JP2015056769A - コンテンツ記録装置およびコンテンツ記録方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者が、コンテンツ記録装置に記録する際、容易に映像圧縮形式を変換することが可能なコンテンツ記録装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、コンテンツ記録装置は、第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段と、利用者のコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶手段と、前記第1の画像圧縮形式で視聴中のコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段において前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録させる制御手段と、を有する。
【選択図】図2
【解決手段】実施形態によれば、コンテンツ記録装置は、第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段と、利用者のコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶手段と、前記第1の画像圧縮形式で視聴中のコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段において前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録させる制御手段と、を有する。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、コンテンツ記録装置およびコンテンツ記録方法関する。
近年、コンテンツ記録装置は、HDD(Hard Disk Drive)などに録画したコンテンツをメモリカード等にダビングする機能を有している。そして利用者は、ダビングされたコンテンツが記録されたメモリカードを携帯端末にセットすることにより、コンテンツを持出して外出先でコンテンツを楽しむことができる。
一般的に携帯端末では、再生処理能力が据え置き型の記録装置に比べて低いため、コンテンツ記録装置が通常記録する映像圧縮形式の映像をそのまま再生することができないことが多い。このような場合への対処として、携帯端末へコンテンツの転送を行う前に、コンテンツ記録装置側で、携帯端末で再生可能な形式へ変換(トランスコード)処理を行ってから、あるいは変換処理を行いながら転送するようにしている。
コンテンツを持出して外出先で視聴する機会は、予期していたものではなく、時間的な制約やコンテンツ記録装置を他の人が使用する場合等、突発的な事情によって発生する場合がある。しかしながら、携帯端末で再生可能な映像圧縮形式へ変換処理するには時間を要するために、直ぐに記録コンテンツを持ち出すことができない。また、記録装置内の目的のコンテンツを選択して、変換処理する手続も煩雑で面倒である場合が多い。
本発明の目的は、上記したような事情に鑑み成されたものであって、利用者が、コンテンツ記録装置に記録する際、容易に映像圧縮形式を変換することが可能なコンテンツ記録装置およびコンテンツ記録方法を提供することである。
上記目的を達成するために、実施形態によれば、コンテンツ記録装置は、第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段と、利用者のコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶手段と、前記第1の画像圧縮形式で視聴中のコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段において前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録させる制御手段と、を有する。
(第1の実施形態)
以下実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係るコンテンツ記録装置1の外観斜視図である。コンテンツ記録装置1は、デジタル放送を受信し、受信した放送番組(コンテンツ)の映像データ及び音声データの記録および再生が可能であって、画面にコンテンツの映像を表示するデジタルテレビ、PC(Personal Computer)や携帯端末等の映像記録再生装置である。あるいは、デジタル放送を受信し、受信したコンテンツの映像データ及び音声データの記録および再生が可能なDVD(Digital Versatile Disc)レコーダやBlu−ray(登録商標)レコーダ等であってもよい。
以下実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、第1の実施形態に係るコンテンツ記録装置1の外観斜視図である。コンテンツ記録装置1は、デジタル放送を受信し、受信した放送番組(コンテンツ)の映像データ及び音声データの記録および再生が可能であって、画面にコンテンツの映像を表示するデジタルテレビ、PC(Personal Computer)や携帯端末等の映像記録再生装置である。あるいは、デジタル放送を受信し、受信したコンテンツの映像データ及び音声データの記録および再生が可能なDVD(Digital Versatile Disc)レコーダやBlu−ray(登録商標)レコーダ等であってもよい。
コンテンツ記録装置1の実施形態として、デジタルテレビを一例として説明する。コンテンツ記録装置1は、本体2と、本体2を支持するスタンド3を備えている。本体2は前面側に液晶パネルやPDP(Plasma Display Panel)パネル等の表示パネル4が配置され、表示パネル4の背面側に表示パネル4を支持する図示しないフレームが配置されている。フレームには表示パネル4を駆動するための図示しない回路基板や電源回路が設置されている。
本体2は、本体2の前面側と上面、底面、両側側面の一部を覆う前面カバー5と、本体2の背面側と上面、底面、両側側面の一部を覆う背面カバー6とによって外面が囲まれている。画面7は、表示パネル4の前面カバー5の窓部5aの内側の表示部分である。
