JP2015055810A - 車両用表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 周囲の温度が変化しても破損する虞が少ない車両用表示装置を提供する。
【解決手段】 表示パネル10は、画像を表示する。保護パネル部材20は、画像を透視する。枠体30は、保護パネル部材20の外周に設けられる。保護パネル部材20の側面の一部が露出している。表示パネル10は透光性接着剤15にて保護パネル部材20に接着されているものである。また、本発明は、前記枠体30は、前記保護パネル部材20の側面の一部を覆っている。
【選択図】 図2
【解決手段】 表示パネル10は、画像を表示する。保護パネル部材20は、画像を透視する。枠体30は、保護パネル部材20の外周に設けられる。保護パネル部材20の側面の一部が露出している。表示パネル10は透光性接着剤15にて保護パネル部材20に接着されているものである。また、本発明は、前記枠体30は、前記保護パネル部材20の側面の一部を覆っている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像を表示する表示パネルを備えた車両用表示装置に関するものである。
従来の表示装置として、例えば特許文献1に開示されたものがある。斯かる表示装置は、透明カバープレートまたはタッチパネルと表示器とを光学接着剤で接着された構造になっている。これにより、タッチパネルや透明カバープレートと空気層との界面での反射が減少して画質が向上する。しかし、特許文献1記載の構造では、透明カバープレートと枠体の固定が単純接着であるため、気密性が求められる車両用表示装置(特に二輪車や農機、建機、船舶など)に適用した場合、気密性が確保できないという問題があった。この問題に対して、特許文献2では、射出成形によってガラスに枠体が成形されるため、上記問題を解決できる。
しかしながら、特許文献1と特許文献2を組合わせた場合の表示装置では、透明カバープレートと枠体の温度変化に対する膨張収縮量が大きく異なるため、温度適用範囲の広い車両用表示装置に適用すると、変形または破損する虞があった。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、周囲の温度が変化しても破損する虞が少ない車両用表示装置を提供するものである。
本発明は、この問題に鑑みなされたものであり、周囲の温度が変化しても破損する虞が少ない車両用表示装置を提供するものである。
本発明は、画像を表示する表示パネルと、前記画像を透視する保護パネル部材と、前記保護パネル部材の外周に設けられた枠体と、を備えた表示装置であって、前記保護パネル部材の側面の少なくとも一部が露出しているものである。
また、本発明は、前記表示パネルは透光性接着剤にて前記保護パネル部材に接着されているものである。
また、本発明は、前記枠体は、前記保護パネル部材の側面の一部を覆っているものである。
また、本発明は、前記枠体は、前記保護パネル部材の後面に固着しているものである。
また、本発明は、前記枠体は、不透明な樹脂からなり、前記保護パネル部材と一体に形成されているものである。
また、本発明は、前記保護パネル部材と前記表示パネルとの間にタッチパネルと設け、前記保護パネル部材と前記タッチパネルとが透光性接着剤にて接着されていると共に、前記タッチパネルと前記表示パネルとが透光性接着剤にて接着されているものである。
保護パネル部材の側面の少なくとも一部が露出させることにより、温度変化による破損を防止できる。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。図1乃至図3は、第一実施形態を示すものである。
車両用表示装置は、液晶表示パネル10,カバーパネル(保護パネル部材)20,枠体30,回路基板40,筐体50,中ケース60を備えている。液晶表示パネル10は、TFT型カラー液晶モジュールからなるものであり、車両速度等の車両情報を表示する。液晶表示パネル10は、マルチドットやセグメントタイプのものであっても良く、単色表示やフルカラー表示は問わない。また、表示パネルはELモジュールであっても良い。液晶表示パネル10は、透光性接着剤15にてオプティカルボンディングされており、カバーパネル20の後面に密着されている。
透光性接着剤15は、例えば、無色透明な接着剤であり、厚さは50μm〜500μmである。透光性接着剤15は、窓部21bを覆うように形成される。透光性接着剤15は、カバーパネル20と同等の屈折率を有しており、例えば、1.4〜1.55の屈折率を有する。透光性接着剤15は、初期的に液状であり、製造工程の中で硬化される。液状状態では、透光性接着剤15の粘度は、2500〜5000mPa・s程度である。
透光性接着剤15は、液晶表示パネル10の接着面やカバーパネル20の線膨張係数の違いによる伸縮を吸収し、且つ、接着面に剥がれが発生しない程度の弾性、接着力を持つゲル状に硬化する。透光性接着剤15は、生産性の高いUV硬化型であることが好ましいが、ハイブリット硬化型であっても良い。透光性接着剤15は、シリコーン接着剤であることが好ましいが、ウレタン系、アクリル系であっても良い。
カバーパネル20は平板形状の無機ガラスからなるものであり、正面視で矩形になっている。カバーパネル20の前面には、反射防止,防汚,停電防止,赤外線カット等の機能を有するコーティングやフィルムを施しても良い。カバーパネル20は枠体30にインサート成型されている。カバーパネル20の側面の一部は、枠体30に覆われずに露出している。カバーパネル20の後面には黒色印刷層からなる遮光部21が形成されており、この遮光部21は、液晶表示パネル10の画像を透視する矩形の窓部21bと、警告表示部となる円形の窓部21cとを有している。
枠体30は、AES等の樹脂からなるものであり、カバーパネル20が一体に形成されている。枠体30は、カバーパネル20の側面の一部を覆うように、カバーパネル20の外周を覆っている。枠体30内の空間には、液晶表示パネル10,回路基板50及び中ケース60が収容されている。
回路基板40は、ガラスエポキシ樹脂からなる基材に銅箔からなる配線パターンを形成したものであり、発光素子41が搭載されている。発光素子41は、遮光部21の窓部21cに対応する個所に配置されている。筐体50は、AESやPP等の樹脂からなるものである。筐体50は、ビス51によって枠体30の後面に固定されている。中ケース60は、不透明な樹脂(PP等)からなるものであり、この中ケース60の後面側に回路基板40が配置されている。中ケース60は、発光素子41に対応する個所に形成された貫通孔61を有している。
