JP2015064863A - 情報処理装置、演算処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、演算処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】キャッシュメモリにアクセスして行う演算処理を効率的に行う。
【解決手段】画像形成装置10のCPU11は、プロセッサ11aと、キャッシュメモリとして使用される第1メモリm1と、データを一時的に記憶する第2メモリm2とを有する。プロセッサ11aは、第1メモリm1にアクセスしてGUIを提供するための演算処理を行う。プロセッサ11aは、処理要求を受け付けると、第2メモリm2をスクラッチパッドメモリ(SPM)として使用して、DSP12に処理要求に応じた情報処理を実行させる。プロセッサ11aは、処理要求を受け付けていない場合や、DSP12により情報処理が実行中でない場合には、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える。プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合には、より高い機能のGUIを提供するための演算処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、演算処理装置及びプログラムに関する。
メモリへのアクセスの方法によって、当該メモリを使用する演算処理を効率的に行うための技術が、従来から提案されている。特許文献1は、原稿の画像を読み取って画像情報をメモリに書き込む処理と、ラスタ画像処理された画像情報をメモリに書き込む処理と、メモリから画像情報を読み出して画像形成装置へ供給する処理とを並列して実行することを開示している。また、特許文献1は、メモリに画像処理を書き込む際には圧縮処理を行い、メモリから画像情報を読み出す際には伸張処理を行うことを開示している。
特開平11−187229号公報
本発明の目的は、キャッシュメモリにアクセスして行う演算処理を効率的に行うことである。
本発明の請求項1に係る情報処理装置は、キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、データを一時的に記憶する第2メモリと、処理要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段が受け付けた前記処理要求に従って、前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理を実行する情報処理手段と、前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、前記情報処理手段における前記情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段とを備え、前記演算処理手段は、前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る情報処理装置は、請求項1に係る構成において、前記切替手段は、前記受付手段が前記処理要求を受け付けた後、前記情報処理手段が前記情報処理の実行を終了するまでの間、前記第2メモリをキャッシュメモリとして使用させないことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る情報処理装置は、請求項1又は請求項2に係る構成において、前記演算処理手段は、前記演算処理として、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための第1の演算処理と、当該第1のグラフィカルユーザインタフェースよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための第2の演算処理とを選択的に行い、前記第1の演算処理については、前記第2メモリがキャッシュメモリとして使用される場合に行うことを特徴とする。
本発明の請求項4に係る情報処理装置は、請求項3に係る構成において、前記切替手段は、前記情報処理手段により実行されている前記情報処理が中断された場合に、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替え、中断された前記情報処理が再開されると、前記第2メモリをキャッシュメモリとして使用させないようにし、前記演算処理手段は、前記情報処理の中断中に前記第1の演算処理を行い、中断された前記情報処理が再開されると、前記第2の演算処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項5に係る情報処理装置は、請求項1又は請求項2に係る構成において、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するときに、その提供を妨げる事象が発生した場合には、当該第1のグラフィカルユーザインタフェースよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースに変更するGUI制御手段を備え、前記演算処理手段は、前記第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための前記演算処理と、前記第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための前記演算処理とを行うことを特徴とする。
本発明の請求項6に係る情報処理装置は、請求項5に係る構成において、前記事象は、前記第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するプログラムを動作させるためのリソースの確保の失敗、又は、当該プログラムに関する動作のエラーを含むことを特徴とする。
本発明の請求項7に係る情報処理装置は、請求項5又は請求項6に係る構成において、前記事象は、自装置における動作のエラー及び外部装置との通信の切断が発生することを含み、前記GUI制御手段は、自装置における動作にエラーが発生した場合に、前記通信が可能なときは、前記外部装置から取得したデータに基づいて、当該エラーへの対応策を動画で報知することを特徴とする。
本発明の請求項8に係る演算処理装置は、キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、データを一時的に記憶する第2メモリと、処理要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段とを備え、前記演算処理手段は、前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項9に係るプログラムは、キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、データを一時的に記憶する第2メモリとにアクセス可能なコンピュータを、前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、処理要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段として機能させ、前記演算処理手段が、前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行うことを特徴とする。
請求項1,8,9に係る発明によれば、情報処理が実行されるときにデータが読み書きされるメモリを、キャッシュメモリとして使用しない場合に比べて、キャッシュメモリにアクセスして行う演算処理を効率的に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、情報処理の実行を妨げることなく、当該情報処理に使用されるメモリを、キャッシュメモリとしての使用に切り替えることができる。
