JP2015056600A - レーザ光源制御装置および車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レーザ光源11はレーザ光を射出し、走査部30はこのレーザ光を走査して表示画像を生成し、凹面ミラーは表示画像を表す表示光を透光性の透光部を介して外部方向へ反射し、LD駆動手段、低温時にレーザ光源11にレーザ光源11自身を昇温する自己発熱駆動を行わせる。
【選択図】図7
Description
前記温度情報が予め定められた第一閾値以下であると判定した際、前記レーザ光源に前記レーザ光源自身を加熱する自己発熱駆動をさせるとともに、前記温度調整素子に前記レーザ光源を加熱する加熱駆動をさせ、所定条件成立を判定した際、前記レーザ光源を通常駆動させる温度制御手段と、
前記レーザ光源から出射されるレーザ光を空間光変調して画像を生成する空間光変調素子と、
前記空間光変調素子を駆動する変調素子駆動手段と、
前記画像を表す表示光を前記透光部の方向へ反射する反射手段と、を備えるものである。
フォトセンサ50は、検出した光強度である第二光強度をアナログ信号として出力し、A/D変換部を介してデジタル信号に変換して、後述する総合制御部500へ出力する。
また、凹面ミラー70は、凹面ミラー70を回動させるミラー角度調整手段71と、凹面ミラー70の角度を検出するミラー状態検出部71aと、を有し、後述するミラー制御部300からの制御信号に基づき、ミラー角度調整手段71が駆動されることで表示光Lの反射方向を調整することができるものである。
走査制御部(特許請求の範囲に記載の変調素子駆動手段)200は、走査部30を駆動させる走査部駆動手段201と、走査部30走査位置を検出する走査位置検出手段202と、を備える。
走査部駆動手段201から出力されるフィードバックデータは、走査部30のミラーを水平方向に実際に動かした際のピエゾ素子の共振周波数である実測共振周波数、ミラーを水平方向に実際に動かした際のピエゾ素子の水平周波数である実測垂直駆動周波数、などのデータである。
ミラー制御部300は、凹面ミラー70の角度を調整するミラー角度調整手段71と、凹面ミラー70の角度を検出するミラー状態検出部71aと、電気的に接続されており、ミラー角度調整手段71を駆動するドライバー回路であり、総合制御部500から出力される角度調整データに基づき、ミラー角度調整手段71を駆動制御することで凹面ミラー70を所望の角度に調整するものである。
角度調整データは、後述する凹面ミラー70の所定の原点を基準として角度調整するためのデータであり、後述する総合制御部500のメモリ(図示しない)に予め記録されるものである。
ミラー制御部300は、凹面ミラー70の角度を調整することで、凹面ミラー70の角度状態(方向)を制御する。角度状態(方向)は、凹面ミラー70が表示光Lを透光部90から外部に照射(反射)する可視方向と、凹面ミラー70が表示光Lを透光部90から外部に照射(反射)しない不可視方向と、に分類され、ミラー制御部300は、凹面ミラー70の角度方向を、これら可視方向と不可視方向とに切り替えることができる。
また、可視方向内において、車両に搭載される押釦スイッチ(図示しない)の操作により、ミラー制御部300が凹面ミラー70の角度を調整することで、表示光Lがウインドシールド2に投影される位置(虚像Vが視認される位置)を調整することができる。
また、ミラー角度調整手段71は、本実施形態においては、凹面ミラー70の角度を調整するものであるが、凹面ミラー70を車両の前後または/および上下または/および左右方向に移動させることで、光を筐体80の外部へ出射する状態と、光を筐体80の外部へ出射しない状態と、で切り替えるものであってもよい。
ペルチェ素子駆動部400は、ペルチェ素子14を駆動するペルチェ素子ドライバー回路401と、車両側の電源からペルチェ素子14に駆動電流を供給する電源回路からなるペルチェ素子電源供給手段402と、ペルチェ素子14の駆動電流を検出するペルチェ素子電流検出手段403と、を備え、後述する総合制御部500からのペルチェ素子駆動信号に基づいて、ペルチェ素子14を駆動させ、レーザ光源11の温度調整(冷却または発熱)を行う。
