JP2015055490A - 球体位置計測方法および球体位置計測装置 - Google Patents

球体位置計測方法および球体位置計測装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リング照明の照射面の位置および/または撮像レンズによらずに、所定の直交座標系における球体の中心の位置を精度良く求めることができる球体位置計測方法および球体位置計測装置を提供すること。公転中の球体の三次元位置を精度良く検出できる球体位置計測方法および球体位置計測装置を提供すること。
【解決手段】画像処理部は、第1撮像画像に含まれる第1反射光画像を認識し、第1反射光画像の中心の座標をu−v座標系で特定する(ステップS2)。次いで、画像処理部は、特定された第1反射光画像の位置に基づいて、第1仮定中心位置のu−v座標系の座標を演算により算出する(ステップS3)。次いで、画像処理部は、算出した第1仮定中心位置の座標を、補正して、u−v座標系における玉の中心位置の座標を算出する(ステップS4)。
【選択図】図14

Description

この発明は、玉軸受に使用される玉等の球体の位置を計測するための球体位置計測方法および球体位置計測装置に関する。
深溝玉軸受やアンギュラ玉軸受等の玉軸受では、内輪と外輪との間の相対回転に伴って玉が周方向に転動(公転)する。玉軸受を設計したり、玉軸受の使用条件を定めたりするのに当たって、公転中の玉の挙動を解析することは重要である。
下記の特許文献1には、公転中の玉の挙動を解析すべく、回転状態にある玉軸受を撮像し、そのときの撮像画像に基づいて玉の位置を測定する球体位置計測方法が記載されている。特許文献1では、玉軸受の回転軸線上に中心を有する円環状の照射面を有するリング照明を配置し、かつ撮像カメラを、その撮像レンズが玉軸受の回転軸線上に位置するように配置し、この状態で、玉の公転状態にある玉軸受をリング照明によって照明しながら、当該玉軸受を、撮像レンズを介して前記の回転軸線に沿う方向から撮像している。リング照明の照射面からの光が玉の表面で反射されるので、撮像画像に、玉表面におけるリング照明の反射光画像が写り込む。撮像画像に含まれるリング照明の反射光画像の位置を特定し、この特定した反射光画像に基づいて玉の平面中心の位置を演算により求めることにより、公転中の玉の位置を測定している。
特開2012−98177号公報
しかしながら、リング照明の径寸法、大きさおよび配置位置によっては、リング照明の環状の照射面が、撮像カメラの撮像レンズと玉とを結ぶ直線上に配置されない場合がある。このような場合、撮像画像に含まれる反射光画像の位置は、撮像レンズと玉の真の中心位置とを結ぶ直線上からずれており、換言すると、反射光画像の位置と撮像レンズとを結ぶ直線の延長線上に玉の真の中心位置が位置していないから、反射光画像と撮像レンズとを結ぶ直線の延長線上に玉の真の中心位置があると仮定して演算すると、玉の中心位置を正確に計測することはできない。ゆえに、このような場合には、玉の中心位置を精度良く算出することができなかった。したがって、リング照明の照射面の位置および/または撮像レンズによらずに、玉(球体)の中心位置を精度良く算出することが求められている。
そこで、この発明の目的は、リング照明の照射面の位置および/または撮像レンズによらずに、所定の直交座標系における球体の中心の位置を精度良く求めることができる球体位置計測方法および球体位置計測装置を提供することである。
また、この発明の他の目的は、公転中の球体の三次元位置を精度良く検出できる球体位置計測方法を提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、円軌道(31A,32A)上を公転する球体(33)の位置を計測するための球体位置計測方法であって、前記円軌道の中心(Q)を通り直線状に延びる所定の基準線(L,L)上に中心を有する円環状の照射面(12A,17A)を有するリング照明(12,17)によって前記球体を照明する照明ステップと、前記照明ステップと並行して、公転している前記球体を、前記基準線上に配置された撮像レンズ(13,18)を介して、前記基準線に沿う所定の撮像方向(D1,D2)から撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップで撮像された撮像画像(40,43)に含まれる、前記球体表面における前記リング照明の反射光の画像である反射光画像(41,44)の位置を、前記基準線に垂直な平面の所定の直交座標系(u−v座標系,u´−v´座標系)で特定する反射光画像特定ステップ(S2,S5)と、前記直交座標系において特定された前記反射光画像の位置に基づいて、前記撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、前記直交座標系における仮定中心位置(P,P)を算出する仮定中心位置算出ステップ(S3,S6)と、算出した前記仮定中心位置を、前記照射面の位置および/または前記撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する直交座標系位置算出ステップ(S4,S7)とを含む、球体位置計測方法である。
なお、この項において、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素の参照符合を表すものであるが、これらの参照符号により特許請求の範囲を実施形態に限定する趣旨ではない。
円環状の照射面の中心および撮像レンズが、円軌道の中心を通る所定の基準線上に位置するので、球体は、照射面の中心軸線および撮像レンズの光軸上にはない。
この方法によれば、直交座標系において特定された反射光画像の位置に基づいて、撮像レンズと球体とを結ぶ直線上に球体の中心の位置があると仮定した場合の、直交座標系における仮定中心位置を算出する。そして、算出された仮定中心位置を、照射面の位置および/または撮像レンズの位置に基づいて補正することにより、直交座標系における球体の中心の位置が算出される。したがって、撮像レンズと球体とを結ぶ直線上に照射面が配置されておらず、その結果、撮像画像に含まれる反射光画像の位置が、撮像レンズと球体の真の中心位置とを結ぶ直線上からずれている場合であっても、そのずれを補正することにより、直交座標系における球体の中心の位置を算出することができる。ゆえに、リング照明の照射面の位置および/または撮像レンズの位置によらずに、直交座標系における球体の中心の位置を精度良く求めることができる。
また、請求項2に記載のように、前記直交座標系位置算出ステップは、算出した前記仮定中心位置の座標(u,v)を、下記の式(1)〜(3)を用いて補正して、前記直交座標系における前記球体の中心の位置の座標(u,v)を算出してもよい。
=(u−u)+k・cosφ ・・・(1)
=(v−v)+k・sinφ ・・・(2)
k=r・(sin((θ+θ)/2)−cos((θ+θ)/2))・tan((θ+θ)/2+(θ−θ)/2))・・・(3)
