JP2015064742A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム - Google Patents

印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる印刷装置を提供する。【解決手段】印刷媒体に印刷する印刷ユニット330を有するプリンター本体320であって、医薬品に係る情報を処理する薬識情報管理サーバー500とデータを送受信する通信制御部391(370)と、院内システムコントローラー210から受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出する情報抽出手段352と、情報抽出手段352により抽出された情報を、通信制御部391(370)により薬識情報管理サーバー500に送信させる送信制御手段354とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、印刷システムに関する。
従来、医療機関において患者に処方される医薬品を管理するコンピューターシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のコンピューターシステムは、一人の患者に複数の医療機関から処方された薬剤について、併用禁忌のチェック等を行うことを目的とし、複数の医療機関のコンピューターシステム間で情報を送受信する。例えば、特許文献1記載のシステムでは、複数の医療機関のサーバー装置が、患者に処方された医薬品に関する情報を、端末装置を介して送受信する。
特開2012−208862号公報
しかしながら、医療機関で医薬品に関する情報を処理するコンピューターシステムの多くは、電子カルテシステムや医事会計システム等と連携することが多く、複雑な構成となっている。従って、このようなコンピューターシステムの仕様変更や機能追加は困難であり、異なる医療機関のコンピューターシステム間で情報を送受信する機能を新規に導入することは容易ではなかった。このため、上記従来のシステムを、既存のコンピューターシステムを利用して導入することは困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、既存のコンピューターシステムの複雑な改修等を要さずに、医療機関により患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、ホスト装置からデータを受信し、受信したデータに基づいて印刷媒体に印刷する印刷手段を有する印刷装置であって、医薬品に係る情報を処理するサーバー装置とデータを送受信する通信手段と、前記ホスト装置から受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段により抽出された情報を、前記通信手段により前記サーバー装置に送信させる送信制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ホスト装置から受信したデータに基づき印刷を行う印刷装置が、ホスト装置から受信したデータから医薬品に係るデータを抽出してサーバー装置に送信する。これにより、ホスト装置が医薬品に係る情報を印刷させるために、印刷装置にデータを出力するだけで、印刷装置を利用して医薬品に係る情報をサーバー装置に送信できる。従って、医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記ホスト装置から受信したデータに基づき、前記印刷手段に印刷を実行させる印刷制御手段と、前記情報抽出手段により抽出された情報に基づき医薬品の組合せに係る相互作用情報を取得する情報取得手段と、を備え、前記印刷制御手段は、前記情報取得手段により取得された相互作用情報を、前記ホスト装置から受信したデータとともに印刷すること、を特徴とする。
本発明によれば、ホスト装置の仕様変更等を行うことなく、ホスト装置が送信した情報とともに相互作用情報を印刷可能になる。また、ホスト装置が印刷装置に送信した情報とともに、医薬品の相互作用情報を印刷するので、併用禁忌薬等に関する情報をより効果的に提供できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記情報抽出手段により抽出された情報をもとに、前記通信手段によって前記サーバー装置から情報を取得し、取得した情報に基づいて前記相互作用情報を生成する情報生成手段を備えたこと、を特徴とする。
本発明によれば、サーバー装置から情報を取得して印刷装置が相互作用情報を生成して、ホスト装置から受信したデータとともに印刷できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記情報取得手段は、前記通信手段によって前記サーバー装置に送信した情報に基づいて前記サーバー装置が生成する前記相互作用情報を、前記通信手段によって受信させること、を特徴とする。
本発明によれば、サーバー装置が生成する相互作用情報を取得して、ホスト装置から受信したデータとともに印刷できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記情報抽出手段および前記送信制御手段は、前記印刷手段とは別体として構成される基板に設けられたこと、を特徴とする。
本発明によれば、情報抽出手段および送信制御手段を印刷手段とは別体の基板により印刷装置に設けるので、既存の印刷装置に基板を追加して装着することによって、本発明の印刷装置を実現できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記通信手段は、前記情報抽出手段および前記送信制御手段とともに前記基板に設けられたこと、を特徴とする。
本発明によれば、情報抽出手段と、送信制御手段とともに、通信手段を、印刷手段とは別体の基板により印刷装置に設ける。このため、既存の印刷装置に基板を追加して装着することによって、本発明の印刷装置を実現できる。また、通信手段を、情報抽出手段および送信制御手段と基板上の高速な通信路を介して接続できるので、より高速な処理が可能となる。また、印刷装置の外部に通信手段を設ける場合に比べ、情報抽出手段および送信制御手段と通信手段とを接続するインターフェイスを設ける必要がないので、装置構成の複雑化を防止でき、より容易に本発明の印刷装置を実現できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記基板は、拡張ボードとして構成され、前記印刷装置の本体の拡張スロットに装填されることを特徴とする。
本発明は、印刷装置本体の拡張スロットに拡張ボードを装填した構成であるため、より容易に本発明の印刷装置を実現できる。
また、本発明は、上記印刷装置において、前記通信手段は、前記サーバー装置に接続される接続部を備え、前記接続部は通信インターフェイス基板に設けられ、前記印刷装置の本体に前記通信インターフェイス基板を装着可能であることを特徴とする。
本発明によれば、通信インターフェイス基板を装着せずに通常の印刷装置として使用することも、通信インターフェイス基板を装着することによりサーバー装置に医薬品に係る情報を送信することもできる。
また、上記目的を達成するために、本発明の印刷装置の制御方法は、医薬品に係る情報を処理するサーバー装置、及び、ホスト装置とデータを送受信可能に接続された印刷装置の制御方法において、前記ホスト装置からデータを受信し、受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出し、抽出した情報を前記サーバー装置に送信すること、を特徴とする。
