JP5621032B2 - 遠隔検針システム、およびそれに用いられる端局、親局 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔検針システム、およびそれに用いられる端局、親局に関するものである。
1台の親局に対して複数の端局が通信路を介して接続され、親局が各端局を管理する遠隔管理システムがある(例えば、特許文献1を参照)。
このような遠隔管理システムにおいて複数台の親局が存在する場合、各端局はいずれか1台の親局からドメイン情報およびアドレス情報を割り付けられ、親局と端局とは互いにマルチホップ等を用いた通信を行う。マルチホップ通信とは、親局−端局間の配線長が長く、また端局の接続台数も多い場合に、通信可能な距離にある端局が通信信号を中継することで、親局と端局との間で通信を行う方式である。
ドメイン情報は、親局毎に付与された識別情報であり、親局は、親局と各端局との間の通信経路を構築するために、自端末の生存を通知する通信パケット(Hello Packet、以下、Hパケットと略す)にドメイン情報を含めて送信する。アドレス割り付けがなされていない端局は、通信路上のHパケットを監視しており、最初に受け取ったHパケットに含まれるドメイン情報を自局に設定し、そのドメイン情報を有する親局に対して、アドレス情報の割り付けを要求する。すなわち、アドレス情報の割り付けの要求先となる親局を決定する情報がドメイン情報であり、端局側では、最初に受信したHパケットに含まれるドメイン情報を自局に割り付ける。
特開2004−279097号公報
上述のように、ドメイン情報を端局に割り付ける処理は、親局側でコントロールできるものではなく、端局側でHパケットが見えたときに端局側の判断で行われるものであり、一般には、同一幹線に接続された複数の端局に同一のドメイン情報が割り付けられる。
しかし、複数の親局が存在する環境においては、割り付け時の通信環境や施工状況によって、本来割り付けられるべきドメイン情報を端局に割り付けることができないケースがあり、通信エラー率が増加したり、親局への参入台数(1台の親局が管理する端局の台数:同一のドメイン情報が割り付けられた端局の台数)が、設計台数(1台の親局が管理可能な端局の最大台数)をオーバするという問題が発生していた。
このような場合には、ドメイン情報を割り付け直す処理が必要となり、従来の方法としては、作業者が、端局に接続した保守端末を操作することによってドメイン情報を割り付け直す処理を各端局に行っており、人間系の判断と操作が必要となっていた。また、この作業者の判断に用いられる情報は、例えば電力線搬送通信を用いた遠隔管理システムの場合は電力線の幹線図であり、この幹線図に基づいてドメイン情報を割り付け直す端局を特定しており、専門知識および技能のある作業者でなければできない内容であった。さらに、電力線の幹線図を入手できない場合には、ドメイン情報を割り付け直す処理自体が非常に困難な状況となる。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、端局におけるドメイン情報の割り付け間違いを検出し、端局にドメイン情報を割り付け直す処理を自動で行うことができる遠隔検針システム、およびそれに用いられる端局、親局を提供することにある。
本発明の遠隔検針システムは、複数の親局と電力計測装置を付設した複数の端局とが通信路を介して互いに通信を行い、前記親局は、互いに異なるドメイン情報を有し、前記端局は、いずれか1台の前記親局の前記ドメイン情報と、同一の前記ドメイン情報を有する複数の前記端局を識別するためのアドレス情報とを割り付けられ、且つ前記電力計測装置から検針データを収集し、前記電力計測装置は、機器識別情報を割り付けられて、自己が付設されている前記端局に割り付けられた前記ドメイン情報を有する前記親局によって管理される遠隔検針システムであって、前記親局は、前記端局の前記ドメイン情報および前記アドレス情報と当該端局に付設した前記電力計測装置の前記機器識別情報との対応を登録した構成情報記憶部と、当該構成情報記憶部内の前記ドメイン情報および前記アドレス情報および前記機器識別情報を用いて各端局と通信して前記電力計測装置を管理する機器管理部とを備え、前記親局と前記端局との少なくとも一方は、誤った前記ドメイン情報が割り付けられた前記端局の前記ドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部を備えることを特徴とする。
本発明の端局は、互いに異なるドメイン情報を有する複数の親局と通信路を介して通信を行い、電力計測装置が付設された端局であって、自局に割り付けられたいずれか1台の前記親局の前記ドメイン情報と、自局と同一の前記ドメイン情報を有する他の前記端局と識別するために自局に割り付けられたアドレス情報とを登録した構成情報記憶部と、前記電力計測装置から検針データを収集する機器監視制御部と、誤った前記ドメイン情報が割り付けられた前記他の端局の前記ドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部とを備えることを特徴とする。
本発明の親局は、付設した前記電力計測装置から検針データを収集する複数の端局と通信路を介して互いに通信を行う親局であって、自局のドメイン情報、および自局の前記ドメイン情報を有する前記複数の端局を識別するためのアドレス情報を前記端局のそれぞれに割り付ける情報管理部と、前記端局の前記ドメイン情報および前記アドレス情報と当該端局に付設した前記電力計測装置の機器識別情報との対応を登録した構成情報記憶部と、当該構成情報記憶部内の前記ドメイン情報、前記アドレス情報および前記機器識別情報を用いて前記端局と通信して前記電力計測装置を管理する機器管理部と、誤った前記ドメイン情報が割り付けられた前記端局の前記ドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部とを備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明の遠隔検針システム、およびそれに用いられる端局、親局では、端局におけるドメイン情報の割り付け間違いを検出し、端局にドメイン情報を割り付け直す処理を自動で行うことができるという効果がある。
実施形態1の正常な割り付けがなされた遠隔検針システムの構成を示す図である。 (a)(b)同上のNetIDの割り付け処理を示す図である。 同上の誤った割り付けがなされた遠隔検針システムの構成を示す図である。 同上の親局の構成を示す図である。 同上の端局の構成を示す図である。 実施形態2の誤った割り付けがなされた遠隔検針システムの構成を示す図である。 実施形態3の親局の構成を示す図である。 同上の端局の構成を示す図である。 同上の誤った割り付けがなされた遠隔検針システムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