請求項3に係る発明によれば、情報処理に使用されるメモリをキャッシュメモリとして使用する場合には、キャッシュメモリとして使用しない場合よりも、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、情報処理の実行が開始されてから当該情報処理が終了するまでの間であっても、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースと、それよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースとを選択的に提供する場合に、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供し得るときには、これを優先して提供することができる。
請求項6に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するためのプログラムを原因として、第1のグラフィカルユーザインタフェースの提供が妨げられる場合であっても、第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項7に係る発明によれば、情報処理装置の動作にエラーが発生した場合であっても、外部装置との通信が可能なときには、当該外部装置から取得したデータに基づいて、エラーに対する対応策を動画で表示することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る画像形成装置が提供するGUIを説明する図。 同画像形成装置のCPUが備えるプロセッサの機能構成を示すブロック図。 同画像形成装置における基本動作の流れを示すフローチャート。 同画像形成装置における動作例1の流れを示すフローチャート。 同画像形成装置における動作例2の流れを示すフローチャート。 同画像形成装置における動作例3の流れを示すフローチャート。 第2実施形態に係る画像形成装置の特徴的な構成を示すブロック図。 同画像形成装置における動作例4,5の流れを示すフローチャート。 動作例4において提供されるGUIを説明する図。 動作例5において提供されるGUIを説明する図。 同画像形成装置における動作例6の流れを示すフローチャート。 動作例6において提供されるGUIを説明する図。 同画像形成装置における動作例6の流れを示すフローチャート。 動作例7において提供されるGUIを説明する図。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。以下、本発明の情報処理装置を画像形成装置に適用した場合を説明する。以下に説明する画像形成装置10は、例えば、スキャン処理、ファクシミリ送信処理及びコピー処理を行う機能を有する。
図1は、画像形成装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、画像形成装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、DSP(Digital Signal Processor)12と、通信部13と、UI(User Interface)部14と、画像読取部15と、画像形成部16と、記憶部17とを備える。
CPU11は、プロセッサ11aと、第1メモリm1と、第2メモリm2とを有するコンピュータである。CPU11は、これ以外にも、メインメモリや制御プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)を有するが、図1ではその図示を省略する。
プロセッサ11a(演算処理装置の一例)は、例えば論理演算回路で構成され、ROMに記憶された制御プログラムに従って演算処理を行うことにより、画像形成装置10の各部を制御する。第1メモリm1及び第2メモリm2は、CPU11の内部に設けられた揮発性メモリである。第1メモリm1及び第2メモリm2は、例えば同一パッケージに構成されるが、互いに物理的に分割されている。
第1メモリm1は、例えばプロセッサ11aとメインメモリとの間に設けられ、キャッシュメモリとして使用される。第1メモリm1は、メインメモリよりも高速なアクセスが可能な、SRAM(Static Random Access Memory)等の記憶素子を備えた半導体メモリである。プロセッサ11aは、第1メモリm1とメインメモリとの間でデータを転送させながら、第1メモリm1にアクセスしてデータを読み書きすることにより演算処理を行う。
第2メモリm2は、データを一時的に記憶するメモリであり、スクラッチパッドメモリ(以下、「SPM」(SPM:Scratch Pad Memory)という。)として使用されることがある。第2メモリm2は、高速なアクセスが可能なSRAM等の記憶素子を備えた半導体メモリである。例えば、第2メモリm2は、第1メモリm1よりもアクセスは低速であるが、第1メモリm1よりも高容量のメモリが用いられてもよい。
SPMとして使用される第2メモリm2は、画像形成装置10のハードウェア機能が利用される場合に、DSP12が実行する情報処理に関するデータが読み書きされる。画像形成装置10のハードウェア機能としては、ここでは、スキャン処理、ファクシミリ送信処理又はコピー処理に用いられる、通信部13、画像読取部15及び画像形成部16を想定する。第2メモリm2は、SPMとして使用されるだけでなく、キャッシュメモリとしての使用に切り替えられる場合がある。この場合、例えば、第1メモリm1が1次キャッシュとなり、第2メモリm2が2次キャッシュとなる。第2メモリm2の使用方法の切り替えについては、後で詳細を説明する。
DSP12(情報処理手段の一例)は、SPMとして使用される第2メモリm2に、データを読み書きする情報処理を実行する。ここでは、DSP12は、スキャン処理、ファクシミリ送信処理及びコピー処理に用いられる画像データに対する画像処理(例えば圧縮処理・伸張処理)を実行する。プロセッサ11aは、DSP12に情報処理を実行させる場合には、第2メモリm2とDSP12との間でデータを転送させる。
通信部13は、例えばモデムを有し、インターネットやイントラネット等の外部の通信回線に接続するインタフェースある。UI部14は、グラフィカルユーザインタフェース(GUI:Graphical User Interface)を提供するための操作表示部であり、表示面に画像を表示する表示パネルと、この表示面に重ねて設けられユーザに操作されるタッチスクリーンとを有する。画像読取部15は、例えばスキャナであり、原稿の画像を読み取って、読み取った画像を表す画像データを生成する。画像形成部16は、例えば電子写真プロセスで、用紙等のシートに画像を形成するプリンタである。記憶部17は、例えばハードディスク装置を有する記憶装置である。記憶部17は、例えば、アプリケーションプログラム(ここではブラウザを含む。)や画像ファイル、GUIを提供するための表示部品等のデータを記憶する。
画像形成装置10でスキャン処理が実行される場合、プロセッサ11aは、画像読取部15により原稿を読み取って生成された画像データを、通信部13を介して送信するための演算処理を行う。画像形成装置10でファクシミリ送信処理が実行される場合、プロセッサ11aは、画像読取部15により原稿を読み取って生成された画像データを、通信部13を介して送信するための演算処理を行う。画像形成装置10でコピー処理が実行される場合、プロセッサ11aは、画像読取部15により原稿を読み取って生成された画像データに応じた画像を、画像形成部16に形成させるための演算処理を行う。
また、画像形成装置10は、UI部14を用いて提供するGUIを指定するモードとして、第1GUIモードと第2GUIモードとを有する。画像形成装置10は、第1GUIモードと第2GUIモードとのどちらか一方を選択して、GUIを提供する。
図2は、画像形成装置10が提供するGUIを説明する図である。図2(a)は、第1GUIモードで提供されるGUIの一例を説明する図である。図2(b)は、第2GUIモードで提供されるGUIの一例を説明する図である。