総合制御部500は、マイコン、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などからなり、LD制御部100(レーザ光源11)と、走査制御部200(走査部30)と、ミラー制御部300(凹面ミラー70)と、ペルチェ素子駆動部400(ペルチェ素子14)と、を制御するものであり、表示画像Mを生成する通常表示動作を行うための表示制御手段と、レーザ光源11の温度制御動作を行うための温度制御手段と、を機能として有する。本実施形態において、総合制御部500は、LD制御部100、走査制御部200、ミラー制御部300、ペルチェ素子駆動部400を介して、レーザ光源11、走査部30、凹面ミラー70、ペルチェ素子14を駆動制御しているが、これらを直接制御できるように構成されていてもよい。
総合制御部500は、様々な処理を行うためのプログラムやデータなどを格納するためのメモリ(図示しない)を有し、様々な情報信号を入力し、演算処理しHUD装置1内の電子機器を制御する。具体的に、総合制御部500は、車両ECU(図示しない)からの車両情報や起動信号、レーザ光源11に流れる電流値を示すLD電流データと、温度検出手段16からのレーザ光源11の検出温度(温度情報)Tを示す温度データと、第一光強度検出手段20からの第一光強度データと、第二光強度検出手段50からの第二光強度データと、走査制御部200からのフィードバックデータ、ミラー角度調整手段71からの凹面ミラー70が原点位置であることを示す原点検出信号と、を入力し、これらの情報信号より、LD制御部100を駆動するLD駆動データ(通常LD制御データ、自己発熱LD制御データ)と、走査制御部200を駆動する走査部制御データと、ミラー角度調整手段71を駆動する角度調整データと、ミラー制御部300を駆動するペルチェ素子制御データと、を生成・出力し、本実施形態におけるHUD装置1の総合的な制御をするものである。
図7は、温度検出手段16より検出された検出温度Tに基づく、温度制御動作を説明した図であり、図8は、検出温度Tに応じた、(a)レーザ光源11及び(b)ペルチェ素子14への電力供給を示した図である。
総合制御部500は、温度検出手段16により検出された検出温度Tが、予め記憶された第一温度T1(−10℃)より低い場合、LD駆動手段101に対して、自己発熱LD制御データを出力し、LD駆動手段101は、レーザ光源11を自己発熱駆動させ、さらに、ペルチェ素子ドライバー回路401に対して、加熱制御データを出力し、ペルチェ素子ドライバー回路401は、ペルチェ素子14を加熱駆動させ、レーザ光源11を加熱する。このように、レーザ光源11とペルチェ素子14との双方を同時に加熱駆動させることにより、レーザ光源11の熱がペルチェ素子14側に吸熱されることなく、速やかにレーザ光源11を昇温させることができる。
総合制御部500は、検出温度Tが、第一温度T1(−10℃)と第二温度T2(0℃)との間である場合、レーザ光源11の自己発熱駆動を停止し、検出温度Tが第三温度T3に達するまでペルチェ素子14のみでレーザ光源11の昇温を行う(第二温度T2から第三温度T3まではレーザ光源11は通常駆動を行うことにより、レーザ光源11自身も加熱される)。
総合制御部500は、検出温度Tが、第二温度T2(0℃)以上である場合、レーザ光源11を通常駆動させ、走査制御部200を介して走査部30を通常駆動させ、スクリーン40上に表示画像Mを表示させる。この際、総合制御部500は、ミラー制御部300を介して凹面ミラー70を回動させ、表示光Lを外部へ出射する可視方向に調整しておく。したがって、スクリーン40上に表示された表示画像Mの表示光Lは、ウインドシールド2に投影され、車両運転者3は表示画像Mの虚像Vを視認することができる。ちなみに、ペルチェ素子14は、検出温度Tが第二温度T2(0℃)以上であり、レーザ光源11が通常駆動を開始した後でも、検出温度Tが第三温度T3に達するまで加熱駆動を停止せず、少なくとも検出温度Tが減少しない程度に加熱駆動を継続する。レーザ光源11が通常駆動を開始する第二温度T2と、ペルチェ素子14が加熱駆動を停止する第三温度T3とを別々に設けない(温度差を設けない)場合、ペルチェ素子14が加熱駆動を停止した後、レーザ光源11の熱がペルチェ素子14を介してヒートシンク15側から吸熱され、レーザ光源11が、再度第二温度T2を下回ってしまい、レーザ光源11の光強度が安定しないおそれがあるが、本実施形態のように、レーザ光源11が通常駆動を開始する第二温度T2と、ペルチェ素子14が加熱駆動を停止する第三温度T3とを別々に設ける(温度差を設ける)ことにより、レーザ光源11が通常駆動により十分に自己発熱しているため、ペルチェ素子14が停止してもレーザ光源11の温度低下を抑えることができ、レーザ光源11の光出力を安定させることができる。
