JP2015068307A - スクロール流体機械 - Google Patents

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智浩 笹尾
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Abstract

【課題】運転中に固定ラップと旋回ラップとの側面間の隙間を自動調整できるスクロール流体機械を提供する。【解決手段】旋回スクロール4は、基板部34の両面に旋回ラップ43が設けられている。一対の固定スクロール5は、旋回ラップ43と噛み合う固定ラップ46が設けられ、旋回スクロール4を挟むよう設けられる。クランク軸3は、旋回スクロール4の周方向三以上の箇所に配置される軸であり、その軸方向中途部の偏心軸部3dに軸受27を介して旋回スクロール4が保持される。前記三以上の箇所の全てにおいて、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間に、円環状の弾性材50が設けられる。前記三以上の箇所の内の一本にのみ、クランク軸3に回転駆動力が与えられる。【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮機、膨張機またはブロワなどとして用いられるスクロール流体機械に関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるスクロール圧縮機が知られている。このスクロール圧縮機は、一対の固定スクロール(1,2)、旋回スクロール(3)、駆動軸(5)および補助駆動軸(6)を備える。固定スクロール(1,2)は、鏡板(1a,2a)の片面に、渦巻き状の固定ラップ(1b,2b)が設けられている。旋回スクロール(3)は、鏡板(3a)の両面に、渦巻き状の旋回ラップ(3b,3c)が設けられている。固定ラップ(1b,2b)と旋回ラップ(3b,3c)とを噛み合わせた状態で、一対の固定スクロール(1,2)で旋回スクロール(3)が挟まれる。駆動軸(5)と補助駆動軸(6)とには、軸方向中途部に偏心軸部が設けられており、その偏心軸部に旋回スクロール(3)が軸受(11a,11b)を介して保持される。駆動軸(5)の回転は、タイミングベルト(17)からなる回転同期機構を介して補助駆動軸(6)に伝達され、固定スクロール(1,2)に対し旋回スクロール(3)が旋回する。これに伴い、吸入口(22)から気体を吸入し圧縮して、吐出口(10)へ吐出する。
特許文献1に記載の発明のように、旋回スクロールの直径方向に対向した箇所に、駆動軸と補助駆動軸との二本の駆動軸を配置する構成では、駆動軸間を結んだ方向(特許文献1の図1の左右方向)の一方または他方へ旋回スクロールが最も移動した際、死点を生ずることになる。そのため、前述した回転同期機構が必須となり、駆動軸だけでなく補助駆動軸にも、回転駆動力を付与する必要が生じる。
旋回スクロールを三本以上の軸で保持すれば、回転同期機構は不要となり、一本の軸にのみ回転駆動力を与えれば足りるが、組立てが困難となる。つまり、クランク軸の本数を増やした場合、固定ラップと旋回ラップの側面間の隙間(ラップの径方向の隙間)を所定範囲内に収めつつ、各軸を所定の態勢で(位相差を無くして)組み立てるのが困難となる。
より詳細には、従来、スクロール圧縮機の運転中、固定ラップと旋回ラップの側面間の隙間を調整できないため、機械加工精度および組立精度の向上により、ラップ間の隙間を調整せざるを得なかった。言い換えれば、ラップ間の隙間は、機械加工精度や組立精度に依存し、運転中の自動調整ができなかった。そのため、圧縮機の運転中、旋回スクロールが遠心力により外方に振れると、偏心軸部のはめ合い隙間に周方向で偏りが生じ、周方向一部ではめ合い隙間が埋まり、固定ラップと旋回ラップとが衝突するおそれがある。たとえば、特許文献1の図1に示されるように、各駆動軸の偏心軸部が最も左側へ配置された状態では、旋回スクロールは遠心力により左側に振れ、各駆動軸の右側周側面では、軸受のはめ合い隙間が埋まることになり、これに伴い、固定ラップと旋回ラップとが所定以上に近接したり、場合によっては衝突して破損したりするおそれもある。このような現象が、旋回スクロールの旋回に伴い、各駆動軸の周方向に沿って順次に発生することになる。これを防止するには、ラップ間の隙間を大きめに設定しておくか、加工や組立の精度を向上するしかなかったが、クランク軸の本数が多いと、これら精度を確保するのは難しい。
