JP5772252B2 - 導光体、照明装置、及び表示装置 - Google Patents
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Description
即ち、本発明による導光体は、第一主面と、前記第一主面と対向する第二主面と、前記第一主面と前記第二主面とを接続する4つの側端面を有し、前記4つの側端面の少なくとも1つの面に光源が配され、前記光源から入射された光を前記第一主面に形成された複数の光偏向要素によって第二主面から射出する透光性の導光体であって、前記光偏向要素は、光立上げレンズと、前記光立上げレンズよりも高さの低いバッファーレンズとで構成され、前記光立上げレンズと前記バッファーレンズとの一部が重なって形成される複合レンズであるとともに、前記複合レンズは、凸形状である前記光立上げレンズと凸形状である前記バッファーレンズとが一部重なって形成されてなり、 前記凸形状であるバッファーレンズの単位形状の中心位置は、前記凸形状である光立上げレンズの単位形状の中心位置に対して、前記光偏向要素に最近接である光源から離れる方向にシフトしてなることを特徴とする。
図1に示すように、表示装置1は、画像表示装置(液晶表示素子)2と、この画像表示素子2の光Kの入射側に配置された照明装置3とを備えたエッジライト方式のものである。
画像表示素子2は、1組の偏光板10、11と、その間に挟持された液晶層9とで構成されている。
照明装置3は、拡散性光学シート28、集光シート20、拡散シート8、導光体(導光板)7、及び反射板5の順に配置した積層体と、導光体7の側面に配置された光源6を少なくとも含んで構成される。この照明装置3は、拡散性光学シート28が画像表示素子2と対向するように配置される。
拡散シート8は、導光体7から射出される光を拡散する機能を有する。集光シート20は拡散シート8によって拡散された光を、観察者側Fへと集光する機能を有する。拡散性光学シート28は、集光シート20によって集光された光を拡散し、また集光シート20を保護する機能、及び集光シート20に形成される周期構造と画像表示素子2の周期構造とによるモアレ干渉縞の発生を抑制する機能を有する。あるいは、集光シート20によって集光された光の偏光を分離する機能を有していても良い。
バッファーレンズ181の断面単位形状は、図2において実線と点線とで表わされる湾曲形状である。ここでバッファーレンズ181の点線部は、光立上げレンズ182と重なっている仮想線である。
の水平方向の位置は、バッファーレンズ181の単位形状の中心位置181cと略一致している。
前述したように、バッファーレンズ181と光立ち上げレンズ182の交点と、中心位置181cとは略一致しているため、バッファーレンズ181の単位形状の中心位置181cにおける接線と、光偏向面7aとのなす角度は略0度である。
一方、光L2は、光偏向面7aに形成された光立上げレンズ182によって進行方向が偏向される。光立ち上げレンズ182と光偏光面7aとがなす角度θb(図2参照)が十分大きいため、その進行方向は大きく偏向されて導光体7の射出面7bへと向かう。そして、射出面7bと空気との界面において屈折して射出される。
このように、光源6に近い領域ほど射出率を低く、光源6から遠ざかるほど射出率を高くするため、光偏光面7aにおける光偏向要素18の占める面積は、光源6に近いほど少なく、光源6から離れるほど多くなっている。即ち、光偏向要素18は、光源6に近いほど疎に、光源6から遠ざかるほど密となる疎密で配置される。
しかしながら、図7(b)に示されるように、金属型100の表面が表面100cのよういに変動すると、光偏向要素18、及び平坦面30が変化し、導光体7に入射した光の射出光量が変化してしまう。
ただし、複合レンズ18は、このような形状に限ることはなく、図11(b)に示されるように、その長手方向が光の入射方向に直交する方向に一次元方向に延在するシリンドリカル形状であるバッファーレンズ181Aと、同じくシリンドリカル形状である光立上げレンズ182Aとの複合形状としてもよい。さらに、これらに限らず、プリズム形状やピラミッド形状、その他多角形状であっても良い。
本実施形態の導光体7に形成される光偏向要素18は、バッファーレンズ181と光立上げレンズ182との複合レンズ18であるため、精度要求が厳しい導光体7を成形することが出来る。
画像表示素子2は、液晶表示素子であることが好ましい。液晶表示素子は、画素単位で光を透過/遮光して画像を表示する代表的な素子であり、他の表示素子に比べて、画像品位を高くすることができるとともに、製造コストを低減することができる。
以下、実施例に基づいて本発明について詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限定されるものではない。
(実施例)
比較例1、実施例1の導光体7は、310mm×540mmの24インチサイズの直方体であり、厚みを4mmとした。導光体7の1つの長辺(540mm側)を光入射面7Lとした。
そして比較例1と同じだけ、光立上げレンズ182A、及びバッファーレンズ181Aの高さを低く設定した。
