JP2015059931A - コリメータ、放射線検出器、x線ct装置、およびコリメータの製造方法 - Google Patents

コリメータ、放射線検出器、x線ct装置、およびコリメータの製造方法 Download PDF

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秋治 若林
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Abstract

【課題】コリメータ板に対する適切な接着を行うことができるコリメータ、放射線検出器、X線CT装置、およびコリメータの製造方法を提供することである。
【解決手段】実施形態に係るコリメータは、コリメータ板と、前記コリメータ板の一方の端部が挿入される第1の溝部と、前記第1の溝部の底面に、一端側の第1の開口部が位置し、かつ前記第1の溝部が開口する側とは反対側の面に、他端側の第2の開口部が位置する第1の開孔部と、が設けられた第1の保持部と、前記第1の溝部において、前記第1の開口部の近傍に設けられた接着剤と、を備えている。
そして、前記第1の開孔部の寸法は、前記第1の溝部の長さ方向において、前記第1の溝部の寸法よりも短くなっている。また、前記コリメータ板の一方の端部と前記第1の保持部は、前記第1の溝部において、前記接着剤を介して接着されている。
【選択図】図5

Description

後述する実施形態は、概ね、コリメータ、放射線検出器、X線CT装置、およびコリメータの製造方法に関する。
近年のX線CT(Computer Tomography)装置においては、検出点数を多くして空間分解能を上げるために、シンチレータを用いた固体検出器(X線線検出器)が用いられている。
X線検出器は、基板上に区画されて設けられた複数の光電変換素子と、複数の光電変換素子の上に設けられたシンチレータと、シンチレータの上に設けられたコリメータと、を備えている。また、コリメータは、光電変換素子の区画に対応して設けられたコリメータ板を備えている。
ここで、X線CT装置に設けられたコリメータには、回転に伴い加速度が加わる。
また、近年においては、受診者の負担を軽減するために、低被曝量化が求められており、スキャン速度の向上による診断時間の短縮や、コリメータ板の厚みを薄くするなどのことによる高幾何効率化が必須となってきている。その場合、前者の点においては、コリメータ板に加わる加速度が大きくなり、後者の点においては、コリメータ板の剛性が低下することになる。
ここで、コリメータ板の剛性が低下すると、コリメータ板に撓みが発生しやすくなる。
この場合、コリメータ板の長辺に合わせた溝部を形成し、この溝部にコリメータ板の長辺側を挿入して接着すれば、コリメータ板が撓むのを抑制することができる。
しかしながら、複数の溝部の内部にある接着剤の量を制御するのは困難である。そのため、接着剤の量が不足してコリメータ板に撓みが発生したり、接着剤の量が過剰となって、あふれ出した接着剤が妨げとなり、X線の透過率が変化したりするおそれがある。
特開2012−177655号公報
本発明が解決しようとする課題は、コリメータ板に対する適切な接着を行うことができるコリメータ、放射線検出器、X線CT装置、およびコリメータの製造方法を提供することである。
実施形態に係るコリメータは、コリメータ板と、前記コリメータ板の一方の端部が挿入される第1の溝部と、前記第1の溝部の底面に、一端側の第1の開口部が位置し、かつ前記第1の溝部が開口する側とは反対側の面に、他端側の第2の開口部が位置する第1の開孔部と、が設けられた第1の保持部と、前記第1の溝部において、前記第1の開口部の近傍に設けられた接着剤と、を備えている。
そして、前記第1の開孔部の寸法は、前記第1の溝部の長さ方向において、前記第1の溝部の寸法よりも短くなっている。また、前記コリメータ板の一方の端部と前記第1の保持部は、前記第1の溝部において、前記接着剤を介して接着されている。
X線CT装置100の概略構成を例示するための模式ブロック図である。 X線検出器10を例示するための模式分解図である。 図2におけるA−A断面を表すための模式断面図である。 (a)〜(d)は、比較例に係るコリメータ板11の接着方法を例示するための模式工程断面図である。 本発明の実施の形態の模式斜視図である。 (a)、(b)は、コリメータ板11の撓みを例示するための模式図である。 (a)〜(d)は、本実施の形態に係るコリメータ板11の接着方法を例示するための模式工程断面図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
