JP2015056417A - 撮像装置、製造装置、製造方法、並びに電子機器 - Google Patents

撮像装置、製造装置、製造方法、並びに電子機器 Download PDF

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啓介 畑野
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Abstract

【課題】感度を向上させる。【解決手段】光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、反射部は、反射板と金属配線により構成され、金属配線は、第1の膜厚と、第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である。金属配線同士が隣接する部分には、少なくとも一方の金属配線の第2の膜厚の部分が位置する。また反射板は、第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、金属配線と反射板が隣接する部分には、金属配線の第2の膜厚の部分が位置する。本技術は、撮像装置に適用できる。【選択図】図1

Description

本技術は、撮像装置、製造装置、製造方法、並びに電子機器に関する。詳しくは、感度を向上させるのに好適な撮像装置、製造装置、製造方法、並びに電子機器に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)素子などを2次元状に複数配列した撮像装置が、デジタルビデオカメラやデジタルスチルカメラなどで用いられている。撮像装置は、基板にイオン注入などの不純物導入によって光電変換部や拡散層を形成し、その後、膜を堆積、加工することで配線層や絶縁膜を形成して製造される。撮像装置に入射した光は、光電変換部で吸収され、電荷に変換される。この電荷が光電変換部で蓄積され、蓄積された全電荷量の大きさが検出されることで、入射光強度に応じた信号が取得される。
しかしながら、基板の深さより入射光の侵入長が長いと、入射光は光電変換部で十分吸収されずに、一部が基板を透過してしまう。そのため、入射光の一部は、電荷信号に変換されず、光利用効率が低下してしまう。特許文献1では、光電変換部を透過した長波長領域の光が有効に光電変換されるようにして、感度の向上を可能にすることが提案されている。
特開2008-147333号公報
特許文献1に記載の撮像装置において、反射板は、金属配線層と同一材料により構成されている。金属配線層は、光電変換信号の取り出しのための増幅トランジスタの接続配線などに用いられ、反射板の形成領域は、これらの配線を除いた領域にしか形成できず、配置面積に制限が生じる。このため、反射板による反射光の反射効率には限界があった。
また、光が斜め方向から入射し、その入射角度が大きくなった場合、光が反射板の形成領域を外れて入射し、反射板の効果が得られなくなり、結果として、光入射角度に依存して、感度特性が大きく変化してしまう可能性があった。
撮像装置において、感度特性をより向上させることが望まれている。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、感度特性をより向上させることができるようにするものである。
本技術の一側面の撮像装置は、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である。
前記金属配線同士が隣接する部分には、少なくとも一方の前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置するようにすることができる。
前記反射板は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置するようにすることができる。
前記反射板の端部は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、中央部分は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分と前記反射板の前記第1の膜厚の部分が位置するようにすることができる。
前記反射板の中央部分は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、端部は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分と前記反射板の前記第2の膜厚の部分が位置するようにすることができる。
前記反射板は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置するようにすることができる。
前記反射板も、前記金属配線として機能し、個々の金属配線は、前記第1の膜厚と前記第2の膜厚を有する形状であるようにすることができる。
前記金属配線同士は、前記第2の膜厚の部分で隣接するようにすることができる。
前記反射板も、前記金属配線として機能し、前記反射部は、前記第1の膜厚と前記第2の膜厚を有する第1の金属配線と、前記第2の膜厚を有する第2の金属配線とから構成されるようにすることができる。
前記第1の金属配線は、前記反射部の端部に配置され、前記第2の金属配線は、前記反射部の中央部分に配置されるようにすることができる。
前記隣接する部分の間隔は、前記光電変換部が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さいようにすることができる。
単一の画素領域に、複数の前記光電変換部が、積層されているようにすることができる。
前記隣接する部分の間隔は、積層されている前記複数の光電変換部のうち、前記反射部に近い光電変換部が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さいようにすることができる。
前記光電変換部がマトリクス状に配置されたイメージ領域内における位置により、前記反射部の構成は異なるようにすることができるようにすることができる。
前記イメージ領域内の中央部分に位置する前記反射部の前記金属配線は、中央部分が前記第1の膜厚とされ、両端部が前記第2の膜厚とされた形状とされ、前記イメージ領域内の右端部に位置する前記反射部の前記金属配線は、右に位置する部分が前記第1の膜厚とされ、左に位置する部分が前記第2の膜厚とされた形状とされ、前記イメージ領域内の左端部に位置する前記反射部の前記金属配線は、左に位置する部分が前記第1の膜厚とされ、右に位置する部分が前記第2の膜厚とされた形状とされているようにすることができる。
本技術の一側面の撮像装置においては、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部が備えられ、その反射部は、反射板と金属配線により構成され、金属配線は、第1の膜厚と、第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状とされている。
本技術の一側面の製造装置は、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である撮像装置を製造する。
前記反射部を、前記半導体基板に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜に第1の溝部を形成し、前記第1の溝部内の所定の領域に第2の溝部を形成し、前記第1の溝部と前記第2の溝部内に、金属材料膜を形成し、前記金属材料膜を研磨し、前記溝部内以外の前記金属材料膜を除去することで形成するようにすることができる。
前記反射部を、前記半導体基板に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜に第1の溝部を形成し、前記第1の溝部を内包する第2の溝部を形成し、前記第1の溝部と前記第2の溝部内に、金属材料膜を形成し、前記金属材料膜を研磨し、前記溝部内以外の前記金属材料膜を除去することで形成するようにすることができる。
本技術の一側面の製造方法は、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である撮像装置を製造する。
本技術の一側面の製造蔵置、製造方法においては、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部が備えられ、その反射部は、反射板と金属配線により構成され、金属配線は、第1の膜厚と、第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である撮像装置が製造される。
