JP2015055179A - 2軸スクリューポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに非接触である一対のポンプスクリューを有するポンプでありながら、被移送物から気体を除去しながら移送することのできる2軸スクリューポンプが望まれている。【解決手段】この2軸スクリューポンプ1は、非接触の一対のポンプスクリュー7a,7bと、ポンプスクリュー7a,7bと収容室52とによりポンプ室6を形成するポンプケーシング2と、ポンプケーシング2に連結された軸受部5とを備え、ポンプ室6が形成された領域のポンプケーシング2に取入口18が設けられ、ポンプケーシング2の他端部に吐出口19が設けられていて、取入口18からポンプ室6に取り入れられた被移送物Qを、ポンプスクリュー7a,7bの回転駆動により移送し吐出口19から吐出するポンプであって、取入口18よりも被移送物移送方向Fの上流側で且つポンプケーシング2の上部に、収容室52内の気体を抜き出すための抜出口20を設け、当該抜出口20に、収容室52内の気体を抜き出す脱気装置27を連結したものである。【選択図】図7

Description

本発明は、被移送物中の気体を除去しながら移送する2軸スクリューポンプに関するものである。
従来、高粘度の被移送物を移送する移送装置としては、互いに螺合する2つのスクリューがポンプケーシング内に配備され、このポンプケーシングに被移送物を取り入れるための取入口が設けられ、この取入口の被移送物移送方向下流側に被移送物を吐出するための吐出口が設けられた2軸スクリューポンプが既に知られている。また、波状に形成されたモーノ回転子がポンプケーシング内に配備され、このポンプケーシングに被移送物を取り入れるための取入口が設けられ、この取入口の被移送物移送方向下流側に被移送物を吐出するための吐出口が設けられたモーノポンプも知られている。前記した2軸スクリューポンプおよびモーノポンプはいずれも、スクリュー同士、あるいはスクリュー(またはモーノ回転子)とケーシング内周面とが接触する形式であるから漏れがなく、ポンプケーシングよりも低い位置にある被移送物を取入口から吸い上げて移送することができる。
一方、2軸スクリューを有する移送装置としては、例えば特許文献1に記載された充填装置が知られている。この特許文献開示の充填装置では、互いに螺合する2つのスクリューがシリンダ内に配備され、超臨界流体が加えられて溶融化した合成樹脂成形材料を取り入れるための取入口がシリンダの途中に設けられ、この取入口よりも溶融化合成樹脂成形材料を移送する方向の下流側に、溶融化合成樹脂成形材料から気化して分離した大量の超臨界流体ガスを抜き出すための下流側ベント口が設けられ、前記取入口より上流側にも超臨界流体ガスを抜き出すための上流側ベント口が設けられている。
特開2002−355880号公報
ところで、味噌、つきたての餅、うどん生地、パン生地、餡などの食材、クリームなどの化粧料材料、グリスなどの工業用材料のような、手で持ったとき垂れ落ちない程の高粘度物は、金属粉や気泡が混入すると、それらの分離除去処理は極めて困難であり、最悪の場合は廃棄される場合がある。しかしながら、先述した脱気式の2軸スクリューポンプ、モーノポンプ、および特許文献記載の2軸スクリュー充填装置はいずれも、スクリュー同士、あるいはスクリュー(またはモーノ回転子)とポンプケーシング(またはシリンダ)の内周面とが接触するので、ポンプ室内を真空引き可能な構造になっている反面、接触部分から金属摩耗粉が生じやすい。また、スクリューなどの接触部分で、被移送物が剪断作用を受けて元来の性質が変わるおそれがある。そのために、前記した3つの従来装置は特に食材などを取り扱うものとしては好ましくない。一方で、特許文献記載の2軸スクリュー充填装置では、取入口上流側のシリンダに上流側ベント口が設けられているが、この上流側ベント口は、シリンダ内で気化した大量の超臨界流体ガスを抜き出すために止むを得ず設けられたものである。また、溶融化合成樹脂成形材料の移送の際のシリンダ内圧力も負圧ではなく、3.4MPaと高値の正圧である。