JP2015068258A - ファンブレード、送風装置および電子機器 - Google Patents

ファンブレード、送風装置および電子機器 Download PDF

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JP2015068258A JP2013203342A JP2013203342A JP2015068258A JP 2015068258 A JP2015068258 A JP 2015068258A JP 2013203342 A JP2013203342 A JP 2013203342A JP 2013203342 A JP2013203342 A JP 2013203342A JP 2015068258 A JP2015068258 A JP 2015068258A
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栗田 剛
Takeshi Kurita
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Abstract

【課題】本発明は、支持部によって生じる空気の圧力変動を抑え、ノイズの抑制を達成することを目的とする。【解決手段】吸気口107、駆動部が載置される載置部108、および載置部108を支持する支持部102が設けられる第1の面を有する筐体を備える送風装置100に搭載されるファンブレード200であって、前記駆動部を収納する金属部202と、金属部202から遠心方向に設けられるブレード部203と、ブレード部203の前記第1の面側に設けられるリング204と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、ファンブレードおよび送風装置に関するものである。
本発明は、例えばパーソナルコンピュータなどの電子機器において、発熱部品を冷却する送風装置に備えられるファンブレード、それを用いた送風装置及び電子機器に関する。
最近のコンピュータにおけるデータ処理の高速化の動きはきわめて急速であり、MPUのクロック周波数は、以前と比較して格段に高いものになってきている。
その結果、MPUの発熱量が増大し、従来のように放熱フィンを有するヒートシンクを発熱体に接触させて放熱する方法だけでなく、そのヒートシンクを送風装置であるファン装置で直接冷却する方法などが必要不可欠となっている。送風装置は、冷却効果を高めるために風量の向上が求められる。しかしながら、風量を大きくすると、送風装置から発生する騒音も大きくなってしまう。
送風装置から発生する騒音を抑制する技術として、送風装置のファンブレードにリング状のガイドを設けることが知られている(特許文献1)。
特開2012−107577号公報
特許文献1に記載の送風装置は、モータ(ステータ)の設けられている吸気口には、モータやファンブレードのシャフトを載置するための面を送風装置の筐体に支えるために、スポーク状の支持部が設けられている。この場合、支持部の真上をファンブレードのブレード部分が通過する際には圧力が高くなり、ブレード部分が通過した後は圧力が下がることになり、ブレード部分が支持部を通過する毎に周期的な圧力変動を繰り返すことになる。この圧力変動がノイズ発生の原因となる。また、ファンブレードの回転によって吸気口へ吸気される空気は、支持部と衝突することによって流れが乱されるので、乱流によるノイズの発生や風量の低下といった問題を引き起こす。
しかしながら、この送風装置は、リング状のガイドがモータの設けられている吸気口に対応する側には設けられていない。このため、支持部によって生じた圧力変動や支持部によって流れが乱された空気を整流することが難しく、ノイズの抑制や風量の向上を達成することが難しかった。
上記課題に鑑みて、本発明は、支持部によって生じる空気の圧力変動や送風装置に吸気される空気と支持部との衝突によって発生する乱流を抑え、ノイズの抑制と風量の向上を達成することを目的とする。
本発明は、吸気口、駆動部が載置される載置部、および前記載置部を支持する支持部が設けられる第1の面を有する筐体を備える送風装置に搭載されるファンブレードであって、前記駆動部を収納する収納部と、前記収納部から遠心方向に設けられるブレード部と、前記ブレード部の前記第1の面側に設けられる連続部と、を備えるファンブレードである。
本発明によれば、前記連続部によって、支持部による圧力変動を抑えることができ、また、前記支持部との衝突により乱れた空気の流れを前記連続部によって整流することができるので、ノイズの抑制と風量の向上を行うことが可能になる。
実施の形態1の送風装置の斜視図 吸気口側から見た実施の形態1の送風装置の平面図 実施の形態1のファンブレードの斜視図 実施の形態1のファンブレードの分解図 実施の形態1のファンブレードの断面図 実施の形態1の送風装置の断面図 実施の形態2のファンブレードの斜視図 実施の形態2のファンブレードの断面図 実施の形態3のファンブレードの斜視図 実施の形態3のファンブレードの断面図
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の送風装置100の斜視図である。送風装置100は、筐体101、ファンブレード200および筐体101のカバー(図示せず)を含む。筐体101は、カバーを筐体101に固定するための締結部103を3箇所有している。カバーは、ネジ等を利用して締結部103に固定される。ファンブレード200は、筐体101と筐体101のカバーに挟まれる様に配置される。
