JP2015060568A - 検索システム、検索方法、端末装置および検索プログラム - Google Patents

検索システム、検索方法、端末装置および検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることを課題とする。
【解決手段】検索システムは、端末装置と検索サーバとキャプチャ生成サーバとを有し、端末装置が送信したウェブ検索の検索クエリに対して検索結果を応答する。検索サーバは、端末装置から検索クエリを受信する。キャプチャ生成サーバは、検索クエリに該当する検索結果のウェブページの画像情報を端末装置に応答する。端末装置は、キャプチャ生成サーバからウェブページの画像情報を受信し、受信されたウェブページの画像情報を所定の表示部に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、検索システム、検索方法、端末装置および検索プログラムに関する。
従来から、パソコン、携帯電話、スマートフォンなどの端末装置を用いてウェブ検索することが行われている。例えば、端末装置は、ユーザから検索キーワードの入力を受け付けると、入力された検索キーワードを検索サーバに送信する。そして、端末装置は、テキストベースの検索結果を検索サーバから受信して、ディスプレイ等に表示する。その後、端末装置は、検索結果の中から所望の検索結果の選択を受け付けると、リンク先のウェブサーバにアクセスしてウェブページを表示させる。
特開2000−155765号公報 特開2010−277416号公報
しかしながら、従来の技術では、検索結果から実際のウェブページの雰囲気や情報量等を認識することが難しいことから、所望のウェブページを得るまで、何度も検索結果の選択を繰り返すことがあり、その度にページの読み込みを待たなければならないため、ユーザの利便性が良くない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることができる検索システム、検索方法、端末装置および検索プログラムを提供することを目的とする。
本願の開示する検索システムは、一つの態様において、端末装置とサーバ装置とを有し、前記端末装置が送信したウェブ検索の検索クエリに対して検索結果を応答する検索システムにおいて、前記サーバ装置は、前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページの画像情報を前記端末装置に応答する応答手段、を有し、前記端末装置は、前記サーバ装置から前記検索結果の前記ウェブページの画像情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって受信された前記画像情報を表示部に表示する表示制御手段とを有する。
実施形態の一態様によれば、ユーザの利便性を向上させることができる検索システム、検索方法、端末装置および検索プログラムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る検索システムの全体構成例を説明する図である。 図2は、検索システムを構成する各装置の機能構成を示す機能ブロック図である。 図3は、端末装置の画面遷移を説明する図である。 図4は、検索処理の流れを示すシーケンス図である。 図5は、キャプチャ画像とウェブページとの連動を説明する図である。 図6は、キャプチャ画像とウェブページとの連動処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、フリック操作による機能の自動実行を説明する図である。 図8は、フリック操作による処理の流れを示すフローチャートである。 図9は、端末装置の画面サイズに合わせて送信対象のキャプチャ画像のサイズを動的に変更する例を説明する図である。 図10は、キャプチャ生成サーバが検索サーバから直接検索結果を受信する場合の処理を説明する図である。 図11は、キャッシュルールの例を示す図である。 図12は、複数台の検索サーバを用いた処理を説明する図である。 図13は、画面表示の例を示す図である。 図14は、広告による課金の一例を説明する図である。 図15は、中間サーバを用いた全体構成例を説明する図である。 図16は、端末装置またはサーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願の開示する検索システム、検索方法、端末装置および検索プログラムの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[1.システム構成例]
まず、実施形態に係る検索システムのシステム構成例を説明する。図1は、実施形態に係る検索システムの全体構成例を説明する図である。図1に示すように、検索システムは、端末装置10、検索サーバ30、キャプチャ生成サーバ50を有して構成される。
端末装置10は、パソコン、携帯電話、スマートフォンなどの無線LAN(Local Area Network)通信機能や無線WAN(Wide Area Network)通信機能を有する端末装置である。また、端末装置10には、アプリケーションとして検索プログラム(以下、検索アプリと記載する場合がある)がインストールされている。この端末装置10は、ユーザから検索アプリの実行開始を受け付けると、インターネット等を介してウェブ検索を実行し、検索結果をタッチパネル等に表示させる。
検索サーバ30は、端末装置10から受信した検索クエリを実行して、ウェブページを検索するサーバ装置である。キャプチャ生成サーバ50は、検索サーバ30が検索したウェブページをキャプチャしてキャプチャ画像を生成するサーバ装置である。また、キャプチャ生成サーバ50は、生成したウェブページのキャプチャ画像を端末装置10に送信する。
ここで、一例を挙げて、図1に示した検索システムの処理を具体的に説明する。図1に示すように、端末装置10は、ウェブ検索の検索キーワードとして「六本木、レストラン」などの入力をユーザから受け付けると(S1)、「六本木、レストラン」に該当するウェブページの検索を要求する検索クエリを検索サーバ30に送信する(S2)。
この検索クエリを受信した検索サーバ30は、検索エンジンを用いて、「六本木、レストラン」に該当するウェブページの検索を実行する(S3)。ここでは、検索サーバ30は、検索結果として、「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木駅周辺レストラン」の各ウェブページを示すテキスト情報を生成する。なお、各テキスト情報には、該当するウェブページのリンク先であるURL(Uniform Resource Locator)が対応付けられる。
その後、検索サーバ30は、検索結果を端末装置10に送信する(S4)。すると、端末装置10は、検索サーバ30から送信された検索結果をキャプチャ生成サーバ50に転送する(S5)。例えば、端末装置10は、検索クエリにリダイレクト先としてキャプチャ生成サーバ30を記述しておくことで、検索サーバ30からの応答をキャプチャ生成サーバ50にリダイレクトする。
この検索結果を受信したキャプチャ生成サーバ50は、「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木周辺レストラン」のそれぞれに対応付けられる各URLにアクセスしてHTML(Hyper Text Markup Language)を読み込むことでウェブページを取得し、各ウェブページのキャプチャ画像を生成する(S6)。すなわち、キャプチャ生成サーバ50は、検索サーバ30の検索によって得られた各検索結果に該当する各ウェブページのキャプチャ画像を生成する。
その後、キャプチャ生成サーバ50は、キャプチャ画像一覧を端末装置10に送信する(S7)。このとき、キャプチャ生成サーバ50は、各キャプチャ画像に、当該キャプチャ画像の元データであるウェブページのURLを対応付けて送信する。
そして、端末装置10は、キャプチャ生成サーバ50から受信したキャプチャ画像をタッチパネル等に表示する(S8)。すなわち、端末装置10は、ユーザが入力した検索キーワード「六本木、レストラン」の検索結果として、各キャプチャ画像をユーザに応答する。
その後、端末装置10は、表示されるキャプチャ画像がユーザによって選択された場合、ウェブブラウザを表示して、選択されたキャプチャ画像に対応付けられるURLにアクセスし、アクセスしたウェブページをタッチパネル等に表示する(S9)。
このように、端末装置10は、入力された検索キーワードに基づいて検索クエリを検索サーバ30に送信し、検索クエリの応答としてキャプチャ画像をキャプチャ生成サーバ50から受信して表示する。
