JP2015066333A5 - - Google Patents

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混合容器のノズル取付け構造
本発明は、成分容器に適用することができるノズル取付構造に関するものである。
出願人の特許である特許4956616号(特許文献1)及び特許第5112438号(特許文献2)には、2種類の薬剤として粉材と液材とを隔離して収容し、粉材と液材とを内部で混合してから排出する歯科用セメントカプセルのような2成分混合容器の従来例が開示されている。図19及び図20は、特許文献1の図10及び図11である。以下この図を用いて従来の2成分混合容器の構造について説明する。従来の2成分混合容器は、ハウジング(特許文献における混合シリンダ)8と、ノズル16と、隔壁部材(特許文献における弾性隔壁)(12,18)と、第2成分収容部材(特許文献における排出補助体)13と、ピストン部材(特許文献における操作ピストン)19とを備えている。ハウジング8は、一端に第1開口部を備えた第1筒状部10と第1筒状部10の他端を塞ぐ第1底壁部11とを有している。そしてハウジング8は、第1成分が収容され且つ一端側から第2成分が注入されると第1成分と第2成分とが混合される混合チャンバ5を内部に有し、且つ混合チャンバ5内から混合物を排出する排出口23を第1底壁部11に備えている。ノズル16は、ハウジング8の第1底壁部11に対して設けられている。ノズル16の取付構造は、混合物を排出口23から排出する前までは、排出口23を塞ぐ第1の位置にノズル16を配置し、混合物を排出口23から排出する際には排出口23とノズル16の通路とを連通させる第2の位置にノズル16を配置するように構成されている。
ハウジング8内には、一端に第2開口部を備えた第2筒状部18と、第2筒状部18の他端を塞ぐ第2底壁部と、第2底壁部に設けられて混合チャンバ5内を液密にスライドする隔壁部12とを有する隔壁部材(12,18)がスライド可能に収納されている。そして隔壁部材(12,18)の内部には、第2成分収容部材13が軸線Xを中心にして回動可能に嵌合されている。第2成分収容部材13は、一端に第3開口部を備えた第3筒状部と第3筒状部の他端を塞ぐ第3底壁部とを有し、第2成分を収容する第2成分収容3を内部に備えている。そして隔壁部材(12,18)の第2底壁部(12)と第2成分収容部材13の第3底壁部には、第2成分収容部材13が軸線Xを中心にして所定の角度回転することにより第2成分収容部材13と隔壁部材(12,18)とが所定の位置関係になると連通状態になって、第2成分を混合チャンバ5に流入させることを可能にする第1連通通路20と第2連通通路21がそれぞれ形成されている。ピストン部材19は、第2成分収容部材13の第3開口部から第3筒状部内に挿入されて第3筒状部内を液密にスライドするピストン部を一端に有し、他端には第3開口部から外部に突出する操作ロッド部を有している。
従来の2成分混合容器では、第1成分と第2成分とを混合する操作を開始する前には、ハウジング8内に混合チャンバ5を形成するように隔壁部材(12,18)を後退位置に保持した保持状態を維持する。この状態でピストン部材19の操作ロッド部に所定の第1の操作(軸線Xを中心とした回転操作)をすることにより、第1連通通路20と第2連通通路21とを整合させて連通させることにより第2成分収容チャンバ3と混合チャンバ5との間に連通路(20,21)を形成する。連通路が形成された後に、ピストン部材19をハウジング8の第1底壁部11に向かって移動させて、第2成分収容チャンバ3内の第2成分を形成した連通路(20,21)を通して混合チャンバ5内に注入する。その後ピストン部材19に軸線Xを中心とする回転操作(第2の操作)をすることにより、隔壁部材(12,18)の保持状態を解除する。そしてノズル16を第1の位置(図19に示す位置)から第2の位置(ノズル16の通路と排出口23とが連通状態になる位置)に配置した状態で、ピストン部材19を更に第1底壁部11に向かって移動させて混合チャンバ5内から混合物をノズル16を通して外部に吐出する。そして従来の2成分混合容器では、ノズル16の基部を球状に形成し、ハウジング8の第1底壁部に設けた球状嵌合孔にノズル16の基部を嵌合することにより、ノズル16の通路とハウジング8に設けた排出口23とを整合させている。なおハウジング8と隔壁部材(12,18)との係合関係、隔壁部材(12,18)と第2成分収容部材13との係合関係、第2成分収容部材13とピストン部材19との係合関係は、図20(特許文献1の図11)に示す突起(24,26,28)と案内溝(25,27,29)との係合により達成されている。
