JP2015055902A - 複合機 - Google Patents
複合機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015055902A JP2015055902A JP2013187182A JP2013187182A JP2015055902A JP 2015055902 A JP2015055902 A JP 2015055902A JP 2013187182 A JP2013187182 A JP 2013187182A JP 2013187182 A JP2013187182 A JP 2013187182A JP 2015055902 A JP2015055902 A JP 2015055902A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mode
- portable terminal
- terminal device
- unit
- document
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】ユーザが携帯端末装置を用いて容易に操作することが可能な複合機を提供する。【解決手段】複合機1は、原稿台12に載置された用紙上の原稿画像を読み取るための原稿読取部と、印刷部と、ユーザからの操作入力を受け付けるための操作パネル13と、を備える。複合機1は、原稿台12に携帯端末装置2が載置されたことを検知し、携帯端末装置2から携帯端末装置2の現在の姿勢を示す姿勢情報を近距離の無線通信で受信する通信部15と、通信部15により携帯端末装置2が載置されたことが検知された場合、複合機1の動作モードを、通信部15で受信した姿勢情報に応じて決定する制御部と、をさらに備える。【選択図】図1A
Description
本発明は、複合機に関し、より詳細には、原稿台に載置された原稿の画像を読み取って印刷することが可能な複合機に関する。
特許文献1には、PC(Personal Computer)に携帯電話機を接続し、PC内に保有する画像データを携帯電話機を介して複合機に送信して、複合機で印刷を行う技術が開示されている。その際、携帯電話機では、用紙の種別、変倍、及び両面印刷などの印刷条件を指定することが可能になっている。
また、特許文献2には、本体から操作パネルが取り外し可能に構成された画像形成装置において、取り外された操作パネルの動きを加速度センサで検出し、その動きに応じて印刷条件又は操作内容を入力する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、操作パネルでは使い慣れた複合機であっても、携帯電話機で印刷条件を入力する場合には、小さな画面で小さなキーを選択する必要があること、並びに複合機の操作手順と異なることから、複合機の操作パネルを操作する場合に比べて操作性が悪くユーザに混乱を与えてしまう。
また、特許文献2に記載の技術では、操作パネルを取り外し操作パネルの動きにより印刷条件の設定を行うに際し、ユーザは新たな操作手順を理解する必要が有り、従来に比べ操作性が低下する場合もある。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザが携帯端末装置を用いて容易に操作することが可能な複合機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、原稿台に載置された用紙上の原稿画像を読み取るための原稿読取部と、印刷部と、ユーザからの操作入力を受け付けるための操作パネルと、を備えた複合機であって、前記原稿台に携帯端末装置が載置されたことを検知し、該携帯端末装置から該携帯端末装置の現在の姿勢を示す姿勢情報を近距離の無線通信で受信する通信部と、該通信部により前記携帯端末装置が載置されたことが検知された場合、前記複合機の動作モードを、前記通信部で受信した前記姿勢情報に応じて決定する制御部と、をさらに備えたことを特徴としたものである。
本発明の第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記姿勢情報に応じて前記動作モードが決定された際、決定された前記動作モードに対応するユーザインターフェース画像を前記操作パネルに表示させることを特徴としたものである。
本発明の第3の技術手段は、第1又は2の技術手段において、前記制御部は、前記姿勢情報が、前記携帯端末装置に設けられた表示部の表示面が前記原稿台の載置面と対向していることを示す情報であった場合、前記印刷部での印刷を実行する印刷モードに決定し、前記携帯端末装置から前記通信部又は別途設けた他の通信部で処理対象データを受信し、受信した該処理対象データを前記印刷部で印刷させることを特徴としたものである。
本発明の第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記制御部は、前記姿勢情報が、前記携帯端末装置に設けられた表示部の表示面が前記原稿台の載置面と同じ方向を向いていることを示す情報であった場合、データ転送モードに決定することを特徴としたものである。
本発明の第5の技術手段は、第4の技術手段において、前記制御部は、前記データ転送モード中の詳細なモードとして、前記操作パネルからユーザにより操作入力された情報若しくは前記姿勢情報が示す水平面上での載置方向に応じて、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのいずれか1つに決定することを特徴としたものである。
本発明の第6の技術手段は、第5の技術手段において、前記ファクシミリ送信モード、前記電子メール送信モード、前記ファイリングモードでは、前記携帯端末装置を取り除いた状態で前記原稿読取部で原稿から読み取った画像データを処理対象データとし、前記ファイリングモードでは、ファイリング先を前記携帯端末装置とし、前記通信部又は別途設けた他の通信部で前記処理対象データを前記携帯端末装置に送信することを特徴としたものである。
本発明の第7の技術手段は、第5の技術手段において、前記ファクシミリ送信モード、前記電子メール送信モード、前記ファイリングモードでは、前記携帯端末装置から前記通信部又は別途設けた他の通信部で処理対象データを受信することを特徴としたものである。
本発明の第8の技術手段は、第3又は第7の技術手段において、前記処理対象データは、前記携帯端末装置に設けられた表示部に表示させたファイルに関するデータとすることを特徴としたものである。
本発明に係る複合機によれば、ユーザが携帯端末装置を用いて容易に操作することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る複合機(Multi Function Peripheral:MFP)の様々な実施形態について、コピー機能、印刷機能、ファクシミリ機能、電子メール送信機能、及びファイリング機能を備えた複合機を例に挙げて説明するが、複合機のもつ機能もこの組み合わせに限ったものではない。