また、以下の実施形態に係る放射線検出器は、X線のほかにもγ線などの各種放射線に適用させることができる。ここでは、一例として、放射線の中の代表的なものとしてX線に係る場合を例にとり説明をする。したがって、以下のX線検出器の実施形態における「X線」を「他の放射線」に置き換えることにより、他の放射線にも適用させることができる。
まず、本実施の形態に係るX線CT装置100について例示をする。
図1は、X線CT装置100の概略構成を例示するための模式ブロック図である。
図1に示すように、X線CT装置100には、X線管球101、回転リング102、2次元検出部103、データ収集回路(DAS)104、非接触データ伝送装置105、架台駆動部107、スリップリング108、および処理部106が設けられている。
X線管球101は、X線を放出するX線源である。X線管球101は、例えば、X線を発生する真空管とすることができる。X線管球101は、回転リング102に支持されている。X線管球101には、X線の曝射に必要な電力(管電流、管電圧)が図示しない高電圧発生装置からスリップリング108を介して供給される。
X線管球101は、供給された高電圧により加速させた電子をターゲットに衝突させることで、有効視野領域FOV内にある被検体に向けてX線を曝射する。
なお、X線管球101と被検体との間には、X線管球101から曝射されるX線ビームの形状をコーン状、四角錐状、ファンビーム状などに整形する図示しないX線管球側コリメータが設けられている。
2次元検出部103は、被検体を透過したX線を検出する検出器システムである。2次元検出部103には、コリメータ1を有するX線検出器10が設けられている。2次元検出部103は、X線管球101に対向するようにして回転リング102に支持されている。
なお、コリメータ1およびX線検出器10に関する詳細は後述する。
回転リング102は、X線管球101及び2次元検出部103を支持する。
回転リング102は、架台駆動部107により駆動され、被検体の回りを回転する。
データ収集回路(DAS;Data Acquisition System)104は、DASチップが配列された複数のデータ収集素子列を有している。データ収集回路104には、2次元検出部103で検出されたデータ(以下、生データという)が入力される。入力された生データは、データ収集回路104において、増幅処理、A/D変換処理等された後に、データ伝送装置105を介して処理部106に伝送される。
架台駆動部107は、診断用開口内に挿入された被検体の体軸方向に平行な中心軸のまわりに、X線管球101と2次元検出部103とを一体的に回転させる。
処理部106は、生データの感度補正やX線強度補正を行うことで「投影データ」を作成する。また、処理部106は、所定の再構成パラメータ(再構成領域サイズ、再構成マトリクスサイズ、関心部位を抽出するための閾値等)に基づいて、投影データを再構成処理することで所定のスライス分における再構成画像データを作成する。また、処理部106は、再構成画像データに対して、ウィンドウ変換やRGB処理等の表示のための画像処理を施し、図示しない表示装置に向けて画像データとして出力する。
すなわち、処理部106は、X線検出器10により検出されたX線の強度に基づいて、被検体の断層像を画像再構成する。
次に、本実施の形態に係るX線検出器10およびコリメータ1について例示をする。
図2は、X線検出器10を例示するための模式分解図である。
図3は、図2におけるA−A線断面を表すための模式断面図である。
図2および図3に示すように、X線検出器10には、検出部2およびコリメータ1が設けられている。
検出部2には、シンチレータ4、光反射部17、接着層3、光電変換部12、回路基板18、基部7、およびスペーサ8が設けられている。
シンチレータ4は、光電変換部12の複数の区画に対応して区画され、各区画間には溝部16が形成されている。各シンチレータ4は、溝部16により分割されている。そして、シンチレータ4と光電変換部12とが、互いの区画を対応させるようにして接合されている。
シンチレータ4は、コリメータ1と対向させて設けられ、X線などの放射線を受けて蛍光を発する。蛍光は、例えば、可視光線などの光である。シンチレータ4は、材料により、最大発光波長、減衰時間、反射係数、密度、光出力比や蛍光効率の温度依存性等が異なる。そのため、シンチレータ4の材料は、放射線検出器の用途に応じて適宜選択するようにする。例えば、X線検出器10がX線CT装置100に設けられるものである場合には、シンチレータ4は、希土類酸硫化物の焼結体からなるセラミックシンチレータなどとすることができる。ただし、これに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