(但し、前記直交座標系における、前記円軌道の前記中心の座標を(u,v)とする。また、前記リング照明から前記球体に向けて入射する入射光と前記基準線とがなす角度をθとし、前記球体から前記撮像レンズに向けて反射する反射光と前記基準線とがなす角度をθとし、前記球体の半径をrとし、φは前記直交座標の一方の座標軸と前記円軌道の中心とがなす角度をφとする。)
前記の目的を達成するための請求項3に記載の発明は、円軌道(31A,32A)上を公転する球体(33)の位置を計測するための球体位置計測方法であって、前記円軌道の中心(Q)を通り直線状に延びる所定の第1基準線(L)上に中心を有する円環状の第1照射面(12A)を有する第1リング照明(12)と、前記円軌道の前記中心を通り、前記第1基準線とは異なる第2基準線(L)上に中心を有する円環状の第2照射面(17A)を有する第2リング照明(17)との双方によって前記球体を照明する照明ステップと、前記照明ステップと並行して、公転している前記球体を、前記第1基準線上に配置された第1撮像レンズ(13)を介して、前記第1基準線に沿う所定の第1撮像方向(D1)から撮像する第1撮像ステップと、前記照明ステップと並行して、公転している前記球体を、前記第2基準線上に配置された第2撮像レンズ(18)を介して、前記第2基準線に沿う所定の第2撮像方向(D2)から撮像する第2撮像ステップと、前記第1撮像ステップで撮像された第1撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記第1リング照明の反射光の画像である第1反射光画像の位置を、前記第1基準線に垂直な平面の直交座標系である第1直交座標系(u−v座標系)で特定する第1反射光画像特定ステップ(S2)と、前記第2撮像ステップで撮像された第2撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記第2リング照明の反射光の画像である第2反射光画像の位置を、前記第2基準線に垂直な平面の直交座標系である第2直交座標系(u´−v´座標系)で特定する第2反射光画像特定ステップ(S5)と、前記直交座標系において特定された前記第1反射光画像の位置に基づいて、前記第1撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、前記第1直交座標系における第1仮定中心位置(P)を算出する第1仮定中心位置算出ステップ(S3)と、前記直交座標系において特定された前記第2反射光画像の位置に基づいて、前記第2撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、前記第2直交座標系における第2仮定中心位置(P)を算出する第2仮定中心位置算出ステップ(S6)と、算出した前記第1仮定中心位置を、前記第1照射面の位置および/または前記第1撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記第1直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する第1直交座標系位置算出ステップ(S4)と、算出した前記第2仮定中心位置を、前記第2照射面の位置および/または前記第2撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記第2直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する第2直交座標系位置算出ステップ(S7)と、前記第1直交座標系位置算出ステップによって算出された第1直交座標系における前記球体の中心の位置と、前記第2直交座標系位置算出ステップによって算出された第2直交座標系における前記球体の中心の位置とに基づいて、前記球体の中心の三次元座標(O)を算出する三次元位置算出ステップ(S8)とを含む、球体位置計測方法である。
この方法によれば、円軌道上を公転する球体を、第1リング照明および第2リング照明によって照明しながら、第1および第2撮像方向のそれぞれから同時に撮像する。第1リング照明および第2リング照明からの光が球体の表面で反射されるために、第1撮像方向から撮像した第1撮像画像には、球体表面における第1リング照明の反射光画像と、球体表面における第2リング照明の反射光画像との双方が写り込む。また、第2撮像方向から撮像した第2撮像画像にも、球体表面における第1リング照明の第1反射光画像と、球体表面における第2リング照明の第2反射光画像との双方が写り込む。
そして、第1直交座標系で特定された第1反射光画像の位置に基づいて、第1撮像レンズと球体とを結ぶ直線上に球体の中心の位置があると仮定した場合の、第1直交座標系における第1仮定中心位置を算出する。そして、算出された第1仮定中心位置を、第1照射面の位置および/または第1撮像レンズの位置に基づいて補正することにより、第1直交座標系における球体の中心の位置が算出される。したがって、第1撮像レンズと球体とを結ぶ直線上に第1照射面が配置されておらず、その結果、撮像画像に含まれる第1反射光画像の位置が、第1撮像レンズと球体の真の中心位置とを結ぶ直線上からずれている場合であっても、そのずれを補正することにより、第1直交座標系における球体の中心の位置を算出することができる。ゆえに、第1リング照明の第1照射面の位置および/または第1撮像レンズの位置によらずに、第1直交座標系における球体の中心の位置を精度良く求めることができる。
また、第2直交座標系で特定された第2反射光画像の位置に基づいて、第2撮像レンズと球体とを結ぶ直線上に球体の中心の位置があると仮定した場合の、第2直交座標系における第2仮定中心位置を算出する。そして、算出された第2仮定中心位置を、第2照射面の位置および/または第2撮像レンズの位置に基づいて補正することにより、第2直交座標系における球体の中心の位置が算出される。したがって、第2撮像レンズと球体とを結ぶ直線上に第2照射面が配置されておらず、その結果、撮像画像に含まれる第2反射光画像の位置が、第2撮像レンズと球体の真の中心位置とを結ぶ直線上からずれている場合であっても、そのずれを補正することにより、第2直交座標系における球体の中心の位置を算出することができる。ゆえに、第2リング照明の第2照射面の位置および/または第2撮像レンズの位置によらずに、第2直交座標系における球体の中心の位置を精度良く求めることができる。
そして、第1直交座標系における球体の中心の位置と、第2直交座標系における球体の中心の位置とに基づいて、球体の中心の三次元位置が算出される。
第1直交座標系および第2直交座標系における球体の中心の位置をそれぞれ正確に検出できるので、公転中の球体の中心の三次元位置を精度良く検出できる。
