JP2015070175A - 配線層の接続構造体 - Google Patents

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直樹 大田
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Abstract

【課題】多層配線基板等の、ビア等の層間接続体を介した配線層間の電気的接続を、使用温度や環境温度等に依存することなく良好な状態に保持する。
【解決方法】相対向して配置される少なくとも第1の配線層及び第2の配線層と、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された絶縁層と、前記絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する層間接続体とを具え、前記層間接続体は、一端部が前記第1の配線層に形成された凹部内に収容されるようにして前記第1の配線層と電気的に接触させ、配線層の接続構造体を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、多層配線基板や部品内蔵配線基板等において好適に用いることができる配線層の接続構造体に関する。
近年の電子機器の高性能化・小型化の流れの中、回路部品の高密度化、高機能化が一層求められている。かかる観点より、回路部品を搭載したモジュールにおいても、高密度化、高機能化への対応が要求されている。
例えば、特許文献1には、絶縁層と、この絶縁層の両表面に一体化された配線と、これら配線間を接続するビアとを含み、絶縁層の内部に、電子部品(半導体部品、チップ部品等の能動素子及び/又は受動素子)が埋め込まれた部品内蔵配線板が開示されている。上記電子部品は、上記配線の少なくとも一方にはんだボールやピン等によって電気的に接続される。
一方、上述した電子機器の高性能化に伴って部品内蔵配線基板の多層化が進み、当該部品内蔵配線基板内に含まれる配線層及びこれら配線層を電気的に絶縁するための絶縁層の数も増大するようになる。このような多層配線基板において、配線層間は、これら配線層間に存在する絶縁層を貫通するようにして形成されたビア等の層間接続体によって電気的に接続されるようになる。
しかしながら、配線層の数が増大するとビア等の層間接続体の数も増大するため配線層とビア等との間で接続不良が生じてしまい、配線層間の接続不良が生じて部品内蔵配線基板が機能しなくなるという問題がある。また、上記のような接続不良は、上記部品内蔵配線基板の使用中に当該部品内蔵配線基板の温度が上昇したり、環境温度等が変化したりしてしまうと、ビア等の層間接続体の熱膨張と絶縁層の熱膨張との差に起因してより顕著になってしまうという問題もある。
このような問題に鑑みて、特許文献2には、隣接する絶縁層内に形成された一方のビア等の層間接続体を他方のビア等の層間接続体の内部に突き刺すような構造とし、これらビア同士の接触面積を増大させて互いの接合力を向上させる試みがなされている。
しかしながら、上記技術はビア等の層間接続体同士を直接接合するための技術に関するものであって、配線層とビア等の層間接続体との接合力を向上させること、及びビア等の層間接続体を介した配線層間の接合力の向上については何ら言及していない。
また、電子配線の高速化に伴って絶縁材の低誘電化が図られているが、一般に低誘電率化を実現するためには絶縁材に含まれるガラスクロス等の誘電率の高い補強材を少なくすることが有効である。しかしながら、ガラスクロスを少なくすることで、一般に、絶縁材の熱膨張係数と層間接続体の熱膨張係数との差が大きくなるため、層間接続信頼性が低下してしまう。このため層間接続の信頼性を確保するために、絶縁材料の選択が制限され、電子配線の十分な高速化が達成できない場合もあった。
特開2003−197849号 国際公開2011−24790号
本発明は、多層配線基板等の、ビア等の層間接続体を介した配線層間の電気的接続を、使用温度や環境温度等に依存することなく、良好な状態に保持し、且つ、広い絶縁材料の選択性を有する構造を得ることを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、
相対向して配置される少なくとも第1の配線層及び第2の配線層と、
前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された絶縁層と、
前記絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する層間接続体とを具え、
前記層間接続体は、一端部が前記第1の配線層に形成された凹部内に収容されるようにして前記第1の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体(第1の配線層の接続構造体)に関する。
また、本発明は、
相対向して配置される少なくとも第1の配線層、第2の配線層及び第3の配線層と、
