JP2015056963A - 電源運転支援装置、表示装置、電源運転支援方法、及びプログラム - Google Patents

電源運転支援装置、表示装置、電源運転支援方法、及びプログラム Download PDF

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真也 數澤
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Abstract

【課題】負荷が必要とする電力を予測すると共に、種々の条件に依存する発電装置が発電する電力を予測し、電力貯蔵装置などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供する電源運転支援装置、表示装置、電源運転支援方法、及びプログラムを提供することである。
【解決手段】実施形態の電源運転支援装置は、発電電力予測部と、運転評価部とを備える。発電電力予測部は、過去に発電装置が発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において前記発電装置が発電する電力を予測する。運転評価部は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、前記発電電力予測部が予測した前記発電装置が発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、電源運転支援装置、表示装置、電源運転支援方法、及びプログラムに関する。
上下水道処理施設などでは、停電を想定して非常用発電機等が備えられ、それに加え、再生可能エネルギ発電装置や電力貯蔵装置などの自立運転システムが備えられてきている。このような自立運転システムに対して、負荷電力を予測し自立運転システムを効率的に運転する技術が考案されている(例えば、特許文献1〜2参照)。
特許第4296140号公報 特開2011−83083号公報
しかしながら、この再生可能エネルギ発電装置は、例えば、太陽光発電装置や風力発電装置であり、その発電装置が発電する発電量は晴/曇/雨などの気象条件や季節、曜日、時間帯などの日時に依存する。また、電力貯蔵装置において、運転コストを低減するためには、昼間の電力ピーク前に電力貯蔵装置の電力貯蔵量を多くし、夜間前に電力貯蔵装置の電力貯蔵量を消費して夜間の低価格の電力を利用して充電する。そのため、負荷電力を正確に予測できたとしても、発電装置が発電する電力を正確に予測できなければ、自立運転システムを効率的に運転することができない。
本発明が解決しようとする課題は、負荷が必要とする電力を予測すると共に、種々の条件に依存する発電装置が発電する電力を予測し、電力貯蔵装置などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供する電源運転支援装置、表示装置、電源運転支援方法、及びプログラムを提供することである。
実施形態の電源運転支援装置は、発電電力予測部と、運転評価部とを備える。発電電力予測部は、過去に発電装置が発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において前記発電装置が発電する電力を予測する。運転評価部は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、前記発電電力予測部が予測した前記発電装置が発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
第一の実施形態による電源運転支援装置10を備える上下水道電源システム1の例を示す図である。 第一の実施形態による電源運転支援装置10の例を示す図である。 第一の実施形態による発電電力予測部101が計算した発電装置50の実績発電電力の確率分布の例を示す図である。 2つの異なる運転評価値を同一のグラフに表示した例を示す図である。 2つの運転評価値のうちの1つを重み付けした場合のグラフの例を示す図である。 表示装置80が表示する確率分布の例を示す図である。
以下、実施形態による電源運転支援装置10と電源運転支援装置10を備える上下水道電源システム1について図面を参照して説明する。
<第一の実施形態>
図1は、第一の実施形態による電源運転支援装置10を備える上下水道電源システム1の例を示す図である。
上下水道電源システム1は、図1に示すように、電源運転支援装置10と、監視制御装置20と、連系スイッチ40と、発電装置50(50a、50b)と、電力貯蔵装置60と、記憶装置70と、表示装置80と、入力装置100とを備えている。また、上下水道電源システム1には電力系統30と、負荷90とが接続されている。
電源運転支援装置10は、発電装置50や負荷90などの配電系統における装置の電力の情報を収集して記憶装置70に保存する機能部である。また、電源運転支援装置10は、オペレータにより入力された配電系統における装置の運転パラメータなどの設定値や発電電力の実績データと、予測したい日時における気象条件とに基づいて、種々の運転パラメータに対する運転評価値とその確率を計算する機能部である。
監視制御装置20は、配電系統における装置の電力の状態を監視し、制御する機能部である。
電力系統30は、電力会社から受電する電力の系統である。