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、互いに非接触である一対のポンプスクリューを有するポンプでありながら、被移送物から気体を除去しながら移送することのできる2軸スクリューポンプの提供を目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明に係る2軸スクリューポンプは、互いに非接触で螺合して回転する一対のポンプスクリューと、一対のポンプスクリューを非接触で収容する収容室がケーシング内に形成されていて前記一対のポンプスクリューと収容室とによりポンプ室を形成するポンプケーシングと、ポンプケーシングに連結されていて前記一対のポンプスクリューの片端部を片持ち状で回動自在に支承する軸受部とを備え、ポンプ室が形成された領域のポンプケーシングには被移送物をポンプ室に取り入れるための取入口が設けられ、一対のポンプスクリューの遊動端側のポンプケーシングにはポンプ室から移送された被移送物を吐出するための吐出口が設けられていて、取入口からポンプ室に取り入れられた被移送物を、一対のポンプスクリューの回転駆動により移送し吐出口から吐出する2軸スクリューポンプにおいて、取入口よりも被移送物移送方向の上流側で且つポンプケーシングの上部に、収容室内の気体を抜き出すための抜出口を設け、当該抜出口に、収容室内の気体を抜き出す脱気装置を連結したことを特徴とする構成にしてある。
また、前記構成において、取入口が、収容室の上下中央部よりも上方位置のポンプケーシングに設けられているものである。
そして、前記した各構成において、取入口が、収容室の上下中央部よりも下方位置のポンプケーシングに設けられ、被移送物移送方向へのみ被移送物の流通を許容する逆止弁が前記吐出口の被移送物移送方向下流側に設けられ、前記逆止弁に予め設定されている設定圧力を吐出圧力が超えたときに、逆止弁が開弁して被移送物を流通させるように構成されているものである。
更に、前記した各構成において、ポンプケーシングの吐出口の被移送物移送方向下流側に、吐出口から送り出された被移送物中の金属を探知する金属探知装置が配備されているものである。
本発明に係る2軸スクリューポンプによれば、ポンプスクリュー同士および各ポンプスクリューとポンプケーシングの内周面とが常時非接触の構造であり、取入口よりも被移送物移送方向の上流側で且つポンプケーシングの上部に、気体の抜出口が設けられ、抜出口に脱気装置が連結されているので、脱気装置の吸引作用により被移送物から分離された気体は、ポンプスクリュー同士の隙間および各ポンプスクリューとポンプケーシングの内周面との隙間を通り、抜出口を経てケーシング外へ排出され得る。一方、気体を分離除去された被移送物は、ポンプスクリューのポンプ作用により移送され、吐出口から送り出され得る。
また、取入口が、ポンプ室の上下中央部よりも上方位置のポンプケーシングに設けられているものでは、他の付帯機器を使用することなく、気体を分離しながら被移送物を移送することができる。
そして、取入口がポンプケーシングの下部に設けられ、逆止弁が吐出口の下流側に設けられているものでは、逆止弁が開弁している状態で脱気装置の吸引作用により、ポンプケーシングの下方位置にある容器中の被移送物をポンプケーシングのポンプ室内に吸い上げることができる。そして、ポンプ室内に吸い上げられた被移送物は、気体を分離除去されながらポンプスクリューにより移送され得る。そのうち、吐出口から送り出された被移送物の吐出圧力が設定圧力を超えたとき、逆止弁が開弁して被移送物を流通させる。すなわち、非接触式で吸上げ式の2軸スクリューポンプを提供できたのである。
更に、逆止弁の下流側に金属探知装置が配備されているものでは、金属が被移送物中に含まれていても、金属探知装置により金属の存在を検知することができる。従って、特に味噌や餡などの食材を移送するものとして好適に使用することができる。この場合、被移送物中に気泡が混在していると、その気泡により金属探知装置の誤動作を引き起こすことがあり、その場合は被移送物の生産に支障を来たすこととなる。しかしながら、本発明の2軸スクリューポンプによれば、ポンプケーシングで被移送物中の気泡が除去されるので、下流側の金属探知装置の誤検知を生じることはほとんどなく、生産性を著しく向上化させることができる。