従来から、集合住宅の各住戸やオフィスビル・商業ビルにおける各テナントが需要家である場合において、管理対象機器である電力計測装置を付設した端局と集合住宅やオフィスビル・商業ビルの電気室などに配置された親局との間で電力線搬送通信(以下、PLC(Power LineCommunication)と略す。)による通信を行い、各需要家の電力計測装置で得られた検針データ(つまり、消費電力量)を親局が端局から取得し、親局において検針データを集約する遠隔検針システムが提案されている。親局は、インターネットのような広域情報通信網を介して電力会社の集計装置(サーバ)に接続されており、集計装置からの検針要求に応じて端局から検針データを取得して集計装置に送信したり、あらかじめ定める周期毎に端局から検針データを取得して集計装置に送信したりすることで遠隔での検針を可能にしている。このような電力線搬送通信ネットワーク(以下、PLCネットワークと称す)を利用して、管理対象機器の動作、状態を管理する遠隔管理システムでは、通信端末間の配線長が長く、また通信端末の接続台数も多くなるため、通信可能な距離にある通信端末がPLC信号を中継することで端局と親局との間で通信を行う、所謂マルチホップ通信が行われている。
以下、本発明の遠隔管理システムとして上記のような遠隔検針システムを例示する。
本実施形態の遠隔検針システムは、集合住宅やオフィスビル・商業ビルのように1つの建物内に複数台の電力計測装置が配置されている場合を想定している。この種の建物では、図1に示すように、商用電源が供給されている高圧の電力線(6600Vの中高圧線)Ltから分岐した複数系統の幹線(100V/200Vの低圧線)Lb(Lb1、Lb21、Lb22)が配線される。高圧電力線Ltと各幹線Lbとの分岐点にはそれぞれ降圧トランスTr(Tr1、Tr21、Tr22)が設けられる。降圧トランスTrは、高圧電力線Ltの電圧を100V/200V(単相3線で電圧線間が200V)に降圧するものであり、たとえば20〜200kVA程度の容量のものが用いられる。
本実施形態では、集合住宅において幹線Lbごとに降圧トランスTrを設け、降圧トランスTrの二次側に接続した幹線Lbから分岐して各住戸に給電している場合を例として説明する。各住戸には、住戸別に電気料金を課金するために管理対象機器である電力計測装置3が設けられており、住戸別に積算電力を計測して、検針データを生成する。
そして、遠隔検針システムは、各住戸における電力の使用量を遠隔で検針することを目的にしているから、電力計測装置3が生成した検針データを通信により伝送する必要がある。ここでは、電力計測装置3で得られる検針データを伝送する通信路の一部に幹線Lbを用いて電力線搬送通信(以下、「PLC」と略称する。PLC=Power LineCommunication)による通信を行う。
各住戸に設けた電力計測装置3の検針データは、たとえば端局の収容台数に基づいて幹線の割り当てを行った親局1(11,12)に集められる。親局1は、電力会社が管理する図示しないサーバとの間でインターネットのような広域情報通信網を通して通信を行う。したがって、サーバでは各住戸での電力の使用量を個別に取得することが可能になる。
各住戸に設けた電力計測装置3の検針データを親局1に伝送するために、各電力計測装置3は親局1との間で通信を行う端局2(21,22,23,24,25,...)にそれぞれ付設されている。各端局2は、出荷時に端局識別情報(GUID)を付与されており、GUIDは一意の6バイトのデータで構成される。図1では、端局の符号21,22,23,24,25,...がGUIDに相当するものであり、端局2のハードウェアに1対1で対応している。また、電力計測装置3にも、出荷時に一意の機器識別情報(計器ID)が付与されている。
さらに端局2には、ドメイン情報(NetID)、アドレス情報(NodeID)が親局1を発行元として付与されている。
アドレス情報(NodeID)は、親局1が端局2と通信を行って電力計測装置3の管理処理を行う際に用いるアドレス情報であり、端局2毎に割り付けられる。
ドメイン情報(NetID)は、親局1毎に付与された識別情報であり、親局1は、親局1と各端局2との間の通信経路を構築するために、自端末の生存を通知する通信パケット(Hello Packet、以下、Hパケットと略す)に自局のNetIDを含めてフラッディングで送信する。NetIDの割り付けがなされていない端局2は、幹線Lb上のHパケットを監視しており、最初に受け取ったHパケットに含まれるNetIDを自局に設定し、そのNetIDを有する親局1に対して、NodeIDの割り付けを要求する。すなわち、NodeIDの割り付けの要求先となる親局1を決定する情報がNetIDであり、端局2側では、最初に受信したHパケットに含まれるNetIDを自局に割り付ける。そして、同一のNetIDを割り付けられた親局1および端局2とで1つの管理通信網を形成し、親局1は、自局と同一の管理通信網に属する端局2から検針データを取得する。
そして、端局2は各幹線Lbに接続されており、通常は1系統の幹線Lbから複数の住戸に給電するから、1系統の幹線Lbに複数台の端局2が接続されることになる。端局2は、付設している電力計測装置3から検針データを所定の時間間隔で収集して記憶しており、親局1が端局2から検針データを取得する際には、親局1が、自局の管理通信網内の各端局2をポーリングすることにより各端局2が記憶している検針データを取得する。
また、本実施形態では、1台の親局1に複数系統の幹線Lbを接続するために、カプラ6を幹線Lbの系統数より1台だけ少なく設けている。すなわち、1台の親局1の配下に幹線Lbの系統を追加する場合には、元の系統にカプラ6を接続し、カプラ6を介して幹線Lbを追加し、カプラ6は、電力の通過を阻止しPLC信号のみを通過可能としてある。図1では、親局12と同一の管理通信網を構成する幹線Lb21と幹線Lb22とが、カプラ6を介して接続している。
このような遠隔検針システムでは、親局1が、端局2にNetIDおよびNodeIDを各々割り付ける必要がある。特に、ドメイン情報であるNetIDは、複数の親局1を用いる場合に特に重要となる情報であり、端局2は、自局と同一の管理通信網に属する(自局と同一のNetIDを具備する)親局1へNodeIDを要求し、要求を受けた親局1が要求元の端局2へNodeIDを割り付けることが可能となる。なお、図1では、幹線Lb1に接続した端局21,22は、親局11からNetID=1、NodeID=101,102を割り付けられ、幹線Lb21,Lb22に接続した端局23,24,25は、親局12からNetID=2、NodeID=101,102,...を割り付けられており、この状態が、端局21,22,...に本来割り付けられるべきNetID(設計時に割り付けられることになっているNetID)が割り付けられた状態となる。