連系スイッチ40は、オンした場合に、上下水道電源システム1に電力系統30を接続する機能部である。
発電装置50は、電力を発電する機能部である。
電力貯蔵装置60は、電力を蓄え、また供給する機能部である。
記憶装置70は、配電系統における装置の電力の情報など、上下水道電源システム1が動作するために必要となる種々の情報を記憶する記憶装置である。なお、ここでは、上下水道電源システム1が記憶装置70を備えているものとしているが、それに限定するものではない。記憶装置70は、上下水道電源システム1が動作するために必要となる種々の情報に適切にアクセスできその情報を取得できる範囲において、どこに存在してもよく、また、分散して存在していてもよい。
表示装置80は、電源運転支援装置10が計算した種々の運転パラメータに対する運転評価値とその確率の関係を表示する表示装置である。なお、ここでは、上下水道電源システム1が表示装置80を備えているものとして説明するが、それに限定するものではない。表示装置80は、オペレータが適切に表示内容を確認できる範囲において、どの装置に備えられていてもよく、また、単独で存在していてもよい。
負荷90は、上下水道電源システム1が駆動する負荷である。負荷90は、例えば、水を処理するために駆動するポンプである。
入力装置100は、運転評価部102が運転評価値を重み付けして計算するために使用する、重み付けの度合いを変更する機能部である。また、入力装置100は、予測条件や運転条件などを入力する機能部である。また、入力装置100は、表示装置80の表示の設定を変更する機能部である。
ここで、図1に示す上下水道電源システム1について説明する。
上下水道電源システム1の備える連系スイッチ40を介して電力系統30は、負荷90などに接続されている。その負荷90は、電力系統30が正常動作しているときに電力会社から電力を受電する。
監視制御装置20は、上下水道電源システム1の配電系統における装置の電力状態を監視し、制御する。
例えば、監視制御装置20は、電力系統30が正常動作しているか異常動作をしているかを監視する。ここで、監視制御装置20は、電力系統30が正常動作から異常動作(例えば、停電など)に変化したことを検出すると、連系スイッチ40をオフし、電力会社からの受電を停止するよう制御する。そして、監視制御装置20は、上下水道電源システム1が備える発電装置50や電力貯蔵装置60を起動し、自立運転を開始するよう制御する。また、監視制御装置20は、電力系統30が異常動作から正常動作に変化したことを検出すると、連系スイッチ40をオンし、電力会社からの受電を開始するよう制御する。なお、監視制御装置20は、電力会社から受電する電力に応じて発電装置50や電力貯蔵装置60を運転または停止する。
なお、発電装置50は、常用の発電装置50aと、非常用の発電装置50bとに区別することができる。
発電装置50aは、例えば、再生可能エネルギを利用した太陽光発電装置や風力発電装置などである。
また、発電装置50bは、例えば、タービン発電機、ディーゼル発電機などである。
電力系統30が正常動作しているときに負荷90が消費する電力は、電力系統30を介して供給される電力会社から受電する電力と、発電装置50aが発電し供給する電力と、電力貯蔵装置60が放電し供給する電力の総和となる。
電力系統30が正常動作している場合、監視制御装置20は、消費電力のピークシフトとして、夜間に電力会社から受電する電力を電力貯蔵装置60に蓄積し、昼間に電力貯蔵装置60が蓄積している電力を負荷90に供給するように電力貯蔵装置60を制御する。また、監視制御装置20は、電力消費のピークカットとして、負荷90の消費電力が多い時間帯に電力貯蔵装置60が蓄積している電力を負荷90に供給するように電力貯蔵装置60を制御する。
また、電力会社と逆潮流しない契約を交わしている場合、監視制御装置20は、電力会社側の電力系統30に電力が戻らないようにするため、電力貯蔵装置60に電力を蓄積するまたは発電装置50が発電する電力を制限することで、発電電力が充電電力と負荷電力との総和を超えないように制御する。
また、電力系統30が異常動作しているときに負荷90が消費する電力は、発電装置50aが発電し供給する電力と、発電装置50bが発電し供給する電力と、電力貯蔵装置60が放電し供給する電力の総和となる。
電力系統30が異常動作している場合、監視制御装置20は、発電装置50bを起動させるように制御する。なお、監視制御装置20は、発電装置50bが起動するまでの間、電力貯蔵装置60が蓄積している電力を放電し負荷90に供給するように制御することで、停電することなく自立運転に移行することができる。
ただし、上下水道電源システム1が発電装置50bを備えていない場合には、監視制御装置20は、電力貯蔵装置60が蓄積している電力を放電し、負荷90に供給するように制御する。また、監視制御装置20は、発電装置50aや負荷90による電力変動を抑制するように制御する。
上記のように運転される上下水道電源システム1において、発電装置50aが発電する電力量や負荷90が消費する電力量などは、気象や季節に依存して変動する。そのため、オペレータが上下水道電源システム1を効率的に運転するためには、オペレータは、予測したい日時における気象条件において発電装置50aが発電する電力量や、負荷90が消費する電力量などを正確に予測する必要がある。