特許第4956616号 図10及び図11 特許第5112438号 図10及び図11
従来の2成分混合容器に、ノズル16の基部を球状に形成して、ハウジング8の第1底壁部に設けた球状嵌合孔にノズル16の基部を嵌合する構造では、ノズル16の基部を球状嵌合孔に嵌合することを許容して、しかも混合物がノズル16の基部と球状嵌合孔との間の隙間から漏れ出ないようにするために、シビアな加工精度と組み立て精度が要求される。またノズル16の基部が球状であると、ノズル16の基部が横方向に回動しないようにするための複雑な工夫が必要になる問題がある。
本発明の目的は、高い加工精度及び組み立て精度を必要とせずに、第1の位置と第2の位置との間で回動するノズルをハウジングに対して取り付けることができる成分容器のノズル取付構造を提供することにある。
本発明は、一端に開口部を備えた筒状部と前記筒状部の他端を塞ぐ底壁部とを有し、所定の成分が収容されたチャンバを内部に有し、且つこのチャンバ内から成分を排出する排出口を底壁部に備えたハウジングに対して、成分を排出口から排出する前までは、排出口を塞ぐ第1の位置にノズルを配置し、成分を排出口から排出する際には排出口とノズルの通路とを連通させる第2の位置にノズルを配置するように構成された成分容器のノズル取付構造を改良の対象とする。
本発明の成分容器のノズル取付構造では、ノズルと一体に形成されて第1の位置にノズルが配置されているときに排出口を液密に塞ぐ閉塞部及びノズルの通路の入口が形成された入口形成部を備えた本体と、ノズルが回転中心を中心にして第1の位置と第2の位置との間を回動することを許容するように本体を保持する本体保持構造とを備えている。そして本体は回転中心を中心として円弧状に湾曲する帯状の湾曲凸面を備えている。湾曲凸面の端部にノズルの通路の入口が開口して入口形成部が構成されている。また入口形成部を除く湾曲凸面により前記閉塞部が構成されている。そしてハウジングの底壁部の外面には、湾曲凸面が摺動する湾曲凹面が形成され、湾曲凹面に排出口が開口している。そして本体保持構造は、本体に設けられて回転中心に沿って相反する方向に延びる一対の軸部と、ハウジングの底壁部に設けられて、一対の軸部を回転自在に支持するとともに、湾曲凸面を湾曲凹面に押し付ける押圧力を本体に付与する支持構造部とから構成される。
本発明によれば、一対の軸部によって本体が支持されているので、ノズルが第1の位置と第2の位置との間を常に同じ軌跡を描いて回動する。また本体に設けた湾曲凸面がハウジングの底壁部に設けた湾曲凹面に支持構造部から付与される押圧力で押し付けられているので、湾曲凸面と湾曲凹面との間から混合物が漏れ出ることはない。したがって本発明によれば、高い加工精度及び組み立て精度を必要とせずに、第1の位置と第2の位置との間で回動するノズルをハウジングに対して取り付けることができる。
支持構造部の一例は、湾曲凹面の両側に位置して底壁部から起立する一対の起立壁を有している。この場合、一対の起立壁の互いに対向するに対向壁部には、一対の嵌合溝が形成されている。一対の嵌合溝は、一対の起立壁が底壁部から離れて延びる方向と直交する一方の方向に開口する第1の開口部と一対の起立壁が向き合う方向に開口する第2の開口部とをそれぞれ備えている。そして一対の嵌合溝の内壁面の形状及び一対の起立壁の間で湾曲凹面よりも第の開口部側に位置する底壁部の形状は、一対の軸部が一対の嵌合溝の第1の開口部から内部に挿入される際には、きつい嵌合状態を作り、前記湾曲凹面に前記湾曲凸面が嵌合された状態では、一対の軸部の回動を許容し且つ前記押圧力を生じさせる嵌合状態を作るように定められている。この構造の支持構造部を用いると、第1の開口部から一対の軸部を一対の嵌合溝に押し込む作業だけで、ノズルをハウジングに対して取り付けることができる。
一対の嵌合溝の内壁面には、湾曲凹面に湾曲凸面が嵌合された状態で、一対の軸部の外周面と当接して一対の軸部に底壁部側に向かう力を与える突出部が一体に設けられているのが好ましい。このような突出部を設けると、確実に押圧力を発生させて、湾曲凹面と湾曲凸面との間の液密性を確保することができる。
