JP2015069169A - 現像装置、ブレードユニット、および、現像装置の製造方法 - Google Patents

現像装置、ブレードユニット、および、現像装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブレードを支持部材にしっかりと固定することができる現像装置、ブレードユニット、および、現像装置の製造方法を提供する。
【解決手段】現像装置は、現像ローラと、現像ローラに近接するブレード41と、ブレード41を支持する支持部材42と、を備えている。そして、ブレード41は、支持部材42と繋がった複数の溶接痕43Aを有し、複数の溶接痕43の少なくとも一部は、互いに重なり合うことで大溶接痕(第1大溶接痕43および第2大溶接痕44)を形成している。
【選択図】図3

Description

本発明は、支持部材にブレードを溶接してなるブレードユニットおよび当該ブレードユニットを用いた現像装置、並びに、当該現像装置の製造方法に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置には、現像ローラと、現像ローラに担持された現像剤層の厚さを規制するためのブレードユニットとを有する現像装置を備えるものがある。そして、ブレードユニットにおいて、現像ローラに接するブレードと、ブレードに重なって、ブレードを支持する支持部材とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このブレードユニットでは、ブレードと支持部材は、ブレードの長手方向における複数箇所で溶接されており、ブレードには、複数の溶接痕が互いに間隔をあけて形成されている。
特開2001−356592号公報
しかしながら、上述した技術のような溶接痕では、個々の溶接による固定力が弱く、ブレードを支持部材にしっかりと固定することができない。
そこで、本発明は、ブレードを支持部材にしっかりと固定することができる現像装置、ブレードユニット、および、現像装置の製造方法を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤担持体と、現像剤担持体に近接するブレードと、ブレードを支持する支持部材と、を備えている。
そして、ブレードは、支持部材と繋がった複数の溶接痕を有し、複数の溶接痕の少なくとも一部は、互いに重なり合うことで大溶接痕を形成している。
ここで、大溶接痕は、複数の溶接痕がひとまとまりになった部分であり、1つの溶接痕よりも大きいものである。
このように構成された現像装置によれば、溶接痕が重なっていない場合に比べて、ブレードを支持部材にしっかりと固定することができる。
そして、前記した現像装置において、溶接痕は、円形状であってもよい。
また、前記した現像装置において、溶接痕は、ブレードの長手方向の寸法が、ブレードの短手方向の寸法よりも長い形状であってもよい。
そして、前記した現像装置において、溶接痕は、ブレードの短手方向の寸法が、ブレードの長手方向の寸法よりも長い形状であってもよい。
前記した現像装置において、大溶接痕における複数の溶接痕は、ブレードの長手方向に沿って並んでいてもよい。
また、前記した現像装置において、大溶接痕における複数の溶接痕は、ブレードの短手方向に沿って並んでいてもよい。
そして、前記した現像装置において、1つの溶接痕のうち他の溶接痕と重複している領域は、他の溶接痕と重複していない領域よりも大きくてもよい。
また、前記した現像装置において、1つの溶接痕のうち他の溶接痕と重複している領域は、他の溶接痕と重複していない領域よりも小さくてもよい。
前記した現像装置において、大溶接痕は、複数の溶接痕が並ぶ方向の大きさが0.1〜250mmであり、複数の溶接痕が並ぶ方向に直交する方向の大きさが0.1〜6.0mmである形状とすることができる。
そして、前記した現像装置において、ブレードと支持部材は、ファイバーレーザを用いて溶接されていてもよい。
また、前記した現像装置において、ブレードと支持部材は、YAGレーザを用いて溶接されていてもよい。
そして、前記した現像装置において、ブレードの厚みは、0.05〜2.5mmとすることができる。
また、前記した現像装置において、ブレードは、金属材料からなり、支持部材は、金属材料からなる構成とすることができる。
前記した目的を達成するため、本発明のブレードユニットは、ブレードと、ブレードを支持する支持部材と、を備えている。
そして、ブレードは、支持部材と繋がった複数の溶接痕を有し、複数の溶接痕の少なくとも一部は、互いに重なり合うことで大溶接痕を形成している。
このように構成されたブレードユニットによれば、溶接痕が重なっていない場合に比べて、ブレードを支持部材にしっかりと固定することができる。
そして、前記したブレードユニットにおいて、溶接痕は、円形状であってもよい。
また、前記したブレードユニットにおいて、溶接痕は、ブレードの長手方向の寸法が、ブレードの短手方向の寸法よりも長い形状であってもよい。