前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された第1の絶縁層と、
前記第2の配線層及び前記第3の配線層間に配設された第2の絶縁層と、
前記第2の絶縁層を貫通し、前記第2の配線層及び前記第3の配線層間を電気的に接続する層間接続体とを具え、
前記第1の絶縁層のヤング率が前記第2の絶縁層の弾性率よりも大きく、
前記層間接続体は、一端部が前記第2の配線層に形成された凹部内に収容されるようにして前記第2の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体(第2の配線層の接続構造体)に関する。
さらに、本発明は、
相対向して配置される少なくとも第1の配線層、第2の配線層及び第3の配線層と、
前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された第1の絶縁層と、
前記第2の配線層及び前記第3の配線層間に配設された第2の絶縁層と、
前記第1の絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する少なくとも2つ以上の第1の層間接続体と、
前記第2の絶縁層を貫通し、前記第2の配線層及び前記第23の配線層間を電気的に接続する第2の層間接続体とを具え、
前記少なくとも2つ以上の第1の層間接続体は、前記第2の層間接続体の両外側に位置し、
前記第2の層間接続体は、一端部が前記第2の配線層の下面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第2の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体(第3の配線層の接続構造体)に関する。
また、本発明は、
相対向して配置される少なくとも第1の配線層、第2の配線層、第3の配線層及び第4の配線層と、
前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された第1の絶縁層と、
前記第2の配線層及び前記第3の配線層間に配設された第2の絶縁層と、
前記第3の配線層及び前記第4の配線層間に配設された第3の絶縁層と、
前記第1の絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する第1の層間接続体と、
前記第2の絶縁層を貫通し、前記第2の配線層及び前記第3の配線層間を電気的に接続する第2の層間接続体と、
前記第3の絶縁層を貫通し、前記第3の配線層及び前記第4の配線層間を電気的に接続する第3の層間接続体とを具え、
前記第1の層間接続体及び前記第3の層間接続体は、前記第2の層間接続体の同一側において外方に位置し、
前記第1の層間接続体は、一端部が前記第2の配線層の上面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第2の配線層と電気的に接触し、
前記第2の層間接続体は、一端部が前記第2の配線層の下面側に形成された凹部内に収容され、他端側が前記第3の配線層の上面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第3の配線層と電気的に接触し、
前記第3の層間接続体は、一端側が前記第3の配線層の下面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第3の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体(第4の配線層の接続構造体)に関する。
なお、本発明における“配線層”とは、信号配線層の他、電源層及びGND層などをも含むものである。
以上、本発明によれば、多層配線基板等の、ビア等の層間接続体を介した配線層間の電気的接続を、使用温度や環境温度等に依存することなく良好な状態に保持することができる。
第1の配線層の接続構造体の一例としての2層配線基板を示す断面図である。 図1に示す層間接続体の矢印Aで示す箇所を拡大して示す図である。 図1及び図2に示す2層配線基板の製造方法を概略的に示す図である。 第2の配線層の接続構造体の一例としての2層配線基板を示す断面図である。 図4に示す層間接続体の矢印Bで示す箇所を拡大して示す図である。 図4及び図5に示す2層配線基板の製造方法を概略的に示す図である。 第3の配線層の接続構造体の一例としての2層配線基板を示す断面図である。 図7に示す層間接続体の矢印Cで示す箇所を拡大して示す図である。 第4の配線層の接続構造体の一例としての2層配線基板を示す断面図である。 図9に示す層間接続体の矢印Bで示す箇所を拡大して示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の配線層の接続構造体の一例としての2層配線基板を示す断面図であり、図2は、図1に示す層間接続体である層間ビアの近傍の一部を抜き出し、拡大して示す図である。また、図3は、図1及び図2に示す2層配線基板の製造方法を概略的に示す図である。
