JP2015058217A - X線診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1検出器及び第2検出器の使用中に、効率的に検査を遂行させることができるX線診断装置を提供する。【解決手段】X線診断装置1は、X線を発するX線源と、X線を検出する第1検出器と、第1検出器より前段に設置可能であり第1検出器より視野サイズ及びピクセルピッチが小さい、第2検出器と、X線源から第1検出器又は第2検出器に向かってX線を照射させ、第1検出器又は第2検出器によってX線画像を収集する透視・撮影制御手段132と、使用検出器を第1検出器又は第2検出器に切り替える機構部4と、第1検出器のFOVサイズを変更操作する操作部10と、第1検出器の使用中、操作部10による変更操作後のFOVサイズが第2検出器の視野サイズより小さい、又は、以下と判断される場合に、機構部4を介して、使用検出器を第1検出器から第2検出器に切り替える切替制御手段135と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明の一態様としての本実施形態は、透視・撮影を行なうX線診断装置に関する。
従来、健康診断等の医療分野において、被検体の撮影部位に放射線(代表的には、X線)を照射して、撮影部位を透過した放射線の強度分布を検出し、撮影部位の画像を得るX線診断装置が広く利用されている。
X線診断装置を使用した検査において、関心領域は狭いが、より高い解像度で意図した領域を明瞭に観察したい要望がある。この要望を実現する為に、通常の第1検出器(後段検出器)に加えて第2検出器(前段検出器)を組み合わせ、何れか一方の検出器を診断用途に応じて切り替える技術がある(例えば、特許文献1参照)。
第1検出器は、FPD(flat panel detector:平面検出器)であり、画素サイズは150−200μmであり、視野サイズは20cm−40cmである。第2検出器は、第1検出器と比較して高精細(高解像度)であるが視野が狭い検出器であり、画素サイズは20μm程度、視野サイズは20−30mm程度である。
特開2008−229270号公報
しかしながら、従来技術によると、第1検出器及び第2検出器の使用中にFOV(field of view)サイズの変更操作があった場合でも現在使用中の検出器によって変更後のFOVサイズで撮影が継続されるのみであったり、FOVサイズの変更操作が難しかったりと、検査の遂行が効率的ではなかった。具体的には、第1検出器の使用中、FOVサイズを変更すべく、操作者がFOV縮小操作を行なう場合がある。その場合、FOV縮小操作後のFOVサイズが第2検出器の視野サイズ(最大FOVサイズ)より小さい(又は、以下)と判断される場合に、使用検出器が自動的に第1検出器から第2検出器に切り替わることがなかった。よって、第1検出器の使用中、FOV縮小操作後のFOVサイズが第2検出器の視野サイズより小さくなった場合でも第1検出器による画像を表示し続けることになるが、第1検出器による画像を拡大表示したとしても、元画像がもつ分解能以上に高精細に見ることはできない。
また、従来技術によると、第2検出器の使用中、撮影の対象領域の周りを観察したい場合等にFOVサイズを変更すべく、天板のパンニングを行なう場合がある。しかしながら、第2検出器の視野サイズは小さいので、パンニングによって対象領域の位置を見失うことがあった。
本実施形態のX線診断装置は、上述した課題を解決するために、X線を発するX線源と、前記X線を検出する第1検出器と、前記第1検出器より前段に設置可能であり前記第1検出器より視野サイズ及びピクセルピッチが小さく、前記X線を検出する第2検出器と、前記X線源から前記第1検出器又は前記第2検出器に向かってX線を照射させ、前記第1検出器又は前記第2検出器によってX線画像を収集する画像収集手段と、使用検出器を前記第1検出器又は前記第2検出器に切り替える切替機構部と、前記第1検出器のFOVサイズを変更操作する操作部と、前記第1検出器の使用中、前記操作部による縮小操作後のFOVサイズが前記第2検出器の視野サイズより小さい、又は、以下と判断される場合に、前記切替機構部を介して、使用検出器を前記第1検出器から前記第2検出器に切り替える切替制御手段と、を有する。
第1実施形態のX線診断装置の構成を示す概略図。 第2検出器の視野サイズ及びピクセルピッチを説明するための図。 第2検出器を用いた撮影に関連する構成を示す図。 第2検出器の撮影領域の設定方法を説明するための図。 第2検出器の移動機構の一例を示す図。 第2検出器による画像の第1モニタ上での表示方法を説明するための図。 第1実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 第1実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 第1実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 (A)〜(E)は、設置される第2検出器の移動とX線照射エリアとの関係を示す図。 (A)〜(C)は、退避される第2検出器の移動とX線照射エリアとの関係を示す図。 第2実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図。 過去画像セットの中から取得される過去画像と、それを含む重畳画像とを説明するための図。 表示される重畳画像を説明するための図。 第2実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。 第2実施形態のX線診断装置の動作を示すフローチャート。