図2(a)で説明する第1GUIモードは、第2GUIモードの場合よりも、メモリの使用量(つまり、メモリリソースの消費量)が多いGUIを提供するモードである。このため、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合に、第1GUIモードを選択する。第1GUIモードでは、プロセッサ11aは、ブラウザを利用してGUIを提供する。プロセッサ11aは、第1GUIモードの選択中には、例えば、通信部13を介してネットワークにアクセスして情報(例えばwebコンテンツ等の表示コンテンツ)を取得する場合がある。
図2(a)に示すように、GUI画面SC1は、記憶部17に記憶(蓄積)された画像ファイル、又は、通信部13を介して取得した画像ファイルのサムネイル画像を一覧表示した画面である。例えば、プロセッサ11aは、サムネイル画像に指を触れさせたまま移動させる操作を、UI部14により受け付けると、その操作に応じてサムネイル画像を移動させる。GUI画面SC2は、画像ファイルに基づいて画像を形成し出力させるプリンタを選択するための画面である。例えば、プロセッサ11aは、GUI画面SC2の地図上の位置を指定する操作を、UI部14により受け付けると、指定された位置に応じたプリンタを画像の出力先として選択する。
図2(b)で説明する第2GUIモードは、第1GUIモードの場合よりも、メモリの使用量が少ないGUIを提供するモードである。このため、プロセッサ11aは、第1メモリm1をキャッシュメモリとして使用し、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用しない場合には、自発的に第2GUIモードを選択する。第2GUIモードでは、プロセッサ11aは、例えばブラウザを利用せず、通信部13を介した通信を行わないでGUIを提供する。例えば、プロセッサ11aは、第1GUIモードに比べて、第2GUIモードの選択中には、通信部13によりネットワークにアクセスして情報(例えばwebコンテンツ等の表示コンテンツ)を取得することはしない。
図2(b)に示すように、GUI画面SC3は、文字表示に使用する言語を選択するための操作子画像を配置した画面である。例えば、プロセッサ11aは、操作子画像にユーザの指を触れさせる操作をUI部14により受け付けると、選択された操作子画像に対応した言語を文字表示に使用する。GUI画面SC4は、コピー処理の実行中に表示される画面である。GUI画面SC4は、例えば、コピー処理の実行中である旨のメッセージと、コピー処理の中断(つまり一時的に停止)を画像形成装置10に指示するための操作子画像bとを配置した画面である。例えば、プロセッサ11aは、操作子画像bにユーザの指を触れさせる操作をUI部14により受け付けると、コピー処理を中断する。
なお、図2で説明したGUI画面や、GUI画面を介してプロセッサ11aが受け付ける操作、通信部13を介した通信内容はあくまで一例である。
図2の説明から分かるように、プロセッサ11aは、第1GUIモードの場合には、第2GUIモードの場合よりも、UI部14の表示画面に含まれる情報量を多くし、また、受け付ける操作の種類を多くする。すなわち、プロセッサ11aは、第1GUIモードで提供されるGUIについては、第2GUIモードよりもメモリの使用量が多い分だけ、ユーザにとっての視認性又は操作性を高くする。
なお、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合に、ユーザの設定等に応じて、第2GUIモードを選択してもよい。
図3は、プロセッサ11aの機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、CPU11のプロセッサ11aは、制御プログラムを実行することにより、演算処理手段111と、受付手段112と、切替手段113とに相当する機能を実現する。
演算処理手段111は、第2メモリm2がSPMとして使用される場合に、キャッシュメモリである第1メモリm1にアクセスして、演算処理(第2の演算処理の一例)を行う。この際、演算処理手段111は、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用しない。第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合には、演算処理手段111は、キャッシュメモリである第1メモリm1及び第2メモリm2にアクセスして、演算処理(第1の演算処理の一例)を行う。演算処理手段111が行う演算処理は、UI部14を用いてGUIを提供するための演算処理を含む。
受付手段112は、処理要求を受け付ける。受付手段112は、例えば、UI部14に対して行われた操作、又は、通信部13により処理要求を示すデータを受信することにより、画像形成装置10に対して行われた処理要求を受け付ける。処理要求は、例えば、スキャン処理、ファクシミリ送信処理及びコピー処理の実行を要求するものである。受付手段112は、画像形成装置10のハードウェア機能を利用する処理要求を受け付けた場合には、DSP12に当該処理要求に応じた情報処理を実行させる。
切替手段113は、受付手段112における処理要求の受け付け状況、又は、DSP12における情報処理の実行状況に応じて、SPMとして使用される第2メモリm2を、キャッシュメモリとしての使用に切り替える。切替手段113は、第2メモリm2をキャッシュメモリ又はSPMのどちらで使用するかを示すフラグ(以下、「メモリフラグ」という。)を書き替えることにより、第2メモリm2の使用方法を相互に切り替える。ここでは、切替手段113は、メモリフラグを第2メモリm2に書き込む。
次に、画像形成装置10の動作を説明する。
(基本動作)
図4は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの基本動作の流れを示すフローチャートである。
まず、プロセッサ11aは、画像形成装置10のハードウェア機能を利用する場合に、DSP12を利用して実行すべき情報処理があるかどうかを判断する(ステップS1)。ステップS1の処理では、プロセッサ11aは、処理要求の受け付け状況、又は、DSP12における情報処理の実行状況に応じて、ステップS1の処理の判断を行う。例えば、プロセッサ11aは、処理要求を受け付けたか、又は、DSP12によって情報処理が実行中であるかどうかを判断する。
プロセッサ11aは、DSP12を利用して実行すべき情報処理がないと判断した場合には(ステップS1;NO)、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用すると判定する(ステップS2)。他方、プロセッサ11aは、DSP12を利用して実行すべき情報処理があると判断した場合には(ステップS1;YES)、第2メモリm2をSPMとして使用すると判定する(ステップS3)。そして、プロセッサ11aは、ステップS2及びS3での判定結果に応じて、第2メモリm2の使用方法を相互に切り替える(ステップS4)。プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用する場合には、メモリフラグの値を「0」とし、第2メモリm2をSPMとして使用する場合には、メモリフラグの値を「1」とする。第2メモリm2の使用方法に変化がない場合には、プロセッサ11aはメモリフラグを書き替えない。
第1メモリm1及び第2メモリm2がキャッシュメモリとして使用される場合には、第2メモリm2がキャッシュメモリとして使用されない場合に比べて、プロセッサ11aにおいて、キャッシュメモリを使用する演算処理が効率的(例えば、高い処理速度で)行われる。また、第2メモリm2は、キャッシュメモリの用途とSPMの用途とで共用されるため、これらを別々に設けた場合に比べて、CPU11が備えるメモリの数は少なくて済む。
図4で説明した基本動作に基づき、画像形成装置10は、(動作例1)〜(動作例3)で説明するとおりに動作する。特に断りのない限り、プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用することを標準(デフォルト)とし、必要に応じてSPMとしての使用に切り替える。
(動作例1)