本発明の実施形態1に係る2軸スクリューポンプを示す図であって、(a)は側面図、(b)は平面図である。 前記2軸スクリューポンプの一部断面を含む内部平面構成図である。 図2におけるA−A線矢視断面図である。 前記2軸スクリューポンプのポンプケーシングを示す図であって、(a)は一部平断面を含む平面図、(b)は(a)におけるB−B線矢視断面図、(c)は(b)におけるC−C線矢視図である。 前記2軸スクリューポンプの一対のポンプスクリューを示す部分拡大平面図である。 前記2軸スクリューポンプのポンプスクリューとポンプケーシングの内周面を示す部分拡大平面図である。 前記2軸スクリューポンプの動作を説明するための一部断面を含む側面図である。 本発明の実施形態2に係る2軸スクリューポンプの一部断面を含む内部平面構成図である。 前記実施形態2に係る2軸スクリューポンプに使用される逆止弁を示す図であって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は側断面図である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる各実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1に係る2軸スクリューポンプを示す図であって、(a)は側面図、(b)は正面図、図2は前記2軸スクリューポンプの一部断面を含む内部平面構成図、図3は図2におけるA−A線矢視断面図である。
各図において、この実施形態1に係る2軸スクリューポンプ1は、前後貫通した筒状のポンプケーシング2と、ポンプケーシング2の末端部に連結された軸受部5とを備えている。ポンプケーシング2の前端部には吐出側ケーシング3が連結され、この吐出側ケーシング3の前端部に管部4が連結されている。ポンプケーシング2内には一対のポンプスクリュー7a,7bが収容される。軸部8a,8bに止めネジなどで固定されたポンプスクリュー7a,7bの前端部は、軸受などに支承されていない遊動端26,26となっている。これらの遊動端26,26には、固定用板14,14があてがわれ、例えばボルト15,15によって軸部8a,8bに固定されている。ポンプスクリュー7aの螺旋方向とポンプスクリュー7bの螺旋方向は逆向きである。
軸受部5はハウジング9とカバー板10とから箱体に構成されており、カバー板10の端面にポンプケーシング2の筒端面が連結されている。ハウジング9内には円錐コロ軸受11,11とコロ軸受12,12が配備されている。これらのコロ軸受11,12はポンプスクリュー7aの軸部8aの片端部を片持ち状に回動自在に支承している。ポンプスクリュー7bの軸部8bの片端部も別の円錐コロ軸受11とコロ軸受12により片持ち状に回動自在に支承されている。すなわち、ポンプスクリュー7a,7bの後部側は、ハウジング9内でそれぞれ回転自由に二点支持されている。ハウジング9内でカバー板10の近傍において、ポンプスクリュー7a,7bにはシール機構16,16が装着されている。そして、ポンプスクリュー7aの軸部8aに同期歯車13aが固着されており、ポンプスクリュー7bの軸部8bには前記の同期歯車13aと噛合する同期歯車13bが固着されている。これら同期歯車13aと同期歯車13bとの同期噛合により、一対のポンプスクリュー7a,7bは、いかなる回転角度でも互いに接触することなく噛み合うように回転する。すなわち、ポンプスクリュー7a,7bは互いに非接触で螺合して回転するのである。この場合、ポンプスクリュー7aの軸部8aが駆動軸として、減速機構などの連結機構30を介してモータMに連結されている。
