JP2015065781A - フライングキャパシタ形マルチレベル電力変換回路 - Google Patents

フライングキャパシタ形マルチレベル電力変換回路 Download PDF

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Abstract

【課題】フライングキャパシタ形のマルチレベル変換器はスイッチ素子数が多い分、又はコンデンサ数が多い分、短絡検知回路数又は電流検出器数が多くなり、装置構成が複雑で、装置が大型化、高価格化となる。【解決手段】2N(Nは2以上の整数)個の半導体スイッチを直列接続した2N半導体スイッチ直列回路と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中間接続点に接続された交流端子と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中の中間接続点に接続された上下各々1個の半導体スイッチからなる2S半導体スイッチ直列回路と並列に接続されたコンデンサとを備えたフライングキャパシタ形のマルチレベル電力変換回路において、前記コンデンサと直列に電流検出器を接続し、前記電流検出器の検出値の大きさと極性によって、前記半導体スイッチの何れが短絡状態で故障したかを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、交流電動機駆動などを目的としたフライングキャパシタ形のマルチレベル電力変換回路に関し、特に電力変換回路に使用する半導体スイッチ素子の短絡故障の検出方法と短絡故障した半導体スイッチ素子を特定する方式に関する。
図8に、直流から交流に変換する2レベルインバータの電力変換回路の一般形を示す。
DPが直流電源(電圧Ed)で、正側電位をP、負側電位をNとしている。一般に本直流電源を交流電源システムより構成する場合は、図示していない整流器と大容量のコンデンサなどによって構成することが可能である。
Qu、Qv、Qw、Qx、Qy、QzがIGBTとダイオードからなる半導体スイッチ、GDu、GDv、GDw、GDx、GDy、GDzが各IGBTを駆動するためのゲート駆動回路で、制御回路CNTからのゲート駆動信号S1〜S6によってIGBTがオンオフされる。またACMが本システムの負荷例である交流電動機である。本構成の場合、IGBTのスイッチングによって交流部には直流電源DPのP電位またはN電位が出力可能となるため2レベルの変換回路となる。
CDは電流検出器である。半導体スイッチの上下アームに電源短絡が生じた場合に直流電源からの放電電流を検出して制御回路CNTに送出し、制御回路でその電流値の大きさを所定値と比較して電源短絡かどうかを判定し、電源短絡と判定した場合には全ての半導体スイッチをオフして被害の拡大を防止する。電源短絡に至るケースとしては、ノイズや制御回路からの誤信号などにより上下アームの各半導体スイッチに同時にオン信号が印加された場合や、上下アームの何れかの半導体スイッチが短絡故障し、次に対向アームの半導体スイッチにオン信号が印加された場合である。
図9にフライングキャパシタ形の3レベル変換回路を示す。本回路は直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に半導体スイッチT1〜T4を4個直列接続した回路を接続し、半導体スイッチT2のコレクタとT3のエミッタとの間にコンデンサC1を接続した構成である。ここで、半導体スイッチT2とT3の接続点を交流端子とする。このコンデンサC1がフライングキャパシタで、その平均的電圧は直流電源DPの電圧Edに対してEd/2に制御される。本回路構成によって交流端子には、下記(1)〜(4)の動作で4通りの電位が出力可能となる。
(1)Ed(T1、T2がオン)
(2)Ed−Ed/2(T1、T3がオン)
(3)0+Ed/2(T2、T4がオン)
(4)0(T3、T4がオン)
ここで(2)と(3)は同一電圧(Ed/2)の出力電圧となるが、交流部の電流の正方向を出力方向とした場合、(2)の場合はコンデンサC1は充電される動作となり、(3)の場合は放電される動作となるため、その出力時間を選択的に制御することでコンデンサC1の電圧を平均的にEd/2に維持することが可能となる。
また図16、図17、図18に本回路の応用例としてフライングキャパシタを複数個適用したマルチレベル電力変換回路を示す。図16が4レベルのマルチレベル変換回路、図17が5レベルのマルチレベル変換回路、図18が6レベルのマルチレベル変換回路である。同様な方法で(n−2)個のフライングキャパシタを適用すればnレベルのマルチレベル変換回路が構成可能となる。ここで、nは3以上の整数とする。
