JP2015069107A - 基板貼り合わせ装置 - Google Patents

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紘一郎 三浦
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Abstract

【課題】基板を確実に搬送する。【解決手段】基板搬送部10は、搬送ベース200と、搬送アーム210と、吸着部220と、を有している。搬送アーム210の対向面部211には、下方に凹む長孔状の溝218が形成されている。溝218は、搬送アーム210の長手方向の両端部に亘って形成されている。溝218には、複数の吸着部220が収容されている。溝218から露出する対向面部211の上面には、吸着部220を任意の場所に固定できるように複数のねじ孔が搬送アーム210の長手方向に所定の間隔で形成されている。このため、吸着部220は、溝218に収容された状態で、任意の場所に移動可能となっている。【選択図】図4

Description

本発明は、表示基板やカバー基板などの基板を貼り合わせる基板貼り合わせ装置に関するものである。
表示機器の表示部は、例えば、液晶モジュールや有機発光ダイオードモジュールなどの表示基板に設けられた偏光板の上に、タッチセンサ付き基板や保護基板などのカバー基板を貼り合わせて製造される。
一般的に、両基板は、両基板を貼り合わせる基板貼り合わせ装置において、種々の工程を経て貼り合わせられる。種々の工程は、基板貼り合わせ装置が有する種々のユニットによって行われる。種々の工程としては、例えば、塗布ユニットによる表示基板又はカバー基板に接着剤としての樹脂を塗布する工程、貼り合わせユニットによる樹脂を介して両基板を貼り合わせる工程や検査ユニットによる貼り合わせた基板を検査する工程がある。
また、上記のような基板貼り合わせ装置は、各ユニットに基板を搬送する搬送部を有している。
特許文献1には、複数の処理ステージ(ユニット)を有し、各処理ステージに、パネルホルダが配置されたパネル処理装置が記載されている。このパネルホルダは、間隔を空けて配置された複数のホルダアームを有する。このホルダアームの表面には複数個所に弾性部材からなる吸着パッドが装着されている。これらの吸着パッドには多数の吸着孔が設けられており、パネル(基板)の裏面を真空吸着する。
特許文献1に記載されたパネル処理装置では、受け取り側のパネルホルダ及び受け渡し側のパネルホルダを、相互にホルダアームを入り組ませた状態にする。そして、受け取り側のパネルホルダを受け渡し側のパネルホルダの下方位置から上昇させて、パネルをパネルホルダ間で移載する。
特開2007−99466号公報
特許文献1に記載のパネル処理装置におけるホルダアームの表面には、ほぼ全面に亘って吸着パッドが配置されている。このため、比較的小さいサイズの基板を搬送する場合は、基板によって塞がれない吸着パッドの吸着孔が生じて、ホルダアーム全体としての吸着力が下がってしまう。これによって、搬送中の基板がホルダアームから落下してしまう可能性がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、基板を確実に搬送することができる基板貼り合わせ装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の基板貼り合わせ装置は、塗布部と、貼り合わせ部と、基板搬送部と、基板受取部と、を備えている。塗布部は、表示基板及びカバー基板の少なくとも一方に接着剤としての樹脂を塗布する。貼り合わせ部は、表示基板とカバー基板とを貼り合わせる。基板搬送部は、表示基板又はカバー基板を塗布部又は貼り合わせ部に搬送する。基板受取部は、塗布部及び貼り合わせ部に設けられ、搬送された表示基板又はカバー基板を受け取る。また、基板搬送部は、所定の距離を空けて設けられ、表示基板又はカバー基板が載置される複数の搬送アームを有し、基板受取部は、所定の距離を空けて設けられ、表示基板又はカバー基板が載置される複数の受取アームを有し、搬送アーム及び受取アームの少なくとも一方が他方に対して上下方向に相対的に移動して、搬送アームが受取アーム間を通過すること、又は、受取アームが搬送アーム間を通過することで表示基板又はカバー基板の受け渡しを行い、搬送アームは、表示基板又はカバー基板を真空吸着する吸着部を有し、吸着部は、搬送アーム上を移動可能に設けられている。
上記構成の基板貼り合わせ装置では、表示基板及びカバー基板のサイズやこれら基板の基板搬送部上の位置などに応じて、吸着部の配置を変更することができる。このため、配置した全ての吸着部で表示基板又はカバー基板を確実に吸着することができる。
本発明によれば、基板を確実に搬送することができる。