本技術の一側面の電子機器は、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である撮像装置と、前記撮像装置から出力される画素信号に対して信号処理を行う信号処理部とを備える。
本技術の一側面の電子機器においては、光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部が備えられている。その反射部は、反射板と金属配線により構成され、金属配線は、第1の膜厚と、第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状とされている。その反射部を備える撮像装置から出力される画素信号に対して信号処理が行われる。
本技術の一側面によれば、撮像装置で受光される光の量を増やし、感度特性をより向上させることが可能となる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
第1の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す断面図である。 金属配線の形状について説明するための図である。 金属配線の違いによる寄生容量の違いについて説明するための図である。 金属配線の他の形状について説明するための図である。 第1の実施の形態における撮像装置の反射機構の構造を示す平面図である。 第2の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第3の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第4の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第5の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第6の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第7の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第8の実施の形態における撮像装置のチップレイアウトを示す平面図である。 第8の実施の形態における撮像装置の画素構造を示す図である。 第8の実施の形態における撮像装置の他の画素構造を示す図である。 第8の実施の形態における撮像装置のさらに他の画素構造を示す図である。 撮像装置の製造工程を示す図である。 撮像装置の製造工程を示す図である。 撮像装置の製造工程を示す図である。 撮像装置の製造工程を示す図である。 電子機器の構造について説明するための図である。
以下に、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は、以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態における撮像装置の構成
2.第2の実施の形態における撮像装置の構成
3.第3の実施の形態における撮像装置の構成
4.第4の実施の形態における撮像装置の構成
5.第5の実施の形態における撮像装置の構成
6.第6の実施の形態における撮像装置の構成
7.第7の実施の形態における撮像装置の構成
8.第8の実施の形態における撮像装置の構成
9.撮像装置の製造工程
10.電子機器について
<第1の実施の形態における撮像装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態による反射部を有する撮像装置の画素構造を示す断面図である。以下の説明においては、隣接する二画素を図示し、説明を行うが、これらの画素は、行列方向に、マトリクス状に任意の個数配置されている。また、ここでは、裏面照射型の撮像装置を例に挙げて説明するが、裏面照射型の撮像装置のみに、以下に説明する本技術が適用されることを示す記載ではない。
図1に示す画素構造では、光電変換領域102が形成されたシリコン基板101上に層間絶縁膜103を介して、マイクロレンズ104が形成されている。また、光入射面(マイクロレンズ104が備えられている側)と反対側の面には、信号電荷の読出しや各部への電圧を印加するためなどに用いられる金属配線107が設けられている。
また、金属配線107と同じ層に、反射板106も設けられている。反射板106と金属配線107により、反射部115が形成されている。
金属配線107は、反射板106との間隔を、入射光が透過しないよう十分に狭めて形成されている。また金属配線107の隣接パターンとの隣接部分においては、後述するように、膜厚が薄く形成されている。例えば、反射板106と金属配線107の距離は、0.25ミクロン以下とすることが望ましい。
反射板106は、金属膜により形成される。反射板106は、シリコン基板101を透過した光を反射し、再び光電変換領域102へと入射させるために設けられている。このように、反射板106を設けることにより、光電変換領域102に入射される光の量を増やすことが可能となり、感度を向上させることが可能となる。
また、金属配線107も、金属で形成され、上記したように、信号電荷の読出しや各部への電圧を印加するためなどに用いられるとともに、シリコン基板101を透過した光を反射し、再び光電変換領域102へと入射させるための機能を有する。
反射板106と金属配線107は、ともに、シリコン基板101を透過した光を反射し、再び光電変換領域102へと入射させるための機能を有するため、ここでは、反射板106と金属配線107をまとめて反射部115と適宜記載する。
シリコン基板101を透過した光を効率良く光電変換領域102に反射させるためには、反射部115の大きさをできる限り大きくした方が良い。反射部115は、反射板106と金属配線107から構成されるが、反射部115の大きさを大きくするには、反射板106と金属配線107を図1に示したように離して設けるのではなく、1枚の金属膜として構成したり、できる限り接するように構成したりするのが良い。
しかしながら、反射板106と金属配線107を、1枚の金属膜として構成しては、金属配線107が配線としての機能を有さなくなる。そのため、反射板106と金属配線107は、離して設ける必要があり、その間には、絶縁膜105が設けられる。反射板106と金属配線107を離して設けるとしても、反射板106と金属配線107を接することはないが、近接するように設けるのが、反射部115を一番大きくできる。
しかしながら、反射板106と金属配線107を近接させることで、反射板106と金属配線107との間に寄生容量が発生する。寄生容量を小さくするのは、反射板106と金属配線107を、ある程度、離して設ける必要がある。
そこで、図1に示したような金属配線107の形状とする。金属配線107は、断面で見たとき、凸型に構成されている。図1に示した金属配線107は、大小2つの四角が組み合わさった形状とされている。小さな四角の金属配線107がマイクロレンズ104側に設けられ、その下側に大きな四角の金属配線107が設けられている。
図2に、金属配線107のみを示す。金属配線107は、金属膜であるため、以下の説明においては、膜の厚さで金属配線107の形状を表す。図2に示すように、金属配線107は、2つの膜厚を有し、厚い方の膜厚は、厚さd1であり、薄い方の膜厚は、厚さd2である。金属配線107の両端は、厚さd2の膜厚で構成され、中央部分は、厚さd1の膜厚で構成される。
上記した説明において、小さい四角の金属配線107とは、膜厚が厚さ(d1−d2)である部分であり、この厚さ(d1−d2)を高さとする四角形のことを示す。また大きい四角の金属配線107とは、膜厚が厚さd2である部分であり、この厚さd2を高さとする四角形のことを示す。
以下の説明においては、適宜、膜厚が厚さd1である部分を、第1の膜厚部と記述し、膜厚が厚さd2である部分を、第2の膜厚部と記述する。
再度図1を参照するに、金属配線107の膜厚が厚さd1の第1の膜厚部の部分は、反射板106から遠くに位置し、金属配線107の膜厚が厚さd2の第2の膜厚部の部分は、反射板106の近くに位置していることがわかる。このように、反射板106と金属配線107との距離が近い部分と遠い部分があるように構成することで、反射板106と金属配線107との間に生じる寄生容量を低減させることができる。
図3は、図1、図2に示したように異なる膜厚を有する金属配線107としたときと、均一な膜厚を有する金属配線107’(図1、図2に示した金属配線107と区別するためにダッシュを付して記述する)としたときを比較し、寄生容量の違いについて説明するための図である。図3Aは、均一な膜厚を有する金属配線107’を示し、図3Bは、異なる膜厚を有する金属配線107を示す。
図3Aは、均一な膜厚を有する金属配線107’であるため、その断面は、四角形状となっている。図3Aに示したように、四角形状で金属配線107’を構成すると、金属配線107’の辺107a’と、反射板106の辺106aとが向かい合う辺となり、平行な位置に位置している。