図16に示す4レベルのマルチレベル変換回路は、直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に6個の半導体スイッチT1〜T6の直列回路を接続し、中間接続点である半導体スイッチT3とT4の接続点を交流端子に、半導体スイッチT3のコレクタとT4のエミッタとの間にコンデンサC1を、半導体スイッチT2のコレクタとT5のエミッタとの間にコンデンサC2を、各々接続した構成である。直流電源DPの電圧をEdとした時、コンデンサC1の電圧をEd/3、コンデンサC2の電圧を2Ed/3とすることにより、交流端子には4個のレベルの電圧Ed、2Ed/3、Ed/3、0を選択的に出力することができる。
図17に示す5レベルのマルチレベル変換回路は、直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に8個の半導体スイッチT1〜T8の直列回路を接続し、中間接続点である半導体スイッチT4とT5の接続点を交流端子に、半導体スイッチT4のコレクタとT5のエミッタとの間にコンデンサC1を、半導体スイッチT3のコレクタとT6のエミッタとの間にコンデンサC2を、半導体スイッチT2のコレクタとT7のエミッタとの間にコンデンサC3を、各々接続した構成である。直流電源DPの電圧をEdとした時、コンデンサC1の電圧をEd/4、コンデンサC2の電圧を2Ed/4=Ed/2、コンデンサC3の電圧を3Ed/4とすることにより、交流端子には5個のレベルの電圧Ed、3Ed/4、2Ed/4=Ed/2、Ed/4.0を選択的に出力することができる。
図18に示す6レベルのマルチレベル変換回路は、直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に10個の半導体スイッチT1〜T10の直列回路を接続し、中間接続点である半導体スイッチT5とT6の接続点を交流端子に、半導体スイッチT5のコレクタとT6のエミッタとの間にコンデンサC1を、半導体スイッチT4のコレクタとT7のエミッタとの間にコンデンサC2を、半導体スイッチT3のコレクタとT8のエミッタとの間にコンデンサC3を、半導体スイッチT2のコレクタとT9のエミッタとの間にコンデンサC4を、各々接続した構成である。直流電源DPの電圧をEdとした時、コンデンサC1の電圧をEd/5、コンデンサC2の電圧を2Ed/5、コンデンサC3の電圧を3Ed/5、コンデンサC4の電圧を4Ed/5とすることにより、交流端子には5個のレベルの電圧Ed、4Ed/5、3Ed/5、2Ed/5.Ed/5、0を選択的に出力することができる。
フライングキャパシタ形電力変換回路は、特許文献1、特許文献2などに示されている。
次に、短絡故障保護について説明する。一般に電力変換回路を構成している半導体スイッチが、何らかの原因で故障(破壊)した場合、通常短絡状態となる。図19に、2レベルインバータ回路の1相分の回路での短絡故障時の動作を示す。半導体スイッチとしては、ダイオードが逆並列接続されたIGBTを用いた例である。直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に半導体スイッチTAとTBの直列回路が接続された回路構成において、半導体スイッチTBが短絡故障した状態で、半導体スイッチTAにオン指令が入力されると、破線で示すような直流電源短絡電流Isが流れる。この状態が所定時間以上続くと半導体スイッチTAも短絡破壊し、完全な直流電源短絡状態となり、装置としての被害が拡大する。これを防止するために、何らかの方法で過電流状態を検出し、検出後速やかに直流電源との接続を遮断する方法が取られる。一般に、図19に示すようにIGBTのゲート駆動回路GDにアーム短絡検知回路(詳細回路例は図20参照)を設ける、或いは図8に示す例のように直流部やコンデンサと直列に電流検出器(シャント抵抗による検出も含む)CDを接続する方式が用いられる。
図20にアーム短絡検知回路を内蔵したゲート駆動回路例を示す。制御回路からのオンオフ信号をフォトカプラーPC1で絶縁し、この信号をトランジスタQf、Qrで増幅してIGBTTMをオンオフさせるゲート駆動回路である。ダイオードDdでIGBTTMのコレクタ電圧を検出して、この電圧が過電流によりツェナーダイオードの電圧で決まる所定値以上に上昇した場合にはトランジスタQsをオンさせ、ゲート信号をオフにするとともに、フォトカプラーPC2で制御回路側へ短絡故障信号を送出するものである。ここで、抵抗R1とコンデンサCdはタイマー回路を構成し、オン信号の立上り時はタイマー回路で決まる時間だけ過電流検出回路をマスクする。CP,CNは駆動回路の電源、RGはゲート抵抗、R2はフォトカプラーPC2の電流を抑制するための抵抗、DbはトランジスタQsの逆電圧防止用ダイオードである。
これら短絡電流検知方法は、非特許文献1などに示されている。
特開2009−177961号公報 特表2009−525717号公報
「富士IGBTモジュールアプリケーションマニュアル」、2004年2月、RH984
