JP6430239B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
現在の医療技術として、例えば、X線CT(Computerized Tomography)装置や磁気共鳴イメージング装置などの撮像装置を用いて被検体を撮像し、その被検体の撮像画像により疾病の診断・治療や手術計画などの医療行為が行われている。
例えば、X線CT装置では、関節を動かしながら連続してCTスキャンを行い、骨の相対的な移動量をマップ(以下、これをモーションマップともいう。)として表示する機能が検討されている。このモーションマップは、骨の相対的な移動量から、骨の移動軌跡や可動範囲を表示するものであり、オペレータは、関節の動きにおける異常な箇所を容易に特定することができる。
これに関する従来技術として、例えば、継時的な3次元CT画像を用いた動作解析装置が開示されている。この動作解析装置は、X線CT装置を用いて被検体に対して継時的に撮影を行い、所定の閾値に基づいて骨部の画像を抽出するとともに、その骨部毎の継時的な変化量を算出するようになっている(例えば、特許文献1)。
特開2013−172889号公報
従来、骨の動きに異常があった場合、オペレータは、被検体の骨の治療の前後において、その骨の動きに異常を生じる関節を連続撮影(Dynamic Scan)することにより、その都度、異常個所の特定や異常が発症する撮影フェーズを判断していた。
例えば、治療前は、骨の異常個所を特定する必要があるため、オペレータは、被検体に関節を動かしてもらいながら、連続してCTスキャンによる撮影を実施する。
そして、治療中や治療後は、同一の被検体において、異常個所の回復状態や異常個所の除去状況を確認する必要があるが、オペレータは、異常個所や異常が現れる撮影フェーズが分からないため、治療前の撮影と同じように、被検体に関節を動かしてもらいながら、毎回、連続撮影をする必要があった。
そこで、同一の被検体において第2回目以降の異常個所を撮影する場合、第2回目以降の撮影条件を容易に設定することができる医用画像診断装置が望まれていた。
本実施形態に係る医用画像診断装置は、上述した課題を解決するために、表示部と、第1の撮影方法によって複数の時相に亘って被検体を撮影し、前記被検体の複数の3次元画像データを生成する第1の画像データ生成部と、前記複数の3次元画像データを画像として前記表示部に表示させるとともに、前記複数の時相のうち一時相の選択を受け付けて、受け付けた時相における前記3次元画像データを、前記被検体の撮影位置を示す第1の位置決め画像として前記表示部に表示させる表示制御部と、第2の撮影方法によって前記被検体を撮影する際、その被検体の撮影位置を示す第2の位置決め画像を取得するための第1の撮影条件と、前記第2の撮影方法によって取得した前記第2の位置決め画像に本スキャンを実施するための第2の撮影条件の設定を受け付ける撮影条件設定部と、を備える。
第1の実施形態に係る医用画像診断装置を有するX線CT装置を示すハードウェア構成図。 第1の実施形態のX線CT装置の機能を示すブロック図。 第1の実施形態に係る医用画像診断装置を有するX線CT装置の動作であって、異常個所特定処理を示したフローチャート。 骨に異常が現れる撮影フェーズとして、オペレータが複数の時相からある1つの時相を選択した第1の位置決め画像。 図4に示した第1の位置決め画像において、異常を生じている有鉤骨を、オペレータが特定したことを示した説明図。 第1の実施形態に係る医用画像診断装置を有するX線CT装置の動作であって、撮影設定容易化処理を示したフローチャート。 第2回目の撮影をするために撮影した第2の位置決め画像。 第1の位置決め画像と第2の位置決め画像とを並べて、表示装置に表示した場合の説明図。 第2の位置決め画像において、オペレータが観察したい有鉤骨を含むX線照射範囲を設定したことを示す説明図。 X線CT装置が、オペレータによって設定されたX線照射範囲を撮影した患者の第2の画像を表示装置に表示した説明図。 第1の実施形態において、X線CT装置が、図5の第1の位置決め画像と、オペレータによって設定されたX線照射範囲の第2の画像とを、表示装置に表示した説明図。
本実施形態に係る医用画像診断装置は、表示部と、第1の撮影方法によって複数の時相に亘って被検体を撮影し、被検体の複数の3次元画像データを生成する第1の画像データ生成部と、複数の3次元画像データを画像として表示部に表示させるとともに、複数の時相のうち一時相の選択を受け付けて、受け付けた時相における3次元画像データを、被検体の撮影位置を示す第1の位置決め画像として表示部に表示させる表示制御部と、第2の撮影方法によって被検体を撮影する際、その被検体の撮影位置を示す第2の位置決め画像を取得するための第1の撮影条件と、第2の撮影方法によって取得した第2の位置決め画像に本スキャンを実施するための第2の撮影条件の設定を受け付ける撮影条件設定部と、を備える。