電源運転支援装置10は、配電系統における装置の情報を収集して記憶装置70に記憶する。また、電源運転支援装置10は、オペレータにより入力された配電系統における装置の運転パラメータなどの設定値や発電電力の実績データと、予測したい日時における気象条件とに基づいて、種々の運転パラメータに対する運転評価値とその確率を計算する。そして、表示装置80は、電源運転支援装置10が計算した種々の運転パラメータに対する運転評価値とその確率を表示する。こうすることで、電源運転支援装置10は、予測したい日時における気象条件において発電装置50aが発電する電力量や負荷90が消費する電力量などを正確に予測することを支援している。
図2は、第一の実施形態による電源運転支援装置10の例を示す図である。
次に、第一の実施形態による電源運転支援装置10について説明する。
第一の実施形態による電源運転支援装置10は、図2に示すように、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。
なお、図2には、電源運転支援装置10と共に、発電電力予測部101に入力される情報を記憶している記憶装置70と、運転評価部102が計算した結果を表示する表示装置80が示されている。
発電電力予測部101は、過去の日時における気象条件と、過去の日時における気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力とに基づいて、過去の日時における気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を計算する機能部である。また、発電電力予測部101は、計算した確率分布に基づいて、予測したい日時における気象条件において発電装置50aが発電する電力を予測する機能部である。
運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値のそれぞれと運転パラメータを計算する機能部である。
まず、第一の実施形態による発電電力予測部101の動作について説明する。
なお、発電装置50aは太陽光発電装置とする。また、記憶装置70は、過去の日時における気象条件(晴/曇/雨)と、過去の日時における気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力とを記憶しているものとする。さらに、記憶装置70は、負荷90が消費した実績負荷電力を日時や気象条件と共に記憶しているものとする。
発電電力予測部101は、記憶装置70にアクセスし、記憶装置70が記憶している過去の日時における気象条件と、その過去の日時における気象条件において発電装置50aが実際に発電した実績発電電力の情報を入力する。
発電電力予測部101は、入力した情報を、気象条件毎、例えば晴、曇、雨の3つに分類する。発電電力予測部101は、各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を計算する。そして、発電電力予測部101は、記憶装置70に計算結果を記憶する。
図3は、第一の実施形態による発電電力予測部101が計算した発電装置50aの実績発電電力の確率分布の例を示す図である。
図3において、横軸は発電装置50aが発電した発電電力である。また、図3において、縦軸は各気象条件(晴/曇/雨)において発電装置50aの発電した発電電力が横軸で示す発電電力となる確率である。
例えば、発電装置50aの発電電力がW8[ワット]の場合に最も高い確率P6となる。
また、気象条件が曇の場合、発電装置50aは、図3で示すように、発電装置50aの発電電力がW5[ワット]の場合に最も高い確率P8となる。
同様に、気象条件が雨の場合、発電装置50aは、図3で示すように、発電装置50aの発電電力がW2[ワット]の場合に最も高い確率P7となる。
発電電力予測部101は、各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を計算すると、その計算した各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布の情報を運転評価部102に出力する。
なお、発電電力予測部101は、計算した各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布の情報を表示装置80に出力してもよい。こうすることで、オペレータは、計算した各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を視覚的に確認することができる。
また、発電電力予測部101は、日時に基づく季節毎に各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を計算してもよい。こうすることで、発電電力予測部101は、予測したい日時により適した各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を計算することができる。そして、発電電力予測部101は、予測したい日時において発電装置50aが発電する発電電力をより正確に予測することができる。
次に、発電電力予測部101は、計算した各気象条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布に基づいて、予測時にオペレータにより入力される予測したい日時に基づく気象条件において発電装置50aが発電する発電電力を予測する。