図10〜図13に3レベルのフライングキャパシタ形変換回路における半導体スイッチが短絡故障した時の短絡電流の経路を示す。図10が半導体スイッチT2が短絡した場合の短絡電流経路を、図11が半導体スイッチT3が短絡した場合の短絡電流経路を、図12が半導体スイッチT1が短絡故障した時の短絡電流経路を、図13が半導体スイッチT4が短絡故障した時の短絡電流経路を、各々示す。
半導体スイッチT2又はT3が故障した場合は、コンデンサC1→半導体スイッチT2→半導体スイッチT3を介した経路で短絡電流Iaが流れ、この電流を検出する必要がある。また、半導体スイッチT1又はT4が故障した場合は、直流電源DP→半導体スイッチT1→コンデンサC1→半導体スイッチT4を介した経路で短絡電流Ibが流れ、この電流を検出する必要がある。
図8、図19では2レベルの変換回路を例としたが、本方式の考え方をそのまま図9に示すようなマルチレベル変換回路に適用すると、図14に示すように各スイッチ素子のゲート駆動回路毎に短絡検知回路を設けるか、図15に示すように直流電源部とコンデンサ毎に電流検出器の接続が必要となる。図14に示す回路は、3レベルのフライングキャパシタ形変換回路であるが、各半導体スイッチT1〜T4に各々過電流保護付のゲート駆動回路GD1〜GD4を用いた回路図である。ここで、ダイオードD1〜D4は各半導体スイッチのコレクタ電圧検出用である。図15に示す回路は、3レベルのフライングキャパシタ形変換回路の直流電源DPに電流検出器CD2を、コンデンサC1に電流検出器CD1を設けた回路図である。
以上のようにフライングキャパシタ形のマルチレベル変換器はスイッチ素子数が多い分、又はコンデンサ数が多い分、短絡検知回路数または電流検出器数が多くなるという問題がある。特に図6の従来例の直流部に電流検出器を設ける方式をベースとした場合、フライングキャパシタ方式では、直流電源部と各コンデンサ部に電流検出器を各々設ける必要が生じ、装置構成が複雑で、装置の大型化、高価格化が問題となる。
従って、本発明の課題は、フライングキャパシタ形のマルチレベル変換器において、電流検出器の使用数を削減可能で、装置の小型化、低価格化を実現できる短絡故障検出回路を提供することである。
上述の課題を解決するために、第1の発明においては、直流から交流、もしくは交流から直流に変換する電力変換回路であって、1相分の回路として、直流電源の正側端子と負側端子間に接続した、ダイオードを逆並列接続した半導体スイッチ素子から成る2N(Nは2以上の整数)個の半導体スイッチを直列接続した2N半導体スイッチ直列回路と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中間接続点に接続された交流端子と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中の中間接続点に接続された上下各々1個の半導体スイッチからなる2S半導体スイッチ直列回路と並列に接続されたコンデンサとを備えたフライングキャパシタ形のマルチレベル電力変換回路において、前記コンデンサと直列に電流検出器を接続し、前記電流検出器の検出値の大きさと極性によって、前記半導体スイッチの何れが短絡状態で故障したかを判定する。
第2の発明においては、第1の発明における前記電流検出器の検出値の極性がコンデンサ電荷の放電方向であった場合は、前記コンデンサと並列接続された半導体スイッチの何れかが故障と判定し、充電方向であった場合は前記コンデンサと並列接続されていない半導体スイッチの何れかが故障と判定する。
第3の発明においては、第1又は第2の発明における前記電流検出器の検出値の極性とともに、各半導体スイッチへのオンオフ指令信号との対比によって故障した半導体スイッチを特定する。
第4の発明においては、第3の発明における前記2N半導体スイッチ直列回路の中の中間接続点に接続された上下各々1個の半導体スイッチからなる2S半導体スイッチ直列回路と、前記2S半導体スイッチ直列回路の前記直流電源回路の正端子側及び負端子側に各々接続された半導体スイッチとからなる4個の半導体スイッチで構成された4S半導体スイッチ直列回路の各半導体スイッチを前記直流電源の正側方向から順に第1〜第4の半導体スイッチとした時、前記検出値の極性が放電方向で第2の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第3の半導体スイッチが故障、前記極性が放電方向で第3の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第2の半導体スイッチが故障、前記検出値の極性が充電方向で第1の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第4の半導体スイッチが故障、前記検出値の極性が充電方向で第4の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第1の半導体スイッチが故障、と各々判定する。
