JP2015069793A - 導光板及びそれを用いた画像表示装置 - Google Patents

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【課題】干渉縞(モアレ)による不具合の無い導光板を提供する。【解決手段】光源から射出される光を入射する光入射面と、光入射面に入射した光を射出する光射出面と、光射出面に対向し前記光入射面に入射した光を光射出面に偏向させる光偏向面と、を備えた導光板であって、光射出面は、凸シリンドリカルレンズからなり第1の方向に延伸する単位レンチキュラーレンズが第1の方向と直交する第2の方向に等間隔をおいて多数配列されてなり、光偏向面は、第1の方向に延伸する畝状構造体が第2の方向に等間隔をおいて多数設けられてなり、光偏向面を平面視したときに、単位レンチキュラーレンズの頂部は、該頂部の前記第2の方向に沿った振れが非周期的に変化する波形形状を呈している。【選択図】図1

Description

本発明は、主に照明光路制御に使用される導光体、及び画像表示装置並びに表示装置に関するものである。
最近の大型液晶テレビやフラットディスプレイパネル等においては主に、直下型方式の画像表示装置と、エッジライト方式の画像表示装置とが採用されている。直下型方式の画像表示装置では、光源として複数の冷陰極管やLED(Light Emitting Diode)が、パネルの背面に規則的に配置される。液晶パネル等の画像表示素子と光源との間には、光散乱性の強い拡散板が用いられ、光源としての冷陰極管やLEDが視認されないようにしている。
一方、エッジライト方式の画像表示装置は、複数の冷陰極管やLEDが、導光板と呼ばれる透光性の板の端面に配置される。一般的に、導光板の射出面(画像表示素子と対向する面)の逆側の面(光偏向面)には、該導光板の端面から入射する入射光を効率良く射出面へと導く光偏向要素が形成される。現在、光偏向面に形成される光偏向要素としては白色のインキがドット状に印刷されたものが一般的(例えば特許文献1)である。しかし、白色ドットに入射した光はほぼ無指向に拡散反射されるため、導光板の射出面側への光取出し効率は低い。白色インキによる光吸収も無視することはできない。
そこで最近では、マイクロレンズをインクジェット法によって導光板の光偏向面へと形成する方法や、レーザーアブレーション法によって光偏向要素を形成する方法などが提案されている。白色インキと違い、導光板の樹脂と空気との屈折率差による反射、屈折、透過を利用しているため、光吸収はほとんど生じない。そのため、白色インキに比べて光取出し効率の高い導光板を得ることができる。
しかしながら、インクジェット法やレーザーアブレーション法による光偏向要素の形成は、白色インキの印刷と同様、導光板を平板成形した後に別工程で形成されるため、作製工程数が減る訳ではない。むしろ、白色インキの印刷工程よりもタクトタイムが長く、また、設備のイニシャルコストが高いなど、高コストとなる問題がある。
そこで、導光板を射出成形法や押出成形法により成形し、光偏向要素を押出時にダイレクトに賦形する方法も提案されている(例えば特許文献2)。導光板の成形と同時に光偏向要素も形成されるため工程数が減り、低コスト化が実現できる。
特開平1−241590号公報 特開2000−89033号公報
導光板は、射出面での輝度向上及び輝度分布を調整するため射出面にレンチキュラーレンズが形成され、また、光射出面と対向した面に光偏向要素と、前記対向した面が隣接する物体(主として反射シート)との密着による不具合(ホワイトスポット)を軽減するため畝状構造体と、が混在した表面構造を有した形状が一般的である。しかし、導光板の両面にレンチキュラーレンズと畝状構造体を有していると、それぞれ配置される単位レンズ及び単位構造体の周期が干渉し、干渉縞(モアレ)が発生し不具合となるという問題があるため改善が求められている。