そして、ポンプケーシング2は、図4に示すように、正面視繭形状の収容室52が前後貫通して形成されている。ポンプケーシング2の前端部には、筒状の吐出側ケーシング3が連結されている。吐出側ケーシング3の前端部には、吐出口19を有する筒状の管部4が連結されている。吐出口19の外周縁には、他の配管と接続するためのフェルール継手部17が形成されている。この収容室52には、軸心Xa回りに回転するポンプスクリュー7aと、ポンプスクリュー7aと常に非接触で螺合して軸心Xb回りに回転するポンプスクリュー7bとが格納される。これら1対のポンプスクリュー7a,7bの各外周面7Bは、収容室52の内周面2Aとも常に非接触となっている。一方、ポンプケーシング2の上面であって前後中央部よりもやや後位置に、収容室52とケーシング上方外部とを連通する取入口18が形成されている。すなわち、取入口18は、収容室52の上下中央部よりも上方位置のポンプケーシング2に設けられている。
取入口18を囲むポンプケーシング2の上面位置には、上面開口縁にフェルール継手部22を有する管部21がボルトなどで固定され、管部21の上面開口にはホッパー24が設置される。この上面開口を有するホッパー24は、下面開口縁に形成されたフェルール継手部25が管部21のフェルール継手部22上に載せられた状態でクランプバンド(例えば図8の符号35で示したようなもの)により締結される。他方、収容室52の後端部の天井面には、左右に延びる通気溝23が上向きに陥入して形成されている。この通気溝23の上方位置のポンプケーシング2に、通気溝23とケーシング上方外部とを連通する抜出口20が形成されている。すなわち、収容室52内の気体を抜き出すための抜出口20が取入口18よりも被移送物移送方向の上流側、且つ、ポンプケーシング2の上部に形成されている。この抜出口20には、収容室52内の気体を抜き出す脱気装置27が管材などの連通路29を介して連結されている。前記の脱気装置27として、ここでは例えば空気エジェクター方式のものを用いているが、ピストン・シリンダ式または遠心ファン式の減圧ポンプを使用しても構わない。
一対のポンプスクリュー7a,7bは、軸部8a,8bが挿し通される円筒状の基部7A,7Aの外周面に螺旋状のスクリュー歯が形成されている。そして、ポンプスクリュー7aのスクリュー歯の側面7Saとポンプスクリュー7bのスクリュー歯の側面7Sbとの間には、図5に示すように、隙間Gが設けられて常時非接触になっている。また、各ポンプスクリュー7a,7bのスクリュー歯の外周面7Bとポンプスクリュー2の収容室52の内周面2Aとの間には、図6に示すように、隙間Hが設けられて常時非接触になっている。一対のポンプスクリュー7a,7bが如何なる回転角度の位置にあっても、これらの隙間G,Hは常に存在する。前記した隙間G,Hはいずれも、気体は通過できるが被移送物Qの高粘度液や硬・軟質固形物は通過できない隙間幅に設定されている。この場合、隙間Gの隙間幅は例えば0.03〜0.09mmであり、隙間Hの隙間幅は例えば0.12〜0.18mmである。そして、これら一対のポンプスクリュー7a,7bにより被移送物Qを移送し得るポンプ作用が引き起こされるのは、各図中に示した領域Pの範囲内である。この領域Pの範囲内のうち、取入口18よりも上流側となるのは、各図中に示した領域paの範囲である。尚、2軸スクリューポンプ1が食品、医薬品、化粧料材料などの移送用である場合は、衛生面および性質保持の観点から、被移送物Qが直に接する部品として、少なくともホッパー24、管部21、ポンプケーシング2、ポンプスクリュー7a,7b、吐出側ケーシング3、管部4、および管部4下流側の配管類には、ステンレス製のものを用いることが望ましい。
上記のように構成された2軸スクリューポンプ1の作用を次に説明する。移送に用いられる高粘度の被移送物Qとしては、例えば味噌、水飴、バター、溶融チョコレートなどの食品、クリームなどの化粧料、溶融合成樹脂などの工業材料、あるいは医療用材料などが挙げられる。ここでは、高粘度の被移送物Qとして、相対粘度が50Pa・sの「味噌」を用いた例を示す。
