JP2015063650A - 熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法及び当該製造方法により得られる熱収縮ポリエチレンフィルム - Google Patents

熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法及び当該製造方法により得られる熱収縮ポリエチレンフィルム Download PDF

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【課題】引張伸度が小さく、低温収縮性に優れ、且つ、収縮後の外観にも優れた熱収縮フィルムを提供する。【解決手段】次の工程を含む熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法:(A)低密度ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン樹脂を、当該低密度ポリエチレンの融点以上の温度で縦方向及び横方向ともに3.0〜6.0倍のブロー比(延伸比)になるようにインフレーション成形することにより、インフレーションフィルムを形成する工程、及び(B)工程(A)で形成されたインフレーションフィルムを、前記低密度ポリエチレンの融点未満の温度で少なくとも一方向に1.1〜3.0倍まで更に延伸する工程。【選択図】なし

Description

本発明は、熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法及び当該製造方法により得られる熱収縮ポリエチレンフィルムに関する。熱収縮ポリエチレンフィルムは、例えば、集積した商品を熱収縮フィルムで包み、加熱(熱処理)することにより熱収縮フィルムを収縮させて集積包装する用途に用いることができる。
従来、工場から小売への流通での結束輸送用として、段ボール又は熱収縮フィルム(シュリンクフィルム)が使用されており、包装される商品に応じて、それらが選択されて使用されてきた。
例えば、熱収縮フィルムは、ブリックパック飲料、小容量のプラスチック容器詰め飲料、瓶詰め飲料、建築資材等の集積包装に使用されている。また、段ボールは、比較的大容量のPETボトル、缶飲料等の輸送に使用されている。
しかしながら、昨今の環境意識から、二酸化炭素排出量削減方針が出されており、段ボールの使用量の削減が求められている。そこで、カーボンフットプリント(CFP)試算などから、段ボールの使用量の削減を目的として、これまで段ボールが使用されてきた包装対象に、熱収縮フィルムを用いることが検討され始めている。
従来汎用されている熱収縮フィルムは、フィルムの弾性率が低く、且つ、フィルムの引張伸度が大きいので、引っ張る力が加わると、容易に延びてしまう。このため、PETボトル、缶飲料等の比較的重い物品の集積包装には、ブリックパック飲料などの集積包装に従来汎用されている熱収縮フィルムは適していない。
この点に関して、フィルムの弾性率を上げて伸度を抑えるために、特許文献1では、メタロセン触媒から重合された融点の高いポリエチレン(エチレン−αオレフィン共重合体)を主成分として含有する熱収縮フィルムが提案されている。具体的には、「メルトフローレートが0.1〜3g/10分の低密度ポリエチレン60〜80重量%と、メルトフローレートが0.1〜1.3g/10分で且つ密度が0.935〜0.945g/cmであるエチレン−αオレフィン共重合体20〜40重量%とを含有することを特徴とする包装用シュリンクフィルム。」が提案されている。
また、特許文献2では、チューブラー延伸法とロール延伸を組み合わせて、熱収縮フィルムの収縮性と伸度を両立させる技術が提案されている。具体的には、「ポリエチレン系多層フィルムを二軸延伸(チューブラー延伸法)によりMD及びTD共に延伸倍率3.0倍以上で延伸した後、熱ロール処理により60〜100℃の温度でMDに1.1〜3.0倍に延伸して得られる集積包装用ポリエチレン系熱収縮性多層フィルム。」が提案されている。
なお、特許文献2では、ポリエチレン系多層フィルムとして、少なくとも片方の表層に直鎖状低密度ポリエチレンからなるものを使用し、芯層に直鎖状低密度ポリエチレン及び高密度ポリエチレンとの組成物からなるものを使用することが記載されており(請求項3、4等)、ポリエチレン多層フィルムに低密度ポリエチレン(ホモポリエチレン)を用いることは記載されていない。
特開2011−208076号公報 特開2011−116033号公報
特許文献1に記載の熱収縮フィルムは、融点が従来のものよりも高いため、収縮包装に要する加熱温度が高くなるとともに、収縮率も低下してしまうという欠点を有している。また、特許文献2に記載の熱収縮フィルムは、低温収縮性に関して、更なる改善が求められている。更に、収縮後の外観も重要であり、例えば、包装後のフィルムに緩みや破れがないことが要求されている。
