JP2015066435A - メッシュ展開デバイスおよびキット - Google Patents

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Abstract

【課題】別個のメッシュ展開および作動ユニットを有するメッシュ展開デバイスの提供【解決手段】作動ユニットへの選択的な接続のために構成されたメッシュ電界ユニットであって、該メッシュ展開ユニットは、第一および第二のフレーム部材を含むフレームアセンブリと、該フレームアセンブリに動作可能に接続可能なコネクタアセンブリであって、該コネクタアセンブリは、該作動ユニットへの選択的な取り付けのために構成されている、コネクタアセンブリと、作動装置シャフトを含む茶道装置アセンブリであって、該作動装置シャフトは、該フレームアセンブリから該コネクタアセンブリを通って延びている、作動装置アセンブリとを含む、メッシュ展開ユニット。【選択図】 図1

Description

(関連出願の引用)
本願は2014年7月17日に出願された米国仮特許出願第62/025,686号、2014年7月17日に出願された米国仮特許出願第62/025,674号、2014年7月17日に出願された米国仮特許出願第62/025,663号、2013年9月26日に出願された米国仮特許出願第61/882,914号、2013年9月26日に出願された米国仮特許出願第61/882,907号、および2013年9月26日に出願された米国仮特許出願第61/882,883号の利益および優先権を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に援用される。
(技術分野)
本開示はメッシュ展開デバイスおよびキットに関し、より詳細には、別個の作動を有するメッシュ展開デバイスおよびキットで入手可能なメッシュ展開ユニットに関する。
(関連技術の背景)
外科手術は、しばしば、直視下外科手順または内視鏡外科手順を介した内部組織へのアクセスを必要とする。本明細書で使用される場合、用語「内視鏡的な」は、腹腔鏡的、関節鏡的、自然開口部管腔内的および自然開口部経管的手順を含むすべてのタイプの低侵襲性外科手順をいう。内視鏡外科手術は伝統的な直視下外科手順に比べて、低傷痕化を含む数多くの利点を有する。内視鏡外科手術はしばしば、体腔内に二酸化炭素または生理的食塩水のような注入流体が存在する場合に行われ、意図する外科手順を行うための適切な空間を提供する。注入された空洞は概して加圧下であり、時々、気腹状態であるといわれる。外科用アクセスデバイスは、気腹を維持しながら、しばしば内部組織の外科操作を容易にするために使用される。例えば、トロカールがしばしば使用されてポートを提供し、そのポートを介して内視鏡外科用器具が通される。トロカールは、一般的に器具シールを有しており、器具シールは器具がトロカールの中に位置決めされながら、注入流体が漏れ出るのを防ぐ。代替として、器具は、組織の開口部、例えば、切開を通って体腔内に直接挿入されてもよい。
メッシュを内視鏡的に展開する用途のための外科用器具は公知である。いくつかの実施形態は、細長い本体部分に取り付けられた拡張可能なフレームを含む。フレームが拡張された状態にある場合、メッシュはフレームに取り付けられている。フレームの折り畳みは、フレームおよびメッシュがアクセスポートあるいは組織の他の開口を通って挿入され、メッシュを体腔内に位置決めすることを可能にする。
いくつかのメッシュ展開デバイスは、臨床医の便宜のために、メッシュが展開デバイスに事前取り付けされた状態で臨床医に提供され、臨床医による取り付けの間にメッシュに起きうるであろういかなる損傷をも防ぐ。事前取り付けされたメッシュを有する展開デバイスは、増加する出荷コストで、開状態のフレームとともに出荷されるか、あるいは、折り畳み状態のフレームとともに出荷され、メッシュがしわになり得るか、さもなければ変形され得るので、メッシュの完全性を潜在的に危うくする。さらに、事前取り付けされたメッシュと共に提供されたメッシュ展開デバイスは、一般に、使い捨て用途のために意図されている。
従って、別個のメッシュ展開ユニットおよび作動ユニットを有するメッシュ展開デバイスを提供することは有益であろう。作動ユニットが再使用可能なように構成されるならば、さらに有益であろう。
よって、別個のメッシュ展開および作動ユニットを有するメッシュ展開デバイスが提供される。メッシュ展開デバイスは作動ユニットおよび作動ユニットに解放可能に固定されるように構成されたメッシュ展開ユニットを含む。メッシュ展開ユニットが作動ユニットに固定されている場合、作動ユニットの第一の作動がメッシュ展開ユニットを拡張状態から折り畳み状態に移動し、作動ユニットの第二の作動がメッシュ展開ユニットを折り畳み状態から拡張状態に移動する。メッシュ展開デバイスは、メッシュ展開ユニットに解放可能に固定されたメッシュをさらに含み得る。作動ユニットの第三の作動がメッシュをメッシュ展開ユニットから解放し得る。
いくつかの実施形態において、作動ユニットは、筐体および筐体内に枢動可能に支持された係止部材を有する基部アセンブリを含む。係止部材は、作動ユニットの第三の作動を防止するように構成された第一の位置と、作動ユニットの第三の作動を可能にするように構成された第二の位置との間で枢動可能であり得る。作動ユニットは、基部アセンブリに動作可能に接続された関節運動アセンブリを含み得る。関節運動アセンブリは、関節筐体、関節筐体の中から動作可能に延在する関節ロッド、および動作可能に関節ロッドに接続された関節リンクを含み得る。基部アセンブリに対する関節筐体の回転は、関節ロッドおよび関節リンクの長手方向の平行移動を引き起こし得る。関節運動アセンブリは、少なくとも一つの突起を有する関節ラチェットをさらに含み得、関節筐体はギア部分を含み得る。ギア部分との少なくとも一つの突起の係合は、触覚表示と可聴表示のうちの少なくとも一つを関節筐体の回転のユーザに提供し得る。
作動ユニットは、基部アセンブリに動作可能に接続された展開ハンドルを有する展開アセンブリを含み得る。作動装置ユニットの第一の作動は、展開ハンドルの移動を含み、遠位方向の基部アセンブリに対する、メッシュ展開ユニットを拡張された状態から折り畳み状態にするための第一の距離を含み得る。作動ユニットの第二の作動は、展開ハンドルの移動を含み得、近位方向の基部アセンブリに対する、メッシュ展開ユニットを折り畳み状態から拡張された状態に移動するための第一の距離を含み得る。作動ユニットの第三の作動は、近位方向の基部アセンブリに対する、展開ハンドルの第二の距離の移動を含み得、メッシュ展開ユニットからのメッシュの解放を引き起こす。基部アセンブリは、トリガー部材をさらに含み得る。作動ユニットの第三の作動は、トリガー部材を解放するための、トリガー部材の後退のための係止部材の枢動を含み得る。
作動ユニットは、接続アセンブリも含み得、メッシュ展開ユニットはコネクタアセンブリを含み得る。接続アセンブリは、コネクタアセンブリに動作可能に接続可能であり、メッシュ展開ユニットを作動ユニットに解放可能にしっかり固定する。接続アセンブリは、切欠きを画定する接続部材を含み得、コネクタアセンブリは、選択的であるように構成された、切欠きに受け取られる拡張を有するコネクタ部材含む。接続アセンブリは、選択的であるように構成された、コネクタ部材の周りに位置決めされるように構成された保持スリーブをさらに含み得、接続部材の切欠き内にコネクタ部材の拡張を選択的に保持する。
いくつかの実施携帯では、メッシュ展開ユニットは、折り畳まれた状態と拡張された状態との間でメッシュ展開ユニットを移動させるために、フレームアセンブリおよびフレームアセンブリに動作可能に接続された作動装置アセンブリを含む。作動装置アセンブリは、メッシュをフレームアセンブリに保持するために、複数のクリップの係止位置から非係止位置への移動を生じるように構成され得、フレームアセンブリからのメッシュの解放を可能にする。複数のクリップは、作動ユニットの第三の作動の間、係止位置から非係止位置に移動されるように構成される。
さらに、作動ユニットへの選択的接続のため構成されたメッシュ展開ユニットが提供される。メッシュ展開ユニットは、第一および第二のフレーム部材を有するフレームアセンブリ、フレームアセンブリに動作可能に接続可能であり、作動ユニットへの選択的取り付けのために構成されたコネクタアセンブリ、および、フレームアセンブリからコネクタアセンブリを介して延在する作動装置シャフトを有する作動装置アセンブリを含み得る。作動装置アセンブリのコネクタアセンブリに対する遠位への移動は、フレームアセンブリを拡張された状態から折り畳まれた状態に移動するように構成され得る。作動装置アセンブリの近位移動は、フレームアセンブリを拡張された状態へ戻すように構成されている。
メッシュ展開ユニットは、メッシュを第一および第二のフレーム部材に選択的にしっかり固定するための取付けアセンブリをさらに含み得る。取付けアセンブリは、メッシュをフレームアセンブリに保持するための閉位置から、メッシュの解放を可能にする開位置に移動可能な複数のクリップを含み得る。いくつかの実施携帯においては、作動装置シャフトの少なくとも一部分は四角形の断面を含む。メッシュ展開ユニット、コネクタアセンブリに選択的に固定可能な係止部材をさらに含み得る。コネクタアセンブリは、係止部材を選択的に係合するためのロックアウトを含み得る。ロックアウト部材は、係止部材に係合される第一の位置から係止部材から解放される第二の位置に移動可能であり得る。
さらに、メッシュを展開するためのキットが提供される。キットは、フレームアセンブリおよびフレームアセンブリに取り付けられた第一のメッシュを含む第一のメッシュ展開ユニットを含む。第一のメッシュ展開ユニットは、作動ユニットの選択的接続のために構成され得る。キットは、フレームアセンブリおよびフレームアセンブリに取り付けられた第二のメッシュを含む第二のメッシュ展開ユニットをさらに含み得る。第二のメッシュ展開ユニットは、作動ユニットの選択的接続のために構成され得る。第一および第二のメッシュは、同じ構成を有しても異なる構成を有してもよい。キットは、作動ユニットへの選択的接続のため構成された第三のメッシュ展開ユニットをさらに含み得る。さらに、キットは、第一および第二のメッシュ展開ユニットに選択的に接続可能である作動ユニットを含み得、折り畳まれた状態と拡張された状態との間で、選択されたメッシュ展開ユニットを作動するように構成され得る。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
作動ユニットに選択的に接続するために構成されたメッシュ展開ユニットであって、該メッシュ展開ユニットは、
第一および第二フレーム部材を含むフレームアセンブリと、
該フレームアセンブリに動作可能に接続可能なコネクタアセンブリであって、該作動ユニットへの選択的な取付けのために構成されている、コネクタアセンブリと、
作動装置シャフトを含む作動装置アセンブリであって、該作動装置シャフトは該フレームアセンブリから該コネクタアセンブリを通って延在する、作動蔵置アセンブリと
を含む、メッシュ展開ユニット。
(項目2)
前記コネクタアセンブリに対する、第一の軸方向における前記作動茶道装置アセンブリの移動は、前記フレームアセンブリを拡張された状態から折り畳まれた状態に移動させるように構成されている、上記項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目3)
前記コネクタアセンブリに対する、第二の軸方向における前記作動茶道装置アセンブリの移動は、前記フレームアセンブリを拡張された状態に戻すように構成されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目4)
前記第一および第二のフレーム部材の各々は、メッシュを前記フレームアセンブリに選択的に固定するためのメッシュ解放アセンブリを含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目5)
各メッシュ解放アセンブリは、前記作動装置アセンブリに動作可能に接続された解放リンクと、少なくとも一つのクリップとを含み、該少なくとも一つのクリップは、前記メッシュを前記フレームアセンブリに解放可能に固定するために、該解放リンクに枢動可能に固定されている、上記いずれかの項目に記載のデバイス。
(項目6)
各解放リンクは、第一の位置から第二の位置への移動のために構成され、該第一の位置から第二の位置への移動は、前記メッシュを前記フレームアセンブリに保持するための係止位置から、該フレームアセンブリからの該メッシュの解放を可能にするための係止解除位置へのクリップの各々の移動を引き起こす、上記いずれかの項目に記載のデバイス。
(項目7)
前記作動装置アセンブリは、各解放リンクの前記第一の位置から前記第二の位置への移動を引き起こすように構成されている、上記いずれかの項目に記載のデバイス。
(項目8)
各クリップは、前記作動ユニットの作動中に、前記係止位置から前記係止解除位置に移動するように構成されている、上記いずれかの項目に記載のデバイス。
(項目9)
各クリップは弧状のフランジ部分を含む、上記いずれかの項目に記載のデバイス
(項目10)
前記第一および第二のフレーム部材の各々は、各解放リンクを前記第一の位置に摩擦で保持するためのそれぞれの第一の傾斜部材を含む、上記いずれかの項目に記載のデバイス。
(項目11)
前記第一および第二のフレーム部材の各々は、各解放リンクを前記第二の位置に摩擦で保持するためのそれぞれの第二の傾斜部材を含む、上記いずれかの項目に記載のデバイス。
(項目12)
前記第一のフレーム部材は摺動部分、コネクタ部分、近位リンク部分、取り付け部分、遠位リンク部分、および端部分を含み、前記第二のフレーム部材は静止部分、コネクタ部分、近位リンク部分、取付け部分、遠位リンク部分、および端部分を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目13)
前記第一のフレーム部材の前記摺動部分は、前記フレームアセンブリの関節動作を引き起こすための前記第二のフレーム部材の前記静止部分に対する長手方向移動のために構成されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目14)
前記フレームアセンブリに選択的に固定されたメッシュをさらに含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目15)
前記作動装置シャフトの少なくとも一部分は四角形の断面を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目16)
前記コネクタアセンブリに選択的に固定可能な係止部材をさらに含み、前記コネクタアセンブリは、前記係止部材を選択的に係合するためのロックアウト部材を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目17)
前記ロックアウト部材は、前記係止部材と係合している第一の位置から、該係止部材から係合解除している第二の位置へ移動可能である、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目18)
キットであって、該キットは、
フレームアセンブリと該フレームアセンブリに取付けられた第一のメッシュとを含む第一のメッシュ展開ユニットであって、該第一のメッシュ展開ユニットは、作動ユニットへの選択的な接続のために構成されている、第一のメッシュ展開ユニットと、
フレームアセンブリと該フレームアセンブリに取付けられた第二のメッシュとを含む第二のメッシュ展開ユニットであって、該第二のメッシュ展開ユニットは、該作動ユニットへの選択的な接続のために構成されている、第二のメッシュ展開ユニットと、
を含む、キット。
(項目19)
前記第一および第二のメッシュは、同じ構成を有する、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目20)
前記第一および第二のメッシュは、異なる構成を有する、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目21)
前記作動ユニットへの選択的な接続のために構成された第三のメッシュ展開ユニットをさらに含む、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目22)
前記第一および第二のメッシュ展開ユニットのうちの任意の選択された一つに選択的に接続可能である作動ユニットをさらに含み、該作動ユニットは、該選択されたメッシュ展開ユニットを折り畳まれた状態と拡張された状態との間で作動させるように構成されている、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目23)
