JP2015066009A - 使い捨ておむつ - Google Patents
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Abstract
Description
<請求項1記載の発明>
身体側表面を形成する透液性のトップシートと、その裏面側に位置する液不透過性シートと、これらトップシートと液不透過性シートとの間に配置され、幅方向中央に沿って下腹部から股間部を通り臀部まで延在する吸収体と、前記トップシート及び前記液不透過性シートが前記吸収体よりも後側に延び出て形成された背側エンドフラップ部と、を備えた使い捨ておむつにおいて、
前記背側エンドフラップ部における前記液不透過性シートより表側に、高吸水性繊維集合体が設けられている、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。
本発明では、背側エンドフラップ部におけるトップシート下に高吸水性繊維集合体を設け、この高吸水性繊維集合体により吸汗を行う。高吸水性繊維集合体は吸水保持能力が非常に高いため、吸汗性能、特に汗の保持性が向上する。しかも、吸汗により高吸水性繊維が膨張すると、背側エンドフラップ部に隆起部分が形成され、後方への漏れを防止する漏れ防止壁となる。また、高吸水性繊維は尿等の排泄物の液分の吸収保持性を有しているため、吸収体の後方へ尿や便が流れ出たとき、これを吸収保持することもできる。したがって、いわゆる背漏れ防止効果ももたらされる。
前記高吸水性繊維集合体は、坪量が20〜80g/m2であり、圧力0.1g/cm2における厚みが1〜10mmである、請求項1記載の使い捨ておむつ。
このような嵩のある高吸水性繊維集合体を用いると、通常は吸収体を有する領域に比べて薄い背側エンドフラップ部の厚みが厚くなり、腰に対して接触し易くなる結果、吸汗性能がより一層のものとなる。なお、坪量が20g/m2より低いと、目付けムラが生じ易くなり、製造時に高吸水性繊維が部分的に欠如した不良品が発生するおそれがある。また、坪量が80g/m2より高いと、ごわつきにより装着感が悪化したり、通気性の低下により汗をかき易くなったりするおそれがある。
前記高吸水性繊維集合体は、幅方向中央の幅20〜50mmの領域である背骨対向部には設けられていないか又は5g/m2以下設けられ、かつ背骨対向部の幅方向両側には0.5〜15.0mmの厚みで20〜80g/m2設けられている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
これにより使い捨ておむつにおける背骨対向部が厚くならないため、背骨及びその左右両側に対するフィット性が向上し、腰に対して接触し易くなる結果、吸汗性能がより一層のものとなる。特に、高吸水性繊維集合体がある程度厚い場合に好適である。
前記吸収体は、後端部における幅方向両側の角が面取りされた形状を有しており、
前記高吸水性繊維集合体は、少なくとも前記面取りされた部分と対応する幅方向位置に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
このような吸収体形状、及び吸収体と高吸水性繊維集合体との位置関係を採用すると、高吸水性繊維集合体を有する部分が肌側に押し付け易くなり、腰に対して接触し易くなる結果、吸汗性能がより一層のものとなる。
前記吸収体における股間部よりも後側に、幅方向に沿う易折り曲げ部が設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
このような易折り曲げ部が設けられていると、吸収体の背側部分がくの字状に変形し易くなり、背側エンドフラップ部における高吸水性繊維集合体を有する部分が腰に接触し易くなる。またこのように吸収体が変形すると、副次的な作用として、易折り曲げ部の部分は表面側から見て窪むこととなり、排泄物を貯留するポケットが背側に形成される。よって、尿や水様便がこのポケットに一時的に貯留されるため、漏れ防止効果も向上する。
背側の両側部に設けられたファスニングテープを備え、このファスニングテープが腹側外面に連結されることにより装着されるテープタイプ使い捨ておむつであって、
前記ファスニングテープ間に、幅方向に伸縮する背側伸縮部が設けられており、
前記背側伸縮部は少なくとも一部が前記高吸水性繊維集合体と重なるように配置されている、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
このような背側伸縮部、及びこれと高吸水性繊維集合体との位置関係を有することにより、高吸水性繊維集合体を有する部分が腰に対して接触し易くなる結果、吸汗性能がより一層のものとなる。
前記高吸水性繊維集合体は高吸水性繊維及び非高吸水性繊維を混合した不織布であり、かつ前記トップシートの裏面に隣接して設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
吸汗を目的とする場合、高吸水性繊維集合体は肌に最も近く、かつ肌に直に触れない位置、つまりトップシートの裏面に隣接して設けられていることが望ましい。しかし、トップシートは液透過性が要求されるため、十分な大きさの繊維間隙等の透過孔を有しているため、吸水した高吸収性繊維が膨張してばらけるとトップシートを介して肌に付着し易くなるおそれがある。また、トップシートが裏側のシートに対してズレ動き易くなり、装着感を悪化させるおそれもある。これに対して、上述のように、高吸水性繊維集合体を高吸水性繊維及び非高吸水性繊維を混合した不織布とすると、高吸水性繊維が吸水しても非高吸水性繊維との絡まり合いによって保持されるため、そのような問題点は発生し難くなり、しかもトップシート直下に配置されることにより吸汗性も高いものとなる。
図1〜図7はテープタイプ使い捨ておむつの一例を示しており、図中の符号Xはファスニングテープを除いたおむつの全幅を示しており、符号Lはおむつの全長を示しており、断面図中の点模様部分はホットメルト接着剤の塗布部分を示している。