本発明の実施形態に係る表示基板の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサ付き基板の構成を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の上面図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の正面図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の側面図である。 本発明の実施形態に係るタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の要部拡大図である。 図4のA−A線矢視断面図である。 図4のB−B線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る基板搬送部の吸着部を示す上面図である。 本発明の実施形態に係る貼り合わされた表示基板及びタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の上面図である。 本発明の実施形態に係る貼り合わされた表示基板及びタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の正面図である。 本発明の実施形態に係る貼り合わされた表示基板及びタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の側面図である。 本発明の実施形態に係る貼り合わされた表示基板及びタッチセンサ付き基板が載置された基板搬送部の要部拡大図である。 図11のC−C線矢視断面図である。 図11のD−D線矢視断面図である。 本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置の作用を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置について、図1〜図17を参照して説明する。本発明の実施形態に係る基板貼り合わせ装置は、接着剤としての樹脂を、カバー基板に塗布し、カバー基板と表示基板とを貼り合わせる。なお、各図において共通の部材には、同一の符号を付している。
[表示基板]
まず、表示基板101について、図1を参照して説明する。
図1は、基板貼り合わせ装置1により貼り合わせる一方の基板である表示基板101の構成を示す説明図である。
図1に示すように、表示基板101は、例えばLCDモジュール(LCM)であり、液晶が用いられた基板本体102と、基板本体102の一方の面を露出させて収容するフレーム103と、基板本体102の一方の面に取り付けられた偏光板104を備えている。
なお、本発明に係る表示基板101としては、有機発光ダイオード(OLED)モジュールやその他の表示モジュールであってもよい。
基板本体102は、長方形の板状に形成されており、一方の面が表示面となる。この基板本体102の一方の短辺側には、アライメントマーク105が形成されている。このアライメントマーク105は、表示基板101の周縁部に部品を搭載する場合に、表示基板101の位置を検出するために用いられる。
フレーム103は、長方形の板状に形成されており、一方の面に凹みが形成されている。フレーム103は、この凹みに基板本体102を収容し、基板本体102の4辺と、基板本体102の他方の面を覆う。
偏光板104は、長方形に形成されており、基板本体102よりも外周の輪郭が小さい。つまり、偏光板104の外周の輪郭は、基板本体102の表示領域と略等しい大きさに形成されている。表示基板101の偏光板104側は、後述するタッチセンサ付き基板121に接着剤、例えば紫外線硬化樹脂を介して貼り付けられる。なお、接着剤は紫外線硬化樹脂に限定されない。例えば他の光硬化樹脂や熱硬化樹脂を用いてもよい。
フレーム103の他方の面には、プリント基板106が固定されている。プリント基板106は、長方形の板状に形成されている。プリント基板106の短手方向の長さは、フレーム103の短手方向の長さよりも短く、長手方向の長さはフレーム103の長手方向の長さと略等しく設定されている。プリント基板106は、フレーム103の一方の長辺側に固定されている。
[カバー基板]
次に、カバー基板であるタッチセンサ付き基板(TSP)121について、図2を参照して説明する。
図2は、タッチセンサ付き基板121の構成を示す説明図である。
図2に示すように、タッチセンサ付き基板121は、基板本体122と、この基板本体122の一方の面に設けられたブラックマトリクス(BM)123を備えている。基板本体122は、長方形の板状に形成されている。このタッチセンサ付き基板121の外周の輪郭は、表示基板101におけるフレーム103の外周の輪郭よりも大きく形成されている。
ブラックマトリクス123の外周の輪郭は、基板本体122の外周の輪郭と略等しく、内周の輪郭は、表示基板101における偏光板104の外周の輪郭と略等しい。ブラックマトリクス123は、例えば、金属クロムを基板本体122の一方の面にスパッタリング蒸着させ、エッチングによって不要部分を除去することで形成される。
