JP2015055121A - スプライスプレートの仮固定方法、仮固定用ボルト、及び仮固定用ガイド部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】母材及びスプライスプレートに対し、片側から仮ボルトを孔に挿入して、同じ片側から仮ボルトを締め付けて仮固定できるようにする。
【解決手段】鉄骨や鋼材等の母材6にスプライスプレート7を重ね、そのスプライスプレート7の孔7aに対し片側から仮固定用ボルト1の頭部1b側を挿入して母材6のボルト孔6aに貫通し、その仮固定用ボルト1の偏心頭部1bをボルト6a孔周囲の母材6表面に重ねる。その後、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aに仮固定用ガイド部材2のワッシャー部2bを掛け、その仮固定用ガイド部材2の突出ガイド部2cをスプライスプレート孔7aの内周面から母材ボルト孔6aの内周面に接触させた状態にして、雄ネジ部1aにナット3を締め付ける。
【選択図】図10
【解決手段】鉄骨や鋼材等の母材6にスプライスプレート7を重ね、そのスプライスプレート7の孔7aに対し片側から仮固定用ボルト1の頭部1b側を挿入して母材6のボルト孔6aに貫通し、その仮固定用ボルト1の偏心頭部1bをボルト6a孔周囲の母材6表面に重ねる。その後、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aに仮固定用ガイド部材2のワッシャー部2bを掛け、その仮固定用ガイド部材2の突出ガイド部2cをスプライスプレート孔7aの内周面から母材ボルト孔6aの内周面に接触させた状態にして、雄ネジ部1aにナット3を締め付ける。
【選択図】図10
Description
本発明は、鉄骨や鋼材等の母材に対するスプライスプレートの仮固定方法と、その方法に用いる仮固定用ボルトと、そのボルトと組み合わせて用いる仮固定用ガイド部材に関する。
鉄骨建て方、及び橋梁架設等において、その鉄骨や鋼材等の母材に継手部のスプライスプレートを取り付ける際に、そのスプライスプレートが落下しないようにするため、並びに母材とスプライスプレートとの隙間をなくすため、仮ボルトを用いてスプライスプレートを母材に仮固定する(例えば特許文献1参照)。
従来は、母材及びスプライスプレートに対し、片側から仮ボルトを孔に挿入する一方、他方の片側でナットを締め付けて、スプライスプレートを母材に仮固定していた。
従来は、母材及びスプライスプレートに対し、片側から仮ボルトを孔に挿入する一方、他方の片側でナットを締め付けて、スプライスプレートを母材に仮固定していた。
しかし、作業条件によっては、母材及びスプライスプレートに対し、片側でしか作業ができず、すなわち、その片側から仮ボルトを孔に挿入して、同じ片側から仮ボルトを仮固定しなければならい状況が考えられる。
本発明の課題は、母材及びスプライスプレートに対し、片側から仮ボルトを孔に挿入して、同じ片側から仮ボルトを締め付けて仮固定できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
鉄骨や鋼材等の母材にスプライスプレートを重ね、前記スプライスプレートの孔に対し片側から仮固定用ボルトの頭部側を挿入して前記母材のボルト孔に貫通し、前記仮固定用ボルト頭部を前記ボルト孔周囲の前記母材表面に重ねた後、
前記仮固定用ボルトの雄ネジ部に仮固定用ガイド部材を掛け、前記仮固定用ガイド部材の突出ガイド部を前記スプライスプレート孔の内周面から前記母材ボルト孔の内周面に接触させた状態にして、前記雄ネジ部にナットを締め付ける、スプライスプレートの仮固定方法を特徴とする。
鉄骨や鋼材等の母材にスプライスプレートを重ね、前記スプライスプレートの孔に対し片側から仮固定用ボルトの頭部側を挿入して前記母材のボルト孔に貫通し、前記仮固定用ボルト頭部を前記ボルト孔周囲の前記母材表面に重ねた後、
前記仮固定用ボルトの雄ネジ部に仮固定用ガイド部材を掛け、前記仮固定用ガイド部材の突出ガイド部を前記スプライスプレート孔の内周面から前記母材ボルト孔の内周面に接触させた状態にして、前記雄ネジ部にナットを締め付ける、スプライスプレートの仮固定方法を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記仮固定用ボルトの偏心頭部を前記ボルト孔周囲の前記母材表面に重ねることを特徴とする。
請求項1に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記仮固定用ボルトの偏心頭部を前記ボルト孔周囲の前記母材表面に重ねることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、
請求項1または2に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記雄ネジ部に前記仮固定用ガイド部材のワッシャー部を掛けると同時に、
前記ワッシャー部を前記孔周囲の前記スプライスプレート表面に重ねることを特徴とする。
請求項1または2に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記雄ネジ部に前記仮固定用ガイド部材のワッシャー部を掛けると同時に、
前記ワッシャー部を前記孔周囲の前記スプライスプレート表面に重ねることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記雄ネジ部に締め付ける前記ナットと前記スプライスプレートとの間に前記ワッシャー部を挟み込むことを特徴とする。