(第1の実施形態)
図1Aは、本発明に係るMFPの一構成例を示す図で、図1Bは、図1AのMFPにおいて印刷処理がなされた様子を示す図である。また、図2は、図1A,図1BのMFPで印刷対象となる画像データを格納した携帯端末装置の一構成例を示す図である。また、図3は、図1A,図1BのMFPと図2の携帯端末装置とでなるシステムの一構成例を示すブロック図である。
図1Aは、本発明に係るMFPの一構成例を示す図で、図1Bは、図1AのMFPにおいて印刷処理がなされた様子を示す図である。また、図2は、図1A,図1BのMFPで印刷対象となる画像データを格納した携帯端末装置の一構成例を示す図である。また、図3は、図1A,図1BのMFPと図2の携帯端末装置とでなるシステムの一構成例を示すブロック図である。
図1A,図1B,図2で例示するようにMFP1は、ユーザからの操作入力を受け付けるための操作パネル13を備えている。操作パネル13は、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等の表示部と、タッチセンサ部とで構成される。表示部にはUI画像が表示され、表示されたUI画像に対してタッチが検出された場合、そのタッチ位置に対応するUI画像内の画像が示す処理が実行されると共に、必要に応じてUI画像が遷移する。
操作パネル13のほかに、MFP1は、ユーザ操作を受け付けるためのスタートボタン16等のハードウェアキーも備えている。ユーザは、操作パネル13やこのようなハードウェアキーにより、MFP1を使用する際に設定値等を入力したり、処理を実行させたりすることが可能となっている。
また、MFP1は、例えばオフィス等に設置されている複合機であって、その上部分にADF(Auto Document Feeder)11を備える。ここで、ADF11としては、SPF(Single Pass Feeder)やRSPF(Reverse Pass Feeder)などと呼ばれる装置も含まれるものとする。
MFP1は、読取対象となる原稿(用紙)を載置する原稿台(原稿台ガラス)12を備える。原稿台12の下面には、原稿台12に載置された用紙上の原稿画像を光学的に読み取るための原稿読取部18が設けられている。ADF11は原稿台12の上に設けられており、自動搬送された原稿の画像がこの原稿読取部18で読み取られる。但し、ADF11に別途原稿読取部を設けておいてもよい。
また、ADF11は原稿台12の開閉可能なカバーともなっており、ADF11の下側であって原稿台12と対向する側には、原稿を保護するなどの目的で原稿押さえ白板(OCマット)14が設けられている。
MFP1は、本体内部に印刷部19aを備え、原稿読取部18で読み取られた原稿の画像を印刷すること、外部からネットワークを介して受信した画像データを印刷することが可能となっている。印刷された用紙は、排紙トレイ17に排紙される。また、MFP1は、本体内部にハードディスクドライブ(HDD)等の記憶部19bを備え、原稿読取部18で読み取られた原稿の画像データや外部から受信したデータなどを記憶することが可能となっている。その他、MFP1は、図示しないファクシミリ通信部や電子メール(E−Mail)送受信部を備えている。
そして、MFP1は、本発明の主たる特徴の1つとして、原稿台12に携帯端末2が載置されたことを検知し、携帯端末2から携帯端末2の現在の姿勢を示す姿勢情報を近距離の無線通信で受信する(無線により近距離で受信する)通信部を備えている。
上記通信部としては、ADF11の内部(好ましくは原稿押さえ白板14の内部又は上側)に設けられたNFC(Near Field Communication)モジュール15が挙げられる。このNFCモジュール(NFC通信部)15は、その設置位置から近距離で外部機器と無線通信するために組み込まれており、本発明ではこの外部機器として携帯端末装置2との通信を行うことになる。
また、MFP1は、その全体を制御する制御部10を備えている。この制御部10は、プログラム保存領域に格納されたプログラムを動作させ、各種制御を行う。例えば制御部10は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)、作業領域としてのRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム(本発明に係る後述のモード決定処理を実行するプログラムを含む)や各種設定内容を記憶した記憶装置などの制御デバイスで構成され、集積回路/ICチップセットとして搭載することもできる。この記憶装置としては、フラッシュROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)、HDD等が挙げられ、記憶部19bを利用することもできる。
また、携帯端末装置2としては、携帯電話機(スマートフォンと呼ばれるものも含む)、タブレットPC(モバイルPC)、携帯情報端末等が適用でき、以下、単に「携帯端末」と呼ぶ。なお、図1A及び図2ではタブレットPCで例示している。携帯端末2は、図2で例示するように、液晶ディスプレイや有機エレクトロルミネッセンスディスプレイ等の表示部20、並びにNFCモジュール15と通信するためのNFC通信部(NFCモジュール21で例示)を備える。
さらに携帯端末2は、その全体を制御する制御部23、ユーザ操作を受け付ける操作部24、並びに表示部20に表示させるファイルを格納するフラッシュROM等の記憶部25などを備えている。操作部24としては、例えば、表示部20に操作パネル13と同様にタッチセンサ部を搭載し、別途ハードウェアキーも設けておけばよい。
制御部23は、プログラム保存領域に格納されたプログラムを動作させ、各種制御を行う。例えば制御部23は、CPU又はMPU、作業領域としてのRAM、及び制御プログラム(本発明に係る後述のモード決定処理に際してMFP1と各種データを通信する処理を実行するプログラムを含む)や各種設定内容を記憶した記憶装置などの制御デバイスで構成され、集積回路/ICチップセットとして搭載することもできる。この記憶装置は、制御部10の記憶装置と同様の例が挙げられ、記憶部25を利用することもできる。
携帯端末2は、さらに、携帯端末の現在の姿勢を検知し、現在の姿勢を示す姿勢情報を出力する姿勢検知部22を備えている。この姿勢検知部22としては、例えば3軸加速度センサ、3軸角速度センサ、及び3軸地磁気センサを有する9軸モーションセンサや、3軸加速度センサ及び3軸(又は2軸)地磁気センサを有するモーションセンサ、などが挙げられる。
この姿勢情報は、原稿台12に携帯端末2が載置されたことをNFCモジュール21とNFCモジュール15の通信が確立することで検知した場合に、NFCモジュール21からNFCモジュール15に送信されることになる。このような通信の確立のために、NFCモジュール15は、図1Aで図示するように、原稿台12上に原稿を載置する際に端寄せする隅側に設けるとよい。