したがって、NetIDに関しては、親局1が端局2にNodeIDを割り付ける前段階で、端局2に割り付けられている必要がある。しかし従来、親局1は、端局2に対するNetIDの割り付け処理をコントロールできていなかった。
具体的には、通常であれば、各親局1と同一の幹線Lbに接続された端局2のみが当該親局1との間でPLC通信が可能になるという通信環境であるので、端局2が親局1からのHパケットを受信して、端局2側で最初に受け取ったHパケットに含まれるNetIDを自局に設定するという仕組みで、問題なく動作していた。
しかしながら特定の通信環境下では、例えば、親局12の配下となるべき端局23,24は、自局が接続している幹線Lb21上の通信のみが見える状況とはならず、例えば、他の幹線Lb1上の通信が高圧トランスTr1を経由して、高圧電力線Ltを通り、自局の幹線Lb21を分岐している降圧トランスTr21を経由することによって、他の幹線Lb1上の通信が見えるという、所謂トランス跨ぎの状況が発生する場合あった。一般に、信号が降圧トランスTrを経由すると、信号レベルが著しく減衰するので、通常であればPLC信号が十分減衰して、他の幹線Lb1の親局11から誤ってNetIDを割り付けられてしまう事態にはならない。しかし、降圧トランスTrや配線の形態によっては、降圧トランスTr経由でも他の幹線Lbの親局1からのHパケットを受信してしまうケースがある。
このように、端局2は、自局とは異なる幹線Lb上の親局1の通信が見えてしまう、すなわち自局に本来割り付けられるべきNetIDとは異なるNetIDを含む通信が見えてしまう環境においては、端局2がNetIDを設定する際に、互いに異なるNetIDを含む複数のHパケットから、自局に本来割り付けられるべきNetIDを選択する必要がある。
そこで、NetIDが割り付けられる前の端局2では、受信したHパケットの信号強度(受信感度)が一定値以上の場合、このHパケットに含まれるNetIDを自局に設定するが、受信したHパケットの信号強度が一定値未満の場合(トランス跨ぎでHパケットを受信したと想定されるケース)、Hパケットの受信後に一定時間のウォッチ期間(例えば30分間)を設ける。このウォッチ期間内に他のNetIDを含むHパケットを一定値以上の信号強度で受信すれば、このNetIDを自局に設定する。ウォッチ期間内に一定値以上の信号強度であるHパケットを受信しなければ、ウォッチ期間内に受信したHパケットのうち、最も信号強度の高いHパケットに含まれるNetIDを自局に設定する。
例えば、図2(a)において、NetID=1である親局11,NetID=2である親局12と、NetIDが割り付けられる前の端局21〜24とが存在し、端局21〜24は、本来、親局11のNetID=1が割り付けられるものとする。まず、端局21が、最初に親局12からのHパケットを受信したが、信号強度が一定値未満であったので、30分間のウォッチ期間を開始する。そして、ウォッチ期間中に一定値以上の信号強度であるHパケットを親局11から受信したので、親局11のNetID=1を自局に設定する。NetIDを設定した端局21は、親局11にNodeIDの割り付け要求を送信し、親局11からNodeIDを取得する。
次に、NetIDおよびNodeIDを割り付けられた端局21は、NodeID=1を含むHパケットをブロードキャストで送信する。ここでは、端局22が端局21からのHパケットを受信し、上記同様に信号強度に基づく処理を行って自局のNetID=1を設定し、さらには親局11からNodeIDも取得する。以降、端局22もHパケットをブロードキャストで送信して、各端局2は上記同様にNetIDおよびNodeIDを割り付けられる。
そして、NetIDおよびNodeIDを割り付けられた端局2と親局1とが遠隔検針等の通信を行う際には、通信経路の途中に位置する端局2がPLC信号を中継することで、親局1と端局2との間で信号授受を行うマルチホップ通信が行われる。マルチホップ通信において、通信データの出発点と到着点となる通信端末(親局1−端局2)間の通信経路(以降、ルートと称す)は、他の通信端末の中継なしに直接通信が可能な一対の通信端末間の通信経路(以降、枝と称す)を1乃至複数連ねることで構成される。そして、マルチホップ通信において親局1−端局2間のルートを決めるには、親局1が、親局1−端局2間で取りうる1乃至複数の枝からなるルートを探索し、各ルートを構成する各枝における通信コストを評価して、通信可能なルートのうち、ルートを構成する全ての枝の通信コストの合計の最も低いルートを選択する。そして、親局1は、上記ルート計算を行って、自局と同一の管理通信網に属する各端局2との間に形成されるルートのルート情報を保持する。
この通信コストは、前記一対の通信端末間の枝における信号減衰を数値化したものであり、信号減衰が小さい場合の通信コストは低く、信号減衰が大きい場合の通信コストは高くなる。例えば、通信コスト「31」は通信コスト「5」より高くなり、信号減衰も大きくなる。
端局2は、自局と同じNetIDを具備して同一の管理通信網に属する親局1との間に構成したルートに関する情報(ルート情報)を親局1から取得して保持しており、ルート情報は、親局1に至るルート上の1ホップ目の中継端局から順に、通信コストおよびNodeIDの各情報が中継端局毎に格納されている。
しかしながら、上述のように端局2に対してNetIDおよびNodeIDを割り付ける処理は、複数の親局1による通信が正常に行われている場合に有効であり、もしいずれかの親局1が何らかの原因で故障している場合、幹線Lb間のカプラ6が正常に接続されていない場合、降圧トランスTrや配線の形態による特定の通信環境下である場合等では、本来割り付けられるべきNetIDとは異なるNetIDを設定される虞がある。すると、端局2は、誤った親局1へNodeIDの割り付け要求を送信し、誤った親局1からNodeIDを割り付けられてしまい、端局2は本来とは異なる管理通信網に属し、以降の遠隔検針では本来と異なる(設計時と異なる)親局1に検針データを送信してしまう。
例えば、図2(b)において、親局11の施工が遅れた場合、端局21が、最初に親局12からのHパケットを受信したが、信号強度が一定値未満であったので、30分間のウォッチ期間を開始する。しかし、親局11の施工が遅れているため、ウォッチ期間中に親局11からHパケットが送信されることはなく、端局21は、親局12のNetID=2を自局に設定する。NetID=2を設定した端局21は、親局12にNodeIDの割り付け要求を送信し、親局12からNodeIDを取得する。すなわち、端局21は、本来とは異なるNetIDを割り付けられてしまい、以降の遠隔検針では本来と異なる(設計時と異なる)親局12に検針データを送信してしまう。