一つ以上の外科手術用メッシュを展開する方法であって、該方法は、
作動ユニットを提供することと、
該作動ユニットへの選択的な接続のために構成されているメッシュ展開ユニットを提供すること、
該メッシュ展開ユニットを該作動ユニットに接続することと
を含む、方法。
(項目24)
前記メッシュ展開ユニットを前記作動ユニットに固定することを含む、上記いずれかの項目に記載の方法。
(項目25)
前記メッシュ展開ユニットを前記作動ユニットに固定することは、該メッシュ展開ユニットの線形作動装置との係合へ前記作動ユニットの保持スリーブを前進させることにより、係止部材の解放を引き起こすことを含む、上記いずれかの項目に記載の方法。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1A)
作動ユニットに選択的に接続するために構成されたメッシュ展開ユニットであって、該メッシュ展開ユニットは、
第一および第二フレーム部材を含むフレームアセンブリと、
該フレームアセンブリに動作可能に接続可能なコネクタアセンブリであって、該作動ユニットへの選択的な取付けのために構成されている、コネクタアセンブリと、
作動装置シャフトを含む作動装置アセンブリであって、該作動装置シャフトは該フレームアセンブリから該コネクタアセンブリを通って延在する、作動蔵置アセンブリと
を含む、メッシュ展開ユニット。
(項目2A)
前記コネクタアセンブリに対する、第一の軸方向における前記作動茶道装置アセンブリの移動は、前記フレームアセンブリを拡張された状態から折り畳まれた状態に移動させるように構成されている、上記項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目3A)
前記コネクタアセンブリに対する、第二の軸方向における前記作動茶道装置アセンブリの移動は、前記フレームアセンブリを拡張された状態に戻すように構成されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目4A)
前記第一および第二のフレーム部材の各々は、メッシュを前記フレームアセンブリに選択的に固定するためのメッシュ解放アセンブリを含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目5A)
各メッシュ解放アセンブリは、前記作動装置アセンブリに動作可能に接続された解放リンクと、少なくとも一つのクリップとを含み、該少なくとも一つのクリップは、前記メッシュを前記フレームアセンブリに解放可能に固定するために、該解放リンクに枢動可能に固定されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目6A)
各解放リンクは、第一の位置から第二の位置への移動のために構成され、該第一の位置から第二の位置への移動は、前記メッシュを前記フレームアセンブリに保持するための係止位置から、該フレームアセンブリからの該メッシュの解放を可能にするための係止解除位置へのクリップの各々の移動を引き起こす、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目7A)
前記作動装置アセンブリは、各解放リンクの前記第一の位置から前記第二の位置への移動を引き起こすように構成されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目8A)
各クリップは、前記作動ユニットの作動中に、前記係止位置から前記係止解除位置に移動するように構成されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目9A)
各クリップは弧状のフランジ部分を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目10A)
前記第一および第二のフレーム部材の各々は、各解放リンクを前記第一の位置に摩擦で保持するためのそれぞれの第一の傾斜部材を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目11A)
前記第一および第二のフレーム部材の各々は、各解放リンクを前記第二の位置に摩擦で保持するためのそれぞれの第二の傾斜部材を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目12A)
前記第一のフレーム部材は摺動部分、コネクタ部分、近位リンク部分、取り付け部分、遠位リンク部分、および端部分を含み、前記第二のフレーム部材は静止部分、コネクタ部分、近位リンク部分、取付け部分、遠位リンク部分、および端部分を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目13A)
前記第一のフレーム部材の前記摺動部分は、前記フレームアセンブリの関節動作を引き起こすための前記第二のフレーム部材の前記静止部分に対する長手方向移動のために構成されている、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目14A)
前記フレームアセンブリに選択的に固定されたメッシュをさらに含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目15A)
前記作動装置シャフトの少なくとも一部分は四角形の断面を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目16A)
前記コネクタアセンブリに選択的に固定可能な係止部材をさらに含み、前記コネクタアセンブリは、前記係止部材を選択的に係合するためのロックアウト部材を含む、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目17A)
前記ロックアウト部材は、前記係止部材と係合している第一の位置から、該係止部材から係合解除している第二の位置へ移動可能である、上記いずれかの項目に記載のメッシュ展開ユニット。
(項目18A)
キットであって、該キットは、
フレームアセンブリと該フレームアセンブリに取付けられた第一のメッシュとを含む第一のメッシュ展開ユニットであって、該第一のメッシュ展開ユニットは、作動ユニットへの選択的な接続のために構成されている、第一のメッシュ展開ユニットと、
フレームアセンブリと該フレームアセンブリに取付けられた第二のメッシュとを含む第二のメッシュ展開ユニットであって、該第二のメッシュ展開ユニットは、該作動ユニットへの選択的な接続のために構成されている、第二のメッシュ展開ユニットと、
を含む、キット。
(項目19A)
前記第一および第二のメッシュは、同じ構成を有する、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目20A)
前記第一および第二のメッシュは、異なる構成を有する、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目21A)
前記作動ユニットへの選択的な接続のために構成された第三のメッシュ展開ユニットをさらに含む、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目22A)
前記第一および第二のメッシュ展開ユニットのうちの任意の選択された一つに選択的に接続可能である作動ユニットをさらに含み、該作動ユニットは、該選択されたメッシュ展開ユニットを折り畳まれた状態と拡張された状態との間で作動させるように構成されている、上記いずれかの項目に記載のキット。
(項目23A)
システムであって、該システムは、
作動ユニットと、
該作動ユニットへの選択的な接続のために構成されているメッシュ展開ユニットとを含む、システム。
(項目24A)
前記メッシュ展開ユニットは、前記作動ユニットに固定されている、上記いずれかの項目に記載のシステム。
(項目25A)
前記メッシュ展開ユニットは、該メッシュ展開ユニットの線形作動装置との係合へ前記作動ユニットの保持スリーブを前進させることにより、係止部材の解放を引き起こすことによって、該作動ユニットに固定される、上記いずれかの項目に記載のシステム。
(摘要)
別個のメッシュ展開ユニットおよび作動ユニットを有するメッシュ展開デバイスが提供される。メッシュ展開デバイスは、作動ユニットと、解放可能に作動ユニットにしっかり固定されたメッシュ展開ユニットとを含む。メッシュ展開ユニットが作動ユニットにしっかり固定される場合、作動ユニットの第一の作動がメッシュ展開ユニットを拡張された状態から折り畳まれた状態へ移動させ、作動ユニットの第二の作動がメッシュ展開ユニットを折り畳まれた状態から拡張された状態に移動させる。メッシュ展開デバイスは、解放可能にメッシュ展開ユニットにしっかり固定されたメッシュをさらに含み得る。作動ユニットの第三の作動は、メッシュ展開ユニットからメッシュを解放し得る。さらに、複数のメッシュ展開ユニットを含むキットが提供される。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、本開示の実施形態を例示し、併せて、上に与えられた開示の一般的な記述、および、以下に与えられる発明の詳細な説明は開示の原理を説明するために役立つ。
図1は、本開示の実施形態に従ったメッシュ展開デバイスの透視図である。 図2は、図1に示されたメッシュ展開デバイスの透視図であり、作動ユニットとメッシュ展開ユニットが分離された状態であり、作動ユニットおよびメッシュ展開ユニットは、単一のキットまたは複数のキットで提供され得る。 図3は、図1および2に示された作動ユニットの側面図である。 図4は、図1から3に示された作動ユニットの底面図である。 図5は、図1から4に示された作動ユニットの分解透視図である。 図6は、図1から4に示された作動ユニットの基部アセンブリの透視図である。 図7は、図6に示された基部アセンブリの係止部材の透視図である。 図8は、図6に示された基部アセンブリの筐体の前面透視図である。 図9は、図8に示された筐体の長手方向断面の側面図である。 図10は、図1から4に示された作動ユニットの関節運動アセンブリの透視図である。 図11Aは、図10に示された関節運動アセンブリの関節ハンドルの透視図である。 図11Bは、図11Aに示された関節運動ハンドルの第一の半分の側面図である。 図11Cは、図11Aに示された関節運動ハンドルの第二の半分の側面図である。 図12は、図10に示された関節運動アセンブリの関節ロッドおよび関節部材の透視図である。 図13は、図12に示された関節ロッドの拡大上面図である。 図14Aは、図12に示された関節ロッドの拡大側面図である。 図14Bは、図14Aに示された部分14Bの拡大図である。 図15Aは、図1から4に示された作動ユニットの展開アセンブリの透視図である。 図15Bは、図15Aに示された部分15Bの拡大図である。 図16Aは、図15Aに示された展開アセンブリの展開ハンドルの透視図である。 図16Bは、図16Aに示された展開ハンドルの側面図である。 図16Cは、図16Aおよび16Bに示された展開ハンドルの上面図である。 図17Aは、図1から4に示された作動ユニットの係止部材の透視図である。 図17Bは、図17Aに示された係止部材の端面図である。 図18は、図1から4に示された作動ユニットの接続アセンブリの分解透視図である。 図19は、図18に示された接続アセンブリのスリーブの長手方向断面の側面図である。 図20Aは、図18に示された接続アセンブリの接続部材の上面図である。 図20Bは、図20Aに示された接続部材の長手方向断面の側面図である。 図21は、本開示の別の実施形態に従った作動ユニットの透視図である。 図22は、図21に示された作動ユニットの分解図である。 図23は、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの上面図である。 図24は、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの分解透視図である。 図25Aは、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの第一のフレーム部材の上面図である。 図25Bは、図25Aに示された部分の側面図である。 図26Aは、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの第二のフレーム部材の上面図である。 図26Bは、図26Aに示された部分の側面図である。 図27は、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの取付けアセンブリの分解透視図である。 図28Aは、図27に示された取付けアセンブリのキャップ部材の透視図である。 図28Bは、図28Aに示されたキャップ部材の側面図である。 図29Aは、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの作動装置アセンブリの側面図である。 図29Bは、図29Aに示された作動装置アセンブリの上面図である。 図30Aは、図29Aに示された作動装置アセンブリのカムスライダおよび(環状および変形された)一対のアンカーの透視図である。 図30Bは、図30Aに示されたカムスライダの端面図である。 図30Cは、図30A」に示されたカムスライダの断面上面図である。 図31は、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの接続アセンブリの分解透視図である。 図32Aは、図31に示された接続アセンブリのコネクタ部材の第一の側面図である。 図32Bは、図32Aに示されたコネクタ部材の第二の側面図である。 図32Cは、図32Aに示されたコネクタ部材の第一の端面図である。 図32Dは、図32Aに示されたコネクタ部材の第二の端面図である。 図33Aは、図32Aに示されたコネクタ部材の第一の透視図であり、図31に示された接続アセンブリの関節リンクおよび接続リンクである。 図33Bは、図33Aに示されたコネクタ部材、関節リンク、および接続リンクの第二の透視図である。 図34は、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの係止部材の透視図である。 図35Aは、図1から4に示された作動ユニットの断面の側面図である。 図35Bは、図35Aに示された部分35Bの拡大図である。 図36Aは、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットの長手方向断面の上面図である。 図36Bは、図36Aに示された部分36Bの拡大図である。 図37Aは、図1および2に示されたメッシュ展開ユニットおよび作動ユニットの底面図である。 図37Bは、図37Aに示された部分37Bの拡大図である。 図37Cは、図37Aに示された部分37Cの拡大図である。 図38Aは、図37Aに示された、メッシュ展開ユニットと作動ユニットとの間の接続の拡大図である。 図38Bは、図38Aに示された、メッシュ展開ユニットと作動ユニットとの間の接続の断面図である。 図39は、図38Aに示されたメッシュ展開ユニットと作動ユニットとの間の接続の側面図であり、図37Aに示された作動ユニットの保持スリーブが後退した位置にある場合である。 図40は、図39に示されたメッシュ展開ユニットと作動ユニットの間の接続および保持スリーブの側面図であり、保持スリーブが前進位置にある場合である。 図41は、図1および2に示されたメッシュ展開デバイスの透視図であり、フレームアセンブリが開構成であり、作動ユニットの出荷くさびおよびメッシュ展開ユニットの係止部材は取り除いて示してある。 図42は、図41に示されたメッシュ展開デバイスの透視図であり、フレームアセンブリが折り畳まれた構成を示している。 図43Aは、図10に示された関節運動アセンブリの上面図であり、図42に示されたフレームアセンブリに接続されている。 図43Bは、図42に示されたフレームアセンブリの上面図であり、第一の関節運動位置にある状態を示している。 図43Cは、図42に示されたフレームアセンブリの上面図であり、第二の関節運動位置にある状態を示している。 図44は、図15に示された展開アセンブリの側面図であり、図29に示された作動装置アセンブリに取り付けられている。 図45は、図1から4に示された作動ユニットのハンドルアセンブリの第一の透視図であり、底の筐体の半分が取り除かれ、かつ、係止部材が係止位置にある状態を示している。 図46は、図45に示されたハンドルアセンブリの拡大された第二の透視図である。 