JP2015065576A - 電力線搬送通信システム及び電力線搬送通信装置 - Google Patents

電力線搬送通信システム及び電力線搬送通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力線搬送通信の設置環境に応じて適切な変調方式を設定し、障害に強く安定したネットワークを構築する。【解決手段】電力線を介して任意の電力線搬送通信装置が他の電力線搬送通信装置からの通信データを中継することによって通信ネットワークを構成し、通信データを集約装置が集約する。集約装置は、電力線を介して電力線搬送通信方式で通信データを送受信する電力線搬送通信部と、電力線搬送通信部で受信した通信データから電力線搬送通信装置数及びトラフィック量を計数する計数部36と、電力線搬送通信部で受信した通信データから通信品質を導出する通信品質測定部37と、計数部36及び通信品質測定部37からの情報に基づいて適切な変調方式を決定する判定部38と、電力線搬送通信装置に対して判定部38により決定した適切な変調方式を使用するように指令を発する指令部39と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、電力供給に用いられる電力線を伝送路として用いる電力線搬送通信システム及び電力線搬送通信装置に関する。
近年、複数の通信装置によってネットワークを構築し、隣接した通信装置間でパケットを中継することにより、直接信号の届かない通信装置同士での通信を実現するマルチホップ型の通信システムが広がりを見せている。通信装置には種々のセンサが取り付けられ、例えば、電力やガス、水道の使用量などの各種情報を収集や制御するAMIシステム(Advanced Metering Infrastructure System)に使用されている。さらに通信システムを実現する方式として、建物に電力を供給する電力線を伝送路に利用した電力線搬送通信方式が用いられ、盛んに研究開発が進められている。
このような電力線搬送通信方式においては、伝送路における伝搬特性の変動が生じる場合でも伝送効率の向上を図ることを目的として、繰り返し性の高い伝送特性の変動を測定し、各状態に符合した適正な変調方式で通信を行う手法がある。
上記手法によれば、伝送特性が劣化している期間における通信エラーを防止または抑制でき、しかも長期間(数秒〜数分)に亘ってSN比が悪い場合に適した伝送信号量の少ない変調方式のままとなることがなくなり、伝送効率の向上を図ることができる。
特開2008−288695号公報
しかしながら、上記手法による電力線搬送通信方式では、通信システムの設置環境に応じた適切な設定を行なうことができない。
本発明の実施形態は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、電力線搬送通信の設置環境に応じて適切な変調方式を設定し、障害に強く安定したネットワークを構築できる電力線搬送通信システム及び電力線搬送通信装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明の実施形態の電力線搬送通信システムは、電力線を介して任意の電力線搬送通信装置が他の電力線搬送通信装置からの通信データを中継することによって通信ネットワークを構成し、前記通信データを集約装置が集約する電力線搬送通信システムであって、前記集約装置は、前記電力線を介して電力線搬送通信方式で前記通信データを送受信する電力線搬送通信部と、前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、電力線搬送通信装置数及びトラフィック量を計数する計数部と、前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、通信品質を導出する通信品質測定部と、前記計数部からの電力線搬送通信装置数情報やトラフィック量情報、前記通信品質測定部からの通信品質情報に基づいて適切な変調方式を決定する判定部と、前記電力線搬送通信装置に対して、前記判定部により決定した適切な変調方式を使用するように指令を発する指令部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の実施形態の電力線搬送通信装置は、相互に電力線搬送通信可能な範囲に分散して配置されることによってツリー型ネットワークを構成し、前記ツリー型ネットワークにおけるノードに位置する所定の電力線搬送通信装置が電力線を介して他の電力線搬送通信装置からの通信データを中継し、かつ前記ノードに位置する電力線搬送通信装置は、前記電力線を介して電力線搬送通信方式で通信データを送受信する電力線搬送通信部と、前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、電力線搬送通信装置数及びトラフィック量を計数する計数部と、前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、通信品質を導出する通信品質測定部と、前記計数部からの電力線搬送通信装置数情報やトラフィック量情報、前記通信品質測定部からの通信品質情報に基づいて適切な変調方式を決定する判定部と、他の電力線搬送通信装置に対して、前記判定部により決定した適切な変調方式を使用するように指令を発する指令部と、を備えることを特徴とする。
本発明の第1の実施形態に係る電力線搬送通信システムの全体構成を示す概略図である。 図1の電力線搬送通信システムにおける管理装置の詳細な構成を示すブロック図である。 図1の電力線搬送通信システムにおける集約装置の詳細な構成を示すブロック図である。 図3の集約装置における制御部の詳細な構成を示すブロック図である。 図1の電力線搬送通信システムにおける電力線搬送通信装置の詳細な構成を示すブロック図である。 図4の判定部により変調方式を判定する一手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態において、図4の判定部により変調方式を判定する他の手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る電力線搬送通信システムにおける電力線搬送通信装置の制御部の詳細な構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る電力線搬送通信システムの全体構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
[第1の実施形態]
(電力線搬送通信システムの全体構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電力線搬送通信システムの全体構成を示す概略図である。
この電力線搬送通信システム10では、全ての情報を収集して管理する管理装置20と、ネットワーク上の複数の基地局の情報を集約して管理する集約装置30と、ネットワーク上に配置された複数の電力線搬送通信装置(基地局)40〜190と、の3種類の機器が配備されている。電力線搬送通信装置40〜190は互いに電力線11で接続され、電力線搬送通信可能な範囲で分散して配置されている。各電力線搬送通信装置40〜190には、例えば、各家庭の電力量計がそれぞれセンサとして接続されており、需要側が利用した電力量をセンサが収集する情報(センシング情報)として電力線搬送通信方式で送信できるようになっている。
即ち、本電力線搬送通信システム10は、電力線搬送通信機能を有する複数の電力線搬送通信装置40〜190により自律分散型ネットワークを形成し、各電力線搬送通信装置40〜190において収集されたセンシング情報(パケット)を自律分散型ネットワークを介して他の複数の電力線搬送通信装置40〜190または集約装置30に伝送する。この多段中継方式を用いることによって、多所に拡散するセンシング情報を効率良く収集することができる。また、本電力線搬送通信システム10における自律分散型ネットワークは、需要側と供給側で双方向の情報通信を行い、双方の制御装置により適正な需要量を制御するとともに、それに応じた適正な発電量の維持・制御を実現するために用いられる。
(電力線搬送通信方式)