請求項3に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記雄ネジ部に締め付ける前記ナットと前記スプライスプレートとの間に前記ワッシャー部を挟み込むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、
請求項1から4のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記突出ガイド部を、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に沿って円弧状に接触させることを特徴とする。
請求項1から4のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法であって、
前記突出ガイド部を、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に沿って円弧状に接触させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、
請求項1から5のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法に用いる前記仮固定用ボルトであって、
前記雄ネジ部に対し偏心させた偏心頭部を備えることを特徴とする。
請求項1から5のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法に用いる前記仮固定用ボルトであって、
前記雄ネジ部に対し偏心させた偏心頭部を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
請求項1から5のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法に用いる前記仮固定用ガイド部材であって、
前記雄ネジ部に掛ける本体部と、
前記本体部から突出して、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に接触する突出ガイド部と、を備えることを特徴とする。
請求項1から5のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法に用いる前記仮固定用ガイド部材であって、
前記雄ネジ部に掛ける本体部と、
前記本体部から突出して、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に接触する突出ガイド部と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、
請求項7に記載の仮固定用ガイド部材であって、
前記本体部は、前記スプライスプレート孔より大径の外形を有し、前記雄ネジ部に掛けるワッシャー部であることを特徴とする。
請求項7に記載の仮固定用ガイド部材であって、
前記本体部は、前記スプライスプレート孔より大径の外形を有し、前記雄ネジ部に掛けるワッシャー部であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、
請求項7または8に記載の仮固定用ガイド部材であって、
前記突出ガイド部は、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に沿って円弧状に接触する円弧形状であることを特徴とする。
請求項7または8に記載の仮固定用ガイド部材であって、
前記突出ガイド部は、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に沿って円弧状に接触する円弧形状であることを特徴とする。
本発明によれば、母材及びスプライスプレートに対し、片側から仮固定用ボルトを孔に挿入して、同じ片側から仮固定用ボルトをナットで締め付けて仮固定することができるため、片側から仮ボルトを孔に挿入して反対側から仮固定することができない作業条件に有効に対応できる。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
(実施形態)
図1(a)及び(b)は本発明を適用した仮固定用ボルト1の一実施形態の構成を示すものである。
(実施形態)
図1(a)及び(b)は本発明を適用した仮固定用ボルト1の一実施形態の構成を示すものである。
仮固定用ボルト1は、図示のように、雄ネジ部1aに対し偏心させた偏心頭部1bを備えている。
なお、図示例において、仮固定用ボルト1は、偏心頭部1bの端面に突出して、雄ネジ部1aの延長上に位置する突出軸部1cを備えるが、この突出軸部1cはなくてもよい。
なお、図示例において、仮固定用ボルト1は、偏心頭部1bの端面に突出して、雄ネジ部1aの延長上に位置する突出軸部1cを備えるが、この突出軸部1cはなくてもよい。
図2(a)及び(b)は本発明を適用した仮固定用ガイド部材の一実施形態の構成としてガイドワッシャー2を示すものである。
ガイドワッシャー2は、図示のように、孔2aを有するワッシャー部2bから突出する突出ガイド部2cを備えている。
ワッシャー部2bは、後述するスプライスプレートの孔より大径の外形を有していて、その偏心位置に孔2aが形成されている。この孔2aに、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aが挿入される。
ワッシャー部2bは、後述するスプライスプレートの孔より大径の外形を有していて、その偏心位置に孔2aが形成されている。この孔2aに、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aが挿入される。
