANを検出し、無線LAN通信部201がその公衆無線LANに接続後、公衆無線LAN経由でのインターネット接続に切り替えられる。このとき、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108にTCP/IP通信のセッションを切り替えるようセッション切り替え部210に指示する。これに伴い、第二のネットアクセスルート109のTCP/IP通信をTCP/IP通信部202が終了し、BT−IP通信接続切断部502がBT通信部501を制御することにより、車内無線LAN112上のBTデータ送受信を停止し、無線LAN通信部201は、通信機102との車内無線LAN通信106を終了する。このように、車載無線通信装置301では、通信機102を介してBluetooth通信を行いBTデータを無線LAN上に送受信することによりインターネット接続を行っているときに車速Vが上限値Vmax以下となったときには、公衆無線LANを検出し、当該検出した公衆無線LANに接続してインターネットに接続した後に、セッションの切り替えを行う。さらに、車載無線通信装置301では、通信機102へのBTデータを無線LAN上に送受信することを停止し、通信機102を介した車内無線LAN通信106を終了する。
逆に、車載無線通信装置301では、公衆無線LANを介したインターネット接続中に車速Vが上限値Vmaxを超えた場合、通信媒体管理部206は、第三のネットアクセスルート139を構築するための処理を行う。すなわち、BT通信部501は、通信機102とBluetooth通信を開始し、さらに、無線LAN通信部201を制御することにより、通信機102と車内無線LAN112を介して接続する。BT−IP通信接続切断部502は、BT通信部501を制御して、BTデータとしてTCP/IP通信を車内無線LAN112上で開始する。車載無線通信装置301は、TCP/IP通信部202により通信機102を経由してインターネット104に接続する。通信媒体管理部206は、セッション切り替え部210が第三のネットアクセスルート139にTCP/IP通信のセッションを切り替える。このとき、通信媒体管理部206は、第一のネットアクセスルート108のTCP/IP通信のセッションを切り替えるようセッション切り替え部210に指示する。これに伴い、第一のネットアクセスルート108のTCP/IP通信をTCP/IP通信部202が終了し、無線LAN通信部201は、公衆無線LAN無線を終了する。このように、車載無線通信装置301では、公衆無線LANを介したインターネット接続を行っているときに車速Vが上限値Vmaxを超えたときには、通信機102を介して車内無線LAN112に接続して、Bluetooth通信を行い、BTデータを無線LAN上に送受信することによりインターネットに接続した後に、セッションの切り替えを行う。さらに、車載無線通信装置301では、公衆無線LANとの接続を切断する。
本発明に係る車載無線通信装置は、公衆無線LAN又は車両内の通信機を介してインターネット接続を行う無線通信装置等として有用である。
100 車両
101,301 車載無線通信装置
102 通信機
103 公衆無線LANエリア
104 インターネット
105 公衆無線LAN通信
106 車内無線LAN通信
107 移動体通信
108 第一のネットアクセスルート
109 第二のネットアクセスルート
110 公衆無線LAN事業者網
111 アクセスポイント
112 車内無線LAN
120 移動通信事業者網
139 第三のネットアクセスルート
201 無線LAN通信部
202 TCP/IP通信部
203 車内無線LAN検出部
204 公衆無線LAN検出部
205 車速情報取得部
206 通信媒体管理部
207 車両位置情報取得部
208 公衆無線LAN位置情報取得部
209 公衆無線LAN接続履歴生成部
210 セッション切り替え部
401 Bluetooth通信
501 BT通信部
502 BT−IP通信接続切断部
S1 車内無線LAN検出ステップ
S2 車速検出ステップ
S3 公衆無線LAN検出ステップ
S4 車内無線LAN接続ステップ
S5 公衆無線LAN接続ステップ

Claims (11)

  1. 無線LAN経由で接続された機器を他のネットワーク経由でインターネットに接続可能な通信機を用いてインターネット接続を行う、車両に搭載された無線通信装置であって、
    無線LANを介した通信を行う無線LAN通信部と、
    他の機器とTCP/IPでの通信を行うTCP/IP通信部と、
    前記車両内に構築された車内無線LANを検出する車内無線LAN検出部と、
    当該無線通信装置が利用可能な公衆無線LANを検出する公衆無線LAN検出部と、
    前記車両の走行速度を示す車速情報を取得する車速情報取得部と、
    当該無線通信装置がインターネットに接続するネットアクセスルートを管理する通信媒体管理部と、を備え、
    前記通信媒体管理部は、前記車速情報が示す前記車両の走行速度がしきい値を超えた状態のとき、前記無線LAN通信部が前記車内無線LAN経由で前記通信機と接続して、前記通信機を介してインターネットに接続する第1のネットアクセスルートを選択することを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記通信媒体管理部は、前記車両情報が示す前記車両の走行速度が前記しきい値以下の状態のとき、前記無線LAN通信部が利用可能な公衆無線LANに接続し、当該公衆無線LANを介してインターネットに接続する第2のネットアクセスルートを選択することを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記通信媒体管理部は、前記車両の走行速度が前記しきい値を超えた場合には、前記無線LAN通信部が接続可能な無線LANの内、受信信号強度の時間変化が一定時間内で一定量以下の無線LANに接続することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