本実施形態のX線診断装置について、添付図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態のX線診断装置の構成を示す概略図である。
図1は、第1実施形態のX線診断装置1を示す。X線診断装置1は、大きくは、X線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、Cアーム(支持部)6、天板(載置部)7、画像処理部8、表示部9、操作部(UI:user interface)10、記憶部11、IF(interface)12、及びシステム制御部13を備える。以下、図1に示すように、床置き式Cアーム(アンダーチューブタイプ)のみを備えるX線診断装置1を用いて説明する。なお、本発明に係るX線診断装置は、床置き式Cアームのみの他、天井走行式Ωアーム及び床置き式Cアームや、天井走行式Cアームのみ、天井走行式Ωアームのみを備えるX線診断装置であってもよい。また、本発明に係るX線診断装置は、オーバーチューブタイプのCアームを備えるX線診断装置であってもよい。
X線発生部2は、天板7上の被検体(撮影部位)Sに照射するX線を発生する装置である。X線発生部2は、高電圧発生部5から供給される高電圧を用いてX線を発生するX線源(X線管)21と、X線管21が発生したX線の一部を遮蔽することによって照射野を制御するX線絞り器22とを設ける。なお、X線管21の前面に、X線管21によって発生されたX線の線質を調整する線質調整フィルタ(図示しない)を備えてもよい。
X線検出部3は、被検体Sを透過したX線を検出して画像データを生成する装置である。X線検出部3は、被検体Sを撮影する場合に通常用いられる平面検出器である第1検出器(後段検出器)31aと、第1検出器31aより前段で第1検出器31aより視野サイズ及びピクセルピッチが小さく、小視野高精細で病変部等の詳細観察に用いられる第2検出器(前段検出器)31bと、第1検出器31aから電荷を取り出すゲートドライバ32と、第1検出器31aによって検出された電荷を電圧に変換する電荷・電圧変換器33と、電荷・電圧変換器33により変換された電圧をデジタル値に変換するA/D変換器34とを設ける。
図2は、第2検出器の視野サイズ及びピクセルピッチを説明するための図である。
図2の下段に示す第2検出器31bの視野サイズVbは、上段に示す第1検出器31aの視野サイズ(最大FOVサイズ)Vaと比較して小さい。また、下段の第2検出器31bのピクセルピッチDbは、上段の第1検出器31aのピクセルピッチDaと比較して小さい。下段の第2検出器31b用のモニタ(図1に示すモニタ92のうち第2モニタ92b)に表示された画像は、上段の第1検出器31a用のモニタ(図1に示すモニタ92のうち第1モニタ92a)に表示された画像と比較して小視野高精細なものとなる。また、上段に示す第1検出器31aの視野サイズVaに対して最大FOVサイズが縮小された後のFOVサイズF1は、下段の第2検出器31bの視野サイズVbと同一となる。
図1の説明に戻って、機構部4は、検出器31a,31b、Cアーム6、及び天板7を移動させる装置である。機構部4は、検出器31a,31bのスライド動を行なう検出器移動機構41と、Cアーム6の回動動・円弧動やスライド動を行なうCアーム移動機構42と、天板7のスライド動を行なう天板移動機構43と、システム制御部13の指示に基づいて検出器移動機構41、Cアーム移動機構42、及び天板移動機構43を制御する機構制御部44とを設ける。なお、図示しないが、機構部4は、X線絞り器22の絞り羽(図示しない)を移動させる装置でもある。
高電圧発生部5は、X線発生部2がX線の発生に必要とする高電圧を供給する装置である。高電圧発生部5は、システム制御部13の指示に基づいて高電圧の発生を制御してX線の発生を制御するX線制御部51と、高電圧を発生する高電圧発生器52とを設ける。
Cアーム6は、X線発生部2及び検出器31a,31bを保持するアームである。
天板7は、被検体Sを載置可能な構造を有する。
画像処理部8は、X線検出部3により生成された画像データを処理する処理部である。画像処理部8は、再構成演算やサブトラクション演算等を行なう画像演算回路81と、画像演算回路81によって生成された画像データを記憶する画像データ記憶回路82とを設ける。