そして、本発明の主たる特徴として、制御部10は、NFCモジュール15等の通信部により携帯端末2が載置されたことが検知された場合、MFP1の動作モードを、上記通信部で受信した姿勢情報に応じて決定する。つまり、制御部10は、携帯端末2がどの向きで原稿台12に載置されたかに応じて、複数ある動作モードの中から動作モードを決定し、決定した段階でその決定した動作モードでなかった場合には決定した動作モードに移行する。
これにより、MFP1では、ユーザが携帯端末2を用いて容易に操作することが可能になり、混乱を防止することができる。特に、その操作も基本的には動作モードを決定する操作を携帯端末2の載置方法の違いだけで行えるため、ユーザも簡単に覚えることができる。
また、MFP1は、姿勢情報に応じて動作モードが決定された際、決定された動作モードに対応するUI画像を操作パネル13に表示させることが好ましい。例えば、印刷部19aでの印刷を実行する印刷モードに決定された場合、操作パネル13をその印刷時用の設定画面が表示されていなかった場合でも印刷時用の設定画面に切り換えることができる。
制御部10は、姿勢情報が、図1Aに示すように携帯端末2に設けられた表示部20の表示面(表示部20で表示した画像20a)が原稿台12の載置面と対向していることを示す情報であった場合、印刷部19aでの印刷を実行する印刷モードに決定することが好ましい。この場合、制御部10は、印刷モードに決定後、携帯端末2からNFCモジュール15(又は別途設けた他の通信部)で処理対象データを受信し、受信した処理対象データを印刷部19aで印刷させる。なお、この場合にも、操作パネル13に印刷時用の設定画面を表示させることが好ましい。
ここで、上記処理対象データは、携帯端末2に設けられた表示部20に表示させたファイルに関するデータとすることが好ましい。これにより、表示部20に表示させた画像を、通常の用紙の原稿と見做して原稿台12に載置し、その画像の印刷を実行することができ、より直感的な操作が可能となる。
ここで、上記ファイルに関するデータとは、(i)表示部20に画像を表示させた元となるファイルの全データ、若しくは(ii)そのファイルに対して所定の変換を施したデータ、若しくは(iii)表示部20に表示中の画像そのものを示す画像データ(表示画面に表示されている範囲の画像を示す画像データ)が挙げられる。
上記(i)の場合、制御部10又は印刷部19aはファイルの全データを印刷実行データに展開する必要があるため、一般的にTiffファイル等の画像データやPDF(Portable Document Format)ファイルなど、MFP1側で対応可能なファイルが対象となる。上記(ii)のデータとしては、そのファイルからMFP1用のプリンタドライバにより生成した印刷ジョブが挙げられる。ここで、プリンタドライバは、携帯端末2内にソフトウェアとして制御部23から実行可能に組み込んでおけばよい。上記(iii)の画像データは、表示部20に表示させた画像そのものをコピー感覚で印刷でき、且つその画像データは無線通信により転送されたものであるため原稿読取部18を使用することによる解像度の低下も生じない。
印刷モードに決定される際の流れの一例を簡単に説明する。MFP1に、携帯端末2から表示部20に表示しているドキュメントを印刷させる場合、ユーザは携帯端末2に印刷を行いたいドキュメントを表示させておく。そして、MFP1の原稿台12(コンタクトガラス面)上に、通常ユーザがコピー動作を行う場合に用紙のコピー所望面を下向きにしてセットするのと同様に、その携帯端末2の表示面をコンタクトガラス面に向かい合う形の下向きで載置する。
その後、ADF11を閉じることで、ADF11の圧板(原稿押さえ白板)裏部分に設置されたNFCモジュール15と、携帯端末2に内蔵されているNFCモジュール21との間で接続を行い、MFP1、携帯端末2は双方の存在を認識することが可能となる。
続いて、制御部10は、携帯端末2から姿勢検知部22で検知された姿勢情報から、携帯端末2が図1Aに示すように表示部20が上に向いていない(コンタクトガラス面に向いている)ことを認識し、印刷モードにすることを決定する。
表示部20の表示面が上を向いているように載置された場合には、印刷モード以外の動作モードに決定すればよい。但し、制御部10は、姿勢情報が、携帯端末2に設けられた表示部20の表示面が原稿台12の載置面と同じ方向(上方向)を向いていることを示す情報であった場合には、データ転送モードに決定することが好ましい。
ここで、データ転送モードとは、通常時は原稿読取部18での原稿読取を実行して処理対象データを取得して何処かに送信するモード(原稿読取モードとも呼ばれる)であり、一般的に、Scan to FAX、Scan to E−Mail、及びScan to Filingの各動作モードが詳細なモードとして含まれる。実際、MFP1に設けた機能の種類によって動作モードの種類も増やすことができる。例えばインターネットFAX機能を備えることで、Scan to internetFAXモードを設けることができる。
これにより、ユーザが印刷や画像データの送信を行う際には、紙を用いた印刷(コピー)や画像データの送信と同様に携帯端末2の表示部20の表示面の向きを考慮してMFP1の原稿台12に載置することで、印刷モードとデータ転送モードとで切り換えることができ、ユーザ操作が容易となる。なお、表示部20の表示面が上を向いているように載置された場合にデータ転送モードに決定する構成では、上述したように表示部20の表示面が下を向いている場合に印刷モードに決定するようにすることが望ましいが、その必要は必ずしもなく、データ転送モード以外の動作モードに決定するような構成を採用することもできる。
そして、本実施形態では、制御部10が、データ転送モード中の詳細なモードとして、操作パネル13からユーザにより操作入力された情報に応じて、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのいずれか1つに決定する。
また、本実施形態では、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードでは、携帯端末2を取り除いた状態で原稿読取部18で原稿から読み取った画像データを処理対象データとし、ファイリングモードでは、ファイリング先を携帯端末2とし、NFCモジュール15(又は別途設けた他の通信部)で処理対象データを携帯端末2に送信することが望ましい。
以下、このような処理の一例について、図4〜図9を参照しながら説明する。図4〜図6は、MFP1における処理の一例を説明するためのフロー図である。図7〜図9は、MFP1における操作パネル13に表示させるUI画像の例を示す図である。
まず、原稿台12上に携帯端末2が載置されてADF11によるカバーが閉じられたか否かを、NFCモジュール15がNFCモジュール21を検知したか否かで判定する(ステップS1)。換言すれば、ステップS1では、MFP1、携帯端末2において双方の存在の認識がなされたか否かを判定している。