本発明によれば、ホスト装置から受信したデータに基づき印刷を行う印刷装置が、ホスト装置から受信したデータから医薬品に係るデータを抽出してサーバー装置に送信する。これにより、ホスト装置が医薬品に係る情報を印刷させるために、印刷装置にデータを出力するだけで、印刷装置を利用して医薬品に係る情報をサーバー装置に送信できる。従って、医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。
また、本発明は、上記印刷装置の制御方法において、前記ホスト装置から受信したデータから抽出した情報に基づき医薬品の組合せに係る相互作用情報を取得し、取得した相互作用情報を、前記ホスト装置から受信したデータとともに印刷すること、を特徴とする。
本発明によれば、ホスト装置の仕様変更等を行うことなく、ホスト装置が送信した情報とともに相互作用情報を印刷可能になる。また、ホスト装置が印刷装置に送信した情報とともに、医薬品の相互作用情報を印刷するので、併用禁忌薬等に関する情報をより効果的に提供できる。
また、本発明は、上記印刷装置の制御方法において、前記ホスト装置から受信したデータから抽出した情報をもとに、前記サーバー装置から情報を取得し、取得した情報に基づいて前記相互作用情報を生成すること、を特徴とする。
本発明によれば、印刷装置がサーバー装置から情報を取得し、相互作用情報を生成して、ホスト装置から受信したデータとともに印刷できる。
また、本発明は、上記印刷装置の制御方法において、前記ホスト装置から受信したデータから抽出した情報を前記サーバー装置に送信し、当該情報に基づいて前記サーバー装置が生成する前記相互作用情報を受信すること、を特徴とする。
本発明によれば、サーバー装置が生成する相互作用情報を取得して、ホスト装置から受信したデータとともに印刷できる。
また、上記目的を達成するために、本発明の印刷システムは、ホスト装置、医薬品に係る情報を処理するサーバー装置、及び、印刷装置を備え、前記印刷装置は、前記サーバー装置とデータを送受信する通信手段と、前記ホスト装置から受信するデータに基づいて印刷媒体に印刷する印刷手段と、前記ホスト装置から受信したデータに基づき、前記印刷部に印刷を実行させる印刷制御手段と、前記ホスト装置から受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出する情報抽出手段と、前記情報抽出手段により抽出された情報を、前記通信手段により前記サーバー装置に送信させる送信制御手段と、を備え、前記サーバー装置は、前記印刷装置から送信された情報に基づいて、医薬品の組合せに係る相互作用情報を生成して、前記印刷装置に送信し、前記印刷装置が備える前記印刷制御手段は、前記サーバー装置から送信される前記相互作用情報を前記通信手段により受信した場合に、受信した前記相互作用情報を前記印刷部により印刷させること、を特徴とする。
本発明によれば、ホスト装置から受信したデータに基づき印刷を行う印刷装置が、ホスト装置から受信したデータから医薬品に係るデータを抽出してサーバー装置に送信する。そして、印刷装置がサーバー装置に送信した情報に基づき、サーバー装置が相互作用情報を生成し、この相互作用情報が印刷装置によって印刷される。これにより、ホスト装置が医薬品に係る情報を印刷させるために、印刷装置にデータを出力するだけで、印刷装置を利用して医薬品に係る情報をサーバー装置に送信でき、印刷装置が印刷する印刷物に、相互作用情報を印刷できる。従って、印刷装置とサーバー装置とを通信可能に接続するだけで、医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。
本発明によれば、医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。
実施形態のシステム構成の一例を示す図である。 院内システムの構成の一例を示す図である。 第1実施形態のプリンター本体の構成の一例を示す図である。 印刷ユニットで印刷される薬識ラベルの一例を示す図である。 薬識情報管理テーブルの一例を示す図である。 第1実施形態のプリンター本体の処理手順の一例を示すフローチャートである。 薬識情報管理サーバーの処理手順の一例を示すフローチャートである。 携帯端末の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態のプリンター本体の他の構成の一例を示す図である。 第2実施形態のプリンター本体の構成の一例を示す図である。 第2実施形態のプリンター本体の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態のプリンター本体の他の構成の一例を示す図である。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。まず、図1を参照しながら第1実施形態の構成の一例を説明する。本実施形態は、院内システム100と、薬識情報管理サーバー500(サーバー装置)とをネットワーク400に接続した構成を備える。ネットワーク400は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークであってもよいし、インターネットであってもよい。
院内システム100は、医療機関に構築されたシステムであり、例えば、電子カルテシステム、オーダーリングシステム、医事会計システム等が含まれる。電子カルテシステムは、各患者の診療記録等の診療情報を電子化して保存・更新するシステムである。オーダーリングシステムは、検査の指示や薬剤の処方などをオーダーするシステムである。医事会計システムは、会計計算、保険点数計算等を行って患者の診療代を算出するシステムである。薬識情報管理サーバー500には、患者に処方された薬剤の薬識データが患者別に登録されている。なお、薬識とは、患者に処方された薬剤の名前、薬効、副作用、飲み合わせ等、患者が薬剤に対して持つべき知識をいう。薬識情報管理サーバー500は、患者の所持する携帯端末600からのアクセスを受け付ける。
なお、図1には、院内システム100として、A病院に設けられた院内システム100Aと、B病院に設けられた院内システム100Bと、C病院に設けられた院内システム100Cとを示すが、院内システム100は3つに限定されるものではない。また、図1には、薬識情報管理サーバー500を1台示すが、薬識情報管理サーバー500も1台に限定されるものではない。例えば、複数台の薬識情報管理サーバー500による協働によって薬識情報管理サーバー500の機能を提供するようにしてもよい。
次に、図2を参照しながら院内システム100の構成の一例を説明する。院内システム100は、医療業務支援装置200と、調剤システム300とを備える。医療業務支援装置200は、院内システムコントローラー210と、データベース220とを備える。調剤システム300は、調剤端末310(ホスト装置)と、プリンター本体320(印刷装置)とを備える。なお、院内システムコントローラー210と調剤端末310とは、LAN等のネットワークで接続されている。また、図2には、1つの調剤システム300のみを示すが、院内システムコントローラー210には、複数の調剤システム300が接続されているものとする。また、図2には、1つの院内システム100内に医療業務支援装置200と調剤システム300とを構成した場合を示しているが、調剤システム300を院外に配置することも可能である。調剤システム300を院外に配置する場合、院内システムコントローラー210と調剤端末310とは、例えば、インターネットで接続できる。