表示部9は、画像処理部8の画像データ記憶回路82に記憶された画像を表示する装置である。表示部9は、モニタ92への表示を制御する表示制御部91と、画像を表示するモニタ92と、ポインティングデバイス93(図3に図示)とを設ける。
操作部10は、術者や助手等の操作者による操作を受け付けるスイッチ等を含むコンソールである。
記憶部11は、HDD(hard disk drive)やメモリによって構成される。
IF12は、パラレル接続仕様やシリアル接続仕様に合わせたコネクタによって構成される。IF12は、各規格に応じた通信制御を行ない、ネットワークNに接続することができる機能を有しており、これにより、X線診断装置1をネットワークN網に接続させる。
システム制御部13は、図示しないCPU(central processing unit)及びメモリを含んでいる。システム制御部13は、操作者による操作に基づいてX線診断装置1全体を制御する。
次に、第2検出器31bを用いた撮影について説明する。
図3は、第2検出器31bを用いた撮影に関連する構成を示す図である。
図3に示すように、機構制御部44は、第1検出器31a用の第1検出器制御部44aと、第2検出器31b用の第2検出器制御部44bとによって構成される。モニタ92は、第1検出器31a用の第1モニタ92aと、第2検出器31b用の第2モニタ92bとによって構成される。
表示制御部91は、第1モニタ92aに被検体Sの画像を表示させる。そして、表示制御部91は、表示された被検体Sの画像に対してマウス等のポインティングデバイス93を介して操作者によって指定された領域を、第2検出器31bの撮影領域として設定する。
図4は、第2検出器31bの撮影領域の設定方法を説明するための図である。
図4に示すように、第1モニタ92a(図3に図示)に表示された、第1検出器31aによる画像Ia上で、ポインティングデバイス93(図3に図示)を介して操作者によって矩形Rが移動されることで、画像Ia上で第2検出器31bの撮影領域Aが設定される。
図3の説明に戻って、システム制御部13は、表示制御部91が受け付けた撮影領域A(図4に図示)を撮影できる位置に第2検出器31bを移動するように機構制御部44の第2検出器制御部44bに指示する。具体的には、システム制御部13は、第1モニタ92a上で設定された撮影領域A(図4に図示)の画面座標系における座標を第2検出器31bの物理座標系における座標に変換し、第2検出器制御部44bに第2検出器31bの移動を指示する。そして、第2検出器制御部44bは、検出器移動機構41(図1に図示)を制御して第2検出器31bを移動させる。
図5は、第2検出器31bの移動機構の一例を示す図である。
図5は、SID方向をY方向とし、Y方向に直交する2方向をX、Z方向とする場合の前段検出器31bの移動機構を示す。図5の上段は、第2検出器31bの移動機構の側面(Y−Z面)を、図5の下段は、第2検出器31bの移動機構の上面(X−Z面)をそれぞれ示す。検出器移動機構41(図1に図示)には、第2検出器31bの移動機構として、第2検出器31bを第1検出器31aに対してZ方向(d1方向)に移動させるZ方向駆動機構41aと、X方向(d2方向)にする移動させるX方向駆動機構41bとが備えられる。
図3の説明に戻って、第1モニタ92a上で操作者によって指定された撮影領域A(図4に図示)を撮影できる位置に第2検出器31bが移動されると、表示制御部91は、X線検出器31bが検出したX線に基づいて生成された画像信号を受け取る。そして、表示制御部91は、画像信号に基づく画像を、第1モニタ92a上で操作者によって設定された撮影領域Aに表示する。
図6は、第2検出器31bによる画像の第1モニタ92a上での表示方法を説明するための図である。
図6に示すように、第2検出器31bによる画像Ibと、第2検出器31bの容器部分の画像Icとが、第1検出器31aによる画像Ia上で操作者によって指定された撮影領域Aにオーバーラップされて表示される。
このように、システム制御部13が、第1モニタ92a上で設定された撮影領域Aの画面座標系における座標を物理座標系における座標に変換し、第2検出器制御部44bに第2検出器31bの移動を指示することによって、第2検出器制御部44bは、検出器移動機構41を制御して第2検出器31bを移動することによって、術者は病変部等を簡単な操作で高精細表示することができる。
また、表示制御部91が、第2検出器31bによる画像Ibを、第1検出器31aによる画像Ia上で操作者によって指定された撮影領域Aにオーバーラップして表示することによって、操作者は、病変部等を周辺領域と比較しながら詳細に観察することができる。
なお、ここでは、第1検出器31aによる画像Iaは、第2検出器31bが移動する直前の撮影画像(1ショット画像)であるが、第1検出器31aによる画像Iaとして第1検出器31aによる透視画像(リアルタイム画像)を表示することもできる。また、第2検出器31bによる画像Ibとしては、撮影画像とすることも透視画像とすることもできる。
図7は、第1実施形態のX線診断装置1の機能を示すブロック図である。