また一対の嵌合溝の内壁面には、第2の開口部と対向する部分に、一対のガイド溝を設け、一対の軸部の軸線方向の外側端面には、一対のガイド溝に嵌合される一対の被ガイド突起を設けるのが好ましい。この場合、一対のガイド溝と一対の被ガイド突起とは、一対のガイド溝に沿って一対のガイド突起を移動させながら一対の軸部が一対の嵌合溝に完全に嵌合されると、ノズルが第1の位置に配置された状態になり、ノズルが第2の位置に変位されるときには、一対の被ガイド突起が一対のガイド溝から抜け出ることができるように構成されているのが好ましい。このような一対のガイド溝と一対の被ガイド突起とを設けると、簡単な構成で、ノズルのハウジングへの組み付けを容易にできる上、ノズルを第1の位置から第2の位置まで変位させることが可能になる。
本体と一対の軸部とは同心的に一体形成されており、一対の軸部の半径は湾曲凸面の曲率半径よりも小さいことが好ましい。このような構成を採用すると、湾曲凸面を湾曲凹面に押し付ける押圧力を確実に発生させることができる。
また本体及び底壁部の少なくとも一方には、ノズルが第2の位置にあるときにノズルが第1の位置とは反対の方向に回動することを阻止するストッパが一体に形成されているのが好ましい。このようなストッパを設けると、ノズルを確実に第2の位置で停止させることができる。
例えば、本体には径方向に突出し一対の起立壁の間の隙間中を移動可能な突起部が一体を形成し、底壁部には突起部が当接する当接部を一体に設ける。そして突起部と当接部とにより、ストッパを構成することができる。この構造を採用すると、簡単にストッパを構成することができる。
(A)乃至(D)は、本発明のノズル取付構造を2成分混合容器に適用した実施の形態の正面図、右側面図、底面図及び左側面図である。 (A)及び(B)は、図1(C)のIIA−IIA線断面図、図2(A)のII(B)−II(B)線断面図である。 (A)は図1(B)のIII(A)−III(A)線断面図であり、(B)は図3(A)の部分Aの拡大図である。 (A)は図1(B)のIV(A)−IV(A)線断面図であり、図4(B)は図4(A)の部分Bの拡大図である。 (A)乃至(C)は、隔壁部材の平面図、斜視図及び底面図である。 (A)及び(B)は、第2成分収容部材の平面図及び斜視図である。 (A)及び(B)はピストン部材の平面図及び正面図であり、(C)はピストン部材が挿入される前の隔壁部材と第2成分収容部材の組み合わせ状態を示す斜視図である。 (A)は回転前のピストン部材、隔壁部材及び第2成分収容部材を組み合わせた組立体の斜視図であり、(B)は回転後のピストン部材、隔壁部材及び第2成分収容部材を組み合わせた組立体の斜視図である。 (A)乃至(C)は、ピストン部材を回転した後の2成分混合容器の正面図、右側面図及び底面図である。 (A)は図9(C)のXA−XA線断面図であり、(B)は図9(B)のXB−XB線断面図であり、(C)は図9(B)のXC−XC線断面図である。 (A)は図10(C)の要部Cの拡大図であり、(B)は図10(A)のXIA−XIA線断面図である。 (A)はピストン部材を押し込んだ後の2成分混合容器の底面図であり、(B)は図12(A)のXIIB−XIIB線断面図であり、(C)はピストン部材を押し込んだ後の2成分混合容器の右側面図であり、(D)は図12(C)のXIID−XIID線断面図である。 (A)は図12(B)の要部Dの拡大図であり、(B)は図12(A)のXIIIB−XIIIB線断面図であり、(C)は図12(A)のXIIIC−XIIIC線断面図である。 (A)及び(B)は、ノズル及びノズル取付構造の一部の斜視図及び右側面図である。 (A)乃至(C)は、ノズルを装着する前の2成分混合容器の正面図及び斜視図をそれぞれ示している。 (A)及び(B)は、ノズルを第2の位置に変位させた状態の2成分混合容器の正面図及び底面図であり、(C)は図16(B)のXVIC−XVIC線断面図である。 (A)は図16(B)のXVIIA−XVIIA線断面図であり、(B)は図16(B)のXVIIB−XVIIB線断面図である。 (A)は専用の押し出し機によりピストン部材を押して、隔壁部材の隔壁部をハウジングの第1底壁部に向かって移動させたときの2成分混合容器の底面図であり、(B)は図18(A)のXVIIIB−XVIIIB線断面図であり、(C)は図18(B)の要部Eの拡大図である。 特許第4956616号の図10である。 特許第4956616号の図11である。
