JP2015060196A - 印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015060196A
JP2015060196A JP2013195866A JP2013195866A JP2015060196A JP 2015060196 A JP2015060196 A JP 2015060196A JP 2013195866 A JP2013195866 A JP 2013195866A JP 2013195866 A JP2013195866 A JP 2013195866A JP 2015060196 A JP2015060196 A JP 2015060196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
toner
lubricating
image carrier
printing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013195866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015060196A5 (ja
Inventor
俊昭 矢嶋
Toshiaki Yajima
俊昭 矢嶋
俊彦 沼津
Toshihiko Numazu
俊彦 沼津
利男 長坂
Toshio Nagasaka
利男 長坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2013195866A priority Critical patent/JP2015060196A/ja
Publication of JP2015060196A publication Critical patent/JP2015060196A/ja
Publication of JP2015060196A5 publication Critical patent/JP2015060196A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】トナーの劣化を防止するために潤滑用トナーを吐き出すと共に、吐き出された潤滑用トナーをクリーニングブレードの破損を防止するために潤滑剤として効率的に供給する。【解決手段】ロール状の記録媒体と、印刷データによる印刷率に基づき、像担持体8の画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、像担持体8の画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、像担持体8を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、を備え、潤滑用トナー像形成手段は、複数のラベルの間隙に対応するとともに像担持体8の画像用トナー像の幅以上で像担持体8の幅以下にわたるように、像担持体8に潤滑用トナー像を形成する、印刷装置1。【選択図】図1

Description

この発明は、印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラムに関する。
印刷装置では、一般に、トナーを排出する、いわゆるトナーの吐き出しが行われる。これは、印刷率の低い印刷を連続して行う場合、トナーが排出されずに取り残されて劣化することを防止するとともに、感光体ドラムや転写ベルトに残留するトナーを除去するクリーニングブレードの破損を防止するための潤滑剤としての潤滑用トナーを提供するためである。
カット紙に印刷を行う場合、出力画像形成の間隙で感光体ドラム上に潤滑用トナーの吐き出しを行っている。しかし、ロール紙等の連続用紙に印刷を行う場合、出力画像形成の間隙が取れないため、印刷動作が終了するまで潤滑用トナーの吐き出しができないことがある。
特許文献1は、この問題に対処するため、単位時間あたりのトナー排出量が一定量に満たない場合、ロール紙等の連続用紙の印刷中、感光体ドラム上の出力画像形成領域外に潤滑用トナー供給用の画像を形成し、潤滑用トナーの吐き出しを行う技術を開示する。
特開2010−8436号公報
特許文献1によれば、ロール紙等の連続用紙に印刷する場合であっても潤滑用トナーの吐き出しを行うことが可能となる。しかし、感光体ドラムの出力画像形成領域外の固定領域に潤滑用トナーを排出するに留まり、クリーニングブレードの破損を防止するための潤滑剤としての潤滑用トナーを効率的に供給することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、トナーの劣化を防止するために潤滑用トナーを吐き出すと共に、吐き出された潤滑用トナーをクリーニングブレードの破損を防止するために潤滑剤として効率的に供給することができる、印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を解決するため、本発明に係る印刷装置は、
ロール状の記録媒体と、
像担持体と、
印刷データに基づいて前記像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段と、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、
前記潤滑用トナー供給判定手段により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、
前記像担持体を介して前記ロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、
を備え、
前記潤滑用トナー像形成手段は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする。
また、上記の目的を解決するため、本発明に係る印刷制御装置は、
印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段と、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、
前記潤滑用トナー供給判定手段により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、
前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、
を備え、
前記潤滑用トナー像形成手段は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする。
また、上記の目的を解決するため、本発明に係る画像形成方法は、
印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成ステップと、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定ステップと、
前記潤滑用トナー供給判定ステップにより前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成ステップと、
前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御ステップと、
を備え、
前記潤滑用トナー像形成ステップは、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする。
また、上記の目的を解決するため、本発明に係るプログラムは、
コンピュータに、
印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成処理と、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定処理と、