第1の実施形態では、医用画像診断装置をX線CT(Computerized Tomography)装置に適用した場合について説明する。第2の実施形態では、医用画像診断装置をMRI(Magnetic Resonanse Imaging)に適用した場合について説明する。また、第3の実施形態では、X線CT装置とMRIとを組み合わせて使用する場合について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る医用画像診断装置を、X線CT装置に適用した場合について説明する。
以下、第1の実施形態に係る医用画像診断装置を有するX線CT装置により、添付図面を参照して説明する。
なお、第1の実施形態のX線CT装置には、X線管とX線検出器とが1体として被検体の周囲を回転する回転/回転(ROTATE/ROTATE)タイプと、リング状に多数の検出素子がアレイされ、X線管のみが被検体の周囲を回転する固定/回転(STATIONARY/ROTATE)タイプなど様々なタイプがあり、いずれのタイプでも適用可能である。ここでは、現在、主流を占めている回転/回転タイプとして説明する。
また、入射X線を電荷に変換するメカニズムは、シンチレータなどの蛍光体でX線を光に変換し更にその光をフォトダイオードなどの光電変換素子で電荷に変換する間接変換形と、X線による半導体内の電子正孔対の生成およびその電極への移動すなわち光導電現象を利用した直接変換形とが主流である。
加えて、近年では、X線管とX線検出器との複数のペアを回転リングに搭載したいわゆる多管球型のX線CT装置の製品化が進み、その周辺技術の開発が進んでいる。第1の実施形態のX線CT装置では、従来からの一管球型のX線CT装置であっても、多管球型のX線CT装置であってもいずれにも適用可能である。ここでは、一管球型のX線CT装置として説明する。
図1は、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1を示すハードウェア構成図である。
図1では、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1の構成を示している。X線CT装置1は、大きくは、スキャナ装置11および医用画像診断装置12によって構成される。X線CT装置1のスキャナ装置11は、通常は検査室に設置され、患者(被検体)Oに関するX線の透過データを生成するために構成される。一方、医用画像診断装置12は、通常は検査室に隣接する制御室に設置され、透過データを基に投影データを生成して再構成画像の生成・表示を行なうために構成される。
X線CT装置1のスキャナ装置11は、X線管(X線源)21、絞り(コリメータ)22、X線検出器23、DAS(Data Acquisition System)24、回転部25、高電圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、天板31、天板駆動装置32、およびコントローラ33を設ける。
X線管21は、高電圧電源26から供給された管電圧に応じて金属製のターゲットに電子線を衝突させることでX線を発生させ、X線検出器23に向かって照射する。X線管21から照射されるX線によって、ファンビームX線やコーンビームX線が形成される。X線管21は、高電圧電源26を介したコントローラ33による制御によって、X線の照射に必要な電力が供給される。
絞り22は、絞り駆動装置27によって、X線管21から照射されるX線のスライス方向の照射範囲を調整する。すなわち、絞り駆動装置27によって絞り22の開口を調整することによって、スライス方向のX線照射範囲を変更できる。
X線検出器23は、チャンネル方向に複数、および列(スライス)方向に単一の検出素子を有する1次元アレイ型の検出器である。又は、X線検出器23は、マトリクス状、すなわち、チャンネル方向に複数、および列方向に複数の検出素子を有する2次元アレイ型の検出器(マルチスライス型検出器ともいう。)である。X線検出器23は、X線管21から照射され、患者Oを透過したX線を検出する。
DAS24は、X線検出器23の各X線検出素子が検出する透過データの信号を増幅してデジタル信号に変換する。DAS24の出力データは、スキャナ装置11のコントローラ33を介して医用画像診断装置12に供給される。
回転部25は、X線管21、絞り22、X線検出器23、およびDAS24を一体として保持する。回転部25は、X線管21とX線検出器23とを対向させた状態で、X線管21、絞り22、X線検出器23、およびDAS24を一体として患者Oの周りに回転できるように構成されている。なお、回転部25の回転中心軸と平行な方向をz軸方向、そのz軸方向に直交する平面をx軸方向、y軸方向で定義する。
高電圧電源26は、コントローラ33による制御によって、X線の照射に必要な電力をX線管21に供給する。
絞り駆動装置27は、コントローラ33による制御によって、絞り22におけるX線のスライス方向の照射範囲を調整する機構を有する。
回転駆動装置28は、コントローラ33による制御によって、回転部25がその位置関係を維持した状態で空洞部の周りを回転するように、回転部25を回転させる機構を有する。
天板31は、患者Oを載置可能である。