なお、下記特許文献2には、旋回スクロール(3)への補助クランク軸(5)の軸受部(11b)において、軸受穴(35)の径方向(しかも両クランク軸(4,5)を結ぶ線と直交する方向)に対向して平坦部(35a)を設け、その平坦部(35a)に平板状のスライダ(29)を設ける一方、軸受ハウジング(27)にも平坦部(27a,27b)を設けて、軸受穴(35)に軸受ハウジング(27)をはめ合わせ、さらに回り止め(30)を設けることで、クランク軸(4,5)間を結んだ方向(特許文献2の図1の左右方向)にのみ軸受ハウジング(27)の移動を許容することが提案されている。しかしながら、軸間距離の寸法差に起因するずれを解消するのが目的であり、旋回スクロール(3)を一方向にのみ移動可能とするものであるから、当該特許文献に記載のような二本のクランク軸(4,5)で同期回転させるスクロール圧縮機が前提である。また、軸受ハウジング(27)と軸受穴(35)との間に設けられる弾性体(13)は、軸受穴(35)の平坦部(35a)にもはまり込み、旋回スクロール(3)の旋回に伴い、周方向に沿って順次に荷重を均質に受けることもできない。しかも、弾性材(13)は、二本のクランク軸の内、補助クランク軸(5)の側にのみ設けられる。
特許第3754237号公報 特開2001−227481号公報
本発明が解決しようとする課題は、少なくとも三本のクランク軸を備えるスクロール流体機械であって、運転中に固定ラップと旋回ラップとの側面間の隙間を自動調整できるスクロール流体機械を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、基板部の両面に旋回ラップが設けられた旋回スクロールと、前記旋回ラップと噛み合う固定ラップが設けられ、前記旋回スクロールを挟むよう設けられる一対の固定スクロールと、前記旋回スクロールの周方向三以上の箇所に配置される軸であり、その軸方向中途部の偏心軸部に軸受を介して前記旋回スクロールが保持されることで、前記固定スクロールに対し前記旋回スクロールを旋回可能に保持し、前記三以上の箇所の内の一本にのみ回転駆動力が与えられるクランク軸と、前記三以上の箇所の全てにおいて、前記軸受の外輪と前記旋回スクロールの軸受穴との隙間に設けられる円環状の弾性材とを備えることを特徴とするスクロール流体機械である。
請求項1に記載の発明によれば、旋回スクロールを少なくとも三本のクランク軸で保持するので、旋回スクロールの回転時に死点が生じない。そのため、圧縮機やブロワとして用いる場合でも、回転同期機構を用いて全てのクランク軸に回転駆動力を与える必要はなく、一本のクランク軸にのみ回転駆動力が与えられる(つまり入力される)だけでよい。一方、膨張機として用いる場合でも、流体により旋回スクロールを回転させて、一本のクランク軸にのみ回転駆動力が与えられる(つまり出力される)ことになる。いずれにしても、回転同期機構を設置する必要がなく、回転同期機構のない分だけ構成が簡易となる。さらに、全てのクランク軸の偏心軸部において、軸受の外輪と旋回スクロールの軸受穴との隙間に円環状の弾性材を設けておくことで、旋回スクロールの旋回時に、クランク軸に対し旋回スクロールが遠心力により振れても、軸受の外輪と旋回スクロールの軸受穴との隙間が埋まるのを抑制して、固定ラップと旋回ラップとの側面間の隙間を所望に保つことができる。また、軸受の外輪と旋回スクロールの軸受穴との隙間が完全に埋まるとしても、弾性材の作用により衝撃を緩和して、各ラップの破損を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、前記旋回スクロールの軸受穴は、前記旋回スクロールの周方向等間隔に設けられると共に、前記軸受の外輪よりも大径に形成されており、前記旋回スクロールの軸受穴の内周面には、前記弾性材の装着溝が周方向へ沿って形成されており、前記円環状の弾性材は、外周部が前記装着溝にはめ込まれ、内周部に前記軸受の外輪がはめ込まれることを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械である。
請求項2に記載の発明によれば、旋回スクロールを周方向等間隔な位置でクランク軸に保持することで、旋回スクロールの回転を円滑に保つことができる。また、旋回スクロールの軸受穴に弾性材の装着溝を設けて、その装着溝に弾性材の外周部をはめ込んでおくことで、組立作業を容易とし、取付強度も確保することができる。