このように、本来とは異なるNetIDを割り付けられた端局2が存在する場合、
・親局1−端局2間における通信品質の劣化により、親局1が定期的に端局2から検針データを取得する定例検針の成功率が低下する。
・親局1の配下となる端局2の参入台数(1台の親局が管理する端局の台数:同一のNetIDが割り付けられた端局2の台数)が、設計台数(1台の親局1が管理可能な端局2の最大台数)をオーバする。
といった通信上の問題が生じていた。而して、誤ったNetIDを割り付けられた端局2に、本来割り付けられるべきNetIDを設定し直すことによって、遠隔検針システム全体の通信を正常化させることが求められていた。そこで、本実施形態では以下のようにして、誤ったNetIDを割り付けられた端局2に、本来割り付けられるべきNetIDを設定し直す。
まず、図3に示すように、トランス跨ぎによるNetIDの誤設定が発生した場合について説明する。
親局1は、図4に示すように、PLC通信部1aと、機器動作管理部1bと、情報管理部1cと、構成情報記憶部1dと、ルート情報記憶部1eと、ドメイン情報変更処理部1fとで構成される。PLC通信部1aは、幹線Lbとの間でPLC信号の授受を行う。機器動作管理部1bは、端局2を介して電力計測装置3の動作を管理し、検針データを取得して蓄積しており、サーバからの要求に応じて蓄積した検針データをサーバへ送信する。情報管理部1cは、自局が接続している幹線Lb上のPLC信号を監視するとともに、構成情報記憶部1dおよびルート情報記憶部1eの各情報を管理している。ドメイン情報変更処理部1fは、誤ったNetIDを割り付けられた端局2に、本来割り付けられるべきNetIDを設定し直す。
端局2は、図5に示すように、PLC通信部2aと、機器監視制御部2bと、情報管理部2cと、構成情報記憶部2dと、ルート情報記憶部2eとで構成される。PLC通信部2aは、幹線Lbとの間でPLC信号の授受を行う。機器監視制御部2bは、電力計測装置3の検針データを定期的に取得し、親局1からの要求に応じて蓄積した検針データを親局1へ送信する。情報管理部2cは、自局が接続している幹線Lb上のPLC信号を監視するとともに、構成情報記憶部2dおよびルート情報記憶部2eの各情報を管理している。
そして、親局1の情報管理部1cは、親局1と各端局2との間の通信経路を構築するために、自端末の生存を通知するHパケットに自局のNetIDを含めて送信する。NetIDの割り付けがなされていない端局2の情報管理部2cは、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への参入処理を行っており、受け取ったHパケットに基づいてNetIDを自局に設定し、そのNetIDを有する親局1に対して、NodeIDの割り付け要求を送信する。NodeIDの割り付け要求を受信した情報管理部1cは、要求元の端局2に対してNodeIDを通知する。ここで、NodeIDの割り付け要求には、送信元の端局2のGUIDと、当該端局2に付設した電力計測装置3の計器IDが含まれており、情報管理部1cは、各端局2のNetIDとNodeIDとGUIDと当該端局2に付設した電力計測装置3の計器IDとの対応関係を示す構成情報を構成情報記憶部1dに格納する。すなわち、親局1の構成情報記憶部1dには、自局と同一の管理通信網に属する端局2および当該端局2に付設した電力計測装置3に設定したNetID、NodeID、GUID、計器IDが互いに対応して登録されている。また、端局2の構成情報記憶部2dには、自局に設定されたNetID、NodeID、GUID、自局に付設した電力計測装置3の計器IDが構成情報として登録されている。
なお、上記処理では、NodeIDの割り付け処理時に、NodeIDの割り付け要求に電力計測装置3の計器IDを含めることで、端局2から親局1に対して計器IDを通知しているが、この計器IDの通知は、NodeIDの割り付け処理とは別処理で行ってもよい。すなわち、端局2が送信するNodeIDの割り付け要求に計器IDを含まず、NodeIDの割り付け処理が完了した後に、端局2が電力計測装置3から計器IDを読み出して構成情報記憶部2dに格納するとともに、計器IDを親局1へ送信し、親局1は受信した計器IDを構成情報記憶部1dに格納してもよい。
さらに、親局1の情報管理部1cは、自局と同一の管理通信網に属する各端局2と通信を行うことで各端局2のルート情報を生成し、自局と同一の管理通信網に属する各端局2のルート情報をルート情報記憶部1eに格納する。また、端局2の情報管理部2cは、自局と同一の管理通信網に属する親局1から自局のルート情報を収集し、ルート情報記憶部2eには同一の管理通信網に属する親局1と間のルート情報が格納されている。なお、ルートの構築方法については周知であり、詳細は省略する。
本例において、端局23,24は、降圧トランスTr1,Tr21を経由したトランス跨ぎによって、親局11のPLC信号が見えており、本来割り付けられるべき親局12のNetID=2ではなく、親局11のNetID=1を誤って割り付けられたので、本来通信すべき親局12ではなく、親局11との間で定例検針等の通信を行っている。そして親局11が保持しているルート情報にも、この誤設定の内容が反映されている。本例では、親局11が保持している端局23,24の各ルート情報は、トランス跨ぎによって、親局11から見たルートの1ホップ目が端局23となっている。しかし、親局11−端局23間の枝(1ホップ目の枝)の通信コストは、降圧トランスTr1,Tr21を経由するために高いものとなる。
そこで、親局11のドメイン情報変更処理部1fは、ルート情報記憶部1e内の各端局2のルート情報において、1ホップ目の枝の通信コストが所定値以上であるか否かを定期的に判定している。1ホップ目の枝の通信コストが所定値以上のルート情報があれば、当該ルート情報を有する端局2は、トランス跨ぎによってNetIDが誤って割り付けられていると判断して、当該端局2に対してユニキャスト通信でNetIDのリセット要求を行う。ここで、端局23,24の各ルート情報は、1ホップ目が降圧トランスTr1,Tr21を経由した後に端局23に到達する枝となっているために、1ホップ目の枝の通信コストが所定値以上となっており、親局11から端局23,24へNetIDのリセット要求が送信される。