本実施形態では、タッチセンサ付き基板121のブラックマトリクス123が形成されている面におけるブラックマトリクス123の内側に紫外線硬化樹脂が塗布される。したがって、同面のブラックマトリクス123の内側が、紫外線硬化樹脂が塗布される塗布領域となる。なお、これに代えて、偏光板104の表面に紫外線硬化樹脂を塗布してもよい。この場合、偏光板104の一面(以下、塗布面と称する場合がある)が紫外線硬化樹脂が塗布される塗布領域となる。
また、タッチセンサ付き基板121には、2つのフレキシブルプリント基板(以下、FPCと称する場合がある)124a,124b(以下、これらを総称してFPC124と称する場合がある)が設けられている。FPC124は、長方形のフィルム状に形成されており、基板本体122の一方の長辺側に固定されている。FPC124の長辺は、基板本体122の短手方向に沿って延びている。
また、本実施形態では、カバー基板としてタッチセンサ付き基板121を例に説明するが、本発明に係るカバー基板としては、タッチセンサ付き基板121に限定されず、例えば、ガラス材により形成された保護基板であってもよい。
[基板貼り合わせ装置]
次に、本実施形態における基板貼り合わせ装置について、図3を参照して説明する。図3は、基板貼り合わせ装置を示す説明図である。本実施形態の基板貼り合わせ装置1は、タッチセンサ付き基板121に接着剤としての紫外線硬化樹脂を塗布し、タッチセンサ付き基板121と表示基板101とを貼り合わせる。
図3に示すように、基板貼り合わせ装置1は、TSP測定ユニット2、塗布ユニット3、全面硬化ユニット4を有している。また、基板貼り合わせ装置1は、LCM測定ユニット5、貼合ユニット6、検査ユニット7を有している。
また、基板貼り合わせ装置1は、3つの基板搬送部10,11,12と、基板搬送部10,11,12をガイドする複数のガイド部14を有している。基板搬送部10,11,12は、ガイド部14に沿って基板貼り合わせ装置1内を移動する。
基板搬送部10は、タッチセンサ付き基板121を、TSP測定ユニット2、塗布ユニット3、全面硬化ユニット4に搬送する。基板搬送部11は、表示基板101を、LCM測定ユニット5、貼合ユニット6に搬送する。基板搬送部12は、貼り合わされた表示基板101とタッチセンサ付き基板121を検査ユニット7に搬送する。
TSP測定ユニット2は、基板受取部21と、測定部(図示省略)と、報知部(図示省略)と、を有している。基板受取部21は、基板搬送部10によって搬送されたタッチセンサ付き基板121を受け取る。測定部は、タッチセンサ付き基板121の反りや曲がりを測定する。報知部は、測定結果からタッチセンサ付き基板121が規格から外れていることが判明した場合、その旨を報知する。また、基板受取部21は、測定部での測定後にタッチセンサ付き基板121を基板搬送部10に受け渡す。
塗布ユニット3は、基板受取部31と、塗布部(図示省略)と、を有している。基板受取部31は、基板搬送部10によって搬送されたタッチセンサ付き基板121を受け取る。塗布部は、タッチセンサ付き基板121の塗布領域に紫外線硬化樹脂を塗布する。また、基板受取部31は、紫外線硬化樹脂が塗布されたタッチセンサ付き基板121を基板搬送部10に受け渡す。
全面硬化ユニット4は、基板受取部41と、紫外線照射部(図示省略)と、ガイド部45を有している。基板受取部41は、基板搬送部10によって搬送されたタッチセンサ付き基板121を受け取る。紫外線照射部は、タッチセンサ付き基板121に塗布された紫外線硬化樹脂に紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を所定程度、例えば9割、硬化させる。また、基板受取部41は、紫外線が照射されたタッチセンサ付き基板121を、貼り合わせユニット6の後述する真空チャンバ内へガイド部45に沿って搬送する。
LCM測定ユニット5は、基板受取部51と、測定部(図示省略)と、報知部(図示省略)と、を有している。基板受取部51は、基板搬送部11によって搬送された表示基板101を受け取る。測定部は、表示基板101の反りや曲がりを測定する。報知部は、測定結果から表示基板101が規格から外れていることが判明した場合、その旨を報知する。また、基板受取部51は、測定部での測定後に表示基板101を基板搬送部11に受け渡す。
貼り合わせユニット6は、基板受取部61と、真空チャンバ(図示省略)と、紫外線照射部(図示省略)と、ガイド部65と、を有している。基板受取部61は、基板搬送部11によって搬送された表示基板101を受け取り、ガイド部65に沿って移動して表示基板101を真空チャンバ内に搬送する。基板受取部41によって搬送されたタッチセンサ付き基板121と、基板受取部51によって搬送された表示基板101とは、真空引きされた真空チャンバ内で貼り合わせられる。紫外線照射部は、貼り合わされた表示基板101とタッチセンサ付き基板121との間の紫外線硬化樹脂に紫外線を照射して紫外線硬化樹脂を硬化させる。また、基板受取部61は、ガイド部65に沿って移動して、貼り合わされた表示基板101とタッチセンサ付き基板121とを、基板搬送部12に受け渡す。
