JP2015061433A - キャビネット - Google Patents

キャビネット Download PDF

Info

Publication number
JP2015061433A
JP2015061433A JP2013194390A JP2013194390A JP2015061433A JP 2015061433 A JP2015061433 A JP 2015061433A JP 2013194390 A JP2013194390 A JP 2013194390A JP 2013194390 A JP2013194390 A JP 2013194390A JP 2015061433 A JP2015061433 A JP 2015061433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
plate portion
cabinet
cabinet body
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013194390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6209405B2 (ja
Inventor
典夫 高橋
Norio Takahashi
典夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=52818569&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2015061433(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2013194390A priority Critical patent/JP6209405B2/ja
Publication of JP2015061433A publication Critical patent/JP2015061433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6209405B2 publication Critical patent/JP6209405B2/ja
Ceased legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)
  • Distribution Board (AREA)

Abstract

【課題】合わせ面として確保する面積を削減することができ、キャビネット本体の外面に錆も発生しにくいキャビネットを提供する。
【解決手段】キャビネット本体2を、背板部11、天板部12、底板部13、及び側板部14、14を有する一枚板状に形成した。そして、当該キャビネット本体2は、背板部11に対して、天板部12や底板部13、側板部14、14を折り曲げ、天板部12と側板部14、14との当接部、及び底板部13と側板部14、14との当接部を溶接することにより組み立てるようにした。また、当接部の溶接については、一方の板部の端面を半分程度露出させつつ、当該一方の端面上に他方の板部の外縁部における内面側を当接させた状態とし、該当接部に沿ってレーザー溶接を行い、両板部の端面を溶接箇所により覆うようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、たとえば分電盤や配電盤等を収納するためのキャビネットに関するものである。
従来、たとえば分電盤や配電盤等を収納するためのキャビネットとしては、特許文献1に記載されているように、前面を除く他の5面を閉塞するキャビネット本体と、当該キャビネット本体の前面開口を開閉する扉体とを備えてなるものが知られている。
また、そのようなキャビネット本体を形成するにあたっては、背板、天板、底板、及び一対の側板を夫々別途成形するとともに、それらの板体を溶接して一体化することにより形成することが多い。そして、板体同士を溶接するにあたっては、図4(b)に示すように、一方の板体の端面を他方の板体の内面側に当接させた状態(たとえば、天板31の端面を側板32の内面側に当接させた状態)で、板体同士を隅肉溶接(図4(b)のハッチング部)して一体化していた。
特開2008−172900号公報
しかしながら、上記隅肉溶接により背板、天板、底板、及び一対の側板を一体化しようとすると、溶接箇所となる合わせ面(図4(b)では、側板32における天板31のの当接箇所が合わせ面となる)として広い面積を確保する必要があるため、キャビネット本体の内部空間における有効スペースが減少するという問題がある。また、溶接箇所の周辺部、特にキャビネット本体の外面に露出した板体の端面には塗装がのりにくいため、当該端面から錆が発生してしまうという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、合わせ面として確保する面積を削減することができ、キャビネット本体の外面に錆も発生しにくいキャビネットを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、前面を除く他の5面を閉塞するキャビネット本体と、前記キャビネット本体の前面開口を開閉する前扉とを備えたキャビネットであって、前記キャビネット本体が、背板部、天板部、底板部、及び一対の側板部を一体的に有する一枚板状に形成され、一の板部に対して他の板部を折り曲げるとともに、前記板部同士の当接部を溶接することによって形成されているとともに、前記当接部の溶接については、一方の前記板部の端面を所定量露出させつつ、当該一方の端面上に他方の前記板部の外縁部における内面側を当接させた状態で、前記当接部に沿って溶接を行っており、両前記板部の端面を溶接箇所で覆ったことを特徴とする。