光反射部17は、シンチレータ4同士の間の溝部16の内部に設けられている。光反射部17は、シンチレータ4が発する蛍光の波長付近の波長を有する光を反射する。光反射部17は、例えば、白色の樹脂を充填したり、白色の板状体などを挿入し、それを接着したりしたものとすることができる。
光反射部17は、複数の光電変換素子12a毎にシンチレータ4を区画する。光反射部17は、各シンチレータ4の区画間における光学的分離と反射とを行う。そのため、光反射部17は、各シンチレータ4の区画間における光学的クロストークを抑制する役割を果たす。
光電変換部12は、複数の光電変換素子12aを有し、複数の光電変換素子12a毎に区画されている。光電変換素子12aは、シンチレータ4からの蛍光を電気信号に変換する。光電変換素子12aとしては、例えば、pin構造のシリコンフォトダイオードなどを例示することができる。
接着層3は、シンチレータ4からの蛍光を透過させるとともに、シンチレータ4と光電変換部12とを接合する。接着層3は、例えば、透明接着剤を硬化させることで形成されたものとすることができる。
回路基板18は、光電変換部12のシンチレータ4が接合される側とは反対側の面に設けられている。回路基板18は、シンチレータ4の複数の区画(光電変換部12の複数の区画)に対応する複数の区画を有する。回路基板18は、各区画毎の電気信号を取り込むことができるようになっている。
基部7は、平板状を呈している。基部7の一方の面には、回路基板18、光電変換部12、接着層3、および、光反射部17が設けられたシンチレータ4が積層されている。基部7は、図示しないネジなどの締結手段を用いて、スペーサ8を介してコリメータ1の保持部6に取り付けられる。基部7を保持部6に取り付けることで、検出部2とコリメータ1が接合される。
スペーサ8は、枠状を呈している。スペーサ8の内側には、回路基板18、光電変換部12、接着層3、および、光反射部17が設けられたシンチレータ4からなる積層体が収納される。スペーサ8の厚み寸法は、この積層体の厚み寸法と同じとなっている。なお、スペーサ8は、基部7と一体化したり、保持部6と一体化したりすることもできる。
また、検出部2は、円弧形状を有する保持部6のX線が入射する側とは反対の側に設けられている。
検出部2は、円弧形状を有する保持部6に沿って一体的に設けることもできるが、図2に示すように、円弧形状を有する保持部6に沿って分割して設けることもできる。検出部2を分割すれば、検出部2の製造が容易となる。
コリメータ1には、保持部6、保持部5a(第1の保持部の一例に相当する)、保持部5b(第2の保持部の一例に相当する)、およびコリメータ板11が設けられている。
保持部6は、第1の部材6a、第2の部材6b、第3の部材6c、および第4の部材6dを有する。
第1の部材6aは、第2の部材6bと対峙している。第1の部材6aおよび第2の部材6bは、row方向(スライス方向)に離隔して設けられている。
第1の部材6aおよび第2の部材6bは、2次元検出器システム103の形状に対応した円弧形状を有している。
第3の部材6cは、第4の部材6dと対峙している。第3の部材6cおよび第4の部材6dは、channel方向(チャンネル方向)に離隔して設けられている。
第3の部材6cの一方の端部は、第1の部材6aの一方の端部に接続されている。第3の部材6cの他方の端部は、第2の部材6bの一方の端部に接続されている。
第4の部材6dの一方の端部は、第1の部材6aの他方の端部に接続されている。第4の部材6dの他方の端部は、第2の部材6bの他方の端部に接続されている。
すなわち、第1の部材6a、第2の部材6b、第3の部材6c、および第4の部材6dが枠状に接続されている。
保持部5aは、図2に示すように、X線管球101(X線源の一例に相当)に対して、保持部6のX線が入射する側に設けられている。保持部5aは、板状を呈し、保持部6のX線が入射する側の形状に対応した円弧形状を有している。
保持部5aは、X線が透過する材料から形成されている。保持部5aは、例えば、炭素繊維強化プラスチック(CFRP;Carbon-Fiber-Reinforced Plastic)などから形成することができる。