[2.検索システムの機能構成]
次に、検索システムを構成する各装置の機能構成について説明する。図2は、検索システムを構成する各装置の機能構成を示す機能ブロック図である。図2に示すように、検索システムは、端末装置10、検索サーバ30、キャプチャ生成サーバ50を有して構成される。各装置は、通信ネットワーク1を介して相互に通信可能に接続される。通信ネットワーク1は、例えば、インターネットなどのWANである。
例えば、端末装置10と、検索サーバ30およびキャプチャ生成サーバ50とは、無線LANや公衆電話通信網などの無線通信で接続される。また、検索サーバ30とキャプチャ生成サーバ50とは、無線通信や有線通信で接続される。なお、ここでは、検索サーバ30とキャプチャ生成サーバ50とが別の筐体で実現される例を説明するが、これに限定されるものではなく、同じ筐体で実現されてもよい。
[2−1.端末装置の機能構成]
端末装置10は、図2に示すように、無線通信部11、表示部12、操作部13、記憶部14、制御部15を有する。
無線通信部11は、検索サーバ30やキャプチャ生成サーバ50との間で無線通信を実行する処理部であり、例えば無線インタフェースなどである。具体的には、無線通信部11は、図示しない無線LANまたは無線WANのアクセスポイントや公衆電話通信網の基地局などを介して、各サーバと無線通信を確立して、各種情報を送受信する。
例えば、無線通信部11は、検索サーバ30に検索クエリを送信し、検索サーバ30が送信した検索結果をキャプチャ生成サーバ50に転送する。また、無線通信部11は、キャプチャ生成サーバ50からキャプチャ一覧を受信する。
表示部12は、タッチパネル式のディスプレイである。端末装置10のユーザは、表示部12の画面上を指などで操作することで、表示部12に表示された検索アプリの画面に対する操作が可能である。かかる表示部12は、例えば、小型のLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。
操作部13は、文字、数字およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボードや、電源ボタンなどを有する。
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。かかる記憶部14は各種プログラムや設定データなどが記憶される。記憶部14に記憶されるプログラムは、例えば、OS(Operating System)、検索アプリのプログラムなどである。
制御部15は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、記憶部14に記憶されているプログラムが図示しない内部RAMを作業領域として実行されることにより後述する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
(検索アプリの機能)
制御部15は、記憶部14にプログラムデータが記憶されている検索アプリを実行することによって、検索処理部16を機能させる。検索処理部16は、表示部12に表示される検索アプリのアイコン等がユーザによって選択されると、受付部16a、クエリ送信部16b、結果転送部16c、受信部16d、表示制御部16eの各機能を実行する。なお、制御部15の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受付部16a)
受付部16aは、ユーザからウェブページの検索キーワードの入力を受け付ける処理部である。例えば、受付部16aは、検索アプリのアイコン等が選択されると、検索キーワードを入力する画面を表示部12に表示させる。そして、受付部16aは、表示部12や操作部13等を介して、検索キーワードの入力を受け付ける。受付部16aは、入力された「六本木、レストラン」などの検索キーワードを、クエリ送信部16bに出力する。
(クエリ送信部16b)
クエリ送信部16bは、検索クエリを送信する処理部である。具体的には、クエリ送信部16bは、無線通信部11を介して、受付部16aによって受け付けられた検索キーワードを含む検索クエリを検索サーバ30に送信する。
例えば、クエリ送信部16bは、検索キーワード「六本木、レストラン」およびリダイレクト先を含む検索クエリを生成して検索サーバ30に送信する。リダイレクト先には、キャプチャ生成サーバ50のIP(Internet Protocol)アドレスやキャプチャ生成サーバ50を識別できる識別情報などを採用することができる。
(結果転送部16c)
結果転送部16cは、検索サーバ30から受信された検索結果をキャプチャ生成サーバ50に転送する処理部である。例えば、結果転送部16cは、無線通信部11を介して、検索結果として「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木周辺レストラン」などのテキスト情報を受信する。そして、結果転送部16cは、無線通信部11を介して、受信した検索結果(テキスト情報)をキャプチャ生成サーバ50に転送する。
転送に際して、結果転送部16cは、検索サーバ30から受信した検索結果を含むパケットからリダイレクト先を特定し、特定したリダイレクト先に転送する。なお、パケットにリダイレクト先が含まれていない場合であっても、結果転送部16cは、受信パケットが検索クエリの応答である場合には、予め指定したキャプチャ生成サーバ50に転送することもできる。なお、受信パケットが検索クエリの応答であるか否かの判定は、検索クエリの応答であることを示す識別子がパケットに含まれているか否かによって判定することができる。
(受信部16d)
受信部16dは、キャプチャ生成サーバ50から、ウェブページのキャプチャ画像を受信する処理部である。例えば、受信部16dは、検索クエリ「六本木、レストラン」に該当する検索結果「六本木グルメガイド」のウェブページのキャプチャ画像、検索結果「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像、検索結果「六本木駅周辺レストラン」のウェブページのキャプチャ画像を受信して、表示制御部16eに出力する。
なお、各ウェブページのキャプチャ画像は、キャプチャ元のウェブページのURLが対応付けられており、受信部16dは、キャプチャ画像とURLと対応付けて記憶部14等に格納する。このため、端末装置10は、ウェブページのキャプチャ画像から、実際のウェブページを特定することができる。
(表示制御部16e)
表示制御部16eは、受信部16dによって受信されたウェブページの画像情報を表示部12に表示させる処理部である。上記した例では、表示制御部16eは、検索結果「六本木グルメガイド」のウェブページのキャプチャ画像、検索結果「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像、検索結果「六本木駅周辺レストラン」のウェブページのキャプチャ画像を、受信した順に表示部12に表示させる。
ここで、表示制御部16eは、キャプチャ画像一覧やフリック操作で選択可能な表示形式など任意の表示形式で表示させることができる。また、表示制御部16eは、表示部12の表示領域にサイズにあわせて、レンダリングして表示させることもできる。
一方で、表示制御部16eは、検索エンジンによる検索順を担保する観点から、検索クエリの実行によって検索された順番で、キャプチャ画像を表示させることが好ましい。
具体的には、検索サーバ30によって検索された順が「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木駅周辺レストラン」であった場合には、表示制御部16eは、「六本木グルメガイド」のウェブページのキャプチャ画像、「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像、「六本木駅周辺レストラン」のウェブページのキャプチャ画像の順で表示させる。
なお、検索結果の順番を特定する方法は、様々な方法を用いることができる。例を挙げると、システム内の取り決めによって検索順でキャプチャ画像を送信すると決定されている場合には、表示制御部16eは、キャプチャ生成サーバ50から受信した順番で表示部12に表示させることができる。また、表示制御部16eは、受信したキャプチャ画像に受信順を示す情報が付加されている場合に、当該情報にしたがった順番で表示部12に表示させることができる。