図3Bは、異なる膜厚を有する金属配線107であり、金属配線107の辺107aと反射板106の辺106aとが向かい合う辺となり、平行な位置に位置している。仮に、金属配線107’の辺107a’の長さを、厚さd1と同じ長さとした場合、辺107a’の長さはd1となる。金属配線107の辺107aは、厚さd2であるため、辺107aの長さはd2となる。
図2を参照して説明したように、d1>d2の関係が満たされる。よって、金属配線107’の辺107a’は、金属配線107の辺107aよりも長いため、反射板106の辺106aと平行になっている部分も長いことになる。この平行になっている部分の間隔が同じである場合、平行になっている部分が短いほど、寄生容量が小さくなることは明らかである。
よって、図3Bに示したように、異なる膜厚を有する金属配線107を適用した場合の方が、図3Aに示したように、均一の膜厚を有する金属配線107’を適用した場合よりも、寄生容量は小さくなる。
また寄生容量が小さくなることで、金属配線107を、反射板106に近づけて配置することができる。図3Cと図3Dを参照する。図3Cは、図3Aに示した金属配線107’であり、上辺を辺107b’とする。図3Dは、図3Bに示した金属配線107であり、膜厚がd1である第1の膜厚部の部分の上辺を辺107bとし、膜厚がd2である第2の膜厚部の部分の上辺を辺107cとする。
金属配線107の上辺(光電変換領域102側の辺)は、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102に反射させる機能を有する。金属配線107’の上辺は、辺107b’だけであるのに対し、金属配線107の上辺は、辺107c+辺107b+辺107cである。
仮に、辺107b’と辺107bが同じ長さである場合、金属配線107は、金属配線107’に比べて、(辺107c×2)分だけ、上辺が長いことになる。このことは、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102に反射させる機能を有する部分が長いことを意味し、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102に効率よく反射させることができるようになることを意味している。
このように、第1の膜厚部と第2の膜厚部を有する金属配線107によれば、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102に反射させる機能を向上させることが可能となる。
以下の説明においては、第1の膜厚部と第2の膜厚部を、第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cと記述する。以下の説明においても同様に、膜厚が厚い部分に符号とbを付し、膜厚が薄い部分に符号とcを付して記述する。
シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102に効率よく反射させる機能を有する金属配線107の形状は、図1乃至図3を参照して説明した形状に限定されるわけではない。例えば、図4に示すような形状であっても良い。
図4Aを参照する。図4Aに示した金属配線107の断面は、三角形状である。三角形状の場合、頂点の部分は、反射板106から遠く、底辺に近いほど、反射板106に近くなる。このような三角形状であれば、反射板106と平行になる辺が無いので、反射板106と金属配線107との間で発生する寄生容量が抑えることが可能となる。
このように、金属配線107の形状は、徐々に膜厚が変化するような形状であっても良い。図4Aに示した金属配線107は、中央部分が最も膜厚が厚く、中央部分から右方向または左方向に移動するにつれて、膜厚が徐々に薄くなる形状である。
図4Bを参照する。図4Bに示した金属配線107の形状は、側面が曲面となっている形状である。図示はしないが、台形であっても良い。換言すれば、金属配線107の形状として、その断面が台形になるような形状であっても良いし、台形形状のうちの、側面は曲面となるような形状であっても良い。
この場合、金属配線107の中央部分に同じ膜厚の部分が存在し、中央部分から右方向または左方向に移動するにつれて、膜厚が徐々に薄くなる形状である。このような形状の場合も、反射板106と平行になる辺が無いので、反射板106と金属配線107との間で発生する寄生容量を抑えることが可能となる。
また、図4Bに示したように、金属配線107の側面を曲面とすることで、また曲面の形状を、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102に効率良く反射させることができる形状とすることで、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102により効率良く反射させることが可能となる。
このように、金属配線107の形状は、膜厚が異なる部分を有する形状であれば、どのような形状であっても良い。以下の説明では、図1乃至図3を参照して説明したような第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cを有する金属配線107を例にあげて説明を続ける。
図5は、図1に示した画素を、マイクロレンズ104側(上部側)から見たときの撮像装置の反射部の平面図である。図5に示す反射部115は、反射板106の周囲に存在する金属配線107が、その間隔が入射光の透過を抑制できるよう近接して配置されており、反射部115は、反射板106と金属配線107の集合体として構成されている。
換言すれば、反射板106や金属配線107が隣接する部分の間隔は、光電変換領域102が検出する波長域の光を透過させない幅よりも小さい間隔となるように、反射板106や金属配線107は配置されている。後述する他の実施の形態においても、反射板や金属配線は配置されている。
図2を参照して説明したように、金属配線107は、第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cから構成されており、第2の膜厚部107cは、第1の膜厚部107bよりも薄く、例えば、第1の膜厚部107bにおける金属配線107の膜厚は200nm、第2の膜厚部107cにおける金属配線の膜厚は100nmに形成される。第2の膜厚部107cの膜厚は、金属配線のEM耐性の確保、凝集が抑制できる薄膜限界から、例えば100nm程度とすることが望ましい。
図5を参照するに、金属配線107同士の隣接部分、あるいは、金属配線107と反射板106の隣接部分は、第2の膜厚部107cを有している。すなわち、金属同士が隣接する少なくとも一方には、膜厚が薄い第2の膜厚部107cが位置するように、金属配線107や反射板106は配置されているため、上記したように、隣接部分での寄生容量を低減させることが可能となる。
このように、第1の実施の形態における撮像装置によると、反射部115が反射板106と金属配線107の集合体として構成されており、反射部115の面積を大きく形成することができ、感度が高い撮像装置を得ることができる。
また金属配線107の隣接パターンとの隣接部分の膜厚を薄く形成する(第2の膜厚部107cを設ける)ことで、隣接パターン間の寄生容量の増加を抑制し、さらに、金属配線107は、隣接パターンとの隣接部分以外の領域は、膜厚が厚く形成されており(第1の膜厚部107bを有する構成とされており)、所望の配線抵抗を得ることができ、信号伝搬の遅延無く、金属配線を形成することができる。
<第2の実施の形態における撮像装置の構成>
図6に第2の実施の形態における画素構造を示す。図6Aは、画素構造の断面図であり、図6Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。なお、以下の説明において、第1の実施の形態(図1乃至図5)と同様の部分には、同一の符号を付し、その説明は適宜省略する。
図6Aに示す画素構造では、光電変換領域102を形成したシリコン基板101上に層間絶縁膜103を介して、マイクロレンズ104が形成されている。この構成は、図1に示した第1の実施の形態における画素構造と同様である。
光入射面と反対側の面には、信号電荷の読出しや各部への電圧を印加するためなどに用いられる金属配線107と反射板202により、反射部201が形成されている。この反射板202の形状が、第1の実施の形態の反射板106と異なる。
金属配線107は、反射板202との間隔を入射光が透過しないよう十分に狭めて形成され、金属配線107の隣接パターンとの隣接部分においては、膜厚が薄く形成されている。さらに、反射板202は、パターン端部の膜厚が厚く、それ以外の部分は膜厚が薄く形成されている。