図5は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの動作例1の流れを示すフローチャートである。動作例1においては、プロセッサ11aは、DSP12が情報処理を実行中である場合には、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えない、切替制限を行う。つまり、切替制限中においては、プロセッサ11aは、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えず、第2メモリm2をSPMとして使用する。
まず、プロセッサ11aは、処理要求を受け付けたかどうかを判断する(ステップS11)。ここにおいて、プロセッサ11aは、決められた期間毎に処理要求の受け付けの有無を確認して、ステップS11の処理の判断を行う。
プロセッサ11aは、処理要求を受け付けたと判断した場合(ステップS11;YES)、第2メモリm2をSPMとして使用すると判定し、キャッシュメモリからSPMとしての使用に切り替える(ステップS12,S13)。次に、プロセッサ11aは、切替制限を開始する(ステップS14)。具体的には、プロセッサ11aは、切替制限を開始したことを示すフラグ(以下、「切替制限フラグ」という。)を「1」として、第2メモリm2に書き込む。そして、プロセッサ11aは、第2メモリm2をSPMとして使用して、処理要求に応じた情報処理をDSP12に実行させる。
次に、プロセッサ11aは、DSP12により実行されていた情報処理が終了したかどうかを判断する(ステップS15)。プロセッサ11aは、処理要求に応じた全ての情報処理をDSP12が実行し終えた場合に、ステップS15の処理で「YES」と判断する。この情報処理が終了すると、プロセッサ11aは、切替制限を終了する(ステップS16)。具体的には、プロセッサ11aは、第2メモリm2に記憶されている切替制限フラグを、「1」から「0」に書き替える。そして、プロセッサ11aは、ステップS11の処理に戻る。
ステップS11の処理で「NO」、すなわち、処理要求を受け付けていないと判断した場合には(ステップS11;NO)、プロセッサ11aは、ステップS17の処理に進む。次に、プロセッサ11aは、切替制限中かどうかを判断する(ステップS17)。ここでは、プロセッサ11aは、第2メモリm2に記憶された切替制限フラグが「1」である場合には、切替制限中と判断する(ステップS17;YES)。この場合、プロセッサ11aは、第2メモリm2の使用方法を切り替えることなく、ステップS11の処理に戻る。
ステップS17の処理で、第2メモリm2に記憶された切替制限フラグが「0」である場合には、プロセッサ11aは、切替制限中でないと判断する(ステップS17;NO)。この場合、プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用すると判定し、SPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える(ステップS18,S19)。そして、プロセッサ11aは、ステップS11の処理に戻る。
以上説明した動作例1により、プロセッサ11aは、処理要求を受け付けた後、DSP12が情報処理の実行を終了するまでの間、第2メモリm2をSPMとしての使用に維持する。このため、DSP12が実行する情報処理を妨げることなく、プロセッサ11aは、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える。
(動作例2)
図6は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの動作例2の流れを示すフローチャートである。動作例2においては、プロセッサ11aは、第2メモリm2の使用方法の切り替えと連動させて、GUIモードを相互に切り替える。以下に説明する動作前においては、画像形成装置10は、第1GUIモードでGUIを提供しているものとする。
プロセッサ11aは、処理要求を受け付けて、当該処理要求に応じた情報処理をDSP12に実行させると判定すると(ステップS21)、第2メモリm2をSPMとして使用すると判定し、キャッシュメモリからSPMとしての使用に切り替える(ステップS22,S23)。第2メモリm2をSPMとしての使用に切り替えた後、プロセッサ11aは、DSP12に対して情報処理を実行させる。
次に、プロセッサ11aは、第1GUIモードから第2GUIモードへ切り替える(ステップS24)。
DSP12で情報処理が開始される前は、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用して、第1GUIモードのGUIを提供していた。これに対し、DSP12で情報処理が開始されると、プロセッサ11aは、第1メモリm1のみをキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードのGUIを提供する。DSP12で情報処理が開始されると、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用しないので、プロセッサ11aはメモリの使用量がより少ない第2GUIモードを自発的に選択する。
次に、プロセッサ11aは、切替制限を開始する(ステップS25)。プロセッサ11aは、切替制限に関する管理については(動作例1)と同じ方法で行う。次に、プロセッサ11aは、DSP12により実行されていた情報処理が終了したかどうかを判断する(ステップS26)。プロセッサ11aは、処理要求に応じた全ての情報処理をDSP12が実行し終えた場合に、ステップS26の処理で「YES」と判断する。この情報処理が終了すると、プロセッサ11aは、切替制限を終了する(ステップS27)。
次に、プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用すると判定し、SPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える(ステップS28,S29)。次に、プロセッサ11aは、第2GUIモードから第1GUIモードへ切り替える(ステップS30)。
DSP12が情報処理の実行中である場合、プロセッサ11aは、第2GUIモードのGUIを提供していた。DSP12での情報処理が終了すると、プロセッサ11aは、第1メモリm1及び第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードから、処理要求の受け付け前の第1GUIモードへと自発的に切り替える(すなわち、第1GUIモードに復帰させる)。
以上説明した動作例2により、プロセッサ11aは、DSP12で実行される情報処理を妨げることなく、第1GUIモードと第2GUIモードとの相互の切り替えを行う。また、プロセッサ11aにより第2メモリm2の使用方法が頻繁に切り替えられにくくなり、この切り替えの処理のオーバーラップによる処理効率の低下が発生にくくなる。
(動作例3)
図7は、第2メモリm2の使用方法の切り替えの動作例3の流れを示すフローチャートである。動作例3においては、プロセッサ11aは、DSP12で実行中の情報処理が中断されたのと連動させて、GUIモードを相互に切り替える。
まず、プロセッサ11aは、第1メモリm1のみをキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードのGUIを提供する(ステップS31)。次に、プロセッサ11aは、DSP12が情報処理の実行中かどうかを判断する(ステップS32)。プロセッサ11aは、情報処理の実行中と判断した場合には(ステップS32;YES)、この情報処理を中断するかどうかを判断する(ステップS33)。ステップS33の処理では、プロセッサ11aは、UI部14に対してユーザが行った、処理要求で要求された処理の中断を指示する操作(以下、「中断指示操作」という。)の有無に応じて、DSP12で実行中の情報処理を中断するかどうかを判断する。この中断指示操作は、例えば、図2(b)で説明したGUI画面SC4の操作子画像bを指示する操作で、第2GUIモードから第1GUIモードへの切り替えを指示する操作に該当する。
