JP2015057744A - レイアウト評価装置、そのプログラム、レイアウト評価システム、および画像形成システム - Google Patents

レイアウト評価装置、そのプログラム、レイアウト評価システム、および画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の画像形成装置(MFP)の設置位置の適正化を図ることのできるレイアウト評価装置を提供する。【解決手段】MFP1、2と各端末(PC)との間の無線通信の通信状態(たとえば、電波強度)に基づいてMFP1、2と各PCとの距離を求めて、MFP1、2と各PCとの位置関係を認識する。また、MFP1、2について各PCから受けた印刷ジョブの印刷枚数を集計し、印刷枚数に偏りが有る場合(MFP1が多いとする)、MFP1とMFP2の中間に位置するPCのうちMFP1に印刷ジョブを送信しているPCがMFP1よりもMFP2に近づくように、MFP2をMFP1に近づける、あるいはMFP1をMFP2から遠ざけるようにレイアウトの変更をユーザに提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、オフィスなどでプリンタや複合機などの画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置、そのプログラム、レイアウト評価システム、および画像形成システムに関する。
オフィスなどにおいては、ネットワークに接続されたプリンタや複合機などの複数台の画像形成装置を、ネットワーク上の多くのPC(パーソナルコンピュータ)で共有するシステム環境が多くある。
このような環境で共有機器を効率的に使用するための技術として、たとえば、サーバが、ネットワークに接続されているクライアントの稼動台数を調べ、その稼動台数に応じて共有機器を省電力モードと通常モードに切り替えるシステムが開示されている。
特開2000−137550号公報
ネットワークに接続された複数の画像形成装置を多くのPCで共有する環境においては、PCから受け付けるジョブによる使用量が、各画像形成装置で均等になることが効率的な利用の観点から望ましい。あるいは、各画像形成装置が受け持つPCの台数が平均化されることが望ましい。しかし、ユーザは、自分の近くの画像形成装置へジョブを送信する傾向があり、またユーザ毎の使用量も様々なので、複数の画像形成装置を適切に配置することは難しかった。また、各画像形成装置からPCまでの距離を測定することも容易でなく、各画像形成装置の受け持つPCの台数が平均化されるように、複数の画像形成装置を適切に配置することも難しかった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、複数の画像形成装置の設置位置の適正化を図ることのできるレイアウト評価装置、そのプログラム、レイアウト評価システムおよび画像形成システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
を有し、
前記通信状態情報は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を示しており、
前記解析部は、通信強度毎の通信可能距離と各通信強度での無線通信状態とから、画像形成装置と端末装置との距離を算出し、この距離に基づいて前記データを求める
ことを特徴とするレイアウト評価装置。
上記発明では、収集部は、複数の画像形成装置のそれぞれと、複数の端末装置のそれぞれとの間で無線通信が行われた際の各画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集し、解析部は、収集された無線通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを導出する。画像形成装置と端末装置との間の無線通信状態は、それらの間の距離や、それらの間の障害物の状況などに依存するので、無線通信状態から、画像形成装置と端末装置との間の距離や障害物(壁の有無など)の状況を判定することができる。そこで、複数の画像形成装置と複数の端末装置とのそれぞれの間の無線通信状態から、たとえば、ある画像形成装置の近くに端末装置が偏って存在すること、あるいは、端末装置がある画像形成装置の近くに存在するのか2つの画像形成装置の中間地点あたりに存在するのか、といった複数の画像形成装置と複数の端末装置との位置関係を示すデータを導出する。このデータは、複数の画像形成装置と複数の端末装置とが適正なレイアウトで配置されているかの判断材料となり、オフィスなどでプリンタや複合機などの画像形成装置の設置位置の適正化を支援することができる。
上記発明では、通信強度毎の通信可能距離と各通信強度での無線通信状態とから画像形成装置と端末装置との距離を導出する。たとえば、通信状態情報は、通信強度毎に、その通信強度が通信可能な最小の通信強度であった端末装置を示し、解析部は、通信強度毎の通信可能距離と、通信状態情報が示す通信強度毎の端末装置とから、画像形成装置と端末装置との距離を算出する。すなわち、第1の通信強度が通信可能な最小通信強度であった端末装置は、第1の通信強度の通信可能距離に相当するだけ画像形成装置から離れていると判定する。
[2]画像形成装置毎に、その画像形成装置との間の距離が所定値以下の端末装置の数を集計する台数集計部をさらに有する
ことを特徴とする[1]に記載のレイアウト評価装置。
[3]複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
を有し、
前記解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求め、
画像形成装置毎に、その画像形成装置との間の距離が所定値以下の端末装置の数を集計する台数集計部をさらに有する
ことを特徴とするレイアウト評価装置。
上記発明では、所定値を、たとえば、画像形成装置の利用に際して利便性が低下しない距離(適正距離)に設定すれば、台数集計部は、画像形成装置毎に、その画像形成装置から適正距離以内の距離にある端末装置の台数を集計する。この集計結果に偏りがあれば、特定の画像形成装置の近くに端末装置が偏っている、という位置関係を認識することができる。
[4]画像形成装置毎に、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置。
上記発明では、端末装置から受けたジョブによる使用量、たとえば、印刷ジョブにおける印刷枚数を、画像形成装置毎に集計する。この集計結果から、各画像形成装置に均等にジョブが分散しているか、特定の画像形成装置にジョブが偏っているかといったことを認識することができ、レイアウトの適正化に役立てることができる。
[5]前記位置関係を示すデータに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置。
上記発明では、画像形成装置と端末装置との位置関係から、画像形成装置の設置位置を評価する。たとえば、ある画像形成装置の周囲に端末装置が偏って存在することが位置関係から分かった場合、その偏りを少なくするために、画像形成装置をどのように移動させればよいか、といったことを評価結果として導出する。
[6]前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部と、
をさらに有する
ことを特徴とする[4]に記載のレイアウト評価装置。
上記発明では、画像形成装置と端末装置との位置関係と、各画像形成装置の端末装置からの使用量とから、画像形成装置の設置位置を評価する。たとえば、使用量が偏っている場合に、これを平準化するために、画像形成装置をどのように移動させればよいか、といったことを評価結果として導出する。
[7]前記評価部は、前記使用量集計部が第1の画像形成装置について集計した使用量が、第2の画像形成装置について集計した使用量より多くその偏りが所定の基準以上であって前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置が存在する場合は、第1の画像形成装置については第2の画像形成装置から遠ざけるように、第2の画像形成装置については第1の画像形成装置に近づけるように、設置位置を変更することが適切であると評価する
ことを特徴とする[6]に記載のレイアウト評価装置。