基板搬送部12は、貼り合わされた表示基板101とタッチセンサ付き基板121を検査ユニット7へ搬送する。
検査ユニット7は、貼り合わされた表示基板101とタッチセンサ付き基板121について、基板間の気泡やごみの有無を検査する。
また、基板貼り合わせ装置1は、表示基板101又はタッチセンサ付き基板121の受け渡し時に、基板搬送部10,11,12を基板受取部21,31,41,51,61に対して、上下方向に移動させる移動機構(図示省略)を有している。
基板貼り合わせ装置1での処理は、作業者又は前工程の処理を行う装置によって、基板搬送部10にタッチセンサ付き基板121が受け渡され、且つ、基板搬送部11に表示基板101が受け渡されることによって開始される。そして、上記各ユニット2,3,4,5,6,7での処理後、基板搬送部12によって、貼り合わされた表示基板101及びタッチセンサ付き基板121が、作業者又は後工程の処理を行う装置に受け渡されることによって終了する。
[基板搬送部]
次に、図4〜図10を参照して、基板搬送部10について説明する。図4は、タッチセンサ付き基板121が載置された基板搬送部10の上面図であり、図5は正面図、図6は側面図、図7は要部拡大図である。また、図8は図4のA−A線矢視断面図であり、図9は図4のB−B線矢視断面図である。図10は基板搬送部10の吸着部を説明する上面図である。
図4〜6に示すように基板搬送部10は、搬送ベース200と、搬送アーム210と、吸着部220と、を有している。
搬送ベース200は、長方形の平板状に形成されている。搬送ベース200の一方の長辺側は、TSP測定ユニット2、塗布ユニット3及び全面硬化ユニット4に亘って設けられているガイド部14に連結している。搬送ベース200の他方の長辺側には、搬送ベース200の短手方向に延びる6つの搬送アーム210a,210b,210c,210d,210e,210f(以下、これら搬送アームを総称して搬送アーム210と称する場合がある)が設けられている。
搬送アーム210は、長方形の平板状に形成されている。搬送アーム210は、搬送ベース200の長手方向に所定の間隔を空けて並んでいる。本実施形態において所定の間隔は、後述する基板受取部21,31,41,51,61の受取アーム22,32,42,52,62が隣り合う搬送アーム210間を上下方向に通過可能な間隔に設定されている。
搬送アーム210の上部は、基板搬送部10が搬送するタッチセンサ付き基板121と対向し、タッチセンサ付き基板が載置される対向面(載置面)を有する対向面部211を構成する。
搬送アーム210の下面には、搬送アーム210に対して後述する搬送サポート部212を任意の場所で固定できるように複数のねじ孔が搬送アーム210の長手方向に所定の間隔で設けられている。
搬送アーム210には、搬送サポート部212が着脱可能に設けられている。具体的には、搬送アーム210b,210c,210d,210eの先端部付近には、搬送サポート部212b,212c,212d,212e(以下、搬送サポート部212と総称する場合がある)が設けられている。搬送サポート部212bと搬送サポート部212cとは、搬送アーム210bと搬送アーム210cとの間に配置され、搬送ベース200の長手方向において対向している。また、搬送サポート部212dと搬送サポート部212eとは、搬送アーム210dと搬送アーム210eとの間に配置され、搬送ベース200の長手方向において対向している。なお、搬送サポート部212b,212c,212d,212eの構成は共通のため、以下の説明において搬送サポート部212bの構成についてのみ説明を行い、その他の搬送サポート部212c,212d,212eの構成については説明を省略する。
図7に示すように、搬送サポート部212bは、ブラケット213と、サポート部本体214と、を有している。
ブラケット213は、矩形状に形成された底面部215と底面部215の搬送アーム210bの短手方向の一端部から鉛直方向に屈曲して上方へ延びる側面部216とを有する略L字状に形成された部材である。底面部215には、ねじ孔が形成されている。底面部215のねじ孔は、搬送アーム210bの下面に設けられたねじ孔と連通し、連通するこれらのねじ孔を挿通するねじ217によって搬送サポート部212bは搬送アーム210bに固定される。
ブラケット213の側面部216における搬送アーム210bの側面と対向する側面は、搬送アーム210bの側面と接触している。側面部216の鉛直方向の長さは、側面部216の上端部が搬送アーム210bにおける対向面部211の対向面と面一となるように設定されている。
側面部216の上端部には、サポート部本体214が設けられている。サポート部本体214は、弾性変形可能な繊維、例えばアクリル系制電性繊維からなる静電ブラシで構成されている。
サポート部本体214は、側面部216の上端部から、側面部216の延在方向(鉛直方向)に直交する方向で、且つ、搬送アーム210bにおける対向面部211の対向面と並行な平面上で隣接する搬送アーム210cに向かって延びている。すなわち、サポート部本体214は、搬送アーム210bの対向面と面一に形成されている。