請求項3に記載の発明は、前記クランク軸は、同一軸線上に配置された主軸部間に、前記偏心軸部が偏心して設けられ、前記クランク軸は、前記偏心軸部を挟んだ両側の主軸部において、前記一対の固定スクロールまたはこれと一体の部材に、軸受を介して回転可能に保持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクロール流体機械である。
請求項3に記載の発明によれば、一対の固定スクロールまたはこれと一体の部材に、各クランク軸を両持ちで保持することができる。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記旋回スクロールの軸受穴に、円筒状のガイドリングがはめ込まれ、前記円環状の弾性材は、前記偏心軸部の軸受の外輪と前記旋回スクロールの軸受穴との隙間に設置されることに代えて、前記偏心軸部の軸受の外輪と前記ガイドリングの内穴との隙間に設置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクロール流体機械である。
請求項4に記載の発明によれば、旋回スクロールの軸受穴に円筒状のガイドリングをはめ込んで、旋回スクロールとクランク軸との径方向の位置調整を図ることができる。
本発明によれば、少なくとも三本のクランク軸を備えるスクロール流体機械であって、運転中に固定ラップと旋回ラップとの側面間の隙間を自動調整できるスクロール流体機械を実現することができる。
本発明のスクロール流体機械の一実施例を示す概略平面図である。 図1のスクロール流体機械の底面図である。 図1におけるIII−III断面図である。 図3の左端部の拡大図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1から図4は、本発明のスクロール流体機械1の一実施例を示す概略図であり、図1は平面図、図2は底面図、図3は図1におけるIII−III断面図、図4は図3の左端部の拡大図である。なお、以下において、説明の便宜上、図3(厳密にはIII−III断面図であるからその左半分または右半分)における上下および左右として方向を述べることがあるが、この方向はスクロール流体機械1の姿勢を限定する趣旨ではない。
本実施例のスクロール流体機械1は、上ハウジング材11および下ハウジング材12と、この上下のハウジング材11,12間に三本のクランク軸3を介して保持される旋回スクロール4と、この旋回スクロール4を挟むよう上下のハウジング材11,12に固定される一対の固定スクロール5とを主要部として備える。
上ハウジング材11と下ハウジング材12とは、互いに対応した内外径を有する円環状の部材である。上ハウジング材11は、下ハウジング材12の上部開口を閉じるように設けられる。この際、両ハウジング材11,12は、外周部においてネジ13により着脱可能に一体化される。上ハウジング材11を下ハウジング材12に取り付けた状態では、全体として、厚肉の短円筒状に形成され、直径方向で切断した片方の断面を観察した場合、断面が中空の略矩形状に形成されている。このようにして、上ハウジング材11と下ハウジング材12との間に、中空部10が形成される。
上ハウジング材11の内周壁の下端部には、径方向内側へ突出して上フランジ15が設けられる一方、下ハウジング材12の内周壁の上端部には、径方向内側へ突出して下フランジ16が設けられる。上フランジ15と下フランジ16とは、上下に離隔して配置される。これにより、上下のフランジ15,16間には、周方向に沿って開口14が開けられる。
図1に示すように、上ハウジング材11および下ハウジング材12には、周方向等間隔の三箇所に、クランク軸3が回転自在に保持される。図3に示すように、各クランク軸3は、その軸線を上下方向へ沿って配置される。この際、各クランク軸3は、上ハウジング材11と下ハウジング材12との間の中空部10を上下に貫通するよう設けられる。
三本のクランク軸3の内、一本は、回転駆動力を与えられる駆動クランク軸3Xとされ、残り二本は、そのような回転駆動力を与えられない従動クランク軸3Yとされる。本実施例では、図3において左側に示される一本が駆動クランク軸3Xとされ、残り二本が従動クランク軸3Yとされる。