図1に示すように、本実施形態の2層配線基板10は、絶縁層21の両面に第1の配線層11及び第2の配線層12が形成され、絶縁層21を貫通するようにして形成された層間接続体としての層間ビア31により第1の配線層11及び第2の配線層12が電気的に接続されている。
また、図2に示すように、本実施形態の2層配線基板10は、第1の配線層11の下面側において凹部11Aが形成され、当該凹部11A内に層間ビア31の上端部31Aを収容させている。
したがって、例えば層間ビア31の熱膨張率に比較して絶縁層21の熱膨張率が大きいような場合において、使用中の2層配線基板10が電気的動作などによって温度が上昇したり、周囲の環境温度が上昇したりすると、絶縁層21が膨張して第1の配線層11を上方に押し上げ、層間ビア31の接続状態が損傷する。しかしながら、図2に示すように、本実施形態の2層配線基板10では、層間ビア31の上端部31Aが第1の配線層11の下面側に形成された凹部11A内に収容され、第1の配線層11の全体の水平レベルが層間ビア31の上端部31Aの凹部11Aとの電気的接続箇所よりも低い位置に存在することになる。
このため、上述のように、絶縁層21が膨張して第1の配線層11を上方に押し上げたとしても、第1の配線層11の全体の水平レベルは、層間ビア31の上端部31Aの凹部11Aとの電気的接続箇所よりも低い位置か同等の位置レベルにまでしか上昇しない。したがって、第1の配線層11と層間ビア31との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
仮に、第1の配線層11の全体の水平レベルが層間ビア31の上端部31Aの凹部11Aとの電気的接続箇所よりも高い位置に上昇した場合でも、配線層11に凹部がない場合にくらべて、接続部を引き剥がす力が大きいため、使用環境時の温度変化によって引き起こされる層間ビアと配線層間の亀裂進行が小さい。
更に、凹部の配線は平らに戻ろうとする方向に弾性エネルギーが蓄えられているため、使用環境での温度変化によって層間ビアに亀裂が入った場合でも、層間ビアと配線の接触を保持する方向に力が加わり続け、層間ビアと配線の接触が維持される。この層間ビアと配線の接触が維持される。
結果として、層間ビア31を介した第1の配線層11及び第2の配線層12間の電気的接続を良好な状態に保持しておくことができる。
上記の様な電気的接続を良好な状態に保持するメカニズムは、層間ビア31の熱膨張率に比較して絶縁層21の熱膨張率が小さいような場合においても同様な効果が見込まれる。この場合は、使用環境温度が下がることで、絶縁材料が層間ビア31よりも収縮し、層間ビア31と配線層11が互いに引き剥がされる力が働き、層間接続部が損傷するようになる。これは相対的に配線層11が上方シフトしたことになる。しかしながら、図2に示すように、本実施形態の2層配線基板10では、層間ビア31の上端部31Aが第1の配線層11の下面側に形成された凹部11A内に収容され、第1の配線層11の全体の水平レベルが層間ビア31の上端部31Aの凹部11Aとの電気的接続箇所よりも低い位置に存在することになる。
このため、上述のように、層間ビア31が収縮しても、層間ビア31の上端部31Aの凹部11Aとの電気的接続箇所は、第1の配線層11の全体の水平レベルよりも高い位置か同等のレベルにまで下がらない。したがって、第1の配線層11と層間ビア31との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
また、層間ビア31の上端部31Aを第1の配線層11の凹部11A内に収容しているため、第1の配線層11と層間ビア31との接触面積を拡大することができ、平時においてもこれらの電気的接続を良好な状態に保持することができるとともに、2層配線基板10の内部の熱を外部に効率よく放出させることができる。
なお、第1の配線層11、第2の配線層12及び層間ビア31は、金、銀、銅などの電気的良導体から形成する。また、絶縁層21は、ガラス繊維を含有させたエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂から構成する。
さらに、凹部11Aの深さdは特に限定されないが、絶縁層21の熱膨張及び、層間ビアの熱収縮による第1の配線層11の相対的な上方シフトにおいて第1の配線層11及び層間ビア31間の接触を保持するためには、例えば0.5μm〜2μmの深さとなるようにする。
例えば、層間絶縁層の厚み80μmで、絶縁材料と層間ビアの熱膨張係数の差が50ppm/℃の材料構成において、周辺温度が室温から100℃変化し、層間絶縁層の厚みが層間ビアの厚みと比較して大きくなる場合を考えると、層間ビアと絶縁材料の熱膨張量の差は80μm×50ppm/℃×100℃=0.4μmであり、その差分が層間接続を引き剥がす力となる。しかし、凹部11Aの深さdを0.5μmとすれば、層間接続と絶縁材の熱膨張差によって0.4μmだけ配線が上昇しても、凹部深さが0.5μmから0.1μmに変化するのみで、層間接続を引き剥がす力とはならない。