従って、本発明は、引張伸度が小さく、低温収縮性に優れ、且つ、収縮後の外観にも優れた熱収縮ポリエチレンフィルムを提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討の結果、次の工程(A)及び(B)を含む製造方法によれば、引張伸度が小さく、低温収縮性に優れ、且つ、収縮後の外観にも優れた熱収縮ポリエチレンフィルムが得られることを見出した。
(A)低密度ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン樹脂を、当該低密度ポリエチレンの融点以上の温度で縦方向及び横方向ともに3.0〜6.0倍のブロー比(延伸比)になるようにインフレーション成形することにより、インフレーションフィルムを形成する工程、及び
(B)工程(A)で形成されたインフレーションフィルムを、前記低密度ポリエチレンの融点未満の温度で少なくとも一方向に1.1〜3.0倍まで更に延伸する工程。
すなわち、本発明は、次の態様を含む。
1.次の工程を含む熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法:
(A)低密度ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン樹脂を、当該低密度ポリエチレンの融点以上の温度で縦方向及び横方向ともに3.0〜6.0倍のブロー比(延伸比)になるようにインフレーション成形することにより、インフレーションフィルムを形成する工程、及び
(B)工程(A)で形成されたインフレーションフィルムを、前記低密度ポリエチレンの融点未満の温度で少なくとも一方向に1.1〜3.0倍まで更に延伸する工程。
2.工程(B)において、縦軸方向又は横軸方向に延伸する、上記項1に記載の製造方法。
3.工程(B)において、縦横二軸方向に延伸する、上記項1に記載の製造方法。
4.前記低密度ポリエチレンが0.1〜2.0g/10分のメルトフローレート(MFR)を有する、上記項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
5.上記項1〜4のいずれかに記載の製造方法によって得られる、熱媒液としてグリセリンを用いたJIS Z1709の方法で測定される120℃での縦方向及び横方向の収縮率がともに40%以上であり、且つ、収縮応力が10MPa以上である熱収縮ポリエチレン。
6.包装用である、上記項5に記載の熱収縮ポリエチレンフィルム。
7.集積包装用である、上記項5に記載の熱収縮ポリエチレンフィルム。
本発明の製造方法により得られる熱収縮ポリエチレンフィルムは、引張伸度が小さく、低温収縮性に優れ、且つ、収縮後の外観にも優れる。
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムの使用の一態様を示す図である。具体的には、350mLの缶飲料を6本準備し、本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムで集積包装した状態(加熱収縮後)を示す斜視図である。
熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法は、次の工程を含む:
(A)低密度ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン樹脂を、当該低密度ポリエチレンの融点以上の温度で縦方向及び横方向ともに3.0〜6.0倍のブロー比(延伸比)になるようにインフレーション成形することにより、インフレーションフィルムを形成する工程、及び
(B)工程(A)で形成されたインフレーションフィルムを、前記低密度ポリエチレンの融点未満の温度で少なくとも一方向に1.1〜3.0倍まで更に延伸する工程。
工程(A)
工程(A)では、熱収縮ポリエチレンフィルムの原料として、低密度ポリエチレン(LDPE:ホモポリエチレン)を主成分として含有するポリエチレン樹脂を用いる。なお、本明細書中、主成分とは、含有量が最も多い成分(好ましくは、含有量が50重量%を超える成分)を意味する。
本発明で用いられる低密度ポリエチレンは、好ましくは、0.1〜3.0g/10分、より好ましくは0.1〜0.5g/10分のメルトフローレート(MFR)を有する。MFRを0.1〜0.5g/10分という低い範囲に設定することにより、最終的に得られる熱収縮ポリエチレンフィルムの引張強度、弾性率及び収縮率の特性を向上させることができる。
なお、本発明におけるMFRは、JIS K7210に準拠し、190℃、荷重21.18Nの条件下で測定された値をいう。
低密度ポリエチレンのMFRが低すぎると、ポリエチレン樹脂中での混合ムラ又は溶融ムラが生じるおそれがある。また、その結果、熱収縮ポリエチレンフィルムの外観が悪化したり、インフレーション成形時に押出機へのトルク負荷が増大して十分な押出量が確保できず、生産性が低下したりするおそれがある。一方、MFRが高すぎると、熱収縮ポリエチレンフィルムの収縮応力が不十分になることがある。
工程(A)で用いられるポリエチレン樹脂における低密度ポリエチレンの含有率は、50重量%を超え、好ましくは60重量%以上、より好ましくは70重量%以上、最も好ましくは90重量%以上である。また、低密度ポリエチレンのみからなる場合(低密度ポリエチレンの含有量が100重量%)であってもよい。