以下図面を参照して、本発明のノズル取付構造を適用した2成分混合容器(成分容器)の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1(A)乃至(D)は、本発明のノズル取付構造を適用した2成分混合容器101の実施の形態の正面図、右側面図、底面図及び左側面図である。また図2(A)及び(B)は、図1(C)のIIA−IIA線断面図、図2(A)のII(B)−II(B)線断面図であり、図3(A)は図1(B)のIII(A)−III(A)線断面図であり、図3(B)は図3(A)の部分Aの拡大図であり、図4(A)は図1(B)のIV(A)−IV(A)線断面図であり、図4(B)は図4(A)の部分Aの拡大図である。なお本願明細書において、「第1成分」及び「第2成分」とは、それぞれ液状、ペースト状、粉状等の排出可能な性状を有する材料で、少なくとも1種類の材料(1種類の材料のみの場合及び複数種類の材料からなる場合の両方を含む)から構成されるものを意味する。本実施の形態における2成分混合容器101は、アマルガムのような歯科材料や、骨セメントのような医療材料などを生成するための2種類の薬剤(成分)、特に、粉材と液材とを隔離して保存し、使用に際して、2種類の薬剤を混合して所望の混合物(或いは反応物)を必要に応じて排出する(押し出す)ものである。2成分混合容器101は、樹脂製(具体的にはポリプロピレン製)のハウジング103と、樹脂製のノズル105と、ノズル保持構造106と、樹脂製の隔壁部材107と、樹脂製の第2成分収容部材109と、樹脂製のピストン部材111と、保持構造112とを備えている。なお図1乃至図4に示した2成分混合容器101は、2成分混合容器101内に図示しない2成分(粉体と液体)が充填された状態で、ピストン部材111が操作されていない未使用状態を示している。
ハウジング103は、一端に第1開口部131を備えた第1筒状部133と第1筒状部133の他端を塞ぐ第1底壁部135とを有している。ハウジング103は、第1開口部131の周囲に、180度間隔をあけて2つの凹部137を備えている。またハウジング103は、第1成分(粉体)が収容され且つ一端側から第2成分(液体)が注入されると第1成分と第2成分とが混合される混合チャンバ139を内部に有し、且つ混合チャンバ139内から混合物を排出する排出口141を第1底壁部135に備えている。ノズル105は、ハウジング103に対して設けられて、混合物を排出口141から排出する際に排出口141から出た混合物を吐出する。ノズル取付構造106は、混合物を排出口141から排出する前までは、排出口141を塞ぐ第1の位置にノズル105を配置し、混合物を排出口141から排出する際には排出口141とノズル105の通路151とを連通させる第2の位置にノズル105を配置するように構成されている。ノズル取付構造106の詳細については後に説明する。
図2(A)、図3(A)、図4(A)、図5(A)乃至(C)に示すように、隔壁部材107は、ハウジング103の第1筒状部133内に収容され、一端に第2開口部171を備えた第2筒状部173と、第2筒状部173の他端を塞ぐ第2底壁部175と、第2底壁部175に設けられて混合チャンバ139内を液密にスライドする隔壁部177とを一体に備えている。隔壁部材107の第2底壁部175の中心部には、第2筒状部173に沿って延びる円柱状部179が一体に形成されている。また隔壁部材107の第2筒状部173の第2開口部171側の端部には、径方向に延びる一対の突出片181が一体に設けられている。一対の突出片181は、周方向に180度離れている。隔壁部材107がハウジング103に嵌合された状態で、一対の突出片181は第1筒状部133に設けられた一対の凹部137に嵌合されている。本実施の形態では、一対の突出片181と一対の凹部137とにより、保持構造112が構成されている。保持構造112は、第2成分を混合チャンバ139に注入するまで、隔壁部材107をハウジング103に対して固定状態で保持し、ノズル105から混合物を吐出する際には、固定状態を解除するように構成されている。一対の突出片181は、後に説明するピストン部材111で第2成分収容部材109の第3底壁部195に向かって所定以上の力で押すことにより折れ曲がるか折れるように設けられている。このようにすると、簡単な構造で固定状態を実現できる上、一対の突出片181を折り曲げるか又は折ることにより、固定状態を解除するので、解除のための構造が簡単になる利点が得られる。なお突出片181及び凹部137は3つ以上設けられていてもよい。
図2(A)、図3(A)、図4(A)、図6(A)及び(B)に示すように、隔壁部材107の第2筒状部173内には、第2成分収容部材109が嵌合されている。また第2成分収容部材109は、第2筒状部173内に収容され、一端に第3開口部191を備えた第3筒状部193と第3筒状部193の他端を塞ぐ第3底壁部195とを有している。そして第2成分収容部材109は、第2成分(液体)を収容する第2成分収容チャンバ201を内部に備えている。そして第2成分収容部材109の第3底壁部195の中央部には、円柱状部179が嵌合される円形貫通孔197が形成されている。