先ず、モータMの回転駆動により、ポンプスクリュー7aが一方向(図4(c)の矢印Ra方向)に回転すると、同期歯車13a,13bを介して動力伝達されたポンプスクリュー7bが逆方向(図4(c)の矢印Rb方向)に同期回転する。ポンプスクリュー7a,7bの回転速度は、例えば100〜1000rpmである。そこで、被移送物Qをホッパー24内に投入すると、その被移送物Qはホッパー24から管部21およびポンプケーシング2の取入口18内まで落下してくる。但し、脱気装置27が停止している場合、あるいは脱気装置27による減圧度が小さい場合は(例えば、−0.005MPa程度)、ポンプスクリュー7a,7bが回転駆動しているにも拘わらず、大部分の被移送物Qは取入口18の位置で留まっており、ポンプ室6内へは少量しか入って行かない。
そこで、脱気装置27を起動させると、ポンプケーシング2内の気体(ほとんどが空気)が抜出口20から抜き出され、ポンプ室6内の圧力が低下していく。そして、ポンプ室6内が或る減圧度(例えば、−0.01MPa)に到達したとき、それまで取入口18の位置に留まっていた被移送物Qが突如としてポンプ室6内へ取り込まれる。前記した脱気装置27による減圧度は、例えば−0.01〜−0.04MPa(因みに完全真空=−0.1MPa)である。これにより、被移送物Qは、ポンプスクリュー7a,7bのポンプ作用によって吐出側ケーシング3に向けて送られていくのである(黒塗矢印F方向)。
この場合、ポンプ室6内は脱気装置27により吸引されているので、ポンプ室6中の被移送物Q中に混入していた気体は被移送物Qから分かれたのち、被移送物移送方向(黒塗矢印Fの方向)とは反対方向(白抜き矢印の方向、すなわち移送方向上流側へ向けて)に移動する。このとき、気体は、ポンプケーシング2の内周面2Aとポンプスクリュー7a,7bの外周面7Bとの隙間H(図6参照)や、ポンプスクリュー7aの側面7Saとポンプスクリュー7bの側面7Sbとの隙間G(図5参照)を通過して領域pa中を移動する。その後、移動した気体は抜出口20から連通路29を経て脱気装置27により吸い出され機外へ放出される。これにより、気体を除去された被移送物Qが吐出口19から勢いよく送り出されるのである。
以上に述べたように、この実施形態の2軸スクリューポンプ1によれば、取入口18よりも被移送物移送方向の上流側(黒塗矢印F方向とは反対向き)で、且つ、ポンプケーシング2の上部に、気体の抜出口20が設けられ、この抜出口20に脱気装置27が連結されているので、被移送物Q中の気体は、脱気装置27の吸引作用により被移送物Qから分離され、ポンプスクリュー7a,7b間の隙間G、およびポンプスクリュー7aまたは7bと収容室52の内周面2Aとの隙間Hを通り抜けて抜出口20から排出され得る。一方、流動状体である被移送物Qは、前記の隙間Gや隙間Hを通過できないから、ポンプスクリュー7a,7bによるポンプ作用を受け吐出口19に向けて圧送され得る。すなわち、気体を分離しながら被移送物Qを移送させることができる。加えて、ポンプスクリュー7a,7b、ポンプケーシング2の内周面2Aが非接触なので、金属摩耗粉を発生させることなく、被移送物Qに剪断力を与えず変質させない。すなわち、食品、医療品などの移送に好適なポンプを提供することができる。
実施形態2.
本発明は実施形態1の2軸スクリューポンプに限定されるものでない。例えば、図8に示した実施形態2に係る2軸スクリューポンプ1aも本発明に含まれる。この2軸スクリューポンプ1aでは、実施形態1のポンプケーシング2とは異なる構造のポンプケーシング2aが使用される。また、収容室52の上下中央部よりも下方位置すなわちポンプケーシング2aの最底部に、取入口18aが下向きに開口して設けられている。この取入口18aは、連結管33を介して吸上げ管32に連結されている。吸上げ管32の先端は、ドラム缶などに代表される材料容器31に貯留された被移送物Q中に装入される。更に、両開口端にフェルール継手部42,42を有するエルボ管34が、管部4の吐出口19のフェルール継手部17にクランプバンド35によって連結される。そして、被移送物移送方向(黒塗矢印方向)へのみ被移送物Qの流通を許容する逆止弁36は、そのフェルール継手部38がクランプバンド35によってエルボ管34の他方のフェルール継手部42と連結される。