第5の発明においては、フライングキャパシタが2個以上接続された4レベル以上のフライングキャパシタ形のマルチレベル変換回路において、交流端子側に接続されたコンデンサと、直流電源側に接続されたコンデンサ又は直流電源部と、前記交流端子側から前記直流電源側に向けて配置された複数のコンデンサの一つおきのコンデンサとに、電流検出器を接続する。
第6の発明においては、第5の発明における過電流を検出した電流検出器とその電流極性に該当するフライングキャパシタが接続されている半導体スイッチへのオンオフ指令信号によって、故障した半導体スイッチを特定する。
本発明では、従来方式と比較して約半数の電流検出器を直流電源又はコンデンサと接続して電流を検出し、制御回路からのオンオフ信号を用いて、短絡故障した素子を特定するようにした。
この結果、従来方式より少ない数の電流検出器を用いて全ての半導体スイッチの短絡故障を検知することが可能となり、小型、低コストの装置を構築することが可能となる。
本発明の第1の実施例を示す回路図である。 第1の実施例の動作説明図Aである。 第1の実施例の動作説明図Bである。 本発明の第2の実施例を示す回路図である。 本発明の第3の実施例を示す回路図である。 本発明の第4の実施例を示す回路図である。 本発明の第5の実施例を示す回路図である。 従来の一般的な電力変換回路システム図である 3レベルフライングキャパシタ形電力変換回路を示す。 3レベルフライングキャパシタ形電力変換回路の短絡故障動作図Aである。 3レベルフライングキャパシタ形電力変換回路の短絡故障動作図Bである。 3レベルフライングキャパシタ形電力変換回路の短絡故障動作図Cである。 3レベルフライングキャパシタ形電力変換回路の短絡故障動作図Dである。 従来の短絡故障検出回路を適用した回路図例Aである。 従来の短絡故障検出回路を適用した回路図例Bである。 4レベルフライングキャパシタ形電力変換回路を示す。 5レベルフライングキャパシタ形電力変換回路を示す。 6レベルフライングキャパシタ形電力変換回路を示す。 従来の短絡故障時の動作説明図である。 従来の短絡故障保護回路付ゲート駆動回路例である。
本発明の要点は、1相分の回路において、2N(Nは2以上の整数)個の半導体スイッチを直列接続した2N半導体スイッチ直列回路と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中間接続点に接続された交流端子と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中の中間接続点に接続された上下各々1個の半導体スイッチからなる2S半導体スイッチ直列回路と並列に接続されたコンデンサとを備えたフライングキャパシタ形のマルチレベル電力変換回路において、前記コンデンサと直列に電流検出器を接続し、前記電流検出器の検出値の大きさと極性によって、前記半導体スイッチの何れが短絡状態で故障したかを判定する点である。さらに、コンデンサの数を複数個使用する回路においては、1個置きのコンデンサに電流検出器を設け、さらにゲート駆動信号との対比で故障素子を特定する。
図1に、本発明の第1の実施例を示す。N=2の時の実施例である。半導体スイッチとしてダイオードを逆並列接続したIGBTを適用した例で説明する。直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に半導体スイッチT1〜T4の直列回路が、半導体スイッチT2とT3との接続点に交流端子が、半導体スイッチT2のコレクタとT3のエミッタとの間にコンデンサC1と電流検出器CDの直列回路が、各々接続された3レベルのフライングキャパシタ形電力変換回路の1相分の回路構成である。直流電源DPの電圧をEdとした時、コンデンサC1の電圧をEd/2とすることで、3レベルの交流出力が可能である。
このような構成における半導体スイッチT2が短絡故障した時の動作図を図2に示す。半導体スイッチT2が故障した状態で、半導体スイッチT3にオン信号が与えられると、コンデンサC1が電源となって、コンデンサC1→半導体スイッチT2→半導体スイッチT3→電流検出器CD→コンデンサC1の経路で短絡電流Iaが流れる。従って、電流検出器で検出される電流検出値が過電流相当の値であることと、電流極性がコンデンサからの放電方向であることから、半導体スイッチT2が短絡故障であることを特定することができる。半導体スイッチT3が短絡故障した場合も同様の動作と原理で故障素子を特定することができる。