図47は、図29Aに示された作動装置アセンブリの透視図であり、図42に示されたフレームアセンブリを介して受けとられた状態である。 図48Aは、図45に示されたハンドルアセンブリの拡大上面図であり、上部筐体が取り除かれ、かつ、係止部材が係止位置にある状態をしめしている。 図48Bは、図48Aに示された線48B−48Bに沿って取られた断面端面図である。 図48Cは、図48Bに示されたハンドルアセンブリの断面端面図であり、係止部材が第二の、あるいは、係止されていない位置にある状態を示している。 図49は、図45に示されたハンドルアセンブリの第一の透視図であり、係止部材が係止されていない位置にある状態を示している。 図50は、図49に示されるハンドルアセンブリの拡大された第二の透視図である。 図51は、図47に示された作動装置アセンブリおよび」フレームアセンブリの透視図であり、カムスライダが最遠位位置にある場合を示している。 図52は、図45に示されたハンドルアセンブリの第一の透視図であり、展開ハンドルが完全に後退した位置にある状態である。 図53は、図52に示されたハンドルアセンブリの拡大された第二の透視図である。 図54は、図51に示された作動装置アセンブリおよびフレームアセンブリの透視図であり、カムスライダが最近位位置にある場合である。 図55は、図27に示された取付けアセンブリの側面図であり、キャップ部材が取り除かれ、閉構成の状態である。 図56は、図55に示された取付けアセンブリの側面図であり、開構成の状態を示している。 図57は、本開示の代替えの実施形態に従った、取付けアセンブリの透視図であり、開構成の状態で示されている。 図58は、図57に示された取付けアセンブリの透視図であり、閉構成の状態で示されている。 図59は、本開示の代替えの実施形態に従った、作動ユニットの透視図である。 図60は、図59に示された作動ユニットの分解透視図である。 図61は、図59に示された作動ユニットの、図59に示された線61に沿って取られた断面側面図である。 図62は、図59に示された作動ユニットのハンドルアセンブリの透視図であり、筐体の半分が取り除いてある。 図63は、図59に示された作動ユニットの断面図であり、図64の線63に沿って取られている。 図64は、図61に示された領域の詳細の拡大図である。 図65は、図59に示された作動ユニットの断面図であり、図64の線65に沿って取られている。 図66は、図62に示されたハンドルアセンブリの代替えの透視図であり、筐体の半分が取り除いてある。 図67は、図59に示された作動ユニットの断面図であり、図64の線67に沿って取られている。 図68は、図62に示されたハンドルアセンブリの透視図であり、筐体を取り除き、スイッチ部材は第一の位置の状態である。 図69は、図59に示された作動ユニットの断面図であり、図64の線69に沿って取られている。 図70は、図62に示されたハンドルアセンブリの透視図であり、筐体を取り除き、スイッチ部材は第二の位置の状態である。 図71は、本開示の代替えの実施形態に従った、メッシュ展開ユニットの透視図である。 図72は、図71に示されるメッシュ展開ユニットに従った係止部材の透視図である。 図73は、図72に示された領域の詳細の拡大図である。 図74は、図71に示された領域の詳細の拡大図である。 図75は、図71に示されるメッシュ展開ユニットのコネクタアセンブリの上面図である。 図76は、図75に示されたコネクタアセンブリの断面図であり、図75の線76に沿って取られている。 図77は、図75に示されたコネクタアセンブリの透視図であり、作動ユニットへの取付けの後で、スリーブは取り除いてある。 図78は、図77に示されたコネクタアセンブリの上面図であり、スリーブは取り除いてある。 図79は、図77に示されたコネクタアセンブリの断面図であり、図78の線79に沿って取られている。 図80は、図71の線80に沿って取られた断面図である。 図81は、図71に示されたメッシュ展開ユニットの第一および第二のフレーム部材の内側部分の透視図である。
(発明の詳細な説明)
開示されるメッシュ展開デバイスの実施形態が、図面を参照して、ここで詳細に記述され、同様な参照番号は、いくつかの図面において同一のあるいは対応する要素を指定する。当該技術において一般的なように、用語「近位」はユーザあるいは操作者、つまり、外科医または内科医、により近い部分または部品を参照し、一方、用語「遠位」は使用者からより遠い部分または部品を参照する。
最初に図1および2を参照すると、本開示の実施形態に従ったメッシュ展開デバイスが、メッシュ展開デバイス10として概して示されている。メッシュ展開デバイス10は、作動ユニット100とメッシュ展開ユニット200とを含む。メッシュ展開デバイス10は、事前取付けのメッシュ「M]を含む、メッシュ展開ユニット200が作動ユニット100とは別に臨床医に提供され得るように構成される。メッシュ展開デバイス10を別個の作動ユニット100およびメッシュ展開ユニット200に分離することにより、メッシュ展開デバイス10のためのパッケージングは減少され、それにより、パッケージングコストを減少させる。低減されたパッケージングは、また、出荷コストを低減し、保存スペースの必要性を低減する。さらに、別個のまたは分離可能な作動ユニット100およびメッシュ展開ユニット200を有することにより、メッシュ展開ユニット200は、各々の使用後に交換され得、それにより、作動ユニット100の再使用を可能にする。加えて、メッシュ展開ユニット200を、そのフレームアセンブリ202が開構成にある状態で出荷することによって、メッシュ「M」の完全性がよりよく維持される。
種々のサイズおよび構成のメッシュ展開ユニットとの使用のために、作動ユニット100が修正され得ることが想定される。種々のサイズ、構成および組成物のメッシュとの使用のために、メッシュ展開ユニット200が修正され得ることが、さらに想定される。例えば、メッシュ展開ユニット200は、共同所有の米国特許出願公開番号2011/0190795号明細書および、米国特許出願公開番号2012/0009240号明細書、およびPCT出願公開番号2012/0129391号に開示されたメッシュとともに使用するために、構成され得る。各々の出願内容はその全体が参照により本明細書に援用される。さらに、メッシュ展開ユニット200が他の作動アセンブリと共に使用するために修正され得る。
図2で説明されるように、作動ユニット100およびメッシュ展開ユニット200を含むメッシュ展開デバイス10は、単一キットにおいて提供され得るか、または、任意のその組み合わせおよびその任意の量を含む別個のキットにおいて提供され得る。例えば、単一キットは、単一の作動ユニット100および単一のメッシュ展開ユニット200を含み得る。更なる例として、単一キットは、単一の作動ユニット100および複数のメッシュ展開ユニット200を含み得、ここで、各メッシュ展開ユニット200は、同じ形状または異なる形状を有し得る。
図3から5を参照すると、作動ユニット100はハンドルアセンブリ102とハンドルアセンブリ102から延在するシャフトアセンブリ104を有し得る。ハンドルアセンブリ102は、基部アセンブリ110、関節運動アセンブリ130、展開アセンブリ150、および出荷ラック170を含む。シャフトアセンブリ104は、ハンドルアセンブリ102の基部アセンブリ110から、遠位に延在し、接続アセンブリ180を含む。
ここで、図6から9を参照すると、基部アセンブリ110は筐体112と係止部材114を含む。筐体112は、第一および第二の半筐体116、118により形成される。筐体112は、ユーザにより動作可能に係合されるために構成される。筐体112は、近位端および遠位端112a、112bを含み、それらの間の長手方向通路113を画定する。筐体112の近位端および遠位端112a、112bの各々は、円形の開口111a、111bをそれぞれ画定する。筐体112の近位端112aは、関節運動アセンブリ130の関節ハンドル132の遠位端132bに形成されたフランジ142を係合するように構成される。開口111a、111bおよび長手方向通路113は、接続アセンブリ180のスリーブ182の近位端182a(図19)を適合させるように構成される。
第一および第二の半筐体116、118の各々は、それぞれ、タブ116a、118a(図9)を含み、タブ116a、118aは、長手方向通路113内に延在し、スリーブ182の近位端182aに形成されたそれぞれの第一スロット183a、183b(図18)を係合し、筐体112に対しスリーブ182を固定する。さらに以下に記載するように、タブ116a、116bはまた、関節運動アセンブリ130の関節ロッド134の第一の長手方向スロット135(図11)の拡大された部分135a内で延在し、長手方向軸「x」の周りの関節ロッド134の回転を防止する。
筐体112は、係止部材114の本体部分114a(図7)を受けとるように構成されたくぼみ115(図9)を画定する。第一の半筐体116は、開口117を画定し、それを介して、係止部材114の係合部分114bが延在する。くぼみ115および開口117は、係止部材114が、第一または係止位置(図48B)と第二または非係止部分(図48C)の間で長手方向軸「x」の周りに枢動し得るように、構成される。筐体112の遠位端112bは、くぼみ部分119および開口111aから半径方向外側に延在する複数のスロット121をさらに含む。示されるように、3個のスロット121a、121b、121cが第二の半筐体118に形成される。以下にさらに詳細が記載されるように、スロット121は数とサイズで展開アセンブリ150の展開ハンドル152の近位端152aに形成された延長部156のフランジ部分156b(図16)および支持部材158(図16)に対応する。
簡単に図7に戻ると、係止部材114は、本体部分114aおよび係止部分114bを含む。本体部分114aは、実質的にC字形をした部材を含み、C字形をした本体部分114aの両端122a、122bの間のギャップを画定する。開口123は、第二の半筐体118に形成された外側スロット121a、121c(図6)の外縁の間の半径方向の間隙に対応する。係合部分114aは、本体部分114aから半径方向外側に延在する。さらに詳細が以下に記載されるように、係止部材114が第一または係止位置(図48B)にある場合、係止部材114の本体部分114aの端122aは、スロット121aを塞ぐ。図48Cの矢印「K]によって示されるように、係止部材114がくぼみ115内で長手方向軸「x」の周りに第二のまたは非係止位置に枢動される場合、本体部分114aにより画定されたギャップ123は、スロット121と整列し、それにより、開口111b(図6)およびスロット121を介する、展開部材152の延長部156(図5)の通路を可能にする。
ここで、図10から14Bを参照すると、関節運動アセンブリ130は関節ハンドル132、関節ロッド134、および関節運動リンケージ136を含む。関節ハンドル132は、第一および第二の半ハンドル138、140から形成され、ユーザによる動作可能な係合のために構成される。上の注記のように、関節ハンドル132の遠位端132bは、基部アセンブリ110の筐体112(図6)を係合するように構成されたフランジ142(図11A)を含む。フランジ142は、関節ハンドル132の長手方向軸「x」の周りの回転を容易にするように構成されている。関節ハンドル132は、関節ロッド134の近位端134aを受け取るように構成された長手方向の空洞133を画定する。第一および第二の半ハンドル138、140の各々は、複数の尾根138a、140aをそれぞれ含み、長手方向空洞133内に延在する。尾根138a(図11B)、140a(図11C)は、関節ロッド134の近位端134aに形成されたネジ部材144を動作可能に係合するように構成されている。より詳細が以下に記載されるように、関節ハンドル132が、基部アセンブリ110の筐体112に対して長手方向軸「x」の周りに回転させられると、関節ロッド134のネジ部材144との場合、半ハンドル138、140の尾根138a、140aの係合は、関節ロッド134を、基部アセンブリ110の筐体112に対して長手方向に平行移動させる。
図12から14Bを参照すると、記載のように、関節ロッド134の近位端134aはネジ部材144を含む。関節ロッド134の遠位端134bは、関節運動リンケージ136の近位端136a(図12)を係合するように構成されている。関節ロッド134は、一対の長手方向ノッチ133aおよび長手方向スロット135を画定する。長手方向ノッチ133aは、第一および第二の半筐体116、118にそれぞれ形成されるタブ116a、118aを適合するように構成されている。タブ116a、118aの位置決めは、長手方向ノッチ133内の関節ロッド134を基部アセンブリ110の筐体112に対して回転を固定する。長手方向スロット135は、展開アセンブリ150の展開ロッド154の近位端154aの長手方向の平行移動を受け取りかつ可能にするように構成されている。長手方向スロット135は、関節運動アセンブリ130が第一のまたは非関節運動位置にある場合、スリーブ182に形成された第三のスロット185と整列し、出荷ロック170(図17A)の出荷タブ176(図17A)を受け取るように位置決めされた拡大された部分135aを含む。
特に、図12および14Bを参照すると、関節ロッド134の遠位端134bは、長手方向に延在する円筒形の中心通路137aおよび通路137aの近位端から長手方向スロット135の遠位端に延在する切欠き137bを画定する。通路137aおよび切欠き137bは、展開アセンブリ150の展開ロッド154(図5)の長手方向の関節ロッド134に対する平行移動を可能にするように構成されている。
関節ロッド134の遠位端134bはさらに環状の溝139a、円筒形くぼみ139bおよび一対のL字型切欠き141を画定する。環状の溝139aは、L字型切欠き141の近位に位置決めされ、関節ロッド134とスリーブ182の間にシールを創生するために、第一のO−リング144a(図5)を受け取るように構成されている。円筒形のくぼみ139bは、開口137aの周りに形成され、第二のO−リング144b(図5)を受け取るように構成されている。L字型切欠き141は、長手方向に関節ロッド134の遠位端134bから延在する第一のまたは長い部分141aを含み、半径方向内向きに延在する第二のまたは短い部分141bを含む。L字型切欠き141の長い部分141aは、関節運動リンケージ136の近位端136aから延在する指148を受け取るように構成されており、L字型切欠き141の短い部分141bは、指146から延在するタブ146aを受け取るように構成されている。切欠き141の短い部分141b内でのタブ146aの受け取りは、関節運動リンケージ136を関節ロッド134に固く接続する。
図12を続けて参照して、関節運動リンケージ136は動作可能に関節ロッド134をメッシュ展開ユニット200(図1)に接続する。関節運動リンケージ136は、実質的に円筒形の部分136aと細長い平面の遠位部分136bとを含む。上述の詳細のように、関節運動リンケージ136の近位部分136aは、関節ロッド134の遠位端134bを係合するように構成されている。特に、関節運動リンケージ136の近位端136aは、一対の近位に延在する指146を含み、指は各々半径方向内側に延在するタブ146aを含む。指146は、関節ロッド134に形成されたL字型切欠き141の長い部分141a内に受け取られるように構成されており、タブ146aは、L字型切欠き141の短い部分141b内に受け取られるように構成されている。上に注記したように、L字型切欠き141の短い部分141b内へのタブ146aの受け取りは、関節運動リンケージ136を関節ロッド134と固定する。関節運動リンケージ136の遠位端136bは、メッシュ展開ユニット200の関節運動リンク276の近位端に形成されたスロット277a(図31)に受け取られるように構成されたフック148を含む。
ここで、図15Aから16Cを参照すると、展開アセンブリ150は、展開ハンドル152と展開ロッド154とを含む。展開ハンドル152は、ユーザによる動作可能な係合のために構成された円錐台状本体を含む。展開ハンドル152は、近位端152aおよび遠位端152bを含み、近位端152aと遠位端152bとの間に形成された長手方向通路153を画定する。長手方向通路153は、接続アセンブリ180のスリーブ182(図16A)を摺動する方式で適合させるように大きさが決められている。より詳細には、長手方向通路153は、展開ハンドル152が、スリーブ182に沿って前進および後退し得るように構成されている。