天板駆動装置32は、コントローラ33による制御によって、天板31をy軸方向に沿って昇降動させると共に、z軸方向に沿って進入/退避動させる機構を有する。回転部25の中央部分は開口を有し、その開口部の天板31に載置された患者Oが挿入される。
コントローラ33は、CPU(Central Processing Unit)、およびメモリによって構成される。コントローラ33は、X線検出器23、DAS24、高電圧電源26、絞り駆動装置27、回転駆動装置28、および天板駆動装置32などの制御を行なってスキャンを実行させる。
X線CT装置1の医用画像診断装置12は、コンピュータをベースとして構成されており、病院基幹のLAN(Local Area Network)などのネットワークNと相互通信可能である。医用画像診断装置12は、大きくは、CPU41、メモリ42、HDD(Hard Disc Drive)43、入力装置44、および表示装置45などの基本的なハードウェアから構成される。
CPU41は、共通信号伝送路としてのバスを介して、医用画像診断装置12を構成する各ハードウェア構成要素に相互接続されている。なお、医用画像診断装置12は、記憶媒体ドライブ46を具備する場合もある。CPU41は、医師などの操作者によって入力装置44が操作などされることにより指令が入力されると、メモリ42に記憶しているプログラムを実行する。又は、CPU41は、HDD43に記憶しているプログラム、ネットワークNから転送されてHDD43にインストールされたプログラム、又は記憶媒体ドライブ46に装着された記録媒体から読み出されてHDD43にインストールされたプログラムを、メモリ42にロードして実行する。
メモリ42は、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などの要素を兼ね備える構成をもつ記憶装置である。内部記憶装置は、IPL(Initial Program Loading)、BIOS(Basic Input/Output System)およびデータを記憶したり、CPU41のワークメモリやデータの一時的な記憶に用いられたりする。
HDD43は、磁性体を塗布又は蒸着した金属のディスクが着脱不能で内蔵されている構成をもつ記憶装置である。HDD43は、医用画像診断装置12にインストールされたプログラム(アプリケーションプログラムの他、OS(Operating System)なども含まれる)や、投影データや画像データを記憶する記憶装置である。また、OSに、操作者に対する情報の表示にグラフィックを多用し、基礎的な操作を入力装置44によって行なうことができるGUI(Graphical User Interface)を提供させることもできる。
入力装置44は、操作者によって操作が可能なポインティングデバイスであり、操作に従った入力信号がCPU41に送られる。
表示装置45は、図示しない画像合成回路、VRAM(Video Random Access Memory)、およびディスプレイなどを含んでいる。画像合成回路は、画像データに種々のパラメータの文字データなどを合成した合成データを生成する。VRAMは、合成データを、ディスプレイに表示する表示画像データとして展開する。ディスプレイは、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)などによって構成され、表示画像データを表示画像として順次表示する。
記憶媒体ドライブ46は、記録媒体の着脱が可能となっており、記録媒体に記録されたデータ(プログラムを含む)を読み出してバス上に出力し、また、バスを介して供給されるデータを記録媒体に書き込む。このような記録媒体は、いわゆるパッケージソフトウエアとして提供することができる。
医用画像診断装置12は、スキャナ装置11のDAS24から入力された生データに対して対数変換処理や、感度補正などの補正処理(前処理)を行なって投影データを生成し、HDD43などの記憶装置に記憶させる。
また、医用画像診断装置12は、前処理された投影データに対して散乱線の除去処理を行なう。医用画像診断装置12は、X線曝射範囲内の投影データの値に基づいて散乱線の除去を行なうものであり、散乱線補正を行なう対象の投影データ又はその隣接投影データの値の大きさから推定された散乱線を、対象となる投影データから減じて散乱線補正を行なう。
図2は、第1の実施形態のX線CT装置1の機能を示すブロック図である。
図1に示すCPU41がプログラムを実行することによって、X線CT装置1は、図2に示すように、第1のスキャン制御部(第1の撮影方法)51、第2のスキャン制御部(第2の撮影方法)52、第1の画像データ生成部53、表示制御部54、透視画像生成部55、および第2の画像データ生成部56として機能する。
なお、X線CT装置1を構成する第1のスキャン制御部51乃至第2の画像データ生成部56は、CPU41がプログラムを実行することによって機能するものとするが、この場合に限定されるものではない。例えば、X線CT装置1を構成する第1のスキャン制御部51乃至第2の画像データ生成部56の全部又は一部を、ハードウェアとしてX線CT装置1に設ける場合であってもよい。