図4及び図7に示すように、タッチセンサ付き基板121が載置されている基板搬送部10において、FPC124aは、搬送アーム210bと搬送アーム210cの間に位置している。FPC124aは、先端部に向かうにつれて自重により下方に撓む。搬送サポート部212bは、FPC124aの延在方向の略中央部に接触して、FPC124aを支持している。サポート部本体214は、FPC124aの重さで、延在方向の先端部に向かうにつれて下方に撓む。なお、サポート部本体214の剛性がFPC124aの重さでは撓わないように設定されている場合は、サポート部本体214は、元の位置、すなわち搬送アーム210bの対向面と面一となる位置で、FPC124aを支持する。
なお、本実施形態では、基板搬送部10に設けられた搬送サポート部212のブラケット213を、底面部215の搬送アーム210bの短手方向の一端部から鉛直方向に屈曲して上方へ延びる側面部216を有するように形成した態様を説明した。しかし、これに限らず、ブラケット213を、底面部215における搬送アーム210bの短手方向の両端部から鉛直方向に屈曲して上方へ延びる2つの側面部を有するように形成してもよい。この場合、2つの側面部それぞれにサポート部本体214を設けてもよい。
図4,図8〜図10に示すように、搬送アーム210の対向面部211には、下方に凹む長孔状の溝218が形成されている。溝218は、搬送アーム210の長手方向の両端部に亘って形成されている。溝218には、複数の吸着部220が収容されている。具体的には、搬送アーム210b,210c,210d,210eの溝218に、吸着部220が2つずつ収容されている。
溝218の底部を形成する対向面部211の内面には、搬送アーム210に対して吸着部220を任意の場所に固定できるように複数のねじ孔が搬送アーム210の長手方向に所定の間隔で形成されている。
複数の吸着部220の構成は共通のため、以下、搬送アーム210bの溝218に収容されている吸着部220の構成についてのみ説明し、その他の吸着部220の構成についての説明は省略する。
図9及び図10に示すように、吸着部220は、吸着ベース221と、2つの継手222と、2つの吸着パッド223と、支持部224と、配管(図示省略)と、ポンプ(図示省略)と、を有している。
図10に示すように、吸着ベース221は、上方から見て長方形の略直方体状に形成されている。吸着ベース221の一方の長辺側(図10における左側)は中空に形成されている。吸着ベース221の一方の長辺側の上面には、支持部224と、支持部224を挟んで2つの吸着パッド223が設けられている。
図9に示すように、2つの吸着パッド223(以下、単に吸着パッド223と称する場合がある)は、弾性部材、例えばゴムからなり、内部に筒孔を有する円筒状に形成されている。この筒孔は、吸着ベース221の内部空間と連通している。
吸着パッド223の高さは、吸着パッド223の上端部と溝218が形成されていない箇所の対向面部211の対向面とが、面一になるように設定されている。
また、吸着パッド223は、上端部から下端部に向かうにつれて小径となるテーパ部225と、テーパ部225の下端部と連続し、テーパ部225の下端部と同径の小径部226とを、備えている。吸着部220がタッチセンサ付き基板121を真空吸着するとき、テーパ部225がタッチセンサ付き基板121に接触する。
吸着ベース221の搬送アーム210の長手方向に延在し、且つ、互いに対向する側面には、円筒状の継手222の一端部が接続される接続孔(図示省略)が形成されている。継手222の他端部は、配管の一端部に接続されており、配管の他端部はポンプに接続されている。これによって、ポンプと吸着ベース221の連通の内部空間とが連通する。したがって、基板の搬送時にポンプが駆動すると、吸着ベース221の内部空間及びこの内部空間と連通する吸着パッド223における筒孔の周囲の空気が吸引される。これによって、タッチセンサ付き基板121が吸着パッド223に真空吸着される。
支持部224は、弾性部材、例えばゴムからなり、略直方体状に形成されている。支持部224の高さは、吸着パッド223の高さと等しく設定されている。したがって、吸着部220がタッチセンサ付き基板121を真空吸着するとき、支持部224の上面がタッチセンサ付き基板121に接触する。また、支持部224の上面と対向面部211の対向面とは面一となっている。
図10に示すように、吸着ベース221の他方の長辺側の上面には、下方に凹むねじ収容孔227が形成され、ねじ収容孔227の底部を形成する吸着ベース221の内面には、対向面部211の上面に形成されたねじ孔と連通するねじ孔が2つ形成されている。連通するこれらのねじ孔に挿通するねじ228によって、吸着部220は搬送アーム210bに固定される。