すなわち、第2の実施の形態における反射板202は、金属配線107と同じく、膜厚の異なる部分が存在し、膜厚が厚い第1の膜厚部202bと膜厚が薄い第2の膜厚部202cを有する構成となっている。反射板202の端部は、第1の膜厚部202bとされ、反射板202の中央部分は、第2の膜厚部202cとされている。
このように、反射板202を凹形状に形成することで、図6Aに矢印で示したように、シリコン基板101を透過した光は、反射板202で反射され、光電変換領域102の方向に進む。よって、シリコン基板101を透過した光を光電変換領域102により効率良く反射させることが可能となる。
図6Bに示した反射部201の平面図では、反射板202の周囲に存在する金属配線107を、その間隔が入射光の透過を抑制できるよう近接して配置されている。また反射部201は、反射板202と金属配線107の集合体として構成されている。
金属配線107は、第1の実施の形態と同じく第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cから構成されており、第2の膜厚部107cは、第1の膜厚部107bよりも薄く形成されている。金属配線107同士の隣接部分、あるいは、金属配線107と反射板202の隣接部分には、第2の膜厚部107cが位置している。
すなわち、金属同士が隣接する少なくとも一方には、膜厚が薄い第2の膜厚部107cが位置するように、金属配線107や反射板202は配置されているため、上記したように、隣接部分での寄生容量を低減させることが可能となる。
本技術の第2の実施の形態においては、反射板202を外周部の膜厚が厚く光入射面に対し凹形状に形成することで、シリコン基板101を透過した光を、反射板202により反射させ、その反射光を光電変換領域の中央方向へと戻すことが可能となる。よって、より感度の高い撮像装置を得ることができる。
<第3の実施の形態における撮像装置の構成>
図7に第3の実施の形態における画素構造を示す。図7Aは、画素構造の断面図であり、図7Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態や第2の実施の形態と比較し、反射板の形状が異なり、他の部分は同様である。
反射部251は、金属配線107と反射板252から構成されている。反射板252は、パターン端部の膜厚が薄く、それ以外の部分は膜厚が厚く形成されている。反射板252の形状は、金属配線107と同様の形状とされている。
すなわち、第3の実施の形態における反射板252は、金属配線107と同じく、膜厚の異なる部分が存在し、膜厚が厚い第1の膜厚部252bと膜厚が薄い第2の膜厚部252cを有する構成となっている。反射板252の中央部分は、第1の膜厚部252bとされ、反射板252の端部は、第2の膜厚部252cとされている。
図7Bに示した反射部251の平面図では、反射板252の周囲に存在する金属配線107は、その間隔が入射光の透過を抑制できるよう近接して配置されている。また反射部251は、反射板252と金属配線107の集合体として構成されている。
金属配線107は、第1の実施の形態と同じく第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cから構成されており、第2の膜厚部107cは、第1の膜厚部107bよりも薄く形成されている。金属配線107同士の隣接部分、あるいは、金属配線107と反射板252の隣接部分には、第2の膜厚部107cまたは第2の膜厚部252cが位置している。
すなわち、金属同士が隣接する部分は、膜厚が薄い第2の膜厚部107c、第2の膜厚部252cが位置するように、金属配線107や反射板252は配置されているため、上記したように、隣接部分での寄生容量を低減させることが可能となる。第3の実施の形態においては、隣接部分は、薄い膜厚の金属が隣接するため、より寄生容量を抑えることが可能となる。
本技術の第3の実施例の撮像装置によると、反射板252の外周部の膜厚を薄く形成することで、隣接する金属配線107との容量をさらに低減し、信号伝搬の遅延無く、金属配線を形成することが可能になる。
<第4の実施の形態における撮像装置の構成>
図8に第4の実施の形態における画素構造を示す。図8Aは、画素構造の断面図であり、図8Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
第4の実施の形態は、第1乃至第3の実施の形態と比較し、反射板の形状が異なり、他の部分は同様である。
反射部301は、金属配線107と反射板302から構成されている。反射板302は、全体にわたって、同一の膜厚とされており、その膜厚は、金属配線107の膜厚のうち、薄い膜厚である第2の膜厚部107cと同じ膜厚とされている。ここでは、反射板302は、第2の膜厚部302cで構成されていると記述する。
図8Bに示した反射部301の平面図では、反射板302の周囲に存在する金属配線107は、その間隔が入射光の透過を抑制できるよう近接して配置されている。また反射部301は、反射板302と金属配線107の集合体として構成されている。
金属配線107は、第1の実施の形態と同じく第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cから構成されており、第2の膜厚部107cは、第1の膜厚部107bよりも薄く形成されている。金属配線107同士の隣接部分、あるいは、金属配線107と反射板202の隣接部分には、第2の膜厚部107cまたは第2の膜厚部302cが位置している。
すなわち、金属同士が隣接する部分は、膜厚が薄い第2の膜厚部107c、または第2の膜厚部302cが位置するように、金属配線107や反射板302が配置されているため、上記したように、隣接部分での寄生容量を低減させることが可能となる。第4の実施の形態においては、隣接部分は、薄い膜厚の金属が隣接するため、より寄生容量を抑えることが可能となる。
本技術の第4の実施例の撮像装置によると、反射板302の膜厚を薄く形成することで、隣接する金属配線107との容量をさらに低減し、信号伝搬の遅延無く、金属配線を形成することが可能になる。
さらに、第4の実例の形態では、金属配線107と反射板302から構成される反射部301全体で見ると、中央部分が、反射板302の第2の膜厚部302cと金属配線107の第2の膜厚部107cとからなる膜の薄い部分となり、端部が金属配線107の第1の膜厚部107bからなる膜の厚い部分となる。
すなわち、反射部301全体で見ると、中央部は、膜が薄く、端部は膜が厚い構造となっている。よって、図8Aに示したように、シリコン基板101を透過した光は、反射部301により反射され、その反射光は、光電変換領域102の中央に集光されるようにすることができ、より感度特性の高い撮像装置を得ることができる。
<第5の実施の形態における撮像装置の構成>
図9に第5の実施の形態における画素構造を示す。図9Aは、画素構造の断面図であり、図9Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
第5の実施の形態は、第1乃至第4の実施の形態と比較し、反射部が金属配線から構成されている点が異なり、他の部分は同様である。
図9Aを参照するに、反射部401は、複数の金属配線402から構成されている。図9Aに示した例では、金属配線402−1乃至402−6の6個の金属配線402から、反射板401は構成されている。ここでは、6個の金属配線402を例にあげて説明するが、他の個数の金属配線402であっても、勿論良い。
個々の金属配線402の形状は、第1の実施の形態などで説明したように、異なる膜厚を有する形状とされており、中央部分が厚い膜の第1の膜厚部402bで構成され、端部が薄い膜の第2の膜厚部402cで構成されている形状とされている。
各金属配線402は、その間隔を入射光が透過しないよう十分に狭めて形成され、金属配線402の隣接パターンとの隣接部分においては、膜厚が薄く形成されている。
図7Bに示した反射部401の平面図では、反射部401としても機能する金属配線402は、その間隔が入射光の透過を抑制できるよう近接して配置されている。また反射部401は、金属配線402の集合体として構成されている。
金属配線402は、第1の実施の形態と同じく第1の膜厚部402bと第2の膜厚部402cから構成されており、第2の膜厚部402cは、第1の膜厚部402bよりも薄く形成されている。金属配線402同士の隣接部分には、第2の膜厚部402cが位置している。
すなわち、金属同士が隣接する部分には、膜厚が薄い第2の膜厚部402cが位置するように、金属配線402が配置されているため、上記したように、隣接部分での寄生容量を低減させることが可能となる。第5の実施の形態においては、隣接部分は、薄い膜厚の金属が隣接するため、より寄生容量を抑えることが可能となる。