層間接続と配線ビアの熱膨張係数差が大きい材料を選択した場合は凹部11Aの深さを大きくし、熱膨張や熱収縮による変形量の差分を凹部で吸収する様に設定すればよい。また凹部の深さよりも配線層11Aが上昇して、層間ビアと配線層11Aが引き剥がす力が働いたとしても、それは配線層11Aに凹部がない場合よりも、凹部11Aがフラットになる分だけ、小さな力となる。
本発明では、この様なメカニズムにより、従来よりも絶縁材料と層間ビアの熱膨張係数差の許容値が大きくなり、材料の選択性が広がる。
次に、図1及び図2に示す2層配線基板10の製造方法について説明する。図3に示すように、定法にしたがって2層配線基板10のアセンブリ10xを製造した後、このアセンブリ10xに対して、第1の配線層11側からクッション材等を介して圧力を第1の配線層11及び絶縁層21に負荷する。すると、第1の配線層11は、層間ビア31の上端部31Aを中心として、その両側が絶縁層21に向けて下降するようになり、第1の配線層11の層間ビア31の上端部31Aが位置する箇所には、上記圧力によって自ずから凹部11Aが形成されるようになる。この方法は、絶縁層21が熱可塑性樹脂の場合に特に有効な方法である。
配線層に層間ビアをつき立て、絶縁材を貫通させた状態で、銅箔等の配線層を熱プレスにて積層する方法で配線板を作製する場合では(いわゆるB2it工法)、配線層とプレス治具の間に適切な厚みのクッション材を挟むことで、プレス時の層間ビア上の配線に凹部が形成される。
この結果、上述のように、層間ビア31の上端部31Aが第1の配線層11の凹部11A内に収容された2層配線基板10を得ることができるようになる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の配線層の接続構造体の一例としての多層配線基板を示す断面図であり、図5は、図4に示す層間接続体である層間ビアの近傍の一部を抜き出し、拡大して示す図である。また、図6は、図4及び図5に示す多層配線基板の製造方法を概略的に示す図である。
なお、図1〜図3に示す構成要素と類似あるいは同一の構成要素に関しては同一の参照数字を用いている。
図4に示すように、本実施形態の多層配線基板20は、上方から順に第1の配線層11、第2の配線層12及び第3の配線層13が順に配設されている。また、第1の配線層11及び第2の配線層12間には第1の絶縁層21が配設され、第1の配線層11及び第2の配線層12間を電気的に絶縁するとともに、第2の配線層12及び第3の配線層13間には第2の絶縁層22が配設され、第2の配線層12及び第3の配線層13間を電気的に絶縁している。
また、第1の絶縁層21を貫通するようにして第1の層間接続体である第1の層間ビア31が形成され、第1の配線層11及び第2の配線層12間を電気的に接続している。さらに、第2の絶縁層22を貫通するようにして第2の層間接続体である第2の層間ビア32が形成され、第2の配線層12及び第3の配線層13間を電気的に接続している。
なお、本実施形態において、第1の絶縁層21のが第2の絶縁層22の弾性率よりも大きくなっており、この結果、第1の絶縁層21の剛性(硬さ)が第2の絶縁層22の剛性(硬さ)よりも大きくなっている。
また、図5に示すように、本実施形態の多層配線基板20は、第2の配線層12の下面側において凹部12Aが形成され、当該凹部12A内に第2の層間ビア32の上端部32Aを収容させている。このため、例えば多層配線基板20の使用中に当該多層配線基板20の温度が上昇したり、環境温度等が変化したりして、第1の絶縁層21、第2の絶縁層22、第1の層間ビア31及び第2の層間ビア32が膨張したとしても、第2の配線層12と第2の層間ビア32との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
さらに、第2の層間ビア32の熱膨張率に比較して第2の絶縁層22の熱膨張率が大きいような場合において、上述のように、使用中の多層配線基板20の温度が上昇したり環境温度等が変化したりすると、第2の絶縁層22が膨張して第2の配線層12を上方に押し上げるようになる。しかしながら、図5に示すように、本実施形態の多層配線基板20では、第2の層間ビア32の上端部32Aが第2の配線層12の下面側に形成された凹部12A内に収容され、第2の配線層12の全体の水平レベルが第2の層間ビア32の上端部32Aの凹部12Aとの電気的接続箇所よりも低い位置に存在することになる。
このため、上述のように、第2の絶縁層22が膨張して第2の配線層12を上方に押し上げたとしても、第2の配線層12の全体の水平レベルは、第2の層間ビア32の上端部32Aの凹部12Aとの電気的接続箇所よりも低い位置か同等の位置レベルにまでしか上昇しない。したがって、第2の配線層12と第2の層間ビア32との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