また、表示制御部16eは、表示部12上でキャプチャ画像に対するフリック操作を受け付けた場合には、当該フリック操作に従ってキャプチャ画像を遷移させる。例えば、表示制御部16eは、画面を左に遷移させるフリック操作を受け付けた場合には、表示されるキャプチャ画像を左に移動させて、次のキャプチャ画像を表示させる。また、表示制御部16eは、画面を上または下に遷移させるフリック操作を受け付けた場合には、画面サイズの関係上未表示となっている部分を表示させる。
また、表示制御部16eは、拡大や縮小などのフリック操作を受け付けた場合には、キャプチャ画像を拡大または縮小させて表示させる。
また、表示制御部16eは、例えば「六本木グルメガイド」のウェブページのキャプチャ画像に対して、選択操作を受け付けた場合には、ウェブアクセスをブラウザ実行部17に要求する。例えば、表示制御部16eは、選択されたキャプチャ画像に対応付けられるURLを記憶部14から読み出してブラウザ実行部17に通知する。なお、表示制御部16eは、ダブルクリックや、所定時間連続して押下されている状態いわゆる長押しなどを検出した場合に、選択操作と判定してウェブアクセスを実行させる。
(ブラウザ実行部17)
ブラウザ実行部17は、ウェブブラウザを実行してウェブページを表示部12に表示させる処理部である。具体的には、ブラウザ実行部17は、表示部12に表示されるキャプチャ画像が選択された場合に、ウェブブラウザを表示する。そして、ブラウザ実行部17は、無線通信部11を介して、ウェブアクセスを実行して該当するウェブページを表示部12に表示させる。
例えば、ブラウザ実行部17は、「六本木グルメガイド」のウェブページのキャプチャ画像に対するウェブアクセス要求を表示制御部16eから入力された場合に、ウェブブラウザを表示する。そして、ブラウザ実行部17は、選択されたキャプチャ画像に対応付けられるURLにアクセスして、「六本木グルメガイド」の実際のウェブページを取得する。その後、ブラウザ実行部17は、取得したウェブページを表示部12に表示させる。
[2−2.検索サーバの機能構成]
検索サーバ30は、図2に示すように、通信部31、記憶部32、制御部33を有する。ここで示した機能部は例示であり、これに限定されるものではなく、表示部や入力部などを有していてもよい。
通信部31は、端末装置10やキャプチャ生成サーバ50との間で通信を実行する処理部であり、例えばネットワークインタフェースカードや無線インタフェースなどである。具体的には、通信部31は、図示しないアクセスポイントや基地局等を介した無線通信や各種ケーブル等を用いた有線通信で、端末装置10やキャプチャ生成サーバ50と通信を確立して、各種情報を送受信する。
例えば、通信部31は、端末装置10から検索クエリを受信する。また、通信部31は、検索クエリを用いて検索された検索結果をキャプチャ生成サーバ50に送信する。
記憶部32は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。かかる記憶部32は各種プログラムや設定データなどが記憶される。記憶部32に記憶されるプログラムは、例えば、OS、後述する制御部33が実行するプログラムなどである。
制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部33は、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部32に記憶されているプログラムが図示しない内部RAMを作業領域として実行されることにより後述する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
制御部33は、記憶部32に記憶されるプログラムデータを実行することによって、クエリ受信部34、クエリ実行部35、結果送信部36を機能させる。なお、制御部33の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(クエリ受信部34)
クエリ受信部34は、検索クエリを端末装置10から受信する処理部である。例えば、クエリ受信部34は、通信部31を介して、検索キーワード「六本木、レストラン」およびリダイレクト先を含む検索クエリを、端末装置10から受信する。そして、クエリ受信部34は、受信した検索クエリをクエリ実行部35に出力する。
(クエリ実行部35)
クエリ実行部35は、検索エンジンを実行して、検索クエリに該当する検索結果を検索する処理部である。具体的には、クエリ実行部35は、クエリ受信部34によって受信された検索クエリに該当するウェブページを検索し、ウェブページのタイトルなどを示すウェブ情報とURLとを対応付けたテキスト情報を生成する。そして、クエリ実行部35は、生成したテキスト情報を検索結果として結果送信部36に出力する。
例えば、クエリ実行部35は、検索クエリに含まれる検索キーワード「六本木、レストラン」に該当するウェブページを検索して、「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木駅周辺レストラン」の各ウェブページを取得する。そして、クエリ実行部35は、各ウェブページのタイトルとURLとを対応付けたテキスト情報を生成する。ここで、クエリ実行部35は、検索された順番を示す情報をさらに対応付けてもよい。
(結果送信部36)
結果送信部36は、検索結果を端末装置10に送信する処理部である。具体的には、結果送信部36は、クエリ実行部35から入力されたテキスト情報と、検索クエリから抽出したリダイレクト先とを含む検索結果を端末装置10に送信する。ここで送信された検索結果は、端末装置10によって、リダイレクト先であるキャプチャ生成サーバ50に転送される。
[2−3.キャプチャ生成サーバの機能構成]
キャプチャ生成サーバ50は、図2に示すように、通信部51、記憶部52、制御部53を有する。ここで示した機能部は例示であり、これに限定されるものではなく、表示部や入力部などを有していてもよい。
通信部51は、端末装置10や検索サーバ30との間で通信を実行する処理部であり、例えばネットワークインタフェースカードや無線インタフェースなどである。具体的には、通信部51は、図示しないアクセスポイントや基地局等を介した無線通信や各種ケーブル等を用いた有線通信で、端末装置10や検索サーバ30と通信を確立して、各種情報を送受信する。
例えば、通信部51は、検索サーバ30から検索結果を受信する。また、通信部51は、キャプチャ画像一覧を端末装置10に送信する。
記憶部52は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。かかる記憶部52は各種プログラムや設定データなどが記憶される。記憶部52に記憶されるプログラムは、例えば、OS、後述する制御部53が実行するプログラムなどである。
制御部53は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部53は、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部32に記憶されているプログラムが図示しない内部RAMを作業領域として実行されることにより後述する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
制御部53は、記憶部32に記憶されるプログラムデータを実行することによって、受信部54、キャプチャ生成部55、キャプチャ応答部56を機能させる。なお、制御部33の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(受信部54)
受信部54は、検索サーバ30が検索クエリに基づいて検索した検索結果を受信する処理部である。例えば受信部54は、通信部51を介して、検索サーバ30から、「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木駅周辺レストラン」の各ウェブページのタイトルとURLとが対応付けられたテキスト情報を含む検索結果を受信する。そして、受信部54は、受信した検索結果をキャプチャ生成部55に出力する。
(キャプチャ生成部55)
キャプチャ生成部55は、ウェブページのキャプチャ画像を生成する処理部である。具体的には、キャプチャ生成部55は、受信部54によって受信された検索結果に含まれる各URLにアクセスしてウェブページを取得し、各ウェブページのキャプチャ画像を生成する。
上記例で説明すると、キャプチャ生成部55は、検索結果に含まれる「六本木グルメガイド」のURLにアクセスして、「六本木グルメガイド」に対応するウェブページを取得してキャプチャ画像を生成する。また、キャプチャ生成部55は、検索結果に含まれる「六本木レストランランキング」のURLおよび「六本木駅周辺レストラン」のURLそれぞれにアクセスして、それぞれに対応するウェブページのキャプチャ画像を生成する。