(外装シート)
外装シート12は吸収要素50を支持し、着用者に装着するための部分である。外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を囲む部位となる。
液不透過性シート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とで液不透過性シートが構成される。)などを例示することができる。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、液不透過性シート11として用いることができる。
トップシート30は液透過性を有するものであれば足り、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを用いることができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
トップシート30を透過した排泄物を吸収体へ移動させ、逆戻りを防ぐために、トップシート30と吸収要素50との間に中間シート(セカンドシートもいわれる)40を設けることができる。この中間シート40は、排泄物を速やかに吸収体へ移行させて吸収体による吸収性能を高めるばかりでなく、吸収した排泄物の吸収体からの逆戻りを防止し、トップシート30表面の肌触りを良くするものである。中間シート40は省略することもできる。
トップシート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を阻止し、横漏れを防止するために、製品の両側に、使用面側に突出(起立)する側部立体ギャザー60、60を設けるのは好ましい。
各サイドフラップ部SF,SFには、ギャザーシート62の固着部分のうち固着始端近傍の幅方向外側において、ギャザーシート62と液不透過性シート11との間に、糸ゴム等からなる脚周り弾性伸縮部材64が前後方向に沿って伸長された状態で固定されており、これにより各サイドフラップ部SF,SFの脚周り部分が平面ギャザーとして構成されている。脚周り弾性伸縮部材64はサイドフラップ部SFにおける液不透過性シート11と外装シート12との間に配置することもできる。脚周り弾性伸縮部材64は、図示例のように各側で複数本設ける他、各側に1本のみ設けることもできる。
吸収要素50は、尿や軟便などの液を吸収保持する部分である。吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の少なくとも裏面及び側面を包む包装シート58とを有している。包装シート58は省略することもできる。吸収要素50は、その裏面においてホットメルト接着剤等の接着剤を介して液不透過性シート11の内面に接着することができる。
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
吸収体56は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレンなどを使用できる。繊維目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
図1、図2及び図5に示されるように、ファスニングテープ13は、おむつの側部に固定されたテープ取付部13C、及びこのテープ取付部13Cから突出するテープ本体部13Bをなすシート基材と、このシート基材におけるテープ本体部13Bの幅方向中間部に設けられた、腹側に対する係止部13Aとを有し、この係止部13Aより先端側が摘み部とされたものである。ファスニングテープ13のテープ取付部13Cは、サイドフラップ部における内側層をなすギャザーシート62及び外側層をなす外装シート12間に挟まれ、かつホットメルト接着剤により両シート62,12に接着されている。また、係止部13Aはシート基材に接着剤により剥離不能に接合されている。
腹側Fにおけるファスニングテープ13の係止箇所には、係止を容易にするためのターゲット有するターゲットシート12Tを設けるのが好ましい。ターゲットシート12Tは、係止部がフック材13Aの場合、フック材の係合突起が絡まるようなループ糸がプラスチックフィルムや不織布からなるシート基材の表面に多数設けられたものを用いることができ、また粘着材層の場合には粘着性に富むような表面が平滑なプラスチックフィルムからなるシート基材の表面に剥離処理を施したものを用いることができる。 また、腹側Fにおけるファスニングテープ13の係止箇所が不織布からなる場合、例えば図示形態の外装シート12が不織布からなる場合であって、ファスニングテープ13の係止部がフック材13Aの場合には、ターゲットシート12Tを省略し、フック材13Aを外装シート12の不織布に絡ませて係止することもできる。この場合、ターゲットシート12Tを外装シート12と液不透過性シート11との間に設けてもよい。
エンドフラップ部は、吸収性本体部10の前側及び後側にそれぞれ延び出る部分であって、且つ吸収要素50を有しない部分であり、前側の延出部分が腹側エンドフラップ部FEFであり、後側の延出部分が背側エンドフラップ部BEFである。