また、保持部5bは、図2に示すように、X線管球101(X線源の一例に相当)に対して、保持部6のX線が入射する側とは反対のX線が出射する側に設けられている。保持部5bは、板状を呈し、保持部6のX線が入射する側とは反対の側の形状に対応した円弧形状を有している。
保持部5bは、X線が透過する材料から形成されている。保持部5bは、例えば、炭素繊維強化プラスチック(CFRP;Carbon-Fiber-Reinforced Plastic)などから形成することができる。
コリメータ板11は、板状を呈している。コリメータ板11は、X線遮断性および剛性の高い材料から形成されている。コリメータ板11の材料は、例えば、W(タングステン)、Mo(モリブデン)、Ta(タンタル)、Pb(鉛)、少なくともこれらの重金属の1種を含む合金などとすることができる。ただし、コリメータ板11の材料は例示をしたものに限定されるわけではなく、X線遮断性および剛性の高い材料を適宜選択することができる。
コリメータ板11の平面形状には特に限定はないが、図2に示すように、コリメータ板11の平面形状は長方形とすることができる。
図2に示すように、第1の部材6aには、コリメータ板11の端部が挿入される溝部6a1が設けられている。第2の部材6bには、コリメータ板11の端部が挿入される溝部6b1が設けられている。
また、保持部5aには、コリメータ板11の端部が挿入される溝部5a1(第1の溝部の一例に相当する)が設けられている。
溝部5a1の長さは、挿入されるコリメータ板11の辺の長さよりも長くなっている。 なお、溝部5a1は、保持部5aの周縁に開口していてもよい。
保持部5bには、コリメータ板11の端部が挿入される溝部5b1(第2の溝部の一例に相当する)が設けられている。溝部5b1の長さは、挿入されるコリメータ板11の辺の長さよりも長くなっている。なお、溝部5b1は、保持部5bの周縁に開口していてもよい。
溝部6a1、溝部6b1、溝部5a1、および溝部5b1の幅寸法は、コリメータ板11の厚み寸法よりも僅かに長くなっている。後述するように、本実施の形態においては、毛細管現象を利用して、これらの溝部の内壁とコリメータ板11との間の隙間に接着剤を供給する。そのため、これらの溝部の幅寸法は、接着剤の粘度と隙間寸法の関係を考慮して設定される。この場合、これらの溝部の幅寸法や隙間寸法は、実験やシミュレーションなどを行うことにより決定することができる。
ここでは、例えば、接着剤の粘度が5,000〜20,000CPS程度の範囲の何れかであれば、それに対し、溝部6a1、溝部6b1、溝部5a1、および溝部5b1の各内壁とコリメータ板11との間の各隙間寸法は5〜30μm程度の範囲の何れかとすることができる。
溝部6a1、溝部6b1、溝部5a1、および溝部5b1の深さ寸法には特に限定はない。ただし、これらの溝部の深さ寸法を深くしすぎると、第1の部材6a、第2の部材6b、保持部5a、および保持部5bの剛性が低くなりすぎるおそれがある。また、これらの溝部の深さ寸法を浅くしすぎると、コリメータ板11の保持力が低くなり、コリメータ板11の撓みを抑制できなくなるおそれがある。
この場合、これらの溝部の深さ寸法は、実験やシミュレーションなどを行うことにより決定することができる。
また、溝部6a1、溝部6b1、溝部5a1、および溝部5b1は、挿入されたコリメータ板11を含む平面内にX線焦点(X線管球101(X線源の一例に相当する)の焦点)が存在するように設けられている。溝部6a1、溝部6b1、溝部5a1、および溝部5b1は、等ピッチ寸法でchannel方向(チャンネル方向)に並んでいる。
ここで、X線CT装置100の回転リング102が回転すると、2次元検出部103に設けられているコリメータ1が回転する。
そのため、コリメータ1に設けられたコリメータ板11には、回転リング102の回転に伴う加速度が加わる。
また、近年においては、X線検出器10の幾何学的効率を向上させるためにコリメータ板11の厚みが薄くなる傾向にある。
そのため、コリメータ板11に撓みが発生しやすくなる。
コリメータ板11に撓みが発生すると、シンチレータ4の複数の区画(光電変換部12の複数の区画)毎の特性にばらつきが生じ、再構成されたCT画像にリングアーチファクトなどが発生するおそれがある。
この場合、溝部6a1、溝部6b1、溝部5a1、および溝部5b1の内部に接着剤を供給して、コリメータ板11の端部を接着すれば、コリメータ板11が撓むのを抑制することができる。
ところが、これらの溝部の内部に供給する接着剤の量の制御は困難である。