駆動クランク軸3Xは、従動クランク軸3Yよりも軸方向一方(図3における下方)へ延出している。つまり、駆動クランク軸3Xと従動クランク軸3Yとは、基本的には同一の構成であるが、駆動クランク軸3Xは従動クランク軸3Yよりも下方への延出部3aを有する。なお、各クランク軸3は、後述するように、各ハウジング材11,12や旋回スクロール4への軸受構造も、互いに同一とされている。
スクロール流体機械1を圧縮機またはブロワとして用いる場合、駆動クランク軸3Xは、その延出部3aから回転駆動力を与えられる(つまり動力が入力される)。たとえば、駆動クランク軸3Xの延出部3aには、モータの出力軸が直結されるか、歯車などを介してモータの回転駆動力が付与される。一方、スクロール流体機械1を膨張機として用いる場合、流体により旋回スクロール4を回転させて、駆動クランク軸3Xに回転駆動力が与えられる(つまり動力が出力される)。
各クランク軸3は、同一軸線上に配置された主軸部3b,3c間に、偏心軸部3dが偏心して設けられている。各クランク軸3は、偏心軸部3dを挟んだ両側の主軸部3b,3cにおいて、各ハウジング材11,12に回転自在に保持される。本実施例では、図3において、上方の主軸部3bは、上軸受20を介して上ハウジング材11の上壁に回転自在に保持され、下方の主軸部3cは、下軸受21を介して下ハウジング材12の下壁に回転自在に保持される。
各クランク軸3には、偏心軸部3dを挟んだ両側の主軸部3b,3cの内、一方の主軸部(図3において下方の主軸部)3cの軸方向中途部に第一段部3eが設けられる。具体的には、下方の主軸部3cは、段付き棒状に形成されており、上方の大径部3fと下方の小径部3gとの段付き部(大径部3fの下面)が第一段部3eとされる。この第一段部3eには、下軸受21の内輪の上端面が当接される。なお、図示例では、駆動クランク軸3Xの延出部3aは、小径部3gよりもさらに小径に形成されている。
各クランク軸3には、偏心軸部3dの内、軸方向一端部(図3において下端部)に、第二段部3hが設けられる。具体的には、偏心軸部3dは、下端部に拡径部3iが設けられており、その拡径部3iとの間の段付き部(拡径部3iの上面)が第二段部3hとされる。この第二段部3hには、偏心軸部3dを保持する軸受27の内輪の下端面が当接される。なお、偏心軸部3dに設ける軸受27は、単数でも複数でもよく、複数の場合、最も下方に配置される軸受27の内輪の下端面が、第二段部3hに当接される。図示例では、偏心軸部3dには、二つの軸受27が、上下に重ね合わされて設置される。
上ハウジング材11の上壁および下ハウジング材12の下壁には、クランク軸3の設置位置と対応した周方向三箇所において、上下に貫通して軸取付穴28,29が形成されている。下ハウジング材12の軸取付穴29は、段付き穴に形成されており、上方に小径穴29a、下方に大径穴29bが形成されている。上ハウジング材11の軸取付穴28も、段付き穴に形成されており、下方に小径穴28a、上方に大径穴28bが形成されている。
上軸受20および下軸受21は、本実施例では、いずれも転がり軸受により構成される。転がり軸受は、周知のとおり、同心円状に配置された略円筒状の内輪と外輪との間に、その周方向へ配列されて多数の転動体が保持されて構成される。これにより、転がり軸受は、内輪と外輪とが転動体を介して回転自在とされる。なお、偏心軸部3dに設けられる各軸受27も、本実施例では、上軸受20および下軸受21と同様の構成とされる。
下ハウジング材12への下軸受21の固定は、次のように行われる。すなわち、小径穴29aと大径穴29bとの段付き部(大径穴29bの上面)に外輪の上端面が当接するまで、大径穴29bに下軸受21の外輪を圧入する。そして、円環状の留めリング30を下ハウジング材12の下面に重ね合わせてネジ31で固定する。これにより、下軸受21は、外輪が、軸取付穴29の段付き部と留めリング30との間で挟み込まれて固定される。
下軸受21の内輪には、下方の主軸部3cの小径部3gが圧入される。すなわち、第一段部3eに下軸受21の内輪の上端面が当接するまで、下軸受21の内輪に主軸部3cの小径部3gを圧入する。そして、小径部3gの下端部はネジ部とされているので、そのネジ部に留めナット32をねじ込む。これにより、下軸受21は、内輪が、第一段部3eと留めナット32との間で挟み込まれて固定される。
上ハウジング材11への上軸受20の固定は、次のように行われる。すなわち、小径穴28aと大径穴28bとの段付き部(大径穴28bの下面)に外輪の下端面が当接するまで、大径穴28bに上軸受20の外輪をはめ込む(隙間嵌め)。また、上軸受20の内輪には、上方の主軸部3bがはめ込まれる。その後、上ハウジング材11の大径穴28bに固定される係止リング33により、上軸受20の脱落が防止される。