前記の目的を達成するための請求項4に記載の発明は、円軌道(31A,32A)上を公転する球体(33)の位置を計測するための球体位置計測装置(1)であって、前記円軌道の中心(Q)を通り直線状に延びる所定の基準線(L,L)上に中心を有する円環状の照射面(12A,17A)を有するリング照明(12,17)と、前記基準線上に配置された撮像レンズ(13,18)を介して、前記基準線に沿う所定の撮像方向(D1,D2)から、前記球体を撮像するための撮像手段(11,16)と、公転している前記球体を前記リング照明によって照明させながら、前記撮像手段によって前記球体を、前記撮像方向から撮像させる撮像制御手段(20)と、撮像された撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記リング照明の反射光の画像である反射光画像の位置を、前記基準線に垂直な平面の所定の直交座標系で特定する反射光画像特定手段(21)と、前記直交座標系において特定された前記反射光画像の位置に基づいて、前記撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、直交座標系における仮定中心位置(P,P)を算出する仮定中心位置算出手段(21)と、算出した前記仮定中心位置を、前記照射面の位置および/または前記撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する直交座標系位置算出手段(21)とを含む、球体位置計測装置である。
この構成によれば、請求項1に関連して説明した作用効果と同等の作用効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る球体位置計測装置の概略構成を示す図である(その1)。 本発明の一実施形態に係る球体位置計測装置の概略構成を示す図である(その2)。 図1の第1撮像システムの構成を示す斜視図である。 計測対象の玉軸受を説明するための断面図である。 第1および第2撮像システムによる照明および撮像を説明するための断面図である。 第1撮像方向から玉軸受を撮像した第1撮像画像を、u−v座標系で示す図である。 図6に示す第1撮像画像に含まれる、玉表面における第1リング照明の反射光画像を示す図である。 玉軸受を、u−v座標系で示す図である。 第1基準線に沿う方向に関し、第1照射面から光が玉の表面で反射して第1撮像レンズに届く様子を示す模式的な図である。 第2撮像方向から玉軸受を撮像した第2撮像画像を、u´−v´座標系で示す図である。である。 図10に示す第2撮像画像に含まれる、玉表面における第2リング照明の反射光画像を示す図である。 玉軸受を、u´−v´座標系で示す図である。 第2基準線に沿う方向に関し、第2照射面から光が玉の表面で反射して第2撮像レンズに届く様子を示す模式的な図である。 図1に示す画像処理部による処理内容を示すフローチャートである。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1および図2は、本発明の一実施形態に係る球体位置計測装置1の概略構成を示す図である。図2は、図1のX方向から見た図である。球体位置計測装置1は、玉軸受30を計測対象とし、公転中の玉(球体)33の中心の三次元位置を計測するための装置である。以下、互いに垂直な水平方向に沿う2方向をそれぞれX方向およびZ方向とし、鉛直上方を、Y方向として説明する。なお、図1および図2では、次に述べる第1撮像カメラ(第1撮像手段)11の第1撮像レンズ13の中心(図1参照)と、第2撮像カメラ(第2撮像手段)16の第2撮像レンズ18の中心(図1参照)とを結ぶ線分の中央位置を、原点O位置としている。
球体位置計測装置1は、玉軸受30を鉛直姿勢に保持しながら、その内輪31および外輪12を相対回転させる回転保持機構(図示しない)と、回転状態にある玉軸受30に対してリング状の光を照射するための第1リング照明12および第2リング照明17と、回転状態にある玉軸受30を撮像するための第1撮像カメラ(撮像手段)11および第2撮像カメラ(撮像手段)16と、第1撮像カメラ11および第2撮像カメラ16を駆動するための、コンピュータからなる撮像制御部(撮像制御手段)20と、第1および第2撮像カメラ11,16による撮像画像を処理するための画像処理部(反射光画像特定手段、仮定中心位置算出手段、直交座標系位置算出手段)21とを備えている。
回転保持機構は、玉軸受30の内輪31および外輪32を回転軸線回りに相対回転させる。内輪31および外輪32の相対回転の回転軸線(回転保持機構が撮像カメラ11,16から離反する方向)は、図1および図2のZ方向を含む。この実施形態では、外輪32を回転させながら内輪31を静止状態とするが、内輪31を回転させながら外輪32を静止させるようにしてもよい。さらに、内輪31および外輪32の回転方向および回転速度の少なくとも一方を互いに異ならせつつ、内輪31および外輪32を回転させることにより、内輪31および外輪32を相対回転させるようにしてもよい。
第1撮像カメラ11は、たとえばCCDカメラであり、時間的に連続する複数枚の画像からなる動画像を撮像するためのカメラである。第1撮像カメラ11は、その第1撮像レンズ13を回転保持機構に向けて水平に配置されている。第1撮像レンズ13は、仮想レンズであり、第1撮像カメラ11内の鏡筒13A(図3参照)内に収容配置されている。第1撮像カメラ11のイメージセンサ等からなる受光素子11Aと、玉軸受30の回転中心Q(回転保持機構に配置された玉軸受30の回転軸線(図1および図2のZ方向)上にあり、かつ軸方向(図1および図2のZ方向に沿う方向)の中央点)とを、水平方向に沿う所定の第1基準線Lで結ぶとすると、第1撮像カメラ11の第1撮像レンズ13の光軸は第1基準線Lに一致する。玉軸受30を回転保持機構に配置した状態で、玉軸受30の前面(図1の下面および図2の左面)の全体が、第1撮像カメラ11の撮像範囲に含まれる。第1撮像カメラ11は、第1基準線Lに沿う第1撮像方向D1(図1参照)から玉軸受30を撮像する。
第2撮像カメラ16は、たとえばCCDカメラであり、時間的に連続する複数枚の画像からなる動画像を撮像するためのカメラである。第2撮像カメラ16は、その第2撮像レンズ18を回転保持機構に向けて水平に配置されている。第2撮像レンズ18は、仮想レンズであり、第2撮像カメラ11内の鏡筒18A(図13参照)内に収容配置されている。第2撮像カメラ16のイメージセンサ等からなる受光素子16Aと、玉軸受30の回転中心Q(玉軸受30の回転軸線上にあり、かつ軸方向(図1および図2のZ方向に沿う方向)の中央点)とを、水平方向に沿う所定の第2基準線Lで結ぶとすると、第2撮像カメラ16の第2撮像レンズ18の光軸は第2基準線Lに一致する。玉軸受30を回転保持機構に配置した状態で、玉軸受30の前面(図1の下面および図2の左面)の全体が、第2撮像カメラ16の撮像範囲に含まれる。第2撮像カメラ16は、第2基準線Lに沿う第2撮像方向D2(図1参照)から玉軸受30を撮像する。