図4(a)〜(d)は、比較例に係るコリメータ板11の接着方法を例示するための模式工程断面図である。
図4(a)〜(d)は、一例として、保持部5aの溝部5a1にコリメータ板11の端部を接着する場合を例示するものである。
図4(a)に示すように、保持部5aには溝部5a1が形成されている。
まず、図4(b)に示すように、保持部5aの表面に接着剤200を塗布する。
次に、図4(c)に示すように、保持部5aの表面にある余剰な接着剤200を除去する。
ここで、溝部5a1の内部が接着剤200で満たされていると、溝部5a1の内部にコリメータ板11を挿入した際に、溝部5a1の開口から接着剤200があふれ出ることになる。溝部5a1の開口から接着剤200があふれ出ると、コリメータ板11同士の間に接着剤200からなる部分200aが形成される。部分200aが形成されると、シンチレータ4の複数の区画(光電変換部12の複数の区画)毎のX線の透過率にばらつきが生じ、再構成されたCT画像にリングアーチファクトなどが発生するおそれがある。
そこで、図4(c)に示すように、溝部5a1の内部にある接着剤の一部を除去して、溝部5a1の内部にコリメータ板11を挿入した際に、溝部5a1の開口から接着剤200があふれ出ないようにしている。
ところが、溝部5a1の内部にある接着剤の量を制御するのは困難である。
そのため、図4(c)に示すように、複数の溝部5a1毎に接着剤200の量が異なるものとなる。
この場合、図4(d)のC部に示すように、接着剤200の量が不足する場合が生じ得る。接着剤200の量が不足すると、コリメータ板11の保持強度が低くなり、コリメータ板11に撓みが発生するおそれがある。
また、図4(d)のD部に示すように、接着剤200の量が過剰となる場合が生じ得る。接着剤200の量が過剰となると、溝部5a1の開口から接着剤200があふれ出て、X線の透過率が変化してしまうおそれがある。
そこで、本実施の形態に係るコリメータ1においては、毛細管現象を利用して、溝部5a1の内壁とコリメータ板11との間の隙間に接着剤を供給するようにしている(図7(a)〜(d)を参照)。
図5は、開孔部5a2(第1の開孔部の一例に相当する)を例示するための模式斜視図である。
なお、図5は、図2におけるB部の模式拡大図である。
開孔部5a2の一方の端部は、溝部5a1の底面5a1aに開口している(第1の開口部の一例に相当する)。開孔部5a2の他方の端部は、保持部5aの溝部5a1が開口する側とは反対側の面に開口している(第2の開口部の一例に相当する)。
すなわち、開孔部5a2を設けることで、保持部5aの溝部5a1が開口する側とは反対側から溝部5a1の内部に接着剤200が供給できるようになっている。
開孔部5a2の溝部5a1が延びる方向の長さ寸法L1は、コリメータ板11の溝部5a1が延びる方向の長さ寸法L2よりも短くなっている。
開孔部5a2の長さ寸法L1をコリメータ板11の長さ寸法L2よりも長くすると、溝部5a1の全域に接着剤200を供給することができる。ところが、開孔部5a2の長さ寸法L1を長くするほど開孔部5a2の容積が大きくなる。後述するように、溝部5a1の内壁とコリメータ板11との間の隙間には、開孔部5a2を介して接着剤200が供給される。そのため、開孔部5a2の容積が大きくなりすぎると供給される接着剤200の量が多くなりすぎるおそれがある。
このことは、開孔部5a2の容積により供給する接着剤200の量を制御することができることを意味する。
後述するように、開孔部5a2の幅寸法W1は所定の範囲に制限される。これに対して、開孔部5a2の長さ寸法L1は、コリメータ板11の長さ寸法L2よりも短くすればよい。そのため、開孔部5a2の長さ寸法L1を変化させることで、開孔部5a2の容積を変化させることができる。
この場合、開孔部5a2の適切な長さ寸法L1は、実験やシミュレーションなどを行うことにより決定することができる。
開孔部5a2の長さ寸法L1をコリメータ板11の長さ寸法L2よりも短くしても、コリメータ板11の撓みを抑制することができる。
図6(a)、(b)は、コリメータ板11の撓みを例示するための模式図である。
図6(a)は、コリメータ板11の端部を接着しなかった場合である。
図6(b)は、開孔部5a2の長さ寸法L1をコリメータ板11の長さ寸法L2よりも短くした場合、すなわち、コリメータ板11の端部を部分的に接着した場合である。
図6(a)、(b)は、コリメータ板11の厚み寸法と回転数を同じにして、シミュレーションによりコリメータ板11の撓みを求めたものである。