ステップS1でYESとなった場合、制御部10は、NFCを介して(つまりNFCモジュール15とNFCモジュール21とを介して)携帯端末2の固有情報を取得する要求を行い(ステップS2)、これに対して携帯端末2は自身の固有情報(携帯端末2の名称、使用者名等の情報)をNFCを介して送信し、そのデータを制御部10が受信する(ステップS3)。
この固有情報は、MFP1の操作パネル13でユーザが操作を行う際に、ユーザ自身の携帯端末2に対して操作を行っていることを明確に認識させるために使用することができる。例えば、図7のUI画像70では、“SHARP TABLET”といった端末名称71が表示されている。
次いで、制御部10は、携帯端末2の姿勢情報を、NFCを介して要求し(ステップS4)、姿勢情報を受信する(ステップS5)。この姿勢情報は、姿勢検知部22の検知結果として得られる。制御部10は、得られた姿勢情報から携帯端末2が表示面を下にして載置されているか否かを判定することで、印刷モード(プリンタモード)をユーザが所望しているか否かを判定する(ステップS6)。
ステップS6でYESの場合、制御部10は、NFCを介して携帯端末2に表示しているドキュメントに関する情報を要求し(ステップS7)、それを取得する(ステップS8)。ここで、ドキュメントに関する情報とは、そのドキュメントの種類を指し、ここではドキュメントとしてPDFファイルが表示部20に表示されているものとして説明する。
制御部10は、ステップS8で取得した種類を示す情報を用いて、その種類に対応した設定画面であって、図7のUI画像70のような印刷時用の設定画面(プリンタモードでの印刷で選択指定可能な設定情報を設定する画面)を操作パネル13上に表示させる(ステップS9)。UI画像70では、PDFファイルの印刷時に設定可能な項目(印刷条件)が並んでいる。そして、ユーザは、操作パネル13に表示させたこの設定画面で、携帯端末2上に表示させたドキュメントを印刷する際に必要な印刷条件を設定する(ステップS10)。なお、ステップS10での設定操作作業についての詳細は省略するが、既存の技術を用いて設定を受け付け、設定を行えばよい。
制御部10は、この設定が完了したか否かを判定し(ステップS11)、完了していない場合にはステップS10を継続する。設定が完了したか否かは、例えば、設定した条件での印刷を始める際に押下するスタートボタン16がユーザにより押下されたか否かにより判定すればよい。
設定が完了した場合(ステップS11でYESになった場合)、制御部10は、設定した印刷条件での印刷を始めるために、NFCを介して携帯端末2に対してプリントデータ(この例ではPDFファイル)の送信を要求する(ステップS12)。携帯端末2は、その要求に対して表示しているドキュメントのプリントデータを送信することで、制御部10はプリントデータを受信する(ステップS13)。
制御部10は、この受信したプリントデータを設定された印刷条件で印刷できるよう印刷部19aに指示し、印刷部19aが印刷処理(プリント作業)を実行し(ステップS14)、図1Bに示すように印刷物Pが指定した排紙トレイ17に出力することで印刷完了となる。なお、プリント作業の詳細については省略する。
ユーザがMFP1のスキャナ機能を使用し、原稿を電子データに変換してその電子データを携帯端末2に取り込む場合は、先ほどのプリントモード時とは逆に、MFP1の原稿台12(コンタクトガラス面)上にその携帯端末2の表示面をコンタクトガラス面12と向かい合わない形の上向きで載置する。この状態でADF11を閉じることで、ステップS1の処理(MFP1、携帯端末2が双方の存在を認識する処理)がなされ、ステップS2〜S5の処理がなされる。
この場合も、ステップS3で受信する固有情報は、ユーザ自身の携帯端末2に対して操作を行っていることを明確に認識させるために使用することができる。例えば、図8のUI画像80では、“SHARP TABLET”といった端末名称81が表示されている。また、この場合、ステップS5で受信する姿勢情報は、携帯端末2が上向きで設置されたことを示す情報が含まれる。そして、制御部10は、その姿勢情報からステップS6でNOと判定する。
ステップS6でNOの場合、つまり得られた姿勢情報から携帯端末2が表示面を下にして載置されていないと判定された場合には、制御部10は、原稿読取モード(スキャンモード)をユーザが望んでいると解釈し、さらに詳細のモードを特定するために、図9のUI画像90で例示するようなスキャナ用のサブ選択画面を操作パネル13に表示させる(ステップS15)。
UI画像90は、スキャンした原稿を、携帯端末2に格納するScan to Filingモードと、携帯端末2に格納されているアドレスデータ先にFAXで送信するScan to FAXモード、E−mailで送信するScan to E−Mailモードのいずれかを選択するためのものであり、それぞれを選択するためのボタン82,83,84がユーザ選択可能に表示されている。なお、UI画像90にも端末名称91を表示しておくとよい。
制御部10は、ユーザがボタン82を選択することによりScan to Filingモードを選択したか否かを判定し(ステップS16)、選択した場合(YESの場合)には、図8のUI画像80のようなスキャン用の設定画面を操作パネル13に表示させる(ステップS17)。
ユーザはこの設定画面で、MFP1から読み取る原稿読取条件やスキャンしたデータをどのファイル形式でどのようなファイル名で保存するかなどの条件について必要な設定をする(ステップS18)。携帯端末2内の転送先フォルダなども設定可能にしておいてもよい。なお、ステップS18での設定操作作業についての詳細は省略するが、既存の技術を用いて設定を受け付け、設定を行えばよい。
制御部10は、ステップS11と同様にして、この設定が完了したか否かを判定し(ステップS19)、完了していない場合にはステップS18を継続する。設定が完了した場合(ステップS19でYESになった場合)、制御部10は、設定した原稿読取条件等でのスキャン及びスキャンされたデータのNFCを介した転送処理を開始する。
そのために、制御部10は、まず携帯端末2に対してスキャンされたデータの格納(保存)準備を要求する(ステップS20)。制御部10は、携帯端末2からの準備がOKである旨の応答を得たか否かを判定し(ステップS21)、一定時間経過しても得られない場合には再度ステップS20に戻る。
制御部10は、準備OKの応答を携帯端末2から得た段階(ステップS21でYES)で、設定した原稿読取条件でのスキャン作業を行う(ステップS22)。このスキャン作業は、携帯端末2を原稿台12の上から取り除いた状態でADF11又は原稿台12に載置された原稿に対して実行される。その後、制御部10は、読み取った画像データ(スキャンしたデータ)である処理対象データを全て、携帯端末2にNFCを介して送信し(ステップS23)、処理を終了する。
一方、制御部10は、ステップS16でNOの場合、つまりユーザがボタン83又はボタン84を選択することによりScan to FAXモード又はScan to E−Mailモードを選択した場合、携帯端末2に格納されているアドレスデータを送信するようにNFCを介して携帯端末2に要求し(ステップS24)、その応答としてアドレスデータを、NFCを介して受信する(ステップS25)。