リモコン8は赤外線あるいはBluetooth(登録商標)等による無線通信を利用して、コンテンツ記録装置1の操作受信部へ操作信号を送る操作機器である。
図2は、第1の実施形態に係るコンテンツ記録装置1の構成を示したブロック図である。アンテナ10は、放送局11から送信された放送電波を受信するための地上デジタル放送あるいは衛星デジタル放送用のアンテナである。チューナ12は、地上デジタル放送、衛星デジタル放送あるいはケーブルテレビ放送の放送信号の中から所望のチャンネルの放送信号を選局する。チューナ12は、複数のチューナユニットから構成されており、同時に複数の放送を受信することができる。アンテナ端子12aはアンテナ10が接続される端子である。
復調部13は、各々のデジタル放送の変調方式に対応して復調する。地上デジタル放送の信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調で、衛星デジタル放送の信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調で、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2)−TS(Transport Stream)に復調され、デコード処理部14に出力される。また、復調部13は、ネットワーク送受信部31を介してインターネット等のネットワーク32から受信したIP放送を復調する。復調部13は、複数の復調器ユニットから構成されており、同時に複数の放送を復調することができる。
デコード処理部14は、MPEGデコーダ、映像音声デコーダ等の機能を有する。デコード処理部14は、復調部13から送信されたMPEG2−TSデータをセクション化して、番組情報のデータをデコードする。映像PES(Packetized Elementary Stream)に対しては映像ES(Elementary Stream)化、音声PESに対しては音声ES化を行って映像データ及び音声データをデコードする。
また、デコード処理部14は、記録装置27から入力された映像データ及び音声データをデコードする。更に、デコード処理部14は、外部装置31から入力された映像データ及び音声データをデコードする機能を有する。
重畳処理部15は、デコード処理部14からの映像データと、バス20を介して転送されるデータ放送やGUI(Graphical User Interface)情報によるウィンドー描画をプレーン管理して、映像データとの重ね合わせを行い、映像処理部16に送る。
映像処理部16は、表示装置17で表示可能なフォーマット(画素数、フレーム周波数、走査方式)に変換したり、表示色を任意に調整したりして、表示装置17に出力して映像を画面7に表示させる。
音声処理部18は、デコード処理部14から伝送されたデジタルの音声データを、スピーカ19あるいはイヤホン(図示しない)で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、スピーカ19あるいはイヤホンに出力して音声を再生させる。なお、表示装置17やスピーカ19はコンテンツ記録装置1の外部にあってもよい。また、コンテンツ記録装置1と別の本体に納められていてもよい。
コンテンツ記録装置1は、上記した受信動作を含むその全ての動作を制御部21によって統括的に制御されている。制御部21はMPU(Micro Processing Unit)22が搭載されており、バス20を介して接続された各構成要素を制御する。
RAM(Random Access Memory)23は、制御部21のデータ処理に必要な各種データを格納するリードライト用のメモリであり、映像データ、画像フレームの情報等を格納するバッファメモリとして動作する。ROM(Read Only Memory)24は読出し専用のメモリであり、MPU22が実行する制御のプログラムなどを格納している。
フラッシュメモリ25は、書き換え可能であり、電源を切ってもデータが消えない不揮発性のメモリである。フラッシュメモリ25は、利用者によって設定されたコンテンツ記録装置1の機能及び動作に関する各種設定値を記憶する機能を有する。
トランスコーダ26は、記録装置27に記録するコンテンツの映像データの圧縮形式を変更してデータ転送率や解像度をリアルタイムで変換したり、圧縮形式を変更しないでデータ転送率や解像度をリアルタイムで変換したりする。圧縮形式を変更する場合には、映像データを一旦デコードして圧縮を解除し、改めて再エンコードして目的の別種の圧縮形式のデータ転送率や解像度に変換する。圧縮形式やデータ転送率や解像度を変換しない場合は、そのまま通過させる。トランスコーダ26は、例えば、MPEG2の圧縮形式をH.264/MPEG−4 AVC(Moving Picture Experts Group phase 4 Advanced Video Coding)に変換する。
記録装置27は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)あるいはODD(Optical Disc Drive)等を含む記録手段である。記録装置27には、記録媒体に記録再生するためのエンコーダとデコーダが搭載されており、該エンコーダとデコーダを介して映像データが記録装置26の記録再生形態に適したフォーマットに変調されHDD、SSDあるいはODDに記録され、また復調されて再生データとして出力される。この再生データは、デコード処理部14でデコードされる。なお、記録装置27は、複数あってもよい。
図3はチューナ12、復調部13、トランスコーダ26、記録装置27の内部の構成を示した図である。チューナ12は複数のチューナユニットから構成されており、また復調部13は、複数の復調器ユニットから構成されており、同時に複数の放送を受信、復調することができる。トランスコーダ26は、複数のトランスコーダユニットから構成されており、それぞれの復調器に接続されている。図3においては、n個のチューナユニット、n個の復調器ユニット、n個のトランスコーダユニットから成るn個の記録系統が示されている。記録装置27は1個であるが、複数に分割されていても構わない。