DSP12が情報処理の実行中の期間においては、プロセッサ11aは、ステップS32;YES→ステップS33;NO→ステップS32;YES→・・・の処理を繰り返し実行する。
プロセッサ11aは、DSP12が実行中の情報処理を中断すると判断すると(ステップS33;YES)、当該情報処理が中断可能な状況になるまで待機してから、DSP12に対して情報処理を中断させる。このとき、プロセッサ11aは、DSP12における情報処理の実行状況が決められた条件を満した場合に、当該情報処理を中断可能な状況になったと判断する。例えば、実行中の情報処理が複数の処理単位の処理からなる場合、プロセッサ11aは、実行中の一の処理単位の処理が終了した時点で、当該情報処理を中断させる。この処理単位は画像形成装置10の設計段階等で決められていればよいが、例えばコピー処理の場合は、1ページ分の画像を形成する処理が一の処理単位に対応する。
DSP12に情報処理を中断させると、プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用すると判定し、SPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える(ステップS34,S35)。次に、プロセッサ11aは、第2GUIモードから第1GUIモードへ切り替える(ステップS36)。
情報処理の中断中においては、第2メモリm2をSPMとして使用して実行すべき情報処理が発生しない。このため、プロセッサ11aは、第2メモリm2を、SPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えても、DSP12が実行する情報処理に影響しない。
次に、プロセッサ11aは、中断していた情報処理を再開するかどうかを判断する(ステップS37)。ステップS37の処理では、プロセッサ11aは、UI部14に対してユーザが行った操作に応じて、処理要求で要求された処理の再開が指示されたかどうかを判断する。中断していた情報処理を再開すると判断すると(ステップS37;YES)、プロセッサ11aは、第2メモリm2をSPMとして使用すると判定し、キャッシュメモリからSPMとしての使用に切り替える(ステップS38,S39)。次に、プロセッサ11aは、第1GUIモードから第2GUIモードへ切り替える(ステップS40)。そして、プロセッサ11aは、中断していた情報処理をDSP12に再開させる(ステップS41)。この情報処理が再開されると、プロセッサ11aは、第1メモリm1のみをキャッシュメモリとして使用して、第2GUIモードのGUIを提供する。
ステップS32の処理で、プロセッサ11aは、情報処理の実行中でないと判断した場合(ステップS32;NO)、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用すると判定し、SPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える(ステップS42,S43)。この場合、プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとして使用するが、第2GUIモードのGUIの提供を継続して行う。
以上説明した動作例3により、プロセッサ11aは、DSP12で情報処理の実行が開始されてから当該情報処理が終了するまでの間であっても、当該情報処理の中断中に、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える。これにより、情報処理の実行中であっても、プロセッサ11aは第1GUIモードのGUIを提供する。
[第2実施形態]
次に、本実施形態の画像形成装置10Aを説明する。以下、画像形成装置10Aの構成及び動作のうち、上述した第1実施形態の情報処理装置10との相違点を中心に説明する。画像形成装置10Aは、第2メモリm2をキャッシュメモリ又はSPMとする使用方法の切り替えによらないで、第1GUIモードのGUIを提供することを標準とする。また、画像形成装置10Aは、第1GUIモードのGUIの提供を妨げる事象が発生した場合には、第2GUIモードに変更する。
図8は、画像形成装置10Aの特徴的な構成を示すブロック図である。画像形成装置10Aは、上述した第1実施形態で説明したハードウェア構成に加えて、GUI制御部18(GUI制御手段の一例)を備える。GUI制御部18は、例えば、CPU及びメモリを備えるマイクロコンピュータや、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の画像処理回路を含んで構成される。GUI制御部18は、第1GUIモードと第2GUIモードとの一方に設定するモード制御を行うとともに、プロセッサ11a(演算処理手段111)が行ったGUIを提供するための演算処理に基づいて、UI部14を用いてGUIを提供する。プロセッサ11aは、GUI制御部18が動作するために必要な情報を、GUI制御部18へ通知する機能を有する。
なお、GUI制御部18は、ここではCPU11とは別に設けられているが、CPU11の機能により実現されてもよい。
続いて、画像形成装置10Aの動作として、以下の(動作例4)〜(動作例7)を説明する。(動作例4)〜(動作例7)の各動作は、例えば、画像形成装置10Aの電源がオンされている期間において繰り返し実行される。
(動作例4及び動作例5)
動作例4及び動作例5では、画像形成装置10Aは、第1GUIモードのGUIを提供するためのプログラムを動作させる場合に、リソースの確保に失敗したときには、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える。図9(a)は動作例4の流れを示すフローチャートで、図9(b)は動作例5の流れを示すフローチャートである。
まず、動作例4を説明する。GUI制御部18は、第1GUIモードのGUIを提供するためのプログラムを動作させるためのリソースの確保に失敗したかどうかを判定する(ステップS51)。リソースの確保の失敗は、例えば、プロセッサ11aの処理速度、又は、キャッシュメモリ(第1メモリm1又は/及び第2メモリm2)の容量の不足がある。リソースの確保の失敗は、例えば、画像形成装置10Aで複数のプログラムが並行して行われた場合等の、画像形成装置10Aのリソースの消費量が大きくなった場合に発生し得る。
リソースの確保に失敗しなかったと判定した場合(ステップS51;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードのままとする。
ここで、図10(a)に示す、情報処理の実行を指示するためのメニュー(ここではアイコン等の操作子画像)が配列したメニュー画面SC11の表示中に、ステップS51で「YES」と判定された場合を考える。この場合、GUI制御部18は、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える旨のメッセージを、UI部14に表示させる(ステップS52)。GUI制御部18は、ここでは、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替えてから、図10(b)に示す報知画面SC12を表示させる。報知画面SC12は、リソースの確保に失敗した旨を示す「Resource Error」というメッセージと、GUIのモードの切り替えが行われることを示す「(第2GUIモード)に切り替えます。」というメッセージとを含むGUI画面である。
次に、GUI制御部18は、第2GUIモードのGUIを提供する(ステップS53)。GUI制御部18は、例えば、報知画面SC12の「Close」と記された操作子画像が操作された場合、又は、ステップS52の表示を開始してから設定された時間が経過した場合に、メニュー画面SC13をUI部14に表示させる。報知画面SC12は、図10(c)に示すように、情報処理の実行を指示するためのメニュー(ここでは文字列を付したメニューボタン)が配列した画面である。メニュー画面SC13に含まれるメニューは、メニュー画面SC11に含まれるメニューと一致(完全一致)していてもよいし、異なっていてもよい。メニュー画面SC13は、メニュー画面SC11よりも少ないリソースの消費で表示される。
