JP2015064863A - 情報処理装置、演算処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置10のCPU11は、プロセッサ11aと、キャッシュメモリとして使用される第1メモリm1と、データを一時的に記憶する第2メモリm2とを有する。プロセッサ11aは、第1メモリm1にアクセスしてGUIを提供するための演算処理を行う。プロセッサ11aは、処理要求を受け付けると、第2メモリm2をスクラッチパッドメモリ(SPM)として使用して、DSP12に処理要求に応じた情報処理を実行させる。プロセッサ11aは、処理要求を受け付けていない場合や、DSP12により情報処理が実行中でない場合には、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える。プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合には、より高い機能のGUIを提供するための演算処理を行う。
【選択図】図1
Description
請求項2に係る発明によれば、情報処理の実行を妨げることなく、当該情報処理に使用されるメモリを、キャッシュメモリとしての使用に切り替えることができる。
請求項3に係る発明によれば、情報処理に使用されるメモリをキャッシュメモリとして使用する場合には、キャッシュメモリとして使用しない場合よりも、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、情報処理の実行が開始されてから当該情報処理が終了するまでの間であっても、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースと、それよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースとを選択的に提供する場合に、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供し得るときには、これを優先して提供することができる。
請求項6に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するためのプログラムを原因として、第1のグラフィカルユーザインタフェースの提供が妨げられる場合であっても、第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項7に係る発明によれば、情報処理装置の動作にエラーが発生した場合であっても、外部装置との通信が可能なときには、当該外部装置から取得したデータに基づいて、エラーに対する対応策を動画で表示することができる。
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下、本発明の情報処理装置を画像形成装置に適用した場合を説明する。以下に説明する画像形成装置10は、例えば、スキャン処理、ファクシミリ送信処理及びコピー処理を行う機能を有する。
図1は、画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、DSP(Digital Signal Processor)12と、通信部13と、UI(User Interface)部14と、画像読取部15と、画像形成部16と、記憶部17とを備える。
プロセッサ11a(演算処理装置の一例)は、例えば論理演算回路で構成され、ROMに記憶された制御プログラムに従って演算処理を行うことにより、画像形成装置10の各部を制御する。第1メモリm1及び第2メモリm2は、CPU11の内部に設けられた揮発性メモリである。第1メモリm1及び第2メモリm2は、例えば同一パッケージに構成されるが、互いに物理的に分割されている。
また、画像形成装置10は、UI部14を用いて提供するGUIを指定するモードとして、第1GUIモードと第2GUIモードとを有する。画像形成装置10は、第1GUIモードと第2GUIモードとのどちらか一方を選択して、GUIを提供する。
図2(a)で説明する第1GUIモードは、第2GUIモードの場合よりも、メモリの使用量(つまり、メモリリソースの消費量)が多いGUIを提供するモードである。このため、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合に、第1GUIモードを選択する。第1GUIモードでは、プロセッサ11aは、ブラウザを利用してGUIを提供する。プロセッサ11aは、第1GUIモードの選択中には、例えば、通信部13を介してネットワークにアクセスして情報(例えばwebコンテンツ等の表示コンテンツ)を取得する場合がある。
なお、図2で説明したGUI画面や、GUI画面を介してプロセッサ11aが受け付ける操作、通信部13を介した通信内容はあくまで一例である。
なお、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合に、ユーザの設定等に応じて、第2GUIモードを選択してもよい。
演算処理手段111は、第2メモリm2がSPMとして使用される場合に、キャッシュメモリである第1メモリm1にアクセスして、演算処理(第2の演算処理の一例)を行う。この際、演算処理手段111は、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用しない。第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合には、演算処理手段111は、キャッシュメモリである第1メモリm1及び第2メモリm2にアクセスして、演算処理(第1の演算処理の一例)を行う。演算処理手段111が行う演算処理は、UI部14を用いてGUIを提供するための演算処理を含む。
(基本動作)
図4は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの基本動作の流れを示すフローチャートである。