本電力線搬送通信システム10において用いられる電力線搬送通信方式としては、例えば、ITU(国際電気通信連合)が標準化しているG3−PLC規格(ITU−T G.9903)を挙げることができる。G3−PLC規格では、例えば、DQPSK(Differential Quadrature Phase Shift Keying)、DBPSK(Differential Binary Phase Shift Keying)、ROBO(Robust mode)などの伝送品質や伝送速度の異なる複数の変調方式を定義している。これらの3つの変調方式においては、ROBOモードが一番伝送品質が高く、DBPSKモード、DQPSKモードの順に伝送品質が低くなる。また、DQPSKモードが一番伝送速度が速く、DBPSKモード、ROBOモードの順に伝送速度が遅くなる。本実施形態の電力線搬送通信システム10では、後述するように、これらの複数の変調方式のうち最適な変調方式を選択して通信を行うことができる。以下、電力線搬送通信システム10を構成する管理装置20、集約装置30、電力線搬送通信装置40〜190の順に、さらに詳しく説明する。
(管理装置20)
管理装置20は集約装置30を管理するものであり、集約装置30との間で、光通信網等の確実な通信手段により情報通信可能となるように接続されている。管理装置20は、集約装置30を介して、分散配置された各電力線搬送通信装置40〜190が収集した情報の全てを収集することができる。例えば、電力線搬送通信装置150のセンサが収集した情報は、接続関係のある電力線搬送通信装置110、60を経由し、集約装置30に転送される。集約装置30が収集した全ての情報は、最終的に管理装置20に転送され管理される。各電力線搬送通信装置40〜190が収集した情報は、情報収集した対象物または対象物が存在する地域などの状態解析に利用される。
図2に、本実施形態の電力線搬送通信システム10における管理装置20の詳細な構成を示す。管理装置20は、制御部21、通信部22、記憶部23、操作部24を有している。制御部21は、管理装置20の各部の動作を制御する。通信部22は、管理装置20に接続されている集約装置30との間で広域通信網12を介して双方向に通信するためのインタフェースである。記憶部23は、各種情報を記憶する。操作部24は、オペレータが操作するためのインタフェースである。上記により、管理装置20は、自動またはオペレータの操作により、電力線搬送通信装置40〜190に対して、集約装置30を経由して、各種情報を送信できるように構成されている。
(集約装置30)
集約装置30は、電力線搬送通信装置40〜190のうち少なくとも1つと電力線搬送通信可能な範囲に配置されている。集約装置30は、多段中継方式により互いに電力線搬送通信する各電力線搬送通信装置40〜190で構成されるネットワークを統括し、各電力線搬送通信装置40〜190が収集した情報を集約する。また、図1における各電力線搬送通信装置40〜190、集約装置30の間で示す実線は、互いに電力線搬送通信の接続関係(接続状態)が存在することを示している。各電力線搬送通信装置40〜190は、接続関係にある隣接機器間で電力線搬送通信方式により情報(データ)通信する。従って、各電力線搬送通信装置40〜190は、直接または間接的に、集約装置30に情報を送信する。
図3に、本実施形態の電力線搬送通信システム10における集約装置30の詳細な構成を示す。集約装置30は、制御部31、広域通信部32、電力線搬送通信部33、記憶部34を有している。制御部31は、集約装置30の各部の動作を制御する。広域通信部32は、管理装置20との間で広域通信網12を介して双方向に通信するためのインタフェースである。電力線搬送通信部33は、電力線搬送通信装置40〜190の少なくとも何れか1つとの間で電力線11を介して双方向に通信するためのインタフェースである。記憶部34は、各種情報を記憶する機能を有する。
図4に、集約装置30における制御部31の詳細な構成を示す。
制御部31は、計数部36、通信品質測定部37、判定部38、指令部39を有している。計数部36は、電力線搬送通信部33より受信したパケットから電力線搬送通信装置数やトラフィック量を計数する。通信品質測定部37は、電力線搬送通信部33より受信したパケット及び送信したパケットから通信品質を測定する。判定部38は、計数部36からの電力線搬送通信装置数情報やトラフィック量情報、通信品質測定部37からの通信品質情報に基づいて適切な変調方式を決定する。指令部39は、電力線搬送通信部33を介して電力線搬送通信装置40〜190に対し、決定した変調方式の使用指令を発する。
(電力線搬送通信装置40〜190)
電力線搬送通信装置40〜190は、互いに電力線搬送通信可能な範囲で、分散して配置されている。電力線搬送通信装置40〜190には、例えば、各家庭の電力量計がそれぞれセンサとして接続されている。つまり、各電力線搬送通信装置40〜190は、需要家が利用した電力量を電力線搬送通信方式で送信することができる。