前記潤滑用トナー供給判定処理により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成処理と、
前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御処理と、
を実行させ、
前記潤滑用トナー像形成処理は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、印刷装置において、トナーの劣化を防止するために潤滑用トナーを吐き出すと共に、吐き出された潤滑用トナーをクリーニングブレードの破損を防止するために潤滑剤として効率的に供給することができる。
本実施形態に係る印刷装置の全体構成を模式的に示す図である。 印刷装置の制御システムを説明する図である。 本実施形態に係る印刷ヘッド制御装置の構成を説明する図である。 印刷ヘッドの出力幅の領域の設定例を示す図である。 実施形態1に係る潤滑用トナーの吐き出しパターンの例を示す図である。 本実施形態に係る印刷ヘッド制御装置が実行する処理の流れを示すフローチャートである。 潤滑用トナーの吐き出し処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2に係る潤滑用トナーの吐き出しパターンの例を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る印刷装置について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当する部分には、同一の符号を付す。
以下の実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば下記の各構成要素を均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするため、重要でない公知の技術的事項の説明を、適宜、省略する。
(実施形態1)
図1に、本実施形態に係る印刷ヘッド制御装置を含む印刷装置の全体構成を示す。以下、印刷装置1を、電子写真式で二次転写方式のタンデム型のカラープリンタを例に説明する。印刷装置1は、画像形成部2と、中間転写部3と、給紙部4と、定着部5と、を備える。
画像形成部2は、4つの画像形成ユニット7(7k、7c、7m、7y)が直列に設置された構成を備える。この4つの画像形成ユニット7のうちの上流側(図1における右側)の3つの画像形成ユニット7c、7m、7yは、それぞれ減法混色の三原色であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のカラートナーによるカラー画像を形成する。一方、下流側(図1における左側)の画像形成ユニット7kは、主としてパターン(文字や記号を含む)や画像の暗黒部分等に用いられるブラック(K)トナーによるモノクロ画像を形成する。
各画像形成ユニット7は、下部に感光体としての感光体ドラム8を備える。感光体ドラム8は、その周面が、例えば、有機光導電性材料で構成され、給紙部4から供給される印刷用の記録媒体としての印刷用紙に、後述する転写ベルト13を介して転写するためのトナー像をその表面に担持する。
各画像形成ユニット7は、さらに、感光体ドラム8の周囲を取り巻くように、感光体ドラム8の表面を帯電させる帯電器9と、印刷要求がされた印刷データに基づく画像光を感光体ドラム8上に露光する印刷ヘッド10と、印刷ヘッド10の露光によって感光体ドラム8上に形成された静電潜像を各色のトナーによってトナー像に現像する現像ローラ11と、を備える。
ここで、印刷ヘッド10は、多数の微少サイズのLED(Light Emitting Diode)素子が主走査方向(感光体ドラム8の軸方向)に沿って直線上に配列されたLEDアレイを備える。このLED素子は、印刷データに基づいて個別の駆動タイミングで駆動され、LED素子からの光照射によって一様に帯電された感光体ドラム8を露光して、感光体ドラム8の表面の電荷を放電させる。これにより、露光像に対応した静電潜像が感光体ドラム8に形成され、この静電潜像を静電気力により吸着されるトナーによって現像して、可視像化する。
さらに、各画像形成ユニット7は、感光体ドラム8のクリーニング機構として機能する感光体クリーナ12を備える。この感光体クリーナ12は、回転運動する感光体ドラム8の表面に当接するように感光体ドラム8の主走査方向に沿って配置されたクリーニングブレードを有し、トナー像が転写ベルト13に転写された後の残留トナー等の付着物をクリーニングブレードにより掻き取って除去する。
なお、図1ではブラック(K)用の画像形成ユニット7kの構成にのみ符号を付しているが、各画像形成ユニット7は、トナー容器に収納されたトナーの色を除いて同じ構成を備える。
中間転写部3は、印刷装置1の内部のほぼ中央で、図1における左右のほぼ端から端まで扁平なループ状になって延在する無端状の転写ベルト13と、この転写ベルト13を掛け渡されて転写ベルト13を図1における反時計回り方向に循環移動させる駆動ローラ14と、4つの画像形成ユニット7k、7c、7m、7yに対応する4個の一次転写ローラ15と、転写ベルト13を介して駆動ローラ14に圧接するように配設された二次転写ローラ16と、を備える。一次転写ローラ15は、第1の転写手段として機能し、二次転写ローラ16は、第2の転写手段として機能する。
一次転写ローラ15は、転写ベルト13を介して感光体ドラム8の下部周面に押圧する導電性発泡スポンジから構成される。一次転写ローラ15は、後述するエンジン制御部30により指示された回転周期で回転し、転写ベルト13を感光体ドラム8に当接させたり、感光体ドラム8から離隔させたりする。また、一次転写ローラ15は、感光体ドラム8の周面に現像された各色のトナー像を転写ベルト13上に順次転写して合成トナー像を形成する。
転写ベルト13は、一次転写ローラ15によって感光体ドラム8から一次転写されたトナー像をその表面に担持し、給紙部4から供給される印刷用の記録媒体としての印刷用紙に二次転写すべく、トナー像を二次転写ローラ16の位置まで移動搬送する。
二次転写ローラ16は、二次転写ローラ16の位置まで移動搬送された転写ベルト13上のトナー像を給紙部4から搬送された印刷用紙に二次転写する。二次転写時、二次転写ローラ16には、供給電圧制御部34により転写ベルト13上のトナーと逆極性の電圧が供給される。これにより、トナーは、静電気力により転写ベルト13上から印刷用紙に移動する。供給電圧制御部34は、供給電圧制御手段として機能する。
さらに、中間転写部3は、転写ベルト13のクリーニング機構として機能する転写ベルトクリーナ17を備える。この転写ベルトクリーナ17は、循環移動する転写ベルト13の表面に当接するように転写ベルト13の移動方向に対し垂直な方向に沿って配置されたクリーニングブレードを有する。このクリーニングブレードは、トナー像が印刷用紙に二次転写された後に転写ベルト13上に残留したトナー等の付着物を掻き取って除去する。
給紙部4は、印刷出力するための印刷用紙等の記録媒体(以下、印刷用紙という)を収容するための収容部材である。給紙部4に収容された印刷用紙は、印刷出力の際に順次搬送ローラによって二次転写の位置まで搬送され、その表面に出力要求がされたトナー像が転写される。
ここで、本実施形態に係る記録媒体であるロール状の記録媒体は、ラベルロール紙であり、長尺帯状の表面基材と粘着材と剥離紙(セパレータ)とから構成される。表面基材は、剥離紙に貼り付けられた状態でハーフカット加工により型抜きされている。型抜きされた表面基材は、ラベルとして機能する。
