JP2015065564A - 画像形成装置、変更方法、および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、変更方法、および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数台の画像形成装置でグループを構成し、それぞれの画像形成装置がサーバーおよびクライアント装置として機能することが可能な画像形成装置において、グループ間の画像形成装置の移動をスムーズにすることのできる画像形成装置を提供する。【解決手段】MFPは、属するグループをグループ1からグループ2に変更する指示を受け付けると、受け付け可能なジョブの発行元を、1グループのユーザーからグループ2のユーザーに変更する(S201)。MFPは、メモリーからグループ1のジョブがすべて削除されるまでの間、グループ1およびグループ2のユーザーからの指示に従ってジョブの処理を実行する(S203〜S207)。そして、メモリーからグループ1のジョブがすべて削除された後は、グループ1のユーザーからの指示には従わず、グループ2のユーザーからの指示に従ってジョブの処理を実行する(S209)。【選択図】図7

Description

この発明は画像形成装置、変更方法、および制御プログラムに関し、特に、複数台の画像形成装置でグループを構成し、それぞれの画像形成装置がサーバーおよびクライアント装置として機能することが可能な画像形成装置、変更方法、および制御プログラムに関する。
複数台の画像形成装置でグループを構成し、当該グループ間でスプールされたジョブを実行可能とするシステムが考えられている。当該グループを構成する各画像形成装置が大型の記憶装置を搭載することで、これら複数台の画像形成装置はいずれもがサーバーとしてもクライアント装置としても機能することができるようになる。このシステムを用いる場合、ユーザーは、当該グループを構成する複数台の画像形成装置のうちのいずれか、または予め割り当てられた画像形成装置に対してジョブを発行し、複数台の画像形成装置のうちの任意の画像形成装置でジョブを実行させることができる。
特開2012−137928号公報 特開2006−238316号公報 特開2006−191272号公報 特開2006−287806号公報 特開2006−261889号公報
上記のようなグループが複数ある場合、グループ間で画像形成装置を移動させることがある。この場合、元のグループ内のジョブとして移動する画像形成装置にスプールされているジョブは、移動に伴って元のグループ内の他の画像形成装置に移動させる必要がある。この作業をユーザーが行なうとすると、画像形成装置の移動に伴う作業が煩雑となる。また、移動させる画像形成装置にスプールされているジョブを元のグループのいずれかの画像形成装置に一度に移動させると、その画像形成装置に負荷がかかり過ぎてしまう場合もある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、複数台の画像形成装置でグループを構成し、それぞれの画像形成装置がサーバーおよびクライアント装置として機能することが可能な画像形成装置において、グループ間の画像形成装置の移動をスムーズにすることのできる画像形成装置、変更方法、および制御プログラムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、画像形成装置は複数台で相互に通信可能なグループを構成することのできる画像形成装置であって、当該画像形成装置の属するグループおよびグループに属する他の画像形成装置の情報を、グループに関する情報として記憶するための記憶手段と、当該画像形成装置の属するグループの設定を受け付けるための設定手段と、設定手段での設定に従って、記憶手段に記憶されるグループに関する情報を更新するための更新手段と、記憶手段に記憶されている、当該画像形成装置の属するグループに関連付けられたユーザーの指示に従ってジョブを受け付けるためのジョブ入力手段と、ジョブのメモリーへの登録を管理するための登録管理手段と、ジョブの処理を行なうための処理手段と、処理手段に対するジョブの処理の指示を行なうユーザーを管理するための処理管理手段とを備える。処理管理手段は、設定手段によって当該画像形成装置の属するグループが第1のグループから第2のグループに変更されると、メモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されるまでの間、第1のグループに関連付けられたユーザーおよび第2のグループに関連付けられたユーザー双方からの処理手段に対するジョブの処理の指示を許容し、メモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されると第1のグループに関連付けられたユーザーからの処理手段に対するジョブの処理の指示を禁止する。
好ましくは、登録管理手段は、メモリーへ登録されたジョブが処理手段によって処理されるとメモリーから削除する。
好ましくは、登録管理手段はメモリーへ登録されたジョブを他の画像形成装置に転送するための転送手段を含み、転送手段は、設定手段でのグループの変更後の所定のタイミングで、メモリーに登録されている第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブを第1のグループに属する他の画像形成装置に転送する。
好ましくは、転送手段は、設定手段でのグループの変更後に処理手段が第1のグループに関連付けられたユーザーの指示に従ってジョブの処理を実行すると、メモリーに登録されている当該ユーザーの指示による他のジョブを第1のグループに属する他の画像形成装置に転送する。
好ましくは、画像形成装置は他の画像形成装置のメモリーの空き容量を検知するための検知手段をさらに備え、転送手段は、所定のタイミングで第1のグループに属する他の画像形成装置のメモリーの空き容量がしきい値以上である場合に、メモリーに登録されている第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブを他の画像形成装置に転送する。
好ましくは、転送手段は、第1のグループに関連付けられたユーザーの使用頻度に応じてユーザーの指示によるジョブの転送先とする第1のグループに属する他の画像形成装置を決定するための決定手段を含む。