設計値は、導光体7の中心が最も輝度が高くなる、湾曲した輝度分布となるようにした。
比較例1は、光立上げレンズ182Bの光立上げ効率が約15%低下しているため、V1側では設計値に対して輝度が大きく下がり、V2側で設計値に対して輝度が大きく上昇していることが見て取れる。また輝度ピーク位置も、導光体7の中心からV2側へと大きくシフトしてしまい、輝度ピーク位置からV2までほとんど輝度分布がフラットとなり、設計値である湾曲した輝度分布とは大きく変化していることが見て取れる。
一方で実施例1は、バッファーレンズ181Aの効果により、複合レンズ18Aの光立上げ効率が大きくは低下していない。輝度ピーク位置が若干導光体7中心からV2側へとシフトしているが、全体的に設計値である湾曲した輝度分布からは大きく変化のない輝度分布であることが見て取れる。
Claims (13)
- 第一主面と、前記第一主面と対向する第二主面と、前記第一主面と前記第二主面とを接続する4つの側端面を有し、
前記4つの側端面の少なくとも1つの面に光源が配され、
前記光源から入射された光を前記第一主面に形成された複数の光偏向要素によって第二主面から射出する透光性の導光体であって、
前記光偏向要素は、光立上げレンズと、前記光立上げレンズよりも高さの低いバッファーレンズとで構成され、前記光立上げレンズと前記バッファーレンズとの一部が重なって形成される複合レンズであるとともに、
前記複合レンズは、凸形状である前記光立上げレンズと凸形状である前記バッファーレンズとが一部重なって形成されてなり、
前記凸形状であるバッファーレンズの単位形状の中心位置は、前記凸形状である光立上げレンズの単位形状の中心位置に対して、前記光偏向要素に最近接である光源から離れる方向にシフトしてなることを特徴とする導光体。 - 前記光偏向要素に対して最近接である光源の方向に沿い、かつ、第一主面と直交する断面において、
前記バッファーレンズのレンズ面の接線と前記第一主面とのなす角度のうち最大となる角度θaは、
前記光立ち上げレンズのレンズ面の接線と前記第一主面とのなす角度のうち最大となる角度θbよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の導光体。 - 前記光偏向要素に対して最近接である光源の方向に沿い、かつ、第一主面と直交する断面において、
前記光立ち上げレンズと前記バッファーレンズとの交点を通る前記バッファーレンズのレンズ面の接線と前記第一主面とは略平行であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導光体。 - 前記光偏向要素に対して最近接である光源の方向に沿い、かつ、第一主面と直交する断面において、
前記光立ち上げレンズと前記バッファーレンズとの交点の位置は、前記バッファーレンズの単位形状の中心点の位置と略一致することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ一項に記載の導光体。 - 前記バッファーレンズの曲率半径と、前記光立ち上げレンズの曲率半径とは同一であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の導光体。
- 前記光偏向要素は、前記光源が配される面に近いほど、第一主面内における前記光偏向要素の占める面積が少なく、前記光源が配される面から離れるほど、前記光偏向要素の占める面積が多くなる疎密分布で配されることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の導光体。
- 前記光偏向要素は、前記第一主面の一部の領域においては、前記光立上げレンズのみで構成されることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の導光体。
- 前記光偏向要素は、前記光源が配される面から最も離れた領域においては、前記光立上げレンズのみで構成されることを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の導光体。
- 隣合う前記光偏向要素において一方の前記バッファーレンズと他方の前記光立上げレンズが重なっていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の導光体。
- 前記光立ち上げレンズと前記バッファーレンズとは、一次元方向に延在するシリンドリカルレンズであることを特徴とする請求項1からから請求項8のいずれか一項に記載の導光体。
- 前記光源と、
請求項1から請求項10の何れか一項に記載の導光体と、
前記第一主面側に、反射シートを備えることを特徴とする照明装置。 - 前記導光体の前記第二主面側に、光を散乱、屈折、吸収、反射の少なくともいずれか1つの機能を有する光学シートを備えることを特徴とする請求項11に記載の照明装置。
- 画素単位での透過/遮光に応じて表示画像を規定する画像表示素子と、
請求項11又は請求項12に記載される照明装置と、
を具備することを特徴とする表示装置。
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