本発明は、液晶表示体などに具備されるバックライト用の光偏向要素を形成してなる導光板であって、干渉縞(モアレ)による不具合の無い導光板を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための第1の発明は、光源から射出される光を入射する光入射面と、前記光入射面に入射した光を射出する光射出面と、前記光射出面に対向し前記光入射面に入射した光を前記光射出面に偏向させる光偏向面と、を備え、前記光射出面は、凸シリンドリカルレンズからなり第1の方向に延伸する単位レンチキュラーレンズが前記第1の方向と直交する第2の方向に等間隔をおいて多数配列されてなり、前記光偏向面は、前記第1の方向に延伸する畝状構造体が前記第2の方向に等間隔をおいて多数設けられてなり、前記光偏向面を平面視したときに、前記単位レンチキュラーレンズの頂部は、該頂部の前記第2の方向に沿った振れが非周期的に変化する波形形状を呈していることを特徴とする。
また、第2の発明は、前記第1の発明の導光板において、前記頂部の波形形状は、前記単位レンチキュラーレンズの高さが一定で、前記第2の方向を振れの方向として非周期的に変化することで形成されていることを特徴とする。
また、第3の発明は、前記第1または第2の発明の導光板において、前記頂部の振幅は、5μm以上10μm以下であることを特徴とする。
また、第4の発明は、前記第1〜第3の何れかの発明の導光板において、前記第2の方向における前記単位レンチキュラーレンズの間隔は、隣り合う前記単位レンチキュラーレンズの光軸の間の距離であり、前記距離は、30μm以上200μm以下であることを特徴とする。
また、第5の発明は、前記第1〜第4の何れかの発明の導光板において、前記単位レンチキュラーレンズの曲率半径は、30μm以上200μm以下であることを特徴とする。
また、第6の発明は、前記第1〜第5の何れかの発明の導光板を用いた画像表示装置である。
第1の発明によれば、単位レンチキュラーレンズと畝状構造体の周期性が緩和されるためモアレによる不具合を改善できる導光板を提供することができる。
第2の発明によれば、頂部の波形形状の振幅量を簡単に制御する上で有利となる。
第3〜第5の発明によれば、モアレを効果的に抑制した高品位な導光板を作製する上で有利となる。
第6の発明によれば、モアレを効果的に抑制した高品位な画像表示装置を提供する上で有利となる。
本発明の実施形態に係る導光板の概略図。 本発明の実施形態の比較例に係る導光板の概略図。 本発明に係る導光板の光射出面用のロール金型の概略図。 本発明に係る導光板の光偏向面用のロール金型の概略図。 微小レンズ形成用のロール金型の概略図。 本発明の実施形態である導光板の製造装置の概略図。 導光板の評価の説明図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態である導光板の展開図である。展開図中、中央の図は導光板1aを光入射面10側からみた図であり、これを正面図として、左側の図は導光板1aを光射出面12側からみた左側面図、右側の図は導光板1aを光偏向面14側からみた右側面図である。図1で示すように、本発明の導光板1aは一方の面(光射出面12)に多数の単位レンチキュラーレンズ2aからなるレンチキュラーレンズが連続して形成されている。また、同時に他方の面(光偏向面14)には、レンチキュラーレンズと同方向に延伸する畝状構造体2bと、前記光偏向面に対して凹型に光偏向要素となる略半球形状の微小レンズ3と、が形成され、また前記微小レンズ3が、前記光入射面10からの距離が長くなるに従い、単位面積当たりの前記微小レンズ3の個数が多くなるように配置されている。
なお、図2は、比較例に係る導光板1bの展開図である。
より詳細に説明すると、導光板1aは、光源から射出される光を入射する光入射面10と、光入射面10に入射した光を射出する光射出面12と、光射出面12に対向し光入射面10に入射した光を光射出面12に偏向させる光偏向面14とを備えている。光射出面12は、凸シリンドリカルレンズからなり第1の方向Xに延伸する単位レンチキュラーレンズ2aが第1の方向Xと直交する第2の方向Yに等間隔をおいて多数配列されている。光偏向面14は、第1の方向Xに延伸する畝状構造体2bが第2の方向Yに等間隔をおいて多数設けられている。各畝状構造体2bは同形同大の断面三角形状を呈している。単位レンチキュラーレンズ2aの第2の方向Yにおける断面形状において、最も突き出た部分が頂部16となっている。光偏向面14を平面視したときに、頂部16は、該頂部16の第2の方向Yに沿った振幅が非周期的に変化する波形形状を呈している。頂部16の振幅Aが5μm以上10μm以下であることが、単位レンチキュラーレンズ2aと畝状構造体2bとに起因するモアレを効果的に抑制する上で好ましい。振幅Aが上記範囲外であると、モアレを抑制する効果が低減する。図2の導光板1bが有する単位レンチキュラーレンズ2aの頂部には、当該波形形状が存在せず、単位レンチキュラーレンズ2aはX方向に直線状に延伸している。