NetIDのリセット要求を受信した端局23,24では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し(リセット)、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。この場合、端局23,24は、親局11のHパケットよりも親局12のHパケットの信号強度が大きいので、親局12のNetID=2を自局に設定し、その後に親局12からNodeIDを取得して新たな構成情報を生成して、構成情報記憶部2dに格納する。また、親局12の情報管理部1cは、構成情報記憶部1dに端局23,24の構成情報を格納する。その後、親局12の情報管理部1cは、ルート計算を行い、自局−端局23,24間の各ルート情報を生成してルート情報記憶部1eに格納する。また、端局23,24の情報管理部2cは、親局12からルート情報を収集し、ルート情報記憶部2eには自局のルート情報が格納される。
親局1において、自局のNetIDから他の親局1のNetIDに変更した端局2の構成情報およびルート情報は、当該端局2との通信不能状態が一定期間継続した時点で削除するように構成してもよい。
なお、自局と同一の管理通信網に属する端局2を対象としたドメイン情報変更処理部1fによるNetIDの再割り付け処理は、上記のように、(1)ルート情報内の1ホップ目の枝の通信コストに基づくNetIDの再割り付け処理以外に、以下の(2)〜(4)の方法がある。
(2)ドメイン情報変更処理部1fが自局の構成情報記憶部1dを参照して、配下の端局2の参入台数(1台の親局が管理する端局の台数:同一のNetIDが割り付けられた端局2の台数)が、設計台数(1台の親局1が管理可能な端局2の最大台数)をオーバした場合に、自局と同一の管理通信網に属する全端局2に対して、NetIDのリセット要求をフラッディングで送信する。NetIDのリセット要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
(3)ドメイン情報変更処理部1fが自局のルート情報記憶部1e内の各ルート情報を参照して、端局2毎のルートに通信コストが所定値以上である枝が含まれているか否かを定期的に判定する。そして、通信コストが所定値以上である枝が含まれるルート情報があった場合、当該ルート情報を有する端局2にNetIDのリセット要求をユニキャストで送信する。NetIDのリセット要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
この方法は、複数の幹線Lbが同一のダクト内に配設された場合等で、互いに近接した幹線Lb間で信号が漏洩することで、一方の幹線Lbに接続した端局2から他方の幹線Lb上のPLC信号が見えるという、所謂幹線跨ぎに対して有効である。すなわち、幹線跨ぎが発生して誤ったNetIDを割り付けられた端局2のルート情報は、異なる幹線Lb間をPLC信号が漏洩する際に信号強度が減衰するので、ルート内に通信コストが高い枝が存在しており、上記(3)の方法は、この幹線跨ぎによって通信コストが高くなった枝の有無を判別することによって、NetIDの再割り付け処理を行っている。
(4)親局1にアプリ通信管理部1g(図4内の破線参照)を設け、アプリ通信管理部1gが、端局2との間で行われる定例検針の各々の成否を監視し、当該監視結果から端局2毎の定例検針の失敗率を導出して、失敗率の高い端局2にNetIDのリセット要求をユニキャストで送信する。NetIDのリセット要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
このように、親局1は、自局と同一の管理通信網に属する端局2のうち、NetIDが誤って割り付けられていると推測された端局2に対してNetIDのリセット要求を送信し、NetIDをデフォルトに戻した後に親局1への再参入処理を行うよう指示しており、端局2におけるNetIDの割り付け間違いを検出し、端局2にNetIDを割り付け直す処理を自動で行うことができる。而して、1台の親局1の配下に参入する端局2の台数が設計台数をオーバした場合や、トランス跨ぎや幹線跨ぎ等によって通信環境の悪化した通信ルートを用いている場合でも、通信の正常化が可能となって、親局1−端局2間の通信成功率を向上させることができる。
また、親局1は、NetIDのリセット要求を送信した後に、Hパケットを送信する時間間隔を通常モードより短くするFastモードに移行する。具体的には、Hパケットの送信間隔を通常モードの例えば5倍にすることによって、システム全体にHパケットによるNetIDの配布が迅速に行われる。NetID未設定の端局2は、ある親局1のHパケットを受信してから例えば30分間のウォッチ期間が経過するまでは、他の親局1のHパケットを監視しており、このウォッチ期間内にできるだけ多くの親局1からHパケットを受信することが望ましい(通常モードにおけるHパケットの送信間隔は例えば30分である)。
そのため、NetIDのリセット要求を送信した親局1は、Hパケットを送信する時間間隔を通常モードより短くすることによって、効果的な時間間隔でNetIDを配布することが可能となる。なお、1台の親局1がFastモードに移行すると、当該親局1からFastモードへの移行要求がフラッディングで送信され、当該移行要求を受信した他の親局1もFastモードに移行し、システム全体がFastモードで動作する。
あるいは、NetIDのリセット要求を受信した端局2がウォッチ期間を通常モードより長くするVerySlowモードに移行してもよい。この場合、親局1への再参入処理を行う端局2のみがVerySlowモードに移行すればよく、システム全体の通信トラフィック量が増加しないので、定例検針等の通信への悪影響が抑制される。
また、親局1のドメイン情報変更処理部1fは、上記(1)〜(4)いずれかの再割り付け処理を定期的に行って、端局2におけるNetIDの誤設定を定期的に判定しているが、親局1に補正間隔調整部1h(図4内の破線参照)を設けて、過去の再割り付け処理の回数に応じて、ドメイン情報変更処理部1fが再割り付け処理を実行する時間間隔を調整してもよい。具体的には、一定期間内における再割り付け回数が多いほど通信品質が頻繁に変化するような環境であり、通信が不安定になる可能性が高いと考えられる。そこで、補正間隔調整部1hは、現在から過去の一定期間内における再割り付け回数を記憶し、再割り付け回数が所定回数以上であれば、再割り付け処理を実行する時間間隔を長くして、ドメイン情報が変化する頻度を減らし、通信を安定化させる。つまり、再割り付け回数が多い端局2はNetIDを頻繁に変えず、1つのNetIDを継続して使用する方向に制御する。そして、再割り付け処理の時間間隔を長くしてから所定時間が経過した時点で、再割り付け処理の時間間隔を短くして元に戻し、通信環境の変化に即応できるようにしておく。