上記発明では、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との関係において、第1の画像形成装置に端末装置からの使用量が所定の基準以上に偏っており、かつ、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置がある場合は、その間にある端末装置が第1の画像形成装置よりも第2の画像形成装置側に近づくようにすれば、その端末装置は第2の画像形成装置へジョブを送信するようになり、偏りが是正される。そこで、第1の画像形成装置を第2の画像形成装置から遠ざける、もしくは第2の画像形成装置を第1の画像形成装置に近づける、ように設置位置を変更することが適切であると評価する。
[8]前記位置関係を示すデータと、前記台数集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部と、
をさらに有する
ことを特徴とする[2]または[3]に記載のレイアウト評価装置。
上記発明では、画像形成装置と端末装置との位置関係と、台数集計部の集計結果(画像形成装置毎の、所定距離(適正距離)内にある端末装置の台数)とから、画像形成装置の設置位置を評価する。たとえば、台数が偏っている場合に、これを平準化するために、画像形成装置をどのように移動させればよいか、といったことを評価結果として導出する。
[9]前記評価部は、前記台数集計部が第1の画像形成装置について集計した端末装置の数が、第2の画像形成装置について集計した端末装置の数より多くその偏りが所定の基準以上であって前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置が存在する場合は、第1の画像形成装置については第2の画像形成装置から遠ざけるように、第2の画像形成装置については第1の画像形成装置に近づけるように、設置位置を変更することが適切であると評価する
ことを特徴とする[8]に記載のレイアウト評価装置。
上記発明では、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との関係において、第1の画像形成装置の周囲に端末装置が偏って存在し、かつ、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置がある場合は、その間にある端末装置が第1の画像形成装置よりも第2の画像形成装置側に近づくようにすれば、台数の偏りが是正される。そこで、第1の画像形成装置を第2の画像形成装置から遠ざける、もしくは第2の画像形成装置を第1の画像形成装置に近づける、ように設置位置を変更することが適切であると評価する。
[10]複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
画像形成装置毎に設けられた、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部と、
前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部と、
を有し、
前記評価部は、前記使用量集計部が第1の画像形成装置について集計した使用量が、第2の画像形成装置について集計した使用量より多くその偏りが所定の基準以上であって前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置が存在する場合は、第1の画像形成装置については第2の画像形成装置から遠ざけるように、第2の画像形成装置については第1の画像形成装置に近づけるように、設置位置を変更することが適切であると評価する
ことを特徴とするレイアウト評価装置。
[11]前記解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求める
ことを特徴とする[10]に記載のレイアウト評価装置。
[12]複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
を有し、
前記通信状態情報が示す無線通信状態は、無線通信時の伝播時間であり、
前記画像形成装置と前記端末装置は同じクロックを備え、前記画像形成装置と前記端末装置との間で無線通信するときに、送信側の装置は送信時に自装置のクロックが示す時刻を送信データに付加し、受信側の装置は、前記送信データの受信時に自装置のクロックが示す時刻と、前記送信データに付加されている時刻との差を求め、前記解析部は、この差に基づいて送信側の装置と受信側の装置の間の距離を求め、該距離に基づいて前記位置関係を示すデータを求める
ことを特徴とするレイアウト評価装置。
[13]前記画像形成装置と端末装置との間で無線通信する無線通信部と、
[1]乃至[11]のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置と、
を有し、
前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求め、
前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部から前記通信状態情報を収集する
ことを特徴とするレイアウト評価システム。
上記発明では、レイアウト評価装置は外部から入手した通信状態情報に基づいて評価を行うので、これに、画像形成装置と端末装置との間で実際に無線通信するための無線通信部を設けたものを、レイアウト評価システムとする。無線通信部は、画像形成装置と端末装置に装着される。あるいは、端末装置がすでに備えている場合は、画像形成装置に装着されるもののみを当該レイアウト評価システムで提供すればよい。
上記発明では、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を計測して入手することができる。
[14]端末装置と無線通信する無線通信部を備えた複数の画像形成装置と、
[1]乃至[11]のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置と、
を有し、
前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求めて出力し、
前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部が出力する通信状態情報を収集する
ことを特徴とする画像形成システム。
上記発明は、無線通信部を備えた複数の画像形成装置と、レイアウト評価装置とを備えた画像形成システムとして構成される。端末装置および端末装置側の無線通信部は、別途用意される。
[15]複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部とを有するレイアウト評価装置と、
前記画像形成装置と端末装置との間で無線通信する無線通信部と、
を有し、
前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求め、
前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部から前記通信状態情報を収集する
ことを特徴とするレイアウト評価システム。
[16]前記レイアウト評価装置が有する解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求める
ことを特徴とする[15]に記載のレイアウト評価システム。
[17]前記レイアウト評価装置は、画像形成装置毎に、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部をさらに有する
ことを特徴とする[15]または[16]に記載のレイアウト評価システム。
[18]前記レイアウト評価装置は、前記位置関係を示すデータに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
ことを特徴とする[15]または[16]に記載のレイアウト評価システム。
[19]前記レイアウト評価装置は、
前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
ことを特徴とする[17]に記載のレイアウト評価システム。
[20]端末装置と無線通信する無線通信部を備えた複数の画像形成装置と、
前記複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部とを有するレイアウト評価装置と、
を有し、
前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求めて出力し、
前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部が出力する通信状態情報を収集する
ことを特徴とする画像形成システム。
[21]前記レイアウト評価装置が有する解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求める
ことを特徴とする[20]に記載の画像形成システム。