突出ガイド部2cは、ワッシャー部2bの中心を中心として円弧形状に形成されている。この円弧形状の突出ガイド部2cは、スプライスプレートの孔、及び後述する母材のボルト孔の内周面に沿って接触する。
なお、図示例において、突出ガイド部2cは、中心角が180度を越えて円弧形状に形成されて、スプライスプレート孔及び母材ボルト孔の内周面に沿った安定化が図られているが、ガイド機能上は少なくとも棒状であればよい。
なお、図示例において、突出ガイド部2cは、中心角が180度を越えて円弧形状に形成されて、スプライスプレート孔及び母材ボルト孔の内周面に沿った安定化が図られているが、ガイド機能上は少なくとも棒状であればよい。
図3は以上のガイドワッシャー2を仮固定用ボルト1に組み付けた状態を示すもので、図示のように、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aに、ガイドワッシャー2のワッシャー部2bが孔2aで掛けられて、ナット3が締め付けられる。
なお、図示例において、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aの先端に吊り金具4が備えられて、その吊り金具4に落下防止ロープ5が接続されている。
なお、図示例において、仮固定用ボルト1の雄ネジ部1aの先端に吊り金具4が備えられて、その吊り金具4に落下防止ロープ5が接続されている。
以上の仮固定用ボルト1及びガイドワッシャー2を用いるスプラインプレートの仮固定方法を次に説明する。
図4は母材6にスプライスプレート7をセットした状態を示すもので、図示のように、母材6には複数のボルト孔6aが形成されて、スプライスプレート7には対応する複数の孔7aが形成されている。
母材6にスプライスプレート7を重ねた状態においては、図示のように、その間に隙間が生じている。
母材6にスプライスプレート7を重ねた状態においては、図示のように、その間に隙間が生じている。
図5は母材6及びスプライスプレート7に仮固定用ボルト1をセットした状態を示すもので、図示のように、母材6に対しスプライスプレート7側において、矢印で示すように、仮固定用ボルト1の偏心頭部1b側をスプライスプレート孔7aから母材ボルト孔6aに挿入する。
図6は図5の仮固定用ボルト1の偏心頭部1b側の端面を示すもので、図示のように、偏心頭部1bが母材ボルト孔6aを通る。
図7は図5の仮固定用ボルト1の偏心頭部1b側を母材6に引っ掛ける状態を示すもので、矢印で示すように、偏心頭部1bを母材ボルト孔6aに貫通させて外部に出し、偏心頭部1bをその雄ネジ部1aに対する偏心側に若干移動させて、ボルト孔6a周囲の母材6表面に偏心頭部1bを重ねて引っ掛ける。
図8は図7の仮固定用ボルト1の偏心頭部1b側の端面を示すもので、図示のように、ボルト孔6a周囲に偏心頭部1bが重なるように位置する。
図9は図7の仮固定用ボルト1にガイドワッシャー2をセットする状態を示すもので、矢印で示すように、雄ネジ部1aにガイドワッシャー2のワッシャー部2bを孔2aで掛けて、突出ガイド部2cをスプライスプレート孔7aから母材ボルト孔6aに挿入する。
そして、ワッシャー部2bを孔7a周囲のスプライスプレート7表面に重ねる。
そして、ワッシャー部2bを孔7a周囲のスプライスプレート7表面に重ねる。
この状態において、突出ガイド部2cは、図2(a)に示したように、ワッシャー部2bの中心を中心として円弧形状となっており、この円弧形状の突出ガイド部2cが、スプライスプレート孔7a及び母材ボルト孔6aの内周面に沿って中心角が180度を越えた円弧状に安定して接触している。
図10は図9の仮固定用ボルト1にガイドワッシャー2をセットしてナット3を締め込む状態を示すもので、矢印で示すように、雄ネジ部1aにナット3を締め込む。
従って、図示のように、ワッシャー部2bがナット3とスプライスプレート7との間に挟み込まれて、母材6にスプライスプレート7が密着した状態となる。
従って、図示のように、ワッシャー部2bがナット3とスプライスプレート7との間に挟み込まれて、母材6にスプライスプレート7が密着した状態となる。
その後、他のスプライスプレート孔7a及び母材ボルト孔6aに図示しない位置決めピンを打ち込み、スプライスプレート孔7aを正規の母材ボルト孔6a位置に合わせる作業が行われてから本ボルトがセットされる。
図11は図10の他のスプライスプレート孔7a及び母材ボルト孔6aに本ボルト(高力ボルト)8をセットした状態を示すものである。
すなわち、図示のように、本ボルトである高力ボルト8の大径雄ネジ部8aをスプライスプレート孔7aから挿入して母材ボルト孔6aに締め込んだ後、高力ボルト8のスプライスプレート孔7aから突出した小径雄ネジ部8bに本ナット9を締め込む。
すなわち、図示のように、本ボルトである高力ボルト8の大径雄ネジ部8aをスプライスプレート孔7aから挿入して母材ボルト孔6aに締め込んだ後、高力ボルト8のスプライスプレート孔7aから突出した小径雄ネジ部8bに本ナット9を締め込む。
以上、実施形態の仮固定用ボルト1及びガイドワッシャー2によれば、母材6及びスプライスプレート7に対し、片側から仮固定用ボルト1を孔7a及びボルト孔6bに挿入して、同じ片側から仮固定用ボルト1をナット3で締め付けて仮固定することができる。
従って、片側から仮ボルトを孔に挿入して反対側から仮固定することができないような作業条件に有効に対応することができる。
従って、片側から仮ボルトを孔に挿入して反対側から仮固定することができないような作業条件に有効に対応することができる。
(変形例)