本技術の第5の実施例の撮像装置によると、反射部401を配線層の集合体として構成したうえで、隣接する配線間の容量を低減できるため、反射部401による感度向上効果を得たうえで、信号伝搬の遅延の無い金属配線402を形成することが可能になる。
さらに、反射機能を専用に有する反射板を形成せず、全ての金属パターンを配線に用いているため、より自由度の高い配線レイアウトが可能になる。
なお、図9Bに示した反射部401の平面レイアウトでは、配線の配置方向を全て図中の上下方向に配置しているが、任意の方向、例えば、図中の左右方向にもレイアウトしてもよいことはいうまでもない。
また、図9Aに示したように、反射部401は、金属配線402−1乃至402−6から構成されているとして説明したが、金属配線402−1乃至402−6の全てが配線として使用されても良いし、一部が配線として使用され、残りは、反射板として使用される構成としても良い。
<第6の実施の形態における撮像装置の構成>
図10に第6の実施の形態における画素構造を示す。図10Aは、画素構造の断面図であり、図10Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
第6の実施の形態は、第1乃至第4の実施の形態と比較し、反射部が金属配線から構成されている点が異なり、他の部分は同様である。
図10Aを参照するに、反射部401は、金属配線452と金属配線453から構成されている。図10Aに示した金属配線452は、反射部451の中央部分に、4個配置され、金属配線453は、左右の端部にそれぞれ配置されている。図10Aに示した例では、反射部451は、6個の金属配線から構成されている。
反射部451の端部に配置されている金属配線453は、第1の実施の形態などで説明したように、異なる膜厚を有する形状とされており、中央部分が厚い膜の第1の膜厚部453bで構成され、端部が薄い膜の第2の膜厚部453cで構成されている形状とされている。
反射部451の中央部分に配置されている金属配線452は、均一の膜厚を有する形状とされ、その膜厚の厚さは、金属配線453の第2の膜厚部453cと同一の膜厚とされている。反射部451を構成する金属配線452と金属配線453のそれぞれは、その間隔を入射光が透過しないよう十分に狭めて形成され、金属配線452または金属配線453の隣接パターンとの隣接部分においては、膜厚が薄く形成されている。
図10Bに示した反射部451の平面図では、反射部451としても機能する金属配線452と金属配線453は、その間隔が入射光の透過を抑制できるよう近接して配置されている。また反射部451は、金属配線452と金属配線453の集合体として構成されている。
反射板451内の金属同士が隣接する部分は、膜厚が薄い第2の膜厚部452cまたは第2の膜厚部453cが位置するように、金属配線452や金属配線453が配置されているため、上記したように、隣接部分での寄生容量を低減させることが可能となる。第6の実施の形態においては、隣接部分は、薄い膜厚の金属が隣接するため、より寄生容量を抑えることが可能となる。
本技術の第6の実施の形態によれば、反射部451を配線層の集合体として構成したうえで、隣接する配線間の容量を低減できるため、反射部451による感度向上効果を得たうえで、信号伝搬の遅延の無い金属配線452、金属配線453を形成することが可能になる。
さらに、反射機能を専用に有する反射板を形成せず、全ての金属パターンを配線に用いているため、より自由度の高い配線レイアウトが可能になる。
さらに、第6の実例の形態では、金属配線452と金属配線453から構成される反射部451全体で見ると、中央部分が、金属配線452の第2の膜厚部452cと金属配線453の第2の膜厚部453cとからなる膜の薄い部分となり、端部が金属配線453の第1の膜厚部453bからなる膜の厚い部分となる。
すなわち、反射部451全体で見ると、中央部は、膜が薄く、端部は膜が厚い構造となっている。よって、図10Aに示したように、シリコン基板101を透過した光は、反射部451により反射され、その反射光は光電変換領域102の中央に集光されるようにする効果が得られ、より感度特性の高い撮像装置を得ることができる。
<第7の実施の形態における撮像装置の構成>
図11に第7の実施の形態における画素構造を示す。図11Aは、画素構造の断面図であり、図11Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
第7の実施の形態は、第1乃至第6の実施の形態と比較し、光電変換領域の構成が異なり、他の部分は同様である。
図11Aに示した画素構造では、光電変換領域は、第1の光電変換領域501、第2の光電変換領域502、第3の光電変換領域503が単一の画素領域に積層されており、これら三層の光電変換領域を形成したシリコン基板101上に、層間絶縁膜103を介して、マイクロレンズ104が形成されている。
また、光入射面と反対側の面には、信号電荷の読出しや各部への電圧を印加するためなどに用いられる金属配線107と反射板106により、反射部115が形成されている。この構成は、第1の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。図11Bは、第7の実施の形態における撮像装置の反射部の平面図であるが、第1の実施の形態と同様であるため、説明は省略する。
ここでは、反射部115の構成として、第1の実施の形態として説明した構成を適用した場合を例に挙げて説明したが、第2乃至第6の実施の形態を適用することも可能である。すなわち、第1の光電変換領域501、第2の光電変換領域502、第3の光電変換領域503が単一の画素領域に積層された構成と、第1乃至第6の実施の形態のうちのいずれかの実施の形態における反射部の構成とを組み合わせた構成とすることができる。
第5の実施の形態における撮像装置では、光電変換領域が第1の光電変換領域501、第2の光電変換領域502、第3の光電変換領域503の積層構造を有しており、これらは、それぞれ異なる波長域の光に対して光電変換出力を有する。
光入射面から見て、光電変換領域が形成された深さが深くなるにつれ、光電変換領域で検出される波長域が長波長域へと遷移していく。このため、最も波長が長い光を検出する第3の光電変換領域503で光電変換されなかった光が、反射部115により反射され、第3の光電変換領域503に再入射される。
反射部115による光の反射は、特に波長の長い光に対して効果があり、図11に示したような積層型の光電変換領域を有する撮像装置に適用することで、特に基板の最も深い位置に形成された光電変換領域の感度特性を向上させることが可能となる。
反射板106と金属配線107が隣接する部分や、金属配線107同士が隣接する部分の間隔は、積層されている複数の光電変換領域のうち、反射部115に最も近い光電変換領域(図11においては、光電変換領域503)が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さい間隔に設定されている。このような間隔とすることで、シリコン基板101を透過した光を取りこぼすことなく、反射部115で反射させることが可能となる。
このように、本技術は、積層型の光電変換領域を有する撮像装置に対しても適用でき、積層型の光電変換領域を有する撮像装置の感度特性を向上させることが可能となる。
なお、ここでは、光電変換領域を三層積層する構造を例に挙げて説明したが、光電変換領域の積層数は、三層に限定されるものではない。
<第8の実施の形態における撮像装置の構成>
第1乃至第6の実施の形態においてそれぞれ説明した反射部を、1つの撮像装置で組み合わせて用いても良い。例えば、イメージ領域内の位置により、異なる形状の反射部が用いられるようにしても良い。
図12は、第8の実施の形態における反射部を有する撮像装置のチップレイアウトを示す平面図である。図12に示すチップレイアウトでは、撮像装置601には、イメージ領域602が配置され、イメージ領域602には、画素がマトリクス上に配置されている。
イメージ領域602に配置された画素のうち中央部分に配置された中央部画素603、右端部に配置された右端部画素604、および左端部に配置された左端部画素605の、それぞれの反射部の構成は、それぞれ異なる構造を有しており、これらの画素、主に反射部の構造について、図13乃至15を参照して説明する。
図13に第8の実施の形態における中央部画素603の画素構造を示す。図13Aは、画素構造の断面図であり、図13Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