院内システムコントローラー210は、医師や看護師の使用するパーソナルコンピューターやPDA(Personal Digital Assistants)等の利用者端末(不図示)を制御して、電子カルテシステム、オーダーリングシステムや医事会計システムとして機能する。また、院内システムコントローラー210は、データベース220を用いて必要なデータを管理する。また、院内システムコントローラー210は、医師が患者に処方した処方箋のデータである処方データを利用者端末から入力し、入力した処方データを調剤システム300の調剤端末310に送る。
データベース220には、医師や看護師の利用する利用者端末から入力される患者のカルテ、薬の処方指示情報、検査指示情報及び検査結果情報等、医療業務に係る各種のデータが保存される。
調剤端末310は、院内システムコントローラー210から処方データを入力して、調剤端末310の表示画面に表示させる。調剤端末310は、処方データに従って薬剤師が入力した調剤、投薬内容等を受け付け、患者が負担すべき金額を算出して会計データを生成する。また、調剤端末310は、患者を識別するID情報と、当該患者に処方された薬情報と、薬剤を処方した医療機関情報とを、プリンター本体320で印刷可能な印刷データに変換してプリンター本体320に送信する。なお、ID情報には、患者の氏名、生年月日、保険証情報(記号、番号、保険者番号)等が含まれる。薬情報には、少なくとも、調剤端末310が設置された調剤薬局で患者に処方された薬剤を特定する情報が含まれる。具体的には、医薬品(薬剤名)、医薬品毎に付されたコード(JANコード等)等が含まれる。また、薬情報に、処方された薬剤の薬価、効能、注意事項等の情報を含めてもよい。さらに、薬情報に、適用疾病等の情報や、用法、用量、処方量等の処方分量に関する情報を含めてもよい。また、調剤端末310は、薬情報として入力された情報の一部のみを抽出して、印刷データに変換してプリンター本体320に送信してもよいし、全ての情報を印刷データに変換して送信してもよい。患者IDおよび医療機関情報についても同様であり、調剤端末310に入力された情報の一部のみを抽出して、印刷データに変換してプリンター本体320に送信してもよいし、全ての情報を印刷データに変換して送信してもよい。また、医療機関情報には、薬剤を処方した医療機関名、担当医師名等が含まれる。
なお、調剤端末310およびプリンター本体320を含む調剤システム300は、院内システム100に設けられる場合に限定されず、例えば病院外の薬局に設置されてもよい。この場合、調剤端末310は、公衆回線網等の通信回線を介して1または複数の病院の院内システム100と接続され、院内システム100の院内システムコントローラー210から処方データが入力されてもよい。また、院内システムコントローラー210と接続されない場合、患者が持参した処方箋に記載された内容に基づき、患者のID情報、薬情報、医療機関情報等を薬剤師や薬局のオペレーターが調剤端末310に入力する。調剤端末310は、入力された情報に基づいて、ID情報、薬情報、および、医療機関情報をプリンター本体320で印刷可能な印刷データに変換してプリンター本体320に送信する。
調剤システム300が設置される病院または薬局においては、医療機関が処方箋により指図した薬剤と、実際に患者に処方される薬剤とが異なることがある。例えば、医師が指図した薬剤の代わりに、有効成分、効能、用法、用量等が共通し製薬会社が異なる、いわゆるジェネリック医薬品が患者に渡されることがある。このような場合、薬剤師は、調剤端末310に、実際に処方した薬剤の情報を薬情報として入力する。この場合、処方箋により指図された処方薬に関する情報を、薬情報とともに入力してもよい。
次に、図3を参照しながらプリンター本体320について説明する。プリンター本体320は、記録紙への印刷を行う印刷ユニット330と、情報付加部340とを備える。
印刷ユニット330は、長尺のラベル紙に印刷し、印刷したラベル紙を貼付対象物のサイズに応じたラベル長となるように切断してラベルを作成する。印刷ユニット330は、印刷機構331、オートカッター332、搬送機構333及びこれらを制御する制御部334等を備える。
プリンター本体320は、調剤端末310から印刷データを受信して印刷ユニット330により記録紙への印刷を行う。プリンター本体320は、CPUやメモリー等のハードウェアが実装された機能拡張用の基板(不図示)を装着可能な拡張スロット(不図示)を備えている。この拡張スロットには、機能拡張用の基板として、例えば、情報付加部340が実装された拡張ボード(不図示)を装着可能である。拡張ボードが装着されていない場合、プリンター本体320は、印刷ユニット330により調剤端末310から印刷データを受信し、印刷を実行する。また、拡張ボードが装着されている場合、この拡張ボードから後述するプリンター用インターフェイス342を介して印刷ユニット330にデータが出力され、印刷ユニット330が印刷を実行する。従って、プリンター本体320は、拡張ボードが装着されていない状態であっても印刷を行うことが可能であり、さらに、拡張ボードが装着されている場合は拡張ボードに実装された情報付加部340が出力するデータに基づき印刷を行う。
情報付加部340は、例えば、CPUやメモリー等のハードウェアを備えた上記の拡張ボードにより実現される。
情報付加部340は、インターフェイス部341(以下、インターフェイスをI/Fと略記する)と、プリンター用I/F342と、周辺機器I/F343と、制御部350とを備える。
I/F部341は、調剤端末310と情報付加部340とのインターフェイスとして機能する。プリンター用I/F342は、印刷ユニット330と情報付加部340とのインターフェイスとして機能する。周辺機器I/F343は、周辺機器と情報付加部340とのインターフェイスとして機能する。周辺機器I/F343には、入力装置380、通信制御部391、表示装置392等が周辺機器として接続される。すなわち、入力装置380、通信制御部391、表示装置392を拡張ボードに接続できる。
入力装置380は、スキャナー381とキーボード382とを含む。入力装置380は、例えば、印刷情報にID情報が含まれていない場合に、患者の氏名や保険証情報を入力するための装置である。入力装置380として、この他に、カードリーダー等を入力装置380として設けてもよい。カードリーダーを設ける場合には、カードに記録された患者情報をカードリーダーで読み込んで情報付加部340に入力する。
通信制御部391は、後述する制御部350の制御に従ってネットワーク400に接続し、薬識情報管理サーバー500と通信を行う。通信制御部391には、例えば、Ethernet(登録商標)規格に準じたコネクターを介して、LANケーブルを接続可能である。通信制御部391は、Ethernet規格に準じたプロトコルを実行する通信コントローラーを備えている。例えば、通信インターフェイス基板であるNIC(Network Interface Card)等を通信制御部391として用いることができる。通信インターフェイス基板には、薬識情報管理サーバー500に接続される接続部が設けられている。また、プリンター本体320には、通信インターフェイス基板を装着する装着部が設けられている。
表示装置392は、調剤端末310から受信した印刷情報や、薬識情報管理サーバー500から受信した情報等を表示させる。また、表示装置392は、患者の氏名や保険証情報を入力装置380から入力する際に、入力装置380から入力された情報を表示できる。