なお、本明細書では、電力線搬送通信装置40〜190を総称して、または、これらのうちの少なくとも1つを指して、単に電力線搬送通信装置という場合がある。また、本明細書では、任意の電力線搬送通信装置との関係において、この任意の電力線搬送通信装置以外の電力線搬送通信装置のうちの少なくとも1つを指して、他の電力線搬送通信装置という場合がある。
図5に、本実施形態の電力線搬送通信システム10における電力線搬送通信装置40の詳細な構成を示す。なお、電力線搬送通信装置50〜190は、電力線搬送通信装置40と同様の構成であるため、説明を省略する。
電力線搬送通信装置40は、電力線搬送通信部41、制御部42、記憶部43を有している。電力線搬送通信部41は、電力線11と接続され、接続関係にある隣接機器間で電力線搬送通信方式により情報(データ)通信する。
G3−PLC規格では、上述したように、DQPSKモード、DBPSKモード、ROBOモードなどの伝送品質や伝送速度の異なる複数の変調方式を定義している。電力線搬送通信部41は、通信方式設定部(図示せず)を有し、上記の複数の変調方式の中から1つを設定することができる。また、制御部42は、電力線搬送通信部41、記憶部43と接続され、接続関係にある隣接機器間への通信制御や、通信方式設定部への設定制御、記憶部43に対して各種情報の制御を行う。
(作用)
上記のように構成されている電力線搬送通信システム10では、各電力線搬送通信装置40〜190は、直接または間接的に、集約装置30に情報を電力線搬送通信方式で送信する。
ここで、電力線搬送通信装置40〜190のうち、例えば、電力線搬送通信装置60は、集約装置30、電力線搬送通信装置100ならびに電力線搬送通信装置110と接続関係にあり、これらの機器から送信されるパケットを受信し、適切な相手へ中継する。また、接続関係にない電力線搬送通信装置から送信されるパケットであっても一定以上の信号レベルであればパケットを受信することができる。これらの受信したパケットは最終的に集約装置30に送信される。さらに、電力線搬送通信装置60以外の他の電力線搬送通信装置においても同様に、受信したパケットが最終的に集約装置30に送信される。
集約装置30では、受信したパケットが図3に示す電力線搬送通信部33から制御部31に送られ、図4に示す制御部31内の計数部36において各電力線搬送通信装置数やトラフィック量を導出する。
ここで、電力線搬送通信装置数は、同じ電力線11に接続された電力線搬送通信装置数の情報であって、例えば、パケット内の送信元MACアドレスやIPアドレス、メーター機器情報に対応する情報である。また、トラフィック量は、単位時間当たりのパケット量に対応する情報である。これらの情報に基づいて、判定部38は、適切な変調方式を判定する。
例えば、トラフィック量が少ない設置環境下では信号帯域を使い切ることはないため、判定部38は、G3−PLC規格の中で最も伝送速度の遅いROBOモードを使用するように判定する。
図6に、判定部38により変調方式を判定する一手順を示す。
まず、判定部38は、初期段階としてROBOモードを使用するように判定する(ステップS11)。
次に、判定部38は、計数部36において導出されたトラフィック量が一杯か否かを判定し(ステップS12)、一杯と判断した場合は(ステップS12でYes)、ROBOモードよりも伝送速度が速いDBPSKモードを使用するように判定する(ステップS13)。
さらに、判定部38は、DBPSKモードを使用した場合において、計数部36において導出されたトラフィック量が一杯か否かを判定し(ステップS14)、DBPSKモードを使用してもなお、トラフィック量が一杯である場合は(ステップS14でYes)、DBPSKモードよりも伝送速度が速いDQPSKモードを使用するように判定する(ステップS15)。即ち、トラフィック量が多い設置環境下では、信号帯域を使い切っているため、G3−PLC規格の中で最も伝送速度の速いDQPSKを使用するように判定する。
一方、トラフィック量が一杯でない場合(ステップS12及びステップS14でNo)は、変調方式の変更は行わない。変調方式が決定すると、指令部39は、各電力線搬送通信装置40〜190の電力線搬送通信部内の通信方式設定部(図示せず)対して、決定した変調方式を使用するように指令を発する(ステップS16)。