なお、締結部103の数は、3つに限られない。必要に応じて適当な数を選択可能である。
筐体101は側壁104を有しており、この側壁104は、吸気した空気の流れを規制する流路として機能する。また、筐体101には、側壁104が設けられていない開口部105が設けられている。開口部105は、吸気した吸気を排気するための排気口として機能する。
また、筐体101は第1の面106を有する。第1の面106には、吸気口、ファンブレード200を駆動させるモータを載置するための載置部、および当該載置部を支持するための支持部が設けられる。これらの詳細については後述する。
ここで、筐体101は、樹脂成型、アルミニウム合金のダイカスト成型、またはプレス成型などによって、側壁104と底壁(第1の面106を有する壁面)が一体となって成型される。
また、筐体101のカバーは、スチール、アルミニウム、銅などの金属材料の打ち抜き成型や樹脂成型により、プレート状に成型される。筐体101のカバーにも、ファンブレード200と対応する位置に吸気口107とは別の吸気口を設けてもよい。筐体101のカバーにも吸気口を設けることで、送風装置の風量を向上させることが可能になる。
ファンブレード200は、シャフト201を介して筐体101と回転自在に設置されている。シャフト201は、金属部202に設けられた貫通孔に挿入することによって配置される。シャフト201は、金属部202とレーザー溶接等によって接合される。
また、ファンブレード200は、金属部202、ブレード部203、及びリング204を有する。ブレード部203は、金属部202の周囲から遠心方向に設けられ、樹脂成形によって作られる。ブレード部203は、金属部202から遠心方向に設けても良いし、図1に示すように、金属部202の外周から少し離れた位置から遠心方向に設けても良い。
リング204は、ブレード部203が支持部102の真上を通過する際に生じる圧力変動を抑えるために設けられる。リング204は、連続的な形状を有している。
リング204を設けると、ブレード部203が支持部102の真上を通過したとしても、支持部102の真上を通過する物体の形状は一定になるので、圧力変動を抑えることができる。これにより、ノイズの発生を抑えることができる。
また、リング204はファンブレード200の回転によって第1の面106に設けられた吸気口から吸気された空気の流れを整流するために、ブレード部203の第1の面106側に設けられる。
なお、シャフトの材料としては、ステンレス(SUS420、マルテンサイト系)等が用いられる。シャフトの断面積の径は1〜3mm程度である。
図2は、吸気口側から見た実施の形態1の送風装置100の平面図である。筐体101には、吸気口107、ファンブレード200を駆動させるモータを載置するための載置部108、および載置部108と筐体101とを接続すると共に、載置部108を支持するための支持部102が設けられる。
空気はファンブレード200が回転することによって、吸気口107に取り込まれる。吸気口107に取り込まれた空気は、支持部102と衝突してしまうので、その流れが乱される。支持部102によって空気の流れが乱されることによって、ノイズの発生や風量の低下といった問題が発生するが、ファンブレード200は、ブレード部203の第1の面106側(支持部102が設けられている吸気口107側)に空気の流れを整流するリング204を設けているので、ノイズの抑制と風量の向上を行うことが可能になる。
図3は、実施の形態1のファンブレードの斜視図である。図4は、実施の形態1のファンブレードの分解図である。図5は、実施の形態1のファンブレードの断面図である。
ブレード部203は、金属部202の外周から遠心方向に設けられており、湾曲した形状を有している。金属部202は円筒の形状を有し、その内側にファンブレード200を駆動させるためのモータを収納する。また、金属部202は、ファンブレード200のハブとしても機能する。
ここで、ファンブレード200の樹脂部分の素材としては、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリブチレンテフレタート(PBT)、ポリエチレンテフレタート(PET)などが用いられる。ファンブレード200の樹脂部分は、これらの素材を一体成型することによって設けられる。
金属部202の素材としては、冷間圧延鋼板(SPCC)、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)、ステンレス(SUS420、マルテンサイト系)、ステンレス(SUS430、フェライト系)などが考えられる。
なお、金属部の厚みは0.3〜0.5mm、金属部の外径は10〜30mm程度である。
ハブとして金属部202を用いることで、ハブを薄型化した場合でも剛性を保つことができる。金属部202を薄型化すると、モータを収納する容積を広くできるほか、ファンブレード200を軽量化することも可能である。