そして、キャプチャ生成部55は、「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木駅周辺レストラン」のそれぞれのURLと、それぞれのキャプチャ画像とを対応付けたキャプチャ情報を生成して、キャプチャ応答部56に出力する。このとき、キャプチャ生成部55は、検索された順番を示す情報をさらに対応付けることもできる。
また、キャプチャ生成部55は、アクセス先のURLにJava(登録商標)スクリプトやFlash Player(登録商標)等が含まれている場合には、当該Java(登録商標)スクリプト等を実行した状態のウェブページをキャプチャすることもできる。
(キャプチャ応答部56)
キャプチャ応答部56は、各ウェブページのキャプチャ画像一覧を端末装置10に送信する処理部である。例えば、キャプチャ応答部56は、通信部51を介して、キャプチャ生成部55によって生成された「ウェブページのキャプチャ画像」と「ウェブページのURL」とを対応付けたキャプチャ情報を端末装置10に送信する。このとき、キャプチャ応答部56は、検索サーバ30が検索した順で送信することもできる。
つまり、キャプチャ応答部56は、端末装置10が検索サーバ30に対して送信した検索クエリに応答として、検索サーバ30によって検索されたURL等のテキスト情報ではなく、実際にアクセスしてキャプチャした画像情報を端末装置10に応答する。
[3.端末装置の画面遷移]
次に、図3を用いて、端末装置10に表示される画面遷移の例を具体的に説明する。図3は、端末装置の画面遷移を説明する図である。図3に示すように、端末装置10の表示部12は、各アプリケーションのアイコンを表示する。
この状態から、検索処理部16は、「検索アプリ」のアイコンがユーザによって選択されたことを契機に「検索アプリ」を起動し、受付部16aは、検索キーワードを入力する検索受付画面を表示部12に表示させる(S10)。
続いて、受付部16aは、検索キーワードの入力欄がユーザによって選択されると、入力キー操作画面を表示部12に表示させ、検索キーワード「六本木、レストラン」の入力を受け付ける(S11)。
そして、クエリ送信部16bが、検索キーワード「六本木、レストラン」を含む検索クエリを検索サーバ30に送信し、受信部16dが、キャプチャ生成サーバ50からキャプチャ情報を受信する。
その後、表示制御部16eは、キャプチャ生成サーバ50から受信した「六本木グルメガイド」、「六本木レストランランキング」、「六本木駅周辺レストラン」の各ウェブページのキャプチャ画像を、この順で表示部12に表示させる(S12)。なお、ここでは、左から検索順で表示される例を示している。
この状態で、表示制御部16eは、中央付近に表示される「六本木レストランランキング」に該当するキャプチャ画像を選択して左に移動させるフリック操作を検出する(S13)。すると、表示制御部16eは、各キャプチャ画像を左に移動させて、「六本木レストランランキング」の次の検索結果である「六本木駅周辺レストラン」に該当するキャプチャ画像を、中央付近に表示させる(S14)。このように、表示制御部16eは、ユーザのフリック操作にあわせて、画像を遷移させることができる。
一方で、表示制御部16eは、中央付近に表示される「六本木レストランランキング」の選択操作を検出する(S15)。すると、表示制御部16eは、選択された「六本木レストランランキング」のURLを記憶部14等から読み出してブラウザ実行部17に通知し、ブラウザ実行部17は、ウェブブラザを表示して、通知されたURLにアクセスしてウェブページを表示部12に表示させる(S16)。
このように、端末装置10は、ユーザの各種操作にあわせて、キャプチャ画像の遷移や実際のウェブページへのアクセスを実行することができる。
[4.検索処理の流れ]
図4は、検索処理の流れを示すシーケンス図である。図4に示すように、端末装置10の検索処理部16は、ユーザ操作にしたがって検索アプリを起動する(S101)。
続いて、端末装置10の受付部16aは、検索キーワードの入力画面を表示させて、検索キーワードの入力を受け付ける(S102)。その後、クエリ送信部16bは、検索キーワードを含む検索クエリを検索サーバ30に送信する(S103とS104)。
検索サーバ30のクエリ実行部35は、端末装置10が送信した検索クエリを実行し、検索クエリに該当するウェブサーバを検索する(S105)。続いて、結果送信部36は、検索されたウェブページのタイトルやURLを含む検索結果を端末装置10に送信する(S106とS107)。
ここで、端末装置10の結果転送部16eは、検索サーバ30が送信した検索結果を、リダイレクト等を用いてキャプチャ生成サーバ50に転送する(S108とS109)。
そして、キャプチャ生成サーバ50のキャプチャ生成部55は、受信された検索結果に含まれる各URLにアクセスしてウェブページを取得し(S110)、各ウェブページのキャプチャ画像を生成する(S111)。その後、キャプチャ応答部56は、生成されたキャプチャ画像一覧と、キャプチャ元のウェブページのURLとを含むキャプチャ情報を端末装置10に送信する(S112とS113)。
続いて、端末装置10の受信部16dは、キャプチャ生成サーバ50から受信したキャプチャ情報を記憶部14等に格納する(S114)。そして、表示制御部16eは、キャプチャ情報に含まれるキャプチャ画像を表示部12に表示させる(S115)。
その後、表示制御部16eは、キャプチャ画像の選択を検出すると(S116)、キャプチャ情報をブラウザ実行部17に通知する(S117)。すると、ブラウザ実行部17は、ウェブブラウザを表示し、キャプチャ画像に対応付けられるURLにアクセスして、該当ウェブページを表示部12に表示させる(S118)。
[5.キャプチャ画像とウェブページとの連動]
次に、端末装置10は、表示部12に表示されるキャプチャ画像がスクロールされた場合、キャプチャ画像に対応するウェブページについても、スクロール後のウェブページを表示させることもできる。ここでは、キャプチャ画像のスクロールがウェブページにも連動する例を説明する。
(連動の説明)
図5は、キャプチャ画像とウェブページとの連動を説明する図である。図5に示すように、端末装置10が「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像を中央付近に表示している例で説明する。
この状態でキャプチャ画像に対してダブルクリック等がされた場合、端末装置10のブラウザ実行部17は、「六本木レストランランキング」のURL等を表示制御部16eから受信し、ウェブブラウザを表示して当該URLにアクセスしてウェブページを取得して表示部12に表示させる。
これに対して、端末装置10の表示制御部16eは、「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像に対して、上へのスクロール操作を受け付けた場合、キャプチャ画像を上へスクロールして、未表示であるキャプチャ画像の下部分を表示させる。
このスクロール後の状態でキャプチャ画像に対してダブルクリック等がされた場合、端末装置10のブラウザ実行部17は、ウェブブラウザを表示して該当URLにアクセスしてウェブページを取得して表示部12に表示させる。この際、ブラウザ実行部17は、取得したウェブページをキャプチャ画像と同様にスクロールさせてから、表示部12に表示させる。
(処理の流れ)
続いて、図5で説明した処理の流れについて説明する。図6は、キャプチャ画像とウェブページとの連動処理の流れを示すフローチャートである。図6に示すように、端末装置10の受信部16dは、キャプチャ生成サーバ50から、キャプチャ画像とURLとを含むキャプチャ情報を受信すると(S201:Yes)、受信したキャプチャ情報を記憶部14等に保存する(S202)。
続いて、表示制御部16eは、受信されたキャプチャ画像の一覧を表示部12に表示する(S203)。そして、表示制御部16eは、表示されているキャプチャ画像が選択されると(S204:Yes)、スクロール操作が発生したかを判定する(S205)。
ここで、表示制御部16eは、スクロール操作を検出しなかった場合(S205:No)、選択されたキャプチャ画像の情報をブラウザ実行部17に通知する(S206)。そして、ブラウザ実行部17は、ウェブブラウザを表示し、選択されたキャプチャ画像に対応するURLにアクセスする(S207)。その後、ブラウザ実行部17は、アクセスしたウェブページを表示部12に表示させる(S208)。