このようにして決定した適切な変調方式についての指令は、電力線搬送通信部33から電力線11を介して、各電力線搬送通信装置40〜190に対して変更命令パケットとして送信される。変更命令パケットを受信した各電力線搬送通信装置40〜190は変調方式を変更する。
(効果)
本実施形態によれば、電力線搬送通信の設置環境、特に、トラフィック量に応じて適切な変調方式を設定し、障害に強く安定したネットワークを構築できる。
また、本実施形態では、ツリー構造のトポロジを構成するネットワークにおいて、根(ルート)となる集約装置30は、ネットワークの節(ノード)となる電力線搬送通信装置(即ち、末端となる電力線搬送通信装置以外の電力線搬送通信装置)及び葉(リーフ)となる電力線搬送通信装置(即ち、末端となる電力線搬送通信装置)の全体の構成を把握できるので、より適切な変調方式を決定することができる。
なお、上記実施形態では、計数部36において測定したトラフィック量により変調方式を決定したが、各電力線搬送通信装置数を用いて変調方式を決定しても同様の効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、判定部38において、トラフィック量によって変調方式を決定したが、本実施形態では、通信品質を用いて変調方式を決定する例について説明する。
第1の実施形態と同様に、電力線搬送通信システム10において、各電力線搬送通信装置40〜190は、直接または間接的に、集約装置30に情報を電力線搬送通信方式で送信する。
集約装置30において、各電力線搬送通信装置40〜190から受信したパケットは図3に示す電力線搬送通信部33から制御部31に送られ、図4に示す制御部31内の通信品質測定部37がパケットの通信品質に関する情報から通信品質を導出する。
ここで、通信品質に関する情報は、伝送路間の通信品質を示す情報であって、例えば、パケットエラーレートや相手装置に対する再送回数、信号強度に対応する情報等が挙げられる。これらの情報に基づいて、通信品質測定部37は通信品質を導出し、判定部38は、適切な変調方式を判定する。
例えば、通信品質の悪い設置環境下では信頼性の高い変調方式を使用したほうが効率的なため、判定部38は、G3−PLC規格の中で最も信頼性の高いROBOモードを使用するように判定する。
図7に、本実施形態において、判定部38により変調方式を判定する他の手順を示す。
まず、判定部38は、初期段階としてDQPSKモードを使用するように判定する(ステップS21)。
次に、判定部38は、通信品質が問題ないかを判定し(ステップS22)、問題ありと判断した場合は(ステップS22でNo)、より悪い品質でも通信可能なDBPSKモードを使用するように判定する(ステップS23)。
さらに、判定部38は、DBPSKモードを使用した場合において、通信品質が問題ないかを判定し(ステップS24)、DBPSKモードを使用してもなお、伝送品質が改善されない場合は(ステップS24でNo)、より悪い品質でも通信可能なROBOモードを使用するように判定する(ステップS25)。即ち、通信品質の悪い設置環境下では信頼性の高い変調方式を使用したほうが効率的なため、判定部38は、G3−PLC規格の中で最も信頼性の高いROBOモードを使用するように判定する。
一方、伝送品質が問題ない場合(ステップS22及びステップS24でYes)は、変調方式の変更は行わない。変調方式が決定すると、指令部39は、各電力線搬送通信装置40〜190の電力線搬送通信部内の通信方式設定部(図示せず)対して、決定した変調方式を使用するように指令を発する(ステップS26)。
このようにして決定した適切な変調方式についての指令は、電力線搬送通信部33から電力線11を介して、各電力線搬送通信装置40〜190に対して変更命令パケットとして送信される。変更命令パケットを受信した各電力線搬送通信装置40〜190は変調方式を変更する。
(効果)
本実施形態によれば、電力線搬送通信の設置環境、特に、通信品質に応じて適切な変調方式を設定し、障害に強く安定したネットワークを構築できる。
また、本実施形態では、ツリー構造のトポロジを構成するネットワークにおいて、根(ルート)となる集約装置30は、ネットワークの節(ノード)となる電力線搬送通信装置及び葉(リーフ)となる電力線搬送通信装置の全体の構成を把握できるので、より適切な変調方式を決定することができる。