結果として、第2の層間ビア32を介した第2の配線層12及び第3の配線層13間の電気的接続を良好な状態に保持しておくことができる。
また、第2の層間ビア32の上端部32Aを第2の配線層12の凹部12A内に収容しているため、第2の配線層12と第2の層間ビア32との接触面積を拡大することができ、平時においてもこれらの電気的接続を良好な状態に保持することができるとともに、多層配線基板20の内部の熱を外部に効率よく放出させることができる。
なお、第1の配線層11、第2の配線層12、第3の配線層13、第1の層間ビア31及び第2の層間ビア32は、金、銀、銅などの電気的良導体から形成する。また、第1の絶縁層21及び第2の絶縁層22は、ガラス繊維を含有させたエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂から構成する。
さらに、凹部12Aの深さdは特に限定されないが、第2の絶縁層22の熱膨張による第2の配線層12の上方シフトにおいても第2の配線層12及び第2の層間ビア32間の接触を保持するためには、例えば0.5μm〜2μmの深さとなるようにする。
次に、図4及び図5に示す多層配線基板20の製造方法について説明する。図6に示すように、定法にしたがって、第1の絶縁層21に相当するプリプレグ21xの一面に第1の配線層11に相当する金属箔11xが形成され、さらにプリプレグ21xを貫通するようにして形成された第1の層間ビア31が形成されてなる構造体20xを、第2の絶縁層22の両面に第2の配線層12及び第3の配線層13が形成され、第2の絶縁層22を貫通するようにして形成された2層配線基板20yに向けて加熱下押圧する。
このとき、第1の絶縁層21の弾性率は第2の絶縁層22の弾性率よりも小さいので、第2の配線層12は、第2の層間ビア32の上端部32Aを中心として、その両側が第2の絶縁層22に向けて沈み込むようになり、第2の配線層12の第2の層間ビア32の上端部32Aが位置する箇所には、上記圧力によって自ずから凹部12Aが形成されるようになる。また、上述した過程において、構造体20xの第1の層間ビア31も第2の配線層12に押圧されて先端部が平坦となり、第2の配線層12に対して電気的に接続されるようになる。
その後、金属箔11xをパターニングして第1の配線層11を形成することにより、第2の層間ビア32の上端部32Aが第2の配線層12の凹部12A内に収容された多層配線基板20を得ることができるようになる。
なお、本実施形態の多層配線基板20では、第1の配線層11〜第3の配線層13の総てをパターン層とした信号配線層あるいは電源層として記載したが、少なくとも1層を導電性プレーンによるベタのGND層とすることもできる。
また、本実施形態では特に図示しないものの、例えば第2の絶縁層22中に電子部品等を内蔵させることもできる。
(第3の実施形態)
図7は、本発明の第3の配線層の接続構造体の一例としての多層配線基板を示す断面図であり、図8は、図7に示す層間接続体である層間ビアの近傍の一部を抜き出し、拡大して示す図である。
なお、図1〜図6に示す構成要素と類似あるいは同一の構成要素に関しては同一の参照数字を用いている。
図7に示すように、本実施形態の多層配線基板30は、上方から順に第1の配線層11、第2の配線層12及び第3の配線層13が順に配設されている。また、第1の配線層11及び第2の配線層12間には第1の絶縁層21が配設され、第1の配線層11及び第2の配線層12間を電気的に絶縁するとともに、第2の配線層12及び第3の配線層13間には第2の絶縁層22が配設され、第2の配線層12及び第3の配線層13間を電気的に絶縁している。
また、第1の絶縁層21を貫通するようにして第1の層間接続体である第1の層間ビア31が形成され、第1の配線層11及び第2の配線層12間を電気的に接続している。さらに、第2の絶縁層22を貫通するようにして第2の層間接続体である第2の層間ビア32が形成され、第2の配線層12及び第3の配線層13間を電気的に接続している。
なお、図8に示すように、本実施形態の多層配線基板30では、第2の層間ビア32の両側に2つの第1の層間ビア31が位置し、これによって、2つの第1の層間ビア31が第2の配線層12の、第2の層間ビア32の両側を押圧することにより、第2の層間ビア32の上端部32Aが位置する箇所において凹部12Aを形成するようにしている。したがって、第2の配線層12の下面側に形成された凹部12A内には第2の層間ビア32の上端部32Aが収容させることになる。
本実施形態の多層配線基板30では、第1の絶縁層21の弾性率は、第2の絶縁層22との弾性率と同じか小さいことが好ましいが、本実施形態の多層配線基板30が製造される限りにおいては特に限定されるものではない。