次に、動作例5を説明する。
まず、GUI制御部18は、ステップS51と同じく、第1GUIモードのGUIを提供するためのプログラムを動作させるためのリソースの確保に失敗したかどうかを判定する(ステップS61)。ここで、図11(a)に示す画面の表示中に、ステップS61で「YES」と判定された場合を考える。図11(a)に示す画面では、実行中の情報処理に関する「コピー中 XXXX.doc」というメッセージを含むウィンドウW1が、メニュー画面SC11に重ねて表示されている。次に、GUI制御部18は、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替えて、GUIを提供する(ステップS62)GUI制御部18は、ここでは、図11(b)に示すような、実行中の情報処理に関する情報処理画面SC15をUI部14に表示させる。情報処理画面SC15は、ここでは、ウィンドウW1に含まれていた情報と同じ情報(ここでは同じメッセージ)を含むが、ウィンドウW1に含まれていた情報と異なっていてもよい。情報処理画面SC15は、図11(a)に示す画面よりも少ないリソースの消費で表示される。
なお、動作例5では、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える旨のメッセージが表示されないが、ユーザは、図11(a)から図11(b)に示す画面の変化によって、情報処理の実行中にGUIモードが切り替わったことを認識し得る。
以上説明した動作例4,5によれば、画像形成装置10Aは、第1GUIモードのGUIの提供が不可能になった場合であっても、第1GUIモードから第2GUIモードへ切り替えることにより、GUIの提供を継続し得る。
(動作例6)
動作例6では、画像形成装置10Aは、自装置における動作のエラーに応じて、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替える。図12は、動作例6の流れを示すフローチャートである。
GUI制御部18は、画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生したかどうかを判定する(ステップS71)。この動作のエラーは、画像形成装置10Aにおいて正常な動作が実現されなくなる事象で、ここでは、目的の処理(制御)が実行されなくなる事象の総称である。この動作のエラーとして、例えば、ブラウザに関するエラー等の、画像形成装置10Aで実行されるプログラムが正常に動作しなくなるエラーがある。これ以外にも、画像形成装置10Aが備えるハードウェア機能の物理的な不具合によるエラーや、外部機器との接続の不良によるエラー等がある。
画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生していないと判定した場合は(ステップS71;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードのままとする。
画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生したと判定した場合(ステップS71;YES)、GUI制御部18は、ブラウザによる処理が可能かどうかを判定する(ステップS72)。ステップS72は、実質的に、第1GUIモードのGUIを提供するプログラムの動作が可能かどうかを判定することに等しい。ブラウザによる処理が可能と判定した場合(ステップS72;YES)、GUI制御部18は、第1GUIモードのGUIを用いて、エラーの発生を報知する(ステップS73)。GUI制御部18は、例えば図13(a)に示すように、メニュー画面SC11に重ねて、「○○エラーが発生しました。電源を入れ直してください。」という、発生したエラー及びエラーに対する対応策を示すメッセージを含むウィンドウW2を表示させる。
他方、GUI制御部18は、ブラウザによる処理が不可能と判定した場合(ステップS72;NO)、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替えて、エラーの発生を報知する(ステップS74)。GUI制御部18は、例えば、図13(b)に示す報知画面SC16を表示させる。報知画面SC16は、ブラウザに関するエラーが発生したことを示す「Browser Error」というメッセージと、発生したエラー及びエラーに対する対応策を示すメッセージとを含む。
なお、この動作例6において、発生したエラーが報知される一方で、エラーに対する対応策が報知されないようにしてもよい。
以上説明した動作例6によれば、画像形成装置10Aは、自装置の動作にエラーが発生した場合に、第1GUIモードのGUIを用いた報知を優先して行いつつ、第1GUIモードのGUIの提供が不可の場合であっても、第2GUIモードのGUIを用いた報知を行い得る。
(動作例7)
動作例7は、動作のエラーを解消するための対応策の報知に特徴がある動作例である。図14は、動作例7の流れを示すフローチャートである。
GUI制御部18は、ステップS71と同じく、画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生したかどうかを判定する(ステップS81)。画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生していないと判定した場合は(ステップS81;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードのままとする。
画像形成装置10Aにおける動作にエラーが発生したと判定した場合(ステップS81;YES)、GUI制御部18は、通信部13を介してネットワークへのアクセスが可能かどうかを判定する(ステップS82)。ステップS82では、詳細には、GUI制御部18は、エラーの対応策を報知するためのデータを配信する外部のサーバ装置(外部装置の一例)との通信が可能かどうかを判定する。GUI制御部18は、ネットワークへのアクセスが可能と判定した場合(ステップS82;YES)、発生したエラー及びエラーに対する対応策を、動画(例えばアニメーション)を表示することによって報知する(ステップS83)。この際、GUI制御部18は、ブラウザによる処理が可能な場合は、第1GUIモードのGUIを用いて動画を表示し、ブラウザによる処理が不可能な場合は、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替えて動画を表示してもよい。
ステップS83の処理を具体的に説明する。
GUI制御部18は、エラーに対する対応策を示す動画を表示するためのデータをサーバ装置から取得し、取得したデータに基づいて、UI部14に報知画面を表示させる。例えば、画像形成部16でトナー切れが発生した場合、GUI制御部18は、まず、図15(a)の上段に示す動画領域IM1を含む報知画面SC17を、UI部14に表示させる。動画領域IM1は、ここでは、画像形成装置10Aの外観を模した画像に、発生したエラーを解消するために確認すべき箇所を示した動画を表示する。また、報知画面SC17は、発生したエラーを示すメッセージと、動画を閲覧してエラーを解消するようにユーザに促す旨のメッセージとを含む。
GUI制御部18は、続いて、図15(a)の下段に示す動画領域IM2を含む報知画面SC18を、UI部14に表示させる。動画領域IM2は、ここでは、画像形成装置10Aの内部が露出した様子を示す画像に、交換すべきトナーカートリッジを案内する画像を付した動画を表示する。報知画面SC18は、更に、発生したエラーと、動画を閲覧してエラーを解消するようにユーザに促す旨のメッセージを含むが、このメッセージも変更されてもよい。
他のエラーが発生した場合も、GUI制御部18は、発生したエラーに対する対応策を示す動画を表示して、エラーを解消のための対応策をユーザに報知する。