まず、プロセッサ11aは、画像形成装置10のハードウェア機能を利用する場合に、DSP12を利用して実行すべき情報処理があるかどうかを判断する(ステップS1)。ステップS1の処理では、プロセッサ11aは、処理要求の受け付け状況、又は、DSP12における情報処理の実行状況に応じて、ステップS1の処理の判断を行う。例えば、プロセッサ11aは、処理要求を受け付けたか、又は、DSP12によって情報処理が実行中であるかどうかを判断する。
第1メモリm1及び第2メモリm2がキャッシュメモリとして使用される場合には、第2メモリm2がキャッシュメモリとして使用されない場合に比べて、プロセッサ11aにおいて、キャッシュメモリを使用する演算処理が効率的(例えば、高い処理速度で)行われる。また、第2メモリm2は、キャッシュメモリの用途とSPMの用途とで共用されるため、これらを別々に設けた場合に比べて、CPU11が備えるメモリの数は少なくて済む。
(動作例1)
図5は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの動作例1の流れを示すフローチャートである。動作例1においては、プロセッサ11aは、DSP12が情報処理を実行中である場合には、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えない、切替制限を行う。つまり、切替制限中においては、プロセッサ11aは、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えず、第2メモリm2をSPMとして使用する。
まず、プロセッサ11aは、処理要求を受け付けたかどうかを判断する(ステップS11)。ここにおいて、プロセッサ11aは、決められた期間毎に処理要求の受け付けの有無を確認して、ステップS11の処理の判断を行う。
以上説明した動作例1により、プロセッサ11aは、処理要求を受け付けた後、DSP12が情報処理の実行を終了するまでの間、第2メモリm2をSPMとしての使用に維持する。このため、DSP12が実行する情報処理を妨げることなく、プロセッサ11aは、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える。
図6は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの動作例2の流れを示すフローチャートである。動作例2においては、プロセッサ11aは、第2メモリm2の使用方法の切り替えと連動させて、GUIモードを相互に切り替える。以下に説明する動作前においては、画像形成装置10は、第1GUIモードでGUIを提供しているものとする。
プロセッサ11aは、処理要求を受け付けて、当該処理要求に応じた情報処理をDSP12に実行させると判定すると(ステップS21)、第2メモリm2をSPMとして使用すると判定し、キャッシュメモリからSPMとしての使用に切り替える(ステップS22,S23)。第2メモリm2をSPMとしての使用に切り替えた後、プロセッサ11aは、DSP12に対して情報処理を実行させる。
DSP12で情報処理が開始される前は、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用して、第1GUIモードのGUIを提供していた。これに対し、DSP12で情報処理が開始されると、プロセッサ11aは、第1メモリm1のみをキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードのGUIを提供する。DSP12で情報処理が開始されると、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用しないので、プロセッサ11aはメモリの使用量がより少ない第2GUIモードを自発的に選択する。
DSP12が情報処理の実行中である場合、プロセッサ11aは、第2GUIモードのGUIを提供していた。DSP12での情報処理が終了すると、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードから、処理要求の受け付け前の第1GUIモードへと自発的に切り替える(すなわち、第1GUIモードに復帰させる)。
以上説明した動作例2により、プロセッサ11aは、DSP12で実行される情報処理を妨げることなく、第1GUIモードと第2GUIモードとの相互の切り替えを行う。また、プロセッサ11aにより第2メモリm2の使用方法が頻繁に切り替えられにくくなり、この切り替えの処理のオーバーラップによる処理効率の低下が発生にくくなる。
図7は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの動作例3の流れを示すフローチャートである。動作例3においては、プロセッサ11aは、DSP12で実行中の情報処理が中断されたのと連動させて、GUIモードを相互に切り替える。
まず、プロセッサ11aは、第1メモリm1のみをキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードのGUIを提供する(ステップS31)。次に、プロセッサ11aは、DSP12が情報処理の実行中かどうかを判断する(ステップS32)。プロセッサ11aは、情報処理の実行中と判断した場合には(ステップS32;YES)、この情報処理を中断するかどうかを判断する(ステップS33)。ステップS33の処理では、プロセッサ11aは、UI部14に対してユーザが行った、処理要求で要求された処理の中断を指示する操作(以下、「中断指示操作」という。)の有無に応じて、DSP12で実行中の情報処理を中断するかどうかを判断する。この中断指示操作は、例えば、図2(b)で説明したGUI画面SC4の操作子画像bを指示する操作で、第2GUIモードから第1GUIモードへの切り替えを指示する操作に該当する。
プロセッサ11aは、DSP12が実行中の情報処理を中断すると判断すると(ステップS33;YES)、当該情報処理が中断可能な状況になるまで待機してから、DSP12に対して情報処理を中断させる。このとき、プロセッサ11aは、DSP12における情報処理の実行状況が決められた条件を満した場合に、当該情報処理を中断可能な状況になったと判断する。例えば、実行中の情報処理が複数の処理単位の処理からなる場合、プロセッサ11aは、実行中の一の処理単位の処理が終了した時点で、当該情報処理を中断させる。この処理単位は画像形成装置10の設計段階等で決められていればよいが、例えばコピー処理の場合は、1ページ分の画像を形成する処理が一の処理単位に対応する。