そして、前記したブレードユニットにおいて、溶接痕は、ブレードの短手方向の寸法が、ブレードの長手方向の寸法よりも長い形状であってもよい。
前記したブレードユニットにおいて、大溶接痕における複数の溶接痕は、ブレードの長手方向に沿って並んでいてもよい。
また、前記したブレードユニットにおいて、大溶接痕における複数の溶接痕は、ブレードの短手方向に沿って並んでいてもよい。
そして、前記したブレードユニットにおいて、1つの溶接痕のうち他の溶接痕と重複している領域は、他の溶接痕と重複していない領域よりも大きくてもよい。
また、前記したブレードユニットにおいて、1つの溶接痕のうち他の溶接痕と重複している領域は、他の溶接痕と重複していない領域よりも小さくてもよい。
前記したブレードユニットにおいて、大溶接痕は、複数の溶接痕が並ぶ方向の大きさが0.1〜250mmであり、複数の溶接痕が並ぶ方向に直交する方向の大きさが0.1〜6.0mmである形状とすることができる。
そして、前記したブレードユニットにおいて、ブレードと支持部材は、ファイバーレーザを用いて溶接されていてもよい。
また、前記したブレードユニットにおいて、ブレードと支持部材は、YAGレーザを用いて溶接されていてもよい。
そして、前記したブレードユニットにおいて、ブレードの厚みは、0.05〜2.5mmとすることができる。
また、前記したブレードユニットにおいて、ブレードは、金属材料からなり、支持部材は、金属材料からなる構成とすることができる。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置の製造方法は、現像剤担持体と、現像剤担持体に近接するブレードと、ブレードを支持する支持部材と、を備えた現像装置の製造方法であって、支持部材に前記ブレードを重ねる工程と、ブレードを支持部材に溶接する溶接工程と、を備える。
そして、溶接工程においては、隣り合う溶接痕同士が重なるように溶接する。
このような現像装置の製造方法によれば、複数の溶接痕が重なってできた大溶接痕をブレードに設けることができるので、ブレードが支持部材にしっかりと固定された現像装置を得ることができる。
そして、前記した溶接工程においては、パルスレーザにより溶接を行ってもよい。
また、前記した溶接工程においては、連続波レーザにより、溶接痕を、ブレードの長手方向の寸法が、ブレードの短手方向の寸法よりも長い形状に形成してもよい。
そして、前記した溶接工程においては、連続波レーザにより、溶接痕を、ブレードの短手方向の寸法が、ブレードの長手方向の寸法よりも長い形状に形成してもよい。
前記した溶接工程においては、ブレードと支持部材を、YAGレーザを用いて溶接することができる。
また、前記した溶接工程においては、ブレードと支持部材を、ファイバーレーザを用いて溶接することができる。
そして、前記した溶接工程においては、レーザ光をブレードに照射しながら、レーザ光とブレードとの少なくとも一方を他方に対してブレードの長手方向へ相対移動させてもよい。
また、前記した溶接工程においては、レーザ光をブレードに照射しながら、レーザ光とブレードとの少なくとも一方を他方に対してブレードの短手方向へ相対移動させる工程と、レーザ光とブレードとの少なくとも一方を他方に対してブレードの長手方向に相対移動させる工程とを交互にまたは同時に繰り返し行ってもよい。
そして、前記した溶接工程においては、溶接痕を、他の溶接痕と重複している領域が他の溶接痕と重複していない領域よりも大きくなるように、レーザ光をブレードに照射してもよい。
また、前記した溶接工程においては、溶接痕を、他の溶接痕と重複している領域が他の溶接痕と重複していない領域よりも小さくなるように、レーザ光をブレードに照射してもよい。
そして、前記した溶接工程においては、大溶接痕における溶接痕が並ぶ方向の大きさが0.1〜250mmであり、大溶接痕の溶接痕が並ぶ方向に直交する方向の大きさが0.1〜6.0mmとなるようにレーザ光をブレードに照射してもよい。
本発明によれば、溶接痕が重なっていない場合に比べて、ブレードを支持部材にしっかりと固定することができる。
本発明の一実施形態に係る現像装置の分解斜視図である。 現像装置の断面図である。 ブレードユニットを示す図(a)と、(a)のA部拡大図(b)である。 現像装置の製造方法を説明する図であり、準備工程を説明する図(a)と、溶接工程を説明する図(b)である。 溶接工程によって形成したブレードの溶接痕のレーザ顕微鏡像である。 第1の変形例に係るブレードユニットを示す図(a)と、溶接痕の拡大図(b)と、第2の変形例における溶接痕の拡大図(c)である。 第1の変形例における溶接工程によって形成したブレードの溶接痕のレーザ顕微鏡像である。 第3の変形例に係るブレードユニットを示す図(a)と、溶接痕の拡大図(b)である。 第3の変形例に係るブレードユニットの製造方法を説明する図である。 第4の変形例における溶接痕の拡大図(a)と、第5の変形例における溶接痕の拡大図(b)である。 第6の変形例における溶接痕の拡大図である。 第7の変形例における溶接痕の拡大図である。 第8の変形例に係るブレードユニットを示す斜視図である。 第9の変形例に係る現像装置の断面図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、現像装置1は、現像剤担持体の一例としての現像ローラ2と、供給ローラ3と、ブレードユニット4と、これらの部材を保持する現像ケース5と、を主に備えている。