ポリエチレン樹脂の全体量に対する低密度ポリエチレンの含有量が少なすぎると、熱収縮ポリエチレンフィルムの収縮応力が低下したり、熱収縮ポリエチレンフィルムをカットした際に糸引きが生じたりするおそれがある。一方、当該含有量が多すぎると、延伸加工適性が低下するおそれや、熱収縮ポリエチレンフィルムの機械的強度が低下するおそれがある。
工程(A)で用いられるポリエチレン樹脂は、低密度ポリエチレン以外のポリエチレンを含有してもよい。低密度ポリエチレン以外のポリエチレンとしては、高密度ポリエチレン(HDPE)及び/又は直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)が挙げられる。これらの中でも、LLDPEを含有することが好ましい。LLDPEを混合することにより、最終的に得られる熱収縮ポリエチレンフィルムの引張強度及び弾性率を向上させることができるが、LLDPEの含有量が多くなると120℃前後の低温での包装適性が低下するおそれがある。よって、LLDPEの含有量は樹脂成分100重量%中、50重量%未満であって、40重量%以下が好ましく、30〜40重量%がより好ましい。
LLDPEは、Ziegler触媒、メタロセン触媒等のシングルサイト系触媒を用いて、エチレンとα−オレフィンとを共重合して得られ、α−オレフィンの種類や量を調整することによって密度範囲を制御することができる。なお、α−オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−ヘプテン、1−オクテンなどが挙げられる。
工程(A)で用いられるポリエチレン樹脂は、本発明の効果を著しく損なわない限り、添加剤を含有してもよい。添加剤としては、熱収縮ポリエチレンフィルムに滑性を付与して包装機適性を向上させるためのアンチブロッキング剤、スリップ剤等が挙げられる。
工程(A)では、低密度ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン樹脂を、当該低密度ポリエチレンの融点以上の温度で縦方向及び横方向ともに3.0〜6.0倍のブロー比(延伸比)になるようにインフレーション成形することにより、インフレーションフィルムを形成する。
インフレーション成形時の縦方向及び横方向のブロー比(延伸比)は、ともに3.0〜6.0倍であり、好ましくは3.5〜6.0倍であり、より好ましくは4.0〜5.0倍である。
縦方向のブロー比(延伸比)が3.0倍未満であると、得られる熱収縮ポリエチレンフィルムが充分な収縮性、並びに充分な強度を有さないおそれがある。一方、当該ブロー比が6.0倍を超えると、延伸時の安定性が悪くなり、フィルムの破断などが発生するおそれがある。
横方向のブロー比(延伸比)が3.0倍未満であると、集積包装などにおいて熱収縮が不充分になるおそれや、充分な結束力が得られないおそれがある。一方、当該ブロー比が6.0倍を超えると、延伸の安定性が悪くなり、フィルムの破断などが発生するおそれがある。
工程(A)におけるインフレーション成形の温度は、低密度ポリエチレンの融点以上であり、好ましくは、融点+40℃〜融点+80℃である。具体的には、170〜180℃が好ましい。
インフレーション成形の温度が低密度ポリエチレンの融点未満であると、ポリエチレン樹脂が充分な溶融状態にはならず、インフレーション成形による溶融延伸製膜ができなくなるおそれがある。一方、延伸温度が低密度ポリエチレンの融点+80℃を超えると、溶融延伸製膜はできるものの、樹脂劣化促進などが発生するおそれがある。なお、本明細書中、融点は、JIS K 7121に準拠し、示差走査熱量測定により測定される値である。
工程(B)
工程(B)では、工程(A)で形成されたインフレーションフィルムを、前記低密度ポリエチレンの融点未満の温度で少なくとも一方向に1.1〜3.0倍まで更に延伸する。
当該延伸は、少なくとも一方向への延伸であり、縦軸方向であっても、横軸方向であっても、縦横二軸方向であってもよい。この中でも、収縮後の外観を向上させる観点から、縦横二軸方向への延伸であることが好ましい。また、縦軸方向又は横軸方向のいずれかを選択する場合には、収縮後の外観を向上させる観点から横軸方向が好ましい。ここで、縦方向とは、熱収縮ポリエチレンフィルムを連続的に製造する際のフィルムの流れ方向を意味し、横方向とは、前記縦方向と垂直な方向である。
当該延伸は、熱ロール法、テンター法等の公知の方法で実施できる。
延伸倍率は、1.1〜3.0倍であり、好ましくは1.1〜2.5倍である。
当該延伸倍率が低すぎると、延伸による物性向上の効果がほとんど得られない。一方、延伸倍率が高すぎると、延伸が不安定となり、フィルムの破断が発生するおそれがある。
延伸時の温度は、前記低密度ポリエチレンの融点未満であり、好ましくは融点−30℃〜融点未満である。具体的には、80〜100℃が好ましい。
当該延伸時の温度が低すぎると、延伸応力が大きすぎて安定した延伸ができないおそれがある。一方、当該延伸時の温度が高すぎると、フィルムが溶融状態に近づき、延伸が不安定になってフィルムの破断が発生するおそれがある。
熱収縮ポリエチレンフィルム