旋回スクロール4は、平板状の基板部34の両面に旋回ラップ43が設けられている。本実施例では、旋回スクロール4は、略円板状の旋回スクロールベース36と、その中央部の上下に固定される一対の旋回スクロール本体37とから構成される。但し、場合により、旋回スクロールベース36は、一対の旋回スクロール本体37の内の一方または双方と一体形成されてもよい。
旋回スクロールベース36は、円環状の板状部を備え、その中央部の丸穴39は、上下両面において拡径されている。そして、その拡径穴39aには、旋回スクロール本体37の端板40がはめ込まれて固定される。
旋回スクロールベース36には、周方向等間隔の三箇所に、クランク軸3への取付部41が設けられる。この取付部41には、上下方向に沿って軸受穴42が貫通して形成されている。この軸受穴42は、段付き穴に形成されており、上方に大径穴42a、下方に小径穴42bが配置されている。
各旋回スクロール本体37は、円板状の端板40の片面に、その板面と垂直に、一または複数の板状の旋回ラップ43が設けられている。具体的には、図3において、上側の旋回スクロール本体37は、端板40の上面に、上方へ向けて旋回ラップ43が設けられており、下側の旋回スクロール本体37は、端板40の下面に、下方へ向けて旋回ラップ43が設けられている。この際、各旋回ラップ43は、端板40の中央部から外周部へ向けて、インボリュート曲線の渦巻き状に湾曲して形成されている。なお、旋回ラップ43の延出先端部(上側の旋回ラップ43の上端部、下側の旋回ラップ43の下端部)には、後述する固定スクロール5の端板44との隙間を埋めるために、渦巻きに沿ってシール材(符号省略)を設けてもよい。
各旋回スクロール本体37は、その端板40が、旋回スクロールベース36の拡径穴39aにはめ込まれて、適宜の手段で旋回スクロールベース36に固定される。これにより、旋回スクロールベース36と旋回スクロール本体37の端板40とが一体化され、旋回スクロール4の基板部34を構成する。そして、旋回スクロール4は、その基板部34の両面に、旋回ラップ43が設けられた形状となる。なお、上下の旋回スクロール本体37間には、径方向中央部に、円筒状のスペーサ45が設けられる。スペーサ45を設けることで、各旋回スクロール本体37の撓みの防止が図られる。
このような構成の旋回スクロール4は、周方向等間隔の三箇所に設けた軸受穴42が、軸受27を介して、クランク軸3の偏心軸部3dに回転自在に保持される。この保持構造については、後述する。
各固定スクロール5は、円板状の端板44の片面に、その板面と垂直に、一または複数の板状の固定ラップ46が設けられている。具体的には、図3において、上側の固定スクロール5は、端板44の下面に、下方へ向けて固定ラップ46が設けられており、下側の固定スクロール5は、端板44の上面に、上方へ向けて固定ラップ46が設けられている。
各固定スクロール5には、固定ラップ46を取り囲むように、円筒部47が設けられている。具体的には、図3において、上側の固定スクロール5は、端板44の下面に、下方へ向けて円筒部47が設けられており、下側の固定スクロール5は、端板44の上面に、上方へ向けて円筒部47が設けられている。なお、円筒部47の高さ(端板44からの延出寸法)は、固定ラップ46の高さ(端板44からの延出寸法)とほぼ対応している。
各固定スクロール5は、固定ラップ46を旋回ラップ43と噛み合わせた状態で、各ハウジング材11,12に固定される。具体的には、上側の固定スクロール5は、上ハウジング材11の上フランジ15の上面に、端板44の外周部が重ね合わされて、ネジ48により固定される。また、下側の固定スクロール5は、下ハウジング材12の下フランジ16の下面に、端板44の外周部が重ね合わされて、ネジ48により固定される。
ところで、固定ラップ46は、旋回ラップ43と対応した個数だけ設けられ、端板44の中央部から外周部へ向けて、インボリュート曲線の渦巻き状に湾曲して形成されている。そして、外周側の端部は、円筒部47に連接されている。なお、固定ラップ46の延出先端部(上側の固定ラップ46の下端部、下側の固定ラップ46の上端部)には、旋回スクロール4の端板40との隙間を埋めるために、渦巻きに沿ってシール材(符号省略)を設けてもよい。同様に、円筒部47の延出先端部(上側の円筒部47の下端部、下側の円筒部47の上端部)にも、シール材(符号省略)を設けてもよい。