図3は、車両用表示装置の電気的構成を示すブロック図である。マイコン100は、CPU101,ROM102,RAM103を有している。速度センサ110は、車両速度を検出し、マイコン100に速度データを出力する。マイコン100は、ROM102に格納されている所定のプログラムに基づいて、液晶表示パネル10,発光素子41を駆動する。
第一実施形態では、枠体30と筐体50とがビス51によって固定されているが、図4に示す第二実施形態のように、弾性係止片31によって枠体30と筐体50とを固定しても良い。
図5は第三実施形態を示すものである。車両用表示装置は、液晶表示パネル10,カバーパネル20,枠体30,回路基板40,筐体50,中ケース60,タッチパネル70を備えている。保護パネル部材は、カバーパネル20及びタッチパネル70からなるものである。
液晶表示パネル10は、透光性接着剤15にてオプティカルボンディングされており、タッチパネル70の後面に密着されている。タッチパネル70は透光性接着剤75にてオプティカルボンディングされており、カバーパネル20の後面に密着されている。
タッチパネル70は枠体30にインサート成型されている。タッチパネル70は、無機ガラスまたはPETフィルムを基材とし、透明導電コートが形成されているものである。タッチパネル70は、静電容量方式であることが望ましい。
カバーパネル20は平板形状の無機ガラスからなるものであり、正面視で矩形になっている。カバーパネル20の側面は、枠体30に覆われずに露出している。カバーパネル20後面には黒色印刷層からなる遮光部21が形成されており、この遮光部21は、液晶表示パネル10の画像を透視する矩形の窓部21bと、警告表示部となる円形の窓部21cとを有している。
枠体30は、不透明な樹脂からなるものであり、保護パネル部材が一体に形成されている。枠体30は、タッチパネル70の側面を覆うように、タッチパネル70の外周を覆っている。枠体30内の空間には、回路基板50及び中ケース60が収容されている。
各実施形態によれば、枠体30がカバーパネル20の側面の一部のみを固定領域にしているため、温度変化による破損が防止される。なお、本発明は、種々の変形が可能であり、例えば、図6及び図7に示す第四実施形態を示すものである。枠体30の一部カバーパネル20の前面まで固定領域として、枠体30によって意匠性をもたせても良い。
また、図8乃至図10に示すように、カバーパネル20またはタッチパネル70の裏側部分だけを固定領域にしても良い。なお、枠体30の外形は、カバーパネル20よりも若干小さくなっている。
10 液晶表示パネル(表示パネル)
15 透光性接着剤
20 カバーパネル
30 枠体
70 タッチパネル
75 透光性接着剤
15 透光性接着剤
20 カバーパネル
30 枠体
70 タッチパネル
75 透光性接着剤
Claims (6)
- 画像を表示する表示パネルと、前記画像を透視する保護パネル部材と、前記保護パネル部材の外周に設けられた枠体と、を備えた表示装置であって、前記保護パネル部材の側面の少なくとも一部が露出していることを特徴とする表示装置。
- 前記表示パネルは透光性接着剤にて前記保護パネル部材に接着されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記枠体は、前記保護パネル部材の側面の一部を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記枠体は、前記保護パネル部材の後面に固着していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記枠体は、不透明な樹脂からなり、前記保護パネル部材と一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記保護パネル部材と前記表示パネルとの間にタッチパネルと設け、前記保護パネル部材と前記タッチパネルとが透光性接着剤にて接着されていると共に、前記タッチパネルと前記表示パネルとが透光性接着剤にて接着されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013190134A JP2015055810A (ja) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | 車両用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013190134A JP2015055810A (ja) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | 車両用表示装置 |
Publications (1)
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Family
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017090757A (ja) * | 2015-11-13 | 2017-05-25 | 日本精機株式会社 | 表示装置 |
JP2017134095A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
WO2018109804A1 (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | 三菱電機株式会社 | 表示機器 |
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2013
- 2013-09-13 JP JP2013190134A patent/JP2015055810A/ja active Pending
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CN110024016A (zh) * | 2016-12-12 | 2019-07-16 | 三菱电机株式会社 | 显示设备 |
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