[第3の実施形態]
第1、2の実施形態では、集約装置30の制御部31において、変調方式の変更を判断する例を示したが、本実施形態では、図1に示す電力線搬送通信装置50、60、110、120、160のように、末端部の葉(リーフ)ではない位置、即ち、節(ノード)の位置にある電力線搬送通信装置の制御部が変調方式の変更を判定する例について説明する。
図8に、本実施形態において、節(ノード)の位置にある電力線搬送通信装置の制御部42の詳細な構成を示す。
制御部42は、計数部46、通信品質測定部47、判定部48、指令部49を有している。計数部46は、電力線搬送通信部41より受信したパケットから電力線搬送通信装置数やトラフィック量を計数する。通信品質測定部47は、電力線搬送通信部41より受信したパケット及び送信したパケットから通信品質を測定する。判定部48は、計数部46からの電力線搬送通信装置数情報やトラフィック量情報、通信品質測定部47からの通信品質情報に基づいて適切な変調方式を決定する。指令部49は、電力線搬送通信部41を介して他の電力線搬送通信装置に対し、決定した変調方式の使用指令を発する。
以下、図1に示す電力線搬送通信装置40〜190のうち、節(ノード)の位置にある電力線搬送通信装置として、電力線搬送通信装置120を例として説明する。電力線搬送通信装置120は、電力線搬送通信装置160、170、70と接続関係にあり、これらの機器から送信されるパケットを受信する。また、接続関係にない電力線搬送通信装置から送信されるパケットであっても一定以上の信号レベルであればパケットを受信することができる。
これらの受信したパケットは図5に示す電力線搬送通信部41から制御部42に送られ、図8に示す制御部42内の計数部46において各電力線搬送通信装置数やトラフィック量を導出する。これらの情報に基づいて、判定部48は、第1の実施形態と同様に、図6に示した手順によって適切な変調方式を決定する。また、図8に示す制御部42内の通信品質測定部47において通信品質を導出する。これらの情報に基づいて、判定部48は、第2の実施形態と同様に、図7に示した手順によって適切な変調方式を決定する。
このようにして決定した適切な変調方式は、指令部49により自機器の通信方式設定部に対して変更命令を出して変調方式を変更するとともに、他の電力線搬送通信装置に対して変更命令パケットを送信する。変更命令パケットを受信した他の電力線搬送通信装置は変調方式を変更する。
本実施形態によれば、複数の電力線搬送通信装置に関する情報を集約装置に全て集約しなくとも、節(ノード)の位置にある電力線搬送通信装置において、電力線搬送通信の設置環境、特に、トラフィック量や各電力線搬送通信装置数、または通信品質に応じて適切な変調方式を設定し、障害に強く安定したネットワークを構築することができる。
[第4の実施形態]
図9は、本発明の第4の実施形態に係る電力線搬送通信システムの全体構成を示す概略図である。
この電力線搬送通信システム10’では、6.6kVから降圧する変圧器25の二次側に集約装置30、30’、30’’が並列に配置され、各集約装置30、30’、30’’に、それぞれ複数の電力線搬送通信装置210〜240、250〜330、340〜390が電力線搬送通信可能な範囲で分散して配置されている。また、電力線搬送通信装置210〜240に属する各電力線搬送通信装置は互いに同一の論理ネットワークグループに所属していると認識される。同様に、電力線搬送通信装置250〜330に属する各電力線搬送通信装置、電力線搬送通信装置340〜390に属する各電力線搬送通信装置も、互いに同一の論理ネットワークグループに所属していると認識される。
しかし、上記構成の電力線搬送通信システム10’においては、変圧器25の二次側に接続された電力線搬送通信装置は、互いに信号帯域を共有するため、自機の所属する論理ネットワークグループの電力線搬送通信装置の他、自機が所属しない他の論理ネットワークグループの電力線搬送通信装置を認識することがある。また、集約装置30、30’、30’’においても、自機が情報を集約する電力線搬送通信装置が所属する論理ネットワークグループ以外の他の電力線搬送通信装置を認識することがある。