次に、クランク軸3の偏心軸部3dへの旋回スクロール4の保持構造について説明する。クランク軸3の偏心軸部3dには、軸受27の内輪が圧入されて固定される。本実施例では、二つの軸受27が上下に重ねられて、偏心軸部3dに圧入される。その際、下方の軸受27の内輪の下端面を、第二段部3hに当接する。そして、偏心軸部3dの上端部はネジ部とされているので、そのネジ部に留めナット49をねじ込む。これにより、軸受27は、内輪が、第二段部3hと留めナット49との間で挟み込まれて固定される。
一方、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42(大径穴42a)との間には、僅かな隙間を開けると共に、その隙間には円環状の弾性材50が設けられる。この弾性材50は、特に問わないが、たとえばOリングを用いることができる。
より詳細には、旋回スクロール4の軸受穴42の大径穴42aは、軸受27の外輪よりも設定寸法だけ大径に形成されており、内周面には弾性材の装着溝(符号省略)が周方向へ沿って形成されている。そして、円環状の弾性材50は、外周部が装着溝にはめ込まれ、内周部に軸受27の外輪がはめ込まれる。その際、弾性材50は断面を押しつぶされることになる。なお、本実施例では、各軸受27は、外輪の外周面の上下二箇所において、円環状の弾性材50を介して軸受穴42に保持される。
偏心軸部3dと軸受穴42とが同心に配置され回転されるとして、軸受27の外輪の外周面と、軸受穴42の大径穴42aの内周面との隙間(片側)Xは、本実施例では、固定ラップ46と旋回ラップ43との側面間の隙間(ラップの径方向の隙間)Yの最少設定値(最も近接した状態における両ラップ間の設計隙間)よりも小さく、たとえば、前記最少設定値の略半分(たとえば20〜30μm)とされる。この場合、仮に、偏心軸部3dに対し旋回スクロール4が遠心力により振れて、前記隙間Xが埋まり、固定ラップ46に旋回ラップ43が衝突しようとしても、軸受27の外輪の外周面に軸受穴42の大径穴42aの内周面が先に当たるので、両ラップ43,46の衝突による破損を防止することができる。しかも、弾性材50により、前記隙間Xが埋まるのが防止されると共に、前記隙間Xが埋まるとしても、緩やかに埋めることができる。
このようにして、軸受27の外周面と大径穴42aの内周面との隙間を円環状の弾性材50で弾性保持する。これにより、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間が、弾性材50により埋められると共に、その弾性変形により、隙間の調整が可能とされる。ところで、旋回スクロール4の取付部41の上面には、留めリング51がネジ52により設けられる。この留めリング51は、外輪との間に隙間(たとえば0.2mm)Zを開けて設置される。これにより、外輪に対する旋回スクロール4の径方向の移動は許容しつつ、軸方向の所定以上の移動は規制することができる。
ところで、各クランク軸3には、旋回スクロール4の円滑な回転のために、ウェイトバランサ53が設けられている。本実施例では、上側の主軸部3bの下端部と、下側の主軸部3cの大径部3fとに、それぞれウェイトバランサ53が設けられている。
また、一対の固定スクロール5には、図1および図2に示すように、それぞれ外周側に第一開口54が設けられる一方、中央部に第二開口55が設けられている。なお、図3において、上下に示される第二開口55は、場合により、旋回スクロール4の基板部34の中央に貫通穴をあけて互いに連通させてもよい。
本実施例のスクロール流体機械1の組立ては、次のように行うのが好適である。すなわち、まず、下ハウジング材12に下軸受21を取り付けておく。一方、旋回スクロール4には、各クランク軸3を軸受27および弾性材50を介して取り付けておく。そして、下ハウジング材12の下軸受21に、旋回スクロール4の各クランク軸3をはめ込んで取り付ける。その際、各クランク軸3は、所定の態勢(つまり偏心軸部3dの位置を合わせた位相差のない状態)で取り付けられる。その後、上ハウジング材11を取り付けるが、その際、上ハウジング材11とクランク軸3との間に上軸受20を設ける。最後に、各ハウジング材11,12の上下の開口に、固定スクロール5を固定すればよい。