頂部16の波形形状は、単位レンチキュラーレンズ2aの高さHは一定のまま、延伸方向Xが非周期的に変化することで形成されている。また、第2の方向Yにおける単位レンチキュラーレンズ2aの間隔W1は、隣り合う単位レンチキュラーレンズ2aの光軸の間の距離であり、この距離は、30μm以上200μmであることが、単位レンチキュラーレンズ2aと畝状構造体2bとに起因するモアレを効果的に抑制する上で好ましい。間隔W1が30μmを下回ると、隣り合う単位レンチキュラーレンズ2aの接する谷部が多くなるため、谷部の拡散効果が強くなり画面が白化してしまう場合がある。間隔W1が200μmを上回ると、間隔W1に対して頂部16を変化させる量が小さいためモアレ抑制の効果が薄れる。また、凸シリンドリカルレンズの曲率半径は、30μm以上200μm以下であることが、単位レンズ2aと畝状構造体2bとに起因するモアレを抑制する上で好ましい。凸シリンドリカルレンズの曲率半径が30μmを下回ると、凸シリンドリカルレンズの頂点部のピッチによりモアレを発生してしまう場合があり、モアレを抑制する効果が低減する。凸シリンドリカルレンズの曲率半径が200μmを上回ると、レンズ効果が無くなりモアレを抑制する効果が低減する場合がある。
本発明の導光板1aは、具体的には図3、図4に示すロール金型を用いて、図6に示すような製造装置6にて作製することができる。すなわち、図3に示すような、レンチキュラーレンズ形成用のロール金型100aと、図4に示すような畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型100bとを具備し、図6に示すような押出成形法に基づいた製造装置6により導光板1aを作製することができる。
より具体的には、押出機のダイ7から加熱溶融した樹脂を押出し、レンチキュラーレンズ形成用のロール金型100aと畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型100bとで挟み込んで、一方の面に連続したレンチキュラーレンズを形成し、他方の面に畝状構造体2bと微小レンズを形成することで導光板1aを作製する。なお、ロール金型100a若しくはロール金型100bの表面に形成された形状と同形状の表面をもつシート版を、例えば鏡面ロール等に巻きつける等して、ロール金型100a若しくはロール金型100bの代替として使用しても良い。
以下、本発明について実施例を挙げてさらに具体的に説明する。
(1)導光板用金型の作製
<レンチキュラーレンズ形成用のロール金型>
単位レンチキュラーレンズ2aの形状は、図1に示す通り、単位レンチキュラーレンズ2aの間隔W1が50μm及び100μm及び200μm、頂部16の間隔W2が100μmの場合の単位レンチキュラーレンズ2aの高さHが10μmの非球面形状とした。なお、単位レンチキュラーレンズ2aの高さHは、単位レンチキュラーレンズ2aの光軸方向における頂部16から隣り合う単位レンチキュラーレンズ2aの接する谷部までの距離である。
切削用銅メッキが施されたメッキロールを旋盤機へ取り付け、上記形状に相当する形状を先端に有するダイヤモンドバイトを取り付け、メッキロールを高速で回転させながらダイヤモンドバイトを接触させることで各単位レンチキュラーレンズ2aを加工した。メッキロールの回転中にダイヤモンドバイトを切削深さは一定の状態で、図3のY方向に変位させることで、単位レンチキュラーレンズ2aの頂部16の振幅Aを変化させ、後述の表1の通り実施例1〜18とした。比較例1〜3に相当するレンチキュラーレンズ用のロール金型を100cとし、実施例1〜18に相当するレンチキュラーレンズ用のロール金型100aを作製した。
<畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型>