定着部5は、二次転写ローラ16の下流側(図1では上方)に配置される。定着部5は、ヒータを内蔵した加熱ローラと、この加熱ローラに圧接する加圧ローラと、を備え、二次転写された印刷用紙のトナー像を熱定着する。トナー像が熱定着した印刷用紙は、排紙トレイに排出される。
続いて、図2を参照して、印刷装置1の制御システムを説明する。
印刷装置1は、インターフェイスコントローラ(以下、I/F(Interface)コントローラと記す)20と、エンジン制御部30と、を備え、LAN(Local Area Network)及びUSB(Universal Serial Bus)を介してPC(Personal Computer)やプリンタサーバ等のホスト機器50と互いに接続されている。
ユーザがPCを操作して所望の印刷対象を印刷する指示を所定のアプリケーションを介して行うと、PCは、印刷対象の印刷データをコマンドデータに変換して、スプーラに一旦保存する。PCと印刷装置1とがUSBで接続されている場合は、スプーラに保存されたコマンドデータは、スプーラから直接印刷装置1に送信される。一方、PCとネットワークで接続されているプリンタサーバ経由で印刷を行う場合は、PCにおいてスプーラに保存されたコマンドデータは、プリンタサーバ内のスプーラへ転送され、プリンタサーバ内のスプーラから印刷装置1に送信される。
I/Fコントローラ20は、受信制御部21と、ROM(Read Only Memory)22と、フォントROM23と、表示制御部24と、ビデオI/F制御部25と、メモリ26(標準RAM(Random Access Memory)26a及び拡張RAM26b)と、圧縮/伸張制御部27と、MPU(Micro Processing Unit)28と、を備える。
受信制御部21は、ホスト機器50から送信されたコマンドデータを受信し、受信バッファとして機能するメモリ26にDMA(Direct Memory Access)転送する。メモリ26に転送され、保存されたコマンドデータは、MPU28の制御に従って解析され、ビデオデータ(ビットマップデータ)に変換されて、メモリ26の描画エリアに描画される。
ビデオデータの描画が1ラベル又は数ラベル分完了すると、ビデオI/F制御部25は、印刷の開始をエンジン制御部30に指示する。すると、描画エリアのビデオデータは、圧縮/伸張制御部27によって圧縮及び伸張され、エンジン制御部30からの水平同期信号(HSYNC)に同期して1走査ライン毎にビデオI/F制御部25からエンジン制御部30にDMA転送される。
また、ビデオI/F制御部25は、給紙口の選択や解像度の指定等といったエンジンの指定や、ジャム等のエンジンの状態の受信も行う。受信されたエンジンの状態は、受信制御部21によってホスト機器50に通知される。
表示制御部24は、各種のパターン(文字や記号を含む)や画像を、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネルに表示する。表示制御部24は、例えば、印刷装置1の状態を表す情報を表示パネルに表示して、トナーの残量、ラベルロール紙の残量、ジャム等のような印刷装置1の状態をユーザに報知する。
MPU28は、システムバスを介してI/Fコントローラ20の各部と接続され、各部の動作を制御する。MPU28は、メモリ26をワークメモリとして用いながら、ROM22に記憶されている制御プログラムやフォントROM23に記憶されているプリンタフォント等を読み出し、適宜、実行する。
一方、エンジン制御部30は、印刷ヘッド制御装置100と、モータ制御部31と、MPU32と、搬送機構制御部33と、供給電圧制御部34と、を備える。
モータ制御部31は、複数のメインモータ41に駆動信号を出力してメインモータ41を回転させ、給紙部4からラベルロール紙を搬送させる。モータ制御部31は、画像形成可能な位置にラベルロール紙の印刷開始位置が到達すると、その旨をI/Fコントローラ20に通知する。
センサ43は、各種センサから構成され、各々、検出信号をエンジン制御部30に供給する。エンジン制御部30は、取得した検出信号を印刷ヘッド10やメインモータ41の制御に反映させる。センサ43は、例えば、印刷用紙の有無、印刷用紙のサイズ、トレイの開閉等を検知するセンサを含んで構成してもよい。
スリットセンサ43aは、印刷開始位置を決定するためのラベルロール紙のスリット位置を検出し、検出信号をエンジン制御部30に供給する。スリットセンサ43aは、例えば、光電センサから構成され、発光部と受光部との間のラベルロール紙の光の透過率によりラベルのスリット位置を検出する。また、発光部から照射した光のラベルロール紙からの反射光を検出して、これによりラベルロール紙のスリット位置を検出するようにしてもよい。エンジン制御部30は、取得した検出信号に基づいて、副走査方向(主走査方向に直交する方向)のラベル長、間隙長を算出する。
搬送機構制御部33は、感光体ドラム8、転写ベルト13、一次転写ローラ15、
二次転写ローラ16等から構成される搬送機構部45の駆動を制御する。
供給電圧制御部34は、一次転写ローラ15、二次転写ローラ16等を含む回転駆動系等への供給電圧を制御する。供給電圧出力部46は、供給電圧制御部34の制御に従って、回転駆動系等へ電圧を供給する。
印刷ヘッド制御装置100(印刷制御装置)は、印刷制御手段として、4色のトナー用の画像形成ユニット7(7k、7c、7m、7y)のそれぞれが有する印刷ヘッド10を制御して、要求された印刷処理を実行する。具体的に説明すると、印刷ヘッド制御装置100は、印刷用紙への出力が要求されると、走査ラインのタイミングを制御しながら出力すべきビデオデータ(画像用トナーの画像データ)を印刷ヘッド10に送信して静電潜像を感光体ドラム8上に形成することにより、要求に従った印刷出力処理を実行する。印刷ヘッド制御装置100は、画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段として機能する。
併せて、印刷ヘッド制御装置100は、画像形成の際に像担持体として機能する感光体ドラム8に潤滑用トナーの吐き出し処理を実行する。具体的に説明すると、印刷ヘッド制御装置100は、印刷用紙への印刷出力処理を実行していないタイミングで、印刷ヘッド10を制御して、感光体ドラム8上に潤滑用トナー供給用の静電潜像を形成し、感光体ドラム8の表面に潤滑用トナーを排出させる。したがって、感光体ドラム8上に形成された潤滑用トナー供給用の静電潜像の領域の大きさによって、潤滑用トナーの吐き出し量は左右される。
ここで、図3を参照して、印刷ヘッド制御装置100の構成をより詳細に説明する。
印刷ヘッド制御装置100は、ビデオI/F制御部101と、ビデオRAM102と、基本タイミング生成部103と、CPUI/F制御部104と、ヘッドI/F制御部110と、を備え、これら各部はCPUパスを介して互いに接続されている。
ビデオI/F制御部101は、前述のI/Fコントローラ20との間で、垂直同期信号(VHYNC)、水平同期信号(HSYNC)、ビデオデータ(Video[3:0])、及びビデオクロック信号(VCLK)を授受する。例えば、ビデオI/F制御部101は、I/Fコントローラ20に対して垂直同期信号と水平同期信号とを出力する。I/Fコントローラ20は、この出力に応じて、ビデオクロック信号に同期して解像度に応じた規定のドット数分のビデオデータをビデオI/F制御部101に送信する。
ビデオI/F制御部101は、ビデオRAM102に接続され、I/Fコントローラ20から受信したビデオデータをビデオRAM102に格納し、ドットパターン生成部111の要求に応じて順次ビデオデータをドットパターン生成部111に転送する。
基本タイミング生成部103は、予め設定された情報に従って印刷すべきビデオデータを副走査方向に分割し、色毎に印刷ヘッド10のスループットに応じた基本タイミングを生成する。この各種タイミング信号に従って、前述の水平同期信号や、後述するドットクロック信号(DCLK)等の信号が生成される。