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムは、本発明の製造方法によって得られる単層でもよく、本発明の製造方法によって得られる層を含む2以上の層からなってもよい。
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムが2以上の層からなる場合には、当該2以上の層は同一であってもよく、異なっていてもよい。なお、2以上の層からなる場合には、全ての層に熱収縮性が必要である。そのため、2以上の層からなる場合には、本発明の製造方法によって得られる層以外の層としては、例えば、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)等からなる群より選択される1種以上のポリエチレン樹脂を延伸して得られる層が挙げられる。
ここで、本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムにおける低密度ポリエチレンの含有量は、熱収縮ポリエチレンフィルム全体(単層又は多層)の50〜100重量%であることが好ましい。この中でも、50重量%を超え、好ましくは60重量%以上、より好ましくは70重量%以上、最も好ましくは90重量%以上である。
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムは、好ましくは、熱媒液としてグリセリンを用いたJIS Z1709の方法で測定される120℃での縦方向及び横方向の収縮率がともに40%以上であり、且つ、収縮応力が10MPa以上である。また、より好ましくは、縦方向及び横方向の収縮率がともに40〜90%であり、且つ、収縮応力が10〜30MPaである。ここで、フィルムの縦方向は、工程(A)及び(B)における延伸の縦方向と同じ方向を意味する。
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムの厚さは、10〜150μmが好ましく、15〜120μmがより好ましい。厚さが薄すぎると、熱収縮ポリエチレンフィルムの機械的強度が低下して被包装体を外部の圧力や摩擦から保護できなくなるおそれがある。一方、厚さが厚すぎると、熱収縮ポリエチレンフィルムの柔軟性が低下して被包装体を包装する際の作業性が低下するおそれや材料の浪費となるおそれがある。
本発明の熱収縮ポリエチレンフィルムは、引張伸度が小さく、低温収縮性に優れ、且つ、収縮後の外観にも優れるので、包装用、特に集積包装用に好適に用いることができる。特にPETボトル、缶飲料等の比較的重い物品の集積包装にも好適に用いることができる。
以下に実施例及び比較例を示して本発明を具体的に説明する。但し本発明は実施例の範囲に限定されない。
実施例1(LDPE100重量%)
1台の押出機が接続具を介して円形の単層ダイスに接続されてなる、単層インフレーション製膜装置を用意した。
上記の押出機に低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)100重量%を供給し、押出機内で溶融混練した後、溶融状態の樹脂を180℃で、縦方向5.0倍及び横方向5.0倍のブロー比で溶融製膜することにより、インフレーションフィルムを得た(A工程)。
次に、上記インフレーションフィルムを、ロール延伸装置により90℃の温度で、インフレーションフィルムの流れ方向(縦方向)に2.0倍延伸することにより、厚さが40μmである熱収縮ポリエチレンフィルムを得た(B工程)。
実施例2(実施例1においてLDPE70重量%+LLDPE30重量%に変更)
押出機に供給する樹脂を、低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)70重量%及び直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、MFR:1.0g/10分、融点:120℃)30重量%からなるポリエチレン樹脂とした以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例3(実施例1においてLDPE60重量%+LLDPE40重量%に変更)
押出機に供給する樹脂を、低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)60重量%及び直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、MFR:1.0g/10分、融点:120℃)40重量%からなるポリエチレン樹脂とした以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例4(実施例1においてB工程の延伸方向を変更)
B工程での延伸方向を、縦方向から横方向(インフレーションフィルムの流れ方向と垂直方向)に変えた以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例5(実施例1においてB工程を二軸延伸に変更)