上述のように、溝218から露出する対向面部211の上面には、吸着部220を任意の場所に固定できるように複数のねじ孔が搬送アーム210の長手方向に所定の間隔で形成されている。このため、吸着部220は、溝218に収容された状態で、任意の場所に移動可能となっている。したがって、本実施形態では、溝218は、吸着部220の移動を、搬送アーム210bの長手方向にガイドするガイド部として機能している。
次に、図11〜図16を参照して、基板搬送部12の構成について説明する。図11は、貼り合わされた表示基板101及びタッチセンサ付き基板121が載置された基板搬送部12の上面図であり、図12は正面図、図13は側面図、図14は要部拡大図である。また、図15は図11のC−C線矢視断面図であり、図16は図11のD−D線矢視断面図である。
なお、基板搬送部11と基板搬送部12の構成は共通のため、基板搬送部11の構成についての説明は省略する。また、基板搬送部12と基板搬送部10との共通する構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11〜16に示すように基板搬送部12は、搬送ベース200と、搬送アーム230と、吸着部220とを有している。
搬送ベース200は、長方形の平板状に形成されている。搬送ベース200の一方の長辺側は、ガイド部14に連結している。搬送ベース200の他方の長辺側には、搬送ベース200の短手方向に延びる6つの搬送アーム230a,230b,230c,230d,230e,230f(以下、これら搬送アームを総称して搬送アーム230と称する場合がある)が設けられている。
搬送アーム230は、長方形の平板状に形成されている。搬送アーム230は、搬送ベース200の長手方向に所定の間隔を空けて並んでいる。本実施形態において所定の間隔は、後述する基板受取部61の受取アームが隣り合う搬送アーム230間を上下方向に通過可能な間隔に設定されている。
搬送アーム230の上部は、基板搬送部12が搬送する貼り合わされた表示基板101及びタッチセンサ付き基板121と対向する対向面を有する対向面部231を構成する。
搬送アーム230の下面には、搬送アーム230に対して搬送サポート部212を任意の場所で固定できるように複数のねじ孔が搬送アーム230の長手方向に所定の間隔で設けられている。
搬送アーム230b,230c,230d,230eの先端部付近には、搬送サポート部212、具体的には搬送サポート部212b,212c,212d,212eが設けられている。
図11、図15、図16に示すように、搬送アーム230の対向面部231には、下方に凹む長孔状の溝238が形成されている。溝238は、搬送アーム230の長手方向の両端部に亘って形成されている。溝238には、複数の吸着部220が収容されている。具体的には、搬送アーム230b,230c,230d,230eの溝238に、吸着部220が2つずつ収容されている。
溝238の底部を形成する対向面部231の内面には、搬送アーム230に対して吸着部220を任意の場所に固定できるように複数のねじ孔が搬送アーム230の長手方向に所定の間隔で形成されている。
搬送アーム230は、基板搬送部10の搬送アーム210に比べて厚みが薄く形成されている。このため、吸着部220の吸着パッド223及び支持部224が対向面部231の対向面よりも上方に突出する。したがって、基板搬送部12では、貼り合わされた表示基板101及びタッチセンサ付き基板121は、吸着パッド223及び支持部224に載置され、対向面部231の対向面には載置されない。
搬送アーム230の厚みは、対向面部231の対向面と表示基板101との距離が所定の距離となるように設定されている。本実施形態において、この所定の距離は、吸着パッド223及び支持部224に載置された表示基板101のプリント基板106が、対向面部231の対向面に接触せず、且つ、検査ユニット7での検査のために好適な距離に設定されている。
なお、本実施形態では、搬送アーム230の厚みを、搬送アーム210の厚みよりも薄く形成した。しかし、これに代えて、吸着ベース221又は吸着パッド223及び支持部224の高さを高くすることで、吸着パッド223及び支持部224が対向面部231の対向面よりも上方に突出するようにしてもよい。
次に、基板受取部21,31,41,51,61について、説明する。基板受取部21,31,41,51,61は、図3に示すように、搬送アーム210と同様に構成された受取アーム22,32,42,52,62を有している。また、図3において図示は省略するが、受取アーム22,32,42,52,62には、搬送サポート部212と同様の受取サポート部23,33,43,53,63(図17参照)と吸着部220が複数設けられている。
図3に示す基板受取部41の基板ベース部44には、図示しない回転機構が設けられている。回転機構は、貼合ユニット6の真空チャンバ内でタッチセンサ付き基板121の樹脂が塗布された面が表示基板101の偏光板104に対向するように、基板受取部41を回転させる。