医用画像診断装置12の第1のスキャン制御部51は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、患者Oの治療部位を含む領域の撮影を実行させる機能を有している。すなわち、第1のスキャン制御部51は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、高電圧電源26からX線管21に管電流や管電圧が供給され、患者OにX線が照射される。なお、第1のスキャン制御部51は、患者(被検体)Oが関節を動かしている状態を撮影するものとする。
医用画像診断装置12の第2のスキャン制御部52は、第1のスキャン制御部51と同様に、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、患者Oの治療部位を含む領域の撮影を実行させる機能を有している。すなわち、第2のスキャン制御部52は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、高電圧電源26からX線管21に管電流や管電圧が供給され、患者OにX線が照射される。また、第2のスキャン制御部52は、撮影条件設定部521を備えている。
第2のスキャン制御部52の撮影条件設定部521は、第2のスキャン制御部52によって患者Oを撮影する際、その患者Oの撮影位置を示す第2の位置決め画像を取得するための第1の撮影条件と、第2の撮影方法によって取得した第2の位置決め画像に本スキャンを実施するための第2の撮影条件の設定を受け付ける機能を有している。
例えば、撮影条件設定部521は、第1の撮影条件に基づいて、第2のスキャン制御部52によって所定の時相における患者Oを撮影して第2の位置決め画像を取得し、取得した第2の位置決め画像に本スキャンを実施するための第2の撮影条件を設定する。
このように、撮影条件設定部521は、第2のスキャン制御部52により撮影するための第1の撮影条件(第2の位置決め画像の撮影条件)と、第2の撮影条件(本スキャンの撮影条件)の設定を受け付ける機能を有している。
したがって、例えば、表示装置45に表示された第2の位置決め画像上にX線照射範囲を設定することにより、撮影条件設定部521は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、駆動装置27によって絞り22の開口を調整する。換言すれば、X線CT装置1は、撮影条件設定部521において、第2の位置決め画像にX線照射範囲の設定を受け付けることにより、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、FOV(Field Of View)をX線照射範囲に設定することができる。
医用画像診断装置12の第1の画像データ生成部53は、第1のスキャン制御部51によって複数の時相に亘って患者Oを撮影し、その患者Oの複数の3次元画像データを生成する機能を有している。例えば、第1の画像データ生成部53は、第1のスキャン制御部51によってスキャナ装置11が取得する透過データに画像再構成処理等の処理を施して、2次元画像データとしてのスライスデータを生成する。そして、第1の撮影データ生成部53は、複数スライスに相当するスライスデータを基に、3次元画像データとしてのボリュームデータを時相毎に生成する。
医用画像診断装置12の表示制御部54は、第1の画像データ生成部53において生成された複数の3次元画像データを画像として表示装置45に表示させるとともに、複数の時相のうち一時相の選択を受け付けて、受け付けた時相における3次元画像データを、患者Oの撮影位置を示す第1の位置決め画像として表示装置45に表示させる機能を有している。なお、本実施形態は、1つの時相の選択を受け付けることに限定されるものではなく、複数の時相の選択を受け付けて、対応する複数の3次元画像データの中から、第1の位置決め画像を選択するようにしてもよい。
医用画像診断装置12の透視画像生成部55は、3次元画像データからスキャノ画像に相当する透視画像を生成する機能を有している。例えば、透視画像生成部55は、表示制御部54において受け付けた時相における3次元画像データから、スキャノ画像に相当する透視画像を生成する。この場合、表示制御部54は、生成された透視画像を、患者Oの撮影位置を示す第1の位置決め画像として、表示装置45に表示させることができる。
医用画像診断装置12の第2の画像データ生成部56は、撮影条件設定部521の第2の撮影条件に基づいて、第2のスキャン制御部52によって所定の時相における患者Oを撮影し、患者Oの第2の3次元画像データを生成する機能を有している。例えば、第2の画像データ生成部56は、第2のスキャン制御部52によってスキャナ装置11が取得する透過データに画像再構成処理等の処理を施して、2次元画像データとしてのスライスデータを生成する。そして、第2の画像データ生成部56は、複数スライスに相当するスライスデータを基に、3次元画像データとしてのボリュームデータを生成する。
なお、第2の画像データ生成部56は、第1の撮影条件に基づいて、第2のスキャン制御部52によって所定の時相における患者Oを撮影して、第2の位置決め画像を示す投影データを生成することができる。