本発明によれば、キャビネット本体を、背板部、天板部、底板部、及び一対の側板部を一体的に有する一枚板状に形成し、一の板部に対して他の板部を折り曲げるとともに、板部同士の当接部を溶接することによって形成した。また、当接部の溶接については、一方の板部の端面を所定量露出させつつ、当該一方の端面上に他方の板部の外縁部における内面側を当接させた状態で、当接部に沿って溶接を行い、両板部の端面を溶接箇所で覆った。したがって、従来のキャビネットと比べると、溶接箇所において合わせ面として確保する面積を削減することができ、キャビネット本体の内部空間における有効スペースを増大することができる。また、両板部の端面が溶接箇所に覆われて露出しない上に溶接箇所がR状となることから、当該溶接箇所及びその周辺部に塗装がのりやすく、従来の如く溶接箇所の周辺部から錆が発生するという事態を抑制することができる。さらに、全ての板部を別個に準備するものと比べて溶接箇所を少なくすることができ、組み立て作業の簡易化を図ることができる。
キャビネットの外観を示した斜視説明図である。 前扉を開いた状態のキャビネットを示した斜視説明図である。 キャビネット本体を展開した状態を示した説明図である。 溶接箇所を示した説明断面図であり、(a)は本実施形態における溶接箇所を、(b)は従来の溶接箇所を夫々示している。
以下、本発明の一実施形態となるキャビネットについて、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、キャビネット1の外観を示した斜視説明図であり、図2は、前扉3を開いた状態のキャビネット1を示した斜視説明図である。
キャビネット1は、前面を除く他の5面を閉塞するキャビネット本体2と、キャビネット本体2の前面開口4を開閉する前扉3とを備えてなるものであって、キャビネット本体2の内部空間には、分電盤や配電盤等の図示しない電気機器を収納可能となっている。また、前扉3は、上下方向を軸として回動自在にキャビネット本体2に蝶着されており、その後面には、キャビネット本体2への水の浸入等を防止するためのシール部材5が取り付けられている。
ここで、本発明の要部となるキャビネット本体2について、図3をもとに説明する。図3は、キャビネット本体2を展開した状態を示した説明図である。
キャビネット本体2は、金属製の板状部材であって、略中心に位置する背板部11と、背板部11から上方へ突出する天板部12と、背板部11から下方へ突出する底板部13と、背板部11から左右両側方へ突出する一対の側板部14、14とを有する一枚板状に成形されてなる。なお、天板部12、底板部13、及び側板部14、14の外縁部には、曲げ起こしたり折り返したりした折り曲げ部20a、20b、20cが夫々設けられている。当該折り曲げ部20a〜20cは、後述の如くキャビネット本体2を組み立てた際に一連となり、図2に示す如く、キャビネット本体2の前面開口4を囲むような水切り部20が形成されるようになっている。
そして、上記キャビネット本体2は、背板部11に対し、天板部12、底板部13、及び側板部14、14を夫々前側へ折り曲げるとともに、背板部12と側板部14、14との当接部15(図1や図2に示す)、及び底板部13と側板部14、14との当接部15を夫々溶接することによって組み立てられる。この溶接にあたっては、図4(a)に示すように、一方の板部の端面を半分程度露出させつつ、当該一方の端面上に他方の板部の外縁部における内面側を当接させた状態(たとえば、側板部14の端面を半分程度露出させるような状態で、側板部14の端面上に天板部12の外縁部における内面側を当接させた状態)とする。そして、該当接部15に沿ってレーザー溶接を行い、両板部の端面を溶接箇所(図4(a)のハッチング部)により覆う。
以上のような構成を有するキャビネット1によれば、キャビネット本体2が、背板部11、天板部12、底板部13、及び側板部14、14を有する一枚板状に形成されている。そして、当該キャビネット本体2は、背板部11に対して、天板部12や底板部13、側板部14、14を折り曲げ、天板部12と側板部14、14との当接部15、及び底板部13と側板部14、14との当接部15を溶接することにより組み立てられる。また、当接部15の溶接については、一方の板部の端面を半分程度露出させつつ、当該一方の端面上に他方の板部の外縁部における内面側を当接させた状態とし、該当接部15に沿ってレーザー溶接を行い、両板部の端面を溶接箇所により覆うようにした。したがって、従来のキャビネットと比べると、溶接箇所において合わせ面として確保する面積を削減することができる(上記実施形態では、合わせ面の面積を従来の略半分とすることができる)ことになり、キャビネット本体2の内部空間における有効スペースを増大することができる。また、両板部の端面が溶接箇所に覆われて露出しない上に溶接箇所がR状となることから、当該溶接箇所及びその周辺部に塗装がのりやすく、従来の如く溶接箇所の周辺部から錆が発生するという事態を抑制することができる。さらに、キャビネット本体2を、背板部11、天板部12、底板部13、及び側板部14、14を有する一枚板状に形成したことで、全ての板部を別個に準備するものと比べて溶接箇所を少なくすることができ、組み立て作業の簡易化を図ることができる。
なお、本発明に係るキャビネットは、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、キャビネットの全体的な構成は勿論、キャビネット本体の形状等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、キャビネット本体を、背板部を中心に、天板部、底板部、及び側板部が突出してなるものとしているが、たとえば天板部を中心に、背板部、及び側板部が突出し、背板部から底板部が突出するように形成することも可能であり、背板部、天板部、底板部、及び側板部を有する一枚板状であるなら、キャビネット本体の形状は適宜変更設計可能である。
また、当接部において、上記実施形態では、一方の板部の端面を半分程度露出させつつ、当該一方の端面上に他方の板部の外縁部における内面側を当接させた状態としているが、どの程度露出させるかは、板部の厚みや求められている強度等に応じて適宜変更可能である。
1・・キャビネット、2・・キャビネット本体、3・・前扉、4・・前面開口、11・・背板部、12・・天板部、13・・底板部、14・・側板部、15・・当接部。