ところで、発電装置50aは、再生可能エネルギを利用した太陽光発電装置である。日時や気象条件が異なると日照時間や日射量が異なるため、発電装置50aが発電する発電電力は、日時や気象条件により変動する。
また、負荷90が消費する電力は、利用人数と一人当たりの利用電力で変動する。例えば、利用人数は、曜日(特に平日であるか休日であるか)により変動する。また、一人当たりの利用電力は、天候や気温などの気象条件により変動する。
発電電力予測部101は、予測時にオペレータにより予測したい日時とその日時における気象条件が入力されると、記憶装置70にアクセスし、入力された日時と気象条件に最も近い発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布を読み出す必要がある。また、これと同時に、発電電力予測部101は、入力された日時と気象条件に最も近い条件において負荷90が消費した実績負荷電力情報を記憶装置70から読み出す必要がある。
そこで、発電電力予測部101は、例えば、次のように、確定項と確率項とに分けて予測したい日時において発電装置50aが発電する発電電力を予測する。
発電装置50aが発電する発電電力は、例えば、太陽の仰角と、発電装置50aの発電効率と、日射量との関数として予測することができる。
太陽の仰角は、日時から計算することができる。また、発電効率は、例えば、温度の関数を用いて、気温から計算する。なお、温度の関数は、天候が快晴のときの実績発電電力と実績気温に基づく推定発電電力との関係から計算する。また、推定日射量は、発電電力の予測関数を用いて実績発電電力と太陽の仰角と発電効率とから推定することができる。日射量の確率分布は、例えば、気象条件(晴/曇/雨)が同一のときの推定日射量から計算する。また、発電電力の確率分布は、日射量の確率分布(確率項)と太陽の仰角(確定項)と予測発電効率から計算する。
また、負荷90が消費する電力の確率分布は、例えば、曜日(平日、休日)が同一のときの実績負荷電力から予測する。負荷電力は、例えば、曜日と、気象条件または気温との関数として、以下のように予測する。
曜日の負荷電力への影響は、気象条件(晴/曇/雨)が同一のときの負荷電力から計算する。気象条件の負荷電力への影響は、曜日が同一のときの負荷電力から計算する。また負荷電力の確率分布は、曜日が同一で気象条件も同一のときの確率分布から予測する。
以上のように、発電電力予測部101は、入力された日時と気象条件に最も近い条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布と、入力された日時と気象条件に最も近い条件における負荷電力との実績情報を特定し、記憶装置70から読み出す。
そして、発電電力予測部101は、入力された日時と気象条件に最も近い条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布と、入力された日時と気象条件に最も近い条件における負荷電力との実績情報を記憶装置70から読み出すと、それらの実績情報を運転評価部102に出力する。
運転評価部102は、発電電力予測部101から、入力された日時と気象条件に最も近い条件において発電装置50aが発電した実績発電電力の確率分布と、入力された日時と気象条件に最も近い条件における負荷電力との実績情報を入力する。
また、運転評価部102は、オペレータにより、発電条件を設定するために使用する運転パラメータや、複数の運転評価値に対する目標値などの設定が入力される。
ここで、運転パラメータは、例えば、電力貯蔵装置60の目標電力貯蔵量や、発電装置50の運転台数などである。また、目標値は、例えば、目標運転コストや、目標自立運転可能時間などである。
運転評価部102は、運転パラメータと発電装置50aが発電する予測発電電力から複数の運転評価値に対して確率分布を計算する。
複数の運転評価値とは、例えば、系統正常時の運転評価値や、停電等の系統異常時の運転評価値である。
そして、系統異常時の運転評価値は、例えば「自立運転時間を正規化した値=自立運転時間/目標自立運転可能時間」である。また、系統正常時の運転評価値は、例えば「運転パフォーマンスを正規化した値=目標運転コスト/運転コスト」である。
自立運転時間は、例えば、電力貯蔵装置60の電力貯蔵量が設定最低電力量となる時間より計算する。電力貯蔵装置60の電力貯蔵量は、電力貯蔵装置60の充放電電力を時間積分して計算する。系統異常時に電力貯蔵装置60が放電する放電電力は、「負荷電力−発電電力」より計算する。また、複数の運転評価値のうちどの運転評価値を重要視するかに応じて、運転評価値に重み付けする。
図4は、2つの異なる運転評価値を同一のグラフに表示した例を示す図である。
この図で示すグラフは、2つの自立運転時間と運転パフォーマンスのそれぞれの運転評価値を正規化して同一の運転評価値で固定とし、横軸に運転パラメータとして発電装置50の台数をとり、縦軸に確率をとったものである。
ここでは、横軸が発電装置50であるため、Aで示した自立運転時間は発電装置50の台数が増加するにつれ運転時間が延び、確率が上がっている。また、横軸が発電装置50であるため、Bで示した運転パフォーマンスは発電装置50の台数が増加するにつれコストが増加し、運転パフォーマンスの確率は下がっている。