[22]前記レイアウト評価装置は、画像形成装置毎に、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部をさらに有する
ことを特徴とする[20]または[21]に記載の画像形成システム。
[23]前記レイアウト評価装置は、前記位置関係を示すデータに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
ことを特徴とする[20]または[21]に記載の画像形成システム。
[24]前記レイアウト評価装置は、
前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
ことを特徴とする[22]に記載の画像形成システム。
[25]情報処理装置を、
[1]乃至[11]のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置
として機能させる
ことを特徴とするプログラム。
本発明に係るレイアウト評価装置、そのプログラム、レイアウト評価システムおよび画像形成システムによれば、複数の画像形成装置の設置位置の適正化を図るための情報をユーザに提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムの設置状態の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 端末装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成システムにおけるレイアウト評価処理の全体を示す流れ図である。 周辺PC検索処理(図4のステップS101)の詳細を示す流れ図である。 画像形成装置から接続要求を受けた端末装置の応答処理を示す流れ図である。 MFP1がPCを検出して作成したPC検出テーブルを示す説明図である。 MFP2がPCを検出して作成したPC検出テーブルを示す説明図である。 MFP1に係るPC別印刷枚数一覧を示す説明図である。 MFP2に係るPC別印刷枚数一覧を示す説明図である。 収集情報一覧を示す説明図である。 分析処理(図4のステップS104)の詳細を示す流れ図である。 移動距離の計算例を示す説明図である。 MFP2をMFP1に近づけた場合、およびMFP1をMFP2から遠ざけた場合の設置状態を示す説明図である。 レイアウト評価結果画面の一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成システムにおけるレイアウト評価処理の全体を示す流れ図である。 移動前のMFP1、MFP2、MFP3とこれらの周辺のPCの設置状態を示す説明図である。 第1回目の収集情報一覧表を示す説明図である。 第1回目の評価結果に基づいてMFP2をMFP1に近づけた後の設置状態を示す説明図である。 第2回目の収集情報一覧表を示す説明図である。 第2回目の評価に基づくレイアウト評価結果画面の一例を示す説明図である。 第2回目の評価結果に基づいてMFP3をMFP2に近づけた後の設置状態を示す説明図である。 第2回目の評価結果に基づく移動後の設置状態で得た3回目の収集情報一覧表を示す説明図である。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るレイアウト評価装置、レイアウト評価システムを含む画像形成システム3の設置環境の一例を示している。画像形成システム3は、複数の画像形成装置10と、複数の端末装置30とを、無線通信により通信可能に接続して構成される。
画像形成装置10(図中のMFP)は、記録紙に画像を形成して出力する機能を備えたプリンタや複合機である。本例では、画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部端末へ送信したりするスキャンジョブ、端末装置30(図中のPC)から受信した印刷データに係る画像を記録紙上に形成して印刷出力する印刷ジョブなどのジョブを実行する機能を備えた複合機である。
端末装置30は、画像形成装置10に対して、スキャンジョブやプリントジョブなどのジョブを投入してその実行を要求する機能を備えた情報処理装置である。端末装置30は、OSプログラムや画像形成装置10のドライバプログラム、文書や画像を作成・編集するアプリケーションプログラムなどがインストールされたパーソナルコンピュータなどで構成される。スキャンジョブやプリントジョブの投入など画像形成装置10に対する各種の要求は画像形成装置10のドライバプログラムによって行われる。以後、画像形成装置10をMFP、端末装置30をPCとも記す。また、MFP1、MFP2、MFP3…、PC1、PC2、PC3…などのように末尾の番号はそれぞれの装置の識別番号とする。
本実施の形態では、オフィスの1つのフロアに配置されたMFPおよびPCを対象として1つの画像形成システム3が構築されているものとする。図1の例では、MFP1とMFP2の2台が設置され、またPC1〜PC13が設置されている。MFP1、MFP2を中心に描かれた各円は、MFPをPCから利用するに際して、利便性が損なわれない適正距離の範囲を示している。ここでは、適正距離を10mとする。図1の例では、PC1、PC2、PC12、PC13は、適正距離より遠い位置にある。また、MFP1とMFP2との間の距離は適正距離以下であり、図中、2つの円の交点を結ぶ破線は、MFP1とMFP2から等距離の位置を示している。2つの円の重複する部分は、MFP1、MFP2の双方から適正距離内にある重複領域であり、同図では、この重複領域内にPC7、PC8、PC9が存在している。
画像形成システム3で使用する無線通信は、数十mを到達可能距離としたものであり、たとえば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を使用する。無線通信は、通信強度が規格化されたものが好ましい。画像形成システム3では、各MFPと各PCとの距離(実質的な道のりに対応する距離)をMFPとPC間の無線通信状態に基づいて導出してMFPとPCとの位置関係を示すデータを作成し、このデータに基づいてオフィス内の複数台のMFPの設置位置が、そのオフィス内に存在するPCにとって適切か否かを評価したり、適性化するためのレイアウト(MFPの移動距離や移動方向など)を提示したりする機能を備えている。
図2は、画像形成装置10(MFP)の概略構成を示している。画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を統括制御するCPU(Central Processing Unit)11と、このCPU11に接続されたROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、スキャナ部14と、プリンタ部15と、表示部16と、操作部17と、画像処理部18と、ハードディスク装置19と、不揮発メモリ21と、ネットワークI/F部22と、無線通信部23とを備えている。
CPU11ではOSプログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。ROM12には各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が処理を実行することでジョブの実行など画像形成装置10の各機能が実現される。RAM13はCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。なお、その他の必要なプログラムはハードディスク装置19からRAM13にロードされて実行される。
スキャナ部14は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。スキャナ部14は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサ(CCDとも記す)、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段(モータなどを含む)と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部15は、画像データに応じた画像を記録紙上に形成して出力する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザユニットと、現像装置と、転写装置と、分離装置と、クリーニング装置と、定着部とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタとして構成されている。