本実施例のスクロール流体機械1は、以上のように構成されるので、たとえば、圧縮機またはブロワとして用いる場合、駆動クランク軸3Xを回転させればよい。これにより、固定スクロール5に対し旋回スクロール4を旋回させることができる。この際、三本のクランク軸3の内、一本(つまり駆動クランク軸3X)にのみ回転駆動力を付与すれば足り、残り二本(つまり従動クランク軸3Y)に回転駆動力を与える必要はない。固定スクロール5に対し旋回スクロール4を旋回させると、第一開口54から流体を吸入し、その流体を旋回ラップ43と固定ラップ46との間で圧縮しながら、その渦巻きの外端側から内端側へ移動させ、第二開口55から吐出させることができる。
一方、たとえば膨張機として用いる場合、流体を第二開口55から流入させればよい。これにより、流体の力で旋回スクロール4が旋回し、膨張しながら第一開口54から吐出させることができる。また、旋回スクロール4の回転駆動力を駆動クランク軸3Xから取り出すことができる。その他、駆動クランク軸3Xを逆方向へ回転させて、流体を第二開口55から吸入して、第一開口54へ吐出させてもよい。
このようにして、本実施例のスクロール流体機械1は、圧縮機、膨張機、ブロワ、真空ポンプなどとして用いることができる。なお、圧縮または膨張等させる流体は特に問わず、空気、蒸気、冷媒など、各種の流体に対応することができる。
本実施例のスクロール流体機械1によれば、全てのクランク軸3の偏心軸部3dにおいて、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間に円環状の弾性材50が設けられる。これにより、旋回スクロール4の旋回時に、クランク軸3に対し旋回スクロール4が遠心力により振れても、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間が埋まるのを抑制して、固定ラップ46と旋回ラップ43との側面間の隙間Yを所望に保つことができる。
たとえば、図3の左半分に示すように、駆動クランク軸3Xの偏心軸部3dが最も左側へ配置された状態では、旋回スクロール4は遠心力により左側に振れ、駆動クランク軸3Xの右側周側面では、軸受27のはめ合い隙間が埋まるように荷重がかかり、固定ラップ46と旋回ラップ43とが近接しようとする。ところが、その荷重を弾性材50が支えることで、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間が埋まるのを抑制して、固定ラップ46と旋回ラップ43との側面間の隙間を所望に保つことができる。また、仮に軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間が完全に埋まるとしても、弾性材50の作用により衝撃を緩和して、各ラップ43,46の破損を防止することができる。このような作用を、旋回スクロール4の旋回に伴い、各クランク軸3の周方向に沿って順次に連続的に図ることができる。このように、ラップ43,46間の隙間Yを自動調整できるので、各部品の機械加工精度や組立精度を従前よりも緩和できる。さらに、ラップ43,46間の隙間Yが自動調整できるので、スクロール流体機械1の性能を安定させることもできる。
また、本実施例のスクロール流体機械1によれば、クランク軸3に第一段部3eと第二段部3hとを設け、第一段部3eを固定スクロール5側への位置決めに用い、第二段部3hを旋回スクロール4側への位置決めに用いることで、各クランク軸3の軸方向に対する各スクロール4,5の位置決めが容易となる。言い換えれば、固定スクロール5を保持する下ハウジング材12の軸受当て面(下軸受21の上端面を当接する段付き部)を基準として、各部材を組み立てていくことで、機械的に旋回スクロール4の軸方向位置が定まることになる。しかも、偏心軸部3dに設ける軸受27は、内輪は偏心軸部3dに固定されるが、外輪は軸受穴42に固定されないので、上述したラップ43,46間の径方向の隙間Yの調整機能を阻害することがない。なお、前述した固定スクロール5を保持する下ハウジング材12の軸受当て面は、下側の固定スクロール5の端板44と同一平面上に配置されるのが好ましい。
本発明のスクロール流体機械1は、前記実施例の構成に限らず適宜変更可能である。たとえば、前記実施例において、上ハウジング材11と上側の固定スクロール5とを一体形成し、下ハウジング材12と下側の固定スクロール5とを一体形成してもよい。
また、前記実施例では、クランク軸3の本数を三本としたが、四本以上とすることもできる。その場合も、その内の一本のみを駆動クランク軸3Xとし、残りを従動クランク軸3Yとするのがよい。