また、ここでは、同時にA+Bで示した自立運転時間と運転パフォーマンスとを合成した確率を示している。自立運転時間と運転パフォーマンスとはトレードオフの関係にあり、自立運転時間と運転パフォーマンスとを合成した確率は、ピークを示す。このピークを示すときの運転パラメータで運転したときが、運転評価値である自立運転時間と運転パフォーマンスとをバランスよく満足していると言える。ここで示した例では、運転パラメータが発電装置50の台数であるため、発電装置50の台数として整数である1台を選択することとなる。
図5は、2つの運転評価値のうちの1つを重み付けした場合のグラフの例を示す図である。
この図で示すグラフは、運転パラメータを固定とし、2つの自立運転時間と運転パフォーマンスのそれぞれの運転評価値を正規化して、さらに、運転パフォーマンスを2倍の重み付けしたものである。なお、運転パフォーマンスの2倍の重み付けは、Dで示した運転パフォーマンスを横軸である運転評価値方向に2倍に引き伸ばし、元の1倍のところ、すなわち、正規化して考えていたところまでの確率でグラフを作り直して行っている。
なお、この重み付けを行うことで、図5で示すように、C+Dで示した自立運転時間と運転パフォーマンスとを合成した確率は、C+D’で示した確率に変化する。
これを図4で示したグラフで考えると、運転パフォーマンスに対する要求が厳しくなるため、Aで示した自立運転時間を正規化した値に対してBで示した運転パフォーマンスを正規化した値が低くなる、すなわち確率が相対的に低下するグラフとなる。従って、図4において、A+Bで示した自立運転時間と運転パフォーマンスとを合成した場合のピークは左側に移動する。
なお、運転コストは、電力系統30を介して電力会社から受電する受電電力に掛かるコスト(電気料金)と、発電装置50や電力貯蔵装置60などの運転に掛かるコストから計算する。電気料金は、契約電力などで変わる基本料金と、電力量料金単価と受電電力量とで変動する電力量料金とに分けて計算する。また、電力量料金単価は、時間帯(昼間、夜間)に応じた算出方法で計算する。
また、系統正常時に電力系統30を介して電力会社から受電する昼間の受電電力は、「負荷電力−発電電力−電力貯蔵装置からの放電電力」より計算する。また、系統正常時に電力系統30を介して電力会社から受電する夜間の受電電力は、「負荷電力−発電電力+電力貯蔵装置への充電電力」より計算する。
運転評価部102は、図4では固定として示した運転評価値を0〜1まで変動させて運転パラメータと、運転評価値と、確率を計算する。また、運転評価部102は、図5を用いて説明したように運転評価値を重み付けした場合に対して、運転パラメータと運転評価値と、確率を計算する。そして、運転評価部102は、その計算結果を表示装置80に出力する。
なお、電源運転支援装置10は、運転評価部102が運転評価値を重み付けして計算するために使用する、重み付けの度合いを変更するための入力装置100を備えていてもよい。
表示装置80は、運転評価部102が計算した計算結果を、運転パラメータと、複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値と重み付けされた別の運転評価値とを合成した運転評価値、または運転評価値と、確率とを3軸として表示する。
図6は、表示装置80が表示する確率分布の例を示す図である。
表示装置80は、例えば、図6に示すように、運転パラメータをx軸、運転評価値をy軸、確率をz軸として、立体的にコンター表示する。
なお、表示装置80は、運転パラメータなどの設定値を変更する入力装置100を備え、その設定値の変更に伴い表示が変更できるものであってもよい。また、表示装置80は、表示角度など表示そのものの見え方の設定を変更する入力装置100を備えていてもよい。ただし、ここでは表示装置80の設定を変更する入力装置100は、運転評価部102が運転評価値を重み付けして計算するために使用する、重み付けの度合いを変更するための入力装置100と同一の装置としたが、同様の機能を満足する範囲において別の装置であってもよい。
表示装置80は、例えば、立体表示の角度を調整できる入力装置100を備え、角度に対応して表示を変更する。こうすることで、オペレータは、様々な角度から表示を確認することができ、運転パラメータと複数の運転評価値との関係や、運転評価値によって確率が急変する部分などを把握することができる。
また、オペレータが入力装置100を介して表示角度を、例えば、上部からの投影に変更することで、表示装置80は、確率を等高線として表示する。こうすることで、オペレータは、ある確率となる運転パラメータと運転評価値との組み合わせを容易に把握することができる。
以上のように、実施形態の電源運転支援装置10は、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。発電電力予測部101は、過去に発電装置50aが発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において発電装置50aが発電する電力を予測する。運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
こうすることで、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。