図1に示すシステム制御部13がプログラムを実行することによって、図7に示すようにX線診断装置1は、位置合わせ手段131、透視・撮影制御手段132、操作受付手段133、判断手段134、及び切替制御手段135として機能する。なお、システム制御部13の機能としての各手段131乃至135の一部又は全部は、X線診断装置1にハードウェアとして備えられるものであってもよい。
位置合わせ手段131は、被検体Sが天板7(図1に図示)に載置された後、第1検出器31aで収集して再構成された画像、又はX線CT装置等の画像診断装置(モダリティ)で収集されてIF12(図1に図示)を介して送信された画像を用いて、操作部10による操作に従って機構部4を制御して、天板7上の被検体Sに対してポジショニングする。
透視・撮影制御手段132は、操作部10による操作に従ってX線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、画像処理部8、表示部9、及び記憶部11を制御して、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を制御する機能を有する。透視・撮影制御手段133は、透視及び撮影によって得られた画像を表示部9(図1に図示)を介して表示させたり、記憶部11(図1に図示)に記憶させたりする。
操作受付手段133は、透視・撮影制御手段132による透視中又は撮影中、使用検出器が第1検出器31aである場合に、操作部10からFOVサイズを縮小するためのFOV縮小操作を受け付ける機能を有する。操作者は、操作部10を介して任意にFOVサイズを設定することでFOV縮小操作を実現してもよいし、記憶部11に予め記憶された第1検出器31aの複数のFOVサイズから任意のFOVサイズを選択することでFOV縮小操作を実現してもよい。
判断手段134は、操作受付手段133によって第1検出器31a使用中にFOV縮小操作が受け付けられると、FOV縮小操作後のFOVサイズが、第2検出器31bの視野サイズより小さいか(又は、以下か)否かを判断する機能を有する。なお、第2検出器31bの視野サイズは予め記憶部11に記憶させておけばよい。
切替制御手段135は、判断手段134によってFOV縮小操作後のFOVサイズが、第2検出器31bの視野サイズより小さいと判断された場合、FOV縮小操作後のFOVサイズまでFOVを縮小させるために、機構部4を制御してX線絞り器22の開度(絞り羽の位置情報)を絞ると共に、機構部4を制御して第2検出器31bを退避位置(ホームポジション)から、第1検出器31aの前段である第2検出器31bの検出位置まで移動させる機能を有する。なお、切替制御手段135は、判断手段134によってFOV縮小操作後のFOVサイズが、第2検出器31bの視野サイズより小さいと判断された場合、従来どおり使用検出器の切り替えを行なわずに第1検出器31aによる撮影を続ける設定が所望か、又は、使用検出器を第1検出器31aから第2検出器31bに自動的に切り替える設定が所望かを操作部10を介して操作者に選択させてもよい。
図8及び図9は、第1実施形態のX線診断装置1の動作を示すフローチャートである。
図8を説明すると、X線診断装置1は、操作部10による操作に従って機構部4が制御されて天板7上の被検体Sに対してポジショニングされた後、操作部10による操作に従ってX線発生部2、X線検出部3、機構部4、高電圧発生部5、画像処理部8、表示部9、及び記憶部11を制御して、天板7上の被検体Sに対する第1検出器31aによる透視及び撮影(X線照射)を開始する(ステップST1)。X線診断装置1は、透視及び撮影によって得られた画像を表示部9を介して表示させたり、記憶部11に記憶させたりする。
X線診断装置1は、操作部10による操作に従って、第2検出器31bの視野サイズより小さい(又は、以下の)FOVサイズへのFOV縮小操作が行なわれると(ステップST2)、第2検出器31bへの自動切り替えの設定になっているか否かを判断する(ステップST3)。ステップST3の判断にてYES、すなわち、第2検出器31bへの自動切り替えの設定になっていると判断される場合、X線診断装置1は、後段の第1検出器31aにおいてステップST2によるFOV縮小操作後のFOVサイズとなるように機構部4を制御してX線絞り器22の開度を絞り(ステップST4)、得られた画像をリサイズして表示部9に拡大表示させる(ステップST5)。
X線診断装置1は、機構部4を制御して第2検出器31bの退避位置(ホームポジション)から検出位置に向かって第2検出器31bの移動を開始させる(ステップST6)。次いで、X線診断装置1は、第2検出器31bが、ステップST4によって絞られた後のX線絞り器22の開度に基づくX線照射エリア内に進入する直前に第1検出器31aによる透視及び撮影を終了させる(ステップST7)。次いで、X線診断装置1は、第2検出器31bを引き続き検出位置に向かって移動させて、X線照射エリア内の検出位置への第2検出器31bの配置を完了させる(ステップST8)。次いで、X線診断装置1は、前段の第2検出器31bにおいてステップST2によるFOV縮小操作後のFOVサイズとなるように機構部4を制御してX線絞り器22の開度を調整し(ステップST9)、第2検出器31bによる透視及び撮影(X線照射)を開始する(ステップST10)。