好ましくは、画像形成装置は、設定手段でのグループの変更後、メモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されると、第1のグループに属する他の画像形成装置に対して当該画像形成装置が第1のグループから脱することを通知するための第1の通知手段をさらに備え、更新手段は、当該画像形成装置の属するグループに属する他の画像形成装置から上記の通知を受け取ると、他の画像形成装置を当該画像形成装置の属するグループから脱するようにグループに関する情報を更新する。
好ましくは、画像形成装置は、更新手段でグループに関する情報が更新された後に第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブが送信されると、グループに関する情報が更新されたことをジョブの送信元に対して通知するための第2の通知手段をさらに備える。
本発明の他の局面に従うと、変更方法は、画像形成装置の属するグループを、相互に通信可能な複数台の画像形成装置からなる第1のグループから第2のグループに変更する方法であって、移動対象の画像形成装置に対して、属するグループの設定を第1のグループから第2のグループに変更するステップと、移動対象の画像形成装置において、受け付け可能なジョブの発行元を、第1のグループに関連付けられたユーザーから第2のグループに関連付けられたユーザーに変更するステップと、移動対象の画像形成装置において、メモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除されるまでの間、第1のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも、第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも従ってメモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップと、移動対象の画像形成装置において、メモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除された後は、第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブの処理の指示には従わず、第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示に従ってメモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップとを備える。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムは複数台で相互に通信可能なグループを構成することのできる画像形成装置に搭載されるコンピューターに画像形成装置の属するグループの変更処理を行なわせるプログラムであって、該プログラムは該コンピューターに、属するグループを第1のグループから第2のグループに変更する指示を受け付けるステップと、受け付け可能なジョブの発行元を、第1のグループに関連付けられたユーザーから第2のグループに関連付けられたユーザーに変更するステップと、画像形成装置のメモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除されるまでの間、第1のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも、第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも従ってメモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップと、メモリーから第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除された後は、第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブの処理の指示には従わず、第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示に従ってメモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップとを実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御プログラムはコンピューターにジョブ発行処理を実行させるためのプログラムであって、該プログラムは該コンピューターに、ジョブ発行の指示に従って、メモリーに送信先として記憶されている第1のグループに属する画像形成装置に対してジョブを送信するステップと、画像形成装置から第1のグループに属する画像形成装置の変更の通知を受け付けるステップと、通知に基づいて、メモリーに記憶されている第1のグループを更新するステップと、送信するステップにおいてジョブの送信に失敗していた場合には、更新後の第1のグループに含まれる画像形成装置の中から送信先を選択してジョブを再度送信するステップとを実行させる。
この発明によると、数台の画像形成装置でグループを構成し、それぞれの画像形成装置がサーバーおよびクライアント装置として機能することが可能な画像形成装置において、グループ間の画像形成装置の移動をスムーズにすることができる。
実施の形態にかかる画像形成システム(以下、システム)の構成の具体例を示す図である。 システムに含まれるMFP(Multi-Functional Peripheral)の構成の具体例を示すブロック図である。 システムに含まれるユーザー端末の構成の具体例を示すブロック図である。 MFPのグループを変更する際のMFPの動作の概要を説明するための図である。 MFPの機能構成の具体例を示すブロック図である。 MFPでの、グループ変更に伴う動作の流れを表わすフローチャートである。 図6のステップS107でのグループ変更処理の具体例を表わしたフローチャートである。 図7のステップS205でのジョブ処理の一例を表わしたフローチャートである。 図7のステップS205でのジョブ処理の一例を表わしたフローチャートである。 MFPでの、ジョブを受信した際の動作の流れを表わすフローチャートである。 ユーザー端末での、ジョブ発行時の動作の流れを表わしたフローチャートである。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる画像形成システム(以下、システム)の構成の具体例を示す図である。図1を参照して、本実施の形態にかかるシステムは、複数台の画像形成装置の一例であるMFP(Multi-Functional Peripheral)で1つのグループを構成する。