画像形成装置10の操作パネルは表示部16と操作部17を備えて構成される。表示部16は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作部17は、ユーザからジョブの投入や設定など各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部17は、表示部16の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルのほかテンキーや文字入力キー、スタートキーなどを備えて構成される。
画像処理部18は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
ハードディスク装置19は、大容量不揮発の記憶装置であり、プログラムのほか、たとえば、印刷データや画像データ、ジョブ履歴の保存などに使用される。不揮発メモリ21は、電源がオフされても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ネットワークI/F部22は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて端末装置やその他の外部装置との間でデータを有線で通信する。無線通信部23は、他の画像形成装置10(MFP)や各端末装置30(PC)と無線で通信する機能を果たす。無線通信部23は、通信強度(無線強度、電波強度)を複数段階に変更可能となっており、どの通信強度まで通信可能で、どの通信強度で通信不可となったかによって、通信相手との距離を認識することができる。
図3は、端末装置30(PC)の概略構成の一例を示している。端末装置30は、CPU31と、ROM32と、RAM33と、入出力I/F部34と、不揮発メモリ42と、ハードディスク装置43と、ネットワークI/F部44と、無線通信部45とを備えている。さらに入出力I/F部34を介して、キーボードやマウスなどの入力デバイス35と、液晶ディスプレイなどの表示装置36が接続されている。
ROM32には起動用のプログラムや固定データが記憶される。RAM33には、ハードディスク装置43からロードしたプログラムが記憶される。またRAM33は、CPU31がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ42は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)である。ハードディスク装置43は、大容量不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや画像形成装置10のドライバプログラム、ミドルウェア、各種アプリケーションプログラム、ファイル、データなどが保存される。
ネットワークI/F部44は、LANなどのネットワークを介して画像形成装置10や他の外部装置と有線で通信する機能を果たす。無線通信部45は、画像形成装置10(MFP)や他の外部端末と無線で通信する機能を果たす。無線通信部45は画像形成装置10が有する無線通信部23と同一通信方式である。
次に、画像形成システム3のレイアウト評価機能について説明する。
各画像形成装置10は、レイアウト評価装置としての機能を有している。
図4は、レイアウト評価装置としての画像形成装置10(MFP)が行うレイアウト評価処理全体の流れを示している。ここでは、いずれかのMFPがマスタ(マスタMFPとする)となってレイアウト評価機能に係る動作を行うものとする。たとえば、ユーザがMFPの操作部17からレイアウト評価の実行指示を入力すると、該実行指示を受けたMFPがマスタMFPとなって本処理を実行する。なお、特定の画像形成装置10のみがレイアウト評価装置の機能(マスタMFPとして動作する機能)を具備するように構成されてもよい。
マスタMFPは、自装置の周辺に存在するPCを検索する周辺PC検索処理を行う(ステップS101)。また、他の全てのMFPに対して、周辺PC検索処理の結果および印刷ジョブ履歴情報の取得要求を送信し、他の全てのMFPから、周辺PC検索処理の結果および印刷ジョブ履歴情報を収集する(ステップS102)。
図5は、周辺PC検索処理(図4のステップS101)の詳細を示す流れ図である。周辺PC検索処理は、当該処理を実行するMFPが自装置の周辺にあるPCを検出して、検出したPCを後述するPC検出テーブル(図7、図8参照)に登録する機能を果たす。周辺PC検索処理はマスタMFPで実行するほか、マスタMFPから周辺PC検索処理結果の取得要求を受ける各MFPにおいても行われる。
まず、周辺PC検索処理を行うMFPは、自装置の周辺のPCを検索する(ステップS121)。たとえば、当該MFPが属するネットワークに所定のコマンドをブロードキャストし、その応答から、当該ネットワークに接続されているすべてのPCのIP(Internet Protocol)アドレスを検出する。
そして、検出(発見)したIPアドレスのそれぞれについて以下の処理を行う。発見したIPアドレスのうち、未処理の1つを処理対象にする(ステップS122)。そして、その処理対象のIPアドレスが、IPアドレス取得済みPCのIPアドレスの中に存在するか否かを調べる(ステップS123)。ステップS123では、PC検出テーブルにIPアドレスが登録済みの場合は「取得済み」と判定し、未登録であれば「取得済みでない」と判定する。
取得済みPCのIPアドレスであれば(ステップS123;Yes)、発見したすべてのIPアドレスについて処理済みか否かを調べる(ステップS124)。発見したすべてのIPアドレスが処理済みならば(ステップS124;Yes)、本処理を終了する(戻る)。未処理のIPアドレスがあれば(ステップS124;No)、ステップS122へ戻り、未処理のうちの1つを次の処理対象のIPアドレスにして処理を継続する。
処理対象のIPアドレスが取得済みPCのIPアドレスでない場合は(ステップS123;No)、そのIPアドレスのPCに対して無線通信による接続処理を行う(ステップS125)。ここでは、Bluetooth規定の接続処理を行う。接続できたら、そのPCに対して、SPP(Serial Port Profile)またはFTP(File Transfer Profile)などのプロファイルで接続処理を行い(ステップS126)、そのPCのPC名、IPアドレス、無線通信でのアドレス(ここでは、Bluetoothデバイスアドレス)などそのPCを特定可能な情報を取得し、これらをPC検出テーブルに登録する(ステップS127)。
さらに、無線通信状態から、当該MFPからそのPCまでの距離を求め、該距離をこのPCに対応付けてPC検出テーブルに登録する(ステップS128)。そして、無線通信を終了させて(ステップS129)、ステップS123へ戻る。
ステップS128では、たとえば、PCから受信できた電波の強度(無線通信状態)から、PCまでの距離を求める(電波強度を距離に換算する)。あるいは、無線強度を複数段階に変えて無線通信を行い、通信できた場合の最小の無線強度から、そのPCまでの距離を求める。たとえば、無線強度を1〜10までの10段階とし、1段階高める毎に通信可能距離が2m増えるものとすれば、
最小無線強度が1段階のとき、PCまでの距離Lは0≦L<2m、
最小無線強度が2段階のとき、PCまでの距離Lは2≦L<4m、
最小無線強度が3段階のとき、PCまでの距離Lは4≦L<6m、・・
というように算出する。また、無線強度と距離との対応表を用意しておき、その対応表を最小無線強度で参照してそのPCまでの距離を求めるようにしてもよい。
なお、図5の処理では、PC検出テーブルに登録済みのPCについては、無線通信接続を行わず、登録内容を更新しない例を示したが、ステップS121で検出したすべてのPCに対して無線通信による接続処理を行い、各PCまでの距離を算出し直して、PC検出テーブルの登録内容を更新するように構成してもよい。PC名、IPアドレスなどは更新しなくてもよいが、PCが移動されている可能性もあるので、距離を更新することは望ましい。
図6は、MFPから無線通信の接続要求を受けたPC側の処理を示している。MFPから無線通信の接続要求を受けると(ステップS201;Yes)、無線通信による接続処理を行う(ステップS202)。ここでは、Bluetooth規定の接続処理を行う。接続後、さらにMFPからの要求に応じて、SPPまたはFTPなどのプロファイルでの接続処理を行い(ステップS203)、当該PCのPC名、IPアドレス、無線通信でのアドレス(Bluetoothデバイスアドレス)などこのPCを特定可能な情報を送信する(ステップS204)。そして、無線通信を終了させて(ステップS205)、ステップS201へ戻る。