図10(A)〜(E)は、設置される第2検出器31bの移動とX線照射エリアとの関係を示す図である。すなわち、図10(A)〜(E)は、図8に示すステップST2〜ST10を説明している。
図10(A)は、退避位置における第2検出器31bを示す。第2検出器31bの視野サイズより小さいFOVサイズへのFOV縮小操作が行なわれると、図10(A)に示すように、第1検出器31aに向かうFOV縮小操作前のX線照射エリアB1の照射が終了される。
図10(B)は、図10(A)に続くものであり、退避位置から移動が開始された後の第2検出器31bと、第1検出器31aにおいてFOV縮小操作後のFOVサイズとなるようなX線照射エリアB2とを示す。図10(B)に示すように、第2検出器31bが、未だ、X線照射エリアB2内に進入していない段階では、第1検出器31aに向かってX線照射エリアB2が照射される。
図10(C)は、図10(B)に続くものであり、X線照射エリアB2内に進入する直前の第2検出器31bを示す。図10(C)に示すように、第2検出器31bがX線照射エリアB2内に進入する直前になると、第1検出器31aに向かうX線照射エリアB2の照射が終了される。
図10(D)は、図10(C)に続くものであり、X線照射エリアB2内の検出位置に配置された後の第2検出器31bを示す。
図10(E)は、図10(D)に続くものであり、X線照射エリアB2内の検出位置に配置された後の第2検出器31bと、第2検出器31bにおいてFOV縮小操作後のFOVサイズとなるようなX線照射エリアB3とを示す。図10(E)に示すように、X線照射エリアB2内の検出位置に第2検出器31bが配置された後、第2検出器31bに向かってX線照射エリアB3が照射される。
図8の説明に戻って、ステップST3の判断にてNO、すなわち、第2検出器31bへの自動切り替えの設定になっていないと判断される場合、従来技術に従って、操作部10からの使用検出器の切り替え指示や、透視及び撮影の終了指示を待つ。
図9の説明に移って、X線診断装置1は、操作部10による操作に従って、第2検出器31bの視野サイズより大きい(又は、以上の)FOVサイズへのFOV拡大操作が行なわれると(ステップST11)、第2検出器31bによる透視及び撮影を終了させる(ステップST12)。次いで、X線診断装置1は、後段の第1検出器31aにおいてステップST11によるFOV拡大操作後のFOVサイズとなるように機構部4を制御してX線絞り器22の開度を拡げると共に(ステップST13)、機構部4を制御して第2検出器31bの検出位置から退避位置に向かって第2検出器31bの移動を開始させる(ステップST14)。次いで、X線診断装置1は、ステップST13によって拡げられた後のX線絞り器22の開度に基づくX線照射エリア外に第2検出器31bが進出した直後に第1検出器31aによる透視及び撮影を開始させる(ステップST15)。次いで、X線診断装置1は、第2検出器31bを引き続き退避位置に向かって移動させて、X線照射エリア外の退避位置への第2検出器31bの配置を完了させる(ステップST16)。
図11(A)〜(C)は、退避される第2検出器31bの移動とX線照射エリアとの関係を示す図である。すなわち、図11(A)〜(C)は、ステップST11〜ST16を説明している。
図11(A)は、検出位置の第2検出器31bを示す。第2検出器31bの視野サイズより大きいFOVサイズへのFOV拡大操作が行なわれると、図11(A)に示すように、第2検出器31bへのX線照射エリアB4の照射が終了する。
図11(B)は、図11(A)に続くものであり、第1検出器31aにおいてFOV拡大操作後のFOVサイズとなるようなX線照射エリアB5と、X線照射エリアB5外に進出した直後の第2検出器31bとを示す。図11(B)に示すように、第2検出器31bが、X線照射エリアB5外に進出した直後に、第1検出器31aに向かうX線照射エリアB5の照射が開始される。
図11(C)は、図11(B)に続くものであり、X線照射エリアB5と、退避位置における第2検出器31bとを示す。図11(C)に示すように、図11(B)に引き続き、第1検出器31aに向かうX線照射エリアB5が照射されている。
図9の説明に戻って、X線診断装置1は、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を終了するか否かを判断する(ステップST17)。ステップST17の判断にてYES、すなわち、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を終了すると判断される場合、X線診断装置1は、動作を終了する。一方、ステップST17の判断にてNO、すなわち、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を終了しないと判断される場合、X線診断装置1は、図8に示すステップST2に戻る。