また図3(A),図5,図6及び図7(C)に示すように、隔壁部材107の第2筒状部173には、係合部184が第2開口部171上に突出する一対の係合片183が一体に設けられている。また第2成分収容部材109の第3筒状部193の第3開口部191側の端部には、一対の係合片183の係合部184が係止される一対の凹部199が形成されている。一対の凹部199の間には、一対の嵌合溝196が形成される一対の延長部200が設けられている。ピストン部材111を軸線Xを中心にして回動させたときに、一対の延長部200が一対の係合片183の係合部184と当接して、第2成分収容部材109の回動範囲が規制される。
図2(B)、図3(B)及び図5に示すように、隔壁部材107の第2底壁部175及び円柱状部179には、一端187Aが円柱状部179の外面に開口し他端187Bが第2底壁部175の外壁面に開口するように第1連通通路187が形成されている。また図2(B)、図4(B)、図6に示すように、第2成分収容部材109の第3底壁部195の内壁には円形貫通孔197に一端198Aが連通し且つ他端198Bが第2成分収容チャンバ201に向かって開口するように第2連通通路198が形成されている。すなわち隔壁部材107の第2底壁部175と第2成分収容部材109の第3底壁部195には、第2成分収容部材109と隔壁部材107とが所定の位置関係になると連通状態になって、第2成分を混合チャンバ139に流入させることを可能にする第1連通通路187と第2連通通路198がそれぞれ形成されている。なお円柱状部179と円形貫通孔197とは、第1連通通路187の一端187Aと第2連通通路198の一端198Aとが連通状態になるまでは、第2成分収容部材109の第3筒状部193が円柱状部179を中心軸として液密状態で回動するように形状寸法が定められている。図2(A),図3(A)及び図4(A)に示すように、ピストン部材111は、第2成分収容部材109の第3開口部191から第3筒状部193内に挿入されて第3筒状部193内を液密にスライドするピストン部113を一端側に有し且つ他端側に第3開口部191から外部に突出する操作ロッド部115を有している。なお第2成分収容部材109の第3筒状部193の内壁面と接触するピストン部113の接触面を操作ロッド部115の長手方向に測った寸法を、バネ構造部119の接触部117の長手方向に測った寸法よりも小さくしている。そのためピストン部113と第3筒状部193の内壁面との接触抵抗を小さくすることができ、ピストン部材111に直線運動動作を行わせるときに必要な力が小さくてすむ。
図7(A)及び(B)に示すように、ピストン部材111の操作ロッド部115には、接触部117を有し且つ第2成分収容部材109の第3開口部191から挿入される際に第3筒状部193の内壁部194と接触部117が接触することにより変形して第3筒状部193の内壁面に押し付け力を与える一対のバネ構造部119がピストン部113の周方向に等間隔をあけて設けられている。また第2成分収容部材109の第3筒状部193には、接触部117が挿入されて嵌合する一対の嵌合溝196が第3筒状部193の周方向に等間隔あけて形成されている。
本実施の形態で用いるピストン部材111は、ポリプロピレン等の合成樹脂材料により一体成形されている。そしてバネ構造部119は、接触部117の両側に一体に設けられた一対のアーム部121を有している。アーム部121と操作ロッド部115との間には、アーム部121の変形を許容する空間123が形成されている。そのため簡単な構造で接触部117にバネ性を付与することができる。特に一対のアーム部121により接触部117を支持するため、バネ構造部119の機械的強度の低下を防止できる。更にピストン部材111を製造するために必要な型も簡単なものとなる。本実施の形態では、2つのバネ構造部119を設けたが、3つ以上のバネ構造部119を設けてもよいのは勿論である。その場合には、第2成分収容部材109の第3筒状部193に設ける嵌合溝196を3つ以上設ければよい。
ピストン部材111に設けた一対のバネ構造部119が、変形することにより、バネ構造部119に設けた接触部117と第2成分収容部材109の第3筒状部193に設けた嵌合溝196とが嵌合状態になる。この状態でピストン部材の操作ロッド部を回転させても、接触部117が嵌合溝196から抜け出ることはない。