<第二の実施形態>
第二の実施形態による電源運転支援装置10は、第一の実施形態による電源運転支援装置10と同様の構成である。ただし、第二の実施形態による電源運転支援装置10の備える運転評価部102は、運転パラメータと、運転評価値と、確率分布に基づいて、運転評価値における目標値を示す目標運転評価値の上下限を満足する確率または目標確率と、運転パラメータとの関係を計算する。
そして、表示装置80は、計算結果である確率分布に基づいて、運転パラメータと、運転評価値とを2軸とし、運転評価値における目標値を示す目標運転評価値の上下限を満足する確率または目標確率と、運転パラメータとの関係を表示する。
系統異常時の運転評価値は、例えば目標自立運転可能時間を満足する確率とする。
系統正常時の運転評価値は、例えば「目標運転コスト/目標確率」を満足する「運転コスト×重み」とする。また、系統正常時の運転評価値は、例えば「目標運転コスト/目標確率」を満足する「目標確率を50%とした平均運転コスト×重み」としてもよい。
以上のように、実施形態の電源運転支援装置10は、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。発電電力予測部101は、過去に発電装置50aが発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において発電装置50aが発電する電力を予測する。運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
こうすることで、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。また、複数の目標運転評価値の上下限を満足する確率、または目標確率を満足する運転評価値を計算して表示することにより、適切な運転支援をすることができる。
<第三の実施形態>
第三の実施形態による電源運転支援装置10は、第一の実施形態による電源運転支援装置10と同様の構成である。ただし、第三の実施形態による電源運転支援装置10の備える発電電力予測部101は、実績発電電力の確率分布を計算する際に、実績発電電力の異常値を補正した値を用いる。
第三の実施形態による電源運転支援装置10が備える発電電力予測部101が計算する発電装置50aが発電する実績発電電力の確率分布は、気象条件が同一のときの過去の実績発電電力から計算する。
また、電源運転支援装置10は、推定発電電力の確率分布から、統計量(平均や分散)を計算する。
発電電力の確率分布は、気象条件が同一のときの実績発電電力で、平均±分散×異常倍数の範囲を超えた場合には異常として除外または限界値に補正して計算する。
なお、一般的なEM法(期待値最大化法)を用いて異常値を補正してもよい。
EM法では、2つのステップを行う。1つ目のEステップでは、モデルパラメータを用いて、推定データを計算する。2つ目のMステップでは、実績データと推定データとの差を用いて、実績データを補正して、モデル誤差が小さくなるようなモデルパラメータを計算する。
以上のように、実施形態の電源運転支援装置10は、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。発電電力予測部101は、過去に発電装置50aが発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において発電装置50aが発電する電力を予測する。運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
こうすることで、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。また、発電装置50aが発電する発電電力を予測する際に、発電電力の異常値による影響を少なくすることにより、適切な運転支援をすることができる。
<第四の実施形態>
第四の実施形態による電源運転支援装置10は、第一の実施形態による電源運転支援装置10と同様の構成である。ただし、第四の実施形態による電源運転支援装置10の備える発電電力予測部101は、発電電力に影響する項目を確定項と確率項とに分け、確率分布の時間変化を含めて計算する。
第三の実施形態による電源運転支援装置10が備える発電電力予測部101は、発電装置50aが発電する発電電力を、例えば、日照量と太陽の仰角と発電効率とに分けて予測する。
日照量は天気予報で変動する確率項、太陽の仰角は日時により決定する確定項、発電効率は温度や経年変化などで変動する確率項となる。
時間変動する項は、例えば、(時間差が長い)経時(過去)の実績になるほど影響が小さくなるような重み付けを行い計算する。
重み付けは、例えば、時間差の指数関数の逆数とする(時間差が0の時は1で、時間差が無限大の時は0)。
また、確率分布の時間変化は、例えば、統計量(平均や分散)の時間変化から計算してもよい。例えば、時間変化が線形モデルと仮定できる場合は、忘却係数付き逐次最小二乗法を用いて計算する。
そして、発電電力予測部101は、発電電力を確定項の予測と確率項の予測を合わせて計算する。