図17に示すように、受取サポート部23は、ブラケット24と、サポート部本体25と、を有している。ブラケット24は、略矩形状の底面部26と、底面部26の受取アーム22の短手方向の両端部から鉛直方向に屈曲して上方へ延びる2つの側面部27を有する。2つの側面部27の上端部には、サポート部本体25が設けられている。サポート部本体25の詳細な構成は、サポート部本体214と同様のため、説明を省略する。
底面部26には、ねじ孔が形成されている。底面部26のねじ孔は、受取アーム22の下面に設けられたねじ孔と連通し、連通するこれらのねじ孔を挿通するねじ28によって受取サポート部23は受取アーム22に固定される。なお、受取サポート部33,43,53,63の構成については、受取サポート部23と同様のため、説明を省略する。
また、基板受取部21,31,41のその他の構成については、基板搬送部10と同様のため、説明を省略する。また、基板受取部51,61のその他の構成については、基板搬送部11,12と同様のため、説明を省略する。
次に、基板貼り合わせ装置1の作用について、説明する。
まず、基板の受け渡し時の作用について、図17を参照して、基板搬送部10がTSP測定ユニット2の基板受取部21にタッチセンサ付き基板121を受け渡す場合を例に、説明する。なお、図17においては、基板搬送部10の移動方向を矢印で示している。
上記の場合、まずタッチセンサ付き基板121を搬送する基板搬送部10は、TSP測定ユニット2の基板受取部21の上方に移動する。このとき、図7に示すように、搬送サポート部212は、FPC124の延在方向の略中央部に接触して、FPC124を支持する。このため、FPC124の延在方向の先端部が、自重によって下方に撓んでも、搬送アーム210の下端部よりも下方に位置することがない。
次に、基板搬送部10は、基板受取部21の上方から下降する。図17Aに示すように、基板搬送部10が下降すると、基板受取部21の受取アーム22が、隣接する搬送アーム210の間に入り込む。このとき、基板受取部21におけるサポート部本体25は、弾性部材で形成されているため、ブラケット213に押圧されて、延在方向の先端部が弾性変形して下方に撓む。このため、サポート部本体25は、基板搬送部10の下降を妨げない。
図17Bに示すように、さらに基板搬送部が下降すると、基板搬送部10の対向面部211の対向面と、基板受取部21の受取アーム22の上面とが略面一になる。このとき、搬送サポート部212のサポート部本体214は、受取サポート部23のブラケット24によって押し上げられ、弾性変形して上方へ撓む。このため、サポート部本体214は、基板搬送部10の下降を妨げない。
また、このとき、FPC124の延在方向の基端部は、受取アーム22の上面に載置される。また、FPC124の延在方向の先端部は、サポート部本体214によって押し上げられ上方へ撓む。
図17Cに示すように、さらに基板搬送部10が下降すると、FPC124の延在方向の略中央部は、サポート部本体214から離れる。これによって、FPC124の全体が、受取アーム22の上面に載置される。
図17Dに示すように、さらに基板搬送部10が下降して、基板受取部21の受取アーム22が、隣接する搬送アーム210の間を通過すると、サポート部本体214は元の形状に戻り、搬送アーム210bの対向面と面一となる。また、サポート部本体25は元の形状に戻り、受取アーム22の上面と面一となる。したがって、FPCの配置場所が異なる他のタッチセンサ付き基板を基板受取部21が受け取り、この基板のFPCが隣接する受取アーム22間に位置する場合でも、受取サポート部23がこのFPCを支持することができる。
本実施形態の基板貼り合わせ装置1では、基板搬送部10,11,12の搬送サポート部212及び基板受取部21,31,41,51,61の受取サポート部23,33,43,53,63が、タッチセンサ付き基板121のFPC124を支持する。したがって、基板の搬送時に、FPC124の先端部が、基板貼り合わせ装置1内に接触することを防止することができる。このため、FPC124を備えたタッチセンサ付き基板121のように、付帯物を備えた基板を良好に搬送することができる。
また、搬送サポート部212は、搬送アーム210及び搬送アーム230に対して着脱可能に設けられており、また、受取サポート部23,33,43,53,63は、受取アーム22,32,42,52,62に対して、着脱可能に設けられている。このため、基板貼り合わせ装置1でサイズや付帯物の設置場所が異なる複数の基板を扱う場合でも、搬送サポート部212及び受取サポート部23,33,43,53,63の配置を搬送する基板に応じて変更することで、これらの基板を良好に搬送することができる。
また、吸着部220は、溝218に収容された状態で、任意の場所に移動可能となっている。したがって、基板貼り合わせ装置1でサイズが異なる複数の基板を扱う場合でも、吸着部の配置を搬送する基板に応じて変更することで、これらの基板を確実に真空吸着して搬送することができる。
また、基板搬送部11,12及び基板受取部51,61の支持部224は、表示基板101と対向面部231の対向面との距離が、表示基板101のプリント基板106が、対向面部231の対向面に接触しない距離となるように、表示基板101を支持する。このため、プリント基板106が対向面部231に接触して、プリント基板106に障害が生じるのを防止することができる。