(実施形態2)
実施形態1の親局1は、自局と同一の管理通信網に属する端局2を対象として、NetIDが誤って割り付けられているか否かを判定しているが、本実施形態の親局1は、自局と異なる管理通信網に属する端局2を対象として、NetIDが誤って割り付けられているか否かを判定する。なお、本実施形態のシステム構成は実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
まず、端局2が送信するPLC信号には、自局と送信先の親局1との間のルート情報、自局の構成情報を含めており、親局1は、幹線Lb上のPLC信号を監視し、各PLC信号に含まれるルート情報および構成情報に基づいて、自局と同一の管理通信網に属する端局2のPLC信号か、他の親局1の管理通信網に属する(自局とは異なるNetIDを具備する)端局2のPLC信号かを判別できる。そして、親局1のドメイン情報変更処理部1fは、幹線Lb上のPLC信号をキャプチャして、他の親局1の管理通信網に属する端局2が送信したPLC信号の自局通過時における信号強度(通信コスト)を導出し、この導出した信号強度に基づいて、本来は自局と同一の管理通信網に属する端局2に対して、誤ったNetIDが割り付けられているか否かを判定する。
例えば、図6に示すように、端局21にNetIDの誤設定が発生した場合について説明する。本例において、端局21は、トランス跨ぎや、幹線跨ぎ等によって、親局12のPLC信号が見えており、本来割り付けられるべき親局11のNetID=1ではなく、親局12のNetID=2を誤って割り付けられたので、本来通信すべき親局11ではなく、親局12との間で定例検針等の通信を行っている。
そして、親局11のドメイン情報変更処理部1fは、端局21が親局12へ送信した幹線Lb1上のPLC信号もキャプチャしており、端局21が送信したPLC信号の信号強度を導出する。端局21は親局11と同一の幹線Lb1に接続していることから、導出された信号強度は所定値以上となり、ドメイン情報変更処理部1fは、自局と異なる管理通信網に属する端局21(NetID=2、NodeID=104)に対してドメイン越え通信を行って、NetIDの変更要求を送信し、NetIDを「1」に強制変更する指示を行う。
NetIDの変更要求を受信した端局21では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をNetID=1に変更し、その後に親局11からNodeIDを取得して新たな構成情報を生成して、構成情報記憶部2dに格納する。また、親局11の情報管理部1cは、構成情報記憶部1dに端局21の構成情報を格納する。その後、親局11の情報管理部1cは、ルート計算を行い、自局−端局21間のルート情報を生成してルート情報記憶部1eに格納する。また、端局21の情報管理部2cは、親局11からルート情報を収集し、ルート情報記憶部2eには自局のルート情報が格納される。
自局と異なる管理通信網に属する端局2を対象としたドメイン情報変更処理部1fによるNetIDの再割り付け処理は、上記のように、(11)PLC信号の信号強度に基づくNetIDの再割り付け処理以外に、以下の(12)〜(13)の方法がある。
(12)まず、親局1の情報管理部1cは、幹線Lb上のPLC信号を監視しており、他の親局の管理通信網に属する(他の親局1と同一のNetIDを具備する)端局2の通信内容も把握できる。具体的には、端局2は、送信するPLC信号に自局と送信先の親局との間のルート情報を含めており、親局1は、幹線Lb上のPLC信号を監視することで、他の親局の管理通信網に属する端局2のルート情報も取得して、ルート情報記憶部1eに格納する。
そして、ドメイン情報変更処理部1fは、ルート情報記憶部1e内の各端局2のルート情報において、1ホップ目の枝の通信コストが所定値以上であるか否かを定期的に判定しており、1ホップ目の枝の通信コストが所定値以上のルート情報があれば、当該ルート情報を有する端局2は、トランス跨ぎによってNetIDが誤って割り付けられている可能性があると判断して、当該端局2に対してドメイン越え通信でNetIDの変更要求を行う。NetIDの変更要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納しているNetIDを変更し、変更後の親局1への再参入処理を行う。
(13)上記(12)と同様に、親局1が、幹線Lb上のPLC信号を監視することで、他の親局の管理通信網に属する端局2のルート情報も取得して、ルート情報記憶部1eに格納しており、ドメイン情報変更処理部1fが自局のルート情報記憶部1e内の各ルート情報を参照して、端局2毎のルートに通信コストが所定値以上である枝が含まれているか否かを定期的に判定する。そして、通信コストが所定値以上である枝が含まれるルート情報があれば、当該ルート情報を有する端局2は、幹線跨ぎによってNetIDが誤って割り付けられている可能性があると判断して、当該端局2に対してドメイン越え通信でNetIDの変更要求を行う。NetIDの変更要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局のNetIDを変更し、変更後の親局1への再参入処理を行う。
このように、親局1は、自局と異なる管理通信網に属する端局2のうち、NetIDが誤って割り付けられていると推測された端局2に対してNetIDの変更要求を送信し、NetIDを変更した後に親局1への再参入処理を行うよう指示しており、端局2におけるNetIDの割り付け間違いを検出し、端局2にNetIDを割り付け直す処理を自動で行うことができる。而して、親局1は、自局と異なる管理通信網に属する端局2のうち、自局から見た通信品質が良いものは自局の管理通信網に属するべきであると判断して、自局のNetIDを割り付けることによって、他の管理通信網における通信の正常化が可能となって、親局1−端局2間の通信成功率を向上させることができる。
また、実施形態1と同様に、親局1に補正間隔調整部1h(図4内の破線参照)を設けて、過去の再割り付け回数に応じて、ドメイン情報変更処理部1fが再割り付け処理を実行する時間間隔を調整してもよい。
(実施形態3)
実施形態1,2では、親局1が、端局2に対するNetIDの誤設定を判定しているが、本実施形態では、端局2が、自局と異なる管理通信網に属する端局2を対象としてNetIDの誤設定を判定する。なお、本実施形態のシステム構成は実施形態1と同様であり、同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の親局1は、図7に示すように、PLC通信部1aと、機器動作管理部1bと、情報管理部1cと、構成情報記憶部1dと、ルート情報記憶部1eとで構成される。また端局2は、図8に示すように、PLC通信部2aと、機器監視制御部2bと、情報管理部2cと、構成情報記憶部2dと、ルート情報記憶部2eと、ドメイン情報変更処理部2fとで構成される。