延長部156は、展開ハンドル152の近位端152aから近位に延在する。延長部156は、湾曲した部分156aと一対のフランジ部分156bとを含む。湾曲した部分156aは、展開ロッド154のベント部分160(図14a)を受け取るように構成された開口155aを画定する。延長部156のフランジ部分156bの各々は、出荷ロック170のフランジ174の端部174a(図17A)を受け取るように構成された切欠き155bを画定する。さらなる詳細は以下に記載されるが、延長部156の切欠き155b内への出荷ロック170のフランジ174の端部174aの受け取りは、展開ハンドル152を基部アセンブリ110の筐体112(図6)に対して固定する。図16Bに見られるように、三角形の支持部材158が延長部156を支持する。
特に、図15Aおよび15Bを参照すると、展開ロッド154は近位端154aおよび遠位端154bを含む。展開ロッド154の近位端154aは、展開ハンドル152の延長部156に形成された開口155a内での受け取りのために構成されているベント部分160(図14A)を含む。展開ロッド154の遠位端154bは、第一および第二の環状のくぼみ157a、157bおよび対応する第一および第二の切欠き159a、159bを画定し、第一および第二の環状のくぼみ157a、157bへの横方向のアクセスをそれぞれ提供する。さらなる詳細は以下に記載されるが、第一および第二のくぼみ157a、157bは、メッシュ展開ユニット200の作動装置アセンブリ260の近位端262aを受け取るように構成されている。
ここで、図17Aおよび17Bを参照すると、出荷ロック170は、本体部分172、円形フランジ174およびタブ176を含む。出荷ロック170は、基部アセンブリ110の筐体112(図6)と展開アセンブリ150の展開ハンドル152(図15)との間に受け取られるように構成されている。出荷ロック170の本体部分172は、ユーザによる動作可能な係合のために構成されている。出荷ロック170の円形フランジ174は、接続アセンブリ180のスリーブ182(図16A)を選択的に係合するように構成され、展開ハンドル152の延長部156のフランジ部分156bに形成されたスロット155b内に受け取られるように構成された端部174aを含む。上の注記のように、円形フランジ174の端部174aの、延長部156のスロット155b(図16C)内での受け取りは、展開アセンブリ150の展開ハンドル152を基部アセンブリ110の筐体112に対して固定する。上記のように、タブ176は、接続アセンブリ180のスリーブ182の第三のスロット187(図19)を介して、関節ロッド134の長手方向スロット135の拡大部分135a(図10)内に受け取られ、関節ロッド134をスリーブ182および基部アセンブリ110の筐体112(図6)に対して固定するように構成されている。
ここで、図18から20Bを参照すると、接続アセンブリ180は、スリーブ182、接続部材184および保持スリーブ186を含む。接続アセンブリ180は、ハンドルアセンブリ102(図1)から延在し、メッシュ展開ユニット200の作動ユニット100への選択的取付けのために構成されている。さらなる詳細は以下に記述するが、接続アセンブリ180の保持スリーブ186は、接続部材184の周りに受け取られ、メッシュ展開ユニット200を作動ユニット100のシャフトアセンブリ104(図3)に選択的に固定する。
特に、図19を参照すると、接続アセンブリ180のスリーブ182は、近位端182aと遠位端182bとを有する細長い環状の本体を含む。近位端182aから遠位端182bに、スリーブ182は、第一のスロット183a、183b、第二のスロット185、第三のスロット187および第四のスロット189a、189bを画定する。上の詳細のように、第一のスロット183a、183bはタブ116a、118a(図9)にそれぞれ対応し、タブはそれぞれ基部アセンブリ110の筐体112の第一および第二の半筐体116、118に形成される。スリーブ182の第一のスロット183a、183b内への筐体112のタブ116a、118aの受け取りは、スリーブ182を筐体112に対して固定する。第二のスロット185は、スリーブ182に対する展開アセンブリ150の展開ロッド154の、長手方向の平行移動を可能にするように構成され得る。上述のように、第三のスロット187は、出荷ロック170のタブ176(図17A)を受け取るように構成されている。第四のスロット189a、189bは、接続部材184の近位端184aに形成された指192から半径方向外側に延在するタブ192a(図19)を係合するように構成されている。
ここで、図20Aおよび20Bを参照すると、接続部材184は、近位端184aと遠位端184bを有する実質的に円筒形の部材を含む。上述のように、接続部材180の近位端184aは、指192および指192から半径方向外側に延在するタブ192aを含む。指192のタブ192aは、スリーブ182の第四のスロット189a、189b(図19)内に受け取られるように構成されている。
テーパフランジ194は、近位端184aに隣接して接続部材184の周りに延在する。テーパフランジ194は、接続部材184の周りに接続アセンブリ180の保持スリーブ186(図18)を近位方向に維持する。テーパフランジ194は、また、スリーブ182(図18)に対するストップ部材として動作し、タブ192aの第四のスロット189a、189bとの整列を容易にする。
複数の第一の保持特徴196が接続部材184の周りに形成され、各々がリップ196aを含む。保持特徴196は、選択的に保持スリーブ186(図18)を遠位位置または、前進位置に維持する(図40)。より詳細には、第一の保持特徴196の各リップ196aは、保持スリーブ186の近位端186aを係合するように構成されている。保持特徴196は、保持スリーブ186を前進した位置に維持するように構成されている。さらなる詳細は、以下に記載されるが、保持特徴196の保持スリーブ186の近位端186aとの係合は、可聴および/または触覚フィードバックを、保持スリーブ186が固定されている臨床医に提供し得る。保持特徴196は、十分な力が近位方向において保持スリーブ186に適用された場合、保持スリーブ186の近位の後退を接続部材184の周りで可能にするように、内向きに曲がるようにさらに構成される。代替として、保持特徴196は、保持スリーブ186の近位端186aとの、リップ196aの解放を生じさせるために、手動で内側に曲げられ得る。
第二の保持特徴198が接続部材184の遠位端184bに隣接して形成され、保持スリーブ186を近位のまたは後退した位置(図39)に維持するように構成される。第二の保持特徴198は、リップ198aを含み、十分な力が遠位方向において保持スリーブ186に適用された場合、保持スリーブ186の遠位への前進を接続部材の周りで可能にするように、内側に曲がるように構成されている。メッシュ展開ユニット200が作動ユニット100(図1)に正しく取り付けられた場合、場合、第二の保持特徴198がメッシュ展開ユニット200のコネクタ部材272(図24)上の係合特徴(示されない)によって、係合されそれによって、第二の保持特徴198を内側に曲げ、かつ、保持スリーブ186の遠位への前進を可能にし得ることが想定される。
なおも図20Aおよび20Bを参照して、接続部材184は近位端184aと遠位端184bとの間で延在する長手方向通路191および、長手方向切欠き193を画定する。長手方向通路191は、展開アセンブリ150の展開ロッド154(図5)を摺動する方式で受け取るように構成されている。長手方向切欠き193は、関節運動リンケージ136の遠位部分136b(図5)を摺動する方式で適合するように構成されている。接続部材184の遠位端184bは、メッシュ展開ユニット200のコネクタ部材272の近位端272a(図24)を選択的に受け取るように構成された切欠き195をさらに画定する。
ここで、図21および22を参照すると、本開示の別の実施形態によると、作動アセンブリは、概して作動ユニット100’として示されている。作動ユニット100’は、本明細書の上記に記載された作動ユニット100と同様な方式で動作し、それらの間の異なる部分に関する事のみが記述される。作動ユニット100’は、ハンドルアセンブリ102’およびシャフトアセンブリ104’を含む。ハンドルアセンブリ102’は、基部アセンブリ110’、関節運動アセンブリ130’、展開アセンブリ150’および接続アセンブリ180’を含む。
基部アセンブリ110’は、筐体112’、係止ボタン114’、および筐体112’の中に動作可能に受け取られる保持板116’を含む。係止ボタン114’および保持板116’は、展開アセンブリ150’の展開ハンドル152’が、筐体112’に対して展開ハンドル152’の初期位置を超えて近位へ前進することを防止するように動作する。この方法では、係止ボタン114’および保持板116’は、メッシュ(示されない)が取付けメッシュ展開ユニット(示されない)から解放されることを防止する。係止ボタン114’および保持板116’は、係止ボタン114’を筐体112’に対して下方に押し下げることにより停止位置から非停止位置へ移動される。係止ボタン114’の筐体112’に対する下方への移動は、保持板116’を整列して下方に押し下げ、展開ハンドル152’から延在するフランジ156’との係合から解放し、係止ボタン114’に形成された切欠き115’を延長部156’に整列させ、展開ハンドル152’の近位方向への後退を可能にする。係止ボタン114’は、バネ負荷式であり得、係止ボタン114’の戻りを生じさせ係止位置に戻す。係止ボタン114’アンロック位置への動きは、臨床医への、展開ハンドル152’が後退し得るとの可聴フィードバック信号伝達を生成する。
簡単には、関節運動アセンブリ130’は、関節運動筐体132’、関節運動ロッド134’、および関節運動リンケージ136’を含む。展開アセンブリ150’は、展開ハンドル152’および展開ロッド154’を含む。接続アセンブリ180’は、スリーブ182’、接続部材184’および保持スリーブ186’を含む。
ここで、図23および24を参照すると、メッシュ展開ユニット200は、フレームアセンブリ202およびシャフトアセンブリ204を含む。フレームアセンブリ202は、第一および第二のフレーム部材210、230を含む。メッシュ解放アセンブリ250は、第一および第二のフレーム部材210、230の各々に動作可能に搭載されており、メッシュ「M」(図1)のフレームアセンブリ202への選択的取付けのために構成されている。作動装置アセンブリ260は、フレームアセンブリ202およびシャフトアセンブリ204を通って延在し、フレームアセンブリ202を選択的に展開し、フレームアセンブリ202への取付けからメッシュ「M」を選択的に解放するように構成されている。シャフトアセンブリ204は、コネクタアセンブリ270と係止部材290とを含む。後ほど明らかになるように、メッシュ解放アセンブリ250の低減したプロファイルは、特に、メッシュ展開ユニット200の低減したプロファイルは、一般にパッケージおよび出荷コストをさらに減少する。
図25Aおよび25Bを参照すると、第一のフレーム部材210は、近位端210aおよび遠位端210bを含み、近位端210aと遠位端210bとの間に延在する長手方向のくぼみ211を画定する。長手方向のくぼみ211は、作動装置アセンブリ260の作動装置シャフト262を摺動する方式で支持する。第一のフレーム部材210は、摺動部分212、コネクタ部分214、近位リンク部分216、取付け部分218、遠位リンク部分220および端部222を含む。第一の一体形成ヒンジ212aは、摺動部分212とコネクタ部分214の間に形成され、第二の一体形成ヒンジ214aは、コネクタ部分214と近位リンク部分214との間に形成され、第三の一体形成ヒンジ216aは、近位リンク部分216と取付け部分218との間に形成され、第四の一体形成ヒンジ218aは、取付け部分218と遠位リンク部分220との間に形成され、第五の一体形成ヒンジ220aは、遠位リンク部分220と端部222との間に形成される。各一体形成ヒンジ212a、214a、216a、220aは、第一のフレーム部材210のそれぞれの部分212、214、216、218、220、222の枢動をお互いに対して可能にするように構成されている。第一のフレーム部材210は、コネクタ部分212に対する端部222の遠位の動きが、第一のフレーム部材210を作動装置アセンブリ260の作動装置シャフト262の周りに折り畳ませるように、構成されている。第一のフレーム部材210の部分212、214、216、218、220、222は、それぞれの一体形成ヒンジ212a、214a、216a、218a、220a、によって接続されたように、つまり、モノリシック構造の単一の構造で形成されているように示されているが、第一のフレーム部材210の部分212、214、216、218、220、222は、代わりに、枢動ピン(示されない)または任意の他の適切な方法で、枢動可能に接続された別個の部品により形成され得ることが想定される。
図25Aおよび25Bをなおも参照すると、第一のフレーム部材210の摺動部分212は、半径方向外側に延在し、コネクタアセンブリ270の接続リンク278の遠位スロット279b内に受け取られるように構成されている突起224を含む。コネクタ部分214は、複数の対になったノッチ213a、および四角形の切欠き213bを画定する。対になったノッチ213aは、第二のフレーム部材230のコネクタ部分234に形成された、対になったタブ246を受け取るように構成されている。さらなる詳細が以下に記載されるように、四角形の切欠き213bは、カムスライダ264のフランジ264aを摺動する方式で受け取るように構成されている。近位リンク部分216は、第一のワイヤ「W1」(図30A)を摺動する方式で受け取るように構成されている、その長さを延在する、スロット215(図24)を画定する。ワイヤ「W1」が示され記述されているが、ワイヤは弦、ケーブル、または、張力または圧縮力を任意の軸方向に伝送できる任意の構造によって置き換えられ得ると考えられる。さらなる詳細が以下に記載されるように、第一のワイヤ「W1」は、取付けアセンブリ250の解放リンク252の近位端252aと作動装置アセンブリ260のカムスライダ264との間に固定される。
取付け部216の構成が、メッシュ解放アセンブリ250との関係で以下に示される。第一のフレーム部材210の端部222は、対になったノッチ217および環状のくぼみ219(図36A)を画定する。対になったノッチ217は、第二のフレーム部材230の端部242に形成された、対になったタブ248(図26A)を受け取るように構成されている。環状のくぼみ219(図36A)は、作動装置アセンブリ260の第一のピン266a(図36A)を受け取るように構成されている。
ここで、図26Aおよび26Bを参照すると、第二のフレーム部材230は第一のフレーム部材210と実質的に同様である。第二のフレーム部材230は、近位端230aおよび遠位端230bを含み、近位端230aおよび遠位端230bの間に延びる長手方向のくぼみ231を画定する。長手方向のくぼみ231は、作動装置アセンブリ260の作動装置シャフト262を摺動する方式で支持する。第二のフレーム部材230は、静止部分232、コネクタ部分234、近位リンク部分236、取付け部238、遠位リンク部分240、および端部242を含む。第一の一体形成ヒンジ232aは、静止部分232とコネクタ部分234との間に形成され、第二の一体形成ヒンジ234aは、コネクタ部分234と近位リンク部分236との間に形成され、第三の一体形成ヒンジ236aは、近位リンク部分236と取付け部238の間に形成され、第四の一体形成ヒンジ238aは、取付け部238と遠位リンク部分240との間に形成され、そして、第五の一体形成ヒンジ240aは、遠位リンク部分240と端部242との間に形成されている。各一体形成ヒンジ232a、234a、236a、238a、240aは、第二のフレーム部材230のそれぞれの部分232、234、236、238、240、242の互いに対する枢動を可能にするように構成されている。第二のフレーム部材230は、コネクタ部分232に対する端部242の遠位の移動が第一のフレーム部材230を作動装置アセンブリ260の作動装置シャフト262の周りに折り畳ませるように、構成されている。第二のフレーム部材230の部分232、234、236、238、240、242は、それぞれの一体形成ヒンジ232a、234a、236a、238a、240a、によって接続された単一構造としての、つまり、モノリシックで形成されているように示されているが、第二のフレーム部材230の部分232、234、236、238、240、242は、代わりに、枢動ピン(示されない)または任意の他の適切な方法で、枢動可能に接続された別個の部品により形成され得ることが想定される。