一方で、表示制御部16eは、スクロール操作を検出した場合(S205:Yes)、スクロール後のキャプチャ画像を表示部12に表示させる(S209)。そして、表示制御部16eは、スクロールされたスクロール量を記憶部14等に保存する(S210)。なお、スクロール量は、公知の様々な手法で取得することができる。その後、表示制御部16eは、スクロールが終了するまで(S211:No)、S209に戻って、スクロール後のキャプチャ画像表示およびスクロール量の保存を繰り返す。
そして、表示制御部16eは、スクロールが終了すると(S211:Yes)、スクロールされたキャプチャ画像が選択されたか判定する(S212)。
ここで、表示制御部16eは、スクロール後のキャプチャ画像が選択された場合(S212:Yes)、選択されたキャプチャ画像の情報をブラウザ実行部17に通知する(S213)。そして、ブラウザ実行部17は、ウェブブラウザを表示し、選択されたキャプチャ画像に対応するURLにアクセスする(S214)。その後、ブラウザ実行部17は、アクセスして取得したウェブページを、記憶部14に記憶されるスクロール量分スクロールさせる(S215)。そして、表示制御部16eは、スクロール後のウェブページを表示部12に表示させる(S216)。
一方、S212において、表示制御部16eは、スクロール後のキャプチャ画像が選択されずに(S212:No)、他のキャプチャ画像が選択された場合(S217:Yes)、S205に戻って、新たに選択されたキャプチャ画像に対して以降の処理を繰り返す。
なお、スクロール後のキャプチャ画像が選択されずに、他のキャプチャ画像が選択された場合でも、表示制御部16eは、スクロール量を保存し続けることもできる。具体的には、表示制御部16eは、キャプチャ画像ごとにスクロール量を記憶する。このようにすることで、キャプチャ画像Aをスクロールしてキャプチャ画像Bにフリックされた後、再度フリックされてキャプチャ画像Aを表示する際に、前回のスクロール位置で表示させることができる。
[6.キャプチャ画像へのフリック操作と機能]
端末装置10は、表示部12に表示されるキャプチャ画像に対して所定のフリック操作が実行することで、当該フリック操作に対応付けられる機能を自動で実行することができる。ここでは、キャプチャ画像に対するフリック操作と機能について説明する。
(処理内容の説明)
まず、図7を用いて、フリック操作と機能との関係を説明する。図7は、フリック操作による機能の自動実行を説明する図である。図7に示すように、端末装置10が「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像を中央付近に表示している例で説明する。
この状態で、端末装置10の表示制御部16eは、「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像に対して、下へのフリック操作を受け付けると(S20)、当該キャプチャ画像を表示対象から削除する。
また、端末装置10の表示制御部16eは、「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像に対して、上へのフリック操作を受け付けると(S21)当該キャプチャ画像に対して特定の機能を選択させるアイコンを表示する。例えば、該当キャプチャ画像に対応するウェブページへのアクセスを実行するアイコン、該当キャプチャ画像を印刷するアイコン、該当キャプチャ画像をお気に入り登録するアイコン等を表示させる。
なお、ここでは、移動させて空白になった領域に3つのアイコンを表示させる例を図示したが、これに限定されるものではない。例えば、任意の領域に任意の数のアイコンを表示させることができる。また、アイコンと機能との対応付けもユーザが管理者等によって任意に設定変更できる。
また、端末装置10の表示制御部16eは、「六本木レストランランキング」のウェブページのキャプチャ画像の所定領域が選択された場合(S22)、該当キャプチャ画像をお気に入りに登録する。ユーザは、お気に入りに登録することで、興味を持ったキャプチャ画像を容易に特定することができる。なお、図7では、キャプチャ画像の右上端を選択する例を説明したが、任意に設定変更することができる。
また、通常のウェブブラウザのお気に入り登録に、該当キャプチャ画像を登録することもできる。その場合、ブラウザ実行部17は、お気に入り登録されたキャプチャ画像が選択されると、当該キャプチャ画像に対応付けられるURLに自動でアクセスしてウェブページを表示させることができる。
(処理の流れ)
続いて、図7で説明した処理の流れについて説明する。図8は、フリック操作による処理の流れを示すフローチャートである。図8に示すように、端末装置10の受信部16dは、キャプチャ生成サーバ50から、キャプチャ情報を受信すると(S301:Yes)、受信したキャプチャ情報を記憶部14等に保存する(S302)。
続いて、表示制御部16eは、受信されたキャプチャ画像の一覧を表示部12に表示する(S303)。そして、表示制御部16eは、表示されているキャプチャ画像が選択されると(S304:Yes)、下へのフリック操作が発生したかを判定する(S305)。
ここで、表示制御部16eは、下へのフリック操作を検出した場合(S305:Yes)、フリックされたキャプチャ画像の情報を削除し(S306)、削除後のキャプチャ画像一覧を表示する(S307)。このとき、表示制御部16eは、記憶部14等に記憶されるキャプチャ情報から、削除されたキャプチャ画像に対応するキャプチャ情報を削除してもよく、削除されたことを示すフラグなどを立てて区別してもよい。
一方、表示制御部16eは、下へのフリック操作ではなく場合(S305:No)、上へのフリック操作を検出した場合(S308:Yes)、予め設定された機能一覧のアイコンを表示させる(S309)。その後、表示制御部16eは、表示される機能のアイコンが選択された場合(S310:Yes)、選択された機能を実行する(S311)。
さらに、表示制御部16eは、上へのフリック操作でもなく(S308:No)、お気に入りへの登録操作を検出した場合(S312:Yes)、操作されたキャプチャ画像をお気に入りへ登録する(S313)。なお、表示制御部16eは、お気に入りへの登録操作でもない場合には(S312:No)、処理を終了する。
[7.キャプチャ画像の動的サイズ変更]
次に、キャプチャ生成サーバ50が端末装置10の画面サイズに合わせてキャプチャ画像のサイズを動的に変更して送信する例を説明する。図9は、端末装置の画面サイズに合わせて送信対象のキャプチャ画像のサイズを動的に変更する例を説明する図である。
図9に示すように、キャプチャ生成サーバ50は、画面変更テーブル50aを保持する。画面変更テーブル50aは、「UA、画面サイズ(PX)、解像度(PPI)」を対応付けて記憶する。ここで記憶される「UA」は、端末装置10から送信されるユーザエージェントを示す。「画面サイズ(PX)」は、送信する画面サイズを示す情報であり、例えばピクセル表記である。「解像度(PPI)」は、送信する画面の解像度を示す情報であり、例えばPPI(Pixel Per Inch)表記である。
図9の場合、ユーザエージェントが「XXX」の端末については、画面サイズが「2048×1536PX」、解像度が「264PPI」の画像を送信することが定義されている。また、ユーザエージェントが「YYY」の端末については、画面サイズが「960×640PX」、解像度が「326PPI」の画像を送信することが定義されている。
このような状態において、キャプチャ生成サーバ50は、検索サーバ30が送信した検索結果を端末装置10から受信する際に、端末装置10のユーザエージェントも合わせて受信する。そして、キャプチャ生成サーバ50は、受信したユーザエージェントにあわせてキャプチャ画像のサイズや解像度を動的に変更して応答する。なお、端末装置10は、検索クエリにユーザエージェントを含ませることで、システム内を流通させることができる。
例えば、図9に示すように、キャプチャ生成サーバ50は、端末装置10からユーザエージェント「XXX」を含んだ検索結果を受信する(S41)。この場合、キャプチャ生成サーバ50は、ユーザエージェント「XXX」に対応する画面サイズが「2048×1536PX」、解像度が「264PPI」と特定する。そして、キャプチャ生成サーバ50は、キャプチャ画像のサイズを「2048×1536PX」、解像度を「264PPI」に変更して、端末装置10に送信する(S42)。