一例として、図1に示されたように、MFP100A,100B,100Cの3台のMFPでグループ1を構成し、MFP100C,100Dの2台のMFPでグループ2を構成する。MFP100A〜100Eを代表させてMFP100とも称する。
MFP100は、同じグループに属する他のMFP100と相互に通信可能である。そのために、MFP100は、自身の属するグループに含まれるすべてのMFP100のIPアドレス等のアクセス情報を予め記憶している。
MFP100は記憶装置の一例としてのHDD(Hard Disk Drive)13を搭載し(図2)、それぞれがサーバーとしても機能し得る。すなわち、MFP100は、メモリーにジョブを保持してユーザー指示に従って処理可能であると共に、ユーザー指示に従って同じグループに属する他のMFP100のメモリーに保持されているジョブを読み出して処理することもできる。
画像形成システムは、さらに、PC(パーソナルコンピューター)やタブレット端末などのユーザー端末を含んでもよい。一例として、グループ1がユーザー端末300A,300B,300Cを含み、グループ2がユーザー端末300C,300Dを含む。ユーザー端末300A〜300Eを代表させてユーザー端末300とも称する。ユーザー端末300も予め自身の属するグループに含まれるMFP100のアクセス情報を記憶している。
グループには、予めユーザーが関連付けられている。すなわち、MFP100には、予めグループに関連付けられたユーザーのログイン情報などのユーザー情報が登録されている。そして、MFP100やユーザー端末300のログインユーザーが登録されたユーザーである場合に、MFP100は、ジョブを登録(スプール)したり、登録されているジョブの処理を行なったりする。
この画像形成システムは、たとえば企業内に構築されるシステムなどが想定される。そして、部や課などのユーザーグループに対してグループが割り当てられる使い方が想定される。
<装置構成>
図2および図3は、それぞれ、MFP100およびユーザー端末300の構成の具体例を示すブロック図である。MFP100およびユーザー端末300は、それぞれ、一般的なMFPおよびPCであってよい。そのため、図2および図3は、一例として、一般的なMFPおよびPCの構成を表わしている。
すなわち、図2を参照して、MFP100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、CPU10で実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM(Read Only Memory)11と、CPU10がプログラムを実行する際の作業領域となったり計算値を記憶したりするためのメモリーであるRAM(Random Access Memory)12と、ジョブなどを記憶するための記憶装置の一例であるHDD13と、スキャナー14と、プリンター15と、操作パネル16と、グループ内での通信を制御するためのネットワークコントローラー17とを含む。
また、図3を参照して、ユーザー端末300は、装置全体を制御するためのCPU30と、CPU30で実行されるプログラムなどを記憶するためのメモリーであるROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域となったり計算値を記憶したりするためのメモリーであるRAM32と、各所情報を記憶するための記憶装置の一例であるHDD33と、ディスプレイ34と、キーボードやマウスなどの入力装置35と、グループ内での通信を制御するためのネットワークコントローラー36とを含む。
<動作概要>
図1に示されたように、グループ1に属するMFP100A,100B,100CのうちのMFP100Cを、グループ1からグループ2に変更する場合について述べる。MFP100Cに対するグループの変更は、MFP100Cが記憶している通信可能な装置のアクセス情報を、元のグループ(グループ1)に属するMFP100A,100Bおよびユーザー端末300A,300B,300Cのアクセス情報から変更後のグループ(グループ2)に属するMFP100D,100Eおよびユーザー端末300D,300Eに更新すればよい。また、元のグループ(グループ1)に属している他のMFP100A,100Bおよびユーザー端末300A,300B,300Cが記憶している通信可能な装置のアクセス情報からMFP100Cのアクセス情報を削除すればよい。また、変更後のグループ(グループ2)に属するMFP100D,100Eおよびユーザー端末300D,300Eが記憶している通信可能な装置のアクセス情報にMFP100Cのアクセス情報を追加すればよい。このようにすることで、MFP100Cはグループ1に属する装置との間では通信ができなくなり、新たにグループ2に属する装置と通信可能となる。
しかしながら、上記したように、MFP100はそれぞれHDD13を搭載してサーバーとしても機能し得る。すなわち、MFP100Cは元のグループ1に関連付けられたユーザーによって発行されたジョブをメモリーに記憶している。そのため、上記したようにグループの変更と同時にMFP100Cと通信可能な装置をグループ1に属する装置からグループ2に属する装置に切り替えると、MFP100Cに登録されたジョブをグループ1に属する装置で利用ができなくなる。また、グループの変更と同時にMFP100Cに登録されているグループ1に関連付けられたユーザーによるジョブをグループ1に属する他のMFP100A,100Bに移動させると、MFP100A,100Bの負荷が大きくなり過ぎる場合もある。
そこで、本システムでは、MFP100のグループを変更する際に移行期間を設け、移行処理を行なう。
図4は、MFP100のグループを変更する際のMFP100の動作の概要を説明するための図である。図4は、MFP100Cがグループを変更する以前(グループ1)、移行期間中、および変更後(グループ2)それぞれの期間での、当該MFP100Cに対するグループ1,2に関連付けられたユーザーの権限を表わしている。