図9に示すように、PLC信号が幹線Lb1の末端から幹線Lb21に漏洩する幹線跨ぎが発生し、幹線Lb1の末端に接続された端局22が親局12のNetID=2を割り付けられた場合、端局22と親局12との間に形成される通信経路Kには親局11が存在せず、親局11には端局22のPLC信号が見えない。したがって、親局11によるNetIDの再割り付け処理を実行することができない。
そこで、端局2が送信するPLC信号には、自局と送信先の親局との間のルート情報、自局の構成情報を含めており、PLC信号に含まれたルート情報に基づいて、端局2が自局と異なる管理通信網に属する端局2を対象としたNetIDの誤設定を判定する。図9の状態では、親局11の管理通信網に属する端局21が、幹線Lb1上のPLC信号を監視することで、親局12の管理通信網に属する端局22のルート情報も取得して、ルート情報記憶部2eに格納する。
そして、端局21のドメイン情報変更処理部2fは、ルート情報記憶部2e内の端局22のルート情報に基づいて、端局22−親局12間のルートの通信コスト(ルートを構成する各枝の通信コストの合計)を導出し、端局22−自局(端局21)−親局11間のルートの通信コストと比較する。端局22−親局12間の通信コストが、端局22−自局(端局21)−親局11間の通信コストより高ければ、端局21のドメイン情報変更処理部2fは、自局と異なる管理通信網に属する端局22(NetID=2、NodeID=104)に対してドメイン越え通信を行って、NetIDの変更要求を送信し、NetIDを「1」に強制変更する指示を行う。
NetIDの変更要求を受信した端局22では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をNetID=1に変更し、その後に親局11からNodeIDを取得して新たな構成情報を生成して、構成情報記憶部2dに格納する。また、親局11の情報管理部1cは、構成情報記憶部1dに端局22の構成情報を格納する。その後、親局11の情報管理部1cは、ルート計算を行い、自局−端局22間のルート情報を生成してルート情報記憶部1eに格納する。また、端局22の情報管理部2cは、親局11からルート情報を収集し、ルート情報記憶部2eには自局のルート情報が格納される。
このように、端局2は、自局と異なる管理通信網に属する端局2のうち、NetIDが誤って割り付けられていると推測された端局2に対してNetIDの変更要求を送信し、NetIDを変更した後に親局1への再参入処理を行うよう指示しており、端局2におけるNetIDの割り付け間違いを検出し、端局2にNetIDを割り付け直す処理を自動で行うことができる。而して、誤ったNetIDを割り付けられたものの親局1が通信を監視できない端局2が存在する場合であっても、近傍の端局2によってNetIDの誤設定を検出可能となり、親局1を介さないローカル環境において通信の正常化が可能となって、親局1−端局2間の通信成功率を向上させることができる。
また、端局2に補正間隔調整部1h(図8内の破線参照)を設けて、実施形態1と同様に、過去の再割り付け回数に応じて、ドメイン情報変更処理部2fが再割り付け処理を実行する時間間隔を調整してもよい。
(実施形態4)
NetIDの再割り付け処理は、実施形態1乃至3で説明した
(21)親局1のドメイン情報変更処理部1fが、自局と同一の管理通信網に属する端局2のうち、NetIDが誤って割り付けられていると推測された端局2に対してNetIDのリセット要求をユニキャストで送信する。当該リセット要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
(22)親局1のドメイン情報変更処理部1fが、自局と異なる管理通信網に属する端局2のうち、NetIDが誤って割り付けられていると推測された端局2に対してドメイン越え通信でNetIDの変更要求を行う。NetIDの変更要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局のNetIDを変更し、変更後の親局1への再参入処理を行う。
(23)端局2のドメイン情報変更処理部2fが、自局と異なる管理通信網に属する端局2のうち、NetIDが誤って割り付けられていると推測された端局2に対してNetIDの変更要求を行う。NetIDの変更要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局のNetIDを変更し、変更後の親局1への再参入処理を行う。
以外に、以下の(24)〜(27)の方法がある。
(24)親局1のドメイン情報変更処理部1fが、自局と同一の管理通信網に属する全端局2に対して、NetIDのリセット要求を定期的にフラッディングで送信する。当該リセット要求を受信した端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
(25)親局1のドメイン情報変更処理部1fが、自局と同一の管理通信網に属する全端局2に対して、NetIDのリセット要求を定期的にフラッディングで送信する。このNetIDのリセット要求には、ルートの枝情報が含まれており、当該リセット要求を受信した端局2の情報管理部2cは、ルート情報記憶部2eに格納している自局のルート情報を参照して、枝情報で示される枝が自局のルート中に存在するか否かを判定する。当該枝を含むルート情報を有する端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
(26)親局1のドメイン情報変更処理部1fが、自局と同一の管理通信網に属する全端局2に対して、NetIDのリセット要求を定期的にフラッディングで送信する。このNetIDのリセット要求には、通信コスト情報が含まれており、当該リセット要求を受信した端局2の情報管理部2cは、ルート情報記憶部2eに格納している自局のルート情報を参照して、通信コスト情報で示される値以上の通信コストの枝が自局のルート中に存在するか否かを判定する。通信コスト情報で示される値以上の通信コストの枝が自局のルート中に存在する端局2では、情報管理部2cが、構成情報記憶部2dに格納している自局の構成情報をデフォルトに戻し、幹線Lb上のHパケットを監視して親局1への再参入処理を行う。
(27)親局1のドメイン情報変更処理部1fが、幹線Lb上のPLC信号を監視しており、他の親局1がNetIDのリセット要求を送信した場合、自局と同一の管理通信網に属する全端局2に対してNetIDのリセット要求を送信し、システム全体でNetIDの再割り付け処理を連携して実行する。