例えば多層配線基板30の使用中に当該多層配線基板30の温度が上昇したり、環境温度等が変化したりして、第1の絶縁層21、第2の絶縁層22の厚みが層間ビアと比べて相対的に膨張したとしても、第2の配線層12と第2の層間ビア32との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
さらに、第2の層間ビア32の熱膨張率に比較して第2の絶縁層22の熱膨張率が大きいような場合において、上述のように、使用中の多層配線基板30の温度が上昇したり温度環境等が変化したりして、第2の絶縁層22が膨張するような場合においても、第2の配線層12の凹部12Aの両側には2つの第1の層間ビア31が位置することにより、第2の配線層12の上方への移動を抑制するようにしている。
このため、第2の絶縁層22が膨張して第2の配線層12を上方に押し上げようとしてとしても、上述した2つの第1の層間ビア31の存在によって、第2の配線層12の上方への押し上げを抑制することができる。したがって、第2の配線層12と第2の層間ビア32との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
結果として、第2の層間ビア32を介した第2の配線層12及び第3の配線層13間の電気的接続を良好な状態に保持しておくことができる。
また、第2の層間ビア32の上端部32Aを第2の配線層12の凹部12A内に収容しているため、第2の配線層12と第2の層間ビア32との接触面積を拡大することができ、平時においてもこれらの電気的接続を良好な状態に保持することができるとともに、多層配線基板30の内部の熱を外部に効率よく放出させることができる。
なお、第2の層間ビア32の両側に2つの第1の層間ビア31を位置させることによって、上述した作用効果を効果的に得るようにするためには、例えば第1の層間ビア31の中心線I−Iと第2の層間ビア32の中心線II-IIとの距離Pを層間ビアの直径の1/3〜層間ビアの直径の2倍にすることが好ましい。
また、第1の配線層11、第2の配線層12、第3の配線層13、第1の層間ビア31及び第2の層間ビア32は、金、銀、銅などの電気的良導体から形成する。また、第1の絶縁層21及び第2の絶縁層22は、ガラス繊維を含有させたエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂が主剤のガラス繊維を含まない材料等の熱硬化性樹脂から構成する。
なお、図7及び図8に示す多層配線基板30の製造方法は、第2の実施形態に関する図6において、層間ビアの位置が異なることを除き同様であるので説明を省略する。また、凹部12Aの深さについても第2の実施形態と同様に設定することができる。また層間ビアの弾性率は同じ層にある絶縁材の弾性率より高い場合、及び、硬化収縮が大きい場合に配線の凹形状が形成しやすいため、例えば層間ビアと同じ層にある絶縁材にガラス繊維が無い場合は、より容易に作製できる。
本実施形態の多層配線基板30では、第1の配線層11〜第3の配線層13の総てをパターン層とした信号配線層あるいは電源層として記載したが、少なくとも1層をベタのGND層とすることもできる。
また、本実施形態では特に図示しないものの、例えば第2の絶縁層22中に電子部品等を内蔵させることもできる。
(第4の実施形態)
図9は、本発明の第4の配線層の接続構造体の一例としての多層配線基板を示す断面図であり、図10は、図9に示す層間接続体である層間ビアの近傍の一部を抜き出し、拡大して示す図である。
なお、図1〜図8に示す構成要素と類似あるいは同一の構成要素に関しては同一の参照数字を用いている。
図9に示すように、本実施形態の多層配線基板40は、上方から順に第1の配線層11、第2の配線層12、第3の配線層13及び第4の配線層14が配設されている。また、第1の配線層11及び第2の配線層12間には第1の絶縁層21が配設され、第1の配線層11及び第2の配線層12間を電気的に絶縁するとともに、第2の配線層12及び第3の配線層13間には第2の絶縁層22が配設され、第2の配線層12及び第3の配線層13間を電気的に絶縁している。さらに、第3の配線層13及び第4の配線層14間には第3の絶縁層23が配設され、第3の配線層13及び第4の配線層14間を電気的に絶縁している。
なお、本実施形態においても、第1の絶縁層21、第1の絶縁層22、及び第3の絶縁層23の弾性率は同一であることが好ましいが、異なっていてもよい。
また、第1の絶縁層21を貫通するようにして第1の層間接続体である第1の層間ビア31が形成され、第1の配線層11及び第2の配線層12間を電気的に接続している。さらに、第2の絶縁層22を貫通するようにして第2の層間接続体である第2の層間ビア32が形成され、第2の配線層12及び第3の配線層13間を電気的に接続している。また、第3の絶縁層23を貫通するようにして第3の層間接続体である第3の層間ビア33が形成され、第3の配線層13及び第4の配線層14間を電気的に接続している。