図13に示した反射部301は、第4の実施の形態として図8に示した反射部301と同様の構成を有している。すなわち、反射板302と金属配線107により、反射部301が形成され、金属配線107の端部の膜厚と、反射板302の膜厚は、同一の膜厚とされている。また、その膜厚は、薄い膜厚とされている。また、金属配線107は、第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cを有する形状とされている。
このような形状で構成される反射部301については、図8を参照して説明したので、ここでは、その詳細な説明は省略する。図13Aに示すように、中央部画素603に配置される反射部115は、撮像面に対して垂直方向に入射される光を、効率良く、光電変換領域102に反射させるのに適した構成とされている。
なおここでは、第4の実施の形態として説明した反射部301が適用される場合を例に挙げて説明したが、他の実施の形態における反射部を適用することも可能である。
図14に第8の実施の形態における右端部画素604の画素構造を示す。図14Aは、画素構造の断面図であり、図14Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
図14に示す画素構造では、反射板302と金属配線652により、反射部651が形成されている。反射板302は、図13に示した中央部画素603の反射板302と同じく、薄い膜厚である第2の膜厚部302cから構成されている。
金属配線652は、図13に示した中央部画素603の金属配線107と同じく、異なる膜厚を有する形状とされているが、金属配線107は、両端が、薄い膜厚である第2の膜厚部107cで構成されているのに対し、金属配線652は、図中、左型の端部のみが薄い膜厚である第2の膜厚部652cで構成されている点が異なる。
図14Aに示した右端部画素604の金属配線652は、図中、右側が、厚い膜厚である第1の膜厚部652bで構成され、左側が、薄い膜厚である第2の膜厚部652cで構成されている。
図14Aに示したように、右端部画素604に配置される反射部651は、右端部画素604に斜め左方向から入射されてきた光を、効率良く、光電変換領域102に反射させるのに適した構成である。
このように反射部651を構成した場合、反射板302は薄い膜厚である第2の膜厚部302cで構成されているため、金属配線652と隣接する部分は、第2の膜厚部302cで隣接する構成となる。よって、上述した実施の形態と同じく、金属配線652と反射板302の隣接部分での容量を低減させることが可能となる。
また、金属配線652同士も、隣接する部分では、第1の膜厚部652bと第2の膜厚部652cとが隣接する構成となっているため、金属配線652同士の隣接部分においても、容量を低減させることが可能となる。
図15に第8の実施の形態における左端部画素605の画素構造を示す。図15Aは、画素構造の断面図であり、図15Bは、上部からみたときの画素構造の平面図であり、主に、反射部の構成を示す図である。
図15に示す画素構造では、反射板302と金属配線702により、反射部701が形成されている。反射板302は、図13に示した中央部画素603の反射板302と同じく、薄い膜厚である第2の膜厚部302cから構成されている。
金属配線702は、図13に示した中央部画素603の金属配線107と同じく、異なる膜厚を有する形状とされているが、金属配線107は、両端が、薄い膜厚である第2の膜厚部107cで構成されているのに対し、金属配線702は、図中、右型の端部のみが薄い膜厚である第2の膜厚部702cで構成されている点が異なる。
図15Aに示した左端部画素605の金属配線702は、図中、左側が、厚い膜厚である第1の膜厚部702bで構成され、右側が、薄い膜厚である第2の膜厚部702cで構成されている。
図15Aに示したように、左端部画素605に配置される反射部701は、左端部画素605に斜め右方向から入射されてきた光を、効率良く、光電変換領域102に反射させるのに適した構成である。
このように反射部701を構成した場合、反射板302は薄い膜厚である第2の膜厚部302cで構成されているため、金属配線702と隣接する部分は、第2の膜厚部302cで隣接する構成となる。よって、上述した実施の形態と同じく、金属配線702と反射板302の隣接部分での容量を低減させることが可能となる。
また、金属配線702同士も、隣接する部分では、第1の膜厚部702bと第2の膜厚部702cとが隣接する構成となっているため、金属配線702同士の隣接部分においても、容量を低減させることが可能となる。
本技術の第8の実施の形態における撮像装置では、反射部を構成する金属配線の形状を、イメージ領域602内の画素の配置位置により異ならせることで、反射光の集光方向を異ならせることができる。これにより、例えば、イメージ領域602内の画素位置により入射光の角度が異なる場合でも、反射光の反射方向を光電変換領域102の中央方向に向かうように補正することができるようになる。
<撮像装置の製造工程>
次に、第1乃至第8の実施の形態における撮像装置の製造工程について説明する。ここでは、第1の実施の形態における撮像装置の製造工程を例にあげて説明するが、第2乃至第8の実施の形態における撮像装置も、基本的に同様の製造工程で製造できるため、その説明は省略する。
図16乃至図19は、第1の実施の形態における撮像装置の製造工程について説明するための図であり、撮像装置の工程順の断面図である。
図16に示すように、工程S1において、シリコン基板101内に、光電変換領域102が形成される。図16では図示していないが、光電変換領域102以外に、光電変換領域102同士を電気的に分離するための素子分離領域、信号電荷を読み出すための読出し回路を構成するトランジスタ、信号電荷を蓄積するための拡散層なども、工程S1において形成されるようにしても良い。
また、図11に示したような光電変換領域501乃至503が積層されている撮像装置が製造される場合、工程1において、光電変換領域501乃至503のそれぞれが、シリコン基板101内に形成される。
工程S2において、シリコン基板101上に、絶縁膜105が形成される。絶縁膜105が形成されると、工程S3において、絶縁膜105に、第1の配線溝801が形成される。第1の配線溝801は、金属配線107の第1の膜厚部107bを形成するための溝である。また、工程23においては、反射板106を形成するための溝も形成される。
次に、工程S4において、装置全面に、平坦化剤802が形成され、第1の配線溝801が埋め込まれ、平坦化され。また平坦化された平坦化剤802上に、フォトレジスト803が形成される。フォトレジスト803は、金属配線107の第2の膜厚部107cを形成する部分以外の部分に形成される。
次に、工程S5(図17)において、フォトレジスト803をマスクに、エッチング加工が行われることにより、所定の領域の平坦化剤802および絶縁膜105が除去され、第2の配線溝804が形成される。第2の配線溝804は、金属配線107の第2の膜厚部107cを形成するための溝である。
工程S6において、フォトレジスト803および平坦化剤802が除去されることにより、溝の深さが異なる配線用溝805と、溝の深さが均一な反射板用溝806が形成される。配線用溝805は、金属配線107が形成される溝であり、反射板用溝806は、反射板106が形成される溝である。
工程S7において、装置全面に、金属材料膜807が形成される。このように、反射部115は、ダマシン法により形成された金属材料膜とされる。
金属材料膜807としては、例えば、銅をメッキ法により被着するが、メッキ法により銅を被着する以前に、装置全面にバリアメタルとなるタンタル膜やメッキ時のシード膜となる銅をスパッタ形成しておいてもよい(図示せず)。このように、金属材料膜807としては、銅や銅合金が用いられる。
工程S8において、化学的機械的研磨法(CMP法)により、配線用溝805と反射板用溝806以外の金属材料膜807が除去され、反射板106と金属配線107がそれぞれ形成される。
このようにして、反射板106と金属配線107が形成されるが、第2乃至第8の実施の形態における反射板や金属配線を形成する場合、その形状にあった第1の配線溝801、第2の配線溝804などが形成されるようにすれば良い。
工程S9(図18)において、装置全面に絶縁膜808が形成される。既に形成されている絶縁膜105と、形成された絶縁膜808により、反射板106や金属配線107は、内包された状態となる。
工程S10において、基板は反転され、装置の反射板106と金属配線107の形成面に支持基板809が張り合わされる。次に、工程S11において、シリコン基板101が薄膜化され、光電変換領域102が、シリコン基板の表面付近に位置するようにされる。
工程S12(図19)において、層間絶縁膜103とマイクロレンズ104が形成される。次に、工程S13において、支持基板809が、例えば、研削法により除去される。