また、キャプチャ生成サーバ50は、端末装置5からユーザエージェント「YYY」を含んだ検索結果を受信する(S43)。この場合、キャプチャ生成サーバ50は、ユーザエージェント「YYY」に対応する画面サイズが「960×640PX」、解像度が「326PPI」と特定する。そして、キャプチャ生成サーバ50は、キャプチャ画像のサイズを「960×640PX」、解像度を「326PPI」に変更して、端末装置10に送信する(S44)。
このように、キャプチャ生成サーバ50は、端末装置の画面サイズに合わせてキャプチャ画像のサイズを動的に変更して送信することができる。この結果、端末装置側では適切な画面サイズでキャプチャ画像を表示させることができ、ユーザの快適性を維持することができる。
なお、キャプチャ生成サーバ50は、端末装置10との間の通信速度に応じて、キャプチャ画像のサイズや解像度を変更することもできる。例えば、キャプチャ生成サーバ50は、検索クエリにアクセスポイントの識別子が含まれている場合には、高速回線利用中と判定して、高品質のキャプチャ画像を送信する。一方、キャプチャ生成サーバ50は、検索クエリに基地局の識別子が含まれている場合には、低速回線利用中と判定して、低品質のキャプチャ画像を送信する。
また、キャプチャ生成サーバ50は、低速回線利用中の端末装置10に、低品質のキャプチャ画像を送信した後、当該端末装置10と複数回パケットの送受信を実行する。そして、キャプチャ生成サーバ50は、端末装置10が使用する回線が低速回線から高速回線に移行した場合には、高品質のキャプチャ画像を再度送信することもできる。
[8.検索結果の経路変更例]
次に、キャプチャ生成サーバ50が、端末装置10からではなく、検索サーバ30から直接検索結果を受信する例を説明する。図10は、キャプチャ生成サーバ50が検索サーバ30から直接検索結果を受信する場合の処理を説明する図である。なお、ここでは、各装置がキャッシュDBを有する例で説明する。
具体的には、端末装置10はキャッシュDB10bを有し、検索サーバ30はキャッシュDB30bを有し、キャプチャ生成サーバ50はキャッシュDB50bを有する。また、各装置は、検索クエリごとにキャッシュ期間を定義したキャッシュルールにしたがって、キャッシュDBを管理する。
図11は、キャッシュルールの例を示す図である。図11に示すように、キャッシュルールは、「クエリ種別、キャッシュ有無、キャッシュ期間」を対応付けて記憶する。「クエリ種別」は、検索クエリの種別を示す。「キャッシュ有無」は、キャッシュDBに格納するか否かを示す情報であり、キャッシュ対象である場合に「有り」が設定され、キャッシュ対象でない場合は「無し」が設定される。「キャッシュ期間」は、キャッシュとして保持する期間を示す。なお、ここで記憶される情報は、管理者が任意に設定変更することができる。
図11の場合、検索クエリが「ブログ」である場合には、検索されたウェブページまたはキャプチャ画像を1日間キャッシュすることを示し、検索クエリが地震速報などの「速報」である場合には、検索されたウェブページのキャプチャ画像をキャッシュしないことを示す。なお、各装置のキャッシュルールは、同一である必要はなく、装置ごとに任意に設定変更することができる。また、ここでは、「検索クエリ」ごとのルールを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば「検索されたウェブページの種別」ごとにルールを設定してもよい。
なお、検索クエリの種別の判定手法としては、例えば、検索クエリに含まれる単語から判定することができる。例えば、各装置は、検索クエリに「ブログ」が含まれる場合には、当該検索クエリの種別を「ブログ」と判定する。
このような状態において、端末装置10の受付部16aは、検索キーワードの入力画面を表示させて、検索キーワードの入力を受け付ける(S51)。続いて、端末装置10のクエリ送信部16bは、検索キーワードを含む検索クエリを検索サーバ30に送信する(S52)。このとき、クエリ送信部16bは、キャッシュDB10bを参照し、検索結果がキャッシュされていない場合に検索クエリを送信し、検索結果がキャッシュされている場合にはキャッシュDB10bからキャプチャ画像を取得する。
そして、検索サーバ30のクエリ実行部35は、端末装置10が送信した検索クエリを実行し、検索クエリに該当するウェブサーバを検索する(S53)。端末装置10と同様、クエリ実行部35は、検索結果がキャッシュDB30bに記憶されている場合には、キャッシュDB10bからウェブページを取得する。
その後、検索サーバ30の結果送信部36は、検索されたウェブページのタイトリやURLを含む検索結果をキャプチャ生成サーバ50に送信する(S54)。
続いて、キャプチャ生成サーバ50のキャプチャ生成部55は、受信された検索結果に含まれる各URLにアクセスしてウェブページを取得し、各ウェブページのキャプチャ画像を生成する(S55)。端末装置10等と同様、キャプチャ生成部55は、キャプチャ画像がキャッシュDB50bに記憶されている場合には、キャッシュDB10bからキャプチャ画像を取得する。
その後、キャプチャ生成サーバ50のキャプチャ応答部56は、生成されたキャプチャ画像一覧と、キャプチャ元のウェブページのURLとを含むキャプチャ情報を検索サーバ30に送信する(S56)。
そして、検索サーバ30の結果送信部36が、キャプチャ情報を端末装置10に転送し(S57)、端末装置10の表示制御部16eは、受信されたキャプチャ画像を表示部12に表示させる(S58)。
このように、検索システムは、任意の経路で検索結果やキャプチャ画像の送受信を実行することができる。したがって、端末装置10は、ネットワークの輻輳状況等に応じて、最適な経路で、検索結果としてのキャプチャ画像を収集することができる。なお、図10では、キャプチャ生成サーバ50が、キャプチャ情報を検索サーバ30に送信する例を説明したが、これに限定されるものではなく、キャプチャ情報を端末装置10に送信することもできる。
[9.複数台の検索サーバを用いたシステム例]
次に、上記例では、1台の検索サーバ30を用いて検索を実行する例を説明したが、これに限定されるものではなく、複数台の検索サーバを用いて検索を実行することもできる。図12は、複数台の検索サーバを用いた処理を説明する図である。なお、ここでは、3台の検索サーバを例示するが、これに限定されるものではなく、任意の台数を用いることができる。
図12に示すように、ここで示すシステムは、端末装置10、検索サーバ30c、検索サーバ30d、検索サーバ30e、キャプチャ生成サーバ50を有する。ここで、各検索サーバは、処理対象の検索クエリごとに設けられている。具体的には、検索サーバ30cは、「レストラン」に対応する検索クエリを処理する検索サーバであり、検索サーバ30dは、「ブログ」に対応する検索クエリを処理する検索サーバであり、検索サーバ30eは、「速報」に対応する検索クエリを処理する検索サーバである。
このような状態において、端末装置10の受付部16aは、検索キーワードの入力画面を表示させて、検索キーワード「六本木、レストラン」の入力を受け付ける(S60)。
すると、クエリ送信部16bは、入力された検索キーワードに基づいて、検索クエリの送信先となる検索サーバを特定する(S61)。例えば、クエリ送信部16b、入力された検索キーワードに対して文字解析等を行って、単語「六本木」と単語「レストラン」を抽出する。そして、クエリ送信部16bは、単語「レストラン」を検索対象とする検索サーバ30cを特定する。
なお、抽出された単語に該当する検索サーバが複数台特定された場合には、任意の手法で1台の検索サーバを特定することができる。例えば、検索キーワードとして入力された順番が早い単語を優先したり、単語の属するカテゴリごとに重みを設定しておき、重みを加えた値が一番大きい単語を優先したりすることができる。
その後、端末装置10は、特定した検索サーバ30cに対して検索クエリを送信してキャプチャ画像を取得するS62からS68の処理は、図1で説明したS2からS8と同様の処理なので、詳細な説明は省略する。
[10.効果]
上述したように、端末装置10は、入力された検索キーワードに基づいて検索クエリを検索サーバ30に送信し、検索クエリの応答としてキャプチャ画像をキャプチャ生成サーバ50から受信する。つまり、上記検索システムは、従来の「テキストを読んで検索」ではく、「ページを眺めて出会う検索」を実現することができる。