CPUI/F制御部104は、アドレスデコード及び各モジュールのレジスタ群及びI/Oポートのリード/ライトを行う。また、CPUI/F制御部104は、印刷ヘッド10内のヘッド情報ROM10aから、印刷ヘッド10の制御に用いるための各種情報を取得する。
ヘッドI/F制御部110は、ドットパターン生成部111と、ヘッドデータ送信部112と、ヘッド制御信号生成部113と、ストローブ信号生成部114と、ドットカウンタ部115と、吐き出し制御部116と、吐き出しパターン生成部117と、を備える。
ドットパターン生成部111は、ビデオI/F制御部101から供給されるビデオデータの各ドット(各画素)を階調値に基づいて複数の微画素に展開し、ドットパターンデータを生成する。
微画素とは、色の濃淡を表現するために1画素をさらに細かく分けた単位である。例えば、各色の濃淡を4階調で表現する場合、ビデオデータの各画素は、副走査方向に3つの微画素に分割される。この場合、ドットパターン生成部111は、ビデオデータが有する画素のうちの、階調値が3の画素、すなわち最大濃度で印刷する画素については3つの微画素すべてにトナーが塗布され、階調値が2の画素については2つの微画素にトナーが塗布され、階調値が1の画素については1つの微画素にトナーが塗布され、階調値が0の画素、すなわち印刷しない画素については3つの微画素すべてにトナーが塗布されないように、ドットパターンデータを生成する。
ヘッドデータ送信部112は、ドットパターン生成部111が生成したドットパターンデータをヘッド制御信号生成部113のドットクロック信号の指示に従って、順次印刷ヘッド10に転送する。
ヘッド制御信号生成部113は、基本タイミング生成部103によって生成された各種タイミング信号に従って、水平同期信号、ドットクロック信号等のヘッド制御信号を生成する。
ストローブ信号生成部114は、ドットパターン生成部111によって生成されたドットパターンデータに従った印刷を実行するため、印刷ヘッド10の露光タイミングを指示するストローブ信号(STROBE-N)を生成する。印刷ヘッド10は、このストローブ信号に従って規定時間の間ヘッドを露光することにより、感光体ドラム8の表面に静電潜像を形成する。
例えば、1個の画素を副走査方向に2分割してドットパターンデータを生成した場合、1ドット長の走査ラインの画像を形成するために副走査方向に対して2回時期をずらして露光する必要があるため、ストローブ信号生成部114は、サブライン(1/2)とサブライン(2/2)との2種類のタイミングに対応したストローブ信号を生成する。同様に、1個の画素を副走査方向に3分割してドットパターンデータを生成した場合は、ストローブ信号生成部114は、サブライン(1/3)とサブライン(2/3)とサブライン(3/3)との3種類のタイミングに対応したストローブ信号を生成する。
ドットカウンタ部115は、ビデオI/F制御部101から受信したビデオデータの色別の印刷総ドット数を、微画素単位で、すなわち階調値単位でカウントする。すなわち、ドットカウンタ部115は、ビデオI/F制御部101からビデオデータを受信すると、受信したビデオデータの階調値を色別にラインカウンタに順次加算して走査ライン毎にカウントする。そして、1ライン分の処理が終わると、1ライン分のカウント値を水平同期信号(HSYNC)に同期させてページカウンタに加算して、ビデオデータにおける色別の階調値を積算していく。
より詳細に説明すると、ドットカウンタ部115は、印刷領域における印刷総ドット数を色別にカウントする。図4に示すように、印刷ヘッド10の出力幅は、印刷可能領域と非印刷領域とに分けられる。印刷可能領域とは、指示された印刷を実行可能な領域であり、ビデオデータの出力先となる印刷用紙の横幅に相当する。一方、非印刷領域とは、印刷ヘッド10の出力幅のうちの印刷可能領域以外の部分であり、印刷用紙の横幅の外側であるためビデオデータを出力不可能な領域に相当する。
例えば、図4は、横幅が7008ドット(例えば、A4サイズ)の印刷用紙がX補正値を0、すなわち印刷用紙が印刷ヘッド10の出力幅の中央に位置するように設定された場合を示している。この場合、印刷用紙の横幅に相当する7008ドットの印刷可能領域が出力幅の中央に設定され、80ドットの非印刷領域が出力幅内の左右の端部に設定される。
この印刷可能領域は、さらに印刷領域と余白領域とに分けられる。余白領域とは、印刷用紙の横幅のうちの印刷出力をしない領域として予め設定された領域であり、図4の例では、ともに120ドットの左余白領域と右余白領域とが設定されている。一方、印刷領域とは、印刷可能領域のうちの余白領域を除いた領域であり、ドットパターン生成部111が生成したドットパターンデータが実際に印刷される領域である。図4の例では、6768ドットに亘る領域が印刷領域として設定されている。
このように、ドットカウンタ部115は、印刷出力の対象となるビデオデータを受信すると、出力先となる印刷用紙のサイズの情報を取得し、取得した情報に基づいて受信したビデオデータ内に非印刷領域と余白領域と印刷領域とを設定する。非印刷領域と余白領域とを合わせた領域と印刷領域とを別々に分けることにより、印刷領域の印刷率を精度よく算出することが可能となる。
ドットカウンタ部115は、カウンタ制御部により生成されたイネーブル信号によって印刷領域における印刷総ドット数を、色別に、且つ、階調値単位でカウントし、各色についての階調値の合計を算出する。
ヘッドI/F制御部110が備える吐き出し制御部116は、印刷率算出部116aと吐き出し判定部116bとを備え、潤滑用トナーの吐き出し量を制御する。
印刷率算出部116aは、印刷領域においてカウントされた色別の階調値の合計をドットカウンタ部115から読み取り、色別に印刷率を算出する。印刷率とは、印刷領域における印刷の密度(トナー像の密度)を表す指標である。例えば、領域全体に亘って印刷した場合(いわゆるベタ刷りの場合)の印刷率は100%であり、全く印刷しない領域の印刷率は0%である。印刷率は、具体的には、以下の式のように、印刷領域における印刷総ドット数を印刷領域の総ドット数で除算することにより得られる。
印刷率=印刷総ドット数/領域の総ドット数
ここで、印刷領域の総ドット数は、印刷領域のサイズと解像度とによって定まる領域全体が有するドット数である。一方、印刷総ドット数は、印刷領域においてドットカウンタ部115がカウントした階調値の合計を、1画素当たりに設定されている最大階調数から1を減じた値(4階調の場合には3)で除算することによって得られる。例えば、各色の濃淡をN階調で表現する場合には、印刷総ドット数は、以下の式のように表される。
印刷総ドット数=階調値の合計/(N−1)
吐き出し判定部116bは、印刷率算出部116aによって算出された印刷率に基づいて、トナー像を担持する像担持体である感光体ドラム8に潤滑用トナーを吐き出すべきか否かを判定する。そのために、吐き出し判定部116bは、印刷率算出部116aによって算出された印刷率と閾値レジスタに予め設定された印刷率の閾値とを比較し、印刷率が閾値未満であるか否かを色別に判定する。そして、吐き出し判定部116bは、印刷率が閾値未満と判定した色の潤滑用トナーを吐き出すように、吐き出しON信号を吐き出しパターン生成部117に送る。吐き出し判定部116bは、潤滑用トナー供給判定手段として機能する。
吐き出しパターン生成部117は、吐き出し判定部116bから吐き出しON信号を受信すると、吐き出しパターンを生成する。吐き出しパターン生成部117は、例えば、図5に示すように、ラベルロール紙のラベル間に印刷ヘッドの出力幅全体にわたる帯状の吐き出しパターンを生成する。なお、吐き出しパターンの吐き出しライン数は、副走査方向のラベル間の間隙長に収まるように設定される。吐き出しパターン生成部117は、潤滑用トナー像形成手段として機能する。