Claims (1)

  1. 前面を除く他の5面を閉塞するキャビネット本体と、前記キャビネット本体の前面開口を開閉する前扉とを備えたキャビネットであって、
    前記キャビネット本体が、背板部、天板部、底板部、及び一対の側板部を一体的に有する一枚板状に形成され、一の板部に対して他の板部を折り曲げるとともに、前記板部同士の当接部を溶接することによって形成されているとともに、
    前記当接部の溶接については、一方の前記板部の端面を所定量露出させつつ、当該一方の端面上に他方の前記板部の外縁部における内面側を当接させた状態で、前記当接部に沿って溶接を行っており、両前記板部の端面を溶接箇所で覆ったことを特徴とするキャビネット。
JP2013194390A 2013-09-19 2013-09-19 キャビネットの組み立て方法 Ceased JP6209405B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013194390A JP6209405B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 キャビネットの組み立て方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013194390A JP6209405B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 キャビネットの組み立て方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017168232A Division JP2017224855A (ja) 2017-09-01 2017-09-01 キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015061433A true JP2015061433A (ja) 2015-03-30
JP6209405B2 JP6209405B2 (ja) 2017-10-04

Family

ID=52818569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013194390A Ceased JP6209405B2 (ja) 2013-09-19 2013-09-19 キャビネットの組み立て方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6209405B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017012365A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 コージ産業株式会社 収納家具
JP7122778B1 (ja) * 2021-06-07 2022-08-22 株式会社飯塚鉄工所 金属製箱

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5692407U (ja) * 1979-12-18 1981-07-23
JPS56141509U (ja) * 1980-03-24 1981-10-26
JPS5747585A (en) * 1980-09-03 1982-03-18 Toshiba Corp Welding method for structure receiving fluctuating internal pressure
JPH01181970A (ja) * 1988-01-14 1989-07-19 Amada Co Ltd 溶接装置
JPH03127427U (ja) * 1989-12-25 1991-12-20
JP2004331703A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Shinto Paint Co Ltd 金属のエッジカバー性を改良した粉体塗料、及びそれを塗装した金属製品

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5692407U (ja) * 1979-12-18 1981-07-23
JPS56141509U (ja) * 1980-03-24 1981-10-26
JPS5747585A (en) * 1980-09-03 1982-03-18 Toshiba Corp Welding method for structure receiving fluctuating internal pressure
JPH01181970A (ja) * 1988-01-14 1989-07-19 Amada Co Ltd 溶接装置
JPH03127427U (ja) * 1989-12-25 1991-12-20
JP2004331703A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Shinto Paint Co Ltd 金属のエッジカバー性を改良した粉体塗料、及びそれを塗装した金属製品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017012365A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 コージ産業株式会社 収納家具
JP7122778B1 (ja) * 2021-06-07 2022-08-22 株式会社飯塚鉄工所 金属製箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6209405B2 (ja) 2017-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6180287B2 (ja) キャビネット
JP2015061433A (ja) キャビネット
WO2015156370A1 (ja) 電子制御装置
JP2008263014A (ja) 電子機器
EP3072747A3 (en) Protector, assembly of wiring module with protector and assembling method therefor
JP2017224855A (ja) キャビネット
JP4906116B2 (ja) 電気機器収納用箱
JP2020107568A5 (ja)
JP2015233087A (ja) 筐体
JP2018007448A (ja) キャビネット
JP2012033827A (ja) 筐体
JP3206382U (ja) パチンコ型スロットマシンのキャビネット
JP2008118541A (ja) 電子チューナおよび電子機器
JP6631864B2 (ja) 分電盤のハウジング及び分電盤
JP7366457B2 (ja) 金属製箱
JP5288489B2 (ja) 筐体構造
JP2018102628A (ja) ケースハウジングとリングフレームとからなるハードタイプスーツケース
JP2018182117A (ja) 筐体構造
JP2011094783A (ja) フローティングナット
JP2011119622A (ja) 機器収納キャビネット
JP6046350B2 (ja) 電磁波遮蔽ケース
CN207166885U (zh) 电子装置的容置壳体
JP2008125332A (ja) 電気機器収納用箱体
KR20170056857A (ko) 방화성이 향상된 방화문 및 이의 제조방법
JP2019054704A (ja) 電気機器収納用箱体及び電気機器収納用箱体に用いる金属板の接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160721

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170629

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6209405

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RVOP Cancellation by post-grant opposition