前記の逆止弁36は、図9に示すように、入側ケース40と、出側ケース41と、支持用フレーム44と、弁48と、クランプバンド39と、から主として構成されている。入側ケース40は上下貫通した筒状に形成されており、筒内に弁座49が形成されている。入側ケース40の下端開口外周縁にフェルール継手部38が形成され、上端開口外周縁にはフェルール継手部42が形成されている。出側ケース41も上下貫通した筒状に形成されており、その下端開口外周縁にフェルール継手部43が形成され、上端開口外周縁にはフェルール継手部37が形成されている。入側ケース40の上端開口内周縁と出側ケース41の下端開口内周縁との間に、円板状の支持用フレーム44が挟持される。支持用フレーム44は、その平面視中央部に上下貫通した支持孔45が形成され、支持孔45の周囲には上下貫通した複数の開口部46,46,46が形成されている。弁48の平面視中央部には上向きに突出した摺動軸部47が一体に形成され、この摺動軸部47が支持用フレーム44の支持孔45内で上下摺動することにより、弁48が入側ケース40の弁座49を開閉するようになっている。
弁48の上面と支持用フレーム44の下面との間の摺動軸部47には、被移送物移送方向(図9(c)の黒塗矢印方向)と反対方向(閉弁方向)に弁48を弾性付勢するコイルバネ60が装着されている。そして、支持用フレーム44を挟持した状態でフェルール継手部42とフェルール継手部43が重ね合わされ、更にクランプバンド39により締結されることにより、逆止弁36が一体に組み立てられる。この逆止弁36の弁開放圧力は、コイルバネ60のバネ弾性力により決定され、例えば0.01〜0.1MPaである。この弁開放圧力の設定値(設定圧力)は、支持フレーム44の雌ネジ部に対して弁48の軸部47の雄ネジ部を螺進させ、コイルバネ60を伸縮させてバネ弾性力を調整することにより、予め設定される。
汎用品であるクランプバンド39は、重ね合わせられたフェルール継手部42,43をそれらの外周から挟み持つ1対のバンド部50a,50bと、枢軸53,53を介してバンド部50a,50bの末端部54a,54bを横方向揺動自在に枢支する上下の連結板51,51と、バンド部50aの遊動側端部55aに枢軸56を介して横方向揺動自在に取り付けられた雄ネジ部57と、バンド部50bの遊動側端部55bのU字溝59に装入された雄ネジ部57に螺合して遊動側端部55bを遊動側端部55aに締め付ける手回し部58と、から構成されている。
引続き、上記した2軸スクリューポンプ1aの動作を図8および図9を用いて説明する。まず、逆止弁36の弁48が閉弁している状態で、モータMと脱気装置27が起動される。但し、モータMと脱気装置27の起動はどちらが先でも構わない。脱気装置27の起動後、ポンプケーシング2a内が所定の減圧度に到達すると、材料容器31中の被移送物Qが吸上げ管32、連結管33、管部21を経て、取入口18aからポンプケーシング2aのポンプ室6内に吸い上げられる。ポンプ室6内に吸い込まれた被移送物Qは、脱気装置27の吸引作用により、気体が分離されながら矢印Fで示す移送方向に押されて移送される。そうして、被移送物Qが逆止弁36に到達したのち、逆止弁36の上流側の圧力が正圧の例えば0.05MPaに達すると、コイルバネ60のバネ弾性力に抗して弁48が開き、配管61へ送り出されるのである。
以上のように、この実施形態2に係る2軸スクリューポンプ1aによれば、逆止弁36が開弁している状態で脱気装置27の吸引作用により、ポンプケーシング2aの下方位置にある容器中の被移送物Qは、ポンプケーシング2aのポンプ室6内に吸い上げられる。そして、ポンプ室6内に吸い上げられた被移送物Qは、気体を分離除去されながら圧送され得る。そのうち、吐出口19から送り出された被移送物Qの吐出圧力が設定圧力を超えたときに、逆止弁36が開弁して被移送物Qを流通させることができる。因みに、取入口18aから7mほど下方位置にある被移送物Qであっても、余裕を持ってポンプケーシング2aまで吸い上げることができている。
実施形態3.