第1実施形態のX線診断装置1によると、第1検出器31a使用中に視野を変更すべくFOV縮小操作された場合に、一定条件のもと自動的に使用検出器を高詳細な第2検出器31bに自動的に切り替えることで、操作者が都度手動で切替操作を行なう手間を省くことで効率的に検査を遂行させることができ、その結果、検査時間の短縮効果が得られる。また、手動での切替操作に伴う被検体Sの被曝も低減できる。
(第2実施形態)
第2実施形態のX線診断装置の構成等は、図1乃至図6に示す第1実施形態のX線診断装置と同等であるので、説明を省略する。
第2実施形態のX線診断装置では、第2検出器による画像を確認中に、一時的に、撮影の対象領域の周りを観察したい場合等に、視野を拡大し、より広いFOVサイズ(第2検出器の視野サイズより広いFOVサイズ)の画像を観察したいことがある。その場合、使用検出器を第2検出器から第1検出器に切り替えればよいが、切替動作にかかる時間を待つ程でもない場合がある。第2実施形態のX線診断装置は、そのような場合に、記憶された第1検出器31aによる過去画像セットの中から第2検出器の視野サイズより広いFOVサイズの1の過去画像を取得し、その過去画像を第2検出器に基づく画像(透視画像又は撮影画像)の背後に重ね合わせるものである。
図12は、第2実施形態のX線診断装置の機能を示すブロック図である。
図1に示すシステム制御部13がプログラムを実行することによって、図12に示すようにX線診断装置1Aは、位置合わせ手段131、透視・撮影制御手段132、操作受付手段133A、切替制御手段135A、及び重畳画像生成手段136として機能する。なお、システム制御部13の機能としての各手段131乃至133A,135A,136の一部又は全部は、X線診断装置1Aにハードウェアとして備えられるものであってもよい。
なお、図12に示す第2実施形態のX線診断装置1Aにおいて、図7に示す第1実施形態のX線診断装置1と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
操作受付手段133Aは、透視・撮影制御手段132による透視中又は撮影中、使用検出器が第2検出器31bである場合に、視野を拡大するために、操作部10からFOVサイズを拡大するためのFOV拡大操作を受け付ける機能を有する。また、操作受付手段133Aは、透視・撮影制御手段132による透視中又は撮影中、操作部10から、使用検出器の切替操作を受け付ける機能を有する。
重畳画像生成手段136は、操作受付手段133AによってFOV拡大操作が受け付けられると、過去に透視・撮影制御手段132によって記憶部11に記憶された第1検出器31aによる過去画像セットの中から1の過去画像を取得する機能を有する。そして、重畳画像生成手段136は、取得された過去画像(必要に応じて部分的に切り出された部分過去画像でもよい)を背景画像として第2検出器31bによる画像の背後に重ね合わせて重畳画像を生成する機能を有する。その際、重畳画像生成手段136は、過去画像を第2検出器31bによる画像のサイズ(拡大率)に一致するようにリサイズする。そして、重畳画像生成手段136は、重畳画像を、表示部9を介して表示させる機能を有する。以下、背景画像を、過去画像を部分的に切り出して得られる部分過去画像とする場合について説明するが、背景画像は、過去画像の全体であってもよい。
ここで、記憶部11に、第2検出器31bの視野サイズ以上のFOVサイズに相当する領域全体を含む過去画像が記憶されていない場合がある。その場合、重畳画像生成手段136は、記憶部11から第2検出器31bの視野サイズ以上のFOVサイズに相当する領域の一部領域を欠く過去画像を取得し、取得された過去画像の一部領域を非情報領域とする処理(マスク処理等)を行なう。そして、重畳画像生成手段136は、処理された過去画像を第2検出器31bによる画像のサイズに一致するようにリサイズし、リサイズされた過去画像上に第2検出器31bによる画像を重畳した重畳画像を生成する。
第2検出器31bの視野サイズより広いFOVサイズは、予め記憶部11に記憶された、第2検出器31bの視野サイズより広い複数のFOVサイズから選択可能である。ここで、重畳画像生成手段136は、過去画像セットの中から取得される1の過去画像は、第2検出器31b使用中である現在の天板7のパンニング位置(上下動方向、左右動方向の位置)に最も近い状態で収集されたものであり、かつ、第2検出器31bの視野サイズVb以上のFOVサイズである必要がある。さらに、過去画像セットの中から取得される1の過去画像を、最終画像(LIH画像:last image hold)とすることが好適である。
図13は、過去画像セットの中から取得される過去画像と、それを含む重畳画像とを説明するための図である。
図13の左側は、第1検出器31aによる過去画像セットと、その後の第2検出器31bによる画像セットとしての透視画像セットとを示す。図13の左側に示すように、過去画像セットのうちのLIH画像Lから部分LIH画像L´が切り出される。そして、第2検出器31bによる透視画像セットのリアルタイム画像の背後に、部分LIH画像L´が重畳されたLIH重畳画像が生成される。