現像ケース5は、内部にトナーを収容可能なトナー収容室53を有する容器であり、一側面に開口51を有している。そして、現像ケース5は、開口51の縁を構成するとともに、ブレードユニット4が固定されるブレード固定面52を有している。
また、図2に示すように、トナー収容室53には、トナーを供給ローラ3へ向けて搬送するための搬送部材7が設けられている。搬送部材7は、現像ケース5に回転可能に支持される軸部71と、軸部71が回転したときに軸部71を中心に旋回するフィルム72とを備えている。
現像ローラ2は、図1に示すように、円筒状のローラ本体2Aと、ローラ本体2Aに挿通され、ローラ本体2Aとともに回転可能なシャフト2Bとを有している。ローラ本体2Aは、弾性を有し、その周面にトナーを担持可能になっている。現像ローラ2は、現像ケース5の開口51を塞ぐように配置され、ローラ本体2Aから軸方向に突出するシャフト2Bが現像ケース5に回転可能に支持されている。
供給ローラ3は、現像ケース5の内部で、現像ローラ2に接触するように配置され、現像ケース5に回転可能に支持されている。この供給ローラ3は、回転することで、現像ローラ2に現像ケース5内のトナーを供給するように構成されている。
ブレードユニット4は、先端が現像ローラ2上に載るように現像ローラ2に近接するブレード41と、ブレード41を支持する支持部材42とを備えている。
ブレード41は、現像ローラ2の軸が延びる方向に長い矩形状に形成された薄い板金である。つまり、ブレード41の長手方向は、現像ローラ2の軸方向に平行であり、ブレード41の短手方向は、現像ローラ2の軸方向に直交する方向である。そして、ブレード41は、金属材料、例えば、ステンレス鋼からなる。また、ブレード41は、表面にプレス油を含む塗膜が形成された板金であってもよい。
そして、ブレード41の厚みは、例えば、0.05〜2.5mmであってもよいし、0.05〜0.12mmであってもよいし、0.05〜1.00mmであってもよいし、0.07〜0.15mmであってもよいし、0.08〜0.12mmであってもよい。また、ブレード41の長手方向の寸法は、現像ローラ2のローラ本体2Aの軸方向の寸法よりも大きく、218〜270mmであってもよいし、220〜260mmであってもよいし、222〜250mmであってもよい。
ブレード41は、先端41Eの現像ローラ2に対向する面41Fに、現像ローラ2側に突出して現像ローラ2のローラ本体2Aに直接接する接触部411を有している(図2参照)。接触部411は、ブレード41の長手方向に沿って延びるゴム等からなる。
支持部材42は、ブレード41を支持するとともに、ブレード41の固定端を規定するための部材である。
支持部材42は、金属材料からなり、例えば、電気亜鉛めっき鋼板からなる。支持部材42は、ブレード41よりも厚く、ブレード41の長手方向に長い略矩形状に形成されており、ブレード41の長手方向両端面413よりも外側まで延びている。
この支持部材42は、ブレード41の接触部411が設けられている面41Fとは反対側の面に重なり、ブレード41を現像ケース5のブレード固定面52との間で挟んでいる。より具体的には、支持部材42のブレード41の先端41E側の端縁42Eとブレード固定面52のブレード41の先端41E側の端縁52Eとでブレード41が挟まれており、支持部材42の端縁42Eとブレード固定面52の端縁52Eに接触する部分が、ブレード41が撓むときの支点となっている。
このように構成されたブレードユニット4は、ブレード41と支持部材42に形成された孔Hに挿通されたネジ6によって現像ケース5に固定されている。そして、ブレードユニット4は、接触部411が回転する現像ローラ2に接することで、現像ローラ2上に担持されたトナー層の厚さを規制するようになっている。
図3(a)に示すように、支持部材42は、長手方向両端部のブレード41と対向する面に、ブレード41と係合する位置決め突起421を有している。また、ブレード41は、一対の位置決め突起421と係合する一対の開口部412を有している。一対の開口部412の一方は、丸穴であり、他方は、2つの開口部412同士の寸法誤差を吸収したり、ブレード41や支持部材42の長手方向の線膨張を吸収したりするための長穴となっている。ブレード41は、一対の開口部412がそれぞれ対応する位置決め突起421に係合することで、支持部材42に対して位置決めされている。
そして、ブレード41は、長手方向における複数箇所で、支持部材42に溶接されている。具体的に、ブレード41は、一対の位置決め突起421よりも長手方向外側の部分と、一対の位置決め突起421の間の部分とが、支持部材42にレーザ溶接されている。