詳しくは、図4を参照して、グループの変更前、すなわち、MFP100Cがグループ1に属しているときには、グループ1に関連付けられたユーザーはMFP100Cに対して、ジョブを登録(スプール)する権限も、メモリー(ストレージ)の参照やジョブの実行などのジョブ処理を行なう権限も有する。グループ2に関連付けられたユーザーは、MFP100Cに対していずれの権限も有さない。
反対に、グループの変更後、すなわち、MFP100Cがグループ2に属しているときには、グループ2に関連付けられたユーザーはMFP100Cに対して、ジョブを登録する権限も、メモリーの参照やジョブの実行などのジョブ処理を行なう権限も有する。グループ1に関連付けられたユーザーは、MFP100Cに対していずれの権限も有さない。
これに対して、MFP100Cに対してグループの変更を設定してから所定期間を移行期間とし、その期間、グループ1に関連付けられたユーザーおよびグループ2に関連付けられたユーザーは、それぞれの権限を有する。すなわち、移行期間には、グループ1に関連付けられたユーザーはMFP100Cに対してメモリーの参照やジョブの実行などのジョブ処理を行なう権限は有するものの、MFP100Cに対してジョブを登録する権限は有さない。グループ2に関連付けられたユーザーはMFP100Cに対して、ジョブを登録する権限も、メモリーの参照やジョブの実行などのジョブ処理を行なう権限も有する。
移行期間に各ユーザーに割り当てられた権限によって、MFP100Cに対してグループの変更が設定されてから所定期間は、グループ1に関連付けられたユーザーによってジョブ処理は可能になるものの、グループ1に関連付けられたユーザーによってMFP100Cに新たなジョブが登録されることはない。したがって、上記所定期間である移行期間は、MFP100Cに対してグループの変更が設定されてから、第1のグループに関連付けられたユーザーによって発行(登録)されたジョブがMFP100Cのメモリーから完全に削除されるまでの期間となる。
MFP100Cは、プリントなどのジョブ処理を実行すると、当該ジョブをメモリーから削除する。好ましくは、MFP100Cは、移行期間に、第1のグループに関連付けられたユーザーによって発行(登録)されたジョブを所定のタイミングで第1のグループに属する他のMFP100A,100Bに転送する。これにより、移行期間を短くすることができる。
<機能構成>
図5は、上記動作を行なうためのMFP100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図5の各機能は、MFO100のCPU10がROM11に記憶されるプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主に、CPU10で実現される。しかしながら、一部機能が、図2に示された他のハードウェア構成、または図示されない電気回路などの構成によって実現されてもよい。
図5を参照して、HDD13などのメモリーは、当該MFP100が現在属しているグループおよび該グループに属している他のMFP100の情報であるグループ情報を記憶するための記憶領域であるグループ記憶部131と、ジョブを記憶するための記憶領域であるジョブ記憶部132とを含む。当該MFP100が現在属しているグループの情報は、該グループを特定する情報であり、グループ名(たとえばグループ1等)などの識別情報を指す。グループに属している他のMFP100の情報は、当該他のMFP100を特定する情報に加えて、該MFP100のIPアドレス等のアクセス情報を指す。
さらに図5を参照して、CPU10は、操作パネル16に対するユーザー操作の入力を受け付けるための指示入力部101と、ユーザー指示に従って当該MFP100の属するグループの設定を受け付けるための設定部102と、設定部102での設定に従ってグループ記憶部131に記憶されているグループに関する情報を更新するための更新部103と、当該MFP100の属するグループに関連付けられたユーザーの指示に従ってジョブを受け付けるためのジョブ入力部104と、ジョブのメモリーへ登録するための登録部111を含むジョブの登録を管理するための登録管理部105と、ジョブの処理を行なうための処理部106と、処理部106に対するジョブの処理の指示を行なうユーザーを管理するための処理管理部107とを含む。処理管理部107は、設定部102によって当該MFP100の属するグループがグループ1からグループ2に変更されると、メモリーからグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されるまでの間を移行期間として、グループ1に関連付けられたユーザーおよびグループ2に関連付けられたユーザー双方からの処理部106に対するジョブの処理の指示を許容する。そして、メモリーからグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されると、移行期間を終了して完全にグループ2に移行し、グループ1に関連付けられたユーザーからの処理部106に対するジョブの処理の指示を禁止する。
好ましくは、登録管理部105は、さらに、メモリーへ登録されたジョブが処理部106によってプリントやメール送信などの処理が実行されるとメモリーから当該ジョブを削除するための削除部112と、メモリーへ登録されたジョブを他のMFP100に転送するための転送部113とを含む。
転送部113は、たとえば、設定部102でのグループの変更が設定された後の所定のタイミングで、メモリーに登録されているグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブをグループ1に属する他のMFP100に転送する。所定のタイミングの一例として、転送部113は、設定部102でのグループの変更が設定された後に処理部106がグループ1に関連付けられたユーザーの指示に従ってジョブの処理を実行すると、メモリーに登録されている上記ユーザーの指示による他のジョブをグループ1に属する他のMFP100に転送する。
なお、好ましくは、CPU10は、他のMFP100のメモリーの空き容量を検知するための検知部115をさらに含む。そして、転送部113は、所定のタイミングでグループ1に属する他のMFP100のメモリーの空き容量がしきい値以上である場合にメモリーに登録されているグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブを当該MDP100に転送する。