また、図6(a)、(b)においては、撓み量をモノトーン色の濃淡で表している。この場合、撓み量が多いほど濃く、撓み量が少ないほど淡くなるように表している。
図6(a)から分かるように、コリメータ板11の端部を接着しないとコリメータ板11の中央部分の撓み量が多くなる。
これに対して、図6(b)から分かるように、開孔部5a2の長さ寸法L1をコリメータ板11の長さ寸法L2よりも短くしても、すなわち、コリメータ板11の端部を部分的に接着すれば、コリメータ板11の撓み量を大幅に少なくすることができる。
この場合、コリメータ板11の端部を部分的に接着しているので、溝部5a1の開孔部5a2が開口する部分の近傍には接着剤がある。
また、開孔部5a2の幅寸法W1(溝部5a1が延びる方向と直交する方向の寸法)は、コリメータ板11の厚み寸法Tよりも長くなっている。
開孔部5a2の幅寸法W1がコリメータ板11の厚み寸法Tよりも短ければ、コリメータ板11により開孔部5a2の開口が塞がれるおそれがあるからである。
また、開孔部5a2の幅寸法W1は、溝部5a1の幅寸法W2(溝部5a1が延びる方向と直交する方向の寸法)よりも短くなっている。
開孔部5a2の幅寸法W1が溝部5a1の幅寸法W2よりも長くなれば、コリメータ板11同士の間に接着剤200からなる部分が形成されるからである。
すなわち、開孔部5a2の幅寸法W1は、コリメータ板の厚み寸法T以上、溝部5a1の幅寸法W2以下とすることが好ましい。
また、開孔部5a2の数、配置、断面形状などには特に限定はない。ただし、開孔部5a2の断面寸法を大きくしすぎると、保持部5aの剛性が小さくなりすぎるおそれがある。
そのため、開孔部5a2の断面積が同じであれば、大きな開孔部5a2を1つ設けるよりも、小さな開孔部5a2を複数設けるようにすることが好ましい。
なお、開孔部5a2の数、配置、断面形状などは、実験やシミュレーションなどを行うことにより決定することができる。
また、図5に示すように、保持部5bにも開孔部5b2(第2の開孔部の一例に相当する)を設けることができる。
開孔部5b2の一方の端部は、溝部5b1の底面に開口している(第3の開口部の一例に相当する)。開孔部5b2の他方の端部は、保持部5bの溝部5b1が開口する側とは反対側の面に開口している(第4の開口部の一例に相当する)。
開孔部5b2は、開孔部5a2と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
また、第1の部材6aおよび第2の部材6bにも同様の開孔部を設けることができる。
第1の部材6aおよび第2の部材6bに設ける開孔部も開孔部5a2と同様とすることができるので、詳細な説明は省略する。
次に、本実施の形態に係るコリメータ1の製造方法について例示をする。
前述したように、コリメータ1には、保持部6、保持部5a、保持部5b、およびコリメータ板11が設けられている。
コリメータ1に設けられたこれらの要素の作成は、既知の機械加工法などを用いて行うことができる。そのため、これらの要素の作成に関する説明は省略する。
また、これらの要素の組み立てにも既知の組み立て技術を適用することができる。
そのため、ここでは、コリメータ板11の端部の接着について例示をする。
図7(a)〜(d)は、本実施の形態に係るコリメータ板11の接着方法を例示するための模式工程断面図である。
図7(a)〜(d)は、一例として、保持部5aの溝部5a1にコリメータ板11の端部を接着する場合を例示するものである。
図7(a)に示すように、保持部5aには溝部5a1および開孔部5a2が形成されている。
まず、図7(b)に示すように、溝部5a1の内部にコリメータ板11を挿入する。
溝部5a1の内部に挿入されたコリメータ板11は、溝部5a1の底面5a1aに突き当たり位置決めされる。
次に、図7(c)に示すように、保持部5aの開孔部5a2が開口する側の面に接着剤200を塗布する。
この際、開孔部5a2の内部が接着剤200で満たされる。
そして、開孔部5a2を介して、溝部5a1に接着剤が供給される。
この場合、開孔部5a2の内部にある接着剤200は、毛細管現象により、溝部5a1の内壁とコリメータ板11との間の隙間に供給される。
ここでは、例えば、接着剤の粘度が5,000〜20,000CPS程度の範囲の何れかであれば、それに対し、これら溝部5a1の内壁とコリメータ板11との間の各隙間寸法は5〜30μm程度の範囲の何れかとすることができる。