情報処理の中断中においては、第2メモリm2をSPMとして使用して実行すべき情報処理が発生しない。このため、プロセッサ11aは、第2メモリm2を、SPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えても、DSP12が実行する情報処理に影響しない。
次に、本実施形態の画像形成装置10Aを説明する。以下、画像形成装置10Aの構成及び動作のうち、上述した第1実施形態の情報処理装置10との相違点を中心に説明する。画像形成装置10Aは、第2メモリm2をキャッシュメモリ又はSPMとする使用方法の切り替えによらないで、第1GUIモードのGUIを提供することを標準とする。また、画像形成装置10Aは、第1GUIモードのGUIの提供を妨げる事象が発生した場合には、第2GUIモードに変更する。
なお、GUI制御部18は、ここではCPU11とは別に設けられているが、CPU11の機能により実現されてもよい。
(動作例4及び動作例5)
動作例4及び動作例5では、画像形成装置10Aは、第1GUIモードのGUIを提供するためのプログラムを動作させる場合に、リソースの確保に失敗したときには、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える。図9(a)は動作例4の流れを示すフローチャートで、図9(b)は動作例5の流れを示すフローチャートである。
まず、動作例4を説明する。GUI制御部18は、第1GUIモードのGUIを提供するためのプログラムを動作させるためのリソースの確保に失敗したかどうかを判定する(ステップS51)。リソースの確保の失敗は、例えば、プロセッサ11aの処理速度、又は、キャッシュメモリ(第1メモリm1又は/及び第2メモリm2)の容量の不足がある。リソースの確保の失敗は、例えば、画像形成装置10Aで複数のプログラムが並行して行われた場合等の、画像形成装置10Aのリソースの消費量が大きくなった場合に発生し得る。
リソースの確保に失敗しなかったと判定した場合(ステップS51;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードのままとする。
まず、GUI制御部18は、ステップS51と同じく、第1GUIモードのGUIを提供するためのプログラムを動作させるためのリソースの確保に失敗したかどうかを判定する(ステップS61)。ここで、図11(a)に示す画面の表示中に、ステップS61で「YES」と判定された場合を考える。図11(a)に示す画面では、実行中の情報処理に関する「コピー中 XXXX.doc」というメッセージを含むウィンドウW1が、メニュー画面SC11に重ねて表示されている。次に、GUI制御部18は、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替えて、GUIを提供する(ステップS62)GUI制御部18は、ここでは、図11(b)に示すような、実行中の情報処理に関する情報処理画面SC15をUI部14に表示させる。情報処理画面SC15は、ここでは、ウィンドウW1に含まれていた情報と同じ情報(ここでは同じメッセージ)を含むが、ウィンドウW1に含まれていた情報と異なっていてもよい。情報処理画面SC15は、図11(a)に示す画面よりも少ないリソースの消費で表示される。
なお、動作例5では、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える旨のメッセージが表示されないが、ユーザは、図11(a)から図11(b)に示す画面の変化によって、情報処理の実行中にGUIモードが切り替わったことを認識し得る。
以上説明した動作例4,5によれば、画像形成装置10Aは、第1GUIモードのGUIの提供が不可能になった場合であっても、第1GUIモードから第2GUIモードへ切り替えることにより、GUIの提供を継続し得る。
動作例6では、画像形成装置10Aは、自装置における動作のエラーに応じて、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える。図12は、動作例6の流れを示すフローチャートである。
GUI制御部18は、画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生したかどうかを判定する(ステップS71)。この動作のエラーは、画像形成装置10Aにおいて正常な動作が実現されなくなる事象で、ここでは、目的の処理(制御)が実行されなくなる事象の総称である。この動作のエラーとして、例えば、ブラウザに関するエラー等の、画像形成装置10Aで実行されるプログラムが正常に動作しなくなるエラーがある。これ以外にも、画像形成装置10Aが備えるハードウェア機能の物理的な不具合によるエラーや、外部機器との接続の不良によるエラー等がある。
画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生していないと判定した場合は(ステップS71;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードのままとする。
なお、この動作例6において、発生したエラーが報知される一方で、エラーに対する対応策が報知されないようにしてもよい。
以上説明した動作例6によれば、画像形成装置10Aは、自装置の動作にエラーが発生した場合に、第1GUIモードのGUIを用いた報知を優先して行いつつ、第1GUIモードのGUIの提供が不可の場合であっても、第2GUIモードのGUIを用いた報知を行い得る。
動作例7は、動作のエラーを解消するための対応策の報知に特徴がある動作例である。図14は、動作例7の流れを示すフローチャートである。