この結果、ユーザは、検索結果から実際のウェブページそのものを閲覧することができるので、ウェブページの雰囲気や情報量等を認識することができる。したがって、端末装置10は、ユーザが所望のウェブページを得るまでの時間を短縮することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、検索システムは、検索結果として、ウェブページのキャプチャ画像をユーザに提供するので、検索されたウェブページが膨大であっても、ユーザがシステムの利用を敬遠する原因となるレスポンスの低下を抑制できる。したがって、システムのユーザ増加が期待できる。
また、検索結果を直接操作して、様々な機能を実行することができるので、ユーザが簡単に操作できるユーザインタフェースを提供することができる。例えば、上下左右のフリック操作などによって機能を分けることもできるので、スマートフォンなどの特性を最大限に利用できる。
また、端末装置10は、キャプチャ画像を選択するだけで実際のウェブページを取得して表示させることができる。このように、例えばお気に入り登録など、一般的なウェブ検索と同様の機能を簡単な操作で実現できるので、ユーザに快適な操作を提供することができる。
さらに、端末装置10は、検索結果のキャプチャ画像をスクロールさせた場合でも、当該キャプチャ画像に対応するウェブページを表示させる際に、同様にスクロールさせた後のウェブページを表示させることができる。このように、ユーザのキャプチャ画像操作と実際のウェブページとを連動させることができる。
つまり、キャプチャ生成サーバ50は、ウェブページ全体のキャプチャ画像を生成して端末装置10に送信するので、端末装置10は、ウェブページの一部が切り取られたサムネイルのような画像を表示するのではなく、ウェブページ全体を表示することができる。したがって、端末装置10は、ウェブブラウザを表示させなくても、リンク先のウェブページの情報全てを表示させることができる。この結果、ユーザは、ウェブブラウザと同様の情報を得ることができる。さらに、ウェブページ全体のキャプチャ画像を一度に取得できるので、通常のウェブページが、画面サイズ等の関係で非表示となっている箇所をウェブサーバから取得するための通信などを抑制することができ、高速な情報取得を実現することができる。
また、キャプチャ生成サーバ50は、端末装置10の画面サイズに応じてキャプチャ画像のサイズを変更して送信することができるので、端末に依存することなく、検索システムを提供することができる。
また、端末装置10、検索サーバ30、キャプチャ生成サーバ50が、検索クエリに応じてキャッシュすることができるので、レスポンスを向上させることができる。さらに、例えば、店舗情報など更新期間が長いウェブページはキャッシュ期間を長くし、ブログやツイッターなどの更新時間が短いウェブページはキャッシュ期間を短くし、緊急速報などの常に最新情報が要求されるウェブページはキャッシュしないように設定することができる。このように、レスポンスの向上とリアルタイム性を両立させることができる。
また、検索システムは、検索クエリごとに検索サーバを設けることができるので、検索サーバの負荷分散を実現することができる。例えば、ユーザが上記検索アプリを起動し、飲食店の情報とブログとを同時に検索する場合であっても、同時検索によるレスポンスの低下を抑制でき、検索結果を円滑に表示させることができる。
[11.その他の実施形態例]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。また、各実施形態は、矛盾のない範囲内で適宜組み合わせることもできる。以下では、異なる実施形態を例示する。
(画面表示例)
上記実施形態では、端末装置10がキャプチャ画像を順に表示する例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えばキャプチャ画像一覧を表示することもできる。図13は、画面表示の例を示す図である。図13に示すように、端末装置10は、キャプチャ画像とともに「一覧」などのアイコンを表示し、アイコン「一覧」が選択されると、キャプチャ画像の一覧を表示することができる。同様に、端末装置10は、キャプチャ画像の一覧を表示する際には、「戻る」などのアイコンを表示し、アイコン「戻る」が選択されると、キャプチャ画像を順に表示することができる。このように、ユーザの任意の形式で検索結果を表示させることができる。
(課金例)
本願の端末装置10は、ウェブページそのものではなくキャプチャ画像を検索結果として表示するが、キャプチャ画像は実際にウェブページにアクセスしてキャプチャしたものであることから、キャプチャ時の広告がキャプチャされており、広告を閲覧することになる。このため、本願の場合でも、一般的なウェブ検索と同様に、広告について課金を行うこともできる。
図14は、広告による課金の一例を説明する図である。図14に示すように、端末装置10は、広告1もあわせてキャプチャされたウェブページのキャプチャ画像を表示させた場合、広告1を閲覧したことを課金サーバ60に通知する(S70)。この結果、課金サーバ60は、広告1の広告主に対して課金を行う。
さらに、端末装置10は、広告1が表示されるキャプチャ画像を上にスクロールして、広告2を表示させた場合(S71)、広告2を閲覧したことを課金サーバ60に通知する(S72)。この結果、課金サーバ60は、広告2の広告主に対して課金を行う。
さらにその後、端末装置10は、広告2が表示されるキャプチャ画像を左にスクロールして、広告3もあわせてキャプチャされたウェブページのキャプチャ画像を表示させた場合(S73)、広告3を閲覧したことを課金サーバ60に通知する(S74)。この結果、課金サーバ60は、広告3の広告主に対して課金を行う。
このように、検索システムは、ウェブページと一緒にキャプチャされた広告に対しては、キャプチャ画像を閲覧するたびに、課金することができる。このように、広告主に対しても新たな広告手法や課金手法を提供できるので、システムの活性化やユーザ集客に貢献することができる。
(中間サーバ)
上記実施形態で説明した構成以外にも、端末装置10と検索サーバ30およびキャプチャ生成サーバ50との間に中間サーバ70を設けることもできる。図15は、中間サーバを用いた全体構成例を説明する図である。
図15に示す中間サーバ70は、端末装置10から検索クエリを受信して検索サーバ30に送信し、検索サーバ30から受信した検索結果をキャプチャ生成サーバ50に送信する。そして、中間サーバ70は、キャプチャ生成サーバ50からキャプチャ情報を受信して、端末装置10に送信する。
このように、中間サーバ70は、端末装置10の結果送信部16cと同様の機能を有することで、検索結果の中継を端末装置10に代わって実行する。この結果、端末装置10の処理負荷を軽減できる。また、中間サーバ70が中継機能を代行するので、端末装置10の処理性能に依存することなく中継処理を実行でき、検索処理のパフォーマンスの改善が期待できる。
(ハードウェア)
上述した端末装置および各サーバは、例えば図16に示すような構成のコンピュータ100によって実現される。図16は、端末装置またはサーバの機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ100は、CPU51、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、通信インタフェース(I/F)105、入出力インタフェース(I/F)106、およびメディアインタフェース(I/F)107を備える。
CPU101は、ROM103またはHDD104に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM103は、コンピュータ100の起動時にCPU101によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ100のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD104は、CPU101によって実行されるプログラムおよび当該プログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インタフェースr105は、各種通信回線を介して他の装置からデータを受信してCPU101へ送り、CPU101が生成したデータを、各種通信回線を介して他の装置へ送信する。
CPU101は、入出力インタフェースr106を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU101は、入出力インタフェースr106を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU101は、生成したデータを、入出力インタフェースr106を介して出力装置へ出力する。