次に、印刷ヘッド制御装置100が実行する印刷ヘッド制御処理について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。印刷ヘッド制御処理は、印刷装置1に電源が投下されたことに応答して実行される。
図6に示すフローチャートにおいて、印刷ヘッド制御装置100は、ビデオI/F制御部101がI/Fコントローラ20からビデオクロック信号に同期して印刷出力すべきビデオデータを受信したか否かを判別することにより、印刷用紙への印刷出力が要求されたか否かを判定する(ステップS11)。
印刷出力が要求されていないと判定した場合(ステップS11;NO)、印刷ヘッド制御装置100は、ステップS11において印刷出力が要求されるまで待機する。
印刷出力が要求されたと判定した場合(ステップS11;YES)、ドットパターン生成部111は、受信したビデオデータに従ってドットパターンデータを生成し(ステップS12)、生成したドットパターンデータをドットクロック信号に同期してヘッドデータ送信部112から順次印刷ヘッド10に転送する。
印刷ヘッド制御装置100内の印刷率算出部116aは、このドットパターンデータの印刷率を算出する(ステップS13)。
印刷ヘッド制御装置100は、ドットパターンデータの印刷率を算出すると、潤滑用トナーの吐出タイミングが到来したか否かを判定する(ステップS14)。
潤滑用トナーの吐出タイミングとは、潤滑用トナーを吐き出すタイミングとして設定されたタイミングである。この吐出タイミングとして、感光体ドラム8上においてラベルロール紙のラベルに出力する画像用トナー像と潤滑用トナー像とが重ならないように、1ラベル又は数ラベル分毎に行われるラベルへの出力処理の合間のタイミングが設定される。
潤滑用トナーの吐出タイミングが到来したと判定した場合(ステップS14;YES)、印刷ヘッド制御装置100は、感光体ドラム8に潤滑用トナーを吐き出す(ステップS5)。潤滑用トナーの吐き出し処理の詳細については、図7のフローチャートを参照して説明する。
吐き出し判定部116bは、印刷領域の色別に算出した印刷率から1つを選択する(ステップS21)。
次に、吐き出し判定部116bは、選択した印刷率が潤滑用トナーを吐き出すための基準値として予め設定された閾値未満であるか否かを判定する(ステップS22)。
印刷率が閾値未満であると判別した場合(ステップS22;YES)、吐き出しパターン生成部117は、該当する色の潤滑用トナーを感光体ドラム8上に吐き出すための吐き出しライン数をラベル間の間隙長に応じて決定する(ステップS23)。
潤滑用トナーの吐き出しライン数を決定すると、吐き出しパターン生成部117は、決定した吐き出しライン数の潤滑用トナーを吐き出すときの吐き出しパターンを生成する(ステップS24)。すなわち、吐き出しパターン生成部117は、例えば、潤滑用トナーが感光体ドラム8上の吐き出し可能領域に収まるように、ラベル間の間隙に対応する印刷ヘッド10の出力幅全体にわたる(像担持体の幅全体にわたる)帯状の吐き出しパターンを生成する。また、吐き出しパターン生成部117は、例えば、ラベル間の間隙に対応して、像担持体の画像用トナー像の幅以上で像担持体の幅以下にわたるように、帯状の吐き出しパターンを生成してもよい。
一方で、印刷率が閾値未満でないと判定した場合(ステップS22;NO)、印刷ヘッド制御装置100は、印刷率が閾値以上であると判定した色の潤滑用トナーの吐き出し処理を実行しない。
ステップS22〜S24において、選択した印刷率に係る処理を実行すると、吐き出し判定部116bは、印刷領域の全色の印刷率の判定が終了したか否かを判定する(ステップS25)。
印刷領域における全色の印刷率の判定が終了していないと判定した場合(ステップS25;NO)、印刷ヘッド制御装置100は、処理をステップS21に戻し、色別に算出した印刷率のうちから別の印刷率を1つ選択し、選択した印刷率についてステップS22〜S24の処理を実行する。このように、印刷ヘッド制御装置100は、印刷領域における全色の印刷率の判定処理を実行し、印刷率が閾値未満であると判定した色についての吐き出しパターンを生成し終わるまで、ステップS21〜S24の処理を繰り返す。
印刷領域における全色の印刷率の判定が終了したと判定すると(ステップS25;YES)、印刷ヘッド制御装置100は、生成した吐き出しパターンに従って、例えば、ラベル間の間隙に対応する印刷ヘッド10の出力幅全体にわたる(像担持体の幅全体にわたる)帯状の潤滑用トナーを吐き出し(ステップS26)、潤滑用トナーの吐き出し処理を終了する。また、印刷ヘッド制御装置100は、生成した吐き出しパターンに従って、例えば、ラベル間の間隙に対応して、像担持体の画像用トナー像の幅以上で像担持体の幅以下にわたるように、像担持体に潤滑用トナー像を形成してもよい。
図6のフローチャートに戻って、印刷ヘッド制御装置100は、潤滑用トナーを吐き出した場合(ステップS15)、又は、ステップS14において潤滑用トナーの吐き出しタイミングが到来していないと判定した場合(ステップS14;NO)、要求された印刷出力が終了したか否かを判定する(ステップS16)。
要求された印刷出力が終了していないと判定した場合(ステップS16;NO)、印刷ヘッド制御装置100は、要求された印刷出力が終了するまで、再度ステップS12〜S15の処理を実行する。一方、要求された印刷出力が終了したと判定した場合(ステップS16;YES)、印刷ヘッド制御装置100は、ステップS11において新たな印刷出力の要求を受け付けるまで待機する。
次に、潤滑用トナーが感光体ドラム8上に吐き出された後の制御について説明する。潤滑用トナーは、トナー劣化等を防止することを目的とするものであり、記録媒体に印刷することを目的とするものではない。したがって、潤滑用トナーは、通常一次転写や二次転写において転写されるべきトナーとは異なり、感光体ドラム8や転写ベルト13の表面に残留させることが可能である。また、感光体ドラム8や転写ベルト13の表面に残留した潤滑用トナーは、感光体クリーナ12や転写ベルトクリーナ17の潤滑剤として機能し、クリーニングブレードを保護する役割を果たす。特に、潤滑用トナーを非印刷領域(端部)を含む印刷ヘッド10の出力幅の全長に及ぶ(像担持体の幅全体に及ぶ)ようにパターン形成することにより、クリーニングブレードの端部を保護することが可能となる。
一次転写において、感光体ドラム8が担持するトナーを転写ベルト13に転写する際、転写ベルト13を介して感光体ドラム8を押圧する一次転写ローラ15に印加される一次転写バイアスを停止することにより潤滑用トナーが転写ベルト13に静電移動することを防止する。しかし、一次転写バイアスを停止した場合であっても、感光体ドラム8と転写ベルト13との電位差がなくなるまでには時間がかかるため、潤滑用トナーの一部は転写ベルト13に吸着される。これにより、潤滑用トナーは感光体ドラム8上と転写ベルト13上とのそれぞれに分離して残留する。
二次転写において、供給電圧出力部46は、供給電圧制御部34の制御に従って、転写ベルト13上の潤滑用トナーが二次転写ローラ16と駆動ローラ14との挟持部に進入するタイミングで、通常、二次転写ローラ16に印加される正極性の二次転写バイアスに替えて、逆極性の二次転写バイアスを供給する。また、転写ベルト13上の潤滑用トナーが二次転写ローラ16と駆動ローラ14との挟持部を通過したタイミングで、二次転写ローラ16に正極性の二次転写バイアスを供給する。これにより、転写ベルト13上の潤滑用トナーは、ラベルロール紙に転写されることなく、転写ベルト13上に保持され、転写ベルトクリーナ17の潤滑剤として機能する。なお、各バイアスには、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧を用いる。