以上、本発明の基板貼り合わせ装置1の実施の形態について、その作用効果も含めて説明した。しかしながら、本発明の基板貼り合わせ装置は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、本実施形態では、受け渡し時に、基板受取部21の上方に位置する基板が載置された基板搬送部10が下降する態様を説明した。しかし、基板搬送部10と基板受取部21とを相対的に上下方向に移動させることができれば、例えば、基板受取部21を基板が載置された基板搬送部10の下方から上昇させてもよい。また、基板受取部21及び基板搬送部10の両方を上下方向に移動させてもよい。これは、基板搬送部10,11,12及び基板受取部21,31,41,51,61による他の受け渡し時についても同様である。
また、本実施形態では、サポート部本体214を、弾性変形可能な繊維、例えばアクリル系制電性繊維からなる静電ブラシで構成した態様を説明した。しかし、FPC124を支持可能で、且つ、基板搬送部10,11,12及び基板受取部21,31,41,51,61を上下方向の移動を妨げないのであれば、他の弾性部材を用いてもよい。例えば、静電ブラシに代えて弾性樹脂材からなる平板状の部材を用いてもよい。なお、搬送サポート部212及び受取サポート部23,33,43,53,63を設ける位置は、適宜設定することができる。
また、吸着部220の設置数は、搬送時に基板が落下しない限りで任意に設定可能である。
また、搬送サポート部212を搬送アーム210,230の長手方向に亘って設けてもよい。同様に、受取サポート部23,33,43,53,63を受取アーム22,32,42,52,62の長手方向に亘って設けてもよい。
1…基板貼り合わせ装置、 2…TSP測定ユニット、 3…塗布ユニット(塗布部)、4…全面硬化ユニット、 5…LCM測定ユニット、 6…貼合ユニット(貼り合わせ部)、 7…検査ユニット、 10,11,12…基板搬送部、 14…ガイド部、21,31,41,51,61…基板受取部、 22,32,42,52,62…受取アーム、 23,33,43,53,63…受取サポート部、 24…ブラケット、 25…サポート部本体、 26…底面部、 27…側面部、 101…表示基板、 106…プリント基板、 121…タッチセンサ付き基板、 124…フレキシブルプリント基板(FPC)、 200…搬送ベース、 210…搬送アーム、 211…対向面部、 212…搬送サポート部、 213…ブラケット、 214…サポート部本体、 215…底面部、 216…側面部、 218…溝、 220…吸着部、 221…吸着ベース、 222…継手、 223…吸着パッド、 224…支持部、 225…テーパ部、 226…小径部、 227…収容孔、 230…搬送アーム、 231…対向面部、 238…溝

Claims (3)

  1. 表示基板及びカバー基板の少なくとも一方に接着剤としての樹脂を塗布する塗布部と、
    前記表示基板と前記カバー基板とを貼り合わせる貼り合わせ部と、
    前記表示基板又は前記カバー基板を前記塗布部又は前記貼り合わせ部に搬送する基板搬送部と、
    前記塗布部及び前記貼り合わせ部に設けられ、搬送された前記表示基板又は前記カバー基板を受け取る基板受取部と、
    を備え、
    前記基板搬送部は、所定の距離を空けて設けられ、前記表示基板又は前記カバー基板が載置される複数の搬送アームを有し、
    前記基板受取部は、所定の距離を空けて設けられ、前記表示基板又は前記カバー基板が載置される複数の受取アームを有し、
    前記搬送アーム及び前記受取アームの少なくとも一方が他方に対して上下方向に相対的に移動して、前記搬送アームが前記受取アーム間を通過すること、又は、前記受取アームが前記搬送アーム間を通過することで前記表示基板又は前記カバー基板の受け渡しを行い、
    前記搬送アームは、前記表示基板又は前記カバー基板を真空吸着する吸着部を有し、
    前記吸着部は、前記搬送アーム上を移動可能に設けられている
    基板貼り合わせ装置。
  2. 前記搬送アームは、前記吸着部が吸着した前記表示基板又は前記カバー基板と対向する対向面を有する対向面部を備え、
    前記吸着部は、前記対向面よりも上方に突出する弾性部材からなる吸着パッドと、前記表示基板又は前記カバー基板と前記対向面との距離が所定の距離となるように前記表示基板又は前記カバー基板を支持する支持部と、有する
    請求項1に記載の基板貼り合わせ装置。
  3. 前記対向面部に、溝が形成されており、
    前記吸着部は、前記溝内を移動する
    請求項2に記載の基板貼り合わせ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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