次いで、制御部10は、選択したモードがScan to FAXモードであるか、Scan to E−Mailモードであるかに応じて、得られたアドレスデータをフィルタリングし、その後のアドレスデータを操作パネル13に一覧として表示し(ステップS26)、携帯端末2のユーザに送信先のアドレスを選択できるようにし、ユーザ操作に従って送信先のアドレスを選択する(ステップS27)。なお、ステップS24〜S27の代わりにMFP1に格納されているアドレスデータを用い、そこから送信先を選択できるようにしてもよい。
その後、制御部10は、ステップS17と同様に図8のUI画像80のようなスキャン用の設定画面を操作パネル13に表示させる(ステップS28)。なお、説明の簡略化のため、データ転送モードのいずれの詳細モードについてもUI画像80で設定画面を例示しているが、データ転送モードの各詳細モードに応じて設定項目を変更することが望ましい。
ユーザはこの設定画面で、各モードに応じたスキャン用の設定操作作業を行い、MFP1から読み取る原稿読取条件等(E−Mail送信の場合にはスキャンしたデータをどのファイル形式でどのようなファイル名で添付する等の条件も含まれる)について必要な設定をする(ステップS29)。なお、ステップS29での設定操作作業についての詳細は省略するが、既存の技術を用いて設定を受け付け、設定を行えばよい。
制御部10は、ステップS11と同様にして、この設定が完了したか否かを判定し(ステップS30)、完了していない場合にはステップS29を継続する。設定が完了した場合(ステップS30でYESになった場合)、制御部10は、設定した原稿読取条件等でのスキャンを実行し(ステップS31)、スキャンされたデータを選択したアドレスのFAX送信先、若しくはE−Mail送信先に送信し(ステップS32)、処理を終了する。
以上、MFP1で携帯端末2の載置を検知するためにNFCを用いた例を挙げたが、NFC以外の近距離の無線通信技術を用いることもできる。さらに、上記別途設けた他の通信部としては、例えばBluetooth(登録商標。以下同様。)やBLE(Bluetooth Low Energy)や無線LAN(WLAN:Wireless Local Area Network)のような無線通信を行う無線通信部が挙げられ、MFP1及び携帯端末2は、このような無線通信部を用いて処理対象データをやり取りするように構成することもできる。このような無線通信部は、NFCに比べ、より高速な転送速度での処理が可能である。
例えば、携帯端末2の検知をNFCで行い、検知後はNFC間の相互通信で、互いの機器(MFP1と携帯端末2)がサポートしている通信インターフェースを調査し、一致する通信インターフェース(無論、少なくともNFCより転送速度が速いインターフェース)が存在した場合には、その通信インターフェースに切り替えて処理対象データのやり取りを行ってもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るMFP1は、第1の実施形態におけるデータ転送モードについてより詳細なモードを決定する際に操作パネル13からのユーザによる操作入力を必要としないものであり、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、同様の点についての説明を省略する。
本発明の第2の実施形態に係るMFP1は、第1の実施形態におけるデータ転送モードについてより詳細なモードを決定する際に操作パネル13からのユーザによる操作入力を必要としないものであり、第1の実施形態との相違点を中心に説明し、同様の点についての説明を省略する。
本実施形態における制御部10が、データ転送モード中の詳細なモードとして、姿勢情報が示す水平面上での載置方向に応じて(つまり水平面上での載置方向の違いに応じて)、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのいずれか1つに決定する。水平面上での載置方向は、ステップS5で受信する姿勢情報として、携帯端末2が上向きで設置されたことを示す情報だけでなく、その水平面上での向きを示す情報を含めておけばよい。これにより、図9のUI画像90でのようなユーザ選択が不要となる。
このような決定には、姿勢情報から得られたその方向が、MFP1の原稿台12上において操作パネル13の設置位置を基準としてどの方向に対応するかを判定する必要がある。よって、姿勢検知部22による水平面上での載置方向を検知した結果(主に地磁気センサの検知結果)だけではなく、制御部10がMFP1の設置方向を示す情報が必要となる。
そのため、制御部10は、例えば操作パネル13の正位置において手前がどの方角を示しているかをMFP1の設置時にユーザ入力等で記憶させておき、それと姿勢情報と比較するか、或いはMFP1に3軸(又は2軸)地磁気センサを設けておき、そのセンサ出力と姿勢情報とを比較すればよい。
これにより、制御部10は、姿勢情報が示している水平面上での載置方向が操作パネル13の正位置と同じ方向で且つ同じ向きであるのか、同じ方向で反対の向きであるのか、正位置から見て垂直の方向であるのか、など、原稿台12とそこに載置された携帯端末2との水平方向の角度の情報を得ることができる。そして、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのそれぞれに対応する異なる角度範囲を予め定めておき、上記角度の情報がどの角度範囲に該当するかによって詳細なモードを決定することができる。
また、本実施形態においても、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードでは、携帯端末2を取り除いた状態で原稿読取部18で原稿から読み取った画像データを処理対象データとし、ファイリングモードでは、ファイリング先を携帯端末2とし、NFCモジュール15(又は別途設けた他の通信部)で処理対象データを携帯端末2に送信することが望ましい。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態は、第1の実施形態と同様に、制御部10が、データ転送モード中の詳細なモードとして、操作パネル13からユーザにより操作入力された情報に応じて、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのいずれか1つに決定する。本実施形態について、図10を参照しながら第2の実施形態との違いを中心に説明し、その他の部分の説明は省略する。図10は、図4から分岐する他のフロー図であり、図6に対応する処理における他の例を示す図である。