例えば、仮に変圧器25の二次側に集約装置30と電力線搬送通信装置210〜240のみで電力線搬送通信システムが構成されている場合は、集約装置30が集約する電力線搬送通信装置の情報は、電力線搬送通信装置210〜240の4台からの情報のみである。このようなトラフィック量や電力線搬送通信装置数が少ない設置環境下では信号帯域を使い切ることはないため、集約装置30の制御部31内の判定部38は、G3−PLC規格の中で最も伝送速度の遅いROBOモードを使用するように決定する。
しかしながら、上記構成の電力線搬送通信システム10’においては、変圧器25の二次側に接続された電力線搬送通信装置は、互いに信号帯域を共有するため、集約装置30の制御部31内の計数部36は、対象となる論理ネットワークグループに所属する電力線搬送通信装置210〜240の他、対象外の他の論理ネットワークグループに所属する電力線搬送通信装置250〜390までも認識することがある。このような場合、判定部38は、トラフィック量や電力線搬送通信装置数が多い設定環境下として、G3−PLC規格の中で最も伝送速度の速いDQPSKモードを使用するように決定してしまう。
このような場合、計数部36は、受信したパケット内の送信元のMACアドレスやIPアドレスを参照して、計数対象となる電力線搬送通信装置数を本来の対象となる論理ネットワークグループの電力線搬送通信装置210〜240のみと判別する。計数部36は、本来の対象となる論理ネットワークグループを構成する電力線搬送通信装置210〜240のトラフィックを計算し、判定部38は当該トラフィックに基づき、適切な変調方式を決定し、指令部39から変調方式の変更命令を送信する。適切な変調方式の選択手法は、図6に示す手法と同様である。このように物理層ごとのトラフィックを計数部36にて算出するようにしてもよい。
また、集約装置30、30’、30’’間で、それぞれの集約装置に係属する、電力線搬送通信装置の台数に関する情報を相互に通信にて取得し、自己の集約装置に係属する電力線搬送通信装置の台数を算出し、係属する電力線搬送通信装置の台数により、変調方式を選択するようにしてもよい。例えば、係属する電力線搬送通信装置0〜10台をROBOモード、10〜50台をDPSKモード、50〜100台をDQSKモードとするようにしてもよい。トラフィック量は時間とともに変動するが、係属する電力線搬送通信装置の台数は変動しないため、容易に変調方式を選択することができる。
前述のとおり、物理層レベルでのトラフィックを計数することや、集約装置同士が互いに装置数を交換することにより、各集約装置に係属する電力線搬送通信装置数に対応した適切な変調方式を選択することが可能になる。
以上のことにより、本実施形態によれば、互いに信号帯域を共有する電力線搬送通信装置に対しても適切な変調方式を設定可能であり、障害に強く安定したネットワークを提供することが可能になる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、伝送品質や伝送速度の異なる3つの変調方式(DQPSKモード、DBPSKモード、ROBOモード)を用いたが、これらの3つのモード以外の変調方式を用いることも可能である。
(2)第1〜第3の実施形態として、管理装置20を有する電力線搬送通信システムの例を示したが、管理装置20を省略したシステムであっても良い。
(3)第1〜第3の実施形態として、図1に示す構造の電力線搬送通信システムの例を示したが、集約装置30や電力線搬送通信装置40〜190の数は、任意の値とすることができる。
(4)第4の実施形態では、図9に示す構造の電力線搬送通信システムの例を示したが、集約装置30、30’、30’’や電力線搬送通信装置210〜390の数は、任意の値とすることができる。
(5)第4の実施形態では、図9に示すように、電力線搬送通信装置210〜240間、電力線搬送通信装置250〜330間、電力線搬送通信装置340〜390間をそれぞれ同一の論理ネットワークグループとしたが、異なる論理ネットワークグループ間で電力線11を共有させることによって、互いに信号帯域を共有させることもできる。
(6)以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
11…電力線、
12…広域通信網、
20…管理装置、
21…制御部、
22…通信部、
23…記憶部、
24…操作部、
25…変圧器、
30…集約装置、
31…制御部、
