JP2015057974A - 患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法 - Google Patents

患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015057974A
JP2015057974A JP2013193525A JP2013193525A JP2015057974A JP 2015057974 A JP2015057974 A JP 2015057974A JP 2013193525 A JP2013193525 A JP 2013193525A JP 2013193525 A JP2013193525 A JP 2013193525A JP 2015057974 A JP2015057974 A JP 2015057974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mouse
cancer
xenografted
patient
cecum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013193525A
Other languages
English (en)
Inventor
彰 折茂
Akira Orimo
彰 折茂
水越幸輔
Kosuke Mizukoshi
裕 岡澤
Yu Okazawa
裕 岡澤
五藤倫敏
Michitoshi Goto
小見山博光
Hiromitsu Komiyama
樋野興夫
Okio Hino
坂本一博
Kazuhiro Sakamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juntendo University
Original Assignee
Juntendo University
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juntendo University filed Critical Juntendo University
Priority to JP2013193525A priority Critical patent/JP2015057974A/ja
Publication of JP2015057974A publication Critical patent/JP2015057974A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

【課題】患者原発性癌組織を用いて動物体内で転移が生じる癌転移モデルの作製。【解決手段】患者原発性大腸癌組織をNOGマウスの皮下に移植し、皮下で増殖した癌組織を別のNOGマウスの盲腸に移植することを特徴とする、患者原発性大腸癌転移モデルの作製方法。【選択図】なし