半導体スイッチT1が短絡故障した時の動作図を図3に示す。半導体スイッチT1が故障した状態で、半導体スイッチT4にオン信号が与えられると、直流電源DPの電圧EdとコンデンサC1の電圧Ed/2との差電圧で、直流電源DPが電源となって、直流電源DP→半導体スイッチT1→コンデンサC1→電流検出器CD→半導体スイッチT4→コンデンサC1の経路で短絡電流Ibが流れる。従って、電流検出器で検出される電流検出値が過電流相当の値であることと、電流極性がコンデンサを充電する方向であることから、半導体スイッチT1が短絡故障であることを特定することができる。半導体スイッチT4が短絡故障した場合も同様の動作と原理で故障素子を特定することができる。
図7に、短絡故障した半導体スイッチを特定する動作フロー図を示す。ブロックBL1及びBL2によって過電流状態であるかを判定し、過電流と判定されると電流極性が判別された後、ブロックBL3によって半導体スイッチのオン指令は半導体スイッチT2側かT3側かを判別する。半導体スイッチT2側の場合は半導体スイッチT3が故障と判定し、半導体スイッチT3側の場合は半導体スイッチT2が故障と判定する。同様にブロックBL4によって半導体スイッチT1又はT4の故障を判定する。すなわち本動作フローによってどの半導体スイッチが故障したかを判定することが可能となる。判定後はブロックBL5とBL6によってシステムの停止を図る動作フローである。
同様の方法で、後述の4レベル以上の方式においても、同様のアルゴリズムによって短絡故障した半導体スイッチの特定が可能となる。
図4に、本発明の第2の実施例を示す。N=3の時の実施例である。半導体スイッチとしてダイオードを逆並列接続したIGBTを適用した例で説明する。直流電源DP及び交流端子側のコンデンサC1とに電流検出器を接続した回路構成である。直列に電流検出器CD2を接続した直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に半導体スイッチT1〜T6の直列回路が、半導体スイッチT3とT4との接続点に交流端子が、半導体スイッチT3のコレクタとT4のエミッタとの間にコンデンサC1と電流検出器CD1の直列回路が、半導体スイッチT2のコレクタとT5のエミッタとの間にコンデンサC2が、各々接続された4レベルのフライングキャパシタ形電力変換回路の1相分の回路構成である。直流電源DPの電圧をEdとした時、コンデンサC1の電圧をEd/3、コンデンサC2の電圧を2Ed/3とすることで、4レベルの交流出力が可能である。
半導体スイッチT2〜T5の何れかが故障した時の動作は、実施例1と同様である。半導体スイッチT3又はT4が短絡故障した時は、電流検出器CD1で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC1を放電する方向であること、及び半導体スイッチT3又はT4のオンオフ信号との関係から特定することができる。
また、半導体スイッチT2又はT5が短絡故障した時は、コンデンサC2の電圧2Ed/3とコンデンサC1の電圧Ed/3との差電圧で、コンデンサC2→半導体スイッチT2→コンデンサC1→電流検出器CD1→半導体スイッチT5→コンデンサC2の経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD1で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC1を充電する方向であること、及び半導体スイッチT2又はT5のオンオフ信号との関係から特定することができる。
また、半導体スイッチT1又はT6が短絡故障した時は、直流電源DPの電圧EdとコンデンサC2の電圧2Ed/3との差電圧で、直流電源DP→半導体スイッチT1→コンデンサC2→半導体スイッチT6→電流検出器CD2→直流電源DPの経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD2で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC2を充電する方向であること、及び半導体スイッチT1又はT6のオンオフ信号との関係から特定することができる。
図5に、本発明の第3の実施例を示す。実施例2との違いは、電流検出器CD2がコンデンサC2と直列に接続されている点である。交流端子側のコンデンサC1と直流電源側のコンデンサC2に電流検出器を接続した回路構成である。半導体スイッチT3又はT4が短絡故障した時は、電流検出器CD1で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC1を放電する方向であること、及び半導体スイッチT3又はT4のオンオフ信号との関係から特定することができる。