B工程での延伸方向を、縦方向及び横方向の二軸方向とし、それぞれ2.0倍延伸する条件に変えた以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例6(実施例5においてLDPE70重量%+LLDPE30重量%に変更)
押出機に供給する樹脂を、低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)70重量%及び直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、MFR:1.0g/10分、融点:120℃)30重量%からなるポリエチレン樹脂とした以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例7(実施例5においてLDPE60重量%+LLDPE40重量%に変更)
押出機に供給する樹脂を、低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)60重量%及び直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、MFR:1.0g/10分、融点:120℃)40重量%からなるポリエチレン樹脂とした以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例8(実施例5においてA工程のブロー比を変更)
A工程でのブロー比を、縦方向3.0倍及び横方向3.0倍の条件に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例9(実施例5においてA工程のブロー比を変更)
A工程でのブロー比を、縦方向6.0倍及び横方向6.0倍の条件に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例10(実施例5においてB工程の二軸延伸倍率を変更)
B工程での延伸倍率を、縦方向1.1倍及び横方向1.1倍の条件に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例11(実施例5においてB工程の二軸延伸倍率を変更)
B工程での延伸倍率を、縦方向1.1倍及び横方向2.5倍の条件に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例12(実施例5においてB工程の二軸延伸倍率を変更)
B工程での延伸倍率を、縦方向2.5倍及び横方向1.1倍の条件に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例13(実施例5においてB工程の二軸延伸倍率を変更)
B工程での延伸倍率を、縦方向2.5倍及び横方向2.5倍の条件に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例14(実施例5においてLDPEのMFRを変更)
低密度ポリエチレンを、低密度ポリエチレン(旭化成ケミカルズ製M2102、MFR:0.2g/10分、融点:110℃)に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例15(実施例5においてLDPEのMFRを変更)
低密度ポリエチレンを、低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン製ZF33、MFR:1.0g/10分、融点:110℃)に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例16(実施例5においてLDPEのMFRを変更)
低密度ポリエチレンを、低密度ポリエチレン(旭化成ケミカルズ製F1920、MFR:2.0g/10分、融点:110℃)に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
実施例17(実施例5においてLDPEのMFRを変更)
低密度ポリエチレンを、低密度ポリエチレン(日本ポリエチレン製LF440HB、MFR:2.9g/10分、融点:110℃)に変えた以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
比較例1(実施例1においてA工程のブロー比を変更)
A工程でのブロー比を、縦方向5.0倍及び横方向2.0倍の条件に変えた以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
比較例2(実施例1においてB工程の延伸温度を変更)
B工程での延伸時の温度を、120℃に変えた以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
比較例3(実施例1においてA工程のブロー比及びB工程の延伸倍率を変更)
A工程でのブロー比を縦方向2.0倍及び横方向5.0倍とし、B工程での延伸条件を90℃の温度で縦方向に3.0倍延伸とした以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
比較例4(実施例1においてA工程のブロー比及びLLDPE100重量%に変更)