続いて、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1の動作を、図2を参照しながら、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
(異常個所特定処理)
図3は、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1の動作であって、異常個所特定処理を示したフローチャートである。
まず、X線CT装置1は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、高電圧電源26からX線管21に管電流や管電圧が供給され、患者Oの関節領域が動いている状態で第1の画像の撮影を行う(ステップST1)。例えば、第1のスキャン制御部51は、患者Oが手首の関節を動かしながら、複数の時相に亘ってDynamic撮影(連続撮影)を行う。
次に、X線CT装置1は、スキャナ装置11のDAS24から入力された生データに対して対数変換処理や感度補正などの補正処理を行なって、複数の第1の画像データを生成する(ステップST2)。この場合、第1の画像データ生成部53は、スキャナ装置11が入力する透過データに画像再構成処理などの処理を施して2次元画像データとしてのスライスデータを生成するとともに、複数スライスに相当するスライスデータを基に、時相ごとに3次元画像データとしてのボリュームデータを生成する。
このように、第1の画像データ生成部53は、時相ごとに対応する第1の画像データを生成することにより、複数の時相に対応する複数の第1の画像データを生成する。
X線CT装置1は、第1の画像データ生成部53において生成された複数の第1の画像データ(3次元画像データ)を、ダイナミック画像として表示装置45に表示する(ステップST3)。
オペレータは、ダイナミック画像として表示される複数の時相の第1の画像から、患者Oの手首における骨の動きを観察し、骨の動きの異常個所と異常の現れる撮影フェーズを特定する。
X線CT装置1は、オペレータによる入力装置44からの指示を取得し、複数の時相のうち一時相の選択を受け付けて、受け付けた時相における3次元画像データを、患者Oの撮影位置を示す第1の位置決め画像として表示する(ステップST4)。
図4は、骨に異常が現れる撮影フェーズとして、オペレータが複数の時相(時相0、時相1、時相2・・・、時相n)からある1つの時相を選択した第1の位置決め画像P1である。
例えば、複数の時相として10個の撮影フェーズによって10個の3次元画像データが生成されていた場合において、骨の動きに異常が現れた撮影を異常の現れた撮影フェーズとして特定する。なお、第1の実施形態ではオペレータが骨の動きの異常個所を検出するようになっているが、ソフトウエアを用いて自動的に異常個所を検出するようにしてもよい。
また、複数の時相として手首の動きに制限されるものではなく、例えば、足首や膝関節などを動かす状態を撮影してもよく、また、動かす方向も制限されるものではない。
次に、オペレータは、図4に示した第1の位置決め画像P1を観察し、患者Oの異常部位は、有鉤骨に異常があると判断したとする。
図5は、図4に示した第1の位置決め画像P1において、異常を生じている有鉤骨YBを、オペレータが特定したことを示した説明図である。
図5に示すように、オペレレータは、有鉤骨YBに異常があると判断し、有鉤骨YBと、有鉤骨YBとともに動作する第4中手骨NT4および第5中手骨NT5を、観察対象に設定することができる。
例えば、患者Oが有鉤骨YBを骨折したことにより、オペレータは、有鉤骨YBをROI(Region Of Interest)に設定するとともに、複数の時相の第1の画像および第1の位置決め画像P1をHDD43に保存し、異常個所特定処理を終了する。
これにより、オペレータは、同一患者Oにおいて第2回目以降の手首を撮影する場合、有鉤骨YBが撮影範囲に含まれるように設定し、有鉤骨YBとともに動作する第4中手骨NT4および第5中手骨NT5の位置関係を、観察対象とすることができる。
次に、X線CT装置1は、患者Oの異常個所の回復状態や異常個所の除去状況を確認するために、再び、同一患者Oの骨に異常が現れる異常個所を撮影し、観察することを想定する。
上述したように、例えば、患者Oの有鉤骨YBが骨折していた場合、骨の固着具合を確認したり、第4中手骨NT4や第5中手骨NT5との位置関係を、定期的に観察する必要がある。
そこで、第1の実施形態では、オペレータは、第1の位置決め画像P1を目視しながら、第2回目の撮影において観察すべき異常個所を設定するようになっている。
(撮影設定容易化処理)
図6は、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1の動作であって、撮影設定容易化処理を示したフローチャートである。
X線CT装置1は、図5の患者Oの骨の異常個所を示す第1の位置決め画像P1を表示装置45に表示して、撮影設定容易化処理を開始する。