Description

本発明は、患者の大腸癌転移を模倣した個別化動物モデルの作製方法に関するものである。
癌患者の死因の90%は転移に起因するが、癌転移の分子機構は未だ明らかにされてない。転移の早期診断法や有効な治療法も乏しい。従来の多くの研究は、ヒト癌転移巣より転移性癌細胞株を樹立し、免疫不全マウスに移植後、遠隔臓器に誘導される転移を調査したものである(特許文献1)。またトランスジェニックマウスに特定な癌遺伝子を強制発現することにより生じた癌より自発的に誘導される転移が調査された。
従来、癌転移は癌細胞内のゲノムの変異により起こる稀な悪性癌細胞の増殖により生じると推測されていた。しかしながら、癌化と転移化の表現型の違いを説明する遺伝子変異や分子機構は未だ明確ではない。癌化と転移化の表現型の違いを明らかにするには、非転移性の癌細胞が動物体内で転移性癌細胞に変化する動物モデルの開発が必要と考えられる。本発明者は、細胞膜のE−カドヘリン陽性の上皮細胞の形態を維持したヒト癌上皮細胞を用いてヒト上皮癌転移モデルマウスを作製した(特許文献2)。
特開2006−271376号公報 特願2012−175544号
しかしながら、先に本発明者が作製したモデルマウスも既に株化されたヒト癌細胞を用いるものであり、患者由来の癌組織を使用するものではなかった。従って、本発明の課題は、患者原発性大腸癌組織を免疫不全マウスに移植後、大腸癌転移の好発部位である肝臓や肺に自活的に転移が誘発される、患者の大腸癌転移を模倣した個別化動物モデルを作製することにある。
そこで本発明者は、患者より切除された原発性大腸癌をNOG(NOD/Shi−scid,IL−2 receptorγ null)マウスの皮下、盲腸や肛門に移植してその転移能について種々検討した。その結果、最初に皮下に癌小断片を移植し増殖させた後、その癌塊の一部を新たなNOGマウスの盲腸に移植することにより、肝臓や肺への転移がより顕著に生じることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の〔1〕〜〔4〕を提供するものである。
〔1〕患者原発性大腸癌組織をNOGマウスの皮下に移植し、皮下で増殖した癌組織を別のNOGマウスの盲腸に移植することを特徴とする、ヒト原発大腸癌転移モデルの作製方法。
〔2〕患者原発性大腸癌の転移組織が、肝臓及び/又は肺である〔1〕記載の作製方法。
〔3〕患者原発性大腸癌組織をNOGマウスの皮下に移植し、皮下で増殖した癌細胞を別のNOGマウスの盲腸に移植することにより得られるヒト原発性大腸癌転移モデル。
〔4〕患者原発性大腸癌の転移組織が、肝臓及び/又は肺である〔3〕記載の患者原発性大腸癌転移モデル。
本発明の患者原発性大腸癌の転移モデルの利点として、移植された患者の原発性大腸癌から肝臓や肺への転移増悪が経時的に観察できることが挙げられる。また患者由来の癌の転移の可能性、転移後の進展等が早期に予測できるため、実際の患者に転移が再発する以前に治療計画を立てることができる。
症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色像である。 症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。抗pan−cytokeratin(CK) 抗体を使用した免疫染色像である。 症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。抗CK20抗体を使用した免疫染色像である。 症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。抗CEACAM6抗体を使用した免疫染色像である。 症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。抗Ki−67抗体を使用した免疫染色像である。 症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。抗E−cadherin抗体を使用した免疫染色像である。 症例2の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。HE染色像である。 症例2の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。抗Ki−67抗体を使用した免疫染色像である。 症例3の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に異種移植された癌組織、(D)盲腸に異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。HE染色像である。
本発明の患者個別化原発性大腸癌転移モデルは、(1)患者原発性大腸癌組織の小断片をNOGマウスの皮下に移植し、(2)皮下で増殖した癌組織の一部を別の新たなNOGマウスの盲腸に移植することによって作製される。
移植に用いる原発性大腸癌組織は、大腸に原発癌を有する患者から採取されたものである。大腸癌組織は、開腹切除術により採取することができる。用いる大腸癌組織片の大きさとしては、マウスあたり2〜2.5mmあれば十分である。
マウスは免疫不全マウスのうちNOGマウスが用いられる。他の免疫不全マウスでは、残存した免疫能により良好に転移が生じない。NOGマウスは、WO2002/043477に記載のマウスであり、NOD/ShiマウスにC.B−17−scidマウスを戻し交配したマウスに、インターロイキン2受容体γ鎖遺伝子をノックアウトしたマウスを戻し交配して得られたマウスである。TおよびBリンパ球に加えnatural killer (NK)細胞を欠如したNOGマウスは異種細胞の生着に適している。
ヒト原発性大腸癌組織の最初の移植部位はマウスの皮下である。ヒト原発性大腸癌組織は皮下に生着し易く、増殖し易い。皮下への移植後、3〜4か月間大腸癌細胞を増殖させる。
次いで、皮下で増殖した癌組織を採取し、その組織片の一部(2〜2.5mm)を別の新しいNOGマウスの盲腸に移植する。盲腸に移植することにより患者大腸癌を模倣した肝臓や肺への転移を誘導することができる。患者原発性大腸癌を皮下移植することなしに、直接盲腸に移植した場合、癌組織の生着率が悪くその後の増殖も遅いことを観察している。