図7はMFP1が作成したPC検出テーブル50(1)の一例を示し、図8はMFP2が作成したPC検出テーブル50(2)の一例を示している。PC検出テーブル50には、PC名と、Bluetoothデバイスアドレスと、IPアドレスと、MFPからPCまでの距離とがPC毎に対応付けて登録される。図7、図8は、図1での検出状態に対応しており、MFP1もMFP2も、PC1〜PC13までの同じ13台のPCを検出して登録している。図7のPC検出テーブル50(1)では、MFP1と各PCとの距離が登録され、図8のPC検出テーブル50(2)ではMFP2と各PCとの距離が登録されている。
また、各MFPは、PCから自装置が受けた印刷ジョブの履歴を記憶する機能を有している。たとえば、印刷ジョブを受信する毎に、その印刷ジョブの送信元のPC(IPアドレス)と、受信日時と、印刷枚数とを関連付けて記憶するようになっている。この履歴から、所定期間におけるPC別の印刷枚数を集計可能になっている。
図9は、MFP1についてPC別の印刷枚数を集計したPC別印刷枚数一覧60(1)の一例を、図10は、MFP2に係るPC別印刷枚数一覧60(2)の一例を示している。所定期間は、設置後の全期間としてもよく、過去1ヶ月などとしてもよく、前回レイアウト変更した以後現在までの期間としてもよく、管理者などが任意に設定可能になっている。
第1の実施の形態では、レイアウト評価装置(マスタMFP)は、図4のステップS102において、図7に示すMFP1のPC検出テーブル50(1)、図8に示すMFP2のPC検出テーブル50(2)、図9に示すMFP1のPC別印刷枚数一覧60(1)、図10に示すMFP2のPC別印刷枚数一覧60(2)を収集するものとする。
レイアウト評価装置(マスタMFP)は、上記の情報を収集した後、これらの情報を集約して、図11に示す収集情報一覧70を作成する(図4:ステップS103)。収集情報一覧70から、MFP1とMFP2がPCから受けた印刷ジョブによる使用量(印刷枚数)の偏りと、MFP1とMFP2との間に存在するPCを特定することができる。また、MFP1とMFP2との間に存在するPCがどのMFPに対して印刷ジョブをどれぐらい送っていたか(印刷枚数)も、把握することができる。
PCからMFPを使用する上で、ユーザにとって利便性を損なわない距離(適正距離)を10mと仮定すると、図11に示す収集情報一覧70の例では、PC3〜PC9はMFP1の適正距離の範囲にあり(MFP1の適性範囲内の欄に○)、PC7〜PC11はMFP2の適正距離の範囲にある(MFP2の適性範囲内の欄に○)。また、図中、斜線を施した部分、すなわち、PC7、PC8、PC9は、MFP1とMFP2の双方からの適正距離の範囲内に存在している。したがって、PC7、PC8、PC9においては、仮にどちらかのMFPを遠ざけても、利便性を損なうことは少ない。
ここで、MFP毎の印刷枚数(MFP毎に各PCからの印刷枚数を集計した枚数)は、MFP1が284枚、MFP2が143枚であり、偏りが存在する。複数台のMFPを効率的に使用するには、印刷枚数を平均化させることが望ましい。また、ユーザは自分のPCから最も近いMFPに対して印刷ジョブを送信する傾向がある。そこで、MFP1とMFP2の双方の適正距離範囲内にあるPC7、PC8、PC9のうち、MFP1に対して印刷ジョブを送信しているPC7、PC8がMFP1よりもMFP2に近づくように、MFP1とMFP2の双方もしくはいずれか一方の設置位置を変更すれば、PC7、PC8のユーザはMFP2にジョブを送信するようになると思われるので、適正距離の範囲内を維持しつつ、印刷枚数の平均化を達成することが可能になる。
そこで、レイアウト評価装置(マスタMFP)は、収集情報一覧70から、偏りの有無や程度、さらに偏りを是正可能か否か、可能な場合にはどのMFPをどの方向にどれだけ移動すべきかを分析して導出し(図4:ステップS104)、その分析結果、あるいは分析の元になったデータ(複数のMFPと複数のPCとの位置関係を示すデータ(たとえば、収集情報一覧70))を表示部16などに表示して(ステップS105)、処理を終了する。
図12は、分析処理(図4:ステップS104)の詳細を示している。まず、印刷枚数の多いMFP(MFP(a)とする)と、印刷枚数の少ないMFP(MFP(b)とする)との間にPCが存在しているか否かを判断する(ステップS141)。ここでは、MFP1とMFP2との直線距離Dを認識しており、MFP1からの距離およびMFP2からの距離の双方がMFP1とMFP2との間の直線距離Dより短いPCを、MFP1とMFP2の間に存在するPC(共通PC)と判定する。MFPとPCとの距離を求めた場合と同様に、MFP1とMFP2との間で無線通信を行い、そのときの無線通信状態から距離Dを導出している。なお、距離Dは適正距離より短いものとする。
印刷枚数の多いMFP(a)と印刷枚数の少ないMFP(b)との間にPCが存在しなければ(ステップS141;No)、「設置位置の移動なし」として処理を終了する(戻る)。
印刷枚数の多いMFP(a)と印刷枚数の少ないMFP(b)との間に共通PCが存在する場合は(ステップS141;Yes)、MFP(a)とMFP(b)の印刷枚数の偏りの程度が所定の許容レベルを超えるか否かを判断する(ステップS142)。ここでは、印刷枚数の差が、印刷枚数の多いMFP(a)の印刷枚数の20%以上あり、かつ印刷枚数の差の絶対量が所定量(ここでは50枚)以上ある場合に、許容レベルを超えた偏りがあると判断する。
許容レベルを超える偏りがなければ(ステップS142;No)、「設置位置の移動なし」として処理を終了する(戻る)。
許容レベルを超える偏りがある場合は(ステップS142;Yes)、共通PCの中で、印刷枚数の少ないMFP(b)へ印刷ジョブを送信しないPC(PC(c)とする)が存在するか否かを調べる(ステップS143)。PC(c)は、MFP(a)に印刷ジョブを送信し、MFP(b)に印刷ジョブを送信していないPCでもある。
該当のPC(PC(c))が存在しない場合は(ステップS143;No)、偏りの是正に適したPCが存在しないので、「設置位置の移動なし」として処理を終了する(戻る)。
共通PCの中にPC(c)が存在する場合は(ステップS143;Yes)、以下の処理を行う。まず、印刷枚数の多いMFP(a)の印刷枚数を変数X1、印刷枚数の少ないMFP(b)の印刷枚数を変数X2に代入する(ステップS144)。次に、PC(c)のうち、MFP(b)から近い順にPCを1台選択し(選択した1台をPC(d)とする)、そのPC(d)が送信した印刷枚数を変数Yに代入する(ステップS145)。
そして、PC(d)が印刷ジョブをMFP2に送信するようになった場合における、MFP1の印刷枚数(X1−Y)とMFP2の印刷枚数(X2+Y)が許容レベル以下になったか否か、すなわち、(X1−Y)と(X2+Y)との差が、(X1−Y)の20%以上かつ50枚以上か否かを調べる(ステップS146)。
許容レベル以下になった場合は(ステップS146;No)、ステップS148へ移行する。許容レベル以下になっていない場合は(ステップS146;Yes)、X1=X1−Y、X2=X2+Yに更新し(ステップS147)、ステップS145に移行する。すなわち、PC(c)の中から次にMFP(b)に近いものを新たなPC(d)としてステップS145以降の処理を継続する。なお、次のPC(d)が存在しない場合は、その時点でステップS148へ移行する。この場合でもある程度の偏りは是正される。
ステップS148では、MFP(a)、MFP(b)のそれぞれから、最後に加えたPC(d)までの距離と、MFP(a)とMFP(b)との直線距離Dとから、MFP(a)とMFP(b)の設置位置の移動距離を求めて(ステップS148)、本処理を終了する(戻る)。なお、移動方法には、印刷枚数の少ないMFP(b)を印刷枚数の多いMFP(a)に近づける方法と、MFP(a)をMFP(b)から遠ざける方法とがある。
図13は、移動距離の求め方を示している。L1(MFP(a)からPC(d)までの距離)とL2(MFP(b)からPC(d)までの距離)の大小関係が入れ替わるようにすればよい。たとえば、L1、L2、L3が既知より、(1)、(2)式から(3)式のようにLxが求まる。MFP(b)をMFP(a)に近づける場合、移動後のMFP(a)とMFP(b)との間の距離がLxの2倍以下になるように、MFP(b)をMFP(a)側へ移動させればよいので、移動距離は(L3−2Lx)+αになる。一方、MFP(a)をMFP(b)から遠ざける場合は、移動後のMFP(a)とMFP(b)との間の距離が(L3−Lx)の2倍以上になるまで、MFP(a)をMFP(b)から遠ざけるので、移動距離は同じく(L3−2Lx)+αになる。αが0の場合、等距離となるため、αの大きさが、PC(d)のユーザがMFP(b)へ印刷ジョブを投入する動機付けの大きさになる。αは適宜に設定すればよい。