前記畝状構造体2bの形状は、間隔Pが50μm、深さD1が1μmのプリズム形状(断面三角形状)とした。前記微小レンズ3の形状は、長軸Lが180μm、短軸Sが70μm、深さD2が20μmの楕円半球形状とした。
ロール金型100bは下記の方法で作製した。
加工用銅メッキが施された各メッキロールを旋盤機にセットし、ロール表面に前記畝状構造体2bに相当する形状を加工した。続けて前記微小レンズの形状に相当する形状を先端に有するダイヤモンドバイトを取り付け、ロールの回転と同期させダイヤモンドバイトをロールへ出し入れすることで、畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型100bを作製した。
<導光板の作製>
図3〜図5に示すような、実施例1〜18及び比較例1〜3に対応するレンチキュラーレンズ形成用のロール金型100a若しくは100cと畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型100bを具備し、図6に示すような押出成形法に基づいた製造装置6により、実施例1〜18及び比較例1〜3に対応する導光板1a及び1bを作製した。
具体的には、帝人化成社製の熱可塑性ポリカーボネート樹脂を、押出機のダイ7から加熱溶融して押出し、レンチキュラーレンズ形成用のロール金型100a若しくは金型100cと畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型100bとで挟み込んで、一方の面に連続した単位レンチキュラーレンズ2aを成形し、他方の面に畝状構造体2bと微小レンズ3を形成することで実施例1〜18及び比較例1〜3の導光板を作製した。なお、導光板の大きさは、530mm×300mm、厚みを0.4mmとした。
(2)導光板の評価
<外観評価>
図7に示す導光板の評価装置を用いて、実施例1〜18及び比較例1〜3で作製した導光板の外観性能を評価した。
すなわち、評価装置は、液晶表示装置20であり、液晶表示装置20は、液晶パネル22、プリズムフィルム23、24、拡散フィルム25、光源ランプ26、ランプリフレクター27、反射フィルム28、導光板29を含んで構成されている。液晶パネル22、プリズムフィルム23、24、拡散フィルム25、導光板29、反射フィルム28は、表示面側からこの順で並んでいる。光源ランプ26は導光板29の光入射面に対向するように配置され、ランプリフレクター27は光源ランプ26を外側から覆っている。
評価の方法は、実施例1〜3及び比較例1〜4で作製した導光板を液晶表示装置20の構成の導光板29と置き換え、白画面を表示し、目視による感応評価を実施するというものである。評価は3人の評価者で実施し、3人とも不良となる干渉縞(モアレ)の不具合が確認出来ない場合は良好とし○、3人のうち1人でも外観不具合が確認された場合は不良とし×とした。またムラ等のモアレ以外の不良が発生したものを△とした。表1に実施例および比較例の仕様を示し、表2に評価結果を示す。
Figure 2015069793
Figure 2015069793
比較例1〜3の導光板は、単位レンチキュラーレンズの間隔W1と畝状構造体2bの間隔Pの周期が原因となり、干渉縞(モアレ)の外観不具合が視認された。これは、間隔W1と間隔Pの周期が干渉し、干渉縞(モアレ)が視認されたと考えられる。
実施例4、10、16の導光板は、単位レンチキュラーレンズの高さHは一定のまま、延伸方向Xを変化させることにより、単位レンチキュラーレンズの頂部16の方向Yの位置を、3μmに設定した振幅Aの範囲内で変化させた。比較例1より改善されたが、問題とならない程度の干渉縞(モアレ)が発生したため、より改善が求められる。
実施例5〜6、11〜12、17〜18の導光板は、実施例1と同様に単位レンチキュラーレンズの高さHは一定のまま、延伸方向Xを変化させることにより、単位レンチキュラーレンズの頂部16の方向Yの位置を、12μm及び15μmに設定した振幅Aの範囲内で変化させた。その結果、干渉縞(モアレ)は発生しなかったが、単位レンチキュラーレンズの頂部16が蛇行することにより、ムラ状の不具合が発生し外観不良となった。