なおも図26Aおよび26Bを参照すると、第二のフレーム部材230の静止部分232は、関節運動アセンブリ270の接続リンク278によって画定された遠位の長手方向スロット279b(図31)内に受け取られるように構成された突起244を含む。第二のフレーム部材230のコネクタ部分234は、複数の対になったタブ246を含み、四角形の切欠き233bを画定する。上述のように、対になったタブ246は、第一のフレーム部材210のコネクタ部分214に形成された、対になったノッチ213aを係合するように構成されている。第一および第二のフレーム部材210、230が組み立てられる場合、第二のフレーム部材230の対になったタブ246による、第一のフレーム部材210の対になったノッチ213a(図25B)の係合は、第一および第二のフレーム部材210、230の接続部分214、234を互いに対してそれぞれ長手方向に固定する。
四角形の切欠き233bは、カムスライダ264のフランジ264b(図29B)を摺動する方式で受け取るように構成されている。第二のフレーム部材230の近位リンク部分236は、その長さを拡張し第二のワイヤまたは弦「W2」(図30A)を摺動する方法で受け取るように構成されたスロット(示されない)を画定する。上記にように、第二のワイヤ「W2」は取付けアセンブリ250の解放リンク252の近位端252aと作動装置アセンブリ260のカムスライダ264との間に延在する。
取付け部分236の構成は、メッシュ解放アセンブリ250との関係で以下に記載される。第二のフレーム部材230の端部242は、対になったタブ248と環状のくぼみ239(図36A)とを画定する。対になったタブ248は、第二のフレーム部材230の端部242に形成された対になったノッチ217a(図25A)内に受け取られるように構成されている。環状のくぼみ237は、作動装置アセンブリ260の第一のピン266a(図24)を受け取るように構成されている。
図27から28Bを参照すると、メッシュ解放アセンブリ250は、解放リンク252、一対のクリップ部材254、およびキャップ部材256を含む。メッシュ解放アセンブリ250は、第二のフレーム部材230の取付け部分238への関係として記述されるが、第一のフレームアセンブリ210の取付け部分218内に搭載されたメッシュ解放アセンブリ250は、現在記述中のメッシュ解放アセンブリ250の鏡像である。よって、各取付けアセンブリの構造および機能は、実質的に同一である。メッシュ解放アセンブリ250は一対のクリップ部材254を含んで示されているが、解放アセンブリ250は、単一のクリップ部材254のみを含むように、または、2つより多いクリップ部材254を含むように修正され得ることが想定される。
第二のフレーム部材230の取付け部分238は、解放リンク252を摺動する方式で受け取るように構成された、取付け部分238の長さを延在する長手方向くぼみ251、キャップ部材256に形成された突起258bを受け取るように構成された一対の開口251b、クリップ部材254のフランジ部分254bを受け取るように構成された一対の弧状のスロット251b、および、キャップ部材256上に形成された、複数の対になったタブ256aを受け取るように構成された複数の対になったノッチ251cを画定する。近位および遠位傾斜253a、253bは、長手方向のくぼみ251の近位端および遠位端の近くにそれぞれ形成される。近位傾斜253aは、メッシュ解放部材250の作動後、解放リンク252の丸くなった近位端252aを係合し、開構成においてクリップ部材254を維持するように位置決めされる。遠位傾斜253bは、メッシュ解放部材250の作動の前に、解放リンク252の丸くなった遠位端252bを係合し、閉構成においてクリップ部材254を維持するように位置決めされ、それによって、メッシュ「M」がフレームアセンブリ202に取り付けられたままであることを確実にする。
なおも図27を参照して、解放リンク252は、丸くなった近位端252aおよび遠位端252bと、クリップ部材254のスロット257bを通って、キャップ部材256に形成された長手方向スロット259に受け取られるように構成された一対の突起258aとを含む。解放リンク252の近位端252aは、第二のワイヤまたは弦「W2」(図24)の取付けを容易にする開口255を画定する。開口255として示されているが、第二のワイヤまたは弦「W2」(図24)は、解放リンク252にタブ(示されない)または、他の接続手段によって取り付けられてもよい。
各クリップ部材254は、基部254aおよびフランジ部分254bを含む。フランジ部分254は、示されたように、湾曲しているか、または弧状であり得る。一つの実施形態において、クリップ部材254は、実質的にG字型構成を含む。各クリップ部材254は、第二のフレーム部材230の取付け部分238の各弧状スロット251bにおいて、開構成(図55)と閉構成(図56)の間で、枢動可能に受け取られるように構成されている。各クリップ部材254の基部254aは、開口257aおよびスロット257bを画定する。各クリップ部材254の基部254aの開口257aは、キャップ部材256上に形成された突起258bを受け取るように構成されている。各クリップ部材254の基部254aのスロット257bは、解放リンク252上に形成された突起258aを受け取るように構成されている。
ここで、図27から28Bを参照して、キャップ部材256は複数の対になったタブ256aと一対の突起258bを含む。上述のように、複数の対になったタブ256aは、第二のフレーム部材230の取付け部分238に形成された対になったノッチ251c内に受け取られるように構成されている。また、キャップ部材256の突起258bは、クリップ部材254の開口257aを通って、第二のフレーム部材230の取付け部分238に形成された開口251c内に受け取られるように構成されている。一対の長手方向スロット259は、解放リンク252に形成された突起258aを摺動する方式で受け取るように構成されている。以下にさらなる詳細が記述されるように、解放リンク252の取付け部分238およびキャップ部材256に対する長手方向の移動は、閉位置(図55)と開位置(図56)との間で、各クリップ部材254を動かす。
第二のフレーム部材230の取付け部分238、解放リンク252およびキャップ部材254の各々は、スロット250a、250b、250cをそれぞれ画定し、中央に位置決めされて、第二のフレーム部材230のくぼみ251内でねじ回し(示されない)または、他の平坦な、硬いデバイスを使用する製造者または臨床医による解放リンク252の平行移動を可能にする。それによって、メッシュ「M」のフレームアセンブリ202への取付けを可能にする。メッシュ「M」のフレームアセンブリ202への取付けは製造プロセスの一環として行われるであろうが、第二のフレーム部材230、解放リンク252およびキャップ部材254のそれぞれの取付け部分238のスロット250a、250b、250cは、非常時の臨床医による手動作動が、メッシュ展開ユニット200を作動ユニット100(図1)に取り付ける必要なく、事前取付けメッシュ「M」をフレームアセンブリ202から取り外すことを可能にする。同様な方法で、所望により、臨床医はメッシュ「M」をフレームアセンブリ202に再取付けする、または新しいメッシュを取付け得る。
ここで、図29Aから30Cを参照すると、作動装置アセンブリ260は、作動装置シャフト262、カムスライダ264、第一および第二のピン266a、266b、および一対のアンカー部材267(図30A)を含む。特に図29Aおよび29Bを参照すると、作動装置シャフト262は、近位シャフト部分268a、中間シャフト部分268b、および遠位シャフト部分268cを含む。中間シャフト部分268bは、近位シャフト部分268aと遠位シャフト部分268cの間にしっかりと固定される。近位シャフト部分268aおよび遠位シャフト部分268cのそれぞれは、実質的に剛体であり、中間シャフト部分268bは、可撓性である。さらなる詳細は、以下に記載されるが、中間シャフト部分268bの可撓性は、メッシュ展開ユニット200のフレームアセンブリ202の関節運動を容易にし、フレームアセンブリ202が関節運動される間に、フレームアセンブリ202の展開およびメッシュ「M」の解放を可能にする(図43Bおよび43C)。
作動装置シャフト262の近位端262aは、展開アセンブリ150の展開ロッド154の遠位端154bを、作動アセンブリ200内で係合するように構成されている。具体的には、作動装置シャフト262の近位端262aは、拡張部分269b上に形成された円筒形の頭部269aを含む。円筒形の頭部269aおよび延長部296bは、それぞれ切欠き159aおよび159bを通って、展開ロッド154の環状のくぼみ157a、157b(図15B)内にそれぞれ受け取られるように構成されている。
作動装置シャフト262の近位シャフト部分268aは、係止部材290(図34)のタブ296(図34)を受け取るように構成された環状のくぼみ261を画定する。組み立てられた場合、環状のくぼみ263内でのタブ296の受け取りは、シャフトアセンブリ204(図23)に対する、作動装置シャフト262の長手方向の平行移動を防止する。
遠位シャフト部分268cは、第一のピン266aを受け取るように構成された第一の開口263a、および第二のピン266bを受け取るように構成された第二の開口263bを画定する。遠位シャフト部分268cの第一の開口263aは、作動装置シャフト262の遠位端262b上に形成され、第一のピン266aを円筒形のくぼみ219、239(図36A)内に配置するように構成されており、円筒形のくぼみ219、239は、第一および第二のそれぞれのフレーム部材210、239(図36A)のそれぞれの端部222、242に形成されている。遠位シャフト部分268cの第二の開口263bは、フレームアセンブリ202が開いた場合、すなわち、展開ストロークの完了の場合、第二のピン266bがカムスライダ264を係合するように配置される。
特になおも図29Aから30Cを参照すると、カムスライダ264は環状の本体部分264aおよび一対のフランジ264bを含む。環状の本体部分264aは、作動装置シャフト262の遠位シャフト部分268cの周りに摺動する方式で、受け取られるように構成されている。環状の本体部分264aは、開口265を画定する。フランジ264bはそれぞれ切欠き265aおよびスロット265bを含む。切欠き265aは、変形されたアンカー部材267aを受け取るように構成されており、スロット265bは、第一のワイヤ「W1」および第二のワイヤ「W2」(図30A)を適合させるように構成されている。
特に図30Aを参照すると、アンカー部材267は、初期には環状の本体267aを含む。メッシュ展開ユニット200の組み立ての間、第一のワイヤ「W1」は、第一の環状の本体267aの開口内に受け取られ、第二のワイヤ「W2」は、第二の環状の本体267aの開口内に受け取られる。環状の本体267aは、その後、変形されるか、平坦にされ、第一および第二のワイヤ「W1」、「W2」をそれぞれの第一および第二のアンカー部材267に固定する。上述のように、変形されたアンカー部材267bは、その後、カムスライダ264のフランジ264bに形成された切欠き265a内に受け取られ、第一および第二のワイヤ「W1」、「W2」は、フランジ264bに形成されたスロット265bを通って受け取られる。
ここで、図31から33Bを参照すると、コネクタアセンブリ270は、コネクタ部材272、スリーブ部材274、関節運動リンク276および接続リンク278を含む。コネクタ部材272は、近位の円筒形部分280、円錐台部分282、および遠位の円筒形部分284を含み、コネクタ部材272を通って延在する長手方向通路271を画定する。長手方向通路271は、作動装置シャフト262の近位シャフト部分168a(図29A)を摺動する方法で受け取られるように構成されている。コネクタ部材272は、作動リンク276を摺動する方式で受け取るように構成された、コネクタ部材の長さを延在するスロット273をさらに画定する。
近位の円筒形部分280は、接続アセンブリ180の接続部材184の遠位端184bに形成された切欠き195(図18)内に選択的に受け取られるように構成され、その周りに保持スリーブ186を受け取るように構成された、拡張部分280aを含む。近位の円筒形部分280は、作動リンク276がスロット273内に受け取られた場合、作動リンク276の近位端276aに形成されたスロット277aにアクセスするための切欠き283を画定する。コネクタ部材272の遠位の円筒形部分284は、スリーブ部材の近位端274a内に受け取られるように構成されており、半径方向外側に延在する突起286a、長手方向に延在するタブ286b、および係止フランジ286cを含む。突起286aは、接続リンク278の近位端278aに形成された近位スロット279a内に受け取られるように構成されている。タブ286bは、スリーブ部材274の近位端274aに形成されたノッチ275a内に受け取られるように構成されており、そして、係止フランジ286cは、スリーブ部材274に形成されたスロット275c内に選択的に受け取られるように構成されている。タブ286bのスリーブ部材274のノッチ275a内への受け取りは、スリーブ部材274の正しい整列を容易にし、係止フランジ286cの、スリーブ部材274の第二のスロット」275c内への受け取りは、スリーブ部材274をコネクタ部材272に選択的に強く固定する。遠位の円筒形部分284は、係止部材290のタブ296(図34)を受け取るように構成されたスロット285(図32)を画定する。
スリーブ部材274は、近位端274aおよび遠位端274bを有する環状の本体を含む。スリーブ部材274の近位端274aは、コネクタ部材272の遠位の円筒形部分284を受け取るために構成され、スリーブ部材274の遠位端274bは、それぞれの第一および第二のフレーム部材210、230の摺動部分212および静止部分232を受け取るように構成されている。上に記載したように、スリーブ部材274は、ノッチ275a、および第一および第二のスロット275b、275cを画定する。ノッチ275aは、コネクタ部材272のタブ286bを受け取るように構成されている。第一のスロット275b(図36B)は、係止部材290のタブ296を受け取るように構成されており、第二のスロット275cは、コネクタ部材272の係止フランジ286cを受け取るように構成されている。
なおも図31を参照すると、関節運動リンク276は、細長い、実質的に平坦な本体を画定し、実質的に平坦な本体は、近位端276aおよび遠位端276bを有する。関節運動リンク276の近位端276aおよび遠位端276bの各々は、スロット277a、277bをそれぞれ画定する。上に記載したように、関節運動リンク276の近位スロット277aは、関節運動アセンブリ130の関節運動リンケージ136の遠位端136bに形成されたフック148(図10)を受け取るように構成されている。そして、関節運動リンク276の遠位スロット277bは、コネクタ部材272の遠位円筒形部分284に形成された突起286aを受け取るように構成されている。関節運動リンク276は、係止部材290のタブ296を受け取るように構成された中央スロット277cをさらに画定する。関節運動リンク276は、第一のフレーム部材210の摺動部分212を、関節ユニット100の関節運動アセンブリ130と接続するように動作する。
なおも図31を参照して、接続アセンブリ270の接続リンク278は、近位端278aと遠位端278bとを有する、細長い、実質的に平坦な本体を画定する。近位端278aおよび遠位端278bのそれぞれは、それぞれ、スロット279aおよび279bを画定する。上に記載したように、近位スロット279aは、コネクタ部材272の遠位円筒形部分284上に形成された突起286aを受け取るように構成されており、遠位スロット279bは、第一のフレーム部材210の摺動部分212から延在する突起224(図25A)を受け取るように構成されている。接続リンク278は、第二のフレーム部材230の静止部分232(図25A)をコネクタ部材272にしっかりと固定するように動作する。
ここで図34を参照すると、係止部材290は、コネクタアセンブリ270のスリーブ部材274(図24)を係合するように構成されているC字型の本体部分292、ユーザによる動作可能な係合のために構成されているハンドル部分294、およびC字型の本体部分292から延在するタブ296を含む。前述のように、タブ296は、スリーブ部材274に形成されたスロット275b(図31)を通って、関節運動リンク276に形成されたスロット276c(図31)、コネクタ部材272の遠位円筒形部分284に形成されたスロット285(図32A)を通って、作動装置シャフト262の近位シャフト部分268aに形成された環状のくぼみ261(図24)の中は受け取られるように構成されている。