図示形態では、両ファスニングテープ13間に、幅方向に弾性伸縮する帯状の背側伸縮シート70が設けられることにより、おむつ背側に背側伸縮部が形成されている。背側伸縮シート70の両端部は両ファスニングテープ13の取り付け部分と重なる部位まで延在されているのが好ましいが、幅方向中央側に離間していても良い。背側伸縮シート70の前後方向寸法は、ファスニングテープ13の取り付け部分の前後方向寸法と概ね同じにするのが適当であるが、±20%程度の寸法差はあってもよい。また、図示のように背側伸縮シート70が背側エンドフラップ部BEFと吸収要素50の境界線と重なるように配置されていると、吸収要素50の背側端部がしっかりと体に押し当てられるため、好ましい。背側伸縮シート70は、ゴムシート等のシート状弾性部材を用いても良いが、通気性の観点から不織布や紙を用いるのが好ましい。この場合、伸縮不織布のような通気性を有するシート状弾性部材を用いることもできるが、図5に示すように、二枚の不織布等のシート基材71をホットメルト接着剤等の接着剤により張り合わせるとともに、両シート基材71間に有孔のシート状、網状、細長状(糸状又は紐状等)等の弾性伸縮部材72を幅方向に沿って伸張した状態で固定したものが好適に用いられる。この場合におけるシート基材71としては、外装シート12と同様のものを用いることができる。弾性伸縮部材72の伸張率は150〜250%程度であるのが好ましい。また、弾性伸縮部材72として細長状(糸状又は紐状等)のものを用いる場合、太さ420〜1120dtexのものを3〜10mmの間隔72dで5〜15本程度設けるのが好ましい。
特徴的には、背側エンドフラップ部BEFにおけるトップシート30と液不透過性シート11との間に、高吸水性繊維集合体80が前記トップシート30の裏面に隣接して(つまり図示形態ではトップシート30と中間シート40との間に)設けられている。
用語「前後方向(縦方向)」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味し、「上下方向」とはおむつの装着状態、すなわちおむつの腹側部分と背側部分を重ね合わせるようにおむつを股間部で2つに折った際に幅方向と直交する方向を意味する。
(1) 吸収速度
JIS K 7224−1996に準じて測定した。なお、試験液は0.9重量%の塩化ナトリウム水溶液とした。なお、スターらーチップとしてアズワン株式会社製の型番:1−4206−25(φ8mm、長さ 30mm)を使用した。
(2) ウエットバック
直径90mmのシャーレに試料1gを均等に散布し、その上から人工尿30ccを注いで5分間静置した後、直径55mmの円形のろ紙10枚を吸水した試料の上に置き、さらにその上に円柱状錘500g(底面直径55mm)を載せて10秒加圧したら、錘を取り除いてろ紙を取り出し、ろ紙による吸水重量(吸水後のろ紙の重量から吸水前のろ紙の重量を差し引いて求める)を測定し、ウエットバックとした。
なお、人工尿は、尿素:200g、塩化ナトリウム:80g、塩化カルシウム(2水和物):3g、硫化マグネシウム:8g、及びイオン交換水:9709gを混合することにより調製した。
(3) 常圧吸収量
試料0.3gを不織布パック(株式会社エスペック製ひも付お茶パックMサイズ95mm×70mm、一角にひも付き)に入れ、0.9重量%の塩化ナトリウム水溶液1,000mlに10分間浸した後、不織布パックの角についたひもで吊るして10分間水きりをし、その後に電子天秤で吸収後重量を測定し、そこから予め測定しておいた吸収前重量を差し引いた重量を常圧吸収量とした。
(4) 水分量
研精工業株式会社製の電子水分計(型番MX−50)にて測定した。
(5) 吸湿度
40℃の恒温槽で温めた鉄板上に、試料2gを100mm×100mmの正方形に広げ載せ、これを鉄板ごと温度40℃湿度90%の恒温恒湿槽に30分間入れ、増加した重量を吸湿度とした。
2mg/cm2/分×120分 = 24 ≒ 25(g/100cm2/2h)
Claims (7)
- 身体側表面を形成する透液性のトップシートと、その裏面側に位置する液不透過性シートと、これらトップシートと液不透過性シートとの間に配置され、幅方向中央に沿って下腹部から股間部を通り臀部まで延在する吸収体と、前記トップシート及び前記液不透過性シートが前記吸収体よりも後側に延び出て形成された背側エンドフラップ部と、を備えた使い捨ておむつにおいて、
前記背側エンドフラップ部における前記液不透過性シートより表側に、高吸水性繊維集合体が設けられている、
ことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 前記高吸水性繊維集合体は、坪量が20〜80g/m2であり、圧力0.1g/cm2における厚みが1〜10mmである、請求項1記載の使い捨ておむつ。
- 前記高吸水性繊維集合体は、幅方向中央の幅20〜50mmの領域である背骨対向部には設けられていないか又は5g/m2以下設けられ、かつ背骨対向部の幅方向両側には0.5〜15.0mmの厚みで20〜80g/m2設けられている、請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
- 前記吸収体は、後端部における幅方向両側の角が面取りされた形状を有しており、
前記高吸水性繊維集合体は、少なくとも前記面取りされた部分と対応する幅方向位置に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記吸収体における股間部よりも後側に、幅方向に沿う易折り曲げ部が設けられている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
- 背側の両側部に設けられたファスニングテープを備え、このファスニングテープが腹側外面に連結されることにより装着されるテープタイプ使い捨ておむつであって、
前記ファスニングテープ間に、幅方向に伸縮する背側伸縮部が設けられており、
前記背側伸縮部は少なくとも一部が前記高吸水性繊維集合体と重なるように配置されている、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。 - 前記高吸水性繊維集合体は高吸水性繊維及び非高吸水性繊維を混合した不織布であり、かつ前記トップシートの裏面に隣接して設けられている、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
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