上記の構成では、プリンター本体320に対して着脱可能な拡張ボードにより、情報付加部340の機能を実現する構成としたので、調剤端末310から印刷データを受信して印刷する通常のプリンターの機能を拡張して、本実施形態の印刷装置を実現できる。すなわち、調剤端末310から受信したデータを処理する機能、薬識情報管理サーバー500とデータを送受信する機能を、通常のプリンターに拡張ボードを追加することで実現できる。例えば、調剤端末310に接続されているプリンターが拡張スロットを備えている場合、このプリンターを利用して上記の機能を実装できるという利点がある。
なお、調剤端末310と情報付加部340とのインターフェイスであるI/F部341は、情報付加部340が実装された拡張ボードに設けてもよいし、プリンター本体320において拡張ボードとは別に設けてもよい。例えば、プリンター本体320が、調剤端末310と印刷ユニット330とを接続するインターフェイスとしてI/F部341を備え、拡張ボードの非装着時にはI/F部341を介して印刷ユニット330が印刷データを受信する構成としてもよい。そして、拡張ボードの装着時には、拡張ボードの情報付加部340がI/F部341を介して調剤端末310に接続される構成としてもよい。
また、情報付加部340は、拡張ボードに実装する構成に限らず、例えば、印刷ユニット330に情報付加部340を設けてもよい。さらにまた、拡張ボードをプリンター本体320に外部接続する構成としてもよい。
次に、制御部350が備える機能ブロックについて説明する。機能ブロックとは、不図示のCPUと、メモリー360に記録されたファームウェアとの協働によって実現される処理を、一連の処理で実現される機能ごとにまとめたブロックである。情報付加部340は、機能ブロックとして、印刷データ受信手段351と、情報抽出手段352と、情報変換手段353と、送信制御手段354と、情報取得手段355と、印刷制御手段356とを備える。
印刷データ受信手段351は、調剤端末310から印刷データを受信し、受信した印刷情報をメモリー360に保存する。
情報抽出手段352は、メモリー360から印刷情報を取得し、取得した印刷データを解析して、患者に処方された薬剤を特定する情報(以下、薬剤特定情報という)と、薬剤を処方された患者のID情報とを抽出する。ここで、薬剤特定情報は、印刷データに含まれる薬情報の中から一部のみを抽出した情報であってもよいし、薬情報の全てを含む情報であってもよい。例えば、情報抽出手段352は、印刷データに含まれる薬情報から、薬剤名やコード等の薬剤を特定する情報、処方日を示す情報、処方量に関する情報、および、注意事項を薬剤特定情報として抽出する。つまり、印刷データに含まれる薬情報のうち、後述する注意事項情報の取得や生成に必要のない情報(具体的には、薬価、効能等)を除いて薬剤特定情報として抽出してもよい。
情報変換手段353は、情報抽出手段352が抽出した薬剤特定情報及び患者のID情報を、薬識情報管理サーバー500に送信可能なデータ形式に変換する。情報抽出手段352は、印刷データから薬剤特定情報及び患者のID情報を抽出しているため、情報変換手段353により、ネットワーク400で通信可能な形式のデータに変換する。情報変換手段353は、変換した薬剤特定情報及び患者のID情報を送信制御手段354に渡す。
送信制御手段354は、情報変換手段353から取得したID情報及び薬剤特定情報に、注意事項情報の取得要求を追加して送信情報を生成し、生成した送信情報を、通信制御部391を制御して薬識情報管理サーバー500に送信する。注意事項情報とは、後述するように薬識情報管理サーバー500が送信する情報であり、例えば、同一の患者IDに対応して他の医療機関により既に処方されている薬剤との相互作用等に関する情報である。
情報取得手段355は、薬識情報管理サーバー500からネットワーク400を介して注意事項情報を受信した場合、受信した注意事項情報を印刷制御手段356に渡す。
印刷制御手段356は、情報抽出手段352から印刷データを受け取った場合には、受け取った印刷データを、印刷ユニット330でラベル紙に印刷するように印刷ユニット330を制御する。また、印刷制御手段356は、情報取得手段355から注意事項情報を取得した場合には、ラベル紙に、印刷データと注意事項情報とを印刷するように印刷ユニット330を制御する。以下では、ラベル紙に印刷される情報を薬識情報といい、薬識情報を印刷したラベル紙を薬識ラベルと呼ぶ。薬識ラベルは、患者の所持する薬識手帳(いわゆるお薬手帳)に貼付される。図4に、薬識ラベルの一例を示す。薬識ラベルには、患者のID情報601と、医療機関情報602と、処方された薬剤情報603と、薬を処方した薬局の情報604と、注意事項情報605とが含まれる。このうち、ID情報601、医療機関情報602、および薬剤情報603は、調剤端末310が出力した印刷データに含まれる情報である。また、薬局の情報604は、調剤端末310が出力した印刷データに含まれる情報であってもよいし、予めメモリー360に記憶された情報であってもよい。注意事項情報605は、後述するように薬識情報管理サーバー500から受信した情報である。なお、図4には、注意事項情報として、処方済みの薬剤との相互作用の情報を記載した場合を示す。なお、お薬手帳に貼付する薬識ラベル以外に、薬袋、薬の説明書、調剤明細書等に薬識情報を印刷してもよい。
薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320に提供する注意事項情報を不図示のデータベースに記憶している。注意事項情報には、処方済みの薬剤との相互作用の情報、薬剤の薬効情報、薬剤と共に飲食する際に注意して飲食しなければならない注意飲食物の情報、同時に服用した際に副作用を引き起こす可能性のある併用禁忌薬等に関する情報等が含まれる。
また、薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320からID情報と薬剤特定情報とを受信すると、受信した情報を薬識管理テーブルに登録する。図5に、薬識管理テーブルの一例を示す。薬識管理テーブルには、患者を識別するID情報と、当該ID情報の示す患者に処方された薬剤特定情報とが登録されている。薬剤特定情報には、薬剤名と、処方日と、処方量と、注意事項と、注意事項情報等とが含まれる。ここで、薬識管理テーブルに登録される薬剤特定情報は、プリンター本体320から受信した薬剤特定情報の一部または全部のいずれであってもよいし、受診した薬剤特定情報に薬識情報管理サーバー500が情報を付加して薬識管理テーブルに登録してもよい。
薬識情報管理サーバー500は、データベースを検索して、プリンター本体320から受信した薬剤特定情報の示す薬剤に関する注意事項情報を検出する。
注意事項情報には、処方薬を服用または使用するにあたって患者に提供することが有用な情報や、薬剤の処方にあたって薬剤師に提供することが有用な情報である。例えば、注意事項情報は、調剤端末310に今回入力された情報に係る薬剤と、同じ患者に対して別の機会に、或いは他の医療機関から処方された薬剤との両方を服用または使用した場合の影響(いわゆる相互作用)に関する相互作用情報を含む。また、注意事項情報に、調剤端末310に今回入力された情報に係る薬剤と同一の薬剤、同種の薬剤、薬効が共通または重複する薬剤等が既に同じ患者に処方されていないかを示す重複投与情報を含むこともできる。また、注意事項情報には、調剤端末310に今回入力された情報に係る薬剤と共に飲食する際に注意を要する飲食物(注意飲食物)に関する情報を含めてもよい。また、注意事項情報に、調剤端末310に今回入力された情報に係る薬剤と一緒に服用した場合に、副作用を引き起こす可能性のある併用禁忌薬等に関する情報を含むこともできる。これらの情報のうち相互作用情報および重複投与情報は、薬識情報管理サーバー500が、プリンター本体320から受信した患者IDに対応付けて、薬識情報管理サーバー500が既に記憶している情報に基づいて、生成できる。また、注意飲食物に関する情報や併用禁忌薬等に関する情報は、薬識情報管理サーバー500が、プリンター本体320から受信した薬剤特定情報に基づいて生成できる。