上に記述したように、作動ユニット100(図1)およびメッシュ展開ユニット200(図1)は、別個の構成部品として、臨床医に提供されるように構成されている。図35Aおよび35Bを参照すると、作動ユニット100は、第一または係止構成において臨床医に提供される。係止構成においては、出荷ロック170は、基部アセンブリ110の筐体112と展開アセンブリ150の展開ハンドル152との間に動作可能に収容される。出荷ロック170の円周フランジ174(図17A)は、接続アセンブリ180のスリーブ182を係合し、円周フランジ174の端部174a(図17A)は、展開ハンドル152の延長部156に形成されたスロット155b(図16C)内に受け取られる。加えて、出荷ロック170のタブ176は、スリーブ182の第三のスロット187を通って、関節運動アセンブリ130の関節運動ロッド134に形成された長手方向スロット135の拡大部分135a内に受け取られる。係止構成において、関節運動アセンブリ130および展開アセンブリ150のそれぞれは、基部アセンブリ110の筐体112に対して固定され、それによって、関節ユニット100とのメッシュ展開ユニット200の取付けの前の、不注意な関節運動または、メッシュ展開ユニット200の解放を防止する。
ここで、図36Aおよび36Bを参照すると、メッシュ展開ユニット200が第一のあるいは係止した構成において、臨床医に提供される。係止構成においては、フレームアセンブリ202は開構成である。フレームアセンブリ202を開位置に維持するために、係止部材290は、メッシュ展開ユニット200のシャフトアセンブリ204を動作可能に係合する。より詳細には、係止部材290のC字型本体部分292(図34)は、コネクタアセンブリ270のスリーブ部材274を係合し、係止部材290のタブ296は、スリーブ部材274に形成されたスロット275bを通って、関節運動リンク276に形成されたスロット276cを通って、コネクタ部材272の遠位円筒形部分284に形成されたスロット285を通って、そして、作動装置シャフト262の近位シャフト部分268aに形成された環状のくぼみ261内に延在する。係止構成においては、作動装置アセンブリ260および関節運動リンク276の各々は、コネクタ部材272に対して固定され、それによって、出荷、メッシュ展開ユニット200の取り扱い、およびメッシュ展開ユニット200の作動ユニット100への取付けの間、不注意な関節動作、および/または、フレームアセンブリ202の折り畳み、および/または、メッシュ「M」のフレームアセンブリからの解放を防止する。
上記のように、フレームアセンブリ202は、開位置で、メッシュ「M」が事前取付けされた状態で、臨床医に提供されることが想定される。メッシュ「M」は、クリーンルームにおいて、フレームアセンブリ202に取り付けられ得る。それ以降、フレームアセンブリ202およびメッシュ「M」は、梱包および出荷のために、ハーメチックシールされる。出荷の前にフレームアセンブリ202にメッシュ「M」を事前に取り付けることは、臨床医を外科手順の間に行うべき仕事から防ぎ、それにより、手術時間を短縮する。臨床医をメッシュ「M」をフレームアセンブリ202に取付ける仕事から救うことにより、取付けの間にメッシュ「M」に生じるかもしれない任意の可能性のある損傷が取り除かれる。
加えて、メッシュ取付けデバイスは、メッシュ「M」をフレームアセンブリ202に取付けるためにはもはや臨床医にとって必要とならない。メッシュ「M」のフレームアセンブリ202への事前の取付けは、手術室における多くの厳しい状況を減少し、それにより、メッシュ「M」をフレームアセンブリ」202に取付けながら、臨床医および他の職員が針で刺される可能性から防ぐ。
メッシュ展開ユニット200の作動ユニット100への取付けが、図37Aから40について、ここで詳細に記述される。図37Aから37Cを参照すると、接続部材272の近位円筒形部分280上に形成された拡張部280aは、接続アセンブリ180の接続部材184の遠位端184bに形成された切欠き195と整列されている。図38と38Aを見ると、メッシュ展開ユニット200(図37A)と作動ユニット100(図37A)のそれぞれは、接続部材184の切欠き195内へのコネクタ部材272の拡張部280aの受け取りが、切欠き159a、159b(図15B)を通した、それぞれの第一および第二の環状のくぼみ157a、157b内での作動装置シャフト262の近位端262a上に形成された円筒形頭部269aと拡張部269bとの受け取りを、生じるように構成され、それによって、作動装置シャフト262を展開ロッド154と接続する。接続部材184の切欠き195内へのコネクタ部材272の拡張部280aの受け取りは、関節運動リンケージ136の遠位端136bに形成されたフック148の、関節運動リンク276の近位端276aに形成された近位スロット277a内への受け取りをさらに生じ、それにより、関節運動リンケージ136を関節運動リンク276と接続する。
ここで、図39および40を参照すると、接続部材184とのコネクタ部材272の係合に続いて、矢印「B」(図39)により示されるように、コネクタ部材272の円筒形の近位部分280を超えて保持スリーブ186は遠位に前進し、メッシュ展開ユニット200を作動ユニット100としっかり固定する。特に、十分な軸性力が保持スリーブ186に加えられ、保持特徴198への半径方向内向きの力をもたらすと、保持特徴198は、内向きに曲がり、リップ198aが保持スリーブ186の遠位端186bの係合を解除する。保持スリーブ186は、そして、コネクタ部材276の円筒形の近位部分280を超えて前進し、コネクタ部材272の円錐台部分282に当接する。
図40を参照すると、完全に前進した位置において、保持特徴196の上に形成されたリップ196aが、保持スリーブ186の近位端186aを係合するように、保持特徴196は半径方向外向きに曲がる。この方式で、メッシュ展開ユニット200は、作動ユニット100に固定して締め付けられている。上に注記したように、保持特徴196は、保持スリーブ186が正規位置にロックされていることを信号伝達する可聴の、および/または、触覚のフィードバックを臨床医に提供する。
メッシュ展開ユニット200は、コネクタ部材276の円筒形の近位端280の周りから保持スリーブ186を遠位に摺動することにより、作動ユニット100から取り外され得る。特に、保持特徴の付勢に打ち勝つような十分な力が保持スリーブ186に近位方向に加えられた場合、保持特徴196は、半径方向内側に曲がり、それによって、保持特徴196のリップ196aに保持スリーブ186の近位端186aを係合解除させる。代替えとして、保持特徴196は、手動で半径方向内側に曲げられ得、保持スリーブ186の近位の摺動を可能にする。
ここで、図41を参照すると、作動ユニット100とのメッシュ展開ユニット200の取付けと固定の際、出荷ロック170は作動ユニット100から係合解除され、係止部材290はメッシュ展開ユニット200から係合解除される。ひとたび出荷ロック170と係止部材290が除かれると、メッシュ展開デバイス10は、動作可能である。より詳細には、展開アセンブリ150の展開ハンドル152は、遠位に接続アセンブリ180のスリーブ182に沿って自由に摺動し、閉鎖または折り畳みを生じさせ、続いて、初期位置に自由に戻り、フレームアセンブリ202の開放または展開を生じさせる。関節運動アセンブリ130の関節ハンドル132は、また、自由に回転し、フレームアセンブリ202の関節運動を生じさせる。
図42を更に参照して、展開アセンブリ150の展開ハンドル152は、基部アセンブリ110に対してスリーブ182に沿って遠位に前進させられ、矢印「C」で示されるように、作動装置アセンブリ260の作動装置シャフト262を遠位に前進させる。作動装置シャフト262が遠位に前進させられる場合、それぞれの第一および第二のフレーム部材210、230の端部222、242は、それぞれ、遠位に前進させられる。
第一のフレーム部材210の、コネクタ部分214と近位リンク部分216との間、近位リンク部分216と取り付け部分218との間、取り付け部分218と遠位リンク部分220との間、および遠位リンク部分220と端部222との間にそれぞれ形成された一体形成ヒンジ214a、216a、218a、220a、および、第二のフレーム部材230の、コネクタ部分234と近位リンク部分236との間、近位リンク部分236と取り付け部分238との間、取り付け部分238と遠位リンク部分240との間、および遠位リンク部分240と端部242との間にそれぞれ形成された一体形成ヒンジ234a、236a、238a、240aは、作動装置シャフト262が遠位に前進させられるにつれての、フレームアセンブリ202の閉構成(図42)への折り畳みを容易にする。この方式で、フレームアセンブリ202は、開構成(図41)から折り畳まれた構成に移動する。
折り畳まれた状態においては、メッシュ展開ユニット200は、体腔への挿入のために構成されている。メッシュ展開ユニット200は、切開を通って直接挿入され得るか、あるいは、アクセスデバイスがメッシュ展開ユニット200の体腔への挿入を容易にする。例えば、巻き上げチューブ、共同所有の米国特許番号8,317,808号に記載され
その内容は参照として本明細書に援用される、が使用されメッシュ展開ユニット200の体腔への挿入を容易にする。メッシュ「M」は折り畳まれたフレームアセンブリ202の回りに巻かれ、メッシュ展開ユニットの切開(示されない)を通っての、あるいは、アクセスポイント(示されない)の開口を通っての挿入を容易にすることが想定される。
ひとたびメッシュ展開ユニット200が体腔内に受け取られると、展開アセンブリ150の展開ハンドル152は、元の位置に後退し(図41)、フレームアセンブリ202の開口/展開を引き起こす。
ここで、図43Aを参照すると、フレームアセンブリ202の展開の前または展開に続いて、関節運動アセンブリ130が作動され得、フレームアセンブリの正しい位置決めを容易にする。図43Aに見られるように、矢印「D」により示される関節ハンドル132の長手方向軸「x」の第一の方向への回転は、矢印「E」により示されるように、関節ロッド134および関節運動リンケージ136の関節ハンドル132に対する前進を引き起こす。矢印「F」により示される関節ハンドル132の長手方向軸「x」の周りの第二の方向への回転は、矢印「G」により示されるように、関節ロッド134および関節運動リンケージ136の関節ハンドル132に対する後退を引き起こす。
図43Aおよび43Bを参照すると、第一のフレーム部材210は、関節運動リンク276によって、関節ロッド134および関節運動アセンブリ130の関節運動リンケージ136に、動作可能に接続されている。第二のフレーム部材230は、コネクタ部材284に接続リンク278によって、しっかりと固定されている。上記にように、関節運動アセンブリ130の関節ハンドル132の回転は、関節ロッド134の長手方向の平行移動を引き起こす。上に記述したように、第一および第二のフレーム部材210、230の接続部分214、234は、それぞれ、互いに対してしっかりと固定されている。この方法で、第二のフレーム部材230の静止部分232に対するフレーム部材210の摺動部分212の前進は、それぞれの第一の一体形成ヒンジ212a、232bの周りに、摺動部分212および静止部分232それぞれに対して、第一および第二のフレーム部材210、230のそれぞれの接続部分214、234を矢印「H」で示される第一の方向にそれぞれ枢動させる。逆に、図43Cを参照すると、第二のフレーム部材230の静止部分232に対する第一のフレーム部材210の摺動部分212の後退は、第一および第二のフレーム部材210、230の接続部分214、234をそれぞれ第一の一体形成ヒンジ212a、232aの周りに、矢印「J」で示される第二の方向へそれぞれ枢動させる。
メッシュ「M」のフレームアセンブリ202からの解放がここで図44から53を参照して記述される。初めに図44から48Bを参照すると、上に述べたように、展開アセンブリ150は作動装置アセンブリ260に動作可能に接続されている。より詳細には、展開アセンブリ150の展開ロッド154の遠位端154bは、作動装置アセンブリ260の作動装置シャフト262の近位端262aにしっかりと固定されている。また、上にも記載されているように、展開アセンブリ150の展開ストロークが完了すると、展開アセンブリはフレームアセンブリ202を折り畳まれた状態(図42)から開いた状態(図41)に戻し、作動装置シャフト262の遠位シャフト部分268cを通って延在する第二のピン266bは、カムスライダ264を係合し、カムスライダ264は、それぞれの第一および第二のフレーム部材210、230に形成された切欠き213b(図25B),233b(図25C)内に摺動可能に受け取られる。展開ハンドル152は、基部アセンブリ110(図48Bを参照のこと)の係止部材114の本体部分114bとの展開ハンドル152の延長部156の係合によってさらなる近位への後退を防止する。
ここで、図48Cから51を見ると、基部アセンブリ110の係止部材114は、ついで、矢印「K」によって示されるように、第一の方向に長手方向軸「x」の周りに回転させられ、作動ユニット100をアンロックする。上の注記のように、基部アセンブリ110の筐体112のくぼみ115内の係止部材114の回転は、係止部材114の本体部分114の端部122aの間に形成されたギャップ123を、筐体112のスロット121a、121c(図8)の外側縁と整列させる。この方法では、係止部材114はもはや
筐体112の開口111aを通る展開ハンドル152の延長部156の通路を塞がない。この方法では、展開ハンドル152が、筐体112に対して近位に後退されることにより、メッシュ「M」のフレームアセンブリ202からの解放を引き起こし得る。
メッシュ「M」のフレームアセンブリ202からの解放に先立って、メッシュ「M」が目標領域(示されない)に隣接して正しく位置決めされると、臨床医はメッシュ「M」を目標領域に連結し、縫合し、または、そうでなければ、固定する。
ここで、図52から54を参照すると、係止部材114がアンロック位置に移動することは、展開ハンドル152の延長部156が、筐体112の中に後退させられることを可能にし、それによって、筐体112に対する展開ハンドル152の更なる後退を可能にする。展開ハンドル152のこの更なる後退は、作動装置シャフト262の更なる後退を引き起こす。上に注記したように、展開アセンブリ150の展開ストロークの後、作動装置シャフト262から延在する第二のピン266bは、カムスライダ264と係合状態にある。作動装置シャフト262更なる後退は、第一および第二のフレーム部材210、230の切欠き213b、233bを通ってカムスライダを近位に移動させる。上に記述したように、一対のワイヤ「W1」、「W2」がカムスライダ264に一対の変形されたアンカー267b(図30)によって接続される。ワイヤ「W1」、「W2」は、カムスライダ264からそれぞれのコネクタ部分214、234を通って、それぞれの近位リンケージ部分216、236を通って、第一および第二のフレーム部材210、230のそれぞれの取付け部分218、238の中にそれぞれ延在し、解放リンク252の近位端252aに取付けられ、解放リンク252の近位端252aは、それぞれの第一および第二の取付け部分218、238内に受容される。カムスライダ264の近位の移動は、ワイヤ「W1」、「W2]の後退を引き起こす。
ここで、図55および56を参照すると、メッシュ解放アセンブリ230の動作が第一のフレーム部材210の取付け部分218を参照して記載される。上で議論したように、第二のフレーム部材230内の取付け部分238内に搭載されている、解放アセンブリ250は、取付け部分218内に搭載された解放アセンブリ250の鏡像であり、従って、同じまたは同様な方法で動作する。
図55に示されるように、クリップ部材254は、閉位置にある。閉位置においては、クリップ部材254のフランジ部分254aは、第一のフレームアセンブリ210の取付け部分218に形成された弧状スロット251b内に受け取られている。それによって、メッシュ「M」をフレーム取付け部分218にしっかりと固定する。閉状態にある場合、取付けアセンブリ250の解放リンク252は、長手方向のくぼみ251内の最遠位位置であり、くぼみは、第一のフレームアセンブリ210内の取付け部分218に形成されている。上記のように、遠位傾斜253bは、解放リンク252の丸みを帯びた遠位端252bを係合して、選択的に解放リンク252を最遠位位置において保持する。それによって、クリップ部材254が閉位置に維持される確実にする。上に記載したように、ワイヤ「W1」は、解放リンク252の近位端252aに接続されている。