GUI制御部18は、ステップS71と同じく、画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生したかどうかを判定する(ステップS81)。画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生していないと判定した場合は(ステップS81;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードのままとする。
GUI制御部18は、エラーに対する対応策を示す動画を表示するためのデータをサーバ装置から取得し、取得したデータに基づいて、UI部14に報知画面を表示させる。例えば、画像形成部16でトナー切れが発生した場合、GUI制御部18は、まず、図15(a)の上段に示す動画領域IM1を含む報知画面SC17を、UI部14に表示させる。動画領域IM1は、ここでは、画像形成装置10Aの外観を模した画像に、発生したエラーを解消するために確認すべき箇所を示した動画を表示する。また、報知画面SC17は、発生したエラーを示すメッセージと、動画を閲覧してエラーを解消するようにユーザに促す旨のメッセージとを含む。
他のエラーが発生した場合も、GUI制御部18は、発生したエラーに対する対応策を示す動画を表示して、エラーを解消のための対応策をユーザに報知する。
以上説明した動作例7によれば、画像形成装置10Aは、自装置の動作にエラーが発生した場合に、ネットワークへのアクセスが可能であるときには、ネットワークから取得したデータに基づいて動画を表示して、エラーへの対応策を報知する。このため、ユーザは、UI部14の表示を閲覧することにより、発生したエラーに対する対応策を把握しやすい。
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施してもよい。また、以下に示す変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した第1実施形態の(動作例3)において、プロセッサ11aは、GUIモードの切り替えを指示する中断指示操作を受け付けた場合に、DSP12に情報処理を中断させて、第2GUIモードから第1GUIモードへ切り替えていた。これに代えて、プロセッサ11aは、DSP12による情報処理の実行中においては、中断指示操作が行われた場合であっても、GUIモードを変更しないようにしてもよい。すなわち、プロセッサ11aは、DSP12による情報処理の実行中においては、中断指示操作が行われた場合であっても、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えない。この場合に、プロセッサ11aは、中断指示操作を受け付けたときには、「ただいま、GUIモードを変更できません。」というメッセージをUI部14に表示させて、GUIモードへの切り替えを許可しない旨をユーザに報知してもよい。
また、画像形成装置10は、上述した第1実施形態で説明した(動作例1)〜(動作例3)のうちの一部の動作をしなくてもよい。
また、画像形成装置10Aは、上述した第2実施形態で説明した(動作例4)〜(動作例7)のうちの一部の動作をしなくてもよい。
上述した各実施形態で説明したCPU11は、少なくともキャッシュメモリにアクセスして演算処理を行う限り、他の演算処理装置に置き換えられてもよい。
DSP12が行う情報処理に使用されるメモリは、上述した実施形態では第2メモリm2の1つのみであったが、2つ以上であってもよい。また、画像形成装置10は、GUIを指定するモードを3つ以上有していてもよい。また、第2メモリm2にデータを読み書きして情報処理を実行するDSP12は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の情報処理手段に置き換えられてもよい。
DSP12は、音声処理等の画像処理以外の情報処理を行うものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、例えば、本発明の情報処理装置は、スマートフォンや携帯電話機、タブレット型コンピュータ、ノート型パソコン、携帯型ゲーム機等の、画像形成装置以外の情報処理装置であってもよい。また、本発明の情報処理装置は、GUIを提供しない情報処理装置であってもよい。
本発明の請求項10に係る装置は、スクラッチパッドメモリからキャッシュメモリとして使用する第1メモリと、スクラッチパッドメモリとして使用する第2メモリと、第1のGUI又は第2のGUIを用いて表示部に表示する表示手段と、第1のGUIの場合に、キャッシュメモリの使用とした前記第2メモリと第1メモリを用いて演算を行い、第2のGUIの場合に、前記第2メモリをキャッシュメモリ使用とせず、第1メモリを用いて演算を行う演算手段を有する。
請求項2に係る発明によれば、情報処理の実行を妨げることなく、当該情報処理に使用されるメモリを、キャッシュメモリとしての使用に切り替えることができる。
請求項3に係る発明によれば、情報処理に使用されるメモリをキャッシュメモリとして使用する場合には、キャッシュメモリとして使用しない場合よりも、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、情報処理の実行が開始されてから当該情報処理が終了するまでの間であっても、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースと、それよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースとを選択的に提供する場合に、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供し得るときには、これを優先して提供することができる。
請求項6に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するためのプログラムを原因として、第1のグラフィカルユーザインタフェースの提供が妨げられる場合であっても、第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項7に係る発明によれば、情報処理装置の動作にエラーが発生した場合であっても、外部装置との通信が可能なときには、当該外部装置から取得したデータに基づいて、エラーに対する対応策を動画で表示することができる。