さらに、好ましくは、転送部113は、グループ1に関連付けられたユーザーの使用頻度に応じてユーザーの指示によるジョブの転送先とするグループ1に属する他のMFP100を決定するための決定部114を含む。
また好ましくは、CPU10は、上記の移行期間が終了して完全にグループ2に移行すると、グループ1に属する他の画像形成装置に対して当該MFP100がグループ1から脱することの通知を出力するための通知出力部108と、同通知を他のMFP100から受け取るための通知入力部109とをさらに含む。更新部103は、当該MFP100の属するグループに属する他のMFP100から上記通知を受け取ると、当該他のMFP100を当該MFP100の属するグループから脱するようにメモリーに記憶されているグループに関する情報を更新する。
また好ましくは、CPU10は、更新部103でグループに関する情報が更新された後に更新前のグループであるグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブが送信されると、グループに関する情報が更新されたことを当該ジョブの送信元に対して通知するための通知部110をさらに備える。当該MFP100がグループ1からグループ2に移行した場合には、ジョブ入力部104が上記ジョブを受け付けることなく、当該MFP100がグループ1から脱したことが上記ジョブの送信元に対して通知される。当該MFP100が属するグループ1からいずれかのMFP100が脱した場合には、ジョブ入力部104は上記ジョブを受け付け、さらに、上記いずれかのMFP100がグループ1から脱したことが上記ジョブの送信元に対して通知される。
<動作フロー>
図6は、MFP100での、グループ変更に伴う動作の流れを表わすフローチャートである。図6のフローチャートに表わされた動作は、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図5の各機能を発揮することによって実現される。
図6を参照して、CPU10は、当該MFP100の属するグループ1をグループ2に変更するグループの設定指示を受け付けると(ステップS101でYES)、当該MFP100のメモリーに記憶されているグループに関する情報を更新することでグループ1からグループ2に設定を更新する(ステップS105)。なお、好ましくは、CPU10は、上記設定指示を受け付けると、上記ステップS105での設定の更新に先だって、または設定の更新と共に、グループ2に属する少なくとも1台の他のMFP100に対して当該MFP100がグループ2に設定(変更)されたことを通知する(ステップS103)。この通知には、少なくとも、当該MFP100のIPアドレス等のアクセス情報が含まれる。この通知を行なうため、上記のグループの設定でCPU10は、好ましくは、変更後のグループ2に属する少なくとも1台のMFPのIPアドレス等のアクセス情報の入力も受け付ける。または、CPU10は、グループ2に属する少なくとも1台のMFPのアクセス情報を予め記憶しておき、グループ2に属する少なくとも1台のMFPを特定する情報を受け付けることで、当該MFPのアクセス情報を読み出す。
なお、好ましくは、MFP100からグループ2に設定(変更)されたことが通知された上記他のMFP100は、さらにグループ2に属する他のMFP100に対して通知を転送してもよい。このようにすることで、グループの変更対象のMFPに対して変更を設定するのみで、他のMFPに対して設定することなく、変更後のグループ2に属するすべてのMFP100の設定が自動的に行なわれることになる。
CPU10は、後述する、グループを変更するための処理を実行し(ステップS107)、その処理が完了すると、変更前のグループ1に属する少なくとも1台のMFP100に対して当該MFP100がグループ1を脱したことを通知する(ステップS109)。
なお、好ましくは、MFP100からグループ1を脱したことが通知された上記他のMFP100は、さらにグループ1に属する他のMFP100に対して通知を転送してもよい。このようにすることで、グループの変更対象のMFPに対して変更を設定するのみで、他のMFPに対して設定することなく、変更前のグループ1に属するすべてのMFP100の設定が自動的に行なわれることになる。
図7は、上記ステップS107でのグループ変更処理の具体例を表わしたフローチャートである。図7を参照して、CPU10は、当該MFP100のメモリーに対してジョブのスプールを許可するユーザーを、グループ1に関連付けられたユーザーからグループ2に関連付けられたユーザーに変更する(ステップS201)。また、CPU10は、当該MFP100に対してジョブ処理の指示を許可するユーザーを、グループ1に関連付けられたユーザーに加えてグループ2に関連付けられたユーザーとなるよう変更する(ステップS203)。
CPU10は、ジョブ処理を実行する(ステップS205)。その結果、当該MFP100のメモリーからグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されると(ステップS207でNO)、CPU10は、当該MFP100に対してジョブ処理の指示を許可するユーザーを、グループ1およびグループ2に関連付けられたユーザーからグループ2に関連付けられたユーザーに変更する(ステップS209)。
上記ステップS205のジョブ処理の一例としては、図8に表わされたように、ユーザー指示に応じてジョブ処理を行なうことが挙げられる。すなわち、CPU10は、メモリーからグループ1に関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除されるまでの間は移行期間として、グループ1に関連付けられたユーザーからの指示にも、グループ2に関連付けられたユーザーからの指示にも従ってジョブの処理を実行することになる。
詳しくは、図8を参照して、グループ1またはグループ2に関連付けられたユーザー、つまり、処理の指示が許可されたユーザーからジョブ処理の指示を受け付けると(ステップS301でYES)、CPU10は当該指示に従ってジョブを処理し(ステップS303)、そのジョブをメモリーから削除する(ステップS305)。