図4は、チューナ12、復調部13、トランスコーダ26、記録装置27の内部の他の構成を示した図である。チューナユニットが3個、復調器ユニットが3個、トランスコーダユニットが2個の例である。回路基板の大きさの制限やコストの制限からトランスコーダが削減される場合がある。図4に示した例においては、チューナ3、復調器3の記録系統はトランスコーダがないため映像データは変換できない。
図2において、操作受信部28は、操作機器29から送信される操作信号を受信し、制御部21に転送する。操作機器29は、例えば、赤外線あるいはBluetooth(登録商標)等による無線通信を利用したリモコン(リモートコントローラ、remote controller)8、有線式あるいは無線式キーボード等であり、操作信号を送出する。操作受信部28は、これらリモコン8やキーボード等から操作信号を受信する。
外部インターフェース30は、USB(Universal Serial Bus)、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1394)、eSATA(external Serial ATA(AT Attachment))、SD(Secure Digital)(登録商標)メモリカード、メモリースティック(登録商標)、あるいはHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)等のインターフェースであり、USBメモリやUSB外部機器、SDメモリカード、メモリースティック、HDD、SSD、CD、DVD、Blu−ray(登録商標)記録再生機等のドライブ類を含む外部装置31が接続される。外部装置端子30aは外部装置31が接続される端子である。
コンテンツ記録装置1は、外部インターフェース32を介して外部装置31にコンテンツをダビングしたりムーブしたりすることができる。また、利用者は記録装置27または外部装置31のどちらにコンテンツを記録するかを選択できる。コンテンツ記録装置1は、外部装置31に記録された映像または音声情報を再生することができる。
コンテンツ記録装置1は、ネットワーク送受信部32を介してインターネット等のネットワーク33に接続されている。これにより、コンテンツ記録装置1は、ネットワーク33に接続されたサーバ34等の機器とネットワーク送受信部32を介して情報伝送を行なうことができる。例えば、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに対応したサーバから映像コンテンツを受信することが可能である。ネットワーク端子32aはネットワーク33が接続される端子である。ネットワーク送受信部32とネットワーク33の接続は有線だけでなく、例えば、IEEE802.11シリーズの通信方式を用いた無線LAN(Local Area Network)等の無線接続であってもよい。
図5は、実施形態に係わるリモコン8の外観図である。リモコン8は赤外線あるいはBluetooth(登録商標)等による無線通信を利用して、コンテンツ記録装置1の操作受信部28へ操作信号を送る。電源ボタン40は、コンテンツ記録装置1の電源をオンまたはオフする。詳細にはコンテンツ記録装置1を待機状態から動作状態、または動作状態から待機状態にするボタンである。放送波選択ボタン41は、放送の種類を選択する操作ボタンである。
選局ボタン42は、放送のチャンネル番号を直接選択する1から12までの番号が振られたボタンである。チャンネル送りボタン43は、チャンネル番号を順送りまたは逆送りで選局するボタンであり、選局ボタン42と同様にチャンネルを選局するときに用いられる。音量調整ボタン44は、コンテンツを視聴するときのスピーカの音量を調整するボタンである。
カーソルボタン45は画面7に表示されたGUI(Graphical User Interface)画面の各種の情報ウィンドー内のカーソルの移動や各種項目の選択ボタンの移動を行うためのボタンである。カーソルボタン45は、十字ボタンまたは方向指示ボタンとも呼ばれる。左方向カーソルボタン45aはカーソルを左方向に移動させるときに用いるボタンである。右方向カーソルボタン45b、上方向カーソルボタン45c、下方向カーソルボタン45dはそれぞれカーソルを右方向、上方向、下方向に移動させるときに用いる。決定ボタン46は、カーソルボタン45a〜45dで移動した先の位置または画面上のボタンを実行するときに用いられる。
番組表ボタン47は、番組表を画面7に表示するときに操作する専用の操作ボタンである。メニューボタン48は、コンテンツ記録装置1に用意された各種の設定メニューを表示するときに押下するボタンである。利用者は、階層表示された複数の項目の中から目的の設定項目を、カーソルボタン45を用いて選択する。戻るボタン49は一つ前の操作段階の画面へ戻るときに使うボタンである。終了ボタン50は、一連の操作を終了するときに操作するボタンである。
補助カーソルボタン51は、画面7に表示された番組表のページや各種リストの切り換え、複数表示されたタブの切り換えなど、主に画面7に表示されたGUI画面を切り換えるときに使用される操作ボタンである。補助カーソルボタン51aは左方向、51bは右方向、51cは下方向あるいは次の画面、51dは上方向あるいは前の画面を選択したり移動したりするときに操作する。
4色の色ボタン52は、左から青ボタン52a、赤ボタン52b、緑ボタン52c、黄ボタン52dの順に配置されている。画面7上に色により区別された項目や色による選択の表示があるときに使用する。記録装置操作ボタン53は、記録装置27や外部インターフェース30を介して接続された外付け記録装置31に記録されたコンテンツを再生する際に、再生、停止、一時停止、早送り再生、早戻し再生、次コンテンツスキップ、先頭戻り・前コンテンツスキップするためのボタンである。録画ボタン54は、視聴中のコンテンツを記録するときに操作するボタンである。
図2において、制御部21は、記録制御部35、記録履歴情報取得部36、持出し判定部37の機能を有する。この機能は、制御部21のMPU22が実行するアプリケーションであり、通常はROM24に格納されており、使用時にはMPU22によって読み出され実行される。