ステップS82でネットワークへのアクセスが不可能と判定した場合(ステップS82;NO)、GUI制御部18は、第1GUIモードから第2GUIモードに切り替えて、画像形成装置10Aの内部の機能により、発生したエラー及びエラーに対する対応策を報知する(ステップS84)。GUI制御部18は、例えば、記憶部17から読み出した報知データに基づいて報知画面SC19を、UI部14に表示させる(図15(b)参照)。報知画面SC19は、例えば、エラーに対する対応策を示すメッセージを含んでいるが、静止画像等の画像を含んでいてもよい。
以上説明した動作例7によれば、画像形成装置10Aは、自装置の動作にエラーが発生した場合に、ネットワークへのアクセスが可能であるときには、ネットワークから取得したデータに基づいて動画を表示して、エラーへの対応策を報知する。このため、ユーザは、UI部14の表示を閲覧することにより、発生したエラーに対する対応策を把握しやすい。
以上説明した第2実施形態の画像形成装置10Aによれば、上述した第1実施形態に比べて、第1GUIモードでのGUIの提供を行う機会が増加するため、GUIを利用するユーザにとっての視認性又は操作性が高くなりやすい。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施してもよい。また、以下に示す変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した第1実施形態の(動作例3)において、プロセッサ11aは、GUIモードの切り替えを指示する中断指示操作を受け付けた場合に、DSP12に情報処理を中断させて、第2GUIモードから第1GUIモードへ切り替えていた。これに代えて、プロセッサ11aは、DSP12による情報処理の実行中においては、中断指示操作が行われた場合であっても、GUIモードを変更しないようにしてもよい。すなわち、プロセッサ11aは、DSP12による情報処理の実行中においては、中断指示操作が行われた場合であっても、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替えない。この場合に、プロセッサ11aは、中断指示操作を受け付けたときには、「ただいま、GUIモードを変更できません。」というメッセージをUI部14に表示させて、GUIモードへの切り替えを許可しない旨をユーザに報知してもよい。
プロセッサ11aは、処理要求の受付状況に応じて、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える場合に、処理要求の受け付けの有無のほか、決められた期間継続して処理要求を受け付けていないことを条件としてもよい。また、プロセッサ11aは、優先度の高い処理を要求する処理要求を受け付けていないことを条件としてもよい。この場合、プロセッサ11aは、優先度の高い第1の処理の処理要求を受け付けた場合には、第2メモリm2をキャッシュメモリからSPMとしての使用に切り替える。他方、第1の処理よりも優先度の低い第2の処理の処理要求を受け付けた場合には、プロセッサ11aは、第2メモリm2をキャッシュメモリとしての使用に維持し、後で第2メモリm2をSPMとしての使用に切り替えて、DSP12に情報処理を実行させる。
プロセッサ11aは、DSP12における情報処理の実行状況に応じて、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える場合に、情報処理が実行中であるかどうかのほか、決められた期間継続して情報処理が実行されていないことを条件としてもよい。また、プロセッサ11aは、優先度の高い情報処理を実行中でないことを条件としてもよい。この場合、プロセッサ11aは、優先度の高い第1の情報処理をDSP12で実行中の場合には、第2メモリm2をSPMとしての使用に維持する。他方、第1の情報処理よりも優先度の低い第2の情報処理をDSP12で実行中の場合には、プロセッサ11aは、DSP12が実行中の情報処理を中断させて、第2メモリm2をSPMからキャッシュメモリとしての使用に切り替える。そして、プロセッサ11aは、後で第2メモリm2をキャッシュメモリからSPMとしての使用に切り替えて、DSP12に第2の情報処理を再開させる。
プロセッサ11aは、DSP12だけでなく、通信部13、画像読取部15及び画像形成部16のうちの1つ以上のハードウェアで実行される情報処理の実行状況に応じて、第2メモリm2の使用方法を相互に切り替えてもよい。
また、画像形成装置10は、上述した第1実施形態で説明した(動作例1)〜(動作例3)のうちの一部の動作をしなくてもよい。
また、画像形成装置10Aは、上述した第2実施形態で説明した(動作例4)〜(動作例7)のうちの一部の動作をしなくてもよい。
上述した各実施形態では、第1メモリm1及び第2メモリm2が、CPU11の内部に設けられたメモリであったが、第1メモリm1及び第2メモリm2の少なくとも一方が、CPU11の外部に設けられていてもよい。
上述した各実施形態で説明したCPU11は、少なくともキャッシュメモリにアクセスして演算処理を行う限り、他の演算処理装置に置き換えられてもよい。
DSP12が行う情報処理に使用されるメモリは、上述した実施形態では第2メモリm2の1つのみであったが、2つ以上であってもよい。また、画像形成装置10は、GUIを指定するモードを3つ以上有していてもよい。また、第2メモリm2にデータを読み書きして情報処理を実行するDSP12は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field-Programmable Gate Array)等の情報処理手段に置き換えられてもよい。
DSP12は、音声処理等の画像処理以外の情報処理を行うものであってもよい。
本発明の情報処理装置は、例えば、本発明の情報処理装置は、スマートフォンや携帯電話機、タブレット型コンピュータ、ノート型パソコン、携帯型ゲーム機等の、画像形成装置以外の情報処理装置であってもよい。また、本発明の情報処理装置は、GUIを提供しない情報処理装置であってもよい。
上述した実施形態のプロセッサ11aが実現する各機能は、1又は複数のハードウェア回路により実現されてもよいし、1又は複数のプログラムをプロセッサ11aが実行することにより実現されてよいし、これらの組み合わせにより実現されてもよい。プロセッサ11aの機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、コンピュータが行う演算処理方法としても把握し得る。
10,10A…画像形成装置、11…CPU、11a…プロセッサ、m1…第1メモリ、m2…第2メモリ、111…演算処理手段、112…受付手段、113…切替手段、12…DSP、13…通信部、14…UI部、15…画像読取部、16…画像形成部、17…記憶部、18…GUI制御部
本発明の請求項9に係るプログラムは、キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、データを一時的に記憶する第2メモリとにアクセス可能なコンピュータを、前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、処理要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段として機能させ、前記演算処理手段が、前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行うことを特徴とする。
本発明の請求項10に係る装置は、スクラッチパッドメモリからキャッシュメモリとして使用する第1メモリと、スクラッチパッドメモリとして使用する第2メモリと、第1のGUI又は第2のGUIを用いて表示部に表示する表示手段と、第1のGUIの場合に、キャッシュメモリの使用とした前記第2メモリと第1メモリを用いて演算を行い、第2のGUIの場合に、前記第2メモリをキャッシュメモリ使用とせず、第1メモリを用いて演算を行う演算手段を有する。