以上のように、実施形態の電源運転支援装置10は、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。発電電力予測部101は、過去に発電装置50aが発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において発電装置50aが発電する電力を予測する。運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
こうすることで、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。また、発電電力予測部101が計算に用いる確率項の時間変化による影響を少なくすることにより、適切な運転支援をすることができる。
<第五の実施形態>
第五の実施形態による電源運転支援装置10は、第一の実施形態による電源運転支援装置10と同様の構成である。ただし、第五の実施形態による電源運転支援装置10の備える発電電力予測部101は、発電電力に影響する特徴量の評価を行い、特徴量を選択して計算する。なお、負荷電力に影響する特徴量として、例えば、気温、湿度、降水量、気圧、日時、イベントの規模や参加人数などが考えられる。
発電電力予測部101は、環境変化(時間変化)によって影響する特徴量が変化した場合にも対応できるように、例えば、以下のように特徴量を選択する。
まず、発電電力予測部101は、現状の選択した特徴量で、予測評価量を求める。そして、発電電力予測部101は、現状の選択した特徴量に新たな特徴量を1つ加えて、予測評価量を求める。新たな特徴量を追加すると予測評価量が変化する場合には、発電電力予測部101はその特徴量を追加する。
次に、発電電力予測部101は、現状の選択した特徴量から1つ引いて、予測評価量を求める。新たな特徴量を削減しても予測評価量が変化しない場合には、発電電力予測部101はその特徴量を削減する。なお、発電電力予測部101は、モデル誤差を用いて予測評価量を計算してもよいし、何らかのIC(情報量基準)規準に基づいて予測評価量を計算してもよい。
以上のように、実施形態の電源運転支援装置10は、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。発電電力予測部101は、過去に発電装置50aが発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において発電装置50aが発電する電力を予測する。運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
こうすることで、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。また、発電電力予測部101が計算に用いる特徴選択による影響を少なくすることにより、適切な運転支援をすることができる。
以上のように、実施形態の電源運転支援装置10は、発電電力予測部101と、運転評価部102とを備える。発電電力予測部101は、過去に発電装置50aが発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において発電装置50aが発電する電力を予測する。運転評価部102は、発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、発電電力予測部101が予測した発電装置50aが発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する。
こうすることで、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の電源運転支援装置10によれば、電力貯蔵装置60などを有効に利用して自立運転システムを効率的に運転するための情報を提供することができる。
なお実施形態について説明したが、上述の電源運転支援装置10は内部に、コンピュータシステムを有していてもよい。そして、上述した処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1・・・上下水道電源システム
10・・・電源運転支援装置
20・・・監視制御装置
30・・・電力系統
40・・・連系スイッチ
50、50a、50b・・・発電装置
60・・・電力貯蔵装置
70・・・記憶装置
80・・・表示装置
90・・・負荷
100・・・入力装置
101・・・発電電力予測部
102・・・運転評価部

Claims (13)

  1. 過去に発電装置が発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において前記発電装置が発電する電力を予測する発電電力予測部と、
    発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、前記発電電力予測部が予測した前記発電装置が発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する運転評価部と
    を備えることを特徴とする電源運転支援装置。
  2. 前記発電電力予測部は、
    過去の日時における気象条件と、前記過去の日時における気象条件において発電装置が発電した実績発電電力とに基づいて、前記過去の日時における気象条件に対して前記発電装置が発電した実績発電電力の確率分布を計算し、計算した前記確率分布に基づいて、予測したい日時における気象条件において発電装置が発電する電力を予測する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源運転支援装置。