これにより、グループ1に関連付けられたユーザーからジョブ処理の指示を受け付けるごとにメモリーから当該ジョブが削除されていくため、徐々に、メモリーからグループ1に関連付けられたユーザーからのジョブが削除されていく。このようにすることで、一度にグループ1の他のMFP100に転送されることと比較すると、他のMFP100に対する負荷を軽減させることができる。
このとき、好ましくは、ジョブ処理を指示したユーザーが変更前のグループ1に関連付けられたユーザーであった場合(ステップS307でYES)、CPU10は、当該ユーザーからのさらに他のジョブをメモリーから抽出し、グループ1に属する他のMFP100に転送する(ステップS309)。より好ましくは、ステップS309でCPU10は、上記他のMFP100のうちのメモリーの空き容量が所定以上のものを転送先として決定してもよいし、当該ユーザーの使用頻度の高いものを転送先として決定してもよい。
このようにすることで、当該MFP100に対してジョブ処理を指示したユーザーのジョブから順に元のグループ1の他のMFP100に転送されて当該MFP100のメモリーから削除されることになる。そのため、一度にグループ1の他のMFP100に転送されることと比較すると負荷を軽減させることができる。また、移行期間を早め、早期に移行を完了させることができる。
また、他の例として、図9を参照して、CPU10は、上記ステップS101でグループの変更が設定されてから所定時間が経過したタイミングで(ステップS401でYES)、メモリーに登録されているグループ1に関連付けられたユーザーの指示によるジョブのうちの所定ジョブをグループ1に属する他のMFP100に転送してもよい(ステップS403)。この処理を、CPU10は、上記所定時間の経過ごとに繰り返してもよい。
所定ジョブとは、たとえば、ユーザーごとであってもよいし、ジョブの作成または登録された期間ごとであってもよいし、データサイズの多い順などであってもよい。この場合も、CPU10は、グループ1の他のMFP100のうちのメモリーの空き容量が所定以上のものを転送先として決定してもよいし、当該ユーザーの使用頻度の高いものを転送先として決定してもよい。
このようにすることで、所定の時間間隔で元のグループ1の他のMFP100に徐々にジョブが転送されて当該MFP100のメモリーから削除されることになるため、一度にグループ1の他のMFP100に転送されることと比較すると負荷を軽減させることができる。また、移行期間を早め、早期に移行を完了させることができる。
図10は、MFP100での、ジョブを受信した際の動作の流れを表わすフローチャートである。図10のフローチャートに表わされた動作もまた、MFP100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図5の各機能を発揮することによって実現される。図10の動作は、MFP100がジョブを受信すると開始される。
図10を参照して、CPU10は、ジョブの発行元が当該MFP100のメモリーに対してジョブのスプールが許可されたユーザーであるか否かを確認する。その結果、当該MFP100のグループがグループ1からグループ2に変更されスプールが許可されなくなったグループ1に関連付けられたユーザーからであった場合、CPU10は、そのジョブの発行元がスプールが許可されていないユーザーであると判断する(ステップS501でNO)。このとき、CPU10は、当該ジョブの受け付けを拒否する(ステップS503)。さらに、CPU10は、ジョブの発行元に対してグループの変更を通知する(ステップS505)。ステップS505でCPU10は、当該MFP100がグループ1から2に変更したことを通知してもよいし、現在のグループ1に属するMFP100を通知してもよい。
当該MFP100がグループ変更の対象ではなくグループ1のままであり、そのグループ1に関連付けられたユーザーからのジョブであった場合、CPU10は、そのジョブの発行元がスプールが許可されているユーザーであると判断する(ステップS501でYES)。このとき、CPU10は、当該ジョブを受け付けてメモリーに登録する(ステップS507)。
上記のように当該MFP100自身はグループ変更の対象ではなくても、グループ変更の対象であったMFP100からの通知でメモリーに記憶されているグループ1に関する情報は更新されている。そこで、好ましくは、CPU10は、上記のようにジョブのスプールに成功した場合であっても、当該ジョブの発行元に対してグループの変更を通知してもよい(ステップS511)。CPU10は、通知を、一例として、当該発行元から直近にジョブを受け付けてからグループ情報が更新されている場合に行なってもよいし(ステップS509でYES)、グループ情報が更新されてから所定期間内にジョブをスプールしたすべてのジョブ発行元に対して行なってもよい。
図11は、ジョブ発行時のユーザー端末300での動作の流れを表わしたフローチャートである。図11の動作は、ユーザー端末300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行することで、CPU30によって実現される。図11の動作は、ユーザーが、予めユーザー端末300にインストールしてあるMFP100を制御するためのプログラム(プリンタードライバー)を起動し、当該プログラムを実行してジョブを発行する指示を行なうと開始される。
図11を参照して、CPU30は、ユーザー指示に従って、当該ジョブの送信先とするMFPを設定する(ステップS601)。上記のように、ユーザーは、予めグループに関連付けられている。そのため、ユーザー端末300のメモリーは、ユーザーのログイン情報に対応付けて当該ユーザーが関連付けられているグループの情報を記憶している。グループの情報は、当該ユーザーが関連付けられているグループに属するMFP100のIPアドレスなどのアクセス情報を含む。
CPU30は、メモリーからグループの情報を読み出し、当該グループに属するMFP100をジョブの送信可能なMFPとして特定する。該グループに属するMFP100が複数台ある場合には、CPU30はそれらを選択可能に提示して、ユーザーによる選択を受け付けてもよい。または、CPU30は、その中から予め当該ユーザーに対して送信先として指定されているMFP100を選択して当該ジョブの送信先として設定してもよい。そして、CPU30は、送信先に設定したMFP100に対してジョブを送信する(ステップS603)。