なお、第1撮像カメラ11の受光素子11Aと、第2撮像カメラ16の受光素子16Aとを結ぶ直線に沿い、かつ第1撮像カメラ11から第2撮像カメラ16に向かう方向を、図1および図2のX方向とする。また、第2基準線Lは、玉軸受30の回転軸線(図1および図2のZ方向)を中心として、第1基準線Lと線対称である(玉軸受30の回転軸線および第1基準線Lがなす角度と、玉軸受30の回転軸線および第2基準線Lがなす角度は、ともに図1のαである)。
第1および第2撮像カメラ11,16として、30(fp)以上のフレームレートで動画を撮像するカメラを採用できるが、100(fp)以上のフレームレートで動画を撮像可能な高速度カメラの採用がより一層望ましい。一例として、マスターカメラ(SA-X)やスレーブカメラ(SA-1.1)を第1および第2撮像カメラ11,16として採用できる。
第1リング照明12は、円環状をなし、その端面に円形の第1照射面12Aが設けられている。第1リング照明12は、その中心が、第1基準線L上に位置するように配置されている。第1照射面12Aからは、回転保持機構に対して均一に光が照射される。第1リング照明12は、回転保持機構による保持対象の玉軸受30の外輪32(より詳しくは外輪軌道面32A(図4参照)よりも大径であり、そのため、回転保持機構に保持された玉軸受30の全体に光を照射できるようになっている。
第2リング照明17は、円環状をなし、その端面に円形の第2照射面17Aが設けられている。第2リング照明17は、その中心が、第2基準線L上にに位置するように配置されている。第2照射面17Aからは、回転保持機構に対して均一に光が照射される。第2リング照明17は、回転保持機構による保持対象の玉軸受30の外輪32(より詳しくは外輪軌道面32A(図4参照)よりも大径であり、そのため、回転保持機構に保持された玉軸受30の全体に光を照射できるようになっている。なお、第1および第2リング照明12,17として円環状のものを例に挙げて示したが、円筒状をなしていてもよい。
以上説明した第1撮像カメラ11(第1撮像レンズ13を含む)および第1リング照明12は、第1撮像システム2に含まれている。第1撮像システム2の斜視図を、図3に示す。
また、第2撮像カメラ16(第2撮像レンズ18を含む)および第2リング照明17は、第2撮像システム3に含まれている。第2撮像システム3は、第1撮像システム2の図3に示す構成と同等であるので図示を省略する。
図1に示すように、画像処理部21には、第1および第2撮像カメラ11,16によってそれぞれ撮像された撮像画像が入力される。画像処理部21は、CPU、メモリおよび各種のインターフェイス等を含む構成のコンピュータにより構成されている。
この画像処理部21は、入力された各撮像画像に対して、所定の画像処理を施す処理部である。
図4は、球体位置計測装置1の計測対象の玉軸受30を説明するための断面図である。
玉軸受30は、内輪31と、内輪31と同心に配置された外輪32と、内輪31および外輪32間に介装された複数の転動体としての玉(球体)33と、複数の玉33を周方向に間隔を空けて保持するための保持器34とを備えた深溝玉軸受である。内輪31と外輪32とがそれらの中心軸線まわりに相対回転可能である。玉33は、内輪31の深溝型の内輪軌道面(円軌道)31Aと外輪32の深溝型の外輪軌道面(円軌道)32Aとの間に介在されている。
なお、計測対象として、玉軸受30は深溝玉軸受でなく、玉33と内輪軌道面31Aとの接触面および玉33と外輪軌道面32Aとの接触面とを結ぶ直線が、内輪31や外輪32の径方向に対して所定角度傾斜するアンギュラ型の玉軸受を採用することもできる。
図1〜図4に示すように、球体位置計測装置1による計測時には、一例として、100(N)のスラスト荷重と、1000(N)のラジアル荷重とが玉軸受30に作用しながら、回転保持機構に保持された玉軸受30の外輪32が回転される。この状態で、外輪32の回転に伴って、玉33および保持器34も、内輪軌道面31Aおよび外輪軌道面32A上を周方向に公転(回転)する。
また、外輪32の回転に際して、第1および第2リング照明12,17からの光が、玉軸受30に向けて同時に照射される(照明ステップ)とともに、第1および第2撮像カメラ11,16による撮像が実行される(第1および第2撮像ステップ)。第1撮像カメラ11による撮像と、第2撮像カメラ16による撮像とは、互いに同期して(同時に)実行される。
図5は、第1および第2撮像システム2,3による照明および撮像を説明するための断面図である。図5では、第1撮像システム2の各構成を、実線を用いて示し、第2撮像システム3の各構成を、二点鎖線を用いて示す。図5を参照して、第1および第2撮像カメラ11,16によって撮像された撮像画像における、玉33の表面の反射光について説明する。
第1撮像カメラ11の第1撮像レンズ13には、それぞれ、各玉33の表面で反射した第1リング照明12の反射光が入射される。このとき、第1照明面12Aの各所から照射された光は各玉33の表面上で反射して、第1撮像レンズ13を通して第1撮像カメラ11に入射する。第1照明面12Aが円環状をなしているので、第1リング照明12の配置側から見たとき、各玉33の表面に、第1照明面12Aからの反射光による環状の模様が表れる。これにより、各玉33の表面の反射光の像が、環状の形態で撮像される。
図6は、第1撮像方向D1から玉軸受30を撮像した第1撮像画像40を、u−v座標系(第1直交座標系)で示す図である。図7は、第1撮像画像40に含まれる、玉33表面における第1リング照明12(図5参照)の反射光画像41,42を示す図である。
第1撮像画像40には、複数の玉33の画像が含まれる。このうち、計測対象になる1つの玉33の画像(図6において矩形の枠で囲む)に着目する。第1リング照明12からの照明と、第2リング照明17(図5参照)の照明とが同時に行われるので、第1撮像カメラ11によって撮像される第1撮像画像40には、玉33表面における第1リング照明12の反射光画像41(以下、第1撮像画像40に含まれる、第1リング照明12の反射光画像を、「第1反射光画像41」という場合がある。)だけでなく、玉33表面における第2リング照明17の反射光画像42も写り込む。なお、図6に示すように、第1撮像画像40の2次元座標系は、第1基準線Lに垂直な平面の直交座標系であるu−v座標系である。玉軸受30の回転中心Qの座標は(u,v)である。
図7に示すように、第1撮像画像40に含まれる第1反射光画像41は、所定の幅を有する円環状をなしている。第1反射光画像41から、当該第1反射光画像41の中心の位置を特定する。この実施形態では、円環状の第1反射光画像41の外周縁に基づいて、第1反射光画像41の中心の位置を特定する。なお、図7に示す、点a、点b、点cおよび点dは、第1反射光画像41に含まれる、第1リング照明12の第1照明面12Aの外側の横端a1(図1参照)からの光の反射位置、第1照明面12Aの上端b1(図2参照)からの光の反射位置、第1照明面12Aの内側の横端c1(図1参照)からの光の反射位置、および第1照明面12Aの下端d1(図2参照)からの光の反射位置を、それぞれ示している。