以上で説明したように、実施形態1に係る印刷ヘッド制御装置100は、ドットパターンデータの印刷率を算出し、算出した印刷率に基づいて、潤滑用トナーの吐き出しを制御する。その結果、トナーの劣化を防止すると共に、潤滑剤として機能するトナーの不要な吐き出しを防ぐことにより、印刷装置1のランニングコストを抑えながら効率良く潤滑用トナーを吐き出すことができる。
(実施形態2)
上記の実施形態1に係る印刷装置1は、ラベルロール紙の用紙幅に関わらず、例えば最大、ラベル間の間隙に対応する印刷ヘッド10の出力幅全体にわたる(像担持体の幅全体にわたる)帯状の潤滑用トナーの画像を形成した。しかし、潤滑用トナーの吐き出し量(吐き出しライン数)がラベル間の間隙長に制限されるため、必要な潤滑用トナー量を吐き出すことができない可能性がある。以下、必要な潤滑用トナー量を吐き出すことを可能とする、実施形態2に係る印刷装置1について説明する。
吐き出しパターン生成部117は、図8に示すように、ラベル画像の印刷ヘッドの方向(像担持体の幅方向)においても感光体ドラム8上の非印刷領域に潤滑用トナーの画像を形成し、ドットパターン生成部111に供給する。潤滑用トナーの画像を取得したドットパターン生成部111は、ビデオI/F制御部101から供給されたビデオデータ(画像用トナーの画像データ)に潤滑用トナーの画像データを合成して、ドットパターンデータを生成する。
ラベル画像の印刷ヘッドの方向における非印刷領域に形成される潤滑用トナーの画像は、実施形態1において説明したラベル間の間隙に形成される潤滑用トナーの吐き出し量の不足分を補填するために用いられる。印刷領域において、印刷ドット数から算出した印刷率とその印刷率に応じた吐き出しライン数及び対応する吐き出しドット数を予め設定しておき、ラベル間の間隙に形成される潤滑用トナーでは、印刷率に応じた吐き出しライン数を確保できない場合に、ラベル画像の印刷ヘッドの方向における非印刷領域に不足分の潤滑用トナーの画像を形成する。
潤滑用トナーがラベル画像の印刷ヘッドの方向における非印刷領域に形成される場合、実施形態1で説明したように、一次転写バイアス及び二次転写バイアスの供給を変更することはできない。なぜなら、ラベル画像の印刷ヘッドの方向における非印刷領域に形成された潤滑用トナーの画像の同一走査ライン上にはラベル印刷用の画像が存在するため、通常の一次転写及び二次転写が必要となるためである。その結果、潤滑用トナーは転写ベルトに順次転写され、潤滑用トナーの潤滑剤として機能するのは、実施形態1と同様、ラベル間の間隙に吐き出されるトナーである。しかし、ラベル画像の印刷ヘッドの方向における非印刷領域に吐き出される潤滑用トナーは、トナーの劣化を防止するために十分なトナーの吐き出しを行うという観点では効果を奏する。
以上で説明したように、実施形態2に係る印刷ヘッド制御装置100は、例えば、ドットパターンデータの印刷率を算出し、算出した印刷率に応じてラベル間の間隙に対応する印刷ヘッド10の出力幅全体にわたる(像担持体の幅全体にわたる)帯状領域及びラベル画像の印刷ヘッドの方向(像担持体の幅方向)における非印刷領域に潤滑用トナーの吐き出しを実行する。その結果、実施形態2に係る印刷装置1では、実施形態1の場合と比較して、印刷率に対応した吐き出し量を排出することができるため、トナーの劣化を防止することを目的とする潤滑用トナーの吐き出しに効果的である。また、ラベル間の間隙に対応する印刷ヘッド10の出力幅全体にわたる(像担持体の幅全体にわたる)帯状領域は、ラベル間の間隙に対応して、像担持体の画像用トナー像の幅以上で像担持体の幅以下にわたる帯状領域でもよい。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた印刷装置として提供することができることはもとより、プログラムの適用により、既存の情報機器を、本発明に係る印刷装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した印刷装置1による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の情報機器を制御して機能させることができる。また、本発明に係る制御方法は、印刷装置を用いて実施できる。
また、このようなプログラムの適用方法は、任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、メモリーカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネット等の通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS(Operating System)の制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
ロール状の記録媒体と、
像担持体と、
印刷データに基づいて前記像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段と、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、
前記潤滑用トナー供給判定手段により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、
前記像担持体を介して前記ロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、
を備え、
前記潤滑用トナー像形成手段は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする印刷装置。
(付記2)
前記潤滑用トナー像形成手段は、前記印刷率に応じて、前記潤滑用トナー像を前記像担持体の前記画像用トナー像の前記像担持体の幅方向における前記形成領域以外の領域に形成する、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記3)
前記印刷装置は、
感光体上に形成された前記潤滑用トナー像を転写ベルトに転写する第1の転写手段と、
前記転写ベルトに転写された前記潤滑用トナー像を前記ロール状の記録媒体に転写する第2の転写手段と、
前記潤滑用トナー像が前記第1の転写手段を通過中、前記第1の転写手段に供給される電圧を停止し、前記潤滑用トナー像が前記第2の転写手段を通過中、前記第2の転写手段に供給されている極性とは逆の極性の電圧を供給する供給電圧制御手段と、
をさらに備える、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の印刷装置。
(付記4)
前記潤滑用トナー像形成手段は、前記像担持体に、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の幅全体にわたるように前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の印刷装置。
(付記5)
印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段と、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、
前記潤滑用トナー供給判定手段により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、
前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、
を備え、