記録制御部35は、利用者の要求に基づいて設定された放送コンテンツの記録の予約情報を管理し、予約されたコンテンツの記録処理、視聴中のコンテンツの記録処理を行う。また、記録装置27や外部装置31の記録可能時間の算出を行う。さらに、記録制御部35は記録リストを生成し、記録リストに含まれた記録コンテンツの消去等を行う。
記録制御部35は、記録装置27にコンテンツを記録する際、第1の画像圧縮形式または第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の圧縮形式でコンテンツを記録する設定をする。第1の画像圧縮形式は、例えば、MPEG2であり、第2の圧縮形式は、例えば、H.264/MPEG−4 AVCである。一般的にH.264/MPEG−4 AVCの圧縮効率はMPEG2の2倍以上あると言われている。両者ともそれぞれの画像圧縮形式の中で低いデータ転送率の用途から高いデータ転送率の用途に至るまで幅広く利用されている。
記録制御部35は、記録装置27や外部装置31に記録するコンテンツの番組情報(放送局名、放送日時、番組名、放送概要、出演者、番組詳細、番組分類等)、記録時間、記録コンテンツが再生済みか未再生かの区別等を、記録装置27または外部装置31あるいはフラッシュメモリ25に記録する。
記録履歴情報取得部36は、利用者のコンテンツの記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを取得し、フラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部38に記憶させる。コンテンツの記録履歴情報39aとは、コンテンツを記録するとき、あるいは記録されたコンテンツの中で持出し記録されたコンテンツについて番組情報を取得して、番組情報の項目毎に持出し記録された頻度を集計した記録履歴の情報である。例えば、番組分類(ニュース/報道、スポーツ、情報/ワイドショー、ドラマ、音楽、バラエティ等)の中で持出し記録の多い順に分類が記憶されたり、出演者が記憶されたりする。
コンテンツの嗜好情報39bとは、記録されたコンテンツ、記録されたコンテンツの再生回数、記録されたコンテンツの持出し記録等について番組情報を取得して、番組情報の項目毎に利用者が嗜好するコンテンツを集計した情報である。コンテンツの記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bは、フラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部38に記憶される。
持出し記録とは、携帯端末でコンテンツを視聴できる様に、放送されたコンテンツを記録するときに、携帯端末が再生可能な記録形式で記録装置27に記録することである。記録装置27に持出し記録されていれば、このデータをメモリカードやUSBメモリ等に短い時間でダビングしたりムーブしたりすることができる。メモリカードやUSBメモリ等を携帯端末にセットすることにより、コンテンツを持出して外出先でコンテンツを楽しむことができる。携帯端末を外部インターフェース30に直接接続したり、ネットワーク送受信部32を介して無線LAN等によってダビングしたりムーブしてもよい。
携帯端末でコンテンツを視聴する際、一般的に携帯端末では、画像のデコード処理能力が据え置き型の記録装置に比べて低いため、コンテンツ記録装置1が通常記録する圧縮形式(例えばMPEG2)をそのまま再生することができないことが多い。このような場合への対処として、携帯端末へコンテンツの転送を行う際、コンテンツ記録装置1側で、携帯端末で再生可能な第2の画像圧縮形式へ変換処理(例えばMPEG2からH.264/MPEG−4 AVC)を行ってから、あるいは、変換処理を行いながら転送するようにする。
持出し判定部37は、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)でコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを比較してこのコンテンツが持出し用のコンテンツであるか否かを判定する。このコンテンツの番組情報と記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bの番組情報を比較してこのコンテンツが持出し記録のレベルにあるかを判定する。例えば、このコンテンツの番組分類がスポーツであり、記録履歴情報39aにおいてスポーツのコンテンツの持出し記録の頻度が高ければ、このコンテンツを持出しコンテンツと判定する。
記録履歴情報39aの番組情報毎に持出し記録の頻度に関する閾値を設け、記録しようとしているコンテンツの番組情報が、この閾値より大きければ持出しコンテンツと判定するようにしてもよい。
記録制御部35は、持出し判定部37において記録しようとしているコンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の記録系統に第2の圧縮方式でコンテンツを平行して記録させる。従って、コンテンツを1個の記録系統において第1の圧縮形式で記録し、未使用の他の記録系統において第2の圧縮形式で平行して記録する。
1個の記録系統とは、例えば、図3において、チューナ1、復調器1、トランスコーダ1の記録系統1であり、この場合の他の記録系統とは、記録系統1とは別の、例えば、チューナ2、復調器2、トランスコーダ2の記録系統2やチューナn、復調器n、トランスコーダnの記録系統nである。
図4において、1個の記録系統をチューナ1、復調器1、トランスコーダ1の記録系統1とした場合、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)でコンテンツを記録するとき、トランスコーダ1を通さずに記録装置27に記録する。チューナ2、復調器2、トランスコーダ2の記録系統2が未使用であれば、この記録系統2を使用して第2の画像圧縮形式(例えばH.264/MPEG−4 AVC)で上記記録と平行して記録装置27に持出し記録をする。