上記した実施形態2では、逆止弁36からの被移送物Qをそのまま移送するだけのものであったが、本発明はそれに限定されるものでない。例えば、図8に示したように、逆止弁36の被移送物移送方向下流側の配管61に、その配管61内を流れる被移送物Q中の金属を探知する金属探知装置62が配備されている。この金属探知装置62は例えばシロ産業社製の装置(型番:M1511MS)が用いられ、リング状フレーム形状を成した磁気誘導方式のセンサー部を備えている。使用に際しては、センサー部のリング状フレーム内に、逆止弁36からの配管61を挿通させて用いる。但し、本発明の金属探知装置は、前記例示の金属探知装置62に限るものでない。
この実施形態3に係る2軸スクリューポンプ1aによれば、逆止弁36の下流側に金属探知装置62が配備されているので、例えば金属破断片や金属針などの金属片63が被移送物Q中に混入していても、金属探知装置62により金属片63の存在を検知することができる。従って、特に味噌や餡など粘度の高い食材を移送するものとして好適に使用することができる。この場合、被移送物Q中に気泡などが存在していると、その気泡により金属探知装置62の誤動作を引き起こすことが多々あった。そのような場合、食材の生産ラインをいったん停止したうえで、金属片63の存在を更に厳しくチェックする必要がある。最悪の場合は、そのときの生産ロット分の食材を全て廃棄せざるを得ないことがある。このようなケースの発生頻度は比較的高かった。しかしながら、この2軸スクリューポンプ1aによれば、ポンプケーシング2aにおいて被移送物Q中の気泡が100%近く除去されるので、金属探知装置62の誤検知を生じることは極めて稀であり、生産性を著しく向上化させることができる。尚、前記したように、吐出口19の下流側に金属探知装置62を配備する構成は、実施形態1の2軸スクリューポンプ1においても吐出口19の下流側に適用可能であり、実施形態3と同等の効果を呈する。
上記した実施形態2,3では、ポンプケーシング2aの上下中央部よりも下方位置に取入口18aを有する2軸スクリューポンプ1aを例示したが、本発明はそれらに限定されない。例えば、実施形態1で述べたケーシング上部に取入口18を有するポンプケーシング2と、図7に2点鎖線で示したベント管28と、図8に示した逆止弁36とを用いたものでも、吸上げ式の2軸スクリューポンプを実現できる。この場合、ベント管28の一端部がポンプケーシング2の上部の取入口18に連結され、ベント管28の他端部が材料容器31からの連結管33(図8参照)に連結される。ベント管28の他端部は、収容室52の上下中央部よりも下方位置に配置される。吸上げ式であるから、管部4の吐出口19の下流側に逆止弁36が接続されるのは実施形態2,3と同様である。このような2軸スクリューポンプであっても、ポンプケーシング2の下方位置にある材料容器31から被移送物Qを吸い上げて移送することができる。
1,1a 2軸スクリューポンプ
2,2a ポンプケーシング
5 軸受部
6 ポンプ室
7a,7b ポンプスクリュー
11 円錐コロ軸受
12 コロ軸受
13a,13b 同期歯車
18,18a 取入口
19 吐出口
20 抜出口
21 管部
23 通気溝
24 ホッパー
26 遊動端
27 脱気装置
28 ベント管
29 連通路
36 逆止弁
48 弁
49 弁座
52 収容室
58 手回し部
59 U字溝
60 コイルバネ
61 配管
62 金属探知装置
63 金属片
F 矢印
G,H 隙間
M モータ
P 領域
Q 被移送物

Claims (4)

  1. 互いに非接触で螺合して回転する一対のポンプスクリューと、一対のポンプスクリューを非接触で収容する収容室がケーシング内に形成されていて前記一対のポンプスクリューと収容室とによりポンプ室を形成するポンプケーシングと、ポンプケーシングに連結されていて前記一対のポンプスクリューの片端部を片持ち状で回動自在に支承する軸受部とを備え、ポンプ室が形成された領域のポンプケーシングには被移送物をポンプ室に取り入れるための取入口が設けられ、一対のポンプスクリューの遊動端側のポンプケーシングにはポンプ室から移送された被移送物を吐出するための吐出口が設けられていて、取入口からポンプ室に取り入れられた被移送物を、一対のポンプスクリューの回転駆動により移送し吐出口から吐出する2軸スクリューポンプにおいて、取入口よりも被移送物移送方向の上流側で且つポンプケーシングの上部に、収容室内の気体を抜き出すための抜出口を設け、当該抜出口に、収容室内の気体を抜き出す脱気装置を連結したことを特徴とする2軸スクリューポンプ。
  2. 前記取入口が、収容室の上下中央部よりも上方位置のポンプケーシングに設けられている請求項1に記載の2軸スクリューポンプ。
  3. 前記取入口が、収容室の上下中央部よりも下方位置のポンプケーシングに設けられ、被移送物移送方向へのみ被移送物の流通を許容する逆止弁が前記吐出口の被移送物移送方向下流側に設けられ、前記逆止弁に予め設定されている設定圧力を吐出圧力が超えたときに、前記逆止弁が開弁して被移送物を流通させるように構成されている請求項1に記載の2軸スクリューポンプ。
  4. 前記ポンプケーシングの吐出口の被移送物移送方向下流側に、吐出口から送り出された被移送物中の金属を探知する金属探知装置が配備されている請求項1〜3にいずれか一項に記載の2軸スクリューポンプ。
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