また、半導体スイッチT2又はT5が短絡故障した時は、コンデンサC2の電圧2Ed/3とコンデンサC1の電圧Ed/3との差電圧で、コンデンサC2→半導体スイッチT2→コンデンサC1→電流検出器CD1→半導体スイッチT5→電流検出器CD2→コンデンサC2の経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD1で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC1を充電する方向であること、及び半導体スイッチT2又はT5のオンオフ信号との関係から、又は電流検出器CD2で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC2を放電する方向であること、及び半導体スイッチT2又はT5のオンオフ信号との関係から、特定することができる。
また、半導体スイッチT1又はT6が短絡故障した時は、直流電源DPの電圧EdとコンデンサC2の電圧2Ed/3との差電圧で、直流電源DP→半導体スイッチT1→コンデンサC2→電流検出器CD2→半導体スイッチT6→直流電源DPの経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD2で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC2を充電する方向であること、及び半導体スイッチT1又はT6のオンオフ信号との関係から特定することができる。
図6に、本発明の第4の実施例を示す。N=4の時の実施例である。半導体スイッチとしてダイオードを逆並列接続したIGBTを適用した例で説明する。交流端子側のコンデンサC1及び直流電源側のコンデンサC3と直列に電流検出器を接続した回路構成である。また、交流電源側のコンデンサから直流電源側のコンデンサの1個置きに電流検出器が接続された回路構成である。直流電源DPの正側端子Pと負側端子Nとの間に半導体スイッチT1〜T8の直列回路が、半導体スイッチT4とT5との接続点に交流端子が、半導体スイッチT4のコレクタとT5のエミッタとの間にコンデンサC1と電流検出器CD1の直列回路が、半導体スイッチT3のコレクタとT6のエミッタとの間にコンデンサC2が、半導体スイッチT2のコレクタとT7のエミッタとの間にコンデンサC3と電流検出器CD2の直列回路が、各々接続された5レベルのフライングキャパシタ形電力変換回路の1相分の回路構成である。直流電源DPの電圧をEdとした時、コンデンサC1の電圧をEd/4、コンデンサC2の電圧を2Ed/4=Ed/2、コンデンサC3の電圧を3Ed/4とすることで、5レベルの交流出力が可能である。
半導体スイッチT2〜T7の何れかが故障した時の動作は、実施例2又は3と同様である。半導体スイッチT4又はT5が短絡故障した時は、電流検出器CD1で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC1を放電する方向であること、及び半導体スイッチT3又はT4のオンオフ信号との関係から特定することができる。
また、半導体スイッチT3又はT6が短絡故障した時は、コンデンサC2の電圧Ed/2とコンデンサC1の電圧Ed/4との差電圧で、コンデンサC2→半導体スイッチT3→コンデンサC1→電流検出器CD1→半導体スイッチT6→コンデンサC2の経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD1で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC1を充電する方向であること、及び半導体スイッチT3又はT6のオンオフ信号との関係から特定することができる。
また、半導体スイッチT2又はT7が短絡故障した時は、コンデンサC3の電圧3Ed/4とコンデンサC2の電圧Ed/2との差電圧で、コンデンサC3→半導体スイッチT2→コンデンサC2→半導体スイッチT7→電流検出器CD2→コンデンサC3の経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD2で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC3を放電する方向であること、及び半導体スイッチT2又はT7のオンオフ信号との関係から特定することができる。
また、半導体スイッチT1又はT8が短絡故障した時は、直流電源DPの電圧EdとコンデンサC3の電圧3Ed/4との差電圧で、直流電源DP→半導体スイッチT1→コンデンサC3→電流検出器CD2→半導体スイッチT8→直流電源DPの経路で短絡電流が流れる。従って、電流検出器CD2で検出される電流値が過電流相当であることと、電流極性がコンデンサC3を充電する方向であること、及び半導体スイッチT1又はT8のオンオフ信号との関係から特定することができる。
同様の方法で、4レベル以上のフライングキャパシタ形電力変換回路においても、図7に示すアルゴリズムにより、短絡故障した半導体スイッチを特定することができる。
電流検出器としては、CT、シャント抵抗、ロゴスキーコイル、磁気センサーなど直接的、間接的に短絡電流が流れる経路中の電流を検出できるものであれば適用可能である。