記録制御部35は、記録系統2が使用中であったり、記録予約が迫っていたりすれば、第2の画像圧縮形式で持出し記録をしない。また、記録制御部35は、持出し記録開始後に利用者が、持出し記録が終了する時間の前に重複する新たな記録予約を設定し、かつ未使用の他の記録系統が残っていない場合に持出し記録を中断する。中断後は、後追いで第2の画像圧縮形式で持出し記録をする。例えば、図4においては、記録系統1または2が空き次第(未使用状態になったら)後追いで記録を継続する。図4においては、チューナ3、復調器3の記録系統3はトランスコーダが存在しないため第2の画像圧縮形式では記録できない。
記録制御部35は、持出し記録を中断した場合、他の記録系統が復活したら(未使用状態になったら)再び持出し記録を継続する。後追いで第2の画像圧縮形式で持出し記録をするときは、記録装置27に第1の圧縮形式で記録されたコンテンツを再生して再びトランスコーダ26を介して第2の圧縮形式で記録装置27に記録する。
第1の画像圧縮方式でコンテンツを記録するとき、コンテンツと記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを比較してコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定して、判定ステップにおいてコンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の記録系統に第2の画像圧縮方式でコンテンツを平行して記録させる一連の動作の設定は、利用者がコンテンツ記録装置1に搭載された設定メニューにより設定することができる。リモコン8のメニューボタン48を押下し、各種の設定メニュー(図示せず)の中から記録設定を選択し、さらに階層表示された複数の項目の中から視聴番組の持出し記録を選択することにより設定できる。
図6は、第1の実施形態に係る視聴中のコンテンツの記録動作手順を示したフローチャートである。利用者が視聴中のコンテンツを録画するときには、リモコン8の録画ボタン54を押下することにより画面7に録画確認ウィンドー(図示せず)が表示され、録画開始を選択し決定ボタン46を押下することにより開始される。S11において、制御部21は操作受信部28からリモコン8からの記録指示信号を受信する。
S12において、記録制御部35は、現在視聴中のコンテンツの記録を第1の圧縮形式で開始する。第1の圧縮形式とは、例えば、記録コンテンツが地上デジタル放送によるコンテンツである場合には、MPEG2であり、ビットレートが17Mbps(Megabit per second)程度である。
S13において、持出し判定部37は、記録するコンテンツと記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bとを比較してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する。持出しコンテンツである場合はS14へ移る。持出しコンテンツでない場合はS17へ移る。
S14において、記録制御部35は、コンテンツ終了時間まで未使用の他の記録系統で持出し記録が可能かを判定する。可能であれば、S15へ移る。可能でなければ、SS17へ移る。S15において、記録制御部35は、未使用の他の記録系統で持出し記録を第2の圧縮形式で開始する。
S16において、記録制御部35は、持出し記録開始後に利用者が、持出し記録が終了する前の時間に重複する新たな記録予約を設定したかを判定する。設定した場合にはS19に移って未使用の記録系等が残っているかを判定する。未使用の記録系等が残っていれば、S17へ移る。残っていなければS19へ移って持出し記録を中断する。S17において、記録制御部35は、コンテンツが終了したら記録を終了する。
以上のように、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)または第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の圧縮形式(例えばH.264/MPEG−4 AVC)でコンテンツを記録する複数の記録系統を有し、利用者のコンテンツの記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを取得してフラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部38に記憶し、第1の圧縮方式で放送コンテンツを記録するときに、記録するコンテンツを記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bと比較して記録するコンテンツが持出しコンテンツであるかを判定し、持出しコンテンツであれば、未使用の他の記録系統が空いていれば、第2の圧縮方式でコンテンツを平行して記録する。こうすることによって利用者が、コンテンツ記録装置にコンテンツを記録する際、容易に映像圧縮形式を変換することが可能となる。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係るコンテンツ記録装置60の構成を示したブロック図である。この第2の実施形態の各部について、図2に示す第1の実施形態の各部と同一部分は同一符号である。
図7は、第2の実施形態に係るコンテンツ記録装置60の構成を示したブロック図である。この第2の実施形態の各部について、図2に示す第1の実施形態の各部と同一部分は同一符号である。
この第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態においては、記録履歴情報取得部36は、利用者のコンテンツの記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを取得し、フラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部38に記憶させる機能を有していたが、第2の実施形態においては、記録履歴情報取得部63は、第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツの記録履歴情報66を取得してフラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部65に記憶させる機能を有している点である。