請求項10に係る発明によれば、第1のGUIを使用する場合に、スクラッチパッドメモリをキャッシュメモリとして使用しない場合に比べ、キャッシュメモリにアクセスして行う演算処理を効率的に行うことができる。
Claims (9)
- キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、
前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、
データを一時的に記憶する第2メモリと、
処理要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段が受け付けた前記処理要求に従って、前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理を実行する情報処理手段と、
前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、前記情報処理手段における前記情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段と
を備え、
前記演算処理手段は、
前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行う
ことを特徴とする情報処理装置。 - 前記切替手段は、
前記受付手段が前記処理要求を受け付けた後、前記情報処理手段が前記情報処理の実行を終了するまでの間、前記第2メモリをキャッシュメモリとして使用させない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記演算処理手段は、
前記演算処理として、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための第1の演算処理と、当該第1のグラフィカルユーザインタフェースよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための第2の演算処理とを選択的に行い、
前記第1の演算処理については、前記第2メモリがキャッシュメモリとして使用される場合に行う
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記切替手段は、
前記情報処理手段により実行されている前記情報処理が中断された場合に、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替え、中断された前記情報処理が再開されると、前記第2メモリをキャッシュメモリとして使用させないようにし、
前記演算処理手段は、
前記情報処理の中断中に前記第1の演算処理を行い、中断された前記情報処理が再開されると、前記第2の演算処理を行う
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するときに、その提供を妨げる事象が発生した場合には、当該第1のグラフィカルユーザインタフェースよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースに変更するGUI制御手段を備え、
前記演算処理手段は、
前記第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための前記演算処理と、前記第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための前記演算処理とを行う
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記事象は、
前記第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するプログラムを動作させるためのリソースの確保の失敗、又は、当該プログラムに関する動作のエラーを含む
ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記事象は、自装置における動作のエラー及び外部装置との通信の切断が発生することを含み、
前記GUI制御手段は、
自装置における動作にエラーが発生した場合に、前記通信が可能なときは、前記外部装置から取得したデータに基づいて、当該エラーへの対応策を動画で報知する
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置。 - キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、
前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、
データを一時的に記憶する第2メモリと、
処理要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段と
を備え、
前記演算処理手段は、
前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行う
ことを特徴とする演算処理装置。 - キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、データを一時的に記憶する第2メモリとにアクセス可能なコンピュータを、
前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、
処理要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段
として機能させ、
前記演算処理手段が、
前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行う
ことを特徴とするプログラム。
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