図14は、表示される重畳画像を説明するための図である。
図14の上段及び下段は、第2検出器31bの視野サイズVbより大きくそれに近く、視野サイズVbの中心に中心をもつFOVサイズF2の部分過去画像上に、視野サイズVbのリアルタイム画像が重畳された重畳画像を示す。また、図14の上段は、視野サイズVaの過去画像から切り出されるべきFOVサイズF2の部分過去画像の全体が、視野サイズVaの過去画像に含まれる場合を示す。一方で、図14の下段は、過去画像から切り出されるべきFOVサイズF2の部分過去画像の一部が、視野サイズVaの過去画像に含まれない場合を示す。
図14の上段及び下段に示すように、FOVサイズF2の部分過去画像上に、中心が一致する視野サイズVbのリアルタイム画像が重畳される。また、重畳画像はリサイズされて拡大表示される。なお、図14の下段に示す場合、重畳画像に含まれる、視野サイズVaの過去画像から切り出されるべきFOVサイズF2の部分的な過去画像の一部は視野サイズVaの過去画像の外側にあるのでデータが存在しない。
上述したように、重畳画像は、元来の視野サイズVbのマトリクスサイズより大きな値となる。そのため、重畳画像を表示部9(図12に図示)に表示させる際、表示上のマトリクスにフィットさせるために、重畳画像は必要に応じてリサイズされる。
図12の説明に戻って、切替制御手段135Aは、使用検出器の切替操作が受け付けられると、使用検出器を切り替える機能を有する。
図15及び図16は、第2実施形態のX線診断装置1Aの動作を示すフローチャートである。
なお、図15及び図16に示す第2実施形態のX線診断装置1Aの動作において、図8及び図9に示す第1実施形態のX線診断装置1の動作と同一ステップには同一符号を付して説明を省略する。
図16を説明すると、X線診断装置1Aは、重畳画像を生成する設定になっているか否かを判断する(ステップST22)。ステップST22にてYES、すなわち、重畳画像を生成する設定になっていると判断される場合、X線診断装置1Aは、過去画像セットの中から、第2検出器31b使用中である現在の天板7のパンニング位置(上下動方向、左右動方向の位置)に最も近い状態で収集され、かつ、第2検出器31bの視野サイズVb以上のサイズである過去画像を選択する(ステップST23)。X線診断装置1Aは、ステップST23によって選択された過去画像、又は、過去画像を部分的に切り出して得られた部分過去画像を背景画像として設定する(ステップST24)。過去画像から切り出されるべきFOVサイズF2の部分過去画像の一部は、視野サイズVaの過去画像に含まれない場合、その部分はマスクされる(図14の下段)。
X線診断装置1Aは、ステップST24によって設定された背景画像を、第2検出器31bによる画像のサイズに一致するようにリサイズする(ステップST25)。次いで、X線診断装置1Aは、背景画像上に第2検出器31bによる画像を重畳して重畳画像を生成して表示部9に表示させる(ステップST26)。ステップST26によって生成される重畳画像は、必要に応じて表示部9のマトリクスに合わせてリサイズされる。
X線診断装置1Aは、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を終了するか否かを判断する(ステップST27)。ステップST27の判断にてYES、すなわち、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を終了すると判断される場合、X線診断装置1Aは、動作を終了する。一方、ステップST27の判断にてNO、すなわち、天板7上の被検体Sの透視及び撮影を終了しないと判断される場合、X線診断装置1Aは、使用検出器を第1検出器31aに切り替えるか否かを判断する(ステップST28)。ステップST28の判断にてYES、すなわち、使用検出器を第1検出器31aに切り替えると判断される場合、X線診断装置1Aは、図15に示すステップST2に戻る。一方、ステップST28の判断にてNO、すなわち、使用検出器を第1検出器31aに切り替えないと判断される場合、X線診断装置1Aは、ステップST27に戻る。
また、ステップST22にてNO、すなわち、重畳画像を生成する設定になっていないと判断される場合、X線診断装置1Aは、図9における第1実施形態のX線診断装置1のステップST12に進む。
なお、第2実施形態のX線診断装置1Aにおいて、使用検出器の切替が発生した際は、第1実施形態のX線診断装置1による切替動作を組み合わせてもよい。また、ステップST23による過去画像の選択は、ステップST26による重畳画像の表示中の任意のタイミングで再開されてもよいし、重畳画像の表示中で天板7のパンニング位置が変更された時点で自動的に再開されてもよい。