また、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態においては、持出し判定部37は、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)でコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを比較してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する機能を有していたが、第2の実施形態においては、持出し判定部64は、第1の画像圧縮形式で記録予約されたコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録履歴情報66を比較してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する機能を有している点である。
図7において、制御部61は、記録制御部62、記録履歴情報取得部63、持出し判定部64の機能を有する。この機能は、制御部61のMPU22が実行するアプリケーションであり、通常はROM24に格納されており、使用時にはMPU22によって読み出され実行される。
記録制御部62は、利用者の要求に基づいて設定された放送コンテンツの記録の予約情報を管理し、予約されたコンテンツの記録処理、視聴中のコンテンツの記録処理を行う。記録制御部62は、記録装置27にコンテンツを記録する際、第1の画像圧縮形式または第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の圧縮形式でコンテンツを記録する設定をする。第1の画像圧縮形式は、例えば、MPEG2であり、第2の圧縮形式は、例えば、H.264/MPEG−4 AVCである。
記録履歴情報取得部63は、第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツの記録履歴情報66を取得してフラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部65に記憶させる
記録履歴情報66とは、過去に第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツの番組情報(放送局名、放送日時、番組名、放送概要、出演者、番組詳細、番組分類等)であり、番組情報の項目毎に過去に第2の画像圧縮形式で記録された頻度を集計した記録履歴の情報である。例えば、番組分類(ニュース/報道、スポーツ、情報/ワイドショー、ドラマ、音楽、バラエティ等)の中で第2の画像圧縮形式の記録が多い順に番組分類が記憶されたり、出演者が記憶されたりする。第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツは持出し記録用に記録されたものと見なすことができる。
持出し判定部64は、第1の画像圧縮形式で記録予約されたコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録履歴情報66を比較して、このコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する。
記録制御部62は、持出し判定部64において記録しようとしているコンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の記録系統に第2の画像圧縮形式でコンテンツを平行して記録させる。従って、コンテンツを1個の記録系統において第1の圧縮形式で記録し、未使用の他の記録系統において第2の圧縮形式で平行して記録する。
第1の画像圧縮方式でコンテンツを記録予約して記録するとき、コンテンツと記録履歴情報66を比較してコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定して、判定ステップにおいてコンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の記録系統に第2の画像圧縮方式でコンテンツを平行して記録させる動作の設定は、利用者がコンテンツ記録装置1に搭載された設定メニューにより設定することができる。
図8は、画面7に番組指定予約ウィンドー67が表示された状態を示した図である。利用者が画面7に番組指定予約ウィンドー67を表示し、カーソルボタン45を操作して持出し用録画ボタン68をハイライトさせ、決定ボタン46を押下してチェックボックス69に設定マーク70を表示すると、持出し記録を設定することができる。
図9は、第2の実施形態に係る記録予約したコンテンツの記録動作手順を示したフローチャートである。記録予約したコンテンツを記録するときには、記録制御部62が記録チャンネルや記録方式の設定をして番組開始または番組開始の少し前から記録が開始される。S21において、記録制御部62は、予約記録開始前に予約記録の準備をする。
S22において、記録制御部62は、予約記録を第1の圧縮形式で開始する。第1の圧縮形式とは、例えば、記録コンテンツが地上デジタル放送によるコンテンツである場合には、MPEG2であり、ビットレートが17Mbps(Megabit per second)程度である。
S23において、持出し判定部64は、予約記録するコンテンツと記録履歴情報66とを比較してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する。持出しコンテンツである場合はS24へ移る。持出しコンテンツでない場合はS27へ移る。
S24において、記録制御部62は、コンテンツ終了時間まで未使用の他の記録系統で持出し記録が可能かを判定する。可能であれば、S25へ移る。可能でなければ、SS27へ移る。S25において、記録制御部62は、未使用の他の記録系統で持出し記録を第2の圧縮形式で開始する。
S26において、記録制御部62は、持出し記録開始後に利用者が、持出し記録が終了する前の時間に重複する新たな記録予約を設定したかを判定する。設定した場合にはS28に移って未使用の記録系等が残っているかを判定する。未使用の記録系等が残っていれば、S27へ移る。残っていなければS29へ移って持出し記録を中断する。S27において、記録制御部62は、コンテンツが終了したら記録を終了する。