また、薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320から注意事項情報の取得要求も受信している場合、薬識管理テーブルを参照して注意事項情報を取得する。薬識情報管理サーバー500は、取得した注意事項情報をプリンター本体320に送信する。
次に、図6に示すフローチャートを参照しながら、情報付加部340の制御部350の処理手順を説明する。
制御部350は、調剤端末310から印刷データを受信すると(ステップS1;Yes)、受信した印刷データからID情報と薬剤特定情報とを抽出する処理を実行する(ステップS2)。制御部350は、印刷データからID情報を抽出した場合には(ステップS3;Yes)、ステップS4の処理に移行する。また、制御部350は、印刷データからID情報を抽出しなかった場合には(ステップS3;No)、入力装置380からID情報の入力を受け付ける(ステップS4)。すなわち、制御部350は、表示装置392にID情報の入力要求を表示させ、入力される患者の氏名、生年月日、保険証情報等のID情報を入力装置380で受け付ける。ID情報を受け付けると、制御部350は、受け付けたID情報と、ステップS2で抽出した薬剤特定情報と、注意事項情報の取得要求とを薬識情報管理サーバー500に送信する(ステップS5)。また、制御部350は、注意事項情報の取得要求を入力装置380で受け付けた場合に、ID情報及び薬剤特定情報と共に注意事項情報の取得要求を薬識情報管理サーバー500に送信する。
次に、制御部350は、薬識情報管理サーバー500から注意事項情報を取得したか否かを判定する(ステップS6)。注意事項情報を取得した場合(ステップS6;Yes)、制御部350は、調剤端末310から取得した印刷データに、薬識情報管理サーバー500から取得した注意事項情報を付加した印刷データとして印刷ユニット330に渡す(ステップS7)。また、制御部350は、薬識情報管理サーバー500から注意事項情報を取得できなかった場合(ステップS6;No)、調剤端末310から取得した印刷データを印刷ユニット330に渡す(ステップS8)。
次に、図7に示すフローチャートを参照しながら薬識情報管理サーバー500の処理手順について説明する。
薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320から情報を受信すると(ステップS11;Yes)、受信した情報に含まれるID情報は、新規IDであるか否かを判定する(ステップS12)。受信したID情報が新規IDであると判定すると(ステップS12;Yes)、薬識情報管理サーバー500は、受信したID情報を薬識管理テーブルに登録する(ステップS13)。また、受信したID情報が新規IDではないと判定した場合(ステップS12;No)、薬識情報管理サーバー500はステップS14の処理に移行する。
ステップS14では、薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320から受信した情報に含まれる薬剤特定情報に基づいて注意事項情報を検出し、検出した注意事項情報を薬識管理テーブルに登録する。薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320から受信した薬剤特定情報から特定される薬剤と、当該患者IDに対応して過去に登録された薬剤特定情報とに基づいて、上述した注意事項情報を検出する。ここで、薬識情報管理サーバー500は、注意事項情報を生成する際に、外部の装置が記憶する情報を参照してもよい。例えば、相互作用情報、注意飲食物に関する情報、併用禁忌薬等に関する情報は製薬会社が提供する最新の情報に基づいて生成することが好ましく、これらの情報を外部のサーバーが管理する情報を参照して薬識情報管理サーバー500が生成してもよい。
また、薬識情報管理サーバー500は、注意事項情報の検出の際に、処方済みの薬剤の処方日を考慮して注意事項情報を検出する。薬識管理テーブルには、患者に処方された薬剤の処方日と処方量との情報が登録されている。薬識情報管理サーバー500は、薬剤の処方日と処方量とを考慮して、併用忌避となる薬剤を検出する。すなわち、薬剤特定情報から特定される薬剤と、処方済みの薬剤とが飲み合わせの悪い薬剤であっても、薬識管理テーブルに登録された処方日から所定期間を経過している場合は、処方済みの薬剤を対象から除外して注意事項情報を検出しない。
次に、薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320から受信した情報に、注意事項情報の取得要求が含まれているか否かを判定する(ステップS15)。注意事項情報の取得要求を受信している場合(ステップS15;Yes)、薬識情報管理サーバー500は、ステップS14で注意事項情報を検出した場合に、検出した注意事項情報をプリンター本体320に送信する(ステップS16)。ここで、注意事項情報を検出しなかった場合、薬識情報管理サーバー500は、注意事項情報が検出できなかった旨をプリンター本体320に通知する。また、注意事項情報の取得要求がなかった場合には(ステップS15;No)、薬識情報管理サーバー500は、この処理を終了する。
次に、図8に示すフローチャートを参照しながら携帯端末600が薬識情報管理サーバー500にアクセスして、薬識管理テーブルの登録情報を参照する手順を説明する。
薬剤を処方された患者は、携帯端末600を操作して薬識情報管理サーバー500にアクセスする(ステップS21)。携帯端末600からのアクセスを受けた薬識情報管理サーバー500は、認証要求を携帯端末600に送信する。患者は、携帯端末600を操作してパスワード、ID情報等を入力する。携帯端末600は、入力を受け付けたパスワード、ID情報を薬識情報管理サーバー500に送信する(ステップS22)。薬識情報管理サーバー500は、受信したパスワード、ID情報により患者を認証する。認証が完了し、患者が薬識情報管理サーバー500の利用者として認識された場合(ステップS23;Yes)、ステップS24の処理に移行する。また、患者が薬識情報管理サーバー500の利用者として認識されなかった場合(ステップS23;No)、利用者登録を促す画面を携帯端末600に表示させて、利用者登録を行う。