なお、L3を維持したままで、L1とL2の大小関係を逆転させるようにしてもよい。この場合、MFP(a)とMFP(b)の両方を移動させる。移動後のLx、および移動後の(L3−Lx)が、いずれもL3/2になるようにすればよい。したがって、MFP(a)を、(L3/2−Lx)だけMFP(b)から遠ざかる方向へ移動させ、かつ、MFP(a)を((L3−Lx)−L3/2)だけMFP(a)に近づく方向に移動させればよい。
なお、移動距離は上記のように求める場合に限らず、たとえば、無線通信状態によって判別可能なMFP−PC間距離の精度が1〜2mであれば、その精度に対応した距離(1〜2m)を移動距離としてもよい。
図11の収集情報一覧70を分析した場合、印刷枚数の多いMFP1より印刷枚数の少ないMFP2にPC8が近づくようにMFPの設置位置を移動させることになる。
図14(a)はMFP2をMFP1に近づける場合の設置位置の移動例を、図14(b)はMFP1をMFP2から遠ざける場合の設置位置の移動例を示している。いずれにせよ、PC8はMFP1よりもMFP2に近くなり、PC8のユーザはMFP2へ印刷ジョブを送信するように誘導される。
図15は、図4のステップS105においてレイアウト評価装置としてのマスタMFPの表示部16に表示されるレイアウト評価結果画面80の一例を示している。レイアウト評価結果画面80では、現在の状態と移動後の状態を対比するように分析結果が表示される。
レイアウト評価結果画面80の上段は現在の状態を示しており、MFP1の印刷枚数、MFP2の印刷枚数、移動前のMFP1と、MFP2とこれらの中間にあって印刷ジョブの送信先が設置位置の移動によって変化するPC8との位置関係を示す配置図が表示されている。また、どのMFPをどの方向にどの程度の距離、移動させればよいかを示す案内情報も表示されている。
レイアウト評価結果画面80の下段は移動後の状態を示している。案内表示に従って設置位置を移動した後のMFP1、MFP2の印刷枚数の予測値、移動後のMFP1とMFP2とPC8との位置関係を示す配置図が表示されている。このように、移動前と移動後を対比して表示することで、移動による効果をユーザは認識し易い。
このようにレイアウト評価装置では、画像形成装置10(MFP)と端末装置30(PC)との間の距離を、これらの間の無線通信の通信状態に基づいて求めるので、MFPとPCとの間の距離や障害物(壁の有無など)の状況を反映した距離に基づいて、レイアウトを判定することができる。すなわち、実際の距離は近くても、MFPとPCとが壁を隔てて隣の部屋に存在するような場合には、無線通信状態は低下してそれらの間の距離は長いと判定される。これは、壁を隔ててすぐ向こう側にあったとしても隣の部屋へはその部屋の入口を回って行く必要があるので、実際の道のりに対応した距離を導出していることになり、人の移動距離に対応してレイアウトを評価することができる。
次に、第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態では、MFPが2台の場合を示したが、第2の実施の形態は3台以上の場合に対応する。
たとえば、MFPが3台、この3台のうちのいずれか2台について、設置位置の移動の要否を判断し、必要な場合はその移動を行う。そして、移動後に再度計測し、別の2台について設置位置の移動の要否を判断し、必要な場合は移動する、というように、2台ずつ設置位置の評価を行い、必要な場合は移動させた後、再度計測する、という手順を必要回数繰り返す。たとえば、全ての2台の組み合わせについて上記手順を繰り返す、あるいは、設置位置を移動する必要がなくなるまで繰り返す。
図16は、第2の実施の形態に係るレイアウト評価処理全体の流れを示している。レイアウト評価装置(マスタMFP)は、自装置の周辺に存在するMFPを検索する(ステップS301)。そして、検出したMFPの組み合わせ(2台ずつの組み合わせ)回数分だけ以下の処理を繰り返す。
まず、周辺PC検索処理を行う(ステップS302)。続いて、他の全てのMFPに対して、周辺PC検索処理の結果および印刷ジョブ履歴情報の取得要求を送信し、他の全てのMFPから、周辺PC検索処理の結果および印刷ジョブ履歴情報を収集する(ステップS303)。収集した情報に基づいて収集情報一覧70を作成し(ステップS304)、今回の組み合わせの2台について、分析処理を行う(ステップS305)。そして、分析処理の結果をレイアウト評価結果画面80等に表示してユーザに通知する(ステップS306)。上記ステップS302からS306は図4のステップS101からS105と同一であり、サブルーチンである周辺PC検索処理、分析処理は、図5、図12と同一である。
ユーザはこの通知に従って設置位置の変更を行う(ステップS307)。変更後、ユーザから移動完了の入力操作を受けると、ステップS302に戻り、再度計測し、次の2台の組み合わせについて、処理を行う。このようにして、すべての2台の組み合わせについてステップS302からS307の処理が完了すると、本処理を終了する。
このように、2台のMFPの組み合わせ毎に設置位置を評価し、ユーザによる移動が1回行われる毎に再計測する、という手順でレイアウトの評価を行うので、実際に移動した後の状況に対応した、より適切なレイアウト評価を行うことができる。
次に、第2の実施の形態に係るレイアウト評価装置の動作を、MFP1、MFP2、MFP3の3台が設置されている場合を例に説明する。
図17は移動前の配置の一例を示している。また、図18は、図17に示すMFP1〜MFP3について情報収集して作成した収集情報一覧70Bを示している。図11に示した収集情報一覧70を分析した場合と同様に、この収集情報一覧70Bの分析結果に基づき、MFP2をMFP1に1〜2m近づける。これにより、MFP1に印刷ジョブを送信していたPC8がMFP2に印刷ジョブを送信するようになる。
図19は、上記のように移動した後の配置を示している。また図20は、移動後に、再度計測して、作成した収集情報一覧70Cを示している。この例の場合、MFP2をMFP1に近づけるように移動させた結果、MFP1とMFP2の間の印刷ジョブ(印刷枚数)の偏りは解消されたが、PC14から最も近いMFPがMFP3からMFP2に変化したため、MFP2とMFP3との間の印刷ジョブ(印刷枚数)に偏りが発生している。すなわち、移動前の収集情報一覧70B(図18)では、PC14は、MFP3に最も近いので印刷ジョブをMFP3に送信する位置関係にあったが、MFP2をMFP1に近づけるように移動させた後の収集情報一覧70C(図20)では、PC14は、MFP2に最も近くなり、MFP2へ印刷ジョブを送信する位置関係に変化している。その結果、MFP2とMFP3の間に印刷ジョブ(印刷枚数)の偏りが発生している。
そこで、次は、このMFP2とMFP3との間の印刷枚数の偏りを是正するようにMFP2とMFP3との位置関係を修正する。この場合、収集情報一覧70Cを分析し、その分析結果より、MFP3をMFP2に1〜2m近づける。図21は、収集情報一覧70Cの分析結果に基づいて表示部16に表示されるレイアウト評価結果画面80Bの一例を示している。画面構成は図15と同様であり、その説明は省略する。
また、図22は、MFP3をMFP2に近づけるように移動させた後の設置位置関係を示している。図23は、上記の移動後に、再度計測して、作成した収集情報一覧70Dを示しており、PC14は、MFP3へ印刷ジョブを送信する位置関係に変化している。このようにして、MFP1、MFP2、MFP3の3台を設置した環境において、印刷ジョブの偏りが是正される。
なお、3台以上のMFPが設置されている場合におけるレイアウト評価の手順としては、たとえば、1回の周辺PC検索処理に基づいて作成した収集情報一覧70Bなどに基づいて、すべての2台ずつのMFPの組み合わせについて印刷ジョブの偏りを分析して、設置位置の評価を行い、その結果をユーザに示すようにしてもよい。たとえば、図17に示す設置状態を、図18の収集情報一覧70Bに基づいて分析評価したとき、MFP2をMFP1に1〜2m近づけると判定し、その判定結果に基づいてPC8の印刷ジョブをMFP2側の印刷枚数に集計する。さらに、その集計結果に偏りがあるか否かを分析し、偏りがあれば、それを是正するように分析し、MFP3をMFP2に近づけると判定する。このようにして2台ずつの組み合わせについてすべて評価し終えた段階で、最終的な各MFPの設置位置の評価結果(移動方法など)をユーザに通知する。この方法は、移動回数が少なく、設置台数が多い場合に有効である。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、レイアウト評価装置としての機能を有する画像形成装置10と、各画像形成装置10に設けた無線通信部23とを含めた画像形成システム3として説明したが、本発明は、レイアウト評価装置、あるいはレイアウト評価システムとして構成されてもよい。レイアウト評価装置は、外部装置から通信状態情報を取得し、取得した通信状態情報を解析・分析して、位置関係を示すデータを作成する機能を有するようにすればよく、画像形成装置や無線通信部23は具備しなくてよい。