A工程でのブロー比を縦方向3.0倍及び横方向3.0倍とし、押出機に供給する樹脂を、直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、メルトフローレート:1.0g/10分、融点:120℃)100重量%とした以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
比較例5(実施例1においてLDPE50重量%+LLDPE50重量%に変更)
押出機に供給する樹脂を、低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)50重量%及び直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、MFR:1.0g/10分、融点:120℃)50重量%からなるポリエチレン樹脂とした以外は実施例1と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
比較例6(実施例5においてLDPE50重量%+LLDPE50重量%に変更)
押出機に供給する樹脂を、低密度ポリエチレン(宇部丸善ポリエチレン製Z481、MFR:0.4g/10分、融点:110℃)50重量%及び直鎖状低密度ポリエチレン(ダウケミカル日本製 ダウレックス2045G、MFR:1.0g/10分、融点:120℃)50重量%からなるポリエチレン樹脂とした以外は実施例5と同様にして、厚さが40μmの熱収縮ポリエチレンフィルムを得た。
なお、得られた熱収縮フィルムは、以下の方法にて評価した。その結果を表1に示す。
A工程でのインフレーション製膜性
インフレーション成形において、金型から吐出した後の製膜安定性を評価した。
○ :成形が安定
△ :成形不安定(フィルムの揺れが大きく、厚さ不良が認められる)
B工程での延伸加工性
ロール延伸での、延伸適性を評価した。
○ :延伸が安定
△ :延伸が不安定(蛇行、延伸ムラ又はフィルムの破断が認められる)
引張強度、引張伸度及び弾性率
JIS K7127に準拠して各特性を測定した。
収縮率
熱媒液としてグリセリンを用いたJIS Z1709の方法で測定した。当該規格における所定の温度である120℃に加えて、100℃及び110℃でも、同様に測定した。
包装適性温度(収縮後の外観評価)
350mLの缶飲料を6本準備し、2×3列に並べ、実施例及び比較例の熱収縮ポリエチレンフィルムでラフに包み、120〜160℃の各温度に設定した加熱トンネルを通して図1に示すように集積包装し、包装状態を目視評価した。
○ :包装仕上がり良好
△ :包装仕上がりにやや緩みがある
× :熱収縮包装が不良(フィルムが充分に縮んでいない)又は熱収縮ポリエチレンフィルムの溶融による破れが発生(高温側)
包装結束力
350mLの缶飲料を6本準備し、2×3列に並べ、実施例及び比較例の熱収縮ポリエチレンフィルムでラフに包み、150℃に設定した加熱トンネルを通して図1に示すように集積包装した。充分に冷却した後、スリーブ口を片手で持ち上げて、フィルムの伸び状態を確認した。
○ :フィルムが伸びず、包装にも緩みが生じない
△ :ややフィルムが伸びてしまい、包装にもやや緩みが生じた
× :フィルムが伸びてしまい、包装結束に緩みが生じ、内容物がはみ出た
Figure 2015063650
本発明の熱収縮フィルムは、引張伸度が小さく、低温収縮性に優れ、且つ、収縮後の外観にも優れるため、包装用、特に集積包装用に好適に用いることができる。
1 熱収縮ポリエチレンフィルム
2 缶
3 スリーブ口

Claims (7)

  1. 次の工程を含む熱収縮ポリエチレンフィルムの製造方法:
    (A)低密度ポリエチレンを主成分として含有するポリエチレン樹脂を、当該低密度ポリエチレンの融点以上の温度で縦方向及び横方向ともに3.0〜6.0倍のブロー比(延伸比)になるようにインフレーション成形することにより、インフレーションフィルムを形成する工程、及び
    (B)工程(A)で形成されたインフレーションフィルムを、前記低密度ポリエチレンの融点未満の温度で少なくとも一方向に1.1〜3.0倍まで更に延伸する工程。
  2. 工程(B)において、縦軸方向又は横軸方向に延伸する、請求項1に記載の製造方法。
  3. 工程(B)において、縦横二軸方向に延伸する、請求項1に記載の製造方法。
  4. 前記低密度ポリエチレンが0.1〜2.0g/10分のメルトフローレート(MFR)を有する、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法によって得られる、熱媒液としてグリセリンを用いたJIS Z1709の方法で測定される120℃での縦方向及び横方向の収縮率がともに40%以上であり、且つ、収縮応力が10MPa以上である熱収縮ポリエチレンフィルム。
  6. 包装用である、請求項5に記載の熱収縮ポリエチレンフィルム。
  7. 集積包装用である、請求項5に記載の熱収縮ポリエチレンフィルム。
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