本発明の第3の実施形態は、第1の実施形態と同様に、制御部10が、データ転送モード中の詳細なモードとして、操作パネル13からユーザにより操作入力された情報に応じて、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのいずれか1つに決定する。本実施形態について、図10を参照しながら第2の実施形態との違いを中心に説明し、その他の部分の説明は省略する。図10は、図4から分岐する他のフロー図であり、図6に対応する処理における他の例を示す図である。
本実施形態に係るMFP1は、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードでは、携帯端末2からNFCモジュール15(又は別途設けた他の通信部)で処理対象データを受信する。換言すると、本実施形態では、データ転送モードにおける処理対象データとして、携帯端末内のデータを原稿読取モードで言うところの原稿読取データと見做して、NFCを介してMFP1に転送し、FAX、E−Mail、MFP1内へのファイリング、のいずれかを行うように構成している。
本実施形態においても、上記処理対象データは、携帯端末に設けられた表示部20に表示させたファイルに関するデータとすることが望ましいが、別途、操作パネル13にファイル一覧を表示させてユーザに選択させることや、ファイルを表示部20に表示させないまでも携帯端末2から適時に選択させるようにしてもよい。
本実施形態の処理の一例を説明すると、まず図4及び図5の処理を行い、ステップS6でNOの場合には、図10の処理を実行する。つまり、制御部10は、ステップS17と同様にスキャン用の設定画面を操作パネル13に表示させ(ステップS41)、携帯端末2にNFCを介して処理対象データを要求し(ステップS42)、その要求への応答として処理対象データを、NFCを介して受信し、バッファに一時的に格納しておく(ステップS43)。
次いで、制御部10は、ステップS16と同様にScan to Filingか否かを判定し(ステップS44)、YESであった場合、図示しないファイリング用の設定画面を操作パネル13に表示させ、この設定画面でファイリング先(MFP1内に設けた記憶部19bの格納先フォルダ)をユーザ選択に従って決定する(ステップS46)。そして、制御部10は、そのファイリング先に、ステップS43で受信した処理対象データを格納(保存)して(ステップS47)、処理を終了する。なお、特に詳細を説明しないが、本実施形態においても、第2の実施形態のように、上記詳細なモードを姿勢情報が示す水平面上での載置方向に応じて決定するようにしてもよい。
一方、ステップS44でNOであった場合、制御部10は、ステップS24〜S27と同様の処理を実行し(ステップS48〜S51)、ステップS43で受信した処理対象データをステップS51で選択された送信先にFAX又はE−Mailで送信し(ステップS52)、処理を終了する。なお、ステップS24〜S27について説明した通り、ここでもMFP1に格納されているアドレスデータを用い、そこから送信先を選択できるようにしてもよい。
(その他)
第1〜第3の実施形態で説明した姿勢情報と動作モードとの対応付けは、制御部10にテーブルなどとして格納しておけばよく、その対応付けも第1〜第3の実施形態で例示したものに限ったものではない。
第1〜第3の実施形態で説明した姿勢情報と動作モードとの対応付けは、制御部10にテーブルなどとして格納しておけばよく、その対応付けも第1〜第3の実施形態で例示したものに限ったものではない。
以上、本発明に係るMFPについて説明したが、処理の流れをフロー図で例示したように、本発明は、原稿台に載置された用紙上の原稿画像を読み取るための原稿読取部と、印刷部と、ユーザからの操作入力を受け付けるための操作パネルと、を備えた複合機における操作方法やその操作方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとしての形態も採り得る。
この操作方法は、通信部が、原稿台に携帯端末装置が載置されたことを検知し、上記携帯端末装置から上記携帯端末装置の現在の姿勢を示す姿勢情報を近距離の無線通信で受信するステップと、制御部が、上記通信部により上記携帯端末装置が載置されたことが検知された場合、上記複合機の動作モードを、上記通信部で受信した上記姿勢情報に応じて決定するステップと、を有する。その他の応用例については、複合機について説明した通りであり、その説明を省略する。
上記プログラムは、換言すると、この操作方法を、複合機のコンピュータ(制御部10として説明)に実行させるためのプログラムである。すなわち、このプログラムは、上記コンピュータに、通信部を用いて、原稿台に携帯端末装置が載置されたことを検知し、上記携帯端末装置から上記携帯端末装置の現在の姿勢を示す姿勢情報を近距離の無線通信で受信するステップと、上記通信部により上記携帯端末装置が載置されたことが検知された場合、上記複合機の動作モードを、上記通信部で受信した上記姿勢情報に応じて決定するステップと、を実行させるためのプログラムである。その他の応用例については、複合機について説明した通りであり、その説明を省略する。
1…複合機(MFP)、2…携帯端末装置(携帯端末)、10…MFP側の制御部、11…ADF、12…原稿台(コンタクトガラス面)、13…操作パネル、14…原稿押さえ白板、15…NFCモジュール、16…スタートボタン、17…排紙トレイ、18…原稿読取部、19a…印刷部、19b…MFP側の記憶部、20…表示部、20a…画像、21…携帯端末側のNFCモジュール、22…姿勢検知部、23…携帯端末側の制御部、24…操作部、25…携帯端末側の記憶部。
Claims (8)
- 原稿台に載置された用紙上の原稿画像を読み取るための原稿読取部と、印刷部と、ユーザからの操作入力を受け付けるための操作パネルと、を備えた複合機であって、
前記原稿台に携帯端末装置が載置されたことを検知し、該携帯端末装置から該携帯端末装置の現在の姿勢を示す姿勢情報を近距離の無線通信で受信する通信部と、
該通信部により前記携帯端末装置が載置されたことが検知された場合、前記複合機の動作モードを、前記通信部で受信した前記姿勢情報に応じて決定する制御部と、
をさらに備えたことを特徴とする複合機。 - 前記姿勢情報に応じて前記動作モードが決定された際、決定された前記動作モードに対応するユーザインターフェース画像を前記操作パネルに表示させることを特徴とする請求項1に記載の複合機。
- 前記制御部は、前記姿勢情報が、前記携帯端末装置に設けられた表示部の表示面が前記原稿台の載置面と対向していることを示す情報であった場合、前記印刷部での印刷を実行する印刷モードに決定し、前記携帯端末装置から前記通信部又は別途設けた他の通信部で処理対象データを受信し、受信した該処理対象データを前記印刷部で印刷させることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合機。
- 前記制御部は、前記姿勢情報が、前記携帯端末装置に設けられた表示部の表示面が前記原稿台の載置面と同じ方向を向いていることを示す情報であった場合、データ転送モードに決定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の複合機。