たとえば、各MFPと通信可能に接続されたサーバなどとしてレイアウト評価装置を構成してもよい。レイアウト評価装置は、各MFPからPC検出テーブル50やPC別印刷枚数一覧60を収集し、これらを元に収集情報一覧70を作成し、これを分析評価して、MFPをどのように移動すればよいかを求め、レイアウト評価結果画面80などを、たとえば、自装置のディスプレイに表示したり、MFPに転送して表示させたりするように構成すればよい。PC検出テーブル50を収集する代わりに、各MFPからその周囲の端末装置30と無線通信した際の通信状態を示す情報と各PCを特定する情報(PC名やIPアドレスなど)とを取得し、これらの情報に基づいてレイアウト評価装置側で各MFPとPCとの距離を求めるように構成してもよい。
さらに、このレイアウト評価装置と、無線通信部とを含むものを、レイアウト評価システムとしてもよい。この場合、無線通信部は、画像形成装置に装着されるものと端末装置に装着されるものの双方をレイアウト評価システムに含めて構成してもよいし、画像形成装置に装着するものだけをレイアウト評価システムに含めるようにしてもよい。
実施の形態では、無線通信の無線強度を段階的に変化させてMFP−PC間の距離を求めたが、たとえば、電波強度や、信号対ノイズ比など通信品質を示す情報から距離を求めるようにしてもよく、無線通信状態の評価に基づいて距離を求める方法は、既知の任意のものでよい。無線通信状態による距離の算出方法には、送信側から受信側までの伝播時間を基準とするものなども含まれる。たとえば、装置Aと装置Bとの間の距離を測る場合、装置Aと装置Bに同じクロックを持つようにしておく。そして、装置Aから装置Bに無線でデータを送信するときに、装置Aは上記クロックが示す送信時刻をデータ内容に付加する。装置Bはそのデータを受信した際に、そのデータに付加されている送信時刻と自装置のクロックが示す時刻(受信時刻)との差を求め、この差を距離に換算する。たとえば、差と距離との関係を予め測定して記憶したテーブルを用意しておき、このテーブルを参照して差を距離に換算したり、差と距離との関係を示す演算式を予め導出しておき、該演算式から距離を導出したりすることができる。
なお、実施の形態では、分析結果として、レイアウト評価結果画面80を表示するようにしたが、本発明は、どのMFPをどの方向にどの程度の距離を移動させるかといった具体的な分析まで行う必要はなく、複数のMFPと複数のPCとの位置関係を示すデータを求め、これを出力・表示するものであってもよい。たとえば、収集情報一覧70を作成して表示するだけでもよい。収集情報一覧70は、あるPCが特定の1台のMFPの適正距離内に存在すること、またあるPCは複数台のMFPから適正距離の範囲(複数のMFPの中間)に存在すること、適正距離にあるPCの台数がMFP間で偏っていること、など複数のMFPと複数のPCとの位置関係を示すデータである。位置関係を示すデータの形式は、収集情報一覧70に限定されず、たとえば、各MFPについて、適正距離にあるPCの台数を表示するデータ、それぞれのPCについて適正距離にある1または複数のMFPを示すデータ、などでもよい。
また、実施の形態では、MFP毎のPCから受ける印刷ジョブの量(印刷枚数)に基づいて、設置位置を評価したが、MFPから所定距離(たとえば、適正距離)の範囲内にあるPCの台数に基づいて、設置位置を評価してもよい。たとえば、各MFPから適正距離の範囲内に存在するPCの台数を均等にするために必要なMFPの移動を分析してレイアウト評価結果画面80などに表示するようにしてもよい。これは、各PCがMFPに投入する印刷ジョブの量が同一であると仮定して、印刷ジョブ量の均等化を図るようにレイアウト評価する、とも言える。
詳細には、MFP毎に、そのMFPから所定距離(適正距離とする)の範囲内にあるPCの台数を集計する。そして集計結果に許容レベル以上の偏りがあれば、たとえば、MFP1に関する集計台数がMFP2に関する集計台数より許容レベル以上の偏りで多いとすると、MFP1とMFP2の間に存在する共通PCの中でMPF2に近いものから順に、偏りが許容レベル内に収まるまで、MFP2側の集計台数にPCを繰り入れる。そして許容レベルと成ったときに最後の組み入れたPCが、MFP1よりMFPに近くなるように、MFP1とMFP2の設置位置の移動距離、移動方向を分析結果として求める。この場合、MFP1をMFP2から遠ざけるように移動させる、あるいはMFP2をMFP1に近づけるように移動させることになる。
実施の形態では画像形成装置10が複合機の場合を例に説明したが、端末装置から何らかのジョブを受信して実行する装置であればよく、ネットワーク接続可能なプリンタなどでもかまわない。
3…画像形成システム
10…画像形成装置(MFP)
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…スキャナ部
15…プリンタ部
16…表示部
17…操作部
18…画像処理部
19…ハードディスク装置(HDD)
21…不揮発メモリ
22…ネットワークI/F部
23…無線通信部
30…端末装置(PC)
31…CPU
32…ROM
33…RAM
34…入出力I/F部
35…入力デバイス
36…表示装置
42…不揮発メモリ
43…ハードディスク装置(HDD)
44…ネットワークI/F部
45…無線通信部
50…PC検出テーブル
60…PC別印刷枚数一覧
70、70B〜70D…収集情報一覧
80、80B…レイアウト評価結果画面

Claims (25)

  1. 複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
    前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
    を有し、
    前記通信状態情報は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を示しており、
    前記解析部は、通信強度毎の通信可能距離と各通信強度での無線通信状態とから、画像形成装置と端末装置との距離を算出し、この距離に基づいて前記データを求める
    ことを特徴とするレイアウト評価装置。
  2. 画像形成装置毎に、その画像形成装置との間の距離が所定値以下の端末装置の数を集計する台数集計部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のレイアウト評価装置。
  3. 複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
    前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
    を有し、
    前記解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求め、
    画像形成装置毎に、その画像形成装置との間の距離が所定値以下の端末装置の数を集計する台数集計部をさらに有する
    ことを特徴とするレイアウト評価装置。
  4. 画像形成装置毎に、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置。
  5. 前記位置関係を示すデータに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置。
  6. 前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項4に記載のレイアウト評価装置。
  7. 前記評価部は、前記使用量集計部が第1の画像形成装置について集計した使用量が、第2の画像形成装置について集計した使用量より多くその偏りが所定の基準以上であって前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置が存在する場合は、第1の画像形成装置については第2の画像形成装置から遠ざけるように、第2の画像形成装置については第1の画像形成装置に近づけるように、設置位置を変更することが適切であると評価する
    ことを特徴とする請求項6に記載のレイアウト評価装置。
  8. 前記位置関係を示すデータと、前記台数集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部と、