前記潤滑用トナー像形成手段は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする印刷制御装置。
(付記6)
印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成ステップと、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定ステップと、
前記潤滑用トナー供給判定ステップにより前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成ステップと、
前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御ステップと、
を備え、
前記潤滑用トナー像形成ステップは、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とする画像形成方法。
(付記7)
コンピュータに、
印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成処理と、
前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定処理と、
前記潤滑用トナー供給判定処理により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成処理と、
前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御処理と、
を実行させ、
前記潤滑用トナー像形成処理は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
ことを特徴とするプログラム。
1…印刷装置、2…画像形成部、3…中間転写部、4…給紙部、5…定着部、7(7k、7c、7m、7y)…画像形成ユニット、8…感光体ドラム、9…帯電器、10…印刷ヘッド、10a…ヘッド情報ROM、11…現像ローラ、12…感光体クリーナ、13…転写ベルト、14…駆動ローラ、15…一次転写ローラ、16…二次転写ローラ、17…転写ベルトクリーナ、20…I/Fコントローラ、21…受信制御部、22…ROM、23…フォントROM、24…表示制御部、25…ビデオI/F制御部、26…メモリ、26a…標準RAM、26b…拡張RAM、27…圧縮/伸張制御部、28…MPU、30…エンジン制御部、31…モータ制御部、32…MPU、33…搬送機構制御部、34…供給電圧制御部、41…メインモータ、43…センサ、43a…スリットセンサ、45…搬送機構部、46…供給電圧出力部、50…ホスト機器、100…印刷ヘッド制御装置、101…ビデオI/F制御部、102…ビデオRAM、103…基本タイミング生成部、104…CPUI/F制御部、110…ヘッドI/F制御部、111…ドットパターン生成部、112…ヘッドデータ送信部、113…ヘッド制御信号生成部、114…ストローブ信号生成部、115…ドットカウンタ部、116…吐き出し制御部、116a…印刷率算出部、116b…吐き出し判定部、117…吐き出しパターン生成部

Claims (7)

  1. ロール状の記録媒体と、
    像担持体と、
    印刷データに基づいて前記像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段と、
    前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、
    前記潤滑用トナー供給判定手段により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、
    前記像担持体を介して前記ロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、
    を備え、
    前記潤滑用トナー像形成手段は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記潤滑用トナー像形成手段は、前記印刷率に応じて、前記潤滑用トナー像を前記像担持体の前記画像用トナー像の前記像担持体の幅方向における前記形成領域以外の領域に形成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記印刷装置は、
    感光体上に形成された前記潤滑用トナー像を転写ベルトに転写する第1の転写手段と、
    前記転写ベルトに転写された前記潤滑用トナー像を前記ロール状の記録媒体に転写する第2の転写手段と、
    前記潤滑用トナー像が前記第1の転写手段を通過中、前記第1の転写手段に供給される電圧を停止し、前記潤滑用トナー像が前記第2の転写手段を通過中、前記第2の転写手段に供給されている極性とは逆の極性の電圧を供給する供給電圧制御手段と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記潤滑用トナー像形成手段は、前記像担持体に、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の幅全体にわたるように前記潤滑用トナー像を形成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成手段と、
    前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定手段と、
    前記潤滑用トナー供給判定手段により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成手段と、
    前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御手段と、
    を備え、
    前記潤滑用トナー像形成手段は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
    ことを特徴とする印刷制御装置。
  6. 印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成ステップと、
    前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定ステップと、
    前記潤滑用トナー供給判定ステップにより前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成ステップと、
    前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御ステップと、
    を備え、
    前記潤滑用トナー像形成ステップは、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
    ことを特徴とする画像形成方法。
  7. コンピュータに、
    印刷データに基づいて像担持体に画像用トナー像を形成する画像用トナー像形成処理と、
    前記印刷データによる印刷率に基づき、前記像担持体の前記画像用トナー像の形成領域以外の領域に、潤滑用トナーを供給すべきか否かを判定する潤滑用トナー供給判定処理と、
    前記潤滑用トナー供給判定処理により前記潤滑用トナーを供給すべきであると判定された場合、前記像担持体の前記画像用トナー像の前記形成領域以外の領域に、潤滑用トナー像を形成する潤滑用トナー像形成処理と、
    前記像担持体を介してロール状の記録媒体に印刷を実行して、複数のラベルを形成する印刷制御処理と、
    を実行させ、