メディアインタフェース107は、記録媒体108に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM102を介してCPU101に提供する。CPU101は、当該プログラムを、メディアインタフェース107を介して記録媒体108からRAM102上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体108は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ100が上記端末装置10として機能する場合、コンピュータ100のCPU101は、RAM102上にロードされたプログラムを実行することにより、検索処理部16、ブラウザ実行部17の各機能を実現する。また、HDD104には、記憶部14に記憶されるデータが格納される。
コンピュータ100のCPU101は、これらのプログラムを、記録媒体108から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、各種通信回線を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
また、実施形態に記載した「部」は、「手段」や「section、module、unit」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検索処理部は、検索処理手段や検索処理回路に読み替えることができる。また、本実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれ、各実施形態を組み合わせることもできる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者には明らかである。また、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 端末装置
11 無線通信部
12 表示部
13 操作部
14 記憶部
15 制御部
16 検索処理部
16a 受付部
16b クエリ送信部
16c 結果転送部
16d 受信部
16e 表示制御部
17 ブラウザ実行部
30 検索サーバ
31 通信部
32 記憶部
33 制御部
34 クエリ受信部
35 クエリ実行部
36 結果送信部
50 キャプチャ生成サーバ
51 通信部
52 記憶部
53 制御部
54 受信部
55 キャプチャ生成部
56 キャプチャ応答部
70 中間サーバ

Claims (12)

  1. 端末装置とサーバ装置とを有し、前記端末装置が送信したウェブ検索の検索クエリに対して検索結果を応答する検索システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページの画像情報を前記端末装置に応答する応答手段、を有し、
    前記端末装置は、
    前記サーバ装置から前記検索結果の前記ウェブページの画像情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記画像情報を表示部に表示する表示制御手段と
    を有することを特徴とする検索システム。
  2. 前記端末装置の表示制御手段は、
    前記受信手段によって受信された前記画像情報を表示部にスクロール可能に表示することを特徴とする請求項1に記載の検索システム。
  3. 前記端末装置は、
    前記表示部に表示される前記ウェブページの画像情報が選択された場合に、当該選択されたウェブページの画像情報に対応するウェブページを取得して、前記表示部に表示させるウェブ表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載の検索システム。
  4. 前記端末装置の表示制御手段は、前記表示部に表示される前記ウェブページの画像情報がスクロールされた際のスクロール量を検出し、
    前記端末装置のウェブ表示手段は、スクロール後のウェブページの画像情報が選択された場合に、当該選択されたウェブページの画像情報に対応するウェブページを取得し、取得したウェブページを、選択時に検出されたスクロール量分スクロールさせて、前記表示部に表示することを特徴とする請求項3に記載の検索システム。
  5. 前記端末装置の表示制御手段は、前記表示部に表示される前記ウェブページの画像情報に対して、前記画像情報を表示画面上で下に移動させるフリック操作を受け付けた場合には、当該画像情報を削除し、前記画像情報を表示画面上で上に移動させるフリック操作を受け付けた場合には、予め設定された処理を当該画像情報に対して実行し、前記画像情報の所定位置に対する所定操作を受け付けた場合には、当該画像情報を保存することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の検索システム。
  6. 前記サーバ装置は、
    前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページを、前記検索クエリに対応する検索サーバにアクセスして取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記ウェブページの画像情報を生成する生成手段と、をさらに有し、
    前記応答手段は、前記生成手段によって生成された前記ウェブページの画像情報を前記端末装置に応答することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の検索システム。
  7. 前記サーバ装置は、前記検索クエリに応じて決定される期間、当該検索クエリに該当する検索結果のウェブページをキャッシュ領域に記憶する格納手段をさらに有し、
    前記取得手段は、前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページが前記キャッシュ領域に格納されている場合には、前記キャッシュ領域から前記ウェブページを取得し、前記キャッシュ領域に格納されていない場合には、前記検索結果のウェブページにアクセスして取得することを特徴とする請求項6に記載の検索システム。
  8. 前記サーバ装置の応答手段は、前記端末装置が有する前記表示部のサイズに応じて、前記ウェブページの画像情報のサイズを変更して前記端末装置に応答することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の検索システム。
  9. 前記サーバ装置は、広告を含むウェブページの画像情報が前記端末装置で表示された場合に、当該広告主に課金する課金手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の検索システム。
  10. 端末装置とサーバ装置とを有し、前記端末装置が送信したウェブ検索の検索クエリに対して検索結果を応答する検索システムに適した検索方法であって、
    前記サーバ装置が、
    前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページの画像情報を前記端末装置に応答する応答工程、を含み、
    前記端末装置が、
    前記サーバ装置から前記検索結果の前記ウェブページの画像情報を受信する受信工程と、
    前記受信工程によって受信された前記画像情報を表示部に表示する表示制御工程と
    を含んだことを特徴とする検索方法。
  11. サーバ装置に対して検索クエリを送信するクエリ送信手段と、
    前記クエリ送信手段によって送信された前記検索クエリの応答として、前記サーバ装置から前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページの画像情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記ウェブページの画像情報を表示部に表示させる表示制御手段と
    を有することを特徴とする端末装置。
  12. 端末装置に、
    サーバ装置に対して、検索クエリを送信するクエリ送信手順と、
    前記クエリ送信手順によって送信された前記検索クエリの応答として、前記サーバ装置から前記検索クエリに該当する検索結果のウェブページの画像情報を受信する受信手順と、
    前記受信手順によって受信された前記ウェブページの画像情報を表示部に表示させる表示制御手順と
    を実行させることを特徴とする検索プログラム。
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