実施例1〜3、7〜9、13〜15の導光板は、実施例1と同様に単位レンチキュラーレンズの高さHは一定のまま、延伸方向Xを変化させることにより、単位レンチキュラーレンズの頂部16の方向Yの位置を、5μm及び7μm及び10μmに設定した振幅Aの範囲内で変化させた。その結果、干渉縞(モアレ)は発生しなかった。単位レンチキュラーレンズの頂部16の方向Yの位置を、5μmから10μmに設定した振幅Aの範囲内で蛇行させることで、単位レンチキュラーレンズの頂部16が周期性をもたなくなるため、単位レンチキュラーレンズと畝状構造体2bによる干渉縞(モアレ)を大幅に改善することが確認された。また、単位レンチキュラーレンズの頂部16の蛇行によるムラも発生しなかった。
<比較結果>
実施例1〜9で得られた本発明品は、いずれも干渉縞(モアレ)による外観不良の極めて少ない高品位な性能を示した。一方、比較例1〜3で得られた比較例品はいずれも干渉縞(モアレ)、ムラが生じたため実用性には至らなかった。
本発明は、大型液晶TVなどの液晶表示体に用いられるバックライト用部材として使用
することができる。
1a 本発明の導光板
1b 従来の導光板
2a 単位レンチキュラーレンズ
2b 畝状構造体
3 微小レンズ
6 製造装置
10 光入射面
12 光射出面
14 光偏向面
16 頂部
20 液晶表示装置
22 液晶パネル
23 プリズムフィルム
24 プリズムフィルム
25 拡散フィルム
26 光源ランプ
27 ランプリフレクター
28 反射フィルム
29 導光板
100a 本発明の導光板に係る単位レンチキュラーレンズ形成用のロール金型
100b 本発明の導光板に係る畝状構造体2bと微小レンズ形成用のロール金型
100c 従来の導光板の単位レンチキュラーレンズ形成用のロール金型
H 単位レンチキュラーレンズ2aの高さH
P 畝状構造体2bの間隔
X 第1の方向
Y 第2の方向
W1 単位レンチキュラーレンズ2aの間隔
W2 頂部16の間隔

Claims (6)

  1. 光源から射出される光を入射する光入射面と、
    前記光入射面に入射した光を射出する光射出面と、
    前記光射出面に対向し前記光入射面に入射した光を前記光射出面に偏向させる光偏向面と、を備え、
    前記光射出面は、凸シリンドリカルレンズからなり第1の方向に延伸する単位レンチキュラーレンズが前記第1の方向と直交する第2の方向に等間隔をおいて多数配列されてなり、
    前記光偏向面は、前記第1の方向に延伸する畝状構造体が前記第2の方向に等間隔をおいて多数設けられてなり、
    前記光偏向面を平面視したときに、前記単位レンチキュラーレンズの頂部は、該頂部の前記第2の方向に沿った振れが非周期的に変化する波形形状を呈している、
    ことを特徴とする導光板。
  2. 前記頂部の波形形状は、前記単位レンチキュラーレンズの高さが一定で、前記第2の方向を振れの方向として非周期的に変化することで形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の導光板。
  3. 前記頂部の振幅は、5μm以上10μm以下である、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の導光板。
  4. 前記第2の方向における前記単位レンチキュラーレンズの間隔は、隣り合う前記単位レンチキュラーレンズの光軸の間の距離であり、
    前記距離は、30μm以上200μm以下である、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の導光板。
  5. 前記単位レンチキュラーレンズの曲率半径は、30μm以上200μmである、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の導光板。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の導光板を用いた画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019140106A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 三星ディスプレイ株式會社Samsung Display Co.,Ltd. 表示装置および表示装置の製造方法

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