32…広域通信部、
33…電力線搬送通信部、
34…記憶部、
36…計数部、
37…通信品質測定部、
38…判定部、
39…指令部、
40〜390…電力線搬送通信装置、
41…電力線搬送通信部、
42…制御部、
43…記憶部、
46…計数部、
47…通信品質測定部、
48…判定部、
49…指令部

Claims (6)

  1. 電力線を介して任意の電力線搬送通信装置が他の電力線搬送通信装置からの通信データを中継することによって通信ネットワークを構成し、前記通信データを集約装置が集約する電力線搬送通信システムであって、前記集約装置は、
    前記電力線を介して電力線搬送通信方式で前記通信データを送受信する電力線搬送通信部と、
    前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、電力線搬送通信装置数及びトラフィック量を計数する計数部と、
    前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、通信品質を導出する通信品質測定部と、
    前記計数部からの電力線搬送通信装置数情報やトラフィック量情報、前記通信品質測定部からの通信品質情報に基づいて適切な変調方式を決定する判定部と、
    前記電力線搬送通信装置に対して、前記判定部により決定した適切な変調方式を使用するように指令を発する指令部と、
    を備えることを特徴とする電力線搬送通信システム。
  2. 前記適切な変調方式は、DQPSKモード、DBPSKモード、ROBOモードのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の電力線搬送通信システム。
  3. 前記判定部は、前記計数部からのトラフィック量や各電力線搬送通信装置数が大きくなるに従って、ROBOモード、DBPSKモード、DQPSKモードの順に変調方式を変更することを特徴とする請求項2に記載の電力線搬送通信システム。
  4. 前記判定部は、前記通信品質測定部からの通信品質が劣化するに従って、DQPSKモード、DBPSKモード、ROBOモードの順に変調方式を変更することを特徴とする請求項2に記載の電力線搬送通信システム。
  5. 相互に電力線搬送通信可能な範囲に分散して配置されることによってツリー型ネットワークを構成し、前記ツリー型ネットワークにおけるノードに位置する所定の電力線搬送通信装置が電力線を介して他の電力線搬送通信装置からの通信データを中継し、かつ前記ノードに位置する電力線搬送通信装置は、
    前記電力線を介して電力線搬送通信方式で通信データを送受信する電力線搬送通信部と、
    前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、電力線搬送通信装置数及びトラフィック量を計数する計数部と、
    前記電力線搬送通信部で受信した通信データから、通信品質を導出する通信品質測定部と、
    前記計数部からの電力線搬送通信装置数情報やトラフィック量情報、前記通信品質測定部からの通信品質情報に基づいて適切な変調方式を決定する判定部と、
    他の電力線搬送通信装置に対して、前記判定部により決定した適切な変調方式を使用するように指令を発する指令部と、
    を備えることを特徴とする電力線搬送通信装置。
  6. 変圧器の二次側に複数の前記集約装置が並列に配置され、前記集約装置毎に、それぞれ複数の電力線搬送通信装置が電力線を介して電力線搬送通信可能な範囲で分散して配置され、かつ前記複数の電力線搬送通信装置はその情報が集約される前記集約装置が同一の場合に同一の論理ネットワークグループに所属していると認識される電力線搬送通信システムであって、
    前記集約装置の前記計数部が、計数対象となる論理ネットワークグループに所属する電力線搬送通信装置以外に、計数対象外の他の論理ネットワークグループに所属する電力線搬送装置を計数した場合は、前記計数部は受信したパケット内の送信元のMACアドレスやIPアドレスを参照し、計数対象となる電力線搬送通信装置数を本来の対象となる論理ネットワークグループに所属する電力線搬送装置のみの数とすることを特徴とする請求項1に記載の電力線搬送通信システム。
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