なお、図10に示すように、本実施形態の多層配線基板40では、第1の層間ビア31及び第3の層間ビア33は第2の層間ビア32の同一側の外方に位置し、第1の層間ビア31の上端部31Aで第2の配線層12を上方から押圧し、これによって形成された第2の配線層12の上面側の凹部12B内に、第1の層間ビア31の上端部31Bが収容されて、当該第2の配線層12と電気的に接触している。
また、第3の層間ビア33の上端部33Aで第3の配線層13を下方から押圧し、これによって形成された第3の配線層13の下面側の凹部13A内に、第3の層間ビア33の上端部33Aが収容されて、当該第3の配線層13と電気的に接触している。
さらに、上述した第1の層間ビア31による第2の配線層12の押圧及び第3の層間ビア33による第3の配線層13の押圧によって、第2の配線層12の下面側には凹部12Aが形成され、当該凹部12A内には第2の層間ビア32の上端部32Aが収容されるとともに、第3の配線層13の上面側には凹部13Bが形成され、当該凹部13B内には第2の層間ビア32の下端部32Bが収容されている。これにより、第2の層間ビア32は、第2の配線層12及び第3の配線層13と電気的に接触する。
また、例えば第2の層間ビア32の熱膨張率に比較して第2の絶縁層22の熱膨張率が大きいような場合において、上述のように、使用中の多層配線基板40の温度が上昇したり温度環境等が変化したりして、第2の絶縁層22が膨張するような場合においても、第2の配線層12の凹部12A及び12Bの外側には第1の層間ビア31が位置することにより、第2の配線層12の上方への移動を抑制するようにしている。
さらに、第2の配線層12の全体の水平レベルが第2の層間ビア32の上端部32Aの凹部12Aとの電気的接続箇所よりも低い位置に存在することになる。
このため、上述のように、第2の絶縁層22が膨張して第2の配線層12の、第1の層間ビア31が配設されていない側を上方に押し上げたとしても、第2の配線層12の全体の水平レベルは、第2の層間ビア32の上端部32Aの凹部12Aとの電気的接続箇所よりも低い位置か同等の位置レベルにまでしか上昇しない。したがって、第2の配線層12と第2の層間ビア32との電気的接続状態を良好な状態に保持しておくことができる。
結果として、第1の層間ビア31から第3の層間ビア33を介した第1の配線層11から第3の配線層13間の電気的接続を良好な状態に保持しておくことができる。
また、第2の配線層12の上面側の凹部12B内に第1の層間ビア31の上端部31Bを収容し、第3の配線層13の下面側の凹部13A内に第3の層間ビア33の上端部33Aを収容している。さらに、第2の配線層12の下面側の凹部12A内に第2の層間ビア32の上端部32Aを収容し、第3の配線層13の上面側の凹部13A内に第3の層間ビア33の上端部33Aを収容している。したがって、第2の配線層12と第1の層間ビア32との接触面積、第3の配線層13と第3の層間ビア33との接触面積、並びに第2の配線層12及び第3の配線層13と第2の層間ビア32との接触面積を拡大することができ、平時においてもこれらの電気的接続を良好な状態に保持することができるとともに、多層配線基板40の内部の熱を外部に効率よく放出させることができる。
なお、第2の層間ビア32の外側に第1の層間ビア31及び第3の層間ビア33を位置させることによって、上述した作用効果を効果的に得るようにするためには、例えば第1の層間ビア31及び第3の層間ビア33の中心線I−Iと第2の層間ビア32の中心線II-IIとの距離Pを層間ビアの直径の1/3〜層間ビアの直径の2倍にすることが好ましい。
また、第1の配線層11、第2の配線層12、第3の配線層13、第4の配線層14、第1の層間ビア31、第2の層間ビア32及び第3の層間ビア33は、金、銀、銅などの電気的良導体から形成する。また、第1の絶縁層21、第2の絶縁層22及び第3の絶縁層23は、ガラス繊維を含有させたエポキシ樹脂及びエポキシ樹脂が主剤のガラス繊維を含まない材料等の熱硬化性樹脂から構成する。
なお、図9及び図10に示す多層配線基板40の製造方法は、第2の実施形態に関する図6において、層間ビアの位置が異なることを除き同様であるので説明を省略する。また、凹部13Aの深さについても第2の実施形態と同様に設定することができる。
また、本実施形態の多層配線基板40では、第1の配線層11〜第4の配線層14の総てをパターン層とした信号配線層あるいは電源層として記載したが、少なくとも1層をGND層とすることもできる。
さらに、本実施形態では特に図示しないものの、例えば第2の絶縁層22中に電子部品等を内蔵させることもできる。
以上、本発明を上記具体例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記具体例に限定されるものではなく、本発明の範疇を逸脱しない限りにおいて、あらゆる変形や変更が可能である。
10 2層配線基板
20,30,40 多層配線基板
11 第1の配線層