また、昇温時走査は、レーザ光源11が自己発熱駆動している間の不要な表示光Lによりスクリーン40が焼きつかない程度に表示光Lの走査位置を変えればいいので、常に走査している必要はなく、スクリーン40が焼きつかない程度に、所定の周期で走査部30が停止と走査を繰り返すものであってもよい。
ちなみに、レーザ光源11が自己発熱駆動を停止する契機は、上述した検出温度Tが第一温度T1以上になることのみではなく、レーザ光源11が一定時間行った後に自己発熱駆動を停止するようにしてもよく、このような構成においてもレーザ光源11が十分昇温してから自動的にレーザ光源11の自己発熱駆動を停止させることができる。なお、温度検出手段16が始めに検出する検出温度Tに応じて、レーザ光源11が自己発熱駆動する時間を切り替えてもよい。
ちなみに、ペルチェ素子14が加熱駆動を停止する契機は、上述した検出温度Tが第三温度T3以上になることのみではなく、レーザ光源11の自己発熱駆動停止後、ペルチェ素子14が加熱駆動を一定時間行った後に加熱駆動を停止するようにしてもよく、このような構成においても、ペルチェ素子14が停止してもレーザ光源11の温度低下を抑えることができ、レーザ光源11の光出力を安定させることができる。なお、温度検出手段16が始めに検出する検出温度Tに応じて、ペルチェ素子14が加熱駆動する時間を切り替えてもよい。
上記実施形態においては、凹面ミラー70を不可視方向にすることにより、自己発熱時の不要な表示光Lが外部へ射出されないようにしたが、本発明の第二実施形態は、凹面ミラー70を不可視方向にする必要がなく、レーザ光源11が、自己発熱駆動している間、図9(a)に示すように、走査部30が非表示エリア40bを走査するタイミングのみレーザ光源11に自己発熱駆動させ、表示エリア40aにてLDを駆動させないことにより、不要な表示光Lが外部へ射出されるのを防止してもよい。
また、本発明の第三実施形態としては、レーザ光源11が自己発熱駆動している間、走査部駆動手段201が走査部30を、図9(b)に示すように、非表示エリア40bのみで走査させるものであり、かかる構成においても上記の実施形態と同様に、不要な表示光Lが外部へ射出されるのを防止することができる。
本発明の第四実施形態としては、図10に示すように、合成レーザ光RGBの光路上に、合成レーザ光RGBの透過率(減光率P)を調整する減光部22と、この減光部22の減光率Pを制御する駆動回路で構成される減光部制御手段600(図11参照)と、をさらに備える。
以上が、第四実施形態のHUD装置1における制御構成であるが、つづいて、第四実施形態におけるHUD装置1の温度制御動作について図12乃至15を用いて説明する。
図12は、HUD装置1を、起動開始時間を時間t0とした際のレーザ光源11と、ペルチェ素子14と、走査部30と、減光部22との時間推移を説明した図である。総合制御部500は、時間t0において、温度検出手段16により検出された検出温度Tが、予め記憶された第一温度T1(−10℃)より低い場合、LD駆動手段101に対して、自己発熱LD制御データを出力し、LD駆動手段101は、レーザ光源11を自己発熱駆動させる。この自己発熱駆動は、レーザ光源11に直流電流を流すことにより自己発熱させる。また、このようにレーザ光源11を自己発熱駆動させている際、総合制御部500は、ペルチェ素子14に電流を流すことによりレーザ光源11に接続された面を発熱させ、レーザ光源11の昇温を補助する。また、走査部30は、レーザ光源11が自己発熱駆動している間、合成レーザ光RGBを所定の周期でスクリーン40へ走査する昇温時走査を行う。しかしながら、前述したように、起動時において走査部30が安定的な走査ができるまで、時間がかかってしまうため、この間、減光部22は、レーザ光RGBを減光する昇温時減光を行う。
また、カラーセンサ20やフォトセンサ50により検出される光強度が所定の値に達することにより、レーザ光源11が昇温したことを推測し、自己発熱駆動を停止する構成としてもよい。
Claims (13)
- レーザ光源と、前記レーザ光源を加熱する温度調整素子と、前記レーザ光源の温度に関連する温度情報を取得する温度情報取得手段と、