- 前記制御部は、前記データ転送モード中の詳細なモードとして、前記操作パネルからユーザにより操作入力された情報若しくは前記姿勢情報が示す水平面上での載置方向に応じて、ファクシミリ送信モード、電子メール送信モード、ファイリングモードのいずれか1つに決定することを特徴とする請求項4に記載の複合機。
- 前記ファクシミリ送信モード、前記電子メール送信モード、前記ファイリングモードでは、前記携帯端末装置を取り除いた状態で前記原稿読取部で原稿から読み取った画像データを処理対象データとし、
前記ファイリングモードでは、ファイリング先を前記携帯端末装置とし、前記通信部又は別途設けた他の通信部で前記処理対象データを前記携帯端末装置に送信することを特徴とする請求項5に記載の複合機。 - 前記ファクシミリ送信モード、前記電子メール送信モード、前記ファイリングモードでは、前記携帯端末装置から前記通信部又は別途設けた他の通信部で処理対象データを受信することを特徴とする請求項5に記載の複合機。
- 前記処理対象データは、前記携帯端末装置に設けられた表示部に表示させたファイルに関するデータとすることを特徴とする請求項3又は7に記載の複合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013187182A JP2015055902A (ja) | 2013-09-10 | 2013-09-10 | 複合機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013187182A JP2015055902A (ja) | 2013-09-10 | 2013-09-10 | 複合機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015055902A true JP2015055902A (ja) | 2015-03-23 |
Family
ID=52820288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013187182A Pending JP2015055902A (ja) | 2013-09-10 | 2013-09-10 | 複合機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015055902A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016197344A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | キヤノン株式会社 | 電子機器およびその制御方法 |
JP2016201702A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | キヤノン株式会社 | 通信システム、情報処理装置とその制御方法、画像処理装置とその制御方法、及びプログラム |
US20180115671A1 (en) * | 2016-10-24 | 2018-04-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Reading control apparatus, control method, and storage medium |
JP2018081679A (ja) * | 2017-10-04 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | システムと携帯型端末、制御方法及びプログラム |
US10110760B2 (en) | 2016-03-22 | 2018-10-23 | Seiko Epson Corporation | Medium feeding device and image reading apparatus |
JP2019201410A (ja) * | 2019-06-17 | 2019-11-21 | キヤノン株式会社 | 通信システム、画像処理装置とその制御方法、及びプログラム |
JP2020078088A (ja) * | 2019-06-17 | 2020-05-21 | キヤノン株式会社 | 通信システム、画像処理装置とその制御方法、及びプログラム |
CN111669471A (zh) * | 2019-03-07 | 2020-09-15 | 兄弟工业株式会社 | 原稿读取装置及图像形成装置 |
CN111752495A (zh) * | 2019-03-27 | 2020-10-09 | 富士胶片株式会社 | 打印系统、操作系统、打印机及终端 |
CN112714225A (zh) * | 2019-10-24 | 2021-04-27 | 精工爱普生株式会社 | 信息处理装置、计算机可读介质以及信息处理方法 |
-
2013
- 2013-09-10 JP JP2013187182A patent/JP2015055902A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016197344A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | キヤノン株式会社 | 電子機器およびその制御方法 |
US10868939B2 (en) | 2015-04-10 | 2020-12-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus having connection information transmission, method of controlling the same, and storage medium |
JP2016201702A (ja) * | 2015-04-10 | 2016-12-01 | キヤノン株式会社 | 通信システム、情報処理装置とその制御方法、画像処理装置とその制御方法、及びプログラム |
US10469698B2 (en) | 2015-04-10 | 2019-11-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus having image data transmission, method of controlling the same, and storage medium |
US10110760B2 (en) | 2016-03-22 | 2018-10-23 | Seiko Epson Corporation | Medium feeding device and image reading apparatus |
US20180115671A1 (en) * | 2016-10-24 | 2018-04-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Reading control apparatus, control method, and storage medium |