  3. 前記運転評価部は、
    前記複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値と前記複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値に対して重み付けされた別の運転評価値とに基づいて、前記複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値と前記重み付けされた別の運転評価値とを合成した運転評価値の確率分布を計算する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源運転支援装置。
  4. 前記複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値に対して重み付けされた別の運転評価値における重み付けの度合いを変更するための入力装置
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の電源運転支援装置。
  5. 前記確率分布を、前記運転パラメータと、前記複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値と前記重み付けされた別の運転評価値とを合成した運転評価値、または前記運転評価値と、確率とを3軸とし表示する表示装置
    を備えることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電源運転支援装置。
  6. 前記表示装置は、
    前記確率分布に基づいて、前記運転パラメータと、前記複数の運転評価値のうちの1つの運転評価値と前記重み付けされた別の運転評価値とを合成した運転評価値、または前記運転評価値とを2軸とし、前記運転評価値における目標値を示す目標運転評価値の上下限を満足する確率または目標確率と、前記運転パラメータとの関係を表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の電源運転支援装置。
  7. 前記運転評価部は、
    自装置の負荷に対して自装置の外部から供給電力が有る場合と無い場合のそれぞれにおける運転評価値を計算する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電源運転支援装置。
  8. 前記発電電力予測部は、
    前記過去に発電装置が発電した実績発電電力における異常値を統計的に値に補正し、前記補正値に基づいて予測したい日時において前記発電装置が発電する電力を予測する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一項に記載の電源運転支援装置。
  9. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の確率分布を、運転パラメータと、運転評価値と、確率とを3軸とし表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  10. 前記確率分布に基づいて、前記運転パラメータと、前記運転評価値とを軸とし、前記運転評価値における目標値を示す目標運転評価値の上下限を満足する確率または目標確率と、前記運転パラメータとの関係を表示する
    ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記運転評価値における重み付けの度合いや運転パラメータなどの設定値を変更するための入力装置
    を備えることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の表示装置。
  12. 過去に発電装置が発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において前記発電装置が発電する電力を予測し、
    発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、予測した前記発電装置が発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する
    ことを特徴とする電源運転支援方法。
  13. 電源運転支援装置のコンピュータを、
    過去に発電装置が発電した実績発電電力に基づいて、予測したい日時において前記発電装置が発電する電力を予測する発電電力予測手段、
    発電条件を設定するために使用する運転パラメータと、前記発電電力予測手段が予測した前記発電装置が発電する電力とに基づいて、複数の運転評価値の確率分布を計算する運転評価手段
    として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018041222A (ja) * 2016-09-06 2018-03-15 株式会社東芝 電力使用量予測装置及び電力使用量予測方法

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