図8は、玉軸受30を、u−v座標系で示す図である。図9は、第1基準線Lに沿う方向に関し、第1照射面12Aから光が玉33の表面で反射して第1撮像レンズ13に届く様子を示す模式的な図である。
従来の手法では、第1反射光画像41と第1撮像レンズ13とを結ぶ直線の延長線上に玉33の真の中心位置Oがあることを前提に、第1反射光画像41と第1撮像レンズ13とを結ぶ直線の延長線上と、回転中心Qと玉33とを結ぶ直線との交点P(第1仮定中心位置P)の座標を算出し、第1仮定中心位置Pの座標を、u−v座標系における玉33の中心位置Oの座標と擬制していた。
しかしながら、図9に示すように、第1リング照明12の径寸法、大きさおよび配置位置によっては、第1照射面12Aが、第1撮像レンズ13の中心と玉33とを結ぶ直線上に配置されない場合がある。このような場合、第1反射光画像41と第1撮像レンズ13とを結ぶ直線の延長線上に玉33の真の中心位置Oが存在しないから、当該延長線上に玉33の真の中心位置Oがあると仮定して算出した第1仮定中心位置Pは、玉33の中心位置Oを正確に表していない。
以下、図8および図9を参照しながら、u−v座標系における玉33の仮定中心位置Pの座標と、u−v座標系における玉33の真の中心位置Oの座標との関係について説明する。
図9に示すように、第1反射光画像41の位置(玉33の表面における反射位置)と第1基準線Lとの間の最短距離をmとする。第1基準線Lに沿う方向に関する、第1撮像レンズ13の中心と第1リング照明12の中心との間の距離をcとする。第1基準線Lに沿う方向に関する、第1リング照明12の中心と第1反射光画像41の位置との間の距離をdとする。第1反射光画像41に対する入射角および反射角をそれぞれθF1とする。玉33から第1撮像レンズ13の中心に向けて反射する反射光と第1基準線Lとがなす角度をθF2とする。第1リング照明12から玉33に向けて入射する入射光と第1基準線Lとがなす角度をθF3とする。
このとき、θF1、θF2およびθF3は、それぞれ、次式(4)〜(6)のように表すことができる。
θF1=(θF3−θF2)/2 ・・・(4)
θF2=tan−1(m/(c+d)) ・・・(5)
θF3=tan−1(m/d) ・・・(6)
このとき、回転中心Qと玉33とを結ぶ直線に、第1反射光画像41を第1基準線Lに沿って垂下されたときの垂下点をBとし、玉33の半径をrとすると、中心位置Oと垂下点Bとの距離Oは、次式(7)で表すことができる。
=r・sin(θF1+θF2) ・・・(7)
一方、第1仮定中心位置Pと垂下点Bとの距離Pは、次式(8)で表すことができる。
=r・cos(θF1+θF2)・tanθF2 ・・・(8)
中心位置Oと第1仮定中心位置Pとの距離Oは、距離Oから距離Pを差し引いた長さであるから、次式(9)を導出することができる。その結果、距離Oは、次式(10)で表すことができる。
=O−P=r・(sin((θF2+θF3)/2)−cos((θF2+θF3)/2))・tanθF2 ・・・(9)
=r・(sin((θF2+θF3)/2)−cos((θF2+θF3)/2))・tan((θF2+θF3)/2+(θF2−θF3)/2)) ・・・(10)
また、u−v座標系における第1仮定中心位置Pおよび回転中心Qの座標をそれぞれ(u,v)および(u,v)とし、図8に示すように計測対象である玉33がu−v座標系のu軸となす角度をφとする。
この場合、中心位置O、第1仮定中心位置Pおよび回転中心Qは一直線上にならんでいるので、図8のように回転中心Qを中心とするu−v座標系を考慮すると、中心位置Oのu−v座標における座標(u,v)を、次式(11)および(12)のように表すことができる。
=(u−u)+O・cosφ ・・・(11)
=(v−v)+O・sinφ ・・・(12)
式(11)および式(12)に、式(10)をあてはめることにより、次式(13)〜(15)を導くことができる。
=(u−u)+k・cosφ ・・・(13)
=(v−v)+k・sinφ ・・・(14)
k=r・(sin((θF2+θF3)/2)−cos((θF2+θF3)/2))・tan((θF2+θF3)/2+(θF2−θF3)/2)) ・・・(15)
図5に示すように、第2撮像カメラ16の第2撮像レンズ18には、それぞれ、各玉33の表面で反射した第2リング照明17の反射光が入射される。このとき、第2照明面17Aの各所から照射された光は、玉33の表面上で反射して、第2撮像レンズ18を通して第2撮像カメラ16に入射する。第2照明面17Aが円環状をなしているので、第2リング照明17の配置側から見たとき、玉33の表面に、第2照明面17Aからの反射光による環状の模様が表れる。これにより、玉33の表面の反射光の像が、環状の形態で撮像される。
図10は、第2撮像方向D2から玉軸受30を撮像した第2撮像画像43を、u−v座標系と異なる座標系であるu´−v´座標系(第2直交座標系)で示す図である。図11は、第2撮像画像43に含まれる、玉33表面における第2リング照明17(図5参照)の反射光画像44,45を示す図である。
第2撮像画像43には、複数の玉33の画像が含まれる。このうち、計測対象になる1つの玉33の画像(図10において矩形の枠で囲む)に着目する。第1リング照明12(図5参照)からの照明と、第2リング照明17の照明とが同時に行われるので、第2撮像カメラ16によって撮像される第2撮像画像43には、玉33表面における第2リング照明17の反射光画像44(以下、第2撮像画像43に含まれる、第2リング照明17の反射光画像を、「第2反射光画像44」という場合がある。)だけでなく、玉33表面における第1リング照明12の反射光画像45も写り込む。なお、図10に示すように、第2撮像画像43の2次元座標系は、第2基準線Lに垂直な平面の直交座標系であるu´−v´座標系である。
図11に示すように、第2撮像画像43に含まれる第2反射光画像44は、所定の幅を有する円環状をなしている。第2反射光画像44から、当該第2反射光画像44の中心の位置を特定する。この実施形態では、円環状の第2反射光画像44の外周縁に基づいて、第2反射光画像44の中心の位置を特定する。なお、図11に示す、点a、点b、点cおよび点dは、第2反射光画像44に含まれる、第2リング照明17の第2照明面17Aの外側の横端a2(図1参照)からの光の反射位置、第2照明面17Aの上端(図示しない)からの光の反射位置、第2照明面17Aの内側の横端
c2(図1参照)からの光の反射位置、および第2照明面17Aの下端(図示しない)からの光の反射位置を、それぞれ示している。
図12は、玉軸受30を、u´−v´座標系で示す図である。図13は、第2基準線Lに沿う方向に関し、第2照射面17Aから光が玉33の表面で反射して第2撮像レンズ18に届く様子を示す模式的な図である。
従来の手法では、第2反射光画像44と第2撮像レンズ18とを結ぶ直線の延長線上に玉33の真の中心位置Oがあることを前提に、第2反射光画像44と第2撮像レンズ18とを結ぶ直線の延長線上と、回転中心Qと玉33とを結ぶ直線との交点P(第2仮定中心位置P)の座標を算出し、この第2仮定中心位置Pの座標を、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oの座標と擬制していた。