また、この場合、溝部5a1の内壁とコリメータ板11との間の隙間に供給される接着剤200の量は、開孔部5a2の長さL1(開孔部5a2の容積)により制御することができる。 そのため、溝部5a1の内壁とコリメータ板11との間の隙間に適切な量の接着剤200を供給することができる。
次に、図7(d)に示すように、保持部5aの開孔部5a2が開口する側の面にある余剰の接着剤200を除去する。
以上の様にして、コリメータ板11に対する適切な接着を行うことができる。
なお、以上は、保持部5aにコリメータ板11の端部を接着する場合であるが、保持部5bにも同様にしてコリメータ板11の端部を接着することができる。
また、第1の部材6aおよび第2の部材6bにも同様にしてコリメータ板11の端部を接着することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 コリメータ、2 検出部、4 シンチレータ、5a 保持部、5a1 溝部、5a2 開孔部、5b 保持部、5b1 溝部、5b2 開孔部、6 保持部、6a 第1の部材、6a1 溝部、6b 第2の部材、6b1 溝部、6c 第3の部材、6d 第4の部材、10 X線検出器、11 コリメータ板、12 光電変換部、12a 光電変換素子、100 X線CT装置、101 X線管球、102 回転リング、103 2次元検出部、106 処理部、200 接着剤

Claims (8)

  1. コリメータ板と、
    前記コリメータ板の一方の端部が挿入される第1の溝部と、前記第1の溝部の底面に、一端側の第1の開口部が位置し、かつ前記第1の溝部が開口する側とは反対側の面に、他端側の第2の開口部が位置する第1の開孔部と、が設けられた第1の保持部と、
    前記第1の溝部において、前記第1の開口部の近傍に設けられた接着剤と、
    を備え、
    前記第1の開孔部の寸法は、前記第1の溝部の長さ方向において、前記第1の溝部の寸法よりも短く、
    前記コリメータ板の一方の端部と前記第1の保持部は、前記第1の溝部において、前記接着剤を介して接着されているコリメータ。
  2. 前記コリメータ板の他方の端部が挿入される第2の溝部と、前記第2の溝部の底面に、一端側の第3の開口部が位置し、かつ前記第2の溝部が開口する側とは反対側の面に、他端側の第4の開口部が位置する第2の開孔部と、が設けられた第2の保持部をさらに備え、
    前記第2の溝部において、前記第3の開口部の近傍に設けられた接着剤と、
    を備え、
    前記第2の開孔部の寸法は、前記第2の溝部の長さ方向において、前記第2の溝部の寸法よりも短く、
    前記コリメータ板の他方の端部と前記第2の保持部は、前記第2の溝部において、前記接着剤を介して接着されている請求項1に記載のコリメータ。
  3. 前記第1の開孔部の幅寸法は、前記コリメータ板の厚み寸法以上、前記第1の溝部の幅寸法以下である請求項1または2に記載のコリメータ。
  4. 前記第2の開孔部の幅寸法は、前記コリメータ板の厚み寸法以上、前記第2の溝部の幅寸法以下である請求項2に記載のコリメータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のコリメータと、
    放射線を受けて蛍光を発するシンチレータと、
    前記蛍光を電気信号に変換する光電変換部と、
    を備えた放射線検出器。
  6. X線を放出するX線源と、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載のコリメータと、前記X線を受けて蛍光を発するシンチレータと、前記蛍光を電気信号に変換する光電変換部と、を有するX線検出器と、
    前記X線源と、前記X線検出器と、を支持し、被検体の周りを回転する回転リングと、
    前記X線検出器により検出されたX線の強度に基づいて、前記被検体の断層像を画像再構成する処理部と、
    を備えたX線CT装置。
  7. コリメータ板の端部を、保持部に設けられた溝部に挿入する工程と、
    前記コリメータ板の端部を前記溝部に挿入した状態で、
    前記溝部の長さ方向においては、前記溝部の寸法よりも短く、かつ一端が前記溝部の底面に開口し、他端が前記保持部の前記溝部が開口する側とは反対側の面に開口する開孔部を介して、前記溝部に接着剤を供給する工程と、
    を備えたコリメータの製造方法。
  8. 前記開孔部の幅寸法は、前記コリメータ板の厚み寸法以上、前記溝部の幅寸法以下である請求項7に記載のコリメータの製造方法。
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