十分な力を伴うワイヤ「W1」の後退は係合遠位傾斜253bからの、解放リンク252の丸みを帯びた遠位端252bの離脱を引き起こし、矢印「K」(図56)で示されるように、長手方向くぼみ251内での解放リンク252の近位の移動をもたらす。長手方向くぼみ251内の解放リンク252の近位の移動は、閉位置(図55)から開位置(図56)へのクリップ部材254の移動を引き起こす。より詳細には、クリップ部材254に形成されたスロット255b内での解放リンク252上に形成された突起258aの位置決めは、キャップ部材256から取付け部分218の開口251cの中に延在する、突起258bの周りにクリップ部材254に枢動させるようなものである。突起258bの周りのクリップ部材254の枢動は、弧状スロット251c内からのクリップ部材254のフランジ部分254bの後退をもたらす。フランジ部分254bの弧状スロット251c内からの後退は、フランジ部分254bにメッシュ「M」を係合解除させ、それによってメッシュ「M」の解放をもたらす。
第一のフレーム部材210の取付け部分218の、第一のフレーム部材210の取付け部分218の長手方向くぼみ251の中に延在する近位傾斜253aは、解放リンク252が最近位位置(図56)に移動した場合、解放リンク252の丸みを帯びた近位端252aを係合するように構成されている。この方式で、解放リンク252は、遠位方向への不注意に移動することを防止され、それによって、クリップ部材254が閉位置に戻ることを防ぐ(図55)。
ひとたびメッシュ「M」がフレームアセンブリ202から解放されると、展開アセンブリ150の展開ハンドル152は、遠位に前進させられ、フレームアセンブリ202の折り畳みをひきおこし、それによって、メッシュ展開ユニット200の、体腔内からの取り除きを容易にする。使用済みメッシュ展開ユニット200は、そして、上述したような方法で、作動ユニット100から取り外され、作動ユニット100が初期の構成に戻り得、第二のまたは後続のメッシュ展開ユニット(示されない)の取付けユニットへの取付けを可能にすることが想定される。
複数のメッシュ展開ユニット200は、キットの形で臨床医に提供され得る。同じおよび/または異なる、メッシュ展開ユニットに取付けられたメッシュ「M」を有するメッシュ展開ユニットをキットは含み得る。キットで提供された事前取付けメッシュは、サイズ、形、組成等で異なり得る。キットは作動ユニット100と共に提供され得ることが想定される。
ここで、図57および58を参照すると、本開示の代替えの実施形態に従った取付けアセンブリが概して解放アセンブリ250’として示されている。解放アセンブリ250’は、解放アセンブリ250と実質的に同様であり、それらの間の差異に関する事項のみ記載される。
解放アセンブリ250’は、第一のフレーム部材210の接続部分210’内に搭載される。解放アセンブリ250’は解放リンク252’、一対のクリップ部材254’、接続ロッド256’、係合部材258’、および係止部材260’を含む。クリップ部材254’は、基部254a’およびフランジ部分254b’を含む。クリップ部材254’の基部254a’は、枢動可能に解放リンク252’にしっかりと取り付けられている。第一のフレーム部分210の取付け部分216内の解放リンク252’の長手方向の平行移動は、開位置(図57)と閉位置(図58)との間でクリップ部材254’を移動させる。解放リンク252’の近位端252a’は、接続ロッド256’の遠位端256b’に張り付けられている。接続ロッド256’の近位端256a’は、係合部材258’に接続されている。係合部材258’は、第一のフレーム部分210の取付け部分216内に摺動可能に搭載されており、ユーザによる動作可能な係合のために構成されている。係止部材290’は、コネクタロッド256’を係合し、解放リンク252’を最遠位位置に保持するように構成され、それにより、クリップ部材254’を開位置(図57)に維持する。
ひとたび、係止部材290’がコネクタロッド256’から係合解除されると、係合部材258’の、第一のフレーム部材210の取付け部分216に対する遠位への前進は、図57の矢印「N」で識別されるように、解放リンク252’の遠位への前進を引き起こす。解放リンク252’の遠位への前進は、ばね部材(示されない)によって提供される。解放リンク262’が最遠位位置にある場合(図58)、クリップ部材254’は、閉位置にある。第一のフレーム部材210’の取付け部分216’に対する係合部材258’の近位への後退は、図58の矢印「P」により示されるように、解放リンク252’の近位への後退を引き起こす。解放リンク252’が最近位位置にある場合(図57)、クリップ部材254’は閉位置にある。
ここで、図59から70を参照すると、本開示の代替えの実施形態に従った作動ユニットが、概して作動ユニット300として示されている。作動ユニット300は、本明細書の上で開示された作動ユニット100と同様であり、それらの間の差のみが詳細に記載される。作動ユニット300は、メッシュ展開ユニット200(図23)を作動させることに関して記述され、作動ユニット300の態様がが、代替えのメッシュ展開ユニット(示されない)のために修正され得ることが理解され得る。
まず、図59から61を参照すると、作動ユニット300は、ハンドルアセンブリ302と、ハンドルアセンブリ302から延在するシャフトアセンブリ304を含む。ハンドルアセンブリ302は、基部アセンブリ310、関節運動アセンブリ330、および展開アセンブリ350を含む。
図59から61への参照を続けて、基部アセンブリ310が、筐体312、安全スィッチまたは、回転可能に筐体312に受け取られる係止部材314を含み、トリガ部材320は、筐体312に摺動可能に搭載されている。筐体312は、第一および第二の半筐体316、318により形成されている。第一の半筐体316は、安全スィッチ314の係合部分314bを動作可能に受け取る開口317を画定する。さらなる詳細は以下に述べられるが、安全スィッチ314は、第一のばね322により第一の位置(図67)に付勢されている。第二の半筐体318は、トリガ部材320の係合部分320aを動作可能に受け取るための、開口319(図64)を画定する。さらなる詳細が以下で述べられるように、トリガ部材320は、第二のばね324(図60)により遠位位置に付勢されている。
特に図60を参照すると、関節運動アセンブリ330は、関節ハンドル332、関節ロッド334、関節リンク336、および関節ラチェット338を含む。関節運動ラチェット338は、ユーザに、メッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202(図23)の関節の、触覚の、および/または、可聴の表示を提供し、様々な位置において(例えば、第一および第二の関節のある位置)、シャフトアセンブリ202に対してメッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202をしっかり固定するように動作するように構成されている。
図62および63を参照すると、関節ラチェット338が、関節ハンドル332の歯車部分332aの周りに筐体アセンブリ310の筐体312内に搭載されている。関節ラチェット338上の一つ以上の突起338aが、歯車部分332aの歯332bを係合する。関節ハンドル332が回転する場合、関節ラチェット338の突起338の、関節ハンドル332の歯車部分332aの歯332bとの係合は、触覚、および/または可聴の表示、例えば、抵抗、および/またはクリック音をユーザに提供する。関節ハンドル332を回しながら、ユーザが抵抗に出会うたび、および/または、クリック音を聞くたびに、ユーザは、関節運動ロッド334が関節運動ハンドル332に対して移動させられ、メッシュ展開ユニット200の(図23)のフレームアセンブリ202(図23)がシャフトアセンブリ204(図23)に対して関節運動させられていることを、信号伝達される。
関節運動ハンドル332の歯車部分332aの歯332bが、歯332bが突起338を係合解除する毎に、メッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202(図23)が、シャフトアセンブリ204(図23)に対して角度の設定を関節運動したことをユーザに、触覚および/または可聴の表示が信号伝達するように構成され得ることが想定される。この方法で、表示の設定数(触覚の、および/または、可聴の)の後で、ユーザは、フレームアセンブリ202をみる必要はなく、シャフトアセンブリ204(図23)に対するフレームアセンブリ202の関節角度を決定可能である。歯車部分332aの歯332b、および/または、関節ラチェット338の突起338は、関節ハンドル332が第一の方向に回された場合に第一の音響を作り、関節ハンドル332が第二の方向に回された場合に第二の、異なる音響を作るように、構成され得ることも想定される。
なおも図60を参照して、作動ユニット300の展開アセンブリ350は、展開ハンドル352および展開ロッド354を含む。展開アセンブリ350は、メッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202(図23)を展開するために、構成されている。展開ハンドル352は、展開ロッド354の曲がった部分354aを選択的に受け取るための、スロット開口355を画定する拡張部356を含む。
作動ユニット300のシャフトアセンブリ304は、スリーブ382、接続部材384、および保持スリーブ386を有する接続アセンブリ380を含む。接続アセンブリ380は、メッシュ展開ユニット200(図23)を選択的にしっかり固定するために構成されている。
特に、作動ユニット300、および安全スィッチ314の動作を、図64から70を参照して、以下に記載する。メッシュ展開ユニット200(図1)の作動ユニット300への取付けおよび、作動ユニット300の初期動作は、メッシュ展開ユニット200(図1)の作動ユニット100(図1)への取付けと実質的に同じであり、作動ユニット100の初期動作は、本明細書の上述の部分に記載されている。簡単には、ひとたびメッシュ展開ユニット200(図23)が作動ユニット300に、メッシュ展開ユニット200(図23)の作動ユニット100(図1)への取付けに関して上に記述されたものと同様な方法で取り付けられると、そして、メッシュ展開ユニット200の係止部材290(図23)が、メッシュ展開ユニット200(図23)のシャフトアセンブリ204(図23)から分離され、メッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202(図23)が展開アセンブリ350の展開ハンドル352を、作動ユニット300のシャフトアセンブリ304に沿って前進させることによって折り畳まれる。メッシュ展開ユニット300は、そして、患者(示されない)の体腔(示されない)の中に位置決めされ得る。ひとたび望ましい位置に位置決めされると、展開ハンドル352をその初期位置に後退させることにより、メッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202(図23)は、拡張される。メッシュ展開ユニット200(図23)のフレームアセンブリ202(図23)は、関節運動アセンブリ330の関節ハンドル332を回転させることにより、作動ユニット300のシャフトアセンブリ304に対して、関節運動され得る。
まず、図64から68を参照すると、作動ユニット300の安全スィッチ314が枢動可能に、基部アセンブリ310の筐体312内に受け取られており、第一のばね322により第一の位置に付勢されている。第一の位置にある場合、安全スィッチ314に形成されたタブ326は、トリガ部材320を係合し、トリガ部材320が近位に動くことを防止する。展開アセンブリ350の展開ハンドル352の後退は、展開ロッド354の曲った部分354aを、安全スィッチ314に形成されたスロット321(図66)を位置決めし、展開ロッド354の曲がる部分354aをトリガ部材320に形成されたスロット323(図67)と整列させる。
ここで、図69および70に進むと、安全スィッチ314が、矢印「Q」で示されるように、第一のばね322(図65)の付勢に抗して、第二の位置へ枢動させられる。安全スィッチ314の枢動は、展開ハンドル352の拡張部356(図60)のスロット開口355(図60)内からトリガ部材320に形成されたスロット323へ展開ロッド354の曲がる部分354aを動かし、それにより、展開ロッド354はトリガ部材320を係合し、もはや展開ハンドル352の拡張部356を係合しない。安全スィッチ314の枢動は、また、トリガ部材320から安全スィッチ314を係合解除し、それによって、トリガ部材320をロック解除する。安全スィッチ314の枢動は、さらに、展開ハンドル352の拡張部356に形成された開口357内への、安全スィッチ314のフランジ328の受け取りを引き起こす。開口357でのフランジ328の受け取りは、安全スィッチ314が第二の位置にある間、展開ハンドル352が前進することを防止する。
安全スィッチ314が第二の位置にある場合、トリガ部材320は近位に動かされることが可能であり、つまり、図61の矢印「R」で表されるように、第二のばね324に抗して、後退されることが可能である。トリガ部材320の後退は、展開ロッド354を近位の方向に動かし、以下に記載するように、メッシュ展開ユニット200(図)のフレームアセンブリ202(図1)からメッシュ「M」(図1)の展開を引き起こす。トリガ部材320は、フランジ329を含み得、フランジ329は、トリガ部材が後退している場合、トリガ部材320が後退した位置にある間、安全スィッチ314が枢動して第一の位置に戻ることを防止しするために、安全スィッチ314のスロット321内に受容される。
いくつかの実施形態において、また、示されるように、安全スィッチ314およびトリガ部材320は、片手の手術に対して位置決めされる。とくに、安全スィッチ314は、ユーザの親指によって第二の位置へ枢動可能であり、そして、トリガ部材320は、ユーザの同じ手の一つ以上の指を使用して後退可能である。
メッシュ「M」(図1)のメッシュ展開ユニット200(図1)からの展開に続いて、トリガ部材320が解放され、第二のばね324(図66)によって、その初期位置に戻る。トリガ部材320がその初期位置に戻ると、展開ロッド354の曲がった部分354aは、安全スィッチ314のスロット321によって再び受容され、展開ロッド354の曲がる部分354aは、展開ハンドル352の拡張部のスロット開口355に再整列される。トリガ部材320の初期位置への戻りは、また、トリガ部材320のフランジ329を安全スィッチ314のスロット321内から引き出し、安全スィッチ314のその初期位置(図67)への戻りを可能にする。
安全スィッチ314は、その後、解放され得、第一のばね322(図65)の付勢によって第一の位置に戻る。安全スィッチ314が枢動して第一の位置に戻るのにつれて、展開ロッド354の曲がる部分354aは、トリガ部材320のスロット323内から展開ハンドル352の拡張部356のスロット開口355内へ枢動され、それによって、展開ロッド354をトリガ部材320から係合解除し、展開ロッド354を展開ハンドル352の拡張部356と再係合する。安全スィッチ314を枢動して第一の位置に戻すことは、また、安全スィッチ314のフランジ328を、展開ハンドル352の拡張部356の開口357内から引き出して、展開ハンドル352をアンロックする。さらに、安全スィッチ314の第一の位置へ戻す枢動は、安全スィッチ314のタブ326をトリガ部材320と再係合し、トリガ部材320の近位移動を防止する。
トリガ部材320の初期位置への戻りおよび、安全スィッチ314のその原位置へのもどりに続いて、展開アセンブリ350の展開ハンドル352は、シャフトアセンブリ304に沿って前進させられ、メッシュ展開ユニット200(図1)のフレームアセンブリ202(図1)を折り畳むことにより、患者(示されない)の体腔(示されない)内からのメッシュ展開ユニット200(図1)の除去を可能にする。