    をさらに有する
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のレイアウト評価装置。
  9. 前記評価部は、前記台数集計部が第1の画像形成装置について集計した端末装置の数が、第2の画像形成装置について集計した端末装置の数より多くその偏りが所定の基準以上であって前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置が存在する場合は、第1の画像形成装置については第2の画像形成装置から遠ざけるように、第2の画像形成装置については第1の画像形成装置に近づけるように、設置位置を変更することが適切であると評価する
    ことを特徴とする請求項8に記載のレイアウト評価装置。
  10. 複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
    前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
    画像形成装置毎に設けられた、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部と、
    前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部と、
    を有し、
    前記評価部は、前記使用量集計部が第1の画像形成装置について集計した使用量が、第2の画像形成装置について集計した使用量より多くその偏りが所定の基準以上であって前記第1の画像形成装置と第2の画像形成装置の間に端末装置が存在する場合は、第1の画像形成装置については第2の画像形成装置から遠ざけるように、第2の画像形成装置については第1の画像形成装置に近づけるように、設置位置を変更することが適切であると評価する
    ことを特徴とするレイアウト評価装置。
  11. 前記解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求める
    ことを特徴とする請求項10に記載のレイアウト評価装置。
  12. 複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、
    前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、
    前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部と、
    を有し、
    前記通信状態情報が示す無線通信状態は、無線通信時の伝播時間であり、
    前記画像形成装置と前記端末装置は同じクロックを備え、前記画像形成装置と前記端末装置との間で無線通信するときに、送信側の装置は送信時に自装置のクロックが示す時刻を送信データに付加し、受信側の装置は、前記送信データの受信時に自装置のクロックが示す時刻と、前記送信データに付加されている時刻との差を求め、前記解析部は、この差に基づいて送信側の装置と受信側の装置の間の距離を求め、該距離に基づいて前記位置関係を示すデータを求める
    ことを特徴とするレイアウト評価装置。
  13. 前記画像形成装置と端末装置との間で無線通信する無線通信部と、
    請求項1乃至11のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置と、
    を有し、
    前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求め、
    前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部から前記通信状態情報を収集する
    ことを特徴とするレイアウト評価システム。
  14. 端末装置と無線通信する無線通信部を備えた複数の画像形成装置と、
    請求項1乃至11のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置と、
    を有し、
    前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求めて出力し、
    前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部が出力する通信状態情報を収集する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  15. 複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部とを有するレイアウト評価装置と、
    前記画像形成装置と端末装置との間で無線通信する無線通信部と、
    を有し、
    前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求め、
    前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部から前記通信状態情報を収集する
    ことを特徴とするレイアウト評価システム。
  16. 前記レイアウト評価装置が有する解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求める
    ことを特徴とする請求項15に記載のレイアウト評価システム。
  17. 前記レイアウト評価装置は、画像形成装置毎に、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項15または16に記載のレイアウト評価システム。
  18. 前記レイアウト評価装置は、前記位置関係を示すデータに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項15または16に記載のレイアウト評価システム。
  19. 前記レイアウト評価装置は、
    前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項17に記載のレイアウト評価システム。
  20. 端末装置と無線通信する無線通信部を備えた複数の画像形成装置と、
    前記複数の画像形成装置と、画像形成装置に対してジョブを送信する機能を備えた複数の端末装置とがネットワークを通じて接続された使用環境において画像形成装置の設置位置の適正化を図るためのレイアウト評価装置であって、前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、その画像形成装置と各端末装置との間の無線通信状態を示す通信状態情報を収集する収集部と、前記収集部が収集した通信状態情報に基づいて、各画像形成装置と各端末装置との位置関係を示すデータを求める解析部とを有するレイアウト評価装置と、
    を有し、
    前記無線通信部は、複数の通信強度のそれぞれで無線通信した場合の無線通信状態を求めて出力し、
    前記レイアウト評価装置の前記収集部は、前記無線通信部が出力する通信状態情報を収集する
    ことを特徴とする画像形成システム。
  21. 前記レイアウト評価装置が有する解析部は、前記通信状態情報が示す無線通信状態に基づいて画像形成装置と端末装置との距離を導出し、この距離に基づいて前記データを求める
    ことを特徴とする請求項20に記載の画像形成システム。
  22. 前記レイアウト評価装置は、画像形成装置毎に、端末装置から受けたジョブによる使用量を集計する使用量集計部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の画像形成システム。
  23. 前記レイアウト評価装置は、前記位置関係を示すデータに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項20または21に記載の画像形成システム。
  24. 前記レイアウト評価装置は、
    前記位置関係を示すデータと、前記使用量集計部の集計結果とに基づいて、画像形成装置の設置位置を評価する評価部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項22に記載の画像形成システム。
  25. 情報処理装置を、
    請求項1乃至11のいずれか1つに記載のレイアウト評価装置
    として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
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