ブレード41は、一対の位置決め突起421の間の位置にブレード41と支持部材42を繋ぐ大溶接痕の一例としての第1大溶接痕43を有し、一対の位置決め突起421よりも長手方向外側の位置にブレード41と支持部材42を繋ぐ大溶接痕の一例としての第2大溶接痕44を有している。
第1大溶接痕43は、一方の開口部412の近くの位置から他方の開口部412の近くの位置まで、ブレード41の長手方向に沿って連続して延びている。
この第1大溶接痕43は、図3(b)に示すように、ブレード41の長手方向に沿って並ぶ複数の溶接痕43Aからなり、隣り合う溶接痕43A同士は重なっている。つまり、ブレード41が有する複数の溶接痕43Aの一部は、互いに重な互いに重なり合うことで大溶接痕を形成している。ここで、溶接痕とは、レーザを1回照射したときにできる溶接された痕である。
各溶接痕43Aは、円形状に形成されている。なお、本実施形態における円形状は、最も膨らんだ部分の大きさ(長径)が、最も小さい部分の大きさ(短径)の110〜330%の範囲内にある形状を指す。また、最も膨らんだ部分の大きさ(長径)が、最も小さい部分の大きさ(短径)の110〜250%であってもよいし、100〜120%であってもよいし、100〜110%であってもよいし、101〜105%であってもよいし、101〜115%であってもよい。例えば、1つの溶接痕43Aの大きさは、0.1〜6.0mmとすることができる。また、1つの溶接痕43Aの大きさは、0.3〜4.0mmであってもよいし、0.5〜2.0mmであってもよい。
複数の溶接痕43Aは、ブレード41の長手方向において丸穴の開口部412側から順々に上に重なっている。そして、各溶接痕43Aは、隣接する溶接痕43Aと部分的に重なっている。1つの溶接痕43Aのうち他の溶接痕43Aと重複している領域(ハッチングを付した領域)は、他の溶接痕43Aと重複していない領域よりも小さくなっている。
このように重なった複数の溶接痕43Aにおいては、1つの溶接痕43Aの両隣に配置された溶接痕43A同士の距離Xが、当該1つの溶接痕43Aの隣の溶接痕43Aと重なった領域の幅Yよりも大きくなっている。
そして、複数の溶接痕43Aからなる第1大溶接痕43は、ブレード41の長手方向の寸法が、ブレード41の短手方向の寸法よりも長い形状になっており、ブレード41の長手方向における複数箇所にくびれ431を有している。第1大溶接痕43は、例えば、複数の溶接痕43Aが並ぶ方向、すなわち、長手方向の寸法を0.1〜250mm、短手方向の寸法を0.1〜6.0mmとすることができる。なお、第1大溶接痕43の短手方向の寸法は、0.3〜4.0mmであってもよいし、0.5〜2.0mmであってもよい。
第2大溶接痕44は、図3(a)に示すように、各開口部412の近くの位置からブレード41の長手方向の端面413の近くまで、ブレード41の長手方向に沿って連続して延びている。
各第2大溶接痕44は、図3(b)に示した第1大溶接痕43と同様に、ブレード41の長手方向に沿って並んだ複数の円形状の溶接痕43Aが重なってできている(図示省略)。
以上のように構成されたブレードユニット4の効果について説明する。
ブレード41に形成された第1大溶接痕43および第2大溶接痕44が、複数の溶接痕43Aが重なってできているので、溶接痕が重なっていない構成に比べて、ブレード41を支持部材42にしっかりと固定することができる。
そして、複数の溶接痕43Aは、ブレード41の長手方向に沿って並んでおり、第1大溶接痕43および第2大溶接痕44は、それぞれ、ブレード41の長手方向に沿って長く延びているので、ブレード41が現像ローラ2に接したときに、ブレード41の一部に強い力が加わるのを抑制することができる。
次に、現像装置1の製造方法について説明する。
現像装置1を製造するにあたり、ブレードユニット4を製造するときには、まず、図4(a)に示すように、支持部材42にブレード41を重ねる(準備工程)。このとき、ブレード41の各開口部412を、支持部材42の対応する位置決め突起421に係合させる。
次に、ブレード41と支持部材42を作業台の上に固定した後、図4(b)に示すように、溶接機8から出射されるレーザ光81をブレード41に対して移動させながら、ブレード41にレーザ光81を照射し、ブレード41と支持部材42を溶接する(溶接工程)。
本実施形態においては、溶接機8は、パルスレーザにより、溶接機8に対向する部分にレーザ光81を照射するように構成されている。なお、溶接機は、内部に設けられた反射鏡を動かすことで、溶接機自体は移動させずに、レーザ光をブレード41に対して移動させるように構成されていてもよい。パルスレーザとしては、例えば、YAG(yttrium aluminum garnet)レーザやファイバーレーザを採用することができる。
溶接工程においては、レーザ光81をブレード41に対して丸穴の開口部412が設けられている端部から長穴の開口部412が設けられている端部へ向けてブレード41の長手方向に沿って移動させる。このとき、ブレード41の端面や開口部412の縁から離間した範囲にレーザ光81を照射する。
このように丸穴側から溶接していくことにより、溶接しているときにブレード41が熱で膨張した場合であっても、この膨張を長穴の開口部412で吸収することができる。