第2実施形態のX線診断装置1Aによると、第2検出器31b使用中にFOV拡大操作された場合に、使用検出器が第2検出器31bから第1検出器31aに切り替えられる間に自動的にLIH合成画像を表示することができるので効率的に検査を遂行させることができ、その結果、検査時間の短縮効果が得られる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行なうことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1,1A X線診断装置
2 X線発生部
3 X線検出部
31a 第1検出器
31b 第2検出器
6 Cアーム(支持部)
7 天板(載置部)
10 操作部
11 記憶部
12 IF
13 システム制御部
131 位置合わせ手段
132 透視・撮影制御手段
133,133A 操作受付手段
134 判断手段
135,135A 切替制御手段
136 重畳画像生成手段

Claims (7)

  1. X線を発するX線源と、
    前記X線を検出する第1検出器と、
    前記第1検出器より前段に設置可能であり前記第1検出器より視野サイズ及びピクセルピッチが小さく、前記X線を検出する第2検出器と、
    前記X線源から前記第1検出器又は前記第2検出器に向かってX線を照射させ、前記第1検出器又は前記第2検出器によってX線画像を収集する画像収集手段と、
    使用検出器を前記第1検出器又は前記第2検出器に切り替える切替機構部と、
    前記第1検出器のFOV(field of view)サイズを変更操作する操作部と、
    前記第1検出器の使用中、前記操作部による縮小操作後のFOVサイズが前記第2検出器の視野サイズより小さい、又は、以下と判断される場合に、前記切替機構部を介して、使用検出器を前記第1検出器から前記第2検出器に切り替える切替制御手段と、
    を有するX線診断装置。
  2. 前記画像収集手段は、前記第1検出器の使用中に使用検出器を前記第2検出器に切り替えようとする場合、前記第1検出器で前記縮小操作後のFOVサイズとなるように絞りの開度を絞り、前記絞られた開度に基づくX線照射エリア内への前記第2検出器の進入前まで前記第1検出器によってX線画像を収集して表示部に表示させ、前記第2検出器が前記X線照射エリア内に進入すると前記第1検出器によるX線画像の収集を終了させる請求項1に記載のX線診断装置。
  3. 前記切替制御手段は、前記第2検出器の使用中、前記操作部による拡大操作後のFOVサイズが前記第2検出器の視野サイズより大きい、又は、以上と判断される場合に、前記切替機構部を介して、使用検出器を前記第2検出器から前記第1検出器に切り替える請求項1又は2に記載のX線診断装置。
  4. 前記画像収集手段は、前記第2検出器の使用中に使用検出器を前記第1検出器に切り替えようとする場合、前記第1検出器で前記拡大操作後のFOVサイズとなるように絞りの開度を拡げ、前記第2検出器によるX線画像の収集を終了させ、前記拡げられた開度に基づくX線照射エリア外への前記第2検出器の進出後に前記第1検出器によるX線画像の収集を開始する請求項3に記載のX線診断装置。
  5. 前記第2検出器の使用中、前記操作部による拡大操作後のFOVサイズが前記第2検出器の視野サイズより大きい、又は、以上と判断される場合に、記憶部から前記第2検出器の視野サイズ以上のFOVサイズの過去画像を取得し、前記取得された過去画像を前記第2検出器によって収集されたX線画像のサイズに一致するようにリサイズし、前記リサイズされた過去画像上に前記第2検出器によって収集されたX線画像を重畳した重畳画像を生成する画像生成手段をさらに有する請求項1又は2に記載のX線診断装置。
  6. 前記前段検出器の使用中、前記操作部による拡大操作後のFOVサイズが前記第2検出器の視野サイズより大きい、又は、以上と判断される場合に、記憶部から前記第2検出器の視野サイズ以上のFOVサイズの過去画像を取得し、前記取得された過去画像の1部分を切り出して部分過去画像とし、前記部分過去画像を前記第2検出器によって収集されたX線画像のサイズに一致するようにリサイズし、前記リサイズされた部分過去画像上に前記第2検出器によって収集されたX線画像を重畳した重畳画像を生成する画像生成手段をさらに有する請求項1又は2に記載のX線診断装置。
  7. 前記第2検出器の使用中、前記操作部による拡大操作後のFOVサイズが前記第2検出器の視野サイズより大きい、又は、以上と判断される場合に、記憶部から前記第2検出器の視野サイズ以上のFOVサイズに相当する領域の一部領域を欠く過去画像を取得し、前記取得された過去画像の前記一部領域を非情報領域とする処理を行なった上で前記取得された過去画像を前記第2検出器によって収集されたX線画像のサイズに一致するようにリサイズし、前記リサイズされた過去画像上に前記第2検出器によって収集されたX線画像を重畳した重畳画像を生成する画像生成手段をさらに有する請求項1又は2に記載のX線診断装置。
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