図1乃至図3及び図8(A)に示す状態は、接触部117が嵌合溝196に嵌合している状態である。この状態から、軸線X[図1(C)参照]を中心にして操作ロッド部115を回転させると、図8(B)、図9(A)乃至(C)、図10(A)乃至(C)及び図11(A)及び(B)に示す状態になる。特に図10(B)に示すように、接触部117が嵌合溝196から抜け出ることなくピストン部材111と第2成分収容部材109は一緒に回転する。ピストン部材111を軸線Xを中心にして回動させると、第2成分収容部材109に設けた一対の延長部200が、隔壁部材107に設けた一対の係合片183の係合部184と当接して、第2成分収容部材109の回動範囲が規制される。
この回転により、特に図10(C)並びに図11(A)及び(B)に示すように、隔壁部材107の第2底壁部175の中心部に設けた円柱状部179と第2成分収容部材109の第3底壁部195の中央部に設けた円形貫通孔197との間に形成される嵌合面を利用して、第1連通通路187と第2の連通通路198とを連通状態にすることができる。そのため、従来と比べて、確実に第1連通通路187と第2の連通通路198とを連通状態にすることができる。また隔壁部材107及び第2成分収容部材109には、高い加工精度は必要とされない。
第1連通通路187と第2の連通通路198とが連通状態にあるときに、操作ロッド部115に対して第3底壁部195に向かう方向に所定以上の力を加えると、バネ構造部119の接触部117が嵌合溝196を抜け出るように、バネ構造部119と嵌合溝196とが形成されている。具体的には、本実施の形態では、接触部117のピストン部113側の端部にテーパ122が設けられている。またバネ構造部119のバネ力の強さも、操作ロッド部115に対して第3底壁部195に向かう方向に加える所定以上の力を加えると、接触部117が嵌合溝196を抜け出ることを可能にするように定められている。また第2成分収容部材109に設ける2以上の嵌合溝196は、直線的に延びる簡単な形状である。そのため第2成分収容部材109の製造に用いる型が簡単である。本実施の形態によれば、複雑な案内溝を必要とすることなくピストン部材に回転運動動作と直線運動動作とを行わせることができる。
第2成分収容チャンバ201と混合チャンバ139とが連通状態にあるときに、操作ロッド部115に対して第3底壁部195に向かう方向に所定以上の力を加えると、接触部117が嵌合溝196を抜け出ることにより、ピストン部材111は第2成分収容部材109の第3底壁部195に向かって移動し、第2成分を混合チャンバ139内に注入することが可能になる。
図12(A)乃至(D)は、第1連通通路187と第2の連通通路198とが連通状態にあるときに、操作ロッド部115に対して第3底壁部195に向かう方向に所定以上の力を加えて、バネ構造部119の接触部117が嵌合溝196を抜け出て、ピストン部が第2成分収容部材109の第1底壁部135の内壁面に接触している状態を示している。この状態では、隔壁部材107がハウジング103に対して、保持構造(137,181)によって固定状態に保持されている。またノズル105は、第1の位置にノズル取付構造106によって位置決め保持されている。
図13(A)乃至(C)は、ノズル取付構造の構造を説明するために、図12(B)に示した断面図の要部の拡大図と、所定の切断位置で切断した断面図を示している。また図14(A)及び(B)は、ノズル105及びノズル取付構造の一部の斜視図と側面図を示している。さらに図15(A)乃至(C)は、ノズル105を装着する前の2成分混合容器101の正面図及び斜視図を示している。ノズル取付構造106は、本体161と本体保持構造164とを備えている。本体161は、ノズル105と一体に形成されて第1の位置[図12に示された位置]にノズル105が配置されているときに排出口141を液密に塞ぐ閉塞部162及びノズル105の通路105Aの入口105Bが形成された入口形成部163を備えている。本体保持構造164、ノズル105が回転中心を中心にして第1の位置(図12に示されたノズルの位置)と第2の位置(図16に示されたノズルの位置)との間を回動することを許容するように本体161を保持する構造を有している。本体161は回転中心CXを中心として円弧状に湾曲する帯状の湾曲凸面165を備えている。湾曲凸面165の端部には、ノズル105の通路105Aの入口105Bが開口して入口形成部163が構成されている。また入口形成部163を除く湾曲凸面165により閉塞部162が構成されている。そして図12(B),図13(A)及び15(C)に示すように、ハウジング103の外面には、湾曲凸面165が摺動する湾曲凹面136が形成さている。この湾曲凹面136に排出口141が開口している。本体保持構造164は、本体161に設けられて回転中心CXに沿って相反する方向に延びる一対の軸部166と、ハウジング103の第1底壁部135に設けられて、一対の軸部166を回転自在に支持するとともに、湾曲凸面165を湾曲凹面136に押し付ける押圧力を本体に付与する支持構造部167とから構成される。