しかしながら、図13に示すように、第2リング照明17の径寸法、大きさおよび配置位置によっては、第2照射面17Aが、第2撮像レンズ18の中心と玉33とを結ぶ直線上に配置されない場合がある。このような場合、第2反射光画像44と第2撮像レンズ18とを結ぶ直線の延長線上に玉33の真の中心位置Oが存在しないから、当該延長線上に玉33の真の中心位置Oがあると仮定して算出した第2仮定中心位置Pは、玉33の中心位置Oを正確に表していない。
以下、図12および図13を参照しながら、u´−v´座標系における玉33の第2仮定中心位置Pの座標と、u´−v´座標系における玉33の真の中心位置Oの座標との関係について説明する。
図13に示すように、第2反射光画像44の位置(玉33の表面における反射位置)と第2基準線Lとの間の最短距離をmとする。第1基準線Lに沿う方向に関する、第2撮像レンズ18の中心と第2リング照明17の中心との間の距離をcとする。第2基準線Lに沿う方向に関する、第2リング照明17の中心と第2反射光画像44の位置との間の距離をdとする。第2反射光画像44に対する入射角および反射角をそれぞれθG1とする。玉33から第2撮像レンズ18の中心に向けて反射する反射光と第2基準線Lとがなす角度をθG2とする。第2リング照明17から玉33に向けて入射する入射光と第2基準線Lとがなす角度をθG3とする。
このとき、θG1、θG2およびθG3は、それぞれ、次式(16)〜(18)のように表すことができる。
θG1=(θG3−θG2)/2 ・・・(16)
θG2=tan−1(m/(c+d)) ・・・(17)
θG3=tan−1(m/d) ・・・(18)
このとき、回転中心Qと玉33とを結ぶ直線に、第2反射光画像44を第1基準線Lに沿って垂下されたときの垂下点をBとし、玉33の半径をrとすると、中心位置Oと垂下点Bとの距離Oは、次式(19)で表すことができる。
=r・sin(θG1+θG2) ・・・(19)
一方、第2仮定中心位置Pと垂下点Bとの距離Pは、次式(20)で表すことができる。
=r・cos(θG1+θG2)・tanθG2 ・・・(20)
中心位置Oと第2仮定中心位置Pとの距離Oは、距離Oから距離Pを差し引いた長さであるから、次式(21)を導出することができる。その結果、距離Oは、次式(22)で表すことができる。
=O−P=r・(sin((θG2+θG3)/2)−cos((θG2+θG3)/2))・tanθG2 ・・・(21)
=r・(sin((θG2+θG3)/2)−cos((θG2+θG3)/2))・tan((θG2+θG3)/2+(θG2−θG3)/2)) ・・・(22)
また、u´−v´座標系における第2仮定中心位置Pおよび回転中心Qの座標をそれぞれ(u´,v´)および(u´,v´)とし、図12に示すように計測対象である玉33がu´−v´座標系のu´軸となす角度をφとする。
この場合、中心位置O、第2仮定中心位置Pおよび回転中心Qは一直線上にならんでいるので、図12のように回転中心Qを中心とするu´−v´座標系を考慮すると、中心位置Oのu´−v´座標における座標(u´,v´)を、次式(23)および(24)のように表すことができる。
´=(u´−u´)+O・cosφ ・・・(23)
´=(v´−v´)+O・sinφ ・・・(24)
式(23)および式(24)に、式(22)をあてはめることにより、次式(25)〜(27)を導くことができる。
´=(u´−u´)+k´・cosφ ・・・(25)
´=(v´−v´)+k´・sinφ ・・・(26)
k´=r・(sin((θG2+θG3)/2)−cos((θG2+θG3)/2))・tan((θG2+θG3)/2+(θG2−θG3)/2)) ・・・(27)
図14は、図1に示す画像処理部21による処理内容を示すフローチャートである。
以下、図1〜図13を参照しつつ、玉33の中心位置Oの計測時における撮像画像の処理について説明する。以下のフローチャートでは、玉軸受30(図4等参照)に含まれる玉33のうち、所定の玉33の位置を計測する場合を例に挙げて説明するが、全ての玉33の位置を計測するものであってもよい。
まず、画像処理部21は、第1撮像カメラ11からの第1撮像画像40の入力、および第2撮像カメラ16からの第2撮像画像43の入力を受け付け、メモリに記憶する(S1:画像記憶)。
その後、画像処理部21は、第1撮像画像40に含まれる計測対象の玉33の表面の第1反射光画像41を認識し、第1反射光画像41の中心の座標をu−v座標系で特定する(S2:第1反射光画像特定)。具体的には、第1反射光画像41の認識のための処理は、たとえば、撮像画像40における玉33に対し、所定の輝度値を闇値とする2値化処理を施すことにより、第1反射光画像41を抽出する。また、第1反射光画像41の中心の座標は、たとえば環状の第1反射光画像41の外周縁に含まれる画素の座標値の総和を当該画素の数で割ることによって求めることができる。
次いで、画像処理部21は、特定された第1反射光画像41の位置に基づいて、第1仮定中心位置Pのu−v座標系の座標(u,v)を演算により算出する(S3:第1仮定中心位置算出)。
次いで、画像処理部21は、算出した第1仮定中心位置Pの座標(u,v)を、前記の式(13)〜式(15)を用いて補正して、u−v座標系における玉33の中心位置Oの座標(u,v)を算出する(S4:u−v座標系における中心位置算出。第1直交座標系位置算出ステップ)。
また、画像処理部21は、第2撮像画像43に含まれる計測対象の玉33の表面の第2反射光画像44を認識し、第2反射光画像44の位置をu´−v´座標系で特定する(S5:第2反射光画像特定)。具体的には、第2反射光画像44の認識のための処理は、たとえば、撮像画像41における玉33に対し、所定の輝度値を闇値とする2値化処理を施すことにより、第2反射光画像44を抽出する。また、第2反射光画像44の中心の座標は、たとえば環状の第2反射光画像44の外周縁に含まれる画素の座標値の総和を当該画素の数で割ることによって求めることができる。
次いで、画像処理部21は、特定された第2反射光画像44の位置に基づいて、第2仮定中心位置Pのu´−v´座標系の座標(u´,v´)を演算により算出する(S6:第2仮定中心位置算出)。
次いで、画像処理部21は、算出した第2仮定中心位置Pの座標(u´,v´)を、前記の式(25)〜式(27)を用いて補正して、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oの座標(u´,v´)を算出する(S7:u´−v´座標系における中心位置算出。第2直交座標系位置算出ステップ)。