    前記潤滑用トナー像形成処理は、前記複数のラベルの間隙に対応するとともに前記像担持体の前記画像用トナー像の幅以上で前記像担持体の幅以下にわたるように、前記像担持体に前記潤滑用トナー像を形成する、
    ことを特徴とするプログラム。
JP2013195866A 2013-09-20 2013-09-20 印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム Pending JP2015060196A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013195866A JP2015060196A (ja) 2013-09-20 2013-09-20 印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013195866A JP2015060196A (ja) 2013-09-20 2013-09-20 印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015060196A true JP2015060196A (ja) 2015-03-30
JP2015060196A5 JP2015060196A5 (ja) 2016-02-25

Family

ID=52817734

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013195866A Pending JP2015060196A (ja) 2013-09-20 2013-09-20 印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015060196A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106054551A (zh) * 2015-04-06 2016-10-26 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置、图像形成系统以及图像形成方法
JP2017096991A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP2017173626A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018128540A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2019012246A (ja) * 2017-07-03 2019-01-24 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2020184022A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012163799A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013037355A (ja) * 2011-07-11 2013-02-21 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012163799A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2013037355A (ja) * 2011-07-11 2013-02-21 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106054551A (zh) * 2015-04-06 2016-10-26 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置、图像形成系统以及图像形成方法
JP2016197203A (ja) * 2015-04-06 2016-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
US9727016B2 (en) 2015-04-06 2017-08-08 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus, image forming system, and image forming method
JP2017096991A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及びプログラム
JP2017173626A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2018128540A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2019012246A (ja) * 2017-07-03 2019-01-24 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2020184022A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP7259529B2 (ja) 2019-05-08 2023-04-18 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5928409B2 (ja) 印刷装置および潤滑剤供給方法
JP5447152B2 (ja) 画像形成装置及びクリーニング方法
JP2015060196A (ja) 印刷装置、印刷制御装置、画像形成方法及びプログラム
US20110268466A1 (en) Image forming apparatus and cleaning method
JP6264643B2 (ja) 画像形成装置
US10203920B2 (en) Image forming system
JP5359596B2 (ja) 画像形成装置及び像担持体への滑剤の付着制御方法
JP3911941B2 (ja) 画像形成装置
EP2141551A2 (en) Image forming apparatus and cleaning unit
KR20120049739A (ko) 화상형성장치 및 화상형성방법
JP5325044B2 (ja) 画像形成装置
JP2017068191A (ja) 画像形成装置
JP2016061879A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US10481538B2 (en) Image formation apparatus having a used condition detector
JP2006221005A (ja) 画像形成装置
JP6517635B2 (ja) データ生成装置、画像形成装置及びデータ生成方法
JP5447032B2 (ja) 画像形成装置
JP5253825B2 (ja) 画像形成装置
JP2008304823A (ja) 画像形成装置
JP6096137B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP7326921B2 (ja) 画像形成装置
JP2010002665A (ja) 画像形成装置
JP6586869B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP6142696B2 (ja) 印刷装置、異常判定方法及びプログラム
JP2014178349A (ja) 画像形成装置、画像形成プログラム及び画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170307