以上のように、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)または第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の圧縮形式(例えばH.264/MPEG−4 AVC)でコンテンツを記録する複数の記録系統を有し、第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツの記録履歴情報66を取得してフラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部65に記憶し、第1の圧縮方式で記録予約されたコンテンツを記録するとき、記録するコンテンツを記録履歴情報66と比較して記録するコンテンツが持出しコンテンツであるかを判定し、持出しコンテンツであれば、未使用の他の記録系統が空いていれば、第2の圧縮方式でコンテンツを平行して記録する。こうすることによって利用者が、コンテンツ記録装置にコンテンツを記録する際、容易に映像圧縮形式を変換することが可能となる。
(第3の実施形態)
図10は、第3の実施形態に係るコンテンツ記録装置80の構成を示したブロック図である。この第3の実施形態の各部について、図2に示す第1の実施形態の各部と同一部分は同一符号である。
図10は、第3の実施形態に係るコンテンツ記録装置80の構成を示したブロック図である。この第3の実施形態の各部について、図2に示す第1の実施形態の各部と同一部分は同一符号である。
この第3の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態においては、記録履歴情報取得部36は、利用者のコンテンツの記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを取得し、フラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部38に記憶させる機能を有していたが、第3の実施形態においては、記録形式情報取得部83は、ネットワーク33に接続されたサーバ34から他の利用者のコンテンツの記録形式情報86を取得してフラッシュメモリ25の記録履歴情報記憶部85に記憶させる機能を有している点である。
また、第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態においては、持出し判定部37は、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)でコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録履歴情報39aあるいは嗜好情報39bを比較してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する機能を有していたが、第2の実施形態においては、持出し判定部84は、第1の画像圧縮形式でコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録形式情報86を比較してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する機能を有している点である。
図10において、制御部81は、記録制御部82、記録履歴情報取得部83、持出し判定部84の機能を有する。この機能は、制御部81のMPU22が実行するアプリケーションであり、通常はROM24に格納されており、使用時にはMPU22によって読み出され実行される。
記録制御部82は、利用者の要求に基づいて設定された放送コンテンツの記録の予約情報を管理し、予約されたコンテンツの記録処理、視聴中のコンテンツの記録処理を行う。記録制御部82は、記録装置27にコンテンツを記録する際、第1の画像圧縮形式または第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の圧縮形式でコンテンツを記録する設定をする。第1の画像圧縮形式は、例えば、MPEG2であり、第2の圧縮形式は、例えば、H.264/MPEG−4 AVCである。
記録形式情報取得部83は、ネットワーク33に接続されたサーバ34から他の利用者のコンテンツの記録形式情報86を取得してフラッシュメモリ25の記録形式情報記憶部85に記憶させる。記録形式情報86は、記録コンテンツのお気に入りコンテンツやおすすめコンテンツについて専用サーバ上で一般の視聴者の間で情報を共有、活用するシステムの中に含まれている。記録形式情報取得部83は、記録形式情報86を取得し、情報が入手できたコンテンツについてコンテンツ毎の記録形式を整理して記録形式情報記憶部85に記憶させる。
持出し判定部84は、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)でコンテンツを記録するとき、この記録しようとしているコンテンツと記録形式情報86を対照してこのコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する。記録形式情報86において持出し記録とされた頻度が大きい場合にはこのコンテンツが持出し記録のレベルにあると判定する。持出し記録とされた頻度に関する閾値を設けて判定するようにしてもよい。
記録制御部82は、持出し判定部84において記録しようとしているコンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の記録系統に第2の画像圧縮形式でコンテンツを平行して記録させる。従って、コンテンツを1個の記録系統において第1の圧縮形式で記録し、未使用の他の記録系統において第2の圧縮形式で平行して記録する。
第1の画像圧縮方式でコンテンツを記録予約して記録するとき、コンテンツと記録形式情報86を対照してコンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定して、判定ステップにおいてコンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の記録系統に第2の画像圧縮方式でコンテンツを平行して記録させる動作の設定は、利用者がコンテンツ記録装置80に搭載された設定メニューにより設定することができる。