X線CT装置1は、第2の撮影方法によって患者Oを撮影する際、撮影条件設定部521において、その患者Oの撮影位置を示す第2の位置決め画像を取得するための撮影条件(第1の撮影条件)を受け付ける(ステップST11)。例えば、オペレータは、X線CT装置1の表示装置45に表示された第1の位置決め画像P1を観察しながら、第2回目の撮影をするための第2の位置決め画像を取得するための第1の撮影条件を設定する。
具体的には、オペレータは、患者Oの手首が第1の位置決め画像P1の角度と同じ角度になるように患者Oの手首の角度を調整し、天板31に載置する。また、オペレータは、観察すべき異常個所が有鉤骨YBと分かっているため、有鉤骨YBが撮影範囲に含まれるように、患者Oの手首の位置を天板31に載置する。
そして、X線CT装置1は、第2のスキャン制御部52によって、患者Oの撮影位置を示す第2の位置決め画像を撮影して、その第2の位置決め画像を表示装置45に表示する(ステップST12)。
図7は、第2回目の撮影をするために撮影した第2の位置決め画像P2である。
図7に示す第2の位置決め画像P2は、オペレータが図5に示した第1の位置決め画像P1を見ながら患者Oの手首を撮影しているため、図5に似た投影データとなっている。オペレータは、図7に示した第2の位置決め画像P2を確認することにより、観察すべき有鉤骨YBが撮影できているか否か、本スキャンを実施する前に確認することができる。
図8は、第1の位置決め画像P1と第2の位置決め画像P2とを並べて、表示装置45に表示した場合の説明図である。
図8に示すように、例えば、表示装置45に第1の位置決め画像P1を表示しながら、ステップST11およびステップST12を実行し、第2の位置決め画像P2を撮影することにより、オペレータは、第2回目の本スキャンを実施する前に、第2の画像の撮影位置を事前に確認することができる。
なお、X線CT装置1は、図7に示した第2の位置決め画像P2に、図5に示した有鉤骨YBや、第4中手骨NT4または第5中手骨NT5を位置合わせするようにしてもよい。
また、X線CT装置1は、撮影された第2の位置決め画像P2と、第1の位置決め画像P1とを重ね合せて、表示装置45に表示するようにしてもよい。
次に、X線CT装置1は、撮影条件設定部521において、第2の位置決め画像P2に第2のスキャン制御部52により撮影するためのスキャンの設定(第2の撮影条件)を受け付ける(ステップST13)。例えば、第1の実施形態では、オペレータは、観察したい異常個所を有鉤骨YBと特定しているため、第2のスキャン制御部52の撮影条件設定部521は、第2の位置決め画像P2において、本スキャンを実施するX線照射範囲(撮影範囲を示す表示枠)の設定(第2の撮影条件)を受け付ける。
図9は、第2の位置決め画像P2において、オペレータが観察したい有鉤骨YBを含むX線照射範囲SRを設定したことを示す説明図である。
図9に示すように、X線CT装置1は、表示装置45に表示された第2の位置決め画像P2上に、オペレータの入力装置44による操作によって、異常個所である有鉤骨YBとX線照射範囲(表示枠)SRが設定されている。
そして、X線CT装置1は、第2の撮影条件であるスキャンの設定に基づいて、第2の撮影方法によって患者Oを撮影し(ステップST14)、患者Oの第2の画像データ(3次元画像データ)を生成する(ステップST15)。
例えば、表示装置45に表示された第2の位置決め画像P2上に、X線照射範囲SRを設定することにより、X線CT装置1は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、絞り駆動装置27によって絞り22の開口を調整する。すなわち、X線照射範囲SRを設定することにより、X線CT装置1は、スキャナ装置11のコントローラ33を制御して、FOV(Field Of View)をX線照射範囲SRに設定して、患者Oの第2の画像の撮影を行う(ステップST14)。
そして、X線CT装置1は、スキャナ装置11のDAS24から入力された生データに対して対数変換処理や感度補正などの補正処理を行なって、第2の画像データを生成する(ステップST15)。
X線CT装置1は、生成された第2の画像データ(3次元画像データ)を、患者Oの第2の画像(3次元画像)として、表示装置45に表示する(ステップST16)。
図10は、X線CT装置1が、オペレータによって設定されたX線照射範囲SRを撮影した患者Oの第2の画像P3を表示装置45に表示した説明図である。
図10に示すように、表示装置45の第2の画像P3には、患者Oの観察対象とされている有鉤骨YBが、X線照射範囲SRにおいて表示されている。
このように、第2回目の撮影では、第1回目の撮影よりも撮影範囲を絞ることができるので、患者Oに対する被曝量を低減することができる。また、観察したい角度についても同様に、第2回目の撮影前には観察フェーズが分かっているため、患者Oの手首の角度や関節の動きを患者Oに指示することにより、撮影回数を減らすことができ、患者Oへの被曝量を低減することができる。特に複数回の撮影フェーズによる撮影が必要なくなるため、患者Oを撮影する撮影時間を短縮することができる。
図11は、第1の実施形態において、X線CT装置1が、図5の第1の位置決め画像P1と、オペレータによって設定されたX線照射範囲SRの第2の画像P3とを、表示装置45に表示した説明図である。