送信先のMFPでのジョブのスプールに失敗し(ステップS605でYES)、そのMFP100において図10の動作が行なわれたことによってグループ変更通知を受け取ると(ステップS607でYES)、CPU30は、その通知に基づいてログインユーザーに関連付けられているグループに関する情報を更新する(ステップS609)。
CPU30は、再度、最初から動作を繰り返す。すなわち、CPU30は、更新後のグループの情報に基づいて送信先とするMFP100を設定し、当該MFP100に対してジョブを送信する。そして、そのスプールに成功すると(ステップS605でNO)、CPU30は一連の動作を終了する。
<実施の形態の効果>
本システムに含まれるMFP100が以上の動作を行なうことで、MFPのグループを変更する際に、ユーザーが手動で行なうべき作業を簡略化することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。また、グループの移動の際に他のMFP100への負荷を軽減することができる。
また、MFP100に対してジョブを発行したりジョブ処理の指示を行なったりすることが可能なユーザー端末300に対してもユーザーが手動で行なうべき作業を簡略化することができ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
さらに、MFP100は、上記のように移行期間を設けてその間で徐々にグループ変更のための動作を行なうため、当該MFP100をユーザーが利用できない期間(いわゆるダウンタイム)の発生を抑えることができる。
<他の例>
さらに、上述の動作をMFP100のCPU10およびユーザー端末300のCPU30に実行させるためのプログラムを提供することもできる。これにより、既存のMFPやユーザー端末に上記の動作を行なわせることができ、本システムを容易に構築することが可能となる。
このようなプログラムは、コンピューターに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピューター読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピューターに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。プログラムは、API(Application Programming Interface)を利用したアプリケーションとして提供されてもよいし、ファームウェアに実装してオープンAPIとされてもよい。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピューターのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムはプリンタードライバーなどの他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13,33 HDD、14 スキャナー、15 プリンター、16 操作パネル、17,36 ネットワークコントローラー、34 ディスプレイ、35 入力装置、100,100A〜100E MFP、101 指示入力部、102 設定部、103 更新部、104 ジョブ入力部、105 登録管理部、106 処理部、107 処理管理部、108 通知出力部、109 通知入力部、110 通知部、111 登録部、112 削除部、113 転送部、114 決定部、115 検知部、131 グループ記憶部、132 ジョブ記憶部、300,300A〜300E ユーザー端末。

Claims (11)

  1. 複数台で相互に通信可能なグループを構成することのできる画像形成装置であって、
    当該画像形成装置の属するグループおよび前記グループに属する他の画像形成装置の情報を、グループに関する情報として記憶するための記憶手段と、
    当該画像形成装置の属するグループの設定を受け付けるための設定手段と、
    前記設定手段での設定に従って、前記記憶手段に記憶される前記グループに関する情報を更新するための更新手段と、
    前記記憶手段に記憶されている、当該画像形成装置の属するグループに関連付けられたユーザーの指示に従ってジョブを受け付けるためのジョブ入力手段と、
    前記ジョブのメモリーへの登録を管理するための登録管理手段と、
    前記ジョブの処理を行なうための処理手段と、
    前記処理手段に対するジョブの処理の指示を行なうユーザーを管理するための処理管理手段とを備え、
    前記処理管理手段は、前記設定手段によって当該画像形成装置の属するグループが第1のグループから第2のグループに変更されると、前記メモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されるまでの間、前記第1のグループに関連付けられたユーザーおよび前記第2のグループに関連付けられたユーザー双方からの前記処理手段に対するジョブの処理の指示を許容し、前記メモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されると前記第1のグループに関連付けられたユーザーからの前記処理手段に対するジョブの処理の指示を禁止する、画像形成装置。
  2. 前記登録管理手段は、前記メモリーへ登録されたジョブが前記処理手段によって処理されると前記メモリーから削除する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記登録管理手段は前記メモリーへ登録されたジョブを他の画像形成装置に転送するための転送手段を含み、
    前記転送手段は、前記設定手段での前記グループの変更後の所定のタイミングで、前記メモリーに登録されている前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブを前記第1のグループに属する他の画像形成装置に転送する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記転送手段は、前記設定手段での前記グループの変更後に前記処理手段が前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示に従ってジョブの処理を実行すると、前記メモリーに登録されている前記ユーザーの指示による他のジョブを前記第1のグループに属する他の画像形成装置に転送する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 他の画像形成装置のメモリーの空き容量を検知するための検知手段をさらに備え、