また、上記実施形態1乃至4で説明したNetIDの再割り付け処理を複数組み合わせて、システムを構成してもよい。この場合、1台の端局2に対して複数台の親局1から再割り付け処理の指示が合った場合、当該端局2の情報管理部2cは、自局と同一の管理通信網に属する親局1からの指示を優先して行う。したがって、自局と同一のNetIDの管理通信網から指示された再割り付け処理と、自局と異なるNetIDの管理通信網から指示された再割り付け処理とが競合した場合でも、自局と同一のNetIDの管理通信網から指示された再割り付け処理を優先することによって、より適切な再割り付け処理を行うことができる。
上述の実施形態1〜4の遠隔検針システムは、複数の親局1と電力計測装置3を付設した複数の端局2とが通信路を介して互いに通信を行う。親局1は、互いに異なるドメイン情報を有し、端局2は、いずれか1台の親局1のドメイン情報と、同一のドメイン情報を有する複数の端局2を識別するためのアドレス情報とを割り付けられ、且つ電力計測装置3から検針データを収集する。電力計測装置3は、機器識別情報を割り付けられて、自己が付設されている端局2に割り付けられたドメイン情報を有する親局1によって管理される。親局1は、端局2のドメイン情報およびアドレス情報と端局2に付設した電力計測装置3の機器識別情報との対応を登録した構成情報記憶部1dを備える。さらに、親局1は、構成情報記憶部1d内のドメイン情報およびアドレス情報および機器識別情報を用いて各端局2と通信して電力計測装置3を管理する機器動作管理部1bを備える。そして、親局1と端局2との少なくとも一方は、誤ったドメイン情報が割り付けられた端局2のドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部1fまたは2fを備える。
上述の実施形態1,2の親局1は、付設した電力計測装置3から検針データを収集する複数の端局2と通信路を介して互いに通信を行う。親局1は、自局のドメイン情報、および自局のドメイン情報を有する複数の端局2を識別するためのアドレス情報を端局2のそれぞれに割り付ける情報管理部2cを備える。さらに、親局1は、端局2のドメイン情報およびアドレス情報と端局2に付設した電力計測装置3の機器識別情報との対応を登録した構成情報記憶部2dを備える。さらに、親局1は、構成情報記憶部2d内のドメイン情報、アドレス情報および機器識別情報を用いて端局2と通信して電力計測装置3を管理する機器動作管理部1bを備える。さらに、親局1は、誤ったドメイン情報が割り付けられた端局2のドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部1fを備える。
上述の実施形態3の端局2は、互いに異なるドメイン情報を有する複数の親局1と通信路を介して通信を行い、電力計測装置3が付設されている。端局2は、自局に割り付けられたいずれか1台の親局1のドメイン情報と、自局と同一のドメイン情報を有する他の端局2と識別するために自局に割り付けられたアドレス情報とを登録した構成情報記憶部2dを備える。さらに、端局2は、電力計測装置3から検針データを収集する機器監視制御部2bと、誤ったドメイン情報が割り付けられた他の端局2のドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部2fとを備える。
1 親局
1b 機器動作管理部
1c 情報管理部
1d 構成情報記憶部
1e ルート情報記憶部
1f ドメイン情報変更処理部
2 端局
2b 機器監視制御部
2c 情報管理部
2d 構成情報記憶部
2e ルート情報記憶部
2f ドメイン情報変更処理部
3 電力計測装置

Claims (3)

  1. 複数の親局と電力計測装置を付設した複数の端局とが通信路を介して互いに通信を行い、前記親局は、互いに異なるドメイン情報を有し、
    前記端局は、いずれか1台の前記親局の前記ドメイン情報と、同一の前記ドメイン情報を有する複数の前記端局を識別するためのアドレス情報とを割り付けられ、且つ前記電力計測装置から検針データを収集し、
    前記電力計測装置は、機器識別情報を割り付けられて、自己が付設されている前記端局に割り付けられた前記ドメイン情報を有する前記親局によって管理される遠隔検針システムであって、
    前記親局は、前記端局の前記ドメイン情報および前記アドレス情報と当該端局に付設した前記電力計測装置の前記機器識別情報との対応を登録した構成情報記憶部と、当該構成情報記憶部内の前記ドメイン情報および前記アドレス情報および前記機器識別情報を用いて各端局と通信して前記電力計測装置を管理する機器管理部とを備え、
    前記親局と前記端局との少なくとも一方は、誤った前記ドメイン情報が割り付けられた前記端局の前記ドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部を備える
    ことを特徴とする遠隔検針システム。
  2. 互いに異なるドメイン情報を有する複数の親局と通信路を介して通信を行い、電力計測装置が付設された端局であって、
    自局に割り付けられたいずれか1台の前記親局の前記ドメイン情報と、自局と同一の前記ドメイン情報を有する他の前記端局と識別するために自局に割り付けられたアドレス情報とを登録した構成情報記憶部と、
    前記電力計測装置から検針データを収集する機器監視制御部と、
    誤った前記ドメイン情報が割り付けられた前記他の端局の前記ドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部とを備える
    ことを特徴とする端局。
  3. 付設した前記電力計測装置から検針データを収集する複数の端局と通信路を介して互いに通信を行う親局であって、
    自局のドメイン情報、および自局の前記ドメイン情報を有する前記複数の端局を識別するためのアドレス情報を前記端局のそれぞれに割り付ける情報管理部と、
    前記端局の前記ドメイン情報および前記アドレス情報と当該端局に付設した前記電力計測装置の機器識別情報との対応を登録した構成情報記憶部と、
    当該構成情報記憶部内の前記ドメイン情報、前記アドレス情報および前記機器識別情報を用いて前記端局と通信して前記電力計測装置を管理する機器管理部と、
    誤った前記ドメイン情報が割り付けられた前記端局の前記ドメイン情報を再割り付けする処理を行うドメイン情報変更処理部とを備える
    ことを特徴とする親局。
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