図11に示すように、第2回目に撮影した第2の画像P3と、第1回目の位置決め画像P1と対比することにより、観察したい骨(例えば、有鉤骨)の異常個所を適切に観察することができる。
また、第1の実施形態では、第2回目に撮影した第2の画像P3に第1の画像の有鉤骨YBを重ね合せることもできる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1は、第1の位置決め画像P1を表示させながら、患者Oの撮影位置を示す第2の位置決め画像P2を取得するための第1の撮影条件や、第2の位置決め画像P2に本スキャンを実施するための第2の撮影条件を設定することができる。
これにより、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1は、第2の位置決め画像P2において、観察すべき撮影範囲や撮影フェーズを容易に設定することができる。
また、第1の実施形態に係る医用画像診断装置12を有するX線CT装置1によれば、撮影範囲や撮影フェーズを限定することができるので、患者Oに対する被曝量を低減させるとともに、撮影時間の短縮も図ることができる。
また、第1の実施形態では、表示制御部54において、複数の時相のうち一時相の選択を受け付けて、その受け付けた時相における3次元画像データを患者Oの撮影位置を示す第1の位置決め画像P1として表示するようになっていた。
第1の実施形態では、医用画像診断装置12は、透視画像生成部55を備えているため、受け付けた時相における3次元画像データからスキャノ画像に相当する透視画像を生成するようにしてもよい。
この場合、医用画像診断装置12の表示制御部54は、生成された透視画像データを、第1の位置決め画像P1として表示装置45に表示させることができる。
このように、第1の実施形態としての第1の位置決め画像P1は、ダイナミック撮影された複数の時相の中から選択された一時相の第1の画像であってもよく、また、その第1の画像から生成された透視画像であって、スキャノ画像に相当する透視画像であってもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、医用画像診断装置12を有するX線CT装置1において、第2回目の撮影条件(例えば、第1の撮影条件と第2の撮影条件)を設定する場合について説明した。本実施形態は、X線CT装置1に限定されるものではなく、他のモダリティであっても適用できる。
例えば、第1の実施形態の第1の画像データ生成部53は、第1のスキャン制御部51によって複数の時相に亘って患者Oを撮影して、その患者Oの複数の3次元画像データを生成するようになっていた。
第2の実施形態では、第1回目の撮影において複数の3次元画像データを生成する第1の画像データ生成部が、MRI(Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像)を用いた横断面からボリュームデータを作成する。この場合、MRIであってもボリュームデータを作成することができるので、複数の時相に亘ってボリュームデータを生成することにより、3次元画像データを生成することができる。
また、第2のスキャン制御部52が、MRIのスキャン制御を行うものであって、撮影条件設定部521において、プリスキャン(第1の撮影条件に相当)と、本スキャン(第2の撮影条件に相当)とを設定することにより、第2の実施形態では、MRIにおいても適用することができる。
特に、第2の実施形態は、第2のスキャン制御部52の撮影条件設定部521において、第2回目の撮影条件(第1の撮影条件または第2の撮影条件の少なくもいずれか一方)を設定する際、観察したい異常個所が予め分かっているため、FOVの範囲を狭く設定することができ、撮影時間のスピードアップを実現するとともに、局所のみの撮影をすることができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、X線CT装置とMRI(Magnetic Resonanse Imaging)とを組み合わせて使用する場合について、説明する。
例えば、第3の実施形態として、第1の位置決め画像P1は、X線CTによって撮影された画像とし、かつ、第2の位置決め画像P2は、磁気共鳴イメージング装置によって撮影された画像とすることができる。また、第1の位置決め画像P1は、磁気共鳴イメージング装置によって撮影された画像とし、かつ、第2の位置決め画像P2は、X線CTによって撮影された画像とすることができる。
例えば、医用画像診断装置12の第1のスキャン制御部51および第2のスキャン制御部52は、夫々X線CT装置における位置決め画像(スキャノ画像)の撮影や本スキャンを制御することができるとともに、MRIのプリスキャンや本スキャンを制御することができる。
そのため、例えば、第1のスキャン制御部51において、第1の画像データ生成部53に対し、ボリュームデータを生成させ、第1の位置決め画像P1に相当するスキャノ相当画像やスライス画像を生成させる制御を施すことにより、医用画像診断装置12は、X線CT装置であってもMRIであっても、第1の位置決め画像P1を表示することができる。