前記温度情報が予め定められた第一閾値以下であると判定した際、前記レーザ光源に前記レーザ光源自身を加熱する自己発熱駆動をさせるとともに、前記温度調整素子に前記レーザ光源を加熱する加熱駆動をさせ、所定条件成立を判定した際、前記レーザ光源を通常駆動させる温度制御手段と、を備えることを特徴とするレーザ光源制御装置。 - 前記温度制御手段は、前記レーザ光源が自己発熱駆動を所定時間行うまたは前記温度情報が第二閾値以上になった場合、前記レーザ光源の自己発熱駆動を停止させ、前記レーザ光源が自己発熱駆動を停止した後においても、前記温度調整素子に前記加熱駆動させることを特徴とする請求項1に記載のレーザ光源制御装置。
- 前記温度制御手段は、前記レーザ光源が自己発熱駆動を停止した後、前記加熱駆動を所定時間行うまたは前記温度情報が前記第二閾値より高い第三閾値以上になった場合、前記所定条件が成立したと判定し、前記レーザ光源を通常駆動させることを特徴とする請求項2に記載のレーザ光源制御装置。
- 前記温度制御手段は、前記温度情報の増大に基づき、前記温度調整素子へ供給する電力を漸減させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のレーザ光源制御装置。
- 光を透過する透光部を有する筐体と、レーザ光源と、前記レーザ光源を加熱する温度調整素子と、前記レーザ光源の温度に関連する温度情報を取得する温度情報取得手段と、
前記温度情報が予め定められた第一閾値以下であると判定した際、前記レーザ光源に前記レーザ光源自身を加熱する自己発熱駆動をさせるとともに、前記温度調整素子に前記レーザ光源を加熱する加熱駆動をさせ、所定条件成立を判定した際、前記レーザ光源を通常駆動させる温度制御手段と、
前記レーザ光源から出射されるレーザ光を空間光変調して画像を生成する空間光変調素子と、
前記空間光変調素子を駆動する変調素子駆動手段と、
前記画像を表す表示光を前記透光部の方向へ反射する反射手段と、を備えることを特徴とする車両用表示装置。 - 前記温度制御手段は、前記レーザ光源が自己発熱駆動を所定時間行うまたは前記温度情報が第二閾値以上になった場合、前記レーザ光源の自己発熱駆動を停止させ、前記レーザ光源の自己発熱駆動を停止した後においても、前記温度調整素子に前記加熱駆動させることを特徴とする請求項5に記載の車両用表示装置。
- 前記温度制御手段は、前記レーザ光源が自己発熱駆動を停止した後、前記加熱駆動を所定時間行うまたは前記温度情報が前記第二閾値より高い第三閾値以上になった場合、前記所定条件が成立したと判定し、前記レーザ光源を通常駆動させることを特徴とする請求項6に記載の車両用表示装置。
- 前記温度制御手段は、前記温度情報の増大に基づき、前記温度調整素子へ供給する電力を漸減させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の車両用表示装置。
- 前記空間光変調素子は、前記レーザ光を走査することで画像を生成する走査素子であり、
前記変調素子駆動手段は、前記レーザ光源が前記自己発熱駆動を行う間、前記走査素子により前記レーザ光を所定の周期で走査する昇温時走査を行わせることを特徴とする請求項5乃至8のいずれかに記載の車両用表示装置。 - 前記昇温時走査は、前記走査素子により前記レーザ光を、前記走査素子が走査可能な領域のうち前記画像として表示されない領域である非表示エリアに走査してなることを特徴する請求項9に記載の車両用表示装置。
- 前記反射手段が反射する前記表示光の反射方向を変えるミラーアクチュエータをさらに備え、
前記ミラーアクチュエータは、前記レーザ光源が前記自己発熱駆動を行う間、前記表示光の反射方向を、前記レーザ光が前記筐体内に反射される不可視方向とすることを特徴とする請求項5乃至10のいずれかに記載の車両用表示装置。 - 前記レーザ光源から前記空間光変調素子までの光路上に配設された減光部と、
前記減光部を駆動させる減光部制御手段をさらに備え、
前記減光部制御手段は、前記レーザ光源が前記自己発熱駆動を行っている間、前記減光部に対し昇温時減光を行わせることを特徴とする請求項5乃至11のいずれかに記載の車両用表示装置。 - 前記減光部は液晶素子と、偏光フィルターと、を有し、
前記液晶素子は、ノーマリーブラック特性を備えることを特徴とする請求項12に記載の車両用表示装置。
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