そして、レーザ光81は、隣り合う溶接痕43A同士が重なる、より詳細には、溶接痕43Aを、他の溶接痕43Aと重複している領域が他の溶接痕43Aと重複していない領域よりも小さくなるような速さで、ブレード41に対して移動させる。
一例として、ブレード41としてステンレス鋼からなるブレード(厚さ0.1mm)、支持部材42として電気亜鉛めっき鋼板からなる支持部材(厚さ1.2mm)、溶接機としてファイバーレーザ溶接機ML−6700A(ミヤチテクノス株式会社製)を用いて前記した溶接工程を行ったときに形成された溶接痕を図5に示す。この溶接工程においては、パルスレーザを用い、レーザ光のスポット径を0.2mm、パルス幅を1.0msec、パワーを400Wとし、レーザ光をブレードに対して200mm/secで移動させた。なお、溶接痕は、レーザ顕微鏡VK−X200シリーズ(株式会社キーエンス製)を使用して観察した。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。なお、以下の説明において、前記実施形態と略同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、ブレード41と支持部材42は、YAGレーザ等のパルスレーザを用いて溶接されており、ブレード41には、円形状の溶接痕43Aが形成されていたが、ブレード41と支持部材42の溶接方法は、これに限定されるものではない。例えば、図6(a),(b)に示すように、ブレード41と支持部材42は、例えば、ファイバーレーザ等の連続波レーザを用いて溶接され、ブレード41には、ブレード41の長手方向の寸法が、ブレード41の短手方向の寸法よりも長い形状の溶接痕45Aが形成されていてもよい。
具体的に、ブレード41は、長手方向における複数箇所に、長手方向に並んだ複数の溶接痕45Aの一部が互いに重なり合うことで大溶接痕45が形成されている。1つの溶接痕45Aにおいて、隣り合う溶接痕45A同士は重なっており、大溶接痕45は、ブレード41の長手方向における複数箇所にくびれ451を複数有している。
そして、1つの溶接痕45Aの両隣の溶接痕45A同士の距離Xが、当該1つの溶接痕45Aの隣の溶接痕45Aと重なる領域の幅Yよりも大きくなっており、1つの溶接痕45Aのうち他の溶接痕45Aと重複している領域(ハッチングを付した領域)は、他の溶接痕45Aと重複しない領域よりも小さくなっている。
一例として、パルスレーザを用い、レーザ光のスポット径を0.1mm、パルス幅を0.35msec、パワーを400Wとし、レーザ光をブレードに対して200mm/secで移動させたときにブレードに形成される溶接痕を図7に示す。なお、溶接機、ブレードおよび支持部材は、図5に示した例と同じものを使用した。
なお、大溶接痕45は、図6(c)に示すように、1つの溶接痕45Bのうち他の溶接痕45Bと重複している領域(ハッチングを付した領域)が、他の溶接痕45Bと重複しない領域よりも大きくなるように重なり合った複数の溶接痕45Bから形成されていてもよい。この場合、1つの溶接痕45Bの両隣の溶接痕45B同士の距離Xが、当該1つの溶接痕45Bの隣の溶接痕45Bと重なる領域の幅Yよりも小さくなっている。
このような大溶接痕45を形成する場合には、溶接工程において、レーザ光81の照射の合間に、レーザ光81を、ブレード71に対して移動方向上流側へ戻す。
前記実施形態では、第1大溶接痕43および第2大溶接痕44(大溶接痕)を構成する複数の溶接痕43Aは、ブレード41の長手方向に沿って並んでいたが、複数の溶接痕が並ぶ方向はこれに限定されるものではない。例えば、図8(a),(b)に示すように、各大溶接痕46を構成する複数の溶接痕46Aは、ブレード41の短手方向に並んでいてもよい。
この場合、大溶接痕46は、ブレード41の短手方向の寸法が、ブレード41の長手方向の寸法よりも長い形状になっている。
そして、大溶接痕46は、ブレード41の長手方向における複数箇所に形成されている。なお、接触部411と現像ローラ2の接触部分に均等な力がかかるように、複数の大溶接痕46の各接触部411側の端部は、接触部411が延びる方向に平行な一直線上に配置されているのが望ましい。
このような大溶接痕46を形成するためには、溶接工程において、図9に示すように、レーザ光81をブレード41に対してブレード41の短手方向へ移動させる工程と、レーザ光81をブレード41に対してブレード41の長手方向へ移動させる工程とを、交互に繰り返し行う。
なお、レーザ光81をブレード41に対してブレード41の短手方向へ移動させる工程と、レーザ光81をブレード41に対してブレード41の長手方向へ移動させる工程とは、同時に繰り返し行ってもよい。
この場合、図10(a)に示すように、複数の溶接痕47Aは、ブレード41の長手方向に交差する方向に沿って並び、大溶接痕47は、ブレード41の長手方向に交差する方向に延びている。また、図10(b)に示すように、複数の溶接痕48Aが、ブレード41の長手方向に交差する2つの方向に沿って並び、大溶接痕48を、ジグザグ状にすることもできる。