ステップS24では、携帯端末600は、薬剤情報の新規登録であるか否かを患者に問い合わせるメッセージを表示する。薬剤情報の新規登録とは、例えば、患者に処方された薬剤であって、薬識情報管理サーバー500に薬剤特定情報として登録されていない薬剤に関する情報を、新たに薬識情報管理サーバー500に登録する処理である。例えば、患者が市販薬を購入した場合には、購入した市販薬の情報を薬識情報管理サーバー500に登録しておくのが好ましい。ここで登録される情報は調剤端末310に入力される情報とは異なる情報であるため、薬剤情報と呼んで区別する。薬剤情報の新規登録ではない場合(ステップS24;No)、携帯端末600は、ステップS26の処理に移行する。また、薬剤情報の新規登録である場合(ステップS24;Yes)、携帯端末600は、患者から薬剤情報の入力を受け付けて、受け付けた薬剤情報を薬識情報管理サーバー500に送信する(ステップS25)。次に、携帯端末600は、薬識情報管理サーバー500に登録された薬剤情報、注意事項情報を参照するか否かを問い合わせるメッセージを表示する。患者から情報を参照するとの操作入力を受け付けた場合(ステップS26;Yes)、携帯端末600は、薬剤情報、注意事項情報の参照要求を薬識情報管理サーバー500に送信する(ステップS27)。また、患者から情報を参照しないとの操作入力を受け付けた場合(ステップS26;No)、携帯端末600は、この処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態のプリンター本体320は、調剤端末310から受信した印刷データから、患者に処方された薬剤を特定する薬剤特定情報を抽出して薬識情報管理サーバー500に送信する。これにより、院内システムコントローラー210は処方データを調剤システム300に送信するだけで、プリンター本体320を利用して薬剤の情報を薬識情報管理サーバー500に送信できる。従って、患者に処方された薬剤の情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される薬剤について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。また、患者は、携帯端末600を使用して薬識情報管理サーバー500にアクセスして、薬識情報管理サーバー500に登録された薬剤情報を参照できる。
また、本実施形態のプリンター本体320は、患者に処方された薬剤と、併用が禁忌される薬剤の情報である注意事項情報を薬識情報管理サーバー500から受信し、処方された薬剤の情報と共に印刷する。従って、院内システムコントローラー210の仕様変更等を行うことなく、院内システムコントローラー210が送信した情報とともに注意事項情報をプリンター本体320で印刷できる。また、院内システムコントローラー210が調剤システム300に送信した情報とともに、薬剤の注意事項情報を印刷するので、併用禁忌薬等に関する情報をより効果的に提供できる。
なお、図3に示すプリンター本体320では、通信制御部391を、プリンター本体320の外部に設けた場合を例示した。図3に示す構成以外に、図9に示すように情報付加部340に通信制御部370を設けて、周辺機器I/F部343にネットワーク400を接続した構成であってもよい。
プリンター本体320は、CPUやメモリー等のハードウェアが実装された機能拡張用の基板(不図示)を装着可能な拡張スロット(不図示)を備えている。図9に示す構成では、この拡張スロットに装填可能な機能拡張用の基板である拡張ボードに、制御部350と、通信制御部370とが実装され、プリンター本体320の拡張スロットに装填されている。通信制御部370と制御部350とは、拡張ボード上のバスにより接続される。このため、通信制御部391(図3)をプリンター本体320の周辺機器として外部接続する場合に比べ、通信制御部370と他の手段とを容易に、より高速なバスにより接続できる。さらに、周辺機器I/F343には、LANケーブルを接続するモジュラー式コネクター等を備えれば、ネットワーク400に接続できるので、周辺機器I/F343の構成を簡略化できる。また、通信制御部370は、例えばEthernet(登録商標)規格に適合した通信コントローラーの機能により、容易に実現できる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の上述した第1実施形態と共通する部分については説明を省略する。
本実施形態は、薬識情報管理サーバー500で生成していた注意事項情報を、プリンター本体320で生成し、プリンター本体320が生成した注意事項情報を薬剤情報と共に薬識ラベルに印刷する。第2実施形態のプリンター本体700の構成について図10を参照しながら説明する。本実施形態のプリンター本体700は、注意事項情報生成手段357を情報付加部710(情報生成手段)に新たに設けている。
送信制御手段354は、情報変換手段353から取得したID情報及び薬剤特定情報と、処方履歴情報の取得要求とを通信制御部391を制御して薬識情報管理サーバー500に送信する。なお、処方履歴情報とは、情報変換手段353から取得したID情報に対応付けて、過去に処方薬として処理された薬剤に関する情報である。言い換えれば、同じ患者に過去に処方された薬剤に関する情報である。この処方履歴情報は、薬識情報管理サーバー500に登録された薬剤特定情報に基づいて、薬識情報管理サーバー500から提供される。この所定期間は、患者に処方された薬剤の処方量と、薬剤の効果が持続する期間とによって決定される。
情報取得手段355は、薬識情報管理サーバー500から処方履歴情報を受信した場合には、受信した処方履歴情報を注意事項情報生成手段357に渡す。
注意事項情報生成手段357は、情報抽出手段352から薬剤特定情報と患者のID情報とを受け取る。また、注意事項情報生成手段357は、情報取得手段355から処方履歴情報を受け取る。
注意事項情報生成手段357は、ID情報の示す患者に所定期間内に処方された薬剤を処方履歴情報から特定する。次に、注意事項情報生成手段357は、情報抽出手段352から取得した薬剤特定情報の示す薬剤の注意事項情報を、メモリー730を参照して検出する。メモリー730には、第1実施形態の薬識情報管理サーバー500のデータベースと同様に、注意事項情報が保存されている。メモリー730に保存される注意事項情報は第1の実施形態と同様に、相互作用情報、重複投与情報、注意飲食物に関する情報、併用禁忌薬等に関する情報等を含むことができ、これらの一部のみを含む情報であってもよい。注意事項情報生成手段357は、情報変換手段353から取得した薬剤特定情報により特定される薬剤に関係する注意事項情報を検出すると、検出した注意事項情報を印刷制御手段356に渡す。
印刷制御手段356は、情報取得手段355から注意事項情報を取得した場合、ラベル紙に、印刷データと共に注意事項情報を印刷するように印刷ユニット330を制御する。
次に、図11に示すフローチャートを参照しながら本実施形態のプリンター本体700の処理手順を説明する。なお、図6を参照しながら説明した第1実施形態のS1〜S4までの処理手順は、本実施形態の処理手順と共通するため、S1〜S4までの説明は省略する。
制御部720は、ID情報と、薬剤特定情報と、薬剤の処方履歴情報の取得要求とを薬識情報管理サーバー500に送信する(ステップS31)。その後、制御部720は、薬識情報管理サーバー500から処方履歴情報を受信したか否かを判定する(ステップS32)。薬識情報管理サーバー500から処方履歴情報の取得要求を受信していないと判定すると(ステップS32;No)、制御部720は、処方履歴情報の取得要求を薬識情報管理サーバー500に送信してから所定時間を経過したか否かを判定する(ステップS33)。所定時間を経過していないと判定すると、ステップS32に戻り、薬識情報管理サーバー500から処方履歴情報を受信するまで待機する。また、所定時間を経過したと判定すると(ステップS33;Yes)、制御部720は、ステップS31に戻りID情報と、薬剤特定情報と、薬剤の処方履歴情報の取得要求とを薬識情報管理サーバー500に再度送信する。