以上の実施形態においては、仮固定用ガイド部材としてガイドワッシャーとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、雄ネジ部に掛ける本体部とスプライスプレート孔及び母材ボルト孔に挿入してその内周面に接触させる突出ガイド部を備えるものであればよい。
また、仮固定用のボルト及びガイド部材の形状等は任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
以上の実施形態においては、仮固定用ガイド部材としてガイドワッシャーとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、雄ネジ部に掛ける本体部とスプライスプレート孔及び母材ボルト孔に挿入してその内周面に接触させる突出ガイド部を備えるものであればよい。
また、仮固定用のボルト及びガイド部材の形状等は任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
1 仮固定用ボルト
1a 雄ネジ部
1b 偏心頭部
2 仮固定用ガイド部材
2a 孔
2b ワッシャー部
2c 突出ガイド部
3 ナット
4 吊り金具
5 落下防止ロープ
6 母材
6a ボルト孔
7 スプライスプレート
7a 孔
8 本ボルト
8a 大径雄ネジ部
8b 小径雄ネジ部
9 本ナット
1a 雄ネジ部
1b 偏心頭部
2 仮固定用ガイド部材
2a 孔
2b ワッシャー部
2c 突出ガイド部
3 ナット
4 吊り金具
5 落下防止ロープ
6 母材
6a ボルト孔
7 スプライスプレート
7a 孔
8 本ボルト
8a 大径雄ネジ部
8b 小径雄ネジ部
9 本ナット
Claims (9)
- 鉄骨や鋼材等の母材にスプライスプレートを重ね、前記スプライスプレートの孔に対し片側から仮固定用ボルトの頭部側を挿入して前記母材のボルト孔に貫通し、前記仮固定用ボルト頭部を前記ボルト孔周囲の前記母材表面に重ねた後、
前記仮固定用ボルトの雄ネジ部に仮固定用ガイド部材を掛け、前記仮固定用ガイド部材の突出ガイド部を前記スプライスプレート孔の内周面から前記母材ボルト孔の内周面に接触させた状態にして、前記雄ネジ部にナットを締め付けることを特徴とするスプライスプレートの仮固定方法。 - 前記仮固定用ボルトの偏心頭部を前記ボルト孔周囲の前記母材表面に重ねることを特徴とする請求項1に記載のスプライスプレートの仮固定方法。
- 前記雄ネジ部に前記仮固定用ガイド部材のワッシャー部を掛けると同時に、
前記ワッシャー部を前記孔周囲の前記スプライスプレート表面に重ねることを特徴とする請求項1または2に記載のスプライスプレートの仮固定方法。 - 前記雄ネジ部に締め付ける前記ナットと前記スプライスプレートとの間に前記ワッシャー部を挟み込むことを特徴とする請求項3に記載のスプライスプレートの仮固定方法。
- 前記突出ガイド部を、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に沿って円弧状に接触させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法に用いる前記仮固定用ボルトであって、
前記雄ネジ部に対し偏心させた偏心頭部を備えることを特徴とする仮固定用ボルト。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のスプライスプレートの仮固定方法に用いる前記仮固定用ガイド部材であって、
前記雄ネジ部に掛ける本体部と、
前記本体部から突出して、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に接触する突出ガイド部と、を備えることを特徴とする仮固定用ガイド部材。 - 前記本体部は、前記スプライスプレート孔より大径の外形を有し、前記雄ネジ部に掛けるワッシャー部であることを特徴とする請求項7に記載の仮固定用ガイド部材。
- 前記突出ガイド部は、前記スプライスプレート孔及び前記母材ボルト孔の内周面に沿って円弧状に接触する円弧形状であることを特徴とする請求項7または8に記載の仮固定用ガイド部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013189941A JP2015055121A (ja) | 2013-09-13 | 2013-09-13 | スプライスプレートの仮固定方法、仮固定用ボルト、及び仮固定用ガイド部材 |
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JP (1) | JP2015055121A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6170217A (ja) * | 1984-09-13 | 1986-04-11 | 宮崎 貞夫 | 接合部すべり止め具 |
JPS62100317U (ja) * | 1985-07-18 | 1987-06-26 | ||
JPH07259182A (ja) * | 1994-03-16 | 1995-10-09 | Daiwa House Ind Co Ltd | 角形鋼管柱相互の剛接合構造 |
JPH07310727A (ja) * | 1994-05-20 | 1995-11-28 | Katsumi Ikeda | 物品取付体および物品取付体の仮止め方法 |
-
2013
- 2013-09-13 JP JP2013189941A patent/JP2015055121A/ja active Pending
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