図11に示すように、前記した大溶接痕46は、ブレード41の短手方向の寸法が、ブレード41の長手方向の寸法よりも長い形状に形成された複数の溶接痕46Bが、ブレード41の短手方向に並んで形成されていてもよい。
また、前記実施形態では、円形状の溶接痕43Aがブレード41の長手方向に沿って並んで第1大溶接痕43(大溶接痕)を形成していたが、図12に示すように、大溶接痕49は、ブレード41の長手方向に沿って並んだ、ブレード41の短手方向の寸法が、ブレード41の長手方向の寸法よりも長い形状の複数の溶接痕49Aから形成されていてもよい。
前記実施形態では、複数の溶接痕43Aは、ブレード41の長手方向において丸穴の開口部412側から順々に上に重なっていたが、溶接痕43Aの重ね方はこれに限定されるものではない。例えば、2つの離れた位置に形成された溶接痕の間に、当該2つの溶接痕に重なるように新たな溶接痕を形成し、隣り合う溶接痕同士が重なるようにしてもよい。
前記実施形態では、大溶接痕(第1大溶接痕43および第2大溶接痕44)は、ブレード41の短手方向において、1箇所のみに形成されていたが、大溶接痕の設け方はこれに限定されるものではない。例えば、2つ以上の大溶接痕をブレード41の短手方向に複数並べて形成してもよい。
前記実施形態では、すべての大溶接痕(第1大溶接痕43および第2大溶接痕44)が複数の溶接痕43Aから形成されていたが、ブレード41に形成された大溶接痕の構成はこれに限定されるものではない。例えば、第2大溶接痕44は、ブレード41の長手方向に沿って長く延びる1つの溶接痕から形成されていてもよい。つまり、複数の溶接痕43Aから形成される大溶接痕は、ブレード41に形成された溶接痕のうち1つだけであってもよい。
前記実施形態では、ブレード41は、支持部材42に複数箇所で溶接されていたが、ブレード41の溶接方法はこれに限定されるものではない。例えば、ブレード41には第1大溶接痕43のみが形成されており、支持部材42に1箇所のみが溶接されていてもよい。
前記実施形態では、溶接工程において、レーザ光81をブレード41に対して移動させていたが、レーザ光81をブレード41に対して相対移動させる方法はこれに限定されるものではない。例えば、ブレード41および支持部材42をレーザ光81に対して移動させることで、レーザ光81をブレード41に対して(ブレード41をレーザ光81に対して)相対移動させてもよい。
また、レーザ光81と、ブレード41および支持部材42との両方を同時に移動させてもよい。
前記実施形態では、ブレード41が、ブレード41から突出する接触部411を有していたが、ブレード41の構成はこれに限定されるものではない。例えば、図13に示すように、ブレード41Aは、ゴム等で形成された接触部を有さず、先端が支持部材42側(現像ローラ2と反対側)を向くように屈曲した屈曲部411Aを有し、この屈曲部411A(ブレード41の先端)が現像ローラ2のローラ本体2Aに直接接触していてもよい。
前記実施形態では、ブレード41の先端が現像ローラ2に載るように設けられ、ブレード41を支持部材42と現像ケース5で挟んでいたが、ブレードユニット4の構成はこれに限定されるものではない。例えば、ブレード41が溶接された支持部材42は、図12に示すように、直接、現像ケース5に固定され、ブレード41と現像ケース5に挟まれていてもよい。このブレードユニット4においては、ブレード41の先端(接触部411)が搬送部材7側から現像ローラ2に接し、ブレード41は、接触部411が設けられている面41Fとは反対側から支持部材42によって支持されている。
前記実施形態では、現像剤担持体としてローラ本体2Aとシャフト2Bを有する現像ローラ2を例示したが、現像剤担持体はこれに限定されるものではない。例えば、現像剤担持体として、ブラシローラや現像スリーブ、ベルト状の現像剤担持体を採用してもよい。
また、前記実施形態では、ブレード41の接触部411(先端)が現像ローラ2(現像剤担持体)のローラ本体2Aに直接接していたが、ブレードの構成はこれに限定されず、ブレードは、先端がローラ本体2Aから0.1〜1.0mm程度離れて近接していてもよい。
前記実施形態では、ブレード41を構成する金属部材として、ステンレス鋼を例示したが、ブレード41の構成はこれに限定されるものではない。例えば、ブレード41は、ばね用鋼や、リン青銅、ベリリウム鋼、炭素工具鋼等から形成されていてもよい。なお、ばね用鋼や炭素工具鋼を採用する場合には、錆を防止するために、表面にニッケルやクロム、亜鉛などをめっきしてもよい。
前記実施形態では、支持部材42を構成する金属部材として、電気亜鉛めっき鋼板から形成されていたが、支持部材42の構成はこれに限定されるものではない。例えば、支持部材42は、冷間圧延鋼板やブリキから形成されていてもよいし、これらの材料から形成した板の表面に、パーカー処理やクロメート処理、ニッケルメッキ処理等を施したものでもよい。また、支持部材42は、表面にプレス油を含む塗膜が形成されていてもよい。