このようにして、本実施の形態における撮像装置が製造される。
このような製造によると、反射部115が、反射板106と金属配線107の集合体として構成され、金属配線107が第1の膜厚部107bと第2の膜厚部107cを有する撮像装置の形成が可能になる。
なお、本実施の形態における製造方法においては、異なる膜厚を有する金属配線107を形成するための配線溝の形成方法として、膜厚が厚い部分に相当する第1の配線溝801の形成後に、第2の配線溝804を第1の配線溝801を覆うようにパターンニングしているが、第2の配線溝804を形成してから、第2の配線溝804の所定の領域に第1の配線溝801を形成することで、異なる膜厚を有する金属配線107を形成することもできる。
なお、上述した各実施の形態においては、反射部を構成する金属材料膜を、一層の金属材料層として図示しているが、複数層の金属配線層を有する場合の任意の金属材料層に適用することも可能である。換言すれば、複数の金属配線層が備えられる場合、そのうちの少なくとも一層の配線層と同一の金属材料膜により、反射部が構成されるようにしても良い。
<電子機器について>
本技術は、撮像装置への適用に限られるものではなく、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置や、携帯電話機などの撮像機能を有する携帯端末装置や、画像読取部に撮像装置を用いる複写機など、画像取込部(光電変換部)に撮像装置を用いる電子機器全般に対して適用可能である。なお、電子機器に搭載されるモジュール状の形態、即ちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
図20は、本開示の電子機器の一例である撮像装置の構成例を示すブロック図である。図20に示すように、本開示の撮像装置1000は、レンズ群1001等を含む光学系、撮像素子1002、カメラ信号処理部であるDSP回路1003、フレームメモリ1004、表示装置1005、記録装置1006、操作系1007、及び、電源系1008等を有している。
そして、DSP回路1003、フレームメモリ1004、表示装置1005、記録装置1006、操作系1007、及び、電源系1008がバスライン1009を介して相互に接続された構成となっている。CPU1010は、撮像装置1000内の各部を制御する。
レンズ群1001は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで撮像素子1002の撮像面上に結像する。撮像素子1002は、レンズ群1001によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この撮像素子1002として、先述した実施形態に係る固体撮像素子を用いることができる。
表示装置1005は、液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、撮像素子1002で撮像された動画または静止画を表示する。記録装置1006は、撮像素子1002で撮像された動画または静止画を、ビデオテープやDVD(Digital Versatile Disk)等の記録媒体に記録する。
操作系1007は、ユーザによる操作の下に、本撮像装置が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源系1008は、DSP回路1003、フレームメモリ1004、表示装置1005、記録装置1006、及び、操作系1007の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
このような撮像装置1000は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには、携帯電話機等のモバイル機器向けカメラモジュールに適用される。そして、この撮像装置1000において、撮像素子1002として先述した実施の形態に係る撮像装置を用いることができる。
本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。
なお、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
撮像装置。
(2)
前記金属配線同士が隣接する部分には、少なくとも一方の前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置する
前記(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記反射板は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、
前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置する
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(4)
前記反射板の端部は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、中央部分は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、
前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分と前記反射板の前記第1の膜厚の部分が位置する
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(5)
前記反射板の中央部分は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、端部は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、
前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分と前記反射板の前記第2の膜厚の部分が位置する
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(6)
前記反射板は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、
前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置する
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(7)
前記反射板も、前記金属配線として機能し、
個々の金属配線は、前記第1の膜厚と前記第2の膜厚を有する形状である
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(8)
前記金属配線同士は、前記第2の膜厚の部分で隣接する
前記(7)に記載の撮像装置。
(9)
前記反射板も、前記金属配線として機能し、
前記反射部は、前記第1の膜厚と前記第2の膜厚を有する第1の金属配線と、前記第2の膜厚を有する第2の金属配線とから構成される
前記(1)または(2)に記載の撮像装置。
(10)
前記第1の金属配線は、前記反射部の端部に配置され、前記第2の金属配線は、前記反射部の中央部分に配置される
前記(9)に記載の撮像装置。
(11)
前記隣接する部分の間隔は、前記光電変換部が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さい
前記(2)に記載の撮像装置。
(12)
単一の画素領域に、複数の前記光電変換部が、積層されている
前記(1)乃至(11)のいずれかに記載の撮像装置。
(13)
前記隣接する部分の間隔は、積層されている前記複数の光電変換部のうち、前記反射部に近い光電変換部が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さい
前記(12)に記載の撮像装置。
(14)
前記光電変換部がマトリクス状に配置されたイメージ領域内における位置により、前記反射部の構成は異なる
前記(1)乃至(13)のいずれかに記載の撮像装置。
(15)
前記イメージ領域内の中央部分に位置する前記反射部の前記金属配線は、中央部分が前記第1の膜厚とされ、両端部が前記第2の膜厚とされた形状とされ、
前記イメージ領域内の右端部に位置する前記反射部の前記金属配線は、右に位置する部分が前記第1の膜厚とされ、左に位置する部分が前記第2の膜厚とされた形状とされ、
前記イメージ領域内の左端部に位置する前記反射部の前記金属配線は、左に位置する部分が前記第1の膜厚とされ、右に位置する部分が前記第2の膜厚とされた形状とされている
前記(14)に記載の撮像装置。
(16)
光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