盲腸への移植後、1〜2ヶ月間後には肝臓や肺への転移が観察される。肝臓や肺に転移した癌が患者原発性大腸癌由来であることは、大腸癌上皮細胞のマーカーであるcytokeratinや細胞増殖のマーカーであるKi-67などが転移巣の癌細胞で陽性であることから確認できる。
本発明では、異なる3例の患者由来原発性大腸癌をNOGマウスへ盲腸移植後1〜2か月間以内に、全例で肝臓や肺(患者大腸癌の転移好発部位)に著明な転移形成を促すことに成功した。従来の患者大腸癌組織を免疫不全マウス(主にヌードマウス)へ同所移植した報告では、肝臓や肺への転移に必要な期間や転移の頻度に関する注意深い観察は示されていない。しかしながら多くの場合、同所移植された癌よりの転移形成は長期間に稀にしか観察されていない。以上より高感度に癌転移の検出を可能にした本発明により、患者の原発性大腸癌の転移再発の可能性が予測されるのみならずその後の治療計画の策定が可能になる。また、このモデルを使用し解析すれば、癌転移のメカニズムの解明、早期癌転移診断法の開発、治療効果の強い薬剤の選択や新規癌転移治療法の開発などが可能となる。
次に実施例を挙げて本発明を詳細に説明する。
実施例1
(1)3例の異なる患者から手術により切除された原発性大腸癌組織の小断片(2〜2.5mm)をNOGマウスの皮下に移植した。移植後、3〜4ヶ月後に、マウスの皮下から増殖した癌塊を採取した。続いて癌塊の一部(2〜2.5mm)を別の新しいNOGマウスの盲腸に移植した。この移植1〜2ヶ月後に、マウスの各臓器への癌の転移を観察した。原発性大腸癌組織、マウスの皮下に異種移植された癌組織、マウスの盲腸に異種移植された癌組織、盲腸に異種移植されたマウスの肝臓および盲腸に異種移植されたマウスの肺の組織像が示されている。患者大腸癌細胞の存在を確認するために、これらの組織は種々の抗体で染色された。以下に示すように、結果として3例のすべての患者原発性大腸癌組織がNOGマウスの肝臓や肺に著明な転移巣を形成することが明らかになった。
(2)症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図1に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色像である。図1より、肝臓と肺に転移した癌細胞が観察される。
(3)症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図2に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。癌上皮細胞のマーカーである抗pan−cytokeratin(CK)抗体を使用した免疫染色像である。図2より、患者由来原発性大腸癌細胞が肝臓及び肺に転移したことがわかる。
(4)症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図3に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。癌上皮細胞のマーカーである抗CK20抗体を使用した免疫染色像である。図3より、患者由来原発性大腸癌が肝臓及び肺に転移したことがわかる。
(5)症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図4に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。患者大腸癌細胞のマーカーである抗CEACAM6抗体を使用した免疫染色像である。
図4より、患者由来原発性大腸癌が肝臓及び肺に転移したことがわかる。
(6)症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図5に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。細胞増殖のマーカーである抗Ki−67抗体を使用した免疫染色像である。図5より、原発性大腸癌が肝臓及び肺に転移したことがわかる。
(7)症例1の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図6に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。上皮細胞のマーカーである抗E−cadherin抗体を使用した免疫染色像である。図6より、ヒト原発性大腸癌細胞が、肝臓及び肺に転移していることが示唆される。
(8)症例2の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約1か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約1か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約1か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図7に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。HE染色像である。図7より、癌細胞が、肝臓及び肺に転移していることがわかる。
(9)症例2の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約3か月間異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約1か月間異種移植された癌組織、(D)盲腸に約1か月間異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約1か月間異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図8に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。細胞増殖のマーカーである抗Ki−67抗体を使用した免疫染色像である。図8より、ヒト原発性大腸癌細胞が、肝臓及び肺に転移していることが示唆される。
(10)症例3の(A)患者の原発性大腸癌組織、(B)マウスの皮下に約4か月異種移植された癌組織、(C)マウスの盲腸に約2か月異種移植された癌組織、(D)盲腸に約2か月異種移植されたマウスの肝臓、(E)盲腸に約2か月異種移植されたマウスの肺 各組織の拡大像(X100及び右上にX400)を図9に示す。円(破線)で転移癌巣が示されている。HE染色像である。図9より、癌細胞が、肝臓及び肺に転移していることが示唆される。