リング204は、一体成型によって設けられたブレード部203の第1の面106側に接着剤等により接着されて設けられる。リング204は、ファンブレード200の樹脂部分と一体成型によって設けることも可能である。しかしながら、この場合は、一体成型に必要な圧力が大きくなるので、加工が難しくなるという側面がある。
逆に、リング204をブレード部203に後付けする場合は、一体成型の場合よりもリング204を薄くすることが容易になるので、ブレード部203の有効面積(空気を捕らえて、かき出す面積)を広くすることが可能になる。よって、送風装置100の風量を向上させることができる。
リング204の素材としては、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリブチレンテフレタート(PBT)、ポリエチレンテフレタート(PET)、ポリフェニレンエーテル(PPE)などが用いられる。
図6は、実施の形態1の送風装置の断面図である。ファンブレード200の金属部202は、ロータ205、およびステータ206等のモータを構成する部品のほか、モータを制御するための回路基板等を収納する。ロータ205、およびステータ206は対向している。ロータ205は、金属部202の側面に固定されており、ファンブレード200は、ロータ205の回転に伴って回転する。
ステータ206は、磁性材料からなる金属板をシャフト201の軸方向に積層して形成されたもので、各ティース部には電着塗装などによって、絶縁層が形成され、この絶縁層を介してコイルが巻装されている。
(実施の形態2)
図7は、実施の形態2のファンブレードの斜視図、図8は、実施の形態2のファンブレードの断面図である。実施の形態2のファンブレード300は、実施の形態1のファンブレード200と同様に送風装置100に搭載することが可能である。
ファンブレード300は、シャフト301、金属部302、ブレード部303、およびリング304を有する。シャフト301、金属部302、およびブレード部303については、ファンブレード200と同じ構成になるので、説明を割愛する。
ファンブレード300のリング304は、ブレード部303やその他の樹脂部分と共に一体成型によって設けられる。リング304の一体成型は、リング304がブレード部303から脱落することを確実に防止できるので、ファンブレード300の耐久性が向上する。また、実施の形態1のように、リングを分割して配置する場合に比べて接着等の工程を削減することが可能である。
(実施の形態3)
図9は、実施の形態3のファンブレードの斜視図、図10は、実施の形態3のファンブレードの断面図である。実施の形態3のファンブレード400は、実施の形態1のファンブレード200と同様に送風装置100に搭載することが可能である。
ファンブレード400は、シャフト401、金属部402、ブレード部403、およびリング404を有する。シャフト401、金属部402、およびブレード部403については、ファンブレード200と同じ構成になるので、説明を割愛する。
リング404は、実施の形態2のファンブレード300と同様に、ブレード部403やその他の樹脂部分と共に一体成型によって設けられる。しかしながら、リング404は、ブレード部403の遠心方向の端部(ファンブレード400の外周)に至るまで設けられている。リング404は、実施の形態1のリング204や実施の形態2のリング304よりも幅が広いので、ブレード部403が支持部102を通過する際の圧力変動をより強く抑えることが可能である。
実施の形態1〜3の送風装置は、ノートパソコンやタブレット端末をはじめとした電子機器に冷却装置として搭載することが可能である。
本発明によるファンブレード、送風装置、および電子機器は、筐体内部に実装されたMPUや様々な発熱電子部品を冷却することが可能であり、特に、より小型化、薄型化が求められるノートパソコン、タブレット端末、サーバー、音響機器、映像機器などの電子機器に有用である。
100 送風装置
101 筐体
102 支持部
103 締結部
104 側壁
105 開口部
106 第1の面
107 吸気口
108 載置部
200、300、400 ファンブレード
201、301、401 シャフト
202、302、402 金属部
203、303、403 ブレード部
204、304、404 リング

Claims (2)

  1. 吸気口、駆動部が載置される載置部、および前記載置部を支持する支持部が設けられる第1の面を有する筐体を備える送風装置に搭載されるファンブレードであって、
    前記駆動部を収納する収納部と、
    前記収納部から遠心方向に設けられるブレード部と、
    前記ブレード部の前記第1の面側に設けられる連続部と、を備えるファンブレード。
  2. 送風装置であって、
    ファンブレードと、
    前記ファンブレードを駆動させる駆動部と、
    吸気口、前記駆動部が載置される載置部、および前記載置部を支持する支持部が設けられる第1の面を有する筐体と、を備え、
    前記ファンブレードは、第1の面側に連続部が設けられた送風装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017064859A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 日立工機株式会社 電動工具

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