US10469689B2 (en) * | 2016-10-24 | 2019-11-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Reading control apparatus, control method, and storage medium |
JP2018081679A (ja) * | 2017-10-04 | 2018-05-24 | キヤノン株式会社 | システムと携帯型端末、制御方法及びプログラム |
CN111669471A (zh) * | 2019-03-07 | 2020-09-15 | 兄弟工业株式会社 | 原稿读取装置及图像形成装置 |
CN111752495A (zh) * | 2019-03-27 | 2020-10-09 | 富士胶片株式会社 | 打印系统、操作系统、打印机及终端 |
JP2020078088A (ja) * | 2019-06-17 | 2020-05-21 | キヤノン株式会社 | 通信システム、画像処理装置とその制御方法、及びプログラム |
JP2019201410A (ja) * | 2019-06-17 | 2019-11-21 | キヤノン株式会社 | 通信システム、画像処理装置とその制御方法、及びプログラム |
CN112714225A (zh) * | 2019-10-24 | 2021-04-27 | 精工爱普生株式会社 | 信息处理装置、计算机可读介质以及信息处理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015055902A (ja) | 複合機 | |
US10469698B2 (en) | Image processing apparatus having image data transmission, method of controlling the same, and storage medium | |
US10341518B2 (en) | Operation input system, electronic device and mobile terminal | |
US10391793B2 (en) | Information processing apparatus and control method thereof | |
US20160323477A1 (en) | Print control apparatus and control method thereof | |
JP5776725B2 (ja) | 画像処理連携システム、携帯端末装置、画像処理連携方法及び画像処理連携プログラム | |
GB2544914A (en) | Communication apparatus, control method, and program | |
US9282206B2 (en) | Portable information terminal and recording medium | |
JP2013121053A (ja) | 携帯端末、画像処理装置、画像処理システム、制御方法及びプログラム | |
JP2007310865A (ja) | 情報処理装置及び情報処理方法及び情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム及び制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP7062388B2 (ja) | スキャン画像にファイル名等を設定するための装置、その制御方法及びプログラム | |
US10237426B2 (en) | Information processing apparatus that executes a desired wireless communication, control method of information processing apparatus, and storage medium | |
JP5696721B2 (ja) | 表示処理装置、画像形成装置、リモート画面の表示処理システム及び表示処理方法 | |
US20170192724A1 (en) | Printing control method of host device connected to image forming device and host device thereof | |
JP2015172875A (ja) | 画像処理装置及びそれを含むシステム | |
JP2015143779A (ja) | 表示制御装置、表示システム、操作表示装置、プログラム | |
JP2017112558A (ja) | 画像処理システム、画像処理装置およびプログラム | |
JP6079659B2 (ja) | 表示システム、画像形成装置、プログラム、表示状態制御方法 | |
US9979849B2 (en) | Communication path selection for remote control system of an image processing apparatus, remote control and communication path selection method, and non-transitory computer-readable recording medium encoded with remote control and communication path selection program | |
JP4683030B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
JP2009100419A (ja) | 画像形成システムおよび画像形成装置 | |
US9749481B2 (en) | Image processing apparatus capable of transmitting image data, control method therefor, and storage medium storing control program therefor | |
US11240394B2 (en) | Information processing apparatus for invalidating an operation setting from a second device | |
US20150277828A1 (en) | Image Forming System, Portable Terminal, and Recording Medium That Ensure Intuitive Setting of Page Orientation from Portable Terminal | |
JP2017200081A (ja) | 画像形成システム |