11A 凹部
12 第2の配線層
12A,12B 凹部
13 第3の配線層
13A 凹部
14 第4の配線層
21 絶縁層、第1の絶縁層
22 第2の絶縁層
23 第3の絶縁層
31 層間ビア、第1の層間ビア
31A 第1の層間ビアの上端部
31B 第1の層間ビアの下端部
32 第2の層間ビア
32A 第2の層間ビアの上端部
33 第3の層間ビア
33A 第3の層間ビアの上端部

Claims (4)

  1. 相対向して配置される少なくとも第1の配線層及び第2の配線層と、
    前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された絶縁層と、
    前記絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する層間接続体とを具え、
    前記層間接続体は、一端部が前記第1の配線層に形成された凹部内に収容されるようにして前記第1の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体。
  2. 相対向して配置される少なくとも第1の配線層、第2の配線層及び第3の配線層と、
    前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された第1の絶縁層と、
    前記第2の配線層及び前記第3の配線層間に配設された第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層を貫通し、前記第2の配線層及び前記第3の配線層間を電気的に接続する層間接続体とを具え、
    前記第1の絶縁層の弾性率が前記第2の絶縁層の弾性率よりも大きく、
    前記層間接続体は、一端部が前記第2の配線層に形成された凹部内に収容されるようにして前記第2の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体。
  3. 相対向して配置される少なくとも第1の配線層、第2の配線層及び第3の配線層と、
    前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された第1の絶縁層と、
    前記第2の配線層及び前記第3の配線層間に配設された第2の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する少なくとも2つ以上の第1の層間接続体と、
    前記第2の絶縁層を貫通し、前記第2の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する第2の層間接続体とを具え、
    前記少なくとも2つ以上の第1の層間接続体は、前記第2の層間接続体の両外側に位置し、
    前記第2の層間接続体は、一端部が前記第2の配線層の下面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第2の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体。
  4. 相対向して配置される少なくとも第1の配線層、第2の配線層、第3の配線層及び第4の配線層と、
    前記第1の配線層及び前記第2の配線層間に配設された第1の絶縁層と、
    前記第2の配線層及び前記第3の配線層間に配設された第2の絶縁層と、
    前記第3の配線層及び前記第4の配線層間に配設された第3の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層を貫通し、前記第1の配線層及び前記第2の配線層間を電気的に接続する第1の層間接続体と、
    前記第2の絶縁層を貫通し、前記第2の配線層及び前記第3の配線層間を電気的に接続する第2の層間接続体と、
    前記第3の絶縁層を貫通し、前記第3の配線層及び前記第4の配線層間を電気的に接続する第3の層間接続体とを具え、
    前記第1の層間接続体及び前記第3の層間接続体は、前記第2の層間接続体の同一側において外方に位置し、
    前記第1の層間接続体は、一端部が前記第2の配線層の上面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第2の配線層と電気的に接触し、
    前記第2の層間接続体は、一端部が前記第2の配線層の下面側に形成された凹部内に収容され、他端側が前記第3の配線層の上面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第3の配線層と電気的に接触し、
    前記第3の層間接続体は、一端側が前記第3の配線層の下面側に形成された凹部内に収容されるようにして前記第3の配線層と電気的に接触していることを特徴とする、配線層の接続構造体。
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