ここで、図79から81を参照すると、本開示の代替の実施形態に従ったメッシュ展開ユニットが、概してメッシュ展開ユニット400として示されている。メッシュ展開ユニット400は、実質的に本明細書に上で記載されたメッシュ展開ユニットと同様であり、従って、詳細にはそれらの間の差のみが詳細に記述される。
図71を参照すると、メッシュ展開ユニット400は、フレームアセンブリ402およびシャフトアセンブリ404を含む。シャフトアセンブリ402は、コネクタアセンブリ470および係止部材490を含む。
図72および73を参照すると、係止部材490は、コネクタアセンブリ470のスリーブ部材474を係合するように構成されたC字型本体部分492と、ユーザによる動作可能な係合のために構成されたハンドル部分494と、C字型部分492から延在する、メッシュ展開ユニット400を使用に先立ってロックするように構成されたタブ496とを含む。さらなる詳細は以下に記述されるが、タブ496は、コネクタアセンブリ470のロックアウト部材476による選択的係合のためのノッチ部分495を含む。
ここで特に図74から76を参照すると、メッシュ展開ユニット400のコネクタアセンブリ470は、コネクタ部材472、スリーブ部材474、ロックアウト部材476、および線形作動装置478を含む。コネクタ部材472は、近位円筒形部分472a、円錐台部分472b、および遠位円筒形部分472cを含む。コネクタ部材472の遠位円筒形部分472cおよびスリーブ部材474のそれぞれは、係止部材490のC字型本体部分492がスリーブ部材474を係合するとき、係止部材490のタブ496(図76)を選択的に受け取るための開口471a、471b(図76)をそれぞれ画定する。さらなる詳細が以下に記述されるように、ロックアウト部材476は、コネクタ部材472の円筒形の遠位部分472cに形成されたスロット473a内によって、摺動可能に受け取られ、かつ、線形作動装置478は、近位の円筒形部分472aに形成されたスロット473bと共に、摺動可能に受け取られており、円錐台部分472aを通って、コネクタ部材472の遠位円筒形部分472cの中に延在する。
ロックアウト部材476は、近位端476aおよび遠位端476bを有する細長い平坦な本体を画定する。ロックアウト部材476の近位端476aは、線形作動装置478のフランジ478bを受け取るためのノッチ475を画定する。ロックアウト部材476の遠位端476bは、第一の部分477aおよび拡大された第二の部分477bを有するスロット478bを画定する。さらなる詳細が以下に記述されるように、スロット477の第一の部分477aは、係止部材490のタブ496のノッチ部分495を受け取り、係止部材490をメッシュ展開ユニット400のシャフトアセンブリ404に強く固定するような大きさにされ、スロット477の第二の部分477bは、係止部材490のタブ496を受け取り、メッシュ展開ユニット400のシャフトアセンブリ404からの係止部材490の分離を可能にするような大きさにされている。ロックアウト部材476は、第一の、つまり、近位位置(図74)と第二の、つまり、遠位位置(図77)との間で移動可能であり、近位位置においては、スロット477の第一の部分477aが、係止部材490のタブ496のノッチ部分495の周りに受け取られ、遠位位置においては、スロット477の第二の部分477bが、係止部材490のタブ496の周りに受け取られる。
線形作動装置478は、係合部分478a、フランジ478b、および保持部分478cを含む。線形作動装置478は、接続部材472のスロット473b内に受け取られ、ロックアウト部材476の第一のまたは近位位置(図47)に対応する第一のまたは近位位置から、ロックアウト部材476の第二のまたは遠位位置(図77)に対応する第二のまたは遠位位置に移動可能である。線形作動装置は近位位置にばね480(図74)により付勢されており、ばね480は、コネクタ部材472の遠位円筒形部分472c内に受け取られている。
図74から76への参照を継続して、メッシュ展開ユニット400の組み立ておよび、メッシュ「M」(図1)のフレームアセンブリ402への取付けの後に、メッシュ展開ユニット400の係止部材490は、メッシュ展開ユニット400のシャフトアセンブリ404にしっかり固定され、フレームアセンブリ402を拡張された状態に係止する。特に、ロックアウト部材476は、遠位位置(図78)に移動され、ロックアウト部材476における、スロット477の第二の部分477bをコネクタ部材472の開口471a、471b(図76)およびスリーブ部材474と整列させることにより、開口471a、471bおよびスロット477の第二の部分477bを通る、係止部材490のタブ496の受け取りを可能にする。タブ496が開口471a、471b内に完全に受け取られ、かつ、係止部材490のC字型本体部分492がスリーブ部材474を係合する場合、係止部材490のタブ496のノッチ部分が、ロックアウト部材476と整列させられるように、コネクタアセンブリ470および係止部材490は、構成される。手動でまたは線形作動装置478の動作を通しての、係止部材476の近位位置への移動は、係止部材476のスロット477の第一の部分477aが係止部材490のタブ496のノッチ部分495の周りに受容されるようにする。この方法により、ロックアウト部材476は係止部材490のタブ496を係合し、係止部材490をメッシュ展開ユニット400のシャフトアセンブリ404にしっかりと固定する。ロックアウト部材476は、線形作動装置478に対するばね480の付勢を介して、近位位置に維持される。
メッシュ展開ユニット400の作動装置アセンブリ100、300への取付けは、本明細書に記載されるように、実質的にメッシュ展開ユニット200の作動ユニット100への取付けと同様である。メッシュ展開ユニット400は、本明細書の上に述べられた作動ユニット100、300のいづれかにより、取付けられかつ作動され得るが、メッシュ展開ユニット400およびコネクタアセンブリ470の動作、特に、作動ユニット100を参照して記述される。
メッシュ展開ユニット400のシャフトアセンブリ404の、作動ユニット100のシャフトアセンブリ104(図39)との係合に続いて、作動ユニット100(図1)の接続アセンブリ170(図39)の保持スリーブ186(図39)が、コネクタ部材472(図75)の近位円筒形部分472a(図75)の周りに前進させられ、メッシュ展開ユニット400(図75)を作動ユニット100(図1)にしっかりと固定する。
ここで、図77から79を参照すると、保持スリーブ186(図39)が、コネクタ部材472の近位円筒形部分472aの周りに受容されている、保持スリーブ186の遠位端186bが、線形作動装置478の係合部分478aを係合し、図77の矢印「S」で示されるように、ばね480の付勢に抗して遠位位置に、線形作動装置478を遠位に移動させる。線形作動装置478の遠位移動は、図78の矢印「T」で示されるように、ロックアウト部材476を遠位に移動させる。ロックアウト部材476が遠位位置に移動させられるとした場合、スロット477の第二の部分477bが、係止部材490のタブ496のノッチ部分495の周りに位置決めされ、それによって、ロックアウト部材476を、係止部材490のタブ496から係合解除する。ひとたびロックアウト部材476が係止部材490のタブ496から係合解除されると、係止部材490は、メッシュ展開ユニット400のシャフトアセンブリ404から分離され、メッシュ展開ユニット400は、本明細書の上記の方式で、使用される。
ここで、図80および81を参照すると、メッシュ展開ユニット400のフレームアセンブリ402の第一および第二フレーム部材410、430は、実質的にフレームアセンブリ202(図24)の第一および第二のフレーム部材210、230(図24)と同様である。図80および81は、フレームアセンブリ402とフレームアセンブリ202(図24)との間の差を説明している。
作動装置シャフト462は、近位シャフト部分268a、中間シャフト部分468b、および遠位シャフト部分468cを含む。中間シャフト部分268bは、近位シャフト部分と遠位シャフト部分468aとの間にしっかりと固定されている。近位シャフト部分および遠位シャフト部分468a、468aの各々は、実質的に剛体であり、四角形の断面を含む。それぞれの第一および第二のフレーム部材410、430の静止部分412および摺動部分432、およびコネクタ部分414、434の各々は、それぞれの近位シャフト部分468aおよび遠位シャフト部分468bの四角形の断面を適合するように構成されている。近位シャフト部分468aおよび遠位シャフト部分468bの四角形の断面は、第一および第二のフレーム部材410、430の周りのメッシュの巻き上げ(示されない)の間、第一および第二のフレーム部材410、430が互いに対してねじれることを防ぐ。
特に、図81を参照すると、第一のフレーム部材410のコネクタ部分414は、タブ413を含み、第二のフレーム部材430のコネクタ部分434は、コネクタ部分414上に形成されたタブ413を受け取るように構成されたスロット433を画定する。第一のフレーム410は、第一のフレーム部材410のコネクタ部分414のタブ413を第二のフレーム部材430のコネクタ部分434のスロット433内で溶接することにより、第二のフレーム430にしっかり固定されている。示されてはいないが、第一のフレーム部材410の端部422(図71)は、タブ(示されない)を含み得、タブは、第二のフレーム部材430の端部442によって画定されたスロット(示されない)内で溶接されている。代替えとして、タブはコネクタ部分434および第二のフレーム部材430の端部442上に形成され、スロットは、コネクタ部分414および第一のフレーム部材410上に形成され得る。
本明細書に具体的に記載され添付の図面によって例証されたデバイスおよび方法は、例示の実施形態に限定されないことを当業者は理解するであろう。一つの例示的実施形態と関係して記述された要素および特徴は、本開示の範囲から外れることなく、別の要素および特徴と組み合わせられることが想定される。同様に、当業者は上に記載された実施形態に基づいて、本開示のさらなる特徴および利点を上に記載された実施形態に基づいて、想定され得ることを理解するであろう。従って、本開示は、特許請求の範囲に示された添付の請求項を除いて、特別に示され記述されたことに限定されるのではない。
10 メッシュ展開デバイス
100 作動ユニット
200 メッシュ展開ユニット
202 フレームアセンブリ
「M」 メッシュ

Claims (25)

  1. 作動ユニットへの選択的な接続のために構成されたメッシュ電界ユニットであって、該メッシュ展開ユニットは、
    第一および第二のフレーム部材を含むフレームアセンブリと、
    該フレームアセンブリに動作可能に接続可能なコネクタアセンブリであって、該コネクタアセンブリは、該作動ユニットへの選択的な取り付けのために構成されている、コネクタアセンブリと、
    作動装置シャフトを含む茶道装置アセンブリであって、該作動装置シャフトは、該フレームアセンブリから該コネクタアセンブリを通って延びている、作動装置アセンブリと
    を含む、メッシュ展開ユニット。
  2. 前記コネクタアセンブリに対する、第一の軸方向における前記作動茶道装置アセンブリの移動は、前記フレームアセンブリを拡張された状態から折り畳まれた状態に移動させるように構成されている、請求項1に記載のメッシュ展開ユニット。
  3. 前記コネクタアセンブリに対する、第二の軸方向における前記作動茶道装置アセンブリの移動は、前記フレームアセンブリを拡張された状態に戻すように構成されている、請求項2に記載のメッシュ展開ユニット。
  4. 前記第一および第二のフレーム部材の各々は、メッシュを前記フレームアセンブリに選択的に固定するためのメッシュ解放アセンブリを含む、請求項1に記載のメッシュ展開ユニット。
  5. 各メッシュ解放アセンブリは、前記作動装置アセンブリに動作可能に接続された解放リンクと、少なくとも一つのクリップとを含み、該少なくとも一つのクリップは、前記メッシュを前記フレームアセンブリに解放可能に固定するために、該解放リンクに枢動可能に固定されている、請求項4に記載のメッシュ展開ユニット。
  6. 各解放リンクは、第一の位置から第二の位置への移動のために構成され、該第一の位置から第二の位置への移動は、前記メッシュを前記フレームアセンブリに保持するための係止位置から、該フレームアセンブリからの該メッシュの解放を可能にするための係止解除位置へのクリップの各々の移動を引き起こす、請求項5に記載のメッシュ展開ユニット。
  7. 前記作動装置アセンブリは、各解放リンクの前記第一の位置から前記第二の位置への移動を引き起こすように構成されている、請求項6に記載のメッシュ展開ユニット。
  8. 各クリップは、前記作動ユニットの作動中に、前記係止位置から前記係止解除位置に移動するように構成されている、請求項4に記載のメッシュ展開ユニット。
  9. 各クリップは弧状のフランジ部分を含む、請求項8に記載のメッシュ展開ユニット。
  10. 前記第一および第二のフレーム部材の各々は、各解放リンクを前記第一の位置に摩擦で保持するためのそれぞれの第一の傾斜部材を含む、請求項6に記載のメッシュ展開ユニット。
  11. 前記第一および第二のフレーム部材の各々は、各解放リンクを前記第二の位置に摩擦で保持するためのそれぞれの第二の傾斜部材を含む、請求項10に記載のメッシュ展開ユニット。
  12. 前記第一のフレーム部材は摺動部分、コネクタ部分、近位リンク部分、取り付け部分、遠位リンク部分、および端部分を含み、前記第二のフレーム部材は静止部分、コネクタ部分、近位リンク部分、取付け部分、遠位リンク部分、および端部分を含む、請求項1に記載のメッシュ展開ユニット。
  13. 前記第一のフレーム部材の前記摺動部分は、前記フレームアセンブリの関節動作を引き起こすための前記第二のフレーム部材の前記静止部分に対する長手方向移動のために構成されている、請求項12に記載のメッシュ展開ユニット。
  14. 前記フレームアセンブリに選択的に固定されたメッシュをさらに含む、請求項1に記載のメッシュ展開ユニット。
  15. 前記作動装置シャフトの少なくとも一部分は四角形の断面を含む、請求項1に記載のメッシュ展開ユニット。
  16. 前記コネクタアセンブリに選択的に固定可能な係止部材をさらに含み、前記コネクタアセンブリは、前記係止部材を選択的に係合するためのロックアウト部材を含む、請求項1に記載のメッシュ展開ユニット。
  17. 前記ロックアウト部材は、前記係止部材と係合している第一の位置から、該係止部材から係合解除している第二の位置へ移動可能である、請求項16に記載のメッシュ展開ユニット。
  18. キットであって、該キットは、
    フレームアセンブリと該フレームアセンブリに取付けられた第一のメッシュとを含む第一のメッシュ展開ユニットであって、該第一のメッシュ展開ユニットは、作動ユニットへの選択的な接続のために構成されている、第一のメッシュ展開ユニットと、
    フレームアセンブリと該フレームアセンブリに取付けられた第二のメッシュとを含む第二のメッシュ展開ユニットであって、該第二のメッシュ展開ユニットは、該作動ユニットへの選択的な接続のために構成されている、第二のメッシュ展開ユニットと、
    を含む、キット。
  19. 前記第一および第二のメッシュは、同じ構成を有する、請求項18に記載のキット。
  20. 前記第一および第二のメッシュは、異なる構成を有する、請求項18に記載のキット。
  21. 前記作動ユニットへの選択的な接続のために構成された第三のメッシュ展開ユニットをさらに含む、請求項18に記載のキット。
  22. 前記第一および第二のメッシュ展開ユニットのうちの任意の選択された一つに選択的に接続可能である作動ユニットをさらに含み、該作動ユニットは、該選択されたメッシュ展開ユニットを折り畳まれた状態と拡張された状態との間で作動させるように構成されている、請求項18に記載のキット。
  23. システムであって、該システムは、
    作動ユニットと、
    該作動ユニットへの選択的な接続のために構成されているメッシュ展開ユニットとを含む、システム。
  24. 前記メッシュ展開ユニットは、前記作動ユニットに固定されている、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記メッシュ展開ユニットは、該メッシュ展開ユニットの線形作動装置との係合へ前記作動ユニットの保持スリーブを前進させることにより、係止部材の解放を引き起こすことによって、該作動ユニットに固定される、請求項24に記載のシステム。
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