ステップS4およびステップS7の処理の後、u−v座標系における玉33の中心位置Oの座標(u,v)と、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oの座標(u´,v´)とに基づいて、玉33の中心位置Oの三次元座標を演算により算出する(S8:中心位置の三次元位置算出。三次元位置算出ステップ)。第1撮像画像40の撮像方向である第1撮像方向D1と第2撮像画像43の撮像方向である第2撮像方向D2とが互いに異なる方向であるので、玉33の中心Pの三次元位置を求めることができる。u−v座標系における玉33の中心位置Oおよびu´−v´座標系における玉33の中心位置Oの位置をそれぞれ特定できれば、これらの位置に基づいて、玉33の中心位置Oの三次元位置を求めることが可能である。
具体的には、画像処理部21は、u−v座標系における玉33の中心位置Oの座標(u,v)と、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oの座標(u´,v´)とを、次の式(28)にあてはめることにより、中心位置Oの三次元座標(X,Y,Z)を導き出す。
(X,Y,Z)=B/(u−u´)×(1/2(u+u´),1/2(v+v´),f)
(但し、B…第1および第2撮像レンズ13,18の間隔(図1参照)、f…第1撮像レンズ13のレンズ焦点距離および第2撮像レンズ18のレンズ焦点距離(図1参照)、i…複数の玉33のうち、計測対象になる玉33を特定するための番号) ・・・(28)
この実施形態では、撮像カメラ11,16を同時に、連続的に複数回繰り返し撮像させる。そして、連続する撮像画像を解析することにより、公転中の玉33の周方向の各所における位置を計測でき、これにより、公転中の玉33の挙動を良好に計測できる。
以上によりこの実施形態によれば、軌道面31A,32A上を公転する玉33を、第1リング照明12および第2リング照明17によって照明しながら、第1および第2撮像方向D1,D2からそれぞれ同時に撮像する。第1リング照明12および第2リング照明17からの光が玉33の表面で反射されるために、第1撮像方向D1から撮像した第1撮像画像40には、第1反射光画像41と、玉33表面における第2リング照明17の反射光画像42との双方が写り込む。また、第2撮像方向D2から撮像した第2撮像画像43にも、玉33表面における第1リング照明12の反射光画像45と、第2反射光画像44との双方が写り込む。
そして、u−v座標系で特定された特定された第1反射光画像41の位置に基づいて、第1仮定中心位置Pのu−v座標系の座標(u,v)を算出する。そして、算出された第1仮定中心位置Pの座標(u,v)を、前記の式(13)〜式(15)を用いて補正(第1照射面12Aの位置および/または第1撮像レンズ13の位置に基づいて補正)することにより、u−v座標系における玉33の中心位置Oの座標(u,v)が算出される。
そのため、第1撮像レンズ13と玉33とを結ぶ直線上に第1照射面12Aが配置されておらず、その結果、撮像画像に含まれる第1反射光画像41の位置が、第1撮像レンズ13と玉33の真の中心位置とを結ぶ直線上からずれている場合であっても、そのずれを補正することにより、u−v座標系における玉33の中心位置Oを算出することができる。ゆえに、第1リング照明12の第1照射面12Aの位置および/または第1撮像レンズ13の位置によらずに、u−v座標系における玉33の中心位置Oの位置を精度良く求めることができる。
また、u´−v´座標系で特定された特定された第2反射光画像44の位置に基づいて、第2仮定中心位置Pのu´−v´座標系の座標(u´,v´)を算出する。そして、算出された第2仮定中心位置Pの座標(u´,v´)を、前記の式(25)〜式(27)を用いて補正(第2照射面17Aの位置および/または第2撮像レンズ18の位置に基づいて補正)することにより、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oの座標(u´,v´)が算出される。
そのため、第2撮像レンズ18と玉33とを結ぶ直線上に第2照射面17Aが配置されておらず、その結果、撮像画像に含まれる第2反射光画像44の位置が、第2撮像レンズ18と玉33の真の中心位置とを結ぶ直線上からずれている場合であっても、そのずれを補正することにより、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oを算出することができる。ゆえに、第2リング照明17の第2照射面17Aの位置および/または第2撮像レンズ18の位置によらずに、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oの位置を精度良く求めることができる。
そして、第1撮像画像40の撮像方向である第1撮像方向D1と第2撮像画像43の撮像方向である第2撮像方向D2とが互いに異なる方向であるので、u−v座標系における玉33の中心位置Oと、u´−v´座標系における玉33の中心位置Oとに基づいて、玉33の中心位置Oの三次元座標が算出される。u−v座標系における玉33の中心位置Oおよびu´−v´座標系における玉33の中心位置Oをそれぞれ正確に検出できるので、玉33の中心位置Oの三次元座標を精度良く検出できる。ゆえに、公転中の玉33に軸方向(図1および図2で示すZ方向)への蛇行が生じている場合には、この蛇行を良好に検出できる。
以上、この発明の一つの実施形態について説明したが、本発明は他の形態で実施することもできる。
たとえば、本発明に係る球体位置計測方法として、撮像手段およびリング照明の対を2対設け、互いに異なる2方向から玉33を撮像することにより、玉33の中心の三次元位置を求めるものを例に挙げて説明したが、本発明は、撮像手段およびリング照明の対を1対設け、1方向から玉33を撮像することにより玉33の中心の三次元位置を求める、特開2012−98177号公報に記載のような計測方法にも適用可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1…球体位置計測装置、11…第1撮像カメラ(撮像手段)、12…第1リング照明、12A…第1照射面、16…第2撮像カメラ(撮像手段)、17…第2リング照明、17A…第2照射面、20…撮像制御部(撮像制御手段)、21…画像処理部(反射光画像特定手段、仮定中心位置算出手段、直交座標系位置算出手段)、31A,32A…軌道面(円軌道)、33…玉(球体)、40…第1撮像画像、41…第1反射光画像、43…第2撮像画像、44…第2反射光画像、D1…第1撮像方向、D2…第2撮像方向、L…第1基準線、L…第2基準線、O…玉の中心位置(球体の中心の三次元座標)、P…第1仮定中心位置、P…第2仮定中心位置、Q…回転中心(中心)

Claims (4)

  1. 円軌道上を公転する球体の位置を計測するための球体位置計測方法であって、
    前記円軌道の中心を通り直線状に延びる所定の基準線上に中心を有する円環状の照射面を有するリング照明によって前記球体を照明する照明ステップと、