また、薬識情報管理サーバー500から処方履歴情報を受信した場合(ステップS32;Yes)、制御部720は、患者に処方された薬剤に関する注意事項情報を、メモリー360を参照して検出する(ステップS34)。このステップS34で、制御部720は、処方履歴情報から特定される、患者に過去に処方された薬剤と、印刷データから抽出した薬剤特定情報の示す薬剤とに基づいて注意事項情報を抽出する。制御部720は、例えば、薬剤特定情報により特定される薬剤に関する相互作用情報、および重複投与情報を注意事項情報として検出する。また、制御部720は、注意飲食物に関する情報、併用禁忌薬等に関する情報を注意事項情報として検出してもよい。
注意事項情報を検出した場合(ステップS35;Yes)、制御部720は、調剤端末310から受信した印刷データに、検出した注意事項情報を付加した印刷データとして印刷ユニット330に渡す(ステップS36)。また、注意事項情報を検出しなかった場合(ステップS35;No)、制御部720は、調剤端末310から受信した印刷データを印刷ユニット330に渡す(ステップS37)。
以上説明したように、本実施形態は、プリンター本体700が、調剤端末310から受信した印刷情報から薬剤特定情報を抽出し、該当の患者に過去に処方された処方履歴情報を薬識情報管理サーバー500から取得する。そして、プリンター本体700が薬剤特定情報の示す薬剤と併用忌避の関係にある薬剤が過去に処方されているか否かを判定して、併用忌避の薬剤が処方されている場合に、薬袋に薬剤情報と共に注意事項情報として印刷する。従って、患者に処方される薬剤の注意事項情報をプリンター本体700で生成して、プリンター本体700で薬識ラベルとして印刷できる。
なお、図10に示すプリンター本体700では、通信制御部391を、プリンター本体700の外部に設けた場合を例示した。本実施形態でも、図10に示す構成以外に、図12に示すように情報付加部710に通信制御部370を設けて、周辺機器I/F部343にネットワーク400を接続した構成であってもよい。 プリンター本体700は、CPUやメモリー等のハードウェアが実装された機能拡張用の基板(不図示)を装着可能な拡張スロット(不図示)を備えている。図12に示す構成では、この拡張スロットに装填可能な機能拡張用の基板である拡張ボードに、制御部720と、通信制御部370とが実装され、プリンター本体700の拡張スロットに装填されている。通信制御部370と制御部720とは、拡張ボード上のバスにより接続される。このため、通信制御部391(図10)をプリンター本体700の周辺機器として外部接続する場合に比べ、通信制御部370と他の手段とを容易に、より高速なバスにより接続できる。さらに、周辺機器I/F343には、LANケーブルを接続するモジュラー式コネクター等を備えれば、ネットワーク400に接続できるので、周辺機器I/F343の構成を簡略化できる。
以上説明したように、本発明に係るプリンター本体320(700)は、印刷媒体に印刷する印刷ユニット330を有するプリンター本体320である。プリンター本体320(700)は、通信手段である通信制御部391(370)及びI/F341と、情報抽出手段352と、送信制御手段354とを備えている。情報抽出手段352は、調剤端末310から受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出する。送信制御手段354は、情報抽出手段352により抽出された情報を、通信制御部391(370)により薬識情報管理サーバー500に送信させる。従って、調剤端末310から受信したデータに基づき印刷を行うプリンター本体320(700)が、調剤端末310から受信したデータから医薬品に係るデータを抽出して薬識情報管理サーバー500に送信できる。これにより、調剤端末310が医薬品に係る情報を印刷させるために、プリンター本体320(700)にデータを出力するだけで、プリンター本体320(700)を利用して医薬品に係る情報を薬識情報管理サーバー500に送信できる。従って、医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。
また、本発明のプリンター本体320(700)は、印刷制御手段356と、情報取得手段355とを備えている。印刷制御手段356は、I/F341を介して調剤端末310から受信したデータに基づき、印刷ユニット330に印刷を実行させる。情報取得手段355は、情報抽出手段352により抽出された情報に基づき医薬品の組合せに係る注意事項情報を取得する。そして、印刷制御手段356は、情報取得手段355により取得された注意事項情報を、調剤端末310から通信制御部391(370)により受信したデータとともに印刷する。従って、調剤端末310の仕様変更等を行うことなく、調剤端末310が送信した情報とともに注意事項情報を印刷可能になる。また、調剤端末310がプリンター本体320(700)に送信した情報とともに、医薬品の注意事項情報を印刷するので、併用禁忌薬等に関する情報をより効果的に提供できる。
また、本発明のプリンター本体700は、注意事項情報を生成する注意事項情報生成手段357を備えている。注意事項情報生成手段357は、情報抽出手段352により抽出された情報をもとに、薬識情報管理サーバー500から情報を取得し、取得した情報に基づいて注意事項情報を生成する。従って、薬識情報管理サーバー500から情報を取得してプリンター本体700が注意事項情報を生成して、調剤端末310から受信したデータとともに印刷できる。
また、本発明のプリンター本体320(700)が備える情報取得手段355は、通信制御部391(370)によって薬識情報管理サーバー500に送信した情報に基づいて薬識情報管理サーバー500が生成する注意事項情報を、通信制御部391(370)によって受信させる。従って、薬識情報管理サーバー500が生成する注意事項情報を取得して、調剤端末310から受信したデータとともに印刷できる。
また、本発明のプリンター本体320(700)の備える通信制御部391(370)は、薬識情報管理サーバー500に接続される接続部を備える通信インターフェイス基板を有している。プリンター本体320(700)は、印刷ユニット330に通信インターフェイス基板を装着可能である。従って、通信インターフェイス基板を装着せずに通常のプリンター本体320(700)として使用することも、通信インターフェイス基板を装着することにより薬識情報管理サーバー500に医薬品に係る情報を送信することもできる。
また、本発明に係る印刷システムは、調剤端末310、医薬品に係る情報を処理する薬識情報管理サーバー500及び前述のプリンター本体320(700)を備えている。薬識情報管理サーバー500は、プリンター本体320(700)から送信された情報に基づいて、医薬品の組合せに係る注意事項情報を生成して、プリンター本体320(700)に送信する。また、プリンター本体320(700)が備える印刷制御手段356は、薬識情報管理サーバー500から送信される注意事項情報を通信制御部391(370)により受信した場合に、受信した注意事項情報を印刷ユニット330により印刷させる。従って、医薬品に係る情報を出力する既存のコンピューターシステムの仕様変更等をすることなく、患者に処方される医薬品について併用禁忌薬等に関する情報を提供できる。また、薬識情報管理サーバー500が生成する注意事項情報を取得して、調剤端末310から受信したデータとともに印刷できる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更実施が可能である。例えば、上述した実施形態では、内服薬である薬剤を例に説明したが、医薬品全般を対象にすることもできる。また、上述した実施形態ではラベルプリンターを例に挙げて説明したが、ドットインパクト式プリンター、サーマルプリンター、レーザープリンター等にも適用できる。