  4. 前記車両の位置情報を取得する車両位置情報取得部と、
    当該無線通信装置が接続可能な公衆無線LANの位置情報を取得する公衆無線LAN位置情報取得部と、を備え、
    前記通信媒体管理部は、前記車両の走行速度が前記しきい値以下の状態のとき、前記車両の位置情報が示す位置が前記公衆無線LANの位置情報が示す位置に近接していれば、前記公衆無線LAN検出部が検出した公衆無線LANに前記無線LAN通信部が接続し、当該公衆無線LANを介してインターネットに接続する第2のネットアクセスルートを選択することを特徴とする請求項1又は3に記載の無線通信装置。
  5. 前記車両の位置情報を取得する車両位置情報取得部と、
    当該無線通信装置と公衆無線LANとの接続履歴を生成する公衆無線LAN接続履歴生成部と、を備え、
    前記通信媒体管理部は、前記車両の走行速度が前記しきい値以下の状態のとき、前記車両の位置情報が示す位置が前記接続履歴が示す過去に当該無線通信装置が接続した公衆無線LANの位置に近接していれば、前記公衆無線LAN検出部が検出した公衆無線LANに前記無線LAN通信部が接続し、当該公衆無線LANを介してインターネットに接続する第2のネットアクセスルートを選択することを特徴とする請求項1又は3に記載の無線通信装置。
  6. 前記通信機は、当該無線通信装置と近距離無線通信規格による通信が可能であり、さらに前記近距離無線通信規格の手順に従い無線LAN通信を行い、近距離無線通信で搬送していたデータを無線LAN通信で搬送することが可能であり、
    当該無線通信装置は、前記通信機と近距離無線通信規格による通信を行い、前記近距離無線通信規格の手順に従い無線LAN通信を制御するBT通信部を備え、
    前記通信媒体管理部は、前記車速情報が示す前記車両の走行速度が前記しきい値を超えた状態のとき、前記BT通信部が前記通信機と接続して、前記通信機を介してインターネットに接続する第3のネットアクセスルートを選択することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  7. 前記TCP/IP通信部が行うTCP/IPでの通信のセッションを、別のネットアクセスルートに切り替えるセッション切り替え部を備え、
    当該無線通信装置が前記第1のネットアクセスルート又は前記第3のネットアクセスルートでインターネット接続を行っているときに、前記車両の走行速度が前記しきい値以下になると、前記通信媒体管理部は、前記公衆無線LAN検出部が検出した公衆無線LANに前記無線LAN通信部が接続して前記第2のネットアクセスルートを構築した後、前記セッションを前記第1のネットアクセスルート又は前記第3のネットアクセスルートから前記第2のネットアクセスルートに切り替えるよう前記セッション切り替え部に指示し、前記第3のネットアクセスルートを構築していた場合には前記BT通信部が前記近距離無線通信規格の手順に従い無線LAN通信を切断することを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  8. 前記TCP/IP通信部が行うTCP/IPでの通信のセッションを、別のネットアクセスルートに切り替えるセッション切り替え部を備え、
    当該無線通信装置が前記第2のネットアクセスルートでインターネット接続を行っているときに、前記車両の走行速度が前記しきい値を超えると、前記通信媒体管理部は、前記無線LAN通信部又は前記BT通信部が前記通信機と接続して前記第1のネットアクセルルート又は前記第3のネットアクセスルートを構築した後、前記セッションを前記第2のネットアクセスルートから前記第1のネットアクセスルート又は前記第3のネットアクセスルートに切り替えるよう前記セッション切り替え部に指示することを特徴とする請求項2〜7のいずれか一項に記載の無線通信装置。
  9. 無線LAN経由で接続された車両に搭載された無線通信装置を他のネットワーク経由でインターネットに接続可能な通信機を用いてインターネット接続する無線通信接続方法であって、
    前記車両の速度情報を取得し、
    前記車速情報が示す前記車両の走行速度がしきい値を超えた状態のとき、前記車内内に構築された車内無線LANを検出し、当該検出した車内無線LAN経由で前記通信機と接続して、前記通信機を介してインターネットに接続する第1のネットアクセスルートを選択することを特徴とする無線通信接続方法。
  10. 前記車両情報が示す前記車両の走行速度が前記しきい値以下の状態のとき、当該無線通信装置が利用可能な公衆無線LANを検出し、当該検出した公衆無線LANに接続し、当該公衆無線LANを介してインターネットに接続する第2のネットアクセスルートを選択することを特徴とする請求項9に記載の無線通信接続方法。
  11. コンピュータを、請求項1〜8に記載の各部として機能させるための無線通信接続プログラム。
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