また、図面上はコンデンサの低電位側に電流検出器を設置したが、高電位側に設置しても同様に実現できる。
本発明は、フライングキャパシタ形電力変換回路における短絡故障した半導体スイッチを特定するための電流検出器の回路への挿入方法と特定方法であり、フライングキャパシタ形電力変換回路を適用する高圧電動機駆動装置、系統連系用変換装置などへの適用が可能である。
T1〜T10・・・半導体スイッチ(IGBT) DP・・・直流電源
CD、CD1、CD2・・・電流検出器 C1〜C4・・・コンデンサ
Qu,Qv、Qw、Qx、Qy、Qz・・・半導体スイッチ(IGBT)
TA、TB、TM・・・半導体スイッチ(IGBT)
GD、GD1〜GD4・・・ゲート駆動回路 D1〜D4・・・ダイオード
GDu、GDv、GDw、GDx、GDy、GDz・・・ゲート駆動回路
ACM・・・電動機 CNT・・・制御回路
PC1、PC2・・・フォトカプラー 、Db、Dd・・・ダイオード
Qf、Qr、Qs・・・トランジスタ Cd・・・コンデンサ
CP、CN・・・駆動電源 ZD・・・ツェナーダイオード
R1、R2、RG・・・抵抗

Claims (6)

  1. 直流から交流、もしくは交流から直流に変換する電力変換回路であって、1相分の回路として、直流電源の正側端子と負側端子間に接続した、ダイオードを逆並列接続した半導体スイッチ素子から成る2N(Nは2以上の整数)個の半導体スイッチを直列接続した2N半導体スイッチ直列回路と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中間接続点に接続された交流端子と、前記2N半導体スイッチ直列回路の中の中間接続点に接続された上下各々1個の半導体スイッチからなる2S半導体スイッチ直列回路と並列に接続されたコンデンサとを備えたフライングキャパシタ形のマルチレベル電力変換回路において、前記コンデンサと直列に電流検出器を接続し、前記電流検出器の検出値の大きさと極性によって、前記半導体スイッチの何れが短絡状態で故障したかを判定することを特徴とするマルチレベル電力変換回路。
  2. 請求項1に記載のマルチレベル電力変換回路において、前記電流検出器の検出値の極性がコンデンサ電荷の放電方向であった場合は、前記コンデンサと並列接続された半導体スイッチの何れかが故障と判定し、充電方向であった場合は前記コンデンサと並列接続されていない半導体スイッチの何れかが故障と判定することを特徴とするマルチレベル電力変換回路。
  3. 請求項1又は2に記載のマルチレベル電力変換回路おいて、前記検出値の極性とともに、各半導体スイッチへのオンオフ指令信号によって故障した半導体スイッチを特定することを特徴とするマルチレベル電力変換回路。
  4. 請求項3に記載のマルチレベル電力変換回路おいて、前記2N半導体スイッチ直列回路の中の中間接続点に接続された上下各々1個の半導体スイッチからなる2S半導体スイッチ直列回路と、前記2S半導体スイッチ直列回路の前記直流電源回路の正端子側及び負端子側に各々接続された半導体スイッチとからなる4個の半導体スイッチで構成された4S半導体スイッチ直列回路の各半導体スイッチを前記直流電源の正側方向から順に第1〜第4の半導体スイッチとした時、前記検出値の極性が放電方向で第2の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第3の半導体スイッチが故障、前記極性が放電方向で第3の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第2の半導体スイッチが故障、前記検出値の極性が充電方向で第1の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第4の半導体スイッチが故障、前記検出値の極性が充電方向で第4の半導体スイッチにオン指令信号が入力されていた場合は第1の半導体スイッチが故障、と各々判定することを特徴とするマルチレベル電力変換回路。
  5. フライングキャパシタが2個以上接続された4レベル以上のフライングキャパシタ形のマルチレベル変換回路において、交流端子側に接続されたコンデンサと、直流電源側に接続されたコンデンサ又は直流電源部と、前記交流端子側から前記直流電源側に向けて配置された複数のコンデンサの一つおきのコンデンサとに、電流検出器を接続することを特徴とするマルチレベル電力変換回路。
  6. 請求項5に記載のマルチレベル電力変換回路において、過電流を検出した電流検出器とその電流極性に該当するフライングキャパシタが接続されている半導体スイッチへのオンオフ指令信号によって、故障した半導体スイッチを特定することを特徴とするマルチレベル電力変換回路。
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