Claims (4)

  1. 患者原発性大腸癌組織をNOGマウスの皮下に移植し、皮下で増殖した癌組織を別のNOGマウスの盲腸に移植することを特徴とする、患者原発性大腸癌転移モデルの作製方法。
  2. 患者原発性大腸癌の転移組織が、肝臓及び/又は肺である請求項1記載の作製方法。
  3. 患者原発性大腸癌組織をNOGマウスの皮下に移植し、皮下で増殖した癌細胞を別のNOGマウスの盲腸に移植することにより得られる患者原発性大腸癌転移モデル。
  4. 患者原発性大腸癌の転移組織が、肝臓及び/又は肺である請求項3記載の患者原発性大腸癌転移モデル。
JP2013193525A 2013-09-18 2013-09-18 患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法 Pending JP2015057974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013193525A JP2015057974A (ja) 2013-09-18 2013-09-18 患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013193525A JP2015057974A (ja) 2013-09-18 2013-09-18 患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015057974A true JP2015057974A (ja) 2015-03-30

Family

ID=52816024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013193525A Pending JP2015057974A (ja) 2013-09-18 2013-09-18 患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015057974A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001520011A (ja) * 1997-09-26 2001-10-30 コリクサ コーポレイション ヒトガンについてのマウスモデル
JP2003137818A (ja) * 2001-08-21 2003-05-14 Tanabe Seiyaku Co Ltd 悪性腫瘍の転移抑制または再発予防用組成物
JP2007537701A (ja) * 2003-07-18 2007-12-27 ヒャリテ−ウニヴェルズィテーツメディジン ベルリン 7a5/プログノスチンおよび腫瘍の診断および治療のためのその使用
WO2011078301A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 ファーマロジカルズ・リサーチ プライベート リミテッド Nog樹立癌細胞株が移植された非ヒト動物モデルを用いた抗癌剤ターゲット探索及びスクリーニング法
JP2012072140A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Pfizer Inc 異常な細胞増殖を処置する方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001520011A (ja) * 1997-09-26 2001-10-30 コリクサ コーポレイション ヒトガンについてのマウスモデル
JP2003137818A (ja) * 2001-08-21 2003-05-14 Tanabe Seiyaku Co Ltd 悪性腫瘍の転移抑制または再発予防用組成物
JP2007537701A (ja) * 2003-07-18 2007-12-27 ヒャリテ−ウニヴェルズィテーツメディジン ベルリン 7a5/プログノスチンおよび腫瘍の診断および治療のためのその使用
WO2011078301A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 ファーマロジカルズ・リサーチ プライベート リミテッド Nog樹立癌細胞株が移植された非ヒト動物モデルを用いた抗癌剤ターゲット探索及びスクリーニング法
JP2012072140A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Pfizer Inc 異常な細胞増殖を処置する方法

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JOURNAL OF SURGICAL ONCOLOGY, 1999, VOL.71, P.83-90, JPN6017045417 *
KURUME MEDICAL JOURNAL, 1998, VOL.45, P.121-125, JPN6017045416 *
PATHOL. INT., 2008, VOL.58, P.559-567, JPN6017018745 *
日消外会誌, 1994, VOL.27, NO.4, P.994-997, JPN6017018743 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107109421B (zh) Car表达载体及car表达t细胞
Hu et al. Establishment of xenografts of urological cancers on chicken chorioallantoic membrane (CAM) to study metastasis
CN105992590A (zh) 靶定癌症的il-12免疫疗法
JP2021520848A (ja) 条件付き再プログラム化細胞から動物モデルを得るための方法および抗腫瘍薬のスクリーニングのための動物モデルの使用
JP2009507835A5 (ja)
Lenartić et al. NKG2D promotes B1a cell development and protection against bacterial infection
Yip et al. Give Them Vasculature and Immune Cells: How to Fill the Gap of Organoids
JP5688699B2 (ja) がん細胞を用いた免疫方法
CN109642210A (zh) 一种肾脏的制造方法
JP2020054328A (ja) 免疫不全マウス
JP2015057974A (ja) 患者原発性大腸癌の個別化転移モデルマウスの作製方法
JPWO2018003451A1 (ja) 腎臓の製造方法
CN116121302A (zh) 免疫缺陷小鼠
JP2016028569A (ja) がん幹細胞集団の調製方法、異種移植片の調製方法、スクリーニング方法、miR−34aの発現量を低下させる方法及びがん幹細胞増殖抑制剤
Vaage Inherent changes in the in vivo growth characteristics of C3H/He mammary carcinomas
WO2018003450A1 (ja) 臓器の製造方法
JP2015047078A (ja) 強転移性ヒト癌細胞株
JP2014100139A (ja) 異種細胞移植モデル動物の作製方法
KR101743340B1 (ko) 위암 환자 종양 유래 이종이식 모델 및 이의 용도.
JP2021074004A (ja) ヒト肝細胞が移植された非ヒト脊椎動物及びその製造方法
JP2014033626A (ja) ヒト癌上皮細胞の遠隔転移のモデルマウス作出方法
JP2004154058A (ja) ヒト造血器腫瘍の動物モデル
WO2018047914A1 (ja) オルガノイド及びその利用
JPWO2019196606A5 (ja)
JP2006296364A (ja) がん幹細胞の作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160815

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170704

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180612