本実施の形態によれば、一対の軸部166によって本体161が支持されているので、ノズル105が第1の位置と第2の位置との間を常に同じ軌跡を描いて回動する。また本体161に設けた湾曲凸面165がハウジング103の第1底壁部135に設けた湾曲凹面136に支持構造部167から付与される押圧力で押し付けられているので、湾曲凸面165と湾曲凹面136との間から混合物が漏れ出ることはない。したがって本実施の形態によれば、高い加工精度及び組み立て精度を必要とせずに、第1の位置と第2の位置との間で回動するノズル105をハウジング103に対して取り付けることができる。
支持構造部167は、湾曲凹面136の両側に位置して第1底壁部135から起立する一対の起立壁168を有している。一対の起立壁168の互いに対向するに対向壁部には、一対の嵌合溝169が形成されている。一対の嵌合溝169は、一対の起立壁168が第1底壁部135から離れて延びる方向と直交する一方の方向に開口する第1の開口部169Aと一対の起立壁168が向き合う方向に開口する第2の開口部169Bとをそれぞれ備えている。そして一対の嵌合溝169の内壁面の形状及び一対の起立壁168の間で湾曲凹面136よりも第1の開口部169A側に位置する第1底壁部135の部分135Aの形状は、一対の軸部166が一対の嵌合溝169の第1の開口部169Aから内部に挿入される際には、きつい嵌合状態を作り、湾曲凹面136に湾曲凸面165が嵌合された状態では、一対の軸部166の回動を許容し且つ前述の押圧力を生じさせる嵌合状態を作るように定められている。具体的には、第1底壁部135の部分135Aは、外側(一対の起立壁168が第1底壁部135から延びる方向)に向かって凸となるように湾曲した形状を有している。この構造の支持構造部167を用いると、第1の開口部169Aから一対の軸部166を一対の嵌合溝169に押し込む作業だけで、ノズル105をハウジング103に対して取り付けることができる。
本体161と一対の軸部166とは同心的に一体形成されており、一対の軸部166の半径は湾曲凸面165の曲率半径よりも小さい。このような構成を採用すると、湾曲凸面165を湾曲凹面136に押し付ける押圧力を確実に発生させることができる。
また本実施の形態では、図13(B)、図15(A)及び(B)に示すように、一対の嵌合溝169の内壁面に、湾曲凹面136に湾曲凸面165が嵌合された状態で、一対の軸部166の外周面と当接して一対の軸部166に第1底壁部135側に向かう力を与える突出部169Cが一体に設けられている。このような突出部169Cを設けると、確実に押圧力を発生させて、湾曲凹面136と湾曲凸面165との間の液密性を確保することができる。
また図13(C)及び図15(A)及び(B)に示すように、一対の嵌合溝169の内壁面には、第2の開口部169Bと対向する部分に、一対のガイド溝169Dが設けられている。また図14(A)及び(B)に示すように、一対の軸部166の軸線方向の外側端面には、一対のガイド溝169Dに嵌合される一対の被ガイド突起169Eを設けている。この場合、一対のガイド溝169Dと一対の被ガイド突起169Eとは、一対のガイド溝169Dに沿って一対の被ガイド突起169Eを移動させながら一対の軸部166が一対の嵌合溝169に完全に嵌合されると、ノズル105が第1の位置に配置された状態になる。ノズル105が第2の位置に変位されるときには、一対の被ガイド突起169Eが一対のガイド溝169Dから抜け出ることができるように、一対のガイド溝169Dの幅寸法及び深さ寸法と、一対の被ガイド突起169Eの突出寸法とが定められている。このような一対のガイド溝169Dと一対の被ガイド突起169Eとを設けると、簡単な構成で、ノズル105のハウジング103への組み付けを容易にできる。