1 現像装置
2 現像ローラ
4 ブレードユニット
41 ブレード
42 支持部材
43 第1大溶接痕
43A 溶接痕
44 第2大溶接痕
71 レーザ光
411 接触部

Claims (37)

  1. 現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体に近接するブレードと、
    前記ブレードを支持する支持部材と、を備え、
    前記ブレードは、前記支持部材と繋がった複数の溶接痕を有し、
    前記複数の溶接痕の少なくとも一部は、互いに重なり合うことで大溶接痕を形成していることを特徴とする現像装置。
  2. 前記溶接痕は、円形状を有することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記溶接痕は、前記ブレードの長手方向の寸法が、前記ブレードの短手方向の寸法よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記溶接痕は、前記ブレードの短手方向の寸法が、前記ブレードの長手方向の寸法よりも長いことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  5. 前記大溶接痕における複数の前記溶接痕は、前記ブレードの長手方向に沿って並んでいることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記大溶接痕における複数の前記溶接痕は、前記ブレードの短手方向に沿って並んでいることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。
  7. 1つの前記溶接痕のうち他の前記溶接痕と重複している領域は、他の前記溶接痕と重複していない領域よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。
  8. 1つの前記溶接痕のうち他の前記溶接痕と重複している領域は、他の前記溶接痕と重複していない領域よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像装置。
  9. 前記大溶接痕は、前記複数の溶接痕が並ぶ方向の大きさが0.1〜250mmであり、前記複数の溶接痕が並ぶ方向に直交する方向の大きさが0.1〜6.0mmであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の現像装置。
  10. 前記ブレードと前記支持部材は、ファイバーレーザを用いて溶接されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の現像装置。
  11. 前記ブレードと前記支持部材は、YAGレーザを用いて溶接されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記ブレードの厚みは、0.05〜2.5mmであることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記ブレードは、金属材料からなり、
    前記支持部材は、金属材料からなることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の現像装置。
  14. ブレードと、
    前記ブレードを支持する支持部材と、を備え、
    前記ブレードは、前記支持部材と繋がった複数の溶接痕を有し、
    前記複数の溶接痕の少なくとも一部は、互いに重なり合うことで大溶接痕を形成していることを特徴とするブレードユニット。
  15. 前記溶接痕は、円形状を有することを特徴とする請求項14に記載のブレードユニット。
  16. 前記溶接痕は、前記ブレードの長手方向の寸法が、前記ブレードの短手方向の寸法よりも長いことを特徴とする請求項14に記載のブレードユニット。
  17. 前記溶接痕は、前記ブレードの短手方向の寸法が、前記ブレードの長手方向の寸法よりも長いことを特徴とする請求項14に記載のブレードユニット。
  18. 前記大溶接痕における複数の前記溶接痕は、前記ブレードの長手方向に沿って並んでいることを特徴とする請求項14から請求項17のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  19. 前記大溶接痕における複数の前記溶接痕は、前記ブレードの短手方向に沿って並んでいることを特徴とする請求項14から請求項17のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  20. 1つの前記溶接痕のうち他の前記溶接痕と重複している領域は、他の前記溶接痕と重複していない領域よりも大きいことを特徴とする請求項14から請求項20のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  21. 