撮像装置を製造する製造装置。
(17)
前記反射部を、
前記半導体基板に絶縁膜を形成し、
前記絶縁膜に第1の溝部を形成し、
前記第1の溝部内の所定の領域に第2の溝部を形成し、
前記第1の溝部と前記第2の溝部内に、金属材料膜を形成し、
前記金属材料膜を研磨し、前記溝部内以外の前記金属材料膜を除去することで形成する
前記(16)に記載の製造装置。
(18)
前記反射部を、
前記半導体基板に絶縁膜を形成し、
前記絶縁膜に第1の溝部を形成し、
前記第1の溝部を内包する第2の溝部を形成し、
前記第1の溝部と前記第2の溝部内に、金属材料膜を形成し、
前記金属材料膜を研磨し、前記溝部内以外の前記金属材料膜を除去することで形成する
前記(16)に記載の製造装置。
(19)
光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
撮像装置を製造する製造方法。
(20)
光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
撮像装置と、
前記撮像装置から出力される画素信号に対して信号処理を行う信号処理部と
を備える電子機器。
101 シリコン基板, 102 光電変換領域, 103 絶縁膜, 104 マイクロレンズ,105 絶縁膜, 106 反射板, 107 金属配線, 115 反射部, 201 反射部, 202 反射板, 251 反射部, 252 反射板, 301 反射部, 302 反射板, 401 反射部, 402 金属配線, 451 反射部, 452,453 金属配線, 651 反射部, 652 金属配線, 701 反射部, 702 金属配線

Claims (20)

  1. 光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
    前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
    前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
    撮像装置。
  2. 前記金属配線同士が隣接する部分には、少なくとも一方の前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記反射板は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、
    前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記反射板の端部は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、中央部分は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、
    前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分と前記反射板の前記第1の膜厚の部分が位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記反射板の中央部分は、前記第1の膜厚と同一の膜厚で構成され、端部は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、
    前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分と前記反射板の前記第2の膜厚の部分が位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記反射板は、前記第2の膜厚と同一の膜厚で構成され、
    前記金属配線と前記反射板が隣接する部分には、前記金属配線の前記第2の膜厚の部分が位置する
    請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記反射板も、前記金属配線として機能し、
    個々の金属配線は、前記第1の膜厚と前記第2の膜厚を有する形状である
    請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記金属配線同士は、前記第2の膜厚の部分で隣接する
    請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記反射板も、前記金属配線として機能し、
    前記反射部は、前記第1の膜厚と前記第2の膜厚を有する第1の金属配線と、前記第2の膜厚を有する第2の金属配線とから構成される
    請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記第1の金属配線は、前記反射部の端部に配置され、前記第2の金属配線は、前記反射部の中央部分に配置される
    請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記隣接する部分の間隔は、前記光電変換部が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さい
    請求項2に記載の撮像装置。
  12. 単一の画素領域に、複数の前記光電変換部が、積層されている
    請求項1に記載の撮像装置。
  13. 前記隣接する部分の間隔は、積層されている前記複数の光電変換部のうち、前記反射部に近い光電変換部が検出する波長域の光を透過させない間隔よりも小さい
    請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記光電変換部がマトリクス状に配置されたイメージ領域内における位置により、前記反射部の構成は異なる
    請求項1に記載の撮像装置。
  15. 前記イメージ領域内の中央部分に位置する前記反射部の前記金属配線は、中央部分が前記第1の膜厚とされ、両端部が前記第2の膜厚とされた形状とされ、
    前記イメージ領域内の右端部に位置する前記反射部の前記金属配線は、右に位置する部分が前記第1の膜厚とされ、左に位置する部分が前記第2の膜厚とされた形状とされ、
    前記イメージ領域内の左端部に位置する前記反射部の前記金属配線は、左に位置する部分が前記第1の膜厚とされ、右に位置する部分が前記第2の膜厚とされた形状とされている
    請求項14に記載の撮像装置。
  16. 光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
    前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
    前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
    撮像装置を製造する製造装置。
  17. 前記反射部を、
    前記半導体基板に絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜に第1の溝部を形成し、
    前記第1の溝部内の所定の領域に第2の溝部を形成し、
    前記第1の溝部と前記第2の溝部内に、金属材料膜を形成し、
    前記金属材料膜を研磨し、前記溝部内以外の前記金属材料膜を除去することで形成する
    請求項16に記載の製造装置。
  18. 前記反射部を、
    前記半導体基板に絶縁膜を形成し、
    前記絶縁膜に第1の溝部を形成し、
    前記第1の溝部を内包する第2の溝部を形成し、
    前記第1の溝部と前記第2の溝部内に、金属材料膜を形成し、
    前記金属材料膜を研磨し、前記溝部内以外の前記金属材料膜を除去することで形成する
    請求項16に記載の製造装置。
  19. 光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
    前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
    前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
    撮像装置を製造する製造方法。
  20. 光入射面と反対側の半導体基板面に、入射された光を光電変換部に反射させる反射部を備え、
    前記反射部は、反射板と金属配線により構成され、
    前記金属配線は、第1の膜厚と、前記第1の膜厚よりも薄い膜厚の第2の膜厚を有する形状である
    撮像装置と、
    前記撮像装置から出力される画素信号に対して信号処理を行う信号処理部と
    を備える電子機器。
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