また、例えば、第2のスキャン制御部52において、第1の位置決め画像P1を観察しながら、第2回目の撮影をするための撮影条件(例えば、第1の撮影条件または第2の撮影条件)を受け付け、その撮影条件により本スキャンを実施することにより、医用画像診断装置12は、X線CT装置であってもMRIであっても、患者Oの第2の画像P3を表示することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線CT装置
11 スキャナ装置
12 画像処理装置
21 X線管
23 X線検出器
24 DAS
33 コントローラ
41 CPU
43 HDD
44 入力装置
45 表示装置
51 第1のスキャン制御部
52 第2のスキャン制御部
53 第1の画像データ生成部
54 表示制御部
55 透視画像生成部
56 第2の画像データ生成部
521 撮影条件設定部

Claims (10)

  1. 表示部と、
    第1の撮影方法によって複数の時相に亘って被検体を撮影し、前記被検体の複数の3次元画像データを生成する第1の画像データ生成部と、
    前記複数の3次元画像データを画像として前記表示部に表示させるとともに、前記複数の時相のうち一時相の選択を受け付けて、受け付けた時相における前記3次元画像データを、前記被検体の撮影位置を示す第1の位置決め画像として前記表示部に表示させる表示制御部と、
    第2の撮影方法によって前記被検体を撮影する際、その被検体の撮影位置を示す第2の位置決め画像を取得するための第1の撮影条件と、前記第2の撮影方法によって取得した前記第2の位置決め画像に本スキャンを実施するための第2の撮影条件の設定を受け付ける撮影条件設定部と、
    を備える医用画像診断装置。
  2. 前記第2の撮影条件に基づいて、前記第2の撮影方法によって所定の時相における前記被検体を撮影し、前記被検体の第2の3次元画像データを生成する第2の画像データ生成部を、さらに備え、
    前記表示制御部は、
    生成された前記第2の3次元画像データを、前記被検体の第2の3次元画像として前記表示部に表示させる
    請求項1に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記3次元画像データからスキャノ画像に相当する透視画像を生成する透視画像生成部をさらに備え、
    前記透視画像生成部は、
    受け付けた時相における前記3次元画像データから透視画像データを生成し、
    前記表示制御部は、
    前記透視画像データを前記第1の位置決め画像として前記表示部に表示させる
    請求項1または2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記第1の撮影条件に基づく前記第2の位置決め画像と、前記第1の位置決め画像とを前記表示部に表示させる
    請求項1から3のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  5. 前記表示制御部は、
    撮影された前記第2の位置決め画像に前記第1の位置決め画像の少なくとも一部を位置合わせして、重ね合せて前記表示部に表示させる
    請求項4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記表示制御部は、
    撮影された前記第2の位置決め画像に、撮影範囲を示す表示枠を重ね合せて前記表示部に表示させる
    請求項4または5に記載の医用画像診断装置。
  7. 選択を受け付けた前記一時相は、撮影により異常が検出された部位の動作を示す時相である
    請求項1から6のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  8. 前記第1の位置決め画像および前記第2の位置決め画像は、
    ともにX線CTによって撮影された画像である
    請求項1から7のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記第1の位置決め画像および前記第2の位置決め画像は、
    ともに磁気共鳴イメージング装置によって撮影された画像である
    請求項1から7のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  10. 前記第1の位置決め画像はX線CTによって撮影された画像であり、かつ、前記第2の位置決め画像は、磁気共鳴イメージング装置によって撮影された画像であるか、または、
    前記第1の位置決め画像は磁気共鳴イメージング装置によって撮影された画像であり、かつ、前記第2の位置決め画像は、X線CTによって撮影された画像である
    請求項1から7のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
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