以上のように、第1の画像圧縮形式(例えばMPEG2)または第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の圧縮形式(例えばH.264/MPEG−4 AVC)でコンテンツを記録する複数の記録系統を有し、一般の視聴者によるコンテンツの記録に関する記録形式情報86を取得してフラッシュメモリ25の記録形式情報記憶部85に記憶し、第1の圧縮方式で放送コンテンツを記録するときに、記録するコンテンツを記録形式情報86と対照して記録するコンテンツが持出しコンテンツであるかを判定し、持出しコンテンツであれば、未使用の他の記録系統が空いていれば、第2の圧縮方式でコンテンツを平行して記録する。こうすることによって利用者が、コンテンツ記録装置にコンテンツを記録する際、容易に映像圧縮形式を変換することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…コンテンツ記録装置、7…画面、8…リモコン、12…チューナ、13…復調部、14…デコード処理部、15…重畳処理部、16…映像処理部、17…表示装置、21…制御部、22…MPU、23…RAM、24…ROM、25…フラッシュメモリ、26…トランスコーダ、27…記録装置、28…操作受信部、29…操作機器、30…外部インターフェース、31…外部装置、32…ネットワーク送受信部、33…ネットワーク、34…サーバ、35…記録制御部、36…記録履歴情報取得部、37…持出し判定部、38…記録履歴情報記憶部、39a…記録履歴情報、39b…嗜好情報、45a、45b、45c、45d…カーソルボタン、46…決定ボタン、48…メニューボタン、60…コンテンツ記録装置、61…制御部、62…記録制御部、63…記録履歴情報取得部、64…持出し判定部、65…記録履歴情報記憶部、66…記録履歴情報、67…番組指定予約ウィンドー、80…コンテンツ記録装置、81…制御部、82…記録制御部、83…記録形式情報取得部、84…持出し判定部85…記録形式情報記憶部、86…記録形式情報。
Claims (7)
- 第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段と、
利用者のコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶手段と、
前記第1の画像圧縮形式で視聴中のコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段において前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録させる制御手段と、
を有するコンテンツ記録装置。 - 第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段と、
前記第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶手段と、
前記第1の画像圧縮形式で記録予約されたコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段において前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録させる制御手段と、
を有する記録装置。 - 第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段と、
ネットワークに接続されたサーバから他の利用者の前記コンテンツの記録形式情報を取得する取得手段と、
前記第1の圧縮形式でコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録形式情報を対照して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段において前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の圧縮形式で前記コンテンツを記録させる制御手段と、
を有するコンテンツ記録装置。 - 前記制御手段は、持出し記録が終了する前の時間に重複する新たな記録予約があり、かつ未使用の他の記録手段が残っていない場合に持出し記録を中断する請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載されたコンテンツ記録装置。
- 前記制御手段は、持出し記録を中断した場合、他の記録手段が未使用状態になったら再び持出し記録を継続する請求項4に記載されたコンテンツ記録装置。
- 第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段を有するコンテンツ記録装置のコンテンツ記録方法であって、
利用者のコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶ステップと、
前記第1の画像圧縮形式で視聴中のコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録する記録ステップと、
を有するコンテンツ記録方法。 - 第1の画像圧縮形式または前記第1の圧縮形式より圧縮効率の高い第2の画像圧縮形式でコンテンツを記録する複数の記録手段を有するコンテンツ記録装置のコンテンツ記録方法であって、
前記第2の画像圧縮形式で記録されたコンテンツの記録履歴情報を記憶する記憶ステップと、
前記第1の画像圧縮形式で記録予約されたコンテンツを記録するとき、前記コンテンツと前記記録履歴情報を比較して前記コンテンツが持出しコンテンツであるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにおいて前記コンテンツが持出しコンテンツと判定されたとき、未使用の他の前記記録手段に前記第2の画像圧縮形式で前記コンテンツを記録する記録ステップと、
を有するコンテンツ記録方法。
Priority Applications (1)
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