また本体161には径方向に突出し一対の起立壁168の間の隙間G中を移動可能な突起部170が一体を形成されている。そしてハウジング103の第1底壁部135には突起部170が当接する当接部138が一体に設けられている。突起部170と当接部138とにより、ノズル105が第2の位置にあるときにノズル105が第1の位置とは反対の方向に回動することを阻止するストッパが構成されている。このようなストッパを設けると、ノズルを確実に第2の位置で停止させることができる。なおストッパは、本体161及び第1底壁部135の少なくとも一方に、設けることができる。
図12に示すように第2成分(液材)を混合チャンバ139に注入したならば、2成分混合容器101をよく振り動かすことで、液材と粉材とを混合して混合物(或いは反応物)を形成する。液材と粉材とを十分に混合したら、図16(A)乃至(C)に示すように、ノズル105を第2の位置に変位させて、ノズル105の入口105Bと排出口141とを合わせて排出経路を形成する。この状態では、図17(B)に示すように、一対の被ガイド突起169Eが一対のガイド溝169Dから抜け出ている。
図16に示す2成分混合容器101を図示しない専用の押し出し機に装着する。専用の押し出し機は、ピストン部材111を押すピストンを備えている。図18(A)乃至(C)には、ピストン部材111を押して、隔壁部材107の隔壁部177をハウジング103の第1底壁部135に向かって移動させた状態を説明するために用いる図が示してある。本実施の形態では、隔壁部材107の隔壁部177は、ピストン部材111を第1底壁部135に向かって移動させて混合チャンバ内から混合物をノズル105を通して外部に吐出する際に、ハウジング103の第1底壁部135の内壁面の形状に添って変形するように形状が定められている[図18(B)及び(C)参照]。そのため混合チャンバから混合物を最大限吐き出すことができる。
なお本実施の形態では、ピストン部材111を第1底壁部135に向かって移動させる際に、隔壁部材107の第2筒状部173の第2開口部171近傍に設けられて径方向に外側に延びる一対の突出片181は、ピストン部材111を第1底壁部135に向かって所定以上の力で押すことにより折れ曲がって、ハウジング103の内部に入り込んでいる。このように一対の突出片181を折り曲げる構造を採用すると、固定解除のための構造が簡単になる。
また本実施の形態では、図5に示すように、隔壁部材107の第2底壁部175には、第2底壁部175と第2成分収容部材109の第3底壁部195との間の隙間と混合チャンバ139とを連通する空気抜き用の貫通孔189が形成されている。このようにすると隙間を利用して空気抜きをするため、特別の構造を準備することなく、第2成分を混合チャンバに注入する際の空気抜きを容易に行うことができる。
本発明によれば、一対の軸部によって本体が支持されているので、ノズルが第1の位置と第2の位置との間を常に同じ軌跡を描いて回動する。また本体に設けた湾曲凸面がハウジングの底壁部に設けた湾曲凹面に支持構造部から付与される押圧力で押し付けられているので、湾曲凸面と湾曲凹面との間から混合物が漏れ出ることはない。したがって本発明によれば、高い加工精度及び組み立て精度を必要とせずに、第1の位置と第2の位置との間で回動するノズルをハウジングに対して取り付けることができる。
101 2成分混合容器
103 ハウジング
105 ノズル
105A 通路
105B 入口
106 ノズル保持構造
107 隔壁部材
109 第2成分収容部材
111 ピストン部材
112 保持構造
113 ピストン部
115 操作ロッド部
117 接触部
119 バネ構造部
121 アーム部
123 空間
131 第1開口部
133 第1筒状部
135 第1底壁部
136 湾曲凹面
137 凹部
139 混合チャンバ
141 排出口
161 本体
162 閉塞部
163 入口形成部
164 本体保持構造
165 湾曲凸面
166 軸部
167 支持構造部
168 起立壁
169 嵌合溝
169A 第1の開口部
169B 第2の開口部
169C 突出部
169D ガイド溝
169E 被ガイド突起
171 第2開口部
173 第2筒状部
175 第2底壁部
177 隔壁部
179 円柱状部
181 突出片
183 係合片
184 係合部
187 第1連通通路
187A 一端
187B 他端
191 第3開口部
193 第3筒状部
195 第3底壁部
196 嵌合溝
197 円形貫通孔
198 第2連通通路
198A 一端
198B 他端
199 凹部
200 延長部
201 第2成分収容チャンバ
CX 回転中心
G 間隙
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