1つの前記溶接痕のうち他の前記溶接痕と重複している領域は、他の前記溶接痕と重複していない領域よりも小さいことを特徴とする請求項14から請求項20のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  22. 前記大溶接痕は、前記複数の溶接痕が並ぶ方向の大きさが0.1〜250mmであり、前記複数の溶接痕が並ぶ方向に直交する方向の大きさが0.1〜6.0mmであることを特徴とする請求項14から請求項21のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  23. 前記ブレードと前記支持部材は、ファイバーレーザを用いて溶接されていることを特徴とする請求項14から請求項22のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  24. 前記ブレードと前記支持部材は、YAGレーザを用いて溶接されていることを特徴とする請求項14から請求項22のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  25. 前記ブレードの厚みは、0.05〜2.5mmであることを特徴とする請求項14から請求項24のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  26. 前記ブレードは、金属材料からなり、
    前記支持部材は、金属材料からなることを特徴とする請求項14から請求項25のいずれか1項に記載のブレードユニット。
  27. 現像剤担持体と、前記現像剤担持体に近接するブレードと、前記ブレードを支持する支持部材と、を備えた現像装置の製造方法であって、
    前記支持部材に前記ブレードを重ねる工程と、
    隣り合う溶接痕同士が重なるように、前記ブレードを前記支持部材に溶接する溶接工程と、を備えることを特徴とする現像装置の製造方法。
  28. 前記溶接工程においては、パルスレーザにより溶接を行うことを特徴とする請求項27に記載の現像装置の製造方法。
  29. 前記溶接工程においては、連続波レーザにより、前記溶接痕を、前記ブレードの長手方向の寸法が、前記ブレードの短手方向の寸法よりも長い形状に形成することを特徴とする請求項27に記載の現像装置の製造方法。
  30. 前記溶接工程においては、連続波レーザにより、前記溶接痕を、前記ブレードの短手方向の寸法が、前記ブレードの長手方向の寸法よりも長い形状に形成することを特徴とする請求項27に記載の現像装置の製造方法。
  31. 前記溶接工程においては、前記ブレードと前記支持部材を、YAGレーザを用いて溶接することを特徴とする請求項28に記載の現像装置の製造方法。
  32. 前記溶接工程においては、前記ブレードと前記支持部材を、ファイバーレーザを用いて溶接することを特徴とする請求項28から請求項30のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法。
  33. 前記溶接工程においては、レーザ光を前記ブレードに照射しながら、レーザ光と前記ブレードとの少なくとも一方を他方に対して前記ブレードの長手方向へ相対移動させることを特徴とする請求項27から請求項32のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法。
  34. 前記溶接工程においては、レーザ光を前記ブレードに照射しながら、レーザ光と前記ブレードとの少なくとも一方を他方に対して前記ブレードの短手方向へ相対移動させる工程と、レーザ光と前記ブレードとの少なくとも一方を他方に対して前記ブレードの長手方向に相対移動させる工程とを交互にまたは同時に繰り返し行うことを特徴とする請求項27または請求項32のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法。
  35. 前記溶接工程においては、前記溶接痕を、他の前記溶接痕と重複している領域が他の前記溶接痕と重複していない領域よりも大きくなるように、レーザ光を前記ブレードに照射することを特徴とする請求項27から請求項34のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法。
  36. 前記溶接工程においては、前記溶接痕を、他の前記溶接痕と重複している領域が他の前記溶接痕と重複していない領域よりも小さくなるように、レーザ光を前記ブレードに照射することを特徴とする請求項27から請求項34のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法。
  37. 前記溶接工程においては、前記大溶接痕における前記溶接痕が並ぶ方向の大きさが0.1〜250mmであり、前記大溶接痕における前記溶接痕が並ぶ方向に直交する方向の大きさが0.1〜6.0mmとなるようにレーザ光を前記ブレードに照射することを特徴とする請求項27から請求項36のいずれか1項に記載の現像装置の製造方法。
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