請求項1,8,9に係る発明によれば、情報処理が実行されるときにデータが読み書きされるメモリを、キャッシュメモリとして使用しない場合に比べて、キャッシュメモリにアクセスして行う演算処理を効率的に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、情報処理の実行を妨げることなく、当該情報処理に使用されるメモリを、キャッシュメモリとしての使用に切り替えることができる。
請求項3に係る発明によれば、情報処理に使用されるメモリをキャッシュメモリとして使用する場合には、キャッシュメモリとして使用しない場合よりも、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項4に係る発明によれば、情報処理の実行が開始されてから当該情報処理が終了するまでの間であっても、メモリの使用量が多いグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項5に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースと、それよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースとを選択的に提供する場合に、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供し得るときには、これを優先して提供することができる。
請求項6に係る発明によれば、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するためのプログラムを原因として、第1のグラフィカルユーザインタフェースの提供が妨げられる場合であっても、第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供することができる。
請求項7に係る発明によれば、情報処理装置の動作にエラーが発生した場合であっても、外部装置との通信が可能なときには、当該外部装置から取得したデータに基づいて、エラーに対する対応策を動画で表示することができる。
請求項10に係る発明によれば、第1のGUIを使用する場合に、スクラッチパッドメモリをキャッシュメモリとして使用しない場合に比べ、キャッシュメモリにアクセスして行う演算処理を効率的に行うことができる。

Claims (9)

  1. キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、
    前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、
    データを一時的に記憶する第2メモリと、
    処理要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記処理要求に従って、前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理を実行する情報処理手段と、
    前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、前記情報処理手段における前記情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段と
    を備え、
    前記演算処理手段は、
    前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行う
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記切替手段は、
    前記受付手段が前記処理要求を受け付けた後、前記情報処理手段が前記情報処理の実行を終了するまでの間、前記第2メモリをキャッシュメモリとして使用させない
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記演算処理手段は、
    前記演算処理として、第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための第1の演算処理と、当該第1のグラフィカルユーザインタフェースよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための第2の演算処理とを選択的に行い、
    前記第1の演算処理については、前記第2メモリがキャッシュメモリとして使用される場合に行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記切替手段は、
    前記情報処理手段により実行されている前記情報処理が中断された場合に、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替え、中断された前記情報処理が再開されると、前記第2メモリをキャッシュメモリとして使用させないようにし、
    前記演算処理手段は、
    前記情報処理の中断中に前記第1の演算処理を行い、中断された前記情報処理が再開されると、前記第2の演算処理を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するときに、その提供を妨げる事象が発生した場合には、当該第1のグラフィカルユーザインタフェースよりもメモリの使用量が少ない第2のグラフィカルユーザインタフェースに変更するGUI制御手段を備え、
    前記演算処理手段は、
    前記第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための前記演算処理と、前記第2のグラフィカルユーザインタフェースを提供するための前記演算処理とを行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記事象は、
    前記第1のグラフィカルユーザインタフェースを提供するプログラムを動作させるためのリソースの確保の失敗、又は、当該プログラムに関する動作のエラーを含む
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記事象は、自装置における動作のエラー及び外部装置との通信の切断が発生することを含み、
    前記GUI制御手段は、
    自装置における動作にエラーが発生した場合に、前記通信が可能なときは、前記外部装置から取得したデータに基づいて、当該エラーへの対応策を動画で報知する
    ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の情報処理装置。
  8. キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、
    前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、
    データを一時的に記憶する第2メモリと、
    処理要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段と
    を備え、
    前記演算処理手段は、
    前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行う
    ことを特徴とする演算処理装置。
  9. キャッシュメモリとして使用される第1メモリと、データを一時的に記憶する第2メモリとにアクセス可能なコンピュータを、
    前記第1メモリにアクセスして演算処理を行う演算処理手段と、
    処理要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段における前記処理要求の受け付け状況、又は、当該処理要求に従って前記第2メモリにデータを読み書きする情報処理の実行状況に応じて、前記第2メモリをキャッシュメモリとしての使用に切り替える切替手段
    として機能させ、
    前記演算処理手段が、
    前記第2メモリがキャッシュメモリとしての使用に切り替えられた場合に、前記第1メモリ及び前記第2メモリにアクセスして前記演算処理を行う
    ことを特徴とするプログラム。
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