    前記転送手段は、前記所定のタイミングで前記第1のグループに属する他の画像形成装置のメモリーの空き容量がしきい値以上である場合に、前記メモリーに登録されている前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブを前記他の画像形成装置に転送する、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記転送手段は、前記第1のグループに関連付けられたユーザーの使用頻度に応じて前記ユーザーの指示によるジョブの転送先とする前記第1のグループに属する他の画像形成装置を決定するための決定手段を含む、請求項3〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記設定手段での前記グループの変更後、前記メモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブがすべて削除されると、前記第1のグループに属する他の画像形成装置に対して当該画像形成装置が前記第1のグループから脱することを通知するための第1の通知手段をさらに備え、
    前記更新手段は、当該画像形成装置の属するグループに属する他の画像形成装置から前記通知を受け取ると、前記他の画像形成装置を当該画像形成装置の属するグループから脱するように前記グループに関する情報を更新する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記更新手段で前記グループに関する情報が更新された後に前記第1のグループに関連付けられたユーザーの指示によるジョブが送信されると、前記グループに関する情報が更新されたことを前記ジョブの送信元に対して通知するための第2の通知手段をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置の属するグループを、相互に通信可能な複数台の画像形成装置からなる第1のグループから第2のグループに変更する方法であって、
    移動対象の画像形成装置に対して、属するグループの設定を前記第1のグループから前記第2のグループに変更するステップと、
    前記移動対象の画像形成装置において、受け付け可能なジョブの発行元を、前記第1のグループに関連付けられたユーザーから前記第2のグループに関連付けられたユーザーに変更するステップと、
    前記移動対象の画像形成装置において、メモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除されるまでの間、前記第1のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも、前記第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも従って前記メモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップと、
    前記移動対象の画像形成装置において、前記メモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザからのジョブがすべて削除された後は、前記第1のグループに関連付けられたユーザからのジョブの処理の指示には従わず、前記第2のグループに関連付けられたユーザからの指示に従って前記メモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップとを備える、変更方法。
  10. 複数台で相互に通信可能なグループを構成することのできる画像形成装置に搭載されるコンピューターに前記画像形成装置の属するグループの変更処理を行なわせるプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    属するグループを第1のグループから第2のグループに変更する指示を受け付けるステップと、
    受け付け可能なジョブの発行元を、前記第1のグループに関連付けられたユーザーから前記第2のグループに関連付けられたユーザーに変更するステップと、
    前記画像形成装置のメモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除されるまでの間、前記第1のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも、前記第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示にも従って前記メモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップと、
    前記メモリーから前記第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブがすべて削除された後は、前記第1のグループに関連付けられたユーザーからのジョブの処理の指示には従わず、前記第2のグループに関連付けられたユーザーからの指示に従って前記メモリーに記憶されているジョブの処理を実行するステップとを実行させる、制御プログラム。
  11. コンピューターにジョブ発行処理を実行させるためのプログラムであって、
    前記プログラムは前記コンピューターに、
    ジョブ発行の指示に従って、メモリーに送信先として記憶されている第1のグループに属する画像形成装置に対して前記ジョブを送信するステップと、
    前記画像形成装置から前記第1のグループに属する画像形成装置の変更の通知を受け付けるステップと、
    前記通知に基づいて、前記メモリーに記憶されている前記第1のグループを更新するステップと、
    前記送信するステップにおいて前記ジョブの送信に失敗していた場合には、更新後の前記第1のグループに含まれる画像形成装置の中から送信先を選択して前記ジョブを再度送信するステップとを実行させる、制御プログラム。
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