また、前記実施例において、駆動クランク軸3Xと従動クランク軸3Yとを同一の構成として、部品の共通化を図ってもよい。たとえば、従動クランク軸3Yとして、駆動クランク軸3Xと同様の構成を採用してもよい。その場合でも、駆動クランク軸3Xにのみ回転駆動力が与えられる。要は、クランク軸3を少なくとも三本備え、その内の一本にのみ回転駆動力が与えられればよい。
また、前記実施例では、円環状の弾性材50は、旋回スクロール4の軸受穴42に設けた装着溝に外周部を保持されたが、これに代えてまたはこれに加えて、軸受27の外周面に装着溝を形成して、その装着溝に弾性材50の内周部を保持されてもよい。
また、前記実施例において、旋回スクロール4の軸受穴42に、円筒状のガイドリングをはめ込んでもよい。その場合、円環状の弾性材50は、軸受27の外輪と旋回スクロール4の軸受穴42との隙間に設置されることに代えて、軸受27の外輪とガイドリングの内穴との隙間に設置される。このようにして、旋回スクロール4とクランク軸3との径方向の位置調整を図ることができる。
さらに、前記実施例において、偏心軸部3dを保持する軸受27として、複数の軸受27を備えたが、この軸受27同士は、端面同士を重ね合わされる以外に、端面間にアジャスタを介して重ね合わされてもよい。アジャスタは、たとえば、円筒状に形成され、外輪に配置される。このようにして、旋回スクロール4とクランク軸3との軸方向の位置調整を図ることができる。同様に、軸受27が一つの場合でも、アジャスタを用いて、旋回スクロール4とクランク軸3との軸方向の位置調整を図ることができる。
1 スクロール流体機械
3 クランク軸
3X 駆動クランク軸
3Y 従動クランク軸
3a 延出部
3b (上方の)主軸部
3c (下方の)主軸部
3d 偏心軸部
3e 第一段部
3f 大径部
3g 小径部
3h 第二段部
3i 拡径部
4 旋回スクロール
5 固定スクロール
11 上ハウジング材
12 下ハウジング材
20 上軸受
21 下軸受
27 軸受
34 基板部
42 軸受穴
43 旋回ラップ
46 固定ラップ
50 弾性材

Claims (4)

  1. 基板部の両面に旋回ラップが設けられた旋回スクロールと、
    前記旋回ラップと噛み合う固定ラップが設けられ、前記旋回スクロールを挟むよう設けられる一対の固定スクロールと、
    前記旋回スクロールの周方向三以上の箇所に配置される軸であり、その軸方向中途部の偏心軸部に軸受を介して前記旋回スクロールが保持されることで、前記固定スクロールに対し前記旋回スクロールを旋回可能に保持し、前記三以上の箇所の内の一本にのみ回転駆動力が与えられるクランク軸と、
    前記三以上の箇所の全てにおいて、前記軸受の外輪と前記旋回スクロールの軸受穴との隙間に設けられる円環状の弾性材と
    を備えることを特徴とするスクロール流体機械。
  2. 前記旋回スクロールの軸受穴は、前記旋回スクロールの周方向等間隔に設けられると共に、前記軸受の外輪よりも大径に形成されており、
    前記旋回スクロールの軸受穴の内周面には、前記弾性材の装着溝が周方向へ沿って形成されており、
    前記円環状の弾性材は、外周部が前記装着溝にはめ込まれ、内周部に前記軸受の外輪がはめ込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクロール流体機械。
  3. 前記クランク軸は、同一軸線上に配置された主軸部間に、前記偏心軸部が偏心して設けられ、
    前記クランク軸は、前記偏心軸部を挟んだ両側の主軸部において、前記一対の固定スクロールまたはこれと一体の部材に、軸受を介して回転可能に保持される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスクロール流体機械。
  4. 前記旋回スクロールの軸受穴に、円筒状のガイドリングがはめ込まれ、
    前記円環状の弾性材は、前記偏心軸部の軸受の外輪と前記旋回スクロールの軸受穴との隙間に設置されることに代えて、前記偏心軸部の軸受の外輪と前記ガイドリングの内穴との隙間に設置される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクロール流体機械。
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