また、上述した実施形態は、お薬手帳に貼付する薬識ラベルを印刷するプリンター本体320(700)を例に説明した。これ以外に、薬袋、薬の説明書、調剤明細書を印刷する印刷装置により注意事項情報を印刷するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、個人を特定するID情報を取得しなかった場合に、入力装置380によりID情報の入力を受け付ける構成を採用していた。これ以外に、個人を特定する情報が氏名だけである場合など、ID情報が不足している場合には、薬識情報管理サーバー500に既に登録されているID情報から候補を取り出し、プリンター本体320の表示装置392に表示させる構成であってもよい。
また、上述した実施形態では、院内システムコントローラー210から調剤端末310に処方データが送信されず、手書きの処方箋が発行され、この処方箋を患者が調剤薬局に持参する場合もある。このような場合、上述のように、調剤薬局の調剤システム300を使用する薬剤師やオペレーターが、処方箋に従って調剤、投薬内容等を調剤端末310から入力してもよい。また、患者が携帯端末600を使用して薬識情報管理サーバー500にアクセスし、薬剤情報を薬識管理テーブルに登録してもよい。また、患者が市販薬を購入した場合には、購入した市販薬の情報等も携帯端末600を使用して薬識情報管理サーバー500に登録しておくのが好ましく、この入力を調剤端末310により行ってもよい。
また、図3、9、10又は12に示す周辺機器I/F343に、薬袋、薬の説明書、調剤明細書を印刷するためのドットインパクト式プリンター、サーマルプリンター、レーザープリンター等を接続する構成を採用することもできる。制御部350(720)は、周辺機器I/F343に接続したプリンターに、注意事項情報を送信して、薬袋、薬の説明書、調剤明細書と共に注意事項情報を印刷させる。
100…院内システム、200…医療業務支援装置、210…院内システムコントローラー、220…データベース、300…調剤システム、310…調剤端末(ホスト装置)、320、700…ラベルプリンター(印刷装置)、330…プリンター本体、331…印刷機構(印刷手段)、341…インターフェイス部(通信手段)、350、720…制御部、351…印刷データ受信部、352…情報抽出手段、353…情報変換手段、354…送信制御手段(通信手段)、355…情報取得手段、356…印刷制御手段、357…注意事項情報生成手段、360、730…メモリー、370、391…通信制御部、500…薬剤情報管理サーバー(サーバー装置)、600…携帯端末、710…情報付加部(情報生成手段)。

Claims (13)

  1. ホスト装置からデータを受信し、受信したデータに基づいて印刷媒体に印刷する印刷手段を有する印刷装置であって、
    医薬品に係る情報を処理するサーバー装置とデータを送受信する通信手段と、
    前記ホスト装置から受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段により抽出された情報を、前記通信手段により前記サーバー装置に送信させる送信制御手段と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記ホスト装置から受信したデータに基づき、前記印刷手段に印刷を実行させる印刷制御手段と、
    前記情報抽出手段により抽出された情報に基づき医薬品の組合せに係る相互作用情報を取得する情報取得手段と、を備え、
    前記印刷制御手段は、前記情報取得手段により取得された相互作用情報を、前記ホスト装置から受信したデータとともに印刷すること、
    を特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記情報抽出手段により抽出された情報をもとに、前記通信手段によって前記サーバー装置から情報を取得し、取得した情報に基づいて前記相互作用情報を生成する情報生成手段を備えたこと、を特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記情報取得手段は、前記通信手段によって前記サーバー装置に送信した情報に基づいて前記サーバー装置が生成する前記相互作用情報を、前記通信手段によって受信させること、を特徴とする請求項2記載の印刷装置。
  5. 前記情報抽出手段および前記送信制御手段は、前記印刷手段とは別体として構成される基板に設けられたこと、を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
  6. 前記通信手段は、前記情報抽出手段および前記送信制御手段とともに前記基板に設けられたこと、を特徴とする請求項5記載の印刷装置。
  7. 前記基板は、拡張ボードとして構成され、前記印刷装置の本体の拡張スロットに装填されること、を特徴とする請求項5又は6記載の印刷装置。
  8. 前記通信手段は、前記サーバー装置に接続される接続部を備え、
    前記接続部は通信インターフェイス基板に設けられ、前記印刷装置の本体に前記通信インターフェイス基板を装着可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の印刷装置。
  9. 医薬品に係る情報を処理するサーバー装置、及び、ホスト装置とデータを送受信可能に接続された印刷装置の制御方法において、
    前記ホスト装置からデータを受信し、受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出し、抽出した情報を前記サーバー装置に送信すること、
    を特徴とする印刷装置の制御方法。
  10. 前記ホスト装置から受信したデータから抽出した情報に基づき医薬品の組合せに係る相互作用情報を取得し、取得した相互作用情報を、前記ホスト装置から受信したデータとともに印刷すること、
    を特徴とする請求項9記載の印刷装置の制御方法。
  11. 前記ホスト装置から受信したデータから抽出した情報をもとに、前記サーバー装置から情報を取得し、取得した情報に基づいて前記相互作用情報を生成すること、を特徴とする請求項9記載の印刷装置の制御方法。
  12. 前記ホスト装置から受信したデータから抽出した情報を前記サーバー装置に送信し、当該情報に基づいて前記サーバー装置が生成する前記相互作用情報を受信すること、を特徴とする請求項10記載の印刷装置の制御方法。
  13. ホスト装置、医薬品に係る情報を処理するサーバー装置、及び、印刷装置を備え、
    前記印刷装置は、
    前記サーバー装置とデータを送受信する通信手段と、
    前記ホスト装置から受信するデータに基づいて印刷する印刷手段と、
    前記ホスト装置から受信したデータに基づき、前記印刷手段に印刷を実行させる印刷制御手段と、
    前記ホスト装置から受信したデータから医薬品を特定する情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段により抽出された情報を、前記通信手段により前記サーバー装置に送信させる送信制御手段と、を備え、
    前記サーバー装置は、前記印刷装置から送信された情報に基づいて、医薬品の組合せに係る相互作用情報を生成して、前記印刷装置に送信し、
    前記印刷装置が備える前記印刷制御手段は、前記サーバー装置から送信される前記相互作用情報を前記通信手段により受信した場合に、受信した前記相互作用情報を前記印刷手段により印刷させること、
    を特徴とする印刷システム。
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