    前記照明ステップと並行して、公転している前記球体を、前記基準線上に配置された撮像レンズを介して、前記基準線に沿う所定の撮像方向から撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップで撮像された撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記リング照明の反射光の画像である反射光画像の位置を、前記基準線に垂直な平面の所定の直交座標系で特定する反射光画像特定ステップと、
    前記直交座標系において特定された前記反射光画像の位置に基づいて、前記撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、前記直交座標系における仮定中心位置を算出する仮定中心位置算出ステップと、
    算出した前記仮定中心位置を、前記照射面の位置および/または前記撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する直交座標系位置算出ステップとを含む、球体位置計測方法。
  2. 前記直交座標系位置算出ステップは、算出した前記仮定中心位置の座標(u,v)を、下記の式(1)〜(3)を用いて補正して、前記直交座標系における前記球体の中心の位置の座標(u,v)を算出する、請求項1に記載の球体位置計測方法。
    =(u−u)+k・cosφ ・・・式(1)
    =(v−v)+k・sinφ ・・・式(2)
    k=r・(sin((θ+θ)/2)−cos((θ+θ)/2))・tan((θ+θ)/2+(θ−θ)/2))・・・式(3)
    (但し、前記直交座標系における、前記円軌道の前記中心の座標を(u,v)とする。また、前記リング照明から前記球体に向けて入射する入射光と前記基準線とがなす角度をθとし、前記球体から前記撮像レンズに向けて反射する反射光と前記基準線とがなす角度をθとし、前記球体の半径をrとし、φは前記直交座標の一方の座標軸と前記円軌道の中心とがなす角度をφとする。)
  3. 円軌道上を公転する球体の位置を計測するための球体位置計測方法であって、
    前記円軌道の中心を通り直線状に延びる所定の第1基準線上に中心を有する円環状の第1照射面を有する第1リング照明と、前記円軌道の前記中心を通り、前記第1基準線とは異なる第2基準線上に中心を有する円環状の第2照射面を有する第2リング照明との双方によって前記球体を照明する照明ステップと、
    前記照明ステップと並行して、公転している前記球体を、前記第1基準線上に配置された第1撮像レンズを介して、前記第1基準線に沿う所定の第1撮像方向から撮像する第1撮像ステップと、
    前記照明ステップと並行して、公転している前記球体を、前記第2基準線上に配置された第2撮像レンズを介して、前記第2基準線に沿う所定の第2撮像方向から撮像する第2撮像ステップと、
    前記第1撮像ステップで撮像された第1撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記第1リング照明の反射光の画像である第1反射光画像の位置を、前記第1基準線に垂直な平面の直交座標系である第1直交座標系で特定する第1反射光画像特定ステップと、
    前記第2撮像ステップで撮像された第2撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記第2リング照明の反射光の画像である第2反射光画像の位置を、前記第2基準線に垂直な平面の直交座標系である第2直交座標系で特定する第2反射光画像特定ステップと、
    前記直交座標系において特定された前記第1反射光画像の位置に基づいて、前記第1撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、前記第1直交座標系における第1仮定中心位置を算出する第1仮定中心位置算出ステップと、
    前記直交座標系において特定された前記第2反射光画像の位置に基づいて、前記第2撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、前記第2直交座標系における第2仮定中心位置を算出する第2仮定中心位置算出ステップと、
    算出した前記第1仮定中心位置を、前記第1照射面の位置および/または前記第1撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記第1直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する第1直交座標系位置算出ステップとを含む、
    算出した前記第2仮定中心位置を、前記第2照射面の位置および/または前記第2撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記第2直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する第2直交座標系位置算出ステップと、
    前記第1直交座標系位置算出ステップによって算出された第1直交座標系における前記球体の中心の位置と、前記第2直交座標系位置算出ステップによって算出された第2直交座標系における前記球体の中心の位置とに基づいて、前記球体の中心の三次元座標を算出する三次元位置算出ステップとを含む、球体位置計測方法。
  4. 円軌道上を公転する球体の位置を計測するための球体位置計測装置であって、
    前記円軌道の中心を通り直線状に延びる所定の基準線上に中心を有する円環状の照射面を有するリング照明と、
    前記基準線上に配置された撮像レンズを介して、前記基準線に沿う所定の撮像方向から、前記球体を撮像するための撮像手段と、
    公転している前記球体を前記リング照明によって照明させながら、前記撮像手段によって前記球体を、前記撮像方向から撮像させる撮像制御手段と、
    撮像された撮像画像に含まれる、前記球体表面における前記リング照明の反射光の画像である反射光画像の位置を、前記基準線に垂直な平面の所定の直交座標系で特定する反射光画像特定手段と、
    前記直交座標系において特定された前記反射光画像の位置に基づいて、前記撮像レンズと前記球体とを結ぶ直線上に前記球体の中心の位置があると仮定した場合の、直交座標系における仮定中心位置を算出する仮定中心位置算出手段と、
    算出した前記仮定中心位置を、前記照射面の位置および/または前記撮像レンズの焦点位置に基づいて補正して、前記直交座標系における前記球体の中心の位置を算出する直交座標系位置算出手段とを含む、球体位置計測装置。
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CN114791266A (zh) * 2022-03-08 2022-07-26